JPH0950793A - 電池缶の製造方法 - Google Patents
電池缶の製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シゴキ工程時のヘアラインの発生を防止で
き、シゴキ用ダイスの交換が不要となって、製缶稼働効
率を向上させることができる電池缶の製造方法の提供。 【構成】 アニール後のニッケルメッキ鋼板を電池缶素
材として用い、この電池缶素材から深絞り工程でカップ
状中間製品1を製作し、その後シゴキ工程で前記カップ
状中間製品1の側周部1aを展延させて所定形状の電池
缶2を製作する電池缶の製造方法において、アニール後
のニッケルメッキ鋼板として、その表面のニッケルメッ
キ層のニッケル粒子が5.0μm2 断面積以下となるも
のを用いたことを特徴とする。
き、シゴキ用ダイスの交換が不要となって、製缶稼働効
率を向上させることができる電池缶の製造方法の提供。 【構成】 アニール後のニッケルメッキ鋼板を電池缶素
材として用い、この電池缶素材から深絞り工程でカップ
状中間製品1を製作し、その後シゴキ工程で前記カップ
状中間製品1の側周部1aを展延させて所定形状の電池
缶2を製作する電池缶の製造方法において、アニール後
のニッケルメッキ鋼板として、その表面のニッケルメッ
キ層のニッケル粒子が5.0μm2 断面積以下となるも
のを用いたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一次電池や二次電池のケ
ース缶となる電池缶の製造方法に関するものである。
ース缶となる電池缶の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電池缶の製造方法として、アニール後の
ニッケルメッキ鋼板を電池素材として用い、この電池缶
素材から深絞り工程でカップ状中間製品を製作し、その
後シゴキ工程で前記カップ状中間製品の側周部を展延さ
せて所定形状の電池缶を製作する方法が知られている
(特開平5−89861号公報参照。)。
ニッケルメッキ鋼板を電池素材として用い、この電池缶
素材から深絞り工程でカップ状中間製品を製作し、その
後シゴキ工程で前記カップ状中間製品の側周部を展延さ
せて所定形状の電池缶を製作する方法が知られている
(特開平5−89861号公報参照。)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の製造方
法におけるシゴキ工程においては、缶側周面にシゴキ方
向の縦傷(ヘアライン)が発生し、生産個数の増大と共
に、このヘアラインの数および傷の深さ、大きさが増大
し、ついにはシゴキ用ダイスの交換が必要となり、製缶
稼働効率を著しく低下させている。通常は、1万〜2万
缶を製造した時点で、シゴキ用ダイスを交換している。
法におけるシゴキ工程においては、缶側周面にシゴキ方
向の縦傷(ヘアライン)が発生し、生産個数の増大と共
に、このヘアラインの数および傷の深さ、大きさが増大
し、ついにはシゴキ用ダイスの交換が必要となり、製缶
稼働効率を著しく低下させている。通常は、1万〜2万
缶を製造した時点で、シゴキ用ダイスを交換している。
【0004】本発明は上記問題点を解消することを目的
とする。
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、アニール後のニッケルメッキ鋼板を電池缶素
材として用い、この電池缶素材から深絞り工程でカップ
状中間製品を製作し、その後シゴキ工程で前記カップ状
中間製品の側周部を展延させて所定形状の電池缶を製作
する電池缶の製造方法において、アニール後のニッケル
メッキ鋼板として、その表面のニッケルメッキ層のニッ
ケル粒子が5.0μm2 断面積以下となるものを用いた
ことを特徴とする。
するため、アニール後のニッケルメッキ鋼板を電池缶素
材として用い、この電池缶素材から深絞り工程でカップ
状中間製品を製作し、その後シゴキ工程で前記カップ状
中間製品の側周部を展延させて所定形状の電池缶を製作
する電池缶の製造方法において、アニール後のニッケル
メッキ鋼板として、その表面のニッケルメッキ層のニッ
ケル粒子が5.0μm2 断面積以下となるものを用いた
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明が完成されるに至った経過を説明する。
本発明者は上記ヘアライン発生の原因を調査検討してい
た際に、電池缶素材としてアニールをする前のニッケル
メッキ鋼板を使用すると、シゴキ工程においてヘアライ
ンが発生しないことに気付いた。何故アニール無しのニ
ッケルメッキ鋼板においては、ヘアラインが発生しない
かについて、更に研究を進めた結果、アニールの前後に
おいて、ニッケルメッキ層のニッケル粒子の大きさに著
しい変化が生じていることが判明した。従来のニッケル
メッキ鋼板においては、例えばアニール前のニッケル粒
子の断面積は1.2μm2 であったが、通常のアニール
(600℃、8時間)を施した後には、それは14.5
μm2 に成長していた。
本発明者は上記ヘアライン発生の原因を調査検討してい
た際に、電池缶素材としてアニールをする前のニッケル
メッキ鋼板を使用すると、シゴキ工程においてヘアライ
ンが発生しないことに気付いた。何故アニール無しのニ
ッケルメッキ鋼板においては、ヘアラインが発生しない
かについて、更に研究を進めた結果、アニールの前後に
おいて、ニッケルメッキ層のニッケル粒子の大きさに著
しい変化が生じていることが判明した。従来のニッケル
メッキ鋼板においては、例えばアニール前のニッケル粒
子の断面積は1.2μm2 であったが、通常のアニール
(600℃、8時間)を施した後には、それは14.5
μm2 に成長していた。
【0007】このような結果に基づき、本発明者は前記
ニッケル粒子の大きさが、前記ヘアライン発生に影響を
及ぼすと考え、種々実験を行った結果、前記ニッケル粒
子を5.0μm2 断面積以下にすれば、ヘアライン発生
を防止できるとの結論を得るに至った。そして、ヘアラ
イン発生防止という観点からのみでは、従来のニッケル
メッキ鋼板をアニールなしで使用すればよいということ
になるが、アニールを施さないと、ニッケル層と鉄層と
の間にニッケル鉄合金層が形成されず、深絞り工程時の
曲げ加工によってニッケル層と鉄層との間に剥離が生
じ、電池缶にピンホールが発生してしまうことになる。
従って、アニールなしのニッケルメッキ鋼板を用いるこ
とは、現実的に不可能である。
ニッケル粒子の大きさが、前記ヘアライン発生に影響を
及ぼすと考え、種々実験を行った結果、前記ニッケル粒
子を5.0μm2 断面積以下にすれば、ヘアライン発生
を防止できるとの結論を得るに至った。そして、ヘアラ
イン発生防止という観点からのみでは、従来のニッケル
メッキ鋼板をアニールなしで使用すればよいということ
になるが、アニールを施さないと、ニッケル層と鉄層と
の間にニッケル鉄合金層が形成されず、深絞り工程時の
曲げ加工によってニッケル層と鉄層との間に剥離が生
じ、電池缶にピンホールが発生してしまうことになる。
従って、アニールなしのニッケルメッキ鋼板を用いるこ
とは、現実的に不可能である。
【0008】そこで本発明者は、ニッケルメッキ方法を
改善して、ニッケル粒子が当初から極めて小さいニッケ
ルメッキ鋼板を作成したり、あるいはアニールの条件を
変えてニッケル粒子の成長を抑えたり、更には両方法を
組み合わせることにより、アニール後においても、ニッ
ケル粒子を5.0μm2 断面積以下のものにすることに
より、シゴキ工程時のヘアラインの発生を防止したので
ある。
改善して、ニッケル粒子が当初から極めて小さいニッケ
ルメッキ鋼板を作成したり、あるいはアニールの条件を
変えてニッケル粒子の成長を抑えたり、更には両方法を
組み合わせることにより、アニール後においても、ニッ
ケル粒子を5.0μm2 断面積以下のものにすることに
より、シゴキ工程時のヘアラインの発生を防止したので
ある。
【0009】
【実施例】本発明をLR6アルマン電池用の電池缶の製
造方法に適用した実施例につき図面を参照しつつ説明す
る。
造方法に適用した実施例につき図面を参照しつつ説明す
る。
【0010】電池缶素材として、後述のようなアニール
後のニッケルメッキ鋼板を用いた。
後のニッケルメッキ鋼板を用いた。
【0011】この電池缶素材をフープ材としてプレス機
に供給し、プレス機において周知の深絞り工程で、電池
缶素材を所定形状に打抜き、深絞りを行うことで、図1
に示すようなカップ状中間製品1を得た。
に供給し、プレス機において周知の深絞り工程で、電池
缶素材を所定形状に打抜き、深絞りを行うことで、図1
に示すようなカップ状中間製品1を得た。
【0012】次に図2に示す絞り兼シゴキ機を用いてカ
ップ状中間製品1に、1段の絞り加工及び3段のシゴキ
加工を一挙に施して、図3に示す電池缶2を製作した。
ップ状中間製品1に、1段の絞り加工及び3段のシゴキ
加工を一挙に施して、図3に示す電池缶2を製作した。
【0013】前記絞り兼シゴキ機は、中間製品搬送部
3、パンチ4、ダイス機構5、ストリッパー6等を備え
ている。
3、パンチ4、ダイス機構5、ストリッパー6等を備え
ている。
【0014】前記中間製品搬送部3は、先ずカップ状中
間製品1を順次成形箇所に搬送する。ダイス機構5に
は、絞りダイス5a、第1シゴキダイス5b、第2シゴ
キダイス5c及び第3シゴキダイス5dが配設され、こ
れらダイス5a〜5dはパンチ4の軸心と同心となるよ
うに直列に配されている。成形箇所に搬送され位置決め
された中間製品1はパンチ4の押動により、絞りダイス
5aによって、その形状がパンチ4の先端部形状に沿っ
た形状になるように絞られる。この絞り加工によって、
中間製品1は若干小径かつ胴長に変形されるが、その肉
厚における変化はほとんどない。
間製品1を順次成形箇所に搬送する。ダイス機構5に
は、絞りダイス5a、第1シゴキダイス5b、第2シゴ
キダイス5c及び第3シゴキダイス5dが配設され、こ
れらダイス5a〜5dはパンチ4の軸心と同心となるよ
うに直列に配されている。成形箇所に搬送され位置決め
された中間製品1はパンチ4の押動により、絞りダイス
5aによって、その形状がパンチ4の先端部形状に沿っ
た形状になるように絞られる。この絞り加工によって、
中間製品1は若干小径かつ胴長に変形されるが、その肉
厚における変化はほとんどない。
【0015】パンチ4の押動が進むと、中間製品1は、
第1シゴキダイス5bによって、第1段のシゴキ加工が
施される。この第1段のシゴキ加工により、中間製品1
の側周部1aは展延され、その肉厚が小となると共に硬
度が高められる。更にパンチ4の押動が進むと、中間製
品1は、第1シゴキダイス5bより内径が小の第2シゴ
キダイス5cによって、次いで第2シゴキダイス5cよ
り内径が小の第3シゴキダイス5dによって、第2段及
び第3段のシゴキ加工が順次施され、その側周部1aは
順次展延され、更に肉厚が小となると共に硬度が高めら
れる。
第1シゴキダイス5bによって、第1段のシゴキ加工が
施される。この第1段のシゴキ加工により、中間製品1
の側周部1aは展延され、その肉厚が小となると共に硬
度が高められる。更にパンチ4の押動が進むと、中間製
品1は、第1シゴキダイス5bより内径が小の第2シゴ
キダイス5cによって、次いで第2シゴキダイス5cよ
り内径が小の第3シゴキダイス5dによって、第2段及
び第3段のシゴキ加工が順次施され、その側周部1aは
順次展延され、更に肉厚が小となると共に硬度が高めら
れる。
【0016】シゴキ加工後、ストリッパー6によって絞
り兼シゴキ機から取外された製品は端部を切断されて、
図3に示す電池缶2となる。
り兼シゴキ機から取外された製品は端部を切断されて、
図3に示す電池缶2となる。
【0017】次に電池缶素材としてのニッケルメッキ鋼
板につき説明する。
板につき説明する。
【0018】(実施例1)厚さ0.40mm鋼板の表面
及び裏面の夫々に2.4μm厚のニッケルメッキを施し
た。ニッケルメッキ時には、有機添加物(光沢剤)とし
て、ナフタリンスルヂフォン酸ソーダを添加し、メッキ
槽内の電流密度を大にすることにより、ニッケル粒子が
小さくなるようにニッケルメッキ層を形成した。このニ
ッケルメッキ層の表面をイオンエッチング後電子顕微鏡
で観察すると、30μm中に64個のニッケル粒子を数
えることができた。すなわちニッケル粒子の平均径が
0.47μm、平均断面積が0.22μm2 であった。
及び裏面の夫々に2.4μm厚のニッケルメッキを施し
た。ニッケルメッキ時には、有機添加物(光沢剤)とし
て、ナフタリンスルヂフォン酸ソーダを添加し、メッキ
槽内の電流密度を大にすることにより、ニッケル粒子が
小さくなるようにニッケルメッキ層を形成した。このニ
ッケルメッキ層の表面をイオンエッチング後電子顕微鏡
で観察すると、30μm中に64個のニッケル粒子を数
えることができた。すなわちニッケル粒子の平均径が
0.47μm、平均断面積が0.22μm2 であった。
【0019】上記ニッケルメッキ鋼板に、600℃、8
時間のアニールを施した。この結果、純ニッケル層の厚
みが1.3μm、ニッケル鉄合金層の厚みが2.8μm
となった。又その表面をイオンエッチング後電子顕微鏡
で観察すると、30μm中に21個のニッケル粒子を数
えることができた。すなわちニッケル粒子の平均径が
1.43μm、平均断面積が2.04μm2 となった。
時間のアニールを施した。この結果、純ニッケル層の厚
みが1.3μm、ニッケル鉄合金層の厚みが2.8μm
となった。又その表面をイオンエッチング後電子顕微鏡
で観察すると、30μm中に21個のニッケル粒子を数
えることができた。すなわちニッケル粒子の平均径が
1.43μm、平均断面積が2.04μm2 となった。
【0020】上記のアニール後のニッケルメッキ鋼板を
用いて、上記製造工程で電池缶を製作したが、シゴキ工
程におけるヘアラインの発生が見られず、50万個生産
しても、シゴキ用ダイスの交換は不要であった。
用いて、上記製造工程で電池缶を製作したが、シゴキ工
程におけるヘアラインの発生が見られず、50万個生産
しても、シゴキ用ダイスの交換は不要であった。
【0021】(実施例2)厚さ0.40mm鋼板の表面
及び裏面の夫々に3.5μm厚のニッケルメッキを施し
た。ニッケルメッキ時には、有機添加物(光沢剤)とし
て、1,4ブチンヂオール&クマリンなどを添加し、p
Hを高く、メッキ温度を下げることにより、ニッケル粒
子が小さくなるようにニッケルメッキ層を形成した。こ
のニッケルメッキ層の表面をイオンエッチング後電子顕
微鏡で観察すると、30μm中に41個のニッケル粒子
を数えることができた。すなわちニッケル粒子の平均径
が0.73μm、平均断面積が0.53μm2 であっ
た。
及び裏面の夫々に3.5μm厚のニッケルメッキを施し
た。ニッケルメッキ時には、有機添加物(光沢剤)とし
て、1,4ブチンヂオール&クマリンなどを添加し、p
Hを高く、メッキ温度を下げることにより、ニッケル粒
子が小さくなるようにニッケルメッキ層を形成した。こ
のニッケルメッキ層の表面をイオンエッチング後電子顕
微鏡で観察すると、30μm中に41個のニッケル粒子
を数えることができた。すなわちニッケル粒子の平均径
が0.73μm、平均断面積が0.53μm2 であっ
た。
【0022】上記ニッケルメッキ鋼板に、550℃、8
時間のアニールを施した。この結果、純ニッケル層の厚
みが2.1μm、ニッケル鉄合金層の厚みが3.9μm
となった。又その表面をイオンエッチング後電子顕微鏡
で観察すると、30μm中に16個のニッケル粒子を数
えることができた。すなわちニッケル粒子の平均径が
1.88μm、平均断面積が3.53μm2 となった。
時間のアニールを施した。この結果、純ニッケル層の厚
みが2.1μm、ニッケル鉄合金層の厚みが3.9μm
となった。又その表面をイオンエッチング後電子顕微鏡
で観察すると、30μm中に16個のニッケル粒子を数
えることができた。すなわちニッケル粒子の平均径が
1.88μm、平均断面積が3.53μm2 となった。
【0023】上記のアニール後のニッケルメッキ鋼板を
用いて、上記製造工程で電池缶を製作したが、シゴキ工
程におけるヘアラインの発生が見られず、50万個生産
しても、シゴキ用ダイスの交換は不要であった。
用いて、上記製造工程で電池缶を製作したが、シゴキ工
程におけるヘアラインの発生が見られず、50万個生産
しても、シゴキ用ダイスの交換は不要であった。
【0024】(比較例)厚さ0.40mm鋼板の表面及
び裏面の夫々に2.3μm厚のニッケルメッキを施し
た。ニッケルメッキ時には、有機添加物(光沢剤)とし
て、ナフタリンスルヂフォン酸ソーダを添加し、従来の
ものよりは、ニッケル粒子が小さくなるようにニッケル
メッキ層を形成した。このニッケルメッキ層の表面をイ
オンエッチング後電子顕微鏡で観察すると、30μm中
に40個のニッケル粒子を数えることができた。すなわ
ちニッケル粒子の平均径が0.75μm、平均断面積が
0.56μm2 であった。
び裏面の夫々に2.3μm厚のニッケルメッキを施し
た。ニッケルメッキ時には、有機添加物(光沢剤)とし
て、ナフタリンスルヂフォン酸ソーダを添加し、従来の
ものよりは、ニッケル粒子が小さくなるようにニッケル
メッキ層を形成した。このニッケルメッキ層の表面をイ
オンエッチング後電子顕微鏡で観察すると、30μm中
に40個のニッケル粒子を数えることができた。すなわ
ちニッケル粒子の平均径が0.75μm、平均断面積が
0.56μm2 であった。
【0025】上記ニッケルメッキ鋼板に、600℃、8
時間のアニールを施した。この結果、純ニッケル層の厚
みが1.4μm、ニッケル鉄合金層の厚みが2.9μm
となった。又その表面をイオンエッチング後電子顕微鏡
で観察すると、30μm中に11個のニッケル粒子を数
えることができた。すなわちニッケル粒子の平均径が
2.72μm、平均断面積が7.40μm2 となった。
時間のアニールを施した。この結果、純ニッケル層の厚
みが1.4μm、ニッケル鉄合金層の厚みが2.9μm
となった。又その表面をイオンエッチング後電子顕微鏡
で観察すると、30μm中に11個のニッケル粒子を数
えることができた。すなわちニッケル粒子の平均径が
2.72μm、平均断面積が7.40μm2 となった。
【0026】上記のアニール後のニッケルメッキ鋼板を
用いて、上記製造工程で電池缶を製作した結果、従来例
に比較し、シゴキ工程におけるヘアラインの発生は抑制
されたが、結局はヘアラインの発生が見られ、3万個生
産時点でシゴキ用ダイスを交換した。
用いて、上記製造工程で電池缶を製作した結果、従来例
に比較し、シゴキ工程におけるヘアラインの発生は抑制
されたが、結局はヘアラインの発生が見られ、3万個生
産時点でシゴキ用ダイスを交換した。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、シゴキ工程時のヘアラ
インの発生を防止でき、シゴキ用ダイスの交換が不要と
なって、製缶稼働効率を向上させることができる。
インの発生を防止でき、シゴキ用ダイスの交換が不要と
なって、製缶稼働効率を向上させることができる。
【図1】本発明の実施例におけるカップ状中間製品を示
す断面図。
す断面図。
【図2】本発明の実施例における絞り兼シゴキ機の概略
平面図。
平面図。
【図3】本発明の実施例における電池缶を示す一部切欠
断面図。
断面図。
1 カップ状中間製品 1a 側周部 2 電池缶 5b〜5d シゴキダイス
Claims (1)
- 【請求項1】 アニール後のニッケルメッキ鋼板を電池
缶素材として用い、この電池缶素材から深絞り工程でカ
ップ状中間製品を製作し、その後シゴキ工程で前記カッ
プ状中間製品の側周部を展延させて所定形状の電池缶を
製作する電池缶の製造方法において、アニール後のニッ
ケルメッキ鋼板として、その表面のニッケルメッキ層の
ニッケル粒子が5.0μm2 断面積以下となるものを用
いたことを特徴とする電池缶の製造方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7200612A JPH0950793A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 電池缶の製造方法 |
| DE69604883T DE69604883T2 (de) | 1995-08-07 | 1996-08-07 | Batteriegehäuse Herstellungsverfahren |
| EP96305791A EP0762519B1 (en) | 1995-08-07 | 1996-08-07 | Manufacturing method of battery can |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7200612A JPH0950793A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 電池缶の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0950793A true JPH0950793A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16427272
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7200612A Pending JPH0950793A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 電池缶の製造方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0762519B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0950793A (ja) |
| DE (1) | DE69604883T2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2045851A1 (en) | 2007-09-25 | 2009-04-08 | Panasonic Corporation | Battery can, battery using the same, and method for manufacturing the same |
Families Citing this family (2)
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|---|---|---|---|---|
| TW338071B (en) * | 1996-05-09 | 1998-08-11 | Toyo Koban Kk | A battery container and surface treated steel sheet for battery container |
| WO2001084647A1 (en) * | 2000-04-28 | 2001-11-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Cell tube and method of manufacturing the cell tube |
Family Cites Families (3)
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|---|---|---|---|---|
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| US5576113A (en) * | 1993-06-04 | 1996-11-19 | Katayama Special Industries, Ltd. | Battery can, sheet for forming battery can, and method for manufacturing sheet |
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1995
- 1995-08-07 JP JP7200612A patent/JPH0950793A/ja active Pending
-
1996
- 1996-08-07 DE DE69604883T patent/DE69604883T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-08-07 EP EP96305791A patent/EP0762519B1/en not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2045851A1 (en) | 2007-09-25 | 2009-04-08 | Panasonic Corporation | Battery can, battery using the same, and method for manufacturing the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| DE69604883D1 (de) | 1999-12-02 |
| EP0762519A1 (en) | 1997-03-12 |
| DE69604883T2 (de) | 2000-03-30 |
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