JPH09508014A - ウマ動脈炎ウイルスペプチド、該ペプチドに対する抗体、及びこれらの診断検査での使用 - Google Patents

ウマ動脈炎ウイルスペプチド、該ペプチドに対する抗体、及びこれらの診断検査での使用

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JPH09508014A JP7518914A JP51891495A JPH09508014A JP H09508014 A JPH09508014 A JP H09508014A JP 7518914 A JP7518914 A JP 7518914A JP 51891495 A JP51891495 A JP 51891495A JP H09508014 A JPH09508014 A JP H09508014A
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Abstract

(57)【要約】 動物においてウマ動脈炎ウイルスに対する免疫応答を生起し得るエピトープを1個以上含むペプチドまたはペプチド複合体であって、そのエピトープがウマ動脈炎ウイルスGLタンパク質(配列番号2)のアミノ酸28〜137に対応するアミノ酸配列中に存在するエピトープの中から選択され、その際ペプチドはウマ動脈炎ウイルスGLタンパク質そのものではないことを特徴とするペプチドまたはペプチド複合体を提供する。この発明のペプチド及びペプチド複合体は、ウマ動脈炎ウイルスに対するワクチン及びウマ流産に関連する薬剤に用いられ、またそのペプチド及びペプチド複合体に対する抗体についてのELISAアッセイを含めた結合アッセイ用の結合剤として用いられる。そのうえ、この発明のペプチド及びペプチド複合体に対する抗体及び抗血清を、ウイルスそのものを対象とするアッセイにおいて上で述べたような結合剤として用いることも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】ウマ動脈炎ウイルスペプチド、該ペプチドに対する抗体、 及びこれらの診断検査での使用 本発明は、ウマ動脈炎ウイルス(EAV)及びウマ動脈炎ウイルス媒介疾患に 関する組み換えDNA及び該組み換えDNAによってコードされる、ワクチン製 造に用いられるタンパク質並びに診断検査キット及び診断方法に係わる。 ウイルス性ウマ動脈炎は報告されている患者がウマ及びロバのみである疾患で 、40年ほど前から知られており、きわめて様々な臨床徴候を伴って発症する。 EAV感染はその最も重篤な形態では流産を惹起し、この事実により前記感染は 、特に競走馬育種産業にとって潜在的に重大な商業的脅威となる。初期の獣医学 論文ではEAV感染は、流行性化膿性(cellulitus)結膜炎またはウ マインフルエンザとして言及されている。疾患の発生は希にしか確認されず、一 本鎖RNAウイルスそれ自体の野生単離株はまれである。 上記ウイルスは呼吸経路及び交尾経路によって伝達され、血清反応陽性種牡馬 の30%がキャリヤであると認められることから、交尾経路が特に懸念材料とな るが、これはウ イルスを放出する(shedding)前記のような種牡馬は結果的に繁殖用牝 馬を感染させかねないからである。上記ウイルス、及び該ウイルスの種牡馬キャ リヤが媒介する感染の可能性の潜在的な経済的重要性に照らして、EAVの予防 処置と確実な診断との両方が必要とされている。 ELISA、ウイルス中和(VN)方式及び補体結合(CF)方式に基づく室 内検査法が開発されている(Chirnside,Br.vet.J.148, p.181,1992参照)。周知のELISAは、インフルエンザなど他の疾 患及びヘルペスウイルスに関して以前に予防接種を受けたウマに由来する組織、 例えば血清等に適用した場合比較的低感度であり、一方VN及びCF方式は限ら れた一時的感度しか有しない。VN検査は予防接種と自然感染とを区別できない 。 予防接種操作では、不活化ワクチン及び弱毒生ワクチンの安全性及び効力が専 ら求められてきた。生ワクチンは鼻咽腔からのウイルス放出を惹起する恐れが有 り、その結果として同じ建物内で飼われている、予防接種処理を受けていない動 物が感染しかねない。公知のホルマリン処理(formalinised)ワク チンは確実な防御を実現し ない。 診断検査とワクチンとの両方に改良を加える試みには、様々なEAVタンパク 質に対する抗体群についての研究が含まれている。特に29Kエンベロープタン パク質は、マウスにおいて抗原性であり、かつ中和抗体の産生を惹起し得ること が確認されている(Balasuriya等,Journal of Gene ral Virology74,pp.2525−2529,1993)。この タンパク質の特性(identity)は未知であるが、本出願の優先権主張日 以後にDeregt等によって報告された研究(J.General Viro logy 75,pp.2439−2444)は、GLタンパク質に対する幾つ かのモノクローナル抗体はヌクレオキャプシドNタンパク質に対する抗体のよう にEAV中和性であることを示している。だが、ウマでの検査結果は報告されて いない。 本発明者は、動物、特にウマに投与した時にEAVに対する有効な中和免疫応 答を生起する単離ペプチドを提供し、このペプチドは結合アッセイ方式で結合剤 として用いた場合高感度のEAV抗体検出を実現する。本発明者は、上記 のようなペプチドをコードするDNAも提供する。 本発明は第一の態様において、動物においてウマ動脈炎ウイルスを中和する抗 体を生成させる免疫応答を誘起し得るエピトープを1個以上含むペプチドまたは ペプチド複合体(peptide conjugates)であって、前記エピ トープがウマ動脈炎ウイルス(EAV)GLタンパク質のアミノ酸19〜137 に対応するアミノ酸配列(配列番号3)中に存在するエピトープの中から選択さ れ、ペプチドはGLタンパク質ではないことを特徴とするペプチドまたはペプチ ド複合体を提供する。 好ましい本発明のペプチドまたはペプチド複合体はEAV GLのアミノ酸2 8〜137に対応するアミノ酸配列(配列番号4)中に存在するエピトープを含 み、更に好ましくはEAV GLのアミノ酸75〜97に対応するアミノ酸配列 (配列番号5)、最も好ましくはアミノ酸85〜97に対応するアミノ酸配列( 配列番号7)中に存在するエピトープを含む。好ましい本発明のペプチドまたは ペプチド複合体はウマ動脈炎ウイルスGLタンパク質のアミノ酸75〜97に対 応するアミノ酸配列またはこれと少なくとも90%相同である配列;好ましくは ウマ動脈炎ウイ ルスGLタンパク質のアミノ酸28〜137の配列(配列番号4)と少なくとも 90%相同である配列で、ただしアミノ酸85〜97、より好ましくは75〜9 7の配列または当該配列と少なくとも90%相同である配列に対応するアミノ酸 配列を含む。場合によっては用い得る他の望ましい同定エピトープに、アミノ酸 33〜44及び53〜64が有る。 本発明の第二の態様は、動物においてウマ動脈炎ウイルスを中和する抗体を生 成させる免疫応答を誘起し得るエピトープを1個以上含むペプチドまたはペプチ ド複合体であって、診断薬としての使用のために前記エピトープがウマ動脈炎ウ イルスGLタンパク質のアミノ酸19〜137に対応するアミノ酸配列(配列番 号3)中に存在するエピトープの中から選択されることを特徴とするペプチドま たはペプチド複合体を提供する。このようなペプチドまたはペプチド複合体は特 に、EAVを検出する診断薬として用いられる。この態様には当然ながら、上記 のような用途に充てるものとしてウマ動脈炎ウイルスGLタンパク質そのものも 含まれる。配列番号2を含むペプチドまたはペプチド複合体が好ましい。上記の ような用途のためにはGLタン パク質も包含される。しかし、ウマ動脈炎ウイルスGLタンパク質のアミノ酸1 9〜137の配列(配列番号3)または配列番号4の配列と少なくとも90%相 同である一方で配列番号2のアミノ酸75〜97(配列番号5)、最も好ましく はアミノ酸85〜97(配列番号7)、またはこれらの配列と少なくとも90% 相同である配列を保持する配列に対応するアミノ酸配列を含むペプチドまたはペ プチド複合体が用いられ得る。 本発明は第三の態様において、特に例えば予防または診断目的で中和抗体応答 の誘起に用いるGLを含めた、それ自体前述した単離ペプチドまたはペプチド複 合体を含有する組成物を提供する。典型的には、上記のような組成物は本発明の ペプチドまたはペプチド複合体を、医薬上許容可能な担体かまたは結合試験の使 用に適した担体いずれかと共に含有する。 本発明は第四の態様において、本発明のペプチドまたはペプチド複合体をコー ドする組み換えDNA、または該DNAから誘導されるRNAと、前記DNAを 本発明のペプチドまたはペプチド複合体が発現可能であるように含むプラスミド 及び該プラスミドで形質転換された細胞とを提供 する。上記DNAは配列番号3〜7の配列及び下記表1に示した配列を有し、プ ラスミドなどのベクターの形態で細胞内に導入され得るか、または染色体組み込 みにより‘裸の(naked)ワクチン’として用いられ得る。これらの技術は いずれも当業者には十分に理解される。 本発明は第五の態様において、特異的結合剤として本発明のペプチドもしくは ペプチド複合体、またはGLタンパク質を用いることを含む、ウマ動脈炎ウイル スに対する抗体の存在を検査する方法を提供する。このような検査は好ましくは ELISA方式を取るが、いわゆるサンドイッチアッセイにおいては本発明のペ プチドまたはペプチド複合体を固定化結合剤として、または標識した二次結合剤 として用い得る。 ペプチドまたはペプチド複合体を固定化する結合アッセイでは上記方法は、市 販のアッセイプレートを用いることによって都合好く実施でき、その際前記プレ ートを、公知のように行なう適当なインキュベーションにより本発明のペプチド またはペプチド複合体で被覆する。アッセイを行なうには、EAV抗体に関して スクリーニングするべき試料、例えば血清試料を、典型的には例えばウェル内で プレ ートとの接触下にインキュベートし、その後試料中に存在するEAV抗体を、例 えばリポーター基に結合した抗ウマIgA、IgGまたはIgMへの曝露によっ て同定する。上記リポーター基は放射ラベル、化学ラベルまたは生物ラベルの形 態を取り得る。典型的な生物ラベルは酵素または補因子、例えばビオチンであり 、リポーター基の存在に依存してリポーター反応が生起するのに必要なあらゆる 反応物への曝露によって検出される。ビオチンの場合、ウェルをストレプトアビ ジン−ペルオキシダーゼに、次いでo−フェニレンジアミン二塩酸塩に曝露し、 490nmにおけるプレートの吸光度を測定し得る。 別の一具体例では、別の動物において生成させた抗ウマIgA、IgMまたは IgG抗体を固定化し、これを用いて特異的なウマ抗体群を結合させ、次にこの ようにして得られた固定化ウマ抗体を、標識した本発明のペプチドまたはペプチ ド複合体を含有する溶液に曝露し得、それによって抗EAV抗体の存否を、存在 するラベルの量のアッセイによって示す。結合した、及び結合していないペプチ ドまたはペプチド複合体を用いる競合アッセイなど、他のアッセイ方式も当業者 には自明である。そのようなアッセイに は、単純な稀釈検査におけるペプチドまたはペプチド複合体と抗体との凝集の単 純な観察が含まれる。 本発明は更に別の態様において、本発明のアッセイの実施に用いる検査キット も提供し、このキットは本発明のペプチド、ペプチド複合体または抗体を前記の ようなアッセイの実施に必要な任意の薬剤及び物品(agents and i tems)と共に含むことを特徴とする。上記薬剤及び物品には、標識抗体、例 えばビオチニル化抗ウマIgG、西洋ワサビペルオキシダーゼ、ストレプトアビ ジン−ペルオキシダーゼ結合体及びo−フェニレンジアミン二塩酸塩など、他の 結合剤または発色剤が含まれ得る。本明細書中に用いた‘ペプチド’及び‘ペプ チド複合体’という語は、エピトープ配列の免疫活性及び内容に関して本発明の 基準を満たすものであれば、オリゴペプチド、ポリペプチド及びタンパク質を包 含すると理解される。‘複合体(conjugate)’という語は、生理学的 に許容可能な実体(entity)との結合を意味する。 次に本発明のペプチド、ペプチド複合体及び結合アッセイの単なる具体例を、 以下の配列表、添付図面及び実施例を参照して説明する。配列表の説明 配列番号1は、完全EAVゲノムから最初の18塩基及びポリAテールを除い たものに等しいDNA配列である。 配列番号2は、EAV GLタンパク質(シグナル配列含む)のアミノ酸1〜 137に対応するアミノ酸配列である。 配列番号3は、EAV GLタンパク質のアミノ酸19〜137に対応するア ミノ酸配列である。 配列番号4は、EAV GLタンパク質のアミノ酸28〜137に対応するア ミノ酸配列である。 配列番号5は、EAV GLタンパク質のアミノ酸75〜97に対応するアミ ノ酸配列である。 配列番号6は実施例3のELISAで用いた、Fp5.RsaIにおいてGS Tと融合したアミノ酸配列である。 配列番号7は、GLの85〜97に位置するエピトープに対応するアミノ酸配 列である。図面の説明 第1図は実施例3に述べるように行なったFp5.RsaI融合タンパク質E LISAによって得られたA490値を、同じウマから得た試料に関するVNから 導いた結果 と関連させて示すグラフである。 第2図は実施例3に述べるように行なったSp25 ELISAによって得ら れたA490値を、同じウマから得た試料に関するVNから導いた結果と関連させ て示すグラフである。実施例1 本発明のペプチド及びペプチド複合体並びにこれらをコードするDNA及びベク ターの製造 EAVタンパク質Gs、3、4、GL、M及びNに対応するEAV読み取り枠( ORF)2〜7(De Vries等,1992による呼称)を含むcDNAを 細菌発現ベクターpGEX−3X及びpGEX−2T(表1)中へクローニング し、構築物を、PAGEを用いて融合タンパク質発現に関してスクリーニングし 、その際クローニングはプラスミド−挿入部連結体全体のRE消化分析及び配列 決定によって確認した。アフィニティー精製したグルタチオン−S−トランスフ ェラーゼ(GST)融合タンパク質を、ウイルス中和ウマ血清パネルを用いる間 接ELISAにより反応性に関してスクリーニングした。上記ELISAによっ てスクリーニングした6種の融合タンパク質(Fp2. 0〜Fp7.0)のうち、EAV GLのアミノ酸28〜137にGSTを付加 したものに対応するFp5.0(EAVペプチドの内容については配列番号2参 照)のみが中和血清と強く反応した。次に、96の中和血清と96の非中和血清 とからなるパネルをFp5.0に対して、間接ELISAにより試験した。試験 したウイルス中和血清は96中96がELISAにおいてFp5.0に対し0. 4より大きいA490を現わし、その際吸光度はウイルス中和抗体力価に対して線 形の相関関係を示した(第1図)。試験した96の中和ウマ血清のうちの12は 上記ELISAにおいてFp5.0に対し陽性であった。 ORF5を用いて追加のクローニング実験を行ない、それによって融合生成物 5.1、5.2及び5.4を得、これらをアフィニティー精製してからELIS Aで試験した。上記一連の構築物のうち、Fp5.2は培養中に過発現(ove rexpress)したが、この構築物はアフィニティー精製しにくいことが判 明したので更に1ラウンドのクローニングを行ない、Fp5.RsaIを製造し た。 ウマ動脈炎ウイルスGLタンパク質のアミノ酸75〜97のアミノ酸配列に対 応するペプチドSp25(配列番号5)も直接合成し、これと生成物Fp5.R saIとを実施例3に述べるELISAで試験した(第1図及び第2図参照)。 Fp5.RsaIは後に、1993年6月英国で のEAV発生の際に血清を迅速にスクリーニングするELISA検査に用い(表 2)、またイタリア産種牡馬に対して行なわれたセロサーヴェイ(serosu rvey)に由来する1264のウマ血清の検査に用いた(表3)。実施例2 免疫試験 Fp5.0、Fp5.RsaI及びSp25を用いてウサギを免疫し、これら が中和抗体応答を誘起し得ることを証明した。その後3頭ずつ3グループのウマ を免疫し、それによってSp25及びFp5.RsaIが、これらで免疫したい ずれのグループの場合もEAV特異的ペプチド/ペプチド複合体薬剤の投与量6 0μgにおいて中和抗体を誘起することを確認した。ペプチドは、スカシガイヘ モシアニン(KLH)に結合したSp25から成る薬剤として送達し、また総て のワクチン1回分に0.5%のDupharポリマーアジュバントを添加した。 投与は0、51及び114日目に行なった。Sp25及びRsaIは投与の度に 強い抗体産生を実現した。実施例3 結合剤としてFp5.RsaIまたはSp25を用いるE LISA Dynatech Immulon 3マイクロタイタープレートウェルを、 5μg/mlの抗原を含有するpH9.6の0.05M炭酸塩緩衝液(Sigma cat.No.C3041)100μlに4℃で一晩曝露することによりFp 5.RsaIまたはSp25抗原で被覆した。 プレートを、リン酸緩衝食塩液(PBS)に0.05%のTween 20を 含有させたもの(以後PBST)で3回洗浄し、その後37℃で一晩、5%の正 常ヤギ血清(Seralab)を含有するPBST(以後PBSTG)100μ lでブロックした。プレートを再びPBSTで3回洗浄し、使用準備を完了した 。 試験血清をPBSTGで1:100に稀釈し、この溶液100μlを上述のよ うに準備したウェルに添加し、37℃で90分間インキュベートした。プレート を再びPBSTで3回洗浄し、100μlのヤギ抗ウマIgGビオチン複合体( KPLカタログNo.162102)をPBSTGで1:1000に稀釈するこ とによって溶液を調製し、これを各ウェルに添加した後37℃で90分間インキ ュベートした。プレートを再びPBSTで3回洗浄し、1 00μlのストレプトアビジン−ペルオキシダーゼ結合体(KPLカタログNo .14−30−00)をPBSTGで1:1000に稀釈することによって溶液 を調製し、これを各ウェルに添加した後室温で30分間インキュベートした。プ レートをPBSTで3回洗浄し、100μlのo−フェニレンジアミン二塩酸塩 (Sigma cat.No.P8287)[pH5.0の0.05Mリン酸ク エン酸緩衝液(Sigma cat.No.P4922)中に0.5mg/ml ]を各ウェルに添加し、室温で10分間インキュベートした。50μlの4M H2SO4を添加して反応を停止させ、490nmにおける吸光度を読み取った。 1:100に稀釈したウマ血清は天然のGSTに結合し得るので、GSTに対す る血清に関して得られる吸光度をGST−融合タンパク質吸光度から減算しなけ ればならない。各血清サンプルを各抗原に対し、二重ウェルにおいて試験する。 いずれのELISA試験においても、八つのEAV VN陽性血清と八つのEA V VN陰性血清とを内部対照として用いた。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年1月23日 【補正内容】 15.請求項1から13のいずれか1項に記載のペプチドまたはペプチド複合体 をコードする組み換えDNAまたはRNA。 16.配列番号1の配列の塩基11210〜11538、11114〜1129 1、11240〜11475、11739〜11876または11292〜11 423に対応する配列を含む組み換えDNA。 17.請求項16に記載のDNAに対応する配列を含む組み換えRNA。 18.請求項14から17のいずれか1項に記載のDNAを含むプラスミド。 19.請求項15に記載のDNAを含むpGEXプラスミド。 20.請求項1から13のいずれか1項に記載のペプチドまたはペプチド複合体 を発現させ得る、請求項15から19のいずれか1項に記載の組み換えDNAま たはプラスミドで形質転換した細胞。 21.EAV媒介疾患を検出する診断薬として用いられる、請求項1から13の いずれか1項に記載のペプチドもしくはペプチド複合体または組成物に対して生 成した抗血清ま たは抗体。 22.請求項21に記載の抗血清を、固定化された請求項1から13のいずれか 1項に記載のペプチドもしくはペプチド複合体またはGLタンパク質を結合剤と して収容したカラムを用いるアフィニティークロマトグラフィーに掛けることに よって得られることを特徴とする請求項21に記載の抗体。 23.試料中に存在するウマ動脈炎ウイルスに対する抗体の存在または量を検査 する方法であって、特異的結合剤として請求項1から13のいずれか1項に記載 のペプチドまたはペプチド複合体を用いることを含む方法。 24.ELISAアッセイまたはラジオイムノアッセイ(RIA)の使用を含む ことを特徴とする請求項23に記載の方法。 25.ペプチドまたはペプチド複合体をアッセイプレート上に固定化して、検査 するべき液体試料中に存在するEAV抗体を特異的に結合させるのに用いること を特徴とする請求項23または24に記載の方法。 26.ペプチドまたはペプチド複合体を標識して、アッセイプレート上に固定化 したEAV抗体の同定に用い、その 際前記抗体を、標識したペプチドまたはペプチド複合体に曝露し、その後プレー トに結合したラベルの量を測定し、このラベル量を試料における抗体の存在また は量と関係付けることを特徴とする請求項23から25のいずれか1項に記載の 方法。 27.試料においてウマ動脈炎ウイルスの存在を検査する方法であって、特異的 結合剤として請求項1から13のいずれか1項に記載のペプチドまたはペプチド 複合体に対する抗体を用いることを含む方法。 28.実質的に実施例3に述べたとおりであることを特徴とする請求項23から 27のいずれか1項に記載の方法。 29.実質的に実施例1または2に述べたとおりであることを特徴とする請求項 1から13のいずれか1項に記載のペプチドもしくはペプチド複合体またはその 使用。 30.試料においてウマ動脈炎ウイルスに対する抗体の存在を検出する検査キッ トであって、請求項1から13のいずれか1項に記載のペプチドまたはペプチド 複合体を請求項23から28のいずれか1項に記載の方法の実施に必要な1種以 上の他の物品と共に含むキット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI C12N 1/21 9282−4B C12N 1/21 C12P 21/02 9637−4B C12P 21/02 C G01N 33/569 0276−2J G01N 33/569 L // A61K 39/395 9284−4C A61K 39/395 D (C12N 1/21 C12R 1:19) (C12P 21/02 C12R 1:19) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM, AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE ,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK, LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW,M X,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SI,SK,TJ,TT,UA,US,UZ, VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.動物においてウマ動脈炎ウイルスを中和する抗体を生成させる免疫応答を誘 起し得るエピトープを1個以上含むペプチドまたはペプチド複合体であって、前 記エピトープがウマ動脈炎ウイルスGLタンパク質配列(配列番号2)のアミノ 酸19〜137に対応するアミノ酸配列(配列番号3)中に存在するエピトープ の中から選択され、前記ペプチドはウマ動脈炎ウイルスGLタンパク質そのもの ではないことを特徴とするペプチドまたはペプチド複合体。 2.エピトープが前記GLタンパク質のアミノ酸28〜137に対応するアミノ 酸配列(配列番号4)中に存在するエピトープであることを特徴とする請求項1 に記載のペプチド。 3.ウマ動脈炎ウイルスGLタンパク質のアミノ酸75〜97に対応するアミノ 酸配列(配列番号5)中に存在するエピトープを含むことを特徴とする請求項1 または2に記載のペプチドまたはペプチド複合体。 4.ウマ動脈炎ウイルスGLタンパク質のアミノ酸85〜97に対応するアミノ 酸配列(配列番号7)中に存在するエピトープを含むことを特徴とする請求項1 または2に記 載のペプチドまたはペプチド複合体。 5.ウマ動脈炎ウイルスGLタンパク質のアミノ酸85〜97に対応するアミノ 酸配列(配列番号7)またはこの配列と少なくとも90%相同である配列を含む ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のペプチドまたはペプチ ド複合体。 6.エピトープがウマ動脈炎ウイルスGLタンパク質のアミノ酸28〜137に 対応するアミノ酸配列(配列番号4)またはこの配列と少なくとも90%相同で ある配列のペプチドフラグメントの形態であることを特徴とする請求項5に記載 のペプチドまたはペプチド複合体。 7.配列番号3、4、5、6または7に対応するアミノ酸配列のペプチド。 8.動物においてウマ動脈炎ウイルスを中和する抗体を生成させる免疫応答を誘 起し得るエピトープを1個以上含むペプチドまたはペプチド複合体であって、ウ マ動脈炎ウイルスを検出する診断薬としての使用のために前記エピトープがウマ 動脈炎ウイルスGLタンパク質のアミノ酸19〜137に対応するアミノ酸配列 (配列番号3)のペプチド中に存在するエピトープの中から選択されることを特 徴と するペプチドまたはペプチド複合体。 9.エピトープが前記GLタンパク質のアミノ酸28〜137に対応するアミノ 酸配列(配列番号4)のペプチド中に存在するエピトープであることを特徴とす る請求項8に記載のペプチドまたはペプチド複合体。 10.ペプチドが更に別のペプチド、タンパク質、または他の生理学的に許容可 能な分子と結合していることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載 のペプチド複合体。 11.グルタチオン−S−トランスフェラーゼと結合した配列番号3、4、5、 6または7に対応するアミノ酸配列のペプチドまたはペプチド複合体。 12.動物に投与された時ウマ動脈炎ウイルスアミノ酸配列に対する免疫応答を 促進し得る、ペプチドまたはタンパク質と結合したウマ動脈炎ウイルスアミノ酸 配列に対応するアミノ酸配列を含むことを特徴とする請求項1から11のいずれ か1項に記載のペプチド複合体。 13.アミノ酸配列がスカシガイヘモシアニン、ウシ血清アルブミン及びニワト リ卵アルブミンの中から選択されたタンパク質と結合することを特徴とする請求 項12に記載 のペプチド複合体。 14.単離された請求項1から13のいずれか1項に記載のペプチドまたはペプ チド複合体を医薬上許容可能な担体と共に含有するワクチン組成物。 15.請求項1から13のいずれか1項に記載のペプチドまたはペプチド複合体 をコードする組み換えDNAまたはRNA。 16.配列番号1の配列の塩基11210〜11538、11114〜1129 1、11240〜11475、11739〜11876または11292〜11 423に対応する配列を含む組み換えDNA。 17.請求項16に記載のDNAに対応する配列を含む組み換えRNA。 18.請求項14から17のいずれか1項に記載のDNAを含むプラスミド。 19.請求項15に記載のDNAを含むpGEXプラスミド。 20.請求項1から13のいずれか1項に記載のペプチドまたはペプチド複合体 を発現させ得る、請求項15から19のいずれか1項に記載の組み換えDNAま たはプラスミ ドで形質転換した細胞。 21.EAV媒介疾患を検出する診断薬として用いられる、請求項1から13の いずれか1項に記載のペプチドもしくはペプチド複合体または組成物に対して生 成した抗血清または抗体。 22.請求項20に記載の抗血清を、固定化された請求項1から13のいずれか 1項に記載のペプチドもしくはペプチド複合体またはGLタンパク質を結合剤と して収容したカラムを用いるアフィニティークロマトグラフィーに掛けることに よって得られることを特徴とする請求項20に記載の抗体。 23.試料中に存在するウマ動脈炎ウイルスに対する抗体の存在または量を検査 する方法であって、特異的結合剤として請求項1から13のいずれか1項に記載 のペプチドもしくはペプチド複合体、または単離したウマ動脈炎ウイルスGLタ ンパク質を用いることを含む方法。 24.ELISAアッセイまたはラジオイムノアッセイ(RIA)の使用を含む ことを特徴とする請求項23に記載の方法。 25.ペプチドまたはペプチド複合体をアッセイプレート 上に固定化して、検査するべき液体試料中に存在するEAV抗体を特異的に結合 させるのに用いることを特徴とする請求項23または24に記載の方法。 26.ペプチドまたはペプチド複合体を標識して、アッセイプレート上に固定化 したEAV抗体の同定に用い、その際前記抗体を、標識したペプチドまたはペプ チド複合体に曝露し、その後プレートに結合したラベルの量を測定し、このラベ ル量を試料における抗体の存在または量と関係付けることを特徴とする請求項2 3から25のいずれか1項に記載の方法。 27.試料においてウマ動脈炎ウイルスの存在を検査する方法であって、特異的 結合剤として請求項1から13のいずれか1項に記載のペプチドまたはペプチド 複合体に対する抗体を用いることを含む方法。 28.実質的に実施例3に述べたとおりであることを特徴とする請求項23から 27のいずれか1項に記載の方法。 29.実質的に実施例1または2に述べたとおりであることを特徴とする請求項 1から13のいずれか1項に記載のペプチドもしくはペプチド複合体またはその 使用。 30.試料においてウマ動脈炎ウイルスに対する抗体の存 在を検出する検査キットであって、請求項1から13のいずれか1項に記載のペ プチドもしくはペプチド複合体または単離されたウマ動脈炎ウイルスGLタンパ ク質を、請求項23から28のいずれか1項に記載の方法の実施に必要な1種以 上の他の物品と共に含むキット。 31.ELISA検査キットであり、1種以上の他の物品が結合剤または発色剤 の中から選択されることを特徴とする請求項30に記載のキット。 32.他の物品がビオチン標識抗体、西洋ワサビペルオキシダーゼ、ストレプト アビジン−ペルオキシダーゼ結合体及びo−フェニレンジアミン二塩酸塩の中か ら選択されることを特徴とする請求項31に記載のキット。
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