JPH0950943A - 電気二重層キャパシター用電解液、および電気二重層キャパシター - Google Patents
電気二重層キャパシター用電解液、および電気二重層キャパシターInfo
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- JPH0950943A JPH0950943A JP7222535A JP22253595A JPH0950943A JP H0950943 A JPH0950943 A JP H0950943A JP 7222535 A JP7222535 A JP 7222535A JP 22253595 A JP22253595 A JP 22253595A JP H0950943 A JPH0950943 A JP H0950943A
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- layer capacitor
- double layer
- electrolytic solution
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/13—Energy storage using capacitors
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- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低温でも十分な大きさの容量を有する電気二
重層キャパシターを得る。 【解決手段】 2−メチルスルホランを含有することを
有機溶媒(例えば、2−メチルスルホラン70重量%と
プロピレンカーボネート30重量%など)に電解液溶質
(過塩素酸テトラエチルアンモニウム、過塩素酸リチウ
ム、四フッ化ホウ酸テトラエチルアンモニウム、六フッ
化ホウ酸テトラエチルアンモニウムなど)を(例えば、
0.01〜3mol/lの濃度に)溶解して有機溶媒系
電解液とし、これに活性炭繊維不織布などからなる分極
性電極を含浸させて電気二重層キャパシターとする。
重層キャパシターを得る。 【解決手段】 2−メチルスルホランを含有することを
有機溶媒(例えば、2−メチルスルホラン70重量%と
プロピレンカーボネート30重量%など)に電解液溶質
(過塩素酸テトラエチルアンモニウム、過塩素酸リチウ
ム、四フッ化ホウ酸テトラエチルアンモニウム、六フッ
化ホウ酸テトラエチルアンモニウムなど)を(例えば、
0.01〜3mol/lの濃度に)溶解して有機溶媒系
電解液とし、これに活性炭繊維不織布などからなる分極
性電極を含浸させて電気二重層キャパシターとする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電解液に関し、さ
らに詳しくは、電気二重層キャパシター用として低温で
も高性能である電解液に関する。
らに詳しくは、電気二重層キャパシター用として低温で
も高性能である電解液に関する。
【0002】
【従来の技術】電気二重層キャパシターは、半導体メモ
リーバックアップ用などの小型電源などとして利用され
ている。金属イオン伝導性を有する多結晶体の固体電解
質を用いるもの(特開昭53−61053号など)と電
解質塩を溶解した電解液を用いるもの(特開昭49−6
8254号など)があるが、前者は、分解電圧や電気伝
導度が不十分であり、内部抵抗が小さく、放電特性に優
れたキャパシターを得るのは困難でった。
リーバックアップ用などの小型電源などとして利用され
ている。金属イオン伝導性を有する多結晶体の固体電解
質を用いるもの(特開昭53−61053号など)と電
解質塩を溶解した電解液を用いるもの(特開昭49−6
8254号など)があるが、前者は、分解電圧や電気伝
導度が不十分であり、内部抵抗が小さく、放電特性に優
れたキャパシターを得るのは困難でった。
【0003】一方、後者は電解液と電極との間に形成さ
れる電気二重層に電荷を蓄えて利用するものである。従
来用いられている電解液には水系電解液と有機溶媒系電
解液の2種類があるが、一般に有機溶媒系電解液の方が
分解電圧が高い。電解液の分解電圧によってその耐電圧
が決定されるため、有機溶媒系電解液を用いた電気二重
層キャパシターの方が小型化が容易である。
れる電気二重層に電荷を蓄えて利用するものである。従
来用いられている電解液には水系電解液と有機溶媒系電
解液の2種類があるが、一般に有機溶媒系電解液の方が
分解電圧が高い。電解液の分解電圧によってその耐電圧
が決定されるため、有機溶媒系電解液を用いた電気二重
層キャパシターの方が小型化が容易である。
【0004】従来、有機溶媒系電解液の溶媒としては、
プロピレンカーボネート、γ−ブチルラクトン、アセト
ニトリル、ジメチルホルムアミドなどやこれらの混合液
が用いられてきた。しかし、技術の進歩と共に、これら
の溶媒でも電位窓の広さが不十分な場合がでてきた。
プロピレンカーボネート、γ−ブチルラクトン、アセト
ニトリル、ジメチルホルムアミドなどやこれらの混合液
が用いられてきた。しかし、技術の進歩と共に、これら
の溶媒でも電位窓の広さが不十分な場合がでてきた。
【0005】そこで、有機溶媒系電解液として、スルホ
ランと3−メチルスルホランの混合液、スルホランと
2,4−ジメチルスルホランの混合液などを電気二重層
キャパシターに使用することが提案されている(特開平
7−74061号公報)。しかし、溶融温度が3−メチ
ルスルホランは+6℃、2,4−ジメチルスルホランは
−3℃と比較的高いため、低温ではその機能が十分に発
揮できないという問題があった。
ランと3−メチルスルホランの混合液、スルホランと
2,4−ジメチルスルホランの混合液などを電気二重層
キャパシターに使用することが提案されている(特開平
7−74061号公報)。しかし、溶融温度が3−メチ
ルスルホランは+6℃、2,4−ジメチルスルホランは
−3℃と比較的高いため、低温ではその機能が十分に発
揮できないという問題があった。
【0006】一方、スルホラン、2−メチルスルホラ
ン、3−メチルスルホランを含む多くの環状化合物の中
から少なくとも一つを含有する溶媒を用いた有機溶媒系
電解液を二次電池に用いることが知られている(欧州特
許第0541889号公報)。リチウム二次電池と電気
二重層キャパシターでは、活性炭電極を用いることがで
きるなど多くの類似点があるが、構造・機能などが大き
く異なる。例えば、リチウム二次電池用の電極の活性炭
の細孔径が数μm程度であるのに対し、電気二重層キャ
パシター用の電極の活性炭の細孔径が数nmと非常に小
さい。これらの細孔中での挙動を考えると、リチウム二
次電池に使用した場合に低温でも作用する電解液であっ
ても、電気二重層キャパシターに使用した場合には低温
での粘度が高すぎるため、低温環境下ではイオンの細孔
への出入りが困難になるという問題がある。そのため、
リチウム二次電池用の電解液であっても、電気二重層キ
ャパシター用の電解液溶媒として低温環境下で機能する
かどうかはわからなかった。
ン、3−メチルスルホランを含む多くの環状化合物の中
から少なくとも一つを含有する溶媒を用いた有機溶媒系
電解液を二次電池に用いることが知られている(欧州特
許第0541889号公報)。リチウム二次電池と電気
二重層キャパシターでは、活性炭電極を用いることがで
きるなど多くの類似点があるが、構造・機能などが大き
く異なる。例えば、リチウム二次電池用の電極の活性炭
の細孔径が数μm程度であるのに対し、電気二重層キャ
パシター用の電極の活性炭の細孔径が数nmと非常に小
さい。これらの細孔中での挙動を考えると、リチウム二
次電池に使用した場合に低温でも作用する電解液であっ
ても、電気二重層キャパシターに使用した場合には低温
での粘度が高すぎるため、低温環境下ではイオンの細孔
への出入りが困難になるという問題がある。そのため、
リチウム二次電池用の電解液であっても、電気二重層キ
ャパシター用の電解液溶媒として低温環境下で機能する
かどうかはわからなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、低温特
性が改善された電気二重層キャパシターの開発を目的に
鋭意努力の結果、電解液として溶媒中に2−メチルスル
ホランを含有させることにより、低温でも使用できる電
気二重層キャパシターが得られることを見い出し、本発
明を完成させるにいたった。
性が改善された電気二重層キャパシターの開発を目的に
鋭意努力の結果、電解液として溶媒中に2−メチルスル
ホランを含有させることにより、低温でも使用できる電
気二重層キャパシターが得られることを見い出し、本発
明を完成させるにいたった。
【0008】
【課題を解決する手段】かくして本発明によれば、有機
溶媒に電解液溶質を溶解した電気二重層キャパシター用
電解液であって、有機溶媒中に2−メチルスルホランを
含有することを特徴とする電気二重層キャパシター用電
解液、および、有機溶媒系電解液とそれに含浸した分極
性電極からなる電気二重層キャパシターであって、電解
液の有機溶媒中に2−メチルスルホランを含有すること
を特徴とする電気二重層キャパシターが提供される。
溶媒に電解液溶質を溶解した電気二重層キャパシター用
電解液であって、有機溶媒中に2−メチルスルホランを
含有することを特徴とする電気二重層キャパシター用電
解液、および、有機溶媒系電解液とそれに含浸した分極
性電極からなる電気二重層キャパシターであって、電解
液の有機溶媒中に2−メチルスルホランを含有すること
を特徴とする電気二重層キャパシターが提供される。
【0009】
(電解液溶媒)本発明に用いる有機溶媒系電解液は、溶
媒中に2−メチルスルホランを含有するものである。
媒中に2−メチルスルホランを含有するものである。
【0010】有機溶媒中の2−メチルスルホラン量は、
5重量%以上、好ましくは20重量%以上、より好まし
くは40重量%以上である。2−メチルスルホラン量が
少なすぎると低温での電気二重層キャパシターの容量低
下が大きくなり、場合によってはキャパシターとして機
能しない。また、2−メチルスルホランは単独で使用し
てもよいが、その使用比率が多すぎると室温での電気二
重層キャパシターの容量が小さくなる傾向がある。その
ため、他の電解液に用いられる有機溶媒と併用して、そ
の傾向を補うため、有機溶媒中80重量%以下とするこ
とが好ましい。併用可能な電解液溶媒は電解液の機能を
阻害せず、2−メチルスルホランと相溶性のあるもので
あれば、特に限定されない。電解液としての機能の点か
ら溶媒は、比誘電率が30以上のものが好ましく、40
以上のものが特に好ましい。そのような溶媒としては、
例えば、スルホラン、3−メチルスルホラン、2,4−
ジメチルスルホラン、ジメチルスルホキシド、あるいは
一般に電解液溶媒として用いられているエチレンカーボ
ネート、プロピレンカーボネート、γ−ブチロラクト
ン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミドなど、また
はこれらの混合液が例示される。2−メチルスルホラン
との相溶性に優れ、また、比誘電率が40以上と高い点
から、スルホラン、ジメチルスルホキシドが特に好まし
い。
5重量%以上、好ましくは20重量%以上、より好まし
くは40重量%以上である。2−メチルスルホラン量が
少なすぎると低温での電気二重層キャパシターの容量低
下が大きくなり、場合によってはキャパシターとして機
能しない。また、2−メチルスルホランは単独で使用し
てもよいが、その使用比率が多すぎると室温での電気二
重層キャパシターの容量が小さくなる傾向がある。その
ため、他の電解液に用いられる有機溶媒と併用して、そ
の傾向を補うため、有機溶媒中80重量%以下とするこ
とが好ましい。併用可能な電解液溶媒は電解液の機能を
阻害せず、2−メチルスルホランと相溶性のあるもので
あれば、特に限定されない。電解液としての機能の点か
ら溶媒は、比誘電率が30以上のものが好ましく、40
以上のものが特に好ましい。そのような溶媒としては、
例えば、スルホラン、3−メチルスルホラン、2,4−
ジメチルスルホラン、ジメチルスルホキシド、あるいは
一般に電解液溶媒として用いられているエチレンカーボ
ネート、プロピレンカーボネート、γ−ブチロラクト
ン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミドなど、また
はこれらの混合液が例示される。2−メチルスルホラン
との相溶性に優れ、また、比誘電率が40以上と高い点
から、スルホラン、ジメチルスルホキシドが特に好まし
い。
【0011】(電解液溶質)有機溶媒系電解液の溶質
は、特に限定されず、通常の有機溶媒系電解液の溶媒と
して使用されるもの、具体的には、アルカリ金属、アル
カリ土類金属、アンモニウム、またはテトラアルキルア
ンモニウムなどの、過塩素酸塩、六フッ化リン酸塩、四
フッ化ホウ酸塩、六フッ化ヒ素酸塩、四塩化アルミン酸
塩、またはトリフルオロアルカンスルホン酸塩などが例
示される。具体的には、過塩素酸テトラエチルアンモニ
ウム、過塩素酸リチウム、四フッ化ホウ酸テトラエチル
アンモニウム、四フッ化ホウ酸テトラブチルアンモニウ
ム、六フッ化ホウ酸テトラエチルアンモニウムなどが例
示される。
は、特に限定されず、通常の有機溶媒系電解液の溶媒と
して使用されるもの、具体的には、アルカリ金属、アル
カリ土類金属、アンモニウム、またはテトラアルキルア
ンモニウムなどの、過塩素酸塩、六フッ化リン酸塩、四
フッ化ホウ酸塩、六フッ化ヒ素酸塩、四塩化アルミン酸
塩、またはトリフルオロアルカンスルホン酸塩などが例
示される。具体的には、過塩素酸テトラエチルアンモニ
ウム、過塩素酸リチウム、四フッ化ホウ酸テトラエチル
アンモニウム、四フッ化ホウ酸テトラブチルアンモニウ
ム、六フッ化ホウ酸テトラエチルアンモニウムなどが例
示される。
【0012】(有機溶媒系電解液)本発明の有機溶媒系
電解液の溶質濃度は、好ましくは0.01mol/l以
上、より好ましくは0.05mol/l以上、好ましく
は3mol/l以下、より好ましくは1.5mol/l
以下である。溶質濃度が低すぎると電荷を移動させるイ
オン量が少ないために電解液としての機能が不十分にな
る。溶質濃度が高すぎると電解液の粘度が高くなるため
イオンが移動しにくくなり、やはり、電解液としての機
能が不十分になる。この電解液は、二次電池、コンデン
サーなどにも用いることができるが、電気二重層キャパ
シター用の電解液、特に低温環境下で使用する電気二重
層キャパシター用の電解液として有用である。
電解液の溶質濃度は、好ましくは0.01mol/l以
上、より好ましくは0.05mol/l以上、好ましく
は3mol/l以下、より好ましくは1.5mol/l
以下である。溶質濃度が低すぎると電荷を移動させるイ
オン量が少ないために電解液としての機能が不十分にな
る。溶質濃度が高すぎると電解液の粘度が高くなるため
イオンが移動しにくくなり、やはり、電解液としての機
能が不十分になる。この電解液は、二次電池、コンデン
サーなどにも用いることができるが、電気二重層キャパ
シター用の電解液、特に低温環境下で使用する電気二重
層キャパシター用の電解液として有用である。
【0013】(電気二重層キャパシター)本発明の電気
二重層キャパシターは、基本的には、電解液、およびそ
れに含浸する分極性電極からなり、これをケースに入
れ、通常は封止して液漏れなどを防ぐものである。
二重層キャパシターは、基本的には、電解液、およびそ
れに含浸する分極性電極からなり、これをケースに入
れ、通常は封止して液漏れなどを防ぐものである。
【0014】分極性電極は、一般に活性炭が用いられ
る。活性炭としては、フェノール系、ピッチ系、ポリア
クリロニトリル系などの粉末状、または繊維状のものが
例示され、比表面積が1000m2/g以上のものが好
ましい。比表面積が小さすぎると形成される電気二重層
の面積が小さく、電気二重層キャパシターの容量が小さ
くなる。特に、粉末状のものを分極性電極として用いる
場合は、必要に応じて、ゴムなどのマトリックス中に電
荷の移動が可能なように固定するなどして、電極が分
散、移動しないようにする。マトリックスは、天然ゴ
ム、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、ブタジエン−
アクリロニトリル共重合体、ポリスチレンゴム、ポリオ
レフィンゴム、ポリエステルゴム、ポリウレタンゴム、
ポリアミドゴムなどのゴムや、ポリテトラフルオロエチ
レンなどのフッ素樹脂などによって構成される。
る。活性炭としては、フェノール系、ピッチ系、ポリア
クリロニトリル系などの粉末状、または繊維状のものが
例示され、比表面積が1000m2/g以上のものが好
ましい。比表面積が小さすぎると形成される電気二重層
の面積が小さく、電気二重層キャパシターの容量が小さ
くなる。特に、粉末状のものを分極性電極として用いる
場合は、必要に応じて、ゴムなどのマトリックス中に電
荷の移動が可能なように固定するなどして、電極が分
散、移動しないようにする。マトリックスは、天然ゴ
ム、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、ブタジエン−
アクリロニトリル共重合体、ポリスチレンゴム、ポリオ
レフィンゴム、ポリエステルゴム、ポリウレタンゴム、
ポリアミドゴムなどのゴムや、ポリテトラフルオロエチ
レンなどのフッ素樹脂などによって構成される。
【0015】正、負の電極を電解液に含浸させて電気二
重層キャパシターを構成するが、電極同士が接触しない
ように、前述の電極のマトリックスと同様のマトリック
スや電解液に溶解しない樹脂の不織布などをスペーサー
として介在させてもよい。
重層キャパシターを構成するが、電極同士が接触しない
ように、前述の電極のマトリックスと同様のマトリック
スや電解液に溶解しない樹脂の不織布などをスペーサー
として介在させてもよい。
【0016】ケース、キャップは、電解液によって侵食
されないものであれば特に限定されず、金属、樹脂など
が用いられ、使用上、外部電極としても使用できること
から、ステンレス鋼が用いられる場合が多い。また、電
解液が漏れないようにパッキンを介してケースとキャッ
プを固定して、封止するのが通常である。この場合、パ
ッキンは電解液によって侵食されない樹脂が好ましく、
またこのパッキンによって、ケースとキャップは絶縁さ
れ、それぞれ、電気二重層キャパシターの外部電極とな
る。
されないものであれば特に限定されず、金属、樹脂など
が用いられ、使用上、外部電極としても使用できること
から、ステンレス鋼が用いられる場合が多い。また、電
解液が漏れないようにパッキンを介してケースとキャッ
プを固定して、封止するのが通常である。この場合、パ
ッキンは電解液によって侵食されない樹脂が好ましく、
またこのパッキンによって、ケースとキャップは絶縁さ
れ、それぞれ、電気二重層キャパシターの外部電極とな
る。
【0017】(態様)本発明の態様としては、(1)
有機溶媒に電解液溶質を溶解した電気二重層キャパシタ
ー用電解液であって、有機溶媒中に2−メチルスルホラ
ンを含有することを特徴とする電気二重層キャパシター
用電解液、(2) 有機溶媒中の2−メチルスルホラン
量が5〜100重量%である(1)記載の電気二重層キ
ャパシター用電解液、(3) 溶質がアルカリ金属、ア
ルカリ土類金属、アンモニウム、またはテトラアルキル
アンモニウムの、過塩素酸塩、六フッ化リン酸塩、四フ
ッ化ホウ酸塩、六フッ化ヒ素酸塩、四塩化アルミン酸
塩、またはトリフルオロアルカンスルホン酸塩である
(1)〜(2)記載の電気二重層キャパシター用電解
液、(4) 溶質が過塩素酸テトラエチルアンモニウ
ム、過塩素酸リチウム、四フッ化ホウ酸テトラエチルア
ンモニウム、四フッ化ホウ酸テトラブチルアンモニウ
ム、または六フッ化ホウ酸テトラエチルアンモニウムで
ある(1)〜(3)記載の電気二重層キャパシター用電
解液、(5) 溶質濃度が0.01〜3mol/lであ
る(1)〜(4)記載の電気二重層キャパシター用電解
液、(6) 有機溶媒系電解液とそれに含浸した分極性
電極からなる電気二重層キャパシターであって、電解液
の有機溶媒中に2−メチルスルホランを含有することを
特徴とする電気二重層キャパシター、(7) 有機溶媒
中の2−メチルスルホラン量が5〜100重量%である
(6)記載の電気二重層キャパシター、(8) 溶質が
アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、また
はテトラアルキルアンモニウムの、過塩素酸塩、六フッ
化リン酸塩、四フッ化ホウ酸塩、六フッ化ヒ素酸塩、四
塩化アルミン酸塩、またはトリフルオロアルカンスルホ
ン酸塩である(6)〜(7)記載の電気二重層キャパシ
ター、(9) 溶質が過塩素酸テトラエチルアンモニウ
ム、過塩素酸リチウム、四フッ化ホウ酸テトラエチルア
ンモニウム、四フッ化ホウ酸テトラブチルアンモニウ
ム、または六フッ化ホウ酸テトラエチルアンモニウムで
ある(6)〜(8)記載の電気二重層キャパシター、
(10) 溶質濃度が0.01〜3mol/lである
(6)〜(9)記載の電気二重層キャパシター、などが
例示される。
有機溶媒に電解液溶質を溶解した電気二重層キャパシタ
ー用電解液であって、有機溶媒中に2−メチルスルホラ
ンを含有することを特徴とする電気二重層キャパシター
用電解液、(2) 有機溶媒中の2−メチルスルホラン
量が5〜100重量%である(1)記載の電気二重層キ
ャパシター用電解液、(3) 溶質がアルカリ金属、ア
ルカリ土類金属、アンモニウム、またはテトラアルキル
アンモニウムの、過塩素酸塩、六フッ化リン酸塩、四フ
ッ化ホウ酸塩、六フッ化ヒ素酸塩、四塩化アルミン酸
塩、またはトリフルオロアルカンスルホン酸塩である
(1)〜(2)記載の電気二重層キャパシター用電解
液、(4) 溶質が過塩素酸テトラエチルアンモニウ
ム、過塩素酸リチウム、四フッ化ホウ酸テトラエチルア
ンモニウム、四フッ化ホウ酸テトラブチルアンモニウ
ム、または六フッ化ホウ酸テトラエチルアンモニウムで
ある(1)〜(3)記載の電気二重層キャパシター用電
解液、(5) 溶質濃度が0.01〜3mol/lであ
る(1)〜(4)記載の電気二重層キャパシター用電解
液、(6) 有機溶媒系電解液とそれに含浸した分極性
電極からなる電気二重層キャパシターであって、電解液
の有機溶媒中に2−メチルスルホランを含有することを
特徴とする電気二重層キャパシター、(7) 有機溶媒
中の2−メチルスルホラン量が5〜100重量%である
(6)記載の電気二重層キャパシター、(8) 溶質が
アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、また
はテトラアルキルアンモニウムの、過塩素酸塩、六フッ
化リン酸塩、四フッ化ホウ酸塩、六フッ化ヒ素酸塩、四
塩化アルミン酸塩、またはトリフルオロアルカンスルホ
ン酸塩である(6)〜(7)記載の電気二重層キャパシ
ター、(9) 溶質が過塩素酸テトラエチルアンモニウ
ム、過塩素酸リチウム、四フッ化ホウ酸テトラエチルア
ンモニウム、四フッ化ホウ酸テトラブチルアンモニウ
ム、または六フッ化ホウ酸テトラエチルアンモニウムで
ある(6)〜(8)記載の電気二重層キャパシター、
(10) 溶質濃度が0.01〜3mol/lである
(6)〜(9)記載の電気二重層キャパシター、などが
例示される。
【0018】
【実施例】以下に参考例、実施例、比較例を挙げて本発
明を具体的に説明する。
明を具体的に説明する。
【0019】実施例1 比表面積1500m2/g、直径15mm、厚さ0.7
mmの円形の活性炭繊維不織布シート2枚を分極性電極
とし、直径16mm、厚さ0.2mmの円形のポリプロ
ピレン繊維不織布シートからなるセパレーターを介在さ
せて、互いに対向させて、ポリプロピレン製パッキンを
配置したステンレス鋼製の外装容器中(直径20mm、
高さ1.8mm、ステンレス鋼厚さ0.2mm)に収納
した。容器中に、2−メチルスルホランに四フッ化ホウ
酸テトラエチルアンモニウムを溶解して濃度を0.5m
ol/lに調整した電解液を注入して、分極性電極、セ
パレーターに十分に含浸させた後、厚さ0.2mmのス
テンレス鋼のキャップをかぶせて、プリプロピレン製パ
ッキンを介して外装容器とキャップを固定し、内容物を
封止して、直径20mm、厚さ2.0mmのコイン型電
気二重層キャパシターを製造した。
mmの円形の活性炭繊維不織布シート2枚を分極性電極
とし、直径16mm、厚さ0.2mmの円形のポリプロ
ピレン繊維不織布シートからなるセパレーターを介在さ
せて、互いに対向させて、ポリプロピレン製パッキンを
配置したステンレス鋼製の外装容器中(直径20mm、
高さ1.8mm、ステンレス鋼厚さ0.2mm)に収納
した。容器中に、2−メチルスルホランに四フッ化ホウ
酸テトラエチルアンモニウムを溶解して濃度を0.5m
ol/lに調整した電解液を注入して、分極性電極、セ
パレーターに十分に含浸させた後、厚さ0.2mmのス
テンレス鋼のキャップをかぶせて、プリプロピレン製パ
ッキンを介して外装容器とキャップを固定し、内容物を
封止して、直径20mm、厚さ2.0mmのコイン型電
気二重層キャパシターを製造した。
【0020】この電気二重層キャパシターに、25℃、
−30℃で、3.0Vの電圧を印加して蓄電した。蓄電
後に10μAで定電流放電して初期容量を測定した。そ
の結果を表1に示す。
−30℃で、3.0Vの電圧を印加して蓄電した。蓄電
後に10μAで定電流放電して初期容量を測定した。そ
の結果を表1に示す。
【0021】実施例2 2−メチルスルホランの代わりに2−メチルスルホラン
70重量%とスルホラン30重量%の混合溶液を用いる
以外は実施例1と同様に初期容量を測定した。その結果
を表1に示す。
70重量%とスルホラン30重量%の混合溶液を用いる
以外は実施例1と同様に初期容量を測定した。その結果
を表1に示す。
【0022】実施例3 2−メチルスルホランの代わりに2−メチルスルホラン
70重量%とプロピレンカーボネート30重量%の混合
溶液を用いる以外は実施例1と同様に初期容量を測定し
た。その結果を表1に示す。
70重量%とプロピレンカーボネート30重量%の混合
溶液を用いる以外は実施例1と同様に初期容量を測定し
た。その結果を表1に示す。
【0023】実施例4 2−メチルスルホランの代わりに2−メチルスルホラン
50重量%とスルホラン50重量%の混合溶液を用いる
以外は実施例1と同様に初期容量を測定した。その結果
を表1に示す。
50重量%とスルホラン50重量%の混合溶液を用いる
以外は実施例1と同様に初期容量を測定した。その結果
を表1に示す。
【0024】比較例1 2−メチルスルホランの代わりにプロピレンカーボネー
トを用いる以外は実施例1と同様に初期容量を測定し
た。その結果を表1に示す。
トを用いる以外は実施例1と同様に初期容量を測定し
た。その結果を表1に示す。
【0025】比較例2 2−メチルスルホランの代わりにスルホランを用いる以
外は実施例1と同様に初期容量を測定した。その結果を
表1に示す。なお、−30℃では電気二重層キャパシタ
ーとして機能しないか、初期容量がごく小さく、測定不
能であった。
外は実施例1と同様に初期容量を測定した。その結果を
表1に示す。なお、−30℃では電気二重層キャパシタ
ーとして機能しないか、初期容量がごく小さく、測定不
能であった。
【0026】比較例3 2−メチルスルホランの代わりに3−メチルスルホラン
を用いる以外は実施例1と同様に初期容量を測定した。
その結果を表1に示す。なお、−30℃では電気二重層
キャパシターとして機能しないか、初期容量がごく小さ
く、測定不能であった。
を用いる以外は実施例1と同様に初期容量を測定した。
その結果を表1に示す。なお、−30℃では電気二重層
キャパシターとして機能しないか、初期容量がごく小さ
く、測定不能であった。
【0027】比較例4 2−メチルスルホランの代わりに2,4−ジメチルスル
ホランを用いる以外は実施例1と同様に初期容量を測定
した。その結果を表1に示す。
ホランを用いる以外は実施例1と同様に初期容量を測定
した。その結果を表1に示す。
【0028】比較例5 2−メチルスルホランの代わりにスルホラン50重量%
と3−メチルスルホラン50重量%の混合溶液を用いる
以外は実施例1と同様に初期容量を測定した。その結果
を表1に示す。
と3−メチルスルホラン50重量%の混合溶液を用いる
以外は実施例1と同様に初期容量を測定した。その結果
を表1に示す。
【0029】比較例6 2−メチルスルホランの代わりにスルホラン50重量%
と2,4−ジメチルスルホラン50重量%の混合溶液を
用いる以外は実施例1と同様に初期容量を測定した。そ
の結果を表1に示す。
と2,4−ジメチルスルホラン50重量%の混合溶液を
用いる以外は実施例1と同様に初期容量を測定した。そ
の結果を表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】
【発明の効果】本発明の電気二重層キャパシター用電解
液は、低温でも機能し、これを用いた電気二重層キャパ
シターは、低温でも十分な大きさの容量を有する。
液は、低温でも機能し、これを用いた電気二重層キャパ
シターは、低温でも十分な大きさの容量を有する。
Claims (2)
- 【請求項1】 有機溶媒に電解液溶質を溶解した電気二
重層キャパシター用電解液であって、有機溶媒中に2−
メチルスルホランを含有することを特徴とする電気二重
層キャパシター用電解液。 - 【請求項2】 有機溶媒系電解液とそれに含浸した分極
性電極からなる電気二重層キャパシターであって、電解
液の有機溶媒中に2−メチルスルホランを含有すること
を特徴とする電気二重層キャパシター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7222535A JPH0950943A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 電気二重層キャパシター用電解液、および電気二重層キャパシター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7222535A JPH0950943A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 電気二重層キャパシター用電解液、および電気二重層キャパシター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0950943A true JPH0950943A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16783965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7222535A Pending JPH0950943A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 電気二重層キャパシター用電解液、および電気二重層キャパシター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0950943A (ja) |
-
1995
- 1995-08-08 JP JP7222535A patent/JPH0950943A/ja active Pending
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