JPH09509973A - 金属が触媒作用をするイオン重合によるバルク重合体の改質方法 - Google Patents
金属が触媒作用をするイオン重合によるバルク重合体の改質方法Info
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Abstract
(57)【要約】
ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、天然ゴム等を含むバルク重合体の特性を変える方法である。カルボキシル基(解離定数が10-2〜10-6cm-1であり、炭素原子数が8より少ない)を有する短鎖有機酸と、IA族、IIA族又はIIB族の単体金属、又はそれら金属の酸化物、過酸化物、水酸化物又はハロゲン化合物で処理して、酸の金属配位子又は完全な金属塩を作り出す。金属は、2価のアルカリ土類金属が望ましい。バルク重合体は、エクストルーダ等の中で錯体金属塩と十分に混合され、例えば過酸化物等の強酸化性物質を添加することにより、フリーラジカルが混合物の中に導入され、バルク重合体をイオン重合サイトで官能化させる。金属カチオンは前記サイトで触媒として作用さし、有機金属塩アニオンとバルク重合体の間で単独重合体が生成する。錯体金属塩の解離パラメータと短鎖の長さゆえに、重合は、実質的に橋かけ結合のないイオン重合である。金属塩のアニオンは、バルク重合体のギャップを満たすので、橋かけ結合は起こらない。得られる単独重合体物質は、PE、PP及びPVCを含んでおり、元のバルク重合体物質よりも、流動性、伸び及び引張り強度が改善され、天然ゴムは熱可塑性重合体のような挙動を示す。
Description
【発明の詳細な説明】
金属が触媒作用をするイオン重合によるバルク重合体の改質方法発明の分野
本発明は、バルク重合体とゴムの特性を変えることに関し、具体的には、短鎖
単量体との共重合により特性を変えることに関する。発明の背景
重合体の共重合は、一般的には、不飽和結合のサイトで重合体部分をグラフテ
ィングすることにより化学的に行なわれ、共重合体の間で橋かけ結合が広範囲に
亘って行なわれ、強い結合が得られる。しかしながら、共重合の結果として生成
される共重合体の構造は、元の重合体よりも剛性は大きいが、引張強さ、流動性
、伸び能力は低下する。従来そのようにして生成された網状構造は、一般的に長
鎖であり、高い結晶度を有している。重合体は、しばしば、互いに絡み合わされ
たり(interlaced)、鎖が橋かけ結合され、本質的にアモルファス状であり、その
特性は、重合体の結晶構造ではなく、分子間の相互作用に依存する。
従来の重合プロセスでは、重合体の性能を改善するために、添加剤、安定剤、
可塑剤等が用いられる。しかし
ながら、そのような改善は、重合体の種々要素間の融和性(compatibility)によ
る制限を受ける。それゆえ、例えば、添加剤や可塑剤の中には、重合体のマトリ
ックスと相分離(phase separation)するものもある。
様々な単量体を重合体の幹(polymer backbone)にグラフト重合させるために、
様々な方法が利用されている。これらの方法として、連鎖移動反応、ヒドロペル
オキシ化、分解(機械的及び熱的なもの)、レドックス開始の如き官能基反応、
ヒドロキシル基、カルボキシル基、アミノ基、チオール基及びエステル基を含む
分子との縮合を挙げることができる。重合体の幹に適当なグラフティングを行な
うには、従来、単量体を重合体にうまく結合したりグラフトするために、単量体
はビニル単量体や不飽和部分を必要とした。従来より使用されている単量体の例
として、メチルメタクリレート、スチレン、メタクリル酸、不飽和カルボン酸、
ブタジエン、不飽和有機オイル、塩化ビニル、アクリロニトリル、無水マレイン
酸、アクリル酸エステル、イソプレン、ジビニルエーテル、共役ジオレフィン、
ポリアミド、プロピレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、酢酸ビ
ニル、メタクリロニトリル、イソシアナート、ポリ尿素、ポリウレタン、ポリチ
オ尿素(polythioureas)、メタクリル酸グリシジル等を挙げることができる。
上記例示の物質やその組合せは、プラスチックやエラ
ストマーのような重合体や共重合体にグラフトされると、その大半は、融和性(c
ompatible)又は準融和性(semi-compatible)の系(system)となる。程度の如何に
拘わらず、融和しないものがあると、その系の特性は、均質な系の特性よりも低
下する。様々な特性の中で、その低下を予測できるのは、グラフトの鎖の含有量
が増加するにつれて引張強さが低下するというパターンだけである。
新しい傾向として、類似性のない重合体をブレンドし、融和剤又は官能化物質
(functionalizing materials)として作用する共重合体を生成するものがある。
そのような物質の例として、ナイロンその他の熱可塑性物質のグラフティングに
用いられる無水マレイン酸(無水不飽和カルボン酸)が挙げられる。この方法の
場合、過酸化物は、ビニル基又は二重結合の存在下で、重合体へのグラフト反応
を開始させる。ビニル基は、(NH2)、(CN)、等の反応基と置換されてもよい。
重合体をグラフティングする他の方法として、第2重合体がグラフティング工
程にて生成されるものがある。
しかしながら、この方法では、予め生成された重合体のグラフティングでは起こ
らなかった問題がある。特に、第2の重合体の生成は、重合体マトリックスにお
ける単量体の混合や分配に悪影響を及ぼし、粘度の上昇と、単量体の分配状態の
低下を招く。グラフト部分と重合体は、系に均質性を付与する乳化剤として機能
する共重合体を
作り出すが、単量体の分配状態が悪くなると、その反応速度も低下する。
前記のどの方法も、グラフティングは、基本的には、ビニル含有単量体の重合
か、又はEPDMラバーや無水マレイン酸の如き不飽和物質によって行なわれて
おり、フリーラジカルは、過酸化物を用いることにより生成される。発明の簡単な説明
概括的には、本発明は、バルク重合体の共重合方法の改良に関するものであっ
て、以下の工程を含んでいる:
a)炭素原子数が8以下の短鎖単量体のイオン化可能な錯体金属塩を生成する
工程。この工程では、解離定数が10-2〜10-6cm-1、望ましくは炭素原子が8個よ
り少ない有機カルボン酸を、金属(微粉形態が望ましい)、金属酸化物、金属水
酸化物、金属過酸化物及び金属ハロゲン化合物からなる群のどれかで処理するこ
とにより、有機酸の錯体金属塩を生成する。なお、金属は、周期表のIA族、II
A族、IIB族の金属から選択される;
b)バルク重合体を官能化し(functionalizing)、バルク重合体にイオン反応
サイトを作る工程;
c)錯体金属塩と官能化されたバルク重合体を混合し、錯体金属塩をイオン化
して、有機アニオンと金属カチオンを生成する工程。ここで、金属カチオンは、
イオン重合の触媒として作用し、有機アニオンは、イオン反応サ
イトでバルク重合体と共重合される。
バルク重合体の官能化は、バルク重合体を錯体金属塩と混合する前に起こって
もよいし、その後で起こってもよい。
錯体金属塩は、有機金属物質ではないが、容易にイオン化可能な塩である。有
機酸のアニオンは、重合体の幹との橋かけ結合ができるだけ少なくなるようにす
るために、また、官能化された反応サイトのところヘアニオンが容易に到達でき
るように、比較的短鎖の単量体であることが望ましい。融和性については、殆ん
ど或いは全く問題とならない。これは、結合がイオン結合であり、重合体と単量
体が互いに反応するのは、単量体が幹重合体の空きスペースを満たす程度のもの
に限られるためであり、重合体は、橋かけ結合のように剛性化(rigidified)され
ない。その結果、元のバルク重合体物質の性質の如何に拘わらず、元のバルク重
合体物質よりも流動性、伸び及び引張強さが著しく改善される。さらに、天然ゴ
ムは、上述のようにイオン的に共重合されると、熱可塑性重合体のような挙動を
示す。
本発明の目的は、融和性とバルク重合体の性質の如何に拘わらず、飽和結合や
不飽和結合で共重合することにより、天然ゴムを含むほぼどんなバルク重合体の
特性を変えることのできる方法を提供することである。
本発明のさらなる目的は、バルク重合体の特性を変え
て、引張強さ、流動性及び伸びの何れか或いは全てを改善することである。
本発明のさらなる目的は、共重合における橋かけ結合の結合度を少なくするか
又は制限できる方法を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、バルク重合体の空きスペースを単量体で満たし、
バルク重合体を比較的短鎖の単量体と共重合させて、共重合の程度が、空きスペ
ースの容積とイオン重合サイトの数によってのみ制限される方法を提供すること
である。
本発明のこれら及びその他の目的、特徴及び利点は、以下の説明と実施例から
より明らかとなるだろう。発明の詳細な説明
本発明は、バルク重合体の物理的性質を変える方法と、その方法により改質さ
れたバルク重合体を含んでいる。特に有用なバルク重合体の例として、ポリエチ
レン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、天然ゴム
、等が挙げられる。その他にも、短鎖単量体がイオン重合結合するために侵入で
きる空き容積を有するものであれば、バルク重合体として有用である。本発明は
、化学的相互作用や橋かけ結合の反応に依存するものでないから、バルク重合体
の性質は、侵入できる空き容積以外は殆んど重要でなく、バルク重合体は、空き
容積に入る短鎖単量体と所望通りのイオン重合するた
めに、官能化に適したサイトを有している。
本発明に基づいて特性向上のために改質されることのできる具体的なバルク重
合体として、アクリル(acrylics)、アセタール、ABS(アクリロニトリルブタ
ジエンスチレン)、SAN(スチレンアクリロニトリル)、ACS(アクリロニ
トリル塩素化ポリエチレンスチレン)、アミノ樹脂(NH2)、セルロース(ニトレ
ート、アセテート)エポキシ、フルオロプラスチック及びフルオロエラストマー
、ニトリル樹脂、ナイロン(6;6,6;11;12;6,10;6,12)、ポリカーボネート、
ポリブチレン、ポリエチレン及びポリプロピレン共重合体、イオノマー、ポリフ
ェニレンスルフィド、ポリスチレン、ポリウレタン、シリコーン、SBR(エラ
ストマー)、ポリスルフォン、ポリエーテルスルフォン、ポリアリル−スルフォ
ン、熱可塑性エラストマー、及び前掲のアロイ、ブレンドが挙げられる。
本発明によれば、バルク重合体(ゴムや長鎖飽和重合体も、「バルク重合体」
という用語に含まれる)は、短鎖単量体のイオン化容易な錯体金属塩とイオン的
に共重合される。錯体金属塩の調製は、例えば、ギ酸、乳酸、マロン酸、クエン
酸、オルトーフタル酸、アクリル酸、コハク酸、グリコール酸、グルタル酸、マ
レイン酸、イタコン酸等のようにカルボキシル基(解離定数(K)が10-2〜10-6の
範囲にあり、望ましくは、炭素原子数が8よ
り少ない)を有する短鎖有機酸と、IA族、IIA族又はIIB族の金属単体(金属は
、二価のアルカリ土類金属であることが望ましい)又はその酸化物、過酸化物、
水酸化物、ハロゲン化物で開始処理する工程により行なわれるのが望ましく、酸
の金属配位子又は錯体金属塩が生成される。例えば、過酸化マグネシウムや過酸
化カルシウムのような金属過酸化物は、金属塩を生成させるのに特に有用である
。
バルク重合体は、錯体金属塩と十分に混合されて、望ましくは混合の後に、生
成されたイオン重合サイトで官能化される。混合は、例えばエクストルーダ(ext
ruder)の中で行なわれ、フリーラジカルは、例えば、ジクミル(dicumyl)過酸化
物の如き過酸化物のような強酸化物質を添加することにより、(バルク重合体を
官能化するために)混合物の中に導入される。これは、バルク重合体を官能化さ
せて、塩のアニオンとイオン重合するためのイオン反応サイトを形成する。その
後、金属カチオンを触媒とする重合により、有機金属塩のアニオンと、官能化さ
れたバルク重合体の間で、単独重合体(ホモポリマー)が生成される。重合は、実
質的に橋かけ結合のないイオン結合であり、これは錯体金属塩における解離パラ
メータと短鎖の長さによるものである。金属塩のアニオンが、橋かけ結合しない
で、バルク重合体内のギャップを満たすものと思われる。生成される単独重合体
物質に
は、PE、PP及びPVCのバルク重合体が含まれており、流動性、伸び及び引
張強さが元のバルク重合体物質よりも改善されることが示しており、天然ゴムは
、熱可塑性重合体のように挙動する。
バルク重合体を官能化させるフリーラジカルの生成を促進するために、協同作
用剤(co-agents)を過酸化物と共に用いて反応に触媒作用を行なわせることが望
ましい。この目的のために有用な協同作用剤の例として、トリメチルプロパント
リメタクリレート、エチレングリコールジメタクリレート及びジアクリル酸亜鉛
が挙げられる。これらは、反応性のより高いフリーラジカルを生成し、(エラス
トマーとの)硬化(cure)速度や硬化状態を改善する。適当な協同作用剤の特徴は
、カップリング又は単独重合を生じさせる傾向をもった極性にある。単独重合体
の生成は、橋かけ結合を行ない難くする傾向にあって、本発明にとって望ましい
反応機構であり、本発明の重要な特徴である。高い反応性を望まない場合、極性
の小さい協同作用剤が有用であり、この例として、1,2ポリブタジエン、トリア
リルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレート、及びトリアリルトリメリテー
トが挙げられる。高密度のポリエチレンに対する有用な組成物(formulation)は
、単量体の酸として、グリコール酸、イタコン酸、及びギ酸と、t−ブチルペル
オキシジイソプロピルベンゼン、トリアリルシアヌレート及び過酸化カルシ
ウムとの組合せである。この組成物の中のトリアリルシアヌレートは、引張り、
伸び、モジュラス(modulus)等の得られるべき特性に応じて、反応性のより大き
な協同作用剤と置換してもよいし、極性がより小さな協同作用剤と置換してもよ
い。使用される協同作用剤の量は、橋かけ結合を避ける点で重要であるが、その
量は、カップリングを補助して橋かけ結合を少なくするのに必要な動的メカニズ
ム(dynamics)を有効に維持するために、通常は全体の約1〜2パート(parts)以
下である。
本発明の方法において、バルク重合体を官能化させるに際しフリーラジカル源
として有用な有機過酸化物は、幾つかのファクターによって決定される。これら
のファクターとして、特定の系における分解温度、融和性及び溶解性、生成され
るラジカルの種類が挙げられる。この点について、特定の重合物質を攻撃するラ
ジカルが、非常に望ましい。
ペルオキシエステルとペルオキシジカーボネートは、バルク重合体を官能化さ
せるために導入するフリーラジカルとして特に望ましい物質である。ペルオキシ
エステルの中では、t−ブチルペルオキシピバレート及びt−ブチルペルオキシ
ネオデカノエートが望ましく、同様に、t−アミル化合物やアクミル(acumyl)化
合物の類似体も望ましい。例えば、PVC、PE及びポリスチレンに関しては、
t−アミルペルオキシエステルが望ましい。ゴ
ム結合(rubber linkage)が重合体系の一部であるとき、ジクミルペルオキシドを
選択することが望ましい。t−アミルペルオキシケタールの如きペルオキシケタ
ール、特に、1,1,ジ(t−アミルペルオキシ)シクロヘキサンや、エチル3,3,ジ(
t−アミルペルオキシ)ブチレートは、2個の官能基を有し、熱安定性にすぐれ
ている。ペルオキシエステルの中では、t−ブチルペルオクトエート(t-butyl p
eroctoate)のような化合物が、ポリエチレンにおいて重合を開始するために特に
有用である。t−アミルペルオキシエステルは、選択的にラジカルを生成する際
、バルク重合体に対する活性が高い。
本発明の有機塩に用いられる金属は2つの目的があり、最初に有機酸塩から解
離して、バルク重合体とイオン共重合するアニオンの単量体部分を形成すること
であり、次に、有機酸アニオンと、官能化されたバルク重合体とのイオン共重合
に、金属カチオンとして触媒作用を及ぼすことである。そのような特性を与える
適当な金属として、周期表のIA族、IIA族、IIB族の金属が挙げられ、特に、
カルシウムやマグネシウムのようなIIA族の2価金属が好ましい。金属カチオン
は、重合反応が完了した後に残存していても、改質されたバルク重合体の特性に
実質的な悪影響を及ぼすことはない。所望により、金属カチオンは、可溶化させ
て洗い流して除去することができる。或は、金属カチオンは、イオン重合したマ
トリッ
クスに導電性又は半導電性をもたらすために、改質、構造化、又は分配してもよ
い。
アニオンの共重合部分と触媒用金属カチオンを作るために、酸と塩は比較的高
い解離定数Kが要求される。効果的な利用のために、有機酸の解離定数(K)は
、10-2〜10-4cm-1の範囲とすべきであり、10-2〜10-5cm-1の範囲が望ましい。酸
塩は、電解質として使用される。酸塩はまた、例えば、十分な混合によって重合
体分子の中(空いている容積部分又はホールの中)に分散した後、イオン成分に
機能化されることが望ましい。酸塩の機能化は、フリーラジカルの存在と共に、
歪みと熱の存在により行なわれることが望ましい。この機能化によって、アニオ
ンの単量体部分(moieties)とカチオンの金属触媒が生成される。
電解質の構造(アニオンの単量体部分)は、高強度の化学結合をもつ非常に安
定な分子を有するべきであって、炭素分子の総数は8以下とすべきであり、望ま
しくは7以下である。これは、炭素の数が増加すると、イオンのグラフティング
と重合に関する活性度が低下するためである。本発明によれば、電解質の構造が
単純になればなるほど、バルク重合体のスペース内での拡散範囲は大きくなり、
バルク重合体の改質範囲も大きくなる。
より具体的には、本発明の錯体金属塩の生成は、リボンブレンダー(ribbon bl
ender)の中で、前駆物質の酸を、
二酸化ケイ素のような支持体又は吸収体に噴霧することによって行なわれるのが
望ましく、酸の粒子の大きさは約0.5〜約3.0ミクロンであり、予め計算され
た量の酸が均一に散布される。その後、金属は、塩の生成と共に生じる発熱反応
を制御するのに最も適当な形態(例えは、微粉末の金属、酸化物、過酸化物、水
酸化物)にて、ブレンダーに添加される。金属塩は、一旦生成されると、取り除
かれ、低圧下で乾燥させられ、水は略完全に取り除かれる。その後、乾燥した塩
は、上述のように、バッチミキサー、エクストルーダ等の中でバルク重合体と混
合され、塩を重合体の中に拡散させて、本発明の均質な単一相の系が形成される
。
塩は、混合の初期段階でバルク重合体のレオロジーに顕著な効果をもたらすも
のと思われ、粘性を著しく低下させ、重合体の流動性を高める。電解質の含有量
と濃度を増すと、粘性の低下がますます大きくなる。これに対し、通常の共重合
体のグラフティングの場合、そのような条件下では粘度が大きくなり、ある重合
体から他の重合体への拡散作用が減少して共重合し続けることが困難になるのと
は対照的である。
さらに二次転移温度では、ガラス転移温度(Tg)は唯一であることが観察さ
れ、これは通常のグラフト共重合体ではガラス転移温度が2種類であるのと異な
る。さらに、単独重合体は、融和し得るモジュラス(compatibl
e modulus)をもった重合体を3次元的なものにし、伸びと引張り能力を合わせも
たせる。また、Tgが低くなればなるほど、電解質物質の濃度が高くなることが
観察される。
他のどんな物理的性質にも影響を及ぼすことなく、Tgを下げると、共重合体
の物理的性質を劣化させる傾向にある可塑剤を、組成物から排除することができ
る。Tgが低くなればなるほど、重合体の鎖のフレキシビリティが付随的に増大
し、鎖の回転能力が大きくなる。また、Tg値は、電解質による自由スペース(f
ree volume)の占有度に直接関係があり、Tgが低くなればなるほど、占有度が
大きくなる。自由スペースの占有度が大きくなると、溶剤や選択された温度に対
する抵抗が増加する。共重合体は不溶性となり、共重合体の10〜20%は電解
質から生成される単独重合体で表わされる。共重合体の性質は、5%以上の単独
重合体により影響を受け、電解質の約20%までの増加により最適化されるが、
それ以上では、向上効果は飽和する。しかし、単独重合体の含有量が増加しても
、全ての濃度レベルにおいて完全に融和している。
本発明の効果として、バルク重合体と単量体のどちらにも化学的性質に悪影響
も与えることなしに、空所を満たすことができるから、単量体が幹重合体の空所
を完全に満たすまで単量体の添加を続けても、最初に得られた
改良特性は低下しない。従って、単量体のバルク重合体に対する比率の有効な上
限値は、特定のバルク重合体の幹部における利用可能な空所と、特定の単量体の
大きさとにより最終的に決定される。
本発明の方法と、該方法による生成物の効果を示すために、以下の実施例が与
えられる。この実施例は、例示的なものであって、本発明をその詳細に限定する
ものと解されるべきでない。記載されたパーセンテージは、上述した夫々の最終
組成物におけるパーセンテージである。
実施例1−3(有機酸塩調製物)
有機酸塩(調製物I)の調製では、最初に、タルク(14.5%)を、珪藻土(15.0%
)とMgO(2.0%−軽密度)を混合し、その混合物に過酸化カルシウム(7.5%)と
炭酸カルシウム(5.0%)を添加し、混ぜ続けた。混合物が均質になったとき、混
合物をグリコール酸(15.0%)とギ酸(40.0%)のブレンドにゆっくりと加えた。p
Hは、約4.2であり、MgO、CaO又はグリコール酸を添加し、4.0〜4.9の範
囲に維持した。コンダクタンスは、10-1〜10-5cm-1の範囲に維持した。
第2の有機酸塩(調製物II)は、二酸化ケイ素(23.0%)、グリコール酸(40.0%)
、イタコン酸(10.0%)、ギ酸(15.0%)及び過酸化カルシウム(12.0%)のブレンド
を用いて調製した。
第3の有機酸塩(調製物III)は、粘土(13.0%)、二酸化
ケイ素(10 0%)、グリコール酸(65.0%)及び過酸化カルシウムのブレンドを用い
て調製した。
実施例4
高密度ポリエチレン500重量部に、調製物IIを50重量部、ジクミルペルオキシ
ド5重量部、硫酸バリウム10重量部、及び水酸化マグネシウム4重量部を混合し
た。その後、混合物は、L/D 2511、圧縮比3のエクストルーダに、3/4"ネジを用
いて加えた。金型の温度は190°Fであり、圧力は900psiであった。得られた共重
合体は、滑らかな外観で、表面に欠陥はなかった。さらに、押し出されたものは
、ゴムの可撓性を有し、引張強さが5900psi、最大伸びが750%、撓み係数(flexu
ral modulus)が1200以上であった。共重合体は、アセトン、アルコール、メチル
エチルケトン、キシレン及びガソリンからなる溶剤の中に入れて、1週間以上経
過しても特に変化はなかった。
実施例5
実施例4の手順に従って共重合体を生成した。但し、調製物IIの代わりに調製
物IIIを50重量部使用した。得られた共重合体は、最大引張強さが5350psi、伸び
が630%、撓み係数が925であり、溶剤に対して同様な抵抗を示した。
実施例6(対照)
実施例4及び実施例5の共重合をしない高密度ポリエ
チレンは、最大引張強さが1650psi、伸びが375%、撓み係数が792であり、実施
例4に記載した全ての溶剤の中で溶解した。
実施例7
実施例4の手順に従って共重合体を生成した。但し、ポリエチレンの代りにポ
リ塩化ビニルを500重量部用いた。金型の温度は380°Fであった。得られた共重
合体は、引張強さが5200、最大伸びが525%、撓み係数が1710、衝撃強度が580ft
/1b、 380°Fでのメルトインデックスが365gms/10mts、比重が1.68であった。溶
剤に対する抵抗は、実施例4及び実施例5のポリエチレン共重合体と同じであっ
た。
実施例8(対照)
改質を行なわない純粋なPVCは、1650psi、最大伸びが420%、撓み係数が62
0、衝撃強度が32ft/1b、380°Fでのメルトインデックスが505gms/10mts、比重が
1.66であった。
上記実施例から明らかなように、本発明のイオン共重合は、引張強さ、伸び、
撓み係数及び溶剤耐性に関して、元の重合体よりも著しく改良された望ましい特
性をもたらす。様々な特性を得るために添加剤が所望される場合、充填剤の如き
添加剤を添加する前に、本発明の共重合を最初に行なうことが望ましい。充填剤
の添加が早すぎると、充填剤が特性の改良を遅らせると思われる。この問
題を取り除いて分散を改善するために、電解質物質がバルク重合体とのブレンド
の中で生成されるようにすると、添加された充填剤は、均一に分散される。同様
に、顔料その他の添加剤についても、バルク重合体の改善された特性を維持しな
がら、均一に分散される。共重合の効果を最適化するのに必要なファクターとし
て、電解質物質の導電性が高いことと、適当なpHを維持することが挙げられる
。共重合体の生成は、以下の工程によることが重要である:a)始めに、安定な
乾燥錯体塩を生成し、b)その間、電解質が、アニオン重合を停止させたり遅ら
せる要素を含まないようにし、c)グラフティング及び重合を補助するために、
フリーラジカルが生成される。
実施例9
ポリプロピレン(イソタクチック)500重量部を、調製物II60重量部、ジクミ
ルペルオキシド5重量部、及び酸化マグネシウム4重量部と混合し、実施例4と
同じ要領にて共重合した。但し、エクストルーダの温度は390°Fとした。得ら
れた共重合体は、420°Fでのメルトインデックスが620gms/10分、引張強さが460
0psi、伸びが585%、弾性率が1350、圧縮率(compression set)が14%、衝撃強度
が1950ft/1bであった。ポリプロピレン共重合体は、浸漬後1週間経過した後も
、アセトン、MEK、無機酸(HCl)、ガソリン及びメタノールに対して耐性
があった。どの溶剤に浸漬した共重合体も、膨張はな
かった。
実施例10(対照)
純粋なポリプロピレンは、420°Fで715gms/10分の速度で溶融する。純粋なポ
リプロピレンは、引張強さが2300psi、伸びが265%、弾性率が920、圧縮率が42
%、衝撃強度が36ft/1bである。ポリプロピレンは、実施例9の溶剤の中で浸積
中に溶解した。
実施例9の共重合体がどの溶剤の中でも膨張しなかったのは、単独重合体がバ
ルク重合体の鎖のホール又は空所内で占める度合いが大きいことによる。
天然ゴムは、初期引張強さ、伸び率が良好で、コストが低いという望ましい特
徴を有している。しかしながら、ゴムは、酸化、オゾン、反応性化学剤及び流体
に対する耐性が乏しいことから、通常、多くの用途、特に高温下での用途にゴム
を利用することは不利である。本発明を用いると、ポリエチレンのような汎用の
耐性プラスチックは、分解という問題を起こすことなくゴムと同様な特性を有す
るように改質させられ、ナイロン、ポリカーボネート等のエンジニアリングプラ
スチックと同等又はそれ以上の性能を有することができる。一方、ゴムに関して
は、本発明の方法で改質すると、分解抵抗性が高められ、全体の特性が改善され
る。
実施例11
天然ゴム(リブ付きのスモークドシート)500重量部を、
調製物III50重量部、ジクミルペルオキシド5重量部、過酸化カルシウム4重量
部及び硫黄0.5重量部と混合した。混合物は、350°Fで約5分間硬化させた。溶
剤に対する耐性は、天然ゴムよりも改善された。
上記実施例は本発明の例示であって、従来のものよりも改善されていることが
わかる。実施例に含まれる詳細については、本発明を限定するものと解されるべ
きでなく、以下の請求の範囲で規定される発明の範囲から逸脱することなく、パ
ラメータ、構成要素、相対量等において変更が可能である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
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Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.バルク重合体の共重合方法の改良であって: a)バルク重合体を、炭素原子が8個以下の有機単量体のイオン化可能金属塩 と混合するもので、前記金属は、周期表のIA族、IIA族及びIIB族から選択さ れ b)バルク重合体を官能化手段で官能化して、バルク重合体にイオン重合サイ トを作り; c)イオン化可能金属塩を、有機単量体アニオンと金属カチオンにイオン化し ;及び d)イオン重合サイトにて、有機単量体アニオンを官能化されたバルク重合体 とイオン重合させる工程からなり、 有機単量体アニオンは、イオン重合されたバルク重合体の中に5重量%以上 含まれている。 2.金属カチオンは、イオン重合の触媒として作用する請求項1に記載の方法。 3.有機単量体のイオン化可能金属塩は、解離定数が10-2cm-1〜10-6cm-1の有機 カルボン酸を、金属、金属酸化物、金属水酸化物、金属過酸化物及び金属ハロゲ ン化合物からなる群のいづれかと共に処理することによって調製され、この処理 により有機酸の錯体金属塩を生成するもので、金属は、周期表のIA族、IIA族 及 びIIB族の金属から選択される請求項1に記載の方法。 4.イオン化可能な金属塩は、バルク重合体を官能化する前に、バルク重合体内 で拡散させられる請求項1に記載の方法。 5.拡散は、エクストルーダの中で、バルク重合体とイオン化可能な金属塩を混 合することによって行なわれる請求項4に記載の方法。 6.イオン化可能な金属塩は、イオン重合の前に、乾燥させられ、全水分が略完 全に取り除かれる請求項1に記載の方法。 7.イオン化可能な金属塩は、イオン重合促進のために、歪みと熱を加えて機能 化される請求項1に記載の方法。 8.バルク重合体の官能化は、橋かけ結合抑制手段のバルク重合体への添加に随 伴して行なわれ、橋かけ結合反応よりもイオン重合反応を都合良く生じさせる請 求項1に記載の方法。 9.有機単量体アニオンは、イオン重合されたバルク重合体の中に約5〜20重 量%含まれている請求項1に記載の方法。 10.バルク重合体は、自由スペースを含んでおり、イオン重合されたバルク重 合体の5重量%以上で、前記自由スペースを完全に満たすのに十分な量の有機単 量体アニオンが自由スペースに存在している請求項1に記載の方法。 11.金属は、イオン重合されたバルク重合体に残存しいる請求項1に記載の方 法。 12.金属は、イオン重合されたバルク重合体の中に分散状態で存在し、導電性 或いは半導電性をもたらしている請求項11に記載の方法。 13.バルク重合体は、アクリル、アセタール、ABS(アクリロニトリルブタ ジエンスチレン)、SAN(スチレンアクリロニトリル)、ACS(アクリロニトリ ル塩素化ポリエチレンスチレン)、アミノ樹脂(NH2)、セルロース(ニトレート、 アセテート)エポキシ、フルオロプラスチック及びフルオロエラストマー、ニト リル樹脂、ナイロン(6;6,6;11;12;6,10;6,12)、ポリカーボネート、ポリブ チレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンとポリプロピレンの共重 合体、イオノマー、ポリフェニレンスルフィド、ポリスチレン、ポリウレタン、 シリコーン、SBR(エラストマー)、ポリスルフォン、ポリエーテルスルフォ ン、ポリアリル−スルフォン、熱可塑性エラストマー、ポリ塩化ビニル、天然ゴ ム、合成ゴム、及びそのアロイ、そのブレンドからなる群から選択される請求項 1に記載の方法。 14.バルク重合体は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ナイ ロン、天然ゴム及び合成ゴムの中から選択される請求項13に記載の方法。 15.有機単量体は、ギ酸、乳酸、マロン酸、クエン酸、オルト−フタル酸、ア クリル酸、コハク酸、グリコール酸、グルタル酸、マレイン酸及びイタコン酸か らなる群から選択される請求項1に記載の方法。 16.金属は、IIA族の金属である請求項2に記載の方法。 17.金属は、マグネシウム又はカルシウムである請求項16に記載の方法。 18.有機カルボン酸は、過酸化マグネシウム又は過酸化カルシウムで処理され る請求項3に記載の方法。 19.バルク重合体は、フリーラジカルで官能化される請求項1に記載の方法。 20.有機過酸化物は、フリーラジカル源となる請求項19に記載の方法。 21.有機過酸化物は、ペルオキシエステル、ペルオキシケタール及びペルオキ シジカルボネートの中から選択される請求項20に記載の方法。 22.ペルオキシエステルは、t−ブチルペルオキシピバレート、t−ブチルペ ルオキシネオデカノエート、t−アミル化合物の類似体及びアクミル化合物の類 似体からなる群から選択される請求項21に記載の方法。 23.バルク重合体は、PVC、PE及びポリスチレンの中から選択され、有機 ペルオキシエステルは、t−アミルパーオキシエステルである請求項22に記載 の 方法。 24.過酸化物は、ジクミルペルオキシドである請求項20に記載の方法。 25.バルク重合体はゴムからなる請求項24に記載の方法。 26.ペルオキシエステルはt−ブチルペルオクトエートであり、バルク重合体 はポリエチレンである請求項21に記載の方法。 27.ペルオキシケタールは、t−アミルペルオキシケタールから選択される、 請求項21に記載の方法。 28.ペルオキシケタールは、1,1,ジ(t−アミルペルオキシ)シクロヘキサン及 びエチル3,3,ジ(t−アミルペルオキシ)ブチレートの中から選択される請求項2 7に記載の方法。 29.バルク重合体は、協同作用剤と、さらに官能化手段とで処理され、反応性 のより大きなフリーラジカルを生成させる請求項19に記載の方法。 30.協同作用剤は、トリメチルプロパントリメタクリレート、エチレングリコ ールジメタクリレート、1,2ポリブタジエン、トリアリルシアヌレート、トリア リルイソシアヌレート、トリアリルトリメリテート及びジアクリル酸亜鉛の中か ら選択される請求項29に記載の方法。 31.バルク重合体は、エラストマーである請求項30 に記載の方法。 32.協同作用剤は、極性を有しており、望ましい反応機構として、橋かけ結合 の形成に優先して、カップリング又は単独重合を引き起こす作用を有している請 求項29に記載の方法。 33.バルク重合体は、ポリエチレンであり、酸は、グリコール酸、イタコン酸 及びギ酸の組合せであり、重合体は、過酸化カルシウムを含む官能化手段で処理 され、バルク重合体は、t−ブチルペルオキシジイソプロピルベンゼン及びトリ アリルシアヌレートの中から選択される協同作用剤でさらに処理される請求項3 に記載の方法。 34.請求項1、請求項2、請求項3、請求項10、請求項13、請求項14及 び請求項16の何れかの方法により作られた、イオン重合された重合体。
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