JPH09510028A - 反射式標識 - Google Patents

反射式標識

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JPH09510028A JP8520912A JP52091296A JPH09510028A JP H09510028 A JPH09510028 A JP H09510028A JP 8520912 A JP8520912 A JP 8520912A JP 52091296 A JP52091296 A JP 52091296A JP H09510028 A JPH09510028 A JP H09510028A
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Abstract

(57)【要約】 背面部材(14)に取付けられた前面部材(12)を有する再帰反射式標識(10)を提供する。前面部材(12)は、その背面に沿って配置された複数のキューブコーナ(16)を有している。この標識は、如何なる形または色にもでき、従来の標識に比べて夜間の光反射性が優れる。従って、夜間に運転しながらこの標識を容易に見ることができる。代替実施例では、キューブコーナ(16)が背面部材の内面に沿って配置されている。前面部材(12)または標識(10)全体をシリコン材料(80)で塗被して、この標識を引掻きまたは破壊からさらに保護することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 反射式標識 発明の背景 1. 発明の分野 この発明は、一般的には、反射体に関し、更に詳しくは、例えば道路脇の交通 標識用に使うための、改良された反射式標識に関する。 2. 発明の背景 自動車の夜明けと共に、交通整理装置が必要になってきた。元々は、各交通標 識は識別のために独特の形に裁断されていた。電気が普及していなかったので、 描いた標識が交通整理に使用された。自動車を24時間ぶっ通しで使うことが増 えると共に、交通標識は、夜間に見るために有効な、反射性塗料で描かれ始めた 。最初、この反射性塗料は木製標識に使用され、次に積層標識を含め、金属で作 ったより耐久性のある標識に使用された。現在、道路標識は、全体の反射性を増 すために、塗料に小さいガラスビーズを加えたものを使用して作っている。 ガラスビーズを使う例は、マッケンジーの米国特許第2,379,741号; パルムクイストの米国特許第3,065,659号;ミツオ トオヤマ他の米国 特許第3,494,912号;ブーラス他の米国特許第3,877,786号; パターソン他の米国特許第3,922,433号;ツングの米国特許第3,93 4,065号;ミズオチの米国特許第3,994,086号;ミズオチの米国特 許第4,025,674号;ブラウンの米国特許第4,082,426号;クッ ク他の米国特許第4,099,838号;モラリ ジュニアの米国特許第4,5 19,154号;モラリ ジュニアの米国特許第4,544,586号;ローラ ンドの米国特許第4,555,161号;およびチェングの米国特許第4,99 5,185号がある。 現在の技術状態は、ビーズを紙またはウエブ裏当て材の上に置き、薄層状物で 覆うことである。この紙またはウエブの反対側には、特別の接着剤を塗布して、 アルミニウムに貼り付けるようにする。更なる向上は、熱活性化接着剤を使って 接着を改善することである。この方法では、アルミニウムが加熱されて、紙また はウエブがそれに貼付けられる。野外に出す標識は、金属裏当て材に貼付けたス テッカーを使い、この標識にはメッセージ、絵柄、記号等またはそれらの組合せ 、即ちSTOP、WRONG WAYが描かれる。いったんステッカーが貼付け られると、標識はステンシル印刷および塗装準備状態である。しかし、この標識 を描くときは、反射性媒体を覆い隠すのを避けるため、最少量の塗料が使用され る。現在、着色剤または塗料は、層状物の内側に含められている。しかし、加熱 工程中に、ステッカーの内側の塗料が損傷を受ける。更なる損傷が野外に設置中 に起る。標識を支柱に取付けるとき、ボルトが層状物に小さい切れ目を作る。そ れで、標識に湿気が入り、普通の日常の温度の上下で、標識が離層し始め、数週 間で標識が駄目になる。 反射式道路標識および位置標識の他の例には、以下のものがある: (1)ウオルトマンの米国特許第5,050,327号は、前面に情報文を記 した標識を開示している。この前面は、一つ以上の文字部と一つ以上の背景部で できている。この文字部と背景部が標識の断面部を画定する。文字断面部または 背景断面部の少なくとも一つの少なくとも一部が、再帰反射性であり且つ半透明 である。典型的には、この前面の文字部と背景部が対照的な色をしていて、この 標識に表示される情報の視認性を高める。この標識の裏当て部材は、この標識の 半透明断面部の一部である、裏当て部材の少なくともいずれかの断面部で、半透 明または透明でなければならない。この標識は、バックライトが当てられたとき だけ、従来の標識より夜間によく見える。 (2)バリント他の米国特許第3,409,344号は、側壁および端壁が傾 斜し頂壁が平坦な中空ハウジングを含む道路反射体を開示している。このハウジ ングは、挿入物が端壁内にあるように先に成形した反射式挿入物の周縁部付近で 成形される。挿入物の外面は、ほぼ平坦で、その内面に複数の再帰反射式プリズ ムがあり、プリズムの軸が挿入物の平面と、およびこの位置標識/反射体が決ま った位置にあるとき舗道と、ある角度を成し、自動車からの光ビームは運転車の 目へ反射し戻される。 輸送手段としての自動車の使用が始ってから一世紀近く経つが、適切な交通標 識、特に夜見やすい標識がまだ技術的におくれている。それで、この技術に必要 なものは、現在の普通の標識に比べて夜間に格段に見やすいように性能の向上し た反射手段を有する標識である。その上、この標識は、現在使用している標識よ り耐久性があり、長持できる必要がある。従って、本発明が意図するところは、 前述の問題および欠点の効果的解決策である。 発明の概要 一般的に、本発明は、プラスチックで作られ、前面部材および背面部材を有す る反射式標識に関する。更に詳しくは、本発明は、再帰反射の技術を使用する。 光を、その光源の位置に関係なく、光源の直ぐ近くに戻す反射体を逆指向性反射 体と呼ぶ。文字どおりに、逆指向性反射とは、各光線をその元の光路または平行 な光路に沿って送り返して各光線の方向を正確に反転することを意味する。それ で理想的逆指向性反射体は、特定の光源から受けた光の殆どをこの光源それ自体 に戻す。しかしながら、理想的逆指向性反射体には、実用的な価値が無いという 理論的限界の事例をなす。実用的逆指向性反射体は、戻りビームに観察者の目に 達するために要する円錐形状を与えることが理想的なものと異なる。 逆指向性反射体の一つの型は、三重反射体である。この三重反射体には、三つ の平面反射面があり、各々が他の二つに垂直に、例えば部屋の隅で接している床 と二つの隣接する壁のように配置されている。それで、三面全てから次々に反射 されたどの光線も方向が正反対になっている。 例としてSTOP標識を使うと、前面部材をこの標識に適当な量の赤色顔料で 成形し、語または記号および境界がある領域を透明または無色透明なままにする 。前面部材の背面全体にキューブコーナ(cube corners)のような 反射手段がある。この着色顔料が日光で褪せるのを阻止するために、プラスチッ クに紫外線(UV)安定剤を添加することができる。背面部材は、実質的に不透 明にし得る。背面部材の内部仕上げは、非常に滑らかで艶があり、殆ど鏡のよう にし得る。前面部材を通る光はこの標識で反射し戻されてバックライト効果に近 いものを与え、それによって、人が暗がりでこの標識を見る可能性を増大する。 最後に、この標識をシリコンを基にした製品で被膜することができる。この被膜 は、UV安定性を増し、標識の表面をより堅くもしてチョークで書かれること、 埃ま みれになること、および引掻き傷を付けられる量を減らす。塗料は処理面に永久 的には付着しないだろうから、このシリコン被膜は、標識を破壊に耐えるものに もしている。 従って、本発明の目的は、従来の反射式標識より夜間により明るい反射式標識 を提供することである。 本発明の他の目的は、従来の反射式標識に比べて夜間に見やすい反射式標識を 提供することである。 本発明の更なる目的は、従来の反射式標識より長持し、より耐久性のある反射 式標識を提供することである。 本発明の更に他の目的は、プラスチックで作った反射式標識を提供することで ある。 本発明の更なる目的は、取替え反射式標識を作るために完全に資源回収できる 反射式標識を提供することである。 本発明の更に他の目的は、費用が比較的安く、製造が容易である反射式標識を 提供することである。 本発明のその他の目的や利点は、例としてこの発明のある実施例を示す添付の 図面を参照して以下の説明を読めば明白となろう。これらの図面は、この明細書 の一部を構成し、本発明の例示的実施形態を含み、その種々の目的および特徴を 示す。 図面の簡単な説明 本発明は、以下の図面を参照することによってより良く理解できるだろう。そ れらの図面で: 第1図は、前部の前面部材のための第1成形法の第1段階を示す正面図であり ; 第2図は、前部の前面部材のための第1成形法の第2段階を示す正面図であり ; 第3図は、本発明の分解図であり; 第4図は、本発明の正面図であり; 第5A図は、本発明によるキューブコーナの一部の側面図であり; 第5B図は、第5A図に示すキューブコーナの正面図であり; 第6図は、三つの異なる色を有する、本発明の第1実施例の一部を示す側面図 であり; 第7図は、本発明の第2実施例の一部を示す側面図であり; 第8図は、前部の前面部材のための代替成形法を示す正面図であり; 第9図は、第8図の代替成形法で作った、本発明の正面図であり;および 第10図は、この代替成形法による二つの組立式文字の透視図である。 好適実施例の詳細な説明 図面に見られるように、この発明は、以下で議論する成形法で作った、改良さ れた反射式標識を示す。全体が10で示された、この標識は、2個のプラスチッ ク片で構成され、前部または前面部分12および後部14を含む。作る際は、強 いが柔軟なプラスチック、即ち、レクサン(LEXAN)ブランドのようなポリ カーボネートを使うのが好ましい。しかし、ポリカーボネートに類似する特性を 有する他のプラスチックおよび材料を、この反射式標識を作るために使ってもよ い。前面部材12の設計厚さは、標識10に強直さを与えるだけでなく、この領 域にキューブコーナ(cube corners)16を含めた領域を与え、そ れによりこの標識の反射性が増す。 さて、2色を要する標識の作り方を説明するに(第1図および第2図)、第1 ポリカーボネート20をキャビティ30および32から金型40の中へこの標識 の設計による標識の前面領域まで射出する。特に、2色に着色されたプラスチッ クのうちの一つを射出する。これを第1ショットと称する。第1ポリカーボネー トが二つ以上のキャビティを貫流できるようにし、そしてこれらのキャビティが 使用され、キャビティの数が、標識の設計によって決定されることを理解すべき である。標識の他の色が入る領域およびその領域に関連するキャビティの端部は 、第1色のポリカーボネートを射出する間、この第1色が設計上のこの領域に入 るのを防ぐために、閉塞物または分離手段42によって遮断される。第1プラス チック(ポリカーボネート)20が硬化または固化してから、他色のまたは透明 なプラスチックが流入できるように金型が手動操作される。第2図に見られるよ うに、キャビティ34を開けるために、閉塞手段42を引戻し、第2プラスチッ ク 22を貫流させて、前面部材12の組立を完了する。第1プラスチック20の硬 化後、それはキャビティ30および32の閉塞部材として作用し、それによって 射出されたときの第2プラスチックをキャビティ30および32を貫流させずに 、第1プラスチック20用に指定された設計領域に進入しないようにする。 さて、第1プラスチック20の硬化と分離手段42の引戻しによって変更され た金型40は、第2プラスチック22がこの第2プラスチック用に指定された、 標識の前面領域に関連する利用可能なキャビティを満たすようにする。これを第 2ショットと称する。この例では、二つの異なる色のプラスチックのみが必要と されたが、このような方法を、割り当てられた数の閉塞部材42および予め硬化 した着色または透明プラスチックを使って、追加の色または透明プラスチックが 金型のこの標識設計による標識の前面の指定された領域にだけ流入できるように して、多数の異なる色のプラスチックに利用できることを理解すべきである。そ のような場合、追加のプラスチックを第3ショット、第4ショット、等と称する 。いったん、全てのプラスチックが冷却したら、標識10の前面部材12を金型 40から取出す。 上に説明した方法の代替方法は、第1ショット(硬化後の第1色のプラスチッ ク20)を取出して、それを第2の独立の金型(図示せず)に移して第2ショッ ト(第2色のプラスチック22)を射出することである。2つのショットは、同 じ基材(有色顔料だけが違う)からなるので、この2つのショットは互いに溶け 合いこの前面部材12をして一つの完成品を作りあげる。前面部12は、適当な 数の有色顔料で成形され、語または記号がある領域を透明に保つ。金型設計によ って、前面部材12はその全背面に複数のキューブコーナ16を含む。 しかし、これらの方法のどれに於いても、金型は、前面部材12の内面全部に 複数のキューブコーナ16を設けるように設計される。前面部材12の全背面に キューブコーナ16を配置することが好ましいが、本発明はそれには限定されな い。それで、前面部材12の背面の、全面ではなく、かなりの部分に複数のキュ ーブコーナ16を設けることは、この発明の範囲内にある。各キューブコーナ1 6は、上述した三面反射鏡の形をしている。キューブコーナ16は、直角三角錐 のモザイクで、金型設計で形成され、この標識に優れた夜間視認性を与える。い ったん、前面部材12が金型40から外されたら、それは背面部材14に取付け られる。背面部材14は、前面部材12を受入れるために標識10の正確な形に 予め形押しされているのが好ましい。前面部材12は、クリップ留め、膠付け、 接着固定、スナップ嵌合、超音波手段を含む幾つかの異なる方法で背面部材14 に取付けることができる。しかし、この発明は、これらの上掲された取付方法に 限定されないこと、および列挙しないその他の従来の取付方法がこの発明の範囲 内にあることを理解すべきである。 最後に、この標識10の前面部材12がシリコン硬化剤80で被膜、硬化され る。前面部材12に加えて、標識10をより十分に保護するため、標識全体をシ リコン硬化剤80で被膜することができる。シリコン被膜は、標識10を密封し 、それを太陽の紫外線から保護する。このシリコン被膜は、表面を堅くもし、標 識10の外観を艶やかできれいに保ちながら、破壊に耐えるものとする。それで 、本発明は、従来の標識に比べて、反射性がよく、耐久性のある標識を提供する 。 このように、この標識は、全てプラスチックで作るのが好ましい。塗料、アル ミニウム裏当て、反射シートまたはステッカー(sticker)がない。標識 10の全ての前面部材12は、標識で、従来技術の標識、即ちSTOP標識等の ように、金属、木またはプラスチックさえ含むような裏板に接着したステッカー ではない。標識設計の文字、記号、および色は、キューブコーナ16に成形され た前面部材12の内面または背面と共に、プラスチック(ポリカーボネート)か ら一緒に成形される。標識10は、従来技術の標識に比べて、優れた再帰反射特 性を有する。更に、キューブコーナ16が内側にあり、使用された被膜材料が外 部の塗料材料を容易には受付けないので、標識10を引掻いてもこの再帰反射性 特性を阻止することはない。 例示だけの目的で、本発明を説明する際に、標識設計の例として適当な場合、 STOP標識を使用する。しかし、以下で分るように、本発明は、形状または色 に関係なく、再帰反射性を要する、如何なる型式の標識を作ることにも使用する ことができる。 次に、例としてSTOP標識を使って、成形法を説明する。ポリカーボネート (赤色顔料を有する)をキャビティから金型に射出する。それによって前面部材 12を適当量の赤色顔料で成形し、(STOP)という単語が前面に位置付けら れている領域は、透明なままにする。いったん、硬化すると、透明プラスチック (ポリカーボネート)が標識の境界領域並びに単語STOPが位置付けられてい る領域にキャビティから射出される。硬化した赤色ポリカーボネートが閉塞手段 として作用して、透明プラスチックが前面部材12のこれらの領域に入るのを防 ぐ。前面部材の内面または背面全体にキューブコーナ16が成形される。 使用に際し、STOP標識に関する最大の関心事は、赤色顔料が太陽から来る 紫外(UV)線のために褪せることである。しかし、このプラスチック(ポリカ ーボネート)は、この褪色を阻止するためにUV安定剤が添加されている。その 上、前面部材12の厚さが、反射式のステッカーの上に赤色被膜を単純に塗った 普通のSTOP標識にあるよりかなり多くの赤色顔料があるようになっている。 この追加の顔料も野外での標識10の寿命を延す。 STOP標識12の背面部材14もプラスチック、好ましくはポリカーボネー トから作り、実質的に不透明である。背面部材14の内面18の内部仕上げは、 非常に滑らかで艶があり、殆ど鏡のようで反射面を作る。その代りに、マイラー (MYLAR)ブランドフィルム、光沢紙または金属層を背面部材14の内面に 配置して反射面を作ってもよい。このようにして、前面部材12を通る光はどれ もこの標識で反射し戻されて“バックライト”効果に近いものを与えるだろう。 このようにして、暗がりで標識10を見る可能性が非常に増大する。更に、電気 的光源をこの標識に設けて、艶のあるまたは鏡状の面から反射し戻される光の量 を増すこともできる。最後に、標識10全体をシリコンを基にした製品で被膜す ることができる。このシリコン被膜は、赤色顔料およびポリカーボネートそれ自 体のUV安定性を増加される。付加的利点は、このシリコン被膜が標識10の表 面をより堅くし、それによってこの標識10にチョークで書かれること、埃まみ れになること、および引掻き傷を付けられる量を減少させる。処理面に永久的に は付着しない塗料もいくつかはあるだろうから、このシリコン被膜は、この標識 を破壊に耐えるものとしている。 第1代替実施例で、反射面(即ち、マイラーブランドフィルム、光沢紙、また は金属層等)をキューブコーナ16上に配置し、または付着して特別な反射をさ せることができる。キューブコーナ16に反射面を付けてから、このキューブコ ーナ16を密封して裏当て材を必要なくすることができる。 第2代替実施例(第7図)では、キューブコーナを標識の前面部材の代わりに 、背面部材14上に配置する。したがって、前面部材の内面および外面が基本的 に平坦である。この前面部材を作る方法は、それでも、金型におけるキューブコ ーナの設計が削除されることを除いて、上述したのと同じである。この代替実施 例は、この発明の第1実施例の利点を全て有する。 第3実施例に於いては、前面部材が透明または無色透明で、背面部材の内面か 前面部材の内面にキューブコーナがある。この実施例で、この標識が伝えるメッ セージは、前面部材上に描く。上と同様に、背面部材を除き、反射面をキューブ コーナ上に付着することができる。 この標識設計の第2代替方法は、標識設計の異なる色を分離するために組立式 金型形状物50を使うことを含む。再び例としてSTOP標識を使って(第7図 乃至第10図)、組立式形状物50は、この標識の設計に従って文字、絵柄また はその他の記号の輪郭(例えば、このSTOP標識のS、T、OおよびPの文字 並びに外境界領域)を作るために金型の中にプラスチックを射出することによっ て造る。これらの組立式形状物は、支持壁およびこの標識設計に使用する色の隔 離または分離手段となる。この方法で、上に説明した分離手段42は、組立式形 状物がそのような機能を本質的に持っているので、もはや必要ない。 組立式形状物50を作るためには、この標識設計によって要求された文字およ び記号の輪郭を作るように設計された第1金型の中へプラスチックが射出される 。組立式形状物50用に使うプラスチック材料および色は、この標識の前面部材 12用に使うプラスチックと同じである。それで、これらのプラスチックは、互 いに完全に混ざり合い、継目が無くなるだろう。いったん、冷却され、残りのプ ラスチックが取除かれると、これらの付形品を第2金型に挿入して、標識の前面 部材が作られる。 例としてSTOP標識を使うと、組立式形状物50を使うことによって、赤色 プラスチックと透明プラスチックの両方を同時に金型に射出することができる。 透明プラスチックは、文字S、T、OおよびPの分離壁並びに外境界の間の領域 52の中へ注入し、一方赤色プラスチックは、54で指す領域内に注入する。こ の第2金型で、キューブコーナ16を、上に説明した他の方法と同様なやり方で 作る。キューブコーナ16は、標識の前面部材12(第8図)か背面部材(第7 図)のどちらかに配置することができる。前面部材12に配置するとき、キュー ブコーナは、プレハブ付形品があるところを除いて、前面部材12の内面全体に 配置される。しかし、この領域は最小で、この標識10の反射性特性に影響しな い。 それで、この第2代替方法は、本発明の再帰反射式標識を作るより実用的方法 を提供する。その上、組立式形状物50が標識10の前面部材12を背面部材に 接合するための追加の領域を提供し、それによって、この標識10の強直さを増 大させる。 STOP標識として運用する際、光、例えば夜間の自動車のヘッドライトがこ の標識に当る。いくらかの光は、直ちにこのSTOP標識の赤色および無色透明 または透明領域から反射し戻されるだろう。しかし、いくらかの光は、反射し戻 されずに、このSTOP標識の前面部材12を通過し、キューブコーナ間の小さ い割れ目を通って背面部材と前面部材の間に捕えられる。この光が背面部材の内 面の艶のあるまたは鏡状の仕上げに当って反射し戻り、キューブコーナに当る。 キューブコーナが、背面部材と前面部材の間に閉込められたこれらの光を種々の 方向に拡散し、自動車の運転車がこのSTOP標識を容易に見られるようにする 。本発明は、反射の目的で従来技術のガラス玉を使った同じ外径の標識より反射 面積をほぼ50%多く提供する。それで、この発明は、運転車が、対応する交差 点または道に入る前に安全に止るために、STOP標識に接近するのに先立って このSTOP標識をよく見えるようにする。更に、このSTOP標識は、赤色顔 料が多いため、従来のSTOP標識より遥かに長く赤いままであろう。この標識 は、全部プラスチックまたは熱可塑性材料で作ることができるので、資源回収可 能で、従ってこの発明によって標識を追加して作るために再利用できる。この標 識に塗布したシリコン被膜は、破壊行為に類するもの、引掻き、日光等による標 識の破損を防ぐのを助ける。 この発明は、標識の大きさに関係なく、再帰反射性を要する標識ならどれにも 使用することができる。この発明は、標識の前面部分に任意の文字を含む任意の 記号を収容することができ、どんな形状若しくは色、または形状若しくは色のど んな組合せにもできる。従って、この発明は、再帰反射性を要するどんな標識並 びにどんな交通標識にも利用することができる。しかし、この発明は、標識には 限定されず、再帰反射性を要する他の物体および品目に利用することができる。 更に、反射手段としてキューブコーナを使用してこの発明を説明したが、キュー ブコーナの代りに、他の三重反射体並びに反射手段を使ってもよいことを理解す べきである。この発明の特徴を使う他の設計組合せが可能であり、この発明の範 囲内に入ることも理解すべきである。更に、標識全体をプラスチックで作るのが 好ましいが、これに限定せず、ガラス、ファイバグラスまたは金属のようなその 他の材料を使ってもよい。 それで、この発明のある形を例示し、説明したが、ここに説明し、図示した部 分の特定の形または配置に限定されないことを理解すべきである。当業者には、 この発明の範囲から逸脱することなく種々の変更を行うことができること、およ びこの発明が図面に示し、明細書で説明したものに限定されると考えるべきでな いことは明白だろう。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1995年8月22日 【補正内容】 請求の範囲 1.所望の形状を有し、夜間に見るとき、顕著性および視認性を増す再帰反射 式標識であって: その中に情報を含みかつ外面および内面を有する単層前面部材であって、該前 面部材の内面がそれと共に作動的に関連した反射手段を組込み、前記標識の所望 の形状に成形され、そこで前記情報が前記単層前面部材の一部である該単層前面 部材を含む再帰反射式標識。 2.請求項1の再帰反射式標識において、更に前記前面部材と作動的に関連し た背面部材を含み、該背面部材が内面および外面を有し、前記標識が前側および 後側を有し、そこで前記標識を前記前側から見たときにだけ前記情報が見える再 帰反射式標識。 3.請求項6の再帰反射式標識において、前記前面部材の少なくとも一部を表 面硬化剤で塗被し、前記標識の褪色の減少および耐用年数の延長を助長する再帰 反射式標識。 4.請求項6の再帰反射式標識において、前記前面部材および前記背面部材の 少なくとも一部を表面硬化剤で被膜して前記標識の褪色の減少および耐用年数の 延長を助長する再帰反射式標識。 5.請求項10の再帰反射式標識において、前記前面部材の内面の仕上げが滑 らかで艶があって第2反射手段となる再帰反射式標識。 6.所望の形状を有し、夜間に見るとき、顕著性および視認性を増す再帰反射 式標識であって: その中に情報を含みかつ外面および内面を有する単層前面部材であって、前記 前面部材の内面がそれと作動的に関連した反射手段を組込み、前記標識の所望の 形状に成形された前記単層前面部材;および 前記前面部材と作動的に関連し、内面および外面を有する背面部材であって、 前記標識が前側および後側を有し、そこで前記標識を前記前側から見たときにだ け前記情報が見える前記背面部材; を含み、そこで前記背面部材の内面の仕上げが滑らかで艶があって第2反射手 段となる再帰反射式標識。 7.請求項6の再帰反射式標識において、前記反射手段が前記前面部材の内面 に沿って前記前面部材に組込まれた複数のキューブコーナである再帰反射式標識 。 8.請求項6の再帰反射式標識において、前記前面部材および前記背面部材を プラスチックで作った再帰反射式標識。 9.請求項6の再帰反射式標識において、前記背面部材が実質的に不透明であ る再帰反射式標識。 10.所望の形状を有し、夜間に見るとき、顕著性および視認性を増す再帰反射 式標識であって: その中に情報を含みかつ外面および内面を有する単層前面部材であって、該前 面部材の内面がそれと作動的に関連した反射手段を組込み、前記標識の所望の形 状に成形された前記単層前面部材;および 前記前面部材と作動的に関連し、内面および外面を有する背面部材であって、 前記標識が前側および後側を有し、そこで前記標識を前記前側から見たときにだ け前記情報が見える前記背面部材; を含み、そこで前記反射手段が前記前面部材の内面および前記背面部材の内面 に沿って配置された複数のキューブコーナであり、前記背面部材の内面に沿って 配置された前記キューブコーナが2次反射体として作用する再帰反射式標識。 11.夜間に見るとき、顕著性および視認性を増す再帰反射式標識であって: その中に情報を含みかつ外面および内面を有する単層前面部材;および 前記前面部材と作動的に関連した背面部材であって、該背面部材が内面および 外面を有し、該背面部材の内面がそれと作動的に関連した反射手段を有する前記 背面部材を有する再帰反射式標識。 12.請求項11の再帰反射式標識において、前記前面部材の少なくとも一部を 表面硬化剤で塗被し、前記標識の褪色の減少および耐用年数の延長を助長する再 帰反射式標識。 13.請求項11再帰反射式標識において、前記前面部材および前記背面部材の 少なくとも一部を表面硬化剤で塗被し、前記標識の褪色の減少および耐用年数の 延長を助長する再帰反射式標識。 14.請求項11の再帰反射式標識において、前記前面部材の前記内面の仕上げ が滑らかで艶があって第2反射手段となる再帰反射式標識。 15.請求項11の再帰反射式標識において、前記反射手段が前記背面部材の内 面に沿って配置された複数のキューブコーナである再帰反射式標識。 16.請求項11の再帰反射式標識において、前記前面部材および前記背面部材 をプラスチックで作った再帰反射式標識。 17.請求項11の再帰反射式標識において、前記背面部材が実質的に不透明で ある再帰反射式標識。 18.夜間に見るとき、顕著性および視認性を増す再帰反射式標識であって: ポリカーボネートで作り、外面および内面を有する前面部材; 該前面部材の内面に沿って配置された複数のキューブコーナ;および 実質的に不透明であり、ポリカーボネートで作り、前記前面部材と作動的に関 連した背面部材であって、該背面部材が内面および外面を有し、該背面部材の内 面の仕上げが滑らかで艶がある前記背面部材を有する再帰反射式標識。 19.請求項18の再帰反射式標識において、前記前面部材の少なくとも一部を 表面硬化剤で塗被した再帰反射式標識。 20.請求項11再帰反射式標識において、前記前面部材および前記背面部材の 少なくとも一部を表面硬化剤で塗被した再帰反射式標識。 21.夜間に見るとき、顕著性および視認性を増す再帰反射式標識であって: 外面および内面を有する前面部材; 該前面部材の内面に沿って配置された複数のキューブコーナ;および 前記前面部材と作動的に関連した背面部材であって、該背面部材が内面および 外面を有し、該背面部材の内面の仕上げが滑らかで艶があって、前記複数のキュ ーブコーナに加えて反射手段となる前記背面部材を有する再帰反射式標識。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.所望の形状を有し、夜間に見るとき、顕著性および視認性を増す再帰反射 式標識であって: その中に情報を含みかつ外面および内面を有する単層前面部材であって、該前 面部材の内面がそれと共に作動的に関連した反射手段を組込み、前記標識の所望 の形状に成形された前記単層前面部材を有する再帰反射式標識。 2.請求項1の再帰反射式標識において、更に前記前面部材と作動的に関連し た背面部材を含み、該背面部材が内面および外面を有し、前記標識が前側および 後側を有し、そこで前記標識を前記前側から見たときにだけ前記情報が見える再 帰反射式標識。 3.請求項1の再帰反射式標識において、前記前面部材の少なくとも一部を表 面硬化剤で被膜して、前記標識の褪色の減少および耐用年数の延長を助長する再 帰反射式標識。 4.請求項2の再帰反射式標識において、前記前面部材および前記背面部材の 少なくとも一部を表面硬化剤で被膜して前記標識の褪色の減少および耐用年数の 延長を助長する再帰反射式標識。 5.請求項1の再帰反射式標識において、前記前面部材の内面の仕上げが滑ら かで艶があって第2反射手段となる再帰反射式標識。 6.請求項2の再帰反射式標識において、前記背面部材の内面の仕上げが滑ら かで艶があって第2反射手段となる再帰反射式標識。 7.請求項1の再帰反射式標識において、前記反射手段が前記前面部材の内面 に沿って該前面部材に組込まれた複数のキューブコーナである再帰反射式標識。 8.請求項2の再帰反射式標識において、前記前面部材および前記背面部材を プラスチックで作った再帰反射式標識。 9.請求項2の再帰反射式標識において、前記背面部材が実質的に不透明であ る再帰反射式標識。 10.請求項2の再帰反射式標識において、前記反射手段が前記前面部材の内面 および前記背面部材の内面に沿って配置された複数のキューブコーナであり、該 背面部材の内面に沿って配置された該キューブコーナが2次反射体として作用し 、そこで前記情報が前記標識を前記前側から見たときにだけ見える再帰反射式標 識。 11.夜間に見るとき、顕著性および視認性を増す再帰反射式標識であって: 情報を含み外面および内面を有する単層前面部材;および 前記前面部材と作動的に関連した背面部材であって、該背面部材が内面および 外面を有し、該背面部材の内面がそれと共に作動的に関連した反射手段を有する 再帰反射式標識。 12.請求項11の再帰反射式標識において、前記前面部材の少なくとも一部を 表面硬化剤で塗被し、前記標識の褪色の減少および耐用年数の延長を助長する再 帰反射式標識。 13.請求項11再帰反射式標識において、前記前面部材および前記背面部材の 少なくとも一部を表面硬化剤で塗被し、前記標識の褪色の減少および耐用年数の 延長を助長する再帰反射式標識。 14.請求項11の再帰反射式標識において、前記前面部材の前記内面の仕上げ が滑らかで艶があって第2反射手段となる再帰反射式標識。 15.請求項11の再帰反射式標識において、前記反射手段が前記背面部材の内 面に沿って配置された複数のキューブコーナである再帰反射式標識。 16.請求項11の再帰反射式標識において、前記前面部材および前記背面部材 をプラスチックで作った再帰反射式標識。 17.請求項11の再帰反射式標識において、前記背面部材が実質的に不透明で ある再帰反射式標識。 18.夜間に見るとき、顕著性および視認性を増す再帰反射式標識であって: ポリカーボネートで作られ、外面および内面を有する前面部材; 該前面部材の内面に沿って配置された複数のキューブコーナ;および 実質的に不透明であり、ポリカーボネートで作られ、前記前面部材と作動的に 関連した背面部材を含み、該背面部材が内面および外面を有し、前記背面部材の 内面の仕上げが滑らかで艶がある再帰反射式標識。 19.請求項18の再帰反射式標識において、前記前面部材の少なくとも一部を 表面硬化剤で塗被した再帰反射式標識。 20.請求項11再帰反射式標識において、前記前面部材および前記背面部材の 少なくとも一部を表面硬化剤で塗被した再帰反射式標識。 21.夜間に見るとき、顕著性および視認性を増す再帰反射式標識であって: 外面および内面を有する前面部材; 該前面部材の内面に沿って配置された複数のキューブコーナ;および 前記前面部材と作動的に関連した背面部材を含み、該背面部材が内面および外 面を有し、該背面部材の内面の仕上げが滑らかで艶があって、前記複数のキュー ブコーナに加えて反射手段となる再帰反射式標識。
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