JPH08250069A - ネオン表示装置 - Google Patents

ネオン表示装置

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JPH08250069A
JPH08250069A JP7836095A JP7836095A JPH08250069A JP H08250069 A JPH08250069 A JP H08250069A JP 7836095 A JP7836095 A JP 7836095A JP 7836095 A JP7836095 A JP 7836095A JP H08250069 A JPH08250069 A JP H08250069A
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JP
Japan
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display device
neon
buffer layer
gas
cold cathode
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JP7836095A
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English (en)
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Kiyoshi Aoshima
清 青島
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  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネオン管のガラス部分の破損を防止する。 【構成】 ネオン管11a、11b、11cは、バルブ
13a、13b、13cに透明なシリコンゴム製の緩衝
被膜16が被覆され、さらに透明なアクリル樹脂製の補
強材15に埋め込まれている。補強材15が外部からの
ショックや応力に抗するとともに、補強材15とバルブ
13a、13b、13cとの膨張率の差によるサイズ変
化を緩衝被膜16が吸収するので、膨張収縮によりバル
ブ13a、13b、13cが破損することはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネオン管等のガス入り
冷陰極管を備え、主として看板や補助照明として使用さ
れるいわゆるネオン表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】様々な色の光を発光するネオン管等のガ
ス入り冷陰極管は、いわゆるネオンサイン、寝室照明
灯、補助照明灯に使用される。ネオンサインに使用され
る場合には特に、管状のガラス部分(バルブ)は折り曲
げられて、文字、模様やさまざまな形象を平面的に形ど
って形成されている。
【0003】ネオンサインに使用されるガス入り冷陰極
管にはさまざまなサイズのものがある。ビルの屋上や壁
面などに配置される大型のネオンサインには太いバルブ
のものが使用され、店名や営業中であることを示す小型
のネオンサインの看板には、細いものが使用される。サ
イズは、ネオンサインを見る者との間の距離に反比例
し、人との距離がごく近いネオンサインには、バルブの
直径が3ミリのいわゆる3ミリ管が使用されている。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】ガス入り冷陰極管は、細ければ細いほどシ
ョックに弱く、バルブ部分が破損しやすい。看板が点灯
されて使用されるのは夜間であり、「ネオン街」という
表現が存在することからも明らかなように飲食街で使用
されることが多い。看板は、人目を惹き付けることが第
一の目的であるから、ネオンサインの看板はしばしば飲
食街を闊歩する酔客の興味を惹き、さわられたり弾かれ
たり、時には殴られたり蹴られたりしてショックを与え
られることになる。酔客が触れることのできるような箇
所にある看板には、細くてガラス厚の薄いガス入り冷陰
極管、例えば3ミリ管が使用されているから、たとえケ
ース内に収容しておいたとしても、軽いショックで容易
に破損してしまう。
【0005】破損を防止するためには、ガス入り冷陰極
管全体を適当な補強材の内部に埋め込んでしまえばよい
が、考え得る補強材とガラスとの間には温度、湿度等の
条件による膨張率の差があり、この膨張率の差によりガ
ラス管が破損してしまうので実現できなかった。
【0006】よって本発明の目的は、ガス入り冷陰極管
のガラス管のガラス厚が薄い場合であっても、外部から
のショックに耐えることのできるネオン表示装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、少なくとも1本のネオン管
等のガス入り冷陰極管を備えたネオン表示装置におい
て、前記ガス入り冷陰極管の少なくともガラス部分の周
囲全体に可撓性及び透光性を有する材料からなる緩衝層
を設け、かつ緩衝層のさらに外側全体に剛性及び透光性
を有する材料からなる補強層を設けてネオン表示装置を
構成した。
【0008】請求項2に記載の発明は、前記緩衝層は合
成ゴム製であり、前記補強層はプラスチック製であるよ
うに請求項1に記載のネオン表示装置を構成した。
【0009】請求項3に記載の発明は、前記緩衝層はシ
リコンゴム製であり、前記補強層はアクリル樹脂製であ
るように請求項2に記載のネオン表示装置を構成した。
【0010】請求項4に記載の発明は、前記緩衝層は、
前記ガス入り冷陰極管のガラス部分の周面全体に材料を
直接塗布することにより形成された被膜であるように請
求項1〜3に記載のネオン表示装置を構成した。
【0011】請求項5に記載の発明は、前記緩衝層は、
前記ガス入り冷陰極管のガラス部分の周面全体に浸漬被
覆することにより形成された被膜であるように請求項4
に記載のネオン表示装置を構成した。
【0012】請求項6に記載の発明は、前記補強層は、
被膜である緩衝層を既に形成済の前記ガス入り冷陰極管
を型の内部に入れ、補強層を構成する材料を少なくとも
前記緩衝層が覆われるまで注入して注型成形することに
より形成して請求項4〜5に記載のネオン表示装置を構
成した。
【0013】請求項7に記載の発明は、前記ガス入り冷
陰極管は3ミリ管として請求項1〜6に記載のネオン表
示装置を構成した。
【0014】請求項8に記載の発明は、宣伝広告のため
の看板であるように請求項1〜7に記載のネオン表示装
置を構成した。
【0015】請求項9に記載の発明は、自動車のナンバ
ープレートの周縁を囲んで突設されたガス入り冷陰極管
を含む照明装置であるように請求項1〜7に記載のネオ
ン表示装置を構成した。
【0016】請求項10に記載の発明は、少なくとも1
本のネオン管等のガス入り冷陰極管を備えたネオン表示
装置において、前記ガス入り冷陰極管の少なくともガラ
ス部分の周囲全体に可撓性及び透光性を有する材料から
なる緩衝層を設け、かつ緩衝層のさらに外側の少なくと
も一部に剛性を有する材料からなる補強層を設けてネオ
ン表示装置を構成した。
【0017】請求項11に記載の発明は、前記緩衝層は
合成ゴム製であり、前記補強層はプラスチック製である
ように請求項10に記載のネオン表示装置を構成した。
【0018】請求項12に記載の発明は、前記緩衝層は
シリコンゴム製であり、前記補強層はアクリル樹脂製で
あるように請求項11に記載のネオン表示装置を構成し
た。
【0019】請求項13に記載の発明は、前記緩衝層
は、前記ガス入り冷陰極管を型の内部に入れ、緩衝層を
構成する材料を少なくとも前記ガス入り冷陰極管のガラ
ス部分が覆われるまで注入して注型成形することにより
形成して請求項10〜12に記載のネオン表示装置を構
成した。
【0020】請求項14に記載の発明は、前記ガス入り
冷陰極管全体の形状は略平面状であって、平板状の前記
型の内部に横たえられる姿勢で配置されて前記緩衝層を
構成する材料が注型成形されることにより前記緩衝層が
形成して請求項13に記載のネオン表示装置を構成し
た。
【0021】請求項15に記載の発明は、前記補強層
は、平面状の緩衝層の表裏面の少なくとも一方の面に接
着された平板状であるように請求項14に記載のネオン
表示装置を構成した。
【0022】請求項16に記載の発明は、前記補強層
は、平面状の緩衝層の裏面に接着された平板状であっ
て、平板状の表裏面の一方に少なくとも前記ガス入り冷
陰極管の方向からの光を反射する反射層を有するように
請求項15に記載のネオン表示装置を構成した。
【0023】請求項17に記載の発明は、前記ガス入り
冷陰極管は3ミリ管であるように請求項10〜16に記
載のネオン表示装置を構成した。
【0024】請求項18に記載の発明は、宣伝広告のた
めの看板であるように請求項10〜17に記載のネオン
表示装置を構成した。
【0025】
【作用】本発明は上記の構成としたので、次のような作
用を奏する。
【0026】請求項1に記載の発明に係るネオン表示装
置においては、ガス入り冷陰極管の少なくともガラス部
分の周囲全体には、可撓性及び透光性を有する材料から
なる緩衝層が設けられている。緩衝層のさらに外側全体
には、剛性及び透光性を有する材料からなる補強層が設
けられている。ガス入り冷陰極管のガラス部分の周囲の
緩衝層及び補強層は透光性を有するので、ガス入り冷陰
極管の点灯は外部より見ることができる。また、温度、
湿度等の環境の変化により補強層及びガス入り冷陰極管
のガラス部分が異なる膨張率で膨張収縮したとしても、
可撓性を有する緩衝層がサイズ変化の差を吸収するの
で、ガラス部分が破損することはない。さらにまた、補
強層は剛性を有するので、外部からのショックや応力に
も拘らずガラス部分が破損することはない。
【0027】請求項2に記載の発明に係るネオン表示装
置においては、緩衝層は合成ゴム、補強層はプラスチッ
クで構成したので、製造が容易かつ安価である。また、
可撓性、光透過率、比重、耐久性、耐熱性に優れた材料
をそれぞれ選択することができる。
【0028】請求項3に記載の発明に係るネオン表示装
置においては、緩衝層はシリコンゴム、補強層はアクリ
ル樹脂で構成したので、容易かつ安価に製造できる。ま
た、シリコンゴムは耐熱性がきわめて高く、耐水性も良
好なので、ガス入り冷陰極管のガラス部分の周囲に配置
するのに適している。アクリル樹脂は透明性に優れ、耐
候性も良好であり、看板など屋外用として特に適する。
【0029】請求項4に記載の発明に係るネオン表示装
置においては、緩衝層は、ガス入り冷陰極管のガラス部
分の周面全体に材料を直接塗布することにより、ガラス
部分の周面を覆う被膜として形成される。
【0030】請求項5に記載の発明に係るネオン表示装
置においては、被膜である緩衝層は浸漬被覆により形成
される。
【0031】請求項6に記載の発明に係るネオン表示装
置においては、被膜である緩衝層を既に形成済のガス入
り冷陰極管を型の内部に入れ、補強層を構成する材料を
少なくとも緩衝層が覆われるまで注入して注型成形する
ことにより形成される。
【0032】請求項7に記載の発明に係るネオン表示装
置においては、3ミリ管のガス入り冷陰極管が点灯す
る。
【0033】請求項8に記載の発明に係るネオン表示装
置は、看板として宣伝広告のために使用される。
【0034】請求項9に記載の発明に係るネオン表示装
置は、ガス入り冷陰極管が自動車のナンバープレートの
周縁を囲んで突設されているので、ナンバープレート表
面を照明する。
【0035】請求項10に記載の発明に係るネオン表示
装置においては、ガス入り冷陰極管の少なくともガラス
部分の周囲全体には、可撓性及び透光性を有する材料か
らなる緩衝層が設けられている。緩衝層のさらに外側の
少なくとも一部には、剛性を有する材料からなる補強層
が設けられている。ガス入り冷陰極管のガラス部分の周
囲の緩衝層は透光性を有するので、ガス入り冷陰極管の
点灯は外部より見ることができる。また、温度、湿度等
の環境の変化により補強層及びガス入り冷陰極管のガラ
ス部分が異なる膨張率で膨張収縮したとしても、可撓性
を有する緩衝層がサイズ変化の差を吸収するので、ガラ
ス部分が破損することはない。さらにまた緩衝層がショ
ックを吸収し、補強層は曲げ応力に対する剛性を有する
ので、外部からのショックや応力にも拘らずガラス部分
が破損することはない。
【0036】請求項11に記載の発明に係るネオン表示
装置においては、緩衝層は合成ゴム、補強層はプラスチ
ックで構成したので、製造が容易かつ安価である。ま
た、可撓性、光透過率、比重、耐久性、耐熱性に優れた
材料をそれぞれ選択することができる。
【0037】請求項12に記載の発明に係るネオン表示
装置においては、緩衝層はシリコンゴム、補強層はアク
リル樹脂で構成したので、容易かつ安価に製造できる。
また、シリコンゴムは耐熱性がきわめて高く、耐水性も
良好なので、ガス入り冷陰極管のガラス部分の周囲に配
置するのに適している。アクリル樹脂は透明性に優れ、
耐候性も良好であり、看板など屋外用として特に適す
る。
【0038】請求項13に記載の発明に係るネオン表示
装置においては、緩衝層は、ガス入り冷陰極管を型の内
部に入れ、緩衝層を構成する材料を少なくともガス入り
冷陰極管のガラス部分が覆われるまで注入して注型成形
して形成される。
【0039】請求項14に記載の発明に係るネオン表示
装置においては、全体が略平面状の形状を有するガス入
り冷陰極管は、平板状の型の内部に横たえられる姿勢で
配置され、緩衝層を構成する材料を注型成形して緩衝層
が形成される。
【0040】請求項15に記載の発明に係るネオン表示
装置においては、補強層は、平面状の緩衝層の表裏面の
少なくとも一方の面に接着された平板状であり、従って
曲げ応力に抗することができる。
【0041】請求項16に記載の発明に係るネオン表示
装置においては、平板状の補強層の表裏面の一方には、
少なくともガス入り冷陰極管の方向からの光を反射する
反射層を有するので、ガス入り冷陰極管の発する光を反
射する。
【0042】請求項17に記載の発明に係るネオン表示
装置においては、3ミリ管のガス入り冷陰極管が点灯す
る。
【0043】請求項18に記載の発明に係るネオン表示
装置は、看板として宣伝広告のために使用される。
【0044】
【実施例】以下図示の実施例について説明する。
【0045】(第1実施例)図1は、本発明に係るネオ
ン表示装置の一実施例を示す斜視図であり、図2、3は
それぞれ同じ実施例を示す正面図及び側面図であり、図
4は図2のIV−IV視図である。図4においては、一
部の層の厚さをやや強調して示してある。
【0046】各図において、ネオン表示装置1は、3本
のネオン管11a、11b、11cを備えている。各ネ
オン管11a、11b、11cはそれぞれ折り曲げら
れ、それぞれ「商」「い」「中」の3文字を形どってい
る。本実施例では文字を表わすために、各ネオン管11
a、11b、11cはそれぞれ全体として略平面状の形
状に折り曲げられている。各ネオン管11a、11b、
11cは3ミリ管であって、上端から下端までの全長は
約25cmである。「商い中」の文字が示すように本実
施例のネオン表示装置1は、通常飲食店の出入り口や軒
先に配置されて、点灯して営業中であることを表わす看
板として使用される。
【0047】各ネオン管11a、11b、11cは、そ
れぞれ電極部12a、12b、12cと、バルブ13
a、13b、13cとからなる。電極部12a、12
b、12cには、ライン14がそれぞれ接続されてい
る。ライン14は外部にまで延び、それぞれインバータ
(図示していない)に接続されて、各ネオン管11a、
11b、11cに給電される。バルブ13a、13b、
13cにはネオンガスが封入されており、給電すること
により赤色に発光する。ネオン管11bのバルブ13b
には、左右に分離された「い」の文字を形成するため
に、中間部分の周囲に不透明な合成ゴムを塗布した遮光
層111が設けられている。
【0048】図4によく示されているように、各ネオン
管11a、11b、11cは補強材15中に埋め込まれ
ている。補強材15は、透明なアクリル樹脂製(すなわ
ちアクリル酸エステル類またはメタクリル酸エステル類
の重合)である。また、各バルブ13a、13b、13
cの周面全体は、緩衝被膜16に覆われている。緩衝被
膜16は、透明で柔軟なシリコンゴム製である。
【0049】本実施例に係るネオン表示装置1は以下の
ようにして製造される。
【0050】まず、適当な長さに構成され、それぞれ文
字を示すように折り曲げられた各ネオン管11a、11
b、11cには、シリコンゴム溶液に浸漬して引き上げ
る工程を適当な回数行なって、各バルブ13a、13
b、13cの周面全体に適当な厚さの緩衝被膜16が形
成される。この緩衝被膜16の厚さは、材料となるシリ
コンゴムの弾性率や硬度、及びその周囲の補強材15の
膨張率に基づいて適当に調整される。
【0051】例えば、本実施例におけるように補強材1
5の材料としてアクリル樹脂を使用したとすると、アク
リル樹脂は湿度及び温度の変化により0.4〜5%の伸
縮が見込まれるから、緩衝被膜16がこのサイズ変化を
吸収できるような厚さになるように浸漬被膜の回数を調
整する。もちろん、ガラスにも強度があり、ある程度の
弾性があるので、補強材15の膨張収縮を全て緩衝被膜
16が吸収できなくても足りる。
【0052】緩衝被膜16が形成された各ネオン管11
a、11b、11cは、平板状の立方体の型の内部に、
それぞれ位置決めされて横たえられる。ライン14の端
は外部に出しておく。そして型の内部に各ネオン管11
a、11b、11cが十分覆われるまでアクリル樹脂溶
液を注入し、立方体形状の補強材15を成形する。アク
リル樹脂溶液が固化したら型から取り出し、表面処理を
施し、ライン14にインバータを接続して完成する。
【0053】本実施例においては、各ネオン管11a、
11b、11cが一定位置に埋め込まれた状態で補強材
15を形成しなければならないので、ホットメルトを使
用した射出成形は適さない。各ネオン管11a、11
b、11cの位置や姿勢に影響を与えず、破損しやすい
各バルブ13a、13b、13cを急激な温度変化にさ
らしたり圧力をかけたりする必要がなく、また固化まで
に変形やサイズ変化の生じにくい開放形金型を使用した
注型整形が好ましい。
【0054】このようにして製造されたネオン表示装置
は看板として使用され、夜間にインバータを介して通電
することにより各ネオン管11a、11b、11cが点
灯する。緩衝被膜16は透明なシリコンゴム製であり、
補強材15は透明なアクリル樹脂製なので、「商い中」
の文字は外部から見ることができる。アクリル樹脂はプ
ラスチックの中でも光透過率が高い方なので、補強材1
5の材料として適している。なお、ネオン管はあまり発
熱しないが、シリコンゴムは耐熱性が高く、アクリル樹
脂はある程度耐熱性を有しているので、変形や燃焼しに
くい。
【0055】各ネオン管11a、11b、11cは、緩
衝被膜16を介して補強材15中に埋め込まれているの
で、各バルブ13a、13b、13cは、従来のように
露出した状態に比べ、外部からの衝撃に対し格段に耐久
性が向上し、3ミリ管を使用した看板であっても容易に
破損することはない。
【0056】また各ネオン管11a、11b、11cに
は、適当な厚さの緩衝被膜16が被覆されているので、
温度及び湿度の変化により補強材15が膨張収縮して
も、緩衝被膜16がサイズ変化をある程度吸収するの
で、各バルブ13a、13b、13cは破損することは
ない。
【0057】(第2実施例)図5は本発明に係るネオン
表示装置の第2実施例を示す斜視図であり、図6は同じ
実施例の側面図であり、図6は図6のVII−VII視
図である。
【0058】本実施例のネオン表示装置2も看板であ
り、各ネオン管21a、21b、21cは、第1実施例
と同様、それぞれ電極部22a、22b、22c及びバ
ルブ23a、23b、23cを有し、折り曲げられて
「商い中」の文字を表わす3ミリ管である。遮光層21
1も、ライン24も同様の構成である。
【0059】本実施例が第1実施例と異なるのは、各ネ
オン管21a、21b、21cは、透明で柔軟なシリコ
ンゴム製の緩衝材25に埋め込まれている点である。平
板な立方体形状の緩衝材25の裏面には、剛性のあるア
クリル樹脂製の補強板26が貼り付けられている。補強
板26の片面には、アルミニウムを蒸着して形成した光
反射層27が設けられている。
【0060】本実施例は、まず片面にアルミニウムを蒸
着した補強板26を型の底に敷いておき、各ネオン管2
1a、21b、21cを配置し、各ネオン管21a、2
1b、21cが覆われるまでシリコンゴム溶液を型に注
入して緩衝材25を注型成型し、固化したら取り出すこ
とにより製造される。第1実施例と同様、温度や圧力や
位置決めの関係上、射出成型よりも注型成型の方が好ま
しい。
【0061】このネオン表示装置2は各ネオン管21
a、21b、21cを点灯して看板として使用する。緩
衝材25は透明なシリコンゴム製なので、「商い中」の
文字は外部から見ることができる。また、各ネオン管2
1a、21b、21cの発する光は反射層27により反
射されるとともに、緩衝材25の側面、端面、表面との
間で乱反射を生じて、特殊な視覚的効果を生ずる。
【0062】各ネオン管21a、21b、21cは緩衝
材25中に埋め込まれているので、各バルブ23a、2
3b、23cは、従来のように露出した状態に比べ、外
部からの衝撃に対し格段に耐久性が向上し、3ミリ管を
使用した看板であっても容易に破損することはない。ま
た曲げ応力に対しても補強板26が抗するので、柔軟な
緩衝材25にも拘らず、曲げ応力によって各バルブ23
a、23b、23cが破損することも防止される。
【0063】また各バルブ23a、23b、23cは、
温度及び湿度の変化により緩衝材15が膨張収縮して
も、緩衝材15は柔軟なので、破損することはない。
【0064】(第3実施例)図8は、本発明に係るネオ
ン表示装置の第3実施例を示す正面図であり、図9は図
8のIX−IX視図である。
【0065】このネオン表示装置3は、自動車のナンバ
ープレート4照明用であって、ナンバープレート4の周
縁部から突設されているネオン管31によりナンバープ
レート4の表面を照らすものである。ネオン管31は、
電極部32、バルブ33からなり、バルブ33は方形に
折り曲げられている。ライン34、34は図示しないイ
ンバータを介して、自動車のバッテリに接続されてい
る。バルブ33の周囲は透明なシリコンゴム製の緩衝被
膜36に被覆され、さらに透明なアクリル樹脂製の補強
材35中に埋め込まれている。
【0066】このネオン表示装置3は、第1実施例と同
様の方法により製造され、自動車の走行停止等のショッ
クに抗することができる等のほぼ同様の効果を奏するほ
か、他の照明方法に比べて消費電力が少ないので、バッ
テリの電力を節約できる。
【0067】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨の範囲内において適宜変形実施可能であることは
言うまでもない。
【0068】例えば、緩衝層及び補強層の材料は上記の
ものに限らず、他のプラスチックもしくは合成ゴム、例
えばポリエステル系、ポリ塩化ビニル系なども使用でき
る。また、形状やサイズ、製造過程も実施例に限定され
ることはなく、変造可能であることは言うまでもない。
【0069】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明に係
るネオン表示装置によると、ガス入り冷陰極管の点灯を
外部より見ることができるようにしつつショックや応力
によるガラス部分の破損を防止し、また補強層の膨張収
縮によるガラス部分の破損も予防することができる。
【0070】請求項2に記載の発明に係るネオン表示装
置によると、緩衝層は合成ゴム、補強層はプラスチック
で構成したので、製造が容易かつ安価である。また、可
撓性、光透過率、比重、耐久性、耐熱性に優れた材料を
それぞれ選択することができる。
【0071】請求項3に記載の発明に係るネオン表示装
置によると、シリコンゴムは耐熱性がきわめて高く、耐
水性も良好なので、ガス入り冷陰極管のガラス部分の周
囲に配置するのに適している。アクリル樹脂は透明性に
優れ、耐候性も良好であり、看板など屋外用として特に
適する。
【0072】請求項4に記載の発明に係るネオン表示装
置によると、緩衝層は塗布によりガラス部分の周面を覆
う被膜として形成されるので、確実かつ容易に緩衝層を
形成できる。
【0073】請求項5に記載の発明に係るネオン表示装
置によると、被膜である緩衝層は浸漬被覆により容易に
形成され、かつ被膜の厚さの調整が簡単である。
【0074】請求項6に記載の発明に係るネオン表示装
置によると、補強層は注型成形することにより形成され
るので、容易に製造でき、またガス入り冷陰極管に悪影
響を与えることがない。
【0075】請求項7に記載の発明に係るネオン表示装
置によると、特に破損しやすい3ミリ管のガス入り冷陰
極管の破損を防止できる。
【0076】請求項8に記載の発明に係るネオン表示装
置によると、特に人手によるショックをしばしば受けや
すい看板のガス入り冷陰極管の破損を防止できる。
【0077】請求項9に記載の発明に係るネオン表示装
置によると、特に自動車の走行停止などのショックを受
けてもガス入り冷陰極管が破損することがなく、また従
来の照明方法に比べて消費電力が少ないので、バッテリ
の電力を節約できる。
【0078】請求項10に記載の発明に係るネオン表示
装置によると、ガス入り冷陰極管の点灯を外部より見る
ことができるようにしつつ、ガラス部分のショックや応
力による破損、及び他の部分との膨張率の差に基づく破
損を防止することができる。
【0079】請求項11に記載の発明に係るネオン表示
装置によると、緩衝層は合成ゴム、補強層はプラスチッ
クで構成したので、製造が容易かつ安価で、可撓性、光
透過率、比重、耐久性、耐熱性に優れた材料をそれぞれ
選択することができる。
【0080】請求項12に記載の発明に係るネオン表示
装置によると、シリコンゴムは耐熱性がきわめて高く、
耐水性も良好なので、ガス入り冷陰極管のガラス部分の
周囲に配置するのに適している。アクリル樹脂は耐候性
が良好であり、看板など屋外用として特に適する。
【0081】請求項13に記載の発明に係るネオン表示
装置によると、緩衝層は注型成形して形成されるので、
例えば射出成型におけるように、埋め込まれるガス入り
冷陰極管に悪影響を及ぼすことがない。
【0082】請求項14に記載の発明に係るネオン表示
装置によると、全体が略平面状の形状を有するガス入り
冷陰極管は、平板状の型の内部に横たえられる姿勢で配
置され、緩衝層を構成する材料を注型成形して緩衝層が
形成される。
【0083】請求項15に記載の発明に係るネオン表示
装置によると、平板状の補強層を平面状の緩衝層の表裏
面の少なくとも一方の面に接着することにより、曲げ応
力に抗してガス入り冷陰極管のガラス部分の破損を防止
することができる。
【0084】請求項16に記載の発明に係るネオン表示
装置によると、ガス入り冷陰極管の方向からの光を反射
することにより、特殊な視覚効果を生み出すことができ
る。
【0085】請求項17に記載の発明に係るネオン表示
装置によると、特に破損しやすい3ミリ管のガス入り冷
陰極管の破損を防止できる。
【0086】請求項18に記載の発明に係るネオン表示
装置によると、特に人手によるショックをしばしば受け
やすい看板のガス入り冷陰極管の破損を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るネオン表示装置の第1実
施例を示す斜視図である。
【図2】図2は、同じ実施例を示す正面図である。
【図3】図3は、同じ実施例を示す左側面図である。
【図4】図4は、図2のIV−IV視図である。
【図5】図5は、本発明に係るネオン表示装置の第2実
施例を示す斜視図である。
【図6】図6は、同じ実施例を示す左側面図である。
【図7】図7は、図6のVII−VII視図である。
【図8】図8は、本発明に係るネオン表示装置の第3実
施例を示す斜視図である。
【図9】図9は、図8のIX−IX視図である。
【符号の説明】
1 ネオン表示装置 11a、11b、11c ネオン管 13a、13b、14c バルブ 15 補強材 16 緩衝被膜

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1本のネオン管等のガス入り
    冷陰極管を備えたネオン表示装置において、前記ガス入
    り冷陰極管の少なくともガラス部分の周囲全体に可撓性
    及び透光性を有する材料からなる緩衝層を設け、かつ緩
    衝層のさらに外側全体に剛性及び透光性を有する材料か
    らなる補強層を設けたことを特徴とするネオン表示装
    置。
  2. 【請求項2】 前記緩衝層は合成ゴム製であり、前記補
    強層はプラスチック製である請求項1に記載のネオン表
    示装置。
  3. 【請求項3】 前記緩衝層はシリコンゴム製であり、前
    記補強層はアクリル樹脂製である請求項2に記載のネオ
    ン表示装置。
  4. 【請求項4】 前記緩衝層は、前記ガス入り冷陰極管の
    ガラス部分の周面全体に材料を直接塗布することにより
    形成された被膜である請求項1〜3に記載のネオン表示
    装置。
  5. 【請求項5】 前記緩衝層は、前記ガス入り冷陰極管の
    ガラス部分の周面全体に浸漬被覆することにより形成さ
    れた被膜である請求項4に記載のネオン表示装置。
  6. 【請求項6】 前記補強層は、被膜である緩衝層を既に
    形成済の前記ガス入り冷陰極管を型の内部に入れ、補強
    層を構成する材料を少なくとも前記緩衝層が覆われるま
    で注入して注型成形することにより形成される請求項4
    〜5に記載のネオン表示装置。
  7. 【請求項7】 前記ガス入り冷陰極管は3ミリ管である
    請求項1〜6に記載のネオン表示装置。
  8. 【請求項8】 宣伝広告のための看板である請求項1〜
    7に記載のネオン表示装置。
  9. 【請求項9】 自動車のナンバープレートの周縁を囲ん
    で突設されたガス入り冷陰極管を含む照明装置である請
    求項1〜7に記載のネオン表示装置。
  10. 【請求項10】 少なくとも1本のネオン管等のガス入
    り冷陰極管を備えたネオン表示装置において、前記ガス
    入り冷陰極管の少なくともガラス部分の周囲全体に可撓
    性及び透光性を有する材料からなる緩衝層を設け、かつ
    緩衝層のさらに外側の少なくとも一部に剛性を有する材
    料からなる補強層を設けたことを特徴とするネオン表示
    装置。
  11. 【請求項11】 前記緩衝層は合成ゴム製であり、前記
    補強層はプラスチック製である請求項10に記載のネオ
    ン表示装置。
  12. 【請求項12】 前記緩衝層はシリコンゴム製であり、
    前記補強層はアクリル樹脂製である請求項11に記載の
    ネオン表示装置。
  13. 【請求項13】 前記緩衝層は、前記ガス入り冷陰極管
    を型の内部に入れ、緩衝層を構成する材料を少なくとも
    前記ガス入り冷陰極管のガラス部分が覆われるまで注入
    して注型成形することにより形成される請求項10〜1
    2に記載のネオン表示装置。
  14. 【請求項14】 前記ガス入り冷陰極管全体の形状は略
    平面状であって、平板状の前記型の内部に横たえられる
    姿勢で配置されて前記緩衝層を構成する材料が注型成形
    されることにより前記緩衝層が形成されている請求項1
    3に記載のネオン表示装置。
  15. 【請求項15】 前記補強層は、平面状の緩衝層の表裏
    面の少なくとも一方の面に接着された平板状である請求
    項14に記載のネオン表示装置。
  16. 【請求項16】 前記補強層は、平面状の緩衝層の裏面
    に接着された平板状であって、平板状の表裏面の一方に
    少なくとも前記ガス入り冷陰極管の方向からの光を反射
    する反射層を有する請求項15に記載のネオン表示装
    置。
  17. 【請求項17】 前記ガス入り冷陰極管は3ミリ管であ
    る請求項10〜16に記載のネオン表示装置。
  18. 【請求項18】 宣伝広告のための看板である請求項1
    0〜17に記載のネオン表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104299533A (zh) * 2014-09-30 2015-01-21 上海丽雨光电有限公司 一种柔性霓虹灯标牌制作方法及柔性霓虹灯标牌

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104299533A (zh) * 2014-09-30 2015-01-21 上海丽雨光电有限公司 一种柔性霓虹灯标牌制作方法及柔性霓虹灯标牌
CN104299533B (zh) * 2014-09-30 2016-06-15 上海丽雨光电有限公司 一种柔性霓虹灯标牌制作方法及柔性霓虹灯标牌

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