JPH09510258A - 第一級アルコールと二酸化炭素とによって得られるカーボネートを含んでなる洗剤組成物 - Google Patents

第一級アルコールと二酸化炭素とによって得られるカーボネートを含んでなる洗剤組成物

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JPH09510258A
JPH09510258A JP7524036A JP52403695A JPH09510258A JP H09510258 A JPH09510258 A JP H09510258A JP 7524036 A JP7524036 A JP 7524036A JP 52403695 A JP52403695 A JP 52403695A JP H09510258 A JPH09510258 A JP H09510258A
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Abstract

(57)【要約】 液状の第一級アルコールと二酸化炭素とを反応させることによって得られる、固形カーボネートを含んでなる、洗剤組成物または添加物が提供される。加水分解により、このカーボネートは、元のアルコールと炭酸とに転換される。本発明は、コンパクトおよびスーパーコンパクト顆粒状洗剤での高濃度の非イオン性界面活性剤の処方に極めて好適である。

Description

【発明の詳細な説明】 第一級アルコールと二酸化炭素とによって得られるカーボネートを含んでなる洗 剤組成物 技術分野 本発明は、固形カーボネートを含んでなる洗剤組成物または添加剤に関する。 背景技術 洗剤組成物の処方では、顆粒中における高濃度の液状の揮発性アルコールが、 製品の美観および流動特性に悪影響を及ぼすという問題が見られる。使用時に液 状の処方されたアルコールを速やかに生成し、更に安全かつ有用な副生成物を放 出する固形形態のアルコールが必要とされていることは明らかである。 「Dictionary of Chemistry of Carbon Compounds,Ed.E.H.Rodd(1952)」 の888頁には、ある種のメチルおよびエチルカーボネートを得ることができる ことが開示されている。二酸化炭素を無水水酸化バリウムのメタノール性溶液に 導入することによって、炭酸水素メチルのバリウム塩が得られ、二酸化炭素をマ グネシウムメトキシドと組み合わせると炭酸メチルマグネシウムが形成される。 この辞書には、二酸化炭素をカリウムエトキシドのアルコール溶液に添加するこ とによる炭酸エチルカリウムも開示されている。このようにして得られたカーボ ネートは、このカーボネートが不安定であるため、洗剤組成物での処方に有用で あることは見いだされていない。これらのカーボネートは、水の存在下で容易に 分解する。それ故、上記の手法は、洗剤組成物には全く用いることができなかっ た。 最近は、洗剤工業において、例えば600g/リットル以上の比較的高嵩密度 を有する洗剤粉末の製造にかなり関心が寄せられてきている。また、消費者およ び販売センターも、高度に濃縮された洗剤粉末組成物の方を好む。更に、良好な クリーニング特性だけでなく、良好な布帛柔軟化性能および他の布帛保護の利点 も示す洗剤組成物の必要性は、当該技術分野において極めて明らかになっている 。新世代の洗剤組成物は現在発売されており、これは「コンパクト洗剤」として 最もよく表現することができる。これらのいわゆるコンパクト洗剤は、「Ultra 」、「Supra」、「Micro」などの多種多様の商品名が与えられている。このよう な洗剤組成物の独自性は、従来の洗剤組成物と比較してその密度が比較的高いこ と、およびかなり少量の「コンパクト」洗剤組成物を使用することによって、従 来の洗剤組成物と同じクリーニング効果を達成することができることである。こ の独自性は、組成物に関して、無機充填剤塩の量が比較的少ないことによって最 も良好に表される。このような「コンパクト」洗剤組成物の効率は、予備洗浄サ イクルをなくし、分散および拡散装置を用いてこれらを主洗浄サイクルの開始時 に洗濯機のドラムに直接置くことによって最もよく達成される。 この数年で始まったこの傾向は、洗剤工業に広まっており、環境保全主義と濃 縮洗剤とは緊密な関係になっている。 濃縮洗剤粉末組成物の幾つかの利点は、下記の通りである。 a.容器または包みが小さくなり、取扱が容易である。 b.包みが小さくなるため、単位空間当たりより多くの包みを置く空間ができ る。 c.包装材料が少なくて済み、環境に有利である。 濃縮した粉末状洗剤を入れる容器を小さくするには、原則的には下記の可能性 がある。 a.更に高活性成分を使用する、 b.非機能成分を用いない、 c.小型包装中の空気の量をできるだけ少なくする。 最近の重質洗剤組成物の処方における本質的成分は、下記の通りである。 a.界面活性剤、 b.ビルダー、 c.酵素、 d.漂白剤。 上記の成分に加えて、洗剤組成物は蛍光増白剤、再付着防止剤、ポリカルボキ シレートポリマー、安定剤、酸化防止剤、起泡抑制剤、香料などを含むこともで きる。 洗剤に用いられる界面活性剤は、例えばアルキルエトキシル化化合物のような 非イオン性界面活性剤である。この非イオン性界面活性剤の例は、いわゆるAE 3、すなわちアルキルトリエチレンオキシド縮合体である。アルキルトリエチレ ンオキシド縮合体は液体であるため、粉末生成物には高濃度で使用することが困 難である。非イオン性界面活性剤を高濃度で顆粒状の圧縮物または超圧縮物に配 合する好都合な方法が、本発明によって与えられる。緩やかな加熱および攪拌の ような適当な条件下では、アルコールは二酸化炭素と反応することによってカー ボネートに転換される。このようにして得られたカーボネートは、意外にもかつ 予想外のことには、顆粒状生成物に好都合な処方に適する安定で不揮発性の固形 カーボネートである。炭酸は、所定の処方内部に高アルカリ性領域を生成させて 、処方中の他の化合物が分解するのを防止するのに容易に利用することはできな い。このカーボネート自身は、アルカリ性溶液中で比較的低速で分解して、出発 アルコールおよび炭酸となる。 発明の開示 本発明は、アルカリおよびアルカリ土類金属との総てのカーボネート、および カーボネートのエステルおよび無水物も包含する。本発明による洗剤組成物に含 まれる化合物の構造は、下記の式を有する。 (式中、Xはアルカリ(土類)金属、アルキル、エトキシアルキル、アラールキ ルまたはカルボン酸であり、Rは任意の(非)置換アクリル酸または任意の(非 )置換モノまたはポリ(ヘテロ)環状有機基である。) 本発明によるいわゆる対称カーボネートを得るためには、炭酸エステルはR= X=任意の(非)置換非環状有機基を有する。 アルキルトリエチレンオキシド(AE3)、平均してエチレンオキシド5モル と縮合した線状第一級アルコール(AE5)、および平均してエチレンオキシド 7モルと縮合した線状第一級アルコール(AE7)が好ましい。 発明を実施するための最良の形態 本発明の本質的特徴は、「処方不可能な(unformulatable)」液状および/また は揮発性アルコールが処方可能な固形物に転換されることである。この固形物は 、水で希釈することによって速やかに元のアルコールおよび炭酸に転換される。 本発明は、上記の炭酸化条件と適合する任意のアルコールであって、処方/美的 条件から固形および/または不揮発性形態である必要があるものに適用すること ができる。従って、本発明は、処方の柔軟性が大幅に増加する。 本発明の洗剤組成物は、任意の好都合な形態に、好ましくは上記のようにコン パクト粉末として処方することができる。本発明の洗剤組成物は、上記のように 当該技術分野で知られている他の洗剤成分、例えばビルダー、漂白剤、漂白活性 剤、汚れ再付着防止剤、分散助剤、酵素、香料などを含むことができる。 更に、洗剤組成物は、アニオン性、非イオン性、両性、カチオン性または双性 イオン性の種類、並びにこれらの種類の混合物でよい界面活性剤を含んでいる。 これらの界面活性剤の典型的な一覧は、1972年5月23日にNorrisに発行 された米国特許第3,664,961号明細書に記載されている。 アニオン性界面活性剤の混合物、特にスルホン酸塩および硫酸塩界面活性剤が 重量比で5:1〜1:2、好ましくは3:1〜2:3、更に好ましくは3:1〜 1:1の混合物が、本発明において特に好適である。好ましいスルホン酸塩とし ては、アルキル基に9〜15、特に11〜13個の炭素原子を有するアルキルベ ンゼンスルホン酸塩、および脂肪酸がC12〜C18脂肪族供給源、好ましくはC16 〜C18脂肪族供給源から誘導されるα−スルホン化メチル脂肪酸エステルが挙げ られる。それぞれの場合に、カチオンはアルカリ金属、好ましくはナトリウムで ある。好ましい硫酸塩界面活性剤は、アルキル基に12〜18個の炭素原子を有 するアルキル硫酸塩であって、場合によってはアルキル基に10〜20、好まし くは10〜16個の炭素原子を有しかつ平均エトキシル化度が1〜6であるエト キシ硫酸塩と混合したものである。本発明において好ましいアルキル硫酸塩の例 は、タローアルキル硫酸塩、ヤシ油アルキル硫酸塩、およびC14〜15アルキル硫 酸塩である。好ましいエトキシ硫酸塩の一例は、いわゆるAE3S(C12〜15ア ルキルの3倍エトキシル化した硫酸塩)である。それぞれの場合におけるカチオ ンは、この場合もアルカリ金属カチオン、好ましくはナトリウムである。 本発明で用いられるノニオン性界面活性剤の一つの種類は、エチレンオキシド と疎水性残基との縮合物であって、平均親水性−親油性バランス(HLB)が8 〜17、好ましくは9.5〜13.5、更に好ましくは10〜12.5の範囲に ある界面活性剤を提供するためのものである。疎水性(親油性)残基は脂肪族ま たは芳香族の性質のものであり、任意の特定の疎水性基と縮合するポリオキシエ チレン基の長さを容易に調整して、親水性および疎水性要素の所望な程度のバラ ンスを有する水溶性化合物を生成させることができる。 上記のAE3、AE5およびAE7の他に、この種の好ましいノニオン性界面 活性剤は、アルコール1モル当たりエチレンオキシド3〜8モルを含むC9〜C1 5 第一級アルコールエトキシレート、特にアルコール1モル当たりエチレンオ キシド6〜8モルを含むC14〜C15第一級アルコール、およびアルコール1モル 当たりエチレンオキシド3〜5モルを含むC12〜C14第一級アルコールである。 もう一つの種類のノニオン性界面活性剤は、下記の一般式を有するアルキルポ リグルコシドを含んでいる。 RO(Cn2nO)tx (式中、Zはグルコースから誘導される残基であり、Rは12〜18個の炭素原 子を含む飽和の疎水性アルキル基であり、tは0〜10であり、nは2または3 であり、xは1.3〜4であり、この化合物は10%未満の未反応脂肪アルコー ルおよび50%未満の短鎖のアルキルポリグルコシドを含んでいる。)この種の 化合物およびその洗剤中での使用は、EP−B−0070077号、00759 96号および0094118号明細書に開示されている。 また、下記の式を有するポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤、またはその アルコキシル化誘導体も、ノニオン性界面活性剤として好適である。 (式中、R1はH、C1〜4ヒドロカルビル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロ キシプロピル、またはそれらの混合物であり、R2はC5〜31ヒドロカルビルであ り、Zは線状ヒドロカルビル鎖を有し少なくとも3個のヒドロキシルが直接鎖に 結合しているものである。)好ましくは、R1はメチルであり、R2はC11〜15ア ルキルまたはアルケニル鎖、例えばヤシ油アルキル、またはその混合物であり、 Zは還元的アミノ化反応におけるグルコース、フルクトース、マルトースラクト ースのような還元糖から誘導される。 もう一つの種類の界面活性剤は、アミンオキシドのような半極性界面活性剤で ある。好適なアミンオキシドは、モノC8〜C20、好ましくはC10〜C14N−ア ルキルまたはアルケニルアミンオキシド、およびプロピレン−1,3−ジアミン ジオキシドであって、残りのN位がメチル、ヒドロキシエチルまたはヒドロキシ プロピル基によって置換されているものから選択される。 もう一つの種類の界面活性剤は、ポリアミンを基剤とするものなどの両性界面 活性剤である。 カチオン性界面活性剤を本発明の洗剤組成物に用いることもでき、好適な第四 級アンモニウム界面活性剤は、モノC8〜C16、好ましくはC10〜C14N−アル キルまたはアルケニルアンモニウム界面活性剤であって、残りのN位がメチル、 ヒドロキシエチルまたはヒドロキシプロピル基によって置換されているものから 選択される。 複数の種類の界面活性剤の混合物、更に具体的にはアニオン性−ノニオン性お よびアニオン性−ノニオン性−カチオン性混合物が好ましい。特に好ましい混合 物は、英国特許第2040987号明細書および公開された欧州特許出願第00 87914号明細書に記載されている。洗剤組成物は界面活性剤1重量%〜70 重量%を含むことができるが、通常は界面活性剤は本発明の組成物中に1重量% 〜30重量%、更に好ましくは10〜25重量%の量で含まれる。ビルダー ビルダー材料は、典型的には本発明の洗剤組成物の5%〜80%で存在する。 本発明の組成物は、リン酸塩含有ビルダーを含まずまたは実質的に含まず(実質 的に含まないとは、ここでは総洗剤ビルダー系の1%未満を構成すると定義され る)、ビルダー系はここでは水溶性ビルダー、水不溶性ビルダー、またはそれら の混合物からなる。 水不溶性ビルダーは無機イオン交換材料であることができ、通常は無機の水和 したアルミノケイ酸塩材料、更に具体的には水和した合成ゼオライト、例えば水 和したゼオライトA、X、BまたはHSであることができる。 好ましいアルミノケイ酸塩イオン交換材料は、下記の単位セル式を有する。 Mz[(AlO2z(SiO2y]xH2O (式中、Mはカルシウム交換カチオンであり、zおよびyは少なくとも6であり 、z対yのモル比は1.0〜0.5であり、xは少なくとも5であり、好ましく は7.5〜276、更に好ましくは10〜264である。)アルミノケイ酸塩材 料は水和した形態であり、好ましくは10%〜28%、更に好ましくは18%〜 22%の水を含む結晶性である。 上記のアルミノケイ酸塩イオン交換材料は、更に粒度直径が0.1〜10μm 、好ましくは0.2〜4μmであることを特徴とする。ここで「粒度直径」とい う用語は、例えば走査型電子顕微鏡を用いる顕微鏡測定などの従来の分析技術に よって決定される所定のイオン交換材料の平均粒度直径を表す。アルミノケイ酸 塩イオン交換材料は、そのカルシウムイオン交換容量も特徴とし、これは無水物 基準で計算したところ、アルミノケイ酸塩1g当たりCaCO3水硬度が少なく とも200mg当量であり、一般的には300mg当量/g〜352mg当量/ gの範囲にある。このアルミノケイ酸塩イオン交換材料は、そのカルシウムイオ ン交換速度も特徴とし、これはGB−1,429,143号明細書に詳細に記載 されている。 本発明の実施に有用なアルミノケイ酸塩イオン交換材料は市販されているもの および、天然に存在する材料であることができるが、好ましくは合成によって誘 導される。アルミノケイ酸塩イオン交換材料の製造法は、米国特許第3,985 ,669号明細書に記載されている。本発明で用いられる好ましい合成による結 晶性アルミノケイ酸塩イオン交換材料は、ゼオライトA、ゼオライトB、ゼオライ トX、ゼオライトHSおよびこれらの混合物の名称で発売されている。特に好まし い態様では、結晶性のアルミノケイ酸塩イオン交換材料はゼオライトAであり、 式 Na12[(AlO212(SiO212]xH2O (式中、xは20〜30であり、特に27である)を有する。式 Na86[(AlO286(SiO2106]−10.276H2OのゼオライトXも 好適であり、式Na6[(AlO26(SiO26]7.5H2Oを有するゼオラ イトHSも同様に好適である。 もう一つの好適な水不溶性の無機ビルダー材料は層状ケイ酸塩、例えばSKS-6 (ヘキスト)である。SKS-6は、ケイ酸ナトリウム(Na2Si25)からなる結 晶性の層状ケイ酸塩である。高Ca++/Mg++結合容量が、主なカチオン交換機 構である。熱水ではこの材料の溶解度は更に高くなる。 水溶性ビルダーは、モノマー性またはオリゴマー性カルボン酸塩キレート化剤 であることができる。 1個のカルボキシ基を含む好適なカルボン酸塩としては、ベルギー国特許第8 31,368号、第821,369号および821,370号明細書に開示され ているような乳酸、グリコール酸、およびエーテル誘導体が挙げられる。2個の カルボキシ基を含むポリカルボン酸塩としては、ドイツ国特許出願公開第2,4 46,686号および第2,446,687号明細書、および米国特許第3,9 35,257号明細書に記載されているコハク酸、マロン酸、(エチレンジオキ シ)二酢酸、マレイン酸、ジグリコール酸、酒石酸、タルトロン酸およびフマル 酸並びにエーテルカルボン酸の水溶性塩、およびベルギー国特許第840,62 3号明細書に記載のスルフィニルカルボン酸塩が挙げられる。3個のカルボキシ 基を含むポリカルボン酸塩としては、特に英国特許第1,379,241号明細 書に記載の水溶性クエン酸塩、アコニトレートおよびシトラコン酸塩、並びにコ ハク酸塩誘導体、例えばカルボキシメチルオキシコハク酸塩、オランダ国特許第 7205873号明細書に記載のラクトキシコハク酸塩、および英国特許第1, 387,447号明細書に記載のオキシポリカルボン酸塩材料、例えば2−オキ サ−1,1,3−プロパン三カルボン酸塩が挙げら れる。 4個のカルボキシ基を含むポリカルボン酸塩としては、英国特許第1,261 ,829号明細書に開示されているオキシ二コハク酸塩、1,1,2,2−エタ ン四カルボン酸塩、1,1,3,3−プロパン四カルボン酸塩および1,1,2 ,3−プロパン四カルボン酸塩が挙げられる。スルホ置換基を含むポリカルボン 酸塩としては、英国特許第1,398,421号および第1,398,422号 明細書に開示されているスルホコハク酸塩誘導体、および英国特許第1,082 ,179号明細書に記載されているスルホン化され熱分解されたクエン酸塩が挙 げられ、ホスホン置換基を含むポリカルボン酸塩は英国特許第1,439,00 0号明細書に開示されている。 脂環式および複素環式ポリカルボン酸塩としては、シクロペンタン−シス,シ ス,シス−四カルボン酸塩、シクロペンタジエニド五カルボン酸塩、2,3,4 ,5−テトラヒドロフラン−シス,シス,シス−四カルボン酸塩、2,5−テト ラヒドロフラン−シス−二カルボン酸塩、2,2,5,5−テトラヒドロフラン −四カルボン酸塩、1,2,3,4,5,6−ヘキサン−六カルボン酸塩、およ びソルビトール、マンニトールおよびキシリトールのような多価アルコールのカ ルボキシメチル誘導体が挙げられる。芳香族ポリカルボン酸塩としては、英国特 許第1,425,343号明細書に開示されているメリット酸、ピロメリット酸 、およびフタル酸誘導体が挙げられる。 上記の中で、好ましいポリカルボン酸塩は、分子当たり3個までのカルボキシ 基を有するヒドロキシカルボン酸塩であり、更に具体的にはクエン酸塩である。 本発明の組成物で用いられる好ましいビルダー系としては、ゼオライトAのよ うな水不溶性のアルミノケイ酸塩ビルダーとクエン酸のような水溶性のカルボン 酸塩キレート化剤との混合物が挙げられる。 本発明の目的のビルダー系の一部を形成することができる他のビルダー材料と しては、アルカリ金属カーボネート、重カーボネート、ケイ酸塩のような無機材 料、および有機ホスホン酸塩、アミノポリアルキレンホスホン酸塩およびアミノ ポリカルボン酸塩のような有機材料が挙げられる。 他の好適な水溶性の有機塩は、ホモ−またはコ−ポリマー性酸またはその塩で あり、このポリカルボン酸は2以下の炭素原子によって互いに隔てられている少 なくとも2個のカルボキシル基を含んでいる。 この種のポリマーはGB−A−1,596,756号明細書に開示されている 。このような塩の例は、分子量が2000〜5000のポリアクリル酸塩、およ びそれらと無水マレイン酸とのコポリマーであって、これらのコポリマーの分子 量が20,000〜70,000、具体的には約40,000であるものである 。任意成分 本発明の組成物は、典型的には、通常は洗剤組成物の一部を形成する任意成分 を含む。再付着防止剤および汚れ懸濁剤、蛍光増白剤、漂白剤、漂白活性剤、起 泡抑制剤、クラッキング防止剤、染料および顔料はこのような任意成分の例であ り、所望により様々な量で添加することができる。 本発明で好適な再付着防止剤および汚れ懸濁剤としては、メチルセルロース、 カルボキシメチルセルロースおよびヒドロキシエチルセルロースのようなセルロ ース誘導体、およびホモ−またはコ−ポリマー性のポリカルボン酸またはその塩 が挙げられる。この種のポリマーとしては、ビルダーとして上記したポリアクリ ル酸塩、および無水マレイン酸−アクリル酸コポリマー、並びに無水マレイン酸 とエチレン、メチルビニルエーテルまたはメタクリル酸とのコポリマーであって 、無水マレイン酸がコポリマーの少なくとも20モル%を構成するものが挙げら れる。これらの材料は、通常は組成物の重量の0.5重量%〜10重量%、更に 好ましくは0.75%〜8%、最も好ましくは1%〜6%の濃度で用いられる。 ポリアミノ酸には、顆粒状洗剤に処方するときには安定性の問題があることが 認められている。この安定性の問題は主としてカーボネートが含まれておりこの カーボネートが処方物内で高度の局在化したアルカリ性を示すことによる。これ らのポリアミノ酸の分解は、特に高湿度の保存条件と関連している。本発明は、 ポリアミノ酸の保存寿命を引き伸ばすことができかつ所望な濃度の炭酸を処方中 に含む手段を提供する。 本発明による炭酸化したノニオン性界面活性剤の手法は、炭酸およびノニオン 性界面活性剤をポリアミノ酸を含む処方に添加することができる手段である。炭 酸化したノニオン性界面活性剤は、過剰のカーボネートの存在下にてノニオン性 界面活性剤を緩やかに加熱および攪拌を行ない、炭酸化したノニオン性界面活性 剤の固形塊状生成物(lumps)を形成することによって容易に製造することができ る。次いで、カーボネートは、処方中で高アルカリ性の領域を生成させこれを用 いてポリアミノ酸を分解するのに容易に利用することができない。 本発明による系であるいわゆる「CANU」(系1)の存在下におけるポリア スパラギン酸塩とカーボネート/ノニオン性およびポリアスパラギン酸塩を含む 対照(系2)の加速保存試験(stressed storage testing)では、加速保存下(9 0/80)に1週間置くと、系1のポリアスパラギン酸塩の汚れ懸濁特性は保持 されているのに対して系2の汚れ懸濁特性は完全に消失したことが示された。試 験は、汚れとしてカーボンブラックを用いて、確証されている汚れ懸濁モデルを 用いて行なった。 好ましい蛍光増白剤はアニオン性の性状のものであり、その例は4,41−ビ ス−(2−ジエタノールアミノ−4−アニリノ−s−トリアジン−6−イルアミ ノ)スチルベン−2:21二スルホン酸二ナトリウム、4,41−ビス−(2−モ ルホリノ−4−アニリノ−s−トリアジン−6−イルアミノスチルベン−2:21 二スルホン酸二ナトリウム、4,41−ビス−(2,4−ジアニリノ−s−ト リアジン−6−イルアミノ)スチルベン−2:21二スルホン酸二ナトリウム、 41,411−ビス−(2,4−ジアニリノ−s−トリアジン−6−イルアミノ) スチルベン−2−スルホン酸一ナトリウム、4,41−ビス−(2−アニリノ− −4−(N−メチル−N−2−ヒドロキシエチルアミノ)−s−トリアジン−6 −イルアミノ)スチルベン−2,21二スルホン酸二ナトリウム、4,41−ビス −(4−フェニル−2,1,3−トリアゾール−2−イル)−スチルベン−2, 21二スルホン酸二ナトリウム、4,41−ビス−(2−アニリノ−4−(1−メ チル−2−ヒドロキシエチルアミノ)−s−トリアジン−6−イルアミノ)スチ ルベン−2,21二スルホン酸二ナトリウム、2−(スチルビル−411−(ナフ ト−11,21:4,5)−1,2,3−トリアゾール−211−スルホン酸ナトリ ウム、および4,4′−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニル二ナトリウムで ある。 任意の粒状の無機過水和物漂白剤を、組成物の3重量%〜40重量%、更に好 ましくは8重量%〜25重量%、最も好ましくは12重量%〜20重量%の量で 用いることができる。このような漂白剤の好ましい例は過ホウ酸ナトリウム一水 和物および四水和物、過カーボネート、およびこれらの混合物である。 過カーボネート粒子は、例えば洗剤粉末の他の粒状成分と共に乾燥混合される 。 本発明の組成物は、アルカリ金属過カーボネート漂白剤を、平均粒度が250 〜900μm、好ましくは500〜700μmの粒子の形態で、1重量%〜40 重量%、好ましくは3重量%〜30重量%、最も好ましくは5重量%〜25重量 %含む。 本発明の組成物が洗濯活性であるときには、過カーボネートの濃度は典型的に は20重量%〜80重量%の範囲である。 アルカリ金属過カーボネート漂白剤は、通常はナトリウム塩の形態である。過 炭酸ナトリウムは、2Na2CO3・3H22に相当する式を有する付加化合物で ある。保存安定性を高めるため、過カーボネート漂白剤をアルカリ金属硫酸 塩とカーボネートとの別の混合塩でコーティングすることができる。このような コーティングは、コーティング法と共に1977年3月9日にInteroxに付与さ れたGB−1,466,799号明細書に既に記載されている。混合塩コーティ ング材料対過カーボネートの重量比は1:2000〜1:4の範囲にあり、更に 好ましくは1:99〜1:9、最も好ましくは1:49〜1:19の範囲にある 。好ましくは、混合塩は硫酸ナトリウムと炭酸ナトリウムとの塩であって、一般 式Na2SO4・n・Na2CO3(式中、nは0.1〜3であり、好ましくはnは 0.3〜1.0であり、最も好ましくはnは0.2〜0.5である)を有するも のである。 他の好適なコーティング材料は、ケイ酸ナトリウムであってSiO2:Na2O の比が1.6:1〜2.8:1であるもの、およびケイ酸マグネシウムである。 市販のカーボネート/硫酸塩でコーティングした過カーボネート漂白剤は、E DTA、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸(HEDP)、また はアミノホスホン酸塩であって製造工程中に配合される重金属イオン封鎖剤を低 濃度で含むことができる。 上記の用に配合される好ましい重金属イオン封鎖剤としては、有機ホスホン酸 塩およびアミノアルキレンポリ(アルキレンホスホン酸塩)、例えばアルカリ金 属エタン1−ヒドロキシジホスホン酸塩、ニトリロトリメチレンホスホン酸塩、 エチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸塩、およびジエチレントリアミンペ ンタメチレンホスホン酸塩が挙げられる。 具体的には、洗濯洗剤組成物を製造するときには、過カーボネート含有洗剤粉 末は、嵩密度が650g/リットルを上回るのが好ましい。 もう一つの好ましい別個に混合される成分は、一般的には漂白活性剤と呼ばれ るペルオキシカルボン酸漂白前駆体であって、好ましくは小球状または凝集形態 で添加されるものである。この種の好適な化合物の例は英国特許 第1586769号および第2143231号明細書に開示されており、それら を小球状形態に形成させる方法は公開された欧州特許出願第0062523号明 細書に記載されている。このような化合物の好ましい例は、テトラアセチルエチ レンジアミンおよび3,5,5−トリメチルヘキサンノイロキシベンゼンスルホ ン酸塩である。 漂白活性剤は、通常は組成物の0.5重量%〜10重量%、更に頻繁には1重 量%〜8重量%、好ましくは2重量%〜6重量%の濃度で用いられる。 もう一つの任意成分は、シリコーンおよびシリカ−シリコーン混合物などの起 泡抑制剤である。シリコーンは、一般的にはアルキル化したポリシロキサン材料 によって表され、シリカは、通常はシリカエーロゲルおよびキセロゲル、および 様々な種類の疎水性シリカによって例示される。これらの材料は、起泡抑制剤が 有利には水溶性または水分散性の実質的に非界面活性洗剤不透過性担体中に放出 可能に配合されている粒状体として配合することができる。或いは、起泡抑制剤 を液状担体に溶解または分散させて、1種類以上の他成分に噴霧によって適用す ることができる。 上記のように、有用なシリコーン性の起泡抑制剤は、上記した種類のアルキル 化したシロキサンと固形シリカとの混合物を含むことができる。 このような混合物は、固形シリカの表面にシリコーンを付着させることによっ て製造される。好ましいシリコーン性の起泡抑制剤は、粒度が10ミリミクロン 〜20ミリミクロンの範囲であり比表面積が50m2/gを上回る疎水性のシラ ン化した(最も好ましくは、トリメチルシラン化した)シリカを、分子量が約5 00〜約200,000の範囲のジメチンシリコーン流体と、シリコーン対シラ ン化シリカの重量比が約1:1〜約1:2で緊密に混合したものによって表され る。 好ましいシリコーン性起泡抑制剤は、Bartollotaらの米国特許 第3,933,672号明細書に開示されている。他の特に有用な起泡抑制剤は 、1977年4月28日に公開されたドイツ国特許出願第DTOS2,646, 126号明細書に記載の自己乳化性シリコーン起泡抑制剤である。このような化 合物の一例は、Dow Corningから発売されているDC-544であって、シロキサン/ グリコールコポリマーである。 上記の起泡抑制剤は、通常は組成物0.001重量%〜2重量%の濃度で用い られ、好ましくは0.01重量%〜1重量%の濃度で用いられる。起泡改質剤は 好ましくは別個の粒状体として配合され、これにより、これを行なわなければマ トリックスの分散性に悪影響を及ぼすようなC20〜C24脂肪酸、微晶質ワッ クス、およびエチレンオキシドとプロピレンオキシドとの高分子量コポリマーの ような他の起泡抑制剤を配合することができる。このような起泡改質粒状体を形 成させる技術は、上記のBartolottaらの米国特許第3,933,672号明細書 に開示されている。 他の有用なポリマー材料は、ポリエチレングリコール、特に分子量が1000 〜10000、更に好ましくは2000〜8000、最も好ましくは約4000 のものである。これらは0.20重量%〜5重量%、更に好ましくは0.25重 量%〜2.5重量%の濃度で用いられる。これらのポリマーおよび上記のホモ− またはコ−ポリマー性のポリカルボン酸塩は、白度の維持、布帛灰分の付着、お よび遷移金属不純物の存在化で粘土、タンパク質性および酸化性汚れに対するク リーニング性能を改良するのに重要である。 本発明の組成物で有用な汚れ放出剤は、通常はテレフタル酸と様々な配置のエ チレングリコールおよび/またはプロピレングリコール単位とのコポリマーまた はターポリマーである。このようなポリマーの例は、共通譲渡された米国特許第 4116885号および第4711730号明細書および公開された欧州特許出 願第0272033号明細書に開示されている。EP−A−0272033号明 細書に記載の特に好ましいポリマーは、下記の式を有する。 (CH3(PEG)430.75(POH)0.25[T−PO)2.8(T−PEG)0.4 ]T(PO−H)0.25((PEG)43CH30.75 (式中、PEGは−(OC24)O−であり、POは(OC36O)であり、T は(pCOC64CO)である)。 また、テレフタル酸ジメチル、スルホイソフタル酸ジメチル、エチレングリコ ール、および1,2−プロパンジオールのランダムコポリマーのような改質ポリ エステルであって、末端基が主としてスルホ安息香酸塩から、二次的にはエチレ ングリコールおよび/またはプロパンジオールのモノエステルからなるものも極 めて有用である。この目的は、スルホ安息香酸塩基によって両端がキャッピング されたポリマーを得ることであり、「主として」は本明細書の文脈では、上記コ ポリマーのほとんどがここではスルホ安息香酸基によって末端キャッピングされ る。しかしながら、幾つかのコポリマーでは完全にはキャッピングされないので 、その末端基はエチレングリコールおよび/またはプロパン1,2−ジオールの モノエステルからなり、「二次的に」そのような種からなっている。 選択されたポリエステルは、ここではジメチルテレフタル酸を約46重量%、 プロパン−1,2−ジオールを約16重量%、エチレングリコールを約10重量 %、ジメチルスルホ安息香酸を約13重量%、およびスルホイソフタル酸を約1 5重量%含み、分子量は約3,000である。ポリエステルおよびその製造法は 、EPA311342号明細書に記載されている。 分子量が典型的には5000〜20000、好ましくは10000〜1500 0であるポリビニルピロリドンのようなある種のポリマー材料も、洗浄工程中に 不安定な色素移りの防止に有用な薬剤を形成する。 特に好ましい洗剤成分は、色保護の利点も有する技術と組み合わせたものであ る。これらの技術の例は、同時係属欧州特許出願第92.202.168.6号 明細書(これ以後は、略して開示する)に開示されているポリアミド−N−オキ シド含有ポリマーである。 これらのポリマーは、下記の構造式を有する単位を含む。 (I) すなわち (式中、Pは重合性単位であり、これにN−O基が結合し、またはN−O基が重 合性単位の一部を形成し、または両者を組み合わせたものであり、 Rは脂肪族、エトキシル化脂肪族、芳香族、複素環式または脂環式基、またはそ れらの任意の組み合わせであって、N−O基の窒素が結合することができ、また はN−O基の窒素がこれらの基の一部である。) N−O基は、下記の一般構造によって表すことができる。 (式中、R1、R2およびR3は脂肪族基、芳香族、複素環式または脂環式基、 またはこれらの組み合わせであり、xおよび/またはyおよび/またはzは0ま たは1であり、N−O基の窒素を結合させることができ、またはN−O基の窒素 がこれらの基の一部を形成している。) N−O基は、重合性単位(P)の一部であることができ、または重合性主鎖に 結合することができ、またはそれらの組み合わせである。 N−O基が重合性単位の一部を形成する好適なポリアミンN−オキシドは、ポ リアミンN−オキシドであって、Rが脂肪族、芳香族、脂環式または複素環式基 から選択されるものを含んでいる。 このポリアミンN−オキシドの1つの種類としては、ポリアミンN−オキシド の群であって、N−O基の窒素がR−基の一部を形成するものがある。好ましい ポリアミンN−オキシドは、Rがピリジン、ピロール、イミダゾール、ピロリジ ン、キノリン、アクリジンおよびそれらの誘導体のような複素環式基であるもの である。 ポリアミンN−オキシドのもう一つの種類は、ポリアミンN−オキシドの群で あって、N−O基の窒素がR−基に結合しているものである。 他の好適なポリアミンN−オキシドは、N−O基が重合性単位に結合している ポリアミンオキシドである。 これらのポリアミンN−オキシドの好ましい種類は、一般式(I)(式中、Rは 芳香族、複素環式または脂環式基であって、N−O官能基の窒素がR基の一部で ある)を有するポリアミンN−オキシドである。これらの種類の例は、Rがピリ ジン、ピロール、イミダゾールおよびそれらの誘導体な度の複素環式化合物であ るポリアミンオキシドである。 ポリアミンN−オキシドのもう一つの好ましい種類は、一般式(I)(式中、R が芳香族、複素環式または脂環式基であってN−O官能基の窒素が上記のR基に 結合しているの)を有するポリアミンオキシドである。 これらの種類の例は、R基がフェニルのような芳香族であることができるポリ アミンオキシドである。 形成されるアミンオキシドポリマーが水溶性であり移染抑制特性を有する限り 、任意のポリマー主鎖を用いることができる。好適なポリマー主鎖の例は、ポリ ビニル、ポリアルキレン、ポリエステル、ポリエーテル、ポリアミド、ポリイミ ド、ポリアクリレートおよびそれらの混合物である。 本発明のアミンN−オキシドポリマーは、典型的にはアミン対アミンN−オキ シドの比率が10:1〜1:1000000である。しかしながら、ポリアミン N−オキシド含有ポリマーに含まれるアミンオキシド基の量は、適当な共重合ま たは適当なN−酸化度によって変化させることができる。好ましくは、アミン対 アミンN−オキシドの比率は2:3〜1:1000000である。更に好ましく は、1:4〜1:1000000、最も好ましくは1:7〜1:1000000 である。ポリマーは、ランダムまたはブロックコポリマーであって、1つのモノ マーの型がアミンN−オキシドであり、他のモノマーの型がアミンN−オキシド であるかまたはそうでないものである。ポリアミンN−オキシドのアミンオキシ ド単位は、PKa<10、好ましくはPKa<7更に好ましくはPKa<6であ る。ポリアミンN−オキシド含有ポリマーは、ほとんど総ての重合度で得ること ができる。重合度は、材料が所望の水溶性および染料懸濁力を有する場合には、 決定的なものではない。 典型的には、ポリアミンN−オキシド含有ポリマーの平均分子量は500〜1 000000の範囲内であり、好ましくは1,000〜50,000、更に好ま しくは2,000〜30,000、最も好ましくは3,000〜20,000の 範囲内である。ポリアミンN−オキシド含有ポリマーは、典型的には洗剤組成物 の0.001〜10重量%で含まれ、更に好ましくは0.01〜2重量%、最も 好ましくは0.05〜1重量%で含まれる。 高濃度のノニオン性界面活性剤は、移染ポリマーの移染抑制性能に関して有利 である。カーボネートアニオンノニオン性組成物についての本発明は、高濃度の ノニオン性界面活性剤を顆粒状洗剤処方に配合する手段を提供し、従って移染抑 制法に関して有利である。上記のPVNOのような適当な移染抑制ポリマーの処 方により、市販の処方と比較して更に高水準の移染抑制性能を得ることができる 。 他の色保護技術としては、セルラーゼおよび/またはペルオキシダーゼのよう な特異的酵素の使用が挙げられる。 布帛柔軟剤を、本発明の洗剤組成物に配合することもできる。これらの薬剤は 、無機または有機の型のものであってもよい。無機柔軟剤の例は、GB−A−1 ,400,898号明細書に開示されているスメクタイト粘土である。 有機布帛柔軟剤としては、GB−A−1514276号明細書およびEP−B −0011340号明細書に開示の水不溶性の第三アミンが挙げられ、それらと モノC12〜C14第四アンモニウム塩との組み合わせは、EP−B−0026 527号、およびEP−B−0026528号明細書に開示されており、ジ−長 鎖アミドはEP−B−0242919号明細書に開示されている。布帛柔軟剤系 の他の有用な有機成分としては、EP−A−0299575号および第0313 146号明細書に開示されているような高分子量のポリエチレンオキシド材料が 挙げられる。 スメクタイト粘土の濃度は、通常は5重量%〜20重量%、更に好ましくは8 重量%〜15重量%であり、この材料は処方の残りのものに乾燥混合成分として 加えられる。水不溶性の第三アミンまたはジ−長鎖アミド材料のような有機布帛 柔軟剤は、0.5重量%〜5重量%の濃度で配合され、通常は1重量%〜3重量 %の濃度で配合されるが、高分子量ポリエチレンオキシド材料および水溶性のカ チオン性材料は0.1重量%〜2重量%、通常は0.15重量%〜1.5重量% の濃度で加えられる。これらの材料は、通常は組成物の噴霧乾燥した部分に加え られるが、場合によってはこれらを乾燥混合した粒状体として加えるか、または 溶融液体としてそれらを組成物の他の固形成分に噴霧するのが一層好都合である ことがある。 プロテアーゼ、リパーゼ、アミラーゼ、および様々な種類のセルラーゼなどの 酵素を、本発明の組成物に添加することができる。実施例 実施例1: 炭酸メチルナトリウムの調製 ナトリウムメトキシド、Aldrich製、95%分析値、65gを、HPLC級メ タノール、Baker製(水分<0.01%)を、アルゴン雰囲気下で攪拌しながら 少しずつ加えた。 少量の不溶物を、アルゴン下にて重力濾過によって除去した。 濾液を、攪拌装置、還流冷却器およびNormagバブラーを備えたフランジ付きフ ラスコに移した。次に、CO2雰囲気をNormagバブラーを介して加えたところ、 白色固形物が直ちに沈澱し始めた。CO2雰囲気下で攪拌を一晩継続した後、C O2雰囲気を、ガラス浸漬管を介してCO2を更に2時間直接吹き込むことによっ て置換した。 白色固形物を真空濾過によって取りだし、メタノールで洗浄し、シリカゲル上 で真空で乾燥した。 水に溶解したとき再度生成するメタノールの分析(GCによる)は、96.2 %の純度を示していた。実施例2: 2−フェノキシエチル炭酸ナトリウムの調製 1.7gの水素化ナトリウム(80%油分散液、Aldrich製)を40℃〜60 ℃の石油エーテルで2回洗浄した後、アルゴン気流中で乾燥した。 洗浄した水素化物に、アルゴン雰囲気下で60gの2−フェノキシエタノール (Fluka製)を加えた。 直ちに発泡が起こった。混合物を発泡が止むまで45℃に2時間保持したとこ ろ、暗褐色溶液が形成された。 アルゴン雰囲気をCO2雰囲気で置換した(10分間)後、ガラス浸漬管を介 して直接CO2を、混合物が攪拌不能になるまで(10分間)、吹込んだ。 次に、反応混合物をアセトンでスラリーにして、分離した固形物を濾過し、ア セトンで洗浄し、真空で乾燥した。 62gの水素化ナトリウム(80%油分散液、Aldrich製)を40℃〜60℃ の石油エーテル(アルゴン下)で2回洗浄した後、40℃〜60℃石油エーテル 100mlでスラリーにした。 次に、水素化ナトリウムスラリーを、少しずつアルゴン雰囲気下で計量ピペッ トで2kgのDobanol 25/E3(Shell製)に加えた。 それぞれの添加の後、激しい発泡が起こり、添加時間を更に12時間とした。 反応混合物をステンレス鋼製の、空気駆動スクロール攪拌装置を備えた上部開 放容器に移し、CO2ガスをガラス浸漬管を介して溶液中に通じた。 CO2置換を13時間継続したところ、反応混合物の1%水性分散液のpHは 11.5から9.1に低下した。 この時点では、混合物は最早効果的に攪拌されなかった。反応ペーストを攪拌 しながらアセトン7.5容に加え、3時間スラリー化した後、真空濾過(低速) を行なった。濾過ケーキをアセトンで洗浄して微量の未反応のポリエトキシレー トを除去し、塩化カルシウム上で真空乾燥した。 実施例3で製造したC12〜15AE3炭酸ナトリウムである、いわゆるE3/カ ーボネート粒子は、加水分解すると、水のモル比で80%AE3および20%炭 酸ナトリウムが得られる。この粒子を0.7%溶液中で下記の成分を有する洗剤 処方に加えた。 アルミノケイ酸ナトリウム 11.0 マレイン酸/アクリル酸のコポリマー 4.0 MgSO4 0.4 増白剤 0.1 DETPMP 0.4 LAS 7.0 TAS 2.0 CMC 0.3 増白剤 0.1 TAED 6.0 PB1 8.0 PB4 12.0 クエン酸塩 5.0 ケイ酸塩 3.5 カーボネート 12.0 酵素 1.4 C45E7 3.5 TAE11 1.0 分散剤 0.04 香料、微量成分を加え、総量を100とする。 得られた結果を、以下に示す。 等級分けは、当業者に知られている標準的なScheffe Scaleに従って行なう。TERG.試験 30℃ A E3/カーボネート粒子(E3を7部)を乾式添加。 B 予備溶解以外は同じ。 C E3/カーボネート粒子(E3を4.82部)を乾式添加。 D C45E7/TAE11を4.82部を予備溶解。PSU対予備溶解した液状C25E3を7部 TERG.試験 60℃ A E3/カーボネート粒子(E3を7部)を乾式添加。 B 予備溶解以外は同じ。 C E3/カーボネート粒子(E3を4.82部)を乾式添加。 D C45E7/TAE11を4.82部を予備溶解。PSU対予備溶解した液状C25E3を7部 結論: E3/カーボネート粒子を同じ濃度で添加すると、特に高温では、現在 用いられている固形のノニオン性界面活性剤のC45E7およびTAE11の混 合物よりも効果的である。 ノニオン性界面活性剤濃度=4.82% E3/カーボネート粒子対C45E7/TAE11

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  1. 【特許請求の範囲】 1. 液状の第一級アルコールと二酸化炭素とを反応させることによって得ら れ得る、固形カーボネートを含んでなる、洗剤組成物または添加物。 2. 加水分解により、カーボネートがアルコールと炭酸とに転換される、請 求の範囲第1項に記載の洗剤組成物または添加物。 3. カーボネートが下記の構造を有する、請求の範囲第1項または第2項に 記載の洗剤組成物または添加物。 (式中、xはアルカリ(土類)金属、アルキル、エトキシアルキル、アラールキ ルまたはカルボン酸であり、Rは任意の(非)置換の非環状または任意の(非) 置換のモノまたはポリ(複素)環式有機基である)。 4. 上記の炭酸エステルにおいて、RならびにXは任意の(非)置換の非環 状有機基である、請求の範囲第3項に記載の洗剤組成物または添加物。 5. アルコールがエトキシル化アルコールである、請求の範囲第1〜4項の いずれか1項に記載の洗剤組成物または添加物。 6. アルコールがアルキルトリエチレンオキシド(AE3)である、請求の 範囲第5項に記載の洗剤組成物または添加物。 7. アルコールが、平均して5モルのエチレンオキシド(AE5)と縮合し た線状の第一級アルコールである、請求の範囲第5項に記載の洗剤組成物または 添加物。 8. アルコールが、平均して7モルのエチレンオキシド(AE7)と縮合し た線状の第一級アルコールである、請求の範囲第5項に記載の洗剤組成物または 添加物。 9. アルコールが、香料組成物または混合物から得られる、請求の範囲第1 〜4項のいずれか1項に記載の洗剤組成物または添加物。 10. 洗剤組成物が顆粒状生成物として処方される、請求の範囲第1〜9項 のいずれか1項に記載の洗剤組成物または添加物。
JP7524036A 1994-03-17 1995-02-27 第一級アルコールと二酸化炭素とによって得られるカーボネートを含んでなる洗剤組成物 Pending JPH09510258A (ja)

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