JPH09510357A - 酸性繊維芽細胞成長因子(aFGF)をコードする組み換えアデノウィルス - Google Patents

酸性繊維芽細胞成長因子(aFGF)をコードする組み換えアデノウィルス

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JPH09510357A
JPH09510357A JP7524416A JP52441695A JPH09510357A JP H09510357 A JPH09510357 A JP H09510357A JP 7524416 A JP7524416 A JP 7524416A JP 52441695 A JP52441695 A JP 52441695A JP H09510357 A JPH09510357 A JP H09510357A
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パスカル バルヌー,
ピヤ デラエール,
ミシエル ペリコーデ,
ローラン プラデイエ,
エマニユエル ビニユ,
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ローン−プーラン・ロレ・ソシエテ・アノニム
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Abstract

(57)【要約】 酸性繊維芽細胞成長因子(aFGF)をコードする異種DNA配列を含む組み換えアデノウィルス、それらの製造、ならびに変性神経疾患の処置及び/又は予防のためのそれらの利用。

Description

【発明の詳細な説明】 酸性繊維芽細胞成長因子(aFGF)をコードする組み換えアデノウィルス 本発明はウィルス起源の組み換えベクター及び神経変性疾患の処置及び/又は 予防におけるそれらの利用に関する。さらに特定的に本発明は、酸性繊維芽細胞 成長因子(aFGF、酸性繊維芽細胞成長因子)をコードするDNA配列を含む 組み換えアデノウィルスに関する。本発明は又、これらのベクターの製造、それ らを含む製薬学的組成物及び特に遺伝子療法におけるそれらの治療的利用に関す る。 神経変性疾患は人口の老化の結果としてますます増加しつつある西欧諸国にお ける健康の消耗(health expenditure)の実質的部分となっ ている。これらの状態の例として特にアルツハイマー病、パーキンソン病、ハン ティングトン舞踏病、筋萎縮性側索硬化症などを挙げることができる。これらの 疾患の病理学的兆候及び病因は全く異なっているが、それらはすべて中枢神経系 におけるニューロン細胞が徐々に失われることから生じ、いくつかの場合にはパ ーキンソン病における黒物質(black substance)などの高度に 局所的な構造を生ずる。いくつかの待期的処置がすでに利用できるが、それらの 効果は比較的限られている。本発明はこれらの疾患の処置のための新規な、特に 有利な治療的方法につき記載する。さらに特定的に本発明はある種の栄養因子の 有効で局所的な発現により、これらの病理学に含まれるニューロン細胞の残存を 直接促進することを可能にするベクターにつ き記載する。 栄養因子は神経成長又は神経細胞の残存を刺激するための性質を有する種類の 分子である。神経栄養性を有する第1の因子、NGF(神経成長因子)は約40 年前に特性化された(再調査のためにLevi−Montalcini and Angelleti,Physiol.Rev.48(1968)534を参 照されたい)。他の神経栄養因子、特に脳−誘導神経栄養因子(BDNF)(T heonen,Trends in NeuroSci.14(1991)16 5)、CNTFなどが同定されたのは最近になって初めてであった。出願人は酸 性繊維芽細胞成長因子(aFGF)に特に興味を持った。aFGFは形態に依存 して約134〜155アミノ酸及び15〜17kDの分子量のタンパク質である 。aFGFは最初にその繊維芽細胞成長性に関して記載され、それは特に瘢痕形 成などのある種の病状の処置においてそれを有用なものとした。近年、aFGF がいくつかの神経集団においてその黒質線状体の逆方向輸送に供され(Ferg usson et Johnson,J.Comp.Neurol.313(1 991)693)、試験管内において中脳のドパミン作用性ニューロンの残存を 可能にできることが (1990)558)。しかし、その性質は有利であるがaFGFの治療的適用 は種々の障害と直面している。特にaFGFの生物利用性の不在がいずれの治療 的利用も制限している。さらにaFGFを体のある所望の領域に持続的で局所的 方法で送達できるようにする有効な手段がない。最後に、送達されるaFGFが 活性であり、生体内において治療的活性を働かせることができることが必須であ る。 本発明はこれらの問題に特に有利な解答を与える。実際に本発明は生体内にお いて、及び局所的に治療的活性量のaFGFを送達するための特に有効なベクタ ーの開発にある。同時係属出願番号PCT/EP93/02519において、生 体内において遺伝子を神経系中に転移させるためにアデノウィルスを用いること ができることが示された。本発明は、神経系中に特定の遺伝子を転移させるため に特に適応させられ、有効である新規な構築物に関する。さらに特定的に本発明 は、酸性繊維芽細胞成長因子(aFGF)をコードするDNA配列を含む組み換 えアデノウィルス、その製造、ならびに神経変性疾患の処置及び/又は予防のた めのその利用に関する。 今回出願人は、aFGFをコードする配列を含む組み換えアデノウィルスを構 築し、これらの組み換えアデノウィルスを生体内において投与することが可能で あること、ならびにこの投与が生体内において、特に神経系において、細胞病理 学的影響なく、治療的活性量のaFGFの安定で局所的発現を可能にすることを 示した。本発明のベクターの特に有利な性質は、特に用いられる構築物(あるウ ィルス領域が欠失した欠失アデノウィルス)、aFGFをコードする配列の発現 のために用いられるプロモーター(好ましくはウィルス又は組織−特異的プロモ ーター)、ならびに該ベクターの投与のための方法に由来し、aFGFの有効な 、及び適した組織における発現を可能にしている。かくして本発明は遺伝子療法 において直接用いることができるウィルスベクターを提供し、それは特に生体内 におけるaFGFの発現を方向付けるために適応させられ、有効である。かくし て本発明は神経変性疾患の処置及び/又は予防のための特に有利な新規な方法を 提供する。 従って本発明の第1の主題は酸性繊維芽細胞成長因子(aFGF)又はそれら の誘導体をコードするDNA配列を含む欠失組み換えアデノウィルスにある。 本発明の主題は神経変性疾患の処置又は予防を目的とする製薬学的組成物の製 造のためのそのような欠失組み換えアデノウィルスの利用でもある。 本発明の枠内で生産される酸性繊維芽細胞成長因子(aFGF)はヒトaFG F又は動物のaFGFであることができる。特にヒトaFGFをコードするDN A配列はクローニングされ、配列決定されている(Jaye et al.,S cience 273(1986)541)。本発明のアデノウィルスベクター へのそれらの挿入の前に、これらの配列は、例えば部位特異的突然変異誘発によ り、特に適した制限部位の挿入のために有利に改変される。先行技術において記 載されている配列は実際に本発明で用いるために構築されてはおらず、実質的発 現を得るためにはあらかじめ適応させることが必要であることが証明され得る( 実施例1.2を参照されたい)。本発明の枠内において、ヒト酸性繊維芽細胞成 長因子(haFGF)をコードするDNA配列を用いるのが好ましい。さらに上 記の通り、aFGFの誘導体、特にヒトaFGFの誘導体をコードする構築物を 用いることもできる。そのような誘導体は例えば本来の配列と比較して突然変異 、欠失及び/又は付加により得られ、aFGFの生物学的性質(栄養的及び/又 は確認剤(differentiator)効果)の少なくとも1つを保存して いる産物をコードするいずれかの配列を含む。これらの改変は当該技術分野にお ける熟練者に既知の方法により行うことができる(下記の一般的分子生物学法及 び 実施例2を参照されたい)。かくして得られる誘導体の生物学的活性を実施例3 において特に示される通り、次いで容易に決定することができる。本発明の誘導 体は、プローブとして本来の配列又はそのフラグメントを用いた核酸ライブラリ からのハイブリッド形成により得ることもできる。 これらの誘導体は特に、それらの結合部位に関するより高い親和力を有する分 子、生体内における発現を強化させる配列、プロテアーゼに対するより大きな抵 抗性を有する分子、より大きな治療的有効性又はより少ない副作用、あるいは新 規な生物学的性質の可能性を有する分子である。 好ましい誘導体の中でさらに特定的にaFGFの自然の変異体を挙げることが できる。かくして米国特許第4,868,113号に記載されている通り、種々 の形態、特に154アミノ酸を含む形態、140アミノ酸を含む形態、及び13 4アミノ酸を含む形態のaFGFが存在する。aFGFという用語はこれらの種 々の形態を含むと理解される。他の好ましい誘導体は特に、1つ又はそれ以上の 残基が置換された分子、考慮されている結合部位との相互作用に含まれない、又 はほとんど含まれない、あるいは望ましくない活性を発現する領域の欠失により 得られる誘導体、本来の配列と比較して例えば分泌シグナル及び/又は結合ペプ チドなどの付加的残基を含む誘導体である。 特に有利な方法の場合、本発明の枠内で用いられる配列は、合成されるaFG Fが細胞外区画においてより有効に放出され、そのレセプターを活性化できるよ うに、合成されるaFGFを感染細胞の分泌経路において方向付けることを可能 にする分泌シグナルも含む。用いられる分泌 シグナルは異種であることも、人工分泌シグナルであることさえできる。神経細 胞において機能性である分泌シグナル、例えばサイトカインのための分泌シグナ ルを用いるのが有利である。例としてaFGFの高い分泌を可能にするヒト繊維 芽細胞インターフェロンのための分泌シグナルを挙げることができる。 本発明の枠内で用いられる酸性繊維芽細胞成長因子をコードするDNA配列は cDNA、ゲノムDNA(gDNA)、あるいは例えば1つ又はそれ以上のイン トロンが挿入されていることができるcDNAを含むハイブリッド構築物である ことができる。これは又、合成又は半合成配列であることもできる。特に有利な 方法の場合、cDNA又はgDNAが用いられる。特にgDNAの使用はヒト細 胞における発現を強化させることができる。 従って本発明の最初の実施態様の場合、アデノウィルスは酸性繊維芽細胞成長 因子(aFGF)をコードするcDNA配列を含む。本発明の他の好ましい実施 態様の場合、アデノウィルスは酸性繊維芽細胞成長因子(aFGF)をコードす るgDNA配列を含む。aFGFをコードするDNA配列の前に、神経細胞にお いて機能性である異種分泌シグナルがあるのが有利である。 aFGFをコードする配列は神経細胞におけるその発現を可能にするシグナル の調節下に置かれるのが有利である。それらは異種発現シグナル、すなわちaF GFの発現を自然に担っているシグナルと異なるシグナルであるのが好ましい。 それらは特に他のタンパク質又は合成配列の発現を担う配列であることができる 。特にそれらは真核又はウィルス遺伝子のプロモーター配列であることができる 。例えばそれらは感染する ことが望まれている細胞のゲノムから誘導されるプロモーター配列であることが できる。同様にそれらは、用いられるアデノウィルスを含むウィルスのゲノムか ら誘導されるプロモーター配列であることができる。これに関し、例えばElA 、MLP、CMV、RSV−LTRプロモーターなどを挙げることができる。さ らにこれらの発現配列は、活性化又は調節配列、あるいは組織−特異的発現を可 能にする配列の付加により改変することができる。事実、神経細胞において特異 的に、又は優先的に活性である発現シグナルを用い、ウィルスが実際に神経細胞 に感染した場合のみにDNA配列が発現され、その効果を生み出すようにするの が特に有利であり得る。これに関し、例えばニューロン−特異的エノラーゼプロ モーター、GFAPプロモーターなどを挙げることができる。 第1の特定の実施態様において、本発明はRSV−LTRプロモーターの調節 下にヒト酸性繊維芽細胞成長因子(haFGF)をコードするcDNA配列を含 む欠失組み換えアデノウィルスに関する。 他の特定の実施態様において、本発明はRSV−LTRプロモーターの調節下 にヒト酸性繊維芽細胞成長因子(haFGF)をコードするgDNA配列を含む 欠失組み換えアデノウィルスに関する。 実際に出願人は、ラウス肉腫ウィルス(RSV)LTRプロモーターが神経、 特に中枢神経系の細胞におけるaFGFの持続的及び実質的発現を可能にするこ とを示した。 さらに好ましい実施態様において、本発明は神経系における優先的発現を可能 にするプロモーターの調節下にヒト酸性繊維芽細胞成長因子(haFGF)をコ ードするDNA配列を有する欠失組み換えアデノウィルスに関する。 本発明の特に好ましい実施態様は、ITR配列、包膜を可能にする配列、酸性 繊維芽細胞成長因子(haFGF)又はそれらの誘導体を、神経系における優先 的発現を可能にするプロモーターの調節下に含み、E1遺伝子、ならびにE2、 E4及びL1〜L5遺伝子の少なくとも1つが非−機能性である欠失組み換えア デノウィルスにある。 本発明の欠失アデノウィルスは、標的細胞において自律的に複製することがで きないアデノウィルスである。従って一般に本発明の枠内で用いられる欠失アデ ノウィルスのゲノムは、少なくとも感染細胞における該ウィルスの複製に必要な 配列が欠けている。これらの領域は除去されるか(完全に、又は部分的に)、又 は非−機能性とされるか、あるいは他の配列により、特にaFGFをコードする DNAにより置換されることができる。 本発明の欠失ウィルスはウィルス粒子の包膜に必要な配列をそのゲノムに保存 しているのが好ましい。さらに好ましくは、上記の通り、本発明の欠失組み換え アデノウィルスのゲノムはITR配列、包膜を可能にする配列、非−機能性E1 遺伝子、及び少なくとも1つの非−機能性E2、E4又はL1〜L5遺伝子を含 む。 構造及び性質がいくらか異なる種々のアデノウィルス血清型が存在する。これ らの血清型の中で、2又は5型ヒトアデノウィルス(Ad2又はAd5)、ある いは動物起源(出願FR93 05954を参照されたい)のアデノウィルスの 利用が本発明の枠内で好ましい。本発明の枠内で用いることができる動物起源の アデノウィルスの中で、イヌ、ウシ、ネズミ(例えばMav1:Mav1,Be ard et al.,Virology 75(1990)81)、ヒツジ、 ブタ、トリ又は別の 場合サル(例えば:SAV)起源のアデノウィルスを挙げることができる。動物 起源のアデノウィルスはイヌアデノウィルスが好ましく、又はCAV2アデノウ ィルスがさらに好ましい[例えばManhattan株又はA26/61(AT CC VR−800)]。好ましくは本発明の枠内でヒト又はイヌ、あるいは混 合起源のアデノウィルスが用いられる。 本発明の欠失組み換えアデノウィルスは当該技術分野における熟練者に既知の いずれの方法によっても製造することができる(Levrero et al. ,Gene 101(1991)195,EP 185 573;Graham ,EMBO J.3(1984)2917)。特にそれらはアデノウィルス及び 、中でもaFGFをコードするDNA配列を有するプラスミドの間の相同的組み 換えにより製造することができる。相同的組み換えは適した細胞系中に該アデノ ウィルス及びプラスミドをコトランスフェクションした後に起こる。用いられる 細胞系は好ましくは(i)該要素により形質転換可能でなくてはならず、(ii )アデノウィルスゲノムのゲノムの欠失部分を補足できる配列を、組み換えの危 険を避けるために好ましくは組み込まれた形態で含まなければならない。細胞系 の例としてヒト胚腎臓系293(Graham et al.,J.Gen.V irol.36(1977)59)を挙げることができ、それは特にAd5アデ ノウィルスのゲノムの左部分(12%)をそのゲノムに組み込んで含む。アデノ ウィルスから誘導されるベクターの構築のための戦術も出願番号FR93 05 954及びFR9308596に記載されており、それらは引用することにより 本明細書の内容となる。 次に増殖したアデノウィルスを回収し、実施例に記載の従来の分子生物学法に 従って精製する。 上記の通り、本発明は神経変性疾患の処置及び/又は予防を目的とする製薬学 的組成物の製造のための、上記のアデノウィルスの利用にも関する。さらに特定 的に本発明はパーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症(ALS )、ハンティングトン舞踏病、てんかん及び血管性痴呆の処置及び/又は予防を 目的とする製薬学的組成物の製造のためのこれらのアデノウィルスの利用に関す る。 本発明は1種又はそれ以上の上記の欠失組み換えアデノウィルスを含む製薬学 的組成物にも関する。これらの製薬学的組成物は局所的、経口的、非経口的、鼻 内、静脈内、筋肉内、皮下、眼内又は経皮的投与などのために調製することがで きる。本発明の製薬学的組成物は注入用調剤のための、特に患者の神経系に直接 注入するための製薬学的に許容され得るビヒクルを含むのが好ましい。これは特 に等張無菌溶液、あるいは場合に依存して無菌水又は生理食塩水を添加すると注 入用溶液を調製できる乾燥、特に凍結乾燥組成物であることができる。患者の神 経系中への直接の注入は、冒された組織のレベルに治療効果を集中させることを 可能にするので有利である。患者の中枢神経系中への直接の注入は、定位的注入 装置を用いて行うのが有利である。そのような装置の使用により実際に、注入部 位を非常に正確に狙うことができるようになる。 これに関し、本発明は上記で定義された組み換えアデノウィルスを患者に投与 することを含む、神経変性疾患の処置のための方法にも関する。さらに特定的に 、本発明は上記で定義された組み換えアデノウィルスの定位的投与を含む神経変 性疾患の処置のための方法に関する。 注入のために用いられる欠失組み換えアデノウィルスの投薬量は種々のパラメ ーターに従って、特に用いられる投与様式、関連する病理学、あるいは別の場合 処置の所望の持続期間に従って調節することができる。一般に本発明の組み換え アデノウィルスは104〜1014pfu/ml、好ましくは106〜1010pfu /mlの投薬量の形態で調製され、投与される。pfu(プラーク形成単位)と いう用語はウィルス溶液の感染力に対応し、適した細胞培養に感染させ、次いで 一般に48時間後に感染細胞のプラークの数を測定することにより決定される。 ウィルス溶液のpfu力価の決定のための方法は文献において十分に例証されて いる。 本発明の他の主題は、1種又はそれ以上の上記の欠失組み換えアデノウィルス に感染した哺乳類細胞に関する。さらに特定的に本発明は、これらのアデノウィ ルスに感染したヒト細胞集団に関する。それらは特に繊維芽細胞、筋芽細胞、肝 細胞、表皮細胞、内皮細胞、神経膠細胞などであることができる。 本発明の細胞は一次培養から得ることができる。それらを当該技術分野におけ る熟練者に既知の方法により集め、次いでそれらの増殖を可能にする条件下で培 養することができる。さらに特定的に繊維芽細胞に関しては、これらを例えばH am[Methods Cell.Biol.21a(1980)255]によ り記載の方法に従って生検から容易に得ることができる。これらの細胞をアデノ ウィルスによる感染に直接用いることができ、あるいは後の使用のためのオート ロガスライブラリの確立のために例えば凍結により保存することができる。本発 明の細胞は例えばあらかじめ確立されたライブラリから得られる二次培養である こ ともできる。 次いで培養細胞を組み換えアデノウィルスに感染させ、それらにaFGFを生 産する能力を与えるようにする。感染は当該技術分野における熟練者に既知の方 法に従って試験管内において行われる。特に用いられる細胞の型及び細胞当たり のウィルスコピーの所望の数に従い、当該技術分野における熟練者は感染多重度 、及び場合により、行われる感染のサイクルの数を調節することができる。これ らの段階は、細胞が生体内投与を目的とされている場合は適した無菌条件下で行 われるべきであることは明らかに理解される。細胞の感染のために用いられる組 み換えアデノウィルス投薬量は、所望の目的に従って当該技術分野における熟練 者が調節することができる。生体内投与のための上記の条件は、試験管内におけ る感染にも適用され得る。 本発明の他の主題は1種又はそれ以上の上記の欠失組み換えアデノウィルスに 感染した哺乳類細胞及び細胞外マトリックスを含む体内埋植物に関する。本発明 の体内埋植物は105〜1010個の細胞を含むのが好ましい。それらは106〜1 08個を含むのがより好ましい。 さらに特定的に、本発明の体内埋植物において、細胞外マトリックスはゲル化 化合物及び場合により細胞の固定を可能にする担体を含む。 本発明の体内埋植物の製造のために種々の型のゲル化剤を用いることができる 。ゲル化剤はゲルの構造を有するマトリックスに細胞を含み、適宜、担体上への 細胞の固定を強化するために用いられる。従って種々の細胞接着剤、特にコラー ゲン、ゼラチン、グリコサミノグリカン類、フィブロネクチン、レクチン類など をゲル化剤として用いることができる。本発明の枠内ではコラーゲンを用いるの が好ましい。これはヒト、 ウシ又はネズミ起源のコラーゲンであることができる。さらに特定的には、I型 コラーゲンが用いられる。 上記の通り、本発明の組成物は細胞の固定を可能にすることにより担体を含む のが好ましい。固定という用語は、担体上への細胞の接着及び/又は結合を生ず るいずれの形態の生物学的及び/又は化学的及び/又は物理的相互作用をも称す る。さらに細胞は用いられる担体を覆うか、又はこの担体の内部に浸透する、あ るいは両方であることができる。固体の無毒性及び/又は生物適合性担体の使用 が本発明の枠内で好ましい。特にポリテトラフルオロエチレン(PTFE)繊維 又は生物起源の担体を用いることができる。 本発明の体内埋植物は体における種々の部位において体内埋植することができ る。特に体内埋植は腹腔において、皮下組織(恥骨上領域、腸骨窩及び猟径窩な ど)において、臓器、筋肉、腫瘍、中枢神経系において、又は別の場合粘膜下に おいて行うことができる。本発明の体内埋植は、それらが体における治療的産物 の放出を制御することを可能にするという意味で特に有利である:この放出は第 1に感染の多重度により、及び感染細胞の数により決定される。次に放出は処置 を永久に停止する体内埋植物の除去により制御されるか、あるいは治療的遺伝子 の発現を誘導又は抑制することを可能にする調節可能な発現系の使用により制御 される。 かくして本発明は神経変性疾患の処置又は予防のために非常に有効な手段を提 供する。それは最も特定的にはアルツハイマー病、パーキンソン病、ハンティン グトン舞踏病又はALS疾患の処置に適応させられる。さらに本発明のアデノウ ィルスベクターは、特に神経細胞の感染の非常 に高いそれらの効率と結び付いた実質的利点を有し、それは小容積のウィルス懸 濁液を用いて感染を行うことを可能にする。さらに本発明のアデノウィルスによ る感染は注入の部位に高度に局在化しており、それは隣接する脳構造への拡散の 危険を避ける。 さらに、この処置はヒト、ならびにヒツジ、ウシ、家畜(イヌ、ネコなど)、 ウマ、サカナなどのいずれの動物にも適用することができる。 本発明を以下の実施例によりさらに完全に説明するが、それは例示であり制限 ではないと考えられるべきである。図面の説明 図1:ベクターpXL2244の図 図2:ベクターpSh−Ad−aFGFの図一般的分子生物学法 分子生物学において従来用いられる方法、例えばプラスミドDNAの調製的( preparative)抽出、塩化セシウム勾配におけるプラスミドDNAの 遠心、アガロース又はアクリルアミドゲル電気泳動、電気溶出によるDNAフラ グメントの精製、タンパク質のフェノール又はフェノール−クロロホルム抽出、 食塩水媒体中のDNAのエタノール又はイソプロパノール沈降、エシェリキア・ コリ(Escherichia coli)における形質転換などは当該技術分 野における熟練者に周知であり、文献に広く記載されている[Maniatis T.et al.,“Molecular Cloning,a Labor atory ManualF,Cold Spring Harbor Lab oratory,Cold Spring Harbor,N.Y.,1982 ;Ausubel F.M.et al.(eds), “Current Protocols in Molecular Biol ogyF,John Wiley & Sons,New York,1987 ]。 pBR322−及びpUC型プラスミド及びM13系列のファージは市販のも のである(Bethesda Research Laboratories) 。 連結のために、DNAフラグメントをアガロース又はアクリルアミドゲル電気 泳動によりそれらの寸法に従って分離し、フェノールを用いて、又はフェノール /クロロホルム混合物を用いて抽出し、エタノールを用いて沈降させ、次いで供 給者の勧告に従ってファージT4 DNAリガーゼ(Biolabs)の存在下 でインキュベートすることができる。 突出5’末端の充填は、供給者の規格に従ってE.コリ DNAポリメラーゼ Iのクレノウフラグメント(Biolabs)を用いて行うことができる。突出 3’末端の破壊はファージT4 DNAポリメラーゼの存在下で、それを製造者 の勧告に従って用いて行われる。突出5’末端の破壊はS1ヌクレアーゼを用い た、制御された処理により行われる。 合成オリゴデオキシヌクレオチドによる試験管内における部位特異的突然変異 誘発は、Taylor et al.[Nucleic Acids Res.13 (1985)8749−8764]により開発された方法に従い、Amer shamにより販売されるキットを用いて行うことができる。 いわゆるPCR法[olymerase−catalyzed hain eaction,Saiki R.K.et al.,Sclence 30 (1985)1350−1354;Mullis K.B.and Faloona F.A.,Meth.Enzym.155 (1987)335−350]によるDNAフラグメントの酵素的増幅は、DN Aサーマルサイクラー(thermal cycler)(Perkin El mer Cetus)を用い、製造者の規格に従って行うことができる。 ヌクレオチド配列の確認はSanger et al.[Proc.Natl .Acad.Sci.USA,74(1977)5463−5467]により開 発された方法により、Amershamにより販売されるキットを用いて行うこ とができる。実施例 実施例1:ベクターpSh−Ad−aFGFの構築 この実施例はラウス肉腫ウィルスLTR(RSV−LTR)を含むプロモータ ーの調節下で、異種分泌配列に先行されるaFGFをコードするDNA配列を含 むベクターの構築を記載する。 1.1.出発ベクター(pXL2244):プラスミドpXL2244はRS VウィルスLTRプロモーターの調節下におけるApoAIcDNA、及びAd 5アデノウィルス配列を含む(図1)。それはプレプロApoAIをコードする cDNAを含むClaI−EcoRVフラグメントを、同じ酵素で消化されたベ クターpLTR RSV−βgal(Stratford−Perricaud et et al.,J.Clin.Invest.90(1992)626) 中に挿入することにより構築された。 1.2.aFGFをコードするcDNA配列の構築 本発明のベクターの構築を可能にするために、ヒトaFGFをコード するcDNA配列を以下の通りに構築した: −134アミノ酸を含むヒトaFGF(aFGF134)をコードするcDNA 配列をプラスミドpMJ26(Jaye et al.,J.Biol.Che m.262(1987)16612)から単離した。プラスミドpMJ26はE coRI制限部位の配列に先行されるヒトaFGFをコードするcDNA配列を 含む。プラスミドのこの領域の配列は以下である(EcoRI部位に下線、及び 開始コドンは太文字): ...GAATTCATG... EcoRI酵素で消化した後、制限部位の末端を大豆ヌクレアーゼを用いた処 理により平滑化した。得られるフラグメントは以下の末端を有する(開始コドン は太文字): ...GAATTCATG...(pMJ26) ...G CATG...(EcoRI+大豆フクレアーゼ) 次いでこの配列を分泌配列の挿入により改変した。この配列の導入は、本発明 のベクターに感染した細胞により合成されるaFGFの、より有効な細胞外放出 を可能にするので特に有利である。さらに特定的に、上記で得られる配列は5’ 末端における、及びaFGFを有する相における、ヒト繊維芽細胞インターフェ ロンのための分泌配列に対応する2本鎖合成オリゴヌクレオチドの挿入により改 変される(Taniguchi et al.,Gene 10(1980)1 1)。このオリゴヌクレオチドの各鎖を核酸合成機を用いて化学的に合成し、次 いでハイブリッド形成させて2本鎖DNAを構築した。用いられる配列は以下の 70bp鎖を含む(配列番号1): このオリゴヌクレオチドは分泌配列の5’末端にXhoI部位(上記の配列に おいて下線)を含む。この2本鎖オリゴヌクレオチドを、上記の通りEcoRI 及び大豆ヌクレアーゼを用いて消化されたaFGF−コード配列に連結した。次 いで正しい配向で挿入片を有するクローンを単離し、配列決定により調べた。こ のクローンに存在する、分泌配列により先行されるaFGF−コード配列を含む 完全フラグメントを、次いでXhoI及びBglII酵素(BglII部位は停 止コドンの後に位置する)を用いて消化することにより単離し、次いであらかじ め同じ酵素で開裂されたベクターp267(Jaye et al.,EMBO J.7(1988)963)に連結する。得られるベクターをpMJ35と称 した。 上記で製造された配列を次いでPCR法により、以下のオリゴヌクレオチドを プライマーとして用いて改変した: プラスミドpMJ35に対するPCRによる増幅段階は、キメラ配列「分泌/ aFGF配列」の両側に適した制限部位を導入することを可能 にする。さらに特定的に、これらの段階は5’末端におけるClaI部位(5’ オリゴヌクレオチドにおいて1本線で下線を引かれ、2本線で下線を引かれた開 始コドンに対するこの位置が示されている配列)、ならびに3’末端におけるK pnI部位(3’オリゴヌクレオチドにおいて1本線で下線が引かれている)の 挿入を可能にする。作られた部位は発現条件下における配列を本発明のベクター 中に挿入することを可能にする。 1.3.ベクターpSh−Ad−aFGFの構築 この実施例はRSVウィルスLTRの調節下で分泌配列に先行されるaFGF をコードする配列、ならびに生体内における組み換えを可能にするAd5アデノ ウィルス配列を含むベクターpSh−Ad−aFGFの構築を記載する。 実施例1.2.で製造されたPCRフラグメントを酵素ClaI及びKpnI で消化し、得られる、ヒト繊維芽細胞インターフェロンのための分泌シグナルに より先行されるaFGFをコードする配列を含む0.5kbのフラグメントを次 いで単離し、LMP(低融点)アガロースゲル電気泳動により精製した。平行し て、ベクターpXL2244を同じClaI及びKpnI制限酵素を用いて消化 し、次いで後者の不活性化の後に沈降させた。あらかじめ単離され、アガロース ゲル電気泳動により精製された、得られる線状ベクター及び0.5kbのフラグ メントを次いで連結し、ベクターpSh−Ad−aFGFを生成した(図2)。 aFGF挿入片の全ヌクレオチド配列をジデオキシヌクレオチド配列決定により 調べた。 実施例2.ベクターpSh−Ad−aFGFの機能性 細胞培養において生物学的に活性な形態のaFGFを発現する、ベクターpS h−Ad−aFGFの能力をCOSI細胞の過渡的(transient)トラ ンスフェクションにより示した。そのために、Transfectamの存在下 で細胞(直径が10cmの皿当たりに2x106個の細胞)をトランスフェクト した(8μgのベクター)。48時間後、細胞培養上澄み液を収穫した。次いで この上澄み液の系列希釈液(1/200及び1/50)をNIH 3T3細胞培 養に加えた。これらの培養への栄養的効果を放射標識チミジンの挿入により観察 した。平行して、トランスフェクトされた細胞によりaFGFの生産を免疫検出 によっても示した。 実施例3.aFGFをコードする配列を含む組み換えアデノウィルスAd−aF GFの構築 ベクターpSh−Ad−aFGFを線状化し、欠失アデノウィルスベクターと 共に、アデノウィルスE1領域(E1A及びE1B)によりコードされる機能を トランスにおいて与えるヘルパー細胞(系293)中にコトランスフェクトした 。 さらに特定的に、アデノウィルスAd−aFGFを突然変異体アデノウィルス Ad−d11324(Thimmappaya et al.,Cell 31 (1982)543)及びベクターpSh−Ad−aFGFの間の生体内におけ る相同的組み換えにより、以下の方法に従って得た:酵素ClaIを用いて線状 化されたプラスミドpSh−Ad−aFGF及びアデノウィルスAd−d113 24をリン酸カルシウムの存在下で系293中にコトランスフェクトし、相同的 組み換えをさせた。かくして生成された組み換えアデノウィルスをプラーク精製 により選択 した。単離の後、組み換えアデノウィルスDNAを細胞系293において増幅し 、それは約1010pfu/mlの力価を有する非精製組み換え欠失アデノウィル スを含む培養上澄み液を与える。 次いでウィルス粒子を既知の方法に従って塩化セシウム勾配遠心により精製し た(特にGraham et al.,Virology 52(1973)4 56を参照されたい)。アデノウィルスAd−aFGFは20%グリセロール中 で−80℃において保存することができる。 実施例4.アデノウィルスAd−aFGFの機能性 培養細胞に感染し、培地において生物学的に活性な形態のaFGFを発現する 、アデノウィルスAd−aFGFの能力を、ヒト293及びラットPC12系に 感染させることにより示す。次いで培養上澄み液における活性aFGFの存在を 実施例2と同じ条件下で決定した。 これらの研究は、アデノウィルスが実際に生物学的に活性な形態のaFGFを 細胞培養において発現することを示すことを可能にする。 実施例5:脳弓采(fimbria−fornix)の外傷を有するラットへの 、組み換えアデノウィルスによるaFGF遺伝子の生体内における転移 この実施例は本発明のアデノウィルスベクターを用いた、生体内におけるaF GF遺伝子の転移を記載する。それは、脳弓采の外傷の動物モデルに関し、本発 明のベクターが治療的量のaFGFの生体内における発現の誘導を可能にするこ とを示す。 あらかじめ麻酔されたラットにおいて、中隔−海馬ルート(脳弓采)を左の半 球のレベルにおいて切開した。この機械的外傷は、伸縮自在(retracta ble)手術用ナイフを用いて形成した。この効果のた めに用いられる定位座標はブレグマに対して:AP:−1.7;ML:+1.5 ;V:−5.5〜−0.5である。 aFGF組み換えアデノウィルスを外傷の直後に中隔の中核(median nucleus)中、及び求心路遮断された海馬(外傷側の海馬)の背部中に注 入した。さらに特定的に、注入されるアデノウィルスは実施例3.1.で製造さ れたアデノウィルスAd−aFGFであり、リン酸塩緩衝食塩溶液(PBS)中 において精製形態(3.5x106pfu/μl)で用いられる。 注入はポンプに接続されたカニューラ(外径280μm)を用いて行われる。 注入の速度は0.5μl/分に固定され、その後カニューラを引き出す前にその 場所にさらに4分間残す。海馬及び中隔中への注入の容積はそれぞれ3μl及び 2μlである。注入されるアデノウィルス濃度は3.5x106pfu/μlで ある。 海馬中への注入の場合、定位座標は以下の通りである:AP=−4;ML=3 .5;V=−3.1(AP及びML座標はブレグマに対して決定され、V座標は ブレグマのレベルにおける頭蓋骨の表面に対する。 中隔中への注入の場合、定位座標は以下の通りである:AP=1;ML=1; V=−6(AP及びML座標はブレグマに対して決定され、V座標はブレグマの レベルにおける頭蓋骨の表面に対する。この条件下でカニューラは、中静脈洞を 避けるために垂直に対して9度の角度にある(中外側方向)。 本発明のアデノウィルスの投与の治療的効果を3種類の分析:組織学的及び免 疫組織化学的分析、定量的分析、ならびに挙動的分析により示した。組織学的免疫組織化学的分析 脳弓采の機械的外傷は中隔におけるコリン作用性ニューロン(抗−コリンアセ チルトランスフェラーゼ、ChaT抗体により免疫組織学において視覚化)の損 失、ならびに海馬におけるコリン作用性脱神経(アセチルコリンエステラーゼ、 AChE活性により組織化学において検出)を誘導する。 注入された脳の組織学的分析はアデノウィルスAd−aFGFの脳内注入の3 週間後に行う。そのために、動物を麻酔下で4%のパラホルムアルデヒドの心臓 内輸液により犠牲にする。除去、後固定及び凍結保護の後、脳をクリオマット( cryomat)を用い、前頭面に沿って切開する:中隔の全長にわたって、な らびに海馬の前、中及び後部において30μmの厚さの冠状系列切片(coro nal serial sections)を作る。中隔の場合、180μm離 れた切片(6切片の中の1切片)をクレシルバイオレットで染色し(ニューロン 密度を評価するため)、抗−ChAT抗体(Biochem)を用いて免疫標識 する(コリン作用性ニューロンの同定のため)。免疫組織化学的方法は、DAB を用いて視覚化されるストレプタビジン−ビオチンパーオキシダーゼの方法であ る。海馬の場合、180μm離れた切片を、コリン作用性脱神経の検出のために AChE(アセチルコリンエステラーゼ)のための組織化学的方法に従って染色 する。切片はガラススライド上に固定する。定量的分析 中隔におけるコリン作用性ニューロン(ChAT−陽性)の数は、アデノウィ ルスAd−aFGFの効果の評価のためのパラメーターである。 試料(中隔の全長に及ぶ6切片中の1切片)につき計数を行う。各切片に関し、 中隔の両側につき別々にChAT−陽性ニューロンを計数する。すべての切片に 関する累積の結果を、損傷側のChAT−陽性ニューロンの数対非損傷側のCh AT−陽性ニューロンの数の比率により表す。挙動的分析 中隔−海馬ルートの両側の外傷は記憶欠損に導く。この型の外傷へのアデノウ ィルスAd−aFGFの注入の保護機能的効果は、2つの挙動試験:Morri sの水泳試験(視覚空間的参照記憶(visuospatial refere nce memory))及びTMTT試験(2回−試験記憶仕事(two−t rials memory task);「新環境の短期間記憶」)の間に動物 の記憶性能の分析により検出された。 実施例6:黒質線状体ルートの外傷を有するラットへの、組み換えアデノウィル スによるaFGF遺伝子の生体内における転移 この実施例は、本発明のアデノウィルスベクターを用いた生体内におけるaF GF遺伝子の転移を記載する。それは黒質線状体ルートの外傷の動物モデルにお いて、本発明のベクターが治療的量のaFGFの生体内における発現の誘導を可 能にすることを示す。 あらかじめ麻酔されたラットにおいて、毒素6−ヒドロキシドパミン(60H −DA)の注入により、黒質線状体ルートを中脳束(MFB)のレベルで傷付け た。注入によるこの化学的外傷は、以下の定位座標に沿って片側性であった:A P:0及び−1;ML:+1.6;V:−8.6及び−9(AP及びML座標は ブレグマに対して、V座標は硬膜に対して決定される)。切断バーは+5mmの レベルに固定する。 組み換えアデノウィルスaFGFを外傷の直後に、外傷の側において黒物質及 び線条中に注入した。さらに特定的に、注入されるアデノウィルスは実施例3. 1.で製造されたアデノウィルスAd−aFGFであり、リン酸塩緩衝食塩溶液 (PBS)中において精製形態(3.5x106pfu/μl)で用いる。 注入はポンプに接続されたカニューラ(外径280μm)を用いて行われる。 注入の速度は0.5μl/分に固定され、その後カニューラを引き出す前にその 場所にさらに4分間残す。線条及び黒物質中への注入容積はそれぞれ2x3μl 及び2μlである。注入されるアデノウィルス濃度は3.5x106pfu/μ lである。 黒物質中への注入の場合、定位座標は以下の通りである:AP=−5.8;M L=+2;V=−7.5(AP及びML座標はブレグマに対して、V座標は硬膜 に対して決定される)。 線条中への注入の場合、定位座標は以下の通りである:AP=+0.5及び− 0.5;ML=3;V=−5.5(AP及びML座標はブレグマに対して、V座 標は硬膜に対して決定される)。 本発明のアデノウィルスの投与の治療的効果を3種類の分析:組織学的及び免 疫組織学的分析、定量的分析、ならびに挙動的分析により示した。組織学的及び免疫組織化学的分析 黒質線状体ルートの化学的外傷は黒物質におけるニューロン損失、ならびに線 条におけるドパミン作用性脱神経(抗−チロシンヒドロキシラーゼ、TH抗体に よる免疫組織学において視覚化)を誘導する。 注入された脳の組織学的分析は、実施例6に記載の条件下でアデノウィ ルスAd−aFGFの脳内注入の3週間後に行う。黒物質及び線条において30 μmの厚さの冠状系列切片を作る。180μm離れた切片(6切片の中の1切片 )をクレシルバイオレットで染色し(ニューロン密度を評価するため)、抗−チ ロシンヒドロキシラーゼ(TH)抗体を用いて免疫標識する(黒物質におけるド パミン作用性ニューロン及び線条におけるそれらの脱神経を検出するため)。定量的分析 黒物質におけるドパミン作用性ニューロン(TH−陽性)の数は、アデノウィ ルスAd−aFGFの効果の評価のためのパラメーターである。試料(黒物質の 全長に及ぶ6切片中の1切片)につき計数を行う。各切片に関し、黒物質の両側 につき別々にTH−陽性ニューロンを計数する。すべての切片に関する累積の結 果を:損傷側のTH−陽性ニューロンの数対非損傷側のTH−陽性ニューロンの 数の割合として表す。挙動的分析 黒質線状体ルートの外傷へのアデノウィルスAd−aFGFの注入の保護機能 的効果は、2つの挙動試験:ドパミン作用性作用薬(アポモルフィン、アンフェ タミン及びレボドパ)により誘導される回転の試験、及び捕捉(手−到達)試験 における動物の感覚運動性能の分析により検出された。 実施例7:穿孔ルート(perforating route)の外傷を有する ラットへの、組み換えアデノウィルスによるaFGF遺伝子の生体内における転 移 この実施例は、本発明のアデノウィルスベクターを用いた生体内におけるaF GF遺伝子の転移を記載する。それは穿孔ルートの外傷の動物 モデルにおいて、本発明のベクターが治療的量のaFGFの生体内における発現 の誘導を可能にすることを示す。 あらかじめ麻酔されたラットにおいて、外科用ナイフを用いて内鼻海馬ルート (entorhinohippocampal route)(穿孔ルート)を 片側的に切開した。この目的に用いられる定位座標は、ラムダに対して:AP: +0.75;ML:+4.1〜6.6;V:−7.7(V座標は硬膜に対して決 定される)である。 組み換えアデノウィルスaFGFを外傷の直後に、外傷のレベルにおいて、又 は海馬及び内鼻皮質のレベルにおいて注入した。さらに特定的に、注入されるア デノウィルスは実施例3.1.で製造されたアデノウィルスAd−aFGFであ り、リン酸塩緩衝食塩溶液(PBS)中において精製形態(3.5x106pf u/μl)で用いる。 注入はポンプに接続されたカニューラ(外径280μm)を用いて行われる。 注入の速度は0.5μl/分に固定され、その後カニューラを引き出す前にその 場所にさらに4分間残す。海馬、内鼻皮質及び穿孔ルートの外傷部位中への注入 容積はそれぞれ3μl、2μl及び2μlである。注入されるアデノウィルス濃 度は3.5x106pfu/μlである。 本発明のアデノウィルスの投与の治療的効果は、実施例5の条件下における挙 動分析により検出することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI A61K 47/36 7433−4C A61K 47/42 C 47/42 9051−4C 48/00 AAM 48/00 AAM 8615−4C C07H 21/04 B C07H 21/04 9282−4B C12N 7/00 C12N 7/00 9637−4B C12P 21/02 H C12P 21/02 9356−4H C07K 14/50 // C07K 14/50 9051−4C A61K 37/36 AAB (C12P 21/02 C12R 1:92) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CN,C Z,EE,FI,GE,HU,JP,KE,KG,KP ,KR,KZ,LK,LR,LT,LV,MD,MG, MN,MW,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,S D,SI,SK,TJ,TT,UA,US,UZ,VN (72)発明者 ペリコーデ, ミシエル フランス・エフ−28320エクロスヌ・リユ ドシヤルトル31 (72)発明者 プラデイエ, ローラン フランス・エフ−75014パリ・リユダレジ ア5ビス (72)発明者 ビニユ, エマニユエル フランス・エフ−94200イブリ−シユール −セーヌ・リユジヤン−ルガルー60

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.酸性繊維芽細胞成長因子(aFGF)又はそれらの誘導体をコードするD NA配列を含む欠失組み換えアデノウィルス。 2.DNA配列が5’において、及びaFGFをコードする配列の読み枠(r eading phase)において分泌配列を含むことを特徴とする請求の範 囲第1項に記載のアデノウィルス。 3.分泌配列が好ましくサイトカインから得られる、神経細胞において機能性 である分泌配列から選ばれることを特徴とする請求の範囲第2項に記載のアデノ ウィルス。 4.DNA配列がcDNA配列であることを特徴とする請求の範囲第1〜3項 に記載のアデノウィルス。 5.DNA配列がgDNA配列であることを特徴とする請求の範囲第1〜3項 に記載のアデノウィルス。 6.DNA配列が154、140又は134アミノ酸、好ましくは134形態 のヒトaFGFをコードすることを特徴とする請求の範囲第1〜5項の1つに記 載のアデノウィルス。 7.DNA配列が神経細胞におけるその発現を可能にするシグナルの調節下に おかれることを特徴とする請求の範囲第1〜6項の1つに記載のアデノウィルス 。 8.発現シグナルがウィルスプロモーター、好ましくはE1A、MLP、CM V及びRSV−LTRプロモーターから選ばれることを特徴とする請求の範囲第 7項に記載のアデノウィルス。 9.RSV−LTRプロモーターの調節下で分泌配列により先行されるヒトa FGFをコードするcDNA配列を含む欠失組み換えアデノウィ ルス。 10.RSV−LTRプロモーターの調節下で分泌配列により先行されるヒト aFGFをコードするgDNA配列を含む欠失組み換えアデノウィルス。 11.神経細胞における優先的発現を可能にするプロモーターの調節下でヒト aFGF又はそれらの誘導体をコードするDNA配列を含む欠失組み換えアデノ ウィルス。 12.プロモーターがニューロン−特異的エノラーゼプロモーター及びGFA Pプロモーターから選ばれることを特徴とする請求の範囲第11項に記載の欠失 組み換えアデノウィルス。 13.標的細胞におけるその複製のために必要なそのゲノムの領域が欠けてい ることを特徴とする請求の範囲第1〜12項の1つに記載のアデノウィルス。 14.ITR及び包膜を可能にする配列を含み、E1遺伝子及びE2、E4又 はL1〜L5遺伝子の少なくとも1つが非機能性であることを特徴とする請求の 範囲第13項に記載のアデノウィルス。 15.Ad2又はAd5型ヒトアデノウィルス、あるいはCAV−2型イヌア デノウィルスであることを特徴とする請求の範囲第13又は14項に記載のアデ ノウィルス。 16.神経変性疾患の処置及び/又は予防を目的とする製薬学的組成物の製造 のための請求の範囲第1〜15項の1つに記載のアデノウィルスの利用。 17.パーキンソン病、アルツハイマー病、ハンティングトン舞踏病又はAL S疾患の処置及び/又は予防を目的とする製薬学的組成物の製 造のための請求の範囲第16項に記載の利用。 18.1種又はそれ以上の請求の範囲第1〜15項の1つに記載の欠失組み換 えアデノウィルスを含む製薬学的組成物。 19.注入可能な形態であることを特徴とする請求の範囲第18項に記載の製 薬学的組成物。 20.104〜1014pfu/ml、好ましくは106〜1010pfu/mlの 欠失組み換えアデノウィルスを含むことを特徴とする請求の範囲第18又は19 項に記載の製薬学的組成物。 21.1種又はそれ以上の請求の範囲第1〜15項の1つに記載の欠失組み換 えアデノウィルスに感染した哺乳類細胞。 22.好ましくは繊維芽細胞、筋芽細胞、肝細胞、内皮細胞、神経膠細胞及び 表皮細胞から選ばれるヒト細胞であることを特徴とする請求の範囲第21項に記 載の細胞。 23.請求の範囲第21〜22項に記載の感染細胞及び細胞外マトリックスを 含む体内埋植物。 24.細胞外マトリックスが好ましくはコラーゲン、ゼラチン、グリコサミノ グリカン類、フィブロネクチン及びレクチン類から選ばれるゲル化化合物を含む ことを特徴とする請求の範囲第23項に記載の体内埋植物。 25.細胞外マトリックスが感染細胞の固定を可能にする担体も含むことを特 徴とする請求の範囲第23又は24項に記載の体内埋植物。 26.担体が好ましくはポリテトラフルオロエチレン繊維から成ることを特徴 とする請求の範囲第25項に記載の体内埋植物。
JP7524416A 1994-03-18 1995-03-02 酸性繊維芽細胞成長因子(aFGF)をコードする組み換えアデノウィルス Pending JPH09510357A (ja)

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