JPH09511121A - トマトキシログルカンエンドトランスグリコシラーゼ - Google Patents

トマトキシログルカンエンドトランスグリコシラーゼ

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JPH09511121A JP7513686A JP51368694A JPH09511121A JP H09511121 A JPH09511121 A JP H09511121A JP 7513686 A JP7513686 A JP 7513686A JP 51368694 A JP51368694 A JP 51368694A JP H09511121 A JPH09511121 A JP H09511121A
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ホワイトマン、サリー‐アン
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ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシャープ
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Abstract

(57)【要約】 キシログルカンエンドトランスグルコシラーゼ(XET)活性を有し、図1(配列番号2)に示したアミノ酸配列の21〜289残基を本質的に含有し、又はこれと機能的に同等であるポリペプチド、これと同じポリペプチドをコードするヌクレオチド配列及びこのポリペプチドの多様な使用を開示する。

Description

【発明の詳細な説明】 トマトキシログルカンエンドトランスグリコシラーゼ発明の分野 本発明は植物酵素をコードするヌクレオチド配列、前記ヌクレオチド配列を含 むベクター、前記ヌクレオチド配列を含む宿主、前記ヌクレオチド配列によりコ ードされるアミノ酸配列、酵素を生産する組換えDNA技術、及び植物の性質の 改変方法に関する。発明の背景 果実及び野菜の細胞壁は大部分がポリサッカライドであり、その主成分はペク チン、セルロース及びキシログルカンである(Selvendran & Robertson,IFR Re port 1989)。強さ及び柔軟性といった本質的な性質の組み込みを試みた、多数 の細胞壁モデルが提案されている(例えば、Albersheim,1975 Sci.Am.232,81 -95; Albersheim,1976“The primary cell wall”,lant Biochemistry,3rd Ed ition,Academic Press; 及びHayashi,1989 Ann.Rev.Plant Physiol.& Plan t Mol.Biol.40,139−168)。 キシログルカンはα−1,6−キシロシル側鎖で伸長的に置換された1,4− β−グルカンであり、1,2−β−ガラクトシル化されているものもある。キシ ログルカンは双子葉植物の初代細胞壁の大部分に見られるが、ある種の種子にも 見られ、種子においてはキシログルカンは異なる役割をしている。 初代細胞壁キシログルカンはセルロースミクロフィブリルと堅固に水素結合し ており、これを分離させるには濃縮したアルカリ又は強力な膨脹剤が必要である 。キシログルカンはセルロースミクロフィブリルとの間に架橋を形成し、セルロ ース/キシログルカン網が壁の主要な負荷耐久/弾性網を形成していると考えら れている。DCB変異懸濁培養細胞(セルロースを欠く細胞壁)は培地中にキシ ログルカンを遊離させており、キシログルカンが通常堅固にセルロースに結合し ていることが示唆される。 初代細胞壁の加水分解はIAA誘導育成中に、生長した押しつぶし胚軸の暗部 で実施されている(Wakabayashiら,1991 Plant Physiol.95.1070-1076)。壁 キシログルカンのエンド加水分解は細胞の拡張を伴う壁の緩解に関与していると 考えられている(Hayashi,先に引用)。キシログルカンの平均分子量は トマトの実が成熟する間に減少することもまた示されており、これは成熟過程に 付随した組織の軟化に関与し得る(Huber,1983 J.Amer.Soc.Hort.Sci.108, 405−409)。 例えば、キンレンカのようなある種の種子は、重量の30%までキシログルカ ンを含有し、厚みのある子葉の細胞壁に貯蔵し、保存ポリサッカライドとして貯 蓄し、発芽中に迅速に脱重合する。 キシログルカンに特異的に作用するエンド1,4−β−Dグルカナーゼ(すな わちキシログルカナーゼ)は発芽中のキンレンカ(Tropaeolum majus L.)の種 子より分離され、見掛けが同一になるまで精製されている(Edwardsら1986 J.B iol.Chem.261,9494)。 精製されたキシログルカンはSDSポリアクリルアミドゲル電気泳動において 一つのポリペプチドのバンド(見かけの分子量、29〜31kDa)及び当電収 束(当電点、5.0)を与える。酵素はキシログルカン及びエンド方式作用に対 し絶対的な特異性を示し、これはタマリンド種子キシログルカンの加水分解によ る最終生成物の分析により測定された(Wakabayashiら、先に引用) 。酵素の天然基質はキンレンカ子葉保存キシログルカンであるが、インビトロに おいて初代細胞壁キシログルカンの加水分解も又見られる(Edwardsら、先に引 用)。高基質濃度において、キシログルカンエンドトランスグリコシラーゼ(X ET)活性が示されている(Fanuttiら、1993 ThePlant Journal 3,691−700) 。 このキンレンカキシログルカナーゼ/XET酵素のヌクレオチド配列はde Sil vaらによって国際特許出願WO 93/17101に示され、開示されている(1993 The Pl ant Journal 3,701−711)。 類似した酵素活性は他の植物組織に検出され、エンドウの茎の異なる部分にお ける生長の割合と正の相関を示す(Fryら、1992 Biochem.J.282,821−829)。 XETはミクロフィブリル内のキシログルカン鎖の切断及び再結合に応じ、これ が植物細胞の膨脹の要求に対する壁の緩解を生じさせると提案されている。XE T活性は又、トマトの実において示されており(キシログルカンオリゴサッ カライドによる、キシログルカナーゼの見かけの活性化性)、成熟の“破壊(br eaker)”段階の2日後が最大であると報告されており(Machlachlan & Brady、 1992 Aust.J.Plant Physiol.19、137−146)、軟化の過程に関与し得る。 本出願はXET活性をコードするヌクレオチド配列のトマト植物からの単離を 記述する。発明の概要 第一の観点において、本発明は、図1(配列番号2)に示した実質的に21〜 289残基のアミノ酸配列、又はこの機能同等配列からなる、キシログルカンエ ンドトランスグリコシラーゼ(XET)活性をもつポリペプチドを供する。 ここにおいて使用し、アミノ酸配列において適用する“機能同等配列”という 語は、本発明の配列と同じ機能特性をもつが、わずかに異なる配列を持つアミノ 酸配列の言及を意図する。一般に、例えば、“保存的”置換(ポリペプチドの機 能には全く影響のない、配列中の一つのアミノ酸残基を非常に類似した性質をも つ他の残基に交換すること)がなされ得ることはよく知られている。 機能同等なポリペプチド配列の例を図5(配列番号8)に示す。アミノ酸配列 は図1に示され、図5は直接図6と比較される。 さらに、一つ以上のアミノ酸残基は重要で有害な影響なしに削除及び添加され 得る。そのような改変を進化論的に保存されていない配列の部分において特に作 り得ることは、当業者には明らかであり得る。酵素前駆体も又“機能同等配列” の意味内に含まれ、成熟し、処理された、シグナル配列を欠く酵素も同様である 。本発明の場合、図1の1〜20アミノ酸残基はシグナル配列を構成し、そのた め、酵素活性に本質的でないと考えられている。同様に、図5に示したアミノ酸 残基1〜18の配列は本質的でないシグナル配列を構成すると考えられている。 そのため、特定の実施様態において、本発明は、XET活性を持ち、図1に示 した1〜289残基の配列;図5に示した19〜287残基のアミノ酸配列;又 は図5に示した1〜287残基のアミノ酸配列を含むポリペプチドを供し得る。 このような機能同等配列は、好ましくは本発明のアミノ酸配列の少なくとも8 0%相同性、より好ましくは少なくとも85%相同性、最も好ましくは少なく とも90%相同性を示し得る。 アミノ酸配列データー分析より、本発明者らは、本発明の配列の機能同等配列 を比較的保存していると考えられる、多くのペプチド配列を識別した。 好ましくは、機能同等配列は、実質的に以下に示す一つ以上のペプチド配列か らなり得る(一般に完全に保存され得るが、一つまで、多くとも二つのアミノ酸 の違いを含有し得る): DEIDFEFLGN;SLWNADDWAT;FYSKNEYLFG;及びGTVTTFYLSS(各々、配列番号3〜6 ) 望ましくは、ポリペプチドは、実質上、他の植物の誘導体より単離される。 第二の観点において、本発明は、図1のアミノ酸配列をコードするヌクレオチ ド配列(配列番号1)及びその機能同等配列を供する。 好ましくは、ヌクレオチド配列は図1に示したヌクレオチド配列又はトマト植 物より入手可能な他の機能的に同等な配列よりなる。ここにおいて使用し、ヌク レオチド配列に適用する“機能同等配列”という語は、第1の観点におけるアミ ノ酸配列と同じ機能特性を持つポリペプチドをコードするヌクレオチド配列及び 標準条件の下(Sambrookら,1989、Molecular Cloning: A Loboratory Manualに 記載)に図1のヌクレオチド配列の相補的配列相補体とハイブリッド形成され得 る相補的なヌクレオチド配列を言及することを意図する。好ましくは機能同等な ヌクレオチド配列は図1のヌクレオチド配列と少なくとも70%相同性、より好 ましくは80%相同性、及び最も好ましくは少なくとも85%相同性を示す。機 能同等なヌクレオチド配列の特定な例を図5(配列番号7)に示す。 本明細書の目的のために、“機能同等配列”という語は、図1のヌクレオチド 配列と標準条件下でハイブリッド形成する“アンチセンス”配列を又言及する。 このような配列は本発明のヌクレオチド配列の発現のダウンレギュレーションに 使用される。好ましくはこのようなアンチセンスの機能同等配列は図1のヌクレ オチド配列の相補的配列と少なくとも70%相同性、より好ましくは少なくとも 80%相同性、最も好ましくは少なくとも90%相同性を示し得る。一般に、ア ンチセンスの機能同等配列はセンスの同等配列よりもより高い比率の相同性を示 すことが好ましい。これは、センス構造は、機能的に保存されたアミノ酸の代用 となり、保存されたアミノ酸の代用を含有し得るポリペプチドに翻訳され得るか らである。これに対し、アンチセンス構造は、多くの場合、ポリペプチドよりむ しろヌクレオチドレベルで機能するため、塩基配列の違いはいずれも作成の有用 さを低減させる傾向にある。 当業者は、本発明のヌクレオチド及びアミノ酸配列に関する、ここにおける開 示の利益について、本発明のヌクレオチド配列と機能的に同等な他のヌクレオチ ド配列を検出し、単離し、クローン(例えばPCRによる)することは簡単であ ると理解するであろう。適した方法には、例えば、Sambrookらによる教示がある 。このような常法の特に有用な点は上記に開示したペプチド配列であり得る。又 、本発明のポリペプチド(又はそれらより誘導されるポリペプチド)は推定され る機能的に同等な配列の免疫学的スクリーニングにおける使用のための抗体を生 成するのに使用され得る。 本発明の第二の観点の配列は、さらに、宿主細胞での発現が可能な、適したプ ロモーターを含有する5′非翻訳部位を含むことが好ましい。 本発明は又、本発明の第二の観点のヌクレオチド配列を含むベクター及び本発 明のヌクレオチド配列を含む宿主細胞を供し得る。 一つの実施様態において、ベクターはヌクレオチド配列を発現可能であり、そ のため、本発明のポリペプチドを生産し得る(他のベクターはアンチセンスの機 能的に同等なヌクレオチド配列を含み得る)。 そのため、更なる観点において、本発明はXET活性を持つポリペプチドを生 成する方法を供し、以下の段階よりなる:上記のポリペプチドの発現を管理する ことが可能なベクターを適した宿主細胞に導入し、ポリペプチドを発現させるた めに、適した培養条件において宿主細胞及び/又は宿主細胞の後代を生長させ、 次に、培地及び/又は宿主細胞よりポリペプチドを得ること。 本質的ではないが、宿主細胞は真核生物が好ましいが、これは真核宿主は十分 に機能的な形態において、より酵素を発現しやすいからである。 好ましいベクターは、植物において、本発明の配列を導入し、発現するのに使 用され得るベクターとして知られている。 更なる観点において、本発明は、本発明の第二の観点の塩基配列の宿主細胞の 導入を含む、宿主細胞の形質転換の方法を供する。宿主細胞は植物細胞が好まし い。形質転換した植物細胞は植物の部分よりなることが好ましい。 当業者には明らかであるが、本発明のヌクレオチド配列を植物又は植物の部分 へ導入することは植物又は植物の部分の特徴を変えることを期待し得る。 なお、更なる観点において、本発明は、植物又は植物の部分におけるXET活 性レベルを変えるために、本発明のヌクレオチド配列又はその機能同等配列の有 効な部分を植物又は植物の部分に導入することを含む、植物又は植物の部分の特 徴を変える方法を供する。このような方法は植物又は植物の部分におけるXET 活性レベルを減少させ、典型的にはアンチセンス配列を導入することによること が好ましい。効率的な部分は、好ましくは本発明のヌクレオチド配列の少なくと も50%、より好ましくは少なくとも70%、最も好ましくは少なくとも90% 含有し得る。 他の観点において、本発明は、上記の方法により改変された特徴を持つ遺伝学 的に操作された植物、又はそのような植物の後代を供する。 改変された植物は、本発明の方法を実施するのに十分な知識があり、又、キシ ログルカンが構造的な機能を有している(すなわち、双子葉植物及びイネ科でな い単子葉植物)商業的に重要な植物(果物又は野菜植物を含む)のいずれかであ ることが好ましい。 このような植物を含有する:アルファルファ、リンゴ、ブロッコリー、キャベ ツ、ニンジン、カリフラワー、セロリ、綿、クランベリー、キュウリ、ナス、ア マ、ブドウ、セイヨウワサビ、キウイ、レタス、マンゴ、メロン、脂肪種子ナタ ネ(oilseed rape)、パパイヤ、エンドウ、モモ、コショウ、プラム、ポプラ、 ジャガイモ、ラズベリー、大豆、トウヒ、イチゴ、サトウダイコン、サツマイモ 、タバコ、トマト及びクルミ。 植物全体の特徴を改変する必要はないことを認識し得る。植物の部分(例えば 、種子、果実)の特性の改変は望ましい。これは、例えば、導入した配列の翻訳 を調節するために、組織特異的プロモーターの使用によりなし得る。 本発明の方法はXET活性のレベルの変更を期待するものであり、そのため、 細胞壁の架橋(キシログルカン分子よりなる)の破壊及び再形成の頻度により細 胞を膨脹させ得る壁の緩解をもたらす。更に、キシログルカンの重要な構造的役 割の観点より、大きさ、生長の速度、及び、テクスチャー、とりわけ成熟期間の テクスチャーを含む、改変され得る性質を期待し得る。 本発明は次に図示した例及び図の参考例によってさらに説明される: 図1は本発明のアミノ酸及びヌクレオチド配列(クローンB1)を示している 。 図2は本発明のポリペプチドの部分的なアミノ酸配列及びそれらの機能同等配 列を、2つの従来技術のアミノ酸配列と比較し、示したものである。 図3は図1に示した配列を決定するのに使用した配列戦略を示している(E=E coRI,P=Pst,H=HindIII); 図4は本発明のヌクレオチド配列(クローンB2)を決定するのに使用した配 列戦略を示している(E=EcoRI,P=Pst); 図5は本発明のヌクレオチド配列(クローンB2)及びアミノ酸配列を示して いる; 図6は2つの機能的同等なアミノ酸配列の比較を示したものである(点は同一 アミノ酸;三角は予想される切断部位);及び 図7及び図8は多種のプラスミド構造の概略図である。実施例 実施例1 キンレンカ種子XETをコードするcDNAの完全な配列にしたがって(係属 中の国際特許出願WO 93/17101に記載されている)、トマトの類似の遺伝子フラ グメントのPCR増幅を試みるために、プライマーを設計した。プライマーの内 、2つ(NXG2H及びNXG2B、以下に示す)はBacillus maceransのβ− 1,3−1,4−グルカナーゼ(アミノ酸配列DEIDIEFLGを持つ領域) と相同性の、ある領域と部分的に一致していた。他のプライマーはヒスチジン残 基に近接又は囲んだ領域に相当した;(これらはしばしば加水分解酵素の活性部 位に存在し、類似の機能の酵素の活性部位はしばしば一次配列相同性を持つ)。 これらはアミノ酸配列PNHNRVD(プライマーNXG1H)、HDEIDI E(プライマーNXGH2H及びNXG2B)、HLWFDPT(プライマーN XG3H及びNXG3B)及びTRDHTLT(プライマーNXG4B)に相当 する。 NXG1H 5′AAGCTTCCTCAACATCAAAGGGTAGA3′ (センス) NXG2H AAGCTTCATGATGAAATCGATATTGA(センス ) NXG2B GGATCCTCAATATCGATTTCATCATG(アンチ センス) NXG3H AAGCTTCATTTATGGTTTGATCCAAC(センス ) NXG3B GGATCCGTTGGATCAAACCATAAATG(アンチ センス) NXG4B GGATCCGTTAACGTGTGGTCTCGTGT(アンチ センス) (各々、配列番号9〜14) これらのプライマーは完全にキンレンカの配列に関して保存しており、PCR 生成物のクローニングを促進するために5′末端の制限酵素認識部位を組み込ん だ。しかし、上記プライマーの組み合わせのいずれを使用しても、PCRによる トマトDNAの増幅の試みは全て失敗に終わった。 推測されたキンレンカ種子XETのアミノ酸配列は、遺伝子クローン及びArab idopsis thalianaのcDNA(medfordら、1991 the plant Cell 3,359−370) により推測された配列とある程度相同性のある領域を占めた(151アミノ酸重 複部分のうち42%相同性)。遺伝子クローンによりコードされているポリペプ チドはmeri−5と定義され、その機能は現在のところ不明である。 キンレンカXET及びmeri−5の間に保存されている、これらの二つの領域に 相当する変性したオリゴヌクレオチド(XG117及びXG162、以下に示す )の混合物を用いて、トマトDNAのPCRの増幅を試みることを決定したが、 先の失敗及びmeri−5の機能に関する知識の欠如(もしあったとしても)の見地 より、成功の期待はほとんどなかった。 驚くべきことに、PCRはmeri−5及びキンレンカXET両方に重要な配列相 同性を持つ122bpのトマト遺伝子DNAフラグメントの増幅に成功した。 実験は以下の記載のとおりに行った。 遺伝子DNAは若いトマト葉組織(VF 143B−7879品種、Tomato Genetics Stock Centre,Department of Vegetable Corps,University of Cali fornia,Davis,CA95616より入手)からDellaportaら(1983,Plant Mol.Bio. 1、19−21)により記載された方法により分離した。 変性したオリゴヌクレオチド混合物は保存された領域DEID(I/F)EF LG(XG117)及びHLWFDPT(XG162)(以下に示す)に相当す るように設計された。 XG117 5′GA(C/T)GA(A/G)ATIGA(C/T)(A/T )T(A/C/T)GA(A/G)TT3′(センス) XG162 3′GT(G/A)(G/A)A(G/A/T/C)ACCAA( G/A)CT(G/A)GGITG5′(アンチセンス) (各々、配列番号15及び16) 変性したオリゴヌクレオチドは次に以下の反応においてプライマーとして使用 された(各反応は総反応容量100μl):1〜2μgの遺伝子DNA;各10 0ピコモルのXG117及びXG162;dGTP,dATP,dTTP及びd CTPを全て0.2mM;10mMトリス−塩酸pH8.3;50mM塩化カリ ウム;1.5mM塩化マグネシウム;0.01%(W/V)ゼラチン;2.5単 位TaqDNAポリメラーゼ(Stratagene)。 熱サイクルはMJ Researchプログラム化熱制御器において、94℃、2分間の 初めの変性段階、次に94℃、1分を35サイクル、40℃、2分及び72℃、 2分で実施した。増幅生成物は0.5μg/ml臭化エチジウムを含む2%アガ ロース/TBEゲル上で分取し、UV透過器により観察した。DNAフラグメン トは、Sambrookら(Molecular Cloning:実験室用マニュアル)により記載され た方法により、DEAE紙を使用したゲルにより精製した。 PCR主生成物は122bpの大きさであることが分かった。これをpT7Blue (AMS Biotechnologyより入手)に連結させ、DNA配列分析に使用した。4つ の配列決定されたクローンのうち、3つは同一のDNA配列(PX3)を持ち、 1つはDNA及び推測されたアミノ酸配列(PXI)(図2に示す)の両方にお いて異なった。図2において、meri−5及びキンレンカXETの比較により、T om3及びTom1は各々PX3及びPX1の推測されたアミノ酸配列に相当 した。 より広範な配列情報を得るために、トマトcDNA5′伸張ライブラリーをCl ontech Laboratories Inc.より入手した。(トマト VFN8品種の“Ailsacra ig”の成熟したの果実の“破壊”段階より得たmRNAを使用して調製された) ;これをオリゴ−(dT)及びcDNAを合成するランダムプライマーにより反 応を開始させ、ファージラムダgt11中に入れた。 122bpPCRフラグメントを、放射能標識したプローブとして使用し、こ のライブラリーより約200,000cDNAクローンがスクリーニングされた 。簡潔に、25〜30ngのゲル精製された122bpの増幅生成物を9μlの 水中で100℃、5分に加熱して変性し、次に氷冷した。フラグメントは、Unit ed States Biochemicals Inc.(シークエナーゼv2.0)により供されたキッ トを用い、32P−dCTP(Amersham International plc)で放射能標識した。 組み込まれなかったヌクレオチドをSephadex G−50カラムを通し、 クロマトグラフィーにより除去した。 このプローブを使用し、反応陽性の多くのクローンをcDNAライブラリーに 検出した。これらは上層アガロースより0.1〜1mlのSM(50mM トリ ス−塩酸pH7.5,10mM硫酸マグネシウム,100mM塩化ナトリウム, 0.01% w/vゼラチン)中に溶出され、さらにスクリーニングの過程によ り精製された。挿入物はストック懸濁液の直接PCR又は分離したDNAの消化 のいずれかによりバクテリオファージより分離した。 ストック懸濁液のPCRのために、精製したバクテリオファージストック(5 μl、105〜106pfu)を100℃で、5分間加熱し、20pmolの各g t11 5′及び3′オリゴヌクレオチド(Clontech)を、変性させたオリゴヌ クレオチドの代わりに用いたのを除き、先に示したのと同様の溶液に添加した。 熱サイクルは以下のとおりであった:94℃において2分、94℃において1分 を25サイクル、55℃において1分及び72℃において2分、次に最終段階と して72℃において5分。増幅生成物は上記のように1%アガロースゲルにより ゲル精製した。 ゲル精製したPCR増幅生成物をpT7 Blue PCRクローニングベク ター(AMS Biotechnology Limited)に連結し、製造者説明書にしたがって、コ ンピテントE coli中へ形質転換した。 組換えプラスミドを含むコロニーは50μg/mlアンピシリン及び12.5 μg/mlテトラサイクリンを含む30ml Lennox肉汁に接種するため に使用した;37℃で一晩生長させた後、Qiaggen Inc.より供された“Plasmidm idi”キットを用いて培養体より精製したプラスミドDNAを得た。クローン生 成物の制限分析はAmersham International plcより供された酵素及び緩衝液を使 用して実行し、続いてアガロースゲル電気泳動により行った。 DNAはUnited States Biochemicals Inc.(シークエナーゼ v2.0)によ り供給されたキット及び手順を使用して配列決定した。組換えプラスミド(Qiag enの供給)を直接的に配列決定するか又は一本鎖の鋳型を生成するために制限フ ラグメントをM13にサブクローンさせた。反応生成物は30cm×40cm× 0.4mmポリアクリルアミドゲル上でBRL6%アクリルアミド溶液を使用し て分取した。IBMコンピューターのDNAstarソフトウエアを用い、合成 された配列の分析を行った。 クローンは500乃至1400bpの大きさで変化することが分かった。tX ET−B1(又は単に“B1”)と定義された一つのクローンは、M13へのサ ブクローニングを容易にする内部HindIIIIII及びSacI認識部位をも つことが分かった。内部プライマーも又、クローンを十分にそして両方向に配列 決定するために、使用された(図3)。これらの内部プライマー(8−TH,8 −HSセンスプライマー及び8−TB,8−HTアンチセンスプライマー)の配 列は次の通りである: 8−TH:5′CGATGCAGCTGGAATTTCA3′ 8−TB:5′AGTTTGAGCTGCATATCGAA3′ 8−HS:5′TTTGATCCCACCTCGCCGTT3′ 8−HT:5′CAGCTGACCAAACACAAGCA3′ (各々、配列番号17〜20) 他のプライマーの配列は: T3:5′ATTAACCCTCACTAAAGGGA3′ T7:5′TAATACGACTCACTATAGGG3′ U19:5′GTTTTCCCAGTCACGACGT3′ (各々、配列番号21〜23) UはM13(−40)プライマーを意味する。初めに、2つの配列が分かった が、各々ラムダのストックの異なるPCR増幅により得られた。それらは推定の コード領域内において2塩基異なった。これらの違いは恐らくPCRに使用した 熱安定DNAポリメラーゼの不正確さによるものであるため、完全な配列データ を得るために、ラムダDNAを調製し、cDNAをpBluescript SK+に連結した (図1)。クローンB1の完全なヌクレオチド配列を推測されたアミノ酸配列と ともに図1に示した。 クローンB1の推測される解読開始フレームは分子量が32.7kDaと予測 される289アミノ酸ポリペプチドをコードしている。これはキンレンカXET と重複する270アミノ酸の39%同一であり、meri−5の重複する186のア ミノ酸の59%同一であった。 シグナルペプチドは1〜25位のアミノ酸の疎水性をもとに予測され、アミノ 酸配列の統計的な分析により前駆体が20位及び21位のアラニン及びアスパル テート残基の間で切断されることが予測された(Von Heijne,1983 Eur.J.Bio chem.113,17−21)。 遺伝子PCRフラグメント(103〜129アミノ酸)に相当するクローンB 1領域は双方のゲノムフラグメント配列を比較したとき、推測されたアミノ酸配 列の違いを示す。これはクローンB1がトマトの多遺伝子ファミリーの一部であ ることを示唆する。推測されたN−グリゴシレーション部位(Asn−X−Se r/Thr;105−107アミノ酸)が認識され、これはmeri−5及び遺伝子 フラグメントにも存在するが、キンレンカXETには存在しない。 2番目に得られた、tXET−B2(“B2”と省略)と定義されたクローン は、クローンB1よりも大きく、しかしサブクローニングに有用な制限部位を持 たなかったため、完全なDNA配列決定のためにいくつかの内部プライマーを使 用した。クローンB2の配列決定のために使用した戦略を図4に概略として示す 。図4において、E=EcoRI部位、P=PstI部位;(a)は使用したベ ク タープライマーの配列を示し、(b)及び(c)は内部プライマーの配列を示す 。以下のプライマーを含む、多くのプライマーを使用した: 16−1:5′AATATCAGCGGAAACAGGG3′ 16−1R:5′CCCTGTTTCCGCTGATAATT3′ 16−2:5′CTATTAGCATCTGCACAGTA3′ 16−2R:5′TACTGTGCAGATGCTAATAG3′ 16−3R:5′GGAGGACGGGTGAAGACAGA3′ 16−4:5′GTGTAAGGTAGTCCTGATGA3′ 16−4R:5′TCATCAGGACTACCTTACAC3′ (各々、配列番号24〜30) 287アミノ酸の推測された解読開始フレームが明らかにされた。クローンB 2の決定されたヌクレオチド配列及び推測されたアミノ酸配列を図5に示す。図 6はクローンB1のcDNA配列及びその推測されたアミノ酸配列を示したもの であり、クローンB2の推測されたアミノ酸配列と直接比較している(図6にお いて、点は明らかにされたアミノ酸を、矢印は予測されたシグナルペプチド切断 部位を意味する)。クローンB2の予測されたシグナルペプチドはクローンB1 のシグナルペブチドよりも2アミノ酸短く、269アミノ酸からなる成熟ポリペ プチドが残った。推測されるN−グルコシレーション部位はクローンB1と同じ 位置に見つけられた。予測された成熟ポリペプチドのクローン8及び16の間に 16アミノ酸の違いが認められたが、その内14は保存されていた。 疎水性クラスター分析(Hydrophobic Cluster Analysis)(HCA,Gaboriaudら 、1987 FEBS Letters 224,149−155及びHenrissatら、1988 Biochem.J.255,9 01−905)はクローンB1によりコードされているポリペプチドと他の既知のタ ンパク質との可能性のある配座相同性を観察するために行われた。 HCAプロットは、WordPerfectTM5.1マクロを使用し、α−ヘリクスの改 良した2D表示を用い、キンレンカXET、meri−5及びトマトクローンB1の 推測されるアミノ酸配列より得られた(Henrissatら、先に引用)。疎水性クラ スターを手動で取り囲み、手動で整列し、HCA相同性スコアを算出した。 類似の折りたたみは、(a)配列の長さのほとんどにわたる、“保存されたク ラスターの連続した存在”及び(b)全ての3つの比較についてHCA相同性ス コアすべてにわたり75%より大きい(meri−5とトマトXETクローンB1, 86%;キンレンカXETとトマトXETクローンB1、80%;meri−5とキ ンレンカXET、78%)ことをもとに、3つのタンパク質全てに予測された。 これは、1次配列相同性及び2次構造予測(Kyte & Doolittle 1982,J Mol B iol 157,105−132)のデータを支持するものであり、そのデータはこれら3つの タンパク質は広く類似した折れを持ち、そのため、詳細は異なるが、類似の機能 を持つ傾向にあることを示唆している。 クローンB2をE.coliに発現させる試みを決定した。これは以下の実施例2 に記載する。実施例2 クローンB2をE.coli に発現させるための操作 BamHI認識配列を、突然変異誘発性プライマー(16−1 B:CCCT TGGATCCGCTATAATT 配列番号31)及びpBluescrip t プライマー(T3;Stratagene)を使用し、PCRにより推定の 成熟タンパク質のN−末端コード配列の近くに導入した。反応条件:pBlue script SK+中、1ngXETクローンB2、各々0.4mM dAT P、dCTP、dGTP及びdTTP、25pmolの各プライマー、1倍のV ENTポリメラーゼ緩衝液及び0.25単位 VENT DNAポリメラーゼ( New England Biolabs Inc.)。熱サイクルは93℃において2分、93℃におい て1分を25サイクル、55℃において30秒及び7℃において1分であった。E.coliにおける組換えトマトXETの過発現(over-expression) E.coliにおけるトマトXETの発現はQIAGEN QIAexpre ssTMシステムを使用し、行われた。突然変異を起こさせたPCR生成物のBa mHI−HindIIIフラグメントを発現ベクターpQE30に連結し、pRE P4抑制プラスミドを含有するE.coliM15細胞に形質転換した。発現ベ クターはQIAGENより供されたNi−NTA(Ni−NTAはニッケル−ニ トリロトリ−酢酸である)樹脂に高い親和性を有する、6個のヒスチジンを付け たN−末端を取り込むことができる。細胞は適当な抗生物質を含むLennox 肉汁で生長させ、600nmにおける光学濃度が0.7〜0.8のとき2mMの IPTGで誘導した。その後、生長を3〜5時間続けた。分析のために、0.5 mlの培養体より細胞をペレットにし、サンプル緩衝液中で沸騰させ(Laemmli 1970 Nature 227,680−685)、次にSDS−ポリアクリルアミドゲル(10% )に泳動させた;分離したタンパク質をクーマシーブルーで染色した。染色され たタンパク質の分離は“The QIAexpressionist”第2版(1992;QIAGEN Inc.)の 手順4に従い行った。組換えトマトXET蛋白の精製及び再生 組換えトマトXETを“The QIAexpressionist”手順7に記載されたNi−N TA樹脂の変性条件の下、精製したが、最終的な洗浄の後、タンパク質が結合し たカラムを6M尿素、0.5M塩化ナトリウム、20%グリセロール、40mM トリス−塩酸pH7.4で平衡させた点は異なった。上記の溶液のFPLC−媒 介6M−1M尿素グラジエント(0.25ml/分の割合で24ml)を次に使 用し、結合タンパク質を再生し、10ml中1M尿素、0.5M塩化ナトリウム 、20%グリセロール、40mMトリス−塩酸pH7.4、250mMイミダゾ ールで溶出した。XET活性の測定方法 3H−標識したXGオリゴサッカライドはS C Fry,(University of Edinburgh )より入手し、重合XGへの結合はFryら(1992 Biochem.J.261,9489−949 4)により記載された方法で測定した。タンパク濃度はBioradにより供さ れたキットを使用して測定した。N−末端アミノ酸配列 精製した組換えタンパク質は、高品質の試薬を用い、上記の電気泳動を行った 。次にそれらをProblottTM膜(PVDF materialに由来し、 ABIより供された)上で電気ブロット(0.5A,2時間)し、1%クーマシ ーブリリアントブルー,50%メタノールで染色した。ブロットしたタンパク質 は、Cottinghamら(1988 Biochim.Biophys.Acta 956,201−207)により記載 された方法で、ABIガス相シークエンサー740型により、液体更新パルスに より連続エドマン分解を行った。組換えトマトXETの発現及び特徴 トマトXETは精製を促進するためにN−末端に6個のヒスチジン標識を持ち 、E.coliに発現された。予想される分子量(32kDa)の標識されたタ ンパク質は不溶分画に見いだされた;発現培養体の位相差顕微鏡検査により各々 の細胞において強力な反射体が示され、不溶性の含有物の存在を示唆するもので あった(データ非表示)。変性条件下での大規模な精製の後で、標識されたタン パク質はN−末端アミノ酸配列決定に付された。得られた配列(MRGSHHH HHHGSADNFYQDA 配列番号32)は組換えトマトXETとしてのタ ンパク質の識別及びN−末端に6個のヒスチジン標識が存在することの両方を確 信した。 組換えトマトXETは逆の尿素グラジエントによりNi−NTAアガロース樹 脂に結合している間、再生された。次にカラムからの溶出液15μlを3H−X Gオリゴサッカライド(XGOs)の重合XGへの組み込みのために検定した: 約400Bqの3H−XGOsがkBqあたり、時間あたり、μgタンパク質あ たり組み込まれた。0.5M塩化ナトリウム、50mMトリス−塩酸pH7.2 、20%グリセロールにより透析した後、特異的活性が約700Bq/kBq時 μgに増大した。 クローンB2は精製を促進するため、見かけのN−末端シグナルペプチドが6 個のヒスチジン標識で置換され、E.coliに過発現された。次に精製及び再 生し、組換えタンパク質は放射線標識されたXGオリゴサッカライドの重合XG への組み込みの触媒を可能にし、組換えタンパク質がXETであることを確信し た。再生されたXETの特異的活性は比較的低かった;再生XETが700Bq /kBqμgであるのと比較して、生長したトマト植物からの茎粗抽出物はXE T特異的活性が約100Bq/kBq時μgであった。組換えタンパク質は90 %よりも大きい純度であるので、これは、タンパク質のほとんどが正確に再生さ れていないことによるものであると仮定できる。 キンレンカ種子XETとは異なり、推定のN−グリコシレーション部位は両方 のクローンのアミノ酸配列に存在する。書き留めるべき興味深いことに、グリコ シレートタンパク質でない、E.coliに組換え発現されたものが活性のあ るXETであった。このことはグリコシレーションはインビトロのXET活性に は必要ではなく、インビボでのその役割についての問題を生じることを示してい る。キンレンカ種子XETのグリコシレーションの欠損は貯蔵保留の流動性にお けるその専門的な役割を反映し得る。 植物におけるXETの機能の証明は急速に増大している。XETが植物の生長 に役割を果たしているという仮定はエンドウの茎の長さ(FryらBiochem.J.282 ,821−828)及びメイズの根(Pritchard 1993 J Exp.Bot.44 1281−1289)の 生長との相関により支持される。細胞を膨脹させるために細胞壁を緩める作用を すると考えられている。 XETは又、実の熟成に関与するるらしく、トマト、エンドウ(発明者らの非 公開所見)及びキウイ(Fry 1993 Current Biology,3(番号6),355−357) のような様々な実においてそのレベルの変化によって示唆されている。ここで、 XETは堅固に包まれた細胞壁の網と他の酵素との接触を改善し得る。これは小 さく、かさばらないXETの性質により支持され得る(Edwardsら、1986 J.Bio l.Chem.261,9489−9494)。代わりになるものとして、XETは果物が成熟す る間に生じるキシロクルカンの脱重合にて(おそらく他の細胞壁の加水分解酵素 との結合において)関与し得る。実施例3 上記の組換えDNAの作業に加えて、トマト植物からXET活性を持つポリペ プチドの単離及び精製の試みを行った。段階1:XET活性の測定方法 様々な粗トマトの実の抽出物のXET活性は3H−標識したキシログルカンオ リゴサッカライドのキシログルカンポリマーへの組み込みによって測定した。こ の方法はトランスグルコシラーゼ活性の測定である。各測定は以下の成分を含有 した:10μl 0.2M Na−Mes,pH6.0(Na−Mesとは2−[ N−モルフォリノ]エタンスルホン酸ナトリウムである)、10μl 8mg/ mlキシログルカン及び5μl[3H]XGO(0.7KBq)。 分析物を25℃で1時間インキュベーションし、次に100μlの20%ギ酸 を添加した。測定混合物を次に5×5cm円状セルロース濾紙の上に点下した (Whatmam 3MM Chromatography paper)。これはキシログルカンポリマー([3 H]XGO標識又は非標識のどちらか)がセルロース濾紙に結合し、[3H]X GOオリゴサッカロイドが結合し得ないことに基づいている。濾紙を乾燥させ、 結合していない[3H]XGOを、30分間水道水を流すことにより洗浄して除 去した。濾紙を再び60℃で乾燥させ、次に丸め、表面を外にし、シリンダーに いれ、22mlのシンチレーションバイアルに移した。シンチラント(2mlの Betamax ES)を添加し、濾紙の3Hをカウントした。この方法は本質的に上記の Fryら(1992)により記述された方法である。段階2:トマト果皮からのXETの抽出 様々な抽出緩衝液を使用し、それらの効果を評価した。XETは0.1Mリン 酸ナトリウム緩衝液pH7.2により効率的に抽出されることが分かった。また 、XET活性の保持はイオン強度に高く影響されることがわかり、活性はクロマ トグラフィー緩衝液などのイオン強度が0.2Mより小さくなると失われた。段階3:精製開始物質の選択 生長及び成熟の全ての段階より採取したトマト果皮(Lycopersicumesculentum ,var.Moneymaker)組織より粗抽出物を作った(0.1Mリン酸ナトリウム緩衝 液pH7.2中)。全ての活性又は、特異的な活性を発現させていても、小さい 青い果実(直径35mmより小さい)が最も高いXET活性を有することが(い くつかの実験から)一貫して明らかにされた。そのため、小さい青い果実の果皮 を精製の開始物質として用いた。段階4:硫酸アンモニウムの沈殿 直径が35mm未満の、小さい青い果実の果皮組織(100g)を採取し、液 体窒素で冷凍し、−20℃又は−70℃で保存した。この組織を配合機の中で1 gに対し、1.0%(w/v)不溶性PVP(ポリビニルピロリドン)とともに 1.5容の0.1Mリン酸ナトリウム緩衝液pH7.2で均質化した。均質化さ せたものを、細胞壁酵素を拡散させるために1時間4℃で撹拌した。不溶性の物 質をSorvall RC5B遠心器とSS34ローターを使用し20,000 g、30分間、4℃において遠心することにより除去した。上清はガラスウール を通し、硫酸アンモニウム(60.3g/100ml)溶液を添加することによ り、90%まで硫酸アンモニウム飽和させた。混合物を40分、4℃で撹拌し、 沈殿したタンパク質を遠心分離により回収した(38000g、30分、4℃) 。硫酸アンモニウムで沈殿されたタンパク質は、再懸濁しないで−20℃で保存 した。段階5:S−セファロース陽イオン交換クロマトグラフィー 0〜90%硫酸アンモニウムで沈殿されたタンパク質を、1mM EDTA、 20μg/mlキモスタチン、1mM PMSFを含む0.2M塩化ナトリウム (緩衝液A)を含む10mlの50mM酢酸ナトリウム緩衝液、pH5.3で再 懸濁した。再懸濁したペレットを2.5lの緩衝液Aで3,500MΓ分離透析 管を使用し、2時間透析した。サンプルを50mM酢酸ナトリウム緩衝液pH5 .3、1mM EDTAで希釈し、S−セファロースカラムに注入するのに適し た値へ伝導性を下げた。サンプルを38,000g、15分間、4℃で遠心し、 次に7mlを、緩衝液Aで平衡させたS−セファロース高速カラム(S-Sepharose Fast Flow column)(Pharmacia)に注入した。非結合タンパク質が全て除去さ れるまで、カラムを緩衝液Aで洗浄した(流速1ml/分)。結合したタンパク 質をカラムの10容量の緩衝液B(緩衝液Aと同様であるが、1M塩化ナトリウ ム)の0〜100%グラジエントにより溶出した。画分(2ml)を回収し、X ET活性を測定した。段階6:コンカナバリンA親和性クロマトグラフィー 高いXET活性をもつS−セファロースイオン交換クロマトグラフィーによる 画分をプールし、−20℃で貯蔵した。コンカナバリンクロマトグラフィーの前 に、画分を1mM塩化マグネシウム及び塩化マンガンに入れた。S−セファロー スのプールを遠心し、上清を0.2M塩化ナトリウム、1mM塩化マグネシウム 、1mM塩化カルシウム及び1mM塩化マンガンを含む50mM酢酸ナトリウム 緩衝液pH5.7(緩衝液C)で平衡させたコンカナバリンAカラムに注入した 。結合したタンパク質を緩衝液D(緩衝液Cに0.5メチルα−D−マンノピラ ノシドを加えたもの)で一つの段階によりカラムより溶出した。回収した画分を XET活性の測定をした。段階7:N−末端アミノ酸配列決定 高いXET活性をもつコンカナバリンAカラムによるサンプルは15%SDS ポリアクリルアミドゲル上で見かけの分子量によって分離した。電気泳動後、タ ンパク質をProblottTM膜上で転写した(転写緩衝液:10%メタノール 中10mM CAPS pH11)。ProblottTM膜を,1%酢酸、40% メタノール中0.1%クーマシーブリリアントブルーR250で染色し、50% メタノールで脱色した。MΓ36,000に近い一本のバンド(すなわち、タン パク質を均質に精製するのに成功した)が見られた;これを摘出し、ABI47 5型タンパク質シークエンサーによるN−末端アミノ酸配列決定を行った。配列 はGYPRRPVDVPFWKNY(配列番号33)と決定された。配列のレベ ルは染色されたタンパク質のバンドの強度と一致した。 そのため、他の観点から、本発明はSDS−PAGEにより判定される、36 kDaの見掛けの分子量をもつキシログルカンエンドトランスグリコシラーゼ( XET)活性を持つ十分に純粋なポリペプチドを提供する。 好ましくは酵素はトマト植物より入手可能であり、最も好ましくは青いトマト の果実の果皮より、又好ましくは実質上GYPRRPVDVPFWKNYのN− 末端アミノ酸配列をもつ。 酵素は好ましくは硫酸アンモニウム沈殿、イオン交換クロマトグラフィー及び /又はコンカナバリンA親和性クロマトグラフィーの一つ以上により精製される 。実施例4 トマトにおけるXETの発現 上記のXET測定方法はトマト植物(var.Moneymaker)を通じ、XET活性 を測定するものを使用した。抽出物(0.2Mリン酸)は生長の4段階及び成熟 の3段階における生長する植物及び果実の異なる部位より分離した根、葉及び葉 柄部分から調製した。最もXET活性が高かったのは、生長の植物の頭頂及び生 長している(小さい青い)果実から分離した葉柄から調製した抽出物が記録し、 植物の生長とXET含量が一致した。 総RNAはQiagen抽出処置を使用し、トマト植物の異なる部分より抽出 された。tXET−B1(トマトXETクローンB1)転写レベルはRNAアー ゼ保護分析により決定した。アンチセンスtXET−B1特異的プローブは、H indIII直線化ptXET−B1プラスミドをT3RNAポリメラーゼと0 .5mMrATP/rGTP/rCTP、5nM UTP、50μCi32P−U TP(800Ci/mmol)、1μlRNアーゼ阻害剤及び2μl反応緩衝液 (Ambionプローブ合成キット)の存在下で最終反応容量20μlで1時間 、25℃でインキュベーションさせた。次に、DNアーゼの消化及びフェノール /クロロホルム抽出をし、プローブはエタノール沈殿により回収した。105c pm標識したプローブを5μgの総RNAとインキュベーションし、RNアーゼ 保護分析をAmbionにより供給されたRPAIIキットを使用し、実行した。 保護プローブをMolecular Dynamics Phoshorlmagerの分析の後、変性ゲル電気泳 動により定量した。最も高いtXET−B1転写レベルは実の果皮で検出され、 成熟から桃色の実の最も熟れる間、そのレベルは増大した。茎の最大のレベル( 成熟した緑の実に見られるレベルに相当)は、30cmの植物の頭頂からおよそ 10cmに認められた。tXET−B1転写ののより低いレベルは、葉で検出さ れ、根では無視し得るレベルであった。活性の型及び転写レベルの違いは、総X ET活性が異なって発現された遺伝子の一組にコードされるか又は0.2Mリン 酸のとき、イソフォーム(isoform)の選択的な単離がおきているかのいずれか を示唆する。tXET−B1の発現の型はこのイソフォームを実の成熟中に含有 していることを示唆する。実施例5 トランスジェニックトマト植物におけるXET酵素レベルの減少 本質的な2′マンノピン合成酸素プロモーターは、プラスミドpSLJ2′L nosからのBglIIフラグメントを上に再生されており、プラスミドptXE T−B1に連結している。(pSLJ2′Lnosは、ポリリンカー配列を有す るβ−グルクロニダーゼ酵素をコードするDNA配列を置換することにより、p SLJ1006[Jonesら、1992 transgenic Research 1,285-297]より誘導さ れる)。これは2′プロモーターに管してアクセス配向におけるそしてプロモー ターの下流にtXET−B1がコードする配列が置かれている(図7)。Xba −Sstフラグメントはプロモーターを含み、tXET−B1の798 bp(ヌクレオチド187から984)配列はそのため植物形質転換ベクター、 pGPTV−kan(Becker D.ら、1992、Plant Molecular Biology 20,1195 −1197及び図8)にクローンされる。生成したプラスミド、pGPTV−kan −2′tXET−B1はAgrobacterium LBA4404の形質転 換に使用され、又、組換えagrobacterium種はトマトの子葉部分の 感染に使用される(variety Moneymaker)。形質転換した植物はカナマイシンの 存在により選択的に再生された。変換DNAの存在はプライマーNPTIIb(5 ′ATCGGGAGCGGCGATACCGTA3′ 配列番号No.34)及 び8−HS(上記)間のDNA部分のPCR増幅により確信された。XET活性 は上記の方法により桃色の実(15植物)より調製された抽出物で測定された。 アンチセンスtXET構造をもつ形質転換した植物において約80%までそのレ ベルは減少した。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年4月6日 【補正内容】請求の範囲 1.キシログルカンエンドトランスグリコシラーゼ(XET)活性をもつポリペ プチドであって、図1(配列番号2)に示したアミノ酸配列の実質的に21〜2 89の残基を含むポリペプチド、又はそのポリペプチドと少なくとも80%アミ ノ酸同一性を有する機能的同等物。 2.図1に示したアミノ酸配列の実質的に1〜289の残基を含む、請求項1に 記載のポリペプチド。 3.図5(配列番号8)に示したアミノ酸配列の実質的に19〜287の残基を 含む、請求項1に記載のポリペプチド。 4.図1に示したアミノ酸配列の実質的に1〜287の残基を含む、請求項1に 記載のポリペプチド。 5.図1に示した配列の21〜289の残基の配列と少なくとも85%アミノ酸 同一性を持つ、請求項1乃至請求項4のいずれか1請求項に記載のポリペプチド 。 6.図1に示した配列の21〜289の残基の配列と少なくとも90%アミノ酸 同一性を持つ、請求項1乃至請求項5のいずれか1請求項に記載のポリペプチド 。 7.請求項1乃至請求項6のいずれか1請求項に記載のポリペプチドであって、 以下のペプチドの一つ以上を含むペプチド(各ペプチドにおいて一つまで、多く とも二つまで、アミノ酸の変更は可能):DEIDFEFLGN;SLWNADDWAT;FYSKNEYLFG 及びGTVTTFYLSS。 8.請求項1乃至請求項7のいずれか1請求項に記載のポリペプチドであって、 実質的に他の植物誘導物質より単離されるペプチド。 9.図1に示したアミノ酸配列の21〜289の残基の実質的なアミノ酸配列を コードするヌクレオチド配列、又はこのようなヌクレオチド配列の+又は−の要 素を持つ、少なくとも70%同一性を有する機能的同等物。 10.図1(配列番号1)に示したDNA配列を実質的に含む、請求項9に記載の 配列。 11.図5に示したアミノ酸配列の19〜287残基のアミノ酸配列を実質的に コードする、請求項9に記載のヌクレオチド配列。 12.図5(配列番号7)に示したDNA配列を実質的に含む、請求項11に記載 のヌクレオチド配列。 13.宿主細胞において発現可能なプロモーターを含有する、請求項9又は請求項 11に記載のヌクレオチド配列。 14.配列が本来植物において結合しているプロモーターではない、プロモーター を含む、請求項13に記載の配列。 15.図1のヌクレオチド配列の+又は−の要素を持つ、少なくとも80%同一性 を有する、請求項9に記載のヌクレオチド配列。 16.図1のヌクレオチド配列の+又は−の要素を持つ、少なくとも85%同一性 を有する、請求項15に記載のヌクレオチド配列。 17.請求項1乃至請求項8のいずれか1請求項に記載のポリペプチドをコードす る、請求項9乃至請求項16のいずれか1請求項に記載のヌクレオチド配列。 18.請求項9乃至請求項17のいずれか1請求項に記載の配列を含有するDNA ベクター。 19.適した宿主に導入したとき、請求項1乃至請求項8のいずれか1請求項に記 載のポリペプチドの発現をさせることが可能である、請求項18に記載のベクタ ー。 20.請求項9乃至請求項17のいずれか1請求項に記載のヌクレオチド配列を導 入した宿主細胞、又はその後代。 21.請求項18又は請求項19に記載のベクターを含有する、請求項20に記載 の宿主細胞。 22.キシログルカンエンドトランスグリコシラーゼ(XET)活性を持つポリペ プチドの製造方法であり、請求項19に記載のベクターを適した宿主細胞に導入 する工程、宿主細胞及び/又はその後代を、ポリペプチドを発現させるのに適し た培養条件で生育する工程、及び培地及び/又は宿主細胞よりポリペプチドを得 る工程を含む方法。 23.宿主細胞が植物細胞又は微生物である、請求項22に記載の方法。 24.宿主細胞が酵母細胞である、請求項22又は請求項23に記載の方法。 25.植物又は植物の部分の性質を変える方法であり、請求項9乃至請求項17の いずれか1請求項に記載のヌクレオチド配列の有効な部分を植物又は植物の部分 に導入し、植物又は植物部分のXET活性のレベルを変えることを含む、方法。 26.植物又は植物部分のXET活性のレベルを減少させる、請求項25に記載の 方法。 27.大きさ、生長速度、テクスチャー、熟成の一つ以上の性質を変える、請求項 25又は請求項26に記載の方法。 28.請求項25、請求項26、又は請求項27に記載の方法により製造された、 遺伝子操作された植物、又はそのような植物の後代。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI C12N 1/19 9282−4B C12N 1/19 5/10 9359−4B 9/10 9/10 8827−4B 9/24 9/24 9637−4B C12P 21/02 C C12P 21/02 9282−4B C12N 5/00 C (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM, AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,GE,HU ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LT, LU,LV,MD,MG,MN,MW,NL,NO,N Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SI,SK ,TJ,TT,UA,US,UZ,VN (72)発明者 ホワイトマン、サリー‐アン 英国、エムケイ41・7ワイジェイ、ベッド フォードシャー、ブリックヒル、ハインド バーン・クローズ 14 (72)発明者 ヘルヤー、スーザン・アマンダ 英国、ピーイー18・0エヌイー、ケンブリ ッジシャー、ハンティンドン、アッパー・ ディーン、チャーチ・レーン、ジ・オール ド・モルティングス(番地なし) (72)発明者 アロースミス、デヴィッド・アンドリュー 英国、エヌエヌ10・0エイワイ、ノーザン プトンシャー、ラシュデン、クイーンズ・ ストリート 59

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.キシログルカンエンドトランスグリコシラーゼ(XET)活性をもつポリペ プチドであって、図1(配列番号2)に示したアミノ酸配列の実質的に21〜2 89の残基を含むポリペプチド又はそれらの機能的同等物。 2.図1に示したアミノ酸配列の実質的に1〜289の残基を含む、請求項1に 記載のポリペプチド。 3.図5(配列番号8)に示したアミノ酸配列の実質的に19〜287の残基を 含む、請求項1に記載のポリペプチド。 4.図1に示したアミノ酸配列の実質的に1〜287の残基を含む、請求項1に 記載のポリペプチド。 5.図1に示した配列の21〜289の残基の配列と少なくとも80%相同性を 持つ、請求項1乃至請求項4のいずれか1請求項に記載のポリペプチド。 6.図1に示した配列の21〜289の残基の配列と少なくとも85%相同性を 持つ、請求項1乃至請求項5のいずれか1請求項に記載のポリペプチド。 7.図1に示した配列の21〜289の残基の配列と少なくとも90%相同性を 持つ、請求項1乃至請求項6のいずれか1請求項に記載のポリペプチド。 8.請求項1乃至請求項7のいずれか1請求項に記載のポリペプチドであって、 以下のペプチドの一つ以上を含むペプチド(各ペプチドにおいて一つまで、多く とも二つまで、アミノ酸の変更は可能):DEIDFEFLGN;SLWNADDWAT;FYSKNEYLFG 及びGTVTTFYLSS。 9.請求項1乃至請求項8のいずれか1請求項に記載のポリペプチドであって、 実質的に他の植物誘導物質より単離されるペプチド。 10.図1に示したアミノ酸配列の1〜289の残基の実質的なアミノ酸配列をコ ードするか又はそれらの機能的同等物。 11.図1(配列番号1)に示したDNA配列を実質的に含む、請求項10に記載 の配列。 12.図5に示したアミノ酸配列の19〜287残基のアミノ酸配列を実質的にコ ードする、請求項10に記載のヌクレオチド配列。 13.図5(配列番号7)に示したDNA配列を実質的にコードする、請求項12 に記載のヌクレオチド配列。 14.宿主細胞において発現可能なプロモーターを更に含有する、請求項10又は 請求項12に記載のヌクレオチド配列。 15.配列が本来植物において結合しているプロモーターではない、プロモーター を含む、請求項14に記載の配列。 16.図1のヌクレオチド配列と少なくとも70%相同性をもつ、請求項10に記 載のヌクレオチド配列。 17.図1のヌクレオチド配列と少なくとも80%相同性をもつ、請求項16に記 載のヌクレオチド配列。 18.図1のヌクレオチド配列と少なくとも85%相同性をもつ、請求項16に記 載のヌクレオチド配列。 19.請求項1乃至請求項9のいずれか1請求項に記載のポリペプチドをコードす る、請求項10乃至請求項18のいずれか1請求項に記載のヌクレオチド配列。 20.図1の完全なヌクレオチドと少なくとも70%相同性を持つ機能的に同等な アンチセンスである、請求項10に記載のヌクレオチド配列。 21.図1の完全なヌクレオチドと少なくとも80%相同性を持つ、請求項20に 記載のヌクレオチド配列。 22.図1の完全なヌクレオチドと少なくとも90%相同性を持つ、請求項20に 記載のヌクレオチド配列。 23.請求項10乃至請求項22のいずれか1請求項に記載の配列を含有するDN Aベクター。 24.適した宿主に導入したとき、請求項1乃至請求項9のいずれか1請求項に記 載のポリペプチドの発現が可能である、請求項23に記載のベクター。 25.請求項10乃至請求項22のいずれか1請求項に記載のヌクレオチド配列を 導入した宿主細胞、又はその後代。 26.請求項23又は請求項24に記載のベクターを含有する、請求項25の宿主 細胞。 27.キシログルカンエンドトランスグクコシラーゼ(XET)活性を持つポリペ プチドの製造方法であり、請求項24に記載のベクターを適した宿主細胞に導 入する工程、宿主細胞及び/又はその後代を、ポリペプチドを発現させるのに適 した培養条件で生育する工程、及び培養溶媒及び/又は宿主細胞からポリペプチ ドを得る工程を含む方法。 28.宿主細胞が植物細胞又は微生物である、請求項27に記載の方法。 29.宿主細胞が酵母細胞である、請求項27又は請求項28に記載の方法。 30.植物又は植物の部分の性質を変える方法であり、請求項10乃至請求項22 のいずれか1請求項に記載のヌクレオチド配列の効果的な部分を植物又は植物の 部分に導入し、植物又は植物部分のXET活性のレベルを変えることを含む、方 法。 31.植物又は植物部分のXET活性のレベルを減少させる、請求項30の方法。 32.大きさ、生長速度、テクスチャー、熟成の一つ以上の性質を変える、請求項 30又は請求項31に記載の方法。 33.請求項30、請求項31、又は請求項32に記載の方法により製造された、 遺伝子操作された植物、又はそのような植物の後代。
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