JPH09511559A - 内燃機関の弁作動装置用のロッカーアーム - Google Patents
内燃機関の弁作動装置用のロッカーアームInfo
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- JPH09511559A JPH09511559A JP7526034A JP52603495A JPH09511559A JP H09511559 A JPH09511559 A JP H09511559A JP 7526034 A JP7526034 A JP 7526034A JP 52603495 A JP52603495 A JP 52603495A JP H09511559 A JPH09511559 A JP H09511559A
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Abstract
(57)【要約】
軸(8)として形成された旋回中心体上における単腕又は双腕ロッカーアーム(2,9)の簡単な軸方向位置固定手段を提供する。このために本発明によれば、軸(8)の、単腕又は双腕ロッカーアーム(2,9)の孔(7)によって取り囲まれた範囲が、リング状溝(10)を有し、該リング状溝内にばねリング(11)が延びており、該ばねリングが同時にその外側のリング区分(12)をもって、単腕又は双腕ロッカーアーム(2,9)の孔(7)のリング状溝(13)として形成された切欠き部(14)内に延びている。
Description
【発明の詳細な説明】
内燃機関の弁作動装置用のロッカーアーム
本発明は内燃機関の弁作動装置用のロッカーアームであって、その中央範囲に
おいて制御カムから負荷をうけ、この場合ロッカーアームが一端ではガス交換弁
に開放方向で連結され、他端部では孔により軸上に内燃機関のシリンダヘッドに
対して旋回可能に支持されている形式のものに関する。
このような構成は例えば専門書Bosch:Kraftfahrtechis
ches Taschenbuch,第20版,VDI−発行(1987年)か
ら公知である。この場合図1に双腕ロッカーアーム駆動装置が示されていて、該
装置は一端で間接的に制御カムからプッシュロッドを介して負荷を受けかつ中心
部で軸受け台及び軸によってシリンダヘッドに対して位置決めされている。上記
の形式のこの装置の欠点は、軸上における双腕ロッカーアームの軸方向の位置固
定が全て、各ロッカーアームとこれに隣接する軸受け台との間のスペーサスリー
ブ又はその他のストッパを介して行われていることにある。また当該技術分野に
おいては、双腕ロッカーアームが少なくとも1つの圧縮ばねを介して各軸受け台
に支持されている構成が公知である。この構成は製作技術的に比較的高価になり
かつ付加的な摩擦損失を生じさせる。
弁作動装置においてロッカーアームが直接的なカムフォロワ−として使用され
る場合、該ロッカーアームのための弁側の固定手段は公知の従来技術から知るこ
とができる。ロッカーアームはその各ガス交換弁に所属した側に、カムから離れ
る方向に延びている側壁を有することができる。従ってこれらの側壁を介して各
ロッカーアームの側方への移動が防止される。この構成における欠点は、弁方向
での側壁の必要な軸方向長さによって、ガス交換弁を閉鎖方向で付勢する少なく
とも1つの弁ばねのための構造スペースが極めて小さくなることにある。またガ
ス交換弁側においてそのばね受けに、ロッカーアームのためのガイド用成形部を
備えた調節プレートを設けた手段も公知である。これらの調節プレートによって
付加的な力が各弁シャフトへ伝達され、このことは弁シャフト用のガイド中に高
い摩擦を発生させかつ早期磨耗を早める。
本発明の課題は従って、上に述べた欠点が排除されかつ特に簡単な手段及び低
い製作コストで旋回軸線に対して正確な位置に固定可能である、はじめに述べた
形式のカムフォロワーを提供することにある。
本発明によればこの課題は請求項1記載の特徴を有する手段により、即ち、単
腕ロッカーアームの孔によって取り囲まれかつ該単腕ロッカーアームの縦中心平
面の少なくとも近くに延びている軸範囲がリング状溝
を有し、該溝内に軸の周面から半径方向に突出する、単腕ロッカーアームを軸方
向で位置固定する手段が延びており、この場合該位置固定手段が他方では、単腕
ロッカーアームの孔の、前記位置固定手段に対して補完的な切欠き部内へ係合し
又はこれから出ていることによって、解決されている。請求項2には、双腕ロッ
カーアームのための均等な手段が記載されている。上記の構成によれば、各単腕
又は双腕ロッカーアームの、これに所属する軸上における簡単な軸方向位置固定
がえられる。また、各軸のための軸受け台における付加的な、摩擦を高めるスト
ッパ及びその他の、例えば上記軸における段部のような費用のかかる手段を省略
することができる。本発明の構成によれば各カムフォロワーのための特に摩擦の
少ない旋回支承部をうることができる。また組立工程を簡単にすることができる
。
本発明の手段はまた、両バリエーションにおいて弁側で各カムフォロワーと一
体化することができる、詳細には説明されていない液力若しくは機械的な遊び補
償手段と組み合わせることができる。
本発明のさらに別の構成は請求項3〜15に記載されており、以下にそれらの
利点と共に簡単に説明する。
請求項3及び4記載の本発明の構成によれば、外側若しくは内側へ向かうプレ
ロードを有するばねリング
を位置固定のために使用することができる。このばねリングは各単腕又は双腕ロ
ッカーアームの軸方向位置固定のための特に簡単な手段である。それというのは
この手段は大量生産部品としてのばねリングを使用するものであり、かつたんに
ばねリングの溝だけをそれぞれのケーシング及び軸に作製すればよいからである
。
しかしさらに別の従属請求項によれば、単腕又は双腕ロッカーアームの孔の切
欠き部を半径方向孔として製作することが可能であり、かつ該半径方向孔内に、
係止の場合に両エレメント(カムフォロワ及び軸)間にあるリング状溝内に同時
に係合する転動体を配置することが可能である。係止手段としてねじが使用され
る場合には、各アームとその軸とを、簡単に取り外し可能に結合することができ
る。本発明によれば、ここに述べた転動体以外のさらに別の係止エレメント、例
えば円筒状、ピン状その他の係止エレメントを使用することが可能である。
請求項8記載の手段によれば、単腕又は双腕ロッカーアームの孔によって取り
囲まれている軸の範囲に半径方向孔が設けられ、該孔内に、少なくとも1つの圧
縮ばねの力によって半径方向外方へ付勢された、単腕又は双腕ロッカーアームの
軸方向位置固定のための、少なくとも1つの転動体が延びている。該転動体は単
腕又は双腕ロッカーアームの孔のリング状溝内へ同時
に係合する。半径方向の位置固定のために、詳細には説明されていない転動体用
ストッパを外側から軸内の転動体の孔内に設けることができる。
この球による位置固定手段の特に有利な構成は請求項9に記載されており、こ
れによれば、半径方向孔が貫通孔として製作されかつ転動体が該孔の端部側に互
いに直径方向で反対側に配置されている。この場合さらに別の連結エレメントを
設けることも可能である。
ここに述べた全てのバリエーションのための簡単な潤滑が少なくとも1つの半
径方向孔によって軸からケーシング孔へ行われる。この場合軸は中空軸として形
成されている。
請求項11によれば軸の半径方向孔内にその全長にほぼ等しい長さの別体のス
リーブが配置されている。このスリーブによって簡単な手段で、転動体に作用す
る圧縮ばねのガイドをうることができる。
最後に請求項11〜15は、単腕又は双腕ロッカーアームをその所属の軸上に
位置固定するための有利な形状の構成に関する。請求項12記載の切欠き部は組
立のさいに有利に孔のセクタ状の切欠き部の脚の一方に整列され、その結果転動
体をアームの半径方向孔を通して導入することができる。内燃機関の運転中のア
ームの揺動運動のさい孔からの転動体の抜け出しが防止される。同時にセクタ状
の切欠き部によって軸上における各アームの回動が制限される。本発明によれば
軸の位置固定のためにここに述べた転動体以外の手段を使用することも可能であ
る。ねじ若しくはピン又はその他の類似の結合手段の使用も考えられる。
請求項14及び15は、所属の軸上でのアームの軸方向位置固定のためのさら
に別の選択的に用いることができるバリエーションに関する。選択的に、軸又は
これを取り囲むケーシングがセクタ状の切欠き部を有する。同時に切欠き部の脚
によって軸上におけるアームの最大回動角度が決定される。軸の片側から突出す
る固定手段の使用も考えられるが、軸両側から突出する固定手段が有利である。
本発明は請求項記載の特徴に制限されるものではない。請求項記載の個々の特
徴の組み合わせ、個々の請求項記載の特徴と発明の効果の記載及び実施例の説明
において開示された事項との組み合わせも考えられる。
本発明は図面に示されている。
図1は本発明による弁作動装置の側面図、
第2図は内側へ向かうプレロードを有するばねリングを備えた図1の部分の拡
大図、
図3は図2の部分の横断面図、
図4は外側に向かうプレロードを有するばねリングを備えた、図2に相応する
図、
図5は軸の孔内に支承された転動体を介して単腕又は双腕ロッカーアームを位
置固定する手段を示す図、
図6は単腕又は双腕ロッカーアーム中に支承された転動体を備えた、軸に対し
て単腕又は双腕ロッカーアームを固定する手段を示す図、
図7は図6と類似の構成を示す図、
図8は上記の構成のさらに別のバリエーションを示す図、
図9はロッカーアームの孔にセクタ状の切欠きを有する構成を示す図、
図10は軸のセクタ状の切欠き内に配置されたピンを介してロッカーアームを
位置固定する手段を示す図、
図11はロッカーアーム内にセクタ状の切欠きを有する、図10に類似の手段
を示す図である。
図1には弁作動装置1が簡単な略示図で示されている。この弁作動装置はこの
場合単腕ロッカーアーム2から成り、該ロッカーアームはその中心範囲3で制御
カム4から負荷を受ける。単腕ロッカーアーム2はその一方の、カムから遠い方
の端部で、詳細には図示されていないガス交換弁6にこれを開放する方向で作用
する。単腕ロッカーアーム2の他端部にはその内部にカム軸方向に対して平行に
孔7が延びており、該孔7で単腕ロッカーアーム2は軸上に、図示されていない
内燃機関のシリンダヘッドに対して旋回可能に支持されている。
図2は、双腕レバー9としても製作することができ
る単腕ロッカーアーム2の本発明による位置固定手段を示す。単腕又は双腕ロッ
カーアーム2、9の、軸8の孔7によって取り囲まれている範囲はリング状溝1
0を有している。このリング状溝10内には内側へ向かって付勢されたばねリン
グ11が延びている。該ばねリング11は同時に、外側のリング区分12をもっ
て、単腕又は双腕ロッカーアーム2、9の孔7の、リング状溝13として形成さ
れた切欠き部14内に延びている。このような手段により、単腕又は双腕ロッカ
ーアーム2、9の、これに所属する軸8上での簡単な位置固定がえられる(図3
も参照)。軸8はこの構成では中空軸として形成されており、その結果該軸は一
方ではその質量の点で有利でありまた他方ではその孔15を通して、単腕又は双
腕ロッカーアーム2、9の孔7における軸受け部の潤滑に役立つ液力媒体を導く
ことができる。
図4は図2の単腕又は双腕ロッカーアーム2、9の位置固定手段に類似の手段
を示す。この場合半径方向外側に向かって付勢されているばねリング16が使用
されている。このばねリングは従って、単腕又は双腕ロッカーアーム2、9の、
リング状溝13として形成された切欠き部14内に延びておりかつ同時に内側の
リング区分17をもって軸8のリング状溝10内に延びている。この図から同様
に判るように、軸8はこれを取り囲んでいる単腕又は双腕ロッカーアーム2、9
の範囲に、単腕又は双腕ロッカーアーム2、9の範囲において軸8に形成されて
いる軸受け部の潤滑のための半径方向孔18を有することができる。従って軸8
の孔15からの潤滑媒体の流出が行われる。
旋回中心としての軸8に対する単腕又は双腕ロッカーアーム2、9の位置固定
手段のさらに別の選択的に使用可能なバリエーションが図5に示されている。こ
の手段では軸8はこれを取り囲む単腕又は双腕ロッカーアーム2、9の範囲に軸
を貫通する半径方向孔19を有している。この半径方向孔内へ軸8の直径の長さ
のスリーブ20が差し込まれている。スリーブ20の内部には圧縮ばね21が延
びている。この圧縮ばね21は端部側でそれぞれ1つの転動体22に作用する。
転動体22は軸8の周面23から突出し、この場合該転動体は同時にその外周の
一部の範囲をもって単腕又は双腕ロッカーアーム2、9の孔7のリング状溝13
内に延びている。スリーブ20はこの構成では一面では圧縮ばね21のためのガ
イドになっており、他面では孔15から半径方向孔19を経て孔7へ潤滑媒体が
流出することを防止している。上記の部位における潤滑媒体の流出を意図的に生
ぜしめることも可能であり、この場合には半径方向孔18は設けられない。
図6及び8は単腕又は双腕ロッカーアーム2、9のための位置固定の上に述べ
た手段に対してこれらと選択的に用いられる手段を示す。単腕又は双腕ロッカー
アーム2、9の孔7の切欠き部14は、軸8の軸方向線に対して半径方向に延び
ている孔24として製作されている。孔24内には半径方向内側に単腕又は双腕
ロッカーアーム2、9の位置固定のための転動体25がある。この転動体25は
、図6〜8に示されている全てのバリエーションにおいて、同時に軸8のリング
状溝10内に係合している。半径方向外側で転動体25はストッパ26を介して
確保される。ストッパ26は図6ではねじ27として、図7では、単腕又は双腕
ロッカーアーム2、9の孔24のリング状溝29内に延びているリング28とし
て、図8では孔24内へ挿入されたスリーブ30として、それぞれ製作されてい
る。図5〜8に示されている全ての構成において転動体22若しくは25は位置
固定エレメントとしてさらに別の幾何学的形状を有していることができる。
図9には先に述べた軸8上における単腕又は双腕ロッカーアーム2、9の位置
固定手段のバリエーションに対してこれらと選択的に用いることができる位置固
定手段のバリエーションを示す。単腕又は双腕ロッカーアーム2、9の孔7はセ
クタ状の切欠き部33を有し、該切欠き部内に部分的に転動体32が配置されて
いる。該転動体は同時に軸8のノッチ状の切欠き部31内にも位置している。軸
8上における各単腕又は双腕ロッカーアーム2、9の位置固定はこのバリエーシ
ョンでは簡単に行うことができる。即ち半径方向孔3
4が単腕又は双腕ロッカーアーム2、9によって切欠き部31に整列せしめられ
、その結果転動体32が切欠き部31内へ導入可能になる。次いで単腕又は双腕
ロッカーアーム2、9が、制御カム4を有するカム軸を続いて組み付けるさいに
、内燃機関の運転中半径方向孔34からの転動体32の抜け落ちが妨げられるよ
うに、弁の方向に回される。半径方向孔34はまた切欠き部33の、この場合時
計回り方向に対して逆方向に位置している脚部のところに設けることも可能であ
る。
最後に図10及び11は軸8に対する単腕又は双腕ロッカーアーム2、9の位
置固定手段のさらに別のバリエーションを示す。この場合ピン35a若しくは3
8が設けられており、これは軸8のセクタ状の切欠き部35内に配置されていて
端部36が単腕又は双腕ロッカーアーム2、9の相応する半径方向孔37内に延
びているか又は軸8の半径方向孔37a内に配置されていて少なくとも一方の端
部39が単腕又は双腕ロッカーアーム2、9のセクタ状の切欠き部40内に延び
ている。従って各切欠き部35若しくは40の脚部によってピン35a若しくは
38のストッパが形成され、これによって軸8に対する単腕又は双腕ロッカーア
ーム2、9の最大回動角度が制限されている。
単腕又は双腕ロッカーアーム2、9若しくはそれに所属する、旋回中心として
の軸8を軽量材料及び又は
ポリマ材料から製作することが可能である。例えば単腕又は双腕ロッカーアーム
2、9をアルミニウム材料から製作することが可能である。しかしまた金属薄鈑
から製作することも可能である。
符号の説明
1 弁作動装置
2 単腕ロッカーアーム
3 範囲
4 制御カム
5 端部
6 ガス交換弁
7 孔
8 軸
9 双腕ロッカーアーム
10 リング状溝
11 ばねリング
12 リング区分
13 リング状溝
14 切欠き部
15 孔
16 ばねリング
17 リング区分
18 半径方向孔
19 半径方向孔
20 スリーブ
21 圧縮ばね
22 転動体
23 周面
24 孔
25 転動体
26 ストッパ
27 ねじ
28 リング
29 リング状溝
30 スリーブ
31 切欠き部
32 転動体
33 切欠き部
34 半径方向孔
35 切欠き部
35a ピン
36 端部
37 半径方向孔
37a 半径方向孔
38 ピン
39 端部
40 切欠き部
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1996年2月5日
【補正内容】
明細書
内燃機関の弁作動装置用のロッカーアーム
本発明は、請求項1の上位概念部に記載の特徴を有する内燃機関の弁作動装置
に関する。
このような構成は例えば専門書Bosch:Kraftfahrtechis
ches Taschenbuch,第20版,VDI−発行(1987年)か
ら公知である。この場合図1に双腕ロッカーアーム駆動装置が示されていて、該
装置は一端で間接的に制御カムからプッシュロッドを介して負荷を受けかつ中心
部で軸受け台及び軸によってシリンダヘッドに対して位置決めされている。上記
の形式のこの装置の欠点は、軸上における双腕ロッカーアームの軸方向の位置固
定が全て、各ロッカーアームとこれに隣接する軸受け台との間のスペーサスリー
ブ又はその他のストッパを介して行われていることにある。また当該技術分野に
おいては、双腕ロッカーアームが少なくとも1つの圧縮ばねを介して各軸受け台
に支持されている構成が公知である。この構成は製作技術的に比較的高価になり
かつ付加的な摩擦損失を生じさせる。
弁作動装置においてロッカーアームがカムフォロワ−として使用される場合、
該ロッカーアームのための弁側の固定手段は公知の従来技術から知ることができ
る。ロッカーアームはその各ガス交換弁に所属した側に、カムから離れる方向に
延びている側壁を有することができる。従ってこれらの側壁を介して各ロッカー
アームの側方への移動が防止される。この構成における欠点は、弁方向での側壁
の必要な軸方向長さによって、ガス交換弁を閉鎖方向で付勢する少なくとも1つ
の弁ばねのための構造スペースが極めて小さくなることにある。またガス交換弁
側においてそのばね受けに、ロッカーアームのためのガイド用成形部を備えた調
節プレートを設けた手段も公知である。これらの調節プレートによって付加的な
力が各弁シャフトへ伝達され、このことは弁シャフト用のガイド中に高い摩擦を
発生させかつ早期磨耗を早める。
本発明の課題は従って、上に述べた欠点が排除されかつ特に簡単な手段及び低
い製作コストで旋回軸線に対して正確な位置に固定可能である、はじめに述べた
形式のカムフォロワーを提供することにある。
本発明によればこの課題は請求項1記載の特徴を有する手段により解決されて
いる。この構成によれば、各単腕若しくは双腕ロッカーアームの、所属の軸上に
おける簡単な軸方向固定がえられる。各軸のための軸受け台における付加的な、
摩擦を高めるストッパ及びその他の経費のかかる手段、例えば上記軸上の付加部
は不要である。本発明によれば各カムフォロワのための特に摩擦の少ない揺動支
承部をうることができる。
同時に、組立工程を簡単化することができる。
本発明の手段はまた、両バリエーションにおいて弁側で各カムフォロワーと一
体化することができる、詳細には説明されていない液力若しくは機械的な遊び補
償手段と組み合わせることができる。
請求項2記載の本発明の構成によれば、外側若しくは内側へ向かうプレロード
を有するばねリングを位置固定のために使用することができる。このばねリング
は各単腕又は双腕ロッカーアームの位置固定のための特に簡単な手段である。そ
れというのはこの手段は大量生産部品としてのばねリングを使用するものであり
、かつたんにばねリングの溝だけをそれぞれのケーシング及び軸に作製すればよ
いからである。
しかしさらに、単腕又は双腕ロッカーアームの孔の切欠き部を半径方向孔とし
て製作することが可能であり、かつ該半径方向孔内に、係止の場合に両エレメン
ト(カムフォロワ及び軸)間にあるリング状溝内に同時に係合する転動体を配置
することが可能である。係止手段としてねじが使用される場合には、各アームと
その軸とを、簡単に取り外し可能に結合することができる。本発明によれば、こ
こに述べた転動体以外のさらに別の係止エレメント、例えば円筒状、ピン状その
他の係止エレメントを使用することが可能である。
さらに別の請求項記載の手段によれば、単腕又は双腕ロッカーアームの孔によ
って取り囲まれている軸の
範囲に半径方向孔が設けられ、該孔内に、少なくとも1つの圧縮ばねの力によっ
て半径方向外方へ付勢された、単腕又は双腕ロッカーアームの軸方向位置固定の
ための、少なくとも1つの転動体が延びている。該転動体は単腕又は双腕ロッカ
ーアームの孔のリング状溝内へ同時に係合する。半径方向外側からの位置固定の
ために、詳細には説明されていないが転動体用ストッパを軸内の転動体の孔内に
設けることができる。
この球による位置固定手段の特に有利な構成はさらに別の請求項に記載されて
おり、これによれば、半径方向孔が貫通孔として製作されかつ転動体が該孔の端
部側に互いに直径方向で反対側に配置されている。この場合さらに別の連結エレ
メントを設けることも可能である。
ここに述べた全てのバリエーションのための簡単な潤滑が少なくとも1つの半
径方向孔によって軸からケーシング孔へ行われる。この場合軸は中空軸として形
成されている。
さらに本発明によれば、軸の半径方向孔内にその全長にほぼ等しい長さの別体
のスリーブを配置することができる。このスリーブによって簡単な手段で、転動
体に作用する圧縮ばねのガイドをうることができる。
最後に請求項8は、単腕又は双腕ロッカーアームをその所属の軸上に位置固定
するためのさらに別の有利な形状的構成に関する。請求項8記載の切欠き部は組
立のさいに有利に孔のセクタ状の切欠き部の脚の一方に整列され、その結果転動
体をアームの半径方向孔を通して導入することができる。内燃機関の運転中のア
ームの揺動運動のさい孔からの転動体の抜け出しが防止される。同時にセクタ状
の切欠き部によって軸上における各アームの回動が制限される。本発明によれば
軸の位置固定のためにここに述べた転動体以外の手段を使用することも可能であ
る。ねじ若しくはピン又はその他の類似の結合手段の使用も考えられる。
請求項9〜11は、所属の軸上でのアームの軸方向位置固定のためのさらに別
の選択的に用いることができるバリエーションに関する。選択的に軸又はこれを
取り囲むケーシングがセクタ状の切欠き部を有する。同時に切欠き部の脚によっ
て軸上におけるアームの最大回動角度が決定される。軸の片側から突出する固定
手段の使用も考えられるが、軸両側から突出する固定手段が有利である。
符号の説明
1 弁作動装置
2 単腕ロッカーアーム
3 範囲
4 制御カム
5 端部
6 ガス交換弁
7 孔
8 軸
9 双腕ロッカーアーム
10 リング状溝
11 ばねリング
12 リング区分
13 リング状溝
14 切欠き部
15 孔
16 ばねリング
17 リング区分
18 半径方向孔
19 半径方向孔
20 スリーブ
21 圧縮ばね
22 転動体
23 周面
24 孔
25 転動体
26 ストッパ
27 ねじ
28 リング
29 リング状溝
30 スリーブ
31 切欠き部、ノッチ、球欠
32 転動体
33 切欠き部、セクタ
34 半径方向孔
35 切欠き部、セクタ
35a ピン
36 端部
37 半径方向孔
37a 半径方向孔
38 ピン
39 端部
40 切欠き部、セクタ
請求の範囲
1.内燃機関の弁作動装置であって、その単腕又は双腕ロッカーアーム(2,
9)がその孔(7)によって軸(8)上にシリンダヘッドに対して揺動運動可能
に支持されている形式のものにおいて、軸(8)の範囲、それも単腕又は双腕ロ
ッカーアーム(2,9)の孔(7)によって取り囲まれていてかつ該ロッカーア
ームの縦中心平面の少なくとも近くに延びている範囲、が切欠き部(10,19
,31,35,37a)を有しており、該切欠き部内に、軸(8)の周面(23
)から半径方向に突出している手段(11,16,22,25,32,35a,
38)が配置されており、該手段が他方では孔(7)の、前記手段に対して補完
的な切欠き部(13,14,24,33,37,40)内へ係合し又は該切欠き
部から出ていることを特徴とする、内燃機関の弁作動装置。
2.軸(8)の切欠き部がリング状溝(10)として製作されており、該リン
グ状溝が、孔(7)のリング状溝(10)として形成された切欠き部によって取
り囲まれており、この場合選択的にリング状溝(10)内には半径方向内側へ又
はリング状溝(13)内には半径方向外側へ向かうプレロードを有するばねリン
グ(11,16)が、突出している手段として配置されており、該ばねリング(
12,17)がその外側又は内
側のリング区分(12,17)をもってそれぞれ反対側に位置するリング状溝(
13,10)内に延びていることを特徴とする、請求項1記載の弁作動装置。(
図1〜4)
3.軸(8)の切欠き部がリング状溝(10)として製作されており、該リン
グ状溝が孔(7)の半径方向に延びている孔(24)として形成された切欠き部
によって切り欠かれており、この場合孔(24)及びリング状溝(10)内に同
時に転動体(25)が、突出している手段として配置されており、該転動体(2
5)が孔(24)内においてストッパ(26)によって半径方向外側から確保さ
れていることを特徴とする、請求項1記載の弁作動装置。(図6〜8)
4.ストッパ(26)がねじ又はピン(27)、リング(28)若しくはスリ
ーブ(30)として形成されていることを特徴とする、請求項3記載の弁作動装
置。
5.軸(8)の切欠き部が半径方向孔(19)として製作されており、該半径
方向孔が孔(7)のリング状溝(13)として形成された切欠き部によって取り
囲まれており、この場合この半径方向孔(19)内に、少なくとも1つの圧縮ば
ね(21)の力によって半径方向外側へ向かって付勢された転動体(22)が、
突出している手段として配置されていることを特徴とする、請求項1記載の弁作
動装置。(図5)
6.半径方向孔(19)が軸(8)を貫通して形成されており、この場合半径
方向孔(19)の両端部側にそれぞれ1つの転動体(22)が設けられているこ
とを特徴とする、請求項5記載の弁作動装置。
7.半径方向孔(19)内に、半径方向孔(19)の全長にほぼ等しい長さの
別個のスリーブ(20)が延びていることを特徴とする、請求項5記載の弁作動
装置。
8.軸(8)の切欠き部がノッチ又は球欠(31)として製作されており、該
ノッチ又は球欠が、軸(8)のセクタ(33)として形成された切欠き部によっ
て囲まれており、この場合ノッチ又は球欠(31)内に同時に転動体(32)が
、突出している手段として延びていることを特徴とする、請求項1記載の弁作動
装置。(図9)
9..軸(8)の切欠き部がセクタ(35)として製作されており、該セクタ
に孔(7)の半径方向孔(37)として形成された切欠き部が面しており、該半
径方向孔(37)内にピン(35a)が、突出している手段として位置しており
、該ピンがセクタ(35)内へ侵入していることを特徴とする、請求項1記載の
弁作動装置。(図10)
10.軸(8)の切欠き部が半径方向孔(37a)として製作されており、該半
径方向孔に孔(7)のセクタ(40)として形成された切欠き部が面しており、
該半径方向孔(37a)内にピン(38)が、突出している手段として位置して
おり、該ピンがセクタ(40)内へ侵入していることを特徴とする、請求項1記
載の弁作動装置。(図11)
11.直径方向で互いに反対側にある2つのセクタ(35,40)が設けられて
いることを特徴とする、請求項9又は10記載の弁作動装置。(図10)
12.軸(8)が孔(15)を有する中空軸として製作されており、該中空軸が
これを取り囲む単腕又は双腕ロッカーアーム(2,9)の範囲に、孔(7)へ潤
滑媒体を流出させるための少なくとっも1つの半径方向孔(18)を有している
ことを特徴とする、請求項1記載の弁作動装置。(図4,5,7,8,9)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ボド レーリッヒ
ドイツ連邦共和国 D−91074 ヘルツォ
ーゲンアウラッハ ハマーバッハー シュ
トラーセ 35
【要約の続き】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.内燃機関の弁作動装置(1)用の単腕ロッカーアーム(2)であって、そ の中央範囲(3)が制御カム(4)から負荷を受け、かつ該単腕ロッカーアーム (2)の一方の端部がガス交換弁(6)に、該弁を開放させる方向で連結してお り、他方の端部が孔(7)によって軸(8)上に内燃機関のシリンダヘッドに対 して旋回運動可能に支持されている形式のものにおいて、軸(8)の範囲、それ も単腕ロッカーアーム(2)の孔(7)によって取り囲まれていてかつ該単腕ロ ッカーアームの縦中心平面の少なくとも近くに延びている範囲、がリング状溝( 10)を有しており、該リング状溝内に、軸(8)の周面(23)から半径方向 に突出している、単腕ロッカーアーム(2)を軸方向で位置固定するための手段 (11,16,22又は25)が延びており、該手段が他方では単腕ロッカーア ーム(2)の孔(7)の、前記手段に対して補完的な切欠き部(14)内へ係合 し又は該切欠き部から出ていることを特徴とする、内燃機関の弁作動装置用の単 腕ロッカーアーム。 2.内燃機関の弁作動装置(1)用の双腕ロッカーアーム(9)であって、そ の一端部で制御カム(4)から負荷を受け、かつ他端でガス交換弁(6)に連結 しており、かつ中央範囲で孔(7)によって軸(8) 上に内燃機関のシリンダヘッドに対して旋回運動可能に支持されている形式のも のにおいて、軸(8)の範囲、それも双腕ロッカーアーム(9)の孔(7)によ って取り囲まれていてかつ該双腕ロッカーアームの縦中心平面の少なくとも近く に延びている範囲、がリング状溝(10)を有しており、該リング状溝内に、軸 (8)の周面(23)から半径方向に突出している、双腕ロッカーアーム(9) を軸方向で位置固定するための手段(11,16,22又は25)が延びており 、該手段が他方では双腕ロッカーアーム(9)の孔(7)の、前記手段に対して 補完的な切欠き部(14)内へ係合し又は該切欠き部から出ていることを特徴と する、内燃機関の弁作動装置用の双腕ロッカーアーム。 3.単腕又は双腕ロッカーアーム(2,9)の位置固定手段(11)が少なく とも1つの、内側へ向かうプレロードを有するばねリングとして製作されており 、該ばねリングが軸(8)のリング状溝(10)内に延びていてかつ端面の外側 のリング区分(12)が単腕又は双腕ロッカーアーム(2,9)の孔(7)のリ ング状溝(13)として形成された切欠き部(14)内に配置されていることを 特徴とする、請求項1又は2記載のカムフォロワー。 4.単腕又は双腕ロッカーアーム(2,9)の位置固定手段(16)が外側に 向かうプレロードを有する少 なくとも1つのばねリングとして製作されており、該ばねリングが、単腕又は双 腕ロッカーアーム(2,9)のリング状溝(13)として形成された切欠き部( 14)内に延びていてかつ端面の内側のリング区分(17)が軸(8)のリング 状溝(10)内に配置されていることを特徴とする、請求項1又は2記載のカム フォロワー。 5.単腕又は双腕ロッカーアーム(2,9)の孔(7)の切欠き部(14)が 、軸(8)の軸方向線に対して半径方向に延びる孔(24)として製作されてお り、かつ該孔(24)及びリング状溝(10)内に同時に、単腕又は双腕ロッカ ーアーム(2,9)の軸方向位置固定のための転動体(25)が配置されており 、かつ孔(24)内に転動体(25)を半径方向外側から確保するストッパ(2 6)が設けられていることを特徴とする、請求項1又は2記載のカムフォロワー 。 6.孔(24)内において転動体(25)を半径方向で確保するためのストッ パ(26)がねじ/ピン(27)若しくはスリーブ(30)として形成されてい ることを特徴とする、請求項5記載のカムフォロワー。 7.転動体(25)を半径方向で確保するためのストッパ(26)がリング( 28)として形成されており、該ストッパが、単腕又は双腕ロッカーアーム(2 ,9)の孔(24)のリング状溝(29)若しくは段部内に設けられていること を特徴とする、請求項5記載 のカムフォロワー。 8.軸(8)の範囲、それも単腕又は双腕ロッカーアーム(2,9)の孔(7 )によって取り囲まれかつ該ロッカーアームの縦中心平面の少なくとも近くにあ る範囲、が半径方向孔(19)を有し、該半径方向孔内に、少なくとも1つの圧 縮ばね(21)の力で半径方向外側へ向かって予め押されている、単腕又は双腕 ロッカーアーム(2,9)の軸方向位置固定のための、少なくとも1つの転動体 (22)が延びており、かつ単腕又は双腕ロッカーアーム(2,9)の孔(7) が該ロッカーアームの縦中心平面の近くにリング状溝(13)を有しており、か つ単腕又は双腕ロッカーアーム(2,9)の軸方向位置固定のための転動体(2 2)が半径方向孔(19)及びリング状溝(13)内に同時に位置していること を特徴とする、請求項1又は2の上位概念部に記載のカムフォロワー。 9.半径方向孔(19)が軸(8)を貫通して製作されており、かつ単腕又は 双腕ロッカーアーム(2,9)の軸方向位置固定のための2つの転動体(22) が設けられていて、該転動体が半径方向孔(19)の端部側に設けられているこ とを特徴とする、請求項8記載のカムフォロワー。 10.軸(8)が孔(15)を有する中空軸として製作されており、かつ該軸が 、これを取り囲む単腕又は双腕ロッカーアーム(2,9)の範囲に、単腕又は双 腕 ロッカーアーム(2,9)の孔(7)内へ潤滑媒体を流出させるための半径方向 孔(18)を有していることを特徴とする、請求項8記載のカムフォロワー。 11.軸(8)の半径方向孔(19)内に、該半径方向孔(19)の長さにほぼ 等しい長さの別体のスリーブ(20)が配置されていることを特徴とする、請求 項10記載のカムフォロワー。 12.単腕又は双腕ロッカーアーム(2,9)の孔(7)によって取り囲まれて いてかつ少なくとも該ロッカーアームの縦中心平面の近くに延びている、軸(8 )の範囲が、切欠き部(31)を有しており、該切欠き部内に、軸(8)の周面 (23)から半径方向に突出する、単腕又は双腕ロッカーアーム(2,9)の軸 方向位置固定のための手段(32)が延びており、該手段(32)が他方では双 腕ロッカーアーム(9)の孔(7)のセクター状の切欠き部(33)内に係合し ていることを特徴とする、請求項1又は2の上位概念部に記載のカムフォロワー 。 13.軸(8)の切欠き部(31)がノッチ/球欠として製作されており、該切 欠き部内に、転動体として形成された軸方向位置固定手段(32)が配置されて いることを特徴とする、請求項12記載のカムフォロワー。 14.単腕又は双腕ロッカーアーム(2,9)の孔(7)によって取り囲まれて いてかつ少なくとも該ロッカ ーアーム縦中心平面の近くに延びている、軸(8)の範囲が、直径方向で互いに 反対側にあるセクタ状の切欠き部(35)を有しており、該切欠き部内に、軸( 8)の周面(23)から突出するピン(35a)がの延びており、該ピンの端部 (36)が単腕又は双腕ロッカーアーム(2,9)の半径方向孔(37)内に同 時に配置されていることを特徴とする、請求項1又は2の上位概念部に記載のカ ムフォロワー。 15.単腕又は双腕ロッカーアーム(2,9)の孔(7)によって取り囲まれて いてかつ少なくとも該ロッカーアーム縦中心平面の近くに延びている、軸(8) の範囲が、半径方向孔(37a)を有しており、該半径方向孔内に、軸(8)の 周面(23)から少なくとも片側が突出するピン(38)が延びており、該ピン の半径方向に突出する端部(39)が単腕又は双腕ロッカーアーム(2,9)の セクタ状の切欠き部(40)内に延びていることを特徴とする、請求項1又は2 の上位概念部に記載のカムフォロワー。
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- 1995-03-11 JP JP7526034A patent/JPH09511559A/ja active Pending
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