JPH09512562A - 局所性ポリマー薬物供給システム - Google Patents

局所性ポリマー薬物供給システム

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JPH09512562A
JPH09512562A JP7528565A JP52856595A JPH09512562A JP H09512562 A JPH09512562 A JP H09512562A JP 7528565 A JP7528565 A JP 7528565A JP 52856595 A JP52856595 A JP 52856595A JP H09512562 A JPH09512562 A JP H09512562A
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ウインターズ,コンラツド
クラス,ソフイー・ドロシー
クウオン,エリザベス
マイスナー,デイル
ベイダス,エリザベス・ビー
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メルク フロスト カナダ インコーポレーテツド
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Abstract

(57)【要約】 局所作用もしくは全身作用のため皮膚に薬物を供給する局所ポリマー性薬物供給システムにつき記載する。このシステムは供給するための噴射剤フリーのエアレスポンプを使用する。

Description

【発明の詳細な説明】 局所性ポリマー薬物供給システム 発明の背景 本発明は、或る種の薬物を長時間にわたり非噴射剤エアロゾルポンプ装置によ り投与するための局所性ポリマー供給システムに向けられる。 薬物を調節局所供給するための徐放装置は、薬剤を連続投与するのが有益であ る場合、薬剤を供給するのに極めて有用な方法である。傷に直接噴霧するため薄 膜をエアロゾル供給する考案がフジタ等による論文[ファーマスーチカル・リサ ーチ」、第9巻(1992)に記載されている。しかしながら、ここに記載され た方法はエアロゾル噴射剤を含有するCFCを伴う。 公知の経皮供給システムと対比したこのシステムの利点の幾つかは次のことを 包含する; (1) 塗布が容易であること; (2) 薄膜が水溶性であるため除去が容易であること; (3) 接着剤を含まないこと; (4) 速度調節膜を使用しないこと; (5) 薄膜が実質的に見えないので、患者の許容度が高いこ と;および (6) 環境に優しい噴射剤フリーのエアロゾルを使用すること。発明の要点 本発明によれば、従来の方式と対比し、長時間にわたり投与するためのポリマ ー系の成分として或る種の薬物を噴射剤フリーのエアロゾルにより供給しうるこ とが突き止められた。特に、化合物インドメタシンおよび或る種のシクロオキシ ゲナーゼII抑制剤、たとえば3−[3,4−ジフルオロフェニル]−4−[4 −(メチルスルホニル)フェニル]−2(5H)−フラノンを本発明の供給シス テムにより局所的に施して、従来の投与形態物と比較し長時間の投与を可能にす る。さらに、このシステムは特にインドメタシンおよび一般にNSAIDに伴う 胃腸刺激を生ぜしめることなく薬物の全身供給を行うこともできる。発明の説明 噴射剤フリーのエアロゾルポンプにより薬剤を長時間にわたり局所供給するた めの新規なポリマー薬物供給システムが見出された。このシステムは、ヒドロア ルコール性溶液に可溶性か つ安定である任意の薬物に適用可能であり、フィルム形成性ポリマーと可塑剤と 結晶化抑制剤/安定剤と浸透増進剤とアルコール性もしくはヒドロアルコール性 溶液と適する薬物とを含む。 本発明の装置により治療に使用するのに適した薬物は限定はしないが次のもの を包含する: 1. 蛋白質薬物、たとえばインシュリン; 2. 抗感染症薬、たとえばペニシリン、テトラサイクリン、クロルテトラサイ クリン、バシトラシン、ニスタチン、ストレプトマイシン、ネオマイシン、ポリ ミキシン、グラミシジン、オキシテトラサイクリン、クロラムフェニコールおよ びエリスロマイシンを包含する抗生物質;たとえばスルファセタミド、スルファ メチゾール、スルファメタジン、スルファジアジン、スルファメラジンおよびス ルフィソキサゾール、セフォキシチンを包含するスルホナミド類;たとえばイド キシウリジン(idoxuridine)を包含する抗ウィルス剤;並びにたとえばニトロ フラゾンおよびプロピオン酸ナトリウムを包含する他の抗感染症剤; 3. ステロイド系抗炎症剤、たとえばヒドロコーチゾン、コーチゾン、酢酸ヒ ドコーチゾン、デキサメタゾン、デキサメタ ゾン21−燐酸塩、フルオシノロン、トリアムシノロン、メドリソン、プレドニ ゾロン、プレドニゾロン21−燐酸塩および酢酸プレドニゾロン; 4. エストロゲン、たとえばエストロン、17β−エストラジオール、エチニ ルエストラジオールおよびジエチルスチルベステロール: 5. プロゲステロン剤、たとえばプロゲステロン、メゲストロール、メレンゲ ストロール、クロルマジノン、エチステロン、ノルエチノドレル、19−ノル− プロゲステロン、ノルエチンドロン、メドロキシプロゲステロンおよび17β− ヒドロキシ−プロゲステロン; 6. 体液剤、たとえばプロスタグランジン(たとえばPGE1、PGE2および PFG2); 7. 解熱鎮痛剤、たとえばアスピリン、サリチル酸ナトリウム、サリチルアミ ドおよびジフルニサール; 8. 鎮痙薬、たとえばアトロピン、メタンテリン、パパベリンおよび臭化メト スコポラミン; 9. 抗ヒスタミン剤、たとえばジフェンヒドラミン、ジメンヒドリネート、ト リペレンナミン、ペルフェナジンおよびクロ ルフェナジン; 10. 非ステロイド系抗炎症剤、たとえばインドメタシンおよびスリンダック ;並びに 11. たとえば1995年4月25日付け発行の米国特許第5,409,94 4号に開示されたものおよび1993年11月4日付け出願の米国特許出願第0 8/147,804号;1994年1月10日付け出願の第08/179,46 7号;1994年10月27日付け出願の第08/330,172号;1994 年12月21日付け出願の第08/361,268号;および1995年1月1 1日付け出願の第08/371,179号に開示されたものなどシクロオキシゲ ナーゼII抑制剤。 上記したものと同一もしくは異なる生理学的活性を有する他の薬物も、本発明 の範囲内で薬物供給装置に使用することができる。 このシステムは、慣用手段により投与した際に激しい上部胃腸刺激および吐気 をもたらしうるインドメタシンのような薬物につき特に有用である。 このシステムは、可溶性であって炭化水素噴射剤フリーのシステムにより施用 した際に薄膜を急速形成するフィルム形成性 ポリマーの使用を含む。形成された薄膜は蒸気浸透を可能にすると共に、呼吸可 能である。クロル−フルオロ−炭素(CFC)フリー製剤の選択は、CFC噴射 剤の強力な環境破壊特性に基づき必須であった。炭化水素噴射剤フリーのシステ ムを用いる場合も、使用する溶剤が投与に際し急速フィルム形成を可能にするよ う充分揮発性であることが必須であった。たとえばエタノールおよびイソプロパ ノールのような低級アルカノール溶剤を用いるアルコールもしくはヒドロアルコ ール性溶液が有用であると判明し、エタノールが好適溶剤である。他の有力な溶 剤系は酢酸エチルを包含し得る。 選択されるフィルム形成性ポリマーは、用いる溶剤を考慮して決定された。ポ リマーは選択した溶剤に可溶性であることが必要である。本発明に有用であると 判明したポリマーはメタクリレート、セルロース、シロキサン、並びにメタクリ レート、セルロースおよびシロキサンのコポリマーを包含する。好適ポリマーは メタクリレートであり、ポリ(2−ヒドロキシエチルメタクリレート)(PHE MA)が最も好適な選択である。PHEMAは、このシステムで形成される薄層 の品質のため最も好適であった。 さらに可塑剤も供給システムに必要である。たとえば柔軟性のような所望の機 械的性質を薄層に付与するために可塑剤が使用される。適する可塑剤はツイーン 20(ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノラウレート)および高分子量 のツイーン、低分子量ポリエチレングリコール、グリセリンまたはラブラソール (PEG−8−カプリル−カプリトリグリセリド)を包含する。好適可塑剤はツ イーンであり、ツイーン20が最も好適である。可塑剤は一般に薄膜の全固形物 含有量の%として約10〜50%の量で存在させる。 供給システムの他の成分は結晶化抑制剤/安定剤および/または浸透増進剤で ある。これらは薬物供給を調整するために使用される。適する化合物は置換シク ロデキストリン、たとえばヒドロキシルプロピルβ−シクロデキストリン(HP BCD)、ヒドロキシエチルβ−シクロデキストリン、ジエチルβ−シクロデキ ストリン、並びにヒドロキシエチルおよびヒドロキシプロピルγ−シクロデキス トリン、さらにトランスクトール、尿素およびイソテルペンを包含する。シクロ デキストリンの選択は、特定処方で使用する薬物分子の寸法により支配される。 ヒドロキシプロピルβ−シクロデキストリン(HPBCD)が好 適な結晶化抑制剤であった。 以下、実施例により本発明を例示するが、限定を意図するものでない。 実施例I フィルム形成 PHEMAを、50℃まで加温されたツイーン/エタノール溶液に溶解させた 。インドメタシン遊離酸をこの溶液に添加し、完全に溶解した際に得られた溶液 をガラスペトリ皿に注ぎ入れた。このペトリ皿を倒置漏斗で覆い、溶液を室温に て蒸発乾固させた。薄層を37℃にて16時間にわたり減圧オーブンに入れて、 全フィルムにおける水分レベルを比較しうるようにした。熱重量測定分析により 、水分レベルは全フィルムにて3%未満であると測定された。フィルムの全固形 物含有量の比率として、インドメタシンは9〜14%の範囲の量で存在し、ツイ ーン20は14〜45%の量で存在した。HPBCDを含有するフィルムにて1 :1、1:2および1:3のインドメタシン:HPBCDのモル比を与えるよう な量を使用した。 実施例II インドメタシンを含むフィルムのインビトロ溶解試験 各フィルムをエンハンサ セル(バンケル・インダストリース社、USA)に 適合する寸法まで切断し、秤量した後に試験した。フィルムをデュラポア膜フィ ルタ(ミリポア社、USA)で覆って、さらに機械的支持を与えた。USPパド ル法(100r.p.m.)を用いる溶解試験を燐酸塩緩衝液(pH7.2)に て37℃で行った。各試料を8時間にわたり採取し、インドメタシン濃度をHP LCにより定量した。HPLC条件 ベックマン・ウルトラスフェア5μC−18(4.6×250mm)カラムを 40℃にて35%の水相(蒸留水における3%酢酸)および65%の有機相(1 5%アセトニトリルおよび85%メタノール)の移動相と共に使用した。流速は 1mL/minとした。インドメタシン試料および標準を分析する際、4−アン ドロステン−17β−オール−3−オン(テストステロン)を内部標準として使 用した。検出は、260nmにて測定するUV分光測定法により行った。インド メタシン標準曲線は、10μg/mLを用いて0.5〜10μg/mLの範囲の テストステロンを含む標準を作成して構成した。260nmでUV検出するHP LCによるインドメタシン定量の検出限界は0.05μg/mLであると判定さ れた。測定は0.1〜100μg/mLの範囲にわたり直線的であった。検出の 均一性は、同じ標準を10回注入すると共に得られたピーク面積につき相対的標 準偏差を決定して判定した。相対的標準偏差は2未満であった。 実施例III フィルム形成 PHEMAを50℃まで加温されたツイーン/HPBCD/エタノール溶液に 溶解させた。この溶液に3−[3,4−ジフルオロフェニル]−4−[4−(メ チルスルホニル)フェニル]−2(5H)−フラノンを添加し、完全に溶解する まで撹拌した。得られた溶液をバロワ エアレスポンプに充填し、エタノールで 所定容積にした。このポンプを計量弁(200mL、VP36、20mmCSガ スケット3/522、スプリング1674)で封止した。フィルムの全固形物含 有量の%として、3−[3,4−ジフルオロフェニル]−4−[4−(メチルス ルホニル)フェニル]−2(5H)−フラノンは1.15〜 4.45%の範囲の量で存在し、HPBCDは10%およびツイーン20は14 〜45%の量で存在した。ラット脚浮腫分析法 5匹のファジー種ラット(250〜300g)(ハーラン・スプラグ・ドーリ ー、インジアナポリス、IN.USA)を用いた。背側中腰部領域に、約4×4 cmの領域にわたり組成物を局所噴霧した。この投与を3日間にわたり毎日1回 行った。3日目に、局所投与してから1時間後、1本の後脚における踝より高い レベルに永久マーカーを用いて線を引き、監視すべき脚の領域を規定した。体積 測定器(ウゴ−バシル、イタリー)を用い水排除の原理に基づいて脚容積を測定 した。次いで、各動物には脚底から塩水中の1%カラギーナン溶液(FMCコー ポレーション、マイン)の50μLを、25ゲージ針を有するインシュリン注射 器により脚に注射した(すなわち、脚1本当たり500μgのカラギーナン)。 3時間後、脚容積を測定すると共に、脚容積の増加を計算した。5時間の血漿試 料をも採取して、血漿レベルを%脚浮腫抑制と相関させた。各動物をCO2窒息 により安楽死させた。脚浮腫データをベヒクル比較群と対比し、比較群における 数値を100%とすることにより 抑制%を計算した。局所処方物を各動物に種々異なる投与量で与えると共に、イ ンドメタシンの経口投与量およびインドメタシンの市販の局所ゲル処方物とも対 比した。代表的結果を第1表に示す。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年3月28日 【補正内容】 たとえばエタノールおよびイソプロパノールのような低級アルカノール溶剤を用 いるアルコールもしくはヒドロアルコール性溶液が有用であると判明し、エタノ ールが好適溶剤である。他の有力な溶剤系は酢酸エチルを包含し得る。 選択されるフィルム形成性ポリマーは、用いる溶剤を考慮して決定された。ポ リマーは選択した溶剤に可溶性であることが必要である。本発明に有用であると 判明したポリマーはメタクリレート、セルロース、シロキサン、並びにメタクリ レート、セルロースおよびシロキサンのコポリマーを包含する。好適ポリマーは メタクリレートであり、ポリ(2−ヒドロキシエチルメタクリレート)(PHE MA)が最も好適な選択である。PHEMAは、このシステムで形成される薄層 の品質のため最も好適であった。 さらに可塑剤も供給システムに必要である。たとえば柔軟性のような所望の機 械的性質を薄層に付与するために可塑剤が使用される。適する可塑剤はツイーン 20(ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノラウレートの商標)および高 分子量のツイーン(商標)製品、低分子量ポリエチレングリコール、グリセリン またはラブラソール(PEG−8−カプリル−カプリ トリグリセリドの商標)を包含する。好適可塑剤はツイーン(商標)製品であり 、ツイーン20が最も好適である。可塑剤は一般に薄膜の全固形物含有量の%と して約10〜50%の量で存在させる。 供給システムの他の成分は結晶化抑制剤/安定剤および/または浸透増進剤で ある。これらは薬物供給を調整するために使用される。適する化合物は置換シク ロデキストリン、たとえばヒドロキシルプロピルβ−シクロデキストリン(HP BCD)、ヒドロキシエチルβ−シクロデキストリン、ジエチルβ−シクロデキ ストリン、並びにヒドロキシエチルおよびヒドロキシプロピルγ−シクロデキス トリン、さらにトランスクトール、尿素およびイソテルペンを包含する。シクロ デキストリンの選択は、特定処方で使用する薬物分子の寸法により支配される。 ヒドロキシプロピルβ−シクロデキストリン(HPBCD)が好適な結晶化抑制 剤であった。 以下、実施例により本発明を例示するが、限定を意図するものでない。 実施例I フィルム形成 PHEMAを、50℃まで加温されたツイーン(商標)/エタノール溶液に溶 解させた。インドメタシン遊離酸をこの溶液に添加し、完全に溶解した際に得ら れた溶液をガラスペトリ皿に注ぎ入れた。このペトリ皿を倒置漏斗で覆い、溶液 を室温にて蒸発乾固させた。薄層を37℃にて16時間にわたり減圧オーブンに 入れて、全フィルムにおける水分レベルを比較しうるようにした。熱重量測定分 析により、水分レベルは全フィルムにて3%未満であると測定された。フィルム の全固形物含有量の比率として、インドメタシンは9〜14%の範囲の量で存在 し、ツイーン20(商標)は14〜45%の量で存在した。HPBCDを含有す るフィルムにて1:1、1:2および1:3のインドメタシン:HPBCDのモ ル比を与えるような量を使用した。 実施例II インドメタシンを含むフィルムのインビトロ溶解試験 各フィルムをエンハンサ(商標)セル(バンケル・インダストリース社、US A)に適合する寸法まで切断し、秤量した 後に試験した。フィルムをデュラポア(商標)膜フィルタ(ミリポア社、USA )で覆って、さらに機械的支持を与えた。USPパドル法(100r.p.m. )を用いる溶解試験を燐酸塩緩衝液(pH7.2)にて37℃で行った。各試料 を8時間にわたり採取し、インドメタシン濃度をHPLCにより定量した。HPLC条件 ベックマン・ウルトラスフェア5μC−18(商標)(4.6×250mm) カラムを40℃にて35%の水相(蒸留水における3%酢酸)および65%の有 機相(15%アセトニトリルおよび85%メタノール)の移動相と共に使用した 。流速は1mL/minとした。インドメタシン試料および標準を分析する際、 4−アンドロステン−17β−オール−3−オン(テストステロン)を内部標準 として使用した。検出は、260nmにて測定するUV分光測定法により行った 。インドメタシン標準曲線は、10μg/mLを用いて0.5〜10μg/mL の範囲のテストステロンを含む標準を作成して構成した。260nmでUV検出 するHPLCによるインドメタシン定量の検出限界は0.05μg/mLである と判定された。測 定は0.1〜100μg/mLの範囲にわたり直線的であった。検出の均一性は 、同じ標準を10回注入すると共に得られたピーク面積につき相対的標準偏差を 決定して判定した。相対的標準偏差は2未満であった。 実施例III フィルム形成 PHEMAを50℃まで加温されたツイーン(商標)/HPBCD/エタノー ル溶液に溶解させた。この溶液に3−[3,4−ジフルオロフェニル]−4−[ 4−(メチルスルホニル)フェニル]−2(5H)−フラノンを添加し、完全に 溶解するまで撹拌した。得られた溶液をバロワ(商標)エアレスポンプに充填し 、エタノールで所定容積にした。このポンプを計量弁(200mL、VP36、 20mmCSガスケット3/522、スプリング1674)で封止した。フィル ムの全固形物含有量の%として、3−[3,4−ジフルオロフェニル]−4−[ 4−(メチルスルホニル)フェニル]−2(5H)−フラノンは1.15〜4. 45%の範囲の量で存在し、HPBCDは10%およびツイーン20(商標)は 14〜45%の量で存在した。ラット脚浮腫分析法 5匹のファジー種ラット(250〜300g)(ハーラン・スプラグ・ドーリ ー、インジアナポリス、IN.USA)を用いた。背側中腰部領域に、約4×4 cmの領域にわたり組成物を局所噴霧した。この投与を3日間にわたり毎日1回 行った。3日目に、局所投与してから1時間後、1本の後脚における踝より高い レベルに永久マーカーを用いて線を引き、監視すべき脚の領域を規定した。 請求の範囲 1. (a) フィルム形成性ポリマーと、 (b) 可塑剤と、 (c) 結晶化抑制剤/安定剤と、 (d) 浸透増進剤と、 (e) アルコール性もしくはヒドロアルコール性溶液と、 (f) 適する薬物と を含む、ヒドロアルコール性溶液に可溶性の薬物を投与するのに適した局所ポリ マー性供給システム。 2. 薬物が噴射剤フリーのエアロゾルポンプにより投与されるのに適合した請 求の範囲第1項に記載のシステム。 3. フィルム形成性ポリマーがメタクリレート、セルロースおよびシロキサン 、並びにメタクリレート、セルロースおよびシロキサンのコポリマーよりなる群 から選択される請求の範囲第1項に記載のシステム。 4. フィルム形成性ポリマーがメタクリレートである請求の範囲第3項に記載 のシステム。 5. メタクリレートがポリ(2−ヒドロキシエチルメタクリ レート)である請求の範囲第4項に記載のシステム。 6. 可塑剤がツイーン(商標)、低分子量ポリグリコール、グリセリンもしく はラブラソール(商標)から選択される請求の範囲第1項に記載のシステム。 7. 可塑剤がツイーン20(商標)である請求の範囲第6項に記載のシステム 。 (e) プロゲステロン剤、たとえばプロゲステロン、メゲストロール、メレン ゲストロール、クロルマジノン、エチステロン、ノルエチノドレル、19−ノル −プロゲステロン、ノルエチンドロン、メドロキシプロゲステロンおよび17β −ヒドロキシ−プロゲステロン; (f) 体液剤、たとえばプロスタグランジン(たとえばPGE1、PGE2およ びPFG2); (g) 解熱鎮痛剤、たとえばアスピリン、サリチル酸ナトリウム、サリチルア ミドおよびジフルニサール; (h) 鎮痙薬、たとえばアトロピン、メタンテリン、パパベリンおよび臭化メ トスコポラミン; (i) 抗ヒスタミン剤、たとえばジフェンヒドラミン、ジメンヒドリネート、 トリペレンナミン、ペルフェナジンおよびクロルフェナジン; (j) 非ステロイド系抗炎症剤、たとえばインドメタシンおよびスリンダック ;並びに (k) シクロオキシゲナーゼII抑制剤、たとえば3−[3,4−ジフルオロ フェニル]−4−[4−(メチルスルホニル)フェニル]−2(5H)−フラノ ン よりなる群から選択される薬物の治療投与量を局所供給もしくは全身供給する方 法であって、請求の範囲第1項〜第10項のいずれか1項に記載のシステムを用い る方法。 12. 非ステロイド系およびステロイド系抗炎症剤、抗ヒスタミン剤およびシ クロオキシゲナーゼII抑制剤よりなる群から選択される薬物の治療投与量を局 所供給もしくは全身供給する方法であって、請求の範囲第1項〜第11項のいずれ か1項に記載のシステムを用いる方法。 13. インドメタシンの治療投与量を局所供給もしくは全身供給する方法であ って、請求の範囲第1項〜第11項のいずれか1項に記載のシステムを用いる方法 。 14. ポリマーがポリ(2−ヒドロキシエチルメタクリレート)であり、可塑 剤がツイーン20(商標)であり、結晶化抑制剤がヒドロキシプロピルβ−シク ロデキストリンであり、アルコール性溶液が無水エタノールであり、薬物がイン ドメタシンである請求の範囲第1項に記載の局所ポリマー性供給システム。 15. 3−[3,4−ジフルオロフェニル]−4−[4−(メチルスルホニル )フェニル]−2(5H)−フラノンの治 療投与量を局所供給もしくは全身供給する方法であって、請求の範囲第1項〜第 10項のいずれか1項に記載のシステムを用いる方法。 16. ポリマーがポリ(2−ヒドロキシエチルメタクリレート)であり、可塑 剤がツイーン20(商標)であり、結晶化抑制剤がヒドロキシプロピルβ−シク ロデキストリンであり、アルコール性溶液が無水エタノールであり、薬物が3− [3,4−ジフルオロフェニル]−4−[4−(メチルスルホニル)フェニル] −2(5H)−フラノンである請求の範囲第1項に記載の局所ポリマー性供給シ ステム。 17. (a) フィルム形成性ポリマーと、 (b) 可塑剤と、 (c) 前記ポリマーのフィルム形成に有効な溶剤と、 (d) (i)結晶化抑制剤/安定剤および (ii)浸透増進剤 の少なくとも1種と を含む薬物を投与するための局所ポリマー性供給システム。 18. 前記溶剤に可溶性の薬物を局所供給もしくは全身供給する際に使用する 請求の範囲第17項に記載のシステム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CN,C Z,EE,FI,GE,HU,IS,JP,KG,KR ,KZ,LK,LR,LT,LV,MD,MG,MN, MX,NO,NZ,PL,RO,RU,SG,SI,S K,TJ,TM,TT,UA,US,UZ (72)発明者 クラス,ソフイー・ドロシー カナダ国、ケベツク・アシユ・9・アシ ユ・3・エル・1、カークランド、トラン ス−カナダ・ハイウエイ・16711 (72)発明者 クウオン,エリザベス カナダ国、ケベツク・アシユ・9・アシ ユ・3・エル・1、カークランド、トラン ス−カナダ・ハイウエイ・16711 (72)発明者 マイスナー,デイル カナダ国、ケベツク・アシユ・9・アシ ユ・3・エル・1、カークランド、トラン ス−カナダ・ハイウエイ・16711 (72)発明者 ベイダス,エリザベス・ビー カナダ国、ケベツク・アシユ・9・アシ ユ・3・エル・1、カークランド、トラン ス−カナダ・ハイウエイ・16711

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. (a) フィルム形成性ポリマーと、 (b) 可塑剤と、 (c) 結晶化抑制剤/安定剤と、 (d) 浸透増進剤と、 (e) アルコール性もしくはヒドロアルコール性溶液と、 (f) 適する薬物と を含む、ヒドロアルコール性溶液に可溶性の薬物を投与するのに適した局所ポリ マー性供給システム。 2. 薬物が必要に応じ噴射剤フリーのエアロゾルポンプにより投与される請求 の範囲第1項に記載のシステム。 3. フィルム形成性ポリマーがメタクリレート、セルロースおよびシロキサン 、並びにメタクリレート、セルロースおよびシロキサンのコポリマーよりなる群 から選択される請求の範囲第1項に記載のシステム。 4. フィルム形成性ポリマーがメタクリレートである請求の範囲第3項に記載 のシステム。 5. メタクリレートがポリ(2−ヒドロキシエチルメタクリ レート)である請求の範囲第4項に記載のシステム。 6. 可塑剤がツイーン、低分子量ポリグリコール、グリセリンもしくはラブラ ソールから選択される請求の範囲第1項に記載のシステム。 7. 可塑剤がツイーン20である請求の範囲第6項に記載のシステム。 8. 結晶化抑制剤がヒドロキシプロピルβ−シクロデキストリン、ヒドロキシ エチルβ−シクロデキストリン、ジエチルβ−シクロデキストリン、ヒドロキシ エチルγ−シクロデキストリンもしくはヒドロキシプロピルγ−シクロデキスト リンよりなる群から選択される請求の範囲第1項に記載のシステム。 9. 適する薬物が (a) 蛋白質薬物、たとえばインシュリン; (b) 抗感染症薬、たとえばペニシリン、テトラサイクリン、クロルテトラサ イクリン、バシトラシン、ニスタチン、ストレプトマイシン、ネオマイシン、ポ リミキシン、グラミシジン、オキシテトラサイクリン、クロラムフェニコールお よびエリスロマイシンを包含する抗生物質;たとえばスルファセタミド、スルフ ァメチゾール、スルファメタジン、スルファジアジン、 スルファメラジンおよびスルフィソキサゾール、セフォキシチンを包含するスル ホナミド類;たとえばイドキシウリジンを包含する抗ウィルス剤;並びにたとえ ばニトロフラゾンおよびプロピオン酸ナトリウムを包含する他の抗感染症剤; (c) ステロイド系抗炎症剤、たとえばヒドロコーチゾン、コーチゾン、酢酸 ヒドコーチゾン、デキサメタゾン、デキサメタゾン21−燐酸塩、フルオシノロ ン、トリアムシノロン、メドリソン、プレドニゾロン、プレドニゾロン21−燐 酸塩および酢酸プレドニゾロン; (d) エストロゲン、たとえばエストロン、17β−エストラジオール、エチ ニルエストラジオールおよびジエチルスチルベステロール; (e) プロゲステロン剤、たとえばプロゲステロン、メゲストロール、メレン ゲストロール、クロルマジノン、エチステロン、ノルエチノドレル、19−ノル −プロゲステロン、ノルエチンドロン、メドロキシプロゲステロンおよび17β −ヒドロキシ−プロゲステロン; (f) 体液剤、たとえばプロスタグランジン(たとえばPGE1、PGE2およ びPFG2); (g) 解熱鎮痛剤、たとえばアスピリン、サリチル酸ナトリウム、サリチルア ミドおよびジフルニサール; (h) 鎮痙薬、たとえばアトロピン、メタンテリン、パパベリンおよび臭化メ トスコポラミン; (i) 抗ヒスタミン剤、たとえばジフェンヒドラミン、ジメンヒドリネート、 トリペレンナミン、ペルフェナジンおよびクロルフェナジン; (j) 非ステロイド系抗炎症剤、たとえばインドメタシンおよびスリンダック ;並びに (k) シクロオキシゲナーゼII抑制剤、たとえば3−[3,4−ジフルオロ フェニル]−4−[4−(メチルスルホニル)フェニル]−2(5H)−フラノ ン よりなる群から選択される請求の範囲第1項に記載のシステム。 10. 薬物が非ステロイド系およびステロイド系抗炎症剤、抗ヒスタミン剤お よびシクロオキシゲナーゼII抑制剤よりなる群から選択される請求の範囲第9 項に記載のシステム。 11. (a) 蛋白質薬物、たとえばインシュリン; (b) 抗感染症薬、たとえばペニシリン、テトラサイクリン、クロルテトラサ イクリン、バシトラシン、ニスタチン、ストレ プトマイシン、ネオマイシン、ポリミキシン、グラミシジン、オキシテトラサイ クリン、クロラムフェニコールおよびエリスロマイシンを包含する抗生物質;た とえばスルファセタミド、スルファメチゾール、スルファタサジン、スルファジ アジン、スルファメラジンおよびスルフィソキサゾール、セフォキシチンを包含 するスルホナミド類;たとえばイドキシウリジンを包含する抗ウィルス剤;並び にたとえばニトロフラゾンおよびプロピオン酸ナトリウムを包含する他の抗感染 症剤; (c) ステロイド系抗炎症剤、たとえばヒドロコーチゾン、コーチゾン、酢酸 ヒドコーチゾン、デキサメタゾン、デキサメタゾン21−燐酸塩、フルオシノロ ン、トリアムシノロン、メドリソン、プレドニゾロン、プレドニゾロン21−燐 酸塩および酢酸プレドニゾロン; (d) エストロゲン、たとえばエストロン、17β−エストラジオール、エチ ニルエストラジオールおよびジエチルスチルベステロール; (e) プロゲステロン剤、たとえばプロゲステロン、メゲストロール、メレン ゲストロール、クロルマジノン、エチステロン、ノルエチノドレル、19−ノル −プロゲステロン、ノルエ チンドロン、メドロキシプロゲステロンおよび17β−ヒドロキシ−プロゲステ ロン; (f) 体液剤、たとえばプロスタグランジン(たとえばPGE1、PGE2およ びPFG2); (g) 解熱鎮痛剤、たとえばアスピリン、サリチル酸ナトリウム、サリチルア ミドおよびジフルニサール; (h) 鎮痙薬、たとえばアトロピン、メタンテリン、パパベリンおよび臭化メ トスコポラミン; (i) 抗ヒスタミン剤、たとえばジフェンヒドラミン、ジメンヒドリネート、 トリペレンナミン、ペルフェナジンおよびクロルフェナジン; (j) 非ステロイド系抗炎症剤、たとえばインドメタシンおよびスリンダック ;並びに (k) シクロオキシゲナーゼII抑制剤、たとえば3−[3,4−ジフルオロ フェニル]−4−[4−(メチルスルホニル)フェニル]−2(5H)−フラノ ン よりなる群から選択される薬物の治療投与量を局所供給もしくは全身供給する方 法であって、請求の範囲第1項に記載のシステムを用いる方法。 12. 非ステロイド系およびステロイド系抗炎症剤、抗ヒスタミン剤およびシ クロオキシゲナーゼII抑制剤よりなる群から選択される薬物の治療投与量を局 所供給もしくは全身供給する方法であって、請求の範囲第1項に記載のシステム を用いる方法。 13. インドメタシンの治療投与量を局所供給もしくは全身供給する方法であ って、請求の範囲第1項に記載のシステムを用いる方法。 14. ポリマーがポリ(2−ヒドロキシエチルメタクリレート)であり、可塑 剤がツイーン20であり、結晶化抑制剤がヒドロキシプロピルβ−シクロデキス トリンであり、アルコール性溶液が無水エタノールであり、薬物がインドメタシ ンである請求の範囲第1項に記載の局所ポリマー性供給システム。 15. 3−[3,4−ジフルオロフェニル]−4−[4−(メチルスルホニル )フェニル]−2(5H)−フラノンの治療投与量を局所供給もしくは全身供給 する方法であって、請求の範囲第1項に記載のシステムを用いる方法。 16. ポリマーがポリ(2−ヒドロキシエチルメタクリレート)であり、可塑 剤がツイーン20であり、結晶化抑制剤がヒ ドロキシプロピルβ−シクロデキストリンであり、アルコール性溶液が無水エタ ノールであり、薬物が3−[3,4−ジフルオロフェニル]−4−[4−(メチ ルスルホニル)フェニル]−2(5H)−フラノンである請求の範囲第1項に記 載の局所ポリマー性供給システム。 17. (a) フィルム形成性ポリマーと、 (b) 可塑剤と、 (c) 前記ポリマーのフィルム形成に有効な溶剤と、 (d) (i)結晶化抑制剤/安定剤および (ii)浸透増進剤 の少なくとも1種と を含む薬物を投与するための局所ポリマー性供給システム。 18. 前記溶剤に可溶性の薬物を局所供給もしくは全身供給する際に使用する 請求の範囲第18項に記載のシステム。
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