JPH09512577A - 水性重合体組成物の製造 - Google Patents

水性重合体組成物の製造

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JPH09512577A JP7528058A JP52805895A JPH09512577A JP H09512577 A JPH09512577 A JP H09512577A JP 7528058 A JP7528058 A JP 7528058A JP 52805895 A JP52805895 A JP 52805895A JP H09512577 A JPH09512577 A JP H09512577A
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コルネリス オーベルベーク,ゲラルデユス
ウイルヘルミナ スマツク,イボンヌ
ジヤン ポール バツクマン,アルフレツド
クリストフアー パジエツト,ジヨン
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ゼネカ レズインズ ベスローテム ベンノツトシヤツプ
ゼネカ・リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 a)50℃以下のTgと架橋剤官能性基を有する酸官能性オリゴマーの水溶液を調製すること;b)上記オリゴマーのTgより少なくとも25℃高いTgと場合により架橋剤官能性基とを有する疎水性重合体の水性エマルジョンを形成させるための水性乳化重合を前記オリゴマー水溶液の存在下で行うこと;及びc)前記オリゴマー及び疎水性重合体の架橋剤基と反応し得る架橋剤と混合すること;からなる、有機溶剤を含有していないかつ≧40秒のケーニッヒ硬度と≦55℃の最低被膜形成温度(MFFT)とを有する水性架橋性重合体組成物の製造方法。更に、かく形成された水性組成物及びその種々の用途における使用。水性組成物は優れた性質、特に、MFFTとケーニッヒ硬度との有利なバランスを有する。

Description

【発明の詳細な説明】 水性重合体組成物の製造 本発明は被覆(coating)に有用なある種の架橋性の水性重合体組成物の製造方 法、それによって製造された該水性重合体組成物及び被覆の用途における該水性 重合体組成物の使用に関する。 揮発性の有機溶剤を使用することによって環境毒性や引火性の問題が生じると いう理由から、溶剤型の重合体被覆剤組成物(solvent-based polymer coating c omposition)を水性型の重合体被覆剤組成物に置き換えるか又はそれで補足する ことを促進する勢いが絶えず大きくなっている。しかしながら、水性型の重合体 組成物が考案されている場合であっても、その製造には、通常、中間での有機溶 剤(これは後で費用と時間とを費やして除去することを要する)の使用が必要で あり、あるいは塗装の際に適切な皮膜形成を達成する役割を果たすある量の溶剤 (凝集溶剤として知られている)を最終組成物に配合することが必要である。従 って、今日、水性型の重合体組成物の製造における成分(たとえ、その後に除去 される場合であっても)及び得られる組成物中の皮膜形成助剤(an aid to film coalescence)の両者としての、水性型重合体組成物の製造における揮発性有機物 (VOC)を著しく減少させるか又は排除することについての要求が増大している。 更にまた、溶剤を含有していない(solvent-free)水性重合体被覆剤組成物を得 ることができるとしても、被覆剤組成物の大部分に通常、要求される良好な諸特 性、特に許容し得る程度に高い硬度と低い最低皮膜形成温度(MFFT)とのバランス のとれたかかる水性重合体被覆剤組成物を得ることは困難であることが認められ ている。また、上記水性重合体被覆剤組成物は良好な耐水性及び耐溶剤性並びに 良好な貯蔵安定性をもつべきである。 今般、本発明者らはかかる組成物を製造することを可能にする方法を発明した 。特に、本発明の方法によれば、全ての場合ではないにしても殆どの場合に、得 られる組成物においてMFFTと硬度との極めて有利な組合わせが得られ、この場合 、所定の組成物において該組成物の特定のMFFTに対して、極めて高い硬度が得ら れる。 本発明によれば、 a)オレフィン性不飽和単量体から形成された酸官能性オリゴマーの水溶液を調 製すること−上記酸官能性オリゴマーは500〜50,000(好ましくは2000〜25000)の 範囲の数平均分子量Mnと50℃以下(好ましくは20℃以下)のガラス転移温度(Tg)を 有するものであり、上記オリゴマーは有機溶剤を使用しない水性乳化重合法又は 水性溶液重合法を使用して形成されたものであり、上記酸官能性によりオリゴマ ーをそれ自体で又は中和により水溶性にせしめ、そして、上記オリゴマーは後に 水性重合体組成物を乾燥させたとき、架橋性を付与する官能性基も有するもので ある−; b)少なくとも1種のオレフィン性不飽和単量体から疎水性重合体の水性エマル ジョンを形成させるための水性乳化重合を前記オリゴマーの水溶液の存在下で行 うこと−上記疎水性重合体は前記オリゴマーのTgより少なくとも25℃高い(好ま しくは、少なくとも40℃高い)Tgを有しており、そして、上記疎水性重合体は、 場合により、後に水性重合体組成物を乾燥させたとき、架橋性を付与する官能性 基も有するものである−及び c)工程b)の重合の後に架橋剤を添加することにより及び/又は工程b)の重合を 架橋剤の存在下で行うことにより、工程b)からの水性エマルジョンと架橋剤とを 混合すること−上記架橋剤は、以後の乾燥の際にオリゴマーの架橋剤官能性基及 び(もし存在するならば)疎水性重合体の架橋剤官能性基と反応して架橋を行い 得るものである;この場合、上記架橋剤はイオン結合の形成により架橋を行う薬 剤ではない−; からなる方法であってかつ有機溶剤を使用しない方法であることを特徴とする、 塗装に有用なかつ有機溶剤を含有していない水性架橋性重合体組成物であって、 乾燥した際に少なくとも40秒(好ましくは60〜200秒)のケーニッヒ硬度を有しか つ≦55℃(好ましくは0〜30℃)の最低被膜形成温度を有している水性架橋性重合 体組成物の製造方法が提供される。 また、前記の方法によって形成し得る水性重合体組成物が提供される。 更にまた、被覆の用途、特に基材例えば木材、プラスチック、金属及び紙の保 護被覆における前記の水性重合体組成物の使用が提供される。 従来の技術文献には、低分子量の親水性重合体と疎水性の乳化重合体とを含有 する重合体系の水性エマルジョンを多工程で製造する方法であってかつ(しばし ば)得られた親水性オリゴマーを水性媒体中に可溶化させる方法が多数開示され ている。 米国特許第4,151,143号明細書には、界面活性剤を含有していない乳化重合体 被覆剤組成物の製造方法であって、(1)有機溶液中で調製した(organic solution -prepared)カルボキシル官能性重合体を中和することによって水に分散/可溶化 させる第1工程と、(2)複数の重合性単量体の混合物を乳化重合させる第2工程 とを含む方法を使用する、乳化重合体被覆剤組成物の製造方法が特許請求されて いる。前記の第1工程の重合体は比較的低い分子量をもつものであることができ 、前記の第1工程及び/又は第2工程の重合体は場合によりヒドロキシル官能性 でありそして前記エマルジョンは場合によってはアミン系架橋剤例えばヘキサメ トキシメチルメラミンと混合し得る。 米国特許第4,894,394号明細書は、(1)水性乳化重合により親水性で低分子量の 第1工程重合体(first stage polymer)を調製し;(2)第2の乳化重合を行って疎 水性の第2工程重合体(second stage polymer)を生成させ、次いで(3)得られた 逆転コアーシェル(inverted core shell)・エマルジョンのpHを調整して第1工 程重合体を溶解させることによる、逆転コア/シェル・ラテックスの製造に関す る。前記の第1工程及び第2工程の単量体は、場合によりヒドロキシアルキル( メタ)アクリレート及びグリシジル(メタ)アクリレートを包含し得るが、これ らについては強調されていない。 米国特許第4,845,149号明細書は、(低分子量の)カルボキシル官能性の支持 重合体(support polymer)の水溶液又は水性分散物の存在下で単量体を乳化重合 させることによる(感圧接着剤として有用な)乳化重合体の製造に関する。 米国特許第4,904,724号明細書(欧州特許第320865号明細書に対応)には、有 機溶媒溶液重合体系(酸官能性重合体と、酸基を有していない重合体との配合物 )を中和することにより水に分散させ、これを水性乳化重合のための核(seed)と して使用することが開示されている。前記の溶液重合体はカルボ ニル官能性であることができ、その場合にはポリヒドラジドのごとき架橋剤が添 加される。 カナダ国特許第2,066,988号明細書(西ドイツ国特許第4,113,839号明細書に対 応)は乳化剤を使用しない乳化重合に関するものであり、この乳化重合法はエチ レン性単量体(A)を、中和された酸基含有重合体(B)(好ましくは、分子量1,000〜 5,000の水溶性スチレン/アクリル酸・共重合体)を含有する水性媒体中で重合さ せることからなる。前記の単量体(A)は重合中に水性媒体に供給され且つ場合に よってはアミノ又はグリシジル官応性の単量体を包含し得る。しかし、架橋それ 自体については述べられていない。 欧州特許第0,522,791号明細書は、2段階による連続水性乳化重合によりコア /シェル・重合体エマルジョンを調製し、次いで場合によりこれを噴霧乾燥する ことによって製造された再分散性重合体粉末に関する。第1段階で、場合により ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートを30%まで含有し得る低分子量のカル ボキシル官能性重合体を水性エマルジョン中で重合させてシェル部分を形成させ ;これを中和し、次いで第2段階で、単量体(これも場合によっては前記ヒドロ キシアルキルエステルを30%まで含有し得る)を重合させてコア部分を形成させ 、ついで場合により、得られたコア/シェル・重合体の水性エマルジョンを噴霧 乾燥することによって再分散性重合体粉末に転化させる。コアとシェルはメタク リル酸アリルのごとき多官能性化合物を使用することによって前記エマルジョン 中でグラフト化させることが好ましい。塗膜を形成させた後に架橋剤を使用して 硬化を行うことについては記載されていない。 欧州特許第0,587,333号明細書は、アルカリ不溶性の重合体と溶解したアルカ リ可溶性の酸官能性オリゴマーとを含有する耐水性の多段重合体水性エマルジョ ンに関する。上記エマルジョンは、酸官能性単量体と場合により多官能価化合物 とを含むオリゴマー用の単量体系の連続的水性乳化重合を行い、次いで、場合に よりアミン官能性単量体を含んでいるアルカリ不溶性重合体用の単量体系の連続 的水性乳化重合を行うことによって製造される。多官能価化合物すなわちアミン 官能性のアルカリ不溶性重合体を使用する目的は、 前記のアルカリ可溶性オリゴマーとアルカリ不溶性重合体とがエマルジョン中に 存在する間に、例えば最終エマルジョンを形成さる間に上記の2つの相をグラフ トさせることによって、上記アルカリ可溶性オリゴマーとアルカリ不溶性重合体 との間で物理的又は化学的相互作用を生じさせることにある。更に、上記エマル ジョンからの被膜の形成後に生じるであろうと考えられるイオン性金属/カルボ キシレートの架橋を生起させるために、上記水性エマルジョン中にZn、Mg及びCa のイオンのごとき金属イオンを配合することができる。前記のアルカリ可溶性オ リゴマーは2つの重合工程が完了した後にこれを塩基で中和することによって、 又はあまり好ましくはないが、第2工程の重合を行ってアルカリ不溶性重合体を 形成させる前に、塩基で中和することによってエマルジョン中に可溶化される。 前記の従来技術文献の記載は、前記したごとき諸特性の有利な組合わせを有す る被膜に適した組成物を製造するのに使用される本発明の方法において定義した ような特徴と構成要素(integers)との選択された組合わせをもつ方法を示唆する ものではない。 本発明の方法によれば、木材、プラスチック、金属及び紙のごとき基材の表面 に(前記のような)高い硬度を有する重合体被膜を提供する水性組成物が得られ る;該水性組成物は(前記のような)低いMFFTを有する。また、該水性組成物に よれば良好な耐溶剤性と耐水性とをもつ塗膜が得られる。本発明の方法それ自体 、得られる水性重合体組成物が有機溶剤を含有していないものであるように、有 機溶剤を使用していない。該組成物は良好な貯蔵性を有する。 特に、本発明の方法は、少なくとも大部分がMFFTとケーニッヒ(Koenig)硬度と のバランスの良好な組成物を製造することが可能であり、この場合、特定のMFFT 値について極めて高いケーニッヒ硬度が得られる。このことは極めて驚くべきこ とである;なぜならば、ある組成物において低いMFFTと高い硬度とを達成するこ とは、普通は、相反することであるからである。即ち、ある組成物が極めて低い MFFTを持つ場合には、該組成物は特に高い硬度を持たないという傾向にあるか、 又は、ある組成物について極めて高い硬度と比較 的低いMFFTとを同時に得ることは困難であるからである。 本発明の組成物は水性型であるので、本発明の組成物のMFFTの下限値は、勿論 、水性分散相(carrier phase)の凝固点である。これは通常は約0℃である(1 種又はそれ以上の成分が溶解しているため、多分それよりも幾分低いが、通常は −2℃よりも低くない)。従って、本発明の組成物のMFFTの範囲は通常は約0〜 55℃、より通常的には0〜30℃である。ケーニッヒ硬度は≧40秒、より通常的に は60〜200秒の範囲である。 前記のように、特に有利な特徴は、本発明の組成物の(全部ではないにしても )大部分について、MFFTとケーニッヒ硬度の組合わせが驚くべきほど有利なもの であることである。本発明者らは、本発明の組成物(正確には、これまで製造し たもの)の(全部ではないにしても)大部分がMFFTとケーニッヒ硬度との関係に ついて下記の実験関係式: H≧1.5T+70 〔式中、Hはケーニッヒ硬度(秒)を表わし、TはMFFT(℃)を表わす〕にあて はまることを実際に認めた。従って、例えばT=0℃である場合には、H≧70秒 であり;Tが5℃である場合には、H≧77.5秒であり;Tが10℃である場合には 、H≧85秒であり;Tが20℃である場合には、H≧100秒であり;Tが40℃であ る場合には、H≧130秒などである。 更に、本発明の組成物(これまで製造したもの)の全てにおいて、MFFTとケー ニッヒ硬度の組合わせは、前記に挙げたものより更に有利な場合さえあり、次の 実験関係式: H≧1.5T+90 にあてはまる。従って、例えば、T=0℃である場合には、H≧90秒であり;T が10℃である場合には、H≧105秒であり;Tが40℃である場合には、H≧150秒 、などである。 前記オリゴマーの可溶化は、工程b)の重合を行う前に行う。疎水性重合体を形 成させるための重合の後の可溶化、すなわち欧州特許第0,587,333号明細書の方 法における好ましい方法は、疎水性重合体を調製する前の可溶化と比べて、MFFT /ケーニッヒ硬度のバランスをより不良にするであろう。 欧州特許第0,587,333号明細書に記載されるごとくエマルジョン組成物の形成 中にグラフト化(又は予備架橋)を行うと、同様に、本発明の組成物を用いて達 成されるごとき、被膜形成後に共有架橋を行う場合と比べてMFFT/ケーニッヒ硬 度のバランスがより不良になるであろう。。 更に、欧州特許第0,587,333号明細書に記載されるごとく被膜形成後にイオン 架橋を行うと、本発明の方法によって達成されるごとき有利なMFFTとケーニッヒ 硬度とのバランスが損なわれるであろう。 オリゴマーの調製工程を含めて、本発明の方法は、得られる重合体組成物が有 機溶剤を含有していないものであるごとく、有機溶剤を使用していない。溶剤を 含有していないということは、通常は溶剤を全く含有していないことを意味する が、実際的な観点からは、例えば商業的に得られる添加剤(これは少なくとも部 分的には有機溶剤であるビヒクル中に担持されている)を少量、配合する場合の ように、本発明の方法又は組成物に実質的に影響を及ぼすものではない極く少量 の有機溶剤を排除することはしばしば困難であることは理解されるであろう。従 って、溶剤を含有していないということには実質的に有機溶剤を含有していない 場合も包含される。 本発明の方法の工程a)では、Mn 500〜50,000のかつオレフィン性不飽和単量体 の重合によって形成されるオリゴマーの水溶液を形成させる。用いる重合法は有 機溶剤を使用しない方法であり、原則としてオリゴマーの水溶液を直接に製造す る水溶液重合法であり得るが、通常は水性重合体エマルジョン又はラテックスを 形成するための慣用の水性乳化重合法である。かかる方法は極めて周知であり詳 細に説明する必要はない。かかる方法は1種又は複数の単量体を水性媒体に分散 させついで遊離基(フリーラジカル)開始剤(通常は水溶性である)を用いかつ (通常は)適当な加熱(例えば30〜120℃)を行いそして撹拌を行って重合を行 うことからなる方法であることを記載すれば十分であろう。水性乳化重合は慣用 の乳化剤(界面活性剤)〔例えば、陰イオン性及び/又は非イオン性の乳化剤、 例えばジアルキルスルホコハク酸のNa塩、K塩及びNH4塩;硫酸化油のNa塩、K 塩及びNH4塩;アルキルスルホン酸のNa塩、K塩及びNH4塩;アルキル硫酸Na、K 及びNH4例えばラウ リル硫酸ナトリウム;スルホン酸のアルカリ金属塩;またC12〜24脂肪アルコー ル、エトキシル化脂肪酸及び/又は脂肪酸アミド、並びに脂肪酸のNa塩、K塩及 びNH4塩、例えばステアリン酸Na及びオレイン酸Na;アルキル基含有界面活性剤 のアリール基含有同族体も有効であり、他の界面活性剤としてはホスホン酸塩が 挙げられる〕を用いて行うことができる。その使用量は少ないことが好ましく、 装入される単量体全部の重量を基準として好ましくは0.3〜2重量%、より通常 的には0.3〜1重量%である。重合では慣用の遊離基開始剤を使用できる(例え ば、過酸化水素、t-ブチルヒドロペルオキシド、クメンヒドロペルオキシド;過 硫酸塩例えば過硫酸NH4、過硫酸K及び過硫酸Na;レドクッス系を使用し得る; これらの組合わせ例えばt-ブチルヒドロペルオキシド、イソアスコルビン酸とFe EDTAが有効である;開始剤又は開始剤系の量は、装入される単量体全部の重量を 基準として一般的には0.05〜3%である)。〔本発明の方法の工程a)及びb)で規 定されるオリゴマー水溶液については、重合によって調製されるオリゴマーの全 量、又はこの全量の水溶液を用いることは必ずしも必要がない(しかし、所望な らば使用できる)ことが認められるであろう;上記オリゴマーの一部分を工程a) 及びb)のために使用する必要があるだけである〕。 工程a)で使用する場合の乳化重合法は、“オールインワン(all-in-one)”バッ チ法(すなわち、使用すべき成分の全部を重合の開始時に重合媒体中に存在させ る方法)を用いるか、又は使用する成分の1種又はそれ以上(通常は単量体の内 の少なくとも1種)を全部又はその一部を重合媒体に重合中に供給するセミバッ チ法を用いて行うことができる。好ましくはないが、完全連続法もまた原則とし て使用できるであろう。 用いる重合法は勿論、全く慣用の方法であるごとく、例えば連鎖移動剤例えば メルカプタン類(チオール類)、ある種のハロ炭化水素類及びα‐メチルスチレ ンから選択される連鎖移動剤を用いることによって(前記の)低分子量重合体が 形成されるようなものでなければならない。 酸官能性オリゴマーの水溶液とは、本明細書では、該オリゴマーが水性媒体に 完全に又は実質的に完全に溶解しており、真溶液として存在することを 意味し得る。しかしながら、この用語はまた(あまり好ましくはないが)水性媒 体中に分散物として存在する酸官能性オリゴマーにも適用される(“水溶性”と いう用語も同様に解釈される)。かかる場合には、重合体分散物は、特に(重合 体ラテックス又はエマルジョンにおけるように)重合体粒子のコロイド分散物で ある。勿論、コロイド分散物と真溶液との相違を区別することはしばしば困難で ある;これらの中間の状態も存在する;あるいは、重合体のうちの一部が水性媒 体に分散し、一部が溶解している場合があり得る。従って、“水溶液”という用 語は、かかる中間状態に相当する水性媒体中の前記オリゴマーの分散物を包含す る。 酸官能性オリゴマーは、例えば水性媒体のpHを調整することによって達成され る場合のごとく、必要に応じて重合体の酸基を中和することによって該重合体を 水性媒体に部分的に又はより好ましくは完全に溶解させるのに十分な濃度の酸官 能性を有するものであることが好ましい。(酸官能性オリゴマーが該オリゴマー を重合体エマルジョンの水性媒体に部分的に溶解させるのに十分な酸官能性しか 有していない場合には、該酸官能性オリゴマーはコロイド分散物として又はコロ イド分散物と真溶液との間の中間物として存在し得るか、あるいは、部分的に分 散し、部分的に溶解し得る)。通常、前記オリゴマーが存在する水性媒体はそれ 自体、酸性(pH<7)でありかつ酸基はカルボキシル基であり、従って、オリゴ マーの溶解は有機塩基又は無機塩基のごとき塩基を添加することにより媒体(通 常、オリゴマーを調製した水性重合媒体)のpHを上昇させ、酸基を中和すること によって行われる。上記の有機塩基又は無機塩基の例としては、有機アミン類、 例えばトリアルキルアミン類(例えば、トリエチルアミン、トリブチルアミン) 、モルホリン及びアルカノールアミン類、並びに無機塩基例えばアンモニア、Na OH、KOH及びLiOHが挙げられる。勿論、酸官能性オリゴマーを含有する水性媒体 は積極的に塩基を加えてpHを上げる必要なしに酸基(例えばカルボキシル基)が 中和されるような、すでにアルカリ性(又は十分にアルカリ性)のものであるこ とができ、あるいは、酸基は極めて強い酸基例えばスルホン酸基(pK1〜2)で あるか又はかかる基を含んでいるものであることができ、従って、溶解を 行うのに中和は必ずしも必要ではない。さらにまた、酸単量体は遊離酸としてよ りもむしろ塩の形態で重合させることが可能である。 工程b)の水性乳化重合により疎水性の乳化重合体が生成する;この型式の重合 体は当業者には十分に理解されている。一般的に言えば、本明細書では、疎水性 乳化重合体はその水不溶性がpH範囲の全体にわたって維持される水不溶性重合体 である考えられ得る。疎水性重合体の疎水性は、該重合体がこの重合体をpH範囲 の全体にわたって疎水性にしかつ水不溶性にするのに十分な濃度で疎水性単量体 の少なくとも1種(重合した形態のもの)を含有することによって達成される。 従って、工程b)の乳化重合法において形成された乳化重合体は、この重合法での 水性媒体が受けることがあり得るpH調整には係わりなしに、上記水性媒体に不溶 性である。 酸官能性オリゴマーの調製に使用する単量体系は容易に共重合を行い得るオレ フィン性不飽和単量体の任意の組合わせであるが、但し、酸基含有共単量体を( 好ましくは得られる重合体を前記の水性媒体に完全に又は部分的に溶解させるの に十分な濃度で)含有するか、あるいは、かかる酸基を生成するか又は後にかか る酸基に実質的に転化し得る酸基形成性基を有する共単量体(例えば、酸無水物 、例えば無水メタクリル酸又は無水マレイン酸、あるいは酸塩化物)を含有し、 更に、架橋性を付与する共単量体を含有していることを条件とする。典型的には 、前記の酸基含有共単量体はカルボキシル官能性アクリル単量体又は他のエチレ ン性不飽和カルボキシル基含有単量体、例えばアクリル酸、メタクリル酸、イタ コン酸及びフマル酸である。また、例えばスルホン酸基含有単量体、例えばスチ レンp-スルホン酸(又は対応するスチレンp-スルホニルクロリド)も使用できる 。酸基含有単量体は、遊離酸として又は塩として、例えばメタクリル酸エチル-2 -スルホン酸又は2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸のNH4塩又はア ルカリ金属塩として、あるいは対応する遊離酸として重合させることができる。 前記の酸単量体と共重合させ得る他の非酸官能性の非架橋性単量体としては、ア クリル酸エステル、メタクリル酸エステル及びスチレンが挙げられ;またジエン 類例えば1,3-ブタジエン及びイソプレン、ビニルエステル例えば酢酸ビニル、並 びにアルカン酸ビニルも挙げられる。メタクリル酸エステルとしては、C1〜C1 2 アルコールとメタクリル酸との直鎖又は分岐鎖アルキルエステル、例えばメタ クリル酸メチル、メタクリル酸エチル及びメタクリル酸n-ブチル、並びにメタク リル酸(通常はC5〜C12)シクロアルキル、例えばメタクリル酸イソボルニル 及びメタクリル酸シクロヘキシルが挙げられる。アクリル酸エステルとしては、 C1〜C12アルコールとアクリル酸との直鎖又は分岐鎖アルキルエステル、例え ばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n-ブチル及びアクリル酸2- エチルヘキシル、並びにアクリル酸(通常はC5〜C12)シクロアルキル、例え ばアクリル酸イソボルニル及びアクリル酸シクロヘキシルが挙げられる。スチレ ン類としては、スチレンそれ自体及び種々の置換スチレン、例えばα‐メチルス チレン及びt-ブチルスチレンが挙げられる。また、ニトリル類例えばアクリロニ トリル及びメタクリロニトリル、並びにオレフィン性不飽和ハロゲン化物例えば 塩化ビニル、塩化ビニリデン及び弗化ビニルも重合させ得る。架橋性を付与する 官能性単量体(略して架橋性単量体という)としては、メタクリル酸及びアクリ ル酸エポキシ(通常はグリシジル)及びヒドロキシアルキル(通常はC1〜C12 アルキル、例えばヒドロキシエチル)が挙げられ、またケト又はアルデヒド官能 性の単量体例えばアクロレイン、メタクロレイン及びビニルメチルケトン、メタ クリル酸ヒドロキシアルキル及びアクリル酸ヒドロキシアルキル(通常はC1〜 C12アルキル)のアセトアセトキシエステル、例えばアクリル酸アセトアセトキ シエチル及びメタクリル酸アセトアセトキシエチル、並びにケト基含有アミド例 えばジアセトンアクリルアミドが挙げられる。かかる官能性単量体を使用する目 的は、前記のように得られる重合体系に事後の架橋性を付与することにある。( 原則として、架橋性を付与するのに使用される官能性単量体は酸基含有単量体で あり得るが、これは通常的ではない)。 典型的には、前記の酸官能性オリゴマーは、酸共単量体(1種又は複数)1〜 45重量%、好ましくは3〜30重量%、さらに好ましくは3〜20重量%と;架橋性 単量体(1種又は複数)0.5〜20重量%、好ましくは1〜15重量%、特に1〜10 重量%と;非酸官能性、非架橋性共単量体(1種又は複数)98.5 〜50重量%、好ましくは96〜65重量%、さらに好ましくは96〜75重量%とを含有 してなる単量体系から誘導される。ある場合には、非酸官能性、非架橋性共単量 体はメタクリ酸メチル、スチレン、アクリル酸エチル、メタクリル酸n-ブチル及 びアクリル酸n-ブチルの中から有効に選択され、これに対して、酸単量体は例え ばメタクリル酸及び/又はアクリル酸である。この型の有用なオリゴマーは、3 〜12重量%のメタクリル酸及び/又はアクリル酸と、1〜10重量%のジアセトン アクリルアミド及び/又はメタクリル酸アセトアセトキシエチルと、10〜30重量 %のメタクリル酸メチルと、30〜70重量%のアクリル酸n-ブチルと、0〜40重量 %の、アクリル酸エチル、アクリル酸2-エチルヘキシル及びメタクリル酸n-ブチ ルの1種又はそれ以上と、0〜40重量%のスチレンとを含有している単量体系か ら誘導される。 工程a)から得られる酸官能性オリゴマーは、500〜50,000、好ましくは2000〜2 5,000、特に3,000〜19,000の範囲内の数平均分子量をもつべきである。(重合体 の分子量は標準として適当な既知重合体を用いて検定したゲル浸透クロマトグラ フィーにより決定し得る)。前記のオリゴマーのTgは50℃以下、好ましくは20℃ 以下である。Tgは、通常、-75℃以下(通常、-50℃以下)ではないであろう。好 ましいTgの範囲は-75〜<50℃であり、より好ましくは、-50〜<20℃である。 疎水性重合体を形成するために工程b)で使用する水性乳化重合法は、工程a)で 得られる酸官能性オリゴマーを配合することは別として、慣用の水性乳化重合法 であることできそして基本的にはかかる酸官能性オリゴマーの調製法の使用につ いて述べた際に前記に述べたような方法であり得る。しかしながら、本発明の重 要な好ましい特徴は、工程b)の重合において乳化剤として機能させる界面活性剤 の添加の必要性をしばしば排除するか又は大きく軽減させることが可能であると いうことである。その理由は、酸官能性オリゴマーそれ自体がかかる機能を満た すことができる(すなわち乳化剤として機能する)からである。従って、工程b) から得られる水性エマルジョンは、かかる添加乳化剤(オリゴマーそれ自体を含 まない)を極めて低い濃度で含有することが好ましく、通常は装入される単量体 の全重量を基準として 0.5%未満(好ましくは0.25%未満、場合によっては0)の量で使用される。存 在する唯一の界面活性剤はオリゴマーの重合からの残留物(オリゴマーそれ自体 を含めない)であるのが好ましい。実際に、界面活性剤(オリゴマーそれ自体を 含めない)全部の濃度は、疎水性重合体用に装入される単量体の全重量を基準と して、好ましくは<1%、さらに好ましくは<0.5%、特に<0.35%である。 疎水性重合体の形成に使用する単量体系は、得られる重合体が前記したごとき 疎水性のものであるような系でなければならない。酸官能性オリゴマーを調製す るのに使用される非酸官能性、非架橋性共単量体と同様の単量体を使用し得る。 特に、スチレン類、例えばスチレンそれ自体、α‐メチルスチレン、o-、m-及び p-メチルスチレン、o-、m-及びp-エチルスチレン、p-クロロスチレン並びにp-ブ ロモスチレン;アルカノール(通常はC1〜12)及びシクロアルカノール(通常 はC5〜C12)の直鎖及び分岐鎖のアクリル酸及びメタクリル酸エステル、例え ばメタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n-ブチル、メタクリ ル酸2-エチルヘキシル、メタクリル酸イソボルニル及びメタクリル酸シクロアル キル並びに対応するアクリル酸エステル;ビニルエステル例えば酢酸ビニル及び アルカン酸ビニル;ハロゲン化ビニル例えば塩化ビニル;ハロゲン化ビニリデン 例えば塩化ビニリデン;ジエン類例えば1,3-ブタンジエン及びイソプレンを使用 し得る。しかしながら、勿論、これらの単量体はオリゴマーのTgよりも少なくと も25℃高いTgが得られるように選択することが必要である。架橋性を付与する官 能性単量体(これは標準的には酸単量体ではない)を場合によっては含有してい てもよく、その例としてはヒドロキシ及びエポキシ官能性のアクリル酸エステル 及びメタクリル酸エステル、例えばメタクリル酸ヒドロキシアルキル(通常はC1〜12 )、例えばメタクリル酸2-ヒドロキシエチル、メタクリル酸グリシジル及 び対応するアクリル酸エステル、並びにケト−及びアルデヒド−官能性の単量体 例えばアクロレイン、メタクリロレイン及びメチルビニルケトン、アクリル酸及 びメタクリル酸ヒドロキシアルキル(通常はC1〜12)のアセトアセトキシエス テル、例えばアクリル酸アセトアセトキシエチル又はメタク リル酸アセトアセトキシエチル、並びにケト又はアルデヒド含有アミド例えばジ アセトンアクリルアミドが挙げられる。 酸官能性単量体(例えば、アクリル酸又はメタクリル酸)を共単量体として、 但し(その性質に応じて)得られる重合体の疎水性に影響を及ぼさないような濃 度で、含有させることもできる。一般的に言えば、疎水性重合体の製造に使用す る単量体系は酸官能性単量体(1種又は複数)(どの様な種類であってもよい) を5重量%未満、好ましくは2重量%未満含有するのが通常であり、またいくつ かの好ましい態様においてはそれを全く含有しない。 疎水性重合体は、ある場合にはメタクリル酸(C1〜10)アルキル(例えばメ タクリル酸t-ブチル)及びアクリル酸(C3〜10)アルキル(例えばアクリル酸t -ブチル)のうちの少なくとも1種と、通常はジアセトンアクリルアミド及び/ 又はメタクリル酸アセトアセトキシエチルとを含有してなる単量体系から有効に 調製される。 疎水性重合体を調製するための重合は連鎖移動剤を使用して実施できるが、( オリゴマーを製造する場合と異なり)通常はかかる薬剤を使用せずに行われる。 疎水性重合体の数平均分子量は、通常は≧50,000であり、より通常的には≧10 0,000である。その上限値は通常5,000,000を越えない。 疎水性重合体のTgは、オリゴマーのTgよりも少なくとも25℃高いもの、より好 ましくは少なくとも40℃高いものであるべきである。 疎水性重合体のTgは、通常は−10℃〜120℃の範囲、より通常的には20℃〜110 ℃の範囲内にある。 工程a)の酸官能性オリゴマーの水溶液は、疎水性重合体を調製するための工程 b)の乳化重合中に存在させる。 工程b)の乳化重合中に上記オリゴマーを存在させることは種々の方法で行うこ とができ、その例を下記に例示する。 一つの態様においては、酸官能性オリゴマーの水溶液を疎水性重合体の形成に 使用すべき単量体の全部と混合し、ついで、上記のこと以外、慣用の“オールイ ンワン”バッチ式重合(1種又は複数の単量体をさらに添加せず に)を実施して疎水性重合体を製造する。 別の態様においては、重合は基本的に同様にバッチ式重合であり、酸官能性オ リゴマー水溶液の全部を疎水性重合体用の単量体系の一部と共に、重合の開始前 に重合容器中に存在させ、重合が開始した直後に上記の疎水性重合体用の単量体 系の残部を一回の添加で迅速に添加する。 更に別の態様においては、重合は基本的には同様にバッチ式重合であり、酸官 能性オリゴマー水溶液の全部を重合の開始前に重合容器中に存在させるが、疎水 性重合体用の単量体系をここではいくつかの等部分〔バッチ(batch〕に分割する 。これらの部分を順次、添加し、重合させて、重合全体にわたって制御をより容 易にする。従って、この重合は効果的にはポリバッチ(polybatch)法である。 別の態様においては、セミバッチ法を使用し、疎水性重合体用の単量体系の一 部を重合の開始前に重合反応容器に存在させ(又は存在させずに)、次いで重合 中に前記単量体系の残部(又は全部)を前記の重合反応容器中の反応媒体に供給 する。 一つのかかる態様においては、酸官能性オリゴマー水溶液(その一部)を重合 用の反応媒体に存在させ、一方、前記オリゴマー水溶液の残部を疎水性重合体( 乳化剤として機能する)用の単量体系の全部と混合し、次いでそれを重合中の重 合容器内の重合媒体に供給する。 別の態様においては、酸官能性オリゴマー水溶液の全量を重合の開始前に反応 容器中に存在させ、次いで重合中に疎水性重合体用の単量体系の全量を前記反応 容器に供給する。すなわち、前記の供給単量体中には前記オリゴマーは存在して いない。 また別の態様においては、酸官能性オリゴマー水溶液の全量を疎水性重合体用 の単量体系の一部と共に重合の開始前に反応容器中に存在させ、次いで重合中に 該単量体系の残部を供給する(すなわち、この供給原料中には上記オリゴマーは 存在していない)。 更に別の態様においては、酸官能性オリゴマー水溶液の一部を疎水性重合体用 の単量体系の一部と共に重合の開始前に反応容器中存在させ、次いで重 合中に前記オリゴマー水溶液の残部と前記単量体系の残部とを混合してそれを供 給する。 本発明の態様のうちの少なくともいくつかにおいては、疎水性重合体の形成後 に生成させる水性エマルジョンは“逆転コアーシェル”ラテックスの形態である ことができ、この場合、疎水性重合体が酸官能性オリゴマー中のコア領域を形成 しており、前記オリゴマーが疎水性重合体粒子を包み込むか又は疎水性重合体粒 子の周囲にシェル(殻)を形成するか、あるいはその膨脹マトリックス中に疎水 性重合体を担持する(carrying)ものと思われる。また、オリゴマーは、生成する 、得られる重合体系の実際の構造とは関係なしに、疎水性重合体を形成するため の重合法のための種(seed)であるという点で単にオリゴマーと呼ぶのがより実際 的であり得る;本発明者らは前記の重合体の構造については完全に確認していな い。従って、本発明者らは、得られる本発明の重合体系の水性ラテックスに関し て仮定又は提案し得る物理的構造に拘束されることを望まない。 工程c)で使用する架橋剤の量は、酸官能性オリゴマーと(使用した場合には) 疎水性重合体とに存在する架橋剤基(crosslinker group)の個数と、架橋剤中の (架橋用の)反応性基の個数との比率が10/1〜1/3、好ましくは2/1〜1/1.5の範 囲内にあるような量であるのが好ましい。 工程c)における架橋剤は通常は、工程b)の重合の後(組成物を使用する直前の 場合もある)に、工程b)から得られる水性エマルジョンに添加することによって 該水性エマルジョンと組合わされる(combined)。しかし、原則として、前記架橋 剤は架橋剤の存在下で工程b)の重合を行うことによって組合わせられる。すなわ ち、工程c)と工程b)が結合される。また、原則として両方の配合方法の組合わせ も使用し得る。 工程a)で製造される低分子量の酸官能性オリゴマーを接触連鎖移動重合として 当業者に知られている方法以外の方法を使用して得ることが本発明の好ましい特 徴である。本発明の方法においては接触連鎖移動重合法を原則として使用し得る が、通常はこの方法は使用されない。この方法は、低分子量のオリゴマーを遊離 基重合法を使用して製造する場合に遊離基開始剤を用い る方法であり、該方法において分子量は触媒量の遷移金属錯体、特にコバルトキ レート錯体を用いて調節される。この方法は当該技術において接触連鎖移動(CCT )重合として知られている。かかる方法はこの十年程の間の文献にかなり広範囲 にわたって記載されている。例えば、種々の文献、例えばN.S.Enikolopyanらの 論文、J.Polym.Sci.,Polym.Chem.Ed.,19,879(1981)には遊離基重合における連鎖 移動剤としてコバルト(II)ポルフィリンを使用することが記載されており、一方 、米国特許第4,526,945号明細書にはかかる目的にコバルト(II)のジオキシム錯 体を使用することが記載されている。他の種々の刊行物、例えば米国特許第4,68 0,354号明細書、欧州特許出願公開第0,196,783A号明細書及び欧州特許出願公開 第0,199,436A号明細書には、遊離基重合によってオレフィン性不飽和単量体のオ リゴマーを製造するための連鎖移動剤としてある別の型のコバルト(II)キレート 類を使用することが記載されている。一方、国際特許出願公開第WO 87/03605A号 明細書には、かかる目的にある種のコバルト(III)キレート錯体の使用、並び に別の金属、例えばイリジウム及びレニウムのある種のキレート錯体の使用が特 許請求されている。最後に、出願継続中の国際特許出願第PCT/GB94/01692号明細 書(1995年2月16日付けで国際特許出願公開第WO 95/04767A号として公告された )には、水性重合体エマルジョンの製造方法であって、その一つの態様では、a )CCT重合法を使用して酸官能性オリゴマーの水溶液を調製し、次いでb)得られ たオリゴマー水溶液の存在下で水性乳化重合を行って疎水性重合体を形成するこ とからなる水性重合体エマルジョンの製造方法が記載されている。前記のオリゴ マーと疎水性重合体の両方は場合によっては架橋剤基(crosslinker group)を含 有していてもよく、また得られる組成物は場合によっては架橋剤を含有していて もよい。前記の文献は、本発明の方法で定義した選択された特徴と構成要素(int eger)とを有する方法を記載していないし、また示唆もしていない。特に、例示 された組成物はいずれも架橋剤基を有するオリゴマーを含有するものではなく、 しかも50℃以下のTgを有するオリゴマーを含有しておらずまたオリゴマーのTgよ りも少なくとも25℃高いTgを有する疎水性重合体を含有するものではない。 酸官能性オリゴマーと場合によっては疎水性重合体が工程c)で架橋剤と組合 わされた場合に、組成物に潜在的架橋性を付与するための官能基を有すること( 即ち、その結果、例えば該組成物から塗膜が形成された後に、架橋が生じること )は理解されるであろう。例えば、一方又は両方の重合体が水酸基のごとき官能 基を有しており、後に工程c)で架橋剤、例えばポリイソシアネート、メラミン 又はグリコールウリルを用いて組成物を調製するこができ、あるいは一方又は両 方の重合体上の官能基がケトカルボニル基又はアルデヒドカルボニル基を含有し ておりそして後に工程c)において配合される架橋剤はポリアミン又はポリヒド ラジド、例えばアジピン酸ジヒドラジド、シュウ酸ジヒドラジド、フタル酸ジヒ ドラジド、テレフタル酸ジヒドラジド、イソホロンジアミン及び4,7-ジオキサデ カン-1,10-ジアミンであり得る。かかる架橋剤はオリゴマーの官能性架橋剤基及 び(存在する場合)疎水性重合体の官能性架橋剤基と共有結合を形成することに よって架橋を行うものであり、そして、例えば重合体に結合されたカンボキシレ ートイオンと反応させるために金属イオンを添加することによる場合のように、 イオン結合を形成することによって架橋を行う架橋剤ではないことが認められる であろう。 本明細書で使用する、組成物の最低被膜形成温度(MFFT)は、DIN(ドイツ工業規 格)53787を使用し且つSheen MFFT bar SS3000を使用して塗布した場合に組成物 が滑らかで亀裂のない塗膜又は薄膜を形成する温度である。 本明細書で使用するケーニッヒ硬度は硬度の標準測度であり、組成物から形成 された皮膜の粘弾性が、皮膜の表面を変形させる振動(swinging motion)をどの 程度遅らせるかについての測定値であり、DIN 53157 NEN5319に従って測定され る。 周知のように、重合体のガラス転移温度は重合体がガラス質で、脆弱な状態か ら、塑性で、ゴム状の状態に変化する温度である。 本発明の水性組成物の固形分含有量は、全体の重量を基準として通常は約20〜 65重量%、より通常的には30〜55重量%の範囲にある。固形分含有量は、所望な らば、水を加えるか又は(例えば蒸留又は限外濾過により)水を除去することに よって調整できる。 本発明の水性重合体組成物中の酸官能性オリゴマーと疎水性重合体との相対量 は、該重合体組成物中の前記オリゴマーと疎水性重合体との合計量を基準として 、前記オリゴマーの重量%が好ましくは1〜70重量%、さらに好ましくは5〜50 重量%の範囲内にあるような量であることが好ましい。 本発明の水性重合体組成物は種々の用途に使用することができ、かかる用途に ついては場合によってさらに他の添加剤又は成分、例えば脱泡剤、レオロジー調 節剤、増粘剤、分散及び安定化剤(通常は界面活性剤)、湿潤剤、充填剤、増量 剤、殺菌剤、殺バクテリア剤、凝集及び湿潤溶剤(しかし、溶剤は普通は必要と しない)、可塑剤、凍結防止剤、ワックス及び顔料と組合わせるか又はこれらを 配合し得る。 本発明の水性重合体組成物は、例えば、必要ならば適当に配合してフィルム、 艶出剤、ワニス、ラッカー、塗料、インキ及び接着剤を提供するのに使用し得る 。しかしながら、前記の水性重合体組成物は木質基材(例えば木製床)並びにプ ラスチック、紙及び金属基材の保護被膜の主剤を提供するのに特に有用であり且 つ適している。 水性重合体組成物は一旦塗布すると、周囲温度で自然に乾燥させ得るし、乾燥 は加熱することにより促進させ得る。架橋は周囲温度で長期間(数日間)放置す ることによって又は高められた温度(例えば50℃)で上記よりもさらに短い時間 加熱することによって生じ得る。 本発明を以下の実施例を参照して更に例示するが、これらの実施例は本発明を 限定するためのものではない。特に明記しない限り、部、%及び比率は重量に基 づくものである。 実施例中のオリゴマーのガラス転移温度は査動走査熱量法DSCを使用して実験 的に測定し、Tgとしての微分曲線のピークを採用するか又は(疎水性重合体につ いてのごとく−後記参照−)フォックスの方程式から算定した、℃で表した値を 使用している。 実施例中の疎水性重合体のガラス転移温度はフォックスの方程式を用いて算定 した。従って、“n”個の共重合単量体を有する共重合体のケルビン度で表したT gは、下記の方程式: 1 2 ・・・・・・・・・・n Tg Tg1 Tg2 Tgn に従って、各共単量体タイプの重量分率Wと各共単量体から誘導されるホモポリ マーの(ケルビン度で表した)Tg´によって与えられる。 ケルビン度で表した算定Tgは℃に容易に変換し得る。(疎水性重合体がホモポ リマーである場合には、そのTgは、単に、重合した単量体のTgである−通常、文 献から入手し得る)。 以下の実施例においては下記の略号が使用されている。 AP 過硫酸アンモニウム BA n-ブチルアクリレート t-BHPO tert-ブチルヒドロペルオキシド BMA n-ブチルメタクリレート DAAM ジアセトンアクリルアミド EDTA エチレンジアミン四酢酸 LMKT ラウリルメルカプタン MAA メタクリル酸 MMA メチルメタクリレート 3-MPA 3-メルカプトプロピオン酸(連鎖移動剤) SLS ラウリル硫酸ナトリウム TM 全単量体 s/s 固形分/固形分 SA 化学量論量 FM 遊離単量体含有量 ADH アジピン酸ジヒドラジド ALMA アリルメタクリレート RT 室温 本発明の方法で使用するための酸官能性オリゴマーAの水溶液の調製について の処方及び手順は下記の通りである。オリゴマーAについての処方 組成 ‐BA/MMA/MAA/DAAM=60/24/8/8 ‐Akyposal SLS(ラウリル硫酸ナトリウム乳化剤):TM(s/s)に基づいて0.5% 反応器中 25%;原料(feed)中 75% ‐AP:TM(s/s)に基づいて0.3%。乳化重合中に別個の原料として添加 (この原料の固形分は脱イオン水中1.5%である) ‐LMKT: TMに基づいて1.6%(原料中) ‐3-MPA: TMに基づいて0.8%(原料中) ‐中和 :2 SA NH3 ‐中和溶液の固形分: 27.5%。オリゴマーAの調製についてのログシート及び手順 反応器に1と2を装入する。反応器内容物を70℃に加熱し、予備乳化原料4− 11の5%を装入する。反応器内容物を80℃に加熱する。反応器に3の30%を添 加する。反応器内容物を5分間、80℃に保持する。 予備乳化原料4−11及び開始剤原料3の供給を開始する。反応温度は85±2 ℃である。単量体の供給は60分間で行い、開始剤原料の供給は70分間で 行うべきである。 反応器内容物を30分間、85〜90℃に保持する。80℃に冷却し、12をゆっくり 添加する(粘度は増大するが、完全な溶解は生起しない)。反応器内容物を更に 30分間、80±2℃に保持する。25℃に冷却する。特性 ‐固形分(%) : 26.8 ‐PH : 9.8 ‐粘度(25℃でのmPas) : 18000 ‐篩分後の沈降(%) : 0.15 ‐FM(%) : <0.1 ‐Tg(DSCにより測定)(℃) : 0 ‐Mn : 9600 ‐d : 2.5実施例1 “バッチ”法により本発明の組成物を製造する処方と手順は下記の通りである 。処方 組成 ‐オリゴマー部分: 前記オリゴマーA参照 ‐重合体部分:MMA/BMA/DAAM 53/43/4 ‐Tg(重合体部分、算定値)(℃);62℃ ‐オリゴマー/重合体(s/s):100/100(=50/50)反応器中に全オリゴマー ‐単量体混合物と開始剤系を34/33/33の比率で3つに分けて添加した。 t-BHP0 :TMに基づいて0.26%。脱イオン水中の30%(s/s)スラリーとして反 応器に添加した。 i-アスコルビン酸:TMに基づいて0.05%。脱イオン水中の1%(s/s)溶液とし て反応器に添加した。 FeEDTA :TMに基づいて0.01%。脱イオン水中の1%(s/s)溶液として反 応器に添加した。 i-アスコルビン酸 :TMに基づいて0.21%。原料として添加した(脱イオン水 中の1%(s/s)溶液)。 ‐固形分:37.5%実施例1の組成物の調製についてのログシート及び手順 1と2を反応器に装入する。反応器に7−9を添加し、バッチを35℃に加熱す る。バッチをこの温度で30分間保持する。反応器に3−5を添加する。バッチの 温度が上昇する。バッチをピーク温度で15分間保持する。 反応器に6を30分間で供給する。6の供給中及びその後の15分間、温度の変化 を放置する。35℃に冷却する。 反応器に14−16を添加し、バッチを35℃に15分間保持する。10−12を 添加し、その際、温度が上昇する。バッチをピーク温度で15分間保持する。原料 13を30分間で反応器に添加する。添加中及びその後の15分間、温度の変化を放 置する。35℃に冷却する。 反応器に21−23を添加する。バッチを35℃に30分間保持する。17−19 を添加し、その際、温度が上昇する。バッチをピーク温度で15分間保持する。原 料20を30分間で反応器に添加する。添加中及びその後の15分間、温度の変化を 放置する。40〜45℃で25を添加し、ついで24を添加する。バッチを40〜45℃ に30分間保持しついで25℃に冷却する。特性 ‐硬度(ケーニッヒ)(sec):128 ‐MFFT(℃) : 0実施例2 “バッチ”法により本発明の組成物を製造する処方と手順は下記の通りである 。処方 組成 ‐オリゴマー部分:前記オリゴマーA参照 ‐重合体部分:MMA/BMA/DAAM 51.64/45.36/3 ‐Tg(重合体部分、算定値)(℃);60℃ ‐オリゴマー/重合体(s/s):60/100(=37.5/62.5) 反応器中に全オリゴマー ‐単量体混合物と開始剤系を34/33/33の比率で3つに分けて添加した。 t-BHPO :TMに基づいて0.26%。脱イオン水中の30%(s/s)スラリーとし て反応器に添加した。 i-アスコルビン酸 :TMに基づいて0.05%。脱イオン水中の1%(s/s)溶液と して反応器に添加した。 FeEDTA :TMに基づいて0.01%。脱イオン水中の1%(s/s)溶液として反応器 に添加した。 i-アスコルビン酸 :TMに基づいて0.21%。原料として添加した(脱イオン水 中の1%(s/s)溶液)。 ‐固形分 :37.5%実施例2の組成物の調製についてのログシート及び手順 1と2を反応器に装入する。反応器に7−9を添加し、バッチを35℃に加熱す る。バッチをこの温度で30分間保持する。反応器に3−5を添加する。バッチの 温度が上昇する。バッチをピーク温度で15分間保持する。 反応器に6を30分間で供給する。6の供給中及びその後の15分間、温度の 変化を放置する。35℃に冷却する。 反応器に14−16を添加し、バッチを35℃に15分間保持する。10−12を 添加し、その際、温度が上昇する。バッチをピーク温度で15分間保持する。原料 13を30分間で反応器に添加する。添加中及びその後の15分間、温度の変化を放 置する。35℃に冷却する。 反応器に21−23を添加する。バッチを35℃に30分間保持する。17−19 を添加し、その際、温度が上昇する。バッチをピーク温度で15分間保持する。原 料20を30分間で反応器に添加する。添加中及びその後の15分間、温度の変化を 放置する。40〜45℃で25を添加し、ついで24を添加する。バッチを40〜45℃ に30分間保持しついで25℃に冷却する。特性 ‐固形分(%) : 37.6 ‐pH : 9.3 ‐粘度(25℃でのmPas) : 615 ‐篩分後の沈降(%) : 0.05 ‐FM(%) : <0.1 ‐硬度(ケーニッヒ)(sec) : 131 ‐MFFT(℃) : 20 本発明の方法で使用するための別の酸官能性オリゴマーBの水溶液の調製につ いての処方及び手順は下記の通りである。オリゴマーBについての処方 組成 ‐BA/MMA/MAA/DAAM=52.57/31.43/8/8 ‐Akyposal SLS(ラウリル硫酸ナトリウム乳化剤):TM(s/s)に基づいて0.5% ,反応器中 25%;原料(feed)中 75% ‐AP:TM(s/s)に基づいて0.3%。乳化重合中に別個の原料として添加 (原料の固形分は脱イオン水中1.5%である) ‐LMKT: TMに基づいて1.6%(原料中) ‐3-MPA:TMに基づいて0.8%(原料中) ‐中和 :2 SA NH3 ‐中和溶液の固形分:27.5%。オリゴマーBの調製についてのログシート及び手順 反応器に1と2を装入する。バッチを70℃に加熱し、予備乳化原料4−11の 5%を装入する。バッチを80℃に加熱する。反応器に3の30%を添加する。バッ チをを5分間、80℃に保持する。バッチを85℃に加熱する。予備乳化原料4−1 1及び開始剤原料3の供給を開始する。反応温度は85±2℃である。単量体の供 給は60分間で行い、開始剤原料の供給は70分間で行うべきである。 バッチを30分間、85〜90℃に保持する。80℃に冷却し、12をゆっくり添加す る(粘度は増大するが、完全な溶解は生起しない)。バッチを更に30分間、80± 2℃に保持する。25℃に冷却する。特性 ‐固形分(%) : 27.5 ‐pH : 9.5 ‐粘度(25℃でのmPas) : 176000 ‐篩分後の沈降(%) : 0.10 ‐FM(%) : <0.10 ‐Tg(DSCにより測定)(℃) : 10実施例3 “バッチ”法により本発明の組成物を製造する処方と手順は下記の通りである 。処方 組成 ‐オリゴマー部分:前記オリゴマーB参照 ‐重合体部分:MMA/BMA/DAAM 51.64/45.36/3 ‐Tg(重合体部分、算定値)(℃);60℃ ‐オリゴマー/重合体(s/s):60/100(=37.5/62.5) 反応器中に全オリゴマー ‐単量体混合物と開始剤系を34/33/33の比率で3つに分けて添加した。 t-BHPO :TMに基づいて0.26%。脱イオン水中の30%(s/s)スラリーとして反 応器に添加した。 i-アスコルビン酸:TMに基づいてO.05%。脱イオン水中の1%(s/s)溶液とし て反応器に添加した。 FeEDTA :TMに基づいて0.01%。脱イオン水中の1%(s/s)溶液として反応器 に添加した。 i-アスコルビン酸 :TMに基づいて0.21%。原料として添加した(脱イオン水 中の1%(s/s)溶液)。 ‐固形分 :37.5%実施例3の組成物の調製についてのログシート及び手順 1と2を反応器に装入する。反応器に7−9を添加し、バッチを35℃に加熱す る。バッチをこの温度で30分間保持する。反応器に3−5を添加する。その際、 バッチの温度が上昇する。バッチをピーク温度で15分間保持する。 反応器に6を30分間で供給する。6の供給中及びその後の15分間、温度の変化 を放置する。35℃に冷却する。 反応器に14−16を添加し、バッチを35℃に15分間保持する。10−12を 添加し、温度が上昇する。バッチをピーク温度で15分間保持する。原料13を30 分間で反応器に添加する。添加中及びその後の15分間、温度の変化を放置する。 35℃に冷却する。 反応器に21−23を添加する。バッチを35℃に30分間保持する。17−19 を添加し、その際、温度が上昇する。バッチをピーク温度で15分間保持する。原 料20を30分間で反応器に添加する。添加中及びその後の15分間、温度の変化を 放置する。40〜45℃で25を添加し、ついで24を添加する。バッチを40〜45℃ に30分間保持し、25℃に冷却する。特性 ‐固形分(%) : 37.6 ‐pH : 9.4 ‐粘度(25℃でのmPas) : 48 ‐篩分後の沈降(%) : 0.05 ‐FM(%) : <0.1 ‐硬度(ケーニッヒ)(sec) : 160 ‐MFFT(℃) : 22 全てのオリゴマー/ 重合体組成物(実施例1、2及び3)を“試験チャート” 上に流延し、乾燥被膜の抵抗性を下記の方法に従って試験した。 80μmの湿潤被膜を試験チャート(Lenta 社、Form 2C)上に流延により形成させ 、室温で30分間、ついで52℃で16時間乾燥させた。ついで試験チャートを室温に 冷却した。 試験液体[水、エタノール(48w/w%)、コーヒー及び“Andy”(一般に使用され るオランダ洗浄剤)]の液滴を被膜上に載せ、ガラス板で覆った。16時間後に試 験液体を除去し、被膜の評価を回収直後及び4時間後に行った。“ホットパン” (“Hot pan”)試験は下記の方法で行った。沸騰水を収容しているビーカーを湿 潤被膜上に載せそして水が室温まで冷却した後、除去した。被膜の評価は他の試 験と同一であった。 0.被膜が試験により非常に激しく影響を受けたことを意味する。しばし ば、亀裂及び/又は白点が観察される。 1.被膜が試験により激しく影響を受けたことを意味する。 2.被膜が試験により影響を受けたことを意味する。 3.被膜が試験により影響を受けたが、前記の場合ほど悪影響を受けていない ことを意味する。 4.被膜が試験により殆ど影響を受けないことを意味する。 5.被膜が試験により全く影響を受けないことを意味する。 本発明の方法によって調製した組成物は全て、優れたMFFTとケーニッヒ硬度と のバランス、優れた耐水性及びエタノール、コーヒー、洗浄剤及びホットパン試 験に対する適当な〜優れた抵抗性を有することが認められるであろう。 被膜形成後の(オリゴマー/ 重合体組成物における)後続の共有架橋性を提供 するための架橋性単量体を含有していないが、その変りに、オリゴマー/ 重合体 組成物の形成中にグラフト(又は予備架橋)を行わせるための二官能性単量体(A LMA)を含有する酸官能性オリゴマーCの水溶液を調製した。オリゴマーCについての処方 組成 ‐BA/MMA/ALMA/MAA=65/24/1/10 ‐SLS(乳化剤):TM(s/s)に基づいて0.5% ‐AP :TMに基づいて0.3%(脱イオン水中1.5%) ‐LMKT :TMに基づいて2.2% オリゴマーCの調製についてのログシート及び手順 反応器に1と3を装入する。反応器内容物を70℃に加熱し、予備乳化原料4− 9の5%を装入する。反応器内容物を80℃に加熱し、反応器に2の30%を添加し 、5分間保持する。反応器内容物を85℃に加熱し、4−8を60分間で添加する。 更に、原料2を70分間で供給する。原料タンクを水で洗浄し、反応器を85℃に更 に30分間保持する。反応器に11をゆっくり添加し、80℃に更に30分間保持する 。この時点でオリゴマーは溶解するか又は部分的に溶解するであろう。25℃に冷 却する。特性 ‐固形分(%) : 25% ‐pH : 10 ‐粘度(25℃でのmPas) : 775 ‐篩分後の沈降(%) : 0.2 % ‐FM : <100 ppm ‐Tg(測定値、℃) : 0実施例C4 この比較例においては、得られるエマルジョン組成物中のオリゴマー相と 重合体相の間にグラフト(予備架橋)を有する生成物を生成させるために(即ち 、EP 0,537,333号の好ましい方法におけるごとく)、オリゴマーCを使用して重 合体組成物を調製した。(重合体組成物は本発明の方法に従ったオリゴマー/ 重 合体Tg値を有していた。) 処方 組成 ‐オリゴマー部分 :オリゴマーC ‐重合体部分 :MMA/BMA=54.6/45.4 ‐Tg重合体部分 :60℃ ‐オリゴマー/ 重合体(s/s) :60/100 ‐開始剤系(t-BHPO、i-アスコルビン酸、Fe-EDTA;表参照) ‐最終固形分 :30% 全オリゴマー 反応器中実施例C4の調製についてのログシート及び手順 1と2を反応器に装入し、3と4を原料タンクに装入する。反応器内容物を35 ℃に加熱する。反応器に3と4の50%を添加し、30分間混合する。反応器に5、 6及び7の50%を添加し、重合を開始させる。温度を約55℃まで上昇させる。こ の温度で15分間保持する。8の50%を30分間で供給する。35℃に冷却し、ついで 成分の他の50%についてこの方法を繰返す。RTまで冷却する。特性 ‐固形分 :30% ‐pH :9.7 ‐粘度(25℃でのmPas) :352 ‐沈降 :<0.2% ‐MFFT(℃) :34 ‐ケーニッヒ硬度 :119 sec 実施例C4において達成されるケーニッヒ硬度とMFFTとのバランスは、(実施 例1のオリゴマーA中のDAAM及び実施例C4のオリゴマーC中のALMAは別として )同様のオリゴマー及び疎水性重合体組成を有する実施例2の本発明の組成物の それと合理的に対比させることができ、両者は60/100のオリゴマー/重合体組成 を有しており、かつ、実施例2と実施例C4の両組成物のオリゴマーTgは0℃で あり、疎水性Tgは両者とも60℃である。 実施例2の本発明の組成物MFFT/ケーニッヒ硬度は実施例C4のそれより明ら かに優れており、実施例2のMFFT/ ケーニッヒ硬度はH≧ 1.5T + 90の関係を 満足させるが、実施例C4のそれはH≧ 1.5T + 70 の関係を満足させないこと が観察されるであろう。実施例C5 この比較例においてはオリゴマーが(前記実施例の全てにおけるごとく疎水性 重合体を形成するための重合を行う前ではなしに)疎水性重合体を形成するため の重合の後の水性相内での中和によって溶解されている、ケト架橋性基を有する オリゴマー/疎水性重合体組成物を調製する;この方法はEP0,587,333号の好まし い方法である。(組成物は本発明の方法に従ったオリゴマー/重合体Tg値を有し ていた。)実施例C5についての処方 オリゴマー相組成 ‐BA/MMA/DAAM/MAA =60/24/8/8 ‐Tg(算定値、℃):60 ‐TMに基づく0.5 SLS(s/s);表面活性剤として使用 ‐0.3 AP(脱イオン水中の1.5%溶液);2つの相についての別個の開剤原料と して使用 ‐オリゴマー/重合体(s/s):60/100 ‐中和 :1 SA アンモニア実施例C5の調製についてのログシート及び手順 反応器に1と2を装入し、85℃に加熱する。4−10を予備乳化し、10%を反 応器に装入する。ついで、3の20%を反応器に装入し、5分間待機する。原料( 4−10)の残部を50分間で装入しついで3の40%を60分間で装入し、その際、 反応器内容物を85℃に保持する。これによりオリゴマーが形成され る。原料タンクに11−13を装入しついでこれを更に50分間で反応器に供給す る。 同時に、3の残部を85℃で60分間で反応器に供給する。原料タンクを17で洗 浄し、反応器に装入する。更に30分間、85℃に保持する。これにより疎水性重合 体が形成される。ついで、反応器に16をゆっくり装入し、更に30分間保持する 。25℃に冷却し、反応器を14で洗浄する。特性 ‐MFFT(℃) :48 ‐ケーニッヒ硬度 :140 sec ‐固形分 :37-38 ‐pH :9.7 ‐粘度(25℃でのmPas) :17 ‐沈降物 :<0.1% 実施例C5で達成される硬度とMFFTのバランスは実施例2のそれと合理的に対 比することができる;2つの実施例は同一のオリゴマー/疎水性重合体組成とオ リゴマー/重合体比を有しており、また、同一のオリゴマーTg(0℃)と疎水性重合 体Tg(60℃)を有する。 実施例2のMFFT/ケーニッヒ硬度バランスは実施例C5のそれより明らかに優 れており、実施例2のMFFT/ケーニッヒ硬度バランスはH≧1.5T+90の関係を満 足させるが、実施例C5のそれはH≧1.5T+70の関係を満足させないことが観察 されるであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI C09D 11/00 9272−4J C09D 11/00 151/00 7537−4J 151/00 175/04 8620−4J 175/04 C09J 175/04 8620−4J C09J 175/04 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT, UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 スマツク,イボンヌ ウイルヘルミナ オランダ国 3435 アールエヌ ニウヴエ ゲイン,ウインテルコニング 1 (72)発明者 バツクマン,アルフレツド ジヤン ポー ル オランダ国 5211 イーエツチ シエルト ゲンボツシユ,カレンシユトラート 51 (72)発明者 パジエツト,ジヨン クリストフアー イギリス国 ダブリユエイ6 6オーアー ル,チエシヤー,フロツドサム,フイール ドウエイ 21

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.a)オレフィン性不飽和単量体から形成された酸官能性オリゴマーの水溶液 を調製すること−上記酸官能性オリゴマーは500〜50,000の範囲の数平均分子量M nと50℃以下のガラス転移温度(Tg)を有するものであり、上記オリゴマーは有機 溶剤を使用しない水性乳化重合法又は水性溶液重合法を使用して形成されたもの であり、上記酸官能性によりオリゴマーをそれ自体で又は中和により水溶性にせ しめ、そして、上記オリゴマーは後に水性重合体組成物を乾燥させたとき、架橋 性を付与する官能性基も有するものである−; b)少なくとも1種のオレフィン性不飽和単量体から疎水性重合体の水性エマル ジョンを形成させるための水性乳化重合を前記オリゴマーの水溶液の存在下で行 うこと−上記疎水性重合体は前記オリゴマーのTgより少なくとも25℃高いTgを有 しており、そして、上記疎水性重合体は、場合により、後に水性重合体組成物を 乾燥させたとき、架橋性を付与する官能性基も有するものである−及び c)工程b)の重合の後に架橋剤を添加することにより及び/又は工程b)の重合を 架橋剤の存在下で行うことにより、工程b)からの水性エマルジョンと架橋剤とを 混合すること−上記架橋剤は、以後の乾燥の際にオリゴマーの架橋剤官能性基及 び(もし存在するならば)疎水性重合体の架橋剤官能性基と反応して架橋を行い 得るものである;この場合、上記架橋剤はイオン結合の形成により架橋を行う薬 剤ではない−; からなる方法であってかつ有機溶剤を使用しない方法であることを特徴とする、 塗装に有用なかつ有機溶剤を含有していない水性架橋性重合体組成物であって、 乾燥した際に少なくとも40秒のケーニッヒ硬度を有しかつ≦55℃の最低被膜形成 温度を有している水性架橋性重合体組成物の製造方法。 2.前記オリゴマーは2,000〜25,000の範囲の数平均分子量を有する請求項1 に記載の方法。 3.前記オリゴマーは-75〜<50℃の範囲のTgを有する請求項1又は2に記載 の方法。 4.前記オリゴマーは-50〜<20℃の範囲のTgを有する請求項3に記載の方法 。 5.前記疎水性重合体は前記オリゴマーのTgより少なくとも40℃高いTgを有す る請求項1〜4のいずれかに記載の方法。 6.前記重合体組成物は、乾燥したとき、60〜200秒のケーニッヒ硬度を有す る請求項1〜5のいずれかに記載の方法。 7.前記重合体組成物は0〜55℃の最低被膜形成温度を有する請求項1〜6の いずれかに記載の方法。 8.前記重合体組成物は0〜30℃の最低被膜形成温度を有する請求項7に記載 の方法。 9.得られる組成物は下記の実験関係式: H≧1.5T+70 (式中、Hは秒で表したケーニッヒ硬度であり、Tは℃で表した最低被膜形成温 度である)に従ったケーニッヒ硬度と最低被膜形成温度を有する請求項1〜8の いずれかに記載の方法。 10.実験関係式は H≧1.5T+90 である、請求項9に記載の方法。 11.前記オリゴマーは工程a)の水性媒体に完全に(又は実質的に完全に)又 は部分的に溶解している請求項1〜10のいずれかに記載の方法。 12.オリゴマーの溶解はその酸性基を塩基を使用して中和することにより行 う請求項11に記載の方法。 13.前記オリゴマーは酸性基含有共単量体、又は、かかる酸性基を生じるか 又は後にかかる酸性基に転化し得る酸性基形成性基を含有している共単量体及び 架橋性を付与するための官能性基を有する共単量体を含有するオレフィン性不飽 和単量体系から誘導される請求項1〜12のいずれかに記載の方法。 14.酸性基含有共単量体はカルボキシル基含有オレフィン不飽和単量体から 選ばれる請求項13に記載の方法。 15.前記酸性基含有単量体はカルボキシル官能性アクリル単量体から選ばれ る請求項14に記載の方法。 16.前記カルボキシル基含有単量体はアクリル酸、メタクリル酸、イタコン 酸及びフマル酸から選ばれる請求項14又は15に記載の方法。 17.オリゴマーを誘導する前記単量体系はアクリレート及びメタクリレート エステル;スチレン類、ジエン、ビニルエステル、ニトリル及びオレフィン性不 飽和ハライドから選ばれた非酸官能性、非架橋性共単量体を包含している請求項 13〜16のいずれかに記載の方法。 18.前記非酸官能性、非架橋性共単量体はメチルアクリレート、エチルアク リレート、n-ブチルアクリレート、2-エチルヘキシルアクリレート、メチルメタ クリレート、エチルメタクリレート及びn-ブチルメタクリレートのごときC1−C1 2アルコールとアクリル酸又はメタクリル酸との直鎖及び分岐鎖アルキルエステ ル;イソボルニル及びシクロヘキシルアクリレート又はメタクリレートのごとき シクロアルキルアクリレート又はメタクリレート;スチレン自体、α−メチルス チレン及びt-ブチルスチレン;アクリロニトリル及びメタクリロニトリル;塩化 ビニル、塩化ビニリデン及び弗化ビニル;酢酸ビニル及びビニルアルカノエート ;イソホロン及び1,3-ブタジエンから選ばれる請求項17に記載の方法。 19.架橋性を提供するための官能性基はエポキシ、ヒドロキシル、ケトン及 びアルデヒド基から選ばれる請求項13〜18のいずれかに記載の方法。 20.架橋性を付与するための官能性基を有する前記共単量体はグリシジルア クリレート及びメタクリレート;ヒドロキシエチルメタクリレート及びアクリレ ートのごときヒドロキシアルキルメタクリレート及びアクリレート;アクロレイ ン、メタクロレイン及びメチルビニルケトン;アセトアセトキシエチルメタクリ レートのごときヒドロキシアルキルアクリレート及びメタクリレートのアセトア セトキシエステル;及びジアセトンアクリルアミドのごときケト含有アミドから 選ばれる請求項13〜19のいずれかに記載の方法。 21.酸官能性オリゴマーは1〜45重量%の酸官能性共単量体、0.5〜20重量 %の架橋性共単量体及び98.5〜50重量%の非酸官能性、非架橋性共単量 体からなる単量体系から誘導される請求項13〜20のいずれかに記載の方法。 22.前記オリゴマーは3〜30重量%の酸官能性共単量体、1〜15重量%の架 橋性共単量体及び96〜65重量%の非酸官能性、非架橋性共単量体からなる単量体 系から誘導される請求項21に記載の方法。 23.酸官能性共単量体はメタクリル酸及び/又はアクリル酸であり、非酸官 能性、非架橋性共単量体はメチルメタクリレート、スチレン、エチルアクリレー ト、n-ブチルメタクリレート、2-エチルヘキシルアクリレート及びn-ブチルアク リレートの1種又はそれ以上から選ばれる請求項21又は22に記載の方法。 24.前記オリゴマーは3〜12重量%のメタクリル酸及び/又はアクリル酸、 1〜10重量%のジアセトンアクリルアミド及び/又はアセトアセトキシエチルメ タクリレート、10〜30重量%のメチルメタクリレート、30〜70重量%のn-ブチル アクリレート、0〜40重量%のエチルアクリレート、2-エチルヘキシルアクリレ ート及びn-ブチルメタクリレートの1種又はそれ以上及び0〜40重量%のスチレ ンからなる単量体系から誘導される請求項21〜23のいずれかに記載の方法。 25.工程b)の水性乳化重合は、工程b)に装入される単量体の合計重量に基づ いて0.5重量%以下の量の、工程b)に新たに添加される乳化剤(オリゴマーは除 外する)を使用して行う請求項1〜24のいずれかに記載の方法。 26.新たに添加される乳化剤の量はゼロであり、存在させ得る乳化剤(オリ ゴマーそれ自体は除外する)は、工程a)のオリゴマー重合で使用した乳化剤から の残留物だけである請求項25に記載の方法。 27.工程a)で形成されたオリゴマーを工程b)の重合における乳化剤として作 用させるために存在させる請求項1〜26のいずれかに記載の方法。 28.工程a)と工程b)の重合法を同一の重合容器内で行う請求項1〜27のい ずれかに記載の方法。 29.前記疎水性重合体は非酸官能性、非架橋性単量体を含有するオレフィン 性不飽和単量体系から誘導する請求項1〜28のいずれかに記載の方法。 30.非酸官能性、非架橋性単量体はアルカノールのアクリレート及びメタク リレートエステル、スチレン類、ジエン、ビニルエステル、ニトリル、ハロゲン 化ビニル及びハロゲン化ビニリデンの1種又はそれ以上から選ばれる請求項29 に記載の方法。 31.アクリレート及びメタクリレートエステルはC1−C12アルコールとアク リル酸又はメタクリル酸との直鎖及び分岐鎖アルキルエステルであり、スチレン 類はスチレン自体、α−メチルスチレン、o-,m-又はp-メチルスチレン、o-,m-又 はp-エチルスチレン、p-クロルスチレン及びp-ブロモスチレンであり、ジエンは 1,3-ブタジエン及びイソプレンであり、ビニルエステルは酢酸ビニル及びアルカ ン酸ビニルであり、ハロゲン化ビニルは塩化ビニルであり、ハロゲン化ビニリデ ンは塩化ビニリデンである請求項30に記載の方法。 32.疎水性重合体の調製に使用される単量体系はエポキシ、ヒドロキシ、ケ トン及びアルデヒド基から選ばれた架橋性を提供するための官能性基を有する架 橋性共単量体を含有している請求項29〜31のいずれかに記載の方法。 33.前記架橋性単量体はグリシジルメタクリレート及びアクリレート、ヒド ロキシエチルメタクリレート及びアクリレートのごときヒドロキシアルキルメタ クリレート及びアクリレート、アセトアセトキシエチルメタクリレート及びアク リレートのごときヒドロキシアルキルアクリレート及びメタクリレートのアセト アセトキシエステル及びジアセトンアクリルアミドのごときケト含有アミドの1 種又はそれ以上から選ばれる請求項32に記載の方法。 34.疎水性重合体の調製に使用される単量体系は5重量%以下の酸官能性共 単量体を含有している請求項29〜33のいずれかに記載の方法。 35.単量体系は酸官能性共単量体を含有していない請求項34に記載の方法 。 36.前記疎水性重合体はC1−C10アルキルメタクリレート及びC3−C10アルキ ルアクリレートの少なくとも一種及びジアセトンアクリルアミド及び/又はアセ トアセトキシエチルメタクリレートからなる単量体系から製造す る請求項1〜35のいずれかに記載の方法。 37.前記疎水性重合体は少なくとも50,000の数平均分子量を有する請求項1 〜36のいずれかに記載の方法。 38.前記疎水性重合体は少なくとも100,000の数平均分子量を有する請求項 37に記載の方法。 39.工程a)のオリゴマー水溶液を疎水性重合体の形成に使用されるべき単量 体の全部と混合し、そして、これ以外、慣用の“オール-イン-ワン”バッチ重合 を(単量体を更に添加することなしに)行って疎水性重合体を形成させる請求項 1〜38のいずれかに記載の方法。 40.工程a)のオリゴマー水溶液の全部を、重合の開始前に、疎水性重合体の ための単量体系の一部と共に疎水性重合体を製造するのに使用される重合容器内 に存在させ、疎水性重合体のための単量体系の残部を重合が開始した後に一回の 添加で添加する請求項1〜38のいずれかに記載の方法。 41.工程a)のオリゴマー水溶液の全部を、重合の開始前に、疎水性重合体を 製造するのに使用される重合容器内に存在させ、そして、疎水性重合体のための 単量体系を数個の等しい部分(バッチ)に分割し、これらの部分を順次、添加し 、重合させる請求項1〜38のいずれかに記載の方法。 42.疎水性重合体のための単量体系の一部を、重合の開始前に、疎水性重合 体を製造するのに使用される重合容器内に存在させ(又は存在させず)そして前 記単量体系の一部(又は全部)を重合中に重合容器内の反応媒体に供給する請求 項1〜38のいずれかに記載の方法。 43.工程a)のオリゴマー水溶液を、一部、疎水性重合体を製造するための重 合用の反応媒体中内に存在させ、一方、オリゴマー水溶液の一部を疎水性重合体 のための単量体系の全部と混合し、そして、後者を重合中に重合容器内の反応媒 体に供給する請求項42に記載の方法。 44.工程a)のオリゴマー水溶液の全部を重合の開始前に重合容器内に存在さ せ、そして、疎水性重合体のための単量体系の全部を重合中に重合容器に供給し 、オリゴマーを単量体原料中に存在させない請求項42に記載の方法。 45.工程a)のオリゴマー水溶液の全部を、重合の開始前に、疎水性重合体の ための単量体系の一部と共に重合容器内に存在させ、疎水性重合体のための単量 体系の残部を重合中に供給し、オリゴマーを単量体原料中に存在させない請求項 42に記載の方法。 46.工程a)のオリゴマー水溶液の一部を、疎水性重合体を製造するための重 合の開始前に、疎水性重合体のための単量体系の一部と共に重合容器内に存在さ せ、オリゴマー水溶液の残部を疎水性重合体のための単量体系の残部と混合して 重合中に供給する請求項42に記載の方法。 47.架橋剤は、オリゴマー及び(存在する場合)疎水性重合体における架橋 官能性に適合させて、ポリイソシアネート、メラミン、グリコールウリル、ポリ アミン及びポリヒドラジドから選ばれる請求項1〜46のいずれかに記載の方法 。 48.オリゴマー中及び(使用する場合)疎水性重合体中に存在する架橋剤基 の数と架橋剤中の(架橋のための)反応性基の数との比率は10/1〜1/3の範囲で ある請求項1〜47のいずれかに記載の方法。 49.得られる水性組成物の固形分含有量は、全重量に基づいて、20〜65重量 %である請求項1〜48のいずれかに記載の方法。 50.得られる水性組成物中のオリゴマーと疎水性重合体の相対的な量は、オ リゴマーと疎水性重合体の重量に基づいて、オリゴマーの重量%が1〜70重量% になるような量である請求項1〜48のいずれかに記載の方法。 51.請求項1〜50のいずれかに記載の方法によって形成し得る水性重合体 組成物。 52.a)オレフィン性不飽和単量体から形成された酸官能性オリゴマーの水溶 液を調製すること一上記酸官能性オリゴマーは500〜50,000の範囲の数平均分子 量Mnと50℃以下のガラス転移温度(Tg)を有するものであり、上記オリゴマーは有 機溶剤を使用しない水性乳化重合法又は水性溶液重合法を使用して形成されたも のであり、上記酸官能性によりオリゴマーをそれ自体で又は中和により水溶性に せしめ、そして、上記オリゴマーは後に水性重合体組成物を乾燥させたとき、架 橋性を付与する官能性基も有するものである−; b)少なくとも1種のオレフィン性不飽和単量体からの疎水性重合体の水性エマ ルジョンを形成させるための水性乳化重合を前記オリゴマーの水溶液の存在下で 行うこと−上記疎水性重合体は前記オリゴマーのTgより少なくとも25℃高いTgを 有しており、そして、上記疎水性重合体は、場合により、後に水性重合体組成物 を乾燥させたとき、架橋性を付与する官能性基も有するものである−及び c)工程b)の重合の後に架橋剤を添加することにより及び/又は工程b)の重合を 架橋剤の存在下で行うことにより、工程b)からの水性エマルジョンと架橋剤とを 混合すること−上記架橋剤は、後の乾燥工程でオリゴマーの架橋剤官能性基及び (もし存在するならば)疎水性重合体の架橋剤官能性基と反応して架橋を行い得 るものである;この場合、上記架橋剤はイオン結合の形成により架橋を行う薬剤 ではない−; からなる方法であってかつ有機溶剤を使用しない方法により形成し得る、塗装に 有用なかつ有機溶剤を含有していない水性重合体組成物であって、乾燥した際に 少なくとも40秒のケーニッヒ硬度を有しかつ≦55℃の最低被膜形成温度を有する 水性架橋性重合体組成物。 53.前記組成物は下記の実験関係式: H≧1.5T+70 (式中、Hは秒で表したケーニッヒ硬度であり、Tは℃で表した最低被膜形成温 度である)に従ったケーニッヒ硬度と最低被膜形成温度を有する請求項52記載 の組成物。 54.実験関係式は H≧1.5T+90 である、請求項53に記載の組成物。 55.フィルム、艶出剤、ワニス、ラッカー、ペイント、インキ及び接着剤を 提供するための、請求項51〜54のいずれかに記載の組成物の使用。 56.木材、プラスチックス、紙及び金属基材の保護被覆のための、請求項5 1〜54のいずれかに記載の組成物の使用。
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