JPH0951585A - 角度出力器およびこの角度出力器を備えた回動制御装置 - Google Patents

角度出力器およびこの角度出力器を備えた回動制御装置

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JPH0951585A
JPH0951585A JP7203565A JP20356595A JPH0951585A JP H0951585 A JPH0951585 A JP H0951585A JP 7203565 A JP7203565 A JP 7203565A JP 20356595 A JP20356595 A JP 20356595A JP H0951585 A JPH0951585 A JP H0951585A
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顕一郎 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビジョン受像機、ゲーム機、ラジオ等の
音響機器等における画面の向き、スピーカの向きを制御
する角度出力器において、送信器と本体の距離に係わら
ず常に画面の向き、スピーカの向きを精度良く送信器の
方向に向けえなかった。 【解決手段】 送信器2からのリモコン信号を受信し、
そのリモコン信号の到来方向角θと送信器2および受信
部10の間の距離Lとより基準方向A0と送信手段−基
準軸線を結ぶ方向との間の角度θ0に対応する信号出力
を行う角度量出力手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、あらかじめ定め
られた基準方向と送信手段−基準軸線を結ぶ方向との間
の角度に対応する信号出力を行う角度出力器、および、
特に送信器からの赤外線リモートコントロール信号等に
より例えば据置式のテレビジョン受信機、ゲーム機、ラ
ジオ等の音響機器、カメラ等の画像入力装置等における
画面の向き、スピーカの向き等の方向制御を行なうため
の角度出力器を備えた回動制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年テレビジョン受像機、音響機器等に
おいては赤外線を用いたリモートコントロール装置が主
流となっており、本体機器側に赤外線受光素子を送信機
器側に赤外線発光素子を備え、送信器のキー操作によ
り、赤外線発光素子から赤外線光リモートコントロール
信号を出力させ、これを本体機器の赤外線受光素子で受
光させ本体機器の制御を行うようになっている。ところ
で近年遠隔制御対象として、例えばテレビジョン受像
機、音響機器等においては、これを回転台上に載置し回
転台を回動させることでその画面の向き、スピーカの向
きを視聴者の方向に変更する機能を有するものがある。
【0003】さらに、近年上記の機能において、送信器
からのリモートコントロール信号を受信し、その到来方
向角を自動的に検出し送信器の方向へ自動的に回動させ
る機能を持った装置が提案されている。
【0004】図12は、例えば特開平6−334944
号公報に記載された角度出力器をテレビジョン受像機の
画面の向きを調整する回動角制御に適用した構成を示す
ブロック図であり、図において、1はテレビジョン受像
機、2は赤外線光リモートコントロール信号(以下、リ
モコン信号と称す)を送信する送信器、10は受信部、
12は回動角演算部、13は回動・停止制御部、14は
モータである。
【0005】テレビジョン受像機1はモータ14にて回
転駆動される回転台(図示せず。)上に載置されてお
り、モータ14の正逆駆動により回転台を左方向または
右方向に回動させることでテレビジョン受像機1の正
面、すなわち画面の向きを偏向しうるようになってい
る。
【0006】送信器2は赤外線発光素子を有し、テレビ
ジョン受像機1とは別体に構成されており、ここからテ
レビジョン受像機1側に向けて赤外線(赤外光)による
リモコン信号を送信するようになっている。
【0007】テレビジョン受像機1は送信器2からのリ
モコン信号を受信するための受信部10を備えている。
受信部10は、受信部10の基準方向A1(通常は受信
部10の受信面に対して垂直な方向)に対するリモコン
信号の到来方向角に対応した出力信号を回動角演算部1
2へ出力するようにしてある。回動角演算部12は入力
された出力信号とモータ14からのフィードバック信号
とに基づいて基準方向A0(ここでは画面の正面方向の
ことであり、以下の記述における基準方向とは、特に断
わらない限り、ここで定義した意味を持つものとす
る。)との角度差、すなわち回動角を演算し、これを回
動・停止制御部13へ出力する。
【0008】回動・停止制御部13にはモータ14を回
動角が零となる方向に向けて零となる位置まで回動させ
るべく制御信号をモータ14へ出力する。送信器2より
発せられたリモコン信号は、受信部10内のレンズによ
って集光され、同じく受信部10内に設けられた位置検
出素子上にスポット照射される。位置検出素子として
は、例えば半導体素子のPSD(Position S
ensing Device)などがよく用いられる。
このPSDは光の入射位置に応じた光電流出力を得るこ
とができる。
【0009】図13は位置検出素子としてPSDを用い
た場合の図12の具体的な構成例を示したものであり、
図において、2aは送信器2に内蔵され、制御信号に基
づいて赤外光を出射する赤外線発光素子、20は赤外線
発光素子2aより出射された赤外光をPSD21上に集
光させるためのレンズであり、このレンズ20とPSD
21によって受信部10を構成している。
【0010】12は受信部10中に設けられたPSD2
1からの出力信号により回動角を演算するための回動角
演算部であり、PSD21からの出力電流を電圧に変換
するための電流電圧変換器22、23(以下I/V変換
器と称す。図中I/Vと表記。)およびI/V変換器2
2、23のそれぞれの電圧出力をサンプルホールドする
ためのサンプルホールド回路24、25(以下、S/H
回路と称す。図中S/Hと表記。)およびマイクロコン
ピュータ26によって構成される。
【0011】マイクロコンピュータ26はS/H回路2
4、25からの出力を切り換えるためのアナログマルチ
プレクサ27(以下、A/MPと称す。図中A/MPと
表記。)、A/MP27からの出力をアナログディジタ
ル変換するためのアナログディジタル変換器28(以
下、A/D変換器と称す。図中A/Dと表記。)、A/
D変換器28からの出力を中央処理装置30(以下、C
PUと称す。図中CPUと表記。)に入力させるための
入力回路29、メモリ31および出力回路32より構成
される。
【0012】回動・停止制御部13はモータ14の左右
回動駆動を行なわせるための左右駆動制御装置33より
構成され、出力回路32の出力に応じて、モータ14を
駆動する。34は例えば、光エンコーダなどで形成され
た角度センサであり、モータ14の回動角を検出し、こ
の出力信号は入力回路29に入力される。
【0013】PSD21の素子両端には、それぞれ電極
が設けられており、外部からの光の入射位置に応じた光
電流I1、I2を出力する。図14は模式的にPSDに
入射する集光光を示したものであり、例えばPSD21
の素子中央に集光光がある場合には、I1=I2、素子
中央よりA側に集光光がある場合にはI1>I2、素子
中央よりB側に集光光がある場合にはI1<I2なる出
力をそれぞれ行なう。
【0014】従って、光電流I1、I2の差をとること
によってPSD21上のどの位置に集光光が存在するか
を知ることができる。ここではレンズ20を用いてPS
D21上に集光させる構成をとっているため、レンズ2
0の光軸に沿ってリモコン信号が入射する場合には、P
SD21の中央に集光され、I1=I2なる出力とな
り、図中、ポイントCより、リモコン信号が入射する場
合には、PSD21のB側に、図中ポイントDよりリモ
コン信号が入射する場合にはPSD21のA側にそれぞ
れ集光する。
【0015】以上、説明したように、光電流I1、I2
と、送信器2とテレビジョン受信機1との方向関係を概
略的に図示した、図15に示すようなリモコン信号の到
来方向角θとの関係は以下の式(1)のように表せる。
以下の式の導出については特開平6−334944号公
報に詳細が記載されているので省略する。 θ=KA・(I1−I2)/(I1+I2) ・・・(1) 但し、KA:定数 なお、リモコン信号の到来方向角θとは、受信部10の
基準方向A1とリモコン信号の入射方向との間の角であ
り、例えば受信部10に対して垂直な方向においてはθ
=0である。
【0016】実際の使用に関しては、電流値を扱うより
も後段に接続された回路とのやりとりを容易にするため
に電圧値とした方がよい場合が多いため、電流I1、I
2はそれぞれ回動角演算部12内のI/V変換器22、
23に入力され電圧に変換されたのち、S/H回路2
4、25へ出力されサンプル値がホールドされ、共にマ
イクロコンピュータ26内における切換スイッチ機能を
司るA/MP27へ入力される。A/MP27の出力は
A/D変換器28にてディジタル信号に変換され入力回
路29を通じてCPU30へ入力される。
【0017】CPU30はメモリ31内に格納されてい
るプログラムおよび係数等のデータに従って、下式
(2)を基にリモコン信号の到来方向角θを演算する。 θ=KV・(V1−V2)/(V1+V2) ・・・(2) 但し、KV:定数 V1、V2:それぞれサンプルホールド回路24、25
よりCPU30に入力された電圧値
【0018】CPU30は演算したリモコン信号の到来
方向角θをメモリ31内の方向、所要駆動量などの格納
データと照合して、この到来方向角θを減少させる方向
に向け、到来方向角θに相当する制御信号を生成し出力
回路32を通じて左右駆動制御回路33へ出力する。
【0019】左右駆動制御回路33はモータ14を正転
または逆転方向に回転駆動する。モータ14に連結され
た角度センサ34からの出力信号が入力回路29を通じ
てCPU30へ入力される。CPU30は角度センサ3
4の出力信号と、到来方向角θとの値を比較し、その出
力信号がθに一致すると、その位置でモータ14を停止
させる。
【0020】この場合の動作について図16(a)を参
照しながら説明する。この図を参照すると分かるとお
り、従来では到来方向角θのみを求めており、ところで
この到来方向角θは、幾何学的にθ0+θ1となるか
ら、本来回動させたいθ0よりθ1だけ余分に回動して
しまうこととなる。すなわち、リモコン信号の到来方向
角θだけモータ14を回転させると、受信部10−送信
器2−回動軸50の間の角度θ1が考慮されていないた
め、送信器2と基準方向とは図16(b)に示すよう
に、θ1だけ送信器2の方向からずれることになる。さ
らには送信器2と基準方向とは、送信器2と受信部10
との距離Lが近いほど大きくずれることになる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】従来の角度出力器で
は、受信部10で検出された一対の電流値I1、I2を
基に式(1)に従ってリモコン信号の到来方向角θを算
出しているため、あらかじめ定められた基準軸線と送信
方向−基準軸線を結ぶ方向との間の角度に対応する信号
出力を行うことができなかった。
【0022】また従来の回動制御装置では、受信部10
で検出された一対の電流値I1、I2を基に式(1)に
従ってリモコン信号の到来方向角θを算出し、この算出
されたリモコン信号の到来方向角θに応じてモータ14
を駆動させているが、通常テレビジョン受像機において
は、基準方向A0の方向上に受信部10が存在しない場
合が多く、リモコン信号の到来方向角θと画面を送信器
2の方向に向けるべく回動させるべき角度は一致しない
ため、きちんとテレビジョン受信機1の方向が送信器2
の方向に向かない。またステレオ音声の左右のバランス
が精確に調整できないといった問題点があった。
【0023】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、あらかじめ定められた基準方向
と送信手段−基準軸線を結ぶ方向との間の角度に対応す
る信号出力を行える角度出力器を得ることを目的とす
る。
【0024】また送信器2と受信部10の距離およびテ
レビジョン受像機1における受信部10の取付位置に関
係なく、常にテレビジョン受像機1の画面の向き(基準
方向)を精度良く送信器2の方向に向けることができる
回動制御装置を得ることを目的としたものである。
【0025】
【課題を解決するための手段】第1の発明においては、
あらかじめ定められた基準方向および基準軸線より所定
の量離れた位置に配置され、送信手段からの送信信号を
受信する受信手段と、該受信手段の出力に基づいて、上
記受信手段への送信信号の到来方向角と上記送信手段−
受信手段との間の距離とを求め、求められた上記到来方
向角と距離とに基づいて上記基準方向と上記送信手段−
基準軸線を結ぶ方向との間の角度に対応する信号出力を
行なう角度量出力手段とを備える。
【0026】第2の発明においては、第1の発明におけ
る角度量出力手段を、到来方向角と距離とが決定されれ
ば基準方向と送信手段−基準軸線を結ぶ方向との間の角
度を示す式に基づいて、基準方向と送信手段−基準軸線
を結ぶ方向との間の角度に対応する信号出力を行なうよ
うに構成した。
【0027】第3の発明においては、第1の発明におけ
る送信手段に発光手段を有し、送信手段と受信手段との
間の距離を上記発光手段から受信手段に到達する光強度
の大きさに基づいて求めるように構成した。
【0028】第4の発明においては、第1の発明におけ
る送信手段が伝搬速度の異なる複数の信号出力手段を有
し、送信手段と受信手段との間の距離を上記受信手段に
到達する各信号出力間における受信状態の差から求める
ように構成した。
【0029】第5の発明においては、第1乃至4のいず
れかの発明における角度量出力手段が、少なくとも到来
方向角と距離とに基づいて、基準方向と送信手段−回動
中心軸線を結ぶ方向との間の角度に対応するデータ出力
を行なうデータテーブルを有するように構成した。
【0030】第6の発明においては、駆動源によって回
動制御される被駆動体と、該被駆動体とは別体に設けら
れ、上記被駆動体に向けて送信信号を送信する送信手段
と、上記被駆動体が、あらかじめ定められた基準方向お
よび回動中心軸線より所定の量離れた位置に配置され、
送信手段からの送信信号を受信する受信手段と、該受信
手段の出力に基づいて、上記受信手段への送信信号の到
来方向角と上記送信手段−受信手段との間の距離とを求
め、求められた上記到来方向角と距離とに基づいて上記
基準方向と上記送信手段−回動中心軸線を結ぶ方向との
間の角度に対応する信号出力を行なう角度量出力手段と
を有する角度出力器を備え、該角度出力器からの信号出
力に応じて上記被駆動体を回動制御するように構成し
た。
【0031】第7の発明においては、第6の発明におけ
る角度量出力手段を、到来方向角と距離とが決定されれ
ば基準方向と送信手段−回動中心軸線を結ぶ方向との間
の角度を示す式に基づいて、基準方向と送信手段−回動
中心軸線を結ぶ方向との間の角度に対応する信号出力を
行なうように構成した。
【0032】第8の発明においては、第6の発明におけ
る送信手段が発光手段を有し、送信手段と受信手段との
間の距離を上記発光手段から受信手段に到達する光強度
の大きさに基づいて求めるように構成した。
【0033】第9の発明においては、第6の発明におけ
る送信手段が伝搬速度の異なる複数の信号出力手段を有
し、送信手段と受信手段との間の距離を上記受信手段に
到達する各信号出力間における受信状態の差から求める
ように構成した。
【0034】第10の発明においては、第6乃至9のい
ずれかの発明における角度量出力手段が、少なくとも到
来方向角と距離とに基づいて、基準方向と送信手段−基
準軸線を結ぶ方向との間の角度に対応するデータ出力を
行なうデータテーブルを有するように構成した。
【0035】第11の発明においては、第6、7、9の
いずれかの発明において送信手段が発光手段を有し、受
信手段がPSDを有するように構成した。
【0036】第12の発明においては、第6、7、9の
いずれかの発明において送信手段が発光手段を有し、受
信手段が複数の受光面を有するように構成した。
【0037】第13の発明においては、第12の発明に
おいて受信手段が遮光手段を有するように構成した。
【0038】第14の発明においては、第8、11、1
2のいずれかの発明において送信手段が遮光手段を有す
るように構成した。
【0039】第15の発明においては、駆動源によって
回動制御される被駆動体と、該被駆動体とは別体に設け
られ、上記被駆動体に向けて送信信号を送信する送信手
段と、上記被駆動体が、あらかじめ定められた基準方向
および回動中心軸線より所定の量離れた位置に配置さ
れ、送信手段からの送信信号を受信する受信手段と、該
受信手段の出力に基づいて、上記受信手段への送信信号
の到来方向角と上記送信手段−受信手段との間の距離と
を求め、求められた上記到来方向角と距離とに基づいて
上記基準方向と上記送信手段−回動中心軸線を結ぶ方向
との間の角度に対応する信号出力を行なう角度量出力手
段とを有する複数の角度出力器を備え、該複数の角度出
力器からのおのおのの信号出力に応じて上記被駆動体を
制御するように構成した。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかわる角度出力
器およびこの角度出力器を備えた回動制御装置を、その
実施の一形態を示す図面に基づき具体的に説明する。な
お、図において、同一符号は従来のものと同一または相
当のものを示す。
【0041】実施の形態1.図1は本発明に係わる角度
出力器をテレビジョン受像機の画面の向きを調整する回
動角制御に適用した構成を示すブロック図であり、図に
おいて1はテレビジョン受像機、2はリモコン信号を送
信する送信器、10は受信部、15は角度量出力手段の
例としての回動角演算部、13は回動・停止制御部、1
4はモータである。
【0042】テレビジョン受像機1はモータ14にて回
転駆動される回転台(図示せず)上に載置されており、
モータ14の正、逆駆動により回転台を左方向または右
方向に回動させることでテレビジョン受像機1の画面の
向きを変向し得るようになっている。
【0043】送信器2はテレビジョン受像機1とは別体
に構成されており、例えば赤外線発光素子を備え、ここ
からテレビジョン受像機1側に向けてリモコン信号を送
信せしめるようになっている。
【0044】テレビジョン受像機1には、前記送信器2
からのリモコン信号を受信する受信部10を備えてい
る。受信部10はリモコン信号の到来方向角、および強
度に対応した出力信号を回動角演算部15に出力する。
【0045】回動角演算部15は入力された出力信号と
モータ14からのフィードバック信号とに基づいて、モ
ータ14の回動軸からみた基準方向(画面の正面方向)
との角度差、すなわち回動角を演算し、これを回動・停
止制御部13へ出力する。回動・停止制御部13は、モ
ータ14を前記回動角が零になる方向に向けて、零とな
る位置まで回動させるべく制御信号をモータ14へ出力
する。
【0046】図2は送信器2とテレビジョン受像機1と
の概略的な配置を説明するための説明図であり、図にお
いて回動軸50は基準軸線(角度を考える際の基準とな
る軸線のことであり、ここでは回動動作を行なうので回
動中心軸線)上に存在しており、θ1は回動軸50−送
信器2−受信部10の間の角度、θは到来方向角、θ2
は回動軸50よりみた基準方向と受信部10との間の
角、dは回動軸50と受信部10との間の距離、θ0は
回動軸50よりみた基準方向と送信器2との間の角、x
は送信器2と回動軸50との間の距離、Lは送信器2と
受信部10との間の距離をそれぞれ示している。
【0047】図3は、図1に示す装置の電気的回路構成
を示すブロック図であり、送信器2は赤外線光発光素子
2aからリモコン信号をテレビジョン受像機1へ向けて
送信する。テレビジョン受像機1の受信部10は、レン
ズ20、PSD21にて構成されている。37は距離・
角度変換データテーブルが格納されたメモリである。
【0048】リモコン信号はレンズ20を通してPSD
21上に集光照射される。PSD21からは、その光量
に応じた電荷を生じ、かつ照射位置に応じてそれぞれ電
流I1、I2として出力信号を出力する。
【0049】電流I1、I2はそれぞれI/V変換器2
2、23に入力されて電圧に変換され、それぞれS/H
回路24、25に出力され、サンプル値がホールドさ
れ、共にマイクロコンピュータ26内、A/MP27に
入力されると同時に加算回路35に入力されて加算さ
れ、その結果もA/MP27に入力される。
【0050】A/MP27の出力はA/D変換器28に
てディジタル信号に変換され、入力回路29を通じてC
PU30に入力される。CPU30はメモリ37に格納
されたプログラムおよびデータに従って、式(2)によ
りリモコン信号の到来方向角θを算出する。
【0051】ここで、送信器2からの距離は、以下に述
べるように求めることが可能である。以下、図4を参照
して説明を行なう。図4は赤外線発光素子2aから出射
された赤外光の状態と受信部10が受信する赤外線光強
度を説明するための説明図である。ここで赤外線のパワ
ー密度比は、赤外線発光素子2aからの距離に応じて1
/L12:1/L22と表わせる。
【0052】このように送信器2内の赤外線発光素子2
aより出射された赤外光は、距離Lの2乗に反比例し
て、そのパワー密度が減少する。ここで、受信部10の
面積は一定であるから、受信部10での赤外線強度を求
めることにより赤外線発光素子2aと受信部10との間
の距離を求めることができる。
【0053】すなわち、下式(3)により送信器2と受
信部10の間の距離Lを算出し、さらに基準軸線(回動
中心軸線)上にある回動軸50からみた基準方向(ここ
では、画面の正面方向)と受信部10の間の角度θ2、
および回動軸50と受信部10との間の距離d、到来方
向角θとを用いて下式(4)により、基準方向との角度
差(回動すべき角)θ0を求める。
【0054】
【数3】
【0055】
【数4】
【0056】なお、式(4)の導出過程を以下に示す。
【0057】
【数5】
【0058】図5には、式(4)に基づき、送信器2と
受信部10との間の距離Lに対する基準方向との角度差
θ0の特性を示した(ここでは、テレビジョン受像機を
考えており、θ2、dは固定値である)。この角度差θ
0の特性は、送信器2と受信部10との間の距離L=0
で−θ2に一致し、送信器2と受信部10との間の距離
Lが大きくなると到来方向角θに漸近するような特性を
示す(送信器2と受信部10との間の距離Lが無限大の
場合は、従来の技術に相当する)。
【0059】図5に示した送信器2と受信部10との間
の距離Lに対する基準方向との角度差θ0の特性を、ア
ナログ回路によって信号出力させて基準方向との角度差
θ0を求めても良いし、あらかじめ所定のサンプル点に
ついてデータを記憶させておき(データテーブルをつく
り)、直接読みだすか、補間データを求めて基準方向と
の角度差θ0を求めてもよい。また特性式をソフトウェ
アで与え、その式に用いる係数のみを、メモリ上にデー
タ記憶させ、逐一記憶データを読みだして演算を施して
基準方向との角度差θ0を求めてもよい。
【0060】CPU30の処理としては、式(3)、
(4)をもとに、送信器2のもつ赤外線発光素子2a
(発光素子)の違いによる発光分布や光強度のピーク値
の違い等の条件(出力特性)を考慮した、それぞれ加算
回路35の出力であるS対送信器2と受信部10との間
の距離Lのテーブル、到来方向角θ対基準方向との角度
差θ0のテーブルを予めメモリ37に格納しておき、得
られた加算回路35の出力であるS、到来方向角θに対
してテーブルを参照し、送信器2と受信部10との間の
距離Lおよび基準方向との角度差θ0を求める。ここ
で、加算回路35の出力SはPSD21に入射する光強
度を示すことと等価であり、発光素子の光放射分布状態
に変化が無い場合には、発光素子の光強度のピーク値に
ほぼ比例する出力である。
【0061】この場合、受信側において、あらかじめ送
信器2の発光素子の複数種類の出力特性を示すデータ、
あるいは複数種類の送信器2における発光素子の出力特
性を示すデータをあらかじめテーブル化してもよいし、
送信器2側に発光素子の出力特性を示すデータを記憶さ
せておき、リモコン信号の送出の際に、これらデータを
リモコン信号とともに送出してもよい。また、適宜加算
回路35の出力Sの校正データを記憶するようにしても
よい。こうすることにより送信器2の発光素子の経時変
化に対応でき、さらにテレビジョンセットに添付された
送信器以外の別種の送信器も問題なく使用可能である。
また受信部は必ずしも画面の中央部に設ける必要がなく
なり、テレビジョンセットの設計に裕度をもたせること
ができるとともに、精度よく送信器2の方向にテレビジ
ョン受信機1を回動(偏向)させることが可能である。
【0062】CPU30は、演算した基準方向との角度
差θ0を零とすべくメモリ37内の格納データと照合し
て、この基準方向との角度差θ0を減少させる方向に向
け、回動すべき角としての基準方向との角度差θ0に相
当する制御信号を生成し、出力回路32を通じて、左・
右駆動制御回路33へ出力する。左・右駆動制御回路3
3はモータ14を正転または逆転方向に、例えば基準方
向との角度差θ0の符号に応じて回転駆動する。モータ
14に連結された角度センサ34からの信号が入力回路
29を通じてCPU30へ入力される。CPU30は角
度センサ34の信号をチェックして、その出力信号(検
出角度θD)が基準方向との角度差θ0に一致すると、
その位置でモータ14を停止させる。
【0063】これら一連の動作は、以下に説明するよう
なステップに従って実行される。すなわち図6に示すフ
ローチャートを参照しながら説明する。
【0064】送信器2からのリモコン信号を受信部10
が受信するステップ(S1)、リモコン信号より送信器
2と受信部10との間の距離Lを検出するステップ(S
2)、到来方向角θを検出するステップ(S3)、到来
方向角θと送信器2と受信部10との間の距離Lとに基
づいて回動させるべき角である基準方向との角度差θ0
を求めるステップ(S4) 回動方向を決定するステップ(S5)
【0065】ステップS5の結果に基づいて、右回動す
べきならば右回動駆動を行なうステップ(S6) 左回動すべきならば左回動駆動を行なうステップ(S
7) モータがどれだけ回動したかを示す出力信号θDを検出
するステップ(S8) θ0とθDの値の比較を行なうステップ(S9) ステップS9の結果に基づいて、θ0とθDが異なる場
合にはステップS5に戻り、θ0とθDが一致した場合
にはモータ14の停止を行なうステップ(S10)
【0066】以上のステップに従って、回転駆動を行な
う。ただし、ステップS2とステップS3が逆の順序に
処理されてもよい。また、ステップS9においてθ0−
θDが零となるかどうかによってθ0とθDを比較して
もよい。
【0067】以上の説明においては、送信器2内に内蔵
されている赤外線発光素子自身の強度分布については、
特に考慮を払っていないが、赤外線発光素子から出射さ
れた赤外線の強度分布が空間的に均一に近い方がより精
度よく回動(偏向)が可能である。
【0068】赤外線発光素子2aから放射される赤外線
(赤外光)は通常30度程度の放射角を有している。図
7(a)は赤外線発光素子2aから放射される赤外光の
強度分布(光強度分布)を示す説明図であり、赤外線発
光素子2aから赤外光が拡がりながら出射される状態の
概略を示している。
【0069】すなわち赤外線発光素子2aから放出され
た赤外光が受信部10に入射するときにポイントaの部
分が入射されれば精度よく制御が可能であるが、ポイン
トbの部分が入射されたときには受信部10から遠い距
離より入射された赤外光であると認識してしまい、精度
よく制御ができない場合がありうる。
【0070】そこでa付近のみの赤外光を放射させるた
めに、例えば図7(b)および(c)に示すように赤外
線発光素子2aからの周辺部分の赤外光を例えば金属板
などの遮光物(遮光手段)によって遮断し、a付近の赤
外光のみを放射するようにすれば、制御精度を保つこと
ができる。また、S/H回路24、25の前段または後
段にピークホールド回路を設け、I/V変換器22、2
3の最大出力電圧をA/MP27に出力してもよい。た
だし、ピークホールドを行なうタイミングは送信器2か
らのリモコン信号送信が行なわれる度に行なう。従っ
て、送信器2からの受信が終了した時点でリセットをか
けるように構成するとよい。
【0071】実施の形態2.なお、上記実施の形態1に
おいては、送信器2と受信部10との間の距離を求める
ための構成として、受信部10と、回動角演算部15お
よび加算回路35からなるものを示したが、伝搬速度の
異なる信号を発生する発生器を有する送信器2と、その
信号が受信部10に到達する時間差を求める時間差検出
器からなるものでもよい。
【0072】すなわち、図8(a)に示すように送信器
2として、赤外線と超音波の、例えば矩形波のリモコン
信号を同時に発生する赤外線発光素子2aと超音波発生
器2bとを設け、それぞれの信号を受信部10に設置さ
れた赤外線受光部40、超音波受信部41にて受信し、
それらの出力を時間差検出器42に入力し、到来方向角
θを赤外線受光部40からの出力に基づいて求め、送信
器2とテレビジョン受像機1との間の距離Lを求めるた
めに、その時間差に比例した出力信号をマイクロコンピ
ュータ26内のA/MP27に出力する。
【0073】図8(b)には、時間差を求めるための1
つの例を示す。送信器2側より赤外線発光素子2aおよ
び超音波発生器2bを同時に駆動する。赤外線発光素子
2aより発生した赤外光および超音波発生器2bより発
生した超音波は、それぞれ送信器2と受信部10との間
の距離L伝搬したのちに赤外線受光部40、超音波受信
部41にそれぞれ入射する。
【0074】赤外光の空間伝搬速度は30万Km/s、
超音波の空間伝搬速度は330m/sであるから、例え
ば3mの距離を伝搬するのに約9msecの時間差を生
じる。従って、この時間差と音速330m/sとの積を
とることにより送信器2と受信部10との間の距離Lを
求めることができる。(赤外光の空間伝搬速度は超音波
の空間伝搬速度に比べ1000000倍程度大きく、時
間差と音速との積をとることで距離を求めても実用上問
題はない。)
【0075】これによれば、赤外線発光素子2aの光強
度に依存することなく送信器2と受信部10との間の距
離Lを正確に求めることが可能であり、従って回動角θ
0を非常に精確(正確)に求めることが可能である。ま
た、ここでは時間差によって送信器2と受信部10との
間の距離Lを求める例について示したが、各々の受信信
号の間の位相差を求めて送信器2と受信部10との間の
距離Lを求めてもよい。
【0076】この出力信号はA/D変換器28、入力回
路29を通じてCPU30に入力される。CPU30で
は、この出力信号を送信器2と受信部10との間の距離
Lとして、実施の形態1と同様の処理により回動角θ0
を算出し、モータ14を駆動する。
【0077】以上の実施の形態の説明では、テレビジョ
ン受信機の例について述べたが、これに限られるもので
はなく、回転制御台上に載置されたゲーム機、ラジオ、
カセット等の音響機器や、扇風機、エアーコンディショ
ナー等の送風/空調設備における風向切り換えのための
センシングデバイス(感知器)等に応用が可能である。
【0078】以上、述べた角度出力器は、送信器からの
送信信号より、その送信信号強度および到来方向角の両
方を求めて、被制御物の制御を行なうため、上記音響機
器等に用いた場合には、ボリューム調整と方向制御、上
記送風/空調設備等に用いた場合には、送風量調節と風
向制御が容易な構成で行える。
【0079】他に、操作を行ないながら撮影を行なうな
どといった、カメラなどの画像入力装置等に適用させて
用いてもよい。
【0080】実施の形態3.また、これまで述べてきた
実施の形態においては、受信手段における位置検出素子
として、PSDを例に説明したが、必ずしもこれに限ら
れることはなく、例えば図9(a)−(イ)に示すよう
に受信部10が例えば少なくとも2つの領域に区分され
た太陽電池等の光検知素子、あるいはそれぞれ別体の光
検知素子によって形成することも可能である。この場合
には、レンズ20にて集光された赤外線の集光位置が光
検知器51の分割された受光面おのおのからの光電流の
差として出力される。またこの場合の受光部10が受け
る光強度は受光面おのおのからの光電流の和として出力
される。こうすることでPSDを使用するよりも安価に
位置検出素子を構成することができる。また、図9
(a)−(ロ)に示すように、赤外線の集光途中に光検
知器51を配置してもよく、上述と同様の効果を得るこ
とができる。さらに、図9(a)−(ハ)に示すように
集光点が変位する方向(到来方向角を検出すべき方向)
に沿って光検知器51を複数配置し、光検知器51中の
どの受光面に集光点(集光光)が存在するか、あるいは
例えば隣接する受光面間における光電流の差を求めるこ
とによって集光点(集光光)の入射位置を検知してもよ
く、上述と同様の効果を得ることができる。
【0081】実施の形態4.また図9(b)に示すよう
にレンズを用いずに受信部を構成することも可能であ
る。この場合には分割された受光面を有する光検知器5
1と、この光検知器51と赤外光の入射方向側に遮蔽板
52によって受信部10を構成する。このとき、遮蔽板
52は光検出器51の分割線を少なくとも遮蔽し、かつ
遮蔽板52の大きさ、光検出器51と遮蔽板52の離間
間隔を適当に設計することによって赤外光の入射許容角
度(到来方向角θの最大値であり、この角度を越えない
範囲において動作が安定する角度。)の範囲内において
遮蔽板52により遮蔽される赤外光が、分割された受光
面間において、お互いの受光面に影響を与えないものと
することができる。これによって、精度を満足してなお
かつさらなる受信部の小型化が期待でき、レンズを使用
しなくともよいため安価に作成できる。
【0082】実施の形態5.以上の実施の形態の説明で
は、左右(水平)方向の首振り動作について説明してき
たが、上下(垂直)方向の首振り動作を行なうようにさ
せてもよい。また左右方向、上下方向ともに首振り動作
を行なわせる構成とすることも可能である。図10は左
右方向、上下方向ともに首振り動作を行なわせるための
構成を示した説明図である。図10(a)において、1
4は左右方向(図中βの方向)の首振り動作を行なわせ
るためのモータ、214は上下方向(図中αの方向)の
首振り動作を行なわせるためのモータである。これら2
つのモータ14、214がそれぞれ駆動されることによ
って、左右方向、上下方向に基準方向に向けて回動動作
を行なう。
【0083】図11は実施の形態5の電気回路を示すブ
ロック図であり、それぞれ、上下方向の駆動にかかわ
り、221は例えば2次元PSD、222、223はI
/V変換器、224、225はS/H回路、233は上
下駆動制御装置、214はモータ、234は角度センサ
である。
【0084】2次元PSD221からは、左右方向、上
下方向に対応する光電流出力がなされ、左右、上下方向
それぞれに対応する出力がI/V変換器22、23、2
22、223になされて、光電流が電圧変換される。こ
のI/V変換器22、23、222、223からの電圧
出力はS/H回路24、25、224、225に入力さ
れたのちA/MP27に入力される。なお、このS/H
回路24、25、224、225からの出力も加算回路
35に入力され、加算処理されたのちA/MP27に入
力される。
【0085】A/MP27からの出力はA/D28に入
力されてアナログ/ディジタル変換され入力回路29を
経由してCPU30に取り込まれる。メモリ37には距
離・角度変換データテーブルが格納されており(この場
合は、左右・上下方向それぞれに対応するデータが格納
されている。)、CPU30は、この距離・角度変換デ
ータテーブルを参照することによってモータ14、21
4それぞれの回動すべき角度に対応する出力を出力回路
32、232に出力する。この出力値に基づいて左右駆
動制御装置33、上下駆動制御装置233に入力されモ
ータ14、214を駆動する。それぞれのモータ14、
214の回動した角度量は角度センサ34、234によ
り検出され、それぞれの検出出力は入力回路29を介し
てCPU30に入力されフィードバックがかかる。
【0086】図10(b)は上述のような上下・左右の
首振り動作を行なわせるための上下・左右の到来方向角
の検出に適した受光素子の形態例を示しており、(イ)
〜(ホ)は受信部10内におけるレンズ20からの集光
光の受光部の形態例を示す図であり、(イ)は2次元P
SDを用いた例、(ロ)は上下・左右方向のPSDを併
置(並置)させた例、(ハ)は光検知器を左右・上下に
配置させた例、(ニ)は(ハ)の配置における中央部の
受光状態を改善させた例、(ホ)は(ニ)の配置に更に
周辺部の受光状態を改善した例である。
【0087】(イ)、(ロ)はPSDを用いた場合の例
であるが、一般にPSDは高価である。(ハ)〜(ホ)
は例えば太陽電池で構成できるため、PSDを用いるよ
りは安価に構成できる。また(ハ)〜(ホ)を用いた場
合には、図9(b)と同様の考えで受光素子の前側に遮
蔽板を設けることにより、必ずしもレンズを必要としな
いため、受信部の構成が小型ですみ、安価に構成でき
る。
【0088】さらに、レンズ20の像面湾曲の影響があ
る場合には、その像面湾曲の形態に適合させるように、
受光部全体が(中央部に向かって)所定の曲率を有した
凹状または凸状に形成されていてもよい。
【0089】図10(c)は図10(b)の(イ)〜
(ホ)の各受信部からの出力端子○1〜○4の信号をど
のように処理するかを説明するための説明図であり、上
下方向の出力端子○1、○2の間および左右方向の出力
端子○3、○4の間においては各差分値(I1−I2、
I3−I4)をとり、○1、○2の間の出力からは上下
方向の到来方向角を、○3、○4の間の出力からは左右
方向の到来方向角をそれぞれ、これら各差分値をもとに
求めるとよい。また○1〜○4の間において、それぞれ
の信号の加算を行い(和を取り、すなわちI1+I2+
I3+I4を求め)受光部に入射した光強度(全光量)
を求めることによって距離を検出することが可能とな
る。
【0090】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0091】第1の発明によれば、受信手段からの出力
に基づいて求められた、受信手段への送信信号の到来方
向角および送信手段と受信手段との間の距離に対応する
出力に基づいて、基準方向と送信手段−回動中心軸線を
結ぶ方向との間の角度に対応する信号出力を得ることが
できるので、基準方向と送信手段−回動中心軸線を結ぶ
方向との間の角度を正確に求めることができる。特に近
距離から送信された場合でも精度良く基準方向と送信手
段−回動中心軸線を結ぶ方向との間の角度を求めること
ができる。
【0092】第2の発明によれば、到来方向角と距離と
を求めることにより正確な基準方向と送信手段−回動中
心軸線を結ぶ方向との間の角度を正確に求めることがで
きる角度出力器を得ることができる。
【0093】第3の発明によれば、受信手段側に新たに
距離を求めるための手段を必要としないので装置が小型
化できる。
【0094】第4の発明によれば、伝搬速度の異なる複
数の信号出力を用いることにより、より正確な距離を求
めることが可能であり、この正確な距離によって、基準
方向と送信手段−回動中心軸線を結ぶ方向との間の角度
をより正確に求めることができる。
【0095】第5の発明によれば、データテーブルを備
えたので、基準方向と送信手段−基準軸線を結ぶ方向と
の間の角度に対応するデータ出力が高速化できる。
【0096】第6の発明によれば、正確な角度を求める
ことが可能な角度出力器を有した回動制御装置であるの
で、送信器を向けた方向に確実に基準方向を向けること
ができる回動制御装置を得ることができる。特に近距離
から送信された場合でも精度良く被駆動体を送信器の方
向に向けることができる。
【0097】第7の発明によれば、到来方向角と距離を
求めることにより基準方向と送信手段−回動中心軸線を
結ぶ方向との間の角度を正確に回動可能な回動制御装置
を得ることができる。
【0098】第8の発明によれば、受信手段側に新たに
距離を求めるための手段を必要としないので装置が小型
化し、それによって設計自由度を上げることができる。
【0099】第9の発明によれば、伝搬速度の異なる複
数の信号出力を用いることにより、より正確な距離を求
めることが可能であり、この正確な距離をもとに、基準
方向と送信手段−回動中心軸線を結ぶ方向との間の角度
を正確に求めることが可能であり、精度のよい回動制御
装置を得ることができる。
【0100】第10の発明によれば、データテーブルを
備えたので、基準方向と送信手段−基準軸線を結ぶ方向
との間の角度に対応するデータ出力が高速化できるた
め、送信信号を受信してから回動制御を行なうまでの時
間を短くできる。
【0101】第11の発明によれば、PSDを用いるこ
とにより、レンズによる集光光の位置をより正確に求め
ることが可能であり、精度のよい回動制御装置を得るこ
とができる。
【0102】第12の発明によれば、例えば太陽電池な
どの光検出素子を用いることによって、安価な受信部を
構成できる。
【0103】第13の発明によれば、レンズを省くこと
ができ、安価で構造が簡単である構成の受信部を形成す
ることが可能である。
【0104】第14の発明によれば、距離を求める際に
誤差要素となる発光素子からの周辺光を除くことによっ
て、より正確な距離を求めることができる。
【0105】第15の発明によれば、正確な角度検出が
可能な角度出力器を複数有した回動制御装置であるの
で、送信器を向けた方向に確実に基準方向を向けること
ができる回動制御装置を得ることができる。特に近距離
から送信された場合でも精度良く被駆動体を送信器の方
向に向けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 送信器とテレビジョン受像機との概略的な配
置を示す説明図である。
【図3】 実施の形態1の電気回路を示すブロック図で
ある。
【図4】 赤外光の拡がりを示す説明図である。
【図5】 距離Lに対するθ0の特性を示す説明図であ
る。
【図6】 実施の形態1の処理ステップを示すフローチ
ャートである。
【図7】 赤外光の光強度を示す説明図である。
【図8】 実施の形態2の構成を示すブロック図であ
る。
【図9】 実施の形態3、4における光検知器を示す説
明図である。
【図10】 実施の形態5を説明するための説明図であ
る。
【図11】 実施の形態5の電気回路を示すブロック図
である。
【図12】 従来装置の構成を示すブロック図である。
【図13】 従来装置の電気回路を示すブロック図であ
る。
【図14】 PSDによる位置検出を示す説明図であ
る。
【図15】 送信器とテレビジョン受像機との概略的な
方向関係を示す説明図である。
【図16】 従来装置によるテレビジョン受像機の回動
状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 テレビジョン受像機、2 送信器、10 受信部、
13 回動・停止制御部、15 回動角演算部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/22 H04B 9/00 R H04N 5/64 551 581

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ定められた基準方向および基
    準軸線より所定の量離れた位置に配置され、送信手段か
    らの送信信号を受信する受信手段と、該受信手段の出力
    に基づいて、上記受信手段への送信信号の到来方向角と
    上記送信手段−受信手段との間の距離とを求め、求めら
    れた上記到来方向角と距離とに基づいて上記基準方向と
    上記送信手段−基準軸線を結ぶ方向との間の角度に対応
    する信号出力を行なう角度量出力手段とを備えたことを
    特徴とする角度出力器。
  2. 【請求項2】 角度量出力手段が、以下の式に基づいて
    基準方向と送信手段−基準軸線を結ぶ方向との間の角度
    に対応する信号出力を行なうことを特徴とする請求項1
    記載の角度出力器。 【数1】
  3. 【請求項3】 送信手段が発光手段を有し、送信手段と
    受信手段との間の距離を上記発光手段から受信手段に到
    達する光強度の大きさに基づいて求めることを特徴とす
    る請求項1記載の角度出力器。
  4. 【請求項4】 送信手段が伝搬速度の異なる複数の信号
    出力手段を有し、送信手段と受信手段との間の距離を上
    記受信手段に到達する各信号出力間における受信状態の
    差から求めることを特徴とする請求項1記載の角度出力
    器。
  5. 【請求項5】 角度量出力手段が、少なくとも到来方向
    角と距離とに基づいて、基準方向と送信手段−基準軸線
    を結ぶ方向との間の角度に対応するデータ出力を行なう
    データテーブルを有することを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれかに記載の角度出力器。
  6. 【請求項6】 駆動源によって回動制御される被駆動体
    と、該被駆動体とは別体に設けられ、上記被駆動体に向
    けて送信信号を送信する送信手段と、上記被駆動体が、
    あらかじめ定められた基準方向および回動中心軸線より
    所定の量離れた位置に配置され、送信手段からの送信信
    号を受信する受信手段と、該受信手段の出力に基づい
    て、上記受信手段への送信信号の到来方向角と上記送信
    手段−受信手段との間の距離とを求め、求められた上記
    到来方向角と距離とに基づいて上記基準方向と上記送信
    手段−回動中心軸線を結ぶ方向との間の角度に対応する
    信号出力を行なう角度量出力手段とを有する角度出力器
    を備え、該角度出力器からの信号出力に応じて上記被駆
    動体を回動制御するように構成したことを特徴とする回
    動制御装置。
  7. 【請求項7】 角度量出力手段が、以下の式に基づいて
    基準方向と送信手段−回動中心軸線を結ぶ方向との間の
    角度に対応する信号出力を行なうことを特徴とする請求
    項6記載の回動制御装置。 【数2】
  8. 【請求項8】 送信手段が発光手段を有し、送信手段と
    受信手段との間の距離を上記発光手段から受信手段に到
    達する光強度の大きさに基づいて求めることを特徴とす
    る請求項6記載の回動制御装置。
  9. 【請求項9】 送信手段が伝搬速度の異なる複数の信号
    出力手段を有し、送信手段と受信手段との間の距離を上
    記受信手段に到達する各信号出力間における受信状態の
    差から求めることを特徴とする請求項6記載の回動制御
    装置。
  10. 【請求項10】 角度量出力手段が、少なくとも到来方
    向角と距離とに基づいて、基準方向と送信手段−回動中
    心軸線を結ぶ方向との間の角度に対応するデータ出力を
    行なうデータテーブルを有することを特徴とする請求項
    6乃至9のいずれかに記載の回動制御装置。
  11. 【請求項11】 送信手段が発光手段を有し、受信手段
    がPSDを有することを特徴とする請求項6、7、9の
    いずれかに記載の回動制御装置。
  12. 【請求項12】 送信手段が発光手段を有し、受信手段
    が複数の受光面を有することを特徴とする請求項6、
    7、9のいずれかに記載の回動制御装置。
  13. 【請求項13】 受信手段が遮光手段を有することを特
    徴とする請求項12記載の回動制御装置。
  14. 【請求項14】 送信手段が遮光手段を有することを特
    徴とする請求項8、11、12のいずれかに記載の回動
    制御装置。
  15. 【請求項15】 駆動源によって回動制御される被駆動
    体と、該被駆動体とは別体に設けられ、上記被駆動体に
    向けて送信信号を送信する送信手段と、上記被駆動体
    が、あらかじめ定められた基準方向および回動中心軸線
    より所定の量離れた位置に配置され、送信手段からの送
    信信号を受信する受信手段と、該受信手段の出力に基づ
    いて、上記受信手段への送信信号の到来方向角と上記送
    信手段−受信手段との間の距離とを求め、求められた上
    記到来方向角と距離とに基づいて上記基準方向と上記送
    信手段−回動中心軸線を結ぶ方向との間の角度に対応す
    る信号出力を行なう角度量出力手段とを有する複数の角
    度出力器を備え、該複数の角度出力器からのおのおのの
    信号出力に応じて上記被駆動体を制御するように構成し
    たことを特徴とする回動制御装置。
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Cited By (6)

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