JPH0951915A - 車椅子の固定装置 - Google Patents
車椅子の固定装置Info
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- JPH0951915A JPH0951915A JP7208212A JP20821295A JPH0951915A JP H0951915 A JPH0951915 A JP H0951915A JP 7208212 A JP7208212 A JP 7208212A JP 20821295 A JP20821295 A JP 20821295A JP H0951915 A JPH0951915 A JP H0951915A
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- fixing device
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 101
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 5
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】車椅子の固定および固定解除を容易にし得る固
定装置を提供する。 【解決手段】第1リンク機構10と第2リンク機構20
を中間部にて上下方向へ回動可能に連結するとともに、
各リンク機構10,20の上部の左右各端部にそれぞれ
ロック機構30を設け、第1リンク機構10を持ち上げ
ることにより同時に第2リンク機構20を上方へ回動さ
せて、各ロック機構30のフック部材31を車椅子の左
右の各フレーム62bの前後の部位に掛止して、車椅子
を固定し、かつロック解除機構40の解除操作によりケ
ーブル40b,40cを介して各ロック機構30のフッ
ク部材31のロックを同時に解除して車椅子の固定を解
除させる。
定装置を提供する。 【解決手段】第1リンク機構10と第2リンク機構20
を中間部にて上下方向へ回動可能に連結するとともに、
各リンク機構10,20の上部の左右各端部にそれぞれ
ロック機構30を設け、第1リンク機構10を持ち上げ
ることにより同時に第2リンク機構20を上方へ回動さ
せて、各ロック機構30のフック部材31を車椅子の左
右の各フレーム62bの前後の部位に掛止して、車椅子
を固定し、かつロック解除機構40の解除操作によりケ
ーブル40b,40cを介して各ロック機構30のフッ
ク部材31のロックを同時に解除して車椅子の固定を解
除させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車椅子の固定装置
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車椅子をフロア上に固定するに
は、前輪固定用ベルトを車椅子の車体を構成する左右の
フレームの前部に掛止した状態でフロアに設けた固定金
具に締め付け固定し、かつ後輪固定用ベルトを左右のフ
レームの後部に掛止した状態でフロアに設けた他の固定
金具に締め付け固定する手段が採られている。
は、前輪固定用ベルトを車椅子の車体を構成する左右の
フレームの前部に掛止した状態でフロアに設けた固定金
具に締め付け固定し、かつ後輪固定用ベルトを左右のフ
レームの後部に掛止した状態でフロアに設けた他の固定
金具に締め付け固定する手段が採られている。
【0003】かかる固定手段においては、車椅子を前後
および左右の4箇所で、固定用ベルトをその都度調整し
つつ固定金具に締め付け固定することが必要であり、車
椅子の固定に当たっては、車椅子の周囲を動き回る必要
があって非常に面倒である。特に、車椅子を車室内等限
られた狭い場所に固定する場合には、車椅子の固定作業
がしずらいという問題がある。実公平5−25609号
公報には、かかる問題に対処するための車椅子の固定装
置が提案されている。
および左右の4箇所で、固定用ベルトをその都度調整し
つつ固定金具に締め付け固定することが必要であり、車
椅子の固定に当たっては、車椅子の周囲を動き回る必要
があって非常に面倒である。特に、車椅子を車室内等限
られた狭い場所に固定する場合には、車椅子の固定作業
がしずらいという問題がある。実公平5−25609号
公報には、かかる問題に対処するための車椅子の固定装
置が提案されている。
【0004】当該固定装置は、フロア側に上下方向へ回
動可能に組付けた左右一対のリンクの上端部を連結する
連結部材に左右一対の係合手段を備えるとともに、車椅
子の左右のフレームに被係合手段を設け、これら両リン
クの上下方向への回動動作により各係合手段を車椅子側
の被係合手段に係合させて、車椅子を両リンクを介して
フロア側に固定するように構成されている。
動可能に組付けた左右一対のリンクの上端部を連結する
連結部材に左右一対の係合手段を備えるとともに、車椅
子の左右のフレームに被係合手段を設け、これら両リン
クの上下方向への回動動作により各係合手段を車椅子側
の被係合手段に係合させて、車椅子を両リンクを介して
フロア側に固定するように構成されている。
【0005】かかる構成の固定装置においては、両リン
クを駆動手段の操作により上下方向へ回動動作させて、
連結部材に設けた各係合手段を車椅子側に設けた各被係
合手段に係合し、かつ係合を解除させるものであり、車
椅子の固定作業および固定解除作業が極めて容易である
という利点を有している。
クを駆動手段の操作により上下方向へ回動動作させて、
連結部材に設けた各係合手段を車椅子側に設けた各被係
合手段に係合し、かつ係合を解除させるものであり、車
椅子の固定作業および固定解除作業が極めて容易である
という利点を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、当該固定装
置においては、車椅子側に複数の被係合手段を備えてい
ることが必須不可欠の条件であることから、車椅子には
これらの被係合手段を配設する改良が必要であり、汎用
性に欠けるという問題がある。また、リンク側の連結部
材の係合手段は左右一対にすぎないため、車椅子の両リ
ンクに対する固定部位が左右の2箇所にすぎず、車椅子
の固定部位が前後および左右の計4箇所である場合に比
較して、車椅子の固定が必ずしも強固であるとは言えな
い。
置においては、車椅子側に複数の被係合手段を備えてい
ることが必須不可欠の条件であることから、車椅子には
これらの被係合手段を配設する改良が必要であり、汎用
性に欠けるという問題がある。また、リンク側の連結部
材の係合手段は左右一対にすぎないため、車椅子の両リ
ンクに対する固定部位が左右の2箇所にすぎず、車椅子
の固定部位が前後および左右の計4箇所である場合に比
較して、車椅子の固定が必ずしも強固であるとは言えな
い。
【0007】従って、本発明の目的は、当該車椅子の固
定装置における固定作業および固定解除作業と何等変わ
らない作業容易性を備えているとともに、一般の多くの
車椅子の固定に使用可能で汎用性が高く、かつ車椅子の
固定を前後および左右の計4箇所の部位で行える固定装
置を提供することにある。
定装置における固定作業および固定解除作業と何等変わ
らない作業容易性を備えているとともに、一般の多くの
車椅子の固定に使用可能で汎用性が高く、かつ車椅子の
固定を前後および左右の計4箇所の部位で行える固定装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は車椅子の固定装
置に関するもので、当該固定装置は、左右一対のリンク
の上端部を連結部材にて連結してなりこれら各リンクの
下端部をフロア側に上下方向へ回動可能に組付けた第1
のリンク機構と、左右一対のリンクの上端部を連結部材
にて連結してなりこれら各リンクの中間部を前記第1の
リンク機構を構成する各リンクの中間部に交差した状態
で回動可能に連結するとともにこれら各リンクの下端部
を前記フロア側に前後方向へ移動可能に組付けた第2の
リンク機構と、これら各リンク機構を構成する連結部材
の各端部に上方へ付勢して上下方向へ回動可能に組付け
られ車椅子の車体を構成する左右の各フレームに解除可
能に掛止されるフック部材と、これら各フック部材の回
動を規制して前記各フレームに対する掛止状態を保持す
るロック部材と、これら各ロック部材を動作させて前記
各フック部材の回動規制を解除するロック解除手段と、
前記両リンク機構のいずれかの連結部材に連結され同連
結部材を下方へ押下げる押下手段を備えていることを特
徴とするものである。
置に関するもので、当該固定装置は、左右一対のリンク
の上端部を連結部材にて連結してなりこれら各リンクの
下端部をフロア側に上下方向へ回動可能に組付けた第1
のリンク機構と、左右一対のリンクの上端部を連結部材
にて連結してなりこれら各リンクの中間部を前記第1の
リンク機構を構成する各リンクの中間部に交差した状態
で回動可能に連結するとともにこれら各リンクの下端部
を前記フロア側に前後方向へ移動可能に組付けた第2の
リンク機構と、これら各リンク機構を構成する連結部材
の各端部に上方へ付勢して上下方向へ回動可能に組付け
られ車椅子の車体を構成する左右の各フレームに解除可
能に掛止されるフック部材と、これら各フック部材の回
動を規制して前記各フレームに対する掛止状態を保持す
るロック部材と、これら各ロック部材を動作させて前記
各フック部材の回動規制を解除するロック解除手段と、
前記両リンク機構のいずれかの連結部材に連結され同連
結部材を下方へ押下げる押下手段を備えていることを特
徴とするものである。
【0009】本発明に係る固定装置においては、前記各
リンク機構を構成する連結部材を左右方向へ伸縮可能に
構成して、前記各フック部材の左右方向の位置調整を可
能とすることが好ましく、また当該固定装置において、
前記各リンク機構の少なくともいずれかを構成する各リ
ンクを伸縮可能に構成して、前記各フック部材の上下方
向の位置調整を可能とすることが好ましく、さらにまた
当該固定装置において、各リンク機構をフロア上に設け
た凹所内に組付けて、装置全体を前記凹所に格納可能に
構成することが好ましい。
リンク機構を構成する連結部材を左右方向へ伸縮可能に
構成して、前記各フック部材の左右方向の位置調整を可
能とすることが好ましく、また当該固定装置において、
前記各リンク機構の少なくともいずれかを構成する各リ
ンクを伸縮可能に構成して、前記各フック部材の上下方
向の位置調整を可能とすることが好ましく、さらにまた
当該固定装置において、各リンク機構をフロア上に設け
た凹所内に組付けて、装置全体を前記凹所に格納可能に
構成することが好ましい。
【0010】
【発明の作用・効果】このように構成した車椅子の固定
装置は所定のフロア上に配設されて倒伏した状態にあ
り、上方に車椅子が配置された状態では車椅子の左右の
両輪の間に位置し、また各リンク機構の連結部材に設け
た各フック部材が車椅子の車体を構成する左右のフレー
ムの下方に位置する。
装置は所定のフロア上に配設されて倒伏した状態にあ
り、上方に車椅子が配置された状態では車椅子の左右の
両輪の間に位置し、また各リンク機構の連結部材に設け
た各フック部材が車椅子の車体を構成する左右のフレー
ムの下方に位置する。
【0011】この状態おいて、固定装置の第1のリンク
機構をその連結部材を把持して引き上げると、これと連
動して第2のリンク機構が引上げられ、これらの引上げ
の間、各フック部材は車椅子の各フレームに下から当接
して下方へ回動して各フレームを乗越え、その後上方へ
回動復帰して各フレームの上方に位置し、または自重に
より各フレームに緩く掛止する。次いで、押下手段を操
作して一方のリンク機構を押下げるとこれに連動して他
方のリンク機構も押下げられ、一方のリンク機構の連結
部材に設けた各フック部材が左右の各フレームの後方の
部位に強固に掛止され、かつ他方のリンク機構の連結部
材に設けた各フック部材が左右の各フレームの前方の部
位に強固に掛止される。これにより、車椅子は各リンク
機構に対して前後および左右の計4箇所の部位にて強固
に掛止されて固定される。
機構をその連結部材を把持して引き上げると、これと連
動して第2のリンク機構が引上げられ、これらの引上げ
の間、各フック部材は車椅子の各フレームに下から当接
して下方へ回動して各フレームを乗越え、その後上方へ
回動復帰して各フレームの上方に位置し、または自重に
より各フレームに緩く掛止する。次いで、押下手段を操
作して一方のリンク機構を押下げるとこれに連動して他
方のリンク機構も押下げられ、一方のリンク機構の連結
部材に設けた各フック部材が左右の各フレームの後方の
部位に強固に掛止され、かつ他方のリンク機構の連結部
材に設けた各フック部材が左右の各フレームの前方の部
位に強固に掛止される。これにより、車椅子は各リンク
機構に対して前後および左右の計4箇所の部位にて強固
に掛止されて固定される。
【0012】また、固定された車椅子の固定を解除する
には、押下手段による両リンク機構の押下げ動作を解除
するとともに、ロック解除手段を操作して各ロック部材
による各フック部材の回動規制を解除する。これによ
り、各フック部材は上方へ回動して車椅子の各フレーム
から離脱して、各リンク機構を下方へ回動して各フック
を各フレームより下方へ位置させ、車椅子の固定を解除
することができる。
には、押下手段による両リンク機構の押下げ動作を解除
するとともに、ロック解除手段を操作して各ロック部材
による各フック部材の回動規制を解除する。これによ
り、各フック部材は上方へ回動して車椅子の各フレーム
から離脱して、各リンク機構を下方へ回動して各フック
を各フレームより下方へ位置させ、車椅子の固定を解除
することができる。
【0013】このように、当該固定装置によれば、車椅
子に対して前後および左右の計4箇所の部位にて固定す
ることができるため、車椅子の固定が確実でかつ安定性
が高い。また、車椅子の固定作業および固定解除作業
も、車椅子の前後の一方の位置から容易に行うことがで
きる。また、当該固定装置においては、車椅子側には特
別の部品を配設する必要がないため、一般の車椅子を容
易に固定することができて汎用性が高い。
子に対して前後および左右の計4箇所の部位にて固定す
ることができるため、車椅子の固定が確実でかつ安定性
が高い。また、車椅子の固定作業および固定解除作業
も、車椅子の前後の一方の位置から容易に行うことがで
きる。また、当該固定装置においては、車椅子側には特
別の部品を配設する必要がないため、一般の車椅子を容
易に固定することができて汎用性が高い。
【0014】なお、当該固定装置において、各フック部
材を左右方向へ位置調整可能に構成し、また各リンク機
構の少なくとも一方を構成する両リンクを伸縮可能に構
成すれば、車椅子の各フレームに対する各フック部材の
左右方向、および/または上下方向の位置を調整するこ
とができて、幅の異なる車椅子および高さの異なる車椅
子にも十分に対処することができて、当該固定装置の汎
用性を一層向上させることができる。また、当該固定装
置をフロア側に設けた凹所内に配設すれば、当該固定装
置の非使用時には当該固定装置を凹所に格納することが
できて、フロアの使用にさほどの支障を生じさせない。
材を左右方向へ位置調整可能に構成し、また各リンク機
構の少なくとも一方を構成する両リンクを伸縮可能に構
成すれば、車椅子の各フレームに対する各フック部材の
左右方向、および/または上下方向の位置を調整するこ
とができて、幅の異なる車椅子および高さの異なる車椅
子にも十分に対処することができて、当該固定装置の汎
用性を一層向上させることができる。また、当該固定装
置をフロア側に設けた凹所内に配設すれば、当該固定装
置の非使用時には当該固定装置を凹所に格納することが
できて、フロアの使用にさほどの支障を生じさせない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明するに、図1および図2には本発明の一例に係る車椅
子の固定装置が示されている。当該固定装置は、第1の
リンク機構10(以下第1リンク機構という)、第2の
リンク機構20(以下第2リンク機構という)、ロック
機構30、ロック解除機構40、および押下機構50を
備えた構成となっている。なお、同図においては、各構
成機構の一部を省略して記載されている。
明するに、図1および図2には本発明の一例に係る車椅
子の固定装置が示されている。当該固定装置は、第1の
リンク機構10(以下第1リンク機構という)、第2の
リンク機構20(以下第2リンク機構という)、ロック
機構30、ロック解除機構40、および押下機構50を
備えた構成となっている。なお、同図においては、各構
成機構の一部を省略して記載されている。
【0016】第1リンク機構10は左右一対のリンク1
1,12と、両リンク11,12の上端部を連結する連
結部材13とからなるもので、各リンク11,12は下
方リンク部材11a,12aと上方リンク部材11b,
12bにて構成され、かつ連結部材13は中央の第1管
部材13aと、左右の第2管部材13b,13cとによ
り構成されている。各上方リンク部材11b,12b
は、それらの上端部にて第1管部材13aの外周に固着
されているとともに、それらの下端部にて各下方リンク
部材11a,12aに図1および図3に示す手段にて連
結されている。
1,12と、両リンク11,12の上端部を連結する連
結部材13とからなるもので、各リンク11,12は下
方リンク部材11a,12aと上方リンク部材11b,
12bにて構成され、かつ連結部材13は中央の第1管
部材13aと、左右の第2管部材13b,13cとによ
り構成されている。各上方リンク部材11b,12b
は、それらの上端部にて第1管部材13aの外周に固着
されているとともに、それらの下端部にて各下方リンク
部材11a,12aに図1および図3に示す手段にて連
結されている。
【0017】各下方リンク部材11a,12aにおいて
は、それらの上端部に上下一対の段付きの連結ボルト1
1c,12cが設けられて内側へ突出し、また上方リン
ク部材11b,12bにおいては、それらの下端部に長
手方向に延びる長孔11d,12dが形成されている。
各連結ボルト11c,12cは各長孔11d,12dを
貫通して各ナット11e,12eにて抜止めされてい
て、各連結ボルト11c,12cの段部が各長孔11
d,12d内に摺動可能に位置している。これにより、
各上方リンク部材11b,12bは下方リンク部材11
a,12aと連結部材13とに連結されていて、各ナッ
ト11e,12eを緩めることにより、長手方向に伸縮
可能になっている。
は、それらの上端部に上下一対の段付きの連結ボルト1
1c,12cが設けられて内側へ突出し、また上方リン
ク部材11b,12bにおいては、それらの下端部に長
手方向に延びる長孔11d,12dが形成されている。
各連結ボルト11c,12cは各長孔11d,12dを
貫通して各ナット11e,12eにて抜止めされてい
て、各連結ボルト11c,12cの段部が各長孔11
d,12d内に摺動可能に位置している。これにより、
各上方リンク部材11b,12bは下方リンク部材11
a,12aと連結部材13とに連結されていて、各ナッ
ト11e,12eを緩めることにより、長手方向に伸縮
可能になっている。
【0018】連結部材13においては、左右の第2管部
材13b,13cの内端側が第1管部材13aの各開口
端を通して挿入されていて、各第2管部材13b,13
cが第1管部材13aに対して伸縮可能になっており、
各第2管部材13b,13cは固定用のネジ部材13
d,13eの螺着作用により第1管部材13aに固定さ
れ、かつ各ネジ部材13d,13eの各第2管部材13
b,13cに対する螺着を解除すると、左右方向へ伸縮
可能となる。
材13b,13cの内端側が第1管部材13aの各開口
端を通して挿入されていて、各第2管部材13b,13
cが第1管部材13aに対して伸縮可能になっており、
各第2管部材13b,13cは固定用のネジ部材13
d,13eの螺着作用により第1管部材13aに固定さ
れ、かつ各ネジ部材13d,13eの各第2管部材13
b,13cに対する螺着を解除すると、左右方向へ伸縮
可能となる。
【0019】第1リンク機構10においては、図2に示
すように、各下方リンク部材11a,12aの下端部を
フロア61上に設けた凹所61a内に配設した取付ブラ
ケット14に上下方向へ回動可能に組付けられていて、
各リンク11,12が上下方向へ回動可能な状態で後方
へ延びている。また、連結部材13は各上方リンク部材
11b,12bを伸縮させることにより、後方への突出
長さを調整することができる。
すように、各下方リンク部材11a,12aの下端部を
フロア61上に設けた凹所61a内に配設した取付ブラ
ケット14に上下方向へ回動可能に組付けられていて、
各リンク11,12が上下方向へ回動可能な状態で後方
へ延びている。また、連結部材13は各上方リンク部材
11b,12bを伸縮させることにより、後方への突出
長さを調整することができる。
【0020】第2リンク機構20は、左右一対のリンク
21,22と、連結部材23とからなるもので、連結部
材23は中央の第1管部材23aと、左右の第2管部材
23b,23cとにより構成されている。各リンク2
1,22はそれらの上端部にて連結部材23の第1管部
材23aの外周に固着されている。連結部材23におい
ては、左右の第2管部材23b,23cの内端側が第1
管部材23aの各開口端を通して挿入されていて、各第
2管部材23b,23cが第1管部材23aに対して伸
縮可能になっており、各第2管部材23b,23cは固
定用のネジ部材23d,23eの螺着作用により第1管
部材23aに固定され、かつ各ネジ部材23d,23e
の各第2管部材23b,23cに対する螺着を解除する
と、左右方向へ伸縮可能となる。
21,22と、連結部材23とからなるもので、連結部
材23は中央の第1管部材23aと、左右の第2管部材
23b,23cとにより構成されている。各リンク2
1,22はそれらの上端部にて連結部材23の第1管部
材23aの外周に固着されている。連結部材23におい
ては、左右の第2管部材23b,23cの内端側が第1
管部材23aの各開口端を通して挿入されていて、各第
2管部材23b,23cが第1管部材23aに対して伸
縮可能になっており、各第2管部材23b,23cは固
定用のネジ部材23d,23eの螺着作用により第1管
部材23aに固定され、かつ各ネジ部材23d,23e
の各第2管部材23b,23cに対する螺着を解除する
と、左右方向へ伸縮可能となる。
【0021】第2リンク機構20においては、各リンク
21,22の長手方向の中間部にて図4に示すように、
第1リンク機構10を構成する下方リンク部材11a,
12aに上下方向へ回動可能に連結されているととも
に、各リンク21,22の下端部がフロア61上に設け
た凹所61a内に配設したレール部材24aに図5に示
すように嵌合されて、前後方向へ移動可能に組付けられ
ている。
21,22の長手方向の中間部にて図4に示すように、
第1リンク機構10を構成する下方リンク部材11a,
12aに上下方向へ回動可能に連結されているととも
に、各リンク21,22の下端部がフロア61上に設け
た凹所61a内に配設したレール部材24aに図5に示
すように嵌合されて、前後方向へ移動可能に組付けられ
ている。
【0022】各リンク21,22においては、図4に示
すように、ブッシュ25aを介して段付きの連結ボルト
25bが挿通されており、同連結ボルト25bは各下方
リンク部材11a,12aを挿通した状態で先端部に螺
着したナット25cにより抜止めされて、各リンク2
1,22を各下方ランク部材11a,12aに対して回
動可能に連結している。また、各リンク21,22の下
端部には図5に示すように、ローラ26が回転可能に支
持されており、ローラ26は凹所61a内に取付ブラケ
ット24bを介して配設されたレール部材24aの内部
に挿入され、転動可能となっている。
すように、ブッシュ25aを介して段付きの連結ボルト
25bが挿通されており、同連結ボルト25bは各下方
リンク部材11a,12aを挿通した状態で先端部に螺
着したナット25cにより抜止めされて、各リンク2
1,22を各下方ランク部材11a,12aに対して回
動可能に連結している。また、各リンク21,22の下
端部には図5に示すように、ローラ26が回転可能に支
持されており、ローラ26は凹所61a内に取付ブラケ
ット24bを介して配設されたレール部材24aの内部
に挿入され、転動可能となっている。
【0023】ロック機構30は、図1に示すように、各
リンク機構10,20を構成する連結部材13,23の
各第2管部材13b,13c,23b,23cの端部に
設けた取付ブラケット13d,23dに組付けられてい
るもので、左右に2個および前後に2個の計4個配設さ
れている。
リンク機構10,20を構成する連結部材13,23の
各第2管部材13b,13c,23b,23cの端部に
設けた取付ブラケット13d,23dに組付けられてい
るもので、左右に2個および前後に2個の計4個配設さ
れている。
【0024】ロック機構30は、図1、図6および図9
に示すように、フック部材31、ロック部材32、フッ
ク部材31を付勢する第1スプリング33、およびロッ
ク部材32を付勢する第2スプリング34にて構成され
ている。フック部材31は先端側に下方へ開口するフッ
ク31aを備え、基端部31bにて取付ブラケット13
dまたは23dに固定した支持ピン35a上に上下方向
へ回動可能に支持されている。第1スプリング33はフ
ック部材31と支持ピン35との間に掛止されていて、
フック部材31を図示時計方向へ付勢している。
に示すように、フック部材31、ロック部材32、フッ
ク部材31を付勢する第1スプリング33、およびロッ
ク部材32を付勢する第2スプリング34にて構成され
ている。フック部材31は先端側に下方へ開口するフッ
ク31aを備え、基端部31bにて取付ブラケット13
dまたは23dに固定した支持ピン35a上に上下方向
へ回動可能に支持されている。第1スプリング33はフ
ック部材31と支持ピン35との間に掛止されていて、
フック部材31を図示時計方向へ付勢している。
【0025】ロック部材32は、ロック部32aと連結
アーム部32bとからなるもので、ロック部32aの基
端部にて取付ブラケット13dまたは23dに固定した
支持ピン35b上に上下方向へ回動可能に支持されてい
る。第2スプリング34はロック部材32の連結アーム
部32bとの間に掛止されていて、ロック部材32を図
示反時計方向へ付勢して、ロック部32aの先端をフツ
ク部材31の基端部31b側の掛止部31cに掛止させ
ている。また、ロック部材32の連結アーム部32bに
は、後述するロック解除機構40を構成するケーブルの
インナワイヤが連結されている。
アーム部32bとからなるもので、ロック部32aの基
端部にて取付ブラケット13dまたは23dに固定した
支持ピン35b上に上下方向へ回動可能に支持されてい
る。第2スプリング34はロック部材32の連結アーム
部32bとの間に掛止されていて、ロック部材32を図
示反時計方向へ付勢して、ロック部32aの先端をフツ
ク部材31の基端部31b側の掛止部31cに掛止させ
ている。また、ロック部材32の連結アーム部32bに
は、後述するロック解除機構40を構成するケーブルの
インナワイヤが連結されている。
【0026】ロック機構30において、ロック部材32
はその先端をフック部材31の掛止部31cに掛止した
状態でフック部材31の図示時計方向への回動を規制す
るもので、フック部材31は回動を規制された状態では
略水平状態に左方または右方へ突出して、フック31a
の開口部を下方へ指向させている。
はその先端をフック部材31の掛止部31cに掛止した
状態でフック部材31の図示時計方向への回動を規制す
るもので、フック部材31は回動を規制された状態では
略水平状態に左方または右方へ突出して、フック31a
の開口部を下方へ指向させている。
【0027】ロック解除機構40は、図1および図7に
示すように、機構本体40aと一対のケーブル40b,
40cとからなるもので、機構本体40aはフロア61
上に設けた第2凹所61b内に配設されている。機構本
体40aは図7に示すように、第2凹所61b内の底部
に設けた取付ブラケット41と、解除レバー42と、連
結アーム43とにより構成されている。解除レバー42
は、平板状のレバー本体42aと、レバー本体42aの
下面の左右両側に設けられて下方へ突出する一対のアー
ム部42bとからなり、各アーム部42bの上端部に
て、取付ブラケット41の起立部41aに固定した支持
ピン42c上に回動可能に支持されている。
示すように、機構本体40aと一対のケーブル40b,
40cとからなるもので、機構本体40aはフロア61
上に設けた第2凹所61b内に配設されている。機構本
体40aは図7に示すように、第2凹所61b内の底部
に設けた取付ブラケット41と、解除レバー42と、連
結アーム43とにより構成されている。解除レバー42
は、平板状のレバー本体42aと、レバー本体42aの
下面の左右両側に設けられて下方へ突出する一対のアー
ム部42bとからなり、各アーム部42bの上端部に
て、取付ブラケット41の起立部41aに固定した支持
ピン42c上に回動可能に支持されている。
【0028】連結アーム43は連結部43aと係合部4
3bを有するもので、取付ブラケット41の底板部41
bの左右両側にて支持ピン43cを介して回転可能に支
持されて、連結部43aを後方へ突出させているととも
に、係合部43bを側方へ突出させている。係合部43
bの先端部は、解除レバー42のアーム部42bの下端
部の後方に臨んでいる。
3bを有するもので、取付ブラケット41の底板部41
bの左右両側にて支持ピン43cを介して回転可能に支
持されて、連結部43aを後方へ突出させているととも
に、係合部43bを側方へ突出させている。係合部43
bの先端部は、解除レバー42のアーム部42bの下端
部の後方に臨んでいる。
【0029】前側ケーブル40bおよび後側ケーブル4
0cは、いずれもアウタチューブ44とインナワイヤ4
5とからなるもので、途中で左右の2本に分岐している
ものである。各アウタチューブ44の基端部は取付ブラ
ケット41の左右の各起立部41aにそれぞれ固定され
ているとともに、同アウタチューブ44の各先端部は各
ロック機構30の取付ブラケット13dまたは23dに
固定されている。また、各インナワヤー45の基端部は
各連結アーム43の連結部43aに連結されているとと
もに、同インナワイヤ45の各先端部は各ロック機構3
0のロック部材32における連結アーム部32bに連結
されている。
0cは、いずれもアウタチューブ44とインナワイヤ4
5とからなるもので、途中で左右の2本に分岐している
ものである。各アウタチューブ44の基端部は取付ブラ
ケット41の左右の各起立部41aにそれぞれ固定され
ているとともに、同アウタチューブ44の各先端部は各
ロック機構30の取付ブラケット13dまたは23dに
固定されている。また、各インナワヤー45の基端部は
各連結アーム43の連結部43aに連結されているとと
もに、同インナワイヤ45の各先端部は各ロック機構3
0のロック部材32における連結アーム部32bに連結
されている。
【0030】ロック解除機構40において、レバー本体
42aは左右対称の平面形状に形成されていて、後側縁
の中央部には凹所42cが形成されている。凹所42c
は作業者の手指が挿入可能な大きさに形成されており、
作業者が手指を凹所42cに挿入してレバー本体42a
を持上げるように操作すると、レバー本体42aは両支
持ピン42cを中心にして上方へ回動して、各アーム部
42bの回動動作により連結アーム43を支持ピン43
cを中心にして、図7(a)の図示時計方向へ回動させ
る。
42aは左右対称の平面形状に形成されていて、後側縁
の中央部には凹所42cが形成されている。凹所42c
は作業者の手指が挿入可能な大きさに形成されており、
作業者が手指を凹所42cに挿入してレバー本体42a
を持上げるように操作すると、レバー本体42aは両支
持ピン42cを中心にして上方へ回動して、各アーム部
42bの回動動作により連結アーム43を支持ピン43
cを中心にして、図7(a)の図示時計方向へ回動させ
る。
【0031】押下機構50は、図1および図8に示すよ
うに、引張ベルト51と、巻取ドラム52と、ラチェッ
ト53と、ハンドル54と、ロックレバー55とにより
構成されており、これらの部材はフロア61の凹所61
a内に配設したケース56内に収容されている。巻取ド
ラム52およびラチェット53はケース56の両側壁に
て回転可能に支持された回転軸57上に一体的に組付け
られていて、回転軸57の先端部はケース56から突出
しており、同先端部にはハンドル54が一体的に組付け
られている。
うに、引張ベルト51と、巻取ドラム52と、ラチェッ
ト53と、ハンドル54と、ロックレバー55とにより
構成されており、これらの部材はフロア61の凹所61
a内に配設したケース56内に収容されている。巻取ド
ラム52およびラチェット53はケース56の両側壁に
て回転可能に支持された回転軸57上に一体的に組付け
られていて、回転軸57の先端部はケース56から突出
しており、同先端部にはハンドル54が一体的に組付け
られている。
【0032】また、ロックレバー55は中間部にてケー
ス56に回転可能に支持されて、図示しないスプリング
にて図8の図示反時計方向へ付勢されており、同スプリ
ングの付勢力にてラチェット53の一部に弾撥的に掛止
されている。これにより、ロックレバー55は回転軸5
7の図示反時計方向への回転を許容するが、図示時計方
向への回転を規制する。
ス56に回転可能に支持されて、図示しないスプリング
にて図8の図示反時計方向へ付勢されており、同スプリ
ングの付勢力にてラチェット53の一部に弾撥的に掛止
されている。これにより、ロックレバー55は回転軸5
7の図示反時計方向への回転を許容するが、図示時計方
向への回転を規制する。
【0033】押下機構50においては、引張ベルト51
の基端部が巻取ドラム52に固定されているとともに、
先端部が第1リンク機構10を構成する連結部材13の
第1管部材13aに固定されていて、引張ベルト51を
巻取ることにより第1リンク機構10に対して押下げ力
を付与し、かつ引張ベルト51を巻戻すことにより第1
リンク機構10に対する押下げ力を解除する。
の基端部が巻取ドラム52に固定されているとともに、
先端部が第1リンク機構10を構成する連結部材13の
第1管部材13aに固定されていて、引張ベルト51を
巻取ることにより第1リンク機構10に対して押下げ力
を付与し、かつ引張ベルト51を巻戻すことにより第1
リンク機構10に対する押下げ力を解除する。
【0034】このように構成した車椅子の固定装置はフ
ロア61の各凹所61a,61b上に配設されていると
ともに、押下機構50の引張ベルト51が弛緩状態にあ
って、各リンク機構10,20は下方へ回動していてフ
ロア61の第1凹所61a内に格納されている。この状
態において、車椅子62を図2に示すように第1凹所6
1aの上方に配置すると、固定装置は車椅子62の左右
の両輪62aの間に位置し、また各リンク機構10,2
0の連結部材13,23に設けた各ロック機構30のフ
ック部材31が車椅子62の車体を構成する左右のフレ
ーム62bの下方に位置する。
ロア61の各凹所61a,61b上に配設されていると
ともに、押下機構50の引張ベルト51が弛緩状態にあ
って、各リンク機構10,20は下方へ回動していてフ
ロア61の第1凹所61a内に格納されている。この状
態において、車椅子62を図2に示すように第1凹所6
1aの上方に配置すると、固定装置は車椅子62の左右
の両輪62aの間に位置し、また各リンク機構10,2
0の連結部材13,23に設けた各ロック機構30のフ
ック部材31が車椅子62の車体を構成する左右のフレ
ーム62bの下方に位置する。
【0035】この状態において、固定装置の第1リンク
機構10をその連結部材13を把持して引き上げると、
これと連動して第2リンク機構20が引上げられ、これ
らの引上げの間、各フック部材31は車椅子62の各フ
レーム62bに下から当接する。
機構10をその連結部材13を把持して引き上げると、
これと連動して第2リンク機構20が引上げられ、これ
らの引上げの間、各フック部材31は車椅子62の各フ
レーム62bに下から当接する。
【0036】図9は、ロック機構30の作動状態を第2
スプリング34を一部省略した状態で示するもので、各
フック部材31は車椅子62の各フレーム62bに下か
ら当接すると、各フック部材31は同図(c)に示すよ
うに、第1スプリング33に抗して下方へ回動して各フ
レーム62bを乗越え、その後上方へ回動復帰して各フ
レームの上方に位置する。この状態で、連結部材13か
ら手を離すと両リンク機構10,20は自重で下方へ回
動して、各ロック機構30のフック部材31を略同時に
各フレーム62bに掛止する。
スプリング34を一部省略した状態で示するもので、各
フック部材31は車椅子62の各フレーム62bに下か
ら当接すると、各フック部材31は同図(c)に示すよ
うに、第1スプリング33に抗して下方へ回動して各フ
レーム62bを乗越え、その後上方へ回動復帰して各フ
レームの上方に位置する。この状態で、連結部材13か
ら手を離すと両リンク機構10,20は自重で下方へ回
動して、各ロック機構30のフック部材31を略同時に
各フレーム62bに掛止する。
【0037】次いで、押下機構50のハンドル54を図
8の図示反時計方向へ回転操作して引張ベルト51を巻
取ドラム52上に巻取ると、引張ベルト51は第1リン
ク機構10の連結部材13を押下げ、これと連動して第
2リンク機構20を押下げる。これにより、両ロック機
構30の各フック部材31は図9(b)に示すように各
フレーム62bに強固に掛止され、車椅子62は固定装
置の4個のロック機構30により、各フレーム62bの
前後および左右の4箇所の部位にて確実かつ安定した状
態に固定される。
8の図示反時計方向へ回転操作して引張ベルト51を巻
取ドラム52上に巻取ると、引張ベルト51は第1リン
ク機構10の連結部材13を押下げ、これと連動して第
2リンク機構20を押下げる。これにより、両ロック機
構30の各フック部材31は図9(b)に示すように各
フレーム62bに強固に掛止され、車椅子62は固定装
置の4個のロック機構30により、各フレーム62bの
前後および左右の4箇所の部位にて確実かつ安定した状
態に固定される。
【0038】一方、固定状態にある車椅子62の固定を
解除するには、ロック解除機構40の解除レバー42を
上方へ回動操作する。これにより、レバー本体42aは
両支持ピン42cを中心にして上方へ回動して、各アー
ム部42bの回動動作により連結アーム43を支持ピン
43cを中心にして図7(a)の図示時計方向へ回動さ
せ、各ケーブル40b,40cの全てのインナワイヤ4
5を伸張する。
解除するには、ロック解除機構40の解除レバー42を
上方へ回動操作する。これにより、レバー本体42aは
両支持ピン42cを中心にして上方へ回動して、各アー
ム部42bの回動動作により連結アーム43を支持ピン
43cを中心にして図7(a)の図示時計方向へ回動さ
せ、各ケーブル40b,40cの全てのインナワイヤ4
5を伸張する。
【0039】これにより、各ロック機構30において
は、図9(a)に示すように、ロック部材32が第2ス
プリング34に抗して図示時計方向へ回動してフック部
材31から離間する。このため、フック部材31は第1
スプリング33の付勢力にて図示時計方向へ回動して各
フレーム62bから離間し、車椅子62に対する固定が
解除される。その後、解除レバー42の回動操作を解除
すれば、ロック部材32は第2スプリング34の付勢力
にてフック部材31の背部に弾撥的に当接するが、フッ
ク部材31は同図(a)に示す回動状態を保持する。
は、図9(a)に示すように、ロック部材32が第2ス
プリング34に抗して図示時計方向へ回動してフック部
材31から離間する。このため、フック部材31は第1
スプリング33の付勢力にて図示時計方向へ回動して各
フレーム62bから離間し、車椅子62に対する固定が
解除される。その後、解除レバー42の回動操作を解除
すれば、ロック部材32は第2スプリング34の付勢力
にてフック部材31の背部に弾撥的に当接するが、フッ
ク部材31は同図(a)に示す回動状態を保持する。
【0040】この状態において、両リンク機構10,2
0はそれらの自重により下方へ回動し、押下機構50に
おけるロックレバー55を図8の図示時計方向へ回動操
作してラチェット53のロックを解除すれば、両リンク
機構10,20は自由状態となって自重にてさらに下方
へ回動して、フロア61の第1凹所61a内に格納され
る。この場合、ハンドル54を把持して巻取ドラム52
の回転を抑制することにより、引張ベルト51の巻戻し
を微速に行うことができて、両リンク機構10,20の
第1凹所61a内への格納が静粛になされる。
0はそれらの自重により下方へ回動し、押下機構50に
おけるロックレバー55を図8の図示時計方向へ回動操
作してラチェット53のロックを解除すれば、両リンク
機構10,20は自由状態となって自重にてさらに下方
へ回動して、フロア61の第1凹所61a内に格納され
る。この場合、ハンドル54を把持して巻取ドラム52
の回転を抑制することにより、引張ベルト51の巻戻し
を微速に行うことができて、両リンク機構10,20の
第1凹所61a内への格納が静粛になされる。
【0041】このように、当該固定装置によれば、車椅
子62に対して前後および左右の計4箇所の部位にて固
定することができるため、車椅子62の固定が確実で、
かつ固定状態の安定性が高い。また、車椅子62の固定
作業および固定解除作業も、車椅子62の後方の位置に
て容易に行うことができる。また、当該固定装置におい
ては、車椅子62側には特別の部品を配設する必要がな
いため、一般の車椅子を容易に固定することができて汎
用性が高い。
子62に対して前後および左右の計4箇所の部位にて固
定することができるため、車椅子62の固定が確実で、
かつ固定状態の安定性が高い。また、車椅子62の固定
作業および固定解除作業も、車椅子62の後方の位置に
て容易に行うことができる。また、当該固定装置におい
ては、車椅子62側には特別の部品を配設する必要がな
いため、一般の車椅子を容易に固定することができて汎
用性が高い。
【0042】なお、当該固定装置において、各リンク機
構10,20を構成する連結部材13,23が左右方向
に伸縮可能であって、各連結部材13,23の各端部に
配設した各ロック機構30のフック部材31の左右方向
の位置を調整することができ、また第1リンク機構10
のリンク11,12がそれらの長手方向に伸縮可能であ
って、連結部材13の各端部に配設した各ロック機構3
0のフック部材31の高さを調整することができるた
め、異なる幅、および/または異なる高さの車椅子に対
しても十分対処することができて、一層汎用性が高い。
さらに、当該固定装置においては、その非使用時には全
ての機構10〜50がフロア61に設けた第1,第2凹
所61a,61b内に格納されているため、フロア61
の使用時の障害を最小限にとどめることができる。
構10,20を構成する連結部材13,23が左右方向
に伸縮可能であって、各連結部材13,23の各端部に
配設した各ロック機構30のフック部材31の左右方向
の位置を調整することができ、また第1リンク機構10
のリンク11,12がそれらの長手方向に伸縮可能であ
って、連結部材13の各端部に配設した各ロック機構3
0のフック部材31の高さを調整することができるた
め、異なる幅、および/または異なる高さの車椅子に対
しても十分対処することができて、一層汎用性が高い。
さらに、当該固定装置においては、その非使用時には全
ての機構10〜50がフロア61に設けた第1,第2凹
所61a,61b内に格納されているため、フロア61
の使用時の障害を最小限にとどめることができる。
【図1】本発明に係る固定装置の一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】同固定装置により固定した車椅子の一部を示す
側面図である。
側面図である。
【図3】同固定装置を構成する第1リンク機構における
各リンクの連結部を拡大して示す横断面図である。
各リンクの連結部を拡大して示す横断面図である。
【図4】同固定装置を構成する両リンク機構における各
リンク同士の連結部を拡大して示す平面図である。
リンク同士の連結部を拡大して示す平面図である。
【図5】同固定装置を構成する第2リンク機構における
各リンクの下端部のフロア側組付部を拡大して示す縦断
面図である。
各リンクの下端部のフロア側組付部を拡大して示す縦断
面図である。
【図6】同固定装置を構成するロック機構を拡大して示
すもので、同図(a)は正面図、同図(b)は平面図、
同図(c)は一側面図である。
すもので、同図(a)は正面図、同図(b)は平面図、
同図(c)は一側面図である。
【図7】同固定装置を構成するロツク解除機構を拡大し
て示すもので、同図(a)は平面図、同図(b)は背面
図である。
て示すもので、同図(a)は平面図、同図(b)は背面
図である。
【図8】同固定装置を構成する押下機構を拡大して示す
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図9】同ロック機構の作動を示す概略図であって、同
図(a)はフレームに対するロック解除状態を拡大して
示す正面図、同図(b)はロック状態を拡大して示す正
面図、同図(c)はフレームを通過途中の状態を拡大し
て示す正面図である。
図(a)はフレームに対するロック解除状態を拡大して
示す正面図、同図(b)はロック状態を拡大して示す正
面図、同図(c)はフレームを通過途中の状態を拡大し
て示す正面図である。
10,20…リンク機構、11,12,21,22…リ
ンク、13,23…連結部材、24a…レール部材、2
6…ローラ、30…ロック機構、31…フック部材、3
2…ロツク部材、33,34…スプリング、40…ロッ
ク解除機構、40a…機構本体、40b,40c…ケー
ブル、42…解除レバー、43…連結アーム、44…ア
ウタチューブ、45…インナワイヤ、50…押付機構、
51…引張ベルト、52…巻取ドラム、53…ラチェッ
ト、54…ハンドル、55…ロックレバー、61…フロ
ア、62…車椅子、62b…フレーム。
ンク、13,23…連結部材、24a…レール部材、2
6…ローラ、30…ロック機構、31…フック部材、3
2…ロツク部材、33,34…スプリング、40…ロッ
ク解除機構、40a…機構本体、40b,40c…ケー
ブル、42…解除レバー、43…連結アーム、44…ア
ウタチューブ、45…インナワイヤ、50…押付機構、
51…引張ベルト、52…巻取ドラム、53…ラチェッ
ト、54…ハンドル、55…ロックレバー、61…フロ
ア、62…車椅子、62b…フレーム。
Claims (4)
- 【請求項1】左右一対のリンクの上端部を連結部材にて
連結してなりこれら各リンクの下端部をフロア側に上下
方向へ回動可能に組付けた第1のリンク機構と、左右一
対のリンクの上端部を連結部材にて連結してなりこれら
各リンクの中間部を前記第1のリンク機構を構成する各
リンクの中間部に交差した状態で回動可能に連結すると
ともにこれら各リンクの下端部を前記フロア側に前後方
向へ移動可能に組付けた第2のリンク機構と、これら各
リンク機構を構成する連結部材の各端部に上方へ付勢し
て上下方向へ回動可能に組付けられ車椅子の車体を構成
する左右の各フレームに解除可能に掛止されるフック部
材と、これら各フック部材の回動を規制して前記各フレ
ームに対する掛止状態を保持するロック部材と、これら
各ロック部材を動作させて前記各フック部材の回動規制
を解除するロック解除手段と、前記両リンク機構のいず
れかの連結部材に連結され同連結部材を下方へ押下げる
押下手段を備えていることを特徴とする車椅子の固定装
置。 - 【請求項2】請求項1に記載の車椅子の固定装置におい
て、前記各リンク機構を構成する連結部材が左右方向へ
伸縮可能に構成されていることを特徴とする車椅子の固
定装置。 - 【請求項3】請求項1に記載の車椅子の固定装置におい
て、前記各リンク機構の少なくともいずれかを構成する
各リンクが伸縮可能に構成されていることを特徴とする
車椅子の固定装置。 - 【請求項4】請求項1,2または3に記載の車椅子の固
定装置において、前記各リンク機構がフロア上に設けた
凹所内に組付けられて、装置全体が前記凹所に格納可能
に構成されていることを特徴とする車椅子の固定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7208212A JPH0951915A (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 車椅子の固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7208212A JPH0951915A (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 車椅子の固定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0951915A true JPH0951915A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16552537
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7208212A Pending JPH0951915A (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 車椅子の固定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0951915A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004275498A (ja) * | 2003-03-17 | 2004-10-07 | Kawamura Cycle:Kk | 車いす用パーキングブレーキ |
| JP2007222278A (ja) * | 2006-02-22 | 2007-09-06 | Honda Motor Co Ltd | ベルト装置 |
-
1995
- 1995-08-15 JP JP7208212A patent/JPH0951915A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004275498A (ja) * | 2003-03-17 | 2004-10-07 | Kawamura Cycle:Kk | 車いす用パーキングブレーキ |
| JP2007222278A (ja) * | 2006-02-22 | 2007-09-06 | Honda Motor Co Ltd | ベルト装置 |
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