JPH0952137A - クリンプ金網構造物及びそれを使用した型枠装置 - Google Patents
クリンプ金網構造物及びそれを使用した型枠装置Info
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- JPH0952137A JPH0952137A JP22731995A JP22731995A JPH0952137A JP H0952137 A JPH0952137 A JP H0952137A JP 22731995 A JP22731995 A JP 22731995A JP 22731995 A JP22731995 A JP 22731995A JP H0952137 A JPH0952137 A JP H0952137A
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Abstract
(57)【要約】
[課題]クリンプ金網は単に所定の形状に切断して使用
されているが、これでは線材の端部が外端縁の線材から
突出してしまうため、危険で取り扱いにくい。また、ク
リンプ金網を法面施工の形枠として使用した場合におい
て、命綱を付けて作業するときにも、この命綱が突出し
た線材端部に引っ掛り易いので危険であった。 [解決手段]外端縁となる各々二本の縦辺線材1と横辺
線材2を備えており、それらの四点の交差部P1は溶接
してある。縦辺線材1と横辺線材2の内側には所要数の
縦線材3と横線材4が織成してある。縦線材3と横辺線
材2、2との交差部P2は溶接してある。横線材4と縦
辺線材1、1との交差部P3は溶接してある。交差部P
1、P2、P3は樹脂Jにより被覆してある。縦線材3
及び横線材4の線材端部は縦辺線材1及び横辺線材2か
ら外側に突出しないように切断されている。
されているが、これでは線材の端部が外端縁の線材から
突出してしまうため、危険で取り扱いにくい。また、ク
リンプ金網を法面施工の形枠として使用した場合におい
て、命綱を付けて作業するときにも、この命綱が突出し
た線材端部に引っ掛り易いので危険であった。 [解決手段]外端縁となる各々二本の縦辺線材1と横辺
線材2を備えており、それらの四点の交差部P1は溶接
してある。縦辺線材1と横辺線材2の内側には所要数の
縦線材3と横線材4が織成してある。縦線材3と横辺線
材2、2との交差部P2は溶接してある。横線材4と縦
辺線材1、1との交差部P3は溶接してある。交差部P
1、P2、P3は樹脂Jにより被覆してある。縦線材3
及び横線材4の線材端部は縦辺線材1及び横辺線材2か
ら外側に突出しないように切断されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クリンプ金網構造
物及びそれを使用した型枠装置に関し、更に詳しくは、
安全で取扱がし易く、かつ、強度に優れたクリンプ金網
構造物及びそれを使用した型枠装置に関するものであ
る。
物及びそれを使用した型枠装置に関し、更に詳しくは、
安全で取扱がし易く、かつ、強度に優れたクリンプ金網
構造物及びそれを使用した型枠装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】金網には織金網や亀甲金網、ひし形金網な
ど様々な種類があり、鉱工業用、土木建築用、家庭用な
どとして広く用いられている。クリンプ金網もそのひと
つであり、波状に形成してある線材を縦横に組み合わせ
た構造で、他の金網に比べて線材がずれにくいために強
度が優れている。ところで、各種コンクリート構造物の
施工においては、通常の型枠工事、すなわちセパレータ
や端太材あるいはスナップ金物など多くの資材を使用し
た工事の他、このクリンプ金網を型枠板として使用して
これを埋めころすことにより、施工を簡略化した工法が
用いられている。また、上記ような場合に使用されるク
リンプ金網は、腐食による強度の低下を防止するため
に、通常、防錆処理を施したものが使用される。
ど様々な種類があり、鉱工業用、土木建築用、家庭用な
どとして広く用いられている。クリンプ金網もそのひと
つであり、波状に形成してある線材を縦横に組み合わせ
た構造で、他の金網に比べて線材がずれにくいために強
度が優れている。ところで、各種コンクリート構造物の
施工においては、通常の型枠工事、すなわちセパレータ
や端太材あるいはスナップ金物など多くの資材を使用し
た工事の他、このクリンプ金網を型枠板として使用して
これを埋めころすことにより、施工を簡略化した工法が
用いられている。また、上記ような場合に使用されるク
リンプ金網は、腐食による強度の低下を防止するため
に、通常、防錆処理を施したものが使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な従来のクリンプ金網には、次のような課題があった。
すなわち、クリンプ金網は、波状に形成された縦線材及
び横線材を織成しているために、当該縦線材及び横線材
相互は構造上ずれにくいようになっている。従って、単
に縦横の線材を所定の形状に切断しただけのものが使用
されている。しかし切断しただけでは、クリンプ金網の
外端縁に多数の線材端部が突出してしまうため、例え
ば、上記したコンクリート構造物の施工などにおいて型
枠として使用する際に、作業中にその線材端部に接触し
て指を切ったり、また衣服を引っ掛けて破ったりするな
ど、危険で取り扱いに注意を要する。
な従来のクリンプ金網には、次のような課題があった。
すなわち、クリンプ金網は、波状に形成された縦線材及
び横線材を織成しているために、当該縦線材及び横線材
相互は構造上ずれにくいようになっている。従って、単
に縦横の線材を所定の形状に切断しただけのものが使用
されている。しかし切断しただけでは、クリンプ金網の
外端縁に多数の線材端部が突出してしまうため、例え
ば、上記したコンクリート構造物の施工などにおいて型
枠として使用する際に、作業中にその線材端部に接触し
て指を切ったり、また衣服を引っ掛けて破ったりするな
ど、危険で取り扱いに注意を要する。
【0004】また、高速道路の法面補強工事など、クリ
ンプ金網を使用する施工の中には、作業者が命綱を付け
て作業をしなければならないような場合がある。しか
し、クリンプ金網の外端縁から線材端部が突出している
と、命綱がこの線材端部に引っ掛り易いので作業者がス
ムーズに移動できず危険である。更には、型枠板として
使用したときコンクリート表面をコテで仕上げる際に、
コテが線材端部に引っ掛るので作業がしにくい。
ンプ金網を使用する施工の中には、作業者が命綱を付け
て作業をしなければならないような場合がある。しか
し、クリンプ金網の外端縁から線材端部が突出している
と、命綱がこの線材端部に引っ掛り易いので作業者がス
ムーズに移動できず危険である。更には、型枠板として
使用したときコンクリート表面をコテで仕上げる際に、
コテが線材端部に引っ掛るので作業がしにくい。
【0005】なお、線材端部の突出を防止するために、
クリンプ金網の端辺に鉄製の平板を溶接により取り付け
たものや、端辺の線材端部をフック状に曲げて外端縁の
線材に係合させるようにするものも提案されている。け
れども、前者については製造コストが高くなり、重量も
重くなる。また、後者については曲げ加工が面倒であ
り、更には、係合部が外れやすいという課題がある。
クリンプ金網の端辺に鉄製の平板を溶接により取り付け
たものや、端辺の線材端部をフック状に曲げて外端縁の
線材に係合させるようにするものも提案されている。け
れども、前者については製造コストが高くなり、重量も
重くなる。また、後者については曲げ加工が面倒であ
り、更には、係合部が外れやすいという課題がある。
【0006】そこで本発明は、クリンプ金網を使用した
各種作業中において、当該クリンプ金網で指を切った
り、また衣服を引っ掛けて破ったりするのを防止した、
安全で取り扱いがしやすいクリンプ金網構造物を提供す
ることを目的とする。また、本発明の他の目的は、例え
ば高速道路の法面の補強工事などにおいて、作業者の命
綱が引っ掛りにくく、スムーズかつ安全に作業ができ、
また、型枠として使用したときにコンクリート表面のコ
テ作業もしやすい、クリンプ金網を使用した型枠装置を
提供することにある。更に、本発明の他の目的は、製造
が比較的容易で製造コストを安価にできるクリンプ金網
構造物及びそれを使用した型枠装置を提供することにあ
る。
各種作業中において、当該クリンプ金網で指を切った
り、また衣服を引っ掛けて破ったりするのを防止した、
安全で取り扱いがしやすいクリンプ金網構造物を提供す
ることを目的とする。また、本発明の他の目的は、例え
ば高速道路の法面の補強工事などにおいて、作業者の命
綱が引っ掛りにくく、スムーズかつ安全に作業ができ、
また、型枠として使用したときにコンクリート表面のコ
テ作業もしやすい、クリンプ金網を使用した型枠装置を
提供することにある。更に、本発明の他の目的は、製造
が比較的容易で製造コストを安価にできるクリンプ金網
構造物及びそれを使用した型枠装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の手段
にあっては、所要数の線材を織成して成るクリンプ金網
構造物であって、このクリンプ金網構造物は、外端縁と
なる縦辺線材と横辺線材との交差部と、この縦辺線材及
び横辺線材と他の縦線材及び横線材との交差部は溶接さ
れており、上記縦線材及び横線材の線材端部は、上記縦
辺線材及び横辺線材から外側に突出しないように切断さ
れており、上記溶接部を含む交差部は、防錆作用を有す
る被覆手段にて被覆されている、クリンプ金網構造物で
ある。
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の手段
にあっては、所要数の線材を織成して成るクリンプ金網
構造物であって、このクリンプ金網構造物は、外端縁と
なる縦辺線材と横辺線材との交差部と、この縦辺線材及
び横辺線材と他の縦線材及び横線材との交差部は溶接さ
れており、上記縦線材及び横線材の線材端部は、上記縦
辺線材及び横辺線材から外側に突出しないように切断さ
れており、上記溶接部を含む交差部は、防錆作用を有す
る被覆手段にて被覆されている、クリンプ金網構造物で
ある。
【0008】第2の手段にあっては、所要数の線材を織
成して成るクリンプ金網構造物であって、このクリンプ
金網構造物は、外端縁となる縦辺線材と横辺線材との交
差部と、この縦辺線材及び横辺線材と他の縦線材及び横
線材との交差部は溶接されており、上記縦辺線材及び横
辺線材は、上記縦線材及び横線材の線材端部が外側に突
出しないように切断された部分を含んでおり、上記溶接
部を含む交差部は、防錆作用を有する被覆手段にて被覆
されている、クリンプ金網構造物である。
成して成るクリンプ金網構造物であって、このクリンプ
金網構造物は、外端縁となる縦辺線材と横辺線材との交
差部と、この縦辺線材及び横辺線材と他の縦線材及び横
線材との交差部は溶接されており、上記縦辺線材及び横
辺線材は、上記縦線材及び横線材の線材端部が外側に突
出しないように切断された部分を含んでおり、上記溶接
部を含む交差部は、防錆作用を有する被覆手段にて被覆
されている、クリンプ金網構造物である。
【0009】第3の手段にあっては、コンクリート構造
物の施工において使用される型枠装置であって、この型
枠装置は、取付手段を介して、第1または第2の手段に
係るクリンプ金網構造物が所要の間隔で向かい合わせに
取り付けられている、型枠装置である。
物の施工において使用される型枠装置であって、この型
枠装置は、取付手段を介して、第1または第2の手段に
係るクリンプ金網構造物が所要の間隔で向かい合わせに
取り付けられている、型枠装置である。
【0010】被覆手段としては、防錆作用を有するもの
であれば特に限定せず、例えば天然ゴムなどの天然樹
脂、プラスチックなどの合成樹脂、或いは樹脂系の塗料
などがある。また、樹脂やセラミックあるいはアルミニ
ウムや亜鉛、しんちゅう、銅などの金属を溶射して設け
たものでもよい。
であれば特に限定せず、例えば天然ゴムなどの天然樹
脂、プラスチックなどの合成樹脂、或いは樹脂系の塗料
などがある。また、樹脂やセラミックあるいはアルミニ
ウムや亜鉛、しんちゅう、銅などの金属を溶射して設け
たものでもよい。
【0011】なお、外端縁となる縦辺線材及び横辺線材
より一本内側、また更に内側の線材において、他の縦線
材及び横線材との交差部を溶接することで、更に強度を
向上させることもできる。縦辺線材及び横辺線材のう
ち、他の縦線材及び横線材の線材端部が、縦辺線材及び
横辺線材から外側に突出しない部分は、この縦辺線材及
び横辺線材の全長にわたる場合もあるし、一部だけの場
合もある。
より一本内側、また更に内側の線材において、他の縦線
材及び横線材との交差部を溶接することで、更に強度を
向上させることもできる。縦辺線材及び横辺線材のう
ち、他の縦線材及び横線材の線材端部が、縦辺線材及び
横辺線材から外側に突出しない部分は、この縦辺線材及
び横辺線材の全長にわたる場合もあるし、一部だけの場
合もある。
【0012】
【作用】外端縁となる縦辺線材と横辺線材との交差部
と、この縦辺線材及び横辺線材と他の縦線材及び横線材
との交差部はそれぞれ溶接されているため、線材がばら
けてしまうのを防止することができ、また、強度をより
向上させることができる。また、他の縦線材及び横線材
の線材端部が、外端縁となる縦辺線材及び横辺線材から
外側に突出しない部分にあっては、指を切ったり、また
衣服を引っ掛けて破ったりするなどの不都合は生じにく
い。更に、型枠施工時においての命綱を使用した作業
も、他の縦線材及び横線材の線材端部が外端縁となる縦
辺線材及び横辺線材から外側に突出しない部分において
は、この命綱が引っ掛ることなく作業が安全にできる。
と、この縦辺線材及び横辺線材と他の縦線材及び横線材
との交差部はそれぞれ溶接されているため、線材がばら
けてしまうのを防止することができ、また、強度をより
向上させることができる。また、他の縦線材及び横線材
の線材端部が、外端縁となる縦辺線材及び横辺線材から
外側に突出しない部分にあっては、指を切ったり、また
衣服を引っ掛けて破ったりするなどの不都合は生じにく
い。更に、型枠施工時においての命綱を使用した作業
も、他の縦線材及び横線材の線材端部が外端縁となる縦
辺線材及び横辺線材から外側に突出しない部分において
は、この命綱が引っ掛ることなく作業が安全にできる。
【0013】各線材の溶接部は、溶接の熱によりメッキ
などの防錆処理剤が溶け落ちてしまうために、そのまま
の状態では当該溶接部は腐食してしまう。しかし、この
溶接部を含む交差部は、防錆作用を有する被覆手段によ
り被覆されているので、当該溶接部は腐食しにくく、強
度を保つことができる。
などの防錆処理剤が溶け落ちてしまうために、そのまま
の状態では当該溶接部は腐食してしまう。しかし、この
溶接部を含む交差部は、防錆作用を有する被覆手段によ
り被覆されているので、当該溶接部は腐食しにくく、強
度を保つことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明を図面に基づき更に詳細に
説明する。図1は本発明に係るクリンプ金網構造物の一
実施例を示す要部正面図である。クリンプ金網構造物A
は、メッキにより防錆処理が施され、波状に形成してあ
る線材により織成された長方形の網目を構成してなるも
ので、外端縁となる縦方向の縦辺線材1、1(一方は図
示省略)と、同じく外端縁となる横方向の横辺線材2、
2(一方は図示省略)を備えている。この縦辺線材1、
1と横辺線材2、2は直角に交差させてあり、四点の交
差部P1・・・(うち三点は図示省略)は溶接にて固着
してある。更に、この溶接部を含む交差部P1・・・は
防錆作用を有する被覆手段である樹脂J・・・にて被覆
してある。
説明する。図1は本発明に係るクリンプ金網構造物の一
実施例を示す要部正面図である。クリンプ金網構造物A
は、メッキにより防錆処理が施され、波状に形成してあ
る線材により織成された長方形の網目を構成してなるも
ので、外端縁となる縦方向の縦辺線材1、1(一方は図
示省略)と、同じく外端縁となる横方向の横辺線材2、
2(一方は図示省略)を備えている。この縦辺線材1、
1と横辺線材2、2は直角に交差させてあり、四点の交
差部P1・・・(うち三点は図示省略)は溶接にて固着
してある。更に、この溶接部を含む交差部P1・・・は
防錆作用を有する被覆手段である樹脂J・・・にて被覆
してある。
【0015】上記縦辺線材1、1と横辺線材2、2の内
側には、所要数の縦線材3・・・と横線材4・・・が直
角に交差して織成してある。縦線材3・・・と横辺線材
2、2との交差部P2・・・は溶接してあり、更に、こ
の溶接部を含む交差部P2・・・は樹脂J・・・により
被覆してある。また同様に、横線材4・・・と縦辺線材
1、1との交差部P3・・・も溶接してあり、この溶接
部を含む交差部P3・・・も樹脂J・・・により被覆し
てある。上記縦線材3・・・及び横線材4・・・の端部
は上記縦辺線材1、1及び横辺線材2、2より外側に突
出しないように、この縦辺線材1、1及び横辺線材2、
2に沿って切断されている。
側には、所要数の縦線材3・・・と横線材4・・・が直
角に交差して織成してある。縦線材3・・・と横辺線材
2、2との交差部P2・・・は溶接してあり、更に、こ
の溶接部を含む交差部P2・・・は樹脂J・・・により
被覆してある。また同様に、横線材4・・・と縦辺線材
1、1との交差部P3・・・も溶接してあり、この溶接
部を含む交差部P3・・・も樹脂J・・・により被覆し
てある。上記縦線材3・・・及び横線材4・・・の端部
は上記縦辺線材1、1及び横辺線材2、2より外側に突
出しないように、この縦辺線材1、1及び横辺線材2、
2に沿って切断されている。
【0016】(作 用)クリンプ金網構造物Aの縦線材
3・・・及び横線材4・・・は縦辺線材1、1及び横辺
線材2、2との交差部P2・・・、P3・・・で溶接さ
れているので、縦線材3・・・と横線材4・・・とがば
らけてしまうのを防止することができ、強度をより向上
させることができる。縦線材3・・・及び横線材4・・
・の端部は縦辺線材1、1及び横辺線材2、2に沿って
切断して外側に突出しないようにしてある。従って、従
来のように単に線材を切断しただけのクリンプ金網と比
較して、指を切ったり、衣服を引っ掛けて破ってしまう
などの不都合は生じにくい。
3・・・及び横線材4・・・は縦辺線材1、1及び横辺
線材2、2との交差部P2・・・、P3・・・で溶接さ
れているので、縦線材3・・・と横線材4・・・とがば
らけてしまうのを防止することができ、強度をより向上
させることができる。縦線材3・・・及び横線材4・・
・の端部は縦辺線材1、1及び横辺線材2、2に沿って
切断して外側に突出しないようにしてある。従って、従
来のように単に線材を切断しただけのクリンプ金網と比
較して、指を切ったり、衣服を引っ掛けて破ってしまう
などの不都合は生じにくい。
【0017】また、溶接部を含む交差部P1、P2、P
3は、溶接の熱でメッキが溶け落ちてしまっているため
にこのままでは腐食し易いが、この交差部P1、P2、
P3は溶接後、防錆作用を有する樹脂J・・・で被覆さ
れているので腐食しにくく、強度を保つことができる。
更に、この樹脂J・・・により、縦線材3・・・及び横
線材4・・・の切断角部で指を切るなどの怪我をするこ
とはなく安全である。従って、各種作業において取り扱
いがしやすい。
3は、溶接の熱でメッキが溶け落ちてしまっているため
にこのままでは腐食し易いが、この交差部P1、P2、
P3は溶接後、防錆作用を有する樹脂J・・・で被覆さ
れているので腐食しにくく、強度を保つことができる。
更に、この樹脂J・・・により、縦線材3・・・及び横
線材4・・・の切断角部で指を切るなどの怪我をするこ
とはなく安全である。従って、各種作業において取り扱
いがしやすい。
【0018】製造工程においては、縦辺線材1、1及び
横辺線材2、2における縦線材3・・・及び横線材4・
・・の交差部分を溶接し、縦辺線材1、1及び横辺線材
2、2に沿って上記縦線材3・・・及び横線材4・・・
が上記縦辺線材1、1及び横辺線材2、2から外側へ突
出しないように線材端部を切断し、上記溶接部を含む交
差部P1、P2、P3に樹脂J・・・を付着させて被覆
するだけでよいので、比較的容易に製造でき、製造コス
トも安価にできる。
横辺線材2、2における縦線材3・・・及び横線材4・
・・の交差部分を溶接し、縦辺線材1、1及び横辺線材
2、2に沿って上記縦線材3・・・及び横線材4・・・
が上記縦辺線材1、1及び横辺線材2、2から外側へ突
出しないように線材端部を切断し、上記溶接部を含む交
差部P1、P2、P3に樹脂J・・・を付着させて被覆
するだけでよいので、比較的容易に製造でき、製造コス
トも安価にできる。
【0019】なお、これら各線材1、2、3、4の線材
端部は必ずしも外端縁となる縦辺線材1、1及び横辺線
材2、2の全長にわたり切断されるものではなく、例え
ば、型枠板としての使用時に、土中に埋もれてしまう下
側の横辺線材2から突出した縦線材3・・・は切断しな
いなど、必要に応じて形成が可能である。
端部は必ずしも外端縁となる縦辺線材1、1及び横辺線
材2、2の全長にわたり切断されるものではなく、例え
ば、型枠板としての使用時に、土中に埋もれてしまう下
側の横辺線材2から突出した縦線材3・・・は切断しな
いなど、必要に応じて形成が可能である。
【0020】図2は本発明に係る型枠装置の一実施例を
示す斜視図である。型枠装置Bはクリンプ金網構造物A
で適宜大きさに形成された2枚の型枠板A2、A2と取
付手段を構成する帯筋5を備えている。なお、図面にお
いて、各型枠板A2の詳細部分の符号は省略している。
帯筋5は上下二本を一組とし、各組が連結筋7を介して
「#」状になるように構成され、施工部の配筋6に適宜
組数固定されている。また、型枠板A2の枚数は、上記
のものに限定せず、施工の規模、状態に合わせて適宜設
定される。なお、実際の施工においては、型枠板A2は
施工部の形状、大きさに合うように縦横方向に所要数の
番線や連結金具などにより連結されて設置される。
示す斜視図である。型枠装置Bはクリンプ金網構造物A
で適宜大きさに形成された2枚の型枠板A2、A2と取
付手段を構成する帯筋5を備えている。なお、図面にお
いて、各型枠板A2の詳細部分の符号は省略している。
帯筋5は上下二本を一組とし、各組が連結筋7を介して
「#」状になるように構成され、施工部の配筋6に適宜
組数固定されている。また、型枠板A2の枚数は、上記
のものに限定せず、施工の規模、状態に合わせて適宜設
定される。なお、実際の施工においては、型枠板A2は
施工部の形状、大きさに合うように縦横方向に所要数の
番線や連結金具などにより連結されて設置される。
【0021】各帯筋5の両端部にはL状に折り曲げて係
合部50が形成してある。各帯筋5の両端部には各係合
部50の内側に係合させて型枠板A2、A2が向かい合
わせに平行に配置してある。型枠板A2、A2の網目の
大きさは、打ち込まれるコンクリート中の骨材は通過せ
ず、モルタル分は若干滲み出てくる程度の大きさ(例え
ば、10mm×25mm、15mm×30mmなど)に
設定されている。なお、各線材の直径は特に限定されな
いが、例えば2.0〜2.6mmである。
合部50が形成してある。各帯筋5の両端部には各係合
部50の内側に係合させて型枠板A2、A2が向かい合
わせに平行に配置してある。型枠板A2、A2の網目の
大きさは、打ち込まれるコンクリート中の骨材は通過せ
ず、モルタル分は若干滲み出てくる程度の大きさ(例え
ば、10mm×25mm、15mm×30mmなど)に
設定されている。なお、各線材の直径は特に限定されな
いが、例えば2.0〜2.6mmである。
【0022】(作 用)これによると、コンクリートの
打ち込み後に、型枠板A2、A2から滲み出てきたモル
タル分をコテなどで型枠板A2、A2表面に塗り付ける
ことにより表面の仕上げが容易にできる。また、縦線材
3・・・及び横線材4・・・の線材端部が縦辺線材1、
1及び横辺線材2、2から外側へ突出していない型枠板
A2、A2を使用しているので、作業時に衣服を引っ掛
けたり怪我をするのを防止でき、また、コンクリート表
面をコテで仕上げる際にコテが引っ掛からず、仕上げ作
業がしやすい。更には、高速道路の法面の補強工事など
における命綱を使用した作業においても、クリンプ金網
構造物A2の外端縁からは線材端部が突出していないの
で、命綱が引っ掛からず、作業者がスムーズに移動でき
作業がしやすい。
打ち込み後に、型枠板A2、A2から滲み出てきたモル
タル分をコテなどで型枠板A2、A2表面に塗り付ける
ことにより表面の仕上げが容易にできる。また、縦線材
3・・・及び横線材4・・・の線材端部が縦辺線材1、
1及び横辺線材2、2から外側へ突出していない型枠板
A2、A2を使用しているので、作業時に衣服を引っ掛
けたり怪我をするのを防止でき、また、コンクリート表
面をコテで仕上げる際にコテが引っ掛からず、仕上げ作
業がしやすい。更には、高速道路の法面の補強工事など
における命綱を使用した作業においても、クリンプ金網
構造物A2の外端縁からは線材端部が突出していないの
で、命綱が引っ掛からず、作業者がスムーズに移動でき
作業がしやすい。
【0023】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a) 外端縁となる縦辺線材と横辺線材との交差部
と、この縦辺線材及び横辺線材と他の縦線材及び横線材
との交差部は溶接してあるので、各線材がばらけてしま
うのを防止することができ、また、強度をより向上させ
ることができる。
する。 (a) 外端縁となる縦辺線材と横辺線材との交差部
と、この縦辺線材及び横辺線材と他の縦線材及び横線材
との交差部は溶接してあるので、各線材がばらけてしま
うのを防止することができ、また、強度をより向上させ
ることができる。
【0024】(b) 外端縁となる縦辺線材と横辺線材
のうち、他の縦線材及び横線材の線材端部が縦辺線材及
び横辺線材から外側に突出していない部分にあっては、
従来のように単に線材を切断しただけのクリンプ金網と
比較して、指を切ったり、或いは、衣服を引っ掛けてし
まうなどの不都合は生じにくく取扱いがしやすい。
のうち、他の縦線材及び横線材の線材端部が縦辺線材及
び横辺線材から外側に突出していない部分にあっては、
従来のように単に線材を切断しただけのクリンプ金網と
比較して、指を切ったり、或いは、衣服を引っ掛けてし
まうなどの不都合は生じにくく取扱いがしやすい。
【0025】(c) 各線材の溶接部は、溶接の熱によ
りメッキなどの防錆手段が溶け落ちてしまっているため
に腐食し易くなっているが、当該溶接部を含む交差部に
は、溶接後に防錆作用を有する被覆手段で被覆されてい
るので、腐食による強度の低下を起こしにくい。
りメッキなどの防錆手段が溶け落ちてしまっているため
に腐食し易くなっているが、当該溶接部を含む交差部に
は、溶接後に防錆作用を有する被覆手段で被覆されてい
るので、腐食による強度の低下を起こしにくい。
【0026】(d) 型枠装置の型枠板として使用する
場合などは、外端縁のうち必要な部分だけ、例えば、施
工時に上面となる外端縁だけは、他の線材の線材端部が
突出しないように形成することもでき、これにより製造
コストをより安価に、かつ製造時間もより短縮すること
ができる。
場合などは、外端縁のうち必要な部分だけ、例えば、施
工時に上面となる外端縁だけは、他の線材の線材端部が
突出しないように形成することもでき、これにより製造
コストをより安価に、かつ製造時間もより短縮すること
ができる。
【0027】(e) 製造においては、外端縁となる縦
辺線材及び横辺線材と、他の縦線材及び横線材との交差
部を溶接し、線材端部を縦辺線材及び横辺線材に沿って
切断して、この溶接部を含む交差部を防錆作用を有する
被覆手段にて被覆するだけでよいので、比較的容易に製
造でき、製造コストも安価にできる。
辺線材及び横辺線材と、他の縦線材及び横線材との交差
部を溶接し、線材端部を縦辺線材及び横辺線材に沿って
切断して、この溶接部を含む交差部を防錆作用を有する
被覆手段にて被覆するだけでよいので、比較的容易に製
造でき、製造コストも安価にできる。
【0028】(f) 取付手段を介し、本発明に係るク
リンプ金網構造物が所要の間隔で向かい合わせに取り付
けられている型枠装置にあっては、作業時においてクリ
ンプ金網で怪我をしたり衣服を引っ掛けて破ったりする
のを防止でき、安全に作業できる。また、例えば高速道
路の法面の補強工事など、命綱を使用した作業において
も、クリンプ金網構造物の外端縁から線材端部が突出し
ないものにあっては、命綱が引っ掛かることはなく、作
業者がスムーズに移動でき、作業がしやすく安全であ
る。 また、型枠板として使用したときコンク
リート表面をコテで仕上げる際に、コテが引っ掛から
ず、仕上げ作業がしやすい。
リンプ金網構造物が所要の間隔で向かい合わせに取り付
けられている型枠装置にあっては、作業時においてクリ
ンプ金網で怪我をしたり衣服を引っ掛けて破ったりする
のを防止でき、安全に作業できる。また、例えば高速道
路の法面の補強工事など、命綱を使用した作業において
も、クリンプ金網構造物の外端縁から線材端部が突出し
ないものにあっては、命綱が引っ掛かることはなく、作
業者がスムーズに移動でき、作業がしやすく安全であ
る。 また、型枠板として使用したときコンク
リート表面をコテで仕上げる際に、コテが引っ掛から
ず、仕上げ作業がしやすい。
【図1】本発明に係るクリンプ金網構造物の一実施例を
示す要部正面図。
示す要部正面図。
【図2】本発明に係る型枠装置の一実施例を示す斜視
図。
図。
A クリンプ金網構造物 1 縦辺線材 2 横辺線材 3 縦線材 4 横線材 P1、P2、P3 交差部 J 樹脂 B 型枠装置 A2 型枠板 5 帯筋 7 連結筋
Claims (3)
- 【請求項1】 所要数の線材を織成して成るクリンプ金
網構造物であって、このクリンプ金網構造物は、 外端縁となる縦辺線材(1) と横辺線材(2) との交差部(P
1)と、この縦辺線材(1) 及び横辺線材(2) と他の縦線材
(3) 及び横線材(4) との交差部(P2,P3) は溶接されてお
り、 上記縦線材(3) 及び横線材(4) の線材端部は、上記縦辺
線材(1) 及び横辺線材(2) から外側に突出しないように
切断されており、 上記溶接部を含む交差部(P1,P2,P3)は、防錆作用を有す
る被覆手段にて被覆されていることを特徴とする、 クリンプ金網構造物。 - 【請求項2】 所要数の線材を織成して成るクリンプ金
網構造物であって、このクリンプ金網構造物は、 外端縁となる縦辺線材(1) と横辺線材(2) との交差部(P
1)と、この縦辺線材(1) 及び横辺線材(2) と他の縦線材
(3) 及び横線材(4) との交差部(P2,P3) は溶接されてお
り、 上記縦辺線材(1) 及び横辺線材(2) は、上記縦線材(3)
及び横線材(4) の線材端部が外側に突出しないように切
断された部分を含んでおり、 上記溶接部を含む交差部(P1,P2,P3)は、防錆作用を有す
る被覆手段にて被覆されていることを特徴とする、 クリンプ金網構造物。 - 【請求項3】 コンクリート構造物の施工において使用
される型枠装置であって、この型枠装置は、 取付手段を介して、請求項1または2記載のクリンプ金
網構造物が所要の間隔で向かい合わせに取り付けられて
いることを特徴とする、 型枠装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7227319A JP3030494B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | クリンプ金網構造物及びそれを使用した型枠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7227319A JP3030494B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | クリンプ金網構造物及びそれを使用した型枠装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0952137A true JPH0952137A (ja) | 1997-02-25 |
| JP3030494B2 JP3030494B2 (ja) | 2000-04-10 |
Family
ID=16858947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7227319A Expired - Fee Related JP3030494B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | クリンプ金網構造物及びそれを使用した型枠装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3030494B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002220109A (ja) * | 2001-01-23 | 2002-08-06 | Tsubakimoto Bulk Systems Corp | 格子状部材を係脱可能に取り付けた点検窓 |
| JP2009039751A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Yoshida Keiko | 金網およびその製造方法 |
| JP2015026448A (ja) * | 2013-07-24 | 2015-02-05 | 日産自動車株式会社 | 導電性シート、燃料電池、および導電性シートの製造方法 |
| CN110461494A (zh) * | 2017-01-24 | 2019-11-15 | Mep意大利美普机械制造有限公司 | 用于制造金属网的设备和方法 |
| CN116274760A (zh) * | 2023-05-17 | 2023-06-23 | 安平县红星丝网制造有限公司 | 自清洁网专用的编织网机 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110523898A (zh) * | 2019-08-16 | 2019-12-03 | 西安飞机工业(集团)有限责任公司 | 一种金属丝网封边方法 |
-
1995
- 1995-08-11 JP JP7227319A patent/JP3030494B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002220109A (ja) * | 2001-01-23 | 2002-08-06 | Tsubakimoto Bulk Systems Corp | 格子状部材を係脱可能に取り付けた点検窓 |
| JP2009039751A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Yoshida Keiko | 金網およびその製造方法 |
| JP2015026448A (ja) * | 2013-07-24 | 2015-02-05 | 日産自動車株式会社 | 導電性シート、燃料電池、および導電性シートの製造方法 |
| CN110461494A (zh) * | 2017-01-24 | 2019-11-15 | Mep意大利美普机械制造有限公司 | 用于制造金属网的设备和方法 |
| CN110461494B (zh) * | 2017-01-24 | 2021-08-27 | Mep意大利美普机械制造有限公司 | 用于制造金属网的设备和方法 |
| CN116274760A (zh) * | 2023-05-17 | 2023-06-23 | 安平县红星丝网制造有限公司 | 自清洁网专用的编织网机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3030494B2 (ja) | 2000-04-10 |
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