JPH0952573A - 倍力装置の弁機構 - Google Patents
倍力装置の弁機構Info
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- JPH0952573A JPH0952573A JP7227145A JP22714595A JPH0952573A JP H0952573 A JPH0952573 A JP H0952573A JP 7227145 A JP7227145 A JP 7227145A JP 22714595 A JP22714595 A JP 22714595A JP H0952573 A JPH0952573 A JP H0952573A
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 11
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 3
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 2
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Systems And Boosters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】
【解決手段】 バルブボデイ6に筒状のスライド部材2
1を摺動自在に設け、このスライド部材に弁体26が着
座する第1弁座22を形成するとともに、バルブボデイ
6に摺動自在に設けた弁プランジャ23に弁体26が着
座する第2弁座24を形成している。弁プランジャに連
動する入力軸34とスライド部材21とをリターンスプ
リング44によって互いに逆方向に付勢し、それによっ
て弁機構20を非作動状態に保持している。また入力軸
とスライド部材との間にアクチエータ41を設け、この
アクチエータにより上記リターンスプリングに抗してス
ライド部材を移動させれば、弁機構を作動させることが
できる。 【効果】 従来装置のように定圧室内にべローズを設け
る必要がないので、負圧が作用する有効面積の減少がな
く、大きな出力を確保することができる。
1を摺動自在に設け、このスライド部材に弁体26が着
座する第1弁座22を形成するとともに、バルブボデイ
6に摺動自在に設けた弁プランジャ23に弁体26が着
座する第2弁座24を形成している。弁プランジャに連
動する入力軸34とスライド部材21とをリターンスプ
リング44によって互いに逆方向に付勢し、それによっ
て弁機構20を非作動状態に保持している。また入力軸
とスライド部材との間にアクチエータ41を設け、この
アクチエータにより上記リターンスプリングに抗してス
ライド部材を移動させれば、弁機構を作動させることが
できる。 【効果】 従来装置のように定圧室内にべローズを設け
る必要がないので、負圧が作用する有効面積の減少がな
く、大きな出力を確保することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のブレーキに用い
て好適な倍力装置に関し、より詳しくは自動ブレーキと
しての機能を備えた倍力装置に関する。
て好適な倍力装置に関し、より詳しくは自動ブレーキと
しての機能を備えた倍力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シェル内に形成した定圧室内にべ
ローズを設けるとともに、このべローズで囲まれた空間
を介して変圧室内に負圧と大気圧とを選択的に導入する
ことができるように構成したブレーキ倍力装置が知られ
ている(例えば、特開昭60−25840号公報)。こ
のような従来の装置では、ブレーキ倍力装置の非作動状
態でべローズ内に負圧を導入しておき、必要な時に負圧
の代わりにべローズ内に大気を導入してこれにを変圧室
内に導入させることができるようになっている。したが
って、べローズ内に大気を導入した際にはブレーキペダ
ルを踏み込むことなくブレーキ倍力装置を作動させるこ
とができるので、自動ブレーキとしての機能を得ること
ができる。
ローズを設けるとともに、このべローズで囲まれた空間
を介して変圧室内に負圧と大気圧とを選択的に導入する
ことができるように構成したブレーキ倍力装置が知られ
ている(例えば、特開昭60−25840号公報)。こ
のような従来の装置では、ブレーキ倍力装置の非作動状
態でべローズ内に負圧を導入しておき、必要な時に負圧
の代わりにべローズ内に大気を導入してこれにを変圧室
内に導入させることができるようになっている。したが
って、べローズ内に大気を導入した際にはブレーキペダ
ルを踏み込むことなくブレーキ倍力装置を作動させるこ
とができるので、自動ブレーキとしての機能を得ること
ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た倍力装置では、自動ブレーキとして作動しているとき
には定圧室のべローズ内に大気が導入されているので、
その分、定圧室と変圧室間の負圧の作用する有効面積が
減少して出力が低減するといった欠点がある。本発明は
そのような事情に鑑み、有効面積が減少して出力が低減
してしまうということが防止できる倍力装置の弁機構を
提供するものである。
た倍力装置では、自動ブレーキとして作動しているとき
には定圧室のべローズ内に大気が導入されているので、
その分、定圧室と変圧室間の負圧の作用する有効面積が
減少して出力が低減するといった欠点がある。本発明は
そのような事情に鑑み、有効面積が減少して出力が低減
してしまうということが防止できる倍力装置の弁機構を
提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、シェ
ル内に摺動自在に設けられてその端部をシェルの外方に
突出させたバルブボデイと、このバルブボデイの外周に
設けられて作動方向の前後に定圧室と変圧室とを区画す
るパワーピストンと、上記バルブボデイ内に設けられて
上記定圧室、変圧室および大気間の連通を制御する弁機
構と、この弁機構を構成する弁プランジャに連動して該
弁機構を作動させる入力軸とを備えた倍力装置におい
て、上記弁機構を、上記バルブボデイ内に気密を保持し
て摺動自在に設けた筒状のスライド部材と、このスライ
ド部材に設けた第1弁座と、上記弁プランジャに設けた
第2弁座と、一端部が上記スライド部材の内周面に取付
けられ、他端部が付勢ばねにより上記第1弁座と第2弁
座とに向けて付勢されてそれぞれに着座される筒状の弁
体と、上記入力軸とスライド部材とを互いに逆方向に付
勢して弁機構を非作動状態に保持するリターンスプリン
グと、上記入力軸とスライド部材との間に設けられ、上
記リターンスプリングに抗してスライド部材を移動させ
て弁機構を作動させるアクチエータとから構成したこと
を特徴とするものである。
ル内に摺動自在に設けられてその端部をシェルの外方に
突出させたバルブボデイと、このバルブボデイの外周に
設けられて作動方向の前後に定圧室と変圧室とを区画す
るパワーピストンと、上記バルブボデイ内に設けられて
上記定圧室、変圧室および大気間の連通を制御する弁機
構と、この弁機構を構成する弁プランジャに連動して該
弁機構を作動させる入力軸とを備えた倍力装置におい
て、上記弁機構を、上記バルブボデイ内に気密を保持し
て摺動自在に設けた筒状のスライド部材と、このスライ
ド部材に設けた第1弁座と、上記弁プランジャに設けた
第2弁座と、一端部が上記スライド部材の内周面に取付
けられ、他端部が付勢ばねにより上記第1弁座と第2弁
座とに向けて付勢されてそれぞれに着座される筒状の弁
体と、上記入力軸とスライド部材とを互いに逆方向に付
勢して弁機構を非作動状態に保持するリターンスプリン
グと、上記入力軸とスライド部材との間に設けられ、上
記リターンスプリングに抗してスライド部材を移動させ
て弁機構を作動させるアクチエータとから構成したこと
を特徴とするものである。
【0005】
【作用】上述した構成においては、アクチエータが非作
動で、かつ弁機構が非作動となっている状態では、従来
周知の倍力装置と同様にパワーピストン前後の定圧室と
変圧室との圧力差は零に維持されるので、倍力装置は非
作動状態となっている。またこの状態から入力軸が前進
されて弁機構が作動されれば、変圧室に大気が導入され
てパワーピストン前後の定圧室と変圧室とに圧力差が発
生するので、倍力装置は倍力作用を行なうようになる。
しかるに弁機構が非作動となっている状態で上記アクチ
エータが作動されると、該アクチエータは上記リターン
スプリングに抗してスライド部材を入力軸に対して相対
的に移動させるようになるので、入力軸が前進されなく
ても弁機構が作動状態となり、それにより倍力装置は倍
力作用を行なうようになる。そして本発明においては、
上述した従来装置のように定圧室内にべローズを設けて
いないので、負圧が作用する有効面積が減少することが
なく、したがって小型の倍力装置でも充分に大きな出力
を確保することができる。
動で、かつ弁機構が非作動となっている状態では、従来
周知の倍力装置と同様にパワーピストン前後の定圧室と
変圧室との圧力差は零に維持されるので、倍力装置は非
作動状態となっている。またこの状態から入力軸が前進
されて弁機構が作動されれば、変圧室に大気が導入され
てパワーピストン前後の定圧室と変圧室とに圧力差が発
生するので、倍力装置は倍力作用を行なうようになる。
しかるに弁機構が非作動となっている状態で上記アクチ
エータが作動されると、該アクチエータは上記リターン
スプリングに抗してスライド部材を入力軸に対して相対
的に移動させるようになるので、入力軸が前進されなく
ても弁機構が作動状態となり、それにより倍力装置は倍
力作用を行なうようになる。そして本発明においては、
上述した従来装置のように定圧室内にべローズを設けて
いないので、負圧が作用する有効面積が減少することが
なく、したがって小型の倍力装置でも充分に大きな出力
を確保することができる。
【0006】
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、図1において、フロントシェル1とリヤシェル2か
ら構成した密封容器内は、その中央部に設けたセンター
プレート3によって前後のフロント室4とリヤ室5の2
室に区画してあり、かつ、上記リヤシェル2およびセン
タープレート3の軸部に概略筒状のバルブボデイ6をそ
れぞれ環状のベアリング7、8によって摺動自在に貫通
させるとともに環状のシール部材10、11によって気
密を保持させている。上記リヤシェル2の開口2Aから
はバルブボデイ6の末端筒状部6Aが外部に突出させて
あり、上記末端筒状部6Aを開口2Aに嵌装した概略筒
状のダストカバー12によって覆っている。上記バルブ
ボデイ6には、上記フロント室4とリヤ室5とに収納し
たフロントパワーピストン14とリヤパワーピストン1
5とをそれぞれ連結するとともに、各パワーピストン1
4、15の後面にフロントダイヤフラム16とリヤダイ
ヤフラム17とをそれぞれ張設し、フロントダイヤフラ
ム16の前後に定圧室Aと変圧室Bを、またリヤダイヤ
フラム17の前後にも定圧室Cと変圧室Dを形成してい
る。
と、図1において、フロントシェル1とリヤシェル2か
ら構成した密封容器内は、その中央部に設けたセンター
プレート3によって前後のフロント室4とリヤ室5の2
室に区画してあり、かつ、上記リヤシェル2およびセン
タープレート3の軸部に概略筒状のバルブボデイ6をそ
れぞれ環状のベアリング7、8によって摺動自在に貫通
させるとともに環状のシール部材10、11によって気
密を保持させている。上記リヤシェル2の開口2Aから
はバルブボデイ6の末端筒状部6Aが外部に突出させて
あり、上記末端筒状部6Aを開口2Aに嵌装した概略筒
状のダストカバー12によって覆っている。上記バルブ
ボデイ6には、上記フロント室4とリヤ室5とに収納し
たフロントパワーピストン14とリヤパワーピストン1
5とをそれぞれ連結するとともに、各パワーピストン1
4、15の後面にフロントダイヤフラム16とリヤダイ
ヤフラム17とをそれぞれ張設し、フロントダイヤフラ
ム16の前後に定圧室Aと変圧室Bを、またリヤダイヤ
フラム17の前後にも定圧室Cと変圧室Dを形成してい
る。
【0007】上記バルブボデイ6内に弁機構20を設け
てあり、この弁機構20は、図2に拡大して示すよう
に、上記末端筒状部6A内に摺動自在に設けた筒状のス
ライド部材21と、このスライド部材21のフロント側
厚肉部21aに形成した環状の第1弁座22と、この環
状の第1弁座22よりも内側で上記バルブボデイ6に摺
動自在に設けた弁プランジャ23の右端部に形成した環
状の第2弁座24と、さらに図2の右方から付勢ばね2
5によって両弁座22、24に着座される弁体26とを
備えている。上記スライド部材21の外周面には環状の
シール部材30を設けてあり、この環状シール部材30
によってスライド部材21と末端筒状部6Aとの間の気
密を保持させ、また上記スライド部材21の厚肉部21
aの内周面に設けた環状のシール部材31によって厚肉
部21aとバルブボデイ6の環状突出部との間の気密を
保持させている。上記弁体26は概略筒状の弾性体から
構成してあり、その一端の取付け部26aをリテーナ3
2によってスライド部材21の内周面に気密を保持して
取付けている。上記弁体26は従来周知の構成を有して
おり、その中央部に半径方向内方に湾曲して伸びる湾曲
部26bを備え、この湾曲部26bの先端部に、上記第
1弁座22と第2弁座24とに接離する着座部26cを
備えている。そして上記弁体26の着座部26cに埋設
した金属製のバックアッププレート33と入力軸34の
段部との間に上記付勢ばね25を弾装し、この付勢ばね
25によって着座部26cを両弁座22、24に向けて
付勢している。
てあり、この弁機構20は、図2に拡大して示すよう
に、上記末端筒状部6A内に摺動自在に設けた筒状のス
ライド部材21と、このスライド部材21のフロント側
厚肉部21aに形成した環状の第1弁座22と、この環
状の第1弁座22よりも内側で上記バルブボデイ6に摺
動自在に設けた弁プランジャ23の右端部に形成した環
状の第2弁座24と、さらに図2の右方から付勢ばね2
5によって両弁座22、24に着座される弁体26とを
備えている。上記スライド部材21の外周面には環状の
シール部材30を設けてあり、この環状シール部材30
によってスライド部材21と末端筒状部6Aとの間の気
密を保持させ、また上記スライド部材21の厚肉部21
aの内周面に設けた環状のシール部材31によって厚肉
部21aとバルブボデイ6の環状突出部との間の気密を
保持させている。上記弁体26は概略筒状の弾性体から
構成してあり、その一端の取付け部26aをリテーナ3
2によってスライド部材21の内周面に気密を保持して
取付けている。上記弁体26は従来周知の構成を有して
おり、その中央部に半径方向内方に湾曲して伸びる湾曲
部26bを備え、この湾曲部26bの先端部に、上記第
1弁座22と第2弁座24とに接離する着座部26cを
備えている。そして上記弁体26の着座部26cに埋設
した金属製のバックアッププレート33と入力軸34の
段部との間に上記付勢ばね25を弾装し、この付勢ばね
25によって着座部26cを両弁座22、24に向けて
付勢している。
【0008】上記第1弁座22と弁体26の着座部26
cとのシート部によって構成される真空弁35よりも外
側の空間は、上記シール部材30、31の間で、スライ
ド部材21の厚肉部21aを軸方向に貫通させて形成し
た定圧通路21bと、上記バルブボデイ6に形成した定
圧通路36とを介して定圧室Aおよび定圧室Cに連通さ
せている。そして上記定圧室Aは、フロントシェル1に
連結した負圧導入管37(図1)を介してエンジンのイ
ンテークマニホールドに連通させている。また、上記真
空弁35の内側で、上記第2弁座24と弁体26の着座
部26cとのシート部によって構成される大気弁38の
外側部分、すなわち真空弁35と大気弁38との中間部
分の空間は、バルブボデイ6に形成した変圧通路39A
を介して変圧室Dに連通させてあり、さらに該変圧室D
はバルブボデイ6の軸方向に形成した変圧通路39Bを
介して変圧室Bに連通させている。さらに、上記大気弁
38よりも内側部分の空間は、上記スライド部材21の
内部に形成した大気通路40と、後述するアクチエータ
41よりもフロント側でスライド部材21に形成した大
気通路21cとを介して大気に連通させてあり、上記大
気通路40内にフィルタ42を設けている。
cとのシート部によって構成される真空弁35よりも外
側の空間は、上記シール部材30、31の間で、スライ
ド部材21の厚肉部21aを軸方向に貫通させて形成し
た定圧通路21bと、上記バルブボデイ6に形成した定
圧通路36とを介して定圧室Aおよび定圧室Cに連通さ
せている。そして上記定圧室Aは、フロントシェル1に
連結した負圧導入管37(図1)を介してエンジンのイ
ンテークマニホールドに連通させている。また、上記真
空弁35の内側で、上記第2弁座24と弁体26の着座
部26cとのシート部によって構成される大気弁38の
外側部分、すなわち真空弁35と大気弁38との中間部
分の空間は、バルブボデイ6に形成した変圧通路39A
を介して変圧室Dに連通させてあり、さらに該変圧室D
はバルブボデイ6の軸方向に形成した変圧通路39Bを
介して変圧室Bに連通させている。さらに、上記大気弁
38よりも内側部分の空間は、上記スライド部材21の
内部に形成した大気通路40と、後述するアクチエータ
41よりもフロント側でスライド部材21に形成した大
気通路21cとを介して大気に連通させてあり、上記大
気通路40内にフィルタ42を設けている。
【0009】上記入力軸34の段部と上記スライド部材
21に取付けられているリテーナ32との間にはリター
ンスプリング44を弾装してあり、このリターンスプリ
ング44によってスライド部材21と入力軸34とを互
いに逆方向に、より具体的にはスライド部材21を左方
に付勢すると同時に、入力軸34および弁プランジャ2
3を右方に付勢している。そして上記スライド部材21
が左方に付勢されると、該スライド部材21のフロント
側端面はバルブボデイ6に当接してその位置に保持され
るようになる。他方、上記弁プランジャ23が右方に付
勢されると、自由状態では、つまりブレーキペダルが踏
込まれた後その踏込みが解放されたブレーキ倍力装置の
後退作動時には、上記弁プランジャ23に係合されたキ
ー部材45が該弁プランジャ23とともに右側に移動さ
れてバルブボデイ6に当接し、その位置に保持されるよ
うになる。しかしながら、図示非作動状態ではキー部材
45がリヤシェル2の内面に当接してその右行が停止さ
れ、かつバルブボデイ6はこのキー部材45に当接して
その右行が停止されているので、キー部材45はバルブ
ボデイ6に対して相対的に前進された位置に変位されて
いることになり、したがってキー部材45に係合した弁
プランジャ23もバルブボデイ6に対して相対的に前進
された位置に保持されている。そしてこの非作動状態で
は、弁体26は第2弁座24に着座して大気弁38を閉
じており、また弁体26は上述した弁プランジャ23の
相対的な前進により第1弁座22に近接した位置に位置
しているが、第1弁座22からは僅かに離座している。
したがってこの非作動状態では、真空弁35が開いて上
記変圧室B、Dを定圧室A、Cに連通させるようにな
り、それら定圧室A、Cと変圧室B、Dとは同圧に保た
れるようになる。
21に取付けられているリテーナ32との間にはリター
ンスプリング44を弾装してあり、このリターンスプリ
ング44によってスライド部材21と入力軸34とを互
いに逆方向に、より具体的にはスライド部材21を左方
に付勢すると同時に、入力軸34および弁プランジャ2
3を右方に付勢している。そして上記スライド部材21
が左方に付勢されると、該スライド部材21のフロント
側端面はバルブボデイ6に当接してその位置に保持され
るようになる。他方、上記弁プランジャ23が右方に付
勢されると、自由状態では、つまりブレーキペダルが踏
込まれた後その踏込みが解放されたブレーキ倍力装置の
後退作動時には、上記弁プランジャ23に係合されたキ
ー部材45が該弁プランジャ23とともに右側に移動さ
れてバルブボデイ6に当接し、その位置に保持されるよ
うになる。しかしながら、図示非作動状態ではキー部材
45がリヤシェル2の内面に当接してその右行が停止さ
れ、かつバルブボデイ6はこのキー部材45に当接して
その右行が停止されているので、キー部材45はバルブ
ボデイ6に対して相対的に前進された位置に変位されて
いることになり、したがってキー部材45に係合した弁
プランジャ23もバルブボデイ6に対して相対的に前進
された位置に保持されている。そしてこの非作動状態で
は、弁体26は第2弁座24に着座して大気弁38を閉
じており、また弁体26は上述した弁プランジャ23の
相対的な前進により第1弁座22に近接した位置に位置
しているが、第1弁座22からは僅かに離座している。
したがってこの非作動状態では、真空弁35が開いて上
記変圧室B、Dを定圧室A、Cに連通させるようにな
り、それら定圧室A、Cと変圧室B、Dとは同圧に保た
れるようになる。
【0010】さらに図1に示すように、上記弁プランジ
ャ23のフロント側にはプレートプランジャ46および
リアクションディスク47を順次配置し、このリアクシ
ョンディスク47は出力軸48の基部内に嵌合させてい
る。そして上記出力軸48の先端部はシール部材50を
介してフロントシェル1から気密を保持して外部に突出
させてあり、その先端部を図示しないマスターシリンダ
のピストンに連動させている。さらに、上記バルブボデ
イ6はリターンスプリング51によって通常は図示非作
動位置に保持させている。
ャ23のフロント側にはプレートプランジャ46および
リアクションディスク47を順次配置し、このリアクシ
ョンディスク47は出力軸48の基部内に嵌合させてい
る。そして上記出力軸48の先端部はシール部材50を
介してフロントシェル1から気密を保持して外部に突出
させてあり、その先端部を図示しないマスターシリンダ
のピストンに連動させている。さらに、上記バルブボデ
イ6はリターンスプリング51によって通常は図示非作
動位置に保持させている。
【0011】次に、前述したアクチエータ41は、図2
に示すように、入力軸34に取付けた概略円板状のピス
トン53を備えており、このピストン53はそのフロン
ト側端面の内周部を入力軸34の段部に当接させてい
る。そしてそのリヤ側にダイヤフラム54の内周ビード
部54aを配置するとともに、この内周ビード部54a
リヤ側に入力軸34に固定したリテーナ55を配置する
ことによって、入力軸34に気密を保って固定してい
る。また上記スライド部材21のリヤ側端部は段付筒状
部材56を一体に備えており、この段付筒状部材56の
大径部内に上記ピストン53を摺動自在に遊嵌合させて
いる。そしてピストン53のリヤ側に配設した上記ダイ
ヤフラム54の外周ビード部54bをリテーナ57によ
って段付筒状部材56の大径部内に気密を保って固定す
るとともに、上記段付筒状部材56のフロント側の小径
部と入力軸34との間にシール部材58を設け、このシ
ール部材58と上記ピストン53との間に圧力室59を
形成している。そして圧力室59は導管60を介して電
磁式の流路切換え弁61(図1)に接続してあり、該流
路切換え弁61によって圧力室59内に大気圧と負圧と
のいずれかを選択的に供給することができるようになっ
ている。
に示すように、入力軸34に取付けた概略円板状のピス
トン53を備えており、このピストン53はそのフロン
ト側端面の内周部を入力軸34の段部に当接させてい
る。そしてそのリヤ側にダイヤフラム54の内周ビード
部54aを配置するとともに、この内周ビード部54a
リヤ側に入力軸34に固定したリテーナ55を配置する
ことによって、入力軸34に気密を保って固定してい
る。また上記スライド部材21のリヤ側端部は段付筒状
部材56を一体に備えており、この段付筒状部材56の
大径部内に上記ピストン53を摺動自在に遊嵌合させて
いる。そしてピストン53のリヤ側に配設した上記ダイ
ヤフラム54の外周ビード部54bをリテーナ57によ
って段付筒状部材56の大径部内に気密を保って固定す
るとともに、上記段付筒状部材56のフロント側の小径
部と入力軸34との間にシール部材58を設け、このシ
ール部材58と上記ピストン53との間に圧力室59を
形成している。そして圧力室59は導管60を介して電
磁式の流路切換え弁61(図1)に接続してあり、該流
路切換え弁61によって圧力室59内に大気圧と負圧と
のいずれかを選択的に供給することができるようになっ
ている。
【0012】以上の構成において、上記アクチエータ4
1の圧力室59内に大気が導入されている状態では、ピ
ストン53の前後には圧力差が生じていないので、アク
チエータ41は非作動状態となっている。そしてブレー
キペダルの踏込みが解放されている非作動状態では、前
述したように弁体26は第2弁座24に着座して大気弁
38を閉じており、また弁体26は第1弁座22から僅
かに離座して真空弁35が開いているので、上記上記変
圧室B、Dが定圧室A、Cに連通され、それら定圧室
A、Cと変圧室B、Dとに負圧が導入されて同圧となっ
ている。この状態からブレーキペダルが踏込まれると、
入力軸34およびこれと一体のピストン53は、バルブ
ボデイ6およびこれと一体のスライド部材21に対して
左方に変位されるようになる。これにより従来周知のブ
レーキ倍力装置と同様に、真空弁35が閉じて定圧室
A、Cと変圧室B、Dとの連通を遮断するとともに大気
弁38が開いて変圧室B、Dに大気圧を導入するので、
各パワーピストン14、15の前後に圧力差が発生して
倍力作用が行なわれる。
1の圧力室59内に大気が導入されている状態では、ピ
ストン53の前後には圧力差が生じていないので、アク
チエータ41は非作動状態となっている。そしてブレー
キペダルの踏込みが解放されている非作動状態では、前
述したように弁体26は第2弁座24に着座して大気弁
38を閉じており、また弁体26は第1弁座22から僅
かに離座して真空弁35が開いているので、上記上記変
圧室B、Dが定圧室A、Cに連通され、それら定圧室
A、Cと変圧室B、Dとに負圧が導入されて同圧となっ
ている。この状態からブレーキペダルが踏込まれると、
入力軸34およびこれと一体のピストン53は、バルブ
ボデイ6およびこれと一体のスライド部材21に対して
左方に変位されるようになる。これにより従来周知のブ
レーキ倍力装置と同様に、真空弁35が閉じて定圧室
A、Cと変圧室B、Dとの連通を遮断するとともに大気
弁38が開いて変圧室B、Dに大気圧を導入するので、
各パワーピストン14、15の前後に圧力差が発生して
倍力作用が行なわれる。
【0013】これに対し、上述したブレーキ倍力装置の
非作動状態において、アクチエータ41が作動される
と、すなわち上記流路切換え弁61の流路が切換えられ
て圧力室59内に負圧が導入されると、ピストン53の
前後に圧力差が発生すると同時に、段付筒状部材56お
よびシール部材58の前後にも圧力差が発生する。スラ
イド部材21と一体的に固定された上記段付筒状部材5
6は、バルブボデイ6に対して摺動自在に設けられてい
るので、スライド部材21が上記リターンスプリング4
4に抗して、バルブボデイ6および入力軸34に対して
リヤ側に後退される。その結果、スライド部材21に対
して入力軸34が前進された場合と同様に、スライド部
材21に形成した第1弁座22が弁体26に着座して真
空弁35を閉じ、上記定圧室A、Cと変圧室B、Dとの
連通を遮断するとともに、弁体26を第2弁座24から
離座させて大気弁38を開くので、変圧室B、D内に大
気が導入される。これにより定圧室A、Cと変圧室B、
Dとの間に圧力差が発生するので、バルブボデイ6が前
進されて倍力作用が行なわれる。そして上記アクチエー
タ41が作動されている間は上述の倍力作用が行なわれ
るので、やがて変圧室B、D内の圧力は大気圧に一致
し、倍力装置は全負荷状態となる。他方、上記流路切換
え弁61の流路が切換えられて圧力室59内に大気が導
入されてアクチエータ41が非作動状態となれば、弁機
構20の流路も非作動状態となるので、倍力装置は元の
非作動状態に復帰する。このように、本実施例によれば
ブレーキペダルを踏込むことなく自動ブレーキとしての
機能を得ることができ、しかも定圧室内にべローズを設
けた従来の倍力装置のように負圧の作用する有効面積が
減少することがないので、小型の倍力装置でも充分な大
きさの出力を得ることができる。
非作動状態において、アクチエータ41が作動される
と、すなわち上記流路切換え弁61の流路が切換えられ
て圧力室59内に負圧が導入されると、ピストン53の
前後に圧力差が発生すると同時に、段付筒状部材56お
よびシール部材58の前後にも圧力差が発生する。スラ
イド部材21と一体的に固定された上記段付筒状部材5
6は、バルブボデイ6に対して摺動自在に設けられてい
るので、スライド部材21が上記リターンスプリング4
4に抗して、バルブボデイ6および入力軸34に対して
リヤ側に後退される。その結果、スライド部材21に対
して入力軸34が前進された場合と同様に、スライド部
材21に形成した第1弁座22が弁体26に着座して真
空弁35を閉じ、上記定圧室A、Cと変圧室B、Dとの
連通を遮断するとともに、弁体26を第2弁座24から
離座させて大気弁38を開くので、変圧室B、D内に大
気が導入される。これにより定圧室A、Cと変圧室B、
Dとの間に圧力差が発生するので、バルブボデイ6が前
進されて倍力作用が行なわれる。そして上記アクチエー
タ41が作動されている間は上述の倍力作用が行なわれ
るので、やがて変圧室B、D内の圧力は大気圧に一致
し、倍力装置は全負荷状態となる。他方、上記流路切換
え弁61の流路が切換えられて圧力室59内に大気が導
入されてアクチエータ41が非作動状態となれば、弁機
構20の流路も非作動状態となるので、倍力装置は元の
非作動状態に復帰する。このように、本実施例によれば
ブレーキペダルを踏込むことなく自動ブレーキとしての
機能を得ることができ、しかも定圧室内にべローズを設
けた従来の倍力装置のように負圧の作用する有効面積が
減少することがないので、小型の倍力装置でも充分な大
きさの出力を得ることができる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、定圧室
内にべローズを設けた従来装置のように負圧が作用する
有効面積が減少することがないので、小型の倍力装置で
も充分に大きな出力を確保することができるという効果
が得られる。
内にべローズを設けた従来装置のように負圧が作用する
有効面積が減少することがないので、小型の倍力装置で
も充分に大きな出力を確保することができるという効果
が得られる。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】図1の要部の拡大図。
6…バルブボデイ 20…弁機構
21…スライド部材 22…第1弁座 23…弁プランジャ
24…第2弁座 25…付勢ばね 26…弁体
34…入力軸 35…真空弁 38…大気弁
41…アクチエータ 44…リターンスプリング 61…アクチエータ
21…スライド部材 22…第1弁座 23…弁プランジャ
24…第2弁座 25…付勢ばね 26…弁体
34…入力軸 35…真空弁 38…大気弁
41…アクチエータ 44…リターンスプリング 61…アクチエータ
Claims (2)
- 【請求項1】 シェル内に摺動自在に設けられてその端
部をシェルの外方に突出させたバルブボデイと、このバ
ルブボデイの外周に設けられて作動方向の前後に定圧室
と変圧室とを区画するパワーピストンと、上記バルブボ
デイ内に設けられて上記定圧室、変圧室および大気間の
連通を制御する弁機構と、この弁機構を構成する弁プラ
ンジャに連動して該弁機構を作動させる入力軸とを備え
た倍力装置において、 上記弁機構を、上記バルブボデイ内に気密を保持して摺
動自在に設けた筒状のスライド部材と、このスライド部
材に設けた第1弁座と、上記弁プランジャに設けた第2
弁座と、一端部が上記スライド部材の内周面に取付けら
れ、他端部が付勢ばねにより上記第1弁座と第2弁座と
に向けて付勢されてそれぞれに着座される筒状の弁体
と、上記入力軸とスライド部材とを互いに逆方向に付勢
して弁機構を非作動状態に保持するリターンスプリング
と、上記入力軸とスライド部材との間に設けられ、上記
リターンスプリングに抗してスライド部材を移動させて
弁機構を作動させるアクチエータとから構成したことを
特徴とする倍力装置の弁機構。 - 【請求項2】 上記アクチエータは、内周部を上記入力
軸に取付け、外周部を気密を保ってスライド部材に摺動
自在に設けたピストンと、上記入力軸とスライド部材と
の間をシールし、そのシール部と上記ピストンとの間に
圧力室を区画するシール部材と、さらに上記圧力室に大
気圧と負圧とのいずれかを選択的に供給する流路切換え
弁とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の倍
力装置の弁機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7227145A JPH0952573A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 倍力装置の弁機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7227145A JPH0952573A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 倍力装置の弁機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0952573A true JPH0952573A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16856201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7227145A Pending JPH0952573A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 倍力装置の弁機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0952573A (ja) |
-
1995
- 1995-08-11 JP JP7227145A patent/JPH0952573A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050221 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050713 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051202 |