JPH0952809A - 水田用除草剤組成物 - Google Patents
水田用除草剤組成物Info
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- JPH0952809A JPH0952809A JP7222667A JP22266795A JPH0952809A JP H0952809 A JPH0952809 A JP H0952809A JP 7222667 A JP7222667 A JP 7222667A JP 22266795 A JP22266795 A JP 22266795A JP H0952809 A JPH0952809 A JP H0952809A
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Abstract
ずれの重要雑草をも長期にわたり的確に防除する水田用
除草剤組成物の提供。 【構成】 式(I)(式中、AはS(O)n R1 基(R
1 は低級アルキル、シクロアルキル、(置換)ベンジ
ル、(置換アミノ置換)フェニル;nは0又は2)又は
OR2 基(R2 は(置換)フェニル);Bはハロゲン、
ニトロ、低級アルキル、低級アルキルスルホニル;Dは
H、低級アルキル、低級アルコキシ、低級アルコキシメ
チル、低級アルコキシカルボニル;Eはハロゲン、(置
換)低級アルコキシ、低級アルキルチオ、低級アルキル
スルホニルまたは低級アルキルスルホニルオキシ)で示
される置換ベンゾイルサイクリックエノン誘導体とハロ
ゲン置換ベンゾイルピラゾール誘導体とを含有する水田
用除草剤組成物。 【化1】
Description
合物を併用する水田用除草剤組成物に関する。より詳し
く言えば、特定構造の置換ベンゾイルサイクリックエノ
ン誘導体およびハロゲン置換ベンゾイルピラゾール誘導
体を有効成分として含む相乗的作用効果を示す薬剤組成
物であって、水稲に対する薬害が少なく、少量の適用量
で水田中の雑草を枯死に至らしめる水田用除草剤組成物
に関する。
系、ジフェニルエーテル系、カ−バメート系、ヘテロ環
系、尿素系等、種々の化合物や混合剤が知られている。
しかしながら、これらの除草剤は、適用対象となる各種
の雑草に対して広く十分な効果をあげるためには比較的
多量の有効成分を必要としたり、処理時期、残効性等、
水稲作の実際場面における要求を満たすためには、耕作
期毎に複数回の除草剤処理が必要であった。このため、
除草剤コスト、労力の点で問題が多い。本願発明者ら
は、先に、水田用除草剤として使用したとき、稲に対す
る安全性が高く、かつ特に稲科の雑草種に対して長期に
わたり卓越した効果を示す、下記一般式(I)
置換ベンゾイルサイクリックエノン誘導体(以下、化合
物Aという。)を提案した(特開平6-25144 号)。しか
し、一般式(I) で示される化合物は、生育の進んだ多
年生広葉雑草やノビエに対しては必ずしも十分満足でき
る効果が期待できないことがある。
を有し、ウリカワなどの多年生広葉雑草に対して高活性
を示す除草剤としてハロゲン置換ベンゾイルピラゾール
誘導体化合物フェノキシ誘導体が開発されている。これ
らは次式(II)
し、R4 およびR5 は同一または異別の低級アルキル基
を表わし、R6 は水素原子または低級アルキル基を表わ
し、Yはスルホニルまたはカルボニル基を表わし、mは
0または1〜3の整数である。)で示される構造を有す
る。
草剤成分としては、 (1)ピラゾレート(Pyrazolate):4−(2,4−ジク
ロロベンゾイル−1,3−ジメチル1H−ピラゾール−
5−イル−p−トルエンスルホネート(以下、化合物B
という。)、 (2)ピラゾキシフェン(Pyrazoxyfen ):2(4−
(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチルピ
ラゾール−5−イルオキシ)アセトフェノン(以下、化
合物Cという。)、 (3)ベンゾフェナップ(Benzofenap):2(4−(2,
4−ジクロロ−m−トルオイル)−1,3−ジメチルピ
ラゾール−5−イルオキシ)−4′−メチルアセトフェ
ノン(以下、化合物Dという。)等が知られている。
830 号、特開昭54-41872号、特開昭-57-72903 号等に開
示されている。一般式(II)の化合物は、移植水稲、直
播水稲に対して選択性を有し、ウリカワなどの多年生広
葉雑草に対して高活性を示す除草剤であるが、ノビエや
カヤツリグサ科雑草、葉令の進んだコナギに対する効果
は低く、残効性も比較的短く、後発雑草の防除効果は期
待できない。上記のように、一般式(I)で表される化
合物Aおよび化合物B〜Dの各化合物は、それぞれの単
独で使用したときには十分満足できる除草効果が期待で
きないことがあり、特に化合物Cは、低薬量での使用で
は高い効果は期待できない。
水稲作での雑草防除の現状に鑑み、本発明者らが提案し
た一般式(I)で示される化合物の除草活性スペクトラ
ムを拡大すると共に、より少量の有効成分で、単子葉
類、双子葉類のいずれの重要雑草をも的確にかつ長期に
わたり防除できる水田用除草剤組成物を提供することを
目的とする。
(I)で表わされる化合物Aと他の除草活性化合物の併
用について鋭意研究を続けた結果、化合物Aと前記化合
物B〜D等の化合物類との混合物が予想できない驚くべ
き相乗作用を示し、各々の単剤の使用に比べはるかに少
量の施用で水田の重要雑草を的確にしかも一回の処理で
長期にわたり防除し、なおかつ水稲に対し害を与えるこ
となく、雑草の発生前から生育期までの幅広い処理時期
で使用できることを見出し、本発明を完成した。
換されていてもよい低級アルキル基、(ii)シクロアルキ
ル基、(iii) 置換されていてもよいベンジル基、または
(iv)置換アミノ基により置換されていてもよいフェニル
基を表わし、nは0または2である。)またはOR2 基
(基中、R2 は置換されていてもよいフェニル基を表わ
す。)を表わし;Bはハロゲン原子、ニトロ基、低級ア
ルキル基または低級アルキルスルホニル基を表わし;D
は水素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、低級
アルコキシメチル基または低級アルコキシカルボニル基
を表わし;Eはハロゲン原子、置換されていてもよい低
級アルコキシ基、低級アルキルチオ基、低級アルキルス
ルホニル基または低級アルキルスルホニルオキシ基を表
わす。〕で示される少なくとも1種類の置換ベンゾイル
サイクリックエノン誘導体と除草活性を有する少なくと
も1種類のハロゲン置換ベンゾイルピラゾール誘導体と
を有効成分として含有することを特徴とする水田用除草
剤組成物、
誘導体が一般式(II)
除草活性を有する化合物である前記1に記載の水田用除
草剤組成物、および
−(2,4−ジクロロベンゾイル−1,3−ジメチル1
H−ピラゾール−5−イル−p−トルエンスルホネー
ト、2(4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3
−ジメチルピラゾール−5−イルオキシ)アセトフェノ
ン、2(4−(2,4−ジクロロ−m−トルオイル)−
1,3−ジメチルピラゾール−5−イルオキシ)−4′
−メチルアセトフェノンからなるピラゾール誘導体化合
物から選択される前記1に記載の水田用除草剤組成物を
提供する。
一の有効成分は、上記一般式(I)で表わされる置換ベ
ンゾイルサイクリックエノン誘導体である。一般式
(I)中、Aが−S(O)n R1 基を表わす場合、R1
は以下の(i) 〜(iv)のいずれかである。
基。アルキル主鎖は好ましくは1〜4個の炭素原子を含
む。好適な置換基としては炭素数2〜3の低級アルコキ
シカルボニル基が挙げられる。 (ii)シクロアルキル基、好ましくは、炭素数3〜6のシ
クロアルキル基。 (iii) 置換されていてもよいベンジル基。好適な置換基
としてはハロゲン原子、メチル基およびニトロ基が挙げ
られる。これらの置換基のうち同一または異なる基によ
り1〜3個の水素原子が置換されたベンジル基が好まし
い。 (iv)置換アミノ基で置換されていてもよいフェニル基。
好適な置換アミノ基としては、1〜5個のハロゲン原
子、1〜3個の炭素数1〜4個の低級アルキル基、炭素
数1〜4個の低級アルコキシ基、ハロメチル基、ニトロ
基、シアノ基、および/または炭素数1〜2のアルキル
基またはアルキルスルホニル基により置換されたアミノ
基が挙げられる。
合、R2 は置換されていてもよいフェニル基である。R
2 の好適な置換基としては、1〜5個のハロゲン原子お
よび/または炭素数1〜3の低級アルキル基が挙げられ
る。一般式(I)中、Bはハロゲン原子、ニトロ基、低
級アルキル(好ましくは炭素数1〜2)または低級アル
キルスルホニル基(好ましくは炭素数1〜2)である。
しくは炭素数1〜2)、低級アルコキシ(好ましくは炭
素数1〜4)、低級アルコキシメチル(好ましくは炭素
数1〜3)または低級アルコキシカルボニル基(好まし
くは炭素数2〜5)である。Eはハロゲン原子、置換さ
れていてもよい低級アルコキシ、低級アルキルチオ(好
ましくは炭素数1〜3)、低級アルキルスルホニルまた
は低級アルキルスルホニルオキシ基(好ましくは炭素数
1〜3)であり、低級アルコキシと低級アルキルスルホ
ニルは、好ましくは1〜3個の炭素数を有し、1〜3個
のフッ素原子によって置換されていてもよい。
ち、除草活性、殺草スペクトラム、選択性、水に対する
溶解度、土壌への浸透性、魚毒性、土壌中の安定性と崩
壊性のバランス等から、次式(III)
置換のフェニル基または1〜5個のハロゲン原子もしく
は1〜3個の炭素数1〜4個のアルキル基によって置換
されているフェニル基を表わし、nは0または2であ
る。)を表わし;B′はハロゲン原子またはニトロ基を
表わし;D′は水素原子を表わし;E′はハロゲン原子
または1〜3個のフッ素原子によって置換されていても
よい炭素数1〜3個の低級アルキルスルホニル基を表わ
す。〕で示される化合物が特に好ましい。
通りである。 (1)3−(2−クロロ−4−メチルスルホニルベンゾイ
ル)−4−フェニルチオ−ビシクロ[3.2.1]オク
ト−3−エン−2−オン(式(III) で、A′=C6 H5
S、B′=Cl、D′=H、E′=CH3 SO2 の化合
物)、(2)3−(2−クロロ−4−メチルスルホニルベ
ンゾイル)−4−(3−メチルフェニルチオ)ビシクロ
[3.2.1]オクト−3−エン−2−オン(式(III)
で、A′=3−CH3 C6 H4 S、B′=Cl、D′=
H、E′=CH3 SO2の化合物)、(3)3−(2−クロ
ロ−4−メチルスルホニルベンゾイル)−4−フェニル
スルホニル−ビシクロ[3.2.1]オクト−3−エン
−2−オン(式(III) で、A′=C6 H5 SO2 、B′
=Cl、D′=H、E′=CH3 SO2 の化合物)、
(4)3−(2−クロロ−4−メチルスルホニルベンゾイ
ル)−4−(2,6−ジメチルフェニルチオ)−ビシク
ロ[3.2.1]オクト−3−エン−2−オン(式(II
I) で、A′=2,6−(CH3 )2 C6 H3 S、B′
=Cl、D′=H、E′=CH3 SO2 の化合物)、
ニルベンゾイル)−4−(3−クロロフェニルチオ)−
ビシクロ[3.2.1]オクト−3−エン−2−オン
(式(III) で、A′=3−ClC6 H4 S、B′=C
l、D′=H、E′=CH3 SO2の化合物)、(6)3−
(2−ニトロ−4−メチルスルホニルベンゾイル)−4
−(2,6−ジメチルフェニルチオビシクロ)[3.
2.1]オクト−3−エン−2−オン(式(III) で、
A′=2,6−(CH3 )2 C6 H3 S、B′=N
O2 、D′=H、E′=CH3 SO2 の化合物)、(7)
3−(2−ニトロ−4−メチルスルホニルベンゾイル)
−4−(2,6−ジクロロフェニルチオビシクロ)−
[3.2.1]オクト−3−エン−2−オン(式(III)
で、A′=2,6−(Cl)2 C6 H3 S、B′=NO
2 、D′=H、E′=CH3 SO2 の化合物)、(8)3
−(2−ニトロ−4−メチルチオベンゾイル)−4−
(3−クロロフェニルチオビシクロ)−[3.2.1]
オクト−3−エン−2−オン(式(III) で、A′=3−
ClC6 H4 S、B′=NO2 、D′=H、E′=CH
3 Sの化合物)、(9)3−(2−クロロ−4−メチルス
ルホニルベンゾイル)−4−(2,6−ジクロロフェニ
ルチオビシクロ)−[3.2.1]オクト−3−エン−
2−オン(式(III) で、A′=2,6−(Cl)2 C6
H3 S、B′=Cl、D′=H、E′=CH3 SO2 の
化合物)。 これらの化合物は特開平6-25144 号に記載の方法によっ
て合成することができる。
は、除草活性を有する少なくとも1種類のハロゲン置換
ベンゾイルピラゾール誘導体化合物である。かかるハロ
ゲン置換ベンゾイルピラゾール誘導体としては、前記一
般式(II)で示される除草活性を有する化合物が挙げら
れる。具体例としては、上記の化合物B〜Dが挙げられ
る。
の第一成分と第二成分とを混合してなる。一般に、薬剤
化合物を混合することによる除草活性が、個々の化合物
による活性の単純な合計(期待される活性)よりも大き
くなることを相乗作用という。2種の除草剤の特定の組
合わせにより期待される活性は、次のようにして算出す
ることが出来る(Colby S.R.除草剤の組み合わせの相乗
及び拮抗作用反応の計算「Weed」15巻20〜22頁、1967年
を参照。)。
値 β:除草剤Bをbkg/ha の量で施用したときの抑制評価
値 E:除草剤Aをakg/ha 、除草剤Bをbkg/ha の量で併
用した場合に期待される抑制評価値
論値Eより大きいならば、個々の除草活性の単なる和以
上の効果が示されたことになる。すなわち、組み合わせ
による相乗作用が認められると言うことができる。後述
の通り、本願発明の組成物による雑草抑制率は、種々の
雑草に対し理論値よりも大きな値を示しており、広範囲
の種の雑草に対し相乗的除草効果が認められる。また、
いずれか一方の成分のみの施用では効果が小さく、十分
な効果をあげるためには多量の薬剤を必要とし、結果と
して稲への薬害が避けられないような場合であっても、
本願の組成物を用いる場合には、実質的に稲への薬害を
もたらすことのない施用量で十分な効果をあげることが
できる。
クリックエノン誘導体(第一成分)とハロゲン置換ベン
ゾイルピラゾール誘導体(第二成分)との組合わせは文
献未記載の新規なものであり、勿論その特異的な効力増
強に言及した文献もない。本発明に係る相乗作用は広い
範囲の混合比で認められる。一般式(I) で示される第
一成分化合物1重量部に対して、第二成分化合物を各々
0.5 〜50重量部、好ましくは1:1〜1:25重量部
の割合で混合して、有用な除草剤を得ることができる。
なお、第一成分、第二成分とも、それぞれ一種類の化合
物でもよいし、複数の化合物の組合わせでもよい。
法に従い、使用上都合のよい形状に製剤化して使用する
のが一般的である。すなわち、上記の各有効成分を、適
当な不活性担体に、要するなら補助剤と一緒に、適当な
割合で配合して溶解、分離、懸濁、混合、含浸、吸着ま
たは付着させるか、あるいは適当な噴射剤等と混合し
て、適宜の剤型、例えば懸濁液、乳剤、溶液、水和剤、
粉剤、粒剤、錠剤、フロアブル剤、エアロゾル剤等に製
剤することができる。補助剤としては、界面活性剤、不
活性担体、結合剤、分解防止剤、着色剤や各種農薬類な
どを必要量含有することができる。これらの成分は、従
来の農薬製剤分野において用いられているものであれば
特に限定されるものではない。
化、分散、可溶化および/または湿潤の目的でいられ
る。具体例としては、リグニンスルホン酸塩,アルキル
ベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸
塩、ジアルキルスルホサクシネ−ト、アルキルアリ−ル
スルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリ−ルエ
−テルサルフェ−ト、ポリオキシエチレンスチリルフェ
ニルエ−テルサルフェ−ト、ラウリル硫酸塩、ポリカル
ボン酸型高分子活性剤等の、アニオン性界面活性剤、ポ
リオキシエチレンアルキルアリルエ−テル、ポリオキシ
エチレンスチリルフェニルエ−テル、ポリオキシエチレ
ンアルキルエ−テル、ポリオキシエチレンノニルフェニ
ルエ−テル、ポリオキシエチレンソルビタンアルキレ−
ト、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロック
ポリマ−、ショ糖脂肪酸エステル、ポリエチレングルコ
−ル等の非イオン性界面活性剤などをあげることができ
る。これらの界面活性剤は、1種だけの単独で用いて
も、あるいは2種以上混合して用いてもよく、その場合
の混合比も任意に選択できる。
としては、固体、液体のいずれであってもよい。固体の
担体となりうる材料としては、例えば、ダイズ粉、穀物
粉、木粉、樹皮粉、鋸粉、タバコ茎粉、クルミ穀粉、ふ
すま、繊維類粉末、植物エキス抽出後の残滓等の植物性
粉末;紙、ダンボール、ふるぎれ等の繊維製品;粉砕合
成樹脂等の合成重合体;粘土類(例えばカオリン、ベン
トナイト、酸性白土)、タルク類(例えばタルク、ヒロ
フィライト)、シリカ類(例えば珪藻土、珪砂、雲母、
ホワイトカーボン〔含水微粉珪素、含水珪酸とも言われ
る合成高分散珪酸で、製品により珪酸カルシウムを主成
分として含有するものがある。〕)、活性炭、イオウ粉
末、軽石、焼成珪藻土、レンガ粉砕物、フライアッシ
ュ、砂、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、パライト
等の無機鉱物性粉末;炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸カルシウム、硫酸ナトリウム、クエン酸、コ
ハク酸、フマル酸、乳糖、果糖、ブドウ糖等の水溶性粉
末;硫安、燐安、硝安、尿素、塩安等の化学肥料、堆肥
等を挙げることができる。これらは単独で用いても2種
以上の混合物の形で用いてもよい。
自体溶媒能を有するもののほか、溶媒能を有さずとも補
助剤の助けにより有効成分化合物を分散させうることと
なるものから選ばれ、例えば、水、アルコール類(例え
ばエタノール、メタノール、イソプロパノール、ブタノ
ール、エチレングリコール)、ケトン類(例えばアセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジ
イソブチルケトン、シクロヘキサノン)。エーテル類
(例えばエチルエーテル、ジオキサン、セロソルブ、ジ
プルピルエーテル、テトラヒドロフラン)、脂肪族炭化
水素類(例えばガソリン、鉱油)、芳香族炭化水素類
(例えばベンゼン、トルエン、キシレン、ソルベントナ
フサ、アルキルナフタレン)、ハロゲン化炭化水素類
(例えばジクロロエタン、塩素化ベンゼン、クロロホル
ム、四塩化炭素)、エステル類(例えば酢酸エチル、ジ
ブチルフタレート、ジイソプロピルフタレート、ジオク
チルフタレート)、酸アミド類(例えばジメチルホルム
アミド、ジエチルホルムアミドジメチルアセトアミ
ド)、ニトリル類(例えばアセトニトリル)、ジメチル
スルホキシド等が挙げられる。これらは単独で用いても
2種以上の混合物の形で用いてもよい。
げることができる。これらの補助剤は目的に応じて使用
される。有効成分化合物の分散安定化、粘着および/ま
たは結合の目的のためには、例えば次のものを用いるこ
ともよい:カゼイン、ゼラチン、澱粉、アルギン酸、メ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロース、アラビ
アゴム、ポリビニルアルコール、松根油、糖油、ベント
ナイト、リグニンスルホン酸塩等が挙げられる。
ばワックス類、ステアリン酸塩、燐酸アルキルエステル
等が使用できる。懸濁性製品の解膠剤としては、例えば
ナフタレンスルホン酸縮合物、縮合燐酸等が使用でき
る。消泡剤、例えばシリコーン油等を添加することも可
能である。
は必要に応じて加減し得る。粉剤あるいは粒剤とする場
合は、第一成分および第二成分の合計量として、通常、
0.2 〜20重量%、また、乳剤あるいは水和剤とする場
合は、0.1 〜50重量%が適当である。このようにして
得られた混合物の施用量は混合物の有効成分量として0.
01kg〜5kg/haの広い範囲で使用可能であるが、
標準的には0.05〜1kg/haの範囲での使用が好まし
い。本発明に係る除草剤組成物は雑草の発生前から生育
期の広い範囲で任意の時期に施用でき、高い効果を得る
ことができる。本発明による除草剤組成物は、他の除草
剤の1種または2種以上、殺虫剤、殺菌剤、植物生長調
節剤等の農薬、土壌改良材または肥料等と混合使用が可
能であるのはもちろんのこと、これらと混合製剤するこ
とも可能であり、場合によっては相乗効果も期待できる
場合がある。特に除草剤として一層の効果の向上のため
に他の除草剤を併用することが望ましい場合がある。
よりさらに具体的に説明するが、本発明における化合
物、製剤量、剤形等はこれらのみに限定されるものでは
ない。 以下の記載において、第一成分化合物とは一般
式(I)で表される置換ベンゾイルサイクリックエノン
誘導体を、第二成分化合物とはハロゲン置換ベンゾイル
ピラゾール誘導体を意味する。第一成分化合物としては
下記第1表に示す化合物A-No.1〜A-No.6を用いた。
第二成分化合物としては前記の化合物B〜Dを用いた。
なお、「部」は全て重量部を意味する。
発生前処理) 1/2000ア−ルのワグネルポットに、沖積土壌を充填し、
入水代かきの後、水深を3cmに保持した。翌日クログ
ワイ、ウリカワの塊茎を3cmの深さに埋めこんだ後、
タイヌビエ、ホタルイを土壌表層から1cmの深さに混
層播種し、コナギ種子、ミズガヤツリ塊茎を土壌表面に
置床した。さらに 2.5葉期のイネ苗(品種コシヒカリ)
を1株1本植えで3cmの深度に4株移植した。薬剤処
理は、播種3日後に配合例1、2に準拠して製造した水
和剤の所定量を水2mlに希釈して、ピペットにてポッ
ト内に均一になるように水面に滴下処理を行った。処理
翌日から3日間、1日あたり3cmの漏水操作を行なっ
た。なお、試験は23〜30℃のガラス温室内で実施し
た。調査は薬剤処理後30日目に概況観察し、除草効果
および薬害を評価した。結果を第9表から第16表に示
す。表中の除草効果および薬害の判定基準および略記号
の意味は以下の通りである。また、理論値は前述のColb
y の式により算出した値である。 除草効果および薬害の判定基準:
V.:コナギ、C.S.:ミズガヤツリ、 E.K.:
クログワイ、 S.P.:ウリカワ、O.S.:移植水
稲。
生育期処理) 1/2000ア−ルのワグネルポットに、沖積土壌を充填
し、入水代かきの後、水深を3cmに保持した。翌日ク
ログワイ、ウリカワの塊茎を3cmの深さに埋めこんだ
後、タイヌビエ、ホタルイを土壌表層から1cmの深さ
に混層播種し、コナギ種子、ミズガヤツリ塊茎を土壌表
面に置床した。さらに 2.5葉期のイネ苗(品種コシヒカ
リ)を1株1本植えで3cmの深度に4株移植した。薬
剤処理は、播種7日後タイヌビエ 1.5葉期の時期に配合
例1、2に準拠して製造した水和剤の所定量を水2ml
に希釈して、ピペットにてポット内に均一になるように
水面に滴下処理を行った。処理翌日から3日間、1日あ
たり3cmの漏水操作を行なった。なお、試験は23〜
30℃のガラス温室内で実施した。調査は薬剤処理後3
0日に前述の基準で概況観察し、除草効果を評価した。
結果を第17表から第第24表に示す(表中の除草効果
および薬害の判定基準および略記号の意味は第9表〜第
16表に同じ)。
生前処理) 水田圃場をプラスチック板により1m2 の方形区に区切
り、代かきと同時にタイヌビエ、ホタルイを播種した。
田面均平化の後、各5つのクログワイ、ウリカワ、シズ
イの塊茎を、3cmの深度に、ミズガヤツリの塊茎を土
壌表面に置床した。1週間後、2.5 葉期のイネ苗(品種
コシヒカリ)を1株2本として田植えを行った。田植え
3日後、雑草の発生前からタイヌビエ 0.5葉期の時に配
合例4に準拠して製造した粒剤の所定量を散布した。な
お試験地は関東北部、土質は埴壌土、減水深1.5 cm/
dayであり、5月初旬から試験を行った。調査は薬剤
処理後30日目に残草量を測定して対無処理区比を求
め、前述の基準で評価し、結果を第25表から第28表
に示す。また、薬剤処理後56日目における雑草発生抑
制状況を表中の56日の欄に記す(表中の除草効果およ
び薬害の判定基準および略記号の意味は第9表〜第16
表に同じ)。
り、代かきと同時にタイヌビエ、ホタルイを播種した。
田面均平化の後、各5つのクログワイ、ウリカワ、シズ
イの塊茎を、3cmの深度に、ミズガヤツリの塊茎を土
壌表面に置床した。1週間後、2.5 葉期のイネ苗(品種
コシヒカリ)を1株2本として田植えを行なった。田植
え1週間後、タイヌビエ(ノビエ)1.5 〜2葉期の時に
配合例4に準拠して製造した粒剤の所定量をを散布し
た。なお試験地は関東北部、土質は埴壌土、減水深1.5
cm/dayであり、6月中旬に試験を行った。調査は
薬剤処理後30日目に残草量を測定し、対無処理区比を
求め、前述の基準で評価した。結果を第29表から第3
2表に示す。また、薬剤処理後56日における雑草発生
生育抑制状況を表中の56日の欄に記す(表中の除草効
果および薬害の判定基準および略記号の意味は第9表〜
第16表に同じ)。
うに、本発明による除草剤組成物は稲に害を与えること
なく、田植え前から雑草生育期までの広い範囲で多年生
雑草を含む、水田の重要雑草を的確に防除できた。すな
わち、本発明の除草剤組成物においては、混合剤化によ
る相補作用により殺草スペクトラムが拡大されている。
また、これらの結果より、一般式(I)で示される化合
物のうち少なくとも1種以上とハロゲン置換ベンゾイル
ピラゾール誘導体化合物系除草剤成分とを含有する混合
物により、それぞれの単独の薬剤の効果からは予想もで
きない顕著な相乗作用を示されることがわかる。すなわ
ち、その除草効果はそれぞれの単剤に比べ優れたもので
あり、かかる相乗効果を奏する結果、各々の化合物を単
独で使用して同等の効果を得ようとする場合よりも少な
い薬量での使用が可能である。さらにまた、本発明によ
る除草剤組成物は、雑草発生時期から雑草生育期までの
任意の時期に施用しても顕著な効果を示し、かつ一回の
処理でほぼ完全に水田の重要雑草を防除でき、しかも、
8週間(56日間)以上の長期にわたって雑草抑草効果
を示している。
類、双子葉類、一年草、多年草の広い範囲に及ぶ殺草ス
ペクトラムを有する。かつ、薬剤成分の相乗効果によ
り、イネに対し薬害の発生のない少量の使用で対象とす
る雑草類を的確に除草する。しかも、残効期間の延長に
より、1回の施用で稲の生育に重要な期間を通しての雑
草の抑制が実現できる。このため、除草剤の散布に要す
る労力やコストを大きく低減することができる。また、
近年、抑草型水田用除草剤の普及に伴い、水田雑草草種
の変遷が起こり、これに起因する難防除雑草の発生拡大
が各地で報告されているが、本発明の除草剤組成物は、
広い殺草スペクトラムを有し、重要雑草を長期にわたり
的確に防除できることから、こうした雑草草種の変遷に
起因する問題の解消にも寄与することができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 〔式中、Aは、S(O)n R1 基(基中、R1 は (i)置
換されていてもよい低級アルキル基、(ii)シクロアルキ
ル基、(iii) 置換されていてもよいベンジル基、または
(iv)置換アミノ基により置換されていてもよいフェニル
基を表わし、nは0または2である。)またはOR2 基
(基中、R2 は置換されていてもよいフェニル基を表わ
す。)を表わし;Bはハロゲン原子、ニトロ基、低級ア
ルキル基または低級アルキルスルホニル基を表わし;D
は水素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、低級
アルコキシメチル基または低級アルコキシカルボニル基
を表わし;Eはハロゲン原子、置換されていてもよい低
級アルコキシ基、低級アルキルチオ基、低級アルキルス
ルホニル基または低級アルキルスルホニルオキシ基を表
わす。〕で示される少なくとも1種類の置換ベンゾイル
サイクリックエノン誘導体と除草活性を有する少なくと
も1種類のハロゲン置換ベンゾイルピラゾール誘導体と
を有効成分として含有することを特徴とする水田用除草
剤組成物。 - 【請求項2】 ハロゲン置換ベンゾイルピラゾール誘導
体が一般式(II) 【化2】 (式中、R3 は水素原子または低級アルキル基を表わ
し、R4 およびR5 は同一または異別の低級アルキル基
を表わし、R6 は水素原子または低級アルキル基を表わ
し、Yはスルホニルまたはカルボニル基を表わし、mは
0または1〜3の整数である。)で示される除草活性を
有する化合物である請求項1に記載の水田用除草剤組成
物。 - 【請求項3】 一般式(II)で示される化合物が4−
(2,4−ジクロロベンゾイル−1,3−ジメチル1H
−ピラゾール−5−イル−p−トルエンスルホネート、
2(4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジ
メチルピラゾール−5−イルオキシ)アセトフェノン、
2(4−(2,4−ジクロロ−m−トルオイル)−1,
3−ジメチルピラゾール−5−イルオキシ)−4′−メ
チルアセトフェノンからなるピラゾール誘導体から選択
される請求項1に記載の水田用除草剤組成物。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22266795A JP3687927B2 (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 水田用除草剤組成物 |
| KR1019960029477A KR100415595B1 (ko) | 1995-07-25 | 1996-07-20 | 수전용제초제조성물 |
| CN96110697A CN1145720A (zh) | 1995-07-25 | 1996-07-24 | 水田用除草剂组合物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22266795A JP3687927B2 (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 水田用除草剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0952809A true JPH0952809A (ja) | 1997-02-25 |
| JP3687927B2 JP3687927B2 (ja) | 2005-08-24 |
Family
ID=16786048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22266795A Expired - Lifetime JP3687927B2 (ja) | 1995-07-25 | 1995-08-08 | 水田用除草剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3687927B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014028796A (ja) * | 2012-06-29 | 2014-02-13 | Ishihara Sangyo Kaisha Ltd | 除草効力が向上した除草組成物 |
-
1995
- 1995-08-08 JP JP22266795A patent/JP3687927B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014028796A (ja) * | 2012-06-29 | 2014-02-13 | Ishihara Sangyo Kaisha Ltd | 除草効力が向上した除草組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3687927B2 (ja) | 2005-08-24 |
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