JPH0952828A - アミノ酸組成剤およびその使用方法 - Google Patents

アミノ酸組成剤およびその使用方法

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JPH0952828A
JPH0952828A JP7204703A JP20470395A JPH0952828A JP H0952828 A JPH0952828 A JP H0952828A JP 7204703 A JP7204703 A JP 7204703A JP 20470395 A JP20470395 A JP 20470395A JP H0952828 A JPH0952828 A JP H0952828A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人に対する肉体的疲労や精神的疲労の回復を
早めることができるとともに、その他の体調などの多岐
にわたる項目を向上させることができるアミノ酸組成剤
およびその使用方法を提供する。 【解決手段】 アミノ酸組成剤は、必須アミノ酸である
9種類のバリン、ロイシン、イソロイシン、リジン、ス
レオニン、メチオニン、ヒスチジン、フェニルアラニン
およびトリプトファンまたはそれらの誘導体を含有す
る。さらに、非必須アミノ酸であるアルギニン、グルタ
ミン、プロリンおよびそれらの誘導体よりなる群から選
ばれる少なくとも1種類以上を含有してもよい。この場
合、非必須アミノ酸に対する必須アミノ酸の比率が1よ
り大きいことが望ましい。このアミノ酸組成剤を人に対
し、一日に体重10kg当たり0.3g以上摂取させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、肉体的疲労や精
神的疲労の回復を早めることができるアミノ酸組成剤お
よびその使用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からアミノ酸組成剤をマウスなどに
投与し、運動能力を改善する試みはいくつか報告されて
いる。例えば、必須アミノ酸と非必須アミノ酸を含有
し、血糖値を調節するためのアミノ酸組成剤が知られて
いる。すなわち、スズメバチの幼虫が分泌する唾液中の
アミノ酸組成剤を、遊泳による運動負荷を行ったマウス
に与え、その効果が確認されている(特開平4−112
825号公報)。
【0003】その他、必須アミノ酸と非必須アミノ酸を
含有し、アドレナリンおよびノルアドレナリンの分泌を
促進するための組成剤が知られている(特開平6−33
6432号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これらの従
来技術では、アミノ酸の投与効果をスズメバチを用いて
実験を行ったものであり、人間を対象としたものではな
い。すなわち、スズメバチの代謝については当てはまる
が、人間について確認したものではなく、そのアミノ酸
組成剤をそのまま人間に適用できるものではない。
【0005】しかも、人間の肉体的疲労や精神的疲労を
回復するために行ったものではなく、まして血液検査を
実施し評価したものでもない。加えて、アミノ酸は20
種類と多く存在し、そのうちどのようなアミノ酸が人間
の肉体的疲労や精神的疲労の回復を早めるのに有効であ
るのか不明である。
【0006】この発明は、このような従来技術に存在す
る問題に着目してなされたものである。その目的とする
ところは、人間に対する肉体的疲労や精神的疲労の回復
を早めることができるとともに、その他の体調などの多
岐にわたる項目を向上させることができるアミノ酸組成
剤およびその使用方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明のアミノ酸組成剤では、必須アミノ酸で
あるバリン、ロイシン、イソロイシン、リジン、スレオ
ニン、メチオニン、ヒスチジン、フェニルアラニンおよ
びトリプトファンまたはそれらの誘導体を含有するもの
である。
【0008】第2の発明では、第1の発明において、さ
らに、非必須アミノ酸であるアルギニン、グルタミン、
プロリンおよびそれらの誘導体よりなる群から選ばれる
少なくとも1種類以上を含有するものである。
【0009】第3の発明では、第2の発明において、非
必須アミノ酸に対する必須アミノ酸の比率が1より大き
い。第4の発明では、第2の発明において、各必須アミ
ノ酸の含有量が、バリン5〜20重量%、ロイシン5〜
20重量%、イソロイシン5〜20重量%、メチオニン
3〜20重量%、リジン3〜20重量%、スレオニン5
〜20重量%、ヒスチジン2〜10重量%、フェニルア
ラニン1〜10重量%、トリプトファン1〜10重量
%、アルギニン5〜30重量%、グルタミン5〜30重
量%およびプロリン2〜10重量%である。
【0010】第5の発明のアミノ酸組成剤の使用方法で
は、第1〜第4の発明のいずれかに記載のアミノ酸組成
剤を人に対し、一日に体重10kg当たり0.3g以上摂取する
ものである。
【0011】従って、第1の発明のアミノ酸組成剤は、
タンパク質を構成する9種類の必須アミノ酸を含有する
ことから、人の体内で細胞の働きを活性化し、肉体的疲
労や精神的疲労を早く回復させる。
【0012】第2の発明のアミノ酸組成剤は、9種類の
必須アミノ酸以外に、食物中に多く含まれ、非必須アミ
ノ酸としてのアルギニン、グルタミンおよびプロリンよ
りなる群から選ばれる少なくとも1種類以上を含有す
る。このため、アミノ酸組成剤は、栄養成分が強化さ
れ、疲労回復の機能が高められる。しかも、これら非必
須アミノ酸は、いずれも入手が容易である。
【0013】第3の発明のアミノ酸組成剤は、非必須ア
ミノ酸に対する必須アミノ酸の比率が1より大きい。自
然界に存在するアミノ酸中のその比率は、通常1以下で
ある。従って、この比率を1より大きく設定することに
より、必須アミノ酸を自然界に存在する必須アミノ酸以
上に含有させることができ、疲労回復の効果をより高め
ることができる。
【0014】第4の発明のアミノ酸組成剤は、前記必須
アミノ酸と非必須アミノ酸の各成分の含有量が所定範囲
に限定されている。このため、各成分が最適な配合量で
含有され、栄養成分としての効果が充分に発揮される。
【0015】第5の発明のアミノ酸組成剤の使用方法で
は、第1の発明のアミノ酸組成剤を人に対し、一日に体
重10kg当たり0.3g以上摂取することから、人の体重に応
じて必要な必須アミノ酸量が確保され、疲労回復を早め
ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施形態につ
いて説明する。必須アミノ酸または非必須アミノ酸には
L型、D型、DL型があるが、栄養効果のある点からL
型が望ましい。また、アミノ酸はその誘導体であっても
よい。誘導体としては、ペプチド類、水和物、エステ
ル、塩類などが挙げられる。ペプチド類としては、例え
ば2個以上のアミノ酸が結合したペプチド結合を有する
化合物が挙げられる。塩類としては、塩酸塩、ナトリウ
ム塩、カリウム塩、カルシウム塩、酢酸塩が挙げられ
る。アミノ酸の純度については、食品あるいは医薬品グ
レードの高純度のアミノ酸が好ましい。各種グレードに
ついては、目的とする用途に応じて使用される。
【0017】この実施形態では、前記9種類の必須アミ
ノ酸を含有するもののほか、必須アミノ酸に前記所定の
非必須アミノ酸を含有するものであってもよい。非必須
アミノ酸を併用する場合には、疲労回復の効果を高める
ため、非必須アミノ酸に対する必須アミノ酸の比率が1
以上であることが必要である。なお、その比率は、通常
10以下である。
【0018】また、必須アミノ酸と非必須アミノ酸の各
々の含有量は、前述した範囲内で適宜設定される。含有
量がそれぞれの範囲を外れると、肉体的疲労や精神的疲
労を回復させる効果が低下する。
【0019】アミノ酸組成剤を摂取する場合、その摂取
量は体に対する運動量、摂取する人の体重などにより異
なるが、一日に体重10kg当たり0.3g以上であることが
必要である。0.3g未満では筋肉疲労や精神的疲労を回復
するには至らない。その上限は11g程度である。それ
以上摂取しても疲労回復の効果は向上せず、かえって体
に負担をかけるし、経済的に不利である。アミノ酸組成
剤を摂取する時期については、特に制限されない。
【0020】アミノ酸組成剤を最も必要とする人は、特
に高齢者、胃腸障害をもつ中高年の人、消化器系の手術
をした人などの消化吸収の悪い人である。もちろん、健
康な人が摂取してもタンパク質を構成するアミノ酸であ
るから、栄養状態がさらに良好になる。そして、特に肝
臓機能が改善され、風邪などのウイルスの感染に対して
強くなり、結果として免疫力等のアップを期待できる。
さらに、荒れ肌、乾燥肌等の皮膚疾患が改善される。わ
れわれにとって最も大切な栄養素はタンパク質である
が、これは経口摂取により胃腸で消化され、アミノ酸と
して小腸から吸収されるまでに3〜5時間程かかる。
【0021】特に、上記の消化吸収の悪い人にとって、
すでにタンパク質が消化されて形成されたアミノ酸を含
む組成剤を経口により摂取することは、吸収が20〜3
0分と早く、効率が良く、しかも消化器系に負担をかけ
ないために大変好ましい。また、肝臓機能低下に起因し
た各種症状が見られる場合において、その症状が改善さ
れる。
【0022】アミノ酸組成剤としては、前述した必須ア
ミノ酸や非必須アミノ酸が含まれておればよく、粉末
状、顆粒状あるいは水に溶解あるいは懸濁した液体状の
いずれでもよい。
【0023】このアミノ酸組成剤に、例えば、味を改良
するためにアミノ酸以外の成分を添加しても差し支えな
い。これらの添加成分としては、甘味料、ビタミン類、
ミネラル類、有機酸類などが使用される。甘味料として
は、還元糖類、非還元糖類、オリゴ糖類、アスパルテー
ム等が挙げられる。ビタミン類としては、ビタミンA、
B誘導体、C、D、E等が挙げられる。ミネラル類とし
ては、カルシウム、鉄、マグネシウム等が挙げられる。
有機酸類としては、クエン酸、リンゴ酸等が挙げられ
る。
【0024】アミノ酸組成剤を摂取するための形態とし
ては、特に限定されない。例えば、粉末、顆粒、カプセ
ル、タブレットなどの形態でもよく、牛乳、水、ジュー
ス等に溶解したものでもよい。
【0025】アミノ酸組成剤は、肉体的疲労感を和らげ
るため、ある期間継続して摂取することにより、より効
果的になる。リハビリテーション等で毎日体を鍛錬する
場合は、毎日ある一定量のアミノ酸組成剤を摂取すれば
良い。また、皮膚の症状を改善する場合においても同様
でよい。
【0026】この実施形態のアミノ酸組成剤は、脊椎損
傷者で車椅子でハードなトレーニングをしている人の筋
肉疲労感を回復できる。また、脳血管障害で病院に入院
中で、各種リハビリテーションを実施している患者の血
液検査により、アミノ酸組成剤の摂取前後の効果を確認
できる。さらに、あれ肌症の人についてもその症状を回
復できる。
【0027】肉体的疲労は、個々のアミノ酸投与では回
復を早めることは殆ど期待できず、ある特定の組成のア
ミノ酸組成剤の場合のみ効果がある。さらに、ある特定
の組成のアミノ酸組成剤の内臓機能の改善効果がある。
その結果として、皮膚の状態が悪い人に対して著しい症
状改善効果がある。
【0028】以上のように、この実施形態のアミノ酸組
成剤は次のような利点を有する。 (1) 人の体に対する負荷時における肉体的疲労の回復を
早めることができる。 (2) 人の精神的疲労の回復を早めることができる。 (3) 肝臓機能を改善することができる。 (4) 風邪などのウイルスの感染に対して強くなり、結果
として免疫力等のアップを図ることができる。 (5) 皮膚の状態を改善することができる。 (6) 体調、食欲などの多岐にわたる項目を向上させるこ
とができる。
【0029】
【実施例】
(実施例1)次に、実施例によりこの発明をさらに具体
的に説明する。
【0030】アミノ酸組成剤の組成は、L−アルギニン
11%、L−イソロイシン9%、L−ロイシン12%、
L−バリン8%、L−リジン10%、L−スレオニン1
2%、L−メチオニン8%、L−ヒスチジン5%、L−
プロリン7%、L−フェニルアラニン3%、L−トリプ
トファン4%、L−グルタミン11%であり、結晶性ア
ミノ酸を粉砕後、アルコールを添加して造粒したもので
ある。このアミノ酸組成剤の必須アミノ酸/その他のア
ミノ酸=2.5である。
【0031】次に、神奈川県の身体障害者スポーツセン
ターでのテスト結果を示す。対象者は、東京都のスポー
ツセンターでトレーニング中の人で脊椎損傷者60名で
あった。
【0032】テストの方法としては、当該アミノ酸組成
剤を毎朝、夕食事後に対象者に対して一日に体重10kg
当たり0.6g摂食させた。摂食前と後のアンケート調査を
行った。その結果を表1に示した。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】 表1および表2に示したように、実施例1のアミノ酸組
成剤では、一日に体重10kg当たり0.6g摂食する
と、10日程度で各種良好な体感を得ることができる。 (比較例1)神奈川県の身体障害者スポーツセンターで
のテスト結果を示す。対象者は、東京都のスポーツセン
ターでトレーニング中の人で脊椎損傷者60名であっ
た。
【0035】テストの方法としては、アミノ酸組成剤を
毎朝、夕食後に対象者に対して一日に体重10kg当たり
0.2g摂食させた。そして、摂食前と後のアンケート調査
を行った。その結果を表3に示した。
【0036】
【表3】 表3に示したように、比較例1においては、アミノ酸組
成剤でも、一日体重10kg当たり0.2gの摂食量で
は、良好な結果は得られなかった。 (実施例2)神奈川県のリハビリテーション病院での臨
床テスト結果を示す。対象者は、神奈川県リハビリテー
ション病院の入院中の患者で、脳出血、半身麻痺患者1
1名と脳梗塞、半身麻痺患者9名の合計20名であっ
た。
【0037】臨床テストの方法としては、実施例1のア
ミノ酸組成剤を毎朝、夕食事後に一日体重当たり、1.0g
摂食した。そして、摂食前と後のアンケート調査、及び
血液検査項目を比較した。その結果を表4に示した。
【0038】
【表4】
【0039】
【表5】
【0040】
【表6】 表4および表5に示したように、実施例1のアミノ酸組
成剤を、一日体重10kgあたり1.0g摂食すると、
7日程度と極めて早く、各種良好な体感を得ることがで
きた。しかも、表6に示したように、肝臓機能の改善を
図ることができ、この肝臓機能の改善により前記項目を
向上することができる。 (比較例2)この比較例2のアミノ酸組成剤の組成は、
L−アルギニン10%、L−ハイドロキシプロリン10
%、L−プロリン10%、L−アラニン10%、L−グ
ルタミン10%、L−グリシン5%、L−アスパラギン
酸10%、L−バリン5%、L−イソロシン5%、L−
ロイシン5%、L−リジン10%、L−メチオニン5
%、L−スレオニン2%、L−ヒスチジン1%、L−フ
ェニルアラニン1%、L−トリプトファン1%であり、
各結晶性アミノ酸を粉砕後、アルコールを添加して造粒
したものである。
【0041】比較例2のアミノ酸組成剤の必須アミノ酸
/その他のアミノ酸=0.54である。そして、神奈川
県の身体障害者スポーツセンターでのテスト結果を示
す。対象者は、東京都のスポーツセンターでトレーニン
グ中の人で、脊椎損傷者60名であった。
【0042】テストの方法としては、アミノ酸組成剤を
毎朝、夕食事後に対象者に対して一日に体重10kg当た
り0.4g摂食させた。そして、摂食前と後のアンケート調
査を行った。その結果を表7に示した。
【0043】
【表7】 表7に示したように、比較例2のアミノ酸組成剤では、
一日体重10kg当たり0.4gの摂食量でも、良好な
結果は得られなかった。 (実施例3)この実施例3のアミノ酸組成剤の組成は、
L−アルギニングルタメート35%、L−アラニン5
%、L−プロリン5%、L−バリン10%、L−イソロ
シン10%、L−ロイシン13%、L−リジン5%、L
−メチオニン5%、L−スレオニン5%、L−ヒスチジ
ン4%、L−フェニルアラニン2%、L−トリプトファ
ン1%であり、各結晶性アミノ酸を粉砕後、アルコール
を添加して造粒したものである。
【0044】この実施例3のアミノ酸組成剤の必須アミ
ノ酸/その他のアミノ酸=1.22である。テストの方
法としては、腰痛を持病とするゴルファー50名に実施
例3のアミノ酸組成剤を毎朝、夕食事後に一日体重当た
り、2.0g摂食した。そして、摂食前と後のアンケート調
査を行った。その結果を表8に示した。
【0045】
【表8】 表8に示したように、実施例3のアミノ酸組成剤では、
一日体重10kg当たり2.0gの摂食量で、85%も
のゴルファーの腰痛が和らぎ、とても良好な結果が得ら
れた。 (実施例4)この実施例4のアミノ酸組成剤の組成は、
L−アルギニン−L−グルタミンペプチド35%、L−
アラニンーL−プロリンペプチド10%、L−バリン1
0%、L−イソロシン10%、L−ロイシン13%、L
−リジン5%、L−スレオニン5%、L−メチオニン5
%、L−ヒスチジン4%、L−フェニルアラニン2%、
L−トリプトファン1%であり、各結晶性アミノ酸を粉
砕後、アルコールを添加して造粒したものである。
【0046】この実施例4のアミノ酸組成剤の必須アミ
ノ酸/その他のアミノ酸=1.22である。テストの方
法としては、肌荒れ症の女性60名に当該アミノ酸組成
剤を毎朝、夕食事後に一日体重当たり、0.8g摂食した。
摂食前と後のアンケート調査を行って、比較した。その
結果を表9に示した。
【0047】
【表9】 表9に示したように、実施例4のアミノ酸組成剤では、
一日体重10kg当たり0.8gの摂食量で、65%以
上もの肌荒れ症の女性の肌、皮膚の改善が見られた。
【0048】なお、この発明は例えば以下のように構成
を変更して具体化してもよい。 (a)アミノ酸組成剤を炭酸飲料やお湯に溶解して摂取
すること。 (b)アミノ酸組成剤を、肉体的または精神的疲労を感
じたとき、あるいは就寝前や食間に摂取すること。
【0049】また、前記実施形態より把握される技術的
思想について、以下に記載する。 (1)前記必須アミノ酸はL型である請求項1に記載の
アミノ酸組成剤。このように構成すれば、L型の必須ア
ミノ酸は栄養効果に優れているため、栄養組成剤として
好適である。 (2)前記非必須アミノ酸はL型である請求項2に記載
のアミノ酸組成剤。この構成により、L型の非必須アミ
ノ酸は栄養効果があるため、栄養組成剤として好適であ
る。 (3)さらに、甘味料、ビタミン類、ミネラル類および
有機酸類よらなる群より選ばれる少なくとも1種を含有
する請求項2に記載のアミノ酸組成剤。このように構成
すれば、さらに多種類の栄養を補給することができ、健
康の増進を図ることができる。 (4)アミノ酸組成剤を消化吸収の悪い人に対し摂取さ
せる請求項5に記載のアミノ酸組成剤の使用方法。この
方法によれば、アミノ酸はタンパク質が消化されて形成
されているため、消化吸収の悪い人でも容易に吸収さ
れ、肉体的疲労や精神的疲労の回復を効果的に行うこと
ができる。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように、第1の発明のアミ
ノ酸組成剤によれば、人間に対する肉体的疲労や精神的
疲労の回復を早めることができるとともに、その他の体
調などの多岐にわたる項目を向上させることができる。
【0051】第2の発明によれば、入手が容易な非必須
アミノ酸を配合することにより、栄養成分が強化され、
疲労回復の機能を高めることができる。第3の発明によ
れば、非必須アミノ酸に対する必須アミノ酸の比率を1
より大きく設定することにより、必須アミノ酸を自然界
に存在する必須アミノ酸以上に含有させることができ、
疲労回復の効果をより高めることができる。
【0052】第4の発明によれば、必須アミノ酸と非必
須アミノ酸の各成分の含有量が所定範囲に限定されてい
るため、各成分が最適な配合量で含有され、栄養成分と
しての効果が充分に発揮される。
【0053】第5の発明のアミノ酸組成剤の使用方法に
よれば、人の体重に応じて必要な必須アミノ酸量が確保
され、疲労回復を速やかに達成することができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 必須アミノ酸であるバリン、ロイシン、
    イソロイシン、リジン、スレオニン、メチオニン、ヒス
    チジン、フェニルアラニンおよびトリプトファンまたは
    それらの誘導体を含有するアミノ酸組成剤。
  2. 【請求項2】 さらに、非必須アミノ酸であるアルギニ
    ン、グルタミン、プロリンおよびそれらの誘導体よりな
    る群から選ばれる少なくとも1種類以上を含有する請求
    項1に記載のアミノ酸組成剤。
  3. 【請求項3】 非必須アミノ酸に対する必須アミノ酸の
    比率が1より大きい請求項2に記載のアミノ酸組成剤。
  4. 【請求項4】 各必須アミノ酸の含有量が、バリン5〜
    20重量%、ロイシン5〜20重量%、イソロイシン5
    〜20重量%、リジン3〜20重量%、スレオニン5〜
    20重量%、メチオニン3〜20重量%、ヒスチジン2
    〜10重量%、フェニルアラニン1〜10重量%、トリ
    プトファン1〜10重量%、アルギニン5〜30重量
    %、グルタミン5〜30重量%およびプロリン2〜10
    重量%である請求項2に記載のアミノ酸組成剤。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のアミノ
    酸組成剤を人に対し、一日に体重10kg当たり0.3g以上
    摂取するアミノ酸組成剤の使用方法。
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