JPH0952908A - オレフィンオリゴマー製造用触媒及びそれを用いたオレフィンオリゴマーの製造方法 - Google Patents
オレフィンオリゴマー製造用触媒及びそれを用いたオレフィンオリゴマーの製造方法Info
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- JPH0952908A JPH0952908A JP20350395A JP20350395A JPH0952908A JP H0952908 A JPH0952908 A JP H0952908A JP 20350395 A JP20350395 A JP 20350395A JP 20350395 A JP20350395 A JP 20350395A JP H0952908 A JPH0952908 A JP H0952908A
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- olefin
- olefin oligomer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 反応装置に対する腐食性がなく、オレフィン
の重合活性及び炭素数30以上のオレフィンオリゴマー
への選択性に優れたオレフィンオリゴマー製造用触媒を
用いて高粘度指数、低流動点を有するといった良好な性
状のオレフィンオリゴマーを効率よく製造する。 【構成】 7〜15nmの平均細孔径を有する固体酸触
媒からなるオレフィンオリゴマー製造用触媒用いてオレ
フィンを重合する。
の重合活性及び炭素数30以上のオレフィンオリゴマー
への選択性に優れたオレフィンオリゴマー製造用触媒を
用いて高粘度指数、低流動点を有するといった良好な性
状のオレフィンオリゴマーを効率よく製造する。 【構成】 7〜15nmの平均細孔径を有する固体酸触
媒からなるオレフィンオリゴマー製造用触媒用いてオレ
フィンを重合する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車エンジン油、
オートマチックトランスミッション油、ガスタービン
油、航空機作動油、電気絶縁油等の潤滑油に好適に使用
されるオレフィンオリゴマーの製造に使用されるオレフ
ィンオリゴマー製造用触媒及びそれを用いたオレフィン
オリゴマーの製造方法に関する。
オートマチックトランスミッション油、ガスタービン
油、航空機作動油、電気絶縁油等の潤滑油に好適に使用
されるオレフィンオリゴマーの製造に使用されるオレフ
ィンオリゴマー製造用触媒及びそれを用いたオレフィン
オリゴマーの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】オレフィン、特に炭素数6〜14のα−
オレフィンを重合して得られるオレフィンオリゴマー
は、自動車エンジン油、オートマチックトランスミッシ
ョン油、ガスタービン油、航空機作動油、電気絶縁油等
の潤滑油の基材として有用である。潤滑油のうち、自動
車エンジン油などの用途分野においては、蒸発減量を抑
えるため、炭素数30未満の留分を除去することが必要
であり、オレフィンオリゴマーを効率よく製造するため
には、炭素数30以上のオレフィンオリゴマーの選択性
を向上させることが重要である。
オレフィンを重合して得られるオレフィンオリゴマー
は、自動車エンジン油、オートマチックトランスミッシ
ョン油、ガスタービン油、航空機作動油、電気絶縁油等
の潤滑油の基材として有用である。潤滑油のうち、自動
車エンジン油などの用途分野においては、蒸発減量を抑
えるため、炭素数30未満の留分を除去することが必要
であり、オレフィンオリゴマーを効率よく製造するため
には、炭素数30以上のオレフィンオリゴマーの選択性
を向上させることが重要である。
【0003】このような潤滑油基材に供されるオレフィ
ンオリゴマーの製造方法として、これまで塩化アルミニ
ウムや三フッ化ホウ素などのルイス酸を触媒として製造
する方法が知られており、工業的には生成物の性状がよ
り好ましく、炭素数30以上のオレフィンオリゴマーへ
の選択性が高い三フッ化ホウ素が用いられている。
ンオリゴマーの製造方法として、これまで塩化アルミニ
ウムや三フッ化ホウ素などのルイス酸を触媒として製造
する方法が知られており、工業的には生成物の性状がよ
り好ましく、炭素数30以上のオレフィンオリゴマーへ
の選択性が高い三フッ化ホウ素が用いられている。
【0004】しかし、三フッ化ホウ素は人体に有害であ
る上に、三フッ化ホウ素を触媒として使用したポリオレ
フィンの重合反応は、反応終了後、触媒の分離、生成物
の洗浄、分離した触媒の分解並びに廃棄処理の工程が必
要である。しかも、触媒の廃棄処理は環境汚染という問
題を生じさせることとなる。更に、これらの触媒は強腐
食性であるため、オレフィンオリゴマーの製造にあた
り、高級な耐腐食性材料よりなる装置を使用する必要が
ある。
る上に、三フッ化ホウ素を触媒として使用したポリオレ
フィンの重合反応は、反応終了後、触媒の分離、生成物
の洗浄、分離した触媒の分解並びに廃棄処理の工程が必
要である。しかも、触媒の廃棄処理は環境汚染という問
題を生じさせることとなる。更に、これらの触媒は強腐
食性であるため、オレフィンオリゴマーの製造にあた
り、高級な耐腐食性材料よりなる装置を使用する必要が
ある。
【0005】このような課題を解決するため、従来より
様々な固体酸を触媒とする製造方法が検討されてきた
が、いずれも低活性、低選択性であり、これを改良しよ
うと重合条件を厳しくすると、重合反応と競争する異性
化反応が進行してしまうため、生成物の性状が悪化する
という問題があり、固体酸触媒による製造方法は実用化
されるに至っていない。
様々な固体酸を触媒とする製造方法が検討されてきた
が、いずれも低活性、低選択性であり、これを改良しよ
うと重合条件を厳しくすると、重合反応と競争する異性
化反応が進行してしまうため、生成物の性状が悪化する
という問題があり、固体酸触媒による製造方法は実用化
されるに至っていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は反応装置に対
する腐食性がなく、オレフィンの重合活性及び炭素数3
0以上のオレフィンオリゴマーへの選択性に優れたオレ
フィンオリゴマー製造用触媒と、該触媒を用いて高粘度
指数、低流動点を有するといった良好な性状のオレフィ
ンオリゴマーを効率よく製造することができるオレフィ
ンオリゴマーの製造方法を提供することを目的とする。
する腐食性がなく、オレフィンの重合活性及び炭素数3
0以上のオレフィンオリゴマーへの選択性に優れたオレ
フィンオリゴマー製造用触媒と、該触媒を用いて高粘度
指数、低流動点を有するといった良好な性状のオレフィ
ンオリゴマーを効率よく製造することができるオレフィ
ンオリゴマーの製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決するために鋭意研究を行った結果、特定な大きさ
の細孔径を有する固体酸触媒が反応装置に対する腐食性
がなく、オレフィンの重合活性及び炭素数30以上のオ
レフィンオリゴマーへの選択性に優れており、得られた
オレフィンオリゴマーも良好な性状を有していることを
見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至っ
た。
を解決するために鋭意研究を行った結果、特定な大きさ
の細孔径を有する固体酸触媒が反応装置に対する腐食性
がなく、オレフィンの重合活性及び炭素数30以上のオ
レフィンオリゴマーへの選択性に優れており、得られた
オレフィンオリゴマーも良好な性状を有していることを
見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至っ
た。
【0008】すなわち、本発明は7〜15nmの平均細
孔径を有する固体酸触媒からなるオレフィンオリゴマー
製造用触媒を提供するものである。
孔径を有する固体酸触媒からなるオレフィンオリゴマー
製造用触媒を提供するものである。
【0009】本発明は、また上記固体酸触媒を用いてオ
レフィンを重合することを特徴とするオレフィンオリゴ
マーの製造方法を提供するものである。
レフィンを重合することを特徴とするオレフィンオリゴ
マーの製造方法を提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のオレフィンオリゴマー製
造用固体酸触媒は、平均細孔径が7〜15nm、好まし
くは8〜12nmであることが重要である。平均細孔径
が7nm未満であっても、15nmを超えても、原料オ
レフィンの転化率、炭素数30以上のオリゴマーへの選
択率が低下する。
造用固体酸触媒は、平均細孔径が7〜15nm、好まし
くは8〜12nmであることが重要である。平均細孔径
が7nm未満であっても、15nmを超えても、原料オ
レフィンの転化率、炭素数30以上のオリゴマーへの選
択率が低下する。
【0011】本発明のオレフィンオリゴマー製造用固体
酸触媒としては、リンタングステン酸担持シリカ触媒等
のヘテロポリ酸担持シリカ触媒、フッ素化アルミナ触媒
等のハロゲン化アルミナ触媒、硫酸担持ジルコニア触媒
等の硫酸担持周期表第4族金属酸化物触媒、結晶性若し
くは非晶性のシリカアルミナ又はアルミナボリア触媒及
び結晶性若しくは非晶性のシリカアルミナ又はアルミナ
ボリアをハロゲン化した触媒等が好ましく用いられる。
酸触媒としては、リンタングステン酸担持シリカ触媒等
のヘテロポリ酸担持シリカ触媒、フッ素化アルミナ触媒
等のハロゲン化アルミナ触媒、硫酸担持ジルコニア触媒
等の硫酸担持周期表第4族金属酸化物触媒、結晶性若し
くは非晶性のシリカアルミナ又はアルミナボリア触媒及
び結晶性若しくは非晶性のシリカアルミナ又はアルミナ
ボリアをハロゲン化した触媒等が好ましく用いられる。
【0012】本発明の特定な平均細孔径を有する固体酸
触媒を得るには、例えば、アルミナ、ジルコニア、シリ
カ等、又はその前駆体をフッ化アンモニウム水溶液ある
いは希硫酸にて処理した後、濾過、乾燥、焼成して調製
する。なお、必要に応じて水洗後、乾燥、焼成してもよ
い。
触媒を得るには、例えば、アルミナ、ジルコニア、シリ
カ等、又はその前駆体をフッ化アンモニウム水溶液ある
いは希硫酸にて処理した後、濾過、乾燥、焼成して調製
する。なお、必要に応じて水洗後、乾燥、焼成してもよ
い。
【0013】調製したオレフィンオリゴマー製造用固体
酸触媒の細孔径は吸着法(詳細には、BJH法で、窒素
吸着し、静置し、液体窒素温度にて測定する多点法)に
より測定した。
酸触媒の細孔径は吸着法(詳細には、BJH法で、窒素
吸着し、静置し、液体窒素温度にて測定する多点法)に
より測定した。
【0014】上記オレフィンオリゴマー製造用固体酸触
媒を用いてオレフィンを重合すると炭素数30以上、好
ましくは80〜100のオレフィンオリゴマーを収率よ
く、また選択率よく製造することができる。
媒を用いてオレフィンを重合すると炭素数30以上、好
ましくは80〜100のオレフィンオリゴマーを収率よ
く、また選択率よく製造することができる。
【0015】本発明の製造方法により得られたオレフィ
ンオリゴマーは高粘度指数で、低流動点で、性状に優れ
ている。また、本発明のオレフィンオリゴマーの製造方
法は、高級な耐腐食性材料の反応装置を使用する必要が
なく、更に、触媒の分離、生成物の洗浄、分離した触媒
の分解並びに廃棄処理の工程が必要でないなどの優れた
利点を有している。
ンオリゴマーは高粘度指数で、低流動点で、性状に優れ
ている。また、本発明のオレフィンオリゴマーの製造方
法は、高級な耐腐食性材料の反応装置を使用する必要が
なく、更に、触媒の分離、生成物の洗浄、分離した触媒
の分解並びに廃棄処理の工程が必要でないなどの優れた
利点を有している。
【0016】重合原料のオレフィンとしては、α−オレ
フィン、内部オレフィンあるいそれらの混合物等、特に
制限はないが、炭素数4〜20のオレフィン、好ましく
は炭素数6〜14のオレフィンが好適に用いられる。具
体的には、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテ
ン、1−ノネン、1−デセン、1−ウンデセン、1−ド
デセン、1−トリデセン、1−テトラデセン等が挙げら
れる。
フィン、内部オレフィンあるいそれらの混合物等、特に
制限はないが、炭素数4〜20のオレフィン、好ましく
は炭素数6〜14のオレフィンが好適に用いられる。具
体的には、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテ
ン、1−ノネン、1−デセン、1−ウンデセン、1−ド
デセン、1−トリデセン、1−テトラデセン等が挙げら
れる。
【0017】重合反応はオレフィン100gに対して
0.1〜50gの固体酸触媒の存在下で、オレフィンを
好ましくは0〜200℃、更に好ましくは20〜180
℃の温度で、好ましくは0.5〜24時間、更に好まし
くは1〜12時間反応させることにより行われる。
0.1〜50gの固体酸触媒の存在下で、オレフィンを
好ましくは0〜200℃、更に好ましくは20〜180
℃の温度で、好ましくは0.5〜24時間、更に好まし
くは1〜12時間反応させることにより行われる。
【0018】反応には溶媒は特に必要とはしないが、所
望により、鎖状飽和炭化水素、脂環式炭化水素、ハロゲ
ン化炭化水素等を溶媒として使用してもよい。
望により、鎖状飽和炭化水素、脂環式炭化水素、ハロゲ
ン化炭化水素等を溶媒として使用してもよい。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例及びその比較例によっ
て本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらの
実施例に限定されるものではない。
て本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらの
実施例に限定されるものではない。
【0020】実施例1 市販のアルミナ(日揮化学(株)製N613N)をフラ
スコへ20g秤取し、33重量%のフッ化アンモニウム
水溶液20mlを滴下した。滴下終了後、30分撹拌し
濾過した。得られた固体をビーカーに取り、100ml
の水を加え30分撹拌した後、再び濾過した。この固体
を真空下、室温にて12時間予備乾燥した後、真空下、
500℃にて3時間焼成して、触媒を得た。ここで、調
製した触媒の平均細孔径を測定した。結果を表1に示
す。
スコへ20g秤取し、33重量%のフッ化アンモニウム
水溶液20mlを滴下した。滴下終了後、30分撹拌し
濾過した。得られた固体をビーカーに取り、100ml
の水を加え30分撹拌した後、再び濾過した。この固体
を真空下、室温にて12時間予備乾燥した後、真空下、
500℃にて3時間焼成して、触媒を得た。ここで、調
製した触媒の平均細孔径を測定した。結果を表1に示
す。
【0021】撹拌機、温度計、ガス導入管及びガス排気
管を備えた重合用フラスコを乾燥窒素ガスにて置換後、
1−デセン40mlを加え、更に触媒2gを添加した。
温度を40℃に保ちながら2時間重合した。重合終了
後、25%アンモニア水を加えて触媒を失活させた後、
触媒濾別、水洗、乾燥し、未反応オレフィン及び20以
下の低分子量オリゴマーを留去してオレフィンオリゴマ
ーを得た。このときのオレフィン転化率、生成オリゴマ
ーにおける炭素数30以上のオレフィンオリゴマーへの
選択率及び性状を表1に示す。
管を備えた重合用フラスコを乾燥窒素ガスにて置換後、
1−デセン40mlを加え、更に触媒2gを添加した。
温度を40℃に保ちながら2時間重合した。重合終了
後、25%アンモニア水を加えて触媒を失活させた後、
触媒濾別、水洗、乾燥し、未反応オレフィン及び20以
下の低分子量オリゴマーを留去してオレフィンオリゴマ
ーを得た。このときのオレフィン転化率、生成オリゴマ
ーにおける炭素数30以上のオレフィンオリゴマーへの
選択率及び性状を表1に示す。
【0022】比較例1、2 比較例1においては市販のアルミナ(住友化学(株)製
NK324)、比較例2においては市販のアルミナ(住
友化学(株)製NK124)を用いた以外は実施例1と
同様の操作を行った。このときの触媒の平均細孔径、オ
レフィン転化率、生成オリゴマーにおける炭素数30以
上のオレフィンオリゴマーへの選択率を表1に示す。
NK324)、比較例2においては市販のアルミナ(住
友化学(株)製NK124)を用いた以外は実施例1と
同様の操作を行った。このときの触媒の平均細孔径、オ
レフィン転化率、生成オリゴマーにおける炭素数30以
上のオレフィンオリゴマーへの選択率を表1に示す。
【0023】実施例2 リンタングステン酸30水和物3.58gを蒸留水15
0mlに溶解後、撹拌しながら83mesh以下に分級
したシリカ(富士シリシア化学(株)製キャリアクト−
10)を10g加えた。室温で1日撹拌後、60℃で水
を留去した。生成した触媒はマッフル炉にて250℃、
2時間、空気中で焼成後、真空デシケータ中で室温まで
冷却した。ここで、調製した触媒の平均細孔径を測定し
た。結果を表1に示す。
0mlに溶解後、撹拌しながら83mesh以下に分級
したシリカ(富士シリシア化学(株)製キャリアクト−
10)を10g加えた。室温で1日撹拌後、60℃で水
を留去した。生成した触媒はマッフル炉にて250℃、
2時間、空気中で焼成後、真空デシケータ中で室温まで
冷却した。ここで、調製した触媒の平均細孔径を測定し
た。結果を表1に示す。
【0024】撹拌機、温度計、ガス導入管及び排気管と
接続した冷却管を備えた重合用フラスコを乾燥窒素ガス
にて置換後、乾燥窒素気流下で触媒を充填した触媒添加
装置を接続した。このフラスコに1−デセン100ml
を入れ、撹拌しながら、更に触媒5gを添加した。添加
後、オイルバスにて加熱し、温度を120℃に保ちなが
ら2時間重合した。重合終了後、触媒濾別、水洗、乾燥
し、未反応オレフィン及び炭素数20以下の低分子量オ
リゴマーを留去してオレフィンオリゴマーを得た。この
ときのオレフィン転化率、生成オリゴマーにおける炭素
数30以上のオレフィンオリゴマーへの選択率及び性状
を表1に示す。
接続した冷却管を備えた重合用フラスコを乾燥窒素ガス
にて置換後、乾燥窒素気流下で触媒を充填した触媒添加
装置を接続した。このフラスコに1−デセン100ml
を入れ、撹拌しながら、更に触媒5gを添加した。添加
後、オイルバスにて加熱し、温度を120℃に保ちなが
ら2時間重合した。重合終了後、触媒濾別、水洗、乾燥
し、未反応オレフィン及び炭素数20以下の低分子量オ
リゴマーを留去してオレフィンオリゴマーを得た。この
ときのオレフィン転化率、生成オリゴマーにおける炭素
数30以上のオレフィンオリゴマーへの選択率及び性状
を表1に示す。
【0025】比較例3、4 比較例3においてはシリカ(富士シリシア化学(株)製
キャリアクトQ−6)、比較例4においてはシリカ(富
士シリシア化学(株)製キャリアクト−30)を用いた
以外は実施例2と同様の操作を行った。このときの触媒
の平均細孔径、オレフィン転化率、生成オリゴマーにお
ける炭素数30以上のオレフィンオリゴマーへの選択率
を表1に示す。
キャリアクトQ−6)、比較例4においてはシリカ(富
士シリシア化学(株)製キャリアクト−30)を用いた
以外は実施例2と同様の操作を行った。このときの触媒
の平均細孔径、オレフィン転化率、生成オリゴマーにお
ける炭素数30以上のオレフィンオリゴマーへの選択率
を表1に示す。
【0026】実施例3 市販のオキシ塩化ジルコニウム(8水和物)20gを水
15gに溶解し、これに5%アンモニア水を徐々に加え
てpHを10にした。これに、前記のオキシ塩化ジルコ
ニウム(8水和物)20gを水15gに溶解した溶液を
添加して、5%アンモニア水を徐々に加えた。この操作
をあと3回繰り返した。生じた沈殿を一晩静置した。こ
の沈殿を濾過し、その後純水で洗浄し、乾燥して乾燥物
を得た。この乾燥物を10倍量の1N硫酸中に入れ、1
0分間撹拌後、濾過して乾燥した。次いで、この乾燥物
を600℃にて3時間焼成して硫酸担持ジルコニアを得
た。ここで、調製した触媒の平均細孔径を測定した。結
果を表1に示す。
15gに溶解し、これに5%アンモニア水を徐々に加え
てpHを10にした。これに、前記のオキシ塩化ジルコ
ニウム(8水和物)20gを水15gに溶解した溶液を
添加して、5%アンモニア水を徐々に加えた。この操作
をあと3回繰り返した。生じた沈殿を一晩静置した。こ
の沈殿を濾過し、その後純水で洗浄し、乾燥して乾燥物
を得た。この乾燥物を10倍量の1N硫酸中に入れ、1
0分間撹拌後、濾過して乾燥した。次いで、この乾燥物
を600℃にて3時間焼成して硫酸担持ジルコニアを得
た。ここで、調製した触媒の平均細孔径を測定した。結
果を表1に示す。
【0027】この硫酸担持ジルコニアを、更に真空条件
500℃にて3時間焼成した。ここで、調製した触媒の
平均細孔径を測定した。結果を表1に示す。
500℃にて3時間焼成した。ここで、調製した触媒の
平均細孔径を測定した。結果を表1に示す。
【0028】撹拌機、温度計、ガス導入管及びガス排気
管を備えた重合用フラスコを乾燥窒素ガスにて置換後、
1−デセン40mlを加え、更に触媒2gを添加した。
温度を40℃に保ちながら2時間重合した。重合終了
後、25%アンモニア水を加えて触媒を失活させた後、
触媒濾別、水洗、乾燥し、未反応オレフィン及び炭素数
20以下の低分子量オリゴマーを留去してオレフィンオ
リゴマーを得た。このときのオレフィン転化率、生成オ
リゴマーにおける炭素数30以上のオレフィンオリゴマ
ーへの選択率を表1に示す。
管を備えた重合用フラスコを乾燥窒素ガスにて置換後、
1−デセン40mlを加え、更に触媒2gを添加した。
温度を40℃に保ちながら2時間重合した。重合終了
後、25%アンモニア水を加えて触媒を失活させた後、
触媒濾別、水洗、乾燥し、未反応オレフィン及び炭素数
20以下の低分子量オリゴマーを留去してオレフィンオ
リゴマーを得た。このときのオレフィン転化率、生成オ
リゴマーにおける炭素数30以上のオレフィンオリゴマ
ーへの選択率を表1に示す。
【0029】比較例5 市販のオキシ塩化ジルコニウム(8水和物)100gを
水80gに溶解し、これに5%アンモニア水を徐々に添
加して、撹拌しながら沈殿を生じさせた。これを1晩静
置した。この沈殿を濾過し、その後純水で洗浄し、乾燥
して乾燥物を得た。この乾燥物を10倍量の1N硫酸中
に入れ、10分間撹拌後、濾過して乾燥した。次いで、
この乾燥物を600℃にて3時間焼成して硫酸担持ジル
コニアを得た。
水80gに溶解し、これに5%アンモニア水を徐々に添
加して、撹拌しながら沈殿を生じさせた。これを1晩静
置した。この沈殿を濾過し、その後純水で洗浄し、乾燥
して乾燥物を得た。この乾燥物を10倍量の1N硫酸中
に入れ、10分間撹拌後、濾過して乾燥した。次いで、
この乾燥物を600℃にて3時間焼成して硫酸担持ジル
コニアを得た。
【0030】この硫酸担持ジルコニアを、更に真空条件
500℃にて3時間焼成した。ここで、調製した触媒の
平均細孔径を測定した。結果を表1に示す。
500℃にて3時間焼成した。ここで、調製した触媒の
平均細孔径を測定した。結果を表1に示す。
【0031】この触媒を用いて実施例3と同様の操作を
行った。このときのオレフィン転化率、生成オリゴマー
における炭素数30以上のオレフィンオリゴマーへの選
択率を表1に示す。
行った。このときのオレフィン転化率、生成オリゴマー
における炭素数30以上のオレフィンオリゴマーへの選
択率を表1に示す。
【0032】実施例4 1リットルの水に、水ガラスJIS3号より希釈調製し
た8%シリカ水溶液250mlを加えた。次に、硫酸ア
ルミニウム(14〜18水塩)を希釈調製した8%アル
ミナ水溶液250mlを加えた。更に、6%アンモニア
水溶液を加えてpH8とした。濾過して得られた固体を
1%硝酸アンモニウム水溶液へ加え、撹拌後濾過した。
この操作を3回繰り返した後、水洗した。予備乾燥後、
粉砕し、550℃、4時間焼成した。このときの触媒の
平均細孔径を表1に示す。
た8%シリカ水溶液250mlを加えた。次に、硫酸ア
ルミニウム(14〜18水塩)を希釈調製した8%アル
ミナ水溶液250mlを加えた。更に、6%アンモニア
水溶液を加えてpH8とした。濾過して得られた固体を
1%硝酸アンモニウム水溶液へ加え、撹拌後濾過した。
この操作を3回繰り返した後、水洗した。予備乾燥後、
粉砕し、550℃、4時間焼成した。このときの触媒の
平均細孔径を表1に示す。
【0033】撹拌機、温度計、ガス導入管及びガス排気
管を備えた重合用フラスコを乾燥窒素ガスにて置換後、
1−デセン40mlを加え、更に触媒2gを添加した。
温度を40℃に保ちながら2時間重合した。重合終了
後、25%アンモニア水を加えて触媒を失活させた後、
触媒濾別、水洗、乾燥し、未反応オレフィン及び炭素数
20以下の低分子量オリゴマーを留去してオレフィンオ
リゴマーを得た。このときのオレフィン転化率、生成オ
リゴマーにおける炭素数30以上のオレフィンオリゴマ
ーへの選択率を表1に示す。
管を備えた重合用フラスコを乾燥窒素ガスにて置換後、
1−デセン40mlを加え、更に触媒2gを添加した。
温度を40℃に保ちながら2時間重合した。重合終了
後、25%アンモニア水を加えて触媒を失活させた後、
触媒濾別、水洗、乾燥し、未反応オレフィン及び炭素数
20以下の低分子量オリゴマーを留去してオレフィンオ
リゴマーを得た。このときのオレフィン転化率、生成オ
リゴマーにおける炭素数30以上のオレフィンオリゴマ
ーへの選択率を表1に示す。
【0034】比較例6 シリカ・アルミナとして住友化学(株)製NKH3−2
4を用いた以外は実施例4と同様の操作を行った。この
ときの触媒の平均細孔径、オレフィン転化率、生成オリ
ゴマーにおける炭素数30以上のオレフィンオリゴマー
への選択率を表1に示す。
4を用いた以外は実施例4と同様の操作を行った。この
ときの触媒の平均細孔径、オレフィン転化率、生成オリ
ゴマーにおける炭素数30以上のオレフィンオリゴマー
への選択率を表1に示す。
【0035】比較例7 1リットルの水に、水ガラスJIS3号より希釈調製し
た8%シリカ水溶液62.5mlを加えた。次に、硫酸
アルミニウム(14〜18水塩)を希釈調製した8%ア
ルミナ水溶液62.5mlを加えた。更に、前記の8%
シリカ水溶液62.5mlを加え、前記の8%アルミナ
水溶液を加えることを3回繰り返した。最後に、6%ア
ンモニア水溶液を加えてpH8とした。濾過して得られ
た固体を1%硝酸アンモニウム水溶液へ加え、撹拌後濾
過した。この操作を3回繰り返した後、水洗した。予備
乾燥後、粉砕し、550℃、4時間焼成した。このとき
の触媒の平均細孔径を表1に示す。
た8%シリカ水溶液62.5mlを加えた。次に、硫酸
アルミニウム(14〜18水塩)を希釈調製した8%ア
ルミナ水溶液62.5mlを加えた。更に、前記の8%
シリカ水溶液62.5mlを加え、前記の8%アルミナ
水溶液を加えることを3回繰り返した。最後に、6%ア
ンモニア水溶液を加えてpH8とした。濾過して得られ
た固体を1%硝酸アンモニウム水溶液へ加え、撹拌後濾
過した。この操作を3回繰り返した後、水洗した。予備
乾燥後、粉砕し、550℃、4時間焼成した。このとき
の触媒の平均細孔径を表1に示す。
【0036】この触媒を用いて実施例4と同様の操作を
行った。このときのオレフィン転化率、生成オリゴマー
における炭素数30以上のオレフィンオリゴマーへの選
択率を表1に示す。
行った。このときのオレフィン転化率、生成オリゴマー
における炭素数30以上のオレフィンオリゴマーへの選
択率を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】
【発明の効果】本発明のオレフィンオリゴマー製造用触
媒は反応装置に対する腐食性がなく、オレフィンの重合
活性及び炭素数30以上のオレフィンオリゴマーへの選
択性に優れている。
媒は反応装置に対する腐食性がなく、オレフィンの重合
活性及び炭素数30以上のオレフィンオリゴマーへの選
択性に優れている。
【0039】また、本発明のオレフィンオリゴマーの製
造方法によれば高粘度指数、低流動点を有するといった
良好な性状のオレフィンオリゴマーを効率よく製造する
ことができる。
造方法によれば高粘度指数、低流動点を有するといった
良好な性状のオレフィンオリゴマーを効率よく製造する
ことができる。
Claims (6)
- 【請求項1】 7〜15nmの平均細孔径を有する固体
酸触媒からなるオレフィンオリゴマー製造用触媒。 - 【請求項2】 固体酸触媒がヘテロポリ酸担持シリカ触
媒、ハロゲン化アルミナ触媒、硫酸担持周期表第4族金
属酸化物触媒、結晶性若しくは非晶性のシリカアルミナ
又はアルミナボリア触媒及び結晶性若しくは非晶性のシ
リカアルミナ又はアルミナボリアをハロゲン化した触媒
から選ばれる固体酸触媒である請求項1記載のオレフィ
ンオリゴマー製造用触媒。 - 【請求項3】 固体酸触媒がリンタングステン酸担持シ
リカ触媒、フッ素化アルミナ触媒及び硫酸担持ジルコニ
ア触媒から選ばれる固体酸触媒である請求項1記載のオ
レフィンオリゴマー製造用触媒。 - 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の固体酸触媒を
用いてオレフィンを重合することを特徴とするオレフィ
ンオリゴマーの製造方法。 - 【請求項5】 オレフィンが炭素数6〜14のα−オレ
フィン又はその混合物である請求項4記載のオレフィン
オリゴマーの製造方法。 - 【請求項6】 炭素数6〜14のα−オレフィンが1−
デセンである請求項5記載のオレフィンオリゴマーの製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20350395A JPH0952908A (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | オレフィンオリゴマー製造用触媒及びそれを用いたオレフィンオリゴマーの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20350395A JPH0952908A (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | オレフィンオリゴマー製造用触媒及びそれを用いたオレフィンオリゴマーの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0952908A true JPH0952908A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16475241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20350395A Pending JPH0952908A (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | オレフィンオリゴマー製造用触媒及びそれを用いたオレフィンオリゴマーの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0952908A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0825205A1 (en) * | 1996-08-23 | 1998-02-25 | The Lubrizol Corporation | Heteropolyacid catalyzed polymerization of olefins |
| US6346585B1 (en) | 1999-06-24 | 2002-02-12 | The Lubrizol Corporation | Ammonium heteropolyacid catalized polymerization of olefins |
| WO2004089508A1 (en) * | 2003-04-14 | 2004-10-21 | Sk Corporation | Catalytic filter for removing soot particulates from diesel engine exhaust and method of preparing the same |
| JP2010201425A (ja) * | 2010-05-28 | 2010-09-16 | Jx Nippon Oil & Energy Corp | 炭素−炭素二重結合を含む炭化水素の脱ハロゲンに用いるアルミナの再生方法 |
| CN113024336A (zh) * | 2021-03-19 | 2021-06-25 | 常州大学 | 催化异戊烯二聚制备异癸烯的方法 |
-
1995
- 1995-08-09 JP JP20350395A patent/JPH0952908A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2003503563A (ja) * | 1999-06-24 | 2003-01-28 | ザ ルブリゾル コーポレイション | オレフィンのヘテロポリ酸アンモニウム触媒重合 |
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| US7431749B2 (en) | 2003-04-14 | 2008-10-07 | Sk Energy Co., Ltd. | Catalytic filter for removing soot particulates from diesel engine exhaust and method of preparing the same |
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| CN113024336A (zh) * | 2021-03-19 | 2021-06-25 | 常州大学 | 催化异戊烯二聚制备异癸烯的方法 |
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