JPH0953342A - 桟組体の桟接合装置 - Google Patents

桟組体の桟接合装置

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JPH0953342A
JPH0953342A JP22594895A JP22594895A JPH0953342A JP H0953342 A JPH0953342 A JP H0953342A JP 22594895 A JP22594895 A JP 22594895A JP 22594895 A JP22594895 A JP 22594895A JP H0953342 A JPH0953342 A JP H0953342A
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幹雄 石井
Shoichi Sato
正一 佐藤
Shigeyuki Sugiyama
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 生産が容易で,充分な接合強度を確保した桟
組体の桟接合装置を提供する。 【解決手段】 横桟1の起立フイン5に単純形状で加工
容易な縦スリット6を設けて,この縦スリット6に縦桟
2両側の接合条9を挿入し,起立フイン5と接合条9を
左右方向波状にプレス変形して,プレス接合部12によ
ってこれらを重合一体化するとともにプレス接合部12
をプレス変形時に上下端破断の前後方向交差突没の波状
とし,交差引掛り性を得て,横桟1に縦桟2を接合す
る。プレス変形の位置に特に精度は必要なく,プレス接
合部12が交差引掛り性を持つので,生産が容易で充分
な接合強度を確保した桟の接合ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,フェンス,面格子
等の桟組体に関し,特にその桟接合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種桟組体の桟接合装置は,例えば実
公平2−1405号の如くに,横桟の起立フインをその
起立幅の全長に亘るように細溝状に切欠加工するととも
に,その中間位置を一側に拡開するように矩形状に切欠
加工した一対の拡開切欠部と,該一対の拡開切欠部に上
記起立フインの切欠側縁部を上下部分的に前後突条によ
って被嵌して挿入した縦桟両側一対の接合条と,上記被
嵌状態で上記拡開切欠部の拡開部位に対して接合条の上
記突条をポンチ等の工具で変形して嵌入接合したポンチ
変形部とを備えてなるものとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍らこの場合,
横桟と縦桟の接合は,拡開切欠部の拡開部位に対する接
合条の突条に対するポンチによる変形に依存することに
なるところ,この種の桟に用いられるアルミ押出材の肉
厚を考慮すると,上記突条の変形は,これを片側で行っ
た場合には1mm程度乃至それ以下,両側で行った場合に
は0.5mm程度乃至それ以下の浅い点状のものとならざ
るを得ず,従って変形による嵌入接合は,極く浅い状態
で点状の変形部分が拡開部位の端縁に引掛り状となるこ
とによって行われることになるから,この種桟組体にお
いて必ずしも充分な接合強度を確保し得るものとはなし
得ず,特にポンチによる変形位置が狂ったり,拡開部位
の大きさに対してポンチによる変形幅が小さくなったり
した場合には,接合不良を招いて,接合強度を確保し得
なくなるという問題点があり,更には拡開切欠部の切欠
加工が煩雑化したり,ポンチによる変形位置の位置出し
を精密に行う必要があるから,嵌入接合が同じく煩雑化
し易いという問題点がある。
【0004】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で,その解決課題とする処は,生産が容易で充分な接合
強度を確保し得る桟組体の桟接合装置を提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題に添って
本発明は,生産を容易化するように切欠加工を起立フイ
ンに対する一対の縦スリットとし,接合強度を確保し,
接合の精密性を解消するように,起立フインの切欠側縁
部をその全長に亘るように接合条で被嵌するとともにそ
の状態で起立フインと接合条の前後突条の3者を左右方
向波状にプレス変形することによるプレス接合部で重合
一体化するとともに上記プレス変形時にプレス接合部の
上下端を破断して,これを縦桟接合条の前後突条面より
その前後方向に交差突没した波状交差プレス接合部と
し,その塑性変形の交差引掛り性を確保するようにした
ものであって,即ち本発明請求項1は,これを横桟の起
立フインをその起立高さの全長に亘るように切欠加工し
て配設した一対の縦スリットと,該一対の縦スリットに
上記起立フインの切欠側縁部をその全長に亘るように前
後突条によって被嵌して挿入した縦桟両側一対の接合条
と,上記被嵌状態で起立フインの切欠側縁部と接合条の
前後突条との3者を,上記起立フインの起立高さの範囲
内で部分的且つ左右方向波状にプレス変形することによ
って重合一体化するとともに上下端を破断して前後方向
に交差突没した波状交差プレス接合部とを備えてなるこ
とを特徴とする桟組体の桟接合装置とし,請求項2又は
3は,これを適用するに好適な横桟,縦桟を用いるよう
に,請求項2を,請求項1の横桟及び縦桟を,アルミ薄
板のフォーミング材による成型外皮と,該成型外皮に充
填した合成樹脂材とにより中実に形成するとともに起立
フイン及び接合条を該横桟及び縦桟に一体にして上記ア
ルミ薄板折曲重合のフォーミング材により形成してなる
ことを特徴とする桟組体の桟接合装置,請求項3を,請
求項1の横桟及び縦桟を,アルミ押出材により形成して
なることを特徴とする桟組体の桟接合装置とし,これら
をそれぞれ発明の要旨として,課題解決の手段としたも
のである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下実施例を示す図面に従って本
発明を更に説明すれば,Aはフェンス用とした桟組体,
1はその上下の横桟,2はこれら上下の横桟1間に配設
した多数の縦桟であり,本例にあって横桟1及び縦桟2
は,アルミ押出材から材質転換した,アルミ薄板のフォ
ーミング材による成型外皮3と,該成型外皮3に充填し
た合成樹脂材4とにより中実に形成し,横桟1は起立フ
イン5を,縦桟2はその両側に一対の接合条9を備えた
ものとし,該起立フイン5及び接合条9は,これを上記
横桟1及び縦桟2に一体にして上記アルミ薄板折曲重合
のフォーミング材により形成してなるものとしてある。
【0007】即ち本例の横桟1は,例えば0.5mm厚
の,縦桟2は,例えば0.15mm厚のアルミ合金のアル
ミ薄板にロールフォーミングによるフォーミング加工を
施すことによってロールフォーミング成型の成型外皮3
を形成するとともにロールフォーミングの最終段階のア
ルミ薄板の折曲接合直前に該折曲接合部位の未接合開口
からノズルを挿入して,例えばウレタン発泡樹脂による
発泡性の合成樹脂材4を注入して成型外皮3内で発泡充
填することによって,これを成型外皮3に接着硬化した
横桟1,縦桟2における強度要素の芯体としたものとし
てある。
【0008】このとき横桟1は,その上下面一方の対向
面中央を上記折曲接合部位として成型外皮3のロールフ
ォーミングを行ってあり,該折曲接合部位において1mm
厚の上記起立フイン5を,縦桟2は,その両側面一方の
側面中央を同じく上記折曲接合部位として成型外皮3の
ロールフォーミングを行ってあり,該折曲接合部位及び
これに対応する他方側面中央にそれぞれ上記接合条9
を,これら成型外皮3と一体にロールフォーミングによ
って形成してあり,上記起立フイン5は,アルミ薄板の
一側端を上下方向にハゼ折り状に起立突設する一方,そ
の先端を,アルミ薄板他側端を成型外皮3内でレ字状に
折曲することによって設置した係止部に対して弾発的に
係止することにより長手方向全長に起立形成し,また上
記接合条9は,一方の側面においてアルミ薄板の両側端
を左右方向に同じくハゼ折り状にして,上記起立フイン
5の肉厚に相応した1mm間隔にして各0.3mm厚の前後
突条10を形成するとともに,一側端の先端を,他側端
を成型外皮3内で同じくレ字状に折曲することによって
設置した係止部に対して弾発的に係止することによって
前後突条10間に1mm幅の嵌入溝11を有するコ字状乃
至これに近似形状の接合条9を長手方向全長に突出形成
するとともに他方の側面に一連にして同形状の接合条9
をロールフォーミングによって同じく長手方向に突出形
成したものとしてある。
【0009】このように形成した横桟1と縦桟2の桟接
合は,横桟1の起立フイン5をその起立高さの全長に亘
るように切欠加工して配設した一対の縦スリット6と,
該一対の縦スリット6に上記起立フイン5の切欠側縁部
をその全長に亘るように前後突条10によって被嵌して
挿入した縦桟両側一対の接合条9と,上記被嵌状態で起
立フイン5の切欠側縁部と接合条9の前後突条10との
3者を,上記起立フイン5の起立高さの範囲内で部分的
且つ左右方向波状にプレス変形することによって重合一
体化するとともに上下端を破断して前後方向に交差突没
した波状交差プレス接合部12とを備えて行ったものと
してある。
【0010】本例にあって縦スリット6は,縦桟2の配
設位置毎に,中間に起立フイン5を残存した起立フイン
5による起立フイン舌片7を区画形成するように垂直平
行にして長手方向に同幅の細溝による垂直平行にして起
立高さの全長に亘る細溝状のスリットによるものとして
あり,該一対の縦スリット6に対する接合条9の挿入
は,縦桟1の長手方向端部において,例えば振動カッタ
ーによって上記合成樹脂材4を除去して配設した挿入ス
リット8に上記起立フイン舌片7を受入れるとともに一
対の縦スリット6に接合条9,特にその前後突条10間
を仕切る仕切壁たる縦桟側壁部位を受入れるようにして
行うものとし,これにより起立フイン5の縁部を嵌入溝
11に嵌入して,接合条9の前後突条10がそれぞれ起
立フイン5の縦スリット6側,即ち切欠側の縁部をその
全長に亘って受入れて,これを被嵌するものとしてあ
る。
【0011】更に波状交差プレス接合部12は,図示省
略のプレス装置を用いて,上記被嵌状態で左右方向矩形
波状のプレス圧を,起立フイン5の起立高さの範囲内
で,これに納まるように部分的にして前後方向に加え
て,起立フイン5の切欠側縁部と接合条9の前後突条1
0との3者を,前後方向部分的に密着した同時変形によ
り重合一体化するようにする一方,矩形波状の平面形状
とプレス変形時のプレス圧とによって,プレス変形部1
2の上下端をプレス金型に添うそれぞれ線状をなすよう
に破断し,これを左右端を前後突条10に一体支持した
状態で破断変形した波状交差体とするように前後突条1
0面よりその前後方向に交差突没した,プレス成型によ
る変形成型の接合部をなすものとしてあり,このとき波
状交差プレス接合部12は,例えば波径を半径1.9m
m,ピッチを6mmとして,接合条の厚さ1.6mmに対し
て前後の変形幅を2.2mmとなるようにすることによっ
て行ったものとしてある。
【0012】本例の桟組体Aにあって,起立フイン5の
縦スリット6切欠加工は,比較的単純形状であり,また
上記波状交差プレス接合部12の位置は,起立フイン5
の起立高さ内で部分的であればよく,プレス位置の精密
性を特に必要としないので,生産が容易であるととも
に,縦桟2は,それぞれ上下の横桟1間に,その長手方
向端縁を突当て状にして,その転びを防止する一方,起
立フイン5の起立高さ全長に亘る接合条9の被嵌と波状
交差プレス接合部12による起立フイン5,接合条9の
前後突条10の重合一体化及びこの波状交差プレス接合
部12を上下端を破断して前後方向に交差突没し,特に
起立フイン5と接合条9の前後突条10の上下端破断の
塑性変形による交差引掛り性を得て引抜き力や捩れ力に
対して大きな強度を有するようにしたことによって,外
力に対して充分な接合強度を確保して,強固且つ確実に
接合され,更にアルミ薄板のフォーミング材を用い乍ら
充填した合成樹脂材を強度要素とした横桟1,縦桟2の
桟強度と相俟って,桟組体Aの強度を充分に確保したも
のとすることができる。
【0013】図示した例は以上のとおりとしたが,本発
明は,横桟及び縦桟をアルミ押出材により形成したも
の,即ち一体の起立フインを有する横桟及び一体の両側
一対の接合条を有する縦桟を用いて,その接合に用いる
ことができ,このとき,更にこれらをアルミの省資源化
のために薄肉のアルミ押出材による成型外皮と,該成型
外皮に充填した合成樹脂材とにより中実に形成したもの
とすることも可能であり,この場合,上記アルミ薄板の
フォーミング材を用いた場合と同様に充分な桟強度と接
合強度を備えたものとできるとともに接合条を薄肉化す
ることにより波状交差プレス接合部のプレス変形を馴染
みよく容易にして確実に行う好適なものとすることがで
きる。
【0014】更に接合条を上記コ字状乃至これに近似形
状のものに代えて,H字状のものとし,プレス成型部を
縦スリット一方又は双方の起立フインの部位に配置する
こと,合成樹脂材を充填するとき,発泡成型状態のもの
又は硬質成型状態のものを後挿入状にすることにより充
填を行うものとすること等を含めて,本発明の実施に当
って各具体的態様は,上記発明の要旨に反しない限り様
々に変更することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上のとおりに構成したので,
請求項1は,起立フインの縦スリット切欠加工は,比較
的単純形状であり,また上記波状交差プレス接合部の位
置は,起立フインの起立高さ内で部分的であればよく,
プレス位置の精密性を特に必要としないので,生産が容
易であるとともに,縦桟は,横桟に対して,その長手方
向端縁を突当て状にして,その転びを防止する一方,起
立フインの起立幅全長に亘る接合条の被嵌と波状交差プ
レス接合部による起立フイン,接合条9の前後突条10
の重合一体化及びこの波状交差プレス接合部を上下端を
破断して前後方向に交差突没して,特に起立フインと接
合条の前後突条の上下端破断の塑性変形による交差引掛
り性を得て引抜き力や捩れ力に対して大きな強度を有す
るようにしたことによって,外力に対して充分な接合強
度を確保して,強固且つ確実に接合することができる桟
組体の桟接合装置を提供することが可能となる。
【0016】請求項2は,上記に加えて,それぞれ合成
樹脂材を強度要素として桟強度を確保して横桟及び縦桟
の材質転換を図るとともに,プレス成型部による馴染み
良く容易にして確実な接合を行うに好適なものとするこ
とができ,請求項3は,同じく上記に加えて,従前の横
桟と縦桟をそのまま用いて,その接合強度を向上したも
のとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】桟組体の部分正面図
【図2】横桟と縦桟との配置状態を示す分解斜視図
【図3】横桟と縦桟との接合状態を示す斜視図
【図4】横桟と縦桟との配置状態を示す部分正面図
【図5】横桟と縦桟の接合状態を示す横断面図
【図6】横桟と縦桟の接合状態を示す縦断面図
【図7】波状交差プレス接合部を示す拡大横断面図
【符号の説明】
A 桟組体 1 横桟 2 縦桟 3 成型外皮 4 合成樹脂材 5 起立フイン 6 縦スリット 7 起立フイン舌片 8 挿入スリット 9 接合条 10 突条 11 嵌入溝 12 波状交差プレス接合部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横桟の起立フインをその起立高さの全長
    に亘るように切欠加工して配設した一対の縦スリット
    と,該一対の縦スリットに上記起立フインの切欠側縁部
    をその全長に亘るように前後突条によって被嵌して挿入
    した縦桟両側一対の接合条と,上記被嵌状態で起立フイ
    ンの切欠側縁部と接合条の前後突条との3者を,上記起
    立フインの起立高さの範囲内で部分的且つ左右方向波状
    にプレス変形することによって重合一体化するとともに
    上下端を破断して前後方向に交差突没した波状交差プレ
    ス接合部とを備えてなることを特徴とする桟組体の桟接
    合装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の横桟及び縦桟を,アルミ薄板
    のフォーミング材による成型外皮と,該成型外皮に充填
    した合成樹脂材とにより中実に形成するとともに起立フ
    イン及び接合条を該横桟及び縦桟に一体にして上記アル
    ミ薄板折曲重合のフォーミング材により形成してなるこ
    とを特徴とする桟組体の桟接合装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の横桟及び縦桟を,アルミ押出
    材により形成してなることを特徴とする桟組体の桟接合
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009138425A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Sekisui Plastics Co Ltd 建造物への建築用装飾材の取り付け構造

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