JPH0953608A - ロック装置付きスライドアーム機構 - Google Patents

ロック装置付きスライドアーム機構

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JPH0953608A
JPH0953608A JP20330395A JP20330395A JPH0953608A JP H0953608 A JPH0953608 A JP H0953608A JP 20330395 A JP20330395 A JP 20330395A JP 20330395 A JP20330395 A JP 20330395A JP H0953608 A JPH0953608 A JP H0953608A
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JP
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slide arm
lock
oil
taper
piston
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JP20330395A
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English (en)
Inventor
Shunichiro Kai
俊一郎 甲斐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油リークによるスライドアームの自然延びを
防止したスライドアームを提供することを課題とする。 【解決手段】 アームに摺動自在なスライドアームを設
け、油圧シリンダーを利用して該スライドアームの位置
を制御した建設機械等のスライドアーム機構において、
該スライドアームにロック装置を設け、前記ロック装置
に、ロック状態をホールド及びホールド解除自在なホー
ルド手段を設け、前記ロック装置は、アームとアームス
ライドの一方に連続して配設されたロックストッパー
と、他の一方に設けられた前記ロックストッパーと係合
及び解除自在なロックピンとから構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は油圧シリンダーを
利用したスライドアームを具備する建設機械等の技術分
野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来から、パワーショベル等の建設機械
においては、油圧シリンダーを利用したスライドアーム
が使用されている。図7にパワーショベルの全体図を示
す。同図において、走行車1は下部走行体2の上に上部
旋回体3が回転自在に設けられている。また、上部旋回
体3にブーム4が図の紙面内の上下方向に揺動自在に設
けられており、ブーム4の先端にはアーム5が揺動自在
に取り付けられている。ブーム4はブームシリンダー6
により回転角度が制御され、アーム5はアームシリンダ
ー7によって回転角度が制御されている。また、アーム
5の上面にはバケット8を先端に備えたスライドアーム
9が摺動自在に設けられている。スライドアーム9はス
ライドアームシリンダー10によって伸縮が制御されて
いる。バケット8はバケットシリンダー11によって、
回転角度が制御されている。
【0003】スライドアーム9を制御するスライドアー
ムシリンダー10のには、大きな負荷がシリンダの移動
方向に長時間作用する場合もあり、油リークが起こり易
い。従来の油圧ショベルでは、油圧シリンダーの油リー
クを減少させるために、オーバサイズのスプールを使用
したり、ホールディングバルブの装着が行われたりして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したオー
バサイズのスプールやホールディングバルブを用いても
油圧シリンダの油リークをゼロにすることは困難であ
る。従って、スライドアームパワーショベルで連続堀削
や長時間の吊り作業を行っていると、オペレータが気付
かない中に油リークによるスライドアームの自然延びが
発生し、オペレータが思っている以上にスライドアーム
が長く伸びており、次の動作に移るときに操作誤差が生
じ、その誤動作による危険が発生するおそれがあった。
【0005】この発明は、上述のような背景の下になさ
れたもので、オペレータが気付かない中に油リークによ
るスライドアームの自然伸びを防止したスライドアーム
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、スライドアームにロック装置を設けて、長時間負荷
の作用している場合にスライドアームをロックすること
により解決を図っている。また、ロックを容易にするた
め該ロックをホールドできるようにして解決を図ってい
る。さらに、キャビン内からロック装置を操作できるよ
うにして解決を図っている。更に詳細には、以下の手段
により解決を図っている。
【0007】即ち、請求項1記載の装置は、建設機械等
の油圧シリンダーを利用したスライドアームにロック装
置を併設したことにより解決を図っている。また、請求
項2記載の装置は、請求項1のロック装置において、ロ
ック状態をホールド及びホールド解除自在なホールド手
段を設けたことにより解決を図っている。また、請求項
3記載の装置は、請求項1又は2のロック装置におい
て、アームとスライドアームの一方に連続して配設され
たロックストッパーと、他の一方に設けられた前記ロッ
クストッパーと係合及び係合解除自在なロックピンとか
ら構成して解決を図っている。請求項4記載の装置は、
請求項3のロック装置において、キャビン内から操作可
能な油圧シリンダーのピストンロッドにテーパピストン
を設けて、前記テーパピストンの移動方向と略直交方向
に前記ロックピンを移動させることにより、前記ロック
ストッパーと係合及び係合解除を行って解決を図ってい
る。請求項5記載の装置は、請求項3又は4のロックス
トッパーとロックピンの相互に係合する部分は三角形柱
状の突起で構成して解決を図っている。
【0008】さらに、請求項6記載の装置は、請求項4
又は5のホールド手段を前記テーパピストンと該テーパ
ピストンをガイドするガイド面との間に設けられた摩擦
手段と、ロック時に該摩擦面を押しつける加圧手段とか
ら構成して解決を図っている。また、請求項7記載の装
置は、請求項6記載の装置において、該摩擦手段を前記
ピストンロッドを縮める方向に所定以上の外力が作用し
ない限りスライドアームのロックが解除されず、かつ、
該ピストンロッドを伸張する方向に所定以上の外力が作
用しない限りスライドアームのロックができないように
構成したことによりロックを容易にして解決を図ってい
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態について説明する。 実施形態1 図1は、本願発明の実施形態1の全体概要を示す図であ
る。図1において、アーム5の上側にスライドアーム9
が摺動自在に設けられている。スライドアーム9はスラ
イドガイド18、18によってガイドされている。スラ
イドアーム9の内側中央部分にスライドアームシリンダ
ー10の一端が取り付けられており、他端がアーム5の
後端部に固設された取付部材12に取り付けられてい
る。アーム5の上面後方部分には、ロックストッパー1
5が連続的に配設されている。ロックストッパー15
は、断面が三角形の柱状から構成されている。なお、ロ
ックストッパーの断面は三角形に限られるものではな
く、例えば、台形、矩形その他の突起形状を連続的に配
置してもよい。
【0010】スライドアーム9の後端部にロックストッ
パー15と噛み合うロックピンを具備したスライドロッ
ク装置16が設けられている。スライドロック装置16
は、図2に示すように、スライドアームが後退して縮ん
だ状態では取付部材12の内側空間部17に一部が収容
される。
【0011】図3はスライドロック装置16がロックし
ていない状態を示す。以下、スライドロック装置16に
ついて説明する。図3において、フレーム21がスライ
ドアーム9の下部で、ロックストッパー15の上方の近
接した位置に固定して設けられている。このフレーム2
1の後端部分(図の右端部分)にはテーパロックピン2
2のロックピン22aが自在に上下動するための開口2
3が設けられている。また、フレーム21は後端が折り
曲げられており、その折り曲げられた部分が後述するテ
ーパピストン31のピストンガイド部34を形成してい
る。
【0012】テーパロックピン22の下部にはロックピ
ン22aが設けられており、上部にはテーパ部22bが
設けられている。ロックピン22aは開口23と上下動
自在に嵌合している。開口23の内側にはブッシュ24
が固設されている。ロックピン22aの先端部はロック
ストッパー15と噛み合うように略同一角度の傾斜を有
する三角形柱状をなしている。テーパ部22bの下側と
フレーム21の間にスプリング26が装着されていて、
ロックしない状態ではロックピン22bが上方に浮き上
がり、テーパ部22bが下方に押しつけられてロックす
るときにはロックピン22aとロックストッパー15と
噛み合ってロック状態になるように構成されている。こ
の実施形態ではロックピン22aの頂部の傾斜をロック
ストッパー15と同一傾斜の三角形柱状として構成して
いるため、噛み合い、離脱が容易に行える。なお、更に
噛み合いを容易にするため、ロックピン22aの頂部の
傾斜をロックストッパー15の傾斜よりも鋭角な三角柱
状としてもよい。
【0013】フレーム21には取付部材27が溶接等に
より固定されており、取付部材27にロックシリンダー
28がピン29によって取り付けられている。ロックシ
リンダー28のシリンダロッド30の先端にはテーパピ
ストン31がピン32によって取り付けられている。テ
ーパピストン31の下面には、テーパロックピン22の
テーパ部22bと略同一傾斜角度を有するテーパが形成
されている。テーパピストン31はその上方に設けられ
た、フレーム21のガイド部34と下面のフレーム21
によってガイドされている。ガイド部34とテーパピス
トン31の接する面には各々摩擦板35a、35bが張
り付けられている。摩擦板35a、35bの摩擦係数
は、所定以上の力が右向きに作用しない限りテーパロッ
クピン22を下方に作動させることができず、また所定
以上の力が左向きに作用しない限り、ロックがスプリン
グ26のばね力によって外れないように選択する。上記
の所定の力は正であり、かつ、最大出力の50%以下に
とるのが望ましい。
【0014】図4はスライドロック装置16がロックし
た状態を示す。図4において、テーパピストン31はピ
ストンロッド30によって後方(図の右方)に押すと、
テーパピストン31のテーパによりテーパ部22bを下
方に押し下げようとする力が生じ、スプリング26の力
に打ち勝ってテーパロックピン22を下方に押し下げ
る。テーパロックピン22が押し下げられると、ロック
ピン22aはロックストッパー15と噛み合って、スラ
イドアーム9の前後方向(図の左右方向)の移動をロッ
クする。また、この状態では、ピストンロッド30の推
進力をゼロに(解除)した場合、スプリング26によっ
てテーパピストン31を前方(図の左方)に動かそうと
する力が働くが、摩擦板35a、35b間に働く摩擦力
のため、テーパピストン31は前方(図の左方)に戻ら
ない。しかし、ピストンロッド30を作動させてテーパ
ピストンを前方に引っ張ると、ロック状態は容易に解除
されて図3の状態に戻る。なお、ロック状態のホールド
をより完全にするために、ガイド部34を僅かの勾配を
設けて摩擦面を右上がりに形成してもよい。
【0015】ロックシリンダー28には油圧管36、3
7が配管されていて、シリンダロッド30を前後(図の
左右)に移動するための油圧制御回路40に接続されて
いる。図5は油圧制御回路の構成を示している。この油
圧制御回路は上部旋回体3(図7参照)のキャビン(運
転室)内から容易に操作できるような位置に設けられて
いる。図5において、スライドアーム操作ペダル41に
リミットスイッチ42a、42bが連結されている。操
作ペダル31を前側に踏み込むとリミットスイッチ42
aがオンになり、後側に踏み込むとリミットスイッチ4
2bがオンになる。また、足を離すと、操作ペダル31
は中立の位置に戻り、リミットスイッチ42a、42b
は何れもオフになる。
【0016】リミットスイッチ42a、42bの各入力
端には、電源43が電気配線45a、45bによって接
続されており、リミットスイッチ42a、42bの出力
端は電気配線45a、45bによりソレノイドバルブ4
4のソレノイドに接続されている。ソレノイドバルブ4
4は、例えば、電磁式4ポート3位置切換弁であり、電
気配線45aに電流が流れると油圧管36に油圧ポンプ
46からの圧油がロックシリンダ28の入力ポートに供
給され、ピストンロッド30が伸びる。また、電気配線
45bに電流が流れると油圧管37に圧油が供給され、
ピストンロッド30が縮む。
【0017】ソレノイドバルブ44と油圧ポンプ46の
配管48の途中にはリリーフ弁50が分岐して接続され
ており、供給油圧は一定に維持される。また、ソレノイ
ドバルブ44の他方の入力ポートは絞り弁を介して油圧
管49により油タンク47に接続されている。また、キ
ャビン内には表示盤(図示されていない)が設けられて
おり、ロックピン22aがロックピン15と噛み合って
いるときはその表示盤に「ロック・オン」の表示をし、
ロック状態が解除されているときは「ロック・解除」の
表示を行うように表示装置(図示省略)が設けられてい
る。
【0018】本願発明の実施態様は上記の様に構成され
ており、以下のように動作する。まず、スライドアーム
9をロックする場合について説明する。オペレータがキ
ャビン室内で操作ペダルを前側に踏み込むと、リミット
スイッチ42aがオンになり、電気配線45aに電流が
流れ、ソレノイド44のポートが油圧管36に接続さ
れ、油圧ポンプ46からの圧油が油圧管36に供給され
る。油圧管36に供給された圧油はロックシリンダー2
8のピストンロッド30を後方に押出すようにポートに
流入する。反対側のポートから押出された圧油は油圧管
37を流れ、ソレノイドバルブ44、絞り51を通っ
て、油タンク47に流れる。押出されたピストンロッド
30は、テーパピストン31を図4に示すように右方に
押し、同時にテーパロックピン22をスプリング26の
力に逆らって、下方に押し下げる。押し下げられたロッ
クピン22aはロックストッパー15と噛み合って、ス
ライドアーム9をロックする。ロック動作が完了すると
キャビン内の表示盤に「ロック・オン」が表示され、オ
ペレータは操作ペダルから足を離す。
【0019】操作ペダルから足を離すと、リミットスイ
ッチ42a、42bは何れもオフになり、電気配線45
a、45bに電流は流れず、ソレノイドバルブ44は中
立状態になる。油圧管36、37の何れにも圧油は供給
されず、ロックシリンダー28のピストンロッド30は
現在の位置に保持される。また、例えば、油リークが生
じて、ピストンロッド30を元に戻そうとする力が多少
生じたとしても、摩擦板35aと35bの間には強い摩
擦力が生じるためテーパピストン31は戻されることは
ない。従って、ロック状態は維持される。
【0020】次に、ロックを解除する場合についてその
動作を説明する。オペレータが操作ペダル41を後側に
踏み込むと、リミットスイッチ42bがオンになり、電
気配線45bに電流が流れ、ソレノイドバルブ44は油
圧管37に圧油を供給するようにポートの接続を切り換
える。油圧管37に供給された圧油はロックシリンダー
28のピストンロッド30を引き戻す方のポートに流入
し、一方、油圧管36内の圧油はソレノイドバルブ4
4、絞り51を通って、油タンク47に帰還される。従
って、ロッドピストン30は前方(左方)に引き戻され
て縮み、テーパピストン31も摩擦力に打ち勝って引き
戻される。テーパピン22はスプリング26により上方
に引き上げられ、ロックピン22とロックストッパー1
5との噛合いがはずれ、ロックは解除される。ロックが
解除されるとキャビン内の表示盤に「ロック・解除」の
表示がなされる。
【0021】次いで、オペレータが操作ペダル41から
足を離すと、リミットスイッチ42a、42bはオフと
なり、電気配線45a、45bには電流は流れない。ソ
レノイドバルブ44はバネ力により中立状態になり、油
圧管36、37に圧油は供給されず、ロックシリンダー
28は中立状態になる。また、油リークにより反対方向
に力が生じたとしても、摩擦板35a、35b間に抗力
が生じるため、スプリング26の力に打ち勝って、ピス
トンロッド30、テーパピストン31が右方に移動する
ことはできない。従って、解除状態は保持される。
【0022】以上説明したように、実施形態1の構成で
は、オペレータが気づかない中に起こるかもかも知れな
い油リークによるスライドアームの伸縮は防止され、操
作誤差による危険性がなくなるという効果がある。ま
た、容易にロック状態を保持できると共に、ロック、ロ
ック解除の操作も容易になる。さらに、スライドアーム
を任意の位置にロックできると云う効果がある。また、
ロック及びロック解除の操作をキャビン内から操作で
き、操作が容易であるという効果がある。
【0023】実施形態2 以下に、実施形態1のソレノイドバルブ44として、4
ポート2位置切換弁を使用する場合の実施形態2につい
て説明する(図5参照)。図5において、リミットスイ
ッチ42a、42bは自己ホールド型のリミットスイッ
チとする。即ち、スイッチ42a、42bは一回オン状
態になると他方のスイッチがオンされるまでオン状態を
続け、他方のスイッチがオンされたときにオフになる。
いわゆる、フリップ・フロップ型のリミットスイッチに
する。その他は、実施形態1と同様である。
【0024】上記のような構成にすれば、リミットスイ
ッチ42a、42bの何れか一方は常にオン状態にあ
り、油圧ポンプ46からの圧油は油圧管36又は37の
何れかに流入し、油圧管36、37の何れにも流入しな
いという状態はなくなる。従って、スライドアーム9は
ロックまたはアンロックの状態がはっきりと区別して動
作し、油圧の低下、油リーク等による外乱によって操作
が乱されることが減少する。さらに、摩擦板等によるホ
ールド機構が設けられているので、油圧ポンプの故障と
があっても、そのときの状態が(ロック時にはロック状
態が、アンロック時にはアンロック状態が)保持される
ので運転操作中に起こるかも知れない危険性は減少す
る。
【0025】実施形態3 図6は別の実施形態を示す。実施形態3は実施形態1と
制御回路が異なる。即ち、制御回路40の代わりに制御
回路60を利用している。以下、制御回路60について
説明する。図6において、スライドアーム操作ペダル6
1にリミットスイッチ62が接続されている。該操作ペ
ダル61を踏み込むとリミットスイッチ62はオンにな
り、該操作ペダル61を離すとリミットスイッチ62は
オフになる。リミットスイッチ62の一端に電源63
が、他端にソレノイドバルブ64のソレノイドが、電気
配線65によって接続されている。ソレノイドバルブ6
4は、例えば、2位置切換弁で構成されている。2位置
切換弁64の入力ポート側は、各々油圧ポンプ66、油
タンク67に油圧管により接続されている。また、出力
ポート側は油圧管36、37に接続されている。この接
続は、該操作ペダル61を踏み込んだときに、ソレノイ
ドに電流が流れ、油圧ポンプ66からの圧油が油圧管3
7に供給され、該操作ペダル61を離したときに油圧管
36に油圧ポンプ66からの圧油が供給されるように接
続されている。さらに、油圧管36は、テーパピストン
31を押し出してロックするように、ロックシリンダ−
28の入力ポートに接続されている。油圧管37は、テ
ーパピストン31を引っ込めて、ロックを解除するよう
に、ロックシリンダ−28の入力ポートに接続されてい
る。
【0026】実施形態3は上記のように構成されてお
り、以下のように作用する。パワーショベル1の運転操
作中に、該操作ペダル61を踏み込むと、リミットスイ
ッチ62がオンになり、電源63から配線65を経由し
てソレノイドバルブ64にソレノイド電流が流れ、切換
弁のポート接続が切換わる。この切換によって、油圧ポ
ンプ66からの圧油が油圧管37に流入し、ロックシリ
ンダ28からの帰還油が油圧管36を経由して油タンク
67に帰還される。これによって、ピストンロッド30
を縮められ、ピストンロッド30に連結されているテー
パピストン31は、摩擦板35a、35b間の摩擦力に
打ち勝って、引き寄せられる。すると、テーパロックピ
ン22はスプリングの力によって浮き上がり、ロックは
解除される。
【0027】次に、該操作ペダル61から足を離すと、
リミットスイッチ62はオフとなり、ソレノイド電流は
流れず、切換弁のポート接続が反対側に切り換わる。そ
の結果、油圧ポンプ66からの圧油が油圧管36に流入
し、一方、帰還油は油圧管37を経由して油タンク67
に戻される。これにより、ピストンロッド30が押し出
され、テーパピストン31も押し出されて、テーパロッ
クピン22はスプリング26の力に打ち勝って押し下げ
られる。その結果、ロックピン22aはロックストッパ
ー15と噛み合って、スライドアーム9をロックする。
また、この状態で、事故等により、油圧ポンプからの圧
油供給がたたれたときは、摩擦板35a、35b間に摩
擦力が抗力として生じるため、ロック状態はホールドさ
れる。
【0028】以上の説明から明らかな様に、この実施形
態3によれば、ロック解除の状態で運転操作したいとき
は操作ペダルを踏み、ロックして操作したいときは操作
ペダルを離して操作すればよく、運転操作がより容易に
なる。また、スライドアームをロックしている際に、例
えば、油圧ポンプの故障等の不都合が生じる等の事故が
発生しても、摩擦板の摩擦力によりスライドアームはロ
ックされた状態で保持されるため、オペレータの作業に
危険は生じない。なお、リミットスイッチ62は該操作
ペダルを踏んだときにオンになり、足を離したときにオ
フになるように構成したが、該操作ペダルを踏むたびに
オンからオフに、またはオフからオンに切換わるリミッ
トスイッチを使用してもよい。
【0029】以上、この発明の実施形態及び実施例を図
面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態
及び実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を
逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含
まれる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、請求項1記載の発明にあっては、オペレータが
気づかない中に起こるかもかも知れないスライドアーム
シリンダーの油リークによるスライドアームの伸縮は防
止され、誤操作による危険性がなくなるという効果があ
る。また、請求項2、6及び7記載の発明にあっては、
さらに、ロック状態を保持できるので、ロック操作が容
易になる。特に、請求項7記載の発明にあってはロック
操作が自動的に行われるのでロック操作が更に容易とな
る。請求項3記載の発明にあっては、さらに、スライド
アームを任意の位置にロックでき、ロック操作が容易に
なると云う効果がある。請求項4記載の発明にあって
は、さらに、ロック操作をキャビン内から操作でき、操
作が更に容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の実施形態の概略構成を示した図で
ある。
【図2】 スライドアームが縮んだ状態を示した図であ
る。
【図3】 ロックが解除されている場合のロック装置を
示した図である。
【図4】 ロックオンの状態を示した図である。
【図5】 ロック装置を操作する操作回路を示した図で
ある。
【図6】 別の操作回路を示した図である。
【図7】 パワーショベルの概略構成を示した図であ
る。
【符号の説明】
5 アーム(スライドアーム機構) 9 スライドアーム(スライドアーム機構) 10 アームシリンダー(スライドアーム機構) 15 ロックストッパー(ロック装置) 16 スライドロック装置(ロック装置) 21 フレーム 22 テーパロックピン 22a ロックピン 22b テーパピストン 26 スプリング(加圧手段) 28 ロックシリンダー(油圧シリンダー) 30 ピストンロッド 31 テーパピストン 34 ガイド部(ガイド) 35a、35b 摩擦板(摩擦面) 40、60 操作回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アームに摺動自在なスライドアームを設
    け、油圧シリンダーを利用して該スライドアームの位置
    を制御した建設機械等のスライドアーム機構において、
    該スライドアームにロック装置を設けたことを特徴とす
    るスライドアーム機構。
  2. 【請求項2】 前記ロック装置は、ロック状態をホール
    ド及びホールド解除自在なホールド手段を設けたことを
    特徴とする請求項1に記載の建設機械等のスライドアー
    ム機構。
  3. 【請求項3】 前記ロック装置は、アーム及びスライド
    アームの一方に連続して配設されたロックストッパー
    と、他の一方に設けられた前記ロックストッパーと係合
    及び解除自在なロックピンとからなることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の建設機械等のスライドアーム機
    構。
  4. 【請求項4】 前記ロック装置は、キャビン内から操作
    可能な油圧シリンダーのピストンロッドにテーパピスト
    ンを設けて、前記テーパピストンの移動方向と略直交方
    向に前記ロックピンを移動させることにより、前記ロッ
    クストッパーと係合及び解除を行っていることを特徴と
    する請求項3に記載の建設機械等のスライドアーム機
    構。
  5. 【請求項5】 前記ロックストッパーとロックピンは相
    互の係合する部分が三角形柱状の突起からなることを特
    徴とする請求項3又は4に記載の建設機械等のスライド
    アーム機構。
  6. 【請求項6】 前記ホールド手段は前記テーパピストン
    と該テーパピストンをガイドするガイド面との間に設け
    られた摩擦手段と、ロック時に該摩擦面を押しつける加
    圧手段とからなることを特徴とする請求項4又は5に記
    載の建設機械等のスライドアーム機構。
  7. 【請求項7】 前記摩擦手段は、前記ピストンロッドを
    縮める方向に所定以上の外力が作用しない限りスライド
    アームのロックが解除されず、かつ、該ピストンロッド
    を伸張する方向に所定以上の外力が作用しない限りスラ
    イドアームのロックができないように構成したことを特
    徴とする請求項6記載の建設機械等のスライドアーム機
    構。
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