JPH0953855A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH0953855A
JPH0953855A JP7205544A JP20554495A JPH0953855A JP H0953855 A JPH0953855 A JP H0953855A JP 7205544 A JP7205544 A JP 7205544A JP 20554495 A JP20554495 A JP 20554495A JP H0953855 A JPH0953855 A JP H0953855A
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牧男 竹内
Toshiyuki Tanaka
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアフィルタにおける空気抵抗をその全面に
亘って略均等にすることで、エアフィルタ周辺部で発生
する送風音の低減化、塵埃の捕集分布の均等化を図る。 【解決手段】 天井埋込型の空気調和装置に装着される
エアフィルタ8を、断面円弧状に形成すると共に、フィ
ルタエレメント16を樹脂製の網材をプリーツ状に折り
曲げて成し、エレメント中央部の折曲げピッチを両側部
の折曲げピッチよりも小さくする。フィルタエレメント
全体に亘って通過風速を均等にし、空気抵抗を均一にし
て送風音の低減、塵埃の均一集積によるフィルタ洗浄頻
度を低減させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば天井埋込型
等の空気調和装置に係り、特に、この空気調和装置に装
着されるエアフィルタにおける空気抵抗の均一化対策に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば実開平5−59118
号公報に開示されているように、天井埋込型の空気調和
装置は、天井裏空間に据付けられた本体ケーシングと、
天井面に設置され、上記本体ケーシングの内部空間に連
通する吸込口及び吹出口を備えた化粧パネルとを備えて
おり、上記本体ケーシング内部の中央部に送風機が配置
され、この送風機の空気吹出し下流側に熱交換器が配置
されている。また、上記本体ケーシング内に吸込む空気
中の塵埃を除去するためのエアフィルタが吸込口に対向
して配置されている。そして、送風機の駆動により、化
粧パネルの吸込口から本体ケーシング内に吸込まれた室
内空気が、エアフィルタによって塵埃が除去された後、
送風機から熱交換器に向って吹出され、この熱交換器を
通過する際に温度調整されて空調空気となって化粧パネ
ルの吹出口から室内空間に供給される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな空気調和装置に装着されたエアフィルタは、図8に
示すように、吸込口(a) に対向配置されているために、
このエアフィルタ(b) を通過する空気の風速(図8に一
点鎖線で風速分布を示す)は、その中央部において極端
に高くなっている。そして、このエアフィルタ(b) にお
ける空気抵抗はフィルタエレメント(c) に対する通過風
速に比例しているために、フィルタエレメント(c) の中
央部分(図8の領域A)では空気抵抗が極端に大きく、
それ以外の側縁部分(図8の領域B,B)では空気抵抗
が小さくなっている。
【0004】そして、このフィルタエレメント(c) に対
して空気が通過する際に発生する異音(送風音)は、こ
の空気抵抗の大きさによって左右される。つまり、フィ
ルタエレメント(c) の側縁部分では空気抵抗が小さいた
めに送風音は殆ど発生しないものの、中央部分では空気
抵抗が大きいために送風音が著しく大きくなる。このエ
アフィルタ(b) 周辺部で発生する送風音を低減するため
には送風機の能力を低下させる等してフィルタエレメン
ト(c) を通過する全体の風速を低下させる必要がある
が、これでは十分な空調性能が得られなくなってしま
う。また、フィルタエレメント(c) の中央部での単位時
間当りの通過風量が著しく多いので、この部分に塵埃が
局部的に集積し、エアフィルタ(b) の洗浄を比較的短い
期間をおいて頻繁に行わねば塵埃捕集性能が著しく劣化
してしまうといった課題もあった。
【0005】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であって、エアフィルタにおける空気抵抗及び通過風量
をその全面に亘って略均等にすることで、エアフィルタ
周辺部で発生する送風音の低減化、塵埃の捕集分布の均
等化を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、エアフィルタのフィルタ
エレメントにおける空気の通過のし易さを通過しようと
する空気の風速に応じて変更することによって空気抵抗
を略均等にした。
【0007】具体的には、図3に示すように、ケーシン
グ(2,6) に形成された吸込口(6b)と、上記ケーシング
(2,6) 内部に収容された送風機(3) と、上記吸込口(6b)
から吸込まれて送風機(3) に至る空気の塵埃を除去する
ためのフィルタエレメント(16)を有するエアフィルタ
(8) とを備え、上記送風機(3) の駆動に伴って吸込口(6
b)から吸込んだ空気を、フィルタエレメント(16)に通過
させることで浄化した後、温度調整し、空調空気として
室内に吹出すようにした空気調和装置を前提としてい
る。そして、上記フィルタエレメント(16)を、吸込口(6
b)において空気の風速が他の領域よりも高い所定領域に
対応する部分を、上記他の領域に対応する部分よりも空
気を通過させ難い形状で形成する構成とした。
【0008】この構成により、吸込口(6b)において空気
の風速が他の領域よりも高い所定領域を流れる空気の一
部が他の領域に向うように変化してフィルタエレメント
(16)を通過する。これによって、フィルタエレメント(1
6)全体に亘って空気の流速が略均一になり、この流速に
よって決定される空気抵抗も略均一となる。このため、
空気抵抗が局部的に大きいことによる送風音の発生が抑
制され、また、局部的に塵埃が集積することによる洗浄
頻度の増大もなくなる。
【0009】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の空気調和装置において、エアフィルタ(8) を吸込口(6
b)に対向して配置させ、フィルタエレメント(16)の中央
部分を側縁部分よりも空気を通過させ難い形状で形成す
る構成とした。
【0010】この構成により、特に風速の高い吸込口(6
b)の中央部分を流れる空気の一部をフィルタエレメント
(16)の側縁部分に通過させることで、フィルタエレメン
ト(16)全体に亘って空気の流速が略均一になり、この流
速によって決定される空気抵抗も略均一となる。
【0011】請求項3記載の発明は、上記請求項1また
は2記載の空気調和装置において、フィルタエレメント
(16)を、網状部材を所定の折曲げピッチでプリーツ状に
折曲げて形成し、吸込口(6b)において空気の風速が他の
領域よりも高い所定領域に対応する部分を、他の領域に
対応する部分よりも折曲げピッチを小さく設定した構成
としている。
【0012】この構成により、折曲げピッチの小さい領
域に向って流れる空気の一部が折曲げピッチの大きい領
域に流れることで空気の流速が略均一になる。つまり、
プリーツ状のフィルタエレメント(16)の折曲げピッチを
部分的に変化させるといった簡単な構成でもって、送風
音の抑制、洗浄頻度の低減が図れる。
【0013】請求項4記載の発明は、上記請求項1、2
または3記載の空気調和装置において、エアフィルタ
(8) を、空気の流線に対して平行な断面の中央部分を両
端部分よりも空気の流れ方向の上流側に向って膨出する
ように略円弧状に湾曲形成させた構成としている。
【0014】この構成により、エアフィルタを一般的な
平板形状とした場合と比較してフィルタエレメント(16)
の表面積が拡大し、塵埃除去能力が向上する。
【0015】請求項5記載の発明は、エアフィルタの断
面形状を改良することによってフィルタエレメントの各
部に作用する負圧を均等にし、これによって空気抵抗を
略均一にした。
【0016】具体的には、図3に示すように、ケーシン
グ(2,6) に形成された吸込口(6b)と、上記ケーシング
(2,6) 内部に収容され、略円形の空気導入口(3c)と空気
吹出口(3a)とを備えた送風機(3) と、上記吸込口(6b)か
ら吸込まれて送風機(3) の空気導入口(3c)に至る空気の
塵埃を除去するためのフィルタエレメント(16)を有する
エアフィルタ(8) とを備え、上記送風機(3) の駆動に伴
って吸込口(6b)から吸込んだ空気を、フィルタエレメン
ト(16)に通過させることで浄化した後、温度調整し、空
調空気として室内に吹出すようにした空気調和装置を前
提としている。そして、上記エアフィルタ(8) を、空気
の流線に対して平行な断面の中央部分が両端部分よりも
空気の流れ方向の上流側に向って膨出するように略円弧
状に湾曲形成し、このエアフィルタ(8) の円弧中心を送
風機(3) の空気導入口(3c)の略中心位置(C) に設定した
構成としている。
【0017】この構成により、エアフィルタ(8) の断面
においてフィルタエレメント(16)の各部と送風機(3) の
空気導入口(3c)との距離が略均一になり、フィルタエレ
メント(16)の各部に作用する送風機(3) の空気導入口(3
c)からの負圧が略均等になり、これによって、フィルタ
エレメント(16)全体に亘って空気の流速が略均一にな
り、この流速によって決定される空気抵抗も略均一とな
る。このため、本発明の構成によっても、空気抵抗が局
部的に大きいことによる送風音の発生が抑制され、ま
た、局部的に塵埃が集積することによる洗浄頻度の増大
もなくなる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基いて説明する。図1は本実施形態に係る天井埋込型空
気調和装置(1) の斜視図、図2はその下面図(天井面に
据付けられた状態で室内側から見た図)であり、図3は
図2におけるIII-III 線に沿った断面の拡大図である。
この図3に示すように、本空気調和装置(1) は、天井
(R) に形成された開口(H) に挿入配置されており、下方
に開放する本体ケーシング(2) が天井裏空間(S) に据付
けられている。この本体ケーシング(2) は天板(2a)と該
天板(2a)の外縁部から下方に延びる側板(2b)とを備えて
いる。また、本体ケーシング(2) 内の中央部には、側方
(紙面鉛直方向)に開放する導入部としての吸込口(3c)
と上方に向って開放する吹出口(3a)とを備えた送風機
(3) が配設されている。この送風機(3) は樹脂製のファ
ンケーシング(3b)内に図示しないファンロータが収容さ
れたシロッコファンで成っており、ファンロータの回転
に伴って吸込口(3c)から吸込んだ空気を吹出口(3a)から
上方に吹出す。尚、この送風機(3) は、その吸込側と吹
出側とを区画するファン天板(3d)によって後述するドレ
ンパン(5) に支持されている。また、この送風機(3) に
対し、図3の左右両側(空気調和装置の幅方向の両側)
には熱交換器(4,4')が配設されている。この熱交換器
(4,4')は、室外機に冷媒配管(12)(図1参照)を介して
連結され、冷房運転時には蒸発器として、暖房運転時に
は凝縮器として機能し、送風機(3) から吐出された空気
との間で熱交換を行って該空気を温度調整する。また、
熱交換器(4) の下側にはドレンパン(5) が配設されてお
り、冷房運転時に熱交換器(4) で発生した凝縮水をドレ
ンとして回収してドレンパイプ(13)に排出するようにな
っている。
【0019】また、本体ケーシング(2) の下端部には化
粧パネル(6) が取付けられている。この化粧パネル(6)
は、その中央部に開口(6a)が形成されており、該開口(6
a)の中央部には該開口(6a)よりも小形のカバーパネル
(7) が配設され、該カバーパネル(7) の両外側部分に、
室内空気を本体ケーシング(2) 内部に導入するための空
気吸込口(6b,6b) が形成されている。つまり、この空気
吸込口(6b,6b) は、図1及び図2の如く、空気調和装置
(1) の2箇所に配設され、夫々が該空気調和装置(1) の
長手方向(図2の左右方向)に夫々延びている。また、
このカバーパネル(7) は、図3の如く、その両側縁部が
湾曲されて成るフック部(7a,7a) が設けられており、こ
のフック部(7a,7a) が化粧パネル(6) に設けられた水平
方向に延びる係止ピン(6c,6c) に係止されて落下が防止
された状態で化粧パネル(6) に一体的に組付けられてい
る。また、本体ケーシング(2) 内における空気吸込口(6
b,6b) に対向した位置には本実施形態において特徴とす
る部材であるエアフィルタ(8) が設けられて、本体ケー
シング(2) 内への塵埃の侵入を防止している。
【0020】また、化粧パネル(6) の両側縁部(図2に
おける上下方向の両側縁部)には空気吹出口(6d,6d) が
夫々形成されている。この各空気吹出口(6d,6d) は、化
粧パネル(6) の外側縁部を形成する外側部材(9) と、該
外側部材(9) に対して所定間隔を存した内側位置におい
て平行に延びる内側部材(10)との間に形成されている。
そして、この各空気吹出口(6d,6d) により、上記熱交換
器(4) において生成された空調空気を室内空間に供給す
るようになっている。このようにして、空気吸込口(6
b)、エアフィルタ(8) 、送風機(3) 、熱交換器(4,4')、
空気吹出口(6d)に亘って空気流通路(A) が形成されてい
る。
【0021】また、各空気吹出口(6d,6d) の中央部に
は、該各空気吹出口(6d,6d) から室内空間へ吹出される
空調空気の吹出方向を変更可能とする水平羽根(11)が回
動可能に配設されている。この水平羽根(11)は、樹脂製
で長尺の板材であって、その長手方向の両側部に図示し
ない支持ピンが突設されており、この支持ピンが化粧パ
ネル(6) に回転自在に支持されており、図示しないモー
タの駆動によって該支持ピンを回動中心とした回動動作
が行われるようになっている。
【0022】次に、本実施形態の特徴とする部材として
のエアフィルタ(8) について説明する。このエアフィル
タ(8) は、図3及び図4に示すように(図4の(a) では
エアフィルタ(8) の長手方向の中心線Lに対して図4
(a) の上側部分の一部を省略している)、断面が円弧状
に形成されている。詳しくは、フィルタ枠(15)とその内
部に張られたフィルタエレメント(16)とを備えてなって
いる。フィルタ枠(15)は、該エアフィルタ(8) の長手方
向(図3の紙面鉛直方向、図4(a) の上下方向)に沿っ
て直線状に延びる一対の第1枠部(15a,15a) と、この各
第1枠部(15a,15a) の側端縁同士を連結すると共に、図
4(a) の紙面奥行き側(図4(b) の下側)に膨出するよ
うに湾曲された一対の第2枠部(15b,15b) とを備えてい
る。また、各第1枠部(15a,15a) の長手方向の中間位置
の複数箇所(例えば3箇所)には、該第1枠部(15a,15
a) 同士を連結する連結板(15c,15c, …) が架設されて
いる。この連結板(15c) は上記第2枠部(15b) と同様に
湾曲形成された板材で成っている。また、この湾曲形成
された第2枠部(15b) 及び連結板(15c,15c, …) の円弧
中心は、上記送風機(3) の吸込口(3c)の略中心点(図3
の点C)に設定されている。更に、上記第1枠部(15a,1
5a) には、エアフィルタ(8) 全体を本体ケーシング(2)
に係止するための係止片(15d,15e) が突設されている。
つまり、図4において右側に位置する第1枠部(15a) の
長手方向の中央部には、図3の如くドレンパン(5) に形
成された図示しない溝に差込むことによって係止される
外側係止片(15d) が、一方、図4において左側に位置す
る第1枠部(15a) の長手方向の2箇所には、図3の如く
送風機(3) の下側に配置された支持パネル(2c)に形成さ
れた図示しない溝に差込むことによって係止される内側
係止片(15e) が夫々突設されている。この構成により、
エアフィルタ(8) の装着時には、外側係止片(15d) をド
レンパン(5) に係止した後、内側係止片(15e) を支持パ
ネル(2c)に係止することにより行い、取外し時には、内
側係止片(15e) を支持パネル(2c)から抜取った後、外側
係止片(15d) をドレンパン(5) から抜取るといった簡単
な動作で着脱が行える。
【0023】そして、上述した各枠部(15a,15b) 及び連
結板(15c) によって囲まれた部分にフィルタエレメント
(16)が配設されている。このフィルタエレメント(16)
は、図5に示すように、樹脂製の網材がプリーツ状に折
り曲げられており、これが湾曲形成された上記第2枠部
(15b) に沿って湾曲配置されている。つまり、このフィ
ルタエレメント(16)は、外周囲の全体がフィルタ枠(15)
に接合されており、その幅方向(図5における左右方
向)の複数箇所において互いに逆向きに交互に折り曲げ
られてなる折曲げ部(16a,16a, …) を有し、フィルタエ
レメント(16)全体としては、第2枠部(15b) に沿った湾
曲形状を呈している。このように、フィルタエレメント
(16)全体を湾曲形状とした場合、一般的な平板形状とし
た場合と比較してフィルタエレメント(16)の表面積の拡
大化を図ることができ、塵埃除去能力の向上が図れるこ
とになる。
【0024】そして、このフィルタエレメント(16)の特
徴としては、図5に示すように、折曲げ部(16a,16a,
…) 同士の間隔寸法がフィルタ幅方向の中央部と両側部
とで異なっていることにある。詳しくは、フィルタ幅方
向の中央部では折曲げ部(16a,16a, …) 同士の間隔寸法
(図5における寸法t1)が比較的小さく設定されてい
る一方、両側部では折曲げ部(16a,16a, …) 同士の間隔
寸法(図5における寸法t2)が比較的大きく設定され
ている。つまり、中央部では折曲げピッチが小さく、両
側部では折曲げピッチが大きく設定されている。このよ
うな構成により、フィルタ幅方向の中央部ではフィルタ
エレメント(16)の配設状態が比較的密になるように設定
されているのに対し、両側部ではフィルタエレメント(1
6)の配設状態が比較的疎になるように設定されている。
即ち、空気吸込口(6b)において空気流速の高い中央部分
に対向する部分では空気を通過させ難くするように密
に、空気流速の低い両側部に対向する部分では空気を通
過させ易くするように疎に設定されている。
【0025】次に、上述の如く構成された空気調和装置
(1) の運転動作について説明する。この空調運転時に
は、送風機(3) の駆動に伴って、空気吸込口(6b)から本
体ケーシング(2) 内に吸込まれた室内空気は、エアフィ
ルタ(8) によって塵埃が除去された後、送風機(3) を経
て熱交換器(4,4')に流される。そして、この熱交換器
(4,4')において冷媒との間で熱交換を行って温度調整
(冷房運転にあっては冷却、暖房運転にあっては加熱)
された後、空気吹出口(6d)から室内空間に吹出されて該
室内空間の空気調和を行う。
【0026】このような運転動作において、上記吸込口
(6b)から吸込まれる空気がエアフィルタ(8) を通過する
際、該エアフィルタ(8) の幅方向の中央部に対向する領
域では風速が比較的高く、両側部に対向する領域では低
くなっている。ところが、本形態では、フィルタ幅方向
の中央部ではフィルタエレメント(16)の配設状態が比較
的密に設定されている一方、両側部ではフィルタエレメ
ント(16)の配設状態が比較的疎に設定されているため
に、このフィルタ幅方向の中央部に流れ込もうとする空
気の一部の流線が両側部に向うように変化し、これによ
って、フィルタ幅方向の両側部での流量の増大に伴って
流速が上昇する。
【0027】このため、フィルタ(8) 全体に亘って空気
の流速が略均一になり、この流速によって決定される空
気抵抗も略均一となる。つまり、全体の通過風量を変化
させることなしにエアフィルタ(8) 全体に亘って空気抵
抗を略均一にすることができるために、従来のように、
空気抵抗が局部的に大きいことによる送風音の発生を抑
制することができ、空気調和装置(1) の静粛性の向上を
図ることができ、また、局部的に塵埃が集積してしまう
ことが回避され、フィルタエレメント(16)全体に亘って
均等に塵埃を捕集することができるので、エアフィルタ
(8) の洗浄頻度を低減することができる。
【0028】また、湾曲形成された第2枠部(15b) 及び
連結板(15c,15c, …) の円弧中心は、送風機(3) の吸込
口(3c)の略中心点(図3の点C)に設定されているの
で、エアフィルタ(8) の幅方向の断面においてフィルタ
エレメント(16)の各部に作用する負圧は略均等になり、
これによっても通過風速が均等になって空気抵抗の略均
一化が図れる。
【0029】次に、本形態の効果を確認するために行っ
たエアフィルタ(8) 周辺部での流線の解析結果について
説明する。図6は本形態に係るものであり、エアフィル
タ(8) の外側部分(図6における右側半分)のフィルタ
エレメントを密に、内側部分(図6における左側半分)
のフィルタエレメントを疎にしたものである。一方、図
7は従来例に係るものであり、フィルタエレメントを全
体に亘って均等に配置したものである。これらの図から
解るように、従来例のものでは、空気吸込口(6b)の中央
部に対向する外側部分では風量が多く流速が高くなって
いるのに対し、内側部分では流速が低くなっており、こ
の流速の高い部分で送風音の発生や塵埃の局部的な集積
が起っている。これに対し、本形態のものでは、流速分
布が略均等にされ、従来のような送風音の発生や局部的
な塵埃の集積が回避されることが確認された。
【0030】尚、本実施の形態では、天井埋込型空気調
和装置に、本発明を適用した場合について説明したが、
本発明は、これに限らず、天井吊下型や壁掛型等の種々
の空気調和装置に対して適用可能である。
【0031】また、断面が円弧状に形成されたエアフィ
ルタ(8) に対して樹脂製の網材がプリーツ状に折り曲げ
られてなるフィルタエレメント(16)を備えさせるものと
したが、本発明は、これに限らず、一般的な平板状のエ
アフィルタに対して適用したり、フィルタエレメントの
メッシュを変化させることで、空気が通過し易い部分と
通過し難い部分とを形成するようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば以下に述べるような効果が発揮される。請求項1記載
の発明によれば、フィルタエレメントを、吸込口におい
て空気の風速が他の領域よりも高い所定領域に対応する
部分を、他の領域に対応する部分よりも空気を通過させ
難い形状で形成したために、フィルタエレメント全体に
亘って空気の流速を略均一にすることができ、この流速
によって決定される空気抵抗も略均一とすることができ
る。このため、空気抵抗が局部的に大きいことによる送
風音の発生が抑制されて空気調和装置の静粛性の向上を
図ることができると共に、局部的に塵埃が集積すること
による洗浄頻度の増大もなくなり、エアフィルタの塵埃
除去性能を長期間に亘って維持することができて、洗浄
頻度の低減化を図ることができる。
【0033】請求項2記載の発明によれば、特に風速の
高い吸込口の中央部分を流れる空気の一部をフィルタエ
レメントの側縁部分に通過させるようにしたために、フ
ィルタエレメント全体に亘って空気の流速が略均一にな
り、上述した請求項1記載の発明に係る効果と同様に、
この流速によって決定される空気抵抗の均一化に伴う空
気調和装置の静粛性の向上と洗浄頻度の低減化とを図る
ことができる。
【0034】請求項3記載の発明によれば、プリーツ状
のフィルタエレメントの折曲げピッチを空気の風速に応
じて変化させたために、簡単な構成で空気の通過し易い
部分と通過し難い部分とを形成でき、送風音の抑制、洗
浄頻度の低減を図るための実用性の高い構成を得ること
ができる。
【0035】請求項4記載の発明によれば、エアフィル
タを、空気の流線に対して平行な断面の中央部分を両端
部分よりも空気の流れ方向の上流側に向って膨出するよ
うに略円弧状に湾曲形成させたために、フィルタエレメ
ントの表面積が拡大でき、これによって塵埃除去能力が
向上するので、空気調和装置のケーシング内部の汚れ防
止及び室内に吹出される空調空気の清浄化を良好に得る
ことができる。
【0036】請求項5記載の発明によれば、エアフィル
タを、空気の流線に対して平行な断面の中央部分が両端
部分よりも空気の流れ方向の上流側に向って膨出するよ
うに略円弧状に湾曲形成し、その円弧中心を送風機の空
気導入口の略中心位置に設定して、フィルタエレメント
の各部と送風機の空気導入口との距離を略均一にしたた
めに、フィルタエレメントの各部に作用する負圧が略均
等になり、これによって、フィルタエレメント全体に亘
って空気の流速が略均一になるので、空気抵抗が局部的
に大きいことによる送風音の発生が抑制されて空気調和
装置の静粛性の向上を図ることができると共に、局部的
に塵埃が集積することによる洗浄頻度の増大もなくな
り、エアフィルタの塵埃除去性能を長期間に亘って維持
することができて、洗浄頻度の低減化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る天井埋込型空気調和
装置の斜視図である。
【図2】空気調和装置を室内側から見た図である。
【図3】図2におけるIII-III 線に沿った断面図であ
る。
【図4】(a) はエアフィルタの平面図、(b) はその側面
図である。
【図5】図4(a) におけるV-V 線に沿った断面の拡大図
である。
【図6】本発明の効果を確認するために行った流線解析
結果を示す図である。
【図7】従来例における流線解析結果を示す図である。
【図8】従来例におけるエアフィルタ配設位置周辺部を
示す図である。
【符号の説明】
(1) 天井埋込型空気調和装置 (2) 本体ケーシング (3) 送風機 (3c) 吸込口(導入部) (6) 化粧パネル (6b) 空気吸込口 (8) エアフィルタ (16) フィルタエレメント (C) 吸込口中心

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(2,6) に形成された吸込口(6
    b)と、 上記ケーシング(2,6) 内部に収容された送風機(3) と、 上記吸込口(6b)から吸込まれて送風機(3) に至る空気の
    塵埃を除去するためのフィルタエレメント(16)を有する
    エアフィルタ(8) とを備え、 上記送風機(3) の駆動に伴って吸込口(6b)から吸込んだ
    空気を、フィルタエレメント(16)に通過させることで浄
    化した後、温度調整し、空調空気として室内に吹出すよ
    うにした空気調和装置において、 上記フィルタエレメント(16)は、吸込口(6b)において空
    気の風速が他の領域よりも高い所定領域に対応する部分
    が、上記他の領域に対応する部分よりも空気を通過させ
    難い形状で形成されていることを特徴とする空気調和装
    置。
  2. 【請求項2】 エアフィルタ(8) は吸込口(6b)に対向し
    て配置されており、フィルタエレメント(16)は、中央部
    分が、側縁部分よりも空気を通過させ難い形状で形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の空気調和装
    置。
  3. 【請求項3】 フィルタエレメント(16)は、網状部材を
    所定の折曲げピッチでプリーツ状に折曲げて形成されて
    おり、吸込口(6b)において空気の風速が他の領域よりも
    高い所定領域に対応する部分が、他の領域に対応する部
    分よりも折曲げピッチが小さく設定されていることを特
    徴とする請求項1または2記載の空気調和装置。
  4. 【請求項4】 エアフィルタ(8) は、空気の流線に対し
    て平行な断面の中央部分が両端部分よりも空気の流れ方
    向の上流側に向って膨出するように略円弧状に湾曲形成
    されていることを特徴とする請求項1、2または3記載
    の空気調和装置。
  5. 【請求項5】 ケーシング(2,6) に形成された吸込口(6
    b)と、 上記ケーシング(2,6) 内部に収容され、略円形の空気導
    入口(3c)と空気吹出口(3a)とを備えた送風機(3) と、 上記吸込口(6b)から吸込まれて送風機(3) の空気導入口
    (3c)に至る空気の塵埃を除去するためのフィルタエレメ
    ント(16)を有するエアフィルタ(8) とを備え、 上記送風機(3) の駆動に伴って吸込口(6b)から吸込んだ
    空気を、フィルタエレメント(16)に通過させることで浄
    化した後、温度調整し、空調空気として室内に吹出すよ
    うにした空気調和装置において、 上記エアフィルタ(8) は、空気の流線に対して平行な断
    面の中央部分が両端部分よりも空気の流れ方向の上流側
    に向って膨出するように略円弧状に湾曲形成されてお
    り、このエアフィルタ(8) の円弧中心は送風機(3) の空
    気導入口(3c)の略中心位置(C) に設定されていることを
    特徴とする空気調和装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003028491A (ja) * 2001-07-19 2003-01-29 Fujitsu General Ltd 空気調和機のフィルタ構造
WO2003021154A1 (en) * 2001-08-28 2003-03-13 Toshiba Carrier Corporation Air conditioner
JP2008101892A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Samsung Electronics Co Ltd 換気装置
KR20210059534A (ko) * 2019-11-15 2021-05-25 주식회사 아모그린텍 크로스 플로우 팬용 필터 장착 어셈블리

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