JPH0953965A - 差圧式流量計 - Google Patents
差圧式流量計Info
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- JPH0953965A JPH0953965A JP20793595A JP20793595A JPH0953965A JP H0953965 A JPH0953965 A JP H0953965A JP 20793595 A JP20793595 A JP 20793595A JP 20793595 A JP20793595 A JP 20793595A JP H0953965 A JPH0953965 A JP H0953965A
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Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 導圧管内の圧力に影響を与えることなく検出
管内で凝縮した凝縮液を常時排出可能にし、凝縮液の滞
留による差圧検出不良を防止するとともに、定期的な分
解、清掃作業の必要性をなくし得る差圧式流量計を提供
する。 【解決手段】 検出管10の上流側の圧力を導入する第1
の導圧管21に連通する第1のドレーンパイプ31と、第1
のドレーンパイプ31の開放端部31bが浸漬された液体L
を収容しドレーンパイプ31内を導圧管21と同じ圧力に維
持するドレーンポット35とを設け、導圧管21内で凝縮し
た凝縮液をドレーンパイプ31を介して常時ドレーンポッ
トに排出可能にする。さらに、検出管10の下流側の圧力
を導入する第2の導圧管22に連通する第2のドレーンパ
イプ32を設けて、該ドレーンパイプ32の開放端部32bを
ドレーンポット35内の液体Lに浸漬させるのが好まし
い。
管内で凝縮した凝縮液を常時排出可能にし、凝縮液の滞
留による差圧検出不良を防止するとともに、定期的な分
解、清掃作業の必要性をなくし得る差圧式流量計を提供
する。 【解決手段】 検出管10の上流側の圧力を導入する第1
の導圧管21に連通する第1のドレーンパイプ31と、第1
のドレーンパイプ31の開放端部31bが浸漬された液体L
を収容しドレーンパイプ31内を導圧管21と同じ圧力に維
持するドレーンポット35とを設け、導圧管21内で凝縮し
た凝縮液をドレーンパイプ31を介して常時ドレーンポッ
トに排出可能にする。さらに、検出管10の下流側の圧力
を導入する第2の導圧管22に連通する第2のドレーンパ
イプ32を設けて、該ドレーンパイプ32の開放端部32bを
ドレーンポット35内の液体Lに浸漬させるのが好まし
い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大口径の配管中を
流れる流体の流量を計測する差圧式流量計、特に配管と
直交する方向に検出管を挿入する設置構造の差圧式流量
計に関する。
流れる流体の流量を計測する差圧式流量計、特に配管と
直交する方向に検出管を挿入する設置構造の差圧式流量
計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、差圧式流量計として、オリフィ
ス、ベンチュリー管、フローノズル等を用いるものが知
られているが、大口径の配管中をガスが流れるような場
合にはこれらの流量計では測定できないか、あるいは取
り付け費やメンテナンスの面から好ましくないという場
合が多い。そのため、従来、大口径の配管中に所定直径
の検出管を直交方向に差し込んでその上流側と下流側に
差圧を生じさせるとともに、この検出管に形成した複数
の圧力検出孔を通して上流側および下流側の圧力をそれ
ぞれ外部に取り出すようにして前記差圧を検出し、その
差圧値に基づいて流量を算出するようにしたものがあ
る。
ス、ベンチュリー管、フローノズル等を用いるものが知
られているが、大口径の配管中をガスが流れるような場
合にはこれらの流量計では測定できないか、あるいは取
り付け費やメンテナンスの面から好ましくないという場
合が多い。そのため、従来、大口径の配管中に所定直径
の検出管を直交方向に差し込んでその上流側と下流側に
差圧を生じさせるとともに、この検出管に形成した複数
の圧力検出孔を通して上流側および下流側の圧力をそれ
ぞれ外部に取り出すようにして前記差圧を検出し、その
差圧値に基づいて流量を算出するようにしたものがあ
る。
【0003】この種の差圧式流量計としては、例えば図
3に示すものが知られている。同図において、1は大口
径の配管であるプロセス配管、2はこのプロセス配管1
に取り付けられた差圧式流量計の検出管、3,4はそれ
ぞれ差圧式流量計3の高圧側および低圧側の検出孔であ
る。プロセス配管1内には矢印方向に所定のガスが流れ
ており、検出管2の上流側の検出孔3が形成された上流
側表面においてはガスの流速分布に応じて配管1の管壁
で零となり配管1の中心軸線付近で最大となる圧力分布
の総圧(動圧+静圧)が作用する。一方、下流側の検出
孔4が形成された検出管2の下流側表面においては、例
えばガスの流速分布に応じた負圧の分布が生じる。そし
て、検出管2の検出孔3,4から導入された上流側およ
び下流側の圧力PH ,PL がそれぞれ図示しない高圧側
および低圧側の発信器(低差圧用の電子式差圧伝送器)
を介して流量算出システムに送られる。流量算出システ
ムは、前記差圧に基づき所定の計算処理を実行すること
で、プロセス配管1内のガスの流量を算定する。
3に示すものが知られている。同図において、1は大口
径の配管であるプロセス配管、2はこのプロセス配管1
に取り付けられた差圧式流量計の検出管、3,4はそれ
ぞれ差圧式流量計3の高圧側および低圧側の検出孔であ
る。プロセス配管1内には矢印方向に所定のガスが流れ
ており、検出管2の上流側の検出孔3が形成された上流
側表面においてはガスの流速分布に応じて配管1の管壁
で零となり配管1の中心軸線付近で最大となる圧力分布
の総圧(動圧+静圧)が作用する。一方、下流側の検出
孔4が形成された検出管2の下流側表面においては、例
えばガスの流速分布に応じた負圧の分布が生じる。そし
て、検出管2の検出孔3,4から導入された上流側およ
び下流側の圧力PH ,PL がそれぞれ図示しない高圧側
および低圧側の発信器(低差圧用の電子式差圧伝送器)
を介して流量算出システムに送られる。流量算出システ
ムは、前記差圧に基づき所定の計算処理を実行すること
で、プロセス配管1内のガスの流量を算定する。
【0004】なお、プロセス配管1は、例えば精油所に
おける脱硫装置の一部を構成している。この脱硫装置
は、原油を精製する際に副産物として発生するガスか
ら、そのガス中に多量に含まれる硫黄分を分離するため
の装置で、この装置の運転にはガス流量の測定が欠かせ
ないものとなっている。また、検出管2の内部には、下
流側の検出孔4に連通する低圧側導圧管5と、それ以外
の空間(上流側の検出孔3に連通した空間)に連通する
高圧側導圧管6とが設けられており、その検出管2の先
端(下端)は盲プラグ7によって閉止されている。この
盲プラグ7はプロセス配管1に溶接されたウェルドカッ
プリング8にねじ結合されており、これら盲プラグ7お
よびウェルドカップリング8が図示しないシール材を挟
んでねじ結合されることで、検出管2とウェルドカップ
リング8との間のガイド隙間部分が流体密にシールされ
ている。
おける脱硫装置の一部を構成している。この脱硫装置
は、原油を精製する際に副産物として発生するガスか
ら、そのガス中に多量に含まれる硫黄分を分離するため
の装置で、この装置の運転にはガス流量の測定が欠かせ
ないものとなっている。また、検出管2の内部には、下
流側の検出孔4に連通する低圧側導圧管5と、それ以外
の空間(上流側の検出孔3に連通した空間)に連通する
高圧側導圧管6とが設けられており、その検出管2の先
端(下端)は盲プラグ7によって閉止されている。この
盲プラグ7はプロセス配管1に溶接されたウェルドカッ
プリング8にねじ結合されており、これら盲プラグ7お
よびウェルドカップリング8が図示しないシール材を挟
んでねじ結合されることで、検出管2とウェルドカップ
リング8との間のガイド隙間部分が流体密にシールされ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の差圧式流量計にあっては、検出管2の先端が盲プラ
グ7により閉止される構造であったため、差圧式流量計
2の検出孔3,4から低圧側および高圧側の導圧管5,
6に入ったガスの水分がこれらの内部で凝縮して滞留
し、あるいは、更に導圧管5,6の内部に硫化物が析出
することによって、ガスの流れが阻害され、正常な差圧
検出ができなくなるという問題があった。そのため、盲
プラグ7をプロセス配管1から取り外したり、差圧式流
量計全体をプロセス配管1から取り外したりして、検出
管2を含む差圧式流量計の主要部を分解、清掃する必要
があり、差圧式流量計を装着したシステム自体の運転を
中断しなければならなかった。また、この分解、清掃作
業に際しては、プロセス配管1内の有害なガスが外部に
漏れた場合に、数十cmの範囲内に近付くと危険なため、
防毒マスク等を着用する必要もある。
来の差圧式流量計にあっては、検出管2の先端が盲プラ
グ7により閉止される構造であったため、差圧式流量計
2の検出孔3,4から低圧側および高圧側の導圧管5,
6に入ったガスの水分がこれらの内部で凝縮して滞留
し、あるいは、更に導圧管5,6の内部に硫化物が析出
することによって、ガスの流れが阻害され、正常な差圧
検出ができなくなるという問題があった。そのため、盲
プラグ7をプロセス配管1から取り外したり、差圧式流
量計全体をプロセス配管1から取り外したりして、検出
管2を含む差圧式流量計の主要部を分解、清掃する必要
があり、差圧式流量計を装着したシステム自体の運転を
中断しなければならなかった。また、この分解、清掃作
業に際しては、プロセス配管1内の有害なガスが外部に
漏れた場合に、数十cmの範囲内に近付くと危険なため、
防毒マスク等を着用する必要もある。
【0006】さらに、凝縮水の滞留による差圧検出不良
は、検出管が水平になる設置状態において特に顕著にな
り、例えば検出管が鉛直方向に設置されているもので半
年に1回程度の不良が発生するのに対し、検出管が水平
方向に設置されているものでは数日に1回程度も不良が
発生してしまい、事実上このような設置は採用できなか
った。
は、検出管が水平になる設置状態において特に顕著にな
り、例えば検出管が鉛直方向に設置されているもので半
年に1回程度の不良が発生するのに対し、検出管が水平
方向に設置されているものでは数日に1回程度も不良が
発生してしまい、事実上このような設置は採用できなか
った。
【0007】検出管を鉛直方向に向ける場合であって
も、その先端(下端)部が閉止されているから、凝縮水
が滞留することになり、定期的な分解、清掃は避けられ
ない。しかも、プロセス配管1が水平に延在する区間は
高所である場合が多いことから、分解、清掃作業には危
険を伴う。凝縮水の滞留に対しては、例えば検出管を先
端側から適度に加熱して凝縮を少なくすることが考えら
れるが、導圧管の先端が閉止された状態で、温かい湿っ
た流体が小さい検出孔を通って導圧管内に入る際には、
ガス中の水分はやはり凝縮し易く、上述の問題を解消す
ることはできない。
も、その先端(下端)部が閉止されているから、凝縮水
が滞留することになり、定期的な分解、清掃は避けられ
ない。しかも、プロセス配管1が水平に延在する区間は
高所である場合が多いことから、分解、清掃作業には危
険を伴う。凝縮水の滞留に対しては、例えば検出管を先
端側から適度に加熱して凝縮を少なくすることが考えら
れるが、導圧管の先端が閉止された状態で、温かい湿っ
た流体が小さい検出孔を通って導圧管内に入る際には、
ガス中の水分はやはり凝縮し易く、上述の問題を解消す
ることはできない。
【0008】さらに、流体の組成によって導圧管中に除
去の容易でない硫化物のような固形物が生成されると、
それを除去する分解、清掃作業には長い時間を要してい
た。例えば、プロセス配管1中の流体が人体に有害なガ
スで、しかも作業する場所が高所である場合、作業者の
安全確保等の理由から少なくとも1回の分解、清掃作業
に2日程の作業時間が必要であった。
去の容易でない硫化物のような固形物が生成されると、
それを除去する分解、清掃作業には長い時間を要してい
た。例えば、プロセス配管1中の流体が人体に有害なガ
スで、しかも作業する場所が高所である場合、作業者の
安全確保等の理由から少なくとも1回の分解、清掃作業
に2日程の作業時間が必要であった。
【0009】本発明は、上述のような従来の課題に鑑み
てなされたものであり、導圧管内の圧力に影響を与える
ことなく、検出管内で凝縮した凝縮液を常時排出可能に
し、凝縮液の滞留による差圧検出不良を確実に防止する
とともに、定期的な分解、清掃作業の必要性をなくすこ
とのできる差圧式流量計を提供することを目的とするも
のである。
てなされたものであり、導圧管内の圧力に影響を与える
ことなく、検出管内で凝縮した凝縮液を常時排出可能に
し、凝縮液の滞留による差圧検出不良を確実に防止する
とともに、定期的な分解、清掃作業の必要性をなくすこ
とのできる差圧式流量計を提供することを目的とするも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1に記載の発明は、内部に流体が流れる配管に対し
略直交方向に挿入されてその上流側と下流側に前記配管
内の流体の差圧を発生させるとともに、前記上流側に位
置する第1の検出孔および前記下流側に位置する第2の
検出孔が形成された検出管を備え、前記検出管が、前記
第1の検出孔に一端側で連通して前記上流側の圧力を導
入するとともに該導入圧力を他端側から測定可能な第1
の導圧管と、前記第2の検出孔に一端側で連通して前記
下流側の圧力を導入するとともに該導入圧力を他端側か
ら測定可能な第2の導圧管と、を有する差圧式流量計に
おいて、前記第1の導圧管に連通する連通端部および該
連通端部より低位置に位置する開放端部を有する第1の
ドレーンパイプと、第1のドレーンパイプの開放端部が
浸漬された液体を収容し該液体により前記第1のドレー
ンパイプ内を前記第1の導圧管と同じ圧力に維持するド
レーンポットと、を設け、前記第1の導圧管内で凝縮し
た凝縮液を前記ドレーンパイプを介して常時ドレーンポ
ットに排出可能にした。
求項1に記載の発明は、内部に流体が流れる配管に対し
略直交方向に挿入されてその上流側と下流側に前記配管
内の流体の差圧を発生させるとともに、前記上流側に位
置する第1の検出孔および前記下流側に位置する第2の
検出孔が形成された検出管を備え、前記検出管が、前記
第1の検出孔に一端側で連通して前記上流側の圧力を導
入するとともに該導入圧力を他端側から測定可能な第1
の導圧管と、前記第2の検出孔に一端側で連通して前記
下流側の圧力を導入するとともに該導入圧力を他端側か
ら測定可能な第2の導圧管と、を有する差圧式流量計に
おいて、前記第1の導圧管に連通する連通端部および該
連通端部より低位置に位置する開放端部を有する第1の
ドレーンパイプと、第1のドレーンパイプの開放端部が
浸漬された液体を収容し該液体により前記第1のドレー
ンパイプ内を前記第1の導圧管と同じ圧力に維持するド
レーンポットと、を設け、前記第1の導圧管内で凝縮し
た凝縮液を前記ドレーンパイプを介して常時ドレーンポ
ットに排出可能にした。
【0011】したがって、第1の導圧管内の圧力に影響
を与えたり配管内の流体を外部に漏らしたりすることな
く、凝縮液が発生し易い第1の導圧管内で発生した凝縮
液が常時確実にドレーンポットに排出されることにな
り、凝縮液の滞留による差圧検出不良が防止されるとと
もに、頻繁な分解、清掃作業の必要がなくなる。また、
請求項2に記載のように、第2の導圧管に連通する連通
端部および該連通端部より低い位置に位置する開放端部
を有する第2のドレーンパイプを設け、該第2のドレー
ンパイプの開放端部を、前記第1のドレーンパイプの開
放端部が浸漬された液体を収容するドレーンポットに、
浸漬させるのが好ましい。この場合、ドレーンポット内
の液面を同一の背圧基準として第1および第2のドレー
ンパイプにそれぞれ背圧を付与することができ、配管内
および検出管内の圧力変動があっても、安定した差圧を
検出して精度良く流量検出することができる。
を与えたり配管内の流体を外部に漏らしたりすることな
く、凝縮液が発生し易い第1の導圧管内で発生した凝縮
液が常時確実にドレーンポットに排出されることにな
り、凝縮液の滞留による差圧検出不良が防止されるとと
もに、頻繁な分解、清掃作業の必要がなくなる。また、
請求項2に記載のように、第2の導圧管に連通する連通
端部および該連通端部より低い位置に位置する開放端部
を有する第2のドレーンパイプを設け、該第2のドレー
ンパイプの開放端部を、前記第1のドレーンパイプの開
放端部が浸漬された液体を収容するドレーンポットに、
浸漬させるのが好ましい。この場合、ドレーンポット内
の液面を同一の背圧基準として第1および第2のドレー
ンパイプにそれぞれ背圧を付与することができ、配管内
および検出管内の圧力変動があっても、安定した差圧を
検出して精度良く流量検出することができる。
【0012】さらに、請求項3に記載のように、前記第
1又は第2のドレーンパイプの連通端部が、前記配管の
近傍で前記検出管に対し少なくとも一端部で略直交する
接続部材を介して前記第1又は第2の導圧管に接続され
るとともに、該接続状態で略鉛直方向に向くようにして
もよい。この場合、検出管が水平方向に設置されていた
としても、凝縮液が確実にドレーンポットに排出される
ことになり、凝縮液の滞留による差圧検出不良がより確
実に防止される。
1又は第2のドレーンパイプの連通端部が、前記配管の
近傍で前記検出管に対し少なくとも一端部で略直交する
接続部材を介して前記第1又は第2の導圧管に接続され
るとともに、該接続状態で略鉛直方向に向くようにして
もよい。この場合、検出管が水平方向に設置されていた
としても、凝縮液が確実にドレーンポットに排出される
ことになり、凝縮液の滞留による差圧検出不良がより確
実に防止される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について添付図面を参照しつつ説明する。本実施形態
の差圧式流量計は、図1に示すように、内部に流体が流
れる配管1に対し略直交方向に挿入された検出管10を備
えている。この検出管10はその上流側と下流側において
配管1内を流れる流体の圧力に差を生じさせる、すなわ
ち差圧を発生させるようになっており、検出管10には前
記上流側に位置する第1の検出孔11および前記下流側に
位置する第2の検出孔12が形成されている。また、この
検出管10は、前記第1の検出孔11に一端側で連通して前
記上流側の圧力を導入するとともに該導入圧力を他端側
から測定可能な第1の導圧管21と、前記第2の検出孔12
に一端側で連通して前記下流側の圧力を導入するととも
に該導入圧力を他端側から測定可能な第2の導圧管22と
を有している。
態について添付図面を参照しつつ説明する。本実施形態
の差圧式流量計は、図1に示すように、内部に流体が流
れる配管1に対し略直交方向に挿入された検出管10を備
えている。この検出管10はその上流側と下流側において
配管1内を流れる流体の圧力に差を生じさせる、すなわ
ち差圧を発生させるようになっており、検出管10には前
記上流側に位置する第1の検出孔11および前記下流側に
位置する第2の検出孔12が形成されている。また、この
検出管10は、前記第1の検出孔11に一端側で連通して前
記上流側の圧力を導入するとともに該導入圧力を他端側
から測定可能な第1の導圧管21と、前記第2の検出孔12
に一端側で連通して前記下流側の圧力を導入するととも
に該導入圧力を他端側から測定可能な第2の導圧管22と
を有している。
【0014】この差圧式流量計には、さらに、前記第1
の導圧管21に連通する連通端部31aおよびこれより低位
置に位置する開放端部31bを有する第1のドレーンパイ
プ31と、第1のドレーンパイプ31の開放端部31bが浸漬
された液体Lを収容し該液体Lにより前記第1のドレー
ンパイプ31内を前記第1の導圧管21と同じ圧力に維持す
るドレーンポット35と、が設けられている。そして、前
記第1の導圧管21内で凝縮した凝縮液が前記ドレーンパ
イプ31を介して常時ドレーンポット35に排出可能になっ
ている。さらに、前記第2の導圧管22に連通する連通端
部32aおよびそれより低い位置に位置する開放端部32b
を有する第2のドレーンパイプ32が併せて設けられてお
り、この第2のドレーンパイプ32の開放端部32bは、液
体Lを収容するドレーンポット35の中で、第1のドレー
ンパイプ31の開放端部31bと共に液体Lに浸漬されてい
る。さらに、前記第1および第2のドレーンパイプ31,
32の連通端部31a,32aは、それぞれ前記配管1の近傍
で前記検出管10に対し少なくとも一端部で略直交する接
続部材としての継手49および58を介して前記第1又は第
2の導圧管21,22に接続され、その接続状態で略鉛直方
向に向いている。
の導圧管21に連通する連通端部31aおよびこれより低位
置に位置する開放端部31bを有する第1のドレーンパイ
プ31と、第1のドレーンパイプ31の開放端部31bが浸漬
された液体Lを収容し該液体Lにより前記第1のドレー
ンパイプ31内を前記第1の導圧管21と同じ圧力に維持す
るドレーンポット35と、が設けられている。そして、前
記第1の導圧管21内で凝縮した凝縮液が前記ドレーンパ
イプ31を介して常時ドレーンポット35に排出可能になっ
ている。さらに、前記第2の導圧管22に連通する連通端
部32aおよびそれより低い位置に位置する開放端部32b
を有する第2のドレーンパイプ32が併せて設けられてお
り、この第2のドレーンパイプ32の開放端部32bは、液
体Lを収容するドレーンポット35の中で、第1のドレー
ンパイプ31の開放端部31bと共に液体Lに浸漬されてい
る。さらに、前記第1および第2のドレーンパイプ31,
32の連通端部31a,32aは、それぞれ前記配管1の近傍
で前記検出管10に対し少なくとも一端部で略直交する接
続部材としての継手49および58を介して前記第1又は第
2の導圧管21,22に接続され、その接続状態で略鉛直方
向に向いている。
【0015】
【実施例】図1、図2を用いて、一実施例の差圧式流量
計について更に詳細に説明する。本実施例において、配
管1は例えば精油所における脱硫装置の一部を構成する
大口径の配管、例えば内径が440mm程度のプロセス配
管で、このプロセス配管1中においては、原油を精製す
る際に副産物として発生する硫黄分を多量に含むガス
が、一方向に流れている。このプロセス配管1の延在方
向は略鉛直方向であり、その内部におけるガスの流れ方
向は下向きである。本実施例の差圧式流量計は前記脱硫
装置の運転に欠かせないプロセス配管1内のガス流量の
測定に用いられる。
計について更に詳細に説明する。本実施例において、配
管1は例えば精油所における脱硫装置の一部を構成する
大口径の配管、例えば内径が440mm程度のプロセス配
管で、このプロセス配管1中においては、原油を精製す
る際に副産物として発生する硫黄分を多量に含むガス
が、一方向に流れている。このプロセス配管1の延在方
向は略鉛直方向であり、その内部におけるガスの流れ方
向は下向きである。本実施例の差圧式流量計は前記脱硫
装置の運転に欠かせないプロセス配管1内のガス流量の
測定に用いられる。
【0016】また、配管1に対し略直交方向に挿入され
た検出管10は配管1内を流れる流体に所要の差圧(例え
ば数十〜百mmH2 O)を発生させ得る直径、例えば2
5.4mm(1インチ)の直径を有している。この検出管
10の第1の検出孔11は少なくとも1つ、例えば同一直線
上の4つの同一直径(例えば約9.525mm=3/8イ
ンチ)の円形の孔として設けられており、第2の検出孔
12は少なくとも1つ、例えば第1の検出孔11に対し周方
向に180゜ずれた位置(対称位置)に第1の検出孔11
より小径(例えば3.175mm=1/8インチ)の孔と
して1つ設けられている。なお、第1および第2の検出
孔11,12の数と配設位置は配管1内における流速分布お
よび検出管10の前後(上流側と下流側)における総圧、
静圧分布等を考慮して平均的な圧力を検出するよう決定
される。
た検出管10は配管1内を流れる流体に所要の差圧(例え
ば数十〜百mmH2 O)を発生させ得る直径、例えば2
5.4mm(1インチ)の直径を有している。この検出管
10の第1の検出孔11は少なくとも1つ、例えば同一直線
上の4つの同一直径(例えば約9.525mm=3/8イ
ンチ)の円形の孔として設けられており、第2の検出孔
12は少なくとも1つ、例えば第1の検出孔11に対し周方
向に180゜ずれた位置(対称位置)に第1の検出孔11
より小径(例えば3.175mm=1/8インチ)の孔と
して1つ設けられている。なお、第1および第2の検出
孔11,12の数と配設位置は配管1内における流速分布お
よび検出管10の前後(上流側と下流側)における総圧、
静圧分布等を考慮して平均的な圧力を検出するよう決定
される。
【0017】また、この検出管10内において、第1の導
圧管21の一端部は、プロセス配管1の中心軸線付近まで
検出管10内に挿入されるとともに、第1の検出孔11に連
通する検出管10の内部に開口し連通して検出管10の上流
側の圧力を導入するようになっており、第2の導圧管22
の一端部は、プロセス配管1の中心軸線付近まで検出管
10内に挿入されるとともに、第2の検出孔12に接続され
て検出管10の下流側の圧力を導入するようになってい
る。
圧管21の一端部は、プロセス配管1の中心軸線付近まで
検出管10内に挿入されるとともに、第1の検出孔11に連
通する検出管10の内部に開口し連通して検出管10の上流
側の圧力を導入するようになっており、第2の導圧管22
の一端部は、プロセス配管1の中心軸線付近まで検出管
10内に挿入されるとともに、第2の検出孔12に接続され
て検出管10の下流側の圧力を導入するようになってい
る。
【0018】一方、第1の導圧管21の他端部には図示し
ない高圧側発信器の受圧ダイヤフラム部が、第2の導圧
管22の他端部には図示しない低圧側発信器の受圧ダイヤ
フラム部がそれぞれ導圧検出可能な状態で接続されてい
る。これら高圧側および低圧側の発信器は、それぞれ例
えば低差圧用の電子式差圧伝送器によって構成され、第
1の導圧管21の他端部に導かれた高圧側の圧力と、第2
の導圧管22の他端部に導かれた低圧側の圧力とをそれぞ
れ電気信号に変換して図外の流量測定システムにより伝
送するようになっている。すなわち、第1および第2の
導圧管21,22は一端部より導入した圧力を他端側から測
定可能になっている。
ない高圧側発信器の受圧ダイヤフラム部が、第2の導圧
管22の他端部には図示しない低圧側発信器の受圧ダイヤ
フラム部がそれぞれ導圧検出可能な状態で接続されてい
る。これら高圧側および低圧側の発信器は、それぞれ例
えば低差圧用の電子式差圧伝送器によって構成され、第
1の導圧管21の他端部に導かれた高圧側の圧力と、第2
の導圧管22の他端部に導かれた低圧側の圧力とをそれぞ
れ電気信号に変換して図外の流量測定システムにより伝
送するようになっている。すなわち、第1および第2の
導圧管21,22は一端部より導入した圧力を他端側から測
定可能になっている。
【0019】さらに具体的には、検出管10はプロセス配
管1の周壁の一部にねじ結合され溶接された筒状の部材
41,51に摺動可能に挿入されされており、その摺動のた
めの隙間はシール手段42,52によってシールされてい
る。シール手段42は、筒状部材41の雌ねじ孔にねじ結合
した筒状のシール保持部材43と、シール保持部材43の拡
径した一端部の内方に収納されるよう検出管10の図中左
端部10a(検出管10と同径の延長パイプでもよい)に巻
き付けられたシール部材(例えば、四フッ化エチレン樹
脂を含浸した石綿糸を格子編みし、シリコンオイルで処
理したもの)44と、シール保持部材43の拡径した一端部
を閉止するようシール部材44に隣接して設けられた押え
部材45と、シール保持部材43にねじ結合し押え部材45を
介してシール部材44を締め付ける締め付け部材46とを有
している。また、シール手段52は、筒状部材41の雌ねじ
孔にねじ結合した筒状のシール保持部材53と、シール保
持部材53の内方に収納されるよう検出管10の図1中右端
部に巻き付けられたシール部材(例えば四フッ化エチレ
ン樹脂を含浸した石綿糸を格子編みしたもの)54と、シ
ール保持部材53にねじ結合してシール部材54を締め付け
る締め付け部材55とを有している。
管1の周壁の一部にねじ結合され溶接された筒状の部材
41,51に摺動可能に挿入されされており、その摺動のた
めの隙間はシール手段42,52によってシールされてい
る。シール手段42は、筒状部材41の雌ねじ孔にねじ結合
した筒状のシール保持部材43と、シール保持部材43の拡
径した一端部の内方に収納されるよう検出管10の図中左
端部10a(検出管10と同径の延長パイプでもよい)に巻
き付けられたシール部材(例えば、四フッ化エチレン樹
脂を含浸した石綿糸を格子編みし、シリコンオイルで処
理したもの)44と、シール保持部材43の拡径した一端部
を閉止するようシール部材44に隣接して設けられた押え
部材45と、シール保持部材43にねじ結合し押え部材45を
介してシール部材44を締め付ける締め付け部材46とを有
している。また、シール手段52は、筒状部材41の雌ねじ
孔にねじ結合した筒状のシール保持部材53と、シール保
持部材53の内方に収納されるよう検出管10の図1中右端
部に巻き付けられたシール部材(例えば四フッ化エチレ
ン樹脂を含浸した石綿糸を格子編みしたもの)54と、シ
ール保持部材53にねじ結合してシール部材54を締め付け
る締め付け部材55とを有している。
【0020】また、検出管10の一端部(又はその延長パ
イプでもよい)10aには直交方向に湾曲した接続パイプ
47がねじ結合されており、さらにこの接続パイプ47の下
向き端部に筒状の接続部材48および公知の管継手49を介
して四フッ化エチレン樹脂等からなる可撓性の第1のド
レーンパイプ31の連通端部31aが接続されている。この
第1のドレーンパイプ31は第1の導圧管21に連通する連
通端部31aを上端として、下方に向けて延在し、連通端
部31aより低い位置に位置する第1のドレーンパイプ31
の開放端部31bは、ドレーンポット35内に収納された液
体L、例えば水の中に浸漬されている。このドレーンポ
ット35は、第1のドレーンパイプ31内の水が第1の導圧
管21からの圧力によって液面を低下させた状態で、この
液面低下量に対応する背圧を検出管10内部および第1の
導圧管21側に付与するとともに、第1の検出孔11を通し
て検出管10内に入り凝縮した凝縮水(凝縮液)を、常時
ドレーンポット35に導くことができる。すなわち、第1
の導圧管21内で凝縮した凝縮液を前記ドレーンパイプ31
を介して常時ドレーンポットに排出できるようになって
いる。
イプでもよい)10aには直交方向に湾曲した接続パイプ
47がねじ結合されており、さらにこの接続パイプ47の下
向き端部に筒状の接続部材48および公知の管継手49を介
して四フッ化エチレン樹脂等からなる可撓性の第1のド
レーンパイプ31の連通端部31aが接続されている。この
第1のドレーンパイプ31は第1の導圧管21に連通する連
通端部31aを上端として、下方に向けて延在し、連通端
部31aより低い位置に位置する第1のドレーンパイプ31
の開放端部31bは、ドレーンポット35内に収納された液
体L、例えば水の中に浸漬されている。このドレーンポ
ット35は、第1のドレーンパイプ31内の水が第1の導圧
管21からの圧力によって液面を低下させた状態で、この
液面低下量に対応する背圧を検出管10内部および第1の
導圧管21側に付与するとともに、第1の検出孔11を通し
て検出管10内に入り凝縮した凝縮水(凝縮液)を、常時
ドレーンポット35に導くことができる。すなわち、第1
の導圧管21内で凝縮した凝縮液を前記ドレーンパイプ31
を介して常時ドレーンポットに排出できるようになって
いる。
【0021】一方、検出管10の他端部には圧力取出し部
材56が装着されており、この圧力取出し部材56には、第
1および第2の導圧管21,22の図中右端部がそれぞれ接
続されるとともに、第1および第2の導圧管21,22に対
して直交する鉛直方向に、ステンレスパイプ等からなる
高圧側および低圧側の測定配管61,62が公知の管継手5
7,58を介して接続されている。そして、この低圧側の
測定配管62を介して第2の導圧管22に連通するよう、四
フッ化エチレン樹脂等からなる可撓性の第2のドレーン
パイプ32の連通端部32aが測定配管62の鉛直方向に延在
する部分の下端にT字形の分岐管71を介して接続され、
第2のドレーンパイプ32の開放端部32bは更にそれより
低い位置で液体Lを収容するドレーンポット35内に挿入
され、液体Lに浸漬されている。ドレーンポット35は、
例えば耐蝕、耐熱性樹脂からなる容器で、液面高さの上
限を規定するドレーンホース部35aと、ドレーンパイプ
31,32の開放端部31b,32bをガイドする蓋部35bとを
有している。
材56が装着されており、この圧力取出し部材56には、第
1および第2の導圧管21,22の図中右端部がそれぞれ接
続されるとともに、第1および第2の導圧管21,22に対
して直交する鉛直方向に、ステンレスパイプ等からなる
高圧側および低圧側の測定配管61,62が公知の管継手5
7,58を介して接続されている。そして、この低圧側の
測定配管62を介して第2の導圧管22に連通するよう、四
フッ化エチレン樹脂等からなる可撓性の第2のドレーン
パイプ32の連通端部32aが測定配管62の鉛直方向に延在
する部分の下端にT字形の分岐管71を介して接続され、
第2のドレーンパイプ32の開放端部32bは更にそれより
低い位置で液体Lを収容するドレーンポット35内に挿入
され、液体Lに浸漬されている。ドレーンポット35は、
例えば耐蝕、耐熱性樹脂からなる容器で、液面高さの上
限を規定するドレーンホース部35aと、ドレーンパイプ
31,32の開放端部31b,32bをガイドする蓋部35bとを
有している。
【0022】上述のように構成された本実施例の差圧式
流量計においては、第1の導圧管21に連通する連通端部
31aおよびこれより低位置に位置する開放端部31bを有
する第1のドレーンパイプ31と、第2の導圧管22に連通
する連通端部32およびこれより低い位置に位置する開放
端部32bを有する第2のドレーンパイプ32と、第1およ
び第2のドレーンパイプ31,32の開放端部31a,32aが
それぞれ浸漬された液体Lを収容しその液体Lにより第
1および第2のドレーンパイプ31,32内を第1および第
2の導圧管21,22内と同じ圧力に維持するドレーンポッ
ト35と、が設けられているので、第1および第2の導圧
管21,22内でそれぞれ凝縮した凝縮液(凝縮水)がこれ
ら第1および第2のドレーンパイプ31,32を介して常時
ドレーンポット35に排出可能である。
流量計においては、第1の導圧管21に連通する連通端部
31aおよびこれより低位置に位置する開放端部31bを有
する第1のドレーンパイプ31と、第2の導圧管22に連通
する連通端部32およびこれより低い位置に位置する開放
端部32bを有する第2のドレーンパイプ32と、第1およ
び第2のドレーンパイプ31,32の開放端部31a,32aが
それぞれ浸漬された液体Lを収容しその液体Lにより第
1および第2のドレーンパイプ31,32内を第1および第
2の導圧管21,22内と同じ圧力に維持するドレーンポッ
ト35と、が設けられているので、第1および第2の導圧
管21,22内でそれぞれ凝縮した凝縮液(凝縮水)がこれ
ら第1および第2のドレーンパイプ31,32を介して常時
ドレーンポット35に排出可能である。
【0023】この状態において、第1の導圧管21内の圧
力に応じて第1のドレーンパイプ31内の液面がドレーン
ポット35内の液体L全体の液面より低下し、一方、第2
の導圧管22内の圧力に応じて第2のドレーンパイプ32内
の液面がドレーンポット35内の液体L全体の液面より上
昇することにより、両導圧管21,22の間の差圧に対応す
る液面高さ(水位)の差が生じるが、第1の導圧管21お
よび第2の導圧管22内には第1および第2のドレーンパ
イプ31,32を介してそれぞれ前記液面高さに対応する背
圧が与えられることになり、圧力の漏れや外部からの影
響はない状態となる。また、配管1内の有害なガスを外
部に漏らしたりすることなく、第1および第2の導圧管
21,22内で発生した凝縮液が常時確実にドレーンポット
35に排出される。したがって、第1および第2の導圧管
21,22内における凝縮液の滞留によって差圧検出不良が
発生したり、硫化物等による導圧管のつまりが発生した
りしなくなり、危険で困難な分解、清掃作業を頻繁に行
うという必要がなくなる。ちなみに、上述の脱硫装置の
場合、差圧、式流量計の分解、清掃作業は年間200時
間以上に及んでいたが、この作業を省力化することがで
きた。
力に応じて第1のドレーンパイプ31内の液面がドレーン
ポット35内の液体L全体の液面より低下し、一方、第2
の導圧管22内の圧力に応じて第2のドレーンパイプ32内
の液面がドレーンポット35内の液体L全体の液面より上
昇することにより、両導圧管21,22の間の差圧に対応す
る液面高さ(水位)の差が生じるが、第1の導圧管21お
よび第2の導圧管22内には第1および第2のドレーンパ
イプ31,32を介してそれぞれ前記液面高さに対応する背
圧が与えられることになり、圧力の漏れや外部からの影
響はない状態となる。また、配管1内の有害なガスを外
部に漏らしたりすることなく、第1および第2の導圧管
21,22内で発生した凝縮液が常時確実にドレーンポット
35に排出される。したがって、第1および第2の導圧管
21,22内における凝縮液の滞留によって差圧検出不良が
発生したり、硫化物等による導圧管のつまりが発生した
りしなくなり、危険で困難な分解、清掃作業を頻繁に行
うという必要がなくなる。ちなみに、上述の脱硫装置の
場合、差圧、式流量計の分解、清掃作業は年間200時
間以上に及んでいたが、この作業を省力化することがで
きた。
【0024】また、第2のドレーンパイプ32の開放端部
32bを、第1のドレーンパイプ31の開放端部31bと共に
ドレーンポット35内の液体Lに浸漬させているので、液
面高さの上限を規定するだけの簡単なドレーンポット35
によって、液体Lの液面を同一の背圧基準面として第1
および第2のドレーンパイプ31,32に背圧を付与するこ
とができるから、検出管10内の圧力変動があっても、高
圧側と低圧側の間の差圧を確実に得ることができ、高精
度の流量測定をすることができる。なお、高圧側か低圧
側の片方のみにドレーンパイプ31又は32を設けて凝縮液
を排出させる場合に比べて差圧検出不良や導圧管のつま
りがより確実に防止されるのは言うまでもない。
32bを、第1のドレーンパイプ31の開放端部31bと共に
ドレーンポット35内の液体Lに浸漬させているので、液
面高さの上限を規定するだけの簡単なドレーンポット35
によって、液体Lの液面を同一の背圧基準面として第1
および第2のドレーンパイプ31,32に背圧を付与するこ
とができるから、検出管10内の圧力変動があっても、高
圧側と低圧側の間の差圧を確実に得ることができ、高精
度の流量測定をすることができる。なお、高圧側か低圧
側の片方のみにドレーンパイプ31又は32を設けて凝縮液
を排出させる場合に比べて差圧検出不良や導圧管のつま
りがより確実に防止されるのは言うまでもない。
【0025】さらに、第1および第2のドレーンパイプ
31,32の連通端部31a,32aが、配管1の近傍で検出管
10に対し少なくとも一端部で略直交する接続部材を介し
て第1又は第2の導圧管に接続され、該接続状態で略鉛
直方向に向いているので、検出管10が水平方向に設置さ
れていても、凝縮液が確実にドレーンポット35に排出さ
れることになり、凝縮液の滞留による差圧検出不良が防
止される。
31,32の連通端部31a,32aが、配管1の近傍で検出管
10に対し少なくとも一端部で略直交する接続部材を介し
て第1又は第2の導圧管に接続され、該接続状態で略鉛
直方向に向いているので、検出管10が水平方向に設置さ
れていても、凝縮液が確実にドレーンポット35に排出さ
れることになり、凝縮液の滞留による差圧検出不良が防
止される。
【0026】なお、本実施例は配管1が鉛直方向に延在
し、検出管10が水平方向に向いている例であったが、本
発明は、検出管が水平配管等に挿入されて鉛直方向に向
いた場合であっても適用でき、その場合、検出管の先端
(下端)から凝縮水を常時確実に排出可能にすることが
できるので、上述の作用効果と同様の理由で、検出管の
先端に凝縮液が滞留することにより生じる差圧検出不良
や導圧管のつまりといった従来の問題を確実に解消する
ことができる。
し、検出管10が水平方向に向いている例であったが、本
発明は、検出管が水平配管等に挿入されて鉛直方向に向
いた場合であっても適用でき、その場合、検出管の先端
(下端)から凝縮水を常時確実に排出可能にすることが
できるので、上述の作用効果と同様の理由で、検出管の
先端に凝縮液が滞留することにより生じる差圧検出不良
や導圧管のつまりといった従来の問題を確実に解消する
ことができる。
【0027】また、検出管10の先端部10aを別部材と
し、既存の盲プラグ(従来例のプラグ7に相当する)を
取り付ける雌ねじ孔に対応してシール保持部材43の雄ね
じ部を、形成するとともに、低圧側の測定配管の一部に
分岐管71と同様な分岐管を設けるようにして、第1およ
び第2のドレーンパイプ31,32の接続を可能にすれば、
既存の差圧式流量計に対して、凝縮液を連続排出するこ
とのできる装置を低コストにしかも簡単に付加すること
ができ、差圧式流量計を用いるシステムの安定した連続
運転が可能になるとともに、メンテナンスコストを大幅
に削減することができる。
し、既存の盲プラグ(従来例のプラグ7に相当する)を
取り付ける雌ねじ孔に対応してシール保持部材43の雄ね
じ部を、形成するとともに、低圧側の測定配管の一部に
分岐管71と同様な分岐管を設けるようにして、第1およ
び第2のドレーンパイプ31,32の接続を可能にすれば、
既存の差圧式流量計に対して、凝縮液を連続排出するこ
とのできる装置を低コストにしかも簡単に付加すること
ができ、差圧式流量計を用いるシステムの安定した連続
運転が可能になるとともに、メンテナンスコストを大幅
に削減することができる。
【0028】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、第1の
導圧管に連通する連通端部および該連通端部より低位置
に位置する開放端部を有する第1のドレーンパイプと、
第1のドレーンパイプの開放端部が浸漬された液体を収
容し該液体により前記第1のドレーンパイプ内を前記第
1の導圧管と同じ圧力に維持するドレーンポットと、を
設け、前記第1の導圧管内で凝縮した凝縮液を前記ドレ
ーンパイプを介して常時ドレーンポットに排出可能にし
ているので、第1の導圧管内の圧力に影響を与えたり配
管内の流体を外部に漏らしたりすることなく、凝縮液が
発生し易い第1の導圧管内で発生した凝縮液を常時確実
にドレーンポットに排出することができ、凝縮液の滞留
による差圧検出不良を防止することができるとともに、
頻繁な分解、清掃作業の必要をなくしてメンテナンスコ
ストを削減することができる。その結果、差圧式流量計
により大口径配管内の流体の流量を連続して精度良く測
定することができるともに、差圧式流量計を用いるシス
テムを連続運転可能な安定したものにすることができ
る。
導圧管に連通する連通端部および該連通端部より低位置
に位置する開放端部を有する第1のドレーンパイプと、
第1のドレーンパイプの開放端部が浸漬された液体を収
容し該液体により前記第1のドレーンパイプ内を前記第
1の導圧管と同じ圧力に維持するドレーンポットと、を
設け、前記第1の導圧管内で凝縮した凝縮液を前記ドレ
ーンパイプを介して常時ドレーンポットに排出可能にし
ているので、第1の導圧管内の圧力に影響を与えたり配
管内の流体を外部に漏らしたりすることなく、凝縮液が
発生し易い第1の導圧管内で発生した凝縮液を常時確実
にドレーンポットに排出することができ、凝縮液の滞留
による差圧検出不良を防止することができるとともに、
頻繁な分解、清掃作業の必要をなくしてメンテナンスコ
ストを削減することができる。その結果、差圧式流量計
により大口径配管内の流体の流量を連続して精度良く測
定することができるともに、差圧式流量計を用いるシス
テムを連続運転可能な安定したものにすることができ
る。
【0029】また、請求項2に記載のように、第2の導
圧管に連通する連通端部および該連通端部より低い位置
に位置する開放端部を有する第2のドレーンパイプを設
け、該第2のドレーンパイプの開放端部を、前記第1の
ドレーンパイプの開放端部が浸漬された液体を収容する
ドレーンポットに、浸漬させるようにすれば、ドレーン
ポット内の液面を同一の背圧基準面として第1および第
2のドレーンパイプに背厚を付与することができ、低差
圧の場合であっても高圧側と低圧側の間の差圧を確実に
検出することができ、安定した高精度の流量測定を行う
ことができる。
圧管に連通する連通端部および該連通端部より低い位置
に位置する開放端部を有する第2のドレーンパイプを設
け、該第2のドレーンパイプの開放端部を、前記第1の
ドレーンパイプの開放端部が浸漬された液体を収容する
ドレーンポットに、浸漬させるようにすれば、ドレーン
ポット内の液面を同一の背圧基準面として第1および第
2のドレーンパイプに背厚を付与することができ、低差
圧の場合であっても高圧側と低圧側の間の差圧を確実に
検出することができ、安定した高精度の流量測定を行う
ことができる。
【0030】さらに、請求項3に記載のように、前記第
1又は第2のドレーンパイプの連通端部を、前記配管の
近傍で前記検出管に対し少なくとも一端部で略直交する
接続部材を介して前記第1又は第2の導圧管に接続し、
該接続状態で略鉛直方向に向いているようにすれば、検
出管が水平方向に設置された場合にあっても、凝縮液を
確実にドレーンポットに排出させることができ、凝縮液
の滞留による差圧検出不良を防止することができるとと
もに、頻繁な分解、清掃作業の必要をなくしてメンテナ
ンスコストを削減することができる。
1又は第2のドレーンパイプの連通端部を、前記配管の
近傍で前記検出管に対し少なくとも一端部で略直交する
接続部材を介して前記第1又は第2の導圧管に接続し、
該接続状態で略鉛直方向に向いているようにすれば、検
出管が水平方向に設置された場合にあっても、凝縮液を
確実にドレーンポットに排出させることができ、凝縮液
の滞留による差圧検出不良を防止することができるとと
もに、頻繁な分解、清掃作業の必要をなくしてメンテナ
ンスコストを削減することができる。
【図1】本発明に係る差圧式流量計の一実施例を示すそ
のシステム構成図である。
のシステム構成図である。
【図2】一実施例の差圧式流量計の検出管の内部構造を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図3】従来の差圧式流量計の構成図で、(a)は取付
け対象の配管の横断面を含み、(b)はその配管の縦断
面を含んでいる。
け対象の配管の横断面を含み、(b)はその配管の縦断
面を含んでいる。
1 配管(大口径の配管) 10 検出管 11 第1の検出孔 12 第2の検出孔 21 第1の導圧管 22 第2の導圧管 31 第1のドレーンパイプ 31a 連通端部 31b 開放端部 32 第2のドレーンパイプ 32a 連通端部 32b 開放端部 35 ドレーンポット 42,52 シール手段 49,58 継手(接続部材) L 液体
Claims (3)
- 【請求項1】内部に流体が流れる配管に対し略直交方向
に挿入されてその上流側と下流側に前記配管内の流体の
差圧を発生させるとともに、前記上流側に位置する第1
の検出孔および前記下流側に位置する第2の検出孔が形
成された検出管を備え、 前記検出管が、前記第1の検出孔に一端側で連通して前
記上流側の圧力を導入するとともに該導入圧力を他端側
から測定可能な第1の導圧管と、前記第2の検出孔に一
端側で連通して前記下流側の圧力を導入するとともに該
導入圧力を他端側から測定可能な第2の導圧管と、を有
する差圧式流量計において、 前記第1の導圧管に連通する連通端部および該連通端部
より低位置に位置する開放端部を有する第1のドレーン
パイプと、 第1のドレーンパイプの開放端部が浸漬された液体を収
容し該液体により前記第1のドレーンパイプ内を前記第
1の導圧管と同じ圧力に維持するドレーンポットと、を
設け、 前記第1の導圧管内で凝縮した凝縮液を前記ドレーンパ
イプを介して常時ドレーンポットに排出可能にしたこと
を特徴とする差圧式流量計。 - 【請求項2】前記第2の導圧管に連通する連通端部およ
び該連通端部より低い位置に位置する開放端部を有する
第2のドレーンパイプを設け、 該第2のドレーンパイプの開放端部を、前記第1のドレ
ーンパイプの開放端部が浸漬された液体を収容するドレ
ーンポットに、浸漬させたことを特徴とする請求項1に
記載の差圧式流量計。 - 【請求項3】前記第1又は第2のドレーンパイプの連通
端部が、前記配管の近傍で前記検出管に対し少なくとも
一端部で略直交する接続部材を介して前記第1又は第2
の導圧管に接続され、該接続状態で略鉛直方向に向いて
いることを特徴とする請求項1又は2に記載の差圧式流
量計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20793595A JPH0953965A (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 差圧式流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20793595A JPH0953965A (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 差圧式流量計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0953965A true JPH0953965A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16547984
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20793595A Pending JPH0953965A (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 差圧式流量計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0953965A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018500571A (ja) * | 2014-12-30 | 2018-01-11 | ディーテリヒ・スタンダード・インコーポレーテッド | 可変線サイズ平均化ピトー管 |
| CN113956966A (zh) * | 2021-10-22 | 2022-01-21 | 上海执与生物科技有限公司 | 一种生物反应器气体流量测试方法 |
-
1995
- 1995-08-15 JP JP20793595A patent/JPH0953965A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018500571A (ja) * | 2014-12-30 | 2018-01-11 | ディーテリヒ・スタンダード・インコーポレーテッド | 可変線サイズ平均化ピトー管 |
| CN113956966A (zh) * | 2021-10-22 | 2022-01-21 | 上海执与生物科技有限公司 | 一种生物反应器气体流量测试方法 |
| CN113956966B (zh) * | 2021-10-22 | 2023-08-01 | 上海执与生物科技有限公司 | 一种生物反应器气体流量测试方法 |
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