JPH0953997A - 温度検出装置 - Google Patents

温度検出装置

Info

Publication number
JPH0953997A
JPH0953997A JP7208778A JP20877895A JPH0953997A JP H0953997 A JPH0953997 A JP H0953997A JP 7208778 A JP7208778 A JP 7208778A JP 20877895 A JP20877895 A JP 20877895A JP H0953997 A JPH0953997 A JP H0953997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
light
optical fiber
changing material
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7208778A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Asada
一宏 浅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP7208778A priority Critical patent/JPH0953997A/ja
Publication of JPH0953997A publication Critical patent/JPH0953997A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成により被測定物の異常温度を容易
に検知でき、しかも被測定物の温度上昇位置をも検知で
きるようにする。 【解決手段】 光源1及び受光素子2を、光ファイバ3
により光カプラ4に接続し、光カプラ4に第1ないし第
4温度センサ6a,6b,6c,6dを光ファイバ7に
より接続し、各温度センサ6a,6b,6c,6dそれ
ぞれを、一端が開口した容器9と、中央部に透孔10を
有し容器9の開口より内部に挿入された防水キャップ1
1と、同じ感温変色材が容器9内部の防水キャップ11
との間の空間内に充填されて成り温度上昇により特定波
長の光に対して光吸収・散乱が変化し易い色に変色する
感温部13とにより構成し、各温度センサ6a,6b,
6c,6dにおける光ファイバ7の先端面それぞれと各
感温部13の感温変色材表面との距離を同じにし、光カ
プラ4における各分岐部の分岐比をそれぞれ変えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被測定物の異常
温度を検出する温度検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被測定物の温度を検知する場合に、特に
ノイズ環境下や爆発のおそれのある場所等において有効
な手段として光ファイバを用いることが従来より考えら
れており、例えば特開平4−355333号公報に記載
のように、自動的に被測定物の温度上昇を検知する装置
が提案されており、これは被監視部に取り付けられた感
温変色素子に光ファイバを介して光源から光を照射する
と共に、感温変色素子からの反射光を光ファイバを介し
て色識別素子で受光することによって被監視部の温度を
監視するというものである。
【0003】しかしながら、このような構成では、監視
或いは測定すべき点が複数になると光ファイバや光源,
色識別素子を複数設けなければならず、全体の構成の複
雑化を招く。
【0004】また、特開平3−92737号公報に記載
のように、サーマルペイント等の示温材を被測定部の温
度センサとして用い、この示温材に照明用オプチカルフ
ァイバを介して光源からの光束を照射して、示温材の温
度変化に基づいて色が変化する反射光を受光用オプチカ
ルファイバを介して色識別受光素子へ導光し、色識別受
光素子の識別信号を演算処理して色データとして警報発
生部により警報信号に応じた警報を発生するようにし、
測定部に貼着した示温材をセンサ部カバーハウジングで
覆い、又はセンサヘッドハウジング内の底面に示温材を
貼着した構造のセンサ部を有するものなどが提案されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように示
温材を用いる場合、示温材から成る温度センサが1つで
あるため、被測定物の温度が示温材の変色温度に達した
かどうかを検知することはできても、被測定物のどの部
位が温度上昇したかを知ることは不可能である。
【0006】この発明が解決しようとする課題は、簡単
な構成により被測定物の異常温度を容易に検知でき、し
かも被測定物の温度上昇位置をも検知できるようにする
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
光源からの光を光ファイバを介して被測定物近辺に設置
された複数の温度センサに導き、これらの各温度センサ
を構成する容器内には温度上昇により特定波長の光に対
し光吸収・散乱が変化し易い色に変色する同じ感温変色
材を充填しておき、前記各温度センサの感温変色材表面
での反射光を前記光ファイバ及び光分岐結合器を介して
受光素子により受光し、このときの前記各温度センサに
は同じ感温変色材を用い、前記光分岐結合器の複数の分
岐部の分岐比をそれぞれ変えておき、前記感温変色材の
変色に伴う前記反射光の強度変化を検出して前記被測定
物の温度上昇を検出するようにしたことを特徴としてい
る。
【0008】また、請求項2記載の発明は、光源と、受
光素子と、複数の温度センサと、前記光源,前記受光素
子及び前記各温度センサそれぞれに光ファイバにより接
続され前記光源からの光を前記各温度センサに異なる分
岐比で導光し前記各温度センサからの反射光を前記受光
素子に更に異なる分岐比で導光する光分岐結合器と、前
記受光素子により受光された反射光の強度変化を検出す
る識別回路とから成り、前記各温度センサそれぞれが、
一端が開口した容器と、前記容器内に感温変色材が充填
されて成り温度上昇により特定波長の光に対して光吸収
・散乱が変化し易い色に変色する感温部と、前記容器の
開口より前記容器内部に挿入され中央部に透孔を介して
温度センサ側の前記光ファイバの先端が導入された防水
キャップとにより構成され、前記各温度センサの感温変
色材には同じものが用いられ、前記各温度センサ側の前
記光ファイバそれぞれが前記感温変色材の表面からの反
射光を受けるようになっていることを特徴としている。
【0009】従って、請求項1,2記載の発明において
は、被測定物の温度上昇による感温部の感温変色材の変
色に伴い、感温変色材表面による反射光の強度が変化
し、この変化によって温度上昇が検出されるが、光分岐
結合器における各分岐部の分岐比をそれぞれ変えている
ため、受光素子が受ける各温度センサからの反射光の強
度が異なり、各温度センサの感温部の変色状況と反射光
強度との関係を予め調べておくことによって、実測した
反射光強度からどの温度センサの感温部が変色したかが
分かり、このように変色した温度センサを特定すること
により、被測定物のどの位置で温度上昇が生じたか知る
ことが可能になる。
【0010】このとき、各温度センサを請求項2記載の
ように構成することにより、従来のように複数の光源,
色識別素子等が不要になり、簡単な構成による被測定物
の異常温度の検出が可能になる。
【0011】ところで、請求項3記載のように各温度セ
ンサ側の光ファイバの先端面それぞれから光反射体まで
の距離を同じにするのが望ましい。
【0012】さらに、請求項4記載の発明は、光源から
の光を光ファイバを介して被測定物近辺に設置された複
数の温度センサに導き、これらの各温度センサを構成す
る容器内には温度上昇により特定波長の光に対し光吸収
・散乱が変化し易い色に変色する感温変色材を充填して
おき、前記各容器内にそれぞれ設けられた光反射体によ
り反射されて前記感温変色材を通過した反射光を前記光
ファイバ及び光分岐結合器を介して受光素子により受光
し、このときの前記各温度センサには同じ感温変色材を
用い、前記光分岐結合器の複数の分岐部の分岐比をそれ
ぞれ変えておき、前記感温変色材の変色に伴う前記反射
光の強度変化を検出して前記被測定物の温度上昇を検出
するようにしたことを特徴としている。
【0013】また、請求項5記載の発明は、光源と、受
光素子と、複数の温度センサと、前記光源,前記受光素
子及び前記各温度センサそれぞれに光ファイバにより接
続され前記光源からの光を前記各温度センサに異なる分
岐比で導光し前記各温度センサからの反射光を前記受光
素子に更に異なる分岐比で導光する光分岐結合器と、前
記受光素子により受光された反射光の強度変化を検出す
る識別回路とから成り、前記各温度センサそれぞれが、
一端が開口した容器と、前記容器内に感温変色材が充填
されて成り温度上昇により特定波長の光に対して光吸収
・散乱が変化し易い色に変色する感温部と、前記容器の
開口より前記容器内部に挿入され中央部に透孔を介して
温度センサ側の前記光ファイバの先端が前記感温部に導
入された防水キャップと、前記容器の底部に配設され前
記感温部に導入された前記光ファイバからの光をこの光
ファイバに反射する光反射体とにより構成され、前記各
温度センサの感温変色材には同じものが用いられ、前記
各温度センサ側の前記光ファイバの先端が前記感温変色
材中まで導入されてこの光ファイバが前記光反射体によ
り反射され前記感温変色材を通過した反射光を受けるよ
うになっていることを特徴としている。
【0014】従って、請求項4,5記載の発明において
は、被測定物の温度上昇による感温部の感温変色材の変
色に伴い、光反射体により反射され感温変色材を通過す
る反射光の強度が変化し、請求項1,2記載の発明と同
様に、簡単な構成により被測定物の異常温度を容易に検
知することができる。
【0015】このとき、請求項6記載のように各温度セ
ンサ側の光ファイバの先端面それぞれから光反射体まで
の距離を同じにし、請求項7記載のように各光反射体の
反射率を同じにするのが望ましい。
【0016】ところで、請求項8記載のように、各感温
部内に空気層を設けると、温度上昇による感温部の体積
膨張を緩和でき、容器内部の防水キャップとの間の空間
内に感温変色材を完全に充填する場合のように、膨張に
よる感温部の破損を防止することが可能になる。
【0017】一方、請求項9記載のように、各感温部に
導入された光ファイバの先端が斜めに切断されている
と、光ファイバの端面での反射を抑制できる。
【0018】ところで、請求項10記載のように、各光
ファイバのうち、光源といずれかの温度センサとを接続
する光ファイバ、或いは受光素子といずれかの温度セン
サとを接続する光ファイバが1本であり、光分岐結合器
内においてこの1本の光ファイバに残りの光ファイバの
端部が溶着されてもよく、請求項11記載のように、光
分岐結合器が光導波路タイプまたはビームスプリッタタ
イプであってもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)図1はこの発明の第1の実施形態の
概略図、図2は一部の断面図、図3は動作説明図であ
る。
【0020】装置全体の概略構成について説明すると、
図1に示すように、LEDその他の単色光源或いは白色
光源から成る光源1及びフォトトランジスタ,フォトダ
イオード等から成る受光素子2が、光ファイバ3により
光分岐結合器(以下光カプラと称する)4に接続され、
この光カプラ4に例えば4個の第1,第2,第3,第4
温度センサ6a,6b,6c,6dがそれぞれ光ファイ
バ7により接続されている。
【0021】ここで、光ファイバ3,7のうち、光源1
といずれかの温度センサ6a,6b6c,6dとを接続
する光ファイバ、或いは受光素子2といずれかの温度セ
ンサ6a,6b,6c,6dとを接続する光ファイバが
1本であり、光カプラ4内においてこの1本の光ファイ
バに残りの光ファイバの端部が例えば超音波溶着法によ
り溶着されており、各々の溶着部における溶着時間,溶
着長さ,溶着圧力などのパラメータを適宜調節ことによ
って、各溶着部での透過光及び反射光の分岐比をそれぞ
れ異なる値に制御,設定することができる。
【0022】また、光カプラ4はいわゆる光導波路タイ
プやビームスプリッタタイプのものであってもよく、こ
れらの場合には上記した各光ファイバ3,7が光カプラ
4を介して接続されることになり、前者の光導波路タイ
プでは光導波路の形状等を、後者のビームスプリッタタ
イプではスプリット角度をそれぞれ調節することによ
り、各々の分岐部における入射光及び反射光の分岐比を
それぞれ異なる値に制御,設定することができる。
【0023】そして、光源1からの光は光ファイバ3の
入射端に入射して光カプラ4,各温度センサ6a,6
b,6c,6d側の光ファイバ7を介して各温度センサ
6a,6b,6c,6dに導かれ、後述する容器9内の
感温変色材表面14での反射光が各光ファイバ7,光カ
プラ4及び光ファイバ3を介して受光素子2により受光
され、識別回路8により受光された反射光の強度変化が
検出され、被測定物の温度上昇が検出される。
【0024】ところで、各温度センサ6a,6b,6
c,6dそれぞれは図2に示すように、一端が開口した
容器9と、中央部に透孔10を有し容器9の開口より内
部に挿入されたゴムなどから成る防水キャップ11と、
それぞれ同じ感温変色材が容器9内部の防水キャップ1
1との間の空間内に空気層12を残して充填されて成り
温度上昇により特定波長の光に対して光吸収・散乱が変
化し易い色に変色する感温部13とにより構成されてお
り、各温度センサ6a,6b,6c,6dにおける光フ
ァイバ7の先端面と各感温部13の感温変色材表面14
との距離は同じに設定されており、これら各光ファイバ
7が各感温変色材表面14からの反射光を受けるように
なっている。
【0025】尚、各温度センサ6a,6b,6c,6d
の感温部13に導入された光ファイバ7の先端は斜めに
切断されており、これにより光ファイバ7の端面での反
射を抑制することができる。
【0026】ここで、光源1からの光と感温変色材との
組合わせは例えば表1に示すものが望ましく、光源1に
は白色光のほか赤色光,緑色光,黄色光などの単色光を
用いるとよく、感温変色材としては、表1に示すように
高温になることによって発色,変色,消色するものが好
ましい。
【0027】
【表1】
【0028】そして表1は、各色の入射光を使用した状
態で感温変色材の色が変化(例えば無色から赤色へ変
化)したときの、変色前,変色後における出射光の色と
出射光量とを示しており、特に出射光量は変色前を基準
としたときの変色後の光量変化を表わし、例えば“緑色
減少”とは緑色成分の光量が変化前より減少し、“緑色
増加”とは緑色成分の光量が変化前より増加することを
示している。尚、表1中の変色前とは常温時、変色後と
は例えば60℃以上の高温時の状態をそれぞれ表わして
いる。
【0029】また、感温変色材としては光源1との関係
で変色前後で光吸収が変化する材料を選択すればよく、
例えば光源1に赤色光を用いたときには、その波長域に
おいて通常吸収のない無色や赤色等から赤色光が吸収さ
れる緑色や黒色その他の色に可逆的に変化するものが望
ましく、具体的には表2に示すような材料を用いればよ
く、表2に示す如く高温になることによって無色から赤
色に変色するものとして、PSD−R(フルオラン系ロ
イコ化合物)と没食子酸ラウリルとトルエンとを用いれ
ばよいが、特に表2に示す材質に限定されるものではな
い。
【0030】
【表2】
【0031】ところで、図3示す光カプラ4の各々の分
岐部における分岐比を表3のように設定し、反射光の強
度変化を受光素子2に替わるパワーメータによって測定
した結果表4に示すようになり、ここで表3は光カプラ
4の入射側から見た各分岐部の分岐比と第1ないし第4
温度センサ6a,6b,6c,6dそれぞれからの反射
光に対する各分岐部の分岐比を示し、常に幹線側の光強
度の方が強くなるような分岐比になっており、例えば第
2温度センサ6bからの反射光について見ると、図3中
のX3,Y3と付した分岐部では、Y3と付したファイバ
が幹線となり、この幹線側の光強度の方が大きくなるよ
うな分岐比になっている。また、表3中の損失とは各分
岐部における損失を表わしている。
【0032】
【表3】
【0033】
【表4】
【0034】そして、表4の結果より、例えば受光素子
2により受光する反射光強度の変化量が2.2(dB)
であるとすると、第1温度センサ6aのみにより温度検
出されたことが分かり、受光素子2により受光する反射
光強度の変化量が4.4(dB)であるとすると、第
1,第2,第3温度センサ6a,6b,6cにより温度
検出されたことが分かり、同様に受光素子2により受光
する反射光強度の変化量が3.3(dB)であるとする
と、第2,第3温度センサ6b,6cにより温度検出さ
れたことが分かる。但し、自然冷却後、反射光の強度は
温度上昇前の状態に戻り、各温度センサ6a,6b,6
c,6dが可逆性を示すことが確認された。
【0035】従って、第1の実施形態によれば、光カプ
ラ4における各分岐部の分岐比をそれぞれ変えているた
め、受光素子2が受ける各温度センサ6a,6b,6
c,6dからの反射光の強度が異なり、各温度センサ6
a,6b,6c,6dの感温部13の変色状況と反射光
強度との関係を予め調べておくことによって、実測した
反射光強度からどの温度センサの感温部13が変色した
かが分かり、このように変色した温度センサを特定する
ことにより、被測定物が特に長尺の場合にどの位置で温
度上昇が生じたか知ることが可能になる。
【0036】また、各温度センサ6a,6b,6c,6
dを容器9,防水キャップ11,感温部13により構成
し、光源1及び受光素子2とこれら各温度センサ6a,
6b,6c,6dとを光カプラ4及び光ファイバ3,7
により接続したため、従来のように複数の光源,色識別
素子等を必要とすることがなく、簡単な構成による被測
定物の異常温度の検出が可能になる。
【0037】さらに、各温度センサ6a,6b,6c,
6dの感温部13内に空気層12が設けられているた
め、この空気層12により温度上昇による感温部13の
体積膨張を緩和することができ、容器9内部の防水キャ
ップ11との間の空間内に感温変色材を完全に充填する
場合のように、膨張による感温部13の破損を防止する
ことが可能になる。
【0038】(第2の実施形態)図4はこの発明の第2
の実施形態の一部の断面図である。
【0039】図4において、第1の実施形態を示す図1
と同一符合は同一のもの若しくは相当するものを示し、
図1と相違するのは、上記したガラス,プラスチック,
銅やアルミニウム等の金属から成る容器9内部の光ファ
イバ7の先端面が感温変色材中に位置すると共に、光フ
ァイバ7の先端面に対向する位置に、鏡やアルミニウム
箔等から成る同じ反射率の光反射体15が設けられてい
ることであり、各光ファイバ7は光反射体15により反
射されて感温変色材を通過した反射光を受けるようにな
っている。
【0040】このとき、各温度センサ6a,6b,6
c,6dの感温部13の変色前には光反射体15により
効果的に光ファイバ7に反射されていた光が、温度上昇
による感温部13の変色に伴って散乱され、光ファイバ
7への戻り光が変色前より減少するため、温度上昇によ
り反射光強度が温度上昇前よりも減少する。
【0041】そして、上記した第1の実施形態の場合と
同様に、各温度センサ6a,6b,6c,6dの感温部
13の感温変色材に同じものを使用し、各温度センサ6
a,6b,6c,6dにおける光ファイバ7の先端面と
各光反射体15との距離は同じに設定し、反射光の強度
変化を受光素子2に替わるパワーメータによって測定し
た結果表5に示すようになった。
【0042】
【表5】
【0043】従って、第2の実施形態によれば、第1の
実施形態を示す図2の場合と同等の効果を得ることがで
きる。
【0044】なお、備えるべき温度センサは上記したよ
うに4個に限るものではなく、2個,3個或いは5個以
上であってもよいのは勿論であり、各々の容器9内に感
温変色材を充填すればよい。
【0045】さらに、容器9には、上記したように銅や
アルミニウム等の金属のほか、ガラスやプラスチック等
を用いることができ、要するに感温変色材と化学的に反
応せず、流体の被測定物と化学的に反応せず、検出温度
範囲内で使用し得るという条件を満たすものであればよ
く、例えばガラスを用いると、金属に比べて熱伝導率が
低いため、温度上昇に対する緩やかな応答性を必要とす
る場合に適している。
【0046】また、容器9が透明であると、感温部13
の感温変色材の変色を外部から目視することができ、一
方容器9が不透明であれば外部からの外乱光を遮断でき
るため、検出精度を上げることが可能になる。
【0047】
【発明の効果】以上のように、請求項1,2,4,5そ
れぞれに記載の発明によれば、光分岐結合器における各
分岐部の分岐比をそれぞれ変えることによって、受光素
子が受ける各温度センサからの反射光の強度が異なるた
め、各温度センサの感温部の変色状況と反射光強度との
関係を予め調べておくことにより、実測した反射光強度
からどの温度センサの感温部が変色したかが分かり、被
測定物のどの位置で温度上昇が生じたか知ることが可能
になり、しかも従来のように構成が複雑化することを防
止でき、簡単な構成による被測定物の異常温度の検出が
可能になる。
【0048】ところで、請求項8記載のように、各感温
部内に空気層を設けることにより、温度上昇による感温
部の体積膨張を緩和でき、容器内部の防水キャップとの
間の空間内に感温変色材を完全に充填する場合のよう
に、膨張による感温部の破損を防止することが可能にな
る。
【0049】さらに、請求項9記載のように、各感温部
に導入された光ファイバの先端が斜めに切断することに
より、光ファイバの端面での反射を抑制でき、検出精度
の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態の概略図である。
【図2】この発明の第1の実施形態の一部の断面図であ
る。
【図3】この発明の第1の実施形態の動作説明図であ
る。
【図4】この発明の第2の実施形態の一部の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 光源 2 受光素子 3,7 光ファイバ 4 光カプラ(光分岐結合器) 6a,6b,6c,6d 第1,第2,第3,第4温度
センサ 8 識別回路 9 容器 10 透孔 11 防水キャップ 13 感温部 15 光反射体

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光を光ファイバを介して被測
    定物近辺に設置された複数の温度センサに導き、これら
    の各温度センサを構成する容器内には温度上昇により特
    定波長の光に対し光吸収・散乱が変化し易い色に変色す
    る同じ感温変色材を充填しておき、前記各温度センサの
    感温変色材表面での反射光を前記光ファイバ及び光分岐
    結合器を介して受光素子により受光し、このときの前記
    各温度センサには同じ感温変色材を用い、前記光分岐結
    合器の複数の分岐部の分岐比をそれぞれ変えておき、前
    記感温変色材の変色に伴う前記反射光の強度変化を検出
    して前記被測定物の温度上昇を検出するようにしたこと
    を特徴とする温度検出装置。
  2. 【請求項2】 光源と、受光素子と、複数の温度センサ
    と、前記光源,前記受光素子及び前記各温度センサそれ
    ぞれに光ファイバにより接続され前記光源からの光を前
    記各温度センサに異なる分岐比で導光し前記各温度セン
    サからの反射光を前記受光素子に更に異なる分岐比で導
    光する光分岐結合器と、前記受光素子により受光された
    反射光の強度変化を検出する識別回路とから成り、 前記各温度センサそれぞれが、一端が開口した容器と、
    前記容器内に感温変色材が充填されて成り温度上昇によ
    り特定波長の光に対して光吸収・散乱が変化し易い色に
    変色する感温部と、前記容器の開口より前記容器内部に
    挿入され中央部に透孔を介して温度センサ側の前記光フ
    ァイバの先端が導入された防水キャップとにより構成さ
    れ、前記各温度センサの感温変色材には同じものが用い
    られ、前記各温度センサ側の前記光ファイバそれぞれが
    前記感温変色材の表面からの反射光を受けるようになっ
    ていることを特徴とする温度検出装置。
  3. 【請求項3】 前記各温度センサ側の前記光ファイバの
    先端面それぞれから前記各感温部の感温変色材表面まで
    の距離が同じであることを特徴とする請求項1または2
    記載の温度検出装置。
  4. 【請求項4】 光源からの光を光ファイバを介して被測
    定物近辺に設置された複数の温度センサに導き、これら
    の各温度センサを構成する容器内には温度上昇により特
    定波長の光に対し光吸収・散乱が変化し易い色に変色す
    る感温変色材を充填しておき、前記各容器内にそれぞれ
    設けられた光反射体により反射されて前記感温変色材を
    通過した反射光を前記光ファイバ及び光分岐結合器を介
    して受光素子により受光し、このときの前記各温度セン
    サには同じ感温変色材を用い、前記光分岐結合器の複数
    の分岐部の分岐比をそれぞれ変えておき、前記感温変色
    材の変色に伴う前記反射光の強度変化を検出して前記被
    測定物の温度上昇を検出するようにしたことを特徴とす
    る温度検出装置。
  5. 【請求項5】 光源と、受光素子と、複数の温度センサ
    と、前記光源,前記受光素子及び前記各温度センサそれ
    ぞれに光ファイバにより接続され前記光源からの光を前
    記各温度センサに異なる分岐比で導光し前記各温度セン
    サからの反射光を前記受光素子に更に異なる分岐比で導
    光する光分岐結合器と、前記受光素子により受光された
    反射光の強度変化を検出する識別回路とから成り、 前記各温度センサそれぞれが、一端が開口した容器と、
    前記容器内に感温変色材が充填されて成り温度上昇によ
    り特定波長の光に対して光吸収・散乱が変化し易い色に
    変色する感温部と、前記容器の開口より前記容器内部に
    挿入され中央部に透孔を介して温度センサ側の前記光フ
    ァイバの先端が前記感温部に導入された防水キャップ
    と、前記容器の底部に配設され前記感温部に導入された
    前記光ファイバからの光をこの光ファイバに反射する光
    反射体とにより構成され、前記各温度センサの感温変色
    材には同じものが用いられ、前記各温度センサ側の前記
    光ファイバの先端が前記感温変色材中まで導入されてこ
    の光ファイバが前記光反射体により反射され前記感温変
    色材を通過した反射光を受けるようになっていることを
    特徴とする温度検出装置。
  6. 【請求項6】 前記各温度センサ側の前記光ファイバの
    先端面それぞれから前記光反射体までの距離が同じであ
    ることを特徴とする請求項1,2,4または5記載の温
    度検出装置。
  7. 【請求項7】 前記各光反射体の反射率が同じであるこ
    とを特徴とする請求項4または5記載の温度検出装置。
  8. 【請求項8】 前記各感温部内に、空気層が設けられて
    いることを特徴とする請求項2または5記載の温度検出
    装置。
  9. 【請求項9】 前記各感温部に導入された前記光ファイ
    バの先端が斜めに切断されていることを特徴とする請求
    項2,5,6または7記載の温度検出装置。
  10. 【請求項10】 前記各光ファイバのうち、前記光源と
    いずれかの前記温度センサとを接続する光ファイバ、或
    いは前記受光素子といずれかの前記温度センサとを接続
    する光ファイバが1本であり、前記光分岐結合器内にお
    いて前記1本の光ファイバに残りの光ファイバの端部が
    溶着されていることを特徴とする請求項2,5,6,
    7,8または9記載の温度検出装置。
  11. 【請求項11】 前記光分岐結合器が光導波路タイプま
    たはビームスプリッタタイプであることを特徴とする請
    求項2,5,6,7,8または9記載の温度検出装置。
JP7208778A 1995-08-16 1995-08-16 温度検出装置 Pending JPH0953997A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7208778A JPH0953997A (ja) 1995-08-16 1995-08-16 温度検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7208778A JPH0953997A (ja) 1995-08-16 1995-08-16 温度検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0953997A true JPH0953997A (ja) 1997-02-25

Family

ID=16561948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7208778A Pending JPH0953997A (ja) 1995-08-16 1995-08-16 温度検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0953997A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006258463A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Yokogawa Denshikiki Co Ltd 外力検出装置及びこれを用いた防犯システム
US7147720B2 (en) 2003-11-04 2006-12-12 Asm America, Inc. Non-contact cool-down station for wafers
US11099083B2 (en) 2019-03-14 2021-08-24 Kidde Technologies, Inc. Aircraft overheat detection through fiber optic monitoring of light reflectance changing temperature strips

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7147720B2 (en) 2003-11-04 2006-12-12 Asm America, Inc. Non-contact cool-down station for wafers
JP2006258463A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Yokogawa Denshikiki Co Ltd 外力検出装置及びこれを用いた防犯システム
US11099083B2 (en) 2019-03-14 2021-08-24 Kidde Technologies, Inc. Aircraft overheat detection through fiber optic monitoring of light reflectance changing temperature strips

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9591971B2 (en) Insertion detector for medical probe
US7209605B2 (en) Packaged optical sensors on the side of optical fibers
CA1297702C (en) Fiber-optic sensor and method of use
US4986671A (en) Three-parameter optical fiber sensor and system
JP7231689B2 (ja) 腕時計ケースの内部の相対湿度レベルを測定するためのアセンブリ
JP2005121461A (ja) 光ファイバセンサおよびそれを用いた測定装置
JPH0953997A (ja) 温度検出装置
US9395251B2 (en) Temperature sensitive body, optical temperature sensor, temperature measurement device, and heat flux measurement
JP3079958B2 (ja) 温度検出装置
Grattan Recent advances in fibre optic sensors
JP3024516B2 (ja) 温度検出装置
JPH0953996A (ja) 温度検出装置
JP3079968B2 (ja) 温度検出装置
JP2991086B2 (ja) 温度検出装置
JP3079964B2 (ja) 温度検出装置
JP2991085B2 (ja) 温度検出装置
JPH0949774A (ja) 温度検出装置
JPH07324994A (ja) 温度検出装置
JP3079981B2 (ja) 温度検出装置
JP3071645B2 (ja) 屈折率センサ
JP3000840B2 (ja) 温度検知装置
JP3329143B2 (ja) 温度検出装置
BE1007005A3 (nl) Inrichting voor het bepalen van het vermogen van een energieflux.
JP2998528B2 (ja) 温度検知装置
KR0171312B1 (ko) 광서큘레이터를 이용한 분포형 광온도센서의 광학계