JPH095424A - クラッタ抑圧回路 - Google Patents

クラッタ抑圧回路

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Publication number
JPH095424A
JPH095424A JP7148611A JP14861195A JPH095424A JP H095424 A JPH095424 A JP H095424A JP 7148611 A JP7148611 A JP 7148611A JP 14861195 A JP14861195 A JP 14861195A JP H095424 A JPH095424 A JP H095424A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
clutter
average
cell
Prior art date
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Pending
Application number
JP7148611A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Kawaguchi
優 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP7148611A priority Critical patent/JPH095424A/ja
Publication of JPH095424A publication Critical patent/JPH095424A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クラッタ信号の分散が時刻(距離)に対して
一定とならない場合であっても、セルアベレージングL
OG/CFAR処理の後にクラッタ信号が消え残ったり
又はターゲット信号が消失しかかったりすることをなく
す。 【構成】 レーダ装置により得られる入力信号Xをセル
アベレージング回路10及び平均的偏差算出回路20に
供給する。セルアベレージング回路10により算出され
たセルアベレージを平均的偏差算出回路20に供給し、
前後所定期間についてのクラッタ信号の平均的偏差を求
める。遅延回路21により処理遅延を補償したうえで加
算回路22によりセルアベレージに平均的偏差を加算
し、これによりしきい値を決定する。遅延回路11によ
り処理遅延を補償したうえでレーダ装置からの入力信号
Xからしきい値を減算回路13により減算し、増幅回路
14により増幅したうえで出力信号Yとして後段に供給
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーダ信号に含まれる
クラッタ信号を抑圧するクラッタ抑圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】レーダ装置の受信信号(レーダ信号)
は、通常、目標からの反射信号(ターゲット信号)の
他、他の物体からの反射信号(クラッタ信号)を含んで
いる。例えば、船舶用レーダ装置の場合、必要とされる
ターゲット信号は他船等からの反射信号であるが、実際
には海面反射信号(シークラッタ)や雨雲反射信号(ウ
ェザークラッタ)等がレーダ信号に含まれる。これらの
クラッタ信号を存置しておくと、レーダ信号に基づく表
示を行った場合に目標の映像を捕らえにくくなる等、使
用性に関わる問題が生じる。そのため、従来から各種ク
ラッタ抑圧方法が開発されている。
【0003】その方法の一つとして、セルアベレージン
グLOG/CFAR(Constant False Alarm Rate )な
る方法が知られている。この方法は、対数増幅されたレ
ーダ信号中のクラッタ信号が、一般的にレーダ信号の平
均値に対して一定の分散を有している点に着目した方法
である。すなわち、通常は図1(a)に示されるように
クラッタ信号の分散は時刻乃至距離によらず一定になる
から、図1(a)に示されるレーダ信号から該当レーダ
信号の平均値の定数倍の値を減ずることにより、図1
(b)に示されるようにクラッタ信号を除去できる。
【0004】図2には、この方法を用いたクラッタ抑圧
回路の構成が示されている。この図のクラッタ抑圧回路
は、セルアベレージング(信号の平均値算出)回路1
0、遅延回路11、乗算回路12、減算回路13及び増
幅回路14から構成されている。
【0005】セルアベレージング回路10は、対数増幅
されたレーダ信号を入力信号Xとして入力し、入力信号
Xの時系列{Xk :k=…−n,−n+1,…−1,
0,+1,…n−1,n,…}に基づき式(2)による
移動平均の演算を行い、時刻kにおけるレーダ信号レベ
ルの平均値Ak を求める。ただし、Nは平均化の対象と
なる入力信号Xのデータ数である。
【0006】
【数2】 ここに、平均値Ak をそのまま入力信号Xk のしきい値
にすると、Ak に含まれるクラッタ信号の分散分を除去
できない。そこで、セルアベレージング回路10で求め
られたAk を、式(3)に示すようにC×Ak なる演算
により乗算回路12にて定数倍し、クラッタ信号の分散
分だけレベル的に上げたものをしきい値Tk としてい
る。なお、Cは時刻kに依存しない固定定数である。
【0007】
【数3】 減算回路13には、このしきい値Tの他に、遅延回路1
1によって遅延された入力信号Xも入力される。遅延回
路11はセルアベレージング回路10及び乗算回路12
による処理遅延を補償するための回路であり、遅延回路
11における遅延によって、減算回路13に入力される
しきい値Tと入力信号Xが同じ時刻の値(Tk ,Xk
となる。減算回路13はXk −Tk を演算し、その結果
を時刻kの出力信号Yk として増幅回路14に供給す
る。増幅回路14は、増幅後の出力信号Yを出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法によってクラッタ抑圧を図ると、クラッタ信号
の平均値からの分散が図3(a)のように一定とならな
い状況下では、適切なしきい値を得ることができない。
すなわち、式(3)による演算では固定定数CをAk
乗算しているがゆえ、図3(b)のようにクラッタ信号
の変動が大きい範囲ではしきい値レベルが足りずクラッ
タ信号が消え残り、またクラッタ信号の変動の小さい範
囲では必要以上にしきい値が大きくなり、ターゲット信
号のレベルを余計に低下させる結果となって、ターゲッ
ト信号の検出を困難にする。
【0009】本発明は、このような問題を解決すること
を課題としてなされたものであり、クラッタ信号の変動
の程度を検出し、これを考慮したしきい値を算出するこ
とで、クラッタ信号を最適に抑圧するとともに、ターゲ
ット信号を良好に検出することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明のクラッタ抑圧回路は、時刻k(k:
整数)の前後所定範囲内に属する時刻k−i〜k−1及
びk+1〜k+i(i:自然数)におけるレーダ信号X
k-i 〜Xk-1 及びXk+1 〜Xk+i のレベルを平均化する
ことにより時刻kにおけるセルアベレージAk を求める
セルアベレージング手段と、k−i〜k−1及びk+1
〜k+iにおけるレーダ信号及びセルアベレージAk
用いて時刻k前後におけるクラッタ信号の平均的変動を
見積もる平均的偏差Dk を求める手段を備え、しきい値
k を式(1)により求めることを特徴とする。
【0011】
【数4】
【0012】
【作用】本発明においては、時刻kの前後所定範囲おけ
るレーダ信号のレベルがセルアベレージング手段によっ
て平均化され、これにより時刻kでのセルアベレージA
k が得られる。さらに、本発明においては、例えば式
(5)に示す演算により、平均的偏差Dk が求められ
る。すなわち、上記所定範囲内の各時刻においてレーダ
信号からセルアベレージが減ぜられ、その絶対値が上記
所定範囲について加算され、これをデータ数で除すこと
により平均的偏差Dk が求められる。これにより、入力
信号がセルアベレージAk を基準にどの程度のレベルで
平均的に変動しているかを把握することができる。すな
わち、クラッタ信号のようにレベルがランダムに変動す
る信号に対して、その変動具合を見積もることができ
る。セルアベレージAk と平均的偏差Dk を用いること
で、クラッタ信号の変動に応じた適切なしきい値Tk
求めることができ、従って、時刻kのレーダ信号Xk
らしきい値Tk を減ずることで、クラッタ信号を良好に
除去できる。
【0013】
【数5】
【0014】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づき
説明する。なお、図2に示される従来例と同様の構成に
は同一の符号を付し、説明を省略する。
【0015】図4には、本発明の一実施例を示すクラッ
タ抑圧回路が示されている。この図に示される回路は、
図2に示される回路の乗算回路12を加算回路22に置
き換え、さらに、平均的偏差算出回路20及び遅延回路
21を付加した構成である。
【0016】平均的偏差算出回路20は、式(5)に示
されるように、まず、セルアベレージング回路10で求
められた入力信号の平均値(セルアベレージ)Ak を入
力信号Xk から減算することで、時刻kにおける入力信
号Xk のAk からの偏差(Xk とAk の差の絶対値)を
求める。次にこの偏差を所定範囲で加算し平均化するこ
とで、入力信号XのセルアベレージAからの平均的な偏
差Dk を算出する。従って、このDk は所定範囲におけ
る入力信号Xの変動が大きいほど大きな値となり、入力
信号Xの変動が小さいほど小さい値となる。
【0017】遅延回路21は平均的偏差算出回路20に
よる処理遅延を補償するための回路であり、遅延回路2
1における遅延によって加算回路22に入力される平均
的な偏差DとセルアベレージAが同じ時刻kの値
(Dk ,Ak )となる。
【0018】加算回路22はAk +Dk を演算し、その
結果を時刻kにおける入力信号Xkに対するしきい値T
k として減算回路13に供給する。減算回路13は、遅
延回路11を介して供給される入力信号Xからしきい値
Tを減ずることにより、クラッタ信号を除去する。
【0019】従って、本実施例によれば、入力信号Xの
変動に応じて適切なしきい値Tを求めることをできるた
め、クラッタ信号の消え残りや必要以上の入力信号の抑
圧を防ぐことができ、良好なターゲット検出を可能にす
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
偏差を利用してしきい値を決めることにより、レーダ信
号の変動に応じて適切なしきい値を求めることができる
ため、クラッタ信号がレーダ信号の平均値に対して一定
の分散を有しない状況下でも良好にクラッタ信号を抑圧
し、ターゲット信号を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 セルアベレージングLOG/OFARの内容
を示す図であり、特に(a)は減算前のレーダ信号を、
(b)は減算後の信号を示す図である。
【図2】 一従来例に係るクラッタ抑圧回路の構成を示
すブロック図である。
【図3】 セルアベレージングLOG/CFARの問題
点を示す図であり、レーダ信号の平均値からの分散が一
定とならない場合の影響を示すもので、特に(a)は減
算前のレーダ信号を、(b)は減算後の信号を示す図で
ある。
【図4】 本発明の一実施例に係るクラッタ抑圧回路の
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】 10 セルアベレージング回路、11,21 遅延回
路、13 減算回路、14 増幅回路、20 平均的偏
差算出回路、22 加算回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時刻k(k:整数)の前後所定範囲内に
    属する時刻k−i〜k−1及びk+1〜k+i(i:自
    然数)におけるレーダ信号Xk-i 〜Xk-1 及びXk+1
    k+i のレベルを平均化するセルアベレージング手段
    と、平均化にて求められたセルアベレージAk に基づき
    時刻kにおけるしきい値Tk を求める手段と、しきい値
    k を時刻kのレーダ信号Xk から減ずることによりレ
    ーダ信号Xk からクラッタ信号を除去する手段と、を備
    えるクラッタ抑圧回路において、 k−i〜k−1及びk+1〜k+iにおけるレーダ信号
    及びセルアベレージを用いて時刻k前後におけるクラッ
    タ信号の平均的偏差Dk を求める手段を備え、 しきい値Tk を式(1)により求めることを特徴とする
    クラッタ抑圧回路。 【数1】
JP7148611A 1995-06-15 1995-06-15 クラッタ抑圧回路 Pending JPH095424A (ja)

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JP7148611A JPH095424A (ja) 1995-06-15 1995-06-15 クラッタ抑圧回路

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JPH095424A true JPH095424A (ja) 1997-01-10

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