JPH0954443A - 露光方法及び装置 - Google Patents

露光方法及び装置

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JPH0954443A
JPH0954443A JP7210620A JP21062095A JPH0954443A JP H0954443 A JPH0954443 A JP H0954443A JP 7210620 A JP7210620 A JP 7210620A JP 21062095 A JP21062095 A JP 21062095A JP H0954443 A JPH0954443 A JP H0954443A
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Hidemi Kawai
秀実 川井
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Original Assignee
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F9/00Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
    • G03F9/70Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography
    • G03F9/7003Alignment type or strategy, e.g. leveling, global alignment
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F9/00Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
    • G03F9/70Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レチクルの交換頻度が高くとも、スループッ
トを低下させない。 【解決手段】 レチクルアライメント顕微鏡AS1A,
AS1B内に指標マーク28A,28Bを設け、レチク
ル5の下部にアライメント照明光を遮光するシャッタ1
0A,10Bを設ける。レチクルアライメント顕微鏡A
S1A,AS1Bにより一枚目のレチクル5の基準マー
ク部材6に対する位置ずれ量を求め、アライメントセン
サAS2のベースライン量を求め、レチクル5のパター
ン中心の位置と指標マーク28A,28Bの中心位置と
の差を記憶する。2枚目以降のレチクルについては、シ
ャッタ10A,10Bを閉じた状態で、レチクル側の動
作及びウエハ側の動作を並行して行う。この場合、レチ
クルアライメント顕微鏡AS1A,AS1Bによりレチ
クルのパターン中心の位置と指標マークの中心位置との
差分を求め、この差分で既に求めたベースライン量を補
正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体素
子、液晶表示素子、撮像素子(CCD等)、又は薄膜磁
気ヘッド等を製造するためのリソグラフィー工程でマス
ク(レチクル等)等のパターンの像を感光基板(ウエハ
等)上に露光するための露光方法、及びこの露光方法が
使用される露光装置に関し、特にマスクの交換頻度が高
い場合に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】半導体素子等の製造の際に使用されるス
テッパー等の投影露光装置においては、マスクとしての
レチクルと感光基板としてのウエハ(又はガラスプレー
ト等)とを高精度に位置合わせ(アライメント)して、
レチクル上に形成された回路パターンをウエハ上のフォ
トレジスト層に露光することが求められている。そのた
め各種のアライメントセンサが使用される。
【0003】例えば、レーザ光をウエハ上のドット列状
のアライメントマークに照射し、そのマークにより回折
又は散乱された光を用いてそのマークの位置を検出する
LSA(Laser Step Alignment)方式、ハロゲンランプ
を光源とする波長帯域幅の広い光で照明して撮像したア
ライメントマークの画像データを画像処理して計測する
FIA(Field Image Alignment)方式、あるいはウエハ
上の回折格子状のアライメントマークに、同一周波数又
は周波数を僅かに変えたレーザ光を2方向から照射し、
発生した2つの回折光を干渉させ、その位相からアライ
メントマークの位置を計測するLIA(Laser Interfer
ometric Alignment )方式等のアライメントセンサがあ
る。
【0004】また、従来のアライメント方式としては、
投影光学系を介してウエハ上のアライメントマーク(ウ
エハマーク)の位置を測定するTTL(スルー・ザ・レ
ンズ)方式、及び投影光学系を介することなく直接ウエ
ハ上のウエハマークの位置を計測するオフ・アクシス方
式が主流であった。最近では、投影光学系及びレチクル
を介してレチクル上のアライメントマーク(レチクルマ
ーク)とウエハマークとの位置ずれ量を検出するTTR
(スルー・ザ・レチクル)方式も使用されている。
【0005】以上のアライメントセンサ及びアライメン
ト方式を最適に組み合わせことにより精密な位置合わせ
が実施されている。同時に従来から生産性を更に向上さ
せる要望もあり、アライメント精度を維持し、且つアラ
イメントの時間を短縮するための方策が常に求められて
いる。図4は、従来の露光方法の一例を説明するための
フローチャートを示し、この場合、レチクルのパターン
の中心を計測するためのセンサとしてレチクルアライメ
ント顕微鏡を使用し、最終的にウエハのアライメント
(ファインアライメント)行うためのアライメントセン
サとして、LSA方式でTTL方式のアライメントセン
サを用いている。この図4に示すように、先ずステップ
201において、レチクルがレチクルステージ上にロー
ディングされ、次のステップ202において、レチクル
ステージ、及びレチクルアライメント顕微鏡を用いて、
レチクル上のアライメントマークを検出するためのレチ
クルサーチが行われる。そして、次のステップ203に
おいて、ウエハステージ上の基準マーク部材上の2つの
基準マークの中心と、レチクル上の2つのアライメント
マークの中心の投影像(以下、「パターン中心」とい
う)との間隔が計測される。これがレチクルアライメン
トである。次のステップ204において、LSA方式の
アライメントセンサの検出中心とレチクルのパターン中
心との相対的な間隔であるベースライン量の検出のため
の計測が行われる。この場合、ウエハステージを移動さ
せながら、そのアライメントセンサ内の光電センサでの
受光量が最大になる位置を検出する。
【0006】以上のステップで、レチクルアライメント
及びベースライン計測等の一連の準備工程(以下「レチ
クルの準備工程」という)が終了し、次に、ウエハに関
するプリアライメント等の一連の準備工程(以下「ウエ
ハの準備工程」という)が行われる。先ず、ステップ2
05でウエハがウエハステージにロードされる。次に、
ステップ206において、ウエハの大まかな位置を検出
するためのサーチアライメントが行われ、そのLSA方
式のアライメントセンサでウエハ上のサーチアライメン
トマークが検出される。この検出結果を演算処理するこ
とによって、次のファイン・アライメントで検出される
ウエハマークの大まかな位置が検出される。即ち、ステ
ップ207でLSA方式のアライメントセンサを用いて
ウエハ上の全部のショット領域から選択された所定個数
のショット領域(サンプルショット)に付設されたウエ
ハマークの位置検出が行われ、この検出結果を統計処理
することによって、全部のショット領域の配列座標が算
出される。これはエンハスト・グローバル・アライメン
ト(以下、「EGA」という)方式のアライメント方法
である。その後、ステップ208で、ステップ204で
求めたベースライン量及びステップ207で算出された
配列座標に基づいてウエハ上の各ショット領域が順次露
光位置に位置決めされて、それぞれレチクルのパターン
像が露光される。
【0007】次に、ステップ209で1ロットのウエハ
への工程が終了したかどうかを確認し、終了した場合は
ステップ212,213でそれぞれウエハ及びレチクル
をアンロードして露光工程を終了する。ステップ209
で未露光のウエハが存在する場合は、ステップ210で
レチクルが交換される必要があるのかどうか確認し、必
要がなければステップ205Bでウエハを交換して、ウ
エハの所定の枚数が終わるまでステップ206〜208
が繰り返される。ステップ210でレチクルが交換され
る場合は、ステップ201Aでレチクルの交換が行わ
れ、先のステップ202〜204と同様にステップ20
2A〜204Aにおいて、それぞれレチクルサーチ、レ
チクルアライメント、及びベースライン計測が行われた
後、ステップ205Aでウエハの交換が行われ、再びス
テップ206に戻るシーケンスで露光が行われていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来技術によれ
ば、レチクルを交換する毎に最終的なアライメントを行
うアライメントセンサのベースライン計測を含むレチク
ルの準備工程とウエハの準備工程とが直列的に処理され
る。従って、例えばASIC(特定用途向けIC)の生
産のように、1枚のレチクルでのウエハの処理枚数が少
なく、レチクル交換の頻度が多い場合は、DRAMの生
産にように1枚のレチクルでのウエハの処理枚数が多い
場合に比べ、レチクルの準備工程及びウエハの準備工程
に要する時間の比率が高まり、所定枚数のウエハへの露
光工程のスループット(単位時間当たりのウエハの処理
枚数)が低下するという不都合がある。
【0009】本発明は斯かる点に鑑み、レチクルの交換
頻度が多い品種の生産においても、露光工程のスループ
ットが高い露光方法を提供することを目的とする。ま
た、本発明はそのような露光方法を実施できる露光装置
を提供することをも目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による露光方法
は、マスク(5)の位置決めを行うマスクステージ
(9)と、そのマスク(5)のパターンが転写される基
板(13)の位置決めを行うと共に所定の基準マーク
(16B,16A)が形成された基準マーク部材(6)
を備えた基板ステージ(15)と、を有する露光装置を
用いて、複数枚のそれぞれ転写用のパターン及びアライ
メントマーク(8A,8B)が形成されたマスク(5)
のパターンを複数枚の基板上に転写する露光方法におい
て、その複数枚のマスクの内の1枚目のマスクのパター
ンを露光対象の第1の基板上に順次転写する際に、この
1枚目のマスクをそのマスクステージ(15)上に載置
し、このマスク上から計測用の照明光(IL1A,IL
1B)を照射して、このマスクのアライメントマーク
(8A,8B)とその基板ステージ(15)上のその所
定の基準マーク(16B,16A)との位置ずれ量を検
出し(ステップ103)、この検出結果に基づいてその
所定の基準マーク(16B,16A)に対してそのマス
クの位置合わせを行い、その複数枚のマスクの内の2枚
目以降のマスクのパターンを露光対象の第2の基板上に
転写する際に、このマスク上からその計測用の照明光
(IL1A,IL1B)を照射して、このマスクのアラ
イメントマークの位置を検出する(ステップ103A)
のと並行して、このマスクとその基板との間でその計測
用の照明光(IL1A,IL1B)を遮光した状態(ス
テップ111)でその基板の位置合わせを行う(ステッ
プ107A)ものである。
【0011】斯かる本発明の露光方法によれば、2枚目
以降のマスクに関して、マスクのアライメントマークの
位置を検出するのと並行して基板の位置合わせを行うの
で、従来のように両者を直列的に処理する場合に比較し
てマスクと基板との位置合わせに要する時間が短縮され
る。即ち、従来は、マスクのアライメントマークの位置
を検出する等のマスク側の動作と、基板の位置合わせ等
の基板側の動作とが、同じ基板ステージ(15)を使用
して行われていたため、両者の動作を並行して行うこと
ができなかった。しかし、本発明では2枚目以降のマス
クのアライメントマークの位置を基板ステージ(15)
を使用することなく検出するため、マスク側の動作と基
板側の動作との並行処理が可能となった。また、マスク
のアライメントマークの位置を検出する際、従来のよう
に計測用の照明光(IL1A,IL1B)が遮光されて
いない状態では、その照明光が、例えば投影光学系を通
して基板上に照射されると基板の不必要な感光を生じる
ためにマスク側の動作と基板側の動作との並行動作がで
きなかった。しかし、本発明ではその計測用の照明光が
遮光された状態で基板の位置合わせを行うので、基板の
位置合わせがその計測用の照明光により影響されること
はない。
【0012】また、本発明による露光装置は、マスク
(5)の位置決めを行うマスクステージ(9)と、その
マスク(5)のパターンが転写される基板(13)の位
置決めを行うと共に所定の基準マーク(16B,16
A)が形成された基準マーク部材(6)を備えた基板ス
テージ(15)と、を有する露光装置において、そのマ
スクステージ(9)上に載置されるマスク(5)上から
計測用の照明光(IL1A,IL1B)を照射して、こ
のマスクのアライメントマーク(8A,8B)とその基
板ステージ(15)上のその所定の基準マーク(16
B,16A)との位置ずれ量を検出するアライメントセ
ンサ(AS1A,AS1B)と、そのマスクステージ
(9)上に載置されるマスク(5)とその基板ステージ
(15)との間に挿脱自在に配置され、このマスク
(5)とその基板ステージ(15)との間に配置された
ときにその計測用の照明光(IL1A,IL1B)を遮
光するシャッタ部材(10A,10B)と、を設けたも
のである。
【0013】斯かる本発明の露光装置によれば、計測用
の照明光(IL1A,IL1B)を遮光するシャッタ部
材(10A,10B)を設けているため、計測用の照明
光(IL1A,IL1B)を遮光することができる。従
って、上述の本発明の露光方法を実施することができ
る。この場合、そのマスクステージ(9)上に載置され
るマスク(5)上のそのアライメントセンサ(AS1
A,AS1B)内にこのマスクの位置決めの基準となる
指標マーク(28A,28B)を設けることが好まし
い。
【0014】これによれば、一枚目のマスクに対して指
標マーク(28A,28B)に対するマスク(5)のア
ライメントマーク(8A,8B)、及び基準マーク部材
(6)上の所定の基準マーク(16B,16A)との相
対的な位置ずれをアライメントセンサ(AS1A,AS
1B)内に設けた、例えば光電センサ等で計測すれば、
2枚目以降のマスクについては、アライメントセンサ
(AS1A,AS1B)でそのマスクのアライメントマ
ークと指標マーク(28A,28B)との相対的な位置
関係をその光電センサで計測すればよい。即ち、2枚目
以降のマスクのアライメントマークと基準マーク部材
(6)の所定の基準マーク(16B,16A)との相対
的な位置関係は、先に測定した1枚目のマスクに対する
計測値及び2枚目以降のマスクに対する計測値から算出
される。従って、2枚目以降のマスクに関しては基準マ
ーク部材にアライメント照明光(IL1A,IL1B)
を照射しなくてもよいため、マスク側の動作と基板側の
動作とを並列的に行える。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるアライメント
方法の実施の形態の一例につき図1〜図3を参照して説
明する。本例は、ステッパー型の投影露光装置で、1ロ
ットのウエハに順次レチクルを交換しながら露光する場
合に本発明を適用したものである。図2は、本例の投影
露光装置の全体の概略構成を示し、この図2において、
露光時には露光照明系ALからの露光用の照明光がレチ
クル5に照射され、その照明光のもとでレチクル5のパ
ターンが投影光学系18を介して例えば1/5に縮小さ
れて、フォトレジストが塗布されたウエハ13上の各シ
ョット領域に投影される。露光用の照明光としては、水
銀ランプのi線(波長:365nm)の他、エキシマレ
ーザ光(波長:248nm,193nm等)等も使用で
きる。ここで、投影光学系18の光軸AXに平行にZ軸
を取り、Z軸に垂直な平面で図2の紙面に平行にX軸
を、図2の紙面に垂直にY軸を取る。
【0016】この場合、レチクル5はレチクルステージ
9上に保持され、レチクルステージ9は、投影光学系1
8の光軸AXに垂直な平面内でX方向、Y方向、及び回
転方向(θ方向)にレチクル5の位置決めを行う。レチ
クルステージ9上に固定された不図示の移動鏡及び外部
に設置されたレーザ干渉計によりレチクルステージ9の
X座標、Y座標、及び回転角が常時計測され、計測値が
装置全体の動作を統轄制御する中央制御系(不図示)に
供給されている。レチクル5のパターン領域の近傍には
所定のレチクルマーク(不図示)が形成され、それらの
外側にはレチクルアライメント用の一対のアライメント
マーク8A,8Bも形成されている。また、レチクルス
テージ9の近傍には、レチクルを交換するための交換ア
ーム3が設置されており、レチクルが交換される際に
は、交換アーム3は前のレチクルをレチクルステージ9
上から第1のアームを介してアンロードすると共に、第
2のアームを介して新たなレチクルをレチクルステージ
9上にロードする動作を行う。
【0017】一方、ウエハ13は不図示のウエハホルダ
を介してウエハステージ15上に載置されている。ウエ
ハステージ15は投影光学系18の光軸AXに垂直な平
面内でX方向、Y方向、及び回転方向(θ方向)にウエ
ハ13の位置決めを行うと共にウエハ13の焦点方向
(Z方向)の位置決めも行う。ウエハステージ15上に
固定された移動鏡14b及び外部に設置されたレーザ干
渉計14aによりウエハステージ15(ウエハ13)の
X座標、Y座標、及び回転角が常時計測され、計測値が
中央制御系に供給されている。ウエハ13の各ショット
領域にはウエハアライメント用のドット列状のウエハマ
ークが形成されている。それらの内の1つの例えばX軸
のウエハマークをウエハマーク21で示してある。ま
た、ウエハステージ15上のウエハ13の近傍にはウエ
ハマークと同じピッチのドット列状の基準マーク等が形
成された基準マーク部材6が固定されている。図2は、
基準マーク部材6が投影光学系18の露光フィールド内
に移動され、基準マーク部材6上の基準マークがアライ
メント照明光により照明されている状態を示している。
露光時には、ウエハ13上の露光対象のショット領域が
投影光学系18の露光フィールド内に移動される。
【0018】基準マーク部材6上には、後述するレチク
ルアライメント顕微鏡用の一対の基準マーク16A,1
6B、及びLSA方式のアライメントセンサ用のドット
列状のマークからなる基準マーク17が形成されてい
る。また、ウエハステージ15の近傍には、ウエハを交
換するための交換アーム7が設置されており、ウエハが
交換される際には、交換アーム7は前のウエハを第1の
アームを介してウエハステージ15上からアンロードす
ると共に第2のアームを介して新たなウエハをウエハス
テージ15上にロードする動作を行う。
【0019】次に、本例の投影露光装置に備えられたレ
チクルアライメント顕微鏡、及びウエハアライメントセ
ンサの構成及び動作について説明する。本例の投影露光
装置には、各種のアライメントセンサが備えられている
が、図2ではその内、TTR方式の一対のレチクルアラ
イメント顕微鏡AS1A,AS1B、及びTTL方式で
且つLSA方式のX軸用のアライメントセンサAS2を
示す。なお、図2ではX軸用のアライメントセンサAS
2のみを示しているが、Y軸用のLSA方式のアライメ
ントセンサ(不図示)も設置されている。
【0020】先ず、レチクル5の上方には、一対のレチ
クルアライメント顕微鏡AS1A,AS1Bが設けられ
ている。レチクルアライメントに際しては、レチクルア
ライメント顕微鏡AS1A,AS1Bのそれぞれの照明
用ライトガイド2A,2Bの先端からそれぞれ露光用の
照明光と同じ波長域のアライメント照明光IL1A,I
L1Bが射出される。アライメント照明光IL1A,I
L1Bはそれぞれ集光レンズLA,LBを介してハーフ
プリズム21A,21Bで水平方向に反射され、基準指
標板11A,11Bを介してミラー22A,22Bに入
射し、そこでそれぞれ下方に反射された後、対物レンズ
27A,27Bを介してレチクル5の裏面側に形成され
たアライメントマーク8A,8Bに照射される。なお、
基準指標板11A,11Bについては後で説明する。
【0021】アライメント照明光の一部は、アライメン
トマーク8A,8Bで反射される。その反射光は検出光
として、入射した光路を逆戻りし、対物レンズ27A,
27B、及びミラー22A,22Bを経由して、基準指
標板11A,11Bに入射する。検出光は基準指標板1
1A,11Bを介してハーフプリズム21A,21Bに
入射し、それぞれハーフプリズム21A,21Bを透過
した後、リレーレンズ26A,26Bを介して、2次元
CCD等の撮像素子からなる光電センサ1A,1Bに入
射する。
【0022】一方、レチクル5を透過したアライメント
照明光IL1A,IL1Bは、それぞれ投影光学系18
を介してウエハステージ15上に設けられた基準マーク
部材6の基準マーク16B,16Aに照射される。な
お、レチクル5と投影光学系18との間には左右で一対
のシャッタ10A,10Bが設けられている。シャッタ
10A,10Bはレチクル5の裏面近くに、レチクル5
とほぼ水平に配置され、通常はアライメント照明光IL
1A,IL1B及び露光用照明光を遮光しない位置に退
避している。また、シャッタ10A,10Bは不図示の
駆動系によりX方向への移動自在に構成されており、そ
れぞれ必要に応じてアライメント照明光IL1A,IL
1Bを遮光できるようになっている。
【0023】アライメント照明光IL1A,IL1Bが
基準マーク16B,16Aに照射されることにより反射
光等が発生する。基準マーク16B,16Aからの反射
光等は、それぞれ検出光として入射光路を逆戻りするよ
うに、再び投影光学系18及びレチクル5を透過した
後、アライメントマーク8A,8Bからの検出光と同様
に、対物レンズ27A,27B、及びミラー22A,2
2Bを経由して、基準指標板11A,11Bに入射す
る。それらの検出光は基準指標板11A,11Bを介し
てハーフプリズム21A,21Bに入射し、それぞれハ
ーフプリズム21A,21Bを透過した後、リレーレン
ズ26A,26Bを介して、光電センサ1A,1Bに入
射する。光電センサ1A,1Bの撮像面はアライメント
照明光IL1A,IL1Bのもとで、それぞれ基準指標
板11A,11Bのマーク形成面、レチクル5のパター
ン形成面、及び基準マーク部材6上のマーク形成面と共
役となっている。
【0024】基準指標板11A,11Bは同一の構成を
もち、ほぼ円形の透明なガラス板から形成されており、
それぞれレチクルアライメント顕微鏡AS1A,AS1
Bの光軸に垂直になり、且つ基準指標板11A,11B
の中心部がその光軸付近に配置されている。また、基準
指標板11A,11B上にはそれぞれの中心部を中心と
する細い十字マークからなる指標マーク28A,28B
が形成されている。
【0025】光電センサ1Aの撮像面にはアライメント
マーク8Aの像、基準マーク16Bの像、及び指標マー
ク28Aの像の重なった像が形成され、光電センサ1B
の撮像面にはアライメントマーク8Bの像、基準マーク
16Aの像、及び指標マーク28Bの像の重なった像が
形成される。図3は、光電センサ1Aの撮像面における
状態を示し、この図3において、光電センサ21Aの撮
像面にはアライメントマーク8Aの像8AR、基準マー
ク16Bの像16BR、及び指標マーク28Aの像28
ARが、それらの中心がほぼ一致した状態で示されてい
る。実際には、これらの像位置が中心部に一致せず、ず
れが生じるので、そのずれを画像処理により求めて、レ
チクル5のパターンの中心部のずれを計測する。
【0026】また、図2において、TTL方式で且つL
SA方式のX軸のアライメントセンサAS2は、投影光
学系18の上部側面付近に設置されている。このアライ
メントセンサAS2は、レチクル5とウエハ13との最
終的な位置決めのためのウエハアライメントに使用され
る。ウエハのアライメントに際して、レーザ光源4から
射出されたレーザビームIL2は、ミラー25で水平方
向に反射され、ハーフプリズム23を透過してミラー2
4で投影光学系18の上部に向けて反射され、投影光学
系18を通過してウエハ13上のウエハマーク21付近
にほぼ垂直に照射される。その状態でウエハステージ1
5を駆動して、ウエハマーク21がそのレーザビームI
L2の照射点を横切るようにする。ウエハマーク21か
らのレーザビームIL2による回折光は、入射した光路
を逆戻りして、再び投影光学系18を通過する。投影光
学系18を通過した回折光は、ミラー24で水平方向に
反射され、ハーフプリズム23に入射する。回折光はハ
ーフプリズム23で下方に反射され、フォトダイオード
等からなる受光センサ12の受光面に入射する。この検
出信号を処理して受光センサ12に入射する光量を計測
し、光量が最も大きくなるときのウエハステージ15の
X座標が検出対象のウエハマークのX座標となる。な
お、アライメントセンサAS2のベースライン計測の場
合は、図2に示すように、基準マーク部材6が投影光学
系18の露光フィールドに移動され、基準マーク部材6
上の基準マーク17がレーザビームIL2により照明さ
れる。この場合、アライメントセンサAS2の検出中心
の基準マーク部材6に対する相対位置が計測される。
【0027】次に、本例の露光動作について説明する。
図1は、本例の露光方法を説明するためのフローチャー
トを示し、この図1に示すように、本例では2枚目以降
のレチクルを使用する際に、レチクルの準備工程とウエ
ハの準備工程とを並行に進行させる。先ずステップ10
1において、1枚目のレチクル(図2のレチクル5とす
る)が交換アーム3によってレチクルステージ9上にロ
ーディングされる。その時点では、レチクル5の外形に
対するパターニング誤差やレチクルの受け渡し時の位置
決め誤差が残っているため、2つのアライメントマーク
の中心が、それぞれレチクルアライメント顕微鏡AS1
A,AS1Bの検出領域に入っていない。従って、次の
ステップ102において、図2のレチクルステージ9を
駆動させながら、レチクルサーチを行ってレチクル5上
のアライメントマーク8A,8Bをそれぞれ対応するレ
チクルアライメント顕微鏡AS1A,AS1Bの検出領
域のほぼ中心に設定する。
【0028】次のステップ103において、シャッタ1
0A,10Bを退避させた(開いた)状態で、レチクル
アライメントを行うためにウエハステージ15を駆動し
て、基準マーク部材6上の基準マーク16A,16Bの
中心をほぼ投影光学系18の光軸AX上に位置決めす
る。そして、レチクルアライメント顕微鏡AS1A,A
S1Bを介して、基準マーク16A,16Bとアライメ
ントマーク8B,8Aとの位置ずれ量を計測する。即
ち、レチクルアライメント顕微鏡AS1A,AS1Bの
照明用ライトガイド2A,2Bからアライメント照明光
IL1A,IL1Bをアライメントマーク8A,8B及
び基準マーク部材6上の基準マーク16B,16Aに照
射し、アライメントマーク8A,8B及び基準マーク1
6B,16Aからの検出光を光電センサ1A,1Bで検
出する。光電センサ1A,1Bの受光面には、アライメ
ントマーク8A,8B、基準マーク部材6上の基準マー
ク16A,16Bの画像に加え、基準指標板11A,1
1Bの指標マーク28A,28Bの像も結像される。こ
れらの撮像信号はA/D変換を経て、デジタルで画像処
理され、アライメントマーク8A、基準マーク16B、
及び基準指標板11Aのウエハ上における第1の相対位
置関係と、アライメントマーク8B、基準マーク16
A、及び基準指標板11Bのウエハ上における第2の相
対位置関係とが中央制御系において算出される。
【0029】アライメントマーク8A,8Bとレチクル
のパターン中心との間隔、基準マーク16A,16Bと
基準マークの測定中心位置との間隔、及び基準指標板1
1A,11Bと基準指標板11A,11Bの測定中心と
の間隔はそれぞれ予め精密に測定されており、先に算出
された第1の相対位置関係と第2の相対位置関係を平均
化してレチクル5上のアライメントマーク8A,8Bの
ウエハステージ15上への投影像の中点(パターン中
心)の位置と、基準マーク16A,16Bの中点(測定
中心)の位置との相対的なずれ量が中央制御系により求
められる。更に、基準指標板11A,11B上の指標マ
ーク28A,28Bのウエハステージ上の仮想的な共役
像の中心(指標マークの中心)に対するアライメントマ
ーク8A,8Bの投影像の中点(パターン中心)のずれ
量も求められる。ここで、レチクルのパターン中心のX
方向及びY方向の位置をPA1、基準マーク16A,16
Bの測定中心の位置をPB1、基準指標板11A,11B
の指標マークの中心の位置をPC1とする。これらの位置
の差分(PA1−PC1)、及び(PA1−PB1)が中央制御
系で記憶される。なお、例えば差分(PA1−PC1)は、
X方向の成分とY方向との差分との2成分を有するが、
以下ではX方向の成分とみなして説明する。
【0030】次に、ステップ104でTTL方式のアラ
イメントセンサAS2のベースライン計測を行う。即
ち、基準マーク部材6上の別の基準マーク17がLSA
方式のアライメントセンサAS2のアライメント照明光
IL2の照射位置を通過するようにウエハステージ15
をX方向に走査して、基準マーク17からの回折光を光
電センサ12で検出してアライメント照明光IL2の照
射位置(アライメントセンサAS2の検出中心)の計測
を行う。この場合、ステップ103の状態から、基準マ
ーク17の位置がアライメントセンサAS2の検出中心
にX方向で合致するまでにウエハステージ15がX方向
に移動した距離をPD とすると、レチクル5のパターン
中心とアライメントセンサAS2の検出中心とのX方向
への間隔であるアライメントセンサAS2のベースライ
ン量B0 は、次式で求められる。
【0031】 B0 =PD −(PA1−PB1) (1) この求められたベースライン量B0 は、位置PA1と位置
C1との差(PA1−P C1)と共に中央制御系に記憶され
る。次に、ステップ105において、1ロット内の最初
のウエハ(ウエハ13とする)がウエハ交換アーム7に
よってウエハステージ15上にロードされる。この時点
ではレチクルの場合と同様に、各ショット領域のウエハ
マークの位置が、最終的なアライメント(ファインアラ
イメント)を行うアライメントセンサAS2によって迅
速に検出できる範囲に入っていない。そこで、ステップ
106において、例えばウエハ13上のサーチアライメ
ントマーク(不図示)の位置をアライメントセンサAS
2で検出し、この検出結果を処理して各ショット領域の
ウエハマークの大まかな座標を算出する。
【0032】次に、ステップ107で、例えばエンハン
スト・グローバル・アライメント(EGA)方式で、ア
ライメントセンサAS2を介してウエハのファインアラ
イメントが行われる。即ち、ウエハ13上の所定個数の
ショット領域(サンプルショット)のウエハマークの位
置がアライメントセンサAS2、及びY軸のアライメン
トセンサによって計測され、計測結果を統計処理するこ
とによって全部のショット領域の中心の配列座標が算出
される。次のステップ108において、先のステップ1
04で求めたベースライン量B0 、及びステップ107
で求めた配列座標より各ショット領域が露光位置に位置
決めされて、それぞれレチクル5のパターンが投影光学
系18を介して露光される。以上で、1枚目のウエハ1
3に対する1枚目のレチクル5のパターンを転写する工
程が終了する。
【0033】次に、ステップ109で1ロット内の全部
のウエハへの露光が終了したかどうかを確認し、終了し
た場合はステップ115でそれぞれウエハ及びレチクル
をアンロードして露光工程を終了する。全てのウエハへ
の露光が終了していない場合は、ステップ110でレチ
クルが交換される必要があるのかどうか確認する。レチ
クルの交換が必要な場合は、ステップ101Aとステッ
プ105Aとを並列に処理し、レチクルの準備工程とウ
エハの準備工程とを並行して行う。
【0034】先ず、レチクルの準備工程について説明す
る。ステップ101Aにおいてレチクルが新しいレチク
ルに交換される。次に、ステップ111において、シャ
ッタ10A,10Bが閉じられ、レチクルアライメント
顕微鏡AS1A,AS1Bのアライメント照明光IL1
A,IL1Bのウエハステージ15側への光路が遮断さ
れる。そして、ステップ102Aにおいて、先のステッ
プ102と同様にレチクルサーチが行われた後、ステッ
プ103Aにおいてレチクルアライメント顕微鏡AS1
A,AS1Bによりレチクルアライメントが行われる。
但し、このステップ103Aでは、レチクルアライメン
ト顕微鏡AS1A,AS1B内の光電センサ1A,1B
に結像したアライメントマーク8A,8B、及び基準指
標板11A,11Bの指標マーク28A,28Bの像を
画像処理して、レチクルのパターン中心と基準指標板1
1A,11Bの指標マークの中心との位置の差を求め
る。ここで、求められたレチクルのパターン中心のX方
向、Y方向の位置を位置PAjとし、指標マークの中心の
位置を位置PCjとする。そして、新しいレチクルに関す
るアライメントセンサAS2のベースライン量Bj を、
(1)式のベースライン量B0 を用いて、次式より求め
る。
【0035】 Bj =B0 +(PAj−PCj)−(PA1−PC1) (2) ここで、移動補正量ΔBを、ΔB=(PAj−PCj)−
(PA1−PC1)と置くと、ベースライン量Bj は次のよ
うになる。 Bj =B0 +ΔB (3) そして、このレチクルアライメントが終了すると、アラ
イメント照明光IL1A,IL1Bの照射が中断され
て、ステップ112でシャッタ10A,10Bが開かれ
る。
【0036】次に、ステップ105Aに続くウエハの準
備工程について説明する。ステップ111でシャッタ1
0A,10Bが閉じられるため、レチクルサーチ及びレ
チクルアライメント時のアライメント照明光が投影光学
系18の上部で遮断される。また、ベースライン量がウ
エハステージ15を駆動することなく、計算で算出され
るため、ウエハの準備工程をレチクルの準備工程と並行
する形で行うことができる。先ず、ステップ105Aで
ウエハが新しいウエハに交換され、ステップ106Aで
先のステップ106と同様にウエハサーチが行われる。
次に、ステップ107AでアライメントセンサAS2を
用いて例えばEGA方式でウエハのファインアライメン
トが行われる。
【0037】以上のレチクル及びウエハの準備工程に関
するステップが終了すると、ステップ108Aにおい
て、ステップ103Aで求められたベースライン量
j 、及びステップ107Aで求められた各ショット領
域の配列座標に基づいてウエハの各ショット領域が位置
決めされて、それぞれレチクルのパターンがウエハのシ
ョット領域にそれぞれ露光される。ステップ108Aが
終了すると、再びステップ109に戻る工程となってい
る。
【0038】一方、ステップ110でレチクルの交換が
必要でない場合は、ステップ105Bに移行してウエハ
が交換された後、ステップ106Bに移行し、ステップ
106Bでステップ106Aと同様にウエハサーチが行
われ、次のステップ107Bでステップ107Aと同様
にウエハアライメントが行われる。その後、ステップ1
08Aの露光ステップに移行する。そして、同一のレチ
クルを使用して所定の枚数のウエハの露光が終わるまで
ステップ105B〜107B,108Aが繰り返され
る。
【0039】以上、本例によれば、前のレチクルの位置
と新しいレチクルの位置との差をレチクルアライメント
顕微鏡AS1A,AS1Bの基準指標板11A,11B
の指標マークを介して求め、もとのベースライン量に対
して補正として加えている。従って、レチクルの準備工
程において、ウエハステージが使用されていないため
に、レチクル、ウエハ各々独立に露光への準備工程を進
めることが可能となる。また、レチクルサーチ、レチク
ルアライメント中は、図2に示すシャッタ10A,10
Bが閉じられているので、アライメント照明光IL1
A,IL1Bはウエハ上に到達しない。従来のようにア
ライメント照明光が、例えば投影光学系18を通してウ
エハ13上に照射されるとウエハの不必要な感光を生じ
るためにレチクル側の動作とウエハ側の動作との並行動
作ができなかった。しかし、本発明ではアライメント照
明光IL1A,IL1Bをシャッタ10A,10Bによ
り遮光した状態でウエハの位置合わせを行うので、ウエ
ハがそのアライメント照明光IL1A,IL1Bで露光
されることはない。このこともレチクルの準備工程と、
ウエハの準備工程との並行動作を可能としている。
【0040】また、レチクルの準備工程及びウエハの準
備工程に要する全体の時間は、ほぼレチクルの準備工程
のみの時間と同程度になり、従来例と比べてウエハの準
備工程に要する時間が省略されたと同等になる。従っ
て、特にASIC(特定用途向けIC)の製造の際の露
光工程のようにレチクルの交換頻度が高い場合にも、露
光工程のスループットが低下しない生産が可能となる。
【0041】なお、上述の実施の形態では、ウエハの最
終的なアライメントセンサとしてLSA方式のアライメ
ントセンサを使用したが、FIA方式等のアライメント
センサに対しても同様に適用できる。なお、本発明は上
述の実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々の構成を取り得る。
【0042】
【発明の効果】本発明の露光方法によれば、2枚目以降
のマスクに関して、マスクのアライメントマークの位置
を検出するのと並行して基板の位置合わせを行うので、
従来のように両者を直列的に処理する場合に比較してマ
スクと基板との位置合わせに要する時間が短縮され、ス
ループット(生産性)が高い利点がある。この場合、計
測用の照明光が遮光された状態で基板の位置合わせを行
うので、計測用の照明光が例えば投影光学系を介して基
板上に照射されることにより基板が不必要に感光される
等の弊害も生じない。
【0043】また、本発明の露光装置によれば、計測用
の照明光を遮光するシャッタ部材を設けているため、随
時そのシャッタ部材で計測用の照明光を遮光することが
できる。従って、簡単な機構で照明光を遮光できる。ま
た、マスクステージ上に載置されるマスク上のアライメ
ントセンサ内にこのマスクの位置決めの基準となる指標
マークを設ける場合には、一枚目のマスクに対して指標
マークに対するマスクのアライメントマーク、及び基準
マーク部材上の所定の基準マークとの相対的な位置ずれ
を計測すれば、2枚目以降のマスクについては、アライ
メントセンサでそのマスクのアライメントマークと指標
マークとの相対的な位置関係をその光電センサで計測す
ればよい。従って、2枚目以降のマスクに関しては基準
マーク部材にアライメント照明光を照射しなくてもよい
ため、簡単な構成で、マスク側の動作と基板側の動作と
を並列的に行える利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による露光方法の実施の形態の一例を示
すフローチャートである。
【図2】本発明によるアライメント方法の実施の形態で
使用される投影露光装置の一例を示す概略構成図であ
る。
【図3】図2のレチクルアライメント顕微鏡AS1Aの
光電センサ1Aに撮像された像を示す図である。
【図4】従来のアライメント方法の一例を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1A,1B 光電センサ 2A,2B 照明用ライトガイド 3 交換アーム(レチクル用) 4 レーザ光源 5 レチクル 6 基準マーク部材 7 交換アーム(ウエハ用) 8A,8B アライメントマーク 9 レチクルステージ 10A,10B シャッタ 11A,11B 基準指標板 12 光電センサ 13 ウエハ 15 ウエハステージ AS1A,AS1B レチクルアライメント顕微鏡 AS2 LSA方式のアライメントセンサ 16A,16B 基準マーク 17 基準マーク 28A,28B 指標マーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスクの位置決めを行うマスクステージ
    と、前記マスクのパターンが転写される基板の位置決め
    を行うと共に所定の基準マークが形成された基準マーク
    部材を備えた基板ステージと、を有する露光装置を用い
    て、複数枚のそれぞれ転写用のパターン及びアライメン
    トマークが形成されたマスクのパターンを複数枚の基板
    上に順次転写する露光方法において、 前記複数枚のマスクの内の1枚目のマスクのパターンを
    露光対象の第1の基板上に転写する際に、該1枚目のマ
    スクを前記マスクステージ上に載置し、該マスク上から
    計測用の照明光を照射して、該マスクのアライメントマ
    ークと前記基板ステージ上の前記所定の基準マークとの
    位置ずれ量を検出し、該検出結果に基づいて前記所定の
    基準マークに対して前記マスクの位置合わせを行い、 前記複数枚のマスクの内の2枚目以降のマスクのパター
    ンを露光対象の第2の基板上に転写する際に、該マスク
    上から前記計測用の照明光を照射して、該マスクのアラ
    イメントマークの位置を検出するのと並行して、前記マ
    スクと前記第2の基板との間で前記計測用の照明光を遮
    光した状態で前記第2の基板の位置合わせを行うことを
    特徴とする露光方法
  2. 【請求項2】 マスクの位置決めを行うマスクステージ
    と、前記マスクのパターンが転写される基板の位置決め
    を行うと共に所定の基準マークが形成された基準マーク
    部材を備えた基板ステージと、を有する露光装置におい
    て、 前記マスクステージ上に載置されるマスク上から計測用
    の照明光を照射して、該マスクのアライメントマークと
    前記基板ステージ上の前記所定の基準マークとの位置ず
    れ量を検出するアライメントセンサと、 前記マスクステージ上に載置されるマスクと前記基板ス
    テージとの間に挿脱自在に配置され、該マスクと前記基
    板ステージとの間に配置されたときに前記計測用の照明
    光を遮光するシャッタ部材と、を設けたことを特徴とす
    る露光装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の露光装置であって、 前記マスクステージ上に載置されるマスク上の前記アラ
    イメントセンサ内に該マスクの位置決めの基準となる指
    標マークを設けたことを特徴とする露光装置。
JP7210620A 1995-08-18 1995-08-18 露光方法及び装置 Withdrawn JPH0954443A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103713472A (zh) * 2013-12-18 2014-04-09 合肥京东方光电科技有限公司 一种自动安装掩模板系统
KR20150120530A (ko) * 2004-02-02 2015-10-27 가부시키가이샤 니콘 스테이지 구동 방법 및 스테이지 장치, 노광 장치, 그리고 디바이스 제조 방법
JP2016058452A (ja) * 2014-09-05 2016-04-21 キヤノン株式会社 検出装置、計測装置、露光装置、物品の製造方法、および計測方法

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JP2016058452A (ja) * 2014-09-05 2016-04-21 キヤノン株式会社 検出装置、計測装置、露光装置、物品の製造方法、および計測方法

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