JPH0954654A - ポインティングデバイス - Google Patents
ポインティングデバイスInfo
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- JPH0954654A JPH0954654A JP7209765A JP20976595A JPH0954654A JP H0954654 A JPH0954654 A JP H0954654A JP 7209765 A JP7209765 A JP 7209765A JP 20976595 A JP20976595 A JP 20976595A JP H0954654 A JPH0954654 A JP H0954654A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 X方向及びY方向に対して任意の角度回転し
た斜め方向にスティック部を押圧したときスティック部
先端の変化量を正確に検出できない。 【解決手段】 歪みゲージは、上記基板の中心部を中心
として放射状に延在する複数の放射状延在部を有するた
め、互いに直交するX方向,Y方向から任意の角度回転
した斜め方向にスティック部を押圧したとき、いずれか
の放射状延在部の延在方向と上記押圧方向とが略同一方
向となり、この放射状延在部でスティック部先端の変位
量に応じた抵抗値変化量が得られ、スティック部先端の
変位方向及び変化量を正確に検出できる。
た斜め方向にスティック部を押圧したときスティック部
先端の変化量を正確に検出できない。 【解決手段】 歪みゲージは、上記基板の中心部を中心
として放射状に延在する複数の放射状延在部を有するた
め、互いに直交するX方向,Y方向から任意の角度回転
した斜め方向にスティック部を押圧したとき、いずれか
の放射状延在部の延在方向と上記押圧方向とが略同一方
向となり、この放射状延在部でスティック部先端の変位
量に応じた抵抗値変化量が得られ、スティック部先端の
変位方向及び変化量を正確に検出できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポインティングデバ
イスに係り、特に例えばコンピュータのディスプレイ上
のポインタ又はカーソルをディスプレイ画面上の任意の
位置へ移動させるのに用いられるポインティングデバイ
スに関する。
イスに係り、特に例えばコンピュータのディスプレイ上
のポインタ又はカーソルをディスプレイ画面上の任意の
位置へ移動させるのに用いられるポインティングデバイ
スに関する。
【0002】一般に、データ処理におけるデータの入出
力は、対話的に行われることが多い。例えば、コンピュ
ータのキーボードから入力を行い、CRT等のディスプ
レイ画面上に文字や図形等のデータを表示しながら、ポ
インティングデバイスを操作してディスプレイ画面上の
ポインタ又はカーソルを任意の位置へ移動することが行
われる。ポインティングデバイスとしては、デジタイ
ザ、マウス、ライトペン、トラックボール等が含まれ
る。このような対話的なデータの入出力は、図形等のデ
ータを処理する計算機援用設計(CAD:Comput
er AidedDesign)、製造支援システム
(CAM:Computer AidedManufa
cturing)、シミュレーション等の分野で良く行
われる。
力は、対話的に行われることが多い。例えば、コンピュ
ータのキーボードから入力を行い、CRT等のディスプ
レイ画面上に文字や図形等のデータを表示しながら、ポ
インティングデバイスを操作してディスプレイ画面上の
ポインタ又はカーソルを任意の位置へ移動することが行
われる。ポインティングデバイスとしては、デジタイ
ザ、マウス、ライトペン、トラックボール等が含まれ
る。このような対話的なデータの入出力は、図形等のデ
ータを処理する計算機援用設計(CAD:Comput
er AidedDesign)、製造支援システム
(CAM:Computer AidedManufa
cturing)、シミュレーション等の分野で良く行
われる。
【0003】近年、データ処理やオフィスオートメーシ
ョン(OA)の分野においても、データの入力装置とし
てキーボードの他にポインティングデバイスを用い、ポ
インティングデバイスの使用を必須とする対話的な操作
に応じて処理を行うオペレーティングシステム(OS)
やアプリケーションソフトウェアがそれらの操作性の良
さから増加しつつある。例えば、ウィンドウ操作やアイ
コン操作がこれらの対話的な操作の一例である。
ョン(OA)の分野においても、データの入力装置とし
てキーボードの他にポインティングデバイスを用い、ポ
インティングデバイスの使用を必須とする対話的な操作
に応じて処理を行うオペレーティングシステム(OS)
やアプリケーションソフトウェアがそれらの操作性の良
さから増加しつつある。例えば、ウィンドウ操作やアイ
コン操作がこれらの対話的な操作の一例である。
【0004】一方、コンピュータは、コンピュータ本体
とキーボードとディスプレイとが夫々独立したデスクト
ップタイプのものに限らず、最近ではコンピュータ本体
とキーボードとディスプレイとが一体となったラップト
ップタイプ、ノートブックタイプやパームトップタイプ
等の携帯用コンピュータも急増している。ラップトップ
タイプ等の携帯用コンピュータは、軽量で小型であるた
め、携帯に便利である。
とキーボードとディスプレイとが夫々独立したデスクト
ップタイプのものに限らず、最近ではコンピュータ本体
とキーボードとディスプレイとが一体となったラップト
ップタイプ、ノートブックタイプやパームトップタイプ
等の携帯用コンピュータも急増している。ラップトップ
タイプ等の携帯用コンピュータは、軽量で小型であるた
め、携帯に便利である。
【0005】しかし、ラップトップタイプ等の携帯用コ
ンピュータの出現により、ポインティングデバイスの使
用環境が拡大された。つまり、デスクトップタイプのコ
ンピュータでは、ポインティングテバイスをコンピュー
タと同様に机の上に載置して操作すれば良かったが、携
帯用コンピュータでは、コンピュータを膝又は掌の上に
載せた状態でポインティングデバイスを操作する必要が
ある。
ンピュータの出現により、ポインティングデバイスの使
用環境が拡大された。つまり、デスクトップタイプのコ
ンピュータでは、ポインティングテバイスをコンピュー
タと同様に机の上に載置して操作すれば良かったが、携
帯用コンピュータでは、コンピュータを膝又は掌の上に
載せた状態でポインティングデバイスを操作する必要が
ある。
【0006】このため、携帯用コンピュータで使用され
るポインティングデバイスは、従来のデスクトップタイ
プのコンピュータで使用されているマウスやデジタイザ
等のように設置面積を必要とせず、携帯用コンピュータ
内に組み込むことが望ましい。又、デスクトップタイプ
のコンピュータにおいても、机の上の設置面積を小さく
する要求はあり、この要求を満足するにはポインティン
グデバイスをコンピュータ内に組み込むことが望まし
い。
るポインティングデバイスは、従来のデスクトップタイ
プのコンピュータで使用されているマウスやデジタイザ
等のように設置面積を必要とせず、携帯用コンピュータ
内に組み込むことが望ましい。又、デスクトップタイプ
のコンピュータにおいても、机の上の設置面積を小さく
する要求はあり、この要求を満足するにはポインティン
グデバイスをコンピュータ内に組み込むことが望まし
い。
【0007】
【従来の技術】本出願人は特願平6−222234号に
より、図9,図10に示す如きポインティングデバイス
を提案した。図9において、ポインティングデバイスは
基板1及びスティック部2からなる。基板1は例えば樹
脂等の柔軟性を有する絶縁材料からなり、大略十字形形
状をしており、この基板1の上面及び下面は、夫々平坦
である。又、スティック部2も例えば樹脂等の柔軟性を
有する材料からなる。スティック部2は接着剤等により
基板1の中心部分に固定される。基板1及びスティック
部2が夫々柔軟性を有するので、操作者が指先でスティ
ック部2の先端に力を加えることにより、容易にスティ
ック部2を矢印で示すようにX,Y方向を含む任意の方
向へ変位させることができる。
より、図9,図10に示す如きポインティングデバイス
を提案した。図9において、ポインティングデバイスは
基板1及びスティック部2からなる。基板1は例えば樹
脂等の柔軟性を有する絶縁材料からなり、大略十字形形
状をしており、この基板1の上面及び下面は、夫々平坦
である。又、スティック部2も例えば樹脂等の柔軟性を
有する材料からなる。スティック部2は接着剤等により
基板1の中心部分に固定される。基板1及びスティック
部2が夫々柔軟性を有するので、操作者が指先でスティ
ック部2の先端に力を加えることにより、容易にスティ
ック部2を矢印で示すようにX,Y方向を含む任意の方
向へ変位させることができる。
【0008】図9及び図10に示す如く、基板1の外周
部には取付け用の穴4が形成されている。また、図10
に示すように、基板1の下面1Aには4個の歪みゲージ
3が形成されている。これら4個の歪みゲージ3は、夫
々スティック部2の+X方向、−X方向、+Y方向及び
−Y方向への変位及び変位量を検出するために設けられ
ている。
部には取付け用の穴4が形成されている。また、図10
に示すように、基板1の下面1Aには4個の歪みゲージ
3が形成されている。これら4個の歪みゲージ3は、夫
々スティック部2の+X方向、−X方向、+Y方向及び
−Y方向への変位及び変位量を検出するために設けられ
ている。
【0009】操作者が指先でスティック部2の先端部に
力を加えてスティック部2を図10中例えば右方向(+
X方向)へ傾けると、同図中右側の歪みゲージ3は引っ
張り歪みが生じ、左側の歪みゲージ3には圧縮歪みが生
じる。このように、歪みゲージ3に歪みが生じると、歪
みゲージ3の抵抗値が歪みに応じた分変化する。そこ
で、各歪みゲージ3の抵抗値の変化を検出することで、
スティック部2の先端部に加えられた力の大きさ及び方
向、即ち、ディスプレイ画面上のカーソル又はポインタ
の移動方向及び移動距離を知ることができる。
力を加えてスティック部2を図10中例えば右方向(+
X方向)へ傾けると、同図中右側の歪みゲージ3は引っ
張り歪みが生じ、左側の歪みゲージ3には圧縮歪みが生
じる。このように、歪みゲージ3に歪みが生じると、歪
みゲージ3の抵抗値が歪みに応じた分変化する。そこ
で、各歪みゲージ3の抵抗値の変化を検出することで、
スティック部2の先端部に加えられた力の大きさ及び方
向、即ち、ディスプレイ画面上のカーソル又はポインタ
の移動方向及び移動距離を知ることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来は、略十字型形状
の基板1に4つの歪みゲージ3を形成しているため、ス
ティック部2が±X方向、又は±Y方向に押圧されたと
きは、対応する歪みゲージ3に引っ張り力、圧縮力が加
わり理論通りの抵抗変化が生じる。しかしスティック部
2が上記±X方向,±Y方向に対して任意の角度回転し
た斜め方向に押圧された場合、各歪みゲージ3には引っ
張り力,圧縮力の他にねじれ力が加わるため、スティッ
ク部先端の変位量に応じた効果的な抵抗値変化量が得ら
れず、押圧力に応じたディスプレイ画面上のカーソル又
はポインタの移動を行うことができないという問題があ
った。
の基板1に4つの歪みゲージ3を形成しているため、ス
ティック部2が±X方向、又は±Y方向に押圧されたと
きは、対応する歪みゲージ3に引っ張り力、圧縮力が加
わり理論通りの抵抗変化が生じる。しかしスティック部
2が上記±X方向,±Y方向に対して任意の角度回転し
た斜め方向に押圧された場合、各歪みゲージ3には引っ
張り力,圧縮力の他にねじれ力が加わるため、スティッ
ク部先端の変位量に応じた効果的な抵抗値変化量が得ら
れず、押圧力に応じたディスプレイ画面上のカーソル又
はポインタの移動を行うことができないという問題があ
った。
【0011】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
X方向及びY方向に対して任意の角度回転した斜め方向
にスティック部を押圧したときスティック部先端の変位
方向及び変位量を正確に検出できるポインティングデバ
イスを提供することを目的とする。
X方向及びY方向に対して任意の角度回転した斜め方向
にスティック部を押圧したときスティック部先端の変位
方向及び変位量を正確に検出できるポインティングデバ
イスを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、平坦な上面と下面を有し、柔軟性を有する基板と、
上記基板の上面及び下面のうち少なくとも一方の面に形
成された歪みゲージと、基部が上記基板の上面の中心部
分に接続され、上記上面に対して垂直に延在すると共
に、先端部が任意な方向に変位可能なスティック部とか
らなり、上記スティック部の先端部の変位方向及び変位
量を上記歪みゲージの出力から検出するポインティング
デバイスにおいて、上記歪みゲージは、上記基板の中心
部を中心として放射状に延在する複数の放射状延在部を
有する。
は、平坦な上面と下面を有し、柔軟性を有する基板と、
上記基板の上面及び下面のうち少なくとも一方の面に形
成された歪みゲージと、基部が上記基板の上面の中心部
分に接続され、上記上面に対して垂直に延在すると共
に、先端部が任意な方向に変位可能なスティック部とか
らなり、上記スティック部の先端部の変位方向及び変位
量を上記歪みゲージの出力から検出するポインティング
デバイスにおいて、上記歪みゲージは、上記基板の中心
部を中心として放射状に延在する複数の放射状延在部を
有する。
【0013】このため、互いに直交するX方向,Y方向
から任意の角度回転した斜め方向にスティック部を押圧
したとき、いずれかの放射状延在部の延在方向と上記押
圧方向とが略同一方向となり、この放射状延在部でステ
ィック部先端の変位量に応じた抵抗値変化量が得られ、
スティック部先端の変位方向及び変化量を正確に検出で
き、これによってスティック部先端の変位方向及び変化
量に対応して、正確にカーソル又はポインタを移動でき
る。
から任意の角度回転した斜め方向にスティック部を押圧
したとき、いずれかの放射状延在部の延在方向と上記押
圧方向とが略同一方向となり、この放射状延在部でステ
ィック部先端の変位量に応じた抵抗値変化量が得られ、
スティック部先端の変位方向及び変化量を正確に検出で
き、これによってスティック部先端の変位方向及び変化
量に対応して、正確にカーソル又はポインタを移動でき
る。
【0014】請求項2に記載の発明では、前記基板は、
円盤状であり、上記基板の周縁を固定する円環状の固定
部を設ける。このため、スティック部を押圧したときス
ティック部先端の変位に応じた正確な基板の弾性変形を
発生できる。
円盤状であり、上記基板の周縁を固定する円環状の固定
部を設ける。このため、スティック部を押圧したときス
ティック部先端の変位に応じた正確な基板の弾性変形を
発生できる。
【0015】請求項3に記載の発明は、前記歪みゲージ
は蒸着又はスパッタにより形成した金属薄膜である。こ
のため、歪みゲージを均一な膜厚の薄膜として形成で
き、歪みに応じた正確な抵抗値変化を発生することがで
きる。
は蒸着又はスパッタにより形成した金属薄膜である。こ
のため、歪みゲージを均一な膜厚の薄膜として形成で
き、歪みに応じた正確な抵抗値変化を発生することがで
きる。
【0016】請求項4に記載の発明では、前記基板は、
前記スティック部の接続部に対応する下面の中心部に部
分球状の凸部を有し、前記歪みゲージは上記基板の下面
に形成し、上記基板の凸部と前記固定部とに上記歪みゲ
ージの接続用電極を設け、上記固定部が固定されるサポ
ート基板上の電極端子と上記接続用電極とを接続する。
前記スティック部の接続部に対応する下面の中心部に部
分球状の凸部を有し、前記歪みゲージは上記基板の下面
に形成し、上記基板の凸部と前記固定部とに上記歪みゲ
ージの接続用電極を設け、上記固定部が固定されるサポ
ート基板上の電極端子と上記接続用電極とを接続する。
【0017】このため、部分球状の凸部によってスティ
ック部を押圧したときスティック部先端の変位に応じた
正確な基板の弾性変形を発生でき、かつ歪みゲージと信
号処理回路を設けたサポート基板とを簡単な構成で接続
することができる。請求項5に記載の発明では、前記基
板はシリコン基板であり、前記歪みゲージは拡散抵抗で
ある。
ック部を押圧したときスティック部先端の変位に応じた
正確な基板の弾性変形を発生でき、かつ歪みゲージと信
号処理回路を設けたサポート基板とを簡単な構成で接続
することができる。請求項5に記載の発明では、前記基
板はシリコン基板であり、前記歪みゲージは拡散抵抗で
ある。
【0018】このため、ピエゾ効果によって、歪みゲー
ジはスティック部先端の変位に応じた大きな抵抗値変化
を発生することができ、大きな検出信号レベルを得るこ
とができ、弾性変形の繰り返しによる疲労がなく再現性
が極めて高くなる。請求項6に記載の発明は、前記シリ
コン基板にスティック部を挿通する貫通孔を異方性エッ
チングにより形成する。
ジはスティック部先端の変位に応じた大きな抵抗値変化
を発生することができ、大きな検出信号レベルを得るこ
とができ、弾性変形の繰り返しによる疲労がなく再現性
が極めて高くなる。請求項6に記載の発明は、前記シリ
コン基板にスティック部を挿通する貫通孔を異方性エッ
チングにより形成する。
【0019】このため、位置及び大きさが正確な貫通孔
を形成でき、また、歪みゲージの形成と同時に貫通孔を
形成できて手間がかからない。請求項7に記載の発明
は、前記シリコン基板を固定するための円環状のホルダ
を有する。
を形成でき、また、歪みゲージの形成と同時に貫通孔を
形成できて手間がかからない。請求項7に記載の発明
は、前記シリコン基板を固定するための円環状のホルダ
を有する。
【0020】このため、スティック部を押圧したときス
ティック部先端の変位に応じた正確なシリコン基板の弾
性変形を発生できる。
ティック部先端の変位に応じた正確なシリコン基板の弾
性変形を発生できる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明のポインテ
ィングデバイスの第1実施例の斜視図、縦断面図を示
す。両図中、ポインティングデバイスは基板10と、ス
ティック部11と、固定部12とより大略構成されてい
る。
ィングデバイスの第1実施例の斜視図、縦断面図を示
す。両図中、ポインティングデバイスは基板10と、ス
ティック部11と、固定部12とより大略構成されてい
る。
【0022】基板10は例えば樹脂等の柔軟性を有する
絶縁材料を円盤状に形成している。スティック部11も
例えば樹脂等の材料を柱状に形成したもので基板10の
中心位置に立設されている。基板10の周縁には円環状
の固定部12が一体形成されている。この固定部12も
樹脂であるが、肉厚であるため剛性を有している。
絶縁材料を円盤状に形成している。スティック部11も
例えば樹脂等の材料を柱状に形成したもので基板10の
中心位置に立設されている。基板10の周縁には円環状
の固定部12が一体形成されている。この固定部12も
樹脂であるが、肉厚であるため剛性を有している。
【0023】基板10の一面、例えばスティック部11
が設けられる面10aには図3の平面図に示す如く、歪
みゲージパターン14a〜14hが形成されている。歪
みゲージパターン14a〜14hは夫々が放射状延在部
であり、円盤状の基板10の中心から周縁に向けて放射
状かつ等角度(45度)間隔で設けられ、例えばCu−
Ni薄膜を蒸着により2000Å成膜し、フォトリソエ
ッチングにより形成した後、アクリル系樹脂又はポリイ
ミド等の保護膜で覆っている。
が設けられる面10aには図3の平面図に示す如く、歪
みゲージパターン14a〜14hが形成されている。歪
みゲージパターン14a〜14hは夫々が放射状延在部
であり、円盤状の基板10の中心から周縁に向けて放射
状かつ等角度(45度)間隔で設けられ、例えばCu−
Ni薄膜を蒸着により2000Å成膜し、フォトリソエ
ッチングにより形成した後、アクリル系樹脂又はポリイ
ミド等の保護膜で覆っている。
【0024】歪みゲージパターン14a〜14c,14
d〜14h夫々の中心側の一端は電極15a,15b夫
々に共通に接続され、周縁側の他端は電極16a〜16
h夫々に接続されている。ここで、スティック部11の
先端を図2,図3に示すX方向に倒すよう押圧すると、
基板10は図2に一点鎖線で示すように弾性変形し、歪
みゲージパターン14cに圧縮歪みが生じて抵抗値が減
小し、歪みゲージパターン14gに引っ張り歪みが生じ
て抵抗値が増大する。これと共に、歪みゲージパターン
14b,14d及び14f,14hにも歪みが生じる
が、歪み量つまり抵抗値変化は歪みゲージパターン14
c,14gに比べて小さい。
d〜14h夫々の中心側の一端は電極15a,15b夫
々に共通に接続され、周縁側の他端は電極16a〜16
h夫々に接続されている。ここで、スティック部11の
先端を図2,図3に示すX方向に倒すよう押圧すると、
基板10は図2に一点鎖線で示すように弾性変形し、歪
みゲージパターン14cに圧縮歪みが生じて抵抗値が減
小し、歪みゲージパターン14gに引っ張り歪みが生じ
て抵抗値が増大する。これと共に、歪みゲージパターン
14b,14d及び14f,14hにも歪みが生じる
が、歪み量つまり抵抗値変化は歪みゲージパターン14
c,14gに比べて小さい。
【0025】また、図3に示すX方向から45度だけY
方向に回転した方向にスティック部11先端を倒すよう
押圧すると、同様にして歪みゲージパターン14bに圧
縮歪みが生じ、歪みゲージパターン14fに引っ張り歪
みが生じる。ところで、歪みゲージパターン14a〜1
4hの他に、歪みゲージパターンと同じ材料及び同じパ
ターン寸法でハーフブリッジ構成の基準用パターンが固
定部12の下面の歪みが発生しにくい部分に形成され
る。基準用パターンは、対応する歪みゲージパターン1
4a〜14hと実質的に同じ抵抗値を有するので、基準
パターンを用いて初期状態での歪みゲージパターンのオ
フセット電圧と極めて近い基準電圧を発生することがで
きる。
方向に回転した方向にスティック部11先端を倒すよう
押圧すると、同様にして歪みゲージパターン14bに圧
縮歪みが生じ、歪みゲージパターン14fに引っ張り歪
みが生じる。ところで、歪みゲージパターン14a〜1
4hの他に、歪みゲージパターンと同じ材料及び同じパ
ターン寸法でハーフブリッジ構成の基準用パターンが固
定部12の下面の歪みが発生しにくい部分に形成され
る。基準用パターンは、対応する歪みゲージパターン1
4a〜14hと実質的に同じ抵抗値を有するので、基準
パターンを用いて初期状態での歪みゲージパターンのオ
フセット電圧と極めて近い基準電圧を発生することがで
きる。
【0026】図4はポインティングデバイスの出力に対
して信号処理を施す信号処理回路の要部を示す回路図を
示す。図4に示す信号処理回路は、抵抗41,42及び
オペアンプ43からなり、スティック部11に対して対
称な一対の歪みゲージパターン14c,14gに対する
部分のみ図示している。歪みゲージパターン14c,1
4g夫々は端子15aに電源電圧Vccを印加され、端
子15bを接地され、端子16c,16gを抵抗41に
接続されて、電源電圧Vccを歪みゲージパターン14
c,14gの抵抗値で分圧した電圧は、抵抗41を介し
てオペアンプ43の反転入力端子に印加される。また、
オペアンプ43の出力電圧は、抵抗42を介してオペア
ンプ43の反転入力端子に帰還される。他方、電源電圧
Vccを基準用パターン40a,40bの抵抗値で分圧
した基準電圧は、オペアンプ43の非反転入力端子に印
加される。出力端子46,47間に生じる出力電圧Vo
utは、スティック部11がX方向に変位したことを示
すと共に、その変位量を示す。
して信号処理を施す信号処理回路の要部を示す回路図を
示す。図4に示す信号処理回路は、抵抗41,42及び
オペアンプ43からなり、スティック部11に対して対
称な一対の歪みゲージパターン14c,14gに対する
部分のみ図示している。歪みゲージパターン14c,1
4g夫々は端子15aに電源電圧Vccを印加され、端
子15bを接地され、端子16c,16gを抵抗41に
接続されて、電源電圧Vccを歪みゲージパターン14
c,14gの抵抗値で分圧した電圧は、抵抗41を介し
てオペアンプ43の反転入力端子に印加される。また、
オペアンプ43の出力電圧は、抵抗42を介してオペア
ンプ43の反転入力端子に帰還される。他方、電源電圧
Vccを基準用パターン40a,40bの抵抗値で分圧
した基準電圧は、オペアンプ43の非反転入力端子に印
加される。出力端子46,47間に生じる出力電圧Vo
utは、スティック部11がX方向に変位したことを示
すと共に、その変位量を示す。
【0027】この信号処理回路は歪みゲージパターン1
4aと14eの対、14bと14fの対、14dと14
hの対夫々に対して設けられており、これら4つの信号
処理回路のうち絶対値が最大の出力電圧Voutを選択
して変位検出信号とする。この変位検出信号によってデ
ィスプレイ画面上のカーソル又はポインタの移動方向及
び移動距離を制御することができる。
4aと14eの対、14bと14fの対、14dと14
hの対夫々に対して設けられており、これら4つの信号
処理回路のうち絶対値が最大の出力電圧Voutを選択
して変位検出信号とする。この変位検出信号によってデ
ィスプレイ画面上のカーソル又はポインタの移動方向及
び移動距離を制御することができる。
【0028】このように複数の放射状延在部としての歪
みゲージパターン14a〜14hを持つため、互いに直
交するX方向,Y方向から任意の角度回転した斜め方向
にスティック部を押圧したとき、いずれかの放射状延在
部の延在方向と上記押圧方向とが略同一方向となり、こ
の放射状延在部でスティック部先端の変位量に応じた抵
抗値変化量が得られ、スティック部先端の変位方向及び
変化量を正確に検出でき、これによってスティック部先
端の変位方向及び変化量に対応して、正確にカーソル又
はポインタを移動できる。
みゲージパターン14a〜14hを持つため、互いに直
交するX方向,Y方向から任意の角度回転した斜め方向
にスティック部を押圧したとき、いずれかの放射状延在
部の延在方向と上記押圧方向とが略同一方向となり、こ
の放射状延在部でスティック部先端の変位量に応じた抵
抗値変化量が得られ、スティック部先端の変位方向及び
変化量を正確に検出でき、これによってスティック部先
端の変位方向及び変化量に対応して、正確にカーソル又
はポインタを移動できる。
【0029】また、基板の周縁を固定する円環状の固定
部を設けたため、スティック部を押圧したときスティッ
ク部先端の変位に応じた正確な基板の弾性変形を発生で
きる。また、歪みゲージパターンは蒸着又はスパッタに
より形成した金属薄膜であるため、歪みゲージを均一な
膜厚の薄膜として形成でき、歪みに応じた正確な抵抗値
変化を発生することができる。
部を設けたため、スティック部を押圧したときスティッ
ク部先端の変位に応じた正確な基板の弾性変形を発生で
きる。また、歪みゲージパターンは蒸着又はスパッタに
より形成した金属薄膜であるため、歪みゲージを均一な
膜厚の薄膜として形成でき、歪みに応じた正確な抵抗値
変化を発生することができる。
【0030】図5,図6は本発明の第2実施例の縦断面
図、底面図を示す。図5に示すポインティングデバイス
は基板20とスティック部21と固定部22とより大略
構成されている。基板20は例えば樹脂等の柔軟性を有
する絶縁材料を円盤状に形成している。基板20の中心
には例えば樹脂製の柱状のスティック部21が立設固定
されている。基板20の裏面にはスティック部21の立
設位置に凸部30が設けられている。基板20の周縁に
は樹脂製円環状の固定部22が一体形成されている。
図、底面図を示す。図5に示すポインティングデバイス
は基板20とスティック部21と固定部22とより大略
構成されている。基板20は例えば樹脂等の柔軟性を有
する絶縁材料を円盤状に形成している。基板20の中心
には例えば樹脂製の柱状のスティック部21が立設固定
されている。基板20の裏面にはスティック部21の立
設位置に凸部30が設けられている。基板20の周縁に
は樹脂製円環状の固定部22が一体形成されている。
【0031】基板20の裏面20bには図6の底面図に
示す如く、歪みゲージパターン24a〜24dが形成さ
れている。この歪みゲージパターン24a〜24d夫々
は、円盤状の基板20の中心から周縁に向けて放射状か
つ等角度(18度)間隔で設けられた隣接する5本の放
射状延在部25を周方向延在部26,27で接続して構
成されており、その形成方法は第1実施例と同じであ
る。歪みゲージパターン24a,24bの一端は中心部
の部分球面状の凸部30に形成された電極28aに共通
に接続され、他端は固定部22の下面に形成された電極
29a,29b夫々に接続される。また歪みゲージパタ
ーン24c,24dの一端は中心部の凸部30に形成さ
れた電極28bに共通に接続され、他端は固定部22の
下面に形成された電極29c,29d夫々に接続され
る。
示す如く、歪みゲージパターン24a〜24dが形成さ
れている。この歪みゲージパターン24a〜24d夫々
は、円盤状の基板20の中心から周縁に向けて放射状か
つ等角度(18度)間隔で設けられた隣接する5本の放
射状延在部25を周方向延在部26,27で接続して構
成されており、その形成方法は第1実施例と同じであ
る。歪みゲージパターン24a,24bの一端は中心部
の部分球面状の凸部30に形成された電極28aに共通
に接続され、他端は固定部22の下面に形成された電極
29a,29b夫々に接続される。また歪みゲージパタ
ーン24c,24dの一端は中心部の凸部30に形成さ
れた電極28bに共通に接続され、他端は固定部22の
下面に形成された電極29c,29d夫々に接続され
る。
【0032】上記のポインティングデバイスは、信号処
理回路が設けられたプリント基板等のサポート基板31
に載置されて、電極29a〜29dをサポート基板31
上の電極に接続し、また、サポート基板31上に導電ゴ
ム等の弾性を有する導電体32,33を互いに絶縁して
設け、この導体32,33に凸部30の電極28a,2
8bを押圧してサポート基板31上の電極に接続して使
用する。これはスティック部21先端を押圧すると凸部
30が変位し、この変位を妨げないためである。
理回路が設けられたプリント基板等のサポート基板31
に載置されて、電極29a〜29dをサポート基板31
上の電極に接続し、また、サポート基板31上に導電ゴ
ム等の弾性を有する導電体32,33を互いに絶縁して
設け、この導体32,33に凸部30の電極28a,2
8bを押圧してサポート基板31上の電極に接続して使
用する。これはスティック部21先端を押圧すると凸部
30が変位し、この変位を妨げないためである。
【0033】ここで、スティック部21の先端を図6に
示すX方向に倒すよう押圧すると、基板10は弾性変形
し、主に歪みゲージパターン24dに圧縮歪みが生じて
抵抗値が減小し、主に歪みゲージパターン24bに引っ
張り歪みが生じて抵抗値が増大する。
示すX方向に倒すよう押圧すると、基板10は弾性変形
し、主に歪みゲージパターン24dに圧縮歪みが生じて
抵抗値が減小し、主に歪みゲージパターン24bに引っ
張り歪みが生じて抵抗値が増大する。
【0034】また、図6に示すX方向から所定角度だけ
Y方向に回転した方向にスティック部21先端を倒すよ
う押圧すると、同様にして、押圧方向と略同一方向に延
在する一対の放射状延在部26において、圧縮歪み又は
引っ張り歪みが大きくなり、この一対の放射状延在部2
6夫々を含む一対の歪みゲージパターン24bと24d
(又は24aと24c)で他の一対の歪みゲージパター
ン24aと24c(又は24bと24d)より抵抗値の
変化量が大きくなる。
Y方向に回転した方向にスティック部21先端を倒すよ
う押圧すると、同様にして、押圧方向と略同一方向に延
在する一対の放射状延在部26において、圧縮歪み又は
引っ張り歪みが大きくなり、この一対の放射状延在部2
6夫々を含む一対の歪みゲージパターン24bと24d
(又は24aと24c)で他の一対の歪みゲージパター
ン24aと24c(又は24bと24d)より抵抗値の
変化量が大きくなる。
【0035】上記の歪みゲージパターン24aと24
c、及び24bと24d夫々は図4に示す信号処理回路
の歪みゲージパターン14cと14gに代えて接続さ
れ、同様にして変位検出信号が得られる。この実施例で
は、基板20のスティック部21の接続部に対応する下
面の中心部に部分球状の凸部30を有し、前記歪みゲー
ジパターン24a〜24dは上記基板20の下面に形成
し、基板の凸部30と前記固定部22とに上記歪みゲー
ジの接続用電極28a,28b,29a〜29dを設
け、固定部22が固定されるサポート基板31上の電極
端子と接続用電極28a,28b,29a〜29dとを
接続するため、部分球状の凸部30によってスティック
部21を押圧したときスティック部先端の変位に応じた
正確な基板の弾性変形を発生でき、かつ歪みゲージパタ
ーン24a〜24dと信号処理回路を設けたサポート基
板31とを簡単な構成で接続することができる。
c、及び24bと24d夫々は図4に示す信号処理回路
の歪みゲージパターン14cと14gに代えて接続さ
れ、同様にして変位検出信号が得られる。この実施例で
は、基板20のスティック部21の接続部に対応する下
面の中心部に部分球状の凸部30を有し、前記歪みゲー
ジパターン24a〜24dは上記基板20の下面に形成
し、基板の凸部30と前記固定部22とに上記歪みゲー
ジの接続用電極28a,28b,29a〜29dを設
け、固定部22が固定されるサポート基板31上の電極
端子と接続用電極28a,28b,29a〜29dとを
接続するため、部分球状の凸部30によってスティック
部21を押圧したときスティック部先端の変位に応じた
正確な基板の弾性変形を発生でき、かつ歪みゲージパタ
ーン24a〜24dと信号処理回路を設けたサポート基
板31とを簡単な構成で接続することができる。
【0036】図7は本発明の第3実施例の縦断面図を示
す。図7に示すポインティングデバイスはシリコン基板
50と、スティック部51と、シリコン基板50を固定
する円盤状のホルダ52,53とより大略構成されてい
る。正方形状のシリコン基板50の裏面50bには拡散
抵抗を用いて歪みゲージパターン54a〜54dを形成
する。この歪みゲージパターン54a〜54d夫々は正
方形状のシリコン基板50の中心から周縁に向けて放射
状かつ等角度(略12.9度)間隔で設けられた隣接す
る7本の放射状延在部55を周方向延在部56,57で
接続して構成している。シリコン基板50の中心には、
例えば強アルカリ液によるシリコン基板の異方性エッチ
ングにより貫通孔58を形成する。
す。図7に示すポインティングデバイスはシリコン基板
50と、スティック部51と、シリコン基板50を固定
する円盤状のホルダ52,53とより大略構成されてい
る。正方形状のシリコン基板50の裏面50bには拡散
抵抗を用いて歪みゲージパターン54a〜54dを形成
する。この歪みゲージパターン54a〜54d夫々は正
方形状のシリコン基板50の中心から周縁に向けて放射
状かつ等角度(略12.9度)間隔で設けられた隣接す
る7本の放射状延在部55を周方向延在部56,57で
接続して構成している。シリコン基板50の中心には、
例えば強アルカリ液によるシリコン基板の異方性エッチ
ングにより貫通孔58を形成する。
【0037】また、貫通孔58周辺及び基板の4隅には
外部接続端子となる電極パターン60a,60b,61
a,61b,61c,61d夫々をAl,Au等の薄膜
で形成する。歪みゲージパターン54a,54bの一端
は電極パターン60aに共通に接続され、他端は電極パ
ターン61a,61b夫々に接続される。また歪みゲー
ジパターン54c,54dの一端は電極パターン60b
に共通に接続され、他端は電極パターン61c,61d
夫々に接続される。
外部接続端子となる電極パターン60a,60b,61
a,61b,61c,61d夫々をAl,Au等の薄膜
で形成する。歪みゲージパターン54a,54bの一端
は電極パターン60aに共通に接続され、他端は電極パ
ターン61a,61b夫々に接続される。また歪みゲー
ジパターン54c,54dの一端は電極パターン60b
に共通に接続され、他端は電極パターン61c,61d
夫々に接続される。
【0038】シリコンウェハをダイシングして得られる
上記のシリコン基板50をサポート基板65上にホルダ
52,53を用いて固定する。このときシリコン基板5
0の4隅に形成された電極パターン61a〜61d夫々
は信号処理回路が設けられたフレキシブルプリント基板
66の電極と直接又は導電接着剤,導電ゴム等を用いて
接続される。
上記のシリコン基板50をサポート基板65上にホルダ
52,53を用いて固定する。このときシリコン基板5
0の4隅に形成された電極パターン61a〜61d夫々
は信号処理回路が設けられたフレキシブルプリント基板
66の電極と直接又は導電接着剤,導電ゴム等を用いて
接続される。
【0039】また、スティック部51をシリコン基板5
0の貫通孔58に挿通して貫通孔58周辺に異方性導電
接着剤を流し込んでスティック部51をシリコン基板5
0に固着すると共にシリコン基板50の貫通孔58周辺
の電極60a,60b夫々をスティック部51の外周に
先端まで延在して設けられた電極70a,70b夫々に
接続する。更にこの電極70a,70b夫々は互いに絶
縁して設けられた導電ゴム等の弾性を有する導電体7
5,76に押圧され、この導電体75,76を通してフ
レキシブルプリント基板66の電極と接続される。上記
の異方性導電接着剤は図7のZ軸方向には導通するが横
方向(X,Y方向)には導通しないものであり、導電ゴ
ムについても同様の異方性を持つものがある。
0の貫通孔58に挿通して貫通孔58周辺に異方性導電
接着剤を流し込んでスティック部51をシリコン基板5
0に固着すると共にシリコン基板50の貫通孔58周辺
の電極60a,60b夫々をスティック部51の外周に
先端まで延在して設けられた電極70a,70b夫々に
接続する。更にこの電極70a,70b夫々は互いに絶
縁して設けられた導電ゴム等の弾性を有する導電体7
5,76に押圧され、この導電体75,76を通してフ
レキシブルプリント基板66の電極と接続される。上記
の異方性導電接着剤は図7のZ軸方向には導通するが横
方向(X,Y方向)には導通しないものであり、導電ゴ
ムについても同様の異方性を持つものがある。
【0040】この実施例ではスティック部51先端を倒
すように押圧すると、シリコン基板50に歪みが発生
し、ピエゾ効果により歪み量に応じて拡散抵抗の抵抗値
が大きく変化する。この抵抗値変化量は他の実施例に比
べて極めて大きい。この抵抗値変化を図4に示す信号処
理回路を用いて検出することによってスティック部51
に加えられた力の方向及び強さを検出し、ディスプレイ
画面上のカーソル又はポインタの移動方向及び移動距離
を制御することができる。
すように押圧すると、シリコン基板50に歪みが発生
し、ピエゾ効果により歪み量に応じて拡散抵抗の抵抗値
が大きく変化する。この抵抗値変化量は他の実施例に比
べて極めて大きい。この抵抗値変化を図4に示す信号処
理回路を用いて検出することによってスティック部51
に加えられた力の方向及び強さを検出し、ディスプレイ
画面上のカーソル又はポインタの移動方向及び移動距離
を制御することができる。
【0041】ここでは、シリコン基板50を用いている
ため、シリコン単結晶の良好な特性、つまり繰り返し押
圧による疲労がなく、再現性が極めて高いという特性に
より、高精度の検出が可能となる。また、シリコンウェ
ハから複数のシリコン基板50を製造でき、量産性にも
優れている。
ため、シリコン単結晶の良好な特性、つまり繰り返し押
圧による疲労がなく、再現性が極めて高いという特性に
より、高精度の検出が可能となる。また、シリコンウェ
ハから複数のシリコン基板50を製造でき、量産性にも
優れている。
【0042】このように、ピエゾ効果によって、歪みゲ
ージパターン54a〜54dはスティック部51先端の
変位に応じた大きな抵抗値変化を発生することができ、
大きな検出信号レベルを得ることができ、弾性変形の繰
り返しによる疲労がなく再現性が極めて高くなる。
ージパターン54a〜54dはスティック部51先端の
変位に応じた大きな抵抗値変化を発生することができ、
大きな検出信号レベルを得ることができ、弾性変形の繰
り返しによる疲労がなく再現性が極めて高くなる。
【0043】また、スティック部51を挿通する貫通孔
58を異方性エッチングにより形成するため、位置及び
大きさが正確な貫通孔58を形成でき、また、歪みゲー
ジパターン54a〜54dの形成と同時に貫通孔58を
形成できて手間がかからない。更にシリコン基板50を
円環状のホルダ53で固定するため、スティック部51
を押圧したときスティック部51先端の変位に応じた正
確なシリコン基板50の弾性変形を発生できる。
58を異方性エッチングにより形成するため、位置及び
大きさが正確な貫通孔58を形成でき、また、歪みゲー
ジパターン54a〜54dの形成と同時に貫通孔58を
形成できて手間がかからない。更にシリコン基板50を
円環状のホルダ53で固定するため、スティック部51
を押圧したときスティック部51先端の変位に応じた正
確なシリコン基板50の弾性変形を発生できる。
【0044】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
平坦な上面と下面を有し、柔軟性を有する基板と、上記
基板の上面及び下面のうち少なくとも一方の面に形成さ
れた歪みゲージと、基部が上記基板の上面の中心部分に
接続され、上記上面に対して垂直に延在すると共に、先
端部が任意な方向に変位可能なスティック部とからな
り、上記スティック部の先端部の変位方向及び変位量を
上記歪みゲージの出力から検出するポインティングデバ
イスにおいて、上記歪みゲージは、上記基板の中心部を
中心として放射状に延在する複数の放射状延在部を有す
る。
平坦な上面と下面を有し、柔軟性を有する基板と、上記
基板の上面及び下面のうち少なくとも一方の面に形成さ
れた歪みゲージと、基部が上記基板の上面の中心部分に
接続され、上記上面に対して垂直に延在すると共に、先
端部が任意な方向に変位可能なスティック部とからな
り、上記スティック部の先端部の変位方向及び変位量を
上記歪みゲージの出力から検出するポインティングデバ
イスにおいて、上記歪みゲージは、上記基板の中心部を
中心として放射状に延在する複数の放射状延在部を有す
る。
【0045】このため、互いに直交するX方向,Y方向
から任意の角度回転した斜め方向にスティック部を押圧
したとき、いずれかの放射状延在部の延在方向と上記押
圧方向とが略同一方向となり、この放射状延在部でステ
ィック部先端の変位量に応じた抵抗値変化量が得られ、
スティック部先端の変位方向及び変化量を正確に検出で
き、これによってスティック部先端の変位方向及び変化
量に対応して、正確にカーソル又はポインタを移動でき
る。
から任意の角度回転した斜め方向にスティック部を押圧
したとき、いずれかの放射状延在部の延在方向と上記押
圧方向とが略同一方向となり、この放射状延在部でステ
ィック部先端の変位量に応じた抵抗値変化量が得られ、
スティック部先端の変位方向及び変化量を正確に検出で
き、これによってスティック部先端の変位方向及び変化
量に対応して、正確にカーソル又はポインタを移動でき
る。
【0046】請求項2に記載の発明では、前記基板は、
円盤状であり、上記基板の周縁を固定する円環状の固定
部を設ける。このため、スティック部を押圧したときス
ティック部先端の変位に応じた正確な基板の弾性変形を
発生できる。
円盤状であり、上記基板の周縁を固定する円環状の固定
部を設ける。このため、スティック部を押圧したときス
ティック部先端の変位に応じた正確な基板の弾性変形を
発生できる。
【0047】請求項3に記載の発明は、前記歪みゲージ
は蒸着又はスパッタにより形成した金属薄膜である。こ
のため、歪みゲージを均一な膜厚の薄膜として形成で
き、歪みに応じた正確な抵抗値変化を発生することがで
きる。
は蒸着又はスパッタにより形成した金属薄膜である。こ
のため、歪みゲージを均一な膜厚の薄膜として形成で
き、歪みに応じた正確な抵抗値変化を発生することがで
きる。
【0048】請求項4に記載の発明では、前記基板は、
前記スティック部の接続部に対応する下面の中心部に部
分球状の凸部を有し、前記歪みゲージは上記基板の下面
に形成し、上記基板の凸部と前記固定部とに上記歪みゲ
ージの接続用電極を設け、上記固定部が固定されるサポ
ート基板上の電極端子と上記接続用電極とを接続する。
前記スティック部の接続部に対応する下面の中心部に部
分球状の凸部を有し、前記歪みゲージは上記基板の下面
に形成し、上記基板の凸部と前記固定部とに上記歪みゲ
ージの接続用電極を設け、上記固定部が固定されるサポ
ート基板上の電極端子と上記接続用電極とを接続する。
【0049】このため、部分球状の凸部によってスティ
ック部を押圧したときスティック部先端の変位に応じた
正確な基板の弾性変形を発生でき、かつ歪みゲージと信
号処理回路を設けたサポート基板とを簡単な構成で接続
することができる。請求項5に記載の発明では、前記基
板はシリコン基板であり、前記歪みゲージは拡散抵抗で
ある。
ック部を押圧したときスティック部先端の変位に応じた
正確な基板の弾性変形を発生でき、かつ歪みゲージと信
号処理回路を設けたサポート基板とを簡単な構成で接続
することができる。請求項5に記載の発明では、前記基
板はシリコン基板であり、前記歪みゲージは拡散抵抗で
ある。
【0050】このため、ピエゾ効果によって、歪みゲー
ジはスティック部先端の変位に応じた大きな抵抗値変化
を発生することができ、大きな検出信号レベルを得るこ
とができ、弾性変形の繰り返しによる疲労がなく再現性
が極めて高くなる。請求項6に記載の発明は、前記シリ
コン基板にスティック部を挿通する貫通孔を異方性エッ
チングにより形成する。
ジはスティック部先端の変位に応じた大きな抵抗値変化
を発生することができ、大きな検出信号レベルを得るこ
とができ、弾性変形の繰り返しによる疲労がなく再現性
が極めて高くなる。請求項6に記載の発明は、前記シリ
コン基板にスティック部を挿通する貫通孔を異方性エッ
チングにより形成する。
【0051】このため、位置及び大きさが正確な貫通孔
を形成でき、また、歪みゲージの形成と同時に貫通孔を
形成できて手間がかからない。請求項7に記載の発明
は、前記シリコン基板を固定するための円環状のホルダ
を有する。
を形成でき、また、歪みゲージの形成と同時に貫通孔を
形成できて手間がかからない。請求項7に記載の発明
は、前記シリコン基板を固定するための円環状のホルダ
を有する。
【0052】このため、スティック部を押圧したときス
ティック部の先端の変位に応じた正確なシリコン基板の
弾性変形を発生できる。
ティック部の先端の変位に応じた正確なシリコン基板の
弾性変形を発生できる。
【図1】本発明の第1実施例を示す図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す図である。
【図4】信号処理回路を示す図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す図である。
【図7】本発明の第3実施例を示す図である。
【図8】本発明の第3実施例を示す図である。
【図9】従来例を示す図である。
【図10】従来例を示す図である。
10,20 基板 11,21,51 スティック部 12,22 固定部 14a〜14h,24a〜24d,54a〜54d 歪
みゲージパターン 52,53 ホルダ
みゲージパターン 52,53 ホルダ
Claims (7)
- 【請求項1】 平坦な上面と下面を有し、柔軟性を有す
る基板と、 上記基板の上面及び下面のうち少なくとも一方の面に形
成された歪みゲージと、 基部が上記基板の上面の中心部分に接続され、上記上面
に対して垂直に延在すると共に、先端部が任意な方向に
変位可能なスティック部とからなり、 上記スティック部の先端部の変位方向及び変位量を上記
歪みゲージの出力から検出するポインティングデバイス
において、 上記歪みゲージは、上記基板の中心部を中心として放射
状に延在する複数の放射状延在部を有することを特徴と
するポインティングデバイス。 - 【請求項2】 前記基板は、円盤状であり、 上記基板の周縁を固定する円環状の固定部を設けたこと
を特徴とする請求項1記載のポインティングデバイス。 - 【請求項3】 前記歪みゲージは蒸着又はスパッタによ
り形成した金属薄膜であることを特徴とする請求項1記
載のポインティングデバイス。 - 【請求項4】 前記基板は、前記スティック部の接続部
に対応する下面の中心部に部分球状の凸部を有し、 前記歪みゲージは上記基板の下面に形成し、 上記基板の凸部と前記固定部とに上記歪みゲージの接続
用電極を設け、 上記固定部が固定されるサポート基板上の電極端子と上
記接続用電極とを接続することを特徴とする請求項2記
載のポインティングデバイス。 - 【請求項5】 前記基板はシリコン基板であり、 前記歪みゲージは拡散抵抗であることを特徴とする請求
項1記載のポインティングデバイス。 - 【請求項6】 前記シリコン基板にスティック部を挿通
する貫通孔を異方性エッチングにより形成したことを特
徴とする請求項5記載のポインティングデバイス。 - 【請求項7】 前記シリコン基板を固定するための円環
状のホルダを有することを特徴とする請求項5記載のポ
インティングデバイス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7209765A JPH0954654A (ja) | 1995-08-17 | 1995-08-17 | ポインティングデバイス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7209765A JPH0954654A (ja) | 1995-08-17 | 1995-08-17 | ポインティングデバイス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0954654A true JPH0954654A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16578255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7209765A Pending JPH0954654A (ja) | 1995-08-17 | 1995-08-17 | ポインティングデバイス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0954654A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008059210A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Alps Electric Co Ltd | 入力装置 |
| JP2008059212A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Alps Electric Co Ltd | 入力装置 |
| JP2009169567A (ja) * | 2008-01-15 | 2009-07-30 | Nec Corp | 入力装置およびこの入力装置を備える電子機器 |
| US8199134B2 (en) | 2006-08-30 | 2012-06-12 | Alps Electric Co., Ltd. | Input device |
| CN114088120B (zh) * | 2022-01-21 | 2022-06-24 | 成都宏明电子股份有限公司 | 具有双向直线位移和角位移检测功能的复合型位移传感器 |
-
1995
- 1995-08-17 JP JP7209765A patent/JPH0954654A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008059210A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Alps Electric Co Ltd | 入力装置 |
| JP2008059212A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Alps Electric Co Ltd | 入力装置 |
| US8199134B2 (en) | 2006-08-30 | 2012-06-12 | Alps Electric Co., Ltd. | Input device |
| JP2009169567A (ja) * | 2008-01-15 | 2009-07-30 | Nec Corp | 入力装置およびこの入力装置を備える電子機器 |
| CN114088120B (zh) * | 2022-01-21 | 2022-06-24 | 成都宏明电子股份有限公司 | 具有双向直线位移和角位移检测功能的复合型位移传感器 |
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