JPH0954666A - 印字位置決定機能付プリンタ - Google Patents

印字位置決定機能付プリンタ

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JPH0954666A
JPH0954666A JP7232021A JP23202195A JPH0954666A JP H0954666 A JPH0954666 A JP H0954666A JP 7232021 A JP7232021 A JP 7232021A JP 23202195 A JP23202195 A JP 23202195A JP H0954666 A JPH0954666 A JP H0954666A
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JP7232021A
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Inventor
Shinichi Asakawa
新一 浅川
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Japan Digital Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Japan Digital Laboratory Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】規定用紙を読み取って用紙の種類を判別すると
共に印字位置を決定し、更に、規定用紙が傾いて取り込
まれた場合にも、その傾きに沿った印字を行うことによ
り規定用紙に対応する出力データを規定用紙上の印字位
置に正しく位置付けて印字し得る印字位置決定機能付プ
リンタの提供。 【解決手段】規定用紙11上の印刷様式を光学的画像読
取装置12で読み取りイメージデータに変換する。認識
処理装置13は用紙の傾きの有無を検出し、傾きのある
場合は補正してから文字の切出しおよび認識等の認識処
理を行い、様式の特徴を抽出する。制御部15は抽出さ
れた特徴と格納装置16上の規定用紙情報格納部に登録
されている特徴情報と抽出した特徴を比較して規定用紙
の種類を判定し、対応する印字位置情報を規定用紙情報
格納部から取り出す。印字装置18は印字決定された印
字位置に出力データを印字する。なお、用紙が傾いてい
る場合には印字姿勢補正部(図示せず)で用紙の傾きに
併せて傾けられた文字イメージを傾いたままの用紙上に
印字でき、結果として正しい姿勢の文字を印字できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書式が予め印刷さ
れている用紙(以下、規定用紙と記す)の所定位置に正
確に出力データを印刷するための印字位置決定機能付プ
リンタに関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ等の印字装置で規定用紙上の印
字位置にずれや傾きなしに正確に印字するためには用紙
の位置合わせが重要であり、このためにスタックの改善
等用紙送り機構の改善が行われてきた。また、プリンタ
等で印字を行う場合には規定用紙上の印字位置に対応し
た出力データを印字する必要があるが、出力データの種
類が多い場合には出力データに対応する規定用紙をオペ
レータが選択する必要があり、この場合、しばしばオペ
レータによる選択ミスや、規定用紙のセット間違いが生
じて用紙を無駄にすることがあった。このような不都合
を解消する技術として、例えば、特公平4−33628
号には、所望の出力目的を選択して入力手段から入力
し、該入力に基づいて出力目的の記載例を表示すると共
に使用する用紙の種類を判別し、オペレータによる同入
力手段からの表示装置上の入力記載例中の可変項目への
書き込みが行われた後、判別した用紙の使用を促すメッ
セージを表示装置に表示する印字装置が開示されてい
る。
【0003】一方、ATM(自動預金機)では預貯金の
入出金状況を通帳に記帳する必要があり、このためAT
Mの通帳差し入れ口に挿入された通帳上の所定情報を読
み取って預貯金の入出金状況(入出金明細データ)を記
帳(出力)する方法および装置が開発されている。例え
ば、 特公昭59−39073号には、通帳の所定領域を画
像素子で走査して得られる画像信号を符号化して読み取
りデータとし、ノイズ判定を行って検知エリアにおける
印字の有無を判定した後に読み取りデータのデータ・パ
ターンと予め設定されているデータ・パターンとを比較
・判別することにより、前回印字行を検知して前回の印
字行の次の行から新たな入出金明細データを記帳する、
通帳の印字行位置決め方法が開示されている。 また、特公平5−1741号には、イメージセンサを
用いて通帳等の印字行をスキャンする場合に、1スキャ
ン毎の検知エリアを印字行の長手方向に分割して、各分
割エリアにおける印字の有無を検出する手段と、その検
出手段からの検出信号に基づいて検知エリアに印字がさ
れているか否かを判定する手段を備えた通帳等の印字行
検知装置が開示されている。 特開平4−368866号には、通帳の印字位置のず
れによる印字文字範囲の検出ミスの発生を防止するた
め、通帳の印字にずれがあっても最終印字行を正確に認
識するための、印字行の位置検出方式が開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】規定用紙の所定位置に
データを印刷するためには用紙の位置合わせが重要であ
ることは上述した通りであるが、スタック等用紙の送り
機構の改善のみでは用紙の積み重ねの厚み等による用紙
送り上のずれや、用紙の伸縮、摩擦、静電気など種々の
要因によって位置合わせを完全に行うには解決困難な問
題が残されており限界がある。また、特公平4−336
28号に開示された技術の場合は出力目的にあった用紙
を入力手段から指定できデータを入力できる必要な用紙
をセットすることができるので不動産登記用紙のように
多種類の類似フォームの中から1つを選んで単票出力す
るような(他の例としては他社指定フォームに基づく請
求書発行業務)業務に適してはいるが、他方、ファイル
に格納された多種類、大量のデータを出力項目に応じて
規定用紙の所定印字位置に高速で印字するような業務に
は適していない。逆に、多種類、大量のデータを規定用
紙の所定印字位置に高速で印字するような業務では、最
初に同一種類の規定用紙を多量にセットしておき高速印
字することが望ましいので、現在セットされた用紙の種
類を認識して用紙に印字すべきデータを出力できれば便
利である。
【0005】ATMでは前述したように通帳差し入れ口
に挿入された通帳上の所定情報を読み取って預貯金の入
出金状況を記帳する方法や装置が開発されているが、い
ずれも最終印字行を検知し今回の印字位置を決定するも
のであり、通帳などのようにデータの経時的発生状況を
その都度時系列に記帳する場合には適してはいるが、例
えば、行政機関に提出する報告書のように規定用紙であ
って印字項目が平面的に散在するような用紙にファイル
に格納された多種類、大量のデータを出力項目に応じて
規定用紙の所定印字位置に高速で印字するような業務に
は適していない。
【0006】また、近年、OCR(文字認識装置)技術
の発達に伴い、ワードプロセッサや印字装置により印字
された文字や記号を読み取って認識処理しデジタル化
(コード化)することによりデータ入力の省力化が可能
となり、行政機関提出書類(例えば国税庁提出書類の一
部(図9参照))等に例を見るように、提出書類の記載
項目をOCRで読み取ってデータ入力を行うものがあ
る。このようなOCRによる入力処理を前提とする規定
用紙も今後増加が見込まれるが、OCRによる入力処理
のためには印字項目位置への正確な印字が望ましい。
【0007】このような場合、従来は印字位置に余裕を
もたせるため文字を小さくするか印字欄を大きく取るか
によっていたが、国税庁提出書類等のように印字箇所が
多い書類の場合は印字欄を大きく取る方法では用紙の大
きさからの制約があり、また、様式の種類によっては将
来的に印字欄がより増す可能性がある。この場合は、文
字を小さくすることにも限度がある。このように、印字
欄から印字がはみ出したり、ずれたりしないように印字
するには、印刷装置側で用紙を前後させて行う方法もあ
るが、この方法では印字速度が極めて遅い。なお、印字
速度の早いレーザプリンタの場合は現在の技術では用紙
の後退ができないし、仮にできてもやはり印字速度が遅
くなる。
【0008】本発明は、上記のような規定用紙上の所定
項目位置への印字に関する従来の問題点の解決および技
術上の要請に応えるためになされたものであり、 (1)規定用紙に印刷されたマーク、文字、または規定
用紙全体の像を読み取って用紙の種類を判別すると共に
印字位置を決定し、格納装置に格納されたデータのうち
規定用紙に対応する出力データを決定された印字位置に
位置付けて印字し得る印字位置決定機能付プリンタを提
供することを第1の目的とする。 (2)更に、上記印字位置決定機能付プリンタで、規定
用紙が傾いて取り込まれた場合にもその傾きを検知し、
その傾きに沿った印字を行うことにより規定用紙上の印
字位置に正しい姿勢で文字を印字し得る印字位置決定機
能付プリンタを提供することを第2の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに第1の発明の印字位置決定機能付プリンタは、少な
くとも、複数の規定用紙に印刷された印刷フォームの特
徴情報および出力データの印字位置情報を予め登録した
規定用紙情報格納部と、規定用紙上に印刷されている様
式を読み取ってイメージデータに変換する読取部と、変
換されたイメージデータを認識処理し認識データを得る
認識処理部と、規定用紙毎に前記登録された各特徴情報
を読み出して上記認識データの特徴と比較し、最も一致
率の高い特徴情報を有する規定用紙を求めて読み取った
規定用紙として判定する規定用紙判定部と、規定用紙判
定部で判定された規定用紙の印字位置情報を前記規定用
紙情報格納部から得て印字データの印字位置を決定する
印字位置決定部と、を有することを特徴とする。
【0010】第2の発明の印字位置決定機能付プリンタ
は、少なくとも、複数の規定用紙の所定の箇所に印刷さ
れた文字または文字列情報および出力データの印字位置
情報を予め登録した規定用紙情報格納部と、規定用紙上
の所定の範囲に印刷された文字または文字列を読み取っ
てイメージデータに変換する読取部と、変換されたイメ
ージデータを認識処理し認識データを得る認識処理部
と、規定用紙毎に登録された各文字または各文字情報を
読み出して上記認識データと比較し、認識データと一致
した文字または文字列情報から規定用紙を判定する規定
用紙判定部と、規定用紙判定部で判定された規定用紙の
印字位置情報を規定用紙情報格納部から得て出力データ
の印字位置を決定する印字位置決定部と、を有すること
を特徴とする。
【0011】第3の発明は、上記第1または第2の発明
の印字位置決定機能付プリンタにおいて、認識処理部が
規定用紙の傾きを検出する傾き検出手段とイメージデー
タの傾きを補正する傾き補正手段を含み、印字位置決定
部が前記検出された傾きに基づいて印字位置情報を補正
する印字位置情報補正手段を含む、ことを特徴とする。
【0012】第4の発明は、上記第1,2または第3の
発明に記載の印字位置決定機能付プリンタにおいて、出
力データがイメージデータの場合には該イメージデータ
を前記検出された傾きだけ回転される印字姿勢補正部を
有する、ことを特徴とする。
【0013】第5の発明の印字位置決定機能付プリンタ
は、少なくとも、複数の規定用紙上に印刷されているマ
ーク情報および出力データの印字位置情報を予め登録し
た規定用紙情報格納部と、規定用紙上の所定の位置に印
刷されているマークを読み取ってマークデータを得る読
取部と、規定用紙毎に登録されたマーク情報を読み出し
て上記マークデータと比較し、マークデータと一致する
マーク情報から、読み取った規定用紙を判定する規定用
紙判定部と、規定用紙判定部で判定された規定用紙の印
字位置データを規定用紙情報格納部から得て出力データ
の印字位置を決定する印字位置決定部と、を有すること
を特徴とする。
【0014】第6の発明は、上記第4の発明の印字位置
決定機能付プリンタにおいて、規定用紙判定部がマーク
の位置から規定用紙の傾きを検出する傾き検出手段を含
み、印字位置決定部が検出された傾きに基づいて印字位
置情報を補正する印字位置情報補正手段を含む、ことを
特徴とする。
【0015】第7の発明は、上記第5または第6の発明
に記載の印字位置決定機能付プリンタにおいて、出力デ
ータがイメージデータの場合には該イメージデータを検
出された傾きだけ回転される印字姿勢補正部を有する、
ことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の印字位置決定機能
付プリンタの一構成例を示す図であり、図2〜図4は印
字位置決定機能付プリンタを構成する印字位置決定機能
の構成を示すブロック図、図5は図2および図3の認識
処理部および印字位置決定部の構成例を示すブロック図
であり、図8,図9は規定用紙の例(図8は出金伝票、
図9は国税庁提出書類の一部(納税申告用収支内訳
表))である。
【0017】〈1.ハードウエア構成例〉図1で、10
は印字位置決定機能付プリンタ、11は文字,記号,マ
ーク,罫線等からなる様式が印刷された(場合によって
はこれに加えて用紙位置を示す切欠きを設けた)規定用
紙、12は光学的画像読取装置、13は文字認識等を行
う認識処理装置、14はキーボード、ポインティング・
デバイス、若しくはタブレット等の指示入力装置、15
はCPU等により構成される制御部、16は磁気ディス
ク,フロッピーディスク,或いはROM等からなる格納
装置、17はディスプレイ等からなる表示装置、18は
印字装置である。なお、印字位置決定機能付プリンタ1
0は図示しないが、内部メモリーおよび画像メモリーを
有し、入出力を行う各構成部分は入出力バッファを有し
ている。図1で、紙送り機構(図示せず)を介して送ら
れた規定用紙11上の様式は光学的画像読取装置12で
読み取られ、電気信号に変換されてイメージデータ(ラ
スタデータ)として画像メモリーに格納される。
【0018】認識処理装置13は用紙一枚分のイメージ
データについて後述するように傾きの有無を検出し、傾
きのある場合はこれを補正してから罫線等によるフォー
ム(レイアウト)の解析、文字の切り出しおよび認識等
の認識処理を行う。なお、この場合必要な認識辞書は格
納部16の磁気ディスク、FD或いはROMに格納され
ている。
【0019】指示入力装置14はオペレータによる用紙
読取開始指示や、誤った用紙がセットされた場合の再読
取指示等の指示入力を行う。制御部15は光学的画像読
取装置12〜印字装置18に至る各構成部分の制御およ
び後述する各プログラム手段による印字位置決定機能の
実行を行う。格納装置16は後述するように、規定用紙
毎の様式の特徴情報(または、文字列情報或いはマーク
情報)および出力データの印字位置情報を予め登録した
規定用紙情報格納部や、規定用紙に印字する出力データ
(印字データ)を含むデータを格納するデータ格納部を
有している。表示装置17は制御部15からのメッセー
ジ(例えば、用紙が傾き過ぎている場合に表示するセッ
トやり直しメッセージ等)や用紙の種類、実行業務を選
択するためのメニュー、或いはオペレータがある事象に
対応する場合に必要なヘルプメッセージ等を表示する。
印字装置18は後述する印字位置決定部により決定され
た印字位置に対応する出力データを印字する。なお、後
述するように用紙が傾いている場合には用紙の傾きに併
せて印字イメージが傾けられてバッファに出力されるの
で傾いた用紙の印字位置に正しい姿勢の文字を印字でき
る。
【0020】〈2−1.印字位置決定機能(1)〉図2
は本発明の印字位置決定機能付プリンタの印字位置決定
機能の第1の実施形態の一例を示すブロック図であり、
これらのブロックはファームウエアないしプログラム手
段によって構成されることが望ましい。
【0021】様式読取部21は図1で光学的画像読取装
置12の動作を制御し読み込まれた規定用紙11上の全
ての印刷情報を先頭から読み取って逐次イメージデータ
に変換し画像メモリーに格納する。
【0022】認識処理部22は図1では認識処理装置1
3が相当し、図5(a)に示すように傾き検出手段1に
より用紙の傾きの有無を検出し、傾きのある場合はこれ
を補正してから罫線等によるフォーム(レイアウト)の
解析、文字の切り出しおよび認識等の認識処理を行う。
なお、この場合必要な認識辞書23は格納装置16の磁
気ディスク,FD或いはROMに格納されている。ま
た、フォーム(レイアウト)の解析、文字の切り出しお
よび認識等の認識処理については、例えば、特開平7−
85215号(名称「文字認識装置」)に開示の手法を
用いることができる。なお、傾き検出手段1では検出し
た傾きθが、出力データを印字位置に印字した場合に印
字が印字位置からほとんどずれない程度の傾きの場合
(θ≦|ε|)は傾きなし(θ=0)とする。更に、認
識処理部21では規定用紙のフォームの特徴の抽出を行
い、特徴データとして所定の順序で内部メモリーに格納
する。抽出する特徴としては、用紙の大きさ、タイトル
名、上下左右の少なくとも1つの隅部でのマークや囲み
の存在、囲みの中の文字列または記号、第1行目の文字
列の大小とその文字列、罫線位置、宛先、ページ数、罫
線枠と罫線の数、印字位置等が挙げられる。認識辞書部
は上述したように格納装置16の磁気ディスク,FD或
いはROMに格納されており、認識処理部22で切り出
した文字の認識を行う際に参照される。
【0023】規定用紙判定部24は規定用紙情報格納部
25に登録されている規定用紙毎の各特徴情報(特徴情
報の項目は上述の特徴データと同じ用紙の大きさ、タイ
トル名、上下左右の少なくとも1つの隅部でのマークや
囲みの存在、囲みの中の文字列または記号、第1行目の
文字列の大小とその文字列、罫線位置、宛先、ページ
数、罫線枠と罫線の数、印字位置等である)を読み出し
て上記格納された特徴データと比較し、最も一致率の高
い特徴情報を有する規定用紙(の種類)を求めてそれを
読み取った規定用紙とする。全ての規定用紙の特徴情報
と特徴データの一致率が所定の閾値以下の場合には用紙
が誤ってセットされているものと判定し、表示部17に
エラーメッセージを表示してオペレータに所定用紙のセ
ットを促す。
【0024】規定用紙情報格納部25は格納装置16の
記憶媒体上に確保されたエリアに設けられ、当該印字位
置決定機能付プリンタ文字認識装置で印字可能な各規定
用紙毎に規定用紙の種類、上述した各特徴情報列,印字
情報(例えば、字種,字の大きさ等,文字編集方法
等),および印字位置情報(例えば、印字行,開始位置
(x,y),印字数p)を格納している。なお、これら
の情報にはメーカで設定(登録)する初期登録情報と使
用者が追加登録手段(プログラム)により個別に追加登
録する規定用紙の情報(追加登録情報)がある。
【0025】印字位置決定部26は、本体側から印字装
置18に出力データとして文字コード或いは文字ベクト
ルおよびそれら印字情報(例えば、印刷文字の種類,大
きさ,傾き,印字位置情報(印字行の開始座標およびそ
の範囲)等や、強調,反転等の属性等)を送る場合に
は、規定用紙判定部24で判定された規定用紙11の印
字位置情報を規定用紙情報格納部25から得て各印字デ
ータのそれぞれの印字位置を決定する。印字位置は座標
(印字行の開始座標およびその範囲)であらわされ、傾
きθと共に印字情報の一部をなす(但し、傾きがない場
合はθ=0)。また、印字位置決定部26は図5(b)
に示すように前述した傾き検出手段1により検出された
傾きθだけ出力データの印字位置情報を補正する印字位
置情報補正手段を含んでおり、印字位置情報補正手段は
用紙がθだけ傾いているときその規定用紙のそれぞれの
開始座標(x,y)および終了座標(x+a,y)を補
正する(補正後の値は、例えば開始座標(x,y)の場
合は、{(x−ysinθ),(y+xsinθ−ys
inθ・cosθ)}として得ることができる)。
【0026】印字姿勢補正部27は本体側から印字装置
18にイメージデータを送る場合に用いられる。印字姿
勢補正部27は規定用紙11が傾きθだけ傾いている場
合に、図6に示すように本体側出力バッファ61上でθ
だけ回転させたイメージデータ(文字のドットイメー
ジ)62,63(図6(a))を印字装置18側に送る
(図6(b))。これによりイメージデータは図6
(c)に示すように印字装置18により規定用紙11
(但し、図6(c)では説明上印刷された様式を省略し
て示してある)の印字位置の傾きθ(=用紙の傾き)の
傾きに合わせてドットイメージを出力するので、図6
(d)に示すように規定用紙11を傾きゼロにした場合
にも印字位置66にデータが正しい姿勢で文字を印字で
きる。なお、印字装置18としてレーザープリンタのよ
うな高速ドットプリンタを用いる場合には、本体側から
は文字コードおよびその印字情報や、文字ベクトル情報
およびその印字情報,或いは文字イメージが出力データ
として印字装置側に送られる。この場合には、印字装置
18側では本体側から送られてきた出力データを解析
し、文字コード或いは文字ベクトルの場合にはその文字
コードおよび印字情報あるいは、その文字ベクトルおよ
び印字情報に基づいてイメージデータを出力バッファに
生成する。また、本体側からの出力データがイメージデ
ータの場合には上述したようにイメージデータは印字姿
勢補正部27により傾きθだけ回転されている。
【0027】したがって、印字装置18としてレーザー
プリンタのような高速ドットプリンタを用いる場合で、
用紙がθだけ傾いて取り込まれた場合でも、上述したよ
うに印字行に対しθだけ傾いたイメージデータが生成さ
れることになる。これにより印字装置18は印字位置の
傾きθ(=用紙の傾き)の傾きに合わせてドットイメー
ジを出力するので、印字位置66にデータが正しい姿勢
で文字が印字される。一方、印字装置18として、例え
ばいわゆるシリアルプリンタのように本体側でイメージ
データを作成し、これを出力データとして印字装置18
側に送る形式のプリンタでは、本体側でイメージデータ
は印字姿勢補正部27により傾きθだけ回転されてから
印字装置18側に送られる。したがって、用紙がθだけ
傾いて取り込まれた場合でも、上述したように印字行に
対しθだけ傾いたイメージデータが生成されることにな
る。これにより印字装置18は印字位置の傾きθ(=用
紙の傾き)の傾きに合わせてドットイメージを出力する
ので、印字位置66にデータが正しい姿勢で文字が印字
される。
【0028】〈2−2.印字位置決定機能(2)〉図3
は本発明の印字位置決定機能付プリンタの印字位置決定
機能の第2の実施形態の一例を示すブロック図であり、
これらのブロックはファームウエアないしプログラム手
段によって構成されることが望ましい。本実施形態は規
定用紙11上の特定の範囲(ゾーン)にある印字情報を
読み取って規定用紙の種類を判別し、所定の印字位置に
出力データを印字するものである。
【0029】文字列読取部31は光学的画像読取装置1
2の動作を制御し規定用紙11上の様式を読み取る際、
規定用紙上の特定位置に印刷された文字または文字列
(例えば、書類名,様式番号等または用紙の上辺から一
定距離の幅にある印刷情報)だけを用紙の先頭から読み
取って逐次イメージデータに変換しイメージデータ格納
メモリー(図示せず)に格納する。認識処理部32は実
施形態1の場合と同様に、傾き検出手段1により用紙の
傾きの有無を検出し、傾きのある場合はこれを補正して
から罫線等によるフォーム(レイアウト)の解析、文字
の切り出しおよび認識等の認識処理を行う。認識辞書部
33も実施形態1の場合と同様に認識処理部32で切り
出した文字の認識を行う際に参照される。
【0030】規定用紙判定部34は、まず、認識データ
から規定用紙のフォームの特定位置に印刷されている文
字または文字列を取り出す。次に、規定用紙情報格納部
35に登録されている特定位置にある規定用紙毎の文字
または文字列情報(例えば、書類名,様式番号等または
用紙の上辺から一定距離の幅にある印刷情報)を読み出
して上記認識データから取り出した文字または文字列と
比較し一致した文字または文字列情報から規定用紙を特
定する。全ての規定用紙の文字または文字列情報と認識
データが一致しない場合には用紙が誤ってセットされて
いるものと判定し、表示部17にエラーメッセージを表
示してオペレータに所定用紙のセットを促す。
【0031】規定用紙情報格納部35は格納装置16の
記憶媒体上に確保されたエリアに設けられ、当該印字位
置決定機能付プリンタ文字認識装置で印字可能な各規定
用紙毎に規定用紙の種類、上述した各文字列情報,印字
情報(例えば、字種,字の大きさ等,文字編集方法
等),および印字位置情報(例えば、印字行,開始位置
(x,y),印字数p)が格納されている。なお、これ
らの情報にはメーカで設定(登録)する初期登録情報と
使用者が追加登録手段(プログラム)により個別に追加
登録する規定用紙の情報(追加登録情報)がある。この
後、実施形態1の場合と同様に、特定された規定用紙1
1について出力データが文字コード或いは文字ベクトル
の場合には印字位置決定部36で出力データの印字位置
を決定して印字装置18で印字する。また、出力データ
がイメージデータの場合には印字姿勢補正部37で出力
データの姿勢を補正して印字装置18で印字する。本実
施形態によれば、実施形態1の場合と異なり、特徴デー
タを抽出する必要がなく規定用紙上の特定の位置にある
文字または文字列から用紙の種類を判定するので、用紙
の読取から用紙の種類の判定までの処理速度が早い。
【0032】〈2−3.印字位置決定機能(3)〉図4
は本発明の印字位置決定機能付プリンタの印字位置決定
機能の第3の実施形態の一例を示すブロック図である。
本実施形態は規定用紙11上の特定の位置にあるマーク
で規定用紙の種類を判別し、印字位置にデータを印字す
るものであり、これらのブロックはファームウエアない
しプログラム手段によって構成されることが望ましい。
マーク読取部41は図1で光学的画像読取装置12の動
作を制御し、読み込まれた規定用紙11上に印刷された
マークを読み取りマークデータとしてメモリー(図示せ
ず)に格納する。規定用紙判定部44は、まず、傾き検
出手段によりマークデータからマークの位置を調べ規定
用紙の傾きを検出する。
【0033】次に、規定用紙情報格納部45に登録され
ているマーク情報を読み出して上記マークデータと一致
するマーク情報から規定用紙を特定する。全ての規定用
紙のマーク情報とマークデータが一致しない場合には用
紙が誤ってセットされているものと判定し、表示部17
にエラーメッセージを表示してオペレータに所定用紙の
セットを促す。規定用紙情報格納部45は格納装置16
の記憶媒体上に確保されたエリアに設けられ、当該印字
位置決定機能付プリンタ文字認識装置で印字可能な各規
定用紙毎に規定用紙の種類、上述した各マーク情報,印
字情報(例えば、字種,字の大きさ等,文字編集方法
等),および印字位置情報(例えば、印字行,開始位置
(x,y),印字数p)を格納している。なお、これら
の情報にはメーカで設定(登録)する初期登録情報と使
用者が追加登録手段(プログラム)により個別に追加登
録する規定用紙の情報(追加登録情報)がある。
【0034】この後、実施形態1の場合と同様に、特定
された規定用紙11について出力データが文字コード或
いは文字ベクトルの場合には印字位置決定部36で出力
データの印字位置を決定して印字装置18で印字する。
また、出力データがイメージデータの場合には印字姿勢
補正部47で出力データの姿勢を補正して印字装置18
で印字する。本実施形態によれば、実施形態1の場合と
異なり、特徴データを抽出したり認識する必要がなく、
また、実施形態2とも異なり特定範囲の文字列を認識す
る必要がなく、簡単な構成で規定用紙上の特定の位置に
ある文字または文字列から用紙の種類を判定でき、用紙
の読み取りから用紙の種類の判定までの処理速度も早
い。図7は、上記説明した本発明の印字位置決定機能付
プリンタの実施形態に共通する基本的な動作の例を示し
たフローチャートである。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、規
定用紙の種類が自動的に判定されるので、試し印刷の必
要がなく、作業時間の節約および用紙の無駄な使用がな
くなる。また、印字位置が印字枠からずれることがない
ので印字後の確認作業が不要となり、また、レーザープ
リンタのような高速印字機により印字を行っても印字位
置へのずれが生じない。更に、印字した規定用紙をOC
R入力用として用いても印字ずれによる読み取りミスが
生じない。更に、間違った用紙がセットされた場合にも
それを検出できるので不注意によるミスの発生を防止で
きる。また、多種類、大量のデータを規定用紙の所定印
字位置に高速で印字するような業務でも、現在セットさ
れた用紙の種類を認識して用紙に印字すべきデータを出
力できるので、最初に同一種類の規定用紙を多量にセッ
トしておき高速印字することができる。また、第4およ
び第6の発明によれば、規定用紙が傾いて取り込まれた
場合にもその傾きを検知し、その傾きに沿った印字を行
うことにより規定用紙上の印字位置に正しい姿勢で文字
を印字することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印字位置決定機能付プリンタの一構成
例を示すブロック図である。
【図2】印字位置決定機能付プリンタを構成する印字位
置決定機能ブロックの例を示すブロック図である。
【図3】印字位置決定機能付プリンタを構成する印字位
置決定機能ブロックの例を示すブロック図である。
【図4】印字位置決定機能付プリンタを構成する印字位
置決定機能ブロックの例を示すブロック図である。
【図5】認識処理部および印字位置決定部の構成例を示
すブロック図である。
【図6】印字姿勢補正部によるイメージデータの補正お
よびその出力結果の説明図である。
【図7】本発明の印字位置決定機能付プリンタの実施形
態に共通する基本的な動作を示したフローチャートであ
る。
【図8】規定用紙の例である。
【図9】規定用紙(国税庁提出書類)の例である。
【符号の説明】
1 傾き検出手段 2 傾き補正手段 6 印字姿勢補正手段 21 様式読み取り部(読取部) 22,32 認識処理部 24,34,44 規定用紙判定部 25,35,45 規定用紙情報格納部 26,36,46 印字位置決定部 27,37,47 印字姿勢補正部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、複数の規定用紙に印刷され
    た印刷フォームの特徴情報および出力データの印字位置
    情報を予め登録した規定用紙情報格納部と、 規定用紙上に印刷されている様式を読み取ってイメージ
    データに変換する読取部と、 変換されたイメージデータを認識処理し認識データを得
    る認識処理部と、 規定用紙毎に前記登録された各特徴情報を読み出して上
    記認識データの特徴と比較し、最も一致率の高い特徴情
    報を有する規定用紙を求めて読み取った規定用紙として
    判定する規定用紙判定部と、 規定用紙判定部で判定された規定用紙の印字位置情報を
    前記規定用紙情報格納部から得て印字データの印字位置
    を決定する印字位置決定部と、 を有することを特徴とする印字位置決定機能付プリン
    タ。
  2. 【請求項2】 少なくとも、複数の規定用紙の所定の箇
    所に印刷された文字または文字列情報および出力データ
    の印字位置情報を予め登録した規定用紙情報格納部と、 規定用紙上の所定の範囲に印刷された文字または文字列
    を読み取ってイメージデータに変換する読取部と、 変換されたイメージデータを認識処理し認識データを得
    る認識処理部と、 規定用紙毎に前記登録された各文字または各文字情報を
    読み出して上記認識データと比較し、認識データと一致
    した文字または文字列情報から規定用紙を判定する規定
    用紙判定部と、 規定用紙判定部で判定された規定用紙の印字位置情報を
    前記規定用紙情報格納部から得て出力データの印字位置
    を決定する印字位置決定部と、 を有することを特徴とする印字位置決定機能付プリン
    タ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の印字位置決定
    機能付プリンタにおいて、 認識処理部が規定用紙の傾きを検出する傾き検出手段と
    イメージデータの傾きを補正する傾き補正手段を含み、 印字位置決定部が前記検出された傾きに基づいて印字位
    置情報を補正する印字位置情報補正手段を含む、 ことを特徴とする印字位置決定機能付プリンタ。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3に記載の印字位置
    決定機能付プリンタにおいて、出力データがイメージデ
    ータの場合には該イメージデータを前記検出された傾き
    だけ回転させる印字姿勢補正部を有する、 ことを特徴とする印字位置決定機能付プリンタ。
  5. 【請求項5】 少なくとも、複数の規定用紙上に印刷さ
    れているマーク情報および出力データの印字位置情報を
    予め登録した規定用紙情報格納部と、 規定用紙上の所定の位置に印刷されているマークを読み
    取ってマークデータを得る読取部と、 規定用紙毎に登録されたマーク情報を読み出して上記マ
    ークデータと比較し、マークデータと一致するマーク情
    報から、読み取った規定用紙を判定する規定用紙判定部
    と、 規定用紙判定部で判定された規定用紙の印字位置データ
    を前記規定用紙情報格納部から得て出力データの印字位
    置を決定する印字位置決定部と、 を有することを特徴とする印字位置決定機能付プリン
    タ。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の印字位置決定機能付プ
    リンタにおいて、 規定用紙判定部がマークの位置から規定用紙の傾きを検
    出する傾き検出手段を含み、 印字位置決定部が前記検出された傾きに基づいて印字位
    置情報を補正する印字位置情報補正手段を含む、 ことを特徴とする印字位置決定機能付プリンタ。
  7. 【請求項7】 請求項6または7に記載の印字位置決定
    機能付プリンタにおいて、出力データがイメージデータ
    の場合には該イメージデータを前記検出された傾きだけ
    回転される印字姿勢補正部を有する、 ことを特徴とする印字位置決定機能付プリンタ。
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