JPH0955135A - 電線の芯線と被覆材を分離する方法及び装置 - Google Patents
電線の芯線と被覆材を分離する方法及び装置Info
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- JPH0955135A JPH0955135A JP22731895A JP22731895A JPH0955135A JP H0955135 A JPH0955135 A JP H0955135A JP 22731895 A JP22731895 A JP 22731895A JP 22731895 A JP22731895 A JP 22731895A JP H0955135 A JPH0955135 A JP H0955135A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
- B29B17/00—Recovery of plastics or other constituents of waste material containing plastics
- B29B17/02—Separating plastics from other materials
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- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2705/00—Use of metals, their alloys or their compounds, for preformed parts, e.g. for inserts
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】電線の芯線と被覆材を再利用可能な状態で分離
する方法及装置。 【解決手段】分離装置は電線供給装置1と予熱装置5と
分離装置本体2と電線引取り装置3を備えている。基枠
10に設けられた軸12にはリール13が取り付けてあ
る。基枠20に立設された主枠201、202の上部に
は剥取りローラ21、22が通過隙間を設けて並設され
ている。剥取りローラ21、22の内部には加熱蒸気が
供給してある。剥取りローラ22はモーターM1により
駆動され、剥取りローラ21は剥取りローラ22に従動
する。剥取りローラ21、22の両側上部には停止板2
5、26が設けてある。電線引取り装置3の基枠30の
上部には引取りローラ31、32が並設してあり、その
上部には外周面を接面させて押えローラ33が設けてあ
る。引取りローラ31、32はモーターM2により駆動
される。
する方法及装置。 【解決手段】分離装置は電線供給装置1と予熱装置5と
分離装置本体2と電線引取り装置3を備えている。基枠
10に設けられた軸12にはリール13が取り付けてあ
る。基枠20に立設された主枠201、202の上部に
は剥取りローラ21、22が通過隙間を設けて並設され
ている。剥取りローラ21、22の内部には加熱蒸気が
供給してある。剥取りローラ22はモーターM1により
駆動され、剥取りローラ21は剥取りローラ22に従動
する。剥取りローラ21、22の両側上部には停止板2
5、26が設けてある。電線引取り装置3の基枠30の
上部には引取りローラ31、32が並設してあり、その
上部には外周面を接面させて押えローラ33が設けてあ
る。引取りローラ31、32はモーターM2により駆動
される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線の銅やアルミ
ニウムなどの芯線(導体)と熱可塑性樹脂製の被覆材を
分離する方法及び装置に関する。更に詳しくは、電線の
芯線と被覆材を再利用可能な状態で分離できる方法及び
装置に関するものである。
ニウムなどの芯線(導体)と熱可塑性樹脂製の被覆材を
分離する方法及び装置に関する。更に詳しくは、電線の
芯線と被覆材を再利用可能な状態で分離できる方法及び
装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】製造段階において、被覆材の不良や被覆材
への印刷の不良などが発生して不良品となった電線ある
いは使用済みの廃棄電線がある。これらの電線は、芯線
と被覆材を分離して再利用されている。芯線と被覆材と
を分離する方法として、従来は、電線の被覆材を燃や
し、残った芯線を取り出す方法、電線を粉砕し、芯線
と被覆材の比重の違いを利用して分離する方法(ナゲッ
ト処理)が一般的であった。
への印刷の不良などが発生して不良品となった電線ある
いは使用済みの廃棄電線がある。これらの電線は、芯線
と被覆材を分離して再利用されている。芯線と被覆材と
を分離する方法として、従来は、電線の被覆材を燃や
し、残った芯線を取り出す方法、電線を粉砕し、芯線
と被覆材の比重の違いを利用して分離する方法(ナゲッ
ト処理)が一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な従来の各方法には、次のような課題があった。すなわ
ち、に示した方法にあっては、塩化ビニルやポリエチ
レンなどの合成樹脂製の被覆材は、燃えるときに大量の
熱と黒煙(すす)を発生するので、環境保全の観点から
好ましい方法とはいえない。また、燃焼の際の熱によっ
て芯線の抵抗値などが変化しやすいので、電線の芯線と
して再度使用することは困難である。また、に示した
方法にあっては、電線は芯線ごと細かく粉砕されるため
に、分離した被覆材すなわち樹脂中に金属粉などの不純
物が混入しやすい。従って、被覆材を再生した樹脂再生
品の用途が限定されるので、価格も安く、採算がとりに
くい。
な従来の各方法には、次のような課題があった。すなわ
ち、に示した方法にあっては、塩化ビニルやポリエチ
レンなどの合成樹脂製の被覆材は、燃えるときに大量の
熱と黒煙(すす)を発生するので、環境保全の観点から
好ましい方法とはいえない。また、燃焼の際の熱によっ
て芯線の抵抗値などが変化しやすいので、電線の芯線と
して再度使用することは困難である。また、に示した
方法にあっては、電線は芯線ごと細かく粉砕されるため
に、分離した被覆材すなわち樹脂中に金属粉などの不純
物が混入しやすい。従って、被覆材を再生した樹脂再生
品の用途が限定されるので、価格も安く、採算がとりに
くい。
【0004】本発明は、上記課題を解消するもので、製
造段階において不良品となった電線や使用済みの廃棄電
線を再生する際に、環境に悪影響を及ぼすことなく、芯
線及び被覆材の分離が容易にできる方法及び装置を提供
することを目的とする。また、分離した被覆材に金属粉
などが混入せず、品質のよい樹脂再生品が得られる方法
及び装置を提供することを目的とする。
造段階において不良品となった電線や使用済みの廃棄電
線を再生する際に、環境に悪影響を及ぼすことなく、芯
線及び被覆材の分離が容易にできる方法及び装置を提供
することを目的とする。また、分離した被覆材に金属粉
などが混入せず、品質のよい樹脂再生品が得られる方法
及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の手段
にあっては、電線の芯線から熱可塑性を有する被覆材を
分離する方法であって、被覆材を分離可能な温度まで加
熱するステップ、加熱された被覆材を剥取り手段によっ
て芯線から分離させるステップ、を含む、電線の芯線と
被覆材を分離する方法である。
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の手段
にあっては、電線の芯線から熱可塑性を有する被覆材を
分離する方法であって、被覆材を分離可能な温度まで加
熱するステップ、加熱された被覆材を剥取り手段によっ
て芯線から分離させるステップ、を含む、電線の芯線と
被覆材を分離する方法である。
【0006】第2の手段にあっては、電線の芯線と熱可
塑性を有する被覆材を分離する方法であって、この方法
は、被処理電線を加熱されているローラに接触させて被
覆材を分離可能な温度まで加熱するステップ、外周面の
クリアランスが被覆材の直径よりも小さく設定されてい
るローラ間に被処理電線を通し、上記加熱された被覆材
をローラ外周面に付着させて芯線から分離させるステッ
プ、を含む、電線の芯線と被覆材を分離する方法であ
る。
塑性を有する被覆材を分離する方法であって、この方法
は、被処理電線を加熱されているローラに接触させて被
覆材を分離可能な温度まで加熱するステップ、外周面の
クリアランスが被覆材の直径よりも小さく設定されてい
るローラ間に被処理電線を通し、上記加熱された被覆材
をローラ外周面に付着させて芯線から分離させるステッ
プ、を含む、電線の芯線と被覆材を分離する方法であ
る。
【0007】第3の手段にあっては、被覆材を分離可能
な温度まで加熱するステップの前に、被覆材を所要温度
まで予熱するステップ、を含む、第1または第2の手段
に係る電線の芯線と被覆材を分離する方法である。
な温度まで加熱するステップの前に、被覆材を所要温度
まで予熱するステップ、を含む、第1または第2の手段
に係る電線の芯線と被覆材を分離する方法である。
【0008】第4の手段にあっては、電線の芯線と熱可
塑性を有する被覆材を分離する装置であって、この装置
は、被処理電線を供給する供給手段と、供給された被処
理電線の被覆材を分離可能な温度まで加熱して芯線から
分離させる剥取り手段と、被覆材を分離させた芯線を回
収する回収手段と、を備えている、電線の芯線と被覆材
を分離する装置である。
塑性を有する被覆材を分離する装置であって、この装置
は、被処理電線を供給する供給手段と、供給された被処
理電線の被覆材を分離可能な温度まで加熱して芯線から
分離させる剥取り手段と、被覆材を分離させた芯線を回
収する回収手段と、を備えている、電線の芯線と被覆材
を分離する装置である。
【0009】第5の手段にあっては、剥取り手段は、外
周面のクリアランスが被覆材の直径よりも小さく設定さ
れている通過隙間を形成して配置された複数の剥取りロ
ーラを備えており、当該剥取りローラは、被処理電線の
被覆材を分離可能な温度まで加熱する加熱手段を備えて
いる、第4の手段に係る電線の芯線と被覆材を分離する
装置である。
周面のクリアランスが被覆材の直径よりも小さく設定さ
れている通過隙間を形成して配置された複数の剥取りロ
ーラを備えており、当該剥取りローラは、被処理電線の
被覆材を分離可能な温度まで加熱する加熱手段を備えて
いる、第4の手段に係る電線の芯線と被覆材を分離する
装置である。
【0010】第6の手段にあっては、被覆材を分離可能
な温度まで加熱する前に、被覆材を所要温度まで予熱す
る予熱手段を備えている、第4または第5の手段に係る
電線の芯線と被覆材を分離する装置である。
な温度まで加熱する前に、被覆材を所要温度まで予熱す
る予熱手段を備えている、第4または第5の手段に係る
電線の芯線と被覆材を分離する装置である。
【0011】剥取りローラの直径は大きい方が、また回
転数は多い方が剥取りローラの周速が速くなるので、効
率を高める上では好ましいが、それらは処理能力を考慮
して好適な値に設定される。剥取りローラ間の通過隙間
(外周面間で最も狭いところ)は、通常は電線の直径よ
りやや狭く、芯線の直径と同じかやや広く設定され、芯
線が変形しにくいようにしてある。例えば、芯線の直径
が1mmで、被覆材の厚みが0.5mmの直径2mmの
電線の場合は、通過隙間は1.8mm程度に設定するの
が好ましい。また、芯線の直径が1.5mmで、被覆材
の厚みが0.75mmの直径3mmの電線の場合は、通
過隙間は2.6mm程度に設定するのが好ましい。な
お、再生する上において芯線が変形しても支障がないの
であれば、通過隙間を更に狭めることもできる。
転数は多い方が剥取りローラの周速が速くなるので、効
率を高める上では好ましいが、それらは処理能力を考慮
して好適な値に設定される。剥取りローラ間の通過隙間
(外周面間で最も狭いところ)は、通常は電線の直径よ
りやや狭く、芯線の直径と同じかやや広く設定され、芯
線が変形しにくいようにしてある。例えば、芯線の直径
が1mmで、被覆材の厚みが0.5mmの直径2mmの
電線の場合は、通過隙間は1.8mm程度に設定するの
が好ましい。また、芯線の直径が1.5mmで、被覆材
の厚みが0.75mmの直径3mmの電線の場合は、通
過隙間は2.6mm程度に設定するのが好ましい。な
お、再生する上において芯線が変形しても支障がないの
であれば、通過隙間を更に狭めることもできる。
【0012】加熱手段により加熱される剥取りローラの
外周面の温度は、例えば電線の被覆材がポリエチレンで
ある場合は130℃〜170℃(好ましくは150℃)
に設定され、被覆材が塩化ビニルである場合は140℃
〜190℃(好ましくは170℃)というように材質に
合わせて、あるいは電線の直径に対応して適宜設定され
る。なお、剥取り手段が剥取りローラを使用したもので
あれば被処理電線を連続的に処理することができるが、
例えば芯線が挿通可能な孔を設けた部材を往復移動させ
るようにし、この孔に被覆材が加熱され柔らかくなった
被処理電線を通して被覆材を芯線から間欠的に剥取る構
造とすることもできる。加熱手段としては、例えば加熱
蒸気や電熱ヒーターなどが使用されるが、これらに限定
はしない。なお、加熱する温度が高すぎると被覆材の樹
脂の再生が困難になり、温度が低すぎると樹脂が剥取り
ローラの外面に付着しにくくなって回収ができなくな
る。
外周面の温度は、例えば電線の被覆材がポリエチレンで
ある場合は130℃〜170℃(好ましくは150℃)
に設定され、被覆材が塩化ビニルである場合は140℃
〜190℃(好ましくは170℃)というように材質に
合わせて、あるいは電線の直径に対応して適宜設定され
る。なお、剥取り手段が剥取りローラを使用したもので
あれば被処理電線を連続的に処理することができるが、
例えば芯線が挿通可能な孔を設けた部材を往復移動させ
るようにし、この孔に被覆材が加熱され柔らかくなった
被処理電線を通して被覆材を芯線から間欠的に剥取る構
造とすることもできる。加熱手段としては、例えば加熱
蒸気や電熱ヒーターなどが使用されるが、これらに限定
はしない。なお、加熱する温度が高すぎると被覆材の樹
脂の再生が困難になり、温度が低すぎると樹脂が剥取り
ローラの外面に付着しにくくなって回収ができなくな
る。
【0013】(作 用)被処理電線は、供給手段により
剥取りローラへ向けて供給される。被処理電線は剥取り
ローラに掛けられ、外周面に接触しながら剥取りローラ
間の通過隙間を通過するようにセッティングされる。そ
して、加熱手段により剥取りローラの外周面が加熱さ
れ、通過する被処理電線の被覆材は短時間で柔らかくな
る。柔らかくなった被覆材は剥取りローラの外周面に付
着し、これによって芯線から分離する。付着した被覆材
はその層の厚さが通過隙間より厚くなると、余剰分は通
過隙間の入口付近にたまり、これを取り除いて回収す
る。また、残った芯線は回収手段によって回収される。
予熱手段を備えたものにあっては、剥取りローラで加熱
するときに被処理電線の被覆材をより速く柔らかくする
ことができるので、処理能力が向上する。
剥取りローラへ向けて供給される。被処理電線は剥取り
ローラに掛けられ、外周面に接触しながら剥取りローラ
間の通過隙間を通過するようにセッティングされる。そ
して、加熱手段により剥取りローラの外周面が加熱さ
れ、通過する被処理電線の被覆材は短時間で柔らかくな
る。柔らかくなった被覆材は剥取りローラの外周面に付
着し、これによって芯線から分離する。付着した被覆材
はその層の厚さが通過隙間より厚くなると、余剰分は通
過隙間の入口付近にたまり、これを取り除いて回収す
る。また、残った芯線は回収手段によって回収される。
予熱手段を備えたものにあっては、剥取りローラで加熱
するときに被処理電線の被覆材をより速く柔らかくする
ことができるので、処理能力が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明を図面に示した実施例に基
づき更に詳細に説明する。図1は本発明に係る分離装置
の一実施例を示す斜視図、図2は電線の芯線と被覆材が
分離されている状態を示す説明図である。電線の芯線と
被覆材とを分離する分離装置は、供給手段である電線供
給装置1と、被処理電線4を予熱する予熱手段である予
熱装置5と、並設された剥取りローラ21、22を有す
る分離装置本体2と、回収手段である電線引取り装置3
とを備えている。なお、これら各装置は図1に示すよう
に所要間隔で配置されている。
づき更に詳細に説明する。図1は本発明に係る分離装置
の一実施例を示す斜視図、図2は電線の芯線と被覆材が
分離されている状態を示す説明図である。電線の芯線と
被覆材とを分離する分離装置は、供給手段である電線供
給装置1と、被処理電線4を予熱する予熱手段である予
熱装置5と、並設された剥取りローラ21、22を有す
る分離装置本体2と、回収手段である電線引取り装置3
とを備えている。なお、これら各装置は図1に示すよう
に所要間隔で配置されている。
【0015】電線供給装置1は、鋼材で枠組みされ側面
視で直角三角形、正面視で長方形の基枠10を備えてい
る。基枠10の正面の傾斜部材11には軸12が多段に
設けられている。軸12には被処理電線を巻き取ったリ
ール13が取り付けられている。なお、電線の処理を行
なうときには、通常多数のリール13を取り付けて、図
2に示すように複数の電線を同時に処理して効率を高め
るようにするが、図1においては便宜上、電線は一本の
みを図示している。
視で直角三角形、正面視で長方形の基枠10を備えてい
る。基枠10の正面の傾斜部材11には軸12が多段に
設けられている。軸12には被処理電線を巻き取ったリ
ール13が取り付けられている。なお、電線の処理を行
なうときには、通常多数のリール13を取り付けて、図
2に示すように複数の電線を同時に処理して効率を高め
るようにするが、図1においては便宜上、電線は一本の
みを図示している。
【0016】予熱装置5は、前後方向へ被処理電線4を
挿通できる挿通口51を有する箱体で、脚部50の上部
に設けられている。予熱装置5の内部には加熱蒸気が供
給されており、通過する被処理電線4の被覆材40を所
要温度まで加熱することができる。
挿通できる挿通口51を有する箱体で、脚部50の上部
に設けられている。予熱装置5の内部には加熱蒸気が供
給されており、通過する被処理電線4の被覆材40を所
要温度まで加熱することができる。
【0017】分離装置本体2は角鋼管で枠組みされた基
枠20を備えている。基枠20には主枠201、202
が所要間隔をおいて立設してある。主枠201、202
の上部には剥取りローラ21、22が外周面間に通過隙
間23(図2に図示)を設けて並設されている。剥取り
ローラ21、22は外周面がスチール製で、内部には加
熱手段である加熱蒸気が通してある。本実施例では剥取
りローラ21、22共に加熱されるが、前側の剥取りロ
ーラ21だけを加熱するようにしても処理は可能であ
る。後側の剥取りローラ22はモーターM1により減速
機24を介して駆動され、剥取りローラ21はギヤ(図
示省略)を介して剥取りローラ22に従動する。また、
剥取りローラ21、22の長さ方向両側の上部には、停
止板25、26が垂直に設けてある。停止板25、26
の下部の形状は剥取りローラ21、22の外周面に沿う
ように形成してある。なお、符号27は受け皿である。
枠20を備えている。基枠20には主枠201、202
が所要間隔をおいて立設してある。主枠201、202
の上部には剥取りローラ21、22が外周面間に通過隙
間23(図2に図示)を設けて並設されている。剥取り
ローラ21、22は外周面がスチール製で、内部には加
熱手段である加熱蒸気が通してある。本実施例では剥取
りローラ21、22共に加熱されるが、前側の剥取りロ
ーラ21だけを加熱するようにしても処理は可能であ
る。後側の剥取りローラ22はモーターM1により減速
機24を介して駆動され、剥取りローラ21はギヤ(図
示省略)を介して剥取りローラ22に従動する。また、
剥取りローラ21、22の長さ方向両側の上部には、停
止板25、26が垂直に設けてある。停止板25、26
の下部の形状は剥取りローラ21、22の外周面に沿う
ように形成してある。なお、符号27は受け皿である。
【0018】電線引取り装置3は鋼材で枠組みされた基
枠30を備えている。基枠30の上部には引取りローラ
31、32が並設されており、その上部には外周面を接
面させて押えローラ33が設けてある。引取りローラ3
1、32は基枠30の下部に配置されたモーターM2に
より減速機(図示省略)を介して駆動される。また、基
枠30の上部後ろ側には受け板34が設けてある。
枠30を備えている。基枠30の上部には引取りローラ
31、32が並設されており、その上部には外周面を接
面させて押えローラ33が設けてある。引取りローラ3
1、32は基枠30の下部に配置されたモーターM2に
より減速機(図示省略)を介して駆動される。また、基
枠30の上部後ろ側には受け板34が設けてある。
【0019】(作 用)図1及び図2を参照して本実施
例の作用を説明する。なお、実際は図2に示すように、
複数の被処理電線4が同時に処理される。まず、電線供
給装置1のリール13から被処理電線4を引き出し、図
2に示すように、分離装置本体2の剥取りローラ21の
上側に巻掛けて通過隙間23を通し、剥取りローラ22
の下側に巻掛けて、更に電線引取り装置3の引取りロー
ラ31、32と押えローラ33の間を通しておく。な
お、被処理電線4のうち、剥取りローラ21、22から
後の部分は、装着するときに剥取りローラ21、22で
加熱して処理してもよいし、ワイヤストリッパーなど他
の手段であらかじめ処理しておいてもよい。
例の作用を説明する。なお、実際は図2に示すように、
複数の被処理電線4が同時に処理される。まず、電線供
給装置1のリール13から被処理電線4を引き出し、図
2に示すように、分離装置本体2の剥取りローラ21の
上側に巻掛けて通過隙間23を通し、剥取りローラ22
の下側に巻掛けて、更に電線引取り装置3の引取りロー
ラ31、32と押えローラ33の間を通しておく。な
お、被処理電線4のうち、剥取りローラ21、22から
後の部分は、装着するときに剥取りローラ21、22で
加熱して処理してもよいし、ワイヤストリッパーなど他
の手段であらかじめ処理しておいてもよい。
【0020】ヒーターによって剥取りローラ21、22
の外周面を約150℃に加熱する。剥取りローラ21、
22が駆動され、引取りローラ31、32も駆動され
る。これにより、被処理電線4が剥取りローラ21、2
2から引取りローラ31、32を通って引取られる。被
処理電線4の被覆材40は、剥取りローラ21、22を
通るときに外周面で加熱されて、ごく短時間で柔らかく
なる。被覆材40が柔らかくなってできた樹脂41は剥
取りローラ21、22の外周面に付着し、これにより芯
線42から分離する。
の外周面を約150℃に加熱する。剥取りローラ21、
22が駆動され、引取りローラ31、32も駆動され
る。これにより、被処理電線4が剥取りローラ21、2
2から引取りローラ31、32を通って引取られる。被
処理電線4の被覆材40は、剥取りローラ21、22を
通るときに外周面で加熱されて、ごく短時間で柔らかく
なる。被覆材40が柔らかくなってできた樹脂41は剥
取りローラ21、22の外周面に付着し、これにより芯
線42から分離する。
【0021】前側の剥取りローラ21に付着した樹脂4
1をカッターナイフなどの薄刃部材で削り取ると、その
後に柔らかくなった樹脂41は、剥取りローラ21には
付着せず、後側の剥取りローラ22の表面に付着してい
る親和性のある樹脂41に取り込まれる。そして、剥取
りローラ22の外周面に付着した樹脂41は層状とな
り、通過隙間23より厚くなった分は図2に示すように
通過隙間23の上部に溜るので、冷えて固まった部分か
ら適宜回収する。なお、溜った樹脂41は停止板25、
26の作用により、剥取りローラ21、22の両側から
はみ出すことはない。
1をカッターナイフなどの薄刃部材で削り取ると、その
後に柔らかくなった樹脂41は、剥取りローラ21には
付着せず、後側の剥取りローラ22の表面に付着してい
る親和性のある樹脂41に取り込まれる。そして、剥取
りローラ22の外周面に付着した樹脂41は層状とな
り、通過隙間23より厚くなった分は図2に示すように
通過隙間23の上部に溜るので、冷えて固まった部分か
ら適宜回収する。なお、溜った樹脂41は停止板25、
26の作用により、剥取りローラ21、22の両側から
はみ出すことはない。
【0022】剥取りローラ21、22で被覆材40が分
離された被処理電線4は、芯線42だけになって引取り
ローラ31、32で引取られ、回収される。なお、上記
剥取りローラ21、22の回転速度は、最初は低速で回
転させ、被覆材40の分離が支障なく行なわれるように
なったところで徐々に速くすれば、処理効率を向上させ
ることができる。また、加熱する前に剥取りローラ22
の外周面を被覆材と同じ樹脂のフィルムで被覆してお
き、柔らかくなった被覆材40が最初から剥取りローラ
22側の樹脂に取り込まれるようにしてもよい。本発明
は図示の実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲の記載内において種々の変形が可能である。
離された被処理電線4は、芯線42だけになって引取り
ローラ31、32で引取られ、回収される。なお、上記
剥取りローラ21、22の回転速度は、最初は低速で回
転させ、被覆材40の分離が支障なく行なわれるように
なったところで徐々に速くすれば、処理効率を向上させ
ることができる。また、加熱する前に剥取りローラ22
の外周面を被覆材と同じ樹脂のフィルムで被覆してお
き、柔らかくなった被覆材40が最初から剥取りローラ
22側の樹脂に取り込まれるようにしてもよい。本発明
は図示の実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲の記載内において種々の変形が可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a)製造段階において不良品となった電線や使用済み
の廃棄電線を芯線と被覆材に分離する際に、被覆材を加
熱し柔らかくして剥取るので、燃焼させる場合と比較し
て芯線はそれ程高温とはならない。従って、抵抗値など
の特性が変わることはなく、しかも芯線は変形しにくい
ので、そのまま再度電線の芯線としての使用が可能であ
り、この場合は電線が安価に製造できる。
する。 (a)製造段階において不良品となった電線や使用済み
の廃棄電線を芯線と被覆材に分離する際に、被覆材を加
熱し柔らかくして剥取るので、燃焼させる場合と比較し
て芯線はそれ程高温とはならない。従って、抵抗値など
の特性が変わることはなく、しかも芯線は変形しにくい
ので、そのまま再度電線の芯線としての使用が可能であ
り、この場合は電線が安価に製造できる。
【0024】(b)被覆材は、柔らかくするだけで燃や
さないので環境に悪影響を及ぼすことはなく、しかも不
純物が混入することなく分離できるので、品質のよい樹
脂再生品が得られる。
さないので環境に悪影響を及ぼすことはなく、しかも不
純物が混入することなく分離できるので、品質のよい樹
脂再生品が得られる。
【0025】(c)予熱手段を備えたものにあっては、
剥取りローラなどで加熱するときに被処理電線の被覆材
をより短い時間で柔らかくすることができるので、処理
能力が向上する。
剥取りローラなどで加熱するときに被処理電線の被覆材
をより短い時間で柔らかくすることができるので、処理
能力が向上する。
【図1】本発明に係る分離装置の一実施例を示す斜視
図。
図。
【図2】電線の芯線と被覆材が分離されている状態を示
す説明図。
す説明図。
1 電線供給装置 10 基枠 11 傾斜部材 12 軸 13 リール 2 分離装置本体 20 基枠 201、202 主枠 21、22 剥取りローラ 23 通過隙間 M1 モーター 24 減速機 25、26 停止板 27 受け皿 3 電線引取り装置 30 基枠 31、32 引取りローラ 33 押えローラ M2 モーター 34 受け板 4 被処理電線 40 被覆材 41 樹脂 42 芯線
Claims (6)
- 【請求項1】 電線の芯線から熱可塑性を有する被覆材
を分離する方法であって、 被覆材を分離可能な温度まで加熱するステップ、 加熱された被覆材を剥取り手段によって芯線から分離さ
せるステップ、を含むことを特徴とする、 電線の芯線と被覆材を分離する方法。 - 【請求項2】 電線の芯線と熱可塑性を有する被覆材を
分離する方法であって、この方法は、 被処理電線を加熱されているローラに接触させて被覆材
を分離可能な温度まで加熱するステップ、 外周面のクリアランスが被覆材の直径よりも小さく設定
されているローラ間に被処理電線を通し、上記加熱され
た被覆材をローラ外周面に付着させて芯線から分離させ
るステップ、を含むことを特徴とする、 電線の芯線と被覆材を分離する方法。 - 【請求項3】 被覆材を分離可能な温度まで加熱するス
テップの前に、被覆材を所要温度まで予熱するステッ
プ、を含むことを特徴とする、 請求項1または2記載の電線の芯線と被覆材を分離する
方法。 - 【請求項4】 電線の芯線と熱可塑性を有する被覆材を
分離する装置であって、この装置は、 被処理電線を供給する供給手段と、 供給された被処理電線の被覆材を分離可能な温度まで加
熱して芯線から分離させる剥取り手段と、 被覆材を分離させた芯線を回収する回収手段と、を備え
ていることを特徴とする、 電線の芯線と被覆材を分離する装置。 - 【請求項5】 剥取り手段は、外周面のクリアランスが
被覆材の直径よりも小さく設定されている通過隙間を形
成して配置された複数の剥取りローラを備えており、当
該剥取りローラは、被処理電線の被覆材を分離可能な温
度まで加熱する加熱手段を備えていることを特徴とす
る、 請求項4記載の電線の芯線と被覆材を分離する装置。 - 【請求項6】 被覆材を分離可能な温度まで加熱する前
に、被覆材を所要温度まで予熱する予熱手段を備えてい
ることを特徴とする、 請求項4または5記載の電線の芯線と被覆材を分離する
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22731895A JPH0955135A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 電線の芯線と被覆材を分離する方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22731895A JPH0955135A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 電線の芯線と被覆材を分離する方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0955135A true JPH0955135A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16858929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22731895A Pending JPH0955135A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 電線の芯線と被覆材を分離する方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0955135A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102231308A (zh) * | 2011-04-18 | 2011-11-02 | 中国南方航空工业(集团)有限公司 | 进料滚筒、破碎装置以及铜米机 |
| CN102760541A (zh) * | 2012-07-23 | 2012-10-31 | 江苏通光电子线缆股份有限公司 | 一种简易的人工辅助返工分线装置 |
| KR101367685B1 (ko) * | 2013-07-02 | 2014-02-27 | (주)서울메탈무역 | 폐전선 알루미늄 박판 탈피기 |
| CN110364315A (zh) * | 2019-08-02 | 2019-10-22 | 宋建明 | 一种基于电缆回收用的剥线装置 |
| KR102481228B1 (ko) * | 2022-01-20 | 2022-12-26 | 주현명 | 케이블 자동 피복 탈피 장치 |
-
1995
- 1995-08-11 JP JP22731895A patent/JPH0955135A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102231308A (zh) * | 2011-04-18 | 2011-11-02 | 中国南方航空工业(集团)有限公司 | 进料滚筒、破碎装置以及铜米机 |
| CN102760541A (zh) * | 2012-07-23 | 2012-10-31 | 江苏通光电子线缆股份有限公司 | 一种简易的人工辅助返工分线装置 |
| KR101367685B1 (ko) * | 2013-07-02 | 2014-02-27 | (주)서울메탈무역 | 폐전선 알루미늄 박판 탈피기 |
| CN110364315A (zh) * | 2019-08-02 | 2019-10-22 | 宋建明 | 一种基于电缆回收用的剥线装置 |
| KR102481228B1 (ko) * | 2022-01-20 | 2022-12-26 | 주현명 | 케이블 자동 피복 탈피 장치 |
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