JPH0955602A - 導波管型分波器 - Google Patents

導波管型分波器

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JPH0955602A
JPH0955602A JP22856695A JP22856695A JPH0955602A JP H0955602 A JPH0955602 A JP H0955602A JP 22856695 A JP22856695 A JP 22856695A JP 22856695 A JP22856695 A JP 22856695A JP H0955602 A JPH0955602 A JP H0955602A
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waveguide
signal
coupling hole
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circular waveguide
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Kiyoshi Osawa
潔 大澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円形導波管の管壁に分波用の矩形導波管を接
続した場合、円形導波管の対称性が損なわれて不要高次
モードが発生する。この不要高次モードを解消すべく円
形導波管の管壁に対称に矩形導波管を接続してマジック
Tで接続すると構造が大型化する。 【解決手段】 送信信号及び受信信号を伝搬可能な円形
導波管101と、この円形導波管の一方の端面に接続さ
れる送信信号用導波管102と、円形導波管101の管
壁に第1の結合孔103を介して接続された矩形導波管
からなる受信信号用の通過フィルタ104と、この通過
フィルタ104に対向してその対称位置の円形導波管1
01の管壁に第2の結合孔106を介して接続される矩
形導波管107とを備える。円形導波管101に対して
短い矩形導波管107を接続するだけで対称性が確保さ
れ、不要高次モードの発生が防止され、かつ構成が簡略
化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は衛星通信の送受信共
用アンテナ等に用いられて異なる周波数帯の信号を分波
するための導波管型の分波器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の衛星通信用送受信共用アンテナに
用いられる導波管型の分波器として、図4に示すような
特開平5−218702号公報に記載されたものがあ
る。この分波器は、同図のように、送信信号及び受信信
号が伝搬される円形導波管401の一方の端面に、受信
信号は伝搬せず送信信号のみが伝搬する送信矩形導波管
402が接続され、送信入力端406からの送信信号を
円形導波管401の他方の端部405から出力するよう
に構成される。また、前記円形導波管401の管壁に結
合孔403を介して矩形導波管からなる受信帯通過フィ
ルタ404が接続され、円形導波管401の受信信号を
受信帯域通過フィルタ404を通して受信出力端407
から出力するように構成される。
【0003】この分波器は、軽量で部品点数が少ないた
め調整は容易であるが、送信入力端406より入力した
送信信号が円形導波管401を伝搬する際に、受信帯通
過フィルタ404の結合孔403の影響を受け、不要高
次モードTE21が発生することがある。すなわち、円形
導波管401内は周波数の低い受信信号に対して、図3
(a)に示すように、基本モードTE11が伝搬するよう
に径寸法等が設定されるが、周波数の高い送信信号に対
しては図3(b),(c),(d)に示すような不要高
次モードTM01,TE21が伝搬される径となる場合があ
る。図4の分波器では、管壁の一部に結合孔403を設
けていることで、円形導波管401の一部に非対称な部
分が生じることになり、このためこの部分において不要
高次モードTE21が発生されることになる。
【0004】そこで、このような不要高次モードの発生
を抑制した分波器も考えられており、その一例として図
5に示す特開昭60−1902号公報に記載されたもの
がある。この分波器は直交する受信偏波信号を分波可能
な偏分波器として構成されたものであり、円形導波管5
01の一方の端面512から送信信号を送出する送信円
形導波管502が接続され、また円形導波管501の管
壁には管軸に対して十字形に受信帯通過フィルタを含む
受信矩形導波管503,504,505,506が接続
されている。受信矩形導波管503,505内の受信信
号はマジックT507により合成され受信出力端509
に出力され、受信矩形導波管504,506内の受信信
号はマジックT508により合成され受信出力端510
に出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この分波器では、送信
入力端511より入力した送信信号が円形導波管501
を伝搬する場合は円形導波管501の管軸を中心に受信
矩形導波管503及び505が対称の位置に接続され、
かつ受信矩形導波管504及び506も対称な位置に接
続されているため、図3に示したような不要高次モード
を防止する上では有効である。しかしながら、部品点数
が多いために調整に時間がかかり、かつ大型でかつ高重
量になるという問題が生じている。この場合、偏分波器
として構成しない場合には、受信矩形導波管503,5
05と504,506のいずれか一方の組のみを接続す
ることになるが、その場合でも小型軽量化及び調整の容
易化を図ることは難しい。本発明の目的は、不要高次モ
ードを防止するとともに、小型軽量化を図り、かつ調整
を容易にした導波管型分波器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の導波管型分波器
は、第1及び第2の各信号を伝搬可能な円形導波管と、
この円形導波管の一方の端面に接続される第1の信号用
導波管と、前記円形導波管の管壁に第1の結合孔を介し
て接続された矩形導波管からなる第2の信号用の通過フ
ィルタと、この第2の信号用通過フィルタに対向してそ
の対称位置の前記円形導波管の管壁に第2の結合孔を介
して接続される矩形導波管とを備える。
【0007】また、本発明の他の導波管型分波器は、第
1及び第2の各信号を伝搬可能な円形導波管と、この円
形導波管の一方の端面に接続される第1の信号用導波管
と、前記円形導波管の管壁に第1の結合孔を介して接続
された矩形導波管からなる一の偏波の第2の信号用の通
過フィルタと、この第2の信号用通過フィルタに対向し
てその対称位置の前記円形導波管の管壁に第2の結合孔
を介して接続される矩形導波管と、前記円形導波管の管
壁に前記第1の結合孔とは管軸に対して直交する位置に
設けた第3の結合孔を介して接続された矩形導波管から
なる他の偏波の第2の信号用の通過フィルタと、この第
2の信号用通過フィルタに対向してその対称位置の前記
円形導波管の管壁に第4の結合孔を介して接続される矩
形導波管とを備える。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1(a)及び(b)は本発明の第
1の実施形態を示す斜視図と右側面図である。円形導波
管101は周波数の低い受信信号に対して図3(a)に
示した基本モードTE11が伝搬するようにその径寸法
が設定されており、その一方の端面には送信信号を伝搬
するように設計された送信矩形導波管102が接続され
ている。また、前記円形導波管101の管壁には第1結
合孔103を介して矩形導波管からなる受信帯通過フィ
ルタ104が接続される。この受信帯通過フィルタ10
4の内部には、第1結合孔103から所定の長さ位置
に、送信信号を遮断するための、送信信号に対しては等
価的な短絡面105が形成されている。
【0009】また、前記第1結合孔103と対向する位
置の円形導波管101の管壁に設けられた第2結合孔1
06を介して、前記受信帯通過フィルタ104と対称に
矩形導波管107が接続される。この矩形導波管107
の終端は短絡面108として構成される。ここで、矩形
導波管107の短絡面108は、受信帯通過フィルタ1
04内に設けた等価短絡面105と対称な位置、すなわ
ち第1結合孔103から等価短絡面105との距離が第
2結合孔106から短絡面108までの距離に等しい位
置とされている
【0010】この構成の分波器では、送信矩形導波管1
02の一方の端部109から入力される送信信号は円形
導波管101内を伝搬され、円形導波管101の他方の
端部110から出力される。また、この円形導波管10
1の他方の端部から入力された受信信号は、第1結合孔
103から受信帯通過フィルタ104内を通してその端
部111から出力される。このとき、受信帯通過フィル
タ104に送信信号の一部が入り込んだ場合、送信信号
は等価短絡面105により反射される。そして、この等
価短絡面105と第1結合孔103との距離を送信信号
の1/2波長の奇数倍の長さに設定しておくことで、受
信帯通過フィルタ104に入り込んだ送信信号と等価短
絡面105で反射された送信信号が第1結合孔103の
近傍で互いに打ち消しあい、結果として受信帯通過フィ
ルタ104内に送信信号が入り込むことが防止される。
【0011】したがって、この分波器では、第1結合孔
103の部分において円形導波管101の対称性が保た
れることになる。これにより、図3(b)〜(d)に示
したような不要高次モードが発生することが防止され
る。また、その一方で円形導波管101の管壁に対して
は受信帯通過フィルタ104と矩形導波管107が接続
されているのみであるため、構成が簡易であり、小型軽
量化が実現できるとともにその調整が容易となる。
【0012】図2は本発明の第2の実施形態の斜視図で
ある。ここでは、直交する受信偏波信号を分波する偏分
波器として構成した例である。円形導波管201は周波
数の低い受信信号に対して図3(a)に示した基本モー
ドTE11が伝搬するようにその径寸法が設定されてお
り、その一方の端面には送信信号を伝搬するように設計
された送信円形導波管202が接続されている。また、
前記円形導波管201の水平方向の管壁には第1結合孔
203を介して矩形導波管からなる受信帯通過フィルタ
204が接続される。この受信帯通過フィルタ204の
内部には、第1結合孔203から所定の長さ位置に、送
信信号を遮断するための、送信信号に対しては等価的な
短絡面205が形成されている。
【0013】また、前記第1結合孔203と水平方向に
対向する位置に設けられた第2結合孔206を介して、
前記受信帯通過フィルタ204と対称に矩形導波管20
5が接続される。この矩形導波管205の終端は短絡面
206として構成される。ここで、矩形導波管205の
短絡面206は、受信帯通過フィルタ204内に設けた
等価短絡面205と対称な位置、すなわち第1結合孔2
03から等価短絡面205との距離が第2結合孔206
から短絡面208までの距離に等しい位置とされている
【0014】同様に、前記円形導波管201の垂直方向
の管壁には第3結合孔209を介して矩形導波管からな
る受信帯通過フィルタ210が接続され、この受信帯通
過フィルタ210の内部には、第3結合孔209から所
定の長さ位置に、送信信号を遮断するための、送信信号
に対しては等価的な短絡面211が形成されている。ま
た、前記第3結合孔209と垂直方向に対向する位置に
設けられた第4結合孔212を介して、前記受信帯通過
フィルタ210と対称に矩形導波管213が接続され、
この矩形導波管213の終端は短絡面214として構成
される。ここでも、第3結合孔209から等価短絡面2
11との距離が第4結合孔212から短絡面214まで
の距離に等しい位置とされている
【0015】この偏分波器によれば、送信円形導波管2
02の一方の端部215から入力される送信信号は円形
導波管201内を伝搬され、円形導波管201の他方の
端部216から出力される。また、この円形導波管20
1の他方の端部216から入力された水平偏波の受信信
号は、第1結合孔203から受信帯通過フィルタ204
内を通してその端部217から出力される。このとき、
受信帯通過フィルタ217に送信信号の一部が入り込ん
だ場合、送信信号は等価短絡面205により反射され
る。そして、この等価短絡面205と第1結合孔203
との距離が送信信号の1/2波長の奇数倍の長さに設定
しておくことで、受信帯通過フィルタ204に入り込ん
だ送信信号と等価短絡面205で反射された送信信号が
第1結合孔203の近傍で互いに打ち消しあい、結果と
して受信帯通過フィルタ204内に送信信号が入り込む
ことが防止される。
【0016】同様に、円形導波管201の他方の端部2
16から入力された垂直偏波の受信信号は、第3結合孔
209から受信帯通過フィルタ210内を通過してその
端部218から出力される。この場合にも、受信帯通過
フィルタ210内に設けた等価短絡面211によって送
信信号の入り込みが防止される。
【0017】そして、この偏分波器においても、第1結
合孔203ないし第4結合孔212の部分において円形
導波管201の対称性が保たれることになる。これによ
り、図3(b)〜(d)に示したような不要高次モード
が発生することが防止される。また、その一方で円形導
波管201の管壁に対しては比較的に長さの短い受信帯
通過フィルタ204,210と矩形導波管206,21
3が接続されているのみであるため、構成が簡易であ
り、小型軽量化が実現できるとともにその調整が容易と
なる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、円形導波
管の管壁に結合孔を介して接続された矩形導波管からな
る通過フィルタと、この通過フィルタに対向してその対
称位置の円形導波管の管壁に別の結合孔を介して接続さ
れる矩形導波管とを備えることにより、通過フィルタの
接続箇所における円形導波管の対称性が保たれることに
なり、不要高次モードの発生が防止される。また、その
一方で円形導波管に接続される矩形導波管の構成が簡略
化でき、分波器の小型軽量化を図り、かつ調整を容易に
行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分波器の第1の実施形態の斜視図と右
側面図である。
【図2】本発明を偏分波器に適用した第2の実施形態の
斜視図である。
【図3】円形導波管内を伝搬する信号の基本モードと不
要高次モードを示す図である。
【図4】従来の分波器の一例を示す斜視図とその右側面
図である。
【図5】従来の偏分波器の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
101,201 円形導波管 102,202 送信導波管 103,203 第1結合孔 104,204 受信帯通過フィルタ 105,205 等価短絡面 106,206 第2結合孔 107,207 矩形導波管 108,208 短絡面 209 第3結合孔 210 受信帯通過フィルタ 211 等価短絡面 212 第4結合孔 213 矩形導波管 214 短絡面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2の各信号を伝搬可能な円形
    導波管と、この円形導波管の一方の端面に接続される第
    1の信号用導波管と、前記円形導波管の管壁に第1の結
    合孔を介して接続された矩形導波管からなる第2の信号
    用の通過フィルタと、この第2の信号用通過フィルタに
    対向してその対称位置の前記円形導波管の管壁に第2の
    結合孔を介して接続される矩形導波管とを備えることを
    特徴とする導波管型分波器。
  2. 【請求項2】 前記通過フィルタの内部には第1の信号
    を反射するための等価短絡面が設けられ、第1の結合孔
    から等価短絡面までの距離と、第2の結合孔から矩形導
    波管の短絡面までの距離を等しく設定してなる請求項1
    の導波管型分波器。
  3. 【請求項3】 第1及び第2の各信号を伝搬可能な円形
    導波管と、この円形導波管の一方の端面に接続される第
    1の信号用導波管と、前記円形導波管の管壁に第1の結
    合孔を介して接続された矩形導波管からなる一の偏波の
    第2の信号用の通過フィルタと、この第2の信号用通過
    フィルタに対向してその対称位置の前記円形導波管の管
    壁に第2の結合孔を介して接続される矩形導波管と、前
    記円形導波管の管壁に前記第1の結合孔とは管軸に対し
    て直交する位置に設けた第3の結合孔を介して接続され
    た矩形導波管からなる他の偏波の第2の信号用の通過フ
    ィルタと、この第2の信号用通過フィルタに対向してそ
    の対称位置の前記円形導波管の管壁に第4の結合孔を介
    して接続される矩形導波管とを備えることを特徴とする
    導波管型分波器。
  4. 【請求項4】 一の偏波の第2の信号と他の偏波の第2
    の信号とは互いに直交する水平偏波と垂直偏波である請
    求項3の導波管型分波器。
  5. 【請求項5】 第1の信号は第1の信号用導波管から入
    力されて円形導波管の他方の端面から出力される送信信
    号であり、第2の信号は円形導波管の他方の端面から入
    力されて第2の信号用通過フィルタから出力される受信
    信号である請求項1ないし4のいずれかの導波管型分波
    器。
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Citations (6)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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