JPH0956175A - 圧電トランスを含む電源回路装置 - Google Patents
圧電トランスを含む電源回路装置Info
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- JPH0956175A JPH0956175A JP7236126A JP23612695A JPH0956175A JP H0956175 A JPH0956175 A JP H0956175A JP 7236126 A JP7236126 A JP 7236126A JP 23612695 A JP23612695 A JP 23612695A JP H0956175 A JPH0956175 A JP H0956175A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧電トランスを含む電源回路装置において、
圧電トランスの駆動周波数の制御を簡単な回路によって
行うことを可能にする。 【構成】 直流電源12に補助トランス14の1次巻線
とFET17の直列回路を接続する。補助トランスの2
次巻線に圧電トランス19を接続する。圧電トランス1
9の共振状態を検出するためにFET17のゲート電圧
とドレイン・ソース間電圧を検出し、これ等を混合回路
34で混合する。混合出力電圧と基準電圧とを比較器3
6で比較して圧電トランス19の共振状態の情報を含む
出力を得る。比較器36の出力を積分してVCO39を
制御し、圧電トランス19の駆動周波数をこの共振周波
数に近づける。
圧電トランスの駆動周波数の制御を簡単な回路によって
行うことを可能にする。 【構成】 直流電源12に補助トランス14の1次巻線
とFET17の直列回路を接続する。補助トランスの2
次巻線に圧電トランス19を接続する。圧電トランス1
9の共振状態を検出するためにFET17のゲート電圧
とドレイン・ソース間電圧を検出し、これ等を混合回路
34で混合する。混合出力電圧と基準電圧とを比較器3
6で比較して圧電トランス19の共振状態の情報を含む
出力を得る。比較器36の出力を積分してVCO39を
制御し、圧電トランス19の駆動周波数をこの共振周波
数に近づける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CCFL(冷陰極蛍光
管)を点灯させるために好適な圧電トランスを含む電源
回路装置に関する。
管)を点灯させるために好適な圧電トランスを含む電源
回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電セラミック板の厚み方向に形成され
た一対の電極に駆動電圧を印加し、長さ方向に形成され
た電極から出力電圧を取り出す形式の圧電トランスは公
知である。この種の圧電トランスは、機械振動を利用し
ているため電磁波の不要輻射がない、波形歪みが少なく
ノイズが少ない、薄型で高効率化が可能、不燃性で安全
である等の特長を有する。これ等の特長を生かしてCC
FLの電源回路に圧電トランスを使用することが、例え
ば1994年11月7日発行の「日経エレクトロニク
ス」の第147頁〜第157頁の論文「液晶バックライ
ト用インバータ、圧電トランス採用で厚さ4.5mm」
等で知られている。
た一対の電極に駆動電圧を印加し、長さ方向に形成され
た電極から出力電圧を取り出す形式の圧電トランスは公
知である。この種の圧電トランスは、機械振動を利用し
ているため電磁波の不要輻射がない、波形歪みが少なく
ノイズが少ない、薄型で高効率化が可能、不燃性で安全
である等の特長を有する。これ等の特長を生かしてCC
FLの電源回路に圧電トランスを使用することが、例え
ば1994年11月7日発行の「日経エレクトロニク
ス」の第147頁〜第157頁の論文「液晶バックライ
ト用インバータ、圧電トランス採用で厚さ4.5mm」
等で知られている。
【0003】ところで、圧電トランスの性質として負荷
電流の変化、入力電圧の変化及び温度変化等により共振
周波数が変化してしまうため全ての条件で効率よく駆動
させるためには、常に圧電トランスの共振周波数の変化
に追従して励振しなくてはならない。圧電トランスの励
振電圧即ち駆動電圧の周波数の制御方法として次の3つ
が知られている。 (1) 圧電トランスの固有共振周波数よりも僅かに高
い固定の周波数で圧電トランスを駆動する。 (2) 圧電トランスの駆動電圧のレベルの変化によっ
ても圧電トランスの共振周波数が変化するので、上述の
「日経エレクトロニクス」の論文に記載されているよう
に入力電圧を検出して駆動電圧の周波数を変化させる。 (3) 例えば特開昭61−220386号に開示され
ているように、圧電トランスの入力電圧と出力電流又は
入力電流との位相関係を比較検出し、圧電トランスの周
波数変化に追従させて駆動電圧の周波数を変える。
電流の変化、入力電圧の変化及び温度変化等により共振
周波数が変化してしまうため全ての条件で効率よく駆動
させるためには、常に圧電トランスの共振周波数の変化
に追従して励振しなくてはならない。圧電トランスの励
振電圧即ち駆動電圧の周波数の制御方法として次の3つ
が知られている。 (1) 圧電トランスの固有共振周波数よりも僅かに高
い固定の周波数で圧電トランスを駆動する。 (2) 圧電トランスの駆動電圧のレベルの変化によっ
ても圧電トランスの共振周波数が変化するので、上述の
「日経エレクトロニクス」の論文に記載されているよう
に入力電圧を検出して駆動電圧の周波数を変化させる。 (3) 例えば特開昭61−220386号に開示され
ているように、圧電トランスの入力電圧と出力電流又は
入力電流との位相関係を比較検出し、圧電トランスの周
波数変化に追従させて駆動電圧の周波数を変える。
【0004】図1は上記(3)の方式に従うCCFLの
電源回路を示す。この電源回路では、圧電トランス1が
VCO(電圧制御発振器)の出力を駆動増幅器3で増幅
したもので駆動される。VCO2の周波数を制御するた
めに圧電トランス1に入力電圧と電流検出器4で検出さ
れた電圧とが位相比較器5で位相比較され、この出力が
低周波フィルタ6で平滑されてVCO2の制御電圧とな
る。圧電トランス1は入力電極7と出力電極8と共通電
極9とを有し、出力電極8に負荷10が接続されてい
る。
電源回路を示す。この電源回路では、圧電トランス1が
VCO(電圧制御発振器)の出力を駆動増幅器3で増幅
したもので駆動される。VCO2の周波数を制御するた
めに圧電トランス1に入力電圧と電流検出器4で検出さ
れた電圧とが位相比較器5で位相比較され、この出力が
低周波フィルタ6で平滑されてVCO2の制御電圧とな
る。圧電トランス1は入力電極7と出力電極8と共通電
極9とを有し、出力電極8に負荷10が接続されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記(1)
(2)(3)の従来方式には次のような問題がある。ま
ず、(1)の周波数固定方式では、電力変換効率の最良
点がある条件の時1カ所のみに限られてしまう。また、
圧電トランス個々の周波数バラツキに合わせるため周波
数調整が必要である。また、周囲温度の変化による圧電
トランスの共振周波数のズレによる影響が大きい。
(2)の供給電圧検出方式では、圧電トランスの入力電
圧の変化による共振周波数の変化については、トラッキ
ングが合えば改善効果があるが、負荷変動、温度変動に
ついては上記(1)と同様である。(3)の位相検出方
式では、供給電圧、負荷、温度の変化による圧電トラン
スの共振状態を常に検出して周波数制御しているため、
変化要因に対して最も安定であるが、位相比較器を使用
するために回路構成が複雑になり部品点数が多く小型
化、ローコスト化に適していない。
(2)(3)の従来方式には次のような問題がある。ま
ず、(1)の周波数固定方式では、電力変換効率の最良
点がある条件の時1カ所のみに限られてしまう。また、
圧電トランス個々の周波数バラツキに合わせるため周波
数調整が必要である。また、周囲温度の変化による圧電
トランスの共振周波数のズレによる影響が大きい。
(2)の供給電圧検出方式では、圧電トランスの入力電
圧の変化による共振周波数の変化については、トラッキ
ングが合えば改善効果があるが、負荷変動、温度変動に
ついては上記(1)と同様である。(3)の位相検出方
式では、供給電圧、負荷、温度の変化による圧電トラン
スの共振状態を常に検出して周波数制御しているため、
変化要因に対して最も安定であるが、位相比較器を使用
するために回路構成が複雑になり部品点数が多く小型
化、ローコスト化に適していない。
【0006】そこで、本発明の目的は、比較的簡単な構
成で圧電トランスの駆動周波数を最適値又はこの近傍に
制御することができる電源回路装置を提供することにあ
る。
成で圧電トランスの駆動周波数を最適値又はこの近傍に
制御することができる電源回路装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、直流電源と補助トランスとスイッチング素
子と圧電トランスと前記スイッチング素子の制御回路と
を備え、前記補助トランスは1次巻線と2次巻線を有
し、前記1次巻線の一端は前記直流電源の一端に接続さ
れ、前記スイッチング素子は第1及び第2の主端子と制
御端子とを有し、前記スイッチング素子の前記第1の主
端子は前記1次巻線の他端に接続され、前記スイッチン
グ素子の前記第2の主端子は前記直流電源の他端に接続
され、前記圧電トランスは入力電極と出力電極と共通電
極とを有し、前記圧電トランスの前記入力電極は前記2
次巻線の一端に接続され、前記圧電トランスの前記共通
電極は前記2次巻線の他端に接続され、前記圧電トラン
スの前記出力電極と前記共通電極との間に負荷が接続さ
れ、前記制御回路は前記スイッチング素子をオン・オフ
制御するためのパルスを前記スイッチング素子の前記制
御電極に供給するためのものであって、前記スイッチン
グ素子の前記制御電極と前記第2の主電極との間の第1
の電圧を検出する第1の電圧検出手段と、前記スイッチ
ング素子の前記第1及び第2の主電極間の第2の電圧を
検出する第2の電圧検出手段と、前記第1及び第2の電
圧を混合する混合回路と、基準電圧源と、前記基準電圧
源の基準電圧と前記混合回路から得られた混合電圧との
比較出力を発生する電圧比較器と、前記電圧比較器の出
力を積分する積分回路と、前記積分回路の出力電圧で制
御される電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器の出力
を前記スイッチング素子の前記制御端子に供給する手段
とを有していることを特徴とする電源回路装置に係わる
ものである。なお、請求項2に示すように、請求項1の
トランスの代りにリアクトルをスイッチング素子に直列
に接続することができる。また、請求項3に示すよう
に、請求項1のトランスを単巻トランスにすることがで
きる。また、請求項4に示すように、請求項1の1次巻
線に直列にリアクトル即ちインダクタンス素子を付加す
ることができる。また、請求項5に示すように、スイッ
チング素子に対して並列に共振用コンデンサを接続する
ことが望ましい。また、請求項6に示すように、パルス
幅変調回路と負荷電流検出回路とを設け、負荷電流検出
回路の出力でスイッチング素子をオン・オフするための
パルスの幅を制御することが望ましい。
の本発明は、直流電源と補助トランスとスイッチング素
子と圧電トランスと前記スイッチング素子の制御回路と
を備え、前記補助トランスは1次巻線と2次巻線を有
し、前記1次巻線の一端は前記直流電源の一端に接続さ
れ、前記スイッチング素子は第1及び第2の主端子と制
御端子とを有し、前記スイッチング素子の前記第1の主
端子は前記1次巻線の他端に接続され、前記スイッチン
グ素子の前記第2の主端子は前記直流電源の他端に接続
され、前記圧電トランスは入力電極と出力電極と共通電
極とを有し、前記圧電トランスの前記入力電極は前記2
次巻線の一端に接続され、前記圧電トランスの前記共通
電極は前記2次巻線の他端に接続され、前記圧電トラン
スの前記出力電極と前記共通電極との間に負荷が接続さ
れ、前記制御回路は前記スイッチング素子をオン・オフ
制御するためのパルスを前記スイッチング素子の前記制
御電極に供給するためのものであって、前記スイッチン
グ素子の前記制御電極と前記第2の主電極との間の第1
の電圧を検出する第1の電圧検出手段と、前記スイッチ
ング素子の前記第1及び第2の主電極間の第2の電圧を
検出する第2の電圧検出手段と、前記第1及び第2の電
圧を混合する混合回路と、基準電圧源と、前記基準電圧
源の基準電圧と前記混合回路から得られた混合電圧との
比較出力を発生する電圧比較器と、前記電圧比較器の出
力を積分する積分回路と、前記積分回路の出力電圧で制
御される電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器の出力
を前記スイッチング素子の前記制御端子に供給する手段
とを有していることを特徴とする電源回路装置に係わる
ものである。なお、請求項2に示すように、請求項1の
トランスの代りにリアクトルをスイッチング素子に直列
に接続することができる。また、請求項3に示すよう
に、請求項1のトランスを単巻トランスにすることがで
きる。また、請求項4に示すように、請求項1の1次巻
線に直列にリアクトル即ちインダクタンス素子を付加す
ることができる。また、請求項5に示すように、スイッ
チング素子に対して並列に共振用コンデンサを接続する
ことが望ましい。また、請求項6に示すように、パルス
幅変調回路と負荷電流検出回路とを設け、負荷電流検出
回路の出力でスイッチング素子をオン・オフするための
パルスの幅を制御することが望ましい。
【0008】
【発明の作用及び効果】各請求項の発明では、スイッチ
ング素子の制御電極と第2の主電極との間の第1の電圧
と第1及び第2の主電極間の第2の電圧とを混合し、こ
れと基準電圧との比較によって圧電トランスの共振状態
を検出し、この検出に基づいて電圧制御発振器を制御す
る。これにより、圧電トランスの共振周波数が変化する
と、これに追従して圧電トランスの駆動周波数が変化す
る。この結果、負荷電流の変化、入力電圧の変化、動作
温度の変化に対して最良の変換効率で圧電トランスを動
作させることができる。また、各請求項の発明によれ
ば、電流検出を伴なわないで圧電トランスの共振状態を
知ることが可能であり、電力損失を小さくすることがで
きる。また、請求項5に示すように、共振用コンデンサ
を設けると、混合回路の出力に基づく圧電トランスの共
振状態の検出が容易になる。また、請求項6によれば、
パルス幅変調によって電流制御を容易に達成することが
できる。
ング素子の制御電極と第2の主電極との間の第1の電圧
と第1及び第2の主電極間の第2の電圧とを混合し、こ
れと基準電圧との比較によって圧電トランスの共振状態
を検出し、この検出に基づいて電圧制御発振器を制御す
る。これにより、圧電トランスの共振周波数が変化する
と、これに追従して圧電トランスの駆動周波数が変化す
る。この結果、負荷電流の変化、入力電圧の変化、動作
温度の変化に対して最良の変換効率で圧電トランスを動
作させることができる。また、各請求項の発明によれ
ば、電流検出を伴なわないで圧電トランスの共振状態を
知ることが可能であり、電力損失を小さくすることがで
きる。また、請求項5に示すように、共振用コンデンサ
を設けると、混合回路の出力に基づく圧電トランスの共
振状態の検出が容易になる。また、請求項6によれば、
パルス幅変調によって電流制御を容易に達成することが
できる。
【0009】
【第1の実施例】次に、図2〜図6を参照して本発明の
第1の実施例のCCFLの電源回路装置を説明する。図
2において、直流電源回路11は、整流器又は電池から
成る直流電源12とこれに並列接続された平滑用又は安
定化用コンデンサ13とから成る。トランス14は1次
巻線15と2次巻線16とから成り、漏洩インダクタン
スを有する1次巻線15の一端は電源12の一端に接続
されている。スイッチング素子としてのFET(電界効
果トランジスタ)17は第1の主電極としてのドレイン
と第2の主電極としてのソースと制御電極としてのゲー
トとを有し、ドレインが1次巻線15の他端に接続され
ている。なお、FET17はソースがサブストレートに
接続された絶縁ゲート(MOS)型FETであって、ソ
ース・ドレインに並列に接続されたダイオードを内蔵し
ている。また、ドレイン・ソース間にストレーキャパシ
タンスを有する。1次巻線15に並列に接続されたコン
デンサ18は共振用コンデンサであって、電源回路11
のコンデンサ13よりも十分に小さいものである。
第1の実施例のCCFLの電源回路装置を説明する。図
2において、直流電源回路11は、整流器又は電池から
成る直流電源12とこれに並列接続された平滑用又は安
定化用コンデンサ13とから成る。トランス14は1次
巻線15と2次巻線16とから成り、漏洩インダクタン
スを有する1次巻線15の一端は電源12の一端に接続
されている。スイッチング素子としてのFET(電界効
果トランジスタ)17は第1の主電極としてのドレイン
と第2の主電極としてのソースと制御電極としてのゲー
トとを有し、ドレインが1次巻線15の他端に接続され
ている。なお、FET17はソースがサブストレートに
接続された絶縁ゲート(MOS)型FETであって、ソ
ース・ドレインに並列に接続されたダイオードを内蔵し
ている。また、ドレイン・ソース間にストレーキャパシ
タンスを有する。1次巻線15に並列に接続されたコン
デンサ18は共振用コンデンサであって、電源回路11
のコンデンサ13よりも十分に小さいものである。
【0010】圧電トランス19は圧電セラミック素子2
0に入力電極21と出力電極22と共通電極23を設け
た周知のものであり、入力電極21が2次巻線16の一
端に接続され、共通電極23が2次巻線16の他端及び
電源12の他端即ちグランドに接続されている。負荷と
してのCCFL24の一端は圧電トランス19の出力電
極22に接続され、他端は調光用電流検出回路25を介
してグランドに接続されている。
0に入力電極21と出力電極22と共通電極23を設け
た周知のものであり、入力電極21が2次巻線16の一
端に接続され、共通電極23が2次巻線16の他端及び
電源12の他端即ちグランドに接続されている。負荷と
してのCCFL24の一端は圧電トランス19の出力電
極22に接続され、他端は調光用電流検出回路25を介
してグランドに接続されている。
【0011】電流検出回路25は第1及び第2のダイオ
ード26、27と、第1及び第2の抵抗28、29と、
1つの調光用可変抵抗30とから成る。第1の抵抗28
は第1のダイオード26を介してCCFL24とグラン
ドとの間に接続され、第2のダイオード28は第1のダ
イオード26と逆の方向性を有して第1のダイオード2
6と抵抗28の直列回路に対して並列に接続されてい
る。第2の抵抗29は可変抵抗30を介して第1の抵抗
28に並列に接続されている。第1及び第2の抵抗2
8、29及び可変抵抗30には第1のダイオード26を
介して正の半波の負荷電流が流れる。従って、電流検出
回路25は正の半波の負荷電流を検出していることにな
る。第2のダイオード27は負の半波の負荷電流を流す
ためのものである。なお、圧電トランス19の出力端子
には交流電圧が発生する。
ード26、27と、第1及び第2の抵抗28、29と、
1つの調光用可変抵抗30とから成る。第1の抵抗28
は第1のダイオード26を介してCCFL24とグラン
ドとの間に接続され、第2のダイオード28は第1のダ
イオード26と逆の方向性を有して第1のダイオード2
6と抵抗28の直列回路に対して並列に接続されてい
る。第2の抵抗29は可変抵抗30を介して第1の抵抗
28に並列に接続されている。第1及び第2の抵抗2
8、29及び可変抵抗30には第1のダイオード26を
介して正の半波の負荷電流が流れる。従って、電流検出
回路25は正の半波の負荷電流を検出していることにな
る。第2のダイオード27は負の半波の負荷電流を流す
ためのものである。なお、圧電トランス19の出力端子
には交流電圧が発生する。
【0012】電流検出回路25の出力ラインとグランド
との間に接続されたコンデンサ31は積分回路即ち平滑
回路として設けられている。従って、コンデンサ31の
両端からは平滑された電流検出電圧が得られる。
との間に接続されたコンデンサ31は積分回路即ち平滑
回路として設けられている。従って、コンデンサ31の
両端からは平滑された電流検出電圧が得られる。
【0013】FET17の制御回路は、FET17のゲ
ー・ソース間電圧(第1の電圧)を検出する第1の電圧
検出手段としての第1の電圧検出ライン32と、FET
17のドレイン・ソース間電圧(第2の電圧)を検出す
る第2の電圧検出手段としての第2の電圧検出ライン3
3と、第1及び第2の電圧を混合する混合回路34と、
基準電圧回路35と、電圧比較器36と、積分回路37
と、増幅回路38と、VCO(電圧制御発振器)39
と、PWM(パルス幅変調)回路40とから成る。
ー・ソース間電圧(第1の電圧)を検出する第1の電圧
検出手段としての第1の電圧検出ライン32と、FET
17のドレイン・ソース間電圧(第2の電圧)を検出す
る第2の電圧検出手段としての第2の電圧検出ライン3
3と、第1及び第2の電圧を混合する混合回路34と、
基準電圧回路35と、電圧比較器36と、積分回路37
と、増幅回路38と、VCO(電圧制御発振器)39
と、PWM(パルス幅変調)回路40とから成る。
【0014】混合回路34は、第1、第2、第3、第4
の混合用抵抗41、42、43、44と、波形遅延用コ
ンデンサ45と、ダイオード46とから成る。第1の混
合用抵抗41は第1の電圧検出ライン32とグランドと
グランドとの間にコンデンサ45を介して接続されてい
る。第2の混合用抵抗42はコンデンサ45の一端と混
合回路34の出力ライン47との間に接続されている。
第3の混合用抵抗43は第1の電圧検出ライン32と混
合出力ライン47との間にダイオード46を介して接続
されている。即ち、第3の混合用抵抗43は第1及び第
2の混合用抵抗41、42の直列回路に対して並列に接
続されている。第4の混合用抵抗44は第2の電圧検出
ライン33と混合出力ライン47との間に接続されてい
る。混合回路34の出力ライン47は比較器36の一方
の入力端子(正入力端子)に接続されている。この混合
回路34の各部の定数は、図4(B)に示す第1の電圧
としてのゲート電圧Vg と図4(A)に示す第2の電圧
としてのドレイン・ソース間電圧Vdsとを合成して図4
(C)の波形の混合出力電圧Vm を得ることができるよ
うに設定されている。
の混合用抵抗41、42、43、44と、波形遅延用コ
ンデンサ45と、ダイオード46とから成る。第1の混
合用抵抗41は第1の電圧検出ライン32とグランドと
グランドとの間にコンデンサ45を介して接続されてい
る。第2の混合用抵抗42はコンデンサ45の一端と混
合回路34の出力ライン47との間に接続されている。
第3の混合用抵抗43は第1の電圧検出ライン32と混
合出力ライン47との間にダイオード46を介して接続
されている。即ち、第3の混合用抵抗43は第1及び第
2の混合用抵抗41、42の直列回路に対して並列に接
続されている。第4の混合用抵抗44は第2の電圧検出
ライン33と混合出力ライン47との間に接続されてい
る。混合回路34の出力ライン47は比較器36の一方
の入力端子(正入力端子)に接続されている。この混合
回路34の各部の定数は、図4(B)に示す第1の電圧
としてのゲート電圧Vg と図4(A)に示す第2の電圧
としてのドレイン・ソース間電圧Vdsとを合成して図4
(C)の波形の混合出力電圧Vm を得ることができるよ
うに設定されている。
【0015】基準電圧回路35は分圧用抵抗48、49
を直流電源端子50に接続したものであって、分圧点が
比較器36の他方の入力端子(負の入力端子)に接続さ
れている。基準電圧回路35の分圧点の基準電圧Vr は
図4(C)で点線で示すレベルを有する。
を直流電源端子50に接続したものであって、分圧点が
比較器36の他方の入力端子(負の入力端子)に接続さ
れている。基準電圧回路35の分圧点の基準電圧Vr は
図4(C)で点線で示すレベルを有する。
【0016】比較器36は混合出力電圧Vm と基準電圧
Vr とを比較して図4(D)に示す2値の比較出力電圧
を発生するように形成されている。なお、図4(D)の
波形は図4(C)の波形に比べて幾らか応答遅れを有し
て変化している。
Vr とを比較して図4(D)に示す2値の比較出力電圧
を発生するように形成されている。なお、図4(D)の
波形は図4(C)の波形に比べて幾らか応答遅れを有し
て変化している。
【0017】積分回路37は比較器36の出力端子に接
続され、図4(D)の比較出力を平滑するように形成さ
れている。積分回路37の出力は増幅器38を介してV
CO39の電圧制御端子に供給される。
続され、図4(D)の比較出力を平滑するように形成さ
れている。積分回路37の出力は増幅器38を介してV
CO39の電圧制御端子に供給される。
【0018】VCO39は制御電圧の変化に応じて出力
周波数が変化する周知の発振器である。
周波数が変化する周知の発振器である。
【0019】PWM回路40はVCO39とFET17
のゲートとの間に接続され、VCO39の出力周波数に
一致した周波数でPWMパルスを発生するように形成さ
れている。なお、PWM回路40は電流検出回路25の
出力段のコンデンサ31に接続されたライン51の電圧
に応答して出力パルス幅が変化するように形成されてい
る。
のゲートとの間に接続され、VCO39の出力周波数に
一致した周波数でPWMパルスを発生するように形成さ
れている。なお、PWM回路40は電流検出回路25の
出力段のコンデンサ31に接続されたライン51の電圧
に応答して出力パルス幅が変化するように形成されてい
る。
【0020】図3はPWM回路40を詳しく示すもので
あって、三角波発生回路52と、基準電圧源53と、誤
差増幅器54と、電圧比較器(コンパレータ)55とか
ら成る。三角波発生回路52はVCO39の出力信号に
同期して三角波電圧を発生する。誤差増幅器54はライ
ン51の電流検出電圧と基準電圧源53の基準電圧との
差を示す信号を形成する。比較器55は三角波電圧と誤
差増幅器54の出力電圧とを比較してPWMパルスを形
成し、これをFET17のゲートに供給する。
あって、三角波発生回路52と、基準電圧源53と、誤
差増幅器54と、電圧比較器(コンパレータ)55とか
ら成る。三角波発生回路52はVCO39の出力信号に
同期して三角波電圧を発生する。誤差増幅器54はライ
ン51の電流検出電圧と基準電圧源53の基準電圧との
差を示す信号を形成する。比較器55は三角波電圧と誤
差増幅器54の出力電圧とを比較してPWMパルスを形
成し、これをFET17のゲートに供給する。
【0021】
【動作】FET17のオンの期間には電源12の電圧が
1次巻線15に印加され、これによりFET17のオフ
期間に2次巻線16に補助的に昇圧した電圧が誘起され
る。2次巻線16の電圧は圧電トランス19の入力電極
21と共通電極23の間に供給される。FET17は断
続的にオン・オフするので、圧電トランス19も断続的
に駆動される。圧電トランス19は圧電効果によって出
力電極22に交流の高電圧(実効値で起動時に1500
V、定常時に500V)を発生する。この圧電トランス
19の電圧はCCFL24に印加され、ここに電流が流
れる。CCFL24の電流は電流検出回路25で検出さ
れ、コンデンサ31で平滑された後にPWM回路40の
制御信号となる。電流検出回路25に含まれている可変
抵抗30はCCFL24の輝度調整に使用される。即
ち、可変抵抗30の値を変えるとPWM回路40から発
生するPWMパルスの幅が変化し、CCFL24の輝度
が変化する。
1次巻線15に印加され、これによりFET17のオフ
期間に2次巻線16に補助的に昇圧した電圧が誘起され
る。2次巻線16の電圧は圧電トランス19の入力電極
21と共通電極23の間に供給される。FET17は断
続的にオン・オフするので、圧電トランス19も断続的
に駆動される。圧電トランス19は圧電効果によって出
力電極22に交流の高電圧(実効値で起動時に1500
V、定常時に500V)を発生する。この圧電トランス
19の電圧はCCFL24に印加され、ここに電流が流
れる。CCFL24の電流は電流検出回路25で検出さ
れ、コンデンサ31で平滑された後にPWM回路40の
制御信号となる。電流検出回路25に含まれている可変
抵抗30はCCFL24の輝度調整に使用される。即
ち、可変抵抗30の値を変えるとPWM回路40から発
生するPWMパルスの幅が変化し、CCFL24の輝度
が変化する。
【0022】圧電トランス19を効率良く駆動するため
には共振周波数に合せてこの駆動電圧の周波数を制御す
ることが必要になる。このために、圧電トランス19の
共振状態を検出してVCO39の出力周波数を制御す
る。本発明では、FET17のゲート電圧とドレイン・
ソース間電圧とに基づいて圧電トランス19の共振状態
を検出している。図4はCCFL24の電流が4.5m
Aの場合の各部の電圧を示す。図4(B)のゲート電圧
Vg が低レベルのt1 〜t2 期間においては、1次巻線
15のインダクタンスとコンデンサ18の共振が生じ、
コンデンサ18の電圧が正弦波状に変化する。共振用コ
ンデンサ18はこれよりも大容量のコンデンサ13を介
してFET17に並列に接続されているので、FET1
7のドレイン・ソース間電圧Vdsは図4(A)に示すよ
うに共振用コンデンサ18の電圧変化と同様に正弦波の
半波となる。図4(A)のドレイン・ソース間電圧Vds
は抵抗44でレベル調整され、また図4(B)のゲート
電圧Vg は抵抗41、42でレベル調整されて混合即ち
合成される。なお、混合回路34におけるコンデンサ4
5はゲート電圧Vg の波形の立下りとドレイン・ソース
間電圧Vdsの波形の立上りの落ち込みを防ぐためのホー
ルドコンデンサとして働く。また、抵抗43とダイオー
ド46はゲート電圧Vg の波形の立上りの鈍りを防ぐ働
きを有する。ドレイン・ソース間電圧Vdsとゲート電圧
Vg とを混合すると、図4(C)の混合電圧Vm が得ら
れる。この混合電圧Vm の波形は、ゲート電圧Vg の立
上り時点t2 の近傍にくぼみを有する。このくぼみは、
FET17のオフ期間に発生する半波の共振電圧波形V
dsの発生期間がゲ−ト電圧Vg のオフ期間よりも短いた
めに生じる。図4(B1 )及び(B2 )は図4(B)の
ゲ−ト電圧Vg に抵抗41、42、43とコンデンサ4
5とダイオ−ド46の回路で遅延を与えた状態を示す。
図4(B1 )の波形はコンデンサ45の電圧V45の波形
であり、図4(B2)の波形はドレイン・ソ−ス間電圧
Vdsを混合する前に抵抗42とダイオ−ド46の接続点
に得られる電圧Vg2の波形である。従って、図4(C)
の波形は、図4(A)のドレイン・ソ−ス間電圧Vdsと
図4(B2 )の遅延されたゲ−ト電圧Vg2との混合によ
って得られる。このくぼみの大きさは圧電トランス19
の入力インピーダンスの変化に応じて変化する。即ち、
圧電トランス19の入力インピーダンスは、圧電トラン
ス19の入力周波数(駆動周波数)の変化及び出力電流
の変化によって変化し、圧電トランス19が共振状態で
負荷が大きい時に最も小さい値になる。圧電トランス1
9の入力インピーダンスの変化は前段の補助トランス1
4の1次側に換算され、1次側の電圧波形即ちドレイン
・ソース間電圧Vdsが影響を受ける。FET17のドレ
イン・ソース間電圧Vdsの立ち上りはゲート電圧Vg の
立ち下りに一致するが、ドレイン・ソース間電圧Vdsの
立ち下りの位置は圧電トランス19の入力インピーダン
スの変化によって変化する。
には共振周波数に合せてこの駆動電圧の周波数を制御す
ることが必要になる。このために、圧電トランス19の
共振状態を検出してVCO39の出力周波数を制御す
る。本発明では、FET17のゲート電圧とドレイン・
ソース間電圧とに基づいて圧電トランス19の共振状態
を検出している。図4はCCFL24の電流が4.5m
Aの場合の各部の電圧を示す。図4(B)のゲート電圧
Vg が低レベルのt1 〜t2 期間においては、1次巻線
15のインダクタンスとコンデンサ18の共振が生じ、
コンデンサ18の電圧が正弦波状に変化する。共振用コ
ンデンサ18はこれよりも大容量のコンデンサ13を介
してFET17に並列に接続されているので、FET1
7のドレイン・ソース間電圧Vdsは図4(A)に示すよ
うに共振用コンデンサ18の電圧変化と同様に正弦波の
半波となる。図4(A)のドレイン・ソース間電圧Vds
は抵抗44でレベル調整され、また図4(B)のゲート
電圧Vg は抵抗41、42でレベル調整されて混合即ち
合成される。なお、混合回路34におけるコンデンサ4
5はゲート電圧Vg の波形の立下りとドレイン・ソース
間電圧Vdsの波形の立上りの落ち込みを防ぐためのホー
ルドコンデンサとして働く。また、抵抗43とダイオー
ド46はゲート電圧Vg の波形の立上りの鈍りを防ぐ働
きを有する。ドレイン・ソース間電圧Vdsとゲート電圧
Vg とを混合すると、図4(C)の混合電圧Vm が得ら
れる。この混合電圧Vm の波形は、ゲート電圧Vg の立
上り時点t2 の近傍にくぼみを有する。このくぼみは、
FET17のオフ期間に発生する半波の共振電圧波形V
dsの発生期間がゲ−ト電圧Vg のオフ期間よりも短いた
めに生じる。図4(B1 )及び(B2 )は図4(B)の
ゲ−ト電圧Vg に抵抗41、42、43とコンデンサ4
5とダイオ−ド46の回路で遅延を与えた状態を示す。
図4(B1 )の波形はコンデンサ45の電圧V45の波形
であり、図4(B2)の波形はドレイン・ソ−ス間電圧
Vdsを混合する前に抵抗42とダイオ−ド46の接続点
に得られる電圧Vg2の波形である。従って、図4(C)
の波形は、図4(A)のドレイン・ソ−ス間電圧Vdsと
図4(B2 )の遅延されたゲ−ト電圧Vg2との混合によ
って得られる。このくぼみの大きさは圧電トランス19
の入力インピーダンスの変化に応じて変化する。即ち、
圧電トランス19の入力インピーダンスは、圧電トラン
ス19の入力周波数(駆動周波数)の変化及び出力電流
の変化によって変化し、圧電トランス19が共振状態で
負荷が大きい時に最も小さい値になる。圧電トランス1
9の入力インピーダンスの変化は前段の補助トランス1
4の1次側に換算され、1次側の電圧波形即ちドレイン
・ソース間電圧Vdsが影響を受ける。FET17のドレ
イン・ソース間電圧Vdsの立ち上りはゲート電圧Vg の
立ち下りに一致するが、ドレイン・ソース間電圧Vdsの
立ち下りの位置は圧電トランス19の入力インピーダン
スの変化によって変化する。
【0023】比較器36において図4に示す基準電圧V
r と混合電圧Vm とを比較すると、混合電圧Vm が基準
電圧Vr よりも低くなる期間に対応して図4(D)に示
す負パルス(低レベルパルス)が得られる。負パルスの
期間t2 〜t3 の長さは圧電トランス19の入力インピ
ーダンスの情報即ち共振状態の情報を含んでいるので、
これを積分回路37で積分し、反転増幅器38で反転し
てVCO39に加えると、VCO39の出力周波数及び
PWM回路40の出力周波数が変化し、圧電トランス1
9の駆動周波数がこの共振周波数に追従する。
r と混合電圧Vm とを比較すると、混合電圧Vm が基準
電圧Vr よりも低くなる期間に対応して図4(D)に示
す負パルス(低レベルパルス)が得られる。負パルスの
期間t2 〜t3 の長さは圧電トランス19の入力インピ
ーダンスの情報即ち共振状態の情報を含んでいるので、
これを積分回路37で積分し、反転増幅器38で反転し
てVCO39に加えると、VCO39の出力周波数及び
PWM回路40の出力周波数が変化し、圧電トランス1
9の駆動周波数がこの共振周波数に追従する。
【0024】輝度調整の可変抵抗30を調整してCCF
L24の電流を6mAにすると、各部の電圧Vds、Vg
、Vm 、Vc が図5(A)〜(D)に示すように変化
する。即ち、可変抵抗30の調整によって図5(B)に
示すPWMパルスの幅が広くなる。一方、ドレイン・ソ
ース間電圧Vdsの波形の幅は圧電トランス19のインピ
ーダンスの変化の影響を受けて狭くなる。これにより、
図5(C)に示す混合電圧Vm の負方向のくぼみの幅も
狭くなり、比較器36の出力の負パルスの幅も狭くな
る。この結果、VCO39の制御電圧が低下し、VCO
39の出力周波数も低下する。従って、負荷電流が増え
た時にVCO39の出力周波数及び圧電トランス19の
駆動周波数が下る。
L24の電流を6mAにすると、各部の電圧Vds、Vg
、Vm 、Vc が図5(A)〜(D)に示すように変化
する。即ち、可変抵抗30の調整によって図5(B)に
示すPWMパルスの幅が広くなる。一方、ドレイン・ソ
ース間電圧Vdsの波形の幅は圧電トランス19のインピ
ーダンスの変化の影響を受けて狭くなる。これにより、
図5(C)に示す混合電圧Vm の負方向のくぼみの幅も
狭くなり、比較器36の出力の負パルスの幅も狭くな
る。この結果、VCO39の制御電圧が低下し、VCO
39の出力周波数も低下する。従って、負荷電流が増え
た時にVCO39の出力周波数及び圧電トランス19の
駆動周波数が下る。
【0025】CCFL24の電流を3mAに減らした場
合には、各部の電圧Vds、Vg 、Vm 、Vc が図6
(A)〜(D)に示すように変化する。即ち、この場合
には、CCFL24の電流を4.5mAから6mAに増
やした場合と逆の動作になり、図6(B)のPWMパル
スの幅は狭くなり、図6(A)のドレイン・ソース間電
圧Vdsの波形の幅は広くなり、図6(C)の混合電圧V
m の負方向のくぼみの幅は広くなり、比較器36の出力
の負パルスは広くなる。
合には、各部の電圧Vds、Vg 、Vm 、Vc が図6
(A)〜(D)に示すように変化する。即ち、この場合
には、CCFL24の電流を4.5mAから6mAに増
やした場合と逆の動作になり、図6(B)のPWMパル
スの幅は狭くなり、図6(A)のドレイン・ソース間電
圧Vdsの波形の幅は広くなり、図6(C)の混合電圧V
m の負方向のくぼみの幅は広くなり、比較器36の出力
の負パルスは広くなる。
【0026】上述から明らかなように、本実施例によれ
ば、混合回路34と電圧比較器36と積分回路37と反
転増幅器38とから成る比較的簡単な回路構成によって
VCO39の出力周波数を圧電トランス19の共振周波
数の変化に追従させて変えることができる。また、本実
施例では圧電トランス19の電流検出を伴なわないで、
圧電トランス19の共振状態を検出することができるの
で、電力損失が小さくなる。
ば、混合回路34と電圧比較器36と積分回路37と反
転増幅器38とから成る比較的簡単な回路構成によって
VCO39の出力周波数を圧電トランス19の共振周波
数の変化に追従させて変えることができる。また、本実
施例では圧電トランス19の電流検出を伴なわないで、
圧電トランス19の共振状態を検出することができるの
で、電力損失が小さくなる。
【0027】
【第2の実施例】次に、図7を参照して第2の実施例の
CCFLの電源回路装置を説明する。但し、図7及び後
述する図8及び図9において図2と実質的に同一の部分
には同一の符号を付してその説明を省略する。図7の回
路は、図2の補助トランス14の代りにリアクトル60
を設け、且つコンデンサ18aをFET17に直接に並
列接続した他は図2の回路と同一に構成したものであ
る。即ち、図7のリアクトル60の一端は電源12の一
端に接続され、他端はFET17のドレインに接続さ
れ、且つ圧電トランス19の入力電極21に接続されて
いる。
CCFLの電源回路装置を説明する。但し、図7及び後
述する図8及び図9において図2と実質的に同一の部分
には同一の符号を付してその説明を省略する。図7の回
路は、図2の補助トランス14の代りにリアクトル60
を設け、且つコンデンサ18aをFET17に直接に並
列接続した他は図2の回路と同一に構成したものであ
る。即ち、図7のリアクトル60の一端は電源12の一
端に接続され、他端はFET17のドレインに接続さ
れ、且つ圧電トランス19の入力電極21に接続されて
いる。
【0028】図7の回路でFET17がオンの期間には
リアクトル60にエネルギーが蓄積される。FET17
がオフの期間には電源12の電圧にリアクトル60の電
圧を加算した電圧が圧電トランス19に印加される。図
7の回路のその他の動作は図2と同一であり、同一の作
用効果を得ることができる。
リアクトル60にエネルギーが蓄積される。FET17
がオフの期間には電源12の電圧にリアクトル60の電
圧を加算した電圧が圧電トランス19に印加される。図
7の回路のその他の動作は図2と同一であり、同一の作
用効果を得ることができる。
【0029】
【第3の実施例】図8の回路は、図2の補助トランス1
4の代りに単巻トランス(オートトランス)14aを設
け、コンデンサ18aをFET17に並列に接続した他
は図2と同一に構成したものである。即ち、1次と2次
の共通巻線15aの一端即ち入力端子が電源12に接続
され、他端即ち共通端子がFET17のドレインに接続
されている。昇圧出力巻線16aは共通巻線15aの一
端と圧電トランス19の入力電極21との間に接続され
ている。即ち単巻トランス14aの出力端子は圧電トラ
ンス19の入力電極21に接続されている。図8の実施
例は補助トランスの形式を変えた他は図2と同一である
ので、図2の回路と同一の作用効果を有する。
4の代りに単巻トランス(オートトランス)14aを設
け、コンデンサ18aをFET17に並列に接続した他
は図2と同一に構成したものである。即ち、1次と2次
の共通巻線15aの一端即ち入力端子が電源12に接続
され、他端即ち共通端子がFET17のドレインに接続
されている。昇圧出力巻線16aは共通巻線15aの一
端と圧電トランス19の入力電極21との間に接続され
ている。即ち単巻トランス14aの出力端子は圧電トラ
ンス19の入力電極21に接続されている。図8の実施
例は補助トランスの形式を変えた他は図2と同一である
ので、図2の回路と同一の作用効果を有する。
【0030】
【第4の実施例】図9の回路は図2の回路にインダクタ
ンス素子61を付加した他は図2と同一に構成したもの
である。インダクタンス素子61は1次巻線15に直列
に接続され、1次巻線15のインダクタンスとインダク
タンス素子61のインダクタンスの合計が共振に寄与す
る。図9においてこの他は図2と同一であるので、図9
の回路は図2と同一の作用効果を有する。
ンス素子61を付加した他は図2と同一に構成したもの
である。インダクタンス素子61は1次巻線15に直列
に接続され、1次巻線15のインダクタンスとインダク
タンス素子61のインダクタンスの合計が共振に寄与す
る。図9においてこの他は図2と同一であるので、図9
の回路は図2と同一の作用効果を有する。
【0031】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) コンデンサ18、18aとして個別のコンデン
サを接続しないで、これに対応するキャパシタンスを巻
線15又はFET17のストレーキャパシタンス(浮遊
容量)で得ることができる。 (2) PWM回路40の構成を種々変形することがで
きる。 (3) FET17の代りにバイポーラトランジスタ等
の半導体スイッチング素子を使用することができる。 (4) FET17のゲ−ト電圧Vg とドレイン・ソ−
ス間電圧Vdsを比較して周波数制御電圧を得る構成を種
々変形することかできる。
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) コンデンサ18、18aとして個別のコンデン
サを接続しないで、これに対応するキャパシタンスを巻
線15又はFET17のストレーキャパシタンス(浮遊
容量)で得ることができる。 (2) PWM回路40の構成を種々変形することがで
きる。 (3) FET17の代りにバイポーラトランジスタ等
の半導体スイッチング素子を使用することができる。 (4) FET17のゲ−ト電圧Vg とドレイン・ソ−
ス間電圧Vdsを比較して周波数制御電圧を得る構成を種
々変形することかできる。
【図1】従来の圧電トランスを有する電源回路装置を示
す回路図である。
す回路図である。
【図2】第1の実施例の電源回路装置を示す回路図であ
る。
る。
【図3】図2のPWM回路を示す回路図である。
【図4】負荷電流が標準の場合における図2の回路の各
部の電圧を示す波形図である。
部の電圧を示す波形図である。
【図5】負荷電流が標準よりも大きい時の図2の回路の
各部の電圧を示す波形図である。
各部の電圧を示す波形図である。
【図6】負荷電流が標準よりも小さい時の図2の回路の
各部の電圧を示す波形図である。
各部の電圧を示す波形図である。
【図7】第2の実施例の電源回路装置を示す回路図であ
る。
る。
【図8】第3の実施例の電源回路装置を示す回路図であ
る。
る。
【図9】第4の実施例の電源回路装置を示す回路図であ
る。
る。
14 補助トランス 17 FET 19 圧電トランス 34 混合回路
Claims (6)
- 【請求項1】 直流電源と補助トランスとスイッチング
素子と圧電トランスと前記スイッチング素子の制御回路
とを備え、 前記補助トランスは1次巻線と2次巻線を有し、 前記1次巻線の一端は前記直流電源の一端に接続され、 前記スイッチング素子は第1及び第2の主端子と制御端
子とを有し、 前記スイッチング素子の前記第1の主端子は前記1次巻
線の他端に接続され、 前記スイッチング素子の前記第2の主端子は前記直流電
源の他端に接続され、 前記圧電トランスは入力電極と出力電極と共通電極とを
有し、 前記圧電トランスの前記入力電極は前記2次巻線の一端
に接続され、 前記圧電トランスの前記共通電極は前記2次巻線の他端
に接続され、 前記圧電トランスの前記出力電極と前記共通電極との間
に負荷が接続され、 前記制御回路は前記スイッチング素子をオン・オフ制御
するためのパルスを前記スイッチング素子の前記制御電
極に供給するためのものであって、前記スイッチング素
子の前記制御電極と前記第2の主電極との間の第1の電
圧を検出する第1の電圧検出手段と、前記スイッチング
素子の前記第1及び第2の主電極間の第2の電圧を検出
する第2の電圧検出手段と、前記第1及び第2の電圧を
混合する混合回路と、基準電圧源と、前記基準電圧源の
基準電圧と前記混合回路から得られた混合電圧との比較
出力を発生する電圧比較器と、前記電圧比較器の出力を
積分する積分回路と、前記積分回路の出力電圧で制御さ
れる電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器の出力を前
記スイッチング素子の前記制御端子に供給する手段とを
有していることを特徴とする電源回路装置。 - 【請求項2】 直流電源とリアクトルとスイッチング素
子と圧電トランスと前記スイッチング素子の制御回路と
を備え、 前記リアクトルの一端は前記直流電源の一端に接続さ
れ、 前記スイッチング素子は第1及び第2の主端子と制御端
子とを有し、 前記スイッチング素子の前記第1の主端子は前記リアク
トルの他端に接続され、 前記スイッチング素子の前記
第2の主端子は前記直流電源の他端に接続され、 前記
圧電トランスは入力電極と出力電極と共通電極とを有
し、 前記圧電トランスの前記入力電極は前記リアクトルの他
端に接続され、 前記圧電トランスの前記共通電極は前記スイッチング素
子の前記第2の主端子に接続され、 前記圧電トランスの前記出力電極と前記共通電極との間
に負荷が接続され、 前記制御回路は前記スイッチング素子をオン・オフ制御
するためのパルスを前記スイッチング素子の前記制御電
極に供給するためのものであって、前記スイッチング素
子の前記制御電極と前記第2の主電極との間の第1の電
圧を検出する第1の電圧検出手段と、前記スイッチング
素子の前記第1及び第2の主電極間の第2の電圧を検出
する第2の電圧検出手段と、前記第1及び第2の電圧を
混合する混合回路と、基準電圧源と、前記基準電圧源の
基準電圧と前記混合回路から得られた混合電圧との比較
出力を発生する電圧比較器と、前記電圧比較器の出力を
積分する積分回路と、前記積分回路の出力電圧で制御さ
れる電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器の出力を前
記スイッチング素子の前記制御端子に供給する手段とを
有していることを特徴とする電源回路装置。 - 【請求項3】 直流電源と補助トランスとスイッチング
素子と圧電トランスと前記スイッチング素子の制御回路
とを備え、 前記補助トランスは単巻トランスであって入力端子と共
通端子と出力端子とを有する巻線を備え、 前記巻線の入力端子は前記直流電源の一端に接続され、 前記スイッチング素子は第1及び第2の主端子と制御端
子とを有し、 前記スイッチング素子の前記第1の主端子は前記巻線の
共通端子に接続され、 前記スイッチング素子の前記第2の主端子は前記直流電
源の他端に接続され、 前記圧電トランスは入力電極と出力電極と共通電極とを
有し、 前記圧電トランスの前記入力電極は前記巻線の出力端子
に接続され、 前記圧電トランスの前記共通電極は前記スイッチング素
子の前記第2の端子に接続され、 前記圧電トランスの前記出力電極と前記共通電極との間
に負荷が接続され、 前記制御回路は前記スイッチング素子をオン・オフ制御
するためのパルスを前記スイッチング素子の前記制御電
極に供給するためのものであって、前記スイッチング素
子の前記制御電極と前記第2の主電極との間の第1の電
圧を検出する第1の電圧検出手段と、前記スイッチング
素子の前記第1及び第2の主電極間の第2の電圧を検出
する第2の電圧検出手段と、前記第1及び第2の電圧を
混合する混合回路と、基準電圧源と、前記基準電圧源の
基準電圧と前記混合回路から得られた混合電圧との比較
出力を発生する電圧比較器と、前記電圧比較器の出力を
積分する積分回路と、前記積分回路の出力電圧で制御さ
れる電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器の出力を前
記スイッチング素子の前記制御端子に供給する手段とを
有していることを特徴とする電源回路装置。 - 【請求項4】 更に、前記1次巻線に直列にインダクタ
ンス素子が接続されていることを特徴とする請求項1記
載の電源回路装置。 - 【請求項5】 更に、前記スイッチング素子に対して並
列に共振用コンデンサが接続されていることを特徴とす
る請求項1又は2又は3又は4記載の電源回路装置。 - 【請求項6】 更に、負荷電流検出回路と電流検出用積
分回路とパルス幅変調回路とを有し、 前記負荷電流検出回路は前記圧電トランスの前記出力電
極に接続された前記負荷の電流を検出するように形成さ
れており、 前記電流検出用積分回路は前記負荷電流検出回路から得
られた負荷電流に対応する電圧を平滑して出力するよう
に形成され、 前記パルス幅変調回路は、前記電圧制御発振器に接続さ
れた三角波発生回路と、前記三角波発生回路から得られ
た三角波電圧と前記電流検出用積分回路から得られた電
圧又はこれに対応する電圧とを比較してパルスを形成
し、このパルスを前記スイッチング素子の前記制御端子
に与える電圧比較器とを備えていることを特徴とする請
求項1又は2又は3又は4又は5記載の電源回路装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7236126A JPH0956175A (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | 圧電トランスを含む電源回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7236126A JPH0956175A (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | 圧電トランスを含む電源回路装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0956175A true JPH0956175A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16996146
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7236126A Pending JPH0956175A (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | 圧電トランスを含む電源回路装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0956175A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999067874A3 (de) * | 1998-06-23 | 2000-02-03 | Siemens Ag | Serienabgestimmter piezoelektrischer wandler |
| US6320301B1 (en) | 1998-04-16 | 2001-11-20 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Piezoelectric-transformer inverter |
| JP2011511617A (ja) * | 2008-02-07 | 2011-04-07 | ルノー・エス・アー・エス | 高電圧発生装置 |
| CN113904461A (zh) * | 2021-10-11 | 2022-01-07 | 陈文芗 | 一种变流装置 |
-
1995
- 1995-08-21 JP JP7236126A patent/JPH0956175A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6320301B1 (en) | 1998-04-16 | 2001-11-20 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Piezoelectric-transformer inverter |
| WO1999067874A3 (de) * | 1998-06-23 | 2000-02-03 | Siemens Ag | Serienabgestimmter piezoelektrischer wandler |
| JP2011511617A (ja) * | 2008-02-07 | 2011-04-07 | ルノー・エス・アー・エス | 高電圧発生装置 |
| CN113904461A (zh) * | 2021-10-11 | 2022-01-07 | 陈文芗 | 一种变流装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020104 |