JPH0956221A - 移植機の機体高さ調整装置 - Google Patents

移植機の機体高さ調整装置

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JPH0956221A
JPH0956221A JP21076995A JP21076995A JPH0956221A JP H0956221 A JPH0956221 A JP H0956221A JP 21076995 A JP21076995 A JP 21076995A JP 21076995 A JP21076995 A JP 21076995A JP H0956221 A JPH0956221 A JP H0956221A
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JP
Japan
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planting
frame
elevating
shaft
soil
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Pending
Application number
JP21076995A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Sugioka
昭弘 杉岡
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 植付け深さをより高精度でかつ応答性を高く
して制御できるようにする。 【解決手段】 植付フレーム62に、植付手段61が上
下動自在に設けられると共に、この植付手段61の後方
で植え付け後の前記苗を覆土する覆土部材66が設けら
れ、前記駆動輪24に対して走行機体12を昇降する昇
降機構96が設けられた移植機において、植付フレーム
62の後部側に、前記覆土部材66がその上下動に連動
して植付フレーム62を上下揺動させるように設けら
れ、植付フレーム62の中途部に、昇降機構96を昇降
動作させる作動部材110が、植付手段61の上方に位
置するベルクランク108を介して連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レタス、キャベツ
等の野菜苗を、走行しながら畝に順次移植していく移植
機の機体高さ調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】野菜等のポット苗 (土付苗) を移植する
畑地用の移植機は、特開平5−6号公報に開示されてい
るように、走行機体に、駆動輪と、畝に苗を植付けてい
く植付け装置と、植付け装置の植付け位置近傍で覆土す
る覆土輪とを設け、駆動輪に対して走行機体を昇降する
昇降機構を備えて構成されている。
【0003】そして、植付け装置では、縦横に多数のポ
ット部を備えた苗箱を弯曲形成しながら縦送りし、その
ポット部から土付苗を押出して植付筒に受け渡して植付
けて行くようになっている。この植付け深さは、植付け
位置から離れた前方の検出ローラで畝高さを検出して植
付け深さを大まかに制御し、駆動輪側に設けた接地ロー
ラで植付け位置の畝高さを検出して植付け深さを細かく
制御する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術の植付け
深さの制御では、検出ローラ及び接地ローラが共に植付
け装置の植付筒に対して相対的に上下動するため、走行
機体を昇降する制御機構が複雑になり、制御応答性を高
くすることが困難であり、畝高さが変動するときに植付
筒に対して高低差が生じることがある。
【0005】本発明は、植付け装置と共に可動フレーム
に支持された覆土輪が植付筒の植付け位置近傍で畝に接
地することを利用して、覆土輪と共に上下動する可動フ
レームで昇降機構を制御することにより、植付け深さを
より高精度でかつ応答性を高くして制御できるようにし
た移植機の機体高さ調整装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための具体的手段は、走行機体12に、駆動輪24が
支持されると共に、植付フレーム62が前部を支点に上
下揺動自在に支持され、植付フレーム62に、畝に苗を
植え付ける植付手段61が上下動自在に設けられると共
に、この植付手段61の後方で植え付け後の前記苗を覆
土する覆土部材66が設けられ、前記駆動輪24に対し
て走行機体12を昇降する昇降機構96が設けられた移
植機において、植付フレーム62の後部側に、前記覆土
部材66がその上下動に連動して植付フレーム62を上
下揺動させるように設けられ、植付フレーム62の中途
部に、昇降機構96を昇降動作させる作動部材110
が、植付手段61の上方に位置するベルクランク108
を介して連結されていることである。
【0007】本発明における課題解決のための第2の具
体的手段は、植付フレーム62は、第一昇降ロッド10
7とベルクランク108と第二昇降ロッド109とを介
して作動部材110に連動され、ベルクランク109と
第二昇降ロッド109との間に、緩衝手段113が設け
られていることである。本発明における課題解決のため
の第3の具体的手段は、ベルクランク109に、コ字状
に屈曲された遊び枠114が連結されていて、この遊び
枠114のコ字状部分115に第二昇降ロッド109を
摺動自在に挿通されると共に、第二昇降ロッド109に
おけるコ字状部分115の内外にそれぞれ圧縮バネ11
6を套嵌することにより、前記緩衝手段113が構成さ
れ、圧縮バネ116の弾性力が調整可能になっているこ
とである。
【0008】従って、走行機体12は駆動輪24と前輪
26とが接地し、畝14を跨いだ状態で走行する。走行
機体12に対して前部が軸21廻り上下揺動自在に支持
された植付フレーム62は、その後部が走行機体12に
弾力的に支持され、植付手段61を有する植付装置60
と、この植付手段61の植付け位置近傍で覆土する覆土
部材66とを有し、植付フレーム62の後部は畝14に
接地する覆土部材66でも担持されている。
【0009】畝14の高さが変化すると、それに接地し
ている覆土部材66も高さが変化し、植付フレーム62
が前部を中心に上下揺動する。このとき、植付装置60
は植付フレーム62に支持されているので覆土部材66
との相対上下移動はなく、常に一定深さで畝14に苗を
植付けていく。前記植付フレーム62の上下揺動によっ
て第一昇降ロッド107とベルクランク108と第二昇
降ロッド109と作動部材110とを介して油圧バルブ
14の作動部材10が操作され、この作動部材10の操
作で昇降機構96の油圧シリンダ95が作動して駆動輪
3を支持した伝動ケース23を走行機体12に対して回
動し、そのときの畝14高さに対応した高さに走行機体
12を昇降する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図3において、野菜移植機11は、走
行機体12の後部に操縦ハンドル13を有する歩行型で
あって、畝14を跨いでその長手方向に走行しつつ、ソ
イルブロック苗をマルチフィルムMで覆われた畝14に
所定間隔をおいて植付けるものである。
【0011】走行機体12は、主フレーム15と、この
主フレーム15の前端部に設けられた架台16等とを備
えている。主フレーム15は角パイプ等で形成され、そ
の前部が下向きに曲がっていて架台16の側部に固定さ
れており、後部が上向きに曲がっていて操縦ハンドル1
3の取付部とされている。架台16上にはエンジン17
が搭載され、このエンジン17はボンネット18で覆わ
れており、架台16の後部にはミッションケース19が
固定され、このミッションケース19内の動力伝達機構
にエンジン17の動力が伝動される。
【0012】ミッションケース19内に入力された動力
は、左右側方に突出する車輪伝動軸20に伝達されると
共に、この車輪伝動軸20よりも後方に設けられて左右
側方に突出する第1PTO軸21と、後上方に突出する
第2PTO軸22とから取り出せるようになっている。
車輪伝動軸20の左右端にはその軸心回りに上下揺動自
在な伝動ケース23を介して左右の駆動輪24(後輪)
が支持され、この駆動輪24は畝14間の溝内を転動す
る。また、走行機体12の前部には、左右一対の前輪2
6、畝高さ検出ローラ27が備えられている。
【0013】左右の伝動ケース23は車輪伝動軸20の
軸心廻りに上下揺動することにより、駆動輪24と走行
機体12との相対上下位置を調整可能であり、このた
め、油圧シリンダ95等を有する昇降機構96を備えて
いる。即ち、昇降機構96の油圧シリンダ95で左右の
伝動ケース23を上下揺動して、走行機体12の畝14
からの高さを調整可能である。
【0014】図4は走行系及びPTO系の動力伝達系統
を示しており、エンジン17の動力は巻掛伝動手段28
により入力軸29に伝達される。ミッションケース19
には入力軸29と平行に、回転軸30、中間軸31、バ
ック軸32、車輪伝動軸20及び第1PTO軸21がそ
れぞれ回転自在に支持され、前後方向の第2PTO軸2
2が後方突出状に設けられている。
【0015】入力軸29上のギヤ29aは回転軸30上
の遊転ギヤ33と噛合しており、この遊転ギヤ33にク
ラッチギヤ34を摺動させてその咬合部を咬合させるこ
とにより、入力軸29から回転軸30へ動力伝達可能に
なる。前記クラッチギヤ34は遊転ギヤ33と咬合する
方向に弾圧されており、爪式の主クラッチを構成してい
る。
【0016】前記回転軸30と中間軸31との間には、
1速(F1 )、2速(F2 )、3速(F3 )、ニュート
ラル(N)、後進(R)に切換操作可能な変速装置35
が設けられている。また、中間軸31上には伝動ギヤ3
6及び図示省略の駐車ブレーキが設けられており、伝動
ギヤ36は車輪伝動軸20に固設された大ギヤ37と噛
合している。そして、車輪伝動軸20から伝動ケース2
3内の巻掛伝動体25を介して駆動輪24に動力が伝達
され、該駆動輪24を駆動可能としている。
【0017】前記回転軸30は一端がミッションケース
19から突出していて、その外端に電磁クラッチ38が
固定されており、また、回転軸30の外端部を包囲する
ように筒軸状のカップリング軸39がミッションケース
19に回転自在に支持されており、電磁クラッチ38の
作動で回転軸30とカップリング軸39とが一体回転
し、PTO系動力を分岐取り出しできるようになってい
る。
【0018】このカップリング軸39にはギヤ40が固
定されており、このギヤ40は中間軸31に遊嵌したア
イドラギヤ41と噛合しており、アイドラギヤ41は更
に第1PTO軸21上のギヤ42と噛合し、PTO系動
力を伝達可能にしている。第1PTO軸21にはベベル
ピニオン43が固定され、第2PTO軸22上のベベル
ギヤ44と噛合しており、PTO系動力を2系統に分岐
して、第1PTO軸21と第2PTO軸22とから取出
し可能となっており、電磁クラッチ38を消磁すること
で車輪伝動軸20の回転動力を止めることなく第1、第
2PTO軸21,22の回転動力を停止可能となってい
る。
【0019】前記回転軸30の電磁クラッチ38より外
端には回転パルスセンサ45が取り付けられている。こ
の回転パルスセンサ45は例えば回転軸30に外嵌固着
したスプロケットの凹凸を近接センサでカウントする構
造のものが使用できる。走行機体12の後部には、移植
作業部50が設けられている。この移植作業部50は、
苗供給装置51と、該苗供給装置51から供給されるソ
イルブロック苗を植付筒(植付手段)61によって畝1
4に植付ける植付装置60と、苗が植付けられる位置に
予めマルチフィルムMに移植用の孔を穿けるマルチフィ
ルム穿孔装置81等を有している。苗供給装置51は第
2PTO軸22の回転動力により駆動され、植付装置6
0及びマルチ穿孔装置81は第1PTO軸21の回転動
力により駆動される。
【0020】苗供給装置51は、主フレーム15上に装
着されており、ソイルブロック苗が育苗されたポット部
46aが縦横に多数配設された苗トレイ46を横方向及
び縦方向に移送しつつ、この苗トレイ46から、植付装
置60に対して所定の苗取出位置にて苗取出爪52によ
りソイルブロック苗を一つずつ取り出して、該ソイルブ
ロック苗を植付装置60上方まで移送した後に植付筒6
1内に落とし込むようになされている。なお、苗トレイ
46は樹脂製で可撓性を有し、縦横に多数配列したポッ
ト部46aが背面に突出して備えられており、各ポット
部46aにソイルブロック苗が育苗されている。
【0021】この苗供給装置51の動力受入軸53に
は、第2PTO軸22に連結された伝動軸54がユニバ
ーサルジョイントを介して連結されて、該伝動軸54か
らの動力により前記した動作が繰り返される。前記植付
装置60及びマルチフィルム穿孔装置81は、図5及び
図6にも示すように、ミッションケース19の第1PT
O軸21に上下揺動自在に支持された植付フレーム62
上に備えられている。この植付フレーム62は、角パイ
プ状の左右フレーム62L,62Rと、これら左右フレ
ーム62L,62Rを連結する連結フレーム62Aとか
ら主構成されている。右フレーム62Rの前端部にはボ
ルト63等の固定具によってブラケット64が着脱自在
に取付けられ、このブラケット64の前端部と左フレー
ム62Lの前端部とに設けられたベアリング65に第1
PTO軸21が挿通支持されており、ブラケット64を
取り外すことにより植付フレーム62を走行機体12か
ら取り外すことで、植付装置60及びマルチ穿孔装置8
1を一体的に走行機体12から取り外すことができる。
【0022】また、植付フレーム62の後端部は主フレ
ーム15に上下方向位置調整可能に吊持されており、植
付フレーム62の後部には覆土部材66が設けられてい
る。前記植付装置60は、苗供給装置51から供給され
るソイルブロック苗を畝14に所定間隔で植付けるべく
畝14に対して突き刺し運動される植付筒61と、この
植付筒61を上下揺動自在に支持する揺動リンク機構6
7とから主構成されている。揺動リンク機構67は、下
端側が前後揺動自在となるように上端部が植付フレーム
62に軸支された第1平行リンク68を備え、この第1
平行リンク68の下端部に揺動プレート69を枢結し、
この揺動プレート69に第2平行リンク70の前端部を
枢結し、この第2平行リンク70の後端部に植付筒61
を枢結している。
【0023】また、第2平行リンク70の上側リンク7
0aには、軸受72が固定され、植付フレーム62の左
右フレーム62L,62R間には左右のベアリング73
を介して回転自在に支持されたクランク軸(駆動軸)7
1が設けられ、このクランク軸71のクランクアーム7
1a間のクランクピン71bが前記軸受72に挿通され
ている。
【0024】クランク軸72の左端部にはスプロケット
74が設けら、このスプロケット74と、第1PTO軸
21の左端部に設けたスプロケット75とには伝動チェ
ン76が巻回されて、エンジン17からの回転動力がク
ランク軸71に伝動されるようになっている。これらス
プロケット74,75及び伝動チェン76はチェンケー
ス77で覆われており、このチェンケース77にはチェ
ン76の張り具合を調節するためのテンションローラ7
8が設けられている。
【0025】したがって、第1PTO軸21からの動力
により、クランク軸71が回転することで、第1、第2
平行リンク68,70により植付筒61が上下に揺動し
ながら前後にも揺動するようになっており、走行しなが
ら植付筒61を畝14に突き刺す際において、植付筒6
1が圃場に対して略前方移動のないようになっている。
【0026】また、植付筒61は、下部に開閉自在なオ
ープナを備えており、オープナは植付筒71の軌跡の下
端側にて畝14に突入したときに連動具79によって前
後に開き、畝14に移植孔を形成すると共に、該移植孔
にソイルブロック苗を植付け得るようになっている。ま
た、植付筒61の後方側にはスクレーパ80が設けられ
ており、植付筒61が畝14に突入された後に揺動リン
ク機構67によって上昇移動される際に、植付筒61の
外側壁及び内側壁に付着した土をかき落とすようになっ
ている。
【0027】前記マルチフィルム穿孔装置81は、ガス
バーナーで構成された穿孔手段82を備え、この穿孔手
段82は平行リンク83を介して上下動自在に植付フレ
ーム62に連結されている。平行リンク83の上側リン
ク83aにはカムローラ84(カム係合部)が枢着され
ている。このカムローラ84は、前記クランク軸71に
設けられた円板状のカム85の外周を転動するようにな
っており、植付装置60とマルチ穿孔装置81とを同一
のクランク軸71で駆動することで、装置の簡素化、コ
スト低減を図っている。また、穿孔手段82の自重によ
って、カムローラ84をカム85の外周に押し付ける方
向に付勢されている。
【0028】カム85の周方向一部には凹陥部が形成さ
れており、この凹陥部にカムローラ84が落ち込むこと
で、自重により穿孔手段82が下動して、穿孔手段82
の下端部に設けた加熱体87をマルチフィルムMに押し
当てることで、マルチフィルムMに移植孔を穿孔するよ
うになっている。また、カム85は、マルチフィルムM
を穿孔した後即座に穿孔手段82を上昇させるように形
成されているとともに、凹陥部を除く他の部分は、穿孔
手段82を上昇限の待機位置で保持するべく駆動軸71
軸心からの距離が略一定の外周形状に形成されている。
【0029】図1および図2において、植付フレーム6
2の後部に設けた左右一対の覆土部材66は、植付筒6
1の植付け位置近傍で、植付装置60及び植付フレーム
62の後部の荷重を担持している。植付フレーム62か
ら垂下した支柱101に覆土部材66を支持した支持杆
102の前端を枢支し、この支持杆102の後端を高さ
調整手段103を介して植付フレーム62に連結してい
る。
【0030】前記高さ調整手段103は、植付フレーム
62に固定の係止板104に、支持杆102に突設した
係合片105に形成した階段状係合部を係合しており、
階段状係合部の係合位置を変えることにより、覆土部材
66と植付フレーム62との距離を変更し、畝14の上
面からの植付筒61の突っ込み量、すなわち植付け深さ
を調整可能にしている。
【0031】前記左右覆土部材66は、畝14上面を転
動することにより、植付けたブロック苗に左右から覆土
をすると共に鎮圧もし、更に、植付フレーム62に取り
付けられていることから、植付装置60及びマルチフィ
ルム穿孔装置81等の高さを畝14上面の凹凸に追従さ
せながら所要高さに設定する。覆土部材66の高さの変
化は、第一昇降ロッド107とベルクランク108と第
二昇降ロッド109と作動部材110とを介して昇降機
構96の油圧バルブ111に連動される。油圧バルブ1
11は油圧シリンダ95を制御するものである。従っ
て、植付フレーム62の上下動で第一昇降ロッド107
とベルクランク108と第二昇降ロッド109との押し
引きを介して作動部材110を揺動して油圧バルブ11
1を操作し、油圧シリンダ95を介して伝動ケース23
を上下揺動し、駆動輪3を相対的に昇降することにより
走行機体12の高さを調整する。
【0032】作動部材110に操作レバー112が接当
しており、この操作レバー112は操縦ハンドル13又
はその近傍に設けた手動レバーで遠隔操作可能になって
おり、畝間移動の際等に、昇降機構96を操作して走行
機構12を持ち上げるのに使用される。ベルクランク1
09は第一昇降ロッド107の上端に直結されている
が、ベルクランク109と第二昇降ロッド109との間
には、緩衝手段113が設けられている。すなわち、ベ
ルクランク109の下端には前部がコ字状に屈曲された
遊び枠114が連結されていて、この遊び枠114のコ
字状部分115に第二昇降ロッド109を摺動自在に挿
通するとともに、第二昇降ロッド109におけるコ字状
部分115の内外にそれぞれ圧縮バネ116を套嵌する
ことにより、第二昇降ロッド109を前後双方に付勢し
ている。このため、ベルクランク108の揺動に伴い遊
び枠114が前後動すると、コ字状部分115内外の各
圧縮バネ116のいずれか一方が圧縮され、この圧縮バ
ネ116の圧縮に伴う弾性力が緩衝作用をし、一定の力
を超えない限り、作動部材110は揺動しない。例え
ば、図1に示すように、緩衝手段113によって、覆土
部材66については、中立位置から上下に30cmの範
囲を機体高さ調整の不感帯に設定でき、植付筒61につ
いては、中立位置から上下に25cmの範囲を機体高さ
調整の不感帯に設定できる。
【0033】各圧縮バネ116の一端を止めるバネ受け
118は、第二昇降ロッド109の長手方向に位置調整
可能に固定できるようになっており、バネ受け118の
位置調整によって圧縮バネ11の弾性力を調整できるよ
うになっている。また、第二昇降ロッド109の中途部
に長さ調整用のターンバックル119が設けられてい
る。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、植付フレーム62の後
部側に、前記覆土部材66がその上下動に連動して植付
フレーム62を上下揺動させるように設けられ、植付フ
レーム62の中途部に、昇降機構96を昇降動作させる
作動部材110が、植付手段61の上方に位置するベル
クランク108を介して連結されているので、畝14の
高さが変化すればそれを覆土部材66が検出して、植付
フレーム62の前部を支点とする上下揺動を介して植付
手段61の高さを変更でき、覆土部材66によって設定
された植付け深さを高精度で維持することができ、前記
植付フレーム62の上下揺動で作動部材110を介して
昇降機構8を作動して、畝14の高さ変化に対応して走
行機体12の高さを変更調整できる。
【0035】また、作動部材110が、植付手段61の
上方に位置するベルクランク108を介して植付フレー
ム62の中途部に連結されているので、植付フレーム6
2の上下揺動をベルクランク108を介して作動部材1
10に簡単確実に連動することができ、ベルクランク1
08を介して連結されているので、植付手段61の高さ
の変更も精度良く設定し得る。
【0036】また、植付フレーム62は、第一昇降ロッ
ド107とベルクランク108と第二昇降ロッド109
とを介して作動部材110に連動され、ベルクランク1
09と第二昇降ロッド109との間に、緩衝手段113
が設けられているので、覆土部材66の小刻みな上下動
によっては走行機体12の高さが変更調整されるような
こともなく、作業上の不都合も生じない。しかも、緩衝
手段113による緩衝作用の程度も圃場等に合わせて適
切に設定調整することができ、非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る側面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】移植機の全体側面図である。
【図4】走行系およびPTO系の動力伝達系統を示す系
統図である。
【図5】マルチフィルム穿孔装置及び植付装置の全体概
略側面図である。
【図6】同平面図である。
【符号の説明】
12 走行機体 24 駆動輪 61 植付手段 62 植付フレーム 66 覆土部材 96 昇降機構 107 第一昇降ロッド 108 ベルクランク 109 第二昇降ロッド 110 作動部材 113 緩衝手段 114 遊び枠 115 コ字状部分 116 圧縮バネ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体12に、駆動輪24が支持され
    ると共に、植付フレーム62が前部を支点に上下揺動自
    在に支持され、植付フレーム62に、畝に苗を植え付け
    る植付手段61が上下動自在に設けられると共に、この
    植付手段61の後方で植え付け後の前記苗を覆土する覆
    土部材66が設けられ、前記駆動輪24に対して走行機
    体12を昇降する昇降機構96が設けられた移植機にお
    いて、 植付フレーム62の後部側に、前記覆土部材66がその
    上下動に連動して植付フレーム62を上下揺動させるよ
    うに設けられ、植付フレーム62の中途部に、昇降機構
    96を昇降動作させる作動部材110が、植付手段61
    の上方に位置するベルクランク108を介して連結され
    ていることを特徴とする移植機の機体高さ調整装置。
  2. 【請求項2】 植付フレーム62は、第一昇降ロッド1
    07とベルクランク108と第二昇降ロッド109とを
    介して作動部材110に連動され、ベルクランク109
    と第二昇降ロッド109との間に、緩衝手段113が設
    けられていることを特徴とする請求項1に記載の移植機
    の機体高さ調整装置。
  3. 【請求項3】 ベルクランク109に、コ字状に屈曲さ
    れた遊び枠114が連結されていて、この遊び枠114
    のコ字状部分115に第二昇降ロッド109を摺動自在
    に挿通されると共に、第二昇降ロッド109におけるコ
    字状部分115の内外にそれぞれ圧縮バネ116を套嵌
    することにより、前記緩衝手段113が構成され、圧縮
    バネ116の弾性力が調整可能になっていることを特徴
    とする請求項2に記載の移植機の機体高さ調整装置。
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