JPH0956685A - 心電計 - Google Patents

心電計

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JPH0956685A
JPH0956685A JP7243743A JP24374395A JPH0956685A JP H0956685 A JPH0956685 A JP H0956685A JP 7243743 A JP7243743 A JP 7243743A JP 24374395 A JP24374395 A JP 24374395A JP H0956685 A JPH0956685 A JP H0956685A
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JP
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heartbeat
waveform data
electrocardiographic
electrocardiographic waveform
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JP7243743A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Suzuki
宏明 鈴木
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常時の心電波形を自動的に記憶できる心電
計を提供する。 【解決手段】 制御部29は、体表に接触させたディス
ポ電極50a,50bによって検出した心電波形の波形
データをRAM30aに、随時、上書き記憶させる。こ
のとき、現在の心拍数と平常時の心拍数と比較し、許容
範囲内であれば、RAM30aへの波形データの上書き
記憶を続行する。一方、算出した心拍数が平常時の心拍
数と異なると、異常発生と判断し、RAM30aへの記
憶に代えて、異常発生後の心電波形の波形データを所定
時間にわたってRAM30bに記憶していく。そして、
所定時間にわたるRAM30bへの記憶が終了すると、
異常発生前までRAM30aに記憶されていた波形デー
タをRAM30bに転送し、異常発生前後の心電波形の
波形データとして保存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、心電計、例えば、
心臓病患者が携帯し、不意の発作時に、その心電波形を
自ら測定することが可能な心電計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯型の心電計は、心臓病障
害者の日常生活における心電状態を把握できる利便性が
あるところから、種々開発されている。従来の心電計
は、心電計に設けられた電極を体表に当てると、電極に
検出された心電信号は、差動アンプによって増幅された
後、ハイパスフィルタにより直流分がカットされ、ロー
パスフィルタにより高域ノイズがカットされる。さら
に、アンプにより増幅された後、A/Dコンバータによ
りデジタルに変換され、マイクロプロセッサによって制
御されるRAMに記録される。記録された心電信号(心
電波形データ)は、スピーカによって音として発音さ
れ、電話回線を介して病院等のセンタに送信され、診断
に用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の心電
計では、通常、RAMの記憶容量の制限により、測定開
始スイッチを操作した場合にのみ、心電波形データを所
定時間だけ記憶するようになっていた。しかしながら、
従来の心電計では、患者の症状が悪化するなどの異常時
であっても、必ず測定開始スイッチを操作しなければな
らず、心電波形の解析に重要な波形データを取得できな
いという問題があった。
【0004】そこで本発明は、異常時の心電波形を自動
的に記憶することができる心電計を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による心電計は、体表面に接触させ心
電波形を検出する測定電極と、心拍を検出する心拍検出
手段と、この心拍検出手段によって検出した心拍が平常
時と異なると、前記測定電極によって検出した心電波形
の波形データを記憶する記憶手段とを具備することを特
徴とする。
【0006】また、請求項2記載の発明による心電計
は、平常時の心拍を記憶する心拍記憶手段と、前記心拍
検出手段によって検出した心拍と前記心拍記憶手段に記
憶されている平常時の心拍とを比較する比較手段と、前
記比較手段による比較結果に基づいて、前記記憶手段へ
心電波形の波形データの記憶開始を指示する制御手段と
を具備することを特徴とする。
【0007】また、請求項3記載の発明による心電計
は、体表面に接触させ心電波形を検出する測定電極と、
心拍を検出する心拍検出手段と、前記測定電極によって
検出した心電波形の波形データを所定時間毎に上書き保
存する第1の記憶手段と、前記心拍検出手段によって検
出した心拍が平常時と異なると、前記第1の記憶手段に
代わって、前記測定電極によって検出した心電波形の波
形データを所定時間にわたって記憶する第2の記憶手段
と、この記第2の記憶手段による記憶が終了すると、前
記第1の記憶手段に記憶された波形データを前記第2の
記憶手段に転送し、異常発生前後の波形データとして記
憶させる制御手段とを具備することを特徴とする。
【0008】また、好ましい態様として、前記心拍検出
手段は、例えば請求項4記載のように、前記測定電極に
よって検出した心電波形に基づいて心拍を取得するよう
にしもよい。
【0009】本発明では、心拍検出手段によって検出し
た心拍が平常時と異なる場合にのみ、体表面に接触させ
た測定電極によって検出した心電波形の波形データを記
憶手段に記憶させる。したがって、異常時の心電波形を
自動的に記憶することが可能となる。また、測定電極に
よって検出した心電波形の波形データを、所定時間毎に
上書き保存しながら、心拍が異常であるか判断し、心拍
が異常になると、異常発生前後の心電波形の波形データ
のみを記憶するようにすれば、異常発生前からの波形デ
ータも得られるので、より詳細な診断を行うことが可能
となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、心
電計に適用した一実施例として、図面を参照して説明す
る。 A.心電計の外観構成 図1は本発明の心電計の携帯時の折り畳み状態における
外観構成を示す側面図であり、図2は同心電計の平面図
である。また、図3は同心電計の底面図であり、図4は
同心電計の使用時の展開状態における外観構成を示す平
面図であり、図5は同心電計の底面図である。なお、こ
れら図における対応部分には同一の符号を付けて説明を
省略する。図1ないし図5において、心電計は、本体部
1およびアーム部2により外形が構成される。本体部1
は、薄く偏平な直方体形状に成形されており、アーム部
2は、該本体部1に一端部(左端部)が連結された状態
で、本体部1の上面1aに折り重ねられる。
【0011】本体部1の長尺側の両側面には、第1の測
定電極3,3が配設されているとともに、アーム部2が
折り重ねられる上面1aと反対側の下面1b側には、測
定した心電データや時刻、電話番号などの記憶データを
表示する表示部4が配設されている。該本体部1に対す
るアーム部2の取り付けは、本体部1の一端部を半分に
切り欠いて円弧状のヒンジ片1cを形成するとともに、
対応するアーム部2の一端部を同様に半分に切り欠いて
ヒンジ片2cを形成し、これらのヒンジ片1c,2cを
隣接させた状態で、スプリングピン5を挿通させること
により行われる(図1、図2、図3参照)。これによ
り、アーム部2は、スプリングピン5を中心に回動し
て、折り畳み状態から展開状態となり、展開状態で心電
の測定が行われる。
【0012】アーム部2には、図4に示すように、心電
の測定を行うための第2の測定電極6が配設されてい
る。該第2の測定電極6は、アーム部2の先端部側に配
置されており、該測定電極6を胸部に押し当てることに
より心電の測定が行われる。第2の測定電極6は、アー
ム部2から所定の高さを有して突出しており、胸部によ
りよく接触するようになっている。電極部材としては、
皮膚への接触感を緩和するために、カラヤゴムなどの弾
性を有する導電性ゴムが使用されている。また、上記第
2の測定電極6に対向した本体部1の上面1aには、図
4に示すように、凹部7が形成されており、アーム部2
を折り畳んだ際には、第2の測定電極6は上記凹部7に
収納される。これにより、不使用時には、第2の測定電
極6は外部に露出することがなく、埃が付着しないた
め、正確な測定ができるとともに、他の部材と干渉する
ことがないため、破損することもない。なお、第1の測
定電極3としては、第2の測定電極6と同様な材質ある
いは金属などの他の材質が使用されるものである。
【0013】第2の測定電極6が配設されているアーム
部2の先端は、図4および図5に示すように、測定時に
アーム部2を衣服に差し込んでも、円滑な差し込みを可
能にするために、円弧状に成形されている。また、表示
部4は、測定時に表示データを見ることができるよう
に、第2の測定電極6が配設された面と反対側に位置す
るように、本体部1の下面1bに配置されている(図
3、図5参照)。
【0014】次に、第2の測定電極6と反対側には、図
2および図5に示すように、測定中あるいは測定終了を
音で告知するスピーカ報音孔8が配設されている。該ス
ピーカ報音孔8は、上記目的以外に、電話機の送話器に
当てて使用することにより、測定済みの心電信号(以
下、心電波形データという)を電話回線を介して、音響
信号として病院等のセンタに配置されている診療装置な
どに送信するためにも用いられる。また、通信部9は、
ホトトランジスタおよび発光ダイオードを備えたフォト
カプラなどが使用されており、センタに配置されている
診療装置などに心電計を装着して、測定済みの心電信号
を同装置に直接送出する。このように、病院では、電話
回線もしくは直接受信した心電波形データにより、患者
の状態を把握することができるようになっている。
【0015】次に、図1ないし図5に示す第1のスイッ
チ11は、本体部1の他端側の側面に配置されており、
心電測定のON,OFFおよび通信部9による通信のO
N,OFFを切り換える。また、第2のスイッチ12お
よび第3のスイッチ13は、本体部1の下面に配置され
ており、時刻修正、格納されている電話番号表示あるい
は通信モードへの切り換え等を行ったり、測定部位の設
定を行う。なお、第1のスイッチ11との隣接位置に
は、発光により測定中であることを表示する発光ダイオ
ードが配置されている(図示略)。また、本体部1の長
尺側の一側面には、充電のため、商用電源に接続される
電極ジャック15が配置されており、本体部1の上面1
aには、電池(図示略)を出し入れするための電池蓋1
6が配置されている。さらに、本体部1の下面には、本
体部1の内部に設けた内部スイッチ(図示略)を保護す
るスイッチ蓋17が配置されている。
【0016】なお、上述した第1の測定電極3,3およ
び第2の測定電極6は、随時、患者が心電波形を測定す
るときに使われるもので、自身でアーム部2を回動し
て、折り畳み状態から展開状態とし、本体部1の第1の
測定電極3,3を右手で握った状態で、アーム部2を衣
服の隙間から滑り込ませて、第2の測定電極6を胸部に
押し当てて心電波形を測定する。これに対して、心電計
は、24時間連続測定を行うために、図6(a)に示す
着脱可能なディスポ電極50を備えている。ディスポ電
極50は、コネクタジャック51によって、図6(b)
に示す本体部1のコネクタ穴52に嵌合されることによ
り、内部回路に接続される。該ディスポ電極50は、前
述した第1の測定電極3,3に相当する第1のディスポ
電極50a,第2の測定電極6に相当する第2のディス
ポ電極50bを備えており、ディスポ部分は、使い捨て
可能な構成となっている。上記第1のディスポ電極50
aおよび第2のディスポ電極50bは、本体の底部に設
けられたクリップ53で心電計を胸ポケットに固定した
状態で、図7に示すように、胸部の所定の位置に貼り付
けられ、24時間連続測定を行う。なお、ディスポ電極
50を内部回路に接続した状態では、第1の測定電極
3,3および第2の測定電極6は電気的に切断された状
態となる。
【0017】B.心電計の内部構成 次に、図8は上記心電計の内部構成を示すブロック図で
ある。なお、上述したホトカプラの回路および電源ジャ
ック15等は省略してある。また、図1ないし図5に対
応する部分には同一の符号を付けて詳細な説明は省略す
る。図8において、心電計は、差動アンプ20、ハイパ
スフィルタ21、ローパスフィルタ22、アンプ23、
A/D変換器24、比較器25、キー入力部28、制御
部(CPU)29、RAM30a、RAM30b、表示
制御部31、報音制御部32、スピーカ33等から構成
されている。
【0018】まず、差動アンプ20は、第1の測定電極
3(またはディスポ電極50a)および第2の測定電極
6(またはディスポ電極50b)で検出した心電信号
(電位差)を増幅し、ハイパスフィルタ21へ供給す
る。ハイパスフィルタ21は、心電信号の直流成分を除
去した心電信号HSを、ローパスフィルタ22へ供給す
る。ローパスフィルタ22は、心電信号HSの高域ノイ
ズを除去し、心電信号HS’として、アンプ23および
比較器25へ供給する。アンプ23は、上記直流成分が
除去され、かつ、高周波ノイズが除去された心電信号H
S’を増幅し、A/D変換器24へ供給する。A/D変
換器24は、上記心電信号HS’を所定ビット数のデジ
タル信号に変換し、心電波形データとして後述する制御
部29へ供給する。また、比較器25は、上記心電信号
HS’と基準電圧VREFとを比較することにより、心電
信号のQRS波を検出し、心拍信号HPとして制御部2
9へ供給する。
【0019】次に、キー入力部28は、前述した各種ス
イッチ(第1のスイッチ11、第2のスイッチ12およ
び第3のスイッチ13)に相当し、スイッチの操作状態
(ON,OFF)を制御部29へ供給する。制御部29
は、キー入力部28からの各種スイッチの操作に応じ
て、心電測定を開始し、各種データを表示制御部31へ
供給したり、心電波形データとともに、測定時刻および
心拍数をRAM30bに記憶したり、報音制御部32に
発音データや測定済みの心電波形データ、測定時刻(以
下、時刻データという)および心拍数(以下、心拍デー
タ)を供給したりする。
【0020】次に、RAM30aは、心電測定に伴う制
御部29のワークエリアに用いられるとともに、測定し
た心電波形データを一時的に記憶するために用いられ
る。具体的には、RAM30aは、図9(a)に示すデ
ータ構成となっている。図9(a)において、表示レジ
スタは、表示部4に表示データを表示するために用いら
れる。次に、現在時刻レジスタは、現在時刻を計時する
ために用いられる。心拍検出タイマは、心電波形から検
出したQRS波に基づいて、心拍間隔を計数するために
用いられる。また、心拍数記憶レジスタは、患者の平常
時における1分当たりの心拍数を格納するために用いら
れ、キー入力部28の図示しない設定スイッチを操作し
て患者が任意に設定するものである。しかして、該設定
された心拍数は後述するごとく異常発生を判断する際の
基準となる。演算用レジスタは、上記心拍検出タイマに
格納された心拍間隔に基づいて、現在の心拍数を算出す
る際に用いられる。次に、計時レジスタは、心電波形デ
ータの1本当たりの記憶時間を計時するために用いら
れ、本実施例では10秒間としている。フラグFは、異
常検出フラグであり、心拍に異常が発生した場合に
「1」となり、心拍に異常が発生していない場合に
「0」となる。心電波形データ記憶部(10秒)は、異
常が発生していない場合、すなわち、フラグFが「0」
である場合、随時、10秒間の心電波形データを記憶す
るために用いられる。該心電波形データ記憶部(10
秒)には、異常が発生しない場合には、次の心電波形デ
ータが上書きされるようになっている。
【0021】次に、RAM30bは、患者に異常が発生
した場合、制御部29の制御に従って、異常前後の心電
波形データを記憶するために用いられる。具体的には、
RAM30bは、図9(b)に示すデータ構成となって
いる。図9(b)において、異常検出前データメモリお
よび異常検出後データメモリは、心拍に異常が発生した
場合、異常発生前後における心電波形データ(合計10
秒間)を記憶するために用いられる。また、時刻は、異
常が発生した時刻、言い換えると、異常検出前データメ
モリおよび異常検出後データメモリに異常時の心電波形
データを格納した時刻を記憶する。そして、心拍数は、
異常が発生したときの心拍数を記憶する。これら異常検
出前データメモリ、異常検出後データメモリ、時刻およ
び心拍数は、1つの異常発生に対してセットで用いら
れ、RAM30bには、その記憶容量に応じて複数のデ
ータが記憶できるようになっている。
【0022】図8に戻り、表示制御部31は、前述した
表示部4を制御駆動し、制御部29から供給される、測
定した心電波形データや時刻データ、心拍数などの記憶
データ等を表示させる。表示部4は、液晶表示器等から
構成されており、各種メッセージや送信時におけるデー
タ転送量等を表示するドットマトリクス表示器(後述)
および時刻や送信時における心電波形データの番号等を
表示するセグメント表示器(後述)などを備えている。
次に、報音制御部32は、制御部29からの発音データ
をスピーカ33によって発音し、測定中あるいは測定終
了を音で告知するとともに、前述したように、スピーカ
33を電話機の送話器に当てて使用することにより、測
定済みの心電波形データを、時刻データおよび心拍数デ
ータとともに、音響信号として、電話回線を介して病院
に配置されている診療装置の読取装置などに送信するた
めにも用いられる。
【0023】C.実施例の動作 次に、上述した実施例の動作について説明する。ここ
で、図10および図11は本発明の実施例による心電計
の動作を説明するためのフローチャートである。また、
図12は、心電計の動作を説明するためのタイミングチ
ャートである。まず、患者は、測定に先立って、図7に
示すように、本体の底部に設けられたクリップ53で胸
ポケットに固定した状態で、第1のディスポ電極50a
および第2のディスポ電極50bを、胸部の所定の位置
に貼り付け、第1のスイッチ11を操作して、心電測定
を開始する。心電測定が開始されると、第1のディスポ
電極50aと第2のディスポ電極50bとの電位差が差
動アンプ20により増幅され、ハイパスフィルタ21を
介して、ローパスフィルタ22に供給される。このとき
の心電信号HS’は、図12に示すようになる。そし
て、制御部29には、A/D変換器24から上記心電信
号HS’をデジタルデータに変換した心電波形データが
供給される。
【0024】(a)異常なしの場合 以下に述べる処理は、心拍に異常が生じない場合におい
て、心電波形データを記録する処理である。制御部29
は、まず、ステップS10において、心電波形データを
サンプリングするタイミングであるか否かを判断し、サ
ンプリングタイミングであると、ステップS12で、フ
ラグFが「1」であるか否か、すなわち、異常検出後か
否かを判断する。異常発生前であれば、フラグFは
「0」であるので、ステップS14に進みサンプリング
した心電波形データをRAM30aの心電波形データ記
憶部(10秒)に記憶し、ステップS16で、図9
(a)に示すRAM30aの心拍検出タイマをカウント
アップする。次に、ステップS18において、次の心電
信号(心拍信号HP:QRS波)が到来したか否かを比
較器25の出力に基づき判断する。ここで、次の心電信
号(心拍信号HP:QRS波)が検出されなければ、図
11に示すステップS30に進む。
【0025】図11に示すステップS30では、計時タ
イミング(例えば、1/16秒毎)であるか否かを判断
する。そして、計時タイミングであれば、ステップS3
2において、RAM30aの計時レジスタを「1」だけ
インクリメントする計時処理を行う。次に、ステップS
34で、上記計時処理によって、10秒毎の桁上げがあ
ったか否かを判断し、10秒毎の桁上げがなければ、ま
だ、RAM30aの心電波形データ記憶部(10秒)に
10秒間分の心電波形データが記憶されていないので、
そのまま当該処理を終了する。
【0026】上述した処理は、所定時間間隔毎のサンプ
リングタイミングで繰り返し実行されるので、次の心電
信号(心拍信号HP:QRS波)が検出されなければ、
その都度、RAM30aの心拍検出タイマがカウントア
ップされる。したがって、次の心電信号(心拍信号H
P:QRS波)が到来した際には、心拍検出タイマに
は、心拍信号HPと心拍信号HP間の時間に応じたカウ
ント値が格納されることになる。
【0027】そして、次の心電信号(QRS波)が到来
すると、ステップS18からステップS20に進み、心
拍検出タイマに格納されたカウント値に基づいて、心拍
数を算出した後、心電検出タイマをクリアする。次に、
ステップS22において、上記算出された心拍数がRA
M30aの心拍数記憶レジスタに格納されている平常時
の心拍数に対して所定の範囲内であるか否かを判断す
る。範囲としては、例えば、平常時の心拍数に対して、
±10%以内であるか否かを判断する。そして、所定の
範囲であれば、前述した図11に示すステップS30以
降に進み、RAM30aの計時レジスタを「1」だけイ
ンクリメントする計時処理を行うとともに、10秒毎の
桁上げがあったか否かを判断する。以下、10秒毎の桁
上げがあるまで、すなわち、10秒間分の心電波形デー
タをRAM30aの心電波形データ記憶部(10秒)に
記憶しながら、心拍数に異常が発生していないか否かを
判断する。
【0028】すなわち、例えば図12のタイミングt2
で心電信号の到来が検出されると、心電検出タイマに
は、前回の心電信号t1からの時間が記憶されているの
で、数値「60」をこの時間で除算することによって1
分当たりの心拍数が算出される。この心拍数が、心拍数
記憶レジスタに予め設定記憶されている平常時の1分当
たりの心拍数に対して所定の範囲内であるか否かを判断
するものである。
【0029】一方、上述した処理において、図11に示
すステップS34において、10秒毎の桁上げがあった
場合、すなわち、上述した一連の処理によって、RAM
30aの心電波形データ記憶部(10秒)に10秒間分
の心電波形データが記憶された場合には、ステップS3
6に進み、フラグFが「1」であるか否か、すなわち、
異常発生後の桁上げであるか異常発生前の桁上げである
かを判断する。ここで、RAM30aの心電波形データ
記憶部(10秒)に心電波形データを記憶している間、
心拍数に異常が発生しておらず、フラグFが「0」であ
れば、ステップS38へ進み、RAM30aの心電波形
データ記憶部(10秒)を初期化した後、当該処理を終
了する。この結果、RAM30aの心電波形データ記憶
部(10秒)には、次の10秒間の心電波形データの上
書きが行われる。
【0030】このように、算出した心拍数が平常時の心
拍数に対して所定の範囲内であれば、すなわち、心拍数
が正常であれば、サンプリングタイミング毎に、RAM
30aの心電波形データ記憶部(10秒)に10秒間分
の心電波形データを順次上書きしながら記憶していく。
したがって、心拍数が正常であれば、RAM30bに心
電波形データが記憶されることはない。
【0031】(b)異常発生時 以下では、心拍に異常が生じた場合における心電波形デ
ータを記録する処理について説明する。上述した処理に
おいて、例えば、図12に示す時刻t2〜t3のように、
心拍検出タイマに格納されたカウント値(図12の
T2:T2>T1)に基づいてステップS20で算出した
心拍数が、RAM30aの心拍数記憶レジスタに格納さ
れている平常時の心拍数に対して所定の範囲内でなけれ
ば、すなわち、心拍数に異常があれば、ステップS22
からステップS24へ進み、フラグFを「1」にし、ス
テップS26で、その時の心拍数と時刻をRAM30b
に記憶する(図12の時刻t3)。
【0032】次に、図11に示すステップS30で、前
述したように、計時タイミングであるか否かを判断し、
計時タイミングであれば、ステップS32でRAM30
aの計時レジスタを「1」だけインクリメントする。次
に、ステップS34において、計時レジスタで10秒毎
の桁上げが生じたか否かを判断し、10秒毎の桁上げが
生じるまで、当該処理を繰り返し実行することにより、
ステップS28でRAM30bの異常検出後データメモ
リに心電波形データを順次記憶していく。
【0033】このように、ステップS24でフラグFを
「1」とすることにより、次以降のサンプリングタイミ
ングでは、ステップS28へ進み、10秒毎の桁上げが
生じるまで、RAM30bの異常検出後データメモリに
心電波形データが順次記憶されていく(図12の時刻t
3以降)。なお、RAM30aの心電波形データ記憶部
(10秒)には、異常が検出される前の心電波形データ
(図12の時刻ta〜t3)が記憶されている。
【0034】そして、10秒毎の桁上げが生じると(図
12の時刻tb)、ステップS36からステップS40
に進み、RAM30aの心電波形データ記憶部(10
秒)に格納されている心電波形データ(図12の時刻t
a〜t3)を、RAM30bの異常検出前データメモリに
転送した後、ステップS42で、フラグFを「0」に戻
して、当該処理を終了する。この結果、RAM30bに
おいては、異常発生前の心電波形データが異常検出前デ
ータメモリに記憶され、異常発生後の心電波形データが
異常検出後データメモリに記憶される。すなわち、それ
ぞれのデータメモリには、異常発生前後における合計1
0秒間分の心電波形データが記憶されることになる。
【0035】このように、上述した実施例では、心拍数
に異常が生じた場合にのみ、異常発生前後の心電波形デ
ータを記憶するようにしたので、メモリ容量を大きくす
ることなく、24時間連続測定できる。また、異常時の
心電波形を、自動的に測定できるので、心電波形の解析
にとって重要なデータ(異常発生時の心電波形)を確実
に取得できる。
【0036】なお、上述した実施例では、携帯型の心電
計の例を示したが、据え置き型であってもよく、また、
心拍の検出は脈拍等で検出してもよく、さらに、RAM
30aとRAM30bとを別々に用意したが、これに限
らず、それぞれの領域を1つの記憶装置に確保するよう
にしてもよい。また、上述した実施例では、比較器25
によって、上記心電信号HS’からQRS波を検出し、
心拍信号HPとして制御部29へ供給したが、これに限
らず、制御部29のソフトウエアによって、A/D変換
器24から供給される心電波形データから直接検出する
ようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下の効果を得ることができる。 (1)異常発生時の心電波形を、特別な操作なしに、自動
的に記憶できる。 (2)したがって、異常発生時の心電波形のみを確実に残
すことができる。 (3)また、異常発生時の心電波形のみを記憶することが
できるので、メモリ容量を増加することなく、24時間
連続測定を行うことができる。 (4)異常発生前後の心電波形を記憶するようにすれば、
異常発生前からの波形データも得られるので、より詳細
な診断を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による心電計の携帯時の折り畳
み状態における外観構成を示す側面図である。
【図2】同心電計の平面図である。
【図3】同心電計の底面図である。
【図4】同心電計の使用時の展開状態における外観構成
を示す平面図である。
【図5】同心電計の底面図である。
【図6】同心電計において24時間連続測定を行うため
のディスポ電極を示す平面図である。
【図7】本実施例による心電計の使用形態を示す模式図
である。
【図8】本実施例による心電計の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】本実施例による心電計のRAM構成を示す概念
図である。
【図10】本実施例による心電計の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図11】本実施例による心電計の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図12】本実施例による心電計の動作を説明するため
のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 本体部 2 アーム部 3 第1の測定電極(測定電極) 4 表示部 6 第2の測定電極(測定電極) 20 差動アンプ 21 ハイパスフィルタ 22 ローパスフィルタ 23 アンプ 24 A/D変換器 28 キー入力部 29 制御部(比較手段、制御手段) 30a RAM(記憶手段、第1の記憶手段) 30b RAM(記憶手段、第2の記憶手段) 31 表示制御部 32 報音制御部 33 スピーカ 50 ディスポ電極(測定電極)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体表面に接触させ心電波形を検出する測
    定電極と、 心拍を検出する心拍検出手段と、 この心拍検出手段によって検出した心拍が平常時と異な
    ると、前記測定電極によって検出した心電波形の波形デ
    ータを記憶する記憶手段とを具備することを特徴とする
    心電計。
  2. 【請求項2】 平常時の心拍を記憶する心拍記憶手段
    と、 前記心拍検出手段によって検出した心拍と前記心拍記憶
    手段に記憶されている平常時の心拍とを比較する比較手
    段と、 前記比較手段による比較結果に基づいて、前記記憶手段
    へ心電波形の波形データの記憶開始を指示する制御手段
    とを具備することを特徴とする請求項1記載の心電計。
  3. 【請求項3】 体表面に接触させ心電波形を検出する測
    定電極と、 心拍を検出する心拍検出手段と、 前記測定電極によって検出した心電波形の波形データを
    所定時間毎に上書き保存する第1の記憶手段と、 前記心拍検出手段によって検出した心拍が平常時の心拍
    と異なると、前記第1の記憶手段に代わって、前記測定
    電極によって検出した心電波形の波形データを所定時間
    にわたって記憶する第2の記憶手段と、 この第2の記憶手段による記憶が終了すると、前記第1
    の記憶手段に記憶された波形データを前記第2の記憶手
    段に転送し、異常発生前後の波形データとして記憶させ
    る制御手段とを具備することを特徴とする心電計。
  4. 【請求項4】 前記心拍検出手段は、前記測定電極によ
    って検出した心電波形に基づいて心拍を取得することを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の心電
    計。
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