JPH0956686A - 心電計 - Google Patents

心電計

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JPH0956686A
JPH0956686A JP7243744A JP24374495A JPH0956686A JP H0956686 A JPH0956686 A JP H0956686A JP 7243744 A JP7243744 A JP 7243744A JP 24374495 A JP24374495 A JP 24374495A JP H0956686 A JPH0956686 A JP H0956686A
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JP
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electrode
measurement
measurement electrode
electrocardiographic
electrocardiograph
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JP7243744A
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Hiroaki Suzuki
宏明 鈴木
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体を把持する手の押圧変化による心電信号
の基線動揺を防止でき、正確な心電信号を計測できる心
電計を提供する。 【解決手段】 心電計には、心電信号を計測する際に、
本体を把持する手の親指を基準電位とする第1の測定電
極3aが設けられている。差動アンプ18は、第1の測
定電極3aと胸部に接触させた第3の測定電極6との電
位差V1を増幅する。また、差動アンプ19は、第1の
測定電極3aと把持した他の4指に接触させた第2の測
定電極3bとの電位差V2を増幅する。さらに、差動ア
ンプ20は、差動アンプ18と差動アンプ19との出力
電圧の差分V3を、心電信号として増幅し、後段の回路
へ供給する。また、電源回路34は、重負荷時であるか
軽負荷時であるかに応じて、他励式昇圧型チョッパー電
源もしくは自励式昇圧型チョッパー電源として切り換え
動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、心電計、特に心臓
病患者が携帯し、不意の発作時に、その心電を自ら測定
することが可能な心電計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯型の心電計は、心臓病障
害者の日常生活における心電状態を把握できる利便性が
あるところから、種々開発されている。従来の携帯型の
心電計では、側部に配設された第1の電極に接触するよ
うにして心電計を片手で把持し、本体部の先端に設けら
れた第2の電極を体表に当てて心電信号を計測する。心
電信号は、第1の電極と第2の電極の電位差として検出
され、差動アンプによって増幅された後、ハイパスフィ
ルタにより直流分がカットされ、ローパスフィルタによ
り高域ノイズがカットされる。さらに、アンプにより増
幅された後、A/Dコンバータによりデジタルに変換さ
れ、マイクロプロセッサによって制御されるRAMに記
録される。記録された心電信号(心電波形データ)は、
スピーカによって音として発音され、電話回線を介して
病院等のセンタに送信され、診断に用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯型
の心電計では、第1の電極と第2の電極間の電位差、す
なわち、2点間の電位差を心電信号として増幅し、処理
していたため、例えば、心電計を把持する手の圧力等が
変化すると、手と第1の電極との接触抵抗が変化してし
まうので、その変化がそのまま心電信号の検出電圧に現
れてしまう。すなわち、心電信号の基線動揺が表れてし
まうもので、例えば、手と体表との電位差(心電信号)
が一定であるにもかかわらず、手と第1の電極との接触
抵抗が変化すると、第1の電極と第2の電極間の電位差
が変化してしまうので、あたかも、心電信号の電位が変
化したように計測されてしまう。このため、正確な心電
信号を計測することができないという問題があった。
【0004】そこで本発明は、本体を把持する手の押圧
変化等による心電信号の基線動揺を防止でき、正確な心
電信号を計測できる心電計を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による心電計は、各々体表面の異なる
部分に接触させ体電位を検出する複数の測定電極と、こ
の複数の測定電極のうちいずれか1つを基準測定電極と
し該基準測定電極と該基準測定電極を除く他の測定電極
間の各電位差の差分を増幅し心電信号として出力する増
幅手段とを具備することを特徴とする心電計。
【0006】また、請求項2記載の発明による心電計
は、体表に接触させ体電位を検出する第1の測定電極
と、この第1の測定電極を体表に接触させる際に当該装
置本体を把持する手の一部が接触する位置に配設された
第2の測定電極と、この第2の測定電極に接触した手の
一部を除く他の部分が接触する位置に配設された第3の
測定電極と、前記第1の測定電極と前記第3の測定電極
との間の電位差と、前記第2の測定電極と前記第3の測
定電極との間の電位差との差分を増幅し心電信号として
出力する増幅手段とを具備することを特徴とする心電
計。
【0007】また、好ましい態様として、前記増幅手段
は、例えば請求項3記載のように、前記第1の測定電極
と前記第3の測定電極との間の電位差を増幅する第1の
増幅器と、前記第2の測定電極と前記第3の測定電極と
の間の電位差を増幅する第2の増幅器と、前記第1の増
幅器の出力と前記第2の増幅器の出力との差分を増幅す
る第3の増幅器とを備えるようにしてもよい。
【0008】本発明では、心電計を把持する手の一部を
基準電位とする第3の測定電極を設け、該第3の測定電
極と胸部に接触させた第1の測定電極間の電位差と、第
3の測定電極と把持した手が接触する第2の測定電極間
の電位差との差分を、心電信号として増幅する。したが
って、本体を把持する手の押圧変化による心電信号の基
線動揺を防止でき、正確な心電信号を計測することが可
能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、心
電計に適用した一実施例として、図面を参照して説明す
る。 A.心電計の外観構成 図1は本発明の折り畳み可能な心電計の使用時の展開状
態における外観構成を示す平面図であり、図2は同心電
計の底面図である。なお、これら図における対応部分に
は同一の符号を付けて説明を省略する。図1および図2
において、心電計は、本体部1およびアーム部2により
外形が構成される。本体部1は、薄く偏平な直方体形状
に成形されており、アーム部2は、該本体部1に一端部
(左端部)が後述するヒンジ機構等により連結された状
態で、本体部1の上面1aに折り重ねられる。
【0010】本体部1の長尺側の両側面には、第1の測
定電極3aおよび第2の電極3bが配設されているとと
もに、アーム部2が折り重ねられる上面1aと反対側の
下面1b側には、測定した心電データや時刻、電話番号
などの記憶データを表示する表示部4が配設されてい
る。心電信号の計測に際しては、本体部1を右手で把持
した状態で、アーム部2を衣服の下に滑り込ませ、該ア
ーム部2の先端に配設されている、後述する第3の測定
電極6を胸部に当てる。このとき、上記第1の測定電極
3aには右手の親指が接触し、上記第2の測定電極3b
には親指を除く4指が接触するようになっている。
【0011】上記本体部1に対するアーム部2の取り付
けは、本体部1の一端部を半分に切り欠いて円弧状のヒ
ンジ片1cを形成するとともに、対応するアーム部2の
一端部を同様に半分に切り欠いてヒンジ片2cを形成
し、これらのヒンジ片1c,2cを隣接させた状態で、
図示しないスプリングピンを挿通させることにより行わ
れる。これにより、アーム部2は、スプリングピンを中
心に回動して、折り畳み状態から展開状態となり、展開
状態で心電の測定が行われる。
【0012】アーム部2には、心電の測定を行うための
第3の測定電極6が配設されている。該第3の測定電極
6は、アーム部2の先端部側に配置されており、該第3
の測定電極6を胸部に押し当てることにより心電の測定
が行われる。第3の測定電極6は、アーム部2から所定
の高さを有して突出しており、胸部によりよく接触する
ようになっている。電極部材としては、皮膚への接触感
を緩和するために、カラヤゴムなどの弾性を有する導電
性ゴムが使用されている。また、上記第3の測定電極6
に対向した本体部1の上面1aには、図1に示すよう
に、凹部7が形成されており、アーム部2を折り畳んだ
際には、第3の測定電極6は上記凹部7に収納される。
これにより、不使用時には、第3の測定電極6は外部に
露出することがなく、埃が付着しないため、正確な測定
ができるとともに、他の部材と干渉することがないた
め、破損することもない。なお、第1の測定電極3aお
よび第2の測定電極3bとしては、第3の測定電極6と
同様な材質あるいは金属などの他の材質が使用されるも
のである。
【0013】第3の測定電極6が配設されているアーム
部2の先端は、測定時にアーム部2を衣服に差し込んで
も、円滑な差し込みを可能にするために、円弧状に成形
されている。また、表示部4は、測定時に表示データを
見ることができるように、第3の測定電極6が配設され
た面と反対側に位置するように、本体部1の下面1bに
配置されている。
【0014】次に、第3の測定電極6の反対側には、測
定中あるいは測定終了を音で告知するスピーカ報音孔8
が配設されている。該スピーカ報音孔8は、上記目的以
外に、電話機の送話器に当てて使用することにより、測
定済みの心電信号(以下、心電波形データという)を電
話回線を介して、音響信号として病院に配置されている
診療装置(後述)などに送信するためにも用いられる。
また、通信部9は、ホトトランジスタおよび発光ダイオ
ードを備えたフォトカプラなどが使用されており、病院
等のセンタに配置されている診療装置(後述)などに心
電計を装着して、測定済みの心電波形データを同装置に
直接送出する。このように、病院等のセンタでは、電話
回線もしくは直接受信した心電波形データにより、患者
の状態を把握することができるようになっている。
【0015】次に、第1のスイッチ11は、本体部1の
他端側の側面に配置されており、心電測定のON,OF
Fおよび通信部9による通信のON,OFFを切り換え
る。また、第2のスイッチ12および第3のスイッチ1
3は、本体部1の下面に配置されており、時刻修正、格
納されている電話番号表示あるいは通信モードへの切り
換え等を行ったり、測定部位の設定を行う。なお、第1
のスイッチ11との隣接位置には、発光により測定中で
あることを表示する発光ダイオードが配置されている
(図示略)。また、本体部1の長尺側の一側面には、充
電のため、商用電源に接続される電極ジャック(図示
略)が配置されており、本体部1の上面1aには、電池
(図示略)を出し入れするための電池蓋16が配置され
ている。さらに、本体部1の下面には、本体部1の内部
に設けた内部スイッチ(図示略)を保護するスイッチ蓋
17が配置されている。
【0016】また、心電計は、NASAの誘導波形を計
測するために、図2に示す着脱可能なディスポ電極部材
50を備えている。ディスポ電極部材50は、コネクタ
ジャック51を有し、このコネクタジャック51によっ
て本体部1のコネクタ穴(図示略)に嵌合されることに
より、内部回路に接続される。該ディスポ電極部材50
は、前述した第3の測定電極6に相当する第1のディス
ポ電極50a,第2の測定電極3bに相当する第2のデ
ィスポ電極50b,第1の測定電極3aに相当する第3
のディスポ電極50cを備えており、ディスポ部分は、
使い捨て可能な構成となっている。
【0017】上記第1のディスポ電極50a,第2のデ
ィスポ電極50b,第3のディスポ電極50cは、本体
の底部に設けられたクリップ(図示略)で心電計を胸ポ
ケットに固定した状態で、図3に示すように、胸部の所
定の位置に貼り付けられ、NASAの誘導波形を計測す
る。NASAの誘導波形はP波を確認しやすいので、不
整脈の分析診断に最適である。なお、ディスポ電極50
を内部回路に接続した状態では、第1の測定電極3a、
第2の測定電極3bおよび第2の測定電極6は電気的に
切断された状態となる。
【0018】B.心電計の内部構成 次に、図4は本発明の実施例による心電計の内部構成を
示すブロック図である。なお、上述したホトカプラの回
路および電源ジャック15等は省略してある。また、図
1または図2に対応する部分には同一の符号を付けて詳
細な説明は省略する。図4において、心電計は、差動ア
ンプ18,19,20、ハイパスフィルタ21、ローパ
スフィルタ22、アンプ23、A/D変換器24、キー
入力部28、制御部(CPU)29、RAM30、表示
制御部31、報音制御部32、スピーカ33等から構成
されている。まず、差動アンプ18は、第1の測定電極
3aおよび第3の測定電極6間の電位差V1を増幅し、
差動アンプ20の一方の入力端に供給する。次に、差動
アンプ19は、第1の測定電極3aおよび第2の測定電
極3b間の電位差V2を増幅し、差動アンプ20の一方
の入力端に供給する。
【0019】差動アンプ20は、上記差動アンプ18と
差動アンプ19の出力電圧の差分V3を増幅し、心電信
号HSとしてハイパスフィルタ21へ供給する。ハイパ
スフィルタ21は、心電信号の直流成分を除去した心電
信号HSを、ローパスフィルタ22へ供給する。ローパ
スフィルタ22は、心電信号HSの高域ノイズを除去
し、心電信号HS’としてアンプ23へ供給する。アン
プ23は、上記直流成分が除去され、かつ、高周波ノイ
ズが除去された心電信号HS’を増幅し、A/D変換器
24へ供給する。A/D変換器24は、上記増幅された
心電信号HS’を所定ビット数のデジタル信号に変換
し、心電波形データとして後述する制御部29へ供給す
る。
【0020】次に、キー入力部28は、前述した各種ス
イッチ(第1のスイッチ11、第2のスイッチ12およ
び第3のスイッチ13)を備え、スイッチの操作状態
(ON,OFF)を制御部29へ供給する。制御部29
は、キー入力部28からの各種スイッチの操作に応じ
て、心電測定を開始したり、各種データを表示制御部3
1へ供給したり、心電波形データとともに、測定した時
刻を示す測定時刻(以下、時刻データという)をRAM
30に記憶したり、報音制御部32に発音データや測定
済みの心電波形データおよび時刻データを供給したりす
る。
【0021】RAM30は、心電測定に伴う制御部29
のワークエリアに用いられるとともに、上記測定した心
電波形データとともに、時刻データや被測定者(患者)
の名前等を記憶する。具体的には、RAM30は、図5
に示すデータ構成となっている。
【0022】図5において、表示レジスタ30aは、表
示部4に表示するデータを記憶する。次に、時刻レジス
タ30bは、現在時刻を計時するために用いられる。ま
た、フラグFは、動作モードの制御に用いられ、心電信
号の測定・記憶が終了した場合、「1」となり、患者の
測定時における状態を示す状態データの設定が終了する
と、「0」となる。次に、設定データ記憶部30cは、
測定日時、患者の名前、電話番号等を格納するために用
いられる。心電図波形データ記憶部30dは、測定中の
心電波形データ(デジタルデータ)を記憶するために用
いられ、心電波形データ記憶部30f、30f、……は
測定が完了した心電波形データを記憶する。なお、心電
波形データに対応させて測定した時の時刻データも時刻
データ記憶部30e、30e、……に記憶される。な
お、心電波形データの記憶は、RAM30に空きがある
限り、随時可能であり、本実施例では、所定の本数の心
電波形データを記憶することができるようになってお
り、最大本数を越えて心電波形データの測定・記憶を行
うと、古いデータから順に上書きされる。
【0023】図4に戻り、表示制御部31は、前述した
表示部4を制御駆動し、制御部29から供給される、測
定した心電波形データや時刻データ、電話番号などの記
憶データを表示させる。表示部4は、液晶表示器等から
構成されており、各種メッセージや計測モード、状態の
名称等を表示するドットマトリクス表示器(図示略)お
よび時刻等を表示するセグメント表示器(図示略)など
を備えている。次に、報音制御部32は、制御部29か
らの発音データをスピーカ33によって発音し、測定中
あるいは測定終了を音で告知するとともに、前述したよ
うに、スピーカ33を電話機の送話器に当てて使用する
ことにより、測定済みの心電波形データを、状態データ
および時刻データとともに、音響信号として電話回線を
介して、病院に配置されている診療装置の読取装置など
に送信するためにも用いられる。また、電源回路34
は、バッテリBTを昇圧し、上述した各部に駆動電源を
供給する回路であり、後述するように、心電計の負荷状
態に応じて、自身の動作モード(自励式/他励式)を切
り換えることにより、高効率な電源を提供するものであ
る。
【0024】C.電源回路の回路構成 次に、上述した電源回路34の回路構成について図6を
参照して説明する。電源回路34は、昇圧型スイッチン
グレギュレータの基本部品であるスイッチング素子群3
5と、自励式制御回路36、他励式制御回路37、自励
/他励切換回路38および動作モード制御部39から構
成されている。電源回路全体は、動作モード制御部39
によって制御されており、該動作モード制御部39は、
心電計が重負荷であるか軽負荷であるかを判別し、重負
荷の場合には制御信号CSaを「H」レベルとし、軽負
荷の場合には制御信号CSaを「L」レベルとする。重
負荷と軽負荷との判別は、例えば、心電信号を計測して
いないときや、電話回線に対して報音していないとき、
すなわち、時計回路のみを動作させているとき等を軽負
荷時とし、一方、心電信号を計測しているときや、報音
しているとき等を重負荷時として判別している。上記制
御信号CSaは、自励/他励切換回路38に供給され
る。
【0025】自励/他励切換回路38は、複数の論理素
子から構成されており、上記制御信号CSaに応じて、
スイッチング素子群35のスイッチングトランジスタT
rのドライブ段を、自励式制御回路36または他励式制
御回路37のいずれか一方に切り換える。具体的には、
重負荷時に制御信号CSaが「H」となると、他励式制
御回路37の出力をスイッチング素子群35のスイッチ
ングトランジスタTrに供給することにより、電源回路
を他励式昇圧型チョッパー電源として動作させる。一
方、軽負荷時に制御信号CSaが「L」となると、上記
他励式制御回路37が静止状態となるとともに、自励式
制御回路36の出力をスイッチング素子群35のスイッ
チングトランジスタTrに供給することにより、電源回
路を自励式昇圧型チョッパー電源として動作させる。
【0026】他励式昇圧型の電源では、通常、スイッチ
ング時にのみ制御電流が流れ、静止時(出力電圧>設定
出力電圧)には、ほとんど電流が流れないため、他励式
における発振回路のような出力電流に対し、無視できな
いような電源損失がない。したがって、重負荷時に電源
回路を他励式昇圧型チョッパー電源として動作させるこ
とにより、電源システムの効率を向上させることが可能
となり、バッテリBTで駆動される携帯型の心電計にと
ってバッテリBTの寿命を延ばすことが可能となる。
【0027】D.実施例の動作 次に、上述した実施例の動作について説明する。ここ
で、図7は本発明の実施例による心電計の動作を説明す
るためのフローチャートである。まず、被測定者は、自
身で、アーム部2を回動して、折り畳み状態から展開状
態とし、本体部1の第1の測定電極3a、第2の測定電
極3bを右手で握った状態で、アーム部2を衣服の隙間
から滑り込ませて、第3の測定電極6を胸部に押し当
て、第1のスイッチ11を操作して、心電測定を開始す
る。
【0028】以下に述べるステップS10〜S16は、
心電信号を測定し、心電波形データとして記録する処理
である。心電測定が開始されると、第1の測定電極3a
と第3の測定電極6との電位差V1が差動アンプ18に
より増幅され、差動アンプ20の一方の入力端に供給さ
れる。また、第1の測定電極3aと第2の測定電極3b
との電位差V2が差動アンプ19により増幅され、差動
アンプ20の他方の入力端に供給される。次いで、上記
差動アンプ18と差動アンプ19の出力電圧の差分V3
が差動アンプ20により増幅される。
【0029】このとき、本体部1を把持した手の親指が
接触している第1の測定電極3aの電位を基準電位と
し、第1の測定電極3aと第3の測定電極6との電位差
V1と、第1の測定電極3aと第2の測定電極3bとの
電位差V2との差分を、心電信号として増幅しているの
で、把持した手の圧力変化に依存しない心電信号が得ら
れる。差動アンプ20の出力は、心電信号HSとしてハ
イパスフィルタ21を介して、ローパスフィルタ22に
供給される。制御部29には、A/D変換器24によっ
て、デジタルデータに変換された心電波形データが供給
される。
【0030】制御部29は、まず、ステップS10にお
いて、記憶スイッチ(第1のスイッチ11)がオンであ
るか否かを判断し、記憶スイッチ(第1のスイッチ1
1)がオンであれば、ステップS12において、上記A
/D変換器24から供給されるデジタルデータの心電波
形データをRAM30に記憶する。次に、ステップS1
4において、心電測定が10秒経過したか否かを判断
し、秒10経過していなければ、ステップS10へ戻
る。以下、記憶スイッチ(第1のスイッチ11)がオン
となっていれば、10秒間、心電波形データをRAM3
0の心電図波形データ記憶部30dに記憶する。また、
このとき、ステップS12では、心電波形データに対応
させて、現在時刻を時刻データとして、RAM30の時
刻データ記憶部30eに記憶させる処理も行われる。そ
して、心電測定が10秒経過すると、ステップS14に
おける判断結果は「YES」となり、ステップS16に
進み、心電波形データの記憶を停止し、心電図波形デー
タ記憶部30dに記憶された心電波データを時刻データ
が記憶された時刻データ記憶部30eに対応する心電波
形データ記憶部30fに記憶させて当該処理を終了す
る。
【0031】上述したステップ10〜S16における心
電波形データの測定・記憶は、随時可能であり、同処理
を繰り返すことにより、前述したように、記憶スイッチ
が押下される度に、所定本数分の心電波形データを記憶
することができる。
【0032】次に、上述した心電波形データの記憶およ
び計測状態の設定が終了すると、患者は、スピーカ33
を電話機の送話器に当てた状態で、送信スイッチ(例え
ば、第1のスイッチ11)を押下し、記憶された心電波
形データおよび時刻データを病院等のセンタに送信す
る。病院等のセンタでは、電話回線を介して受信した心
電波形データおよび時刻データを診断装置によって表示
するか印刷するかし、該表示または印刷された、心電波
形と測定時の患者の症状または状態に基づいて、診断を
下す。
【0033】なお、NASAの誘導波形を測定する場合
には、前述したディスポ電極50を本体部1に装着し、
ディスポ電極50a,50b,50cを胸部の所定の位
置に貼り付けた後、第1のスイッチ11を操作して、心
電測定を開始する。
【0034】このように、上述した実施例では、心電計
を把持する手の一部を基準電位とする測定電極(第1の
測定電極3a)を設け、該第1の測定電極3aと胸部に
接触させた第3の測定電極6との電位差V1と、第1の
測定電極3aと把持した手に接触させた第2の測定電極
3bとの電位差V2との差分を、心電信号として増幅す
るようにしたので、把持する手の押圧変化による心電波
形の基線動揺を防止でき、正確な心電波形を計測でき
る。また、重負荷時であるか軽負荷時であるかに応じ
て、電源回路を他励式昇圧型チョッパー電源もしくは自
励式昇圧型チョッパー電源として動作させるようにした
ので、電源損失を低減することができ、電池駆動される
携帯型の心電計にとって、電池寿命を延ばすことができ
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の測定電極のうち、いずれか1つを基準測定電極と
し、該基準測定電極と該基準測定電極を除く他の測定電
極間の各電位差の差分を増幅し、心電信号として出力す
るようにしたので、把持する手の押圧変換によって生じ
る心電信号の基線動揺を防止でき、正確な心電信号を計
測できるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の心電計の使用時の展開状態における外
観構成を示す平面図である。
【図2】同心電計の底面図である。
【図3】実施例による心電計でNASAの誘導波形を取
得する場合の測定電極配置を示す模式図である。
【図4】本実施例による心電計の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】本実施例による心電計のRAM構成を示す概念
図である。
【図6】本実施例による心電計の電源回路の回路構成を
示す回路図である。
【図7】本実施例による心電計の測定動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 本体部 2 アーム部 3a 第1の測定電極(測定電極、第3の測定電極) 3b 第2の測定電極(測定電極、第2の測定電極) 4 表示部 6 第3の測定電極(測定電極、第1の測定電極) 18 差動アンプ(増幅手段、第1の増幅器) 19 差動アンプ(増幅手段、第2の増幅器) 20 差動アンプ(増幅手段、第3の増幅器) 21 ハイパスフィルタ 22 ローパスフィルタ 23 アンプ 24 A/D変換器 28 キー入力部 29 制御部 30 RAM(記憶手段) 31 表示制御部 32 報音制御部(送信手段) 33 スピーカ(送信手段) 50 ディスポ電極部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々体表面の異なる部分に接触させ体電
    位を検出する複数の測定電極と、 この複数の測定電極のうちいずれか1つを基準測定電極
    とし該基準測定電極と該基準測定電極を除く他の測定電
    極間の各電位差の差分を増幅し心電信号として出力する
    増幅手段とを具備することを特徴とする心電計。
  2. 【請求項2】 体表に接触させ体電位を検出する第1の
    測定電極と、 この第1の測定電極を体表に接触させる際に当該装置本
    体を把持する手の一部が接触する位置に配設された第2
    の測定電極と、 この第2の測定電極に接触した手の一部を除く他の部分
    が接触する位置に配設された第3の測定電極と、 前記第1の測定電極と前記第3の測定電極との間の電位
    差と、前記第2の測定電極と前記第3の測定電極との間
    の電位差との差分を増幅し心電信号として出力する増幅
    手段とを具備することを特徴とする心電計。
  3. 【請求項3】 前記増幅手段は、 前記第1の測定電極と前記第3の測定電極との間の電位
    差を増幅する第1の増幅器と、前記第2の測定電極と前
    記第3の測定電極との間の電位差を増幅する第2の増幅
    器と、前記第1の増幅器の出力と前記第2の増幅器の出
    力との差分を増幅する第3の増幅器とを備えることを特
    徴とする請求項2記載の心電計。
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