JPH0956764A - 斜視訓練装置 - Google Patents

斜視訓練装置

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JPH0956764A
JPH0956764A JP7210513A JP21051395A JPH0956764A JP H0956764 A JPH0956764 A JP H0956764A JP 7210513 A JP7210513 A JP 7210513A JP 21051395 A JP21051395 A JP 21051395A JP H0956764 A JPH0956764 A JP H0956764A
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JP
Japan
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eye
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trainee
unit
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Withdrawn
Application number
JP7210513A
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English (en)
Inventor
Tooru Motohida
融 元日田
Hiroshi Oyamada
浩 小山田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 眼球運動の訓練を行う患者の眼の動きをより
鮮明に観察することができるようにする。 【解決手段】 表示部1を構成する表示パネル13a,
13bに表示された所定の視標からの光がマジックミラ
ー14a,14bで反射されて患者の眼に入射する。患
者接眼パッド4a,4bは、外部からの光を遮光する。
患者の眼からの光は、マジックミラー14a,14bを
通過し、覗き窓16a,16bから訓練者の眼に入射す
る。このとき、監督者接眼パッド17a,17bによ
り、外部からの光が遮光される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、斜視訓練装置に関
し、例えば、斜視訓練や視力訓練を行う場合に用いて好
適な斜視訓練装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像表示装置の小型化に伴い、頭
部装着型の画像表示装置(HeadMounted D
isplay)等の小型の表示装置を応用した視力訓練
装置や両眼視機能訓練装置等の視機能訓練装置が考案さ
れている。特願平7−39143においては、訓練者
が、訓練を行っている患者等が実際に訓練装置を適正に
装着しているか、すなわち、眼の正面に表示像がある
か、装置を斜めに装着していないか、および、訓練法の
意図した眼の動きを患者が実際に行っているか等を肉眼
で確認するための覗き窓等を有している。したがって、
訓練者は、この覗き窓を介して、患者の眼の動きを観察
することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置では、覗き窓から患者の眼を観察する場合、外部か
らの光が入射するため、患者の眼を観察し難くなる場合
がある課題があった。
【0004】また、覗き窓から患者の眼を観察する方向
が固定されているので、患者の眼を観察するときの視線
の方向や訓練者の姿勢、および訓練者と患者の間の距離
等の自由度が制限される場合がある課題があった。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、覗き窓から装置内部への外乱光の入射を抑
制し、訓練者が患者の眼を観察するときの視線の方向
や、姿勢、および患者と訓練者の間の距離の自由度を増
加させ、訓練者が患者の眼を楽に観察することができる
ようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の斜視訓
練装置は、電気的に制御され、画像を表示する少なくと
も1つの表示手段と、表示手段に画像を表示させる制御
手段と、表示手段に表示された画像を観察する被訓練者
の眼を観察する観察手段と、観察手段の接眼部から観察
手段の内部に入射する外部からの光を遮光する遮光手段
とを備えることを特徴とする。
【0007】被訓練者の左の眼に対応する観察手段の所
定のものと、被訓練者の右眼に対応する観察手段の他の
所定のものの間の距離を調節する調節手段をさらに設け
るようにすることができる。
【0008】請求項3に記載の斜視訓練装置は、電気的
に制御され、画像を表示する少なくとも1つの表示手段
と、表示手段に画像を表示させる制御手段と、表示手段
に表示された画像を観察する被訓練者の眼からの光の光
路を変更する光路変更手段と、光路変更手段の接眼部か
ら光路変換手段の内部に入射する外部からの光を遮光す
る遮光手段とを備えることを特徴とする
【0009】光路変更手段は、光の光路を所定の平面上
の任意の方向に変更するようにすることができる。
【0010】被訓練者の左眼に対応する光路変更手段の
所定のものと、被訓練者の右眼に対応する光路変更手段
の他の所定のものの間の距離を調節する調節手段をさら
に設けるようにすることができる。
【0011】請求項6に記載の斜視訓練装置は、電気的
に制御され、画像を表示する少なくとも1つの表示手段
と、表示手段に画像を表示させる制御手段と、表示手段
に表示された画像を観察する被訓練者の眼を撮像する撮
像手段と、撮像手段によって撮像された被訓練者の眼の
画像に対応する信号を出力する出力手段とを備えること
を特徴とする。
【0012】出力手段から出力された信号に対応する画
像を表示する眼表示手段をさらに設けるようにすること
ができる。
【0013】請求項8に記載の斜視訓練装置は、電気的
に制御され、画像を表示する少なくとも1つの表示手段
と、表示手段に画像を表示させる制御手段と、表示手段
に表示された画像の左右を反転させる反転手段と、反転
手段による反転画像を表示する反転画像表示手段とを備
えることを特徴とする。
【0014】請求項9に記載の斜視訓練装置は、電気的
に制御され、画像を表示する少なくとも1つの表示手段
と、表示手段に画像を表示させる制御手段と、表示手段
に表示された画像の左右を反転させる反転手段と、反転
手段により反転された画像を重ね合わせる重ね合わせ手
段と、重ね合わせ手段により重ね合わされた画像を表示
する重ね合わせ画像表示手段とを備えることを特徴とす
る。
【0015】請求項1に記載の斜視訓練装置において
は、観察手段により、制御手段の制御によって表示手段
に表示された画像を観察する被訓練者の眼が観察され、
そのとき、遮光手段により、観察手段の接眼部から観察
手段の内部に入射する外部からの光が遮光される。した
がって、訓練実行中の被訓練者の眼を適度なコントラス
トで観察することができる。
【0016】請求項3に記載の斜視訓練装置において
は、光路変更手段により、制御手段の制御によって表示
手段に表示された画像を観察する被訓練者の眼からの光
の光路が変更され、遮光手段により、光路変更手段の接
眼部から光路変換手段の内部に入射する外部からの光が
遮光される。したがって、訓練実行中の被訓練者の眼を
上方や側方などの任意の方向から適度なコントラストで
観察することができる。
【0017】請求項6に記載の斜視訓練装置において
は、撮像手段により、制御手段の制御によって表示手段
に表示された画像を観察する被訓練者の眼が撮像され、
出力手段により、撮像手段によって撮像された被訓練者
の眼の画像に対応する信号が出力される。したがって、
訓練実行中の被訓練者の眼に対応する映像信号を出力す
ることができる。
【0018】請求項8に記載の斜視訓練装置において
は、反転手段により表示手段に表示された画像の左右が
反転された反転画像が反転画像表示手段に表示される。
従って、訓練者は、直感的に分かりやすい画像で訓練を
モニタすることができる。
【0019】請求項9に記載の斜視訓練装置において
は、反転手段により表示手段に表示された画像の左右が
反転され、さらに、表示手段が複数ある場合、それらに
対応する複数の反転画像が重ね合わせ手段によって重ね
合わされた画像が重ね合わせ画像表示手段に表示される
ようにしたので、訓練者は、直感的に分かりやすい画像
で訓練をモニタすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を応用した据え置
き型訓練装置の一実施例の構成を示す外観図である。こ
の実施例においては、本体50を構成する、所定の視標
(斜視訓練用の画像)を表示する表示部1(調節手段)
が、後述するモニタ8(反転画像表示手段、重ね合わせ
画像表示手段)を有する部分から上部に延びた支持部7
により支持されている。支持部7は、可変に構成されて
おり、表示部1の位置と向きを変えることができるよう
になされている。
【0021】額パッド2および顎パッド3は、被訓練者
(患者)の頭部を固定する。患者接眼パッド4a,4b
は、患者の左右の眼にそれぞれ対応し、外乱光が眼に照
射されたり、表示部1の内部に入射することを防止する
ようになされている。眼観察用カメラ5a,5b(撮像
手段)は、患者の左右の眼をそれぞれ撮像し、対応する
映像信号を出力するようになされている。
【0022】モニタ8は、表示部1内に設けられた後述
する表示パネル13a,13b(表示手段)のそれぞれ
に表示された視標と同一のものを重ね合わせて表示する
ようになされている。この実施例の場合、前面にモニタ
8を設けるようにしたが、背面に設けるようにし、訓練
者が観察しやすいようにすることも可能である。その場
合、例えば、表示部1に表示された画像の左右を反転さ
せた反転画像をモニタ8に表示させるようにすることが
できる。
【0023】スピーカ6a,6bは、モニタ8に表示さ
れた視標に対応して、所定の音を出力するようになされ
ている。
【0024】図2は、表示部1の詳細な構成例を示して
いる。表示部1の内部には、所定の視標を実際に表示す
る例えば液晶表示装置(LCD:Liquid Cry
stal Display)等からなる左右の眼にそれ
ぞれ対応した表示パネル13a,13bがその上部に設
けられ、そこからの光が、マジックミラー(または、鏡
でもよい)14a,14bによりそれぞれ反射され、患
者の左右の眼にそれぞれ入射するようになされている。
【0025】表示部1の一方の側面には、患者が訓練に
集中することができ、かつ表示パネル13a,13bに
表示された画像を患者が十分な明るさで見ることができ
るように、外界からの光を遮る患者接眼パッド4a,4
bが左右の眼に対応して設けられている。この患者接眼
パッド4a,4bは、プリズムレンズや視力矯正レンズ
を装着することができるようになっている。従って、患
者は、プリズムレンズまたは視力矯正用レンズにより斜
視角、若しくは視力、またはその両方を矯正した上で、
斜視訓練を行うことができる。
【0026】また、表示部1の他方の側面には、左右の
眼に対応した2つの覗き窓16a,16b(観察手段)
が設けられている。従って、訓練者は覗き窓16a,1
6bからマジックミラー14a、14bを通して、患者
の眼の動きを観察することができ、患者の眼の正面に視
標が表示されているか、あるいは患者が装置の表示部1
を斜めに装着していないかなどを肉眼により確認するこ
とができる。また、覗き窓16a、16bには、外乱光
の表示部1内部への入射を抑制するために、あるいは訓
練者(監督者)の眼への入射を抑制するために、監督者
接眼パッド17a,17b(遮光手段)がそれぞれ設け
られている。
【0027】眼観察モニタ9(眼表示手段)は、表示部
1内に設けられた2つの表示パネル13a,13bのそ
れぞれに表示された視標を観察する目を、左右別々に表
示するようになされている。また、ファンクションモニ
タ10は、設定値、または表示部1への視標の表示方法
等の訓練概要を、分かりやすいグラフにより表示し、ま
た、後述する訓練モード設定部21を備え、所定の設定
値を入力することができるようになされている。
【0028】患者入力装置11は、患者が表示パネル1
3a,13bに表示された所定の視標を動かしたり、あ
るいは知覚内容、識別結果等のデータを入力することが
できるようになされている。
【0029】図3は、上記実施例の詳細な構成を示すブ
ロック図である。訓練モード設定部21は、訓練モード
の設定を行うことができるようになされている。訓練記
憶部22は、視標記憶部23、訓練モード記憶部26、
ガイド用記憶部27、訓練結果記憶部28、時計29、
および音声信号記憶部30より構成されている。
【0030】視標記憶部23はさらに患眼用視標記憶部
24と健眼用視標記憶部25より構成され、患眼用視標
記憶部24は、患眼用の視標、例えば「檻」の絵、また
は写真に対応するデータを記憶する。また、健眼用視標
記憶部25は、健眼用の視標、例えば「ライオン」の
絵、または写真に対応するデータを記憶するようになさ
れている。
【0031】訓練モード記憶部26は、訓練モード設定
部21により設定された所定の訓練モードを記憶する。
また、ガイド用記憶部27は、訓練を行うに際しての実
施説明、動機付けを行うための画像、および音声等を記
憶する。
【0032】訓練結果記憶部28は、後述する患者入力
部42より入力された訓練結果に対応する所定のデータ
を記憶するようになされている。また、時計29は、時
刻を計時し、所定の時間間隔で、所定のタイミング信号
を発生し、訓練結果記憶部28に供給するようになされ
ている。従って、訓練結果記憶部28は、所定の訓練結
果を、時刻または日時に対応させて記憶することができ
る。また、音声信号記憶部30は、所定の音声信号を記
憶し、出力するようになされている。
【0033】視標呈示処理演算部31(制御手段、反転
手段、重ね合わせ手段)は、視標記憶部23より読み出
した所定の画像データに所定の処理を施した後、後述す
る画像構築部35に供給するようになされている。ま
た、視標呈示処理演算部31を構成する比較部32は、
患者入力部42より入力された所定の情報と、表示パネ
ル13a,13bに表示された画像情報の比較を行うこ
とが可能である。また、スケール呈示処理演算部33
は、左右の表示パネル13a,13bのそれぞれにスケ
ールを表示する。信号出力部34は、視標呈示処理演算
部31からの所定の出力信号を、外部に接続された機器
に出力するようになされている。
【0034】画像構築部35は、患眼用画像構築部36
と健眼用画像構築部37からなり、患眼用画像構築部3
6は、視標呈示処理演算部31より供給された所定のデ
ータから、患眼用の画像を構築し、対応する画像データ
を後述する表示パネル制御部38に出力する。また、健
眼用画像構築部37は、視標呈示処理演算部31より供
給された所定のデータから、健眼用の画像を構築し、対
応する画像データを表示パネル制御部38に出力する。
【0035】表示パネル制御部38は、患者の左眼が患
眼であり、右眼が健眼である場合、画像構築部35より
供給された患眼用の画像データを表示部1の左眼用表示
パネル13aに供給し、画像構築部35より供給された
健眼用の画像データを表示部1の右眼用表示パネル13
bに供給するようになされている。患者の右眼が患眼で
あり、左眼が健眼である場合には、患眼用の画像データ
を右眼用表示パネル13bに供給し、健眼用の画像デー
タを左眼用表示パネル13aに供給する。また、表示パ
ネル制御部38は、後述する画像出力部41(出力手
段)に上記画像データを出力する。
【0036】画像入出力部39は、外部画像入力部40
と画像出力部41より構成され、外部画像入力部40を
介して、そこに接続された外部機器から所定の画像デー
タを入力し、それを表示パネル制御部38に供給する。
また、画像出力部41は、表示パネル制御部38より供
給された画像データを、そこに接続された外部機器に出
力するようになされている。
【0037】患者入力部42は、患者が視標の動きを操
作したり、所定の知覚内容や、識別結果を入力する場合
に用いられる。音声制御部43は、表示パネル13a,
13bに表示された視標の表示位置などに対応して、所
定の音声の発生を制御し、音声信号記憶部30に記憶さ
れている音声データを読み出し、所定の音声を出力した
り、後述する外部音声入力部45より入力された所定の
音声信号を、音声信号記憶部30に記憶させるようにな
されている。
【0038】音声入出力部44は、外部音声入力部45
と音声出力部46より構成され、外部音声入力部45
は、そこに接続された外部機器より、所定の音声を入力
し、それを音声制御部43を介して音声信号記憶部30
に供給する。また、音声出力部46は、音声制御部43
を介して、音声信号記憶部30より入力された音声信号
を、そこに接続されたスピーカ6a,6bにそれぞれ供
給するようになされている。
【0039】電源部47は、各部に電流を供給するよう
になされている。カメラコントロール部48は、カメラ
部5a,5bに所定の制御信号を供給し、カメラ部5
a、5bは、カメラコントロール部48の制御に基づい
て、患者の眼を撮像し、撮像した患者の眼の像に対応す
る映像信号を画像入出力部39に供給するようになされ
ている。
【0040】次にその動作を説明する。まず、この実施
例を用いて、振動法による抑制除去訓練を行う場合につ
いて説明する。訓練者は、最初、訓練モード設定部21
により、患者の抑制眼が左右のいずれであるかを入力す
る。次に、これから行おうとする訓練の方法、視標の大
きさ、斜視角、および視標の点滅の有無を設定する。視
標を点滅させる場合は、点滅時間と点滅間隔も設定す
る。さらに、視標の輝度、視標の動き、即ち、視標の移
動範囲や移動速度、および訓練の繰り返し回数等を設定
する。
【0041】これらのパラメータは、訓練法、斜視眼、
および斜視角等の最低限の情報を設定することにより、
他の設定事項が自動的に設定されるようにすることがで
きる。これにより、設定時の操作を簡便にすることがで
きる。
【0042】また、一旦設定された訓練に関する設定値
に対応するデータは、訓練記憶部22の訓練モード記憶
部26に供給され、記憶される。従って、次回、同様の
訓練を行うような場合、訓練モード記憶部26に既に記
憶された設定値を読み出し、その設定値に従って所定の
訓練を行うようにすることができる。その結果、訓練を
行う際の設定操作をさらに簡便にすることができる。
【0043】ここで、訓練モード設定部21より、視標
の動き、または位置を設定する場合、患者の眼を中心と
して、左右上下、どの角度方向に視標が表示されるかを
示す視角を設定する方法を採用した。これは、表示パネ
ル13a,13bへの視標の表示は、表示パネル13
a,13b上の2次元座標位置によって、最終的にコン
トロールされるが、斜視矯正訓練の場合、視標が患眼か
らどの角度方向に表示されるかが重要とされるからであ
る。
【0044】上述したように、訓練モード設定部21よ
り入力された設定値に対応するデータは、一旦、訓練記
憶部22の訓練モード記憶部26に記憶された後、視標
呈示処理演算部31に供給される。視標呈示処理演算部
31は、訓練モード記憶部26より供給された設定値に
従って、訓練記憶部22の視標記憶部23に記憶されて
いる、例えば抑制除去訓練用の視標を読み出す。
【0045】即ち、まず、患眼用視標記憶部24に予め
記憶されている患眼用の所定の視標に対応する画像デー
タ、例えば「ライオン」に対応する画像データを読み出
し、次に、健眼用視標記憶部25に予め記憶されている
健眼用の所定の視標に対応する画像データ、例えば
「檻」に対応する画像データを読み出す。
【0046】次に、視標呈示処理演算部31は、読み出
した画像データである「ライオン」と「檻」が、訓練モ
ード記憶部26より供給された設定値に従った動き(表
示位置の変化)を行うように、所定の画像データを作成
する。この画像データは、画像構築部35に供給され
る。
【0047】画像構築部35の患眼用画像構築部36に
おいては、視標呈示処理演算部31より供給された画像
データに対応する視標(この場合「ライオン」の画像)
が、表示パネル13a、または13bにおいて、指定さ
れた位置に表示されるよう、所定の一枚の画像信号が構
築される。同様にして、健眼用画像構築部37におい
て、視標呈示処理演算部31より供給された画像データ
に対応する視標(この場合「檻」の画像)が、表示パネ
ル13aまたは13bにおいて、指定された位置に表示
されるよう、所定の一枚の画像データが構築される。
【0048】このようにして構築された画像データは、
表示パネル制御部38において、左右の表示パネル13
a,13bに対する割付処理等が行われ、例えば、患眼
用の画像である「ライオン」は、右眼用表示パネル13
bに表示され、健眼用の画像である「檻」は、左眼用表
示パネル13aに表示される。
【0049】視標呈示処理演算部31より、画像構築部
35に供給された上述したような画像データが、表示パ
ネル制御部38を介して表示部1に供給され、対応する
視標が表示される一連の処理は、瞬時に行われるように
なされているため、表示パネル13a,13bに、訓練
者の設定通りに視標が動く動画を表示することができ
る。
【0050】従って、従来、訓練者が、大型弱視鏡の鏡
筒を手で操作することにより、視標を斜視角を中心にし
て数度だけ移動させたり、一定の斜視角を保ったまま、
視標を左右に動かしたり、あるいは視標を上下左右に動
かしていたのであるが、上述したように、表示パネル1
3a,13bに表示した視標の位置を、瞬時に変えるこ
とにより、動画を表示することができるので、視標を斜
視角を中心にして所定の角度だけ左右に移動させたり、
視標を左右に移動させる角度を制限したり、一定の角速
度で視標を上下左右に動かしたり、斜視角を一定に保っ
たまま、視標を左右に移動させたり、あるいは、点滅さ
せたりすることが簡単にできる。
【0051】また、患者が患者入力装置11を操作する
ことにより、表示部1に表示させた視標を移動させるよ
うにすることもできる。この場合の上記実施例の動作
を、視標として「蝶」と「網」を用いた「抑制除去訓練
・追いかけ法」を例にして説明する。
【0052】まず、訓練者は、訓練モード設定部21に
より、抑制眼を例えば「右」に設定し、訓練法として
「抑制除去・追いかけ法」を設定する。次に、視標の大
きさを設定し、さらに、訓練時間、その他必要なパラメ
ータを設定する。訓練モード設定部21により、所定の
パラメータの設定が終了すると、設定されたパラメータ
に対応するデータが、訓練モード記憶部26に供給さ
れ、記憶されるとともに、視標呈示処理演算部31に供
給される。
【0053】視標呈示処理演算部31に訓練モード設定
部21により設定されたパラメータに対応する所定のデ
ータが供給されると、視標呈示処理演算部31は、最初
に、視標記憶部23の健眼用視標記憶部25より、健眼
用の視標としての「蝶」に対応する画像データを読み出
す。次に、患眼用視標記憶部24より、患眼用の視標と
しての「網」に対応する画像データを読み出す。
【0054】視標呈示処理演算部31により読み出され
た、「蝶」および「網」のそれぞれに対応する画像デー
タは、そこで、所定の視標呈示処理演算が施される。即
ち、「蝶」の大きさ、輝度等を、所定の大きさ、または
輝度値に変換するために、対応する画像データが加工さ
れるとともに、「蝶」が表示部1に表示された場合に、
「蝶」の動きが連続したランダムな動きになるように、
例えば「蝶」の表示を制御する制御用データがプログラ
ムされる。
【0055】次に、視標呈示処理演算部31において加
工された「蝶」に対応する画像データと制御用データ
は、健眼用画像構築部37に供給され、例えば、内蔵す
るメモリの、表示部1の左眼用表示パネル13aの制御
用データに基づいて決定された所定の位置に対応するア
ドレスにコピーされる形で、所定の動画の元となる一枚
一枚の画像に対応する画像データがそれぞれ構築され
る。
【0056】一方、視標呈示処理演算部31により、患
眼用視標記憶部24より、患眼用の視標として読み出さ
れた「網」に対応する画像データは、視標呈示処理演算
部31において、「網」の画像の大きさ、輝度等を所定
の大きさ、または輝度値に変換するために加工される。
また、患者入力部42に接続された患者入力装置11に
備えられたジョイスティック12を用いて、患者により
入力された所定の動き情報が、表示部1の右眼用表示パ
ネル13b上における「網」の表示位置の変化情報に変
換され、視標呈示処理演算部31に供給される。
【0057】視標呈示処理演算部31は、「網」の右眼
用表示パネル13b上における表示位置の変化情報に基
づいて、「網」に対応する画像データの表示パネル13
b上における表示位置を指示する制御用データが作成さ
れ、画像構築部35に供給される。
【0058】画像構築部35においては、視標呈示処理
演算部31より供給された所定の視標に対応する画像デ
ータ、および制御データに基づいて、右眼用表示パネル
13bに表示する画像データが構築される。その結果、
患者によるジョイスティック12の操作に対応して、
「網」が表示パネル13b上の所定の位置に表示され
る。即ち、患者の指示に従って視標が動くように制御さ
れる。
【0059】このようにして、患者は、左眼用表示パネ
ル13a上に表示されたランダムに動く健眼用の視標で
ある「蝶」に、右眼用表示パネル13b上に表示された
患眼用の視標である動かせる「網」が重なって見えるよ
うに、ジョイスティック12を操作して、「網」を
「蝶」の方に動かすようにすることにより、ゲーム感覚
で訓練を行うことができる。
【0060】さらに、視標呈示処理演算部31には、比
較部32が設けられており、患者入力部42より入力さ
れた所定の情報、例えば、表示パネル13bに表示され
た「網」の表示位置に対応するデータと、表示パネル1
3aに表示された「蝶」の表示位置に対応するデータと
の比較を行うことができる。
【0061】従って、患者の努力によって、「網」が
「蝶」を捕らえた場合、比較部32によりそのことが認
識され、例えば、音声制御部43に対して、所定の音声
を出力するように指示する制御信号が供給される。音声
制御部43は、比較部32より供給された制御信号に従
って、音声信号記憶部30より、所定の音声データを読
み出し、それを音声出力部46に出力する。
【0062】あるいは、患者の努力によって、「網」が
「蝶」を捕らえた場合、比較部32は、そのことを認識
すると、表示パネル制御部38に対して、表示パネル1
3a,13bの背景色を変えるように指令するようにす
ることもできる。表示パネル制御部38は、比較部32
からの指令に従って、表示パネル13a,13bの背景
色を変化させる。
【0063】これにより、患者は、「蝶」に「網」を重
ねるというこの訓練の目標が達成されたことを認識する
ことができる。
【0064】また、訓練中、表示パネル13a,13b
上に表示された視標が移動する場合において、患者の患
眼(この場合右眼)に抑制がかかり、視標が消えて(見
えなくなって)しまったようなとき、その時点で、患者
が、患者入力部42の所定の釦を押すことにより、その
時点における視角(視標角度(患者の向いている正面の
方向と、画像と患者の眼球を結ぶ線とのなす角度))、
またはそれぞれの眼の向きの関係(相対角度)に対応す
るデータを、訓練結果記憶部28に記憶させることがで
きる。あるいは、その時点における視角に対応するデー
タを音声制御部43に供給し、視角に対応する所定の音
声を音声出力部46に出力させ、患者、訓練者または医
師に伝えるようにすることもできる。
【0065】従って、訓練結果記憶部28に記憶された
データを読み出し、参照することにより、患者、訓練
者、および医師が、日々の訓練の成果を比較、検討する
ことができる。
【0066】また、訓練結果記憶部28に所定の訓練結
果等のデータを記憶させる場合、訓練モードの設定や、
訓練の設定値等の訓練設定の概要、および訓練判定結果
等を、時計29により計時された日時に基づいて、訓練
実施時刻、実施時間、および実施日時に対応づけて記憶
させるようにすることができる。
【0067】従って、訓練結果記憶部28に記憶された
これらの情報を比較参照することにより、訓練者、医
師、および患者自身が、訓練の効果を含めた訓練の妥当
性、訓練の経過、または訓練の経時的な成果を認識する
ことができる。
【0068】また、同時視訓練として、例えば、患者の
健眼には、2人の人間が写された絵を呈示し、患眼には
3人の人間(前記2人および他の1人)が写された絵を
呈示する。そして、患者に、知覚された人間の人数を患
者入力装置11により入力させる。そして、視標呈示処
理演算部31により、正解であるか否かが判定され、正
解であれば音声出力部46に所定の音声を出力させるよ
うにする。このようにして、患者が、ゲーム感覚で訓練
を行うようにすることができる。
【0069】このような訓練を行う場合、患者が表示部
1を適正に装着しているか、すなわち、眼の正面に表示
像があるか、あるいは表示部1を斜めに装着していない
かなどを観察するために、表示部1には上述したように
覗き窓16a,16bが設けられ、左右の覗き窓16
a,16bには、監督者接眼パッド17a,17bが設
けられており、覗き窓16a,16bから患者の眼を観
察するとき、外乱光が観察者の眼に照射されたり、表示
部1の内部に入射しないようになされている。
【0070】したがって、図2に示した表示部1を患者
が装着することにより、訓練者は、患者の眼を観察し易
いコントラストで観察することが可能となる。
【0071】また、上述したような訓練を行う場合にお
いて、表示部1の表示パネルに表示されている視標を、
モニタ8に表示させることにより、患者の見ている視標
を、訓練者がモニタ8を介して観察するようにすること
ができる。このとき、モニタ8を本体50の背面側の所
定の部分に設けるようにし、かつ、表示部1に表示され
ている視標の左右を視標呈示処理演算部31によって反
転されたものをモニタ8に表示するようにすることがで
きる。
【0072】また、このとき、左右の表示パネル13
a,13bに表示された視標が、視標呈示処理演算部3
1によってそれぞれ反転され、さらに左右の反転画像が
重ね合わされたものをモニタ8に表示させることもでき
るし、左右いずれか1つの反転画像を表示することもで
きる。あるいは、モニタ8の画面を左右に分割し、左眼
用の表示パネル13aに表示された視標の反転画像をモ
ニタ8の右半分の画面に表示し、右眼用の表示パネル1
3bに表示された視標の反転画像をモニタ8の左半分の
画面に表示するようにすることもできる。
【0073】これにより、訓練者は、覗き窓16a,1
6b等を介して観察した患者の眼の動きと、モニタ8に
表示された視標の動きを直感的に、かつ容易に対応づけ
ることが可能となる。また、本体50の背面にモニタ8
を設けることにより、訓練者はモニタ8を容易に観察す
ることができる。
【0074】なお、モニタ8を本体50の前面側に設け
たときには、表示パネル13a,13bに表示された視
標をそのままモニタ8に表示すればよく、反転画像にし
て表示する必要はない。
【0075】図4は、表示部1の他の実施例の構成を示
す図である。この実施例においては、覗き窓16aに、
鏡筒18a(光路変更手段)が接続されるようにしてい
る。鏡筒18aの一方の開口部は、覗き窓16aに接続
することができるようになされている。また他方の開口
部(接眼部)には、監督者接眼パッド17aが設けられ
ている。また、鏡筒の内部には鏡19aが設けられ、覗
き窓16aからの光を反射し、接眼部の方へ出射させる
ようになされている。この場合、鏡筒18aの接眼部が
覗き窓16aの上部に位置するように、覗き窓16aに
接続されている。したがって、訓練者は、患者の眼を正
面からではなく、上方から観察することが可能となる。
【0076】あるいは、鏡筒18aを、その接眼部が覗
き窓16aの側方に位置するように設置することも可能
である。この場合、訓練者は、患者の眼を側方から観察
することができる。
【0077】同様に、鏡筒18bの一方の開口部は、覗
き窓16bに接続することができるようになされてい
る。また他方の開口部(接眼部)には、監督者接眼パッ
ド17bが設けられている。また、鏡筒の内部には鏡1
9bが設けられ、覗き窓16bからの光を反射し、接眼
部の方へ出射させるようになされている。この場合、鏡
筒18bの接眼部が覗き窓16bの上部に位置するよう
に、覗き窓16bに接続されている。したがって、訓練
者は、患者の眼を正面からではなく、上方から観察する
ことが可能となる。
【0078】あるいは、鏡筒18bを、その接眼部が覗
き窓16bの側方に位置するように設置することも可能
である。この場合、訓練者は、患者の眼を側方から観察
することができる。
【0079】このように、鏡筒18a,18bを覗き窓
16a,16bにそれぞれ接続することにより、訓練者
は、患者の左右の眼をそれぞれ上方または側方から観察
することが可能となり、観察するときの自由度を増加さ
せることが可能である。
【0080】また、鏡筒18a,18bの接眼部には、
監督者接眼パッド17a,17bがそれぞれ設けられて
いるので、外部からの光が鏡筒18a,18bの内部に
入射したり、訓練者の眼に照射されることを抑制するこ
とができる。したがって、訓練者は、患者の眼をより観
察し易い像として観察することが可能となる。
【0081】図5は、図4において、鏡筒18a,18
bをそれぞれ回動させることができるようにした場合の
表示部1の他の実施例の構成を示す図である。
【0082】鏡筒18aは、その接眼部を、例えば、覗
き窓16aの上方の位置から、覗き窓16bの側方の位
置に回動させることができるようになされている。ある
いは、360度回転させることができるようになされて
いる。同様に、鏡筒18bは、その接眼部を、覗き窓1
6bの上方の位置から、側方の位置に回動することがで
きるようになされている。あるいは、360度回転させ
ることができるようになされている。
【0083】したがって、訓練者(観察者)は、鏡筒1
8a,18bを回動させることにより、患者の眼を任意
の方向から観察することができる。これにより、訓練者
は、患者の眼を観察するときの姿勢の自由度が増し、楽
な姿勢で観察することが可能となる。
【0084】図6は、図2において、下部に眼観察用カ
メラ5a,5bを設けるようにした場合の表示部1のさ
らに他の実施例の構成を示す図である。
【0085】眼観察用カメラ5aは、例えば、表示部1
の下部に固定され、患者の左眼を撮像することができる
になされている。カメラコントロール部48に制御され
た眼観察用カメラ5aによって撮像された患者の左眼に
対応する映像信号は、画像出力部41に供給され、そこ
に接続された眼観察モニタ9に出力される。これによ
り、眼観察モニタ9の右側には、患者の左眼の映像が表
示される。
【0086】同様に、眼観察用カメラ5bは、表示部1
の下部に固定され、患者の右眼を撮像することができる
ようになされている。カメラコントロール部48に制御
された眼観察用カメラ5bによって撮像された患者の右
眼に対応する映像信号は、画像出力部41に供給され、
そこに接続された眼観察モニタ9に出力される。これに
より、眼観察モニタ9の左側には、患者の右眼の映像が
表示される。
【0087】したがって、訓練者は、患者の眼の動きを
外部の眼観察モニタ9に表示させて観察することができ
る。これにより、観察者の姿勢、および患者と観察者の
間の距離の自由度が増し、観察者は、比較的楽な姿勢で
患者の眼を観察することが可能となる。
【0088】上記各実施例においては、患者の両眼に対
してそれぞれ異なる所定の視標を呈示するようにした
が、患者の一方の眼、例えば、患眼にだけ視標を呈示す
るようにすることも可能である。
【0089】また、図2において、例えば、表示部1に
設けられた覗き窓16aと覗き窓16bが左右にそれぞ
れスライドするなどして、覗き窓16aと覗き窓16b
の間の距離を可変にするようにすることも可能である。
これにより、覗き窓16aと覗き窓16bの間の距離を
観察者の眼の間隔に合わせて調節することができる。こ
こで、例えば、覗き窓16aと覗き窓16bの間隔を変
化させた場合でも、患者の眼を正面から観察することが
できるように、所定の光学系を設けるようにすることが
可能である。したがって、観察者は最適な状態で患者の
眼を観察することができる。
【0090】また、図4および図5に示したように、覗
き窓16a,16bに鏡筒18a,18bを接続した場
合でも、例えば、表示部1に設けられた覗き窓16aと
覗き窓16bが左右にそれぞれスライドするなどして、
鏡筒18aの接眼部と鏡筒18bの接眼部の間隔を可変
にするようにすることも可能である。これにより、鏡筒
18aの接眼部と鏡筒18bの接眼部の間隔を観察者の
眼の間隔に合わせて調節することができる。この場合に
も、例えば、上述した覗き窓16a,16bの場合と同
様に、鏡筒18aの接眼部と鏡筒18bの接眼部の間隔
を変化させた場合でも、患者の眼を正面から観察するこ
とができるように、所定の光学系を設けるようにするこ
とが可能である。したがって、観察者は最適な状態で患
者の眼を観察することができる。
【0091】図7は、本発明を応用した頭部装着型訓練
装置の一実施例の構成を示す外観図である。この実施例
は、図1に示した実施例において、頭部装着部61(装
着手段)を新たに設け、表示部1を頭部に装着すること
ができるようにした点を除いては、図1に示した実施例
の場合と基本的に同様の構成、および動作であるので、
その詳細な説明は省略するが、この実施例においては、
頭部装着部61によって表示部1を頭部に装着するよう
にしたので、装置をさらに小型化し、携帯性を促進する
ことができる。その結果、人ひとり分のスペースがあれ
ば、どこででも使用することができる。また、小型であ
るにも拘らず、大画面を実現することができる。
【0092】なお、上記実施例においては、抑制除去訓
練を行う場合の例に沿って説明したが、訓練モード設定
部21により設定する設定モードを変えることにより、
異常網膜対応訓練や輻輳訓練等、その他の斜視訓練を行
うことが可能であることは言うまでもない。
【0093】また、上記各実施例においては、ジョイス
ティック12を用いて、表示パネル13a,13bに表
示された画像を移動させるようにしたが、マウス等を用
いるようにすることもできる。
【0094】また、上記各実施例においては、眼観察用
カメラ5a,5bを表示部1の下部に設けるようにした
が、表示部1の上部あるいはその他の所定の位置に設け
るようにすることも可能である。
【0095】さらに、上記各実施例においては、患者の
両眼に視標を呈示する場合について説明したが、患者の
片方の眼、例えば患眼にだけ視標を呈示するようにする
ことも可能である。
【0096】
【発明の効果】請求項1に記載の斜視訓練装置によれ
ば、観察手段により、制御手段の制御によって表示手段
に表示された画像を観察する被訓練者の眼が観察され、
そのとき、遮光手段により、観察手段の接眼部から観察
手段の内部に入射する外部からの光が遮光されるように
したので、複雑な機構を設けることなく、訓練実行中の
被訓練者の眼を適度なコントラストで観察することがで
きる。したがって、例えば斜視訓練等において、被訓練
者が装置を適正に装着しているか否かのチェックを行っ
たり、被訓練者の訓練中の実際の眼の動きを容易に確認
することができる。
【0097】請求項2に記載の斜視訓練装置によれば、
調節手段により、被訓練者の左の眼に対応する観察手段
の所定のものと、被訓練者の右眼に対応する観察手段の
他の所定のものの間の距離が調節されるようにしたの
で、訓練者は、訓練実行中の被訓練者の左右の眼の動き
を両眼にて、かつ左右の観察手段の間隔と観察者の眼の
間隔が一致した最適な状態で観察することが可能とな
る。
【0098】請求項3に記載の斜視訓練装置によれば、
光路変更手段により、制御手段の制御によって表示手段
に表示された画像を観察する被訓練者の眼からの光の光
路が変更され、遮光手段により、光路変更手段の接眼部
から光路変更手段の内部に入射する外部からの光が遮光
されるようにしたので、訓練実行中の被訓練者の眼を上
方や側方などの任意の方向から適度なコントラストで観
察することができる。したがって、観察し易い方向か
ら、被訓練者の眼を容易に観察することが可能となる。
【0099】請求項4に記載の斜視訓練装置によれば、
光路変更手段により、光の光路が所定の平面上の任意の
方向に変更されるようにしたので、訓練者は、訓練実行
中の被訓練者の眼を観察し易い所定の方向から観察する
ことができる。したがって、観察者の取り得る姿勢の自
由度が増し、楽な姿勢での観察が可能となる。
【0100】請求項5に記載の斜視訓練装置によれば、
調節手段により、被訓練者の左の眼に対応する光路変更
手段の所定のものと、被訓練者の右眼に対応する光路変
更手段の他の所定のものの間の距離が調節されるように
したので、訓練者は、訓練実行中の被訓練者の左右の眼
の動きを両眼にて、かつ左右の光路変更手段の間隔と観
察者の眼の間隔が一致した最適な状態で観察することが
可能となる。
【0101】請求項6に記載の斜視訓練装置によれば、
撮像手段により、制御手段の制御によって表示手段に表
示された画像を観察する被訓練者の眼が撮像され、出力
手段により、撮像手段によって撮像された被訓練者の眼
の画像に対応する信号が出力されるようにしたので、訓
練実行中の被訓練者の眼に対応する映像信号を出力する
ことができる。したがって、被訓練者の眼に対応する映
像を外部の表示装置に表示させることにより、被訓練者
から所定の距離だけ離れた位置で、楽な姿勢で、訓練実
行中の被訓練者の眼を観察することが可能となる。
【0102】請求項8に記載の斜視訓練装置によれば、
反転手段により表示手段に表示された画像の左右が反転
された反転画像が反転画像表示手段に表示されるように
したので、訓練者は、直感的に分かりやすい画像で訓練
をモニタすることができる。したがって、効率的に訓練
を行うことが可能となる。
【0103】請求項9に記載の斜視訓練装置において
は、反転手段により表示手段に表示された画像の左右が
反転され、さらに、表示手段が複数ある場合、それらに
対応する複数の反転画像が重ね合わせ手段によって重ね
合わされた画像が重ね合わせ画像表示手段に表示される
ようにしたので、訓練者は、直感的に分かりやすい画像
で訓練をモニタすることができる。したがって、効率的
に訓練を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を応用した据え置き型訓練装置の一実施
例の構成を示す外観図である。
【図2】図1の表示部1の詳細な構成例を示すブロック
図である。
【図3】図1の本体50の詳細な構成例を示すブロック
図である。
【図4】図2の覗き窓に鏡筒を設けるようにした図であ
る。
【図5】図4の鏡筒が回動するようにした図である。
【図6】表示部の下部に眼観察用カメラを設けた図であ
る。
【図7】本発明を応用した頭部装着型訓練装置の一例の
構成を示す外観図である。
【符号の説明】
1 表示部(調節手段) 2 額パッド 3 顎パッド 4a,4b 患者接眼パッド 5 カメラ部 5a,5b 眼観察用カメラ(撮像手段) 6a,6b スピーカ 7 支持部 8 モニタ(反転画像表示手段、重ね合わせ画像表示手
段) 9 眼観察モニタ(眼表示手段) 10 ファンクションモニタ 11 患者入力装置 12 ジョイスティック 13a,13b 表示パネル(表示手段) 14a,14b マジックミラー 16a,16b 覗き窓(観察手段) 17a,17b 監督者接眼パッド(遮光手段) 18a,18b 鏡筒(光路変更手段) 19a,19b 鏡 21 訓練モード設定部 22 訓練記憶部 23 視標記憶部 24 患眼用視標記憶部 25 健眼用視標記憶部 26 訓練モード記憶部 27 ガイド用記憶部 28 訓練結果記憶部 29 時計 30 音声信号記憶部 31 視標呈示処理演算部(制御手段、反転手段、重ね
合わせ手段) 32 比較部 33 スケール呈示処理演算部 34 信号出力部 35 画像構築部 36 患眼用画像構築部 37 健眼用画像構築部 38 表示パネル制御部 39 画像入出力部 40 外部画像入力部 41 画像出力部(出力手段) 42 患者入力部 43 音声制御部 44 音声入出力部 45 外部音声入力部 46 音声出力部 47 電源部 48 カメラコントロール部 61 頭部装着部 100 据え置き型訓練装置 200 頭部装着型訓練装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の画像を呈示し、被訓練者の眼球運
    動を訓練する斜視訓練装置において、 電気的に制御され、前記画像を表示する少なくとも1つ
    の表示手段と、 前記表示手段に前記画像を表示させる制御手段と、 前記表示手段に表示された前記画像を観察する前記被訓
    練者の眼を観察する観察手段と、 前記観察手段の接眼部から前記観察手段の内部に入射す
    る外部からの光を遮光する遮光手段とを備えることを特
    徴とする斜視訓練装置。
  2. 【請求項2】 前記被訓練者の左の眼に対応する前記観
    察手段の所定のものと、前記被訓練者の右眼に対応する
    前記観察手段の他の所定のものの間の距離を調節する調
    節手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載
    の斜視訓練装置。
  3. 【請求項3】 所定の画像を呈示し、被訓練者の眼球運
    動を訓練する斜視訓練装置において、 電気的に制御され、前記画像を表示する少なくとも1つ
    の表示手段と、 前記表示手段に前記画像を表示させる制御手段と、 前記表示手段に表示された前記画像を観察する前記被訓
    練者の眼からの光の光路を変更する光路変更手段と、 前記光路変更手段の接眼部から前記光路変更手段の内部
    に入射する外部からの光を遮光する遮光手段とを備える
    ことを特徴とする斜視訓練装置。
  4. 【請求項4】 前記光路変更手段は、前記光の光路を所
    定の平面上の任意の方向に変更することを特徴とする請
    求項3に記載の斜視訓練装置。
  5. 【請求項5】 前記被訓練者の左眼に対応する前記光路
    変更手段の所定のものと、前記被訓練者の右眼に対応す
    る前記光路変更手段の他の所定のものの間の距離を調節
    する調節手段をさらに備えることを特徴とする請求項3
    に記載の斜視訓練装置。
  6. 【請求項6】 所定の画像を呈示し、被訓練者の眼球運
    動を訓練する斜視訓練装置において、 電気的に制御され、前記画像を表示する少なくとも1つ
    の表示手段と、 前記表示手段に前記画像を表示させる制御手段と、 前記表示手段に表示された前記画像を観察する前記被訓
    練者の眼を撮像する撮像手段と、 前記撮像手段によって撮像された前記被訓練者の眼の画
    像に対応する信号を出力する出力手段とを備えることを
    特徴とする斜視訓練装置。
  7. 【請求項7】 前記出力手段から出力された前記信号に
    対応する前記画像を表示する眼表示手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項6に記載の斜視訓練装置。
  8. 【請求項8】 所定の画像を呈示し、被訓練者の眼球運
    動を訓練する斜視訓練装置において、 電気的に制御され、前記画像を表示する少なくとも1つ
    の表示手段と、 前記表示手段に前記画像を表示させる制御手段と、 前記表示手段に表示された画像の左右を反転させる反転
    手段と、 前記反転手段による反転画像を表示する反転画像表示手
    段とを備えることを特徴とする斜視訓練装置。
  9. 【請求項9】 所定の画像を呈示し、被訓練者の眼球運
    動を訓練する斜視訓練装置において、 電気的に制御され、前記画像を表示する少なくとも1つ
    の表示手段と、 前記表示手段に前記画像を表示させる制御手段と、 前記表示手段に表示された画像の左右を反転させる反転
    手段と、 前記反転手段により反転された前記画像を重ね合わせる
    重ね合わせ手段と、 前記重ね合わせ手段により重ね合わされた前記画像を表
    示する重ね合わせ画像表示手段とを備えることを特徴と
    する斜視訓練装置。
JP7210513A 1995-08-18 1995-08-18 斜視訓練装置 Withdrawn JPH0956764A (ja)

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