JPH0957367A - パンチプレスにおけるパンチの装着方法およびその装着方法を用いたパンチプレス - Google Patents

パンチプレスにおけるパンチの装着方法およびその装着方法を用いたパンチプレス

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JPH0957367A
JPH0957367A JP7216137A JP21613795A JPH0957367A JP H0957367 A JPH0957367 A JP H0957367A JP 7216137 A JP7216137 A JP 7216137A JP 21613795 A JP21613795 A JP 21613795A JP H0957367 A JPH0957367 A JP H0957367A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パンチを容易且つ確実に上部支持部材に装着
することのできるパンチの装着方法およびその装着方法
を用いたパンチプレスを提供する。 【解決手段】 上部タレット107の上面で上部タレッ
ト穴9の周囲に設けられているパンチPよりも若干大き
めのガイド部13が、パンチPの位置を決定するので、
パンチグリッパ19はパンチPをガイド部13位置に移
動させる。この位置でパンチPを放して落下させるが、
ガイド部13がパンチPを上部タレット穴9に導く。ま
た、パンチガイド3下肩部の傾斜部5,11または部分
円弧部が、上部タレット穴9上肩部の傾斜部等の上を滑
るので、パンチPは上部タレット穴9に装着される。上
部タレット穴9のガイドキー33の上肩部にも傾斜部3
3,35等を設けてあるので、パンチガイド3に設けら
れているガイド溝31に係合してパンチPの方向性を決
定する。傾斜部は、45°以下で急勾配となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はパンチプレスにお
けるパンチの装着方法に係り、さらに詳しくは、上部タ
レットに容易にパンチを装着することのできるパンチプ
レスにおけるパンチの装着方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6および図7には,一般的なパンチプ
レスとしての例えばタレットパンチプレスの全体が示さ
れている。このタレットパンチプレス101にはフレー
ム103が立設されており、このフレーム103の中央
部にギャップ部105を備えている。このギャップ部1
05には、上側に複数のパンチPを装着した上部支持部
材としての上部タレット107が、また下側には複数の
ダイDを装着した下部支持部材としての下部タレット1
09が各々回転割出自在に設けられている。また、上部
タレット107の上側にはラム111が上下動自在に設
けられており、このラム111の下端には前記パンチP
を打撃する打撃子113が設けられている。
【0003】従って、所望のパンチPおよびダイDを選
択して、パンチPとダイDの間に位置決めされたワーク
Wに対し、ラム111が下降して打撃子113によりパ
ンチPを打撃してダイDとの協働によりパンチング加工
を行うものである。
【0004】前記ギャップ部105には、固定テーブル
115が設けられており、この固定テーブル115の左
右両側(図7中上下両側)には、可動テーブル117が
設けられている。また、固定テーブル115の上面には
ワークWを移動可能に支持するためのフリーベアリング
119が多数設けられている。
【0005】可動テーブル117の上面における図7中
右側端部には、左右の可動テーブル117を連結するキ
ャレッジベース121が前記固定テーブル115を跨い
で設けられている。また、フレーム103の右側端にY
軸駆動モータMYが設けられている。従って、Y軸駆動
モータMYの駆動によりキャレッジベース121は左右
の可動テーブル117と一体となってY軸方向へ移動す
るものである。
【0006】キャレッジベース121には、ワークWを
把持する左右のワーククランパ123を備えたキャレッ
ジ125がX軸方向(図7中上下方向)へ移動自在に設
けられており、X軸駆動モータMXによりX軸方向移動
を行うものである。
【0007】以上のように構成されているので、Y軸駆
動モータMYによりキャレッジベース121をY軸方向
へ移動位置決めし、X軸駆動モータMXによりワークク
ランパ123を保持するキャレッジ125をX軸方向へ
移動位置決めし、上部タレット107のパンチPおよび
下部タレット109のダイDの位置に位置決めされたワ
ークWに対して打撃子113がパンチPを打撃すること
により加工を行う。
【0008】図8には、上部タレット107に装着され
たパンチPと、下部タレット109に装着されたダイD
が示されている。
【0009】パンチPには、下部にパンチチップ127
が設けられており、パンチチップ127の外側にはパン
チガイド129が摺動自在に設けられている。このパン
チガイド129は、常時リフトスプリング131で上向
きに付勢されているリフトリング133により下方へ移
動可能に上部タレット107に支持されている。このパ
ンチガイド129の外周面には上下方向にガイド溝13
5が設けられており、また内側にはパンチキー137が
取付けられている。
【0010】前記パンチチップ127の上部にはパンチ
ドライバー139がパンチチップ固定ボルト141によ
り取付けられている。このパンチドライバー139の上
部にはパンチヘッド143が取付けられている。また、
パンチチップ127の外周面上部には上下方向へパンチ
溝145が設けられており、前述のパンチキー137が
摺動自在に係合している。
【0011】従って、打撃子113によりパンチヘッド
143が打撃されると、パンチドライバー139を介し
てパンチチップ127が打撃されてパンチング加工を行
う。この際、パンチチップ127はパンチキー137お
よびパンチ溝145の作用により、一定の方向性を保持
した状態で上下動する。
【0012】パンチガイド129の上側には前記パンチ
ヘッド143を上方へ付勢すべくストリッピングスプリ
ング147が設けられている。従って、パンチング加工
後は、このこのストリッピングスプリング147により
パンチヘッド143およびパンチドライバー139を介
してパンチチップ127がワークから引き抜かれて上方
へ移動されることになる。
【0013】また、上部タレット107のタレット穴1
49にはガイドキー151が設けられており、前記ガイ
ド溝135に摺動自在に係合している。従って、パンチ
ガイド129はタレット穴149に対して一定の方向性
をもってセットされることになる。
【0014】一方、下部タレット109にはダイホルダ
153が設けられており、このダイホルダ153にはダ
イキー155が設けられている。また、ダイDにはダイ
溝157が上下方向に設けられており、前記ダイキー1
55が係合している。これによりダイDの方向性が決定
されている。
【0015】以上説明したようなパンチPの取付けで
は、パンチガイド129が数μm〜数10μmのクリア
ランスをもってタレット穴149にはめあい挿入されて
いる。従って、パンチガイド129とタレット穴149
との間の接触部に発生するパンチガイド129の傾斜に
伴うクサビ効果によるいわゆるコジリを防止する必要が
ある。
【0016】このため、タレット穴149へのパンチP
の挿入は、作業者の人手によりタレット穴149との平
行を保持しつつ挿入される。あるいは、パンチPの上部
に全方向の自由度を持たせた継手やクランプ機構等を設
け、タレット穴149に垂直な荷重を載荷したり振動を
加えたりしている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように作業者の人手によるパンチPの挿入の場合にあっ
ては、小さい隙間のタレット穴149にパンチPを挿入
するためにパンチPの重量をバランスさせるエアーシリ
ンダ等による釣り下げ装置を用いた調芯作業が必要であ
り、煩雑で作業性が悪いという問題がある。
【0018】また、前記継手やクランプ機構等を用いて
ロボットや自動搬送装置により自動交換するには複雑な
調芯装置が必要になるという問題がある。
【0019】この発明の目的は、以上のような従来の技
術に着目してなされたものであり、パンチを容易且つ確
実に上部支持部材に装着することのできるパンチプレス
におけるパンチの装着方法およびその装着方法を用いた
パンチプレスを提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明のパンチプレスにおけるパン
チの装着方法は、上部支持部材に装着されたパンチと、
このパンチに対向すると共に下部支持部材に装着された
ダイとの協働によりパンチング加工を行うパンチプレス
の上部支持部材穴にパンチを装着する方法であって、前
記パンチを把持したパンチグリッパを前記上部支持部材
の上面に設けられているガイド部により決定される位置
における前記上部支持部材穴の上方に移動・位置決め
し、前記パンチグリッパをしてパンチを放さしめ、パン
チの自重落下によりガイド部に導かれて前記上部支持部
材穴にパンチを装着することを特徴とするものである。
【0021】従って、パンチを把持したパンチグリッパ
を上部支持部材の所定の上部支持部材穴の上方へ移動さ
せる。このとき、上部支持部材穴の周囲にはパンチが一
定の余裕をもって入るだけの空間を確保した位置にガイ
ド部が設けられているので、このガイド部によりパンチ
の位置決めができる。この状態でパンチグリッパはパン
チを放して、パンチの自重により落下させると、ガイド
部に導かれてパンチは上部支持部材穴に装着される。
【0022】請求項2による発明のパンチプレスにおけ
るパンチの装着方法は、請求項1記載のパンチのパンチ
ガイド下肩部に設けられた傾斜部または部分円弧部が前
記上部支持部材穴の上肩部に設けられた傾斜部または部
分円弧部に対して滑ることにより前記パンチを前記上部
支持部材穴の中央に導くことを特徴とするものである。
【0023】従って、パンチを落下させる際に、パンチ
ガイドの下肩部に設けられている傾斜部または部分円弧
部が上部支持部材穴の上肩部に設けられた傾斜部または
部分円弧部に対して滑るので、パンチは上部支持部材穴
の中央部に導かれる。
【0024】請求項3による発明のパンチプレスは、上
部支持部材の上部支持部材穴に装着されたパンチと、こ
のパンチに対向すると共に下部支持部材に装着されたダ
イとの協働によりパンチング加工を行うパンチプレスで
あって、前記上部支持部材の上面における上部支持部材
穴の周囲でパンチよりも若干大きめの内接円を形成する
ガイド部を設けると共に、前記上部支持部材穴の上肩部
に傾斜部または部分円弧部を設けてなることを特徴とす
るものである。
【0025】従って、上部支持部材の上面における上部
支持部材穴の周囲に設けられると共にパンチよりも若干
大きな空間を確保したガイド部がパンチの位置を決定す
るので、パンチグリッパはパンチをガイド部位置に移動
させる。この位置でパンチグリッパはパンチを放して落
下させるが、ガイド部がパンチを上部支持部材穴に導か
れて装着される。
【0026】請求項4による発明のパンチプレスは、請
求項3記載のパンチのパンチガイドの下肩部に傾斜部ま
たは部分円弧部を設けてなることを特徴とするものであ
る。
【0027】従って、パンチガイドの下肩部に設けられ
ている傾斜部または部分円弧部が、上部支持部材穴の上
肩部に設けられている傾斜部または部分円弧部上を滑り
落ちるので、パンチは上部支持部材穴の中央部に導かれ
て装着される。
【0028】請求項5による発明のパンチプレスは、請
求項3,4記載の上部支持部材穴に設けられているガイ
ドキーの上肩部に傾斜部または部分円弧部を設けてなる
ことを特徴とするものである。
【0029】従って、ガイドキーはパンチガイドに設け
られているガイド溝に係合してパンチの方向性を決定す
る。
【0030】また、請求項6による発明のパンチプレス
は、請求項3,4,5記載の傾斜部が45°以下の面取
りであることを特徴とするものである。
【0031】従って、パンチガイドの下肩部や、上部支
持部材穴の上肩部や、パンチガイドの上端肩部に設けら
れている傾斜部は、45°以下で急勾配となっている。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の例
を図面に基づいて説明する。なお、一般的なパンチプレ
スとしての例えばタレットパンチプレス101およびパ
ンチPの構造についてはすでに従来の技術の欄で詳細に
説明したので、共通する部位には同じ符号を付すことと
してここでは重複した説明は省略することとする。
【0033】図1および図2に示されるように、この発
明に係るタレットパンチプレス1のパンチPでは、パン
チガイド3の下肩部は面取りされて傾斜部5あるいは部
分円弧Rが設けられている(図2(A),(B))。ま
た、上部支持部材としての上部タレット7の上部タレッ
ト穴9の上肩部も面取りが行われており、傾斜部11あ
るいは部分円弧Rが設けられている。この傾斜部11の
傾斜角θはパンチPが入り易いように30°以下とする
(図2(C))。
【0034】また、上部タレット7の上面には、上部タ
レット穴9と同心円上にガイド部としてのガイドポスト
13が少なくとも3本垂直に設けられている。このガイ
ドポスト13に内接する円の半径は、パンチPの最大外
径よりわずかに大きく設定されている。このガイドポス
ト13は、パンチPを上部タレット穴9に挿入する際
に、パンチPが上部タレット穴9に対して所定の角度以
上の傾きを持たないように制限するものである。
【0035】これを、図3に示す簡単な例を用いて説明
すると、鉛筆15を直径が約二倍の筒17の中に入れる
際に、図のように鉛筆15が傾斜している場合には、こ
の傾斜角度により以下の三つの場合が起こる。すなわ
ち、鉛筆15は筒17の中に滑り込んでいく(θ=1
5〜20°)。鉛筆15は筒17の外に倒れる(θ=
40〜45°)。鉛筆15は筒17の上端に引っ掛か
って止まる(θ=20〜40°)。
【0036】前述のような三つの場合は、鉛筆15と筒
17との間の摩擦力の相違によって生じるが、θがある
角度以下であれば鉛筆15は筒17の中に滑り込んでい
く。従って、パンチPが常にある角度以下で上部タレッ
ト穴9に挿入されるようにガイドするのがガイドポスト
13の大きな役割である。
【0037】一方、図4に示されるように、パンチPを
把持して上部タレット7の所定位置に移動するパンチグ
リッパ19では、ベース板21の下面に一対のグリップ
アーム23が各々ピン25により回動自在に設けられて
いる。このパンチグリッパ19は、ロボットやX,Y,
Z軸方向へ移動するロボットに相当した装置に取付けら
れている。
【0038】グリップアーム23の基端部には駆動装置
27が設けられており、グリップアーム23の先端部付
近には種々の大きさのパンチヘッド143に対応できる
ように種々の大きさの凹部29が設けられている。従っ
て、前記駆動装置27によりグリップアーム23を開閉
して凹部29でパンチヘッド143を把持するものであ
る。
【0039】また、前述のようにパンチガイド3にはガ
イド溝31が設けられており、このガイド溝31とガイ
ドキー33との隙間も一般に20μm以下に設定されて
いる。従って、図1に示されるように、ガイド溝31の
下肩部およびガイドキー33の左右の上肩部にも前述の
パンチガイド3および上部タレット穴9の場合と同様の
傾斜部35,37等が設けられている。
【0040】次に、図1および図5を参照して、パンチ
Pを上部タレット7にセットする動作について説明す
る。
【0041】まず、パンチグリッパ19に把持されたパ
ンチPを上部タレット7の上部タレット穴9に近づけ
て、ガイドポスト13位置に運ぶ。パンチガイド3の下
縁部の高さ位置は、上部タレット7の上面付近にある。
パンチPが上部タレット穴9の真上にきたと判断される
と、パンチグリッパ19を開いてパンチPを開放して落
下させる。開放後、パンチグリッパ19の凹部29はパ
ンチPがまっすぐに落下するようにガイドの役割をす
る。
【0042】このとき、ロボット等の位置決め誤差によ
り一般にパンチPの中心線PCと上部タレット穴9の中
心線HCとの間に誤差(±0.1mm程度)が生じる
が、ガイドポスト13の作用によりパンチガイド3の下
縁部は上部タレット穴9の傾斜部11の内側L1に位置
する。すなわち、前記傾斜部11の幅L2を、前記ロボ
ット等の位置決め誤差、パンチグリッパ19がパンチP
を把持するときの誤差、パンチガイド3と上部タレット
穴9との隙間(20μm程度)、およびパンチPの傾斜
によるずれ等を合せたものよりも大きくしておく。
【0043】パンチPがガイドポスト13の内部に配置
されたら、パンチグリッパ19は駆動装置27によりグ
リップアーム23を開いてパンチヘッド143を放す。
【0044】パンチガイド3はガイドポスト13に導か
れて自由落下により上部タレット穴9へ達するが、パン
チガイド3の下肩部に設けられた傾斜部5および上部タ
レット穴9に設けられた傾斜部11により、容易に上部
タレット穴9へ挿入される。また、上部タレット穴9に
設けられているガイドキー33およびパンチガイド3の
ガイド溝31にも傾斜部35,37が設けられているの
で、パンチPは所定の方向性を保持しながら上部タレッ
ト7に装着される。
【0045】以上の結果から、上部タレット7上に設け
たガイドポスト13の作用によりパンチPは上部タレッ
ト穴9にまっすぐ落下する。また、パンチガイド3の下
肩部および上部タレット穴9の上型部の傾斜部5,11
によりパンチPが上部タレット穴9の内部に収納され
る。この際、上部タレット穴9のガイドキー33および
パンチガイド3のガイド溝31にも傾斜部35,37が
設けられているので、パンチPは所定の方向性を保持し
て上部タレット7に装着される。
【0046】なお、この発明は前述の実施の形態の例に
限定されることなく、適宜な変更を行なうことにより、
その他の態様で実施し得るものである。例えば、前述の
実施の形態の例においては、ガイド部として複数本のガ
イドポスト13を用いたが、これに代わり円形の曲面を
有するガイド壁を用いても同様の作用効果を得ることが
できる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よるパンチプレスにおけるパンチの装着方法では、パン
チを把持したパンチグリッパを上部支持部材の所定の上
部支持部材穴の上方へ移動させる。このとき、上部支持
部材穴の周囲にはパンチが一定の余裕をもって入るだけ
の空間を確保した位置にガイド部が設けられているの
で、このガイド部によりパンチの位置決めができる。こ
の状態でパンチグリッパがパンチを放してパンチの自重
により落下させると、パンチが多少上部支持部材穴から
ずれていてもガイド部に導かれてパンチを上部支持部材
穴に装着することができる。
【0048】請求項2による発明のパンチプレスにおけ
るパンチの装着方法では、パンチを落下させる際に、パ
ンチガイドの下肩部に設けられている傾斜部または部分
円弧部が上部支持部材穴の上肩部に設けられた傾斜部ま
たは部分円弧部に対して滑るので、パンチの中心が上部
支持部材穴の中心からずれていてもパンチを上部支持部
材穴の中央部に導いて装着することができる。
【0049】請求項3による発明のパンチプレスでは、
上部支持部材の上面における上部支持部材穴の周囲に設
けられているパンチよりも若干大きな空間を確保したガ
イド部が、パンチの位置を決定するので、パンチグリッ
パはパンチを所定位置に容易に移動させることができ
る。また、この位置でパンチグリッパはパンチを放して
落下させるが、ガイド部がパンチを上部支持部材穴に導
くので、パンチが傾斜していたり中心がずれていてもパ
ンチを上部支持部材穴に導くことができる。
【0050】請求項4による発明のパンチプレスでは、
パンチガイドの下肩部に設けられている傾斜部または部
分円弧部が、上部支持部材穴の上肩部に設けられている
傾斜部または部分円弧部上を滑り落ちて上部支持部材穴
の中央部に導かれるので、パンチを確実に装着すること
ができる。
【0051】請求項5による発明のパンチプレスでは、
ガイドキーの上肩部に傾斜部または部分円弧部が設けら
れているので、ガイドキーは容易にパンチガイドに設け
られているガイド溝に係合する。このため、パンチの方
向性が確実に決定される。
【0052】また、請求項6による発明のパンチプレス
では、パンチガイドの下肩部や、上部支持部材穴の上肩
部や、パンチガイドの上端肩部に設けられている傾斜部
は、45°以下で急勾配となっているので、パンチが多
少傾いていても確実に上部支持部材穴に落下して装着す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るパンチの装着方法を用いたタレ
ットパンチプレスの要部を示す説明図である。
【図2】パンチガイドおよび上部タレット穴の傾斜部ま
たは部分円弧部を示す説明図である。
【図3】上部タレット穴に対して角度をもってパンチが
挿入された場合の状態示す説明図である。
【図4】パンチグリッパを示す平面図である。
【図5】パンチを上部タレット穴へ挿入する状態を示す
説明図である。
【図6】一般的なタレットパンチプレスを示す正面図で
ある。
【図7】一般的なタレットパンチプレスを示す平面図で
ある。
【図8】一般的なパンチおよびダイを示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 タレットパンチプレス(パンチプレス) 5,11,35,37 傾斜部 7 上部タレット(上部支持部材) 9 上部タレット穴(上部支持部材穴) 13 ガイドポスト(ガイド部) 19 パンチグリッパ 33 ガイドキー 109 下部タレット(下部支持部材) P パンチ D ダイ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部支持部材に装着されたパンチと、こ
    のパンチに対向すると共に下部支持部材に装着されたダ
    イとの協働によりパンチング加工を行うパンチプレスの
    上部支持部材穴にパンチを装着する方法であって、前記
    パンチを把持したパンチグリッパを前記上部支持部材の
    上面に設けられているガイド部により決定される位置に
    おける前記上部支持部材穴の上方に移動・位置決めし、
    前記パンチグリッパをしてパンチを放さしめ、パンチの
    自重落下によりガイド部に導かれて前記上部支持部材穴
    にパンチを装着することを特徴とするパンチプレスにお
    けるパンチの装着方法。
  2. 【請求項2】 前記パンチのパンチガイド下肩部に設け
    られた傾斜部または部分円弧部が前記上部支持部材穴の
    上肩部に設けられた傾斜部または部分円弧部に対して滑
    ることにより前記パンチを前記上部支持部材穴の中央に
    導くことを特徴とする請求項1記載のパンチプレスにお
    けるパンチの装着方法。
  3. 【請求項3】 上部支持部材の上部支持部材穴に装着さ
    れたパンチと、このパンチに対向すると共に下部支持部
    材に装着されたダイとの協働によりパンチング加工を行
    うパンチプレスであって、前記上部支持部材の上面にお
    ける上部支持部材穴の周囲でパンチよりも若干大きめの
    内接円を形成するガイド部を設けると共に、前記上部支
    持部材穴の上肩部に傾斜部または部分円弧部を設けてな
    ることを特徴とするパンチプレス。
  4. 【請求項4】 前記パンチのパンチガイドの下肩部に傾
    斜部または部分円弧部を設けてなることを特徴とする請
    求項3記載のパンチプレス。
  5. 【請求項5】 前記上部支持部材穴に設けられているガ
    イドキーの上肩部に傾斜部または部分円弧部を設けてな
    ることを特徴とする請求項3,4記載のパンチプレス。
  6. 【請求項6】 前記傾斜部が45°以下の面取りである
    ことを特徴とする請求項3,4,5記載のパンチプレ
    ス。
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