JPH0957501A - 円筒部材の内面切削方法、内面切削装置およびロ−ル - Google Patents

円筒部材の内面切削方法、内面切削装置およびロ−ル

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JPH0957501A
JPH0957501A JP21065995A JP21065995A JPH0957501A JP H0957501 A JPH0957501 A JP H0957501A JP 21065995 A JP21065995 A JP 21065995A JP 21065995 A JP21065995 A JP 21065995A JP H0957501 A JPH0957501 A JP H0957501A
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cylindrical member
holding
cutting
cutting tool
horizontal axis
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JP21065995A
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Morio Chiba
守男 千葉
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SHINTOUYOU ROLL KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】段取り換え不用で、内面切削設備や内面切削に
必要な作業空間の長さを短くでき、バイトの逃げが生じ
にくいものを提供する。 【解決手段】円筒部材Wの一端部が、主軸11を介して
主軸台2に保持され、他端部が、基台1に設置された保
持台3に保持される。保持台3と主軸11に保持された
複軸14とに渡って、ねじ棒21が配設される。円筒部
材W内に配設されたガイド部材31の一端部が、ねじ棒
21に回転自在に係合され、他端部が保持台3に固定さ
れる。バイト51が、ガイド部材31によって円筒部材
Wの長手方向にガイドされると共に、ねじ棒21に螺合
されている。主軸11を回転駆動することにより、バイ
ト51によって円筒部材Wの内面切削が行われ、複軸1
4つまりねじ棒21を回転駆動することにより、バイト
51が円筒部材Wの長手方向ほぼ全長に渡って変位され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円筒部材の内面切
削方法、内面切削装置に関し、さらにこの内面切削方法
あるいは内面切削装置によって内面切削された円筒部材
を用いて構成されるロールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロールは、製紙工場、印刷工場等で多用
されているが、最近のロールは大型化が進んでおり、長
さが10m前後、直径が50cm以上というロールも出
現している。また、このような大型のロールを高速回転
での使用することも望まれるようになっており、最近で
は1000rpm近い高速回転も要求されるようになっ
ている。このようなロールは、円筒部材の各端部にそれ
ぞれ、回転軸を有するフランジ部材を結合することによ
り構成されるのが一般的であり、この円筒部材が長尺か
つ大径となる。
【0003】上述のような大型のロールを高速回転させ
た場合、周方向において肉厚のばらつきがあると『ぶ
れ』の原因となり、この周方向の肉厚を均一とするため
に、ロールの内面切削つまりロールを構成する円筒部材
の内面切削が行われている。
【0004】従来、円筒部材の内面切削は、次のように
して行われていた。すなわち、円筒部材の各端部の基準
面(外面)のみあらかじめ切削を行った後、円筒部材を
旋盤の主軸台を利用して略水平軸線まわりに回転自在に
保持させる。一方、旋盤の基台に沿って往復駆動可能な
刃物台に、長尺のバイト保持棒を介してバイトを保持さ
せ、このバイト保持棒の先端部つまりバイトを円筒部材
内に挿入して、円筒部材を回転駆動させつつ刃物台を略
水平軸線方向に変位させて、バイトによって円筒部材の
内面切削を行うようにしていた。
【0005】上記バイト保持棒は、長尺の円筒部材に対
応すべく、かなりの長尺となる。この一方、バイト保持
棒には切削時の大きな力に対抗すべくかなりの剛性が要
求されることになり、全体としてかなり太くて重量物と
なる。このような長尺かつ重量物であるバイト保持棒を
刃物台に片持ち式に保持することは不可能であるので、
刃物台はバイト保持棒の略中間位置を保持するようにし
ていた。つまり、バイト保持棒は、刃物台を境にして、
バイトが取付けられるバイト側長手部と、バイト側長手
部との重量バランスをとるためのバランス部側長手部と
に機能分けされていた。
【0006】円筒部材が、10m前後というように長尺
となると、当該円筒部材のほぼ全長に渡って内面切削す
るには、バイト保持棒のうち前記バイト側長手部の長さ
も10m前後必要となるが(バイト棒全体としては20
m前後の長さとなる)、バイト側長手部をこのように長
くすることは、切削時におけるバイトの逃げ防止や刃物
台の支承能力からして、事実上不可能である。このた
め、従来は、円筒部材の長手方向略中間位置を境にし
て、先ず一方側端部の内面切削を行った後、円筒部材の
旋盤に対する取付位置を180度反対とする段取り換え
を行った後、残る他端部側の内面切削を行うようにして
いた。このようにすることによって、バイト側長手部の
長さを円筒部材の略半分の長さとすることが可能になる
(バイト保持棒全体の長さは円筒部材の長さと略同
じ)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の円筒部材の内面切削の仕方では、次のような種
々の問題を生じる。第1に、円筒部材のほぼ全長に渡っ
て内面切削するのに、円筒部材の取付位置変更という段
取り換えが必要となる。第2に、円筒部材の長手方向に
必要な作業空間がかなり長くなってしまうことになる。
つまり、円筒部材内からバイトをわずかに引き出した状
態において、円筒部材とバイト保持棒とを加えた合計の
長さは、円筒部材の略2倍の長さにもなってしまうこと
になる。第3に、バイトは、刃物台から相当長い距離で
もって片持ち式に保持されることになるので、切削時に
おいてバイトの逃げというものが少なからず生じ、この
逃げを考慮しつつ切削量を所望のものにすることが難し
くなる。第4に、用いる旋盤の長さが、円筒部材の長さ
のほぼ1.5倍もの長さを必要とし、円筒部材の長さに
比して必要とする旋盤が大型になり過ぎることになる。
【0008】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、その第1の目的は、段取り換えが不用で、
作業空間や切削設備の長さを短くすることができ、しか
も切削時におけるバイトの逃げを防止あるいは低減でき
るようにした円筒部材の内面切削方法および内面切削装
置を提供することにある。
【0009】本発明の第2の目的は、前記内面切削方法
あるいは内面切削装置によって内面切削された円筒部材
を用いたロールを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るため、本発明による円筒部材の内面切削方法にあって
は次のような構成としてある。すなわち、横方向に長く
伸びる円筒部材を略水平軸線まわりに回転自在に保持
し、前記円筒部材内に、略水平軸線方向に伸びると共に
該円筒部材の各端部外方において支持されたガイド部材
を配設し、前記ガイド部材に、略水平軸線方向にのみ変
位可能としてバイトを保持させ、前記円筒部材を略水平
軸線まわりに回転駆動しつつ前記バイトを前記ガイド部
材に沿って変位させて、該バイトによって該円筒部材の
内面を切削する、ような構成としてある。上記構成を前
提とした好ましい態様は、特許請求の範囲におけつ請求
項2〜請求項7に記載のとおりである。
【0011】前記第1の目的を達成するため、本発明に
よる円筒部材の内面切削装置はその第1の構成として次
のようにしてある。すなわち、略水平軸線方向に長く伸
びる基台と、前記基台の一方側端部に設けられた主軸台
と、前記主軸台に回転自在に保持され、第1駆動源によ
って回転駆動されると共に、円筒部材の一端部を着脱自
在に保持する保持部が設けられた中空の主軸と、前記主
軸内を貫通するように配設され、前記第1駆動源とは別
途独立して設けられた第2駆動源によって駆動されると
共に、一端部に連結部が設けられた副軸と、前記基台の
他方側端部に設けられた保持台と、略水平軸線方向に伸
ばして配設され、一端部が前記副軸の連結部に着脱自在
に連結され、他端部が前記保持台に回転自在に保持され
たねじ棒と、一端部が前記副軸の連結部近傍において前
記ねじ棒に回転自在に係合され、他端部が前記保持台に
固定されたガイド部材と、略水平軸線方向にのみ変位可
能として前記ガイド部材に保持され、前記ねじ棒に対し
て螺合関係が設定されたバイトと、前記主軸台と保持台
との間において前記基台に設けられ、前記円筒部材を略
水平軸線まわりに回転自在に保持する回転保持手段と、
を備えた構成としてある。上記構成を前提とした好まし
い態様は、特許請求の範囲における請求項9〜請求項1
5に記載のとおりである。
【0012】前記第1の目的を達成するため、本発明に
よる円筒部材の内面切削装置はその第2の構成として次
のようにしてある。すなわち、略水平軸線方向に長く伸
びる基台と、前記基台の一方側端部に設けられた主軸台
と、前記主軸台に回転自在に保持され、円筒部材の一端
部を着脱自在に保持する保持部が設けられた中空の主軸
と、前記基台の他方側端部に設けられた保持台と、略水
平軸線方向に伸ばして配設され、一端部が前記主軸を介
して前記主軸台に保持される共に、他端部が前記保持台
に保持されたガイド部材と、略水平軸線方向にのみ変位
可能として前記ガイド部材に保持されたバイトと、前記
ガイド部材を案内として前記バイトを略水平軸線方向に
駆動するためのバイト駆動機構と、を備えた構成として
ある。
【0013】前記第2の目的を達成するため、本発明に
よるロールは、特許請求の範囲における請求項17に記
載したように、前述した本発明による内面切削方法ある
いは内面切削装置によって内面切削された円筒部材を用
いて構成されている。この請求項12を前提とした好ま
しい態様は、特許請求の範囲における請求項18に記載
のとおりである。
【0014】
【発明の効果】請求項1に記載された発明によれば、円
筒部材の各端部外方側においてそれぞれ支持された、つ
まり両持ち式に支持されたガイド部材にバイトを保持さ
せて、このガイド部材に沿ってバイトを変位させるよう
にしてあるので、全体として、内面切削の設備および内
面切削の作業空間の長さを円筒部材の長さよりも若干長
い程度とすることができる。また、バイトを両持ち式に
支持されたガイド部材に保持してあるので、内面切削時
においてバイトの逃げというものが防止あるいは低減さ
れることになって、内面切削の精度向上を図ることがで
きる。さらに、バイトを保持するガイド部材が、円筒部
材内においてそのほぼ全長に近い長さに渡って伸びてい
るので、つまりバイトの変位量として円筒部材のほぼ全
長分確保できるので、円筒部材の取付位置を途中で変更
するような段取り換えが不用になる。
【0015】請求項2に記載したような構成とすること
により、ねじ棒を利用して、バイトを確実に円筒部材の
長手方向に変位させることができ、また送り速度の設定
を所望通りきちんと確保する上でも好ましいものとな
る。
【0016】請求項3に記載したような構成とすること
により、円筒部材の1回転あたりのバイトの送り量を小
さくして、内面切削のピッチを小さくする上で好ましい
ものとなる。
【0017】請求項4に記載したような構成とすること
により、従来からある旋盤の主要構成要素を利用して、
本発明方法を実施する上で好ましいものとなる。
【0018】請求項5に記載したような構成とすること
により、主軸つまり円筒部材駆動用の第1駆動源の他
に、複軸つまりねじ棒駆動用の第2駆動源を別途設け
て、円筒部材の回転とねじ棒の回転つまりバイトの送り
速度との関係を所望のものに設定する等の上で好ましい
ものとなる。
【0019】請求項6に記載したような構成とすること
により、バイトのガイド部材からの突出量つまりバイト
による円筒部材の内面切削量の設定を、円筒部材の外部
という大きく露出された空間を利用して容易に行うこと
ができる。
【0020】請求項7に記載したような構成とすること
により、円筒部材の各端部のうち、バイトが外部へ露出
可能な側の所定端部側についてはその端面から内面切削
を行うことができる。
【0021】請求項8に記載された発明によれば、請求
項1に記載した内面切削方法を実施する具体的な装置を
提供することができる。特に、従来から旋盤の主要構成
要素を十分生かして、実施の容易化の上でもの好ましい
ものとなる。
【0022】請求項9に記載したような構成とすること
により、内面切削で生じる切粉を切粉受けで受け止め
て、円筒部材の回転によって切粉が再度バイトに到達し
てしまう事態を防止する上で好ましいものとなる。
【0023】請求項10に記載したような構成とするこ
とにより、バイトの送りを有効利用して、切粉を円筒部
材の外部へ排出することができる。
【0024】請求項11に記載したような構成とするこ
とにより、上下方向から円筒部材を接近、離間させる手
法によって当該円筒部材を保持させることができ、円筒
部材の長手方向に余分な余裕空間を確保することを避け
る点において好ましいものとなる。
【0025】請求項12に記載したような構成とするこ
とにより、ねじ棒がたわみ変形しても、第1部材と第2
部材とが円筒部材の径方向に相対変位することによっ
て、このたわみ変形の影響をバイトに与えることを防止
することができる。
【0026】請求項13に記載したような構成とするこ
とにより、バイトのガイド部材からの突出量つまりバイ
トによる円筒部材の内面切削量の調整を、円筒部材の外
部という大きな空間を利用して容易に行うことができ
る。また、円筒部材の各端部のうち、保持台側の所定端
部側についてはその端面から内面切削を行うことができ
る。
【0027】請求項14に記載したような構成とするこ
とにより、円筒部材の内面低位置に集まる切粉を排出機
構を利用して円筒部材の外部へ排出することができる。
【0028】請求項15に記載したような構成とするこ
とにより、細長くて円筒部材の断面方向に大きなスペ−
ス必要としないスクリュフィ−ダを利用して切粉排出を
行うことができ、しかもスクリュフィ−ダとねじ棒の駆
動を共通とすることができる。
【0029】請求項16に記載された発明によれば、請
求項1に記載した内面切削方法を実施する内面切削装置
が提供される。
【0030】請求項17に記載されたロールは、内面切
削が精度よく行なわれたものとなるので、高速回転され
てもぶれのないあるいはぶれがより低減されたものとな
る。
【0031】請求項18に記載したような構成とするこ
とにより、ロール構成要素として従来のものと同じとす
ることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例について図面
を参照しつつ説明する。図1、図2には、本発明による
円筒部材の内面切削装置が示されるが、図1はその左側
部分が示され、図2に右側部分が示される。
【0033】1は基台で、この基台1は略水平軸線(真
の水平軸線を含む)方向に長く伸びており、この基台1
上において、内面切削される円筒部材Wも略水平軸線方
向に伸びて配設されている。この基台1の左側端部には
主軸台2が固定設置され、右側端部付近には保持台3が
ボルト4によって着脱自在に取付けられている。そし
て、内面切削されるワ−クとしての円筒部材が、符合W
で示される。この円筒部材Wが内面切削のために位置さ
れる空間、つまり主軸台2と保持台3との間の空間が、
作業空間として符合Kで示される。
【0034】本実施例における内面切削装置は、旋盤を
利用して構成されており、このため心押し台が符合5で
示されるが、この心押し台5は円筒部材Wの内面切削に
は用いられず、このため、基台1の右側端部に作業の邪
魔にならないように位置されている。同様に、刃物台も
内面切削のためには用いないものとなっているが、この
刃物台は図示を略してある。
【0035】基台1のうち、保持台3の近くには、円筒
部材Wの右側端部を回転自在に保持するための回転保持
部材としての複数(実施例では2個)の保持ロ−ラ6が
配置されている。すなわち、図3にも示すように、基台
1にローラ保持部材7がボルトによって着脱自在に固定
され、このローラ保持部材7に、円筒部材Wの車幅方向
に間隔をあけて左右一対の保持ローラ6が回転自在に取
付けられている。この左右一対の保持ローラ6が円筒部
材Wの右側端部外周面(の下部)に接触した状態で、当
該保持ローラ6によって円筒部材Wが下方から回転自在
に支承される。
【0036】主軸台2には、略水平軸線方向に伸ばして
主軸11が回転自在に保持されている。この主軸11
は、従来同様に、軸方向に貫通して伸びる中空部11a
を有し、その右端部側が作業空間K側に位置されてい
る。主軸11の右側端部には、円筒部材Wの左端部をそ
の外周または内周から保持するための保持部としてのチ
ャック部材12が構成されている。このような主軸11
は、主軸台2の外部に配設した第1駆動源としての第1
モータ13によって、図示を略す変速機構を介して回転
駆動されるようになっている。
【0037】主軸11内の中空部11a内には、副軸1
4が回転自在に挿入、保持されており、その右側軸受が
符合15で、また左側軸受部材(軸受ボックス)が符合
16で示される。軸受部材16は、主軸台2の左側端面
に固定されており、この軸受部材16の左側端面には、
第2駆動源としての第2モータ(サ−ボモ−タ)17が
取付けられている。この第2モータ17は、副軸14の
左端部に連結されている。副軸14の右側端部は、主軸
11から延在されて作業空間K側に伸びていて、この右
側端部に連結フランジ18が一体的に構成されている。
【0038】副軸14の連結フランジ18と前記保持台
3とに渡って、ねじ棒21が架設されている。すなわ
ち、ねじ棒21の左側端部に連結フランジ22が一体化
されて、この連結フランジ22が副軸14の連結フラン
ジ18に対して、ボルト23によって着脱自在に連結さ
れている。また、ねじ棒21の右側端部は、軸受24を
介して、保持台3に回転自在かつ取外し自在として保持
されている。このように、ねじ棒21は、副軸14と共
に、主軸11の軸線と同一軸線を有するように位置され
て、副軸14を介して第2モータ17によって回転駆動
されるようになっている。
【0039】図1、図2中、符合31はガイド部材であ
る。このガイド部材31の右側端部は、前記保持台3に
対して、ボルト32によって着脱自在に固定されてい
る。また、ガイド部材31の左側端部は、軸受33を介
して、ねじ棒21のうち連結フランジ22近傍において
回転自在に嵌合されている。このように、ガイド部材3
1は、その右側端部が保持台3つまり基台1にしっかり
と保持され、またその左側端部が、ねじ棒21、副軸1
4、主軸15を介して、主軸台2つまり基台1にしっか
りと保持されている。このようなガイド部材31は、曲
げ剛性が十分大きく形成されて、容易にたわみ(曲げ)
変形しないようにされている。
【0040】ガイド部材31は左右一対のL字形チャネ
ル材35を有し、この左右一対のチャネル材35の左側
端部にそれぞれ連結板36が溶接され、この連結板36
に、ボルト38によって、ねじ棒21と略直交する方向
に伸びる連結フランジ37が着脱自在に固定されてい
る。そして、この連結フランジ37を、前記軸受33を
介してねじ棒21が回転自在に貫通している。そして、
左右一対のチャネル材35の各上面には、それぞれ、ガ
イド部材31の長手方向ほぼ全長に渡って伸びるガイド
レール39が固定されている(図4をも参照)。
【0041】ガイド部材31のチャネル材35には、そ
の長手方向に間隔をあけて、下方へ伸びる複数の縦板4
0が固定され、左右の縦板40の下端部同士が、横板4
1によって連結されている(図4、図5を参照)。この
ような縦板40と横板41とを利用して、ガイド部材3
1の重量を全体として極力小さいものとしつつ、剛性が
十分確保されている。
【0042】ガイド部材31には、その長手方向に沿っ
てつまり略水平軸線方向に変位可能として、バイト51
が保持されている。このバイト51の保持部分の詳細
が、図4に示される、この図4において、52はバイト
保持部材で、大別して、下側部材52Aと上側部材52
Bとの上下2分割構成とされている。下側部材52Aの
下端部には、雌ねじ部53aを有するねじ部材53が一
体化されている。この雌ねじ部53aが、前記ねじ棒2
1と螺合されている。また、下側部材52Aは、ガイド
部材31における左右一対のチャネル材35の間に形成
される隙間Yに伸びる下側嵌合部54を有する。この下
側嵌合部54は、上下方向に筒状に伸びて、上方に開口
するガイド孔54aが形成されている。
【0043】バイト保持部材52の上側部材52Bは、
前記下側部材52aのガイド孔54a内に上下方向にが
たつきなく摺動自在に嵌挿されたガイド突起部58を有
する。また、上側部材52Bは、ガイド部材31(のチ
ャネル材35)の上方に位置して、前記ガイドレール3
9に嵌合する左右一対のレール係合部材55を一体的に
有する。このガイドレール39は断面つづみ形とされ、
レール係合部材55のガイドレール39に対する嵌合部
の内面形状もつづみ形に対応した形状とされ、これによ
り、上側部材52Bは、ガイドレール39に対して、ガ
イド部材31の長手方向つまり略水平軸線方向に変位可
能とされて、左右方向および上下方向(円筒部材Wの径
方向)の変位が規制された状態とされる。
【0044】上側部材52Bには、上方に開口するバイ
ト取付孔56が形成され、このバイト取付孔56にバイ
ト51の下端部が挿入されている。そして、バイト51
の所定深さの挿入状態において、当該バイト51が、固
定用ボルト57によって上側部材52Bに対して固定さ
れる。
【0045】ガイド部材31には、バイト51の移動軌
跡に渡って、内面切削の際に生じる切粉を受ける切粉受
け61が構成されている。この切粉受け61は、ベルト
62を利用して構成されて、ベルト62の幅は、ガイド
部材31の幅とほぼ同一とされている。前記保持台3の
下端部には、巻き取りローラ63が回転自在に取付けら
れ、この巻き取りローラ63からベルト62が引き出さ
れている。ベルト62の先端部は、連結部62a部分
(図1参照)でワイヤ64と連結され、このワイヤ64
は、連結部64a部分で、ガイド部材31における連結
フランジ37に固定されている。
【0046】ベルト62とワイヤ64との結合体からな
る巻掛け媒体としての切粉受け61は、ガイド部材31
の連結フランジ部37と保持台3との間を往復するよう
に配設されており(このための案内ローラが符合65で
示される)、その途中部分は、バイト保持部材52に設
けられた案内ローラ65Aを経由するようにされてい
る。図1に示すように、バイト51が左方側ストロ−ク
端に位置した状態では、ベルト62が、ねじ棒21の全
長に渡って伸びるようにされている。また、前述したよ
うに、バイト保持部材51の案内ローラ65Aを経由す
ることによって、バイト保持部材51が図1右方へ変位
するのに応じて、ベルト62の連結部62aが右方へと
変位されるが、バイト保持部材51が所定距離Mだけ変
位したとき、連結部62aは2Mというように2倍分の
距離変位するようにされている。
【0047】ベルト62の移動軌跡のうち、円筒部材W
よりも右方側位置、つまり円筒部材Wの外方へ露出した
所定位置(ベルトの延在部)には、切粉排出機構として
の排出板71が設けられている。この排出板71は、図
6にも示すように、ベルト62の進行方向に対して傾斜
して配置され、ベルト62の移動軌跡の直上方に位置さ
れて、ベルト62が摺接するようにされている。したが
って、ベルト62上の切粉72は、排出板71によっ
て、ベルト62の側方へと排出されることになる。な
お、前述したベルト62の移動距離が、バイト51の移
動距離の複数倍(実施例では前述したように2倍)とさ
れているため、ベルト62のうちバイト51の下方に位
置した部分は、バイト51が円筒部材Wの右側端部にま
で移動することによって必ず排出板71の位置にまで到
達するものである。
【0048】次に、以上のような構成の作用について、
内面切削の前準備をも含めて説明する。先ず、内面切削
される円筒部材Wは、図1または図2における左端部の
内面および右端部の外面があらかじめ切削加工されてい
る(各端部の内面および外面の芯だし加工で、加工部分
は端面から30〜50cm程度)。
【0049】円筒部材Wの図1、図2の状態へのセット
は、例えば次のように行われる。すなわち、図1、図2
の状態において、円筒部材Wと主軸11との連結が解除
された状態、保持台3と基台1との連結が解除された状
態、およびねじ棒21と副軸14の連結が解除された状
態となるように、円筒部材Wに対してねじ棒21、ガイ
ド部材31、保持台3等を組み付けた状態とされる。こ
の組付状態にある円筒部材Wを、クレ−ン等により、ね
じ棒21、ガイド部材31、保持台3等と共に吊下げ
て、円筒部材Wを作業空間Kに位置させる。クレ−ン等
の吊下げ保持した状態で、ねじ棒21を副軸14に連結
し、保持台3を基台1に固定し、この後、円筒部材Wを
保持ローラ6上に載置すると共に、円筒部材Wを主軸1
1に連結する。これにより、図1、図2の状態となる。
【0050】図1に示すように、バイト51を左方側ス
トロ−ク端つまり主軸台2側の端部に位置させた状態
で、第1モータ13によって円筒部材Wを回転駆動しつ
つ、第2モータ17によってねじ棒21を回転駆動させ
る。円筒部材Wの回転により、その内面がバイト51に
よって切削される。ねじ棒21の回転によって、バイト
51が円筒部材Wの軸方向左端部側から右端部側へと変
位され、円筒部材Wの右端部にバイト51が位置した状
態で、内面切削が終了される。円筒部材Wの回転速度に
対するバイト51の変位量(ねじ棒21の回転速度)を
小さくすることにより、細かいピッチでの切削が行われ
る(実施例では、円筒部材Wの1回転あたりのバイト5
1の変位量が1〜2mm程度とされている)。内面切削
で生じた切粉のうちベルト62上に落下した切粉は、最
終的に、排出板71によって円筒部材Wの外方位置でも
って排出される。
【0051】1回の内面切削で切削量が不足するとき
は、バイト51を再度図1の状態にして同じ作業を繰り
返し行えばよく、切粉排出を問題としないときは、円筒
部材Wの右方側から左方側へと内面切削を行うようにす
ることもできる(バイト51の往動と複動との両方で内
面切削を行う)。このとき、円筒部材W内からバイト5
1が抜け出た状態において(図2一点鎖線で示すバイト
51を参照)、バイト51のガイド部材31からの突出
量を調整すればよい(バイト取付孔66に対する挿入深
さの調整)。
【0052】ねじ棒21がたわみ変形したとき、バイト
保持部材52の下側部材52Aと上側部材52Bとが上
下方向に相対変位することにより、ねじ棒21のたわみ
変形がバイト51に影響することが防止される。
【0053】以上のようにして内面切削された円筒部材
Wは、従来同様外面切削等の外面仕上げの加工がなされ
た後、図7に示すようにロール構成用として使用され
る。この図7において、円筒部材Wの各端部内面にそれ
ぞれ、フランジ部材81が焼きばめされ、このフランジ
部材81に回転軸部材82が焼きばめされて、ロールR
が構成される。勿論、各回転軸82と円筒部材Wとは、
同一軸線上に位置される。
【0054】ここで、円筒部材Wの内面切削の開始を、
保持台3側から行うにようすることもできる。この場
合、バイト51を、図2一点鎖線で示すように円筒部材
Wの外部へ位置させてガイド部材31からの突出量(切
削量)を設定した後、保持台3側端面から円筒部材Wの
内面切削Wを行えばよい。このようにすることによっ
て、円筒部材Wの端部内面をあらかじめ切削加工してお
く切削加工工程が不要になる。
【0055】図8は、切粉排出機構の変形例を示すもの
であり、前記実施例と同一構成要素には、同一符合を付
してその説明は省略する。本実施例では、切粉排出機構
として、スクリュフィ−ダ91を用いてある。このスク
リュフィ−ダ91は、略水平軸方向に伸ばして、軸受9
2、93を介してガイド部材31(と保持台3との組立
体)に回転自在に保持されている。そして、ガイド部材
31に対する取付状態では、円筒部材Wの内面低位置に
位置するように、つまり円筒部材Wの内面最下点位置に
沿うように配設にされる。
【0056】スクリュフィ−ダ91とねじ棒21とが、
スプロケット94、チェ−ン95、スプロケット96を
介して機械的に連動、つまりスクリュフィ−ダ91がね
じ棒駆動用の第2モータ17によって回転駆動されるよ
うになっている。そして、実施例では、バイト51は、
保持台3側から主軸台2側へ向けての切削のみを行うよ
うになっており(主軸台2側から保持台3側へはバイト
の戻りのみで切削は事実上行われない)、バイト51の
切削実行時におけるスクリュフィ−ダ91の回転方向
は、円筒部材Wの低位置に落下した切粉を保持台3側へ
送る方向に設定されている。勿論、スクリュフィ−ダ9
1は、円筒部材Wよりも保持台3側へ所定分長く伸びる
ように配設されて、切粉は円筒部材Wの外部へ排出され
るようになっている。
【0057】なお、スクリュフィ−ダ91とねじ棒21
との連動は、歯車等適宜の駆動伝達機構を利用して行う
ことができる。また、スクリュフィ−ダ91の駆動は、
別途保持台3側において円筒部材Wの外部に設けて専用
の駆動源によって行うように設定することもできる。
【0058】以上実施例について説明したが、本発明は
これに限らず、例えば次のような場合をも含むものであ
る。
【0059】(1)円筒部材Wは、ロール用としてのみな
らず、長尺で内面切削が要求される適宜の製品用のもの
とすることができる。 (2)心押し台5を、保持台3として利用することもでき
る。
【0060】(2)バイト51のガイド部材31に沿って
駆動するには、ねじ棒21を利用する他、例えば、ワイ
ヤを介して円筒部材Wの外部からバイト51(バイト保
持部材52)を駆動する等適宜の手法が採択できる(例
えば円筒部材Wよりも保持台3側に、ワイヤ駆動用モー
タを配設する)。
【0061】(3)排出板71を、複数箇所設けるように
してもよい。特に、実施例に示す位置よりも、ベルト6
2の移動方向下流側でかつ円筒部材Wの外部位置におい
てさらに別途排出板71を設けることができる。また、
切粉の排出機構としては、例えば吸引装置を利用する等
適宜の手法を採択することができる。吸引式とした場合
は、その吸引口を、バイト51と機械的に連係させて、
常にバイト51の下方に位置するように可動式とするこ
とができ、この場合、吸引口は、円筒部材Wの内面低位
置に位置させるのが好ましい。
【0062】(4)ねじ棒21の回転駆動を、主軸11の
回転駆動用の第1モータ13を利用して行うこともでき
る。この場合、主軸1からねじ棒21へ直接回転伝達す
ることは内面切削のピッチが大きくなってしまうので、
実施例のように、主軸11に対して相対回転可能な副軸
14を設けて、この副軸14と第1モータ13との間に
減速機構を介在させて、内面切削のピッチが小さくなる
ようにするのが好ましく、この減速機構を減速比可変式
とすれば、内面切削のピッチ変更を行うこともできる。 (5)バイト51の円筒部材Wに対する当接位置(切削位
置)は、例えば図3において略90度ずれた位置(円筒
部材Wのほぼ真横位置)にする等任意に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例を示すもので、主軸台側
部分を示す側面断面図。
【図2】図1に示す装置の保持台側部分を示す側面断面
図。
【図3】図2の矢印X3方向矢視図。
【図4】図1のX4−X4線相当断面図。
【図5】図1のX5−X5線相当断面図。
【図6】排出板を示す上面図。
【図7】円筒部材を用いて構成されたロールを示す側面
断面図。
【図8】切粉排出機構の変形例を示す側面図。
【符合の説明】
1:基台 2:主軸台 3:保持台 6:保持ローラ(回転保持手段) 11:主軸 11a:中空部 12:チャック部材(保持部) 13:第1モータ(第1駆動源) 14:副軸 17:第2モータ(第2駆動源) 18:連結フランジ 21:ねじ棒 22:連結フランジ 23:連結用ボルト 24:軸受 31:ガイド部材 33:軸受 39:ガイドレール 51:バイト 52:バイト保持部材 52A:下側部材 52B:上側部材 53:ねじ部材 53a:雌ねじ部 54a:ガイド孔 55:レール係合部材 58:ガイド突起部 61:切粉受け 62:ベルト 71:排出板 72:切粉 91:スクリュフィ−ダ 94、95、96:連動機構 W:円筒部材 K:作業空間 Y:隙間

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】横方向に長く伸びる円筒部材を略水平軸線
    まわりに回転自在に保持し、 前記円筒部材内に、略水平軸線方向に伸びると共に該円
    筒部材の各端部外方において支持されたガイド部材を配
    設し、 前記ガイド部材に、略水平軸線方向にのみ変位可能とし
    てバイトを保持させ、 前記円筒部材を略水平軸線まわりに回転駆動しつつ前記
    バイトを前記ガイド部材に沿って変位させて、該バイト
    によって該円筒部材の内面を切削する、ことを特徴とす
    る円筒部材の内面切削方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記円筒部材内に、略水平軸線方向に伸ばしてねじ棒が
    回転自在かつ軸方向に変位不能として配設され、 前記ねじ棒に対して前記バイトが螺合されて、該ねじ棒
    を回転駆動することにより該バイトが略水平軸線方向に
    変位される、ことを特徴とする円筒部材の内面切削方
    法。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記円筒部材の回転速度よりも、前記ねじ棒の回転速度
    の方が小さくされている、ことを特徴とする円筒部材の
    内面切削方法。
  4. 【請求項4】請求項2において、 前記円筒部材が、その一端部側において、主軸台に保持
    された中空の主軸に着脱自在に保持され、 前記ねじ棒の一端部が、前記主軸内を貫通するように配
    設された副軸に対して着脱自在に連結され、 前記ねじ棒の他端部が、前記円筒部材の他端部外方に配
    設された保持台に対して回転自在に保持され前記ガイド
    部材の一端部が、前記ねじ棒に対して相対回転自在に保
    持されて、該ねじ棒および前記副軸および主軸を介して
    前記主軸台に保持され、 前記ガイド部材の他端部が、前記保持台に固定されてい
    る、ことを特徴とする円筒部材の内面切削方法。
  5. 【請求項5】請求項4において、 前記主軸が、第1駆動源によって駆動され、 前記複軸が、前記第1駆動源とは別途独立して設けた第
    2駆動源によって駆動され、 前記主軸の回転速度よりも前記複軸の回転速度の方が小
    さくされている、ことを特徴とする円筒部材の内面切削
    方法。
  6. 【請求項6】請求項1ないし請求項5のいずれか1項に
    おいて、 前記バイトが、前記円筒部材より外部へ露出可能として
    前記ガイド部材に保持されている、ことを特徴とする円
    筒部材の内面切削方法。
  7. 【請求項7】請求項6において、 前記バイトが、前記円筒部材の軸方向一方側からのみ該
    円筒部材の外部へ露出可能とされ、 前記円筒部材内面の切削が、前記バイトが該円筒部材の
    外部へ露出可能な端部側より開始される、ことを特徴と
    する円筒部材の内面切削方法。
  8. 【請求項8】略水平軸線方向に長く伸びる基台と、 前記基台の一方側端部に設けられた主軸台と、 前記主軸台に回転自在に保持され、第1駆動源によって
    回転駆動されると共に、円筒部材の一端部を着脱自在に
    保持する保持部が設けられた中空の主軸と、 前記主軸内を貫通するように配設され、前記第1駆動源
    とは別途独立して設けられた第2駆動源によって駆動さ
    れると共に、一端部に連結部が設けられた副軸と、 前記基台の他方側端部に設けられた保持台と、 略水平軸線方向に伸ばして配設され、一端部が前記副軸
    の連結部に着脱自在に連結され、他端部が前記保持台に
    回転自在に保持されたねじ棒と、 一端部が前記副軸の連結部近傍において前記ねじ棒に回
    転自在に係合され、他端部が前記保持台に固定されたガ
    イド部材と、 略水平軸線方向にのみ変位可能として前記ガイド部材に
    保持され、前記ねじ棒に対して螺合関係が設定されたバ
    イトと、 前記主軸台と保持台との間において前記基台に設けら
    れ、前記円筒部材を略水平軸線まわりに回転自在に保持
    する回転保持手段と、を備えていることを特徴とする円
    筒部材の内面切削装置。
  9. 【請求項9】請求項8において、 前記ガイド部材に、前記バイトの下方に位置されて切粉
    を受ける切粉受が配設されている、ことを特徴とする円
    筒部材の内面切削装置。
  10. 【請求項10】請求項9において、 前記切粉受が、前記バイトに機械的に連係されて、該バ
    イトの略水平軸線方向の変位に応じて略水平軸線方向に
    変位されるベルトとされ、 前記ベルトは、前記円筒部材の前記保持台側端部外方に
    位置する延在部を通過するように設定されて、前記バイ
    トが前記円筒部材の一端部側から他端部側まで変位した
    ときに、該ベルトのうち該バイトの下方に位置した部分
    が前記延在部を順次通過するように設定され、 前記延在部に、該ベルト上の切粉を該ベルトから排出す
    る排出機構が配設されている、ことを特徴とする円筒部
    材の内面切削装置。
  11. 【請求項11】請求項8において、 前記回転保持部材が、前記保持台の近傍に設けられて、
    前記円筒部材の外周面に接触して該円筒部材を下方から
    回転自在に保持するように構成されている、ことを特徴
    とする円筒部材の内面切削装置。
  12. 【請求項12】請求項8において、 前記バイトが、バイト保持部材を介して前記ねじ棒に螺
    合され、 前記バイト保持部材が、円筒部材の径方向に相対変位可
    能として嵌合された第1部材と第2部材との分割構成と
    され、 前記第1部材が、前記ねじ棒に螺合され、 前記第2部材が、前記ガイド部材によって略水平軸線方
    向にガイドされ、 前記第2部材に、前記バイトが保持されている、ことを
    特徴とする円筒部材の内面切削装置。
  13. 【請求項13】請求項8において、 前記バイトが、前記保持台側において円筒部材の外部へ
    露出可能として前記ガイド部材に保持され、 前記バイトによる前記円筒部材の切削が、前記保持台側
    の端面より行われる、ことを特徴とする円筒部材の内面
    切削装置。
  14. 【請求項14】請求項8において、 前記ガイド部材と保持台との組立体に、前記円筒部材の
    内面低位置に位置されると共に切粉を前記保持台側の端
    部側から外部へ排出するための切粉排出機構が保持され
    ている、ことを特徴とする円筒部材の内面切削装置。
  15. 【請求項15】請求項14において、 前記切粉排出機構が、略水平軸線方向に長く伸びると共
    に前記ねじ棒と機械的に連動されたスクリュフィ−ダに
    よって構成されている、ことを特徴とする円筒部材の内
    面切削装置。
  16. 【請求項16】略水平軸線方向に長く伸びる基台と、 前記基台の一方側端部に設けられた主軸台と、 前記主軸台に回転自在に保持され、円筒部材の一端部を
    着脱自在に保持する保持部が設けられた中空の主軸と、 前記基台の他方側端部に設けられた保持台と、 略水平軸線方向に伸ばして配設され、一端部が前記主軸
    を介して前記主軸台に保持される共に、他端部が前記保
    持台に保持されたガイド部材と、 略水平軸線方向にのみ変位可能として前記ガイド部材に
    保持されたバイトと、 前記ガイド部材を案内として前記バイトを略水平軸線方
    向に駆動するためのバイト駆動機構と、を備えているこ
    とを特徴とする円筒部材の内面切削装置。
  17. 【請求項17】請求項1ないし請求項11のいずれか1
    項に記載の内面切削方法あるいは内面切削装置によって
    切削された円筒部材を用いて構成されている、ことを特
    徴とするロール。
  18. 【請求項18】請求項12において、 前記円筒部材の各端部にそれぞれ、回転軸を備えたフラ
    ンジ部材を結合することにより構成されている、ことを
    特徴とするロール。
JP21065995A 1995-08-18 1995-08-18 円筒部材の内面切削方法、内面切削装置およびロ−ル Pending JPH0957501A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113276214A (zh) * 2021-05-21 2021-08-20 安徽环美刷业股份有限公司 一种电动清扫机毛刷刷辊打孔装置
CN115121844A (zh) * 2022-08-05 2022-09-30 众拓航空航天科技(江苏)有限责任公司 一种铝合金薄壁结构件铣削装置

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