JPH0957590A - クランクシャフトのピン研削装置およびピン研削方法 - Google Patents
クランクシャフトのピン研削装置およびピン研削方法Info
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- JPH0957590A JPH0957590A JP20602995A JP20602995A JPH0957590A JP H0957590 A JPH0957590 A JP H0957590A JP 20602995 A JP20602995 A JP 20602995A JP 20602995 A JP20602995 A JP 20602995A JP H0957590 A JPH0957590 A JP H0957590A
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- crank
- pin
- crank pin
- crankpin
- crankshaft
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- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ピン研削装置にて、クランクジャーナルに対
するクランクピンの位置の測定を可能とする。 【解決手段】 クランクピン29を中心としてクランク
シャフト19を回転させた状態で、クランクピン29に
対し可動測定子41,43で加工径を測定しつつ砥石3
1にて研削加工を行う。加工終了後は、クランクジャー
ナル23およびクランクピン29の各中心軸線を含む平
面と直交する方向のクランクピン29の相互に対向する
外周部に可動測定子41,43を位置させ、この状態で
可動測定子41,43の相互に対向する方向への変位量
に基づき、クランクピン29のクランクジャーナル23
に対する位相角度θを測定する。クランクピン29とク
ランクジャーナル23との間の寸法Lの測定は、可動測
定子41,43を、クランクジャーナル23およびクラ
ンクピン29の各中心軸線を含む平面と平行な方向のク
ランクピン29の相互に対向する外周部に位置させた状
態で行う。
するクランクピンの位置の測定を可能とする。 【解決手段】 クランクピン29を中心としてクランク
シャフト19を回転させた状態で、クランクピン29に
対し可動測定子41,43で加工径を測定しつつ砥石3
1にて研削加工を行う。加工終了後は、クランクジャー
ナル23およびクランクピン29の各中心軸線を含む平
面と直交する方向のクランクピン29の相互に対向する
外周部に可動測定子41,43を位置させ、この状態で
可動測定子41,43の相互に対向する方向への変位量
に基づき、クランクピン29のクランクジャーナル23
に対する位相角度θを測定する。クランクピン29とク
ランクジャーナル23との間の寸法Lの測定は、可動測
定子41,43を、クランクジャーナル23およびクラ
ンクピン29の各中心軸線を含む平面と平行な方向のク
ランクピン29の相互に対向する外周部に位置させた状
態で行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関などに
使用されるクランクシャフトにおけるクランクピンを研
削するためのクランクシャフトのピン研削装置およびピ
ン研削方法に関する。
使用されるクランクシャフトにおけるクランクピンを研
削するためのクランクシャフトのピン研削装置およびピ
ン研削方法に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関のクランクシャフト(自動車工
学全書第19巻 自動車の製造法 第105頁〜106
頁 昭和55年4月20日 山海堂発行)に対する加工
工程として、クランクピンを砥石により研削するピン研
削工程がある。ピン研削工程では、クランクジャーナル
をクランプした状態で加工対象のクランクピンを中心と
して回転させて研削加工を行う。図6は、ピン研削装置
においてピン研削を行っている状態を、クランクシャフ
トの軸方向から見た図である。
学全書第19巻 自動車の製造法 第105頁〜106
頁 昭和55年4月20日 山海堂発行)に対する加工
工程として、クランクピンを砥石により研削するピン研
削工程がある。ピン研削工程では、クランクジャーナル
をクランプした状態で加工対象のクランクピンを中心と
して回転させて研削加工を行う。図6は、ピン研削装置
においてピン研削を行っている状態を、クランクシャフ
トの軸方向から見た図である。
【0003】クランクシャフト1は、軸方向両端のクラ
ンクジャーナル2が図示しないチャックにてクランプさ
れており、この状態で加工対象のクランクピン3を中心
にクランクシャフト1が回転しつつ、砥石5によりクラ
ンクピン3の外周面が研削加工される。この研削過程に
おいて、クランクピン3の加工径がインプロセスゲージ
7により計測される。インプロセスゲージ7は、ゲージ
本体9に2本のアーム11,13が取付けられており、
各アーム11,13の相互に対向する面には、固定測定
子15および可動測定子17がそれぞれ設けられてい
る。
ンクジャーナル2が図示しないチャックにてクランプさ
れており、この状態で加工対象のクランクピン3を中心
にクランクシャフト1が回転しつつ、砥石5によりクラ
ンクピン3の外周面が研削加工される。この研削過程に
おいて、クランクピン3の加工径がインプロセスゲージ
7により計測される。インプロセスゲージ7は、ゲージ
本体9に2本のアーム11,13が取付けられており、
各アーム11,13の相互に対向する面には、固定測定
子15および可動測定子17がそれぞれ設けられてい
る。
【0004】上記したインプロセスゲージ7が、可動測
定子17の変位量に基づき、クランクピン3の加工径変
化を監視し、所定の寸法毎に砥石5の研削送り速度を切
り換えるとともに、加工完了寸法(定寸)を監視して砥
石5を後退させる。図7は、上記ピン研削装置の加工動
作を示すフローチャートである。
定子17の変位量に基づき、クランクピン3の加工径変
化を監視し、所定の寸法毎に砥石5の研削送り速度を切
り換えるとともに、加工完了寸法(定寸)を監視して砥
石5を後退させる。図7は、上記ピン研削装置の加工動
作を示すフローチャートである。
【0005】まず、一対の測定子15,17がクランク
ピン3の外周面に接触する位置となるようインプロセス
ゲージ7を前進させた後(ステップ701)、砥石5を
クランクピン3に接近させて研削加工に移行する。この
ときの砥石5の研削送りは、インプロセスゲージ7の測
定値に応じ、荒加工のためのファーストフィード(ステ
ップ703)、中仕上げ加工のためのミディアムフィー
ド(ステップ705)、最終仕上げ加工のためのマイク
ロフィード(ステップ707)の3段階に別けて行う。
次に、クランクピン3が加工完了寸法(定寸)に達した
ら(ステップ709)、砥石5を後退させるとともに
(ステップ711)、インプロセスゲージ7も後退させ
る(ステップ713)。
ピン3の外周面に接触する位置となるようインプロセス
ゲージ7を前進させた後(ステップ701)、砥石5を
クランクピン3に接近させて研削加工に移行する。この
ときの砥石5の研削送りは、インプロセスゲージ7の測
定値に応じ、荒加工のためのファーストフィード(ステ
ップ703)、中仕上げ加工のためのミディアムフィー
ド(ステップ705)、最終仕上げ加工のためのマイク
ロフィード(ステップ707)の3段階に別けて行う。
次に、クランクピン3が加工完了寸法(定寸)に達した
ら(ステップ709)、砥石5を後退させるとともに
(ステップ711)、インプロセスゲージ7も後退させ
る(ステップ713)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したピ
ン研削装置における加工精度を確保する点として、加工
径のほかに、クランクジャーナル2に対するクランクピ
ン3の位置がある。このクランクピン3の位置は、クラ
ンクジャーナル2に対する位相角度θと、クランクピン
3およびクランクジャーナル2の各中心軸線相互間の寸
法すなわち、ピストンの1ストロークの半分に相当する
1/2ストロークLとの2種である。
ン研削装置における加工精度を確保する点として、加工
径のほかに、クランクジャーナル2に対するクランクピ
ン3の位置がある。このクランクピン3の位置は、クラ
ンクジャーナル2に対する位相角度θと、クランクピン
3およびクランクジャーナル2の各中心軸線相互間の寸
法すなわち、ピストンの1ストロークの半分に相当する
1/2ストロークLとの2種である。
【0007】ところが、上記2種のクランクピン3の、
いわゆるピン位置については、図6に示したピン研削装
置では確認できず、抜き取り検査にて、つまりピン研削
工程とは別工程にて確認しているため、その間にピン位
置の不良が発生した場合には、大量の不良品を作ってし
まうことになる。
いわゆるピン位置については、図6に示したピン研削装
置では確認できず、抜き取り検査にて、つまりピン研削
工程とは別工程にて確認しているため、その間にピン位
置の不良が発生した場合には、大量の不良品を作ってし
まうことになる。
【0008】そこで、この発明は、ピン研削装置にて、
クランクジャーナルに対するクランクピンの位置の測定
を可能とすることを目的としている。
クランクジャーナルに対するクランクピンの位置の測定
を可能とすることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、第1に、クランクピンを中心にクラン
クシャフトを回転させつつ前記クランクピンの外周面の
研削加工を行う研削具と、前記研削加工が行われている
クランクピンの外周面における相互に対向する位置にて
一対の測定子が接触してクランクピンの外径を測定する
測定具とを備えたクランクシャフトのピン研削装置にお
いて、前記クランクシャフトのクランクジャーナルおよ
びクランクピンの各中心軸線を含む平面と直交する方向
のクランクピンの相互に対向する外周部に、前記測定具
における一対の測定子を配置し、この一対の測定子の相
互に対向する方向への変位量に基づいて、前記クランク
ピンのクランクジャーナルに対する位相角度のずれ量を
測定する構成としてある。
に、この発明は、第1に、クランクピンを中心にクラン
クシャフトを回転させつつ前記クランクピンの外周面の
研削加工を行う研削具と、前記研削加工が行われている
クランクピンの外周面における相互に対向する位置にて
一対の測定子が接触してクランクピンの外径を測定する
測定具とを備えたクランクシャフトのピン研削装置にお
いて、前記クランクシャフトのクランクジャーナルおよ
びクランクピンの各中心軸線を含む平面と直交する方向
のクランクピンの相互に対向する外周部に、前記測定具
における一対の測定子を配置し、この一対の測定子の相
互に対向する方向への変位量に基づいて、前記クランク
ピンのクランクジャーナルに対する位相角度のずれ量を
測定する構成としてある。
【0010】第2に、クランクピンを中心にクランクシ
ャフトを回転させつつ前記クランクピンの外周面の研削
加工を行う研削具と、前記研削加工が行われているクラ
ンクピンの外周面における相互に対向する位置にて一対
の測定子が接触してクランクピンの外径を測定する測定
具とを備えたクランクシャフトのピン研削装置におい
て、前記クランクシャフトのクランクジャーナルおよび
クランクピンの各中心軸線を含む平面と平行な方向のク
ランクピンの相互に対向する外周部に、前記測定具にお
ける一対の測定子を配置し、この一対の測定子の相互に
対向する方向への変位量に基づいて、前記クランクピン
とクランクジャーナルとの間の寸法のずれ量を測定する
構成としてある。
ャフトを回転させつつ前記クランクピンの外周面の研削
加工を行う研削具と、前記研削加工が行われているクラ
ンクピンの外周面における相互に対向する位置にて一対
の測定子が接触してクランクピンの外径を測定する測定
具とを備えたクランクシャフトのピン研削装置におい
て、前記クランクシャフトのクランクジャーナルおよび
クランクピンの各中心軸線を含む平面と平行な方向のク
ランクピンの相互に対向する外周部に、前記測定具にお
ける一対の測定子を配置し、この一対の測定子の相互に
対向する方向への変位量に基づいて、前記クランクピン
とクランクジャーナルとの間の寸法のずれ量を測定する
構成としてある。
【0011】第3に、クランクピンを中心にクランクシ
ャフトを回転させた状態で、クランクピンの外周面にお
ける相互に対向する位置にて一対の測定子が接触してク
ランクピンの外径を測定しつつ、前記クランクピンの外
周面に対して研削加工を行い、この研削加工の終了後、
前記クランクシャフトのクランクジャーナルおよびクラ
ンクピンの各中心軸線を含む平面と直交する方向のクラ
ンクピンの相互に対向する外周部に配置した前記一対の
測定子の相互に対向する方向への変位量に基づいて、前
記クランクピンのクランクジャーナルに対する位相角度
のずれ量を測定するピン研削方法としてある。
ャフトを回転させた状態で、クランクピンの外周面にお
ける相互に対向する位置にて一対の測定子が接触してク
ランクピンの外径を測定しつつ、前記クランクピンの外
周面に対して研削加工を行い、この研削加工の終了後、
前記クランクシャフトのクランクジャーナルおよびクラ
ンクピンの各中心軸線を含む平面と直交する方向のクラ
ンクピンの相互に対向する外周部に配置した前記一対の
測定子の相互に対向する方向への変位量に基づいて、前
記クランクピンのクランクジャーナルに対する位相角度
のずれ量を測定するピン研削方法としてある。
【0012】第4に、クランクピンを中心にクランクシ
ャフトを回転させた状態で、クランクピンの外周面にお
ける相互に対向する位置にて一対の測定子が接触してク
ランクピンの外径を測定しつつ、前記クランクピンの外
周面に対して研削加工を行い、この研削加工の終了後、
前記クランクシャフトのクランクジャーナルおよびクラ
ンクピンの各中心軸線を含む平面と平行な方向のクラン
クピンの相互に対向する外周部に配置した前記一対の測
定子の相互に対向する方向への変位量に基づいて、前記
クランクピンとクランクジャーナルとの間の寸法のずれ
量を測定するピン研削方法としてある。
ャフトを回転させた状態で、クランクピンの外周面にお
ける相互に対向する位置にて一対の測定子が接触してク
ランクピンの外径を測定しつつ、前記クランクピンの外
周面に対して研削加工を行い、この研削加工の終了後、
前記クランクシャフトのクランクジャーナルおよびクラ
ンクピンの各中心軸線を含む平面と平行な方向のクラン
クピンの相互に対向する外周部に配置した前記一対の測
定子の相互に対向する方向への変位量に基づいて、前記
クランクピンとクランクジャーナルとの間の寸法のずれ
量を測定するピン研削方法としてある。
【0013】第1の構成または第3の方法によれば、研
削加工中にてクランクピンの外径を測定する測定子によ
り、クランクピンのクランクジャーナルに対する位相角
度を測定できるので、位相角度確認のための抜き取り検
査が不要となるか、あるいは抜き取り検査頻度を低下で
き、位相角度異常による不良品発生が低減する。
削加工中にてクランクピンの外径を測定する測定子によ
り、クランクピンのクランクジャーナルに対する位相角
度を測定できるので、位相角度確認のための抜き取り検
査が不要となるか、あるいは抜き取り検査頻度を低下で
き、位相角度異常による不良品発生が低減する。
【0014】第2の構成または第4の方法によれば、研
削加工中にてクランクピンの外径を測定する測定子によ
り、クランクピンとクランクジャーナルとの間の寸法、
すなわち1/2ストロークを測定できるので、1/2ス
トローク確認のための抜き取り検査が不要となるか、あ
るいは抜き取り検査頻度を低下でき、1/2ストローク
異常による不良品発生が低減する。
削加工中にてクランクピンの外径を測定する測定子によ
り、クランクピンとクランクジャーナルとの間の寸法、
すなわち1/2ストロークを測定できるので、1/2ス
トローク確認のための抜き取り検査が不要となるか、あ
るいは抜き取り検査頻度を低下でき、1/2ストローク
異常による不良品発生が低減する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
面に基づき説明する。
【0016】図1は、この発明の実施の一形態に係わる
ピン研削装置における前記図6に相当する側面図であ
り、図2は、クランクシャフト19を回転可能に保持す
るピン研削装置の主軸部の正面図である。主軸部は、回
転駆動される主軸21と、クランクシャフト19のクラ
ンクジャーナル23(23a,23b,23c,23
d,23e)のうちの軸方向両端のクランクジャーナル
23a,23eをクランプする偏心チャック25と、図
2中で左側の偏心チャック25内部に設けられたクラン
クシャフト位相角度切換機構27とを備えている。クラ
ンクシャフト位相角度切換機構27は、クランクピン2
9のクランクジャーナル23に対する位相角度θおよ
び、クランクピン29とクランクジャーナル23との各
中心軸線相互間の寸法である1/2ストロークLを測定
する際に、クランクシャフト19を位置決めするための
自身の位相角度を数値制御にて割り出し可能である。
ピン研削装置における前記図6に相当する側面図であ
り、図2は、クランクシャフト19を回転可能に保持す
るピン研削装置の主軸部の正面図である。主軸部は、回
転駆動される主軸21と、クランクシャフト19のクラ
ンクジャーナル23(23a,23b,23c,23
d,23e)のうちの軸方向両端のクランクジャーナル
23a,23eをクランプする偏心チャック25と、図
2中で左側の偏心チャック25内部に設けられたクラン
クシャフト位相角度切換機構27とを備えている。クラ
ンクシャフト位相角度切換機構27は、クランクピン2
9のクランクジャーナル23に対する位相角度θおよ
び、クランクピン29とクランクジャーナル23との各
中心軸線相互間の寸法である1/2ストロークLを測定
する際に、クランクシャフト19を位置決めするための
自身の位相角度を数値制御にて割り出し可能である。
【0017】上記したピン研削装置は、クランクジャー
ナル23をクランプした状態でクランクピン29を研削
加工するが、ここでは、クランクピン29a,29dに
ついて研削加工を行うものとする。このため、主軸21
の回転中心は、左右両端のクランクピン29a,29d
に一致させてある。この状態で、主軸21が回転するこ
とで、クランクシャフト19はクランクピン29a,2
9dを中心として偏心回転し、回転中のクランクピン2
9a,29dの外周面に対し、図1に示される円盤状の
研削具としての砥石31にて研削加工を施す。
ナル23をクランプした状態でクランクピン29を研削
加工するが、ここでは、クランクピン29a,29dに
ついて研削加工を行うものとする。このため、主軸21
の回転中心は、左右両端のクランクピン29a,29d
に一致させてある。この状態で、主軸21が回転するこ
とで、クランクシャフト19はクランクピン29a,2
9dを中心として偏心回転し、回転中のクランクピン2
9a,29dの外周面に対し、図1に示される円盤状の
研削具としての砥石31にて研削加工を施す。
【0018】砥石31は、図1中で左右方向、つまりク
ランクピン29に対して接近離反する方向に移動可能で
あり、この砥石31と反対側に、測定具としてのインプ
ロセスゲージ33がクランクピン29に対して接近離反
する方向に移動可能に配置されている。インプロセスゲ
ージ33は、ゲージ本体35に2本のアーム37,39
が装着され、各アーム37,39の先端には、クランク
ピン29の外周面における相互に対向する部位に接触す
る、差動トランスタイプの可動測定子41,43がそれ
ぞれ設けられている。
ランクピン29に対して接近離反する方向に移動可能で
あり、この砥石31と反対側に、測定具としてのインプ
ロセスゲージ33がクランクピン29に対して接近離反
する方向に移動可能に配置されている。インプロセスゲ
ージ33は、ゲージ本体35に2本のアーム37,39
が装着され、各アーム37,39の先端には、クランク
ピン29の外周面における相互に対向する部位に接触す
る、差動トランスタイプの可動測定子41,43がそれ
ぞれ設けられている。
【0019】上記したインプロセスゲージ33は、前記
図6に示したものと同様に、砥石31による研削加工中
のクランクピン29の外径(加工径)を測定可能である
とともに、研削加工終了後に、前述したクランクピン2
9のクランクジャーナル23に対する位相角度θと、1
/2ストロークLとを、可動測定子41,43にかかる
電圧の差にて測定可能である。
図6に示したものと同様に、砥石31による研削加工中
のクランクピン29の外径(加工径)を測定可能である
とともに、研削加工終了後に、前述したクランクピン2
9のクランクジャーナル23に対する位相角度θと、1
/2ストロークLとを、可動測定子41,43にかかる
電圧の差にて測定可能である。
【0020】インプロセスゲージ33が配置された側に
は、研削加工中のクランクピン29に対し、下部側を支
持する下部ワークレスト45と、砥石31と反対側の側
部を支持する側部ワークレスト47とが、それぞれ設け
られている。
は、研削加工中のクランクピン29に対し、下部側を支
持する下部ワークレスト45と、砥石31と反対側の側
部を支持する側部ワークレスト47とが、それぞれ設け
られている。
【0021】上記のように構成されたピン研削装置にお
いては、前記図6のものと同様に、インプロセスゲージ
33が、可動測定子41,43の変位量により、クラン
クピン29の加工径変化を監視し、所定の寸法毎に砥石
31の研削送り速度を切り換えるとともに、加工完了寸
法(定寸)を監視して砥石31を後退させる。図3は、
上記ピン研削装置の動作を示すフローチャートであり、
インプロセスゲージ33の前進(ステップ701)から
砥石31の後退(ステップ711)に至るまでの動作
は、前記図7のフローチャートと同様である。
いては、前記図6のものと同様に、インプロセスゲージ
33が、可動測定子41,43の変位量により、クラン
クピン29の加工径変化を監視し、所定の寸法毎に砥石
31の研削送り速度を切り換えるとともに、加工完了寸
法(定寸)を監視して砥石31を後退させる。図3は、
上記ピン研削装置の動作を示すフローチャートであり、
インプロセスゲージ33の前進(ステップ701)から
砥石31の後退(ステップ711)に至るまでの動作
は、前記図7のフローチャートと同様である。
【0022】砥石31が後退した後は、クランクシャフ
ト位相角度切換機構27によりクランクシャフト19の
位相角度を切換えて(ステップ713)位置決めし、ク
ランクジャーナル23に対するクランクピン29の位相
角度θの計測を行う(ステップ715)。クランクシャ
フト位相角度切換機構27による位相角度切換は、クラ
ンクピン29の位相角度θの計測動作に係わる図4に示
すように、一対の可動測定子41,43が、クランクジ
ャーナル23およびクランクピン29の各中心軸線を含
む平面Aに対して直交する方向にて相対向する位置とな
るようにする。この状態で、各可動測定子41,43の
アーム37,39に対する変位量により、クランクピン
29の中心軸線の前記平面Aに対するずれ量が求めら
れ、このずれ量に基づいて、クランクピン29のクラン
クジャーナル23に対する位相角度θのずれ量を計測す
ることが可能となる。
ト位相角度切換機構27によりクランクシャフト19の
位相角度を切換えて(ステップ713)位置決めし、ク
ランクジャーナル23に対するクランクピン29の位相
角度θの計測を行う(ステップ715)。クランクシャ
フト位相角度切換機構27による位相角度切換は、クラ
ンクピン29の位相角度θの計測動作に係わる図4に示
すように、一対の可動測定子41,43が、クランクジ
ャーナル23およびクランクピン29の各中心軸線を含
む平面Aに対して直交する方向にて相対向する位置とな
るようにする。この状態で、各可動測定子41,43の
アーム37,39に対する変位量により、クランクピン
29の中心軸線の前記平面Aに対するずれ量が求めら
れ、このずれ量に基づいて、クランクピン29のクラン
クジャーナル23に対する位相角度θのずれ量を計測す
ることが可能となる。
【0023】位相角度θが計測された後は、クランクシ
ャフト位相角度切換機構27により再度クランクシャフ
ト19の位相角度を切換え(ステップ717)、クラン
クピン29およびクランクジャーナル23の各中心軸線
相互間の寸法つまり、ピストンの1ストロークの半分に
相当する1/2ストロークLの測定に移行する(ステッ
プ719)。この計測時でのクランクシャフト位相角度
切換機構27による位相角度切換は、1/2ストローク
Lの計測動作に係わる図5に示すように、一対の可動測
定子41,43が、クランクジャーナル23およびクラ
ンクピン29の各中心軸線を含む平面Aに対して平行と
なる方向にて相対向する位置となるようにする。この状
態で、各可動測定子41,43のアーム37,39に対
する変位量により、クランクピン29およびクランクジ
ャーナル23の各中心軸線相互間の寸法、つまり1/2
ストロークLの計測が可能となる。1/2ストロークL
の計測後は、インプロセスゲージ33を後退させ(ステ
ップ721)、これにより、ピン研削装置において、ク
ランクピン29a,29dに対するに至る一連の作業が
終了する。
ャフト位相角度切換機構27により再度クランクシャフ
ト19の位相角度を切換え(ステップ717)、クラン
クピン29およびクランクジャーナル23の各中心軸線
相互間の寸法つまり、ピストンの1ストロークの半分に
相当する1/2ストロークLの測定に移行する(ステッ
プ719)。この計測時でのクランクシャフト位相角度
切換機構27による位相角度切換は、1/2ストローク
Lの計測動作に係わる図5に示すように、一対の可動測
定子41,43が、クランクジャーナル23およびクラ
ンクピン29の各中心軸線を含む平面Aに対して平行と
なる方向にて相対向する位置となるようにする。この状
態で、各可動測定子41,43のアーム37,39に対
する変位量により、クランクピン29およびクランクジ
ャーナル23の各中心軸線相互間の寸法、つまり1/2
ストロークLの計測が可能となる。1/2ストロークL
の計測後は、インプロセスゲージ33を後退させ(ステ
ップ721)、これにより、ピン研削装置において、ク
ランクピン29a,29dに対するに至る一連の作業が
終了する。
【0024】クランクピン29b,29cに対する研削
加工および、位相角度θと1/2ストロークLの各測定
を行うに際しては、これら各クランクピン29b,29
cを中心としてクランクシャフト19が回転するよう、
偏心チャック25によりクランクジャーナル23a,2
3eをクランプする。
加工および、位相角度θと1/2ストロークLの各測定
を行うに際しては、これら各クランクピン29b,29
cを中心としてクランクシャフト19が回転するよう、
偏心チャック25によりクランクジャーナル23a,2
3eをクランプする。
【0025】上記したように、ピン研削装置において、
クランクピン29の外径(加工径)を測定する可動測定
子41,43により、クランクピン29のクランクジャ
ーナル23に対する位相角度θおよび、クランクピン2
9とクランクジャーナル23との間の寸法、すなわち1
/2ストロークLを測定できるので、位相角度θおよび
1/2ストロークLの確認のための抜き取り検査が不要
となるか、あるいは抜き取り検査頻度を低下でき、位相
角度θあるいは1/2ストロークLのピン位置異常によ
る不良品発生が低減することになる。
クランクピン29の外径(加工径)を測定する可動測定
子41,43により、クランクピン29のクランクジャ
ーナル23に対する位相角度θおよび、クランクピン2
9とクランクジャーナル23との間の寸法、すなわち1
/2ストロークLを測定できるので、位相角度θおよび
1/2ストロークLの確認のための抜き取り検査が不要
となるか、あるいは抜き取り検査頻度を低下でき、位相
角度θあるいは1/2ストロークLのピン位置異常によ
る不良品発生が低減することになる。
【0026】
【発明の効果】以上説明してきたように、第1の発明ま
たは第3の発明によれば、研削加工中にてクランクピン
の外径を測定する測定子により、クランクピンのクラン
クジャーナルに対する位相角度を測定できるので、位相
角度確認のための抜き取り検査が不要となるか、あるい
は抜き取り検査頻度を低下でき、位相角度異常による不
良品発生を低減させることができる。
たは第3の発明によれば、研削加工中にてクランクピン
の外径を測定する測定子により、クランクピンのクラン
クジャーナルに対する位相角度を測定できるので、位相
角度確認のための抜き取り検査が不要となるか、あるい
は抜き取り検査頻度を低下でき、位相角度異常による不
良品発生を低減させることができる。
【0027】第2の発明または第4の発明によれば、研
削加工中にてクランクピンの外径を測定する測定子によ
り、クランクピンとクランクジャーナルとの間の寸法、
すなわち1/2ストロークを測定できるので、1/2ス
トローク確認のための抜き取り検査が不要となるか、あ
るいは抜き取り検査頻度を低下でき、1/2ストローク
異常による不良品発生を低減させることができる。
削加工中にてクランクピンの外径を測定する測定子によ
り、クランクピンとクランクジャーナルとの間の寸法、
すなわち1/2ストロークを測定できるので、1/2ス
トローク確認のための抜き取り検査が不要となるか、あ
るいは抜き取り検査頻度を低下でき、1/2ストローク
異常による不良品発生を低減させることができる。
【図1】この発明の実施の一形態に係わるピン研削装置
を用いてピン研削を行っている状態を示す側面図であ
る。
を用いてピン研削を行っている状態を示す側面図であ
る。
【図2】図1のピン研削装置における、クランクシャフ
トを回転可能に保持する主軸部の正面図である。
トを回転可能に保持する主軸部の正面図である。
【図3】図1のピン研削装置の動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図4】図1のピン研削装置における位相角度の計測動
作を示す動作説明図である。
作を示す動作説明図である。
【図5】図1のピン研削装置における1/2ストローク
の計測動作を示す動作説明図である。
の計測動作を示す動作説明図である。
【図6】従来例に係わるピン研削装置を用いてピン研削
を行っている状態を示す側面図である。
を行っている状態を示す側面図である。
【図7】図6のピン研削装置の動作を示すフローチャー
トである。
トである。
19 クランクシャフト 23 クランクジャーナル 29 クランクピン 31 砥石(研削具) 33 インプロセスゲージ(測定具) 41,43 可動測定子
Claims (4)
- 【請求項1】 クランクピンを中心にクランクシャフト
を回転させつつ前記クランクピンの外周面の研削加工を
行う研削具と、前記研削加工が行われているクランクピ
ンの外周面における相互に対向する位置にて一対の測定
子が接触してクランクピンの外径を測定する測定具とを
備えたクランクシャフトのピン研削装置において、前記
クランクシャフトのクランクジャーナルおよびクランク
ピンの各中心軸線を含む平面と直交する方向のクランク
ピンの相互に対向する外周部に、前記測定具における一
対の測定子を配置し、この一対の測定子の相互に対向す
る方向への変位量に基づいて、前記クランクピンのクラ
ンクジャーナルに対する位相角度のずれ量を測定する構
成としたことを特徴とするクランクシャフトのピン研削
装置。 - 【請求項2】 クランクピンを中心にクランクシャフト
を回転させつつ前記クランクピンの外周面の研削加工を
行う研削具と、前記研削加工が行われているクランクピ
ンの外周面における相互に対向する位置にて一対の測定
子が接触してクランクピンの外径を測定する測定具とを
備えたクランクシャフトのピン研削装置において、前記
クランクシャフトのクランクジャーナルおよびクランク
ピンの各中心軸線を含む平面と平行な方向のクランクピ
ンの相互に対向する外周部に、前記測定具における一対
の測定子を配置し、この一対の測定子の相互に対向する
方向への変位量に基づいて、前記クランクピンとクラン
クジャーナルとの間の寸法のずれ量を測定する構成とし
たことを特徴とするクランクシャフトのピン研削装置。 - 【請求項3】 クランクピンを中心にクランクシャフト
を回転させた状態で、クランクピンの外周面における相
互に対向する位置にて一対の測定子が接触してクランク
ピンの外径を測定しつつ、前記クランクピンの外周面に
対して研削加工を行い、この研削加工の終了後、前記ク
ランクシャフトのクランクジャーナルおよびクランクピ
ンの各中心軸線を含む平面と直交する方向のクランクピ
ンの相互に対向する外周部に配置した前記一対の測定子
の相互に対向する方向への変位量に基づいて、前記クラ
ンクピンのクランクジャーナルに対する位相角度のずれ
量を測定することを特徴とするクランクシャフトのピン
研削方法。 - 【請求項4】 クランクピンを中心にクランクシャフト
を回転させた状態で、クランクピンの外周面における相
互に対向する位置にて一対の測定子が接触してクランク
ピンの外径を測定しつつ、前記クランクピンの外周面に
対して研削加工を行い、この研削加工の終了後、前記ク
ランクシャフトのクランクジャーナルおよびクランクピ
ンの各中心軸線を含む平面と平行な方向のクランクピン
の相互に対向する外周部に配置した前記一対の測定子の
相互に対向する方向への変位量に基づいて、前記クラン
クピンとクランクジャーナルとの間の寸法のずれ量を測
定することを特徴とするクランクシャフトのピン研削方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20602995A JPH0957590A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | クランクシャフトのピン研削装置およびピン研削方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20602995A JPH0957590A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | クランクシャフトのピン研削装置およびピン研削方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0957590A true JPH0957590A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16516724
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20602995A Pending JPH0957590A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | クランクシャフトのピン研削装置およびピン研削方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0957590A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102513934A (zh) * | 2011-12-26 | 2012-06-27 | 广州市敏嘉制造技术有限公司 | 随动磨削检测装置 |
| WO2023075759A1 (en) * | 2021-10-27 | 2023-05-04 | Fives Landis Corp. | Grinding machine centering gauge |
| US12048983B2 (en) | 2021-10-27 | 2024-07-30 | Fives Landis Corp. | Grinding machine centering gauge |
-
1995
- 1995-08-11 JP JP20602995A patent/JPH0957590A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102513934A (zh) * | 2011-12-26 | 2012-06-27 | 广州市敏嘉制造技术有限公司 | 随动磨削检测装置 |
| WO2023075759A1 (en) * | 2021-10-27 | 2023-05-04 | Fives Landis Corp. | Grinding machine centering gauge |
| KR20240108420A (ko) * | 2021-10-27 | 2024-07-09 | 파이브 랜디스 코포레이션 | 연삭기 센터링 게이지 |
| US12048983B2 (en) | 2021-10-27 | 2024-07-30 | Fives Landis Corp. | Grinding machine centering gauge |
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