JPH0957628A - ブラスト加工による粗面化処理方法 - Google Patents
ブラスト加工による粗面化処理方法Info
- Publication number
- JPH0957628A JPH0957628A JP22702995A JP22702995A JPH0957628A JP H0957628 A JPH0957628 A JP H0957628A JP 22702995 A JP22702995 A JP 22702995A JP 22702995 A JP22702995 A JP 22702995A JP H0957628 A JPH0957628 A JP H0957628A
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- Japan
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- blasting
- speed
- processed
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 投射材の寿命を大幅に延長するとともに
ランニングコストを低減したブラスト加工による粗面化
処理方法を提供する。 【構成】 比重11〜20からなる投射材を10〜
40m/secの速度に加速する工程と、該加速した投
射材を硬度がHV250以下の被処理品に衝突させるこ
とを特徴とする。
ランニングコストを低減したブラスト加工による粗面化
処理方法を提供する。 【構成】 比重11〜20からなる投射材を10〜
40m/secの速度に加速する工程と、該加速した投
射材を硬度がHV250以下の被処理品に衝突させるこ
とを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラスト加工によ
り被処理品を粗面化する処理方法に関する。
り被処理品を粗面化する処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、簡易に被処理品の表面を粗くする
ため、ブラスト加工は、塗装やコ−ティング等の前処理
あるいは溶射前の投錨効果を付与する前処理法として用
いられている。ブラスト加工条件には投射材のサイズ、
形状及び投射速度等があるが、投射材のサイズは、通
常、被処理品の処理目的に応じた粗面化の凹凸程度によ
り決まり、投射速度は、さらに被処理品の材質・形状を
勘案して50〜90m/secが用いられていた。この
投射速度は従来より経験的な値として常用されている。
しかしながら、投射速度が速くなると、被処理品等との
衝突による破損のため投射材の寿命が短くなり、また、
ブラスト加工室内のライナ、搬送部品等の部材消耗が激
しくなっていた。このため、被処理品の粗面化処理のラ
ンニングコストがかさみ、業界では、投射材の寿命の延
長及び部材摩耗の低減が強く求めていた。とりわけ近年
では、被処理品の材質に硬度の高い特殊鋼材等が多用さ
れるようになり、さらに投射速度を高くする必要があ
り、業界では、益々、被処理品の粗面化処理のランニン
グコストの低減が求められている。
ため、ブラスト加工は、塗装やコ−ティング等の前処理
あるいは溶射前の投錨効果を付与する前処理法として用
いられている。ブラスト加工条件には投射材のサイズ、
形状及び投射速度等があるが、投射材のサイズは、通
常、被処理品の処理目的に応じた粗面化の凹凸程度によ
り決まり、投射速度は、さらに被処理品の材質・形状を
勘案して50〜90m/secが用いられていた。この
投射速度は従来より経験的な値として常用されている。
しかしながら、投射速度が速くなると、被処理品等との
衝突による破損のため投射材の寿命が短くなり、また、
ブラスト加工室内のライナ、搬送部品等の部材消耗が激
しくなっていた。このため、被処理品の粗面化処理のラ
ンニングコストがかさみ、業界では、投射材の寿命の延
長及び部材摩耗の低減が強く求めていた。とりわけ近年
では、被処理品の材質に硬度の高い特殊鋼材等が多用さ
れるようになり、さらに投射速度を高くする必要があ
り、業界では、益々、被処理品の粗面化処理のランニン
グコストの低減が求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれらの問題
に鑑みなされたものであり、投射材の寿命を大幅に延長
するとともにランニングコストを低減したブラスト加工
による粗面化処理方法を提供することを目的とする。
に鑑みなされたものであり、投射材の寿命を大幅に延長
するとともにランニングコストを低減したブラスト加工
による粗面化処理方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明におけるブラスト加工による粗面化処理方法
は、比重11〜20からなる投射材を10〜40m/s
ecの速度に加速する工程と、該加速した投射材を硬度
がHV250以下の被処理品に衝突させることを特徴と
する。
めに本発明におけるブラスト加工による粗面化処理方法
は、比重11〜20からなる投射材を10〜40m/s
ecの速度に加速する工程と、該加速した投射材を硬度
がHV250以下の被処理品に衝突させることを特徴と
する。
【0005】本発明によれば、ブラスト加工による粗面
化処理方法において、比重11〜20からなる投射材を
10〜40m/secの速度に加速したから、従来のよ
うな高速の投射材の加速必要はなく、投射材の比重を利
用して硬度がHV250以下の被処理品の表面の粗面化
を効率よく達成できる。
化処理方法において、比重11〜20からなる投射材を
10〜40m/secの速度に加速したから、従来のよ
うな高速の投射材の加速必要はなく、投射材の比重を利
用して硬度がHV250以下の被処理品の表面の粗面化
を効率よく達成できる。
【0006】
【表1】
【0007】
【実施例1】以下本発明の実施例にもとづいて詳しく説
明する。表1は、投射材の粒径を0.3mmに限定して
従来法と本発明の粗面化処理法を比較したものである。
被処理品の材質は、S45Cで、硬さHB190(HV
200)であり、また、被処理品への投射角度は90度
とした。表面あらさは10点平均あらさとして表示し
た。従来法では常用されている比重が7.8の硬球を投
射材として用い、投射速度50〜90m/secで1m
2当たり100Kgの投射量の場合の表面の粗さであ
る。 本発明では比重が11.6、14.9、15.
6、16.8、18.3の材料を投射材として用い、投
射速度10〜40m/secで1m当たり100Kgの
投射量の場合の表面の粗さである。この結果、従来法の
31.3〜17.0μmの表面粗さにするために、本発
明では比重11.6〜18.3の投射材を10〜40m
/secの投射速度で実現することができた。
明する。表1は、投射材の粒径を0.3mmに限定して
従来法と本発明の粗面化処理法を比較したものである。
被処理品の材質は、S45Cで、硬さHB190(HV
200)であり、また、被処理品への投射角度は90度
とした。表面あらさは10点平均あらさとして表示し
た。従来法では常用されている比重が7.8の硬球を投
射材として用い、投射速度50〜90m/secで1m
2当たり100Kgの投射量の場合の表面の粗さであ
る。 本発明では比重が11.6、14.9、15.
6、16.8、18.3の材料を投射材として用い、投
射速度10〜40m/secで1m当たり100Kgの
投射量の場合の表面の粗さである。この結果、従来法の
31.3〜17.0μmの表面粗さにするために、本発
明では比重11.6〜18.3の投射材を10〜40m
/secの投射速度で実現することができた。
【0008】
【実施例2】
【0009】
【表2】
【0010】以下本発明を第2実施例にもとづいて詳し
く説明する。表2は、投射材の粒径を0.5mmに限定
して従来法と本発明の粗面化処理法を比較したものであ
る。他の条件は実施例1と同様である。この結果、従来
法の50.6〜23.8μmの表面粗さにするために、
本発明では比重11.6〜18.3の投射材を10〜4
0m/secの投射速度で実現することができた。
く説明する。表2は、投射材の粒径を0.5mmに限定
して従来法と本発明の粗面化処理法を比較したものであ
る。他の条件は実施例1と同様である。この結果、従来
法の50.6〜23.8μmの表面粗さにするために、
本発明では比重11.6〜18.3の投射材を10〜4
0m/secの投射速度で実現することができた。
【0011】図1は、実施例1、2の結果を示すグラフ
である。このグラフにより、投射速度を低くしても表面
荒さは確保できることがわかる。
である。このグラフにより、投射速度を低くしても表面
荒さは確保できることがわかる。
【0012】本発明に用いられる投射速度は、10〜4
0m/secである。部材消耗の観点からは、投射速度
は低い方がよい。しかし、粗面化処理のためには、被処
理品の材質により異なるが、ある程度の速度は必要であ
る。このため、投射速度は最低10m/secが必要で
ある。一方、40m/secを超える投射速度になる
と、投射材の寿命が短くなるという問題が生じ始める。
0m/secである。部材消耗の観点からは、投射速度
は低い方がよい。しかし、粗面化処理のためには、被処
理品の材質により異なるが、ある程度の速度は必要であ
る。このため、投射速度は最低10m/secが必要で
ある。一方、40m/secを超える投射速度になる
と、投射材の寿命が短くなるという問題が生じ始める。
【0013】本発明に用いられる投射材の比重は、11
〜20である。少なくとも比重が11を必要とするの
は、これより少ない場合は、衝突のエネルギが少なく被
処理品の表面を荒らすことが効率よくできない。また、
比重を20より大きくした場合は、現状においては素材
の製造が困難であり製造コストが高くなるため用いられ
ない。
〜20である。少なくとも比重が11を必要とするの
は、これより少ない場合は、衝突のエネルギが少なく被
処理品の表面を荒らすことが効率よくできない。また、
比重を20より大きくした場合は、現状においては素材
の製造が困難であり製造コストが高くなるため用いられ
ない。
【0014】本発明に好適な投射材の材料には、例え
ば、炭化タングステンなどの炭化物、窒化物、ホウ化物
などやこれらを主成分とするサ−メット、その他WC、
W2C、WまたはW及び/またはW2Cを主成分とする高
比重の焼結合金があげられる。このうち、錆を生じやす
い成分を含むものは被処理品に悪影響を与えるため、好
ましくない。投射材が被処理品に食い込んだり突き刺さ
ったりした場合にそこから錆を生じることになる。
ば、炭化タングステンなどの炭化物、窒化物、ホウ化物
などやこれらを主成分とするサ−メット、その他WC、
W2C、WまたはW及び/またはW2Cを主成分とする高
比重の焼結合金があげられる。このうち、錆を生じやす
い成分を含むものは被処理品に悪影響を与えるため、好
ましくない。投射材が被処理品に食い込んだり突き刺さ
ったりした場合にそこから錆を生じることになる。
【0015】なお、本発明においてHV250以下の材
料については、投射材の硬度の違いはあまり粗面化に影
響しないことが確かめられた。
料については、投射材の硬度の違いはあまり粗面化に影
響しないことが確かめられた。
【0016】本発明に用いられる被処理品の硬度は、H
V250以下であり、好ましくはHV200以下であ
る。この被処理品には、例えば、ステンレス(SUS4
03はHV190)、アルミ(HV95以下)黄銅板
(HV135)等がある。被処理品の硬度がHV250
を越える場合には、従来法と同等の表面あらさの値を生
成することができず、表面あらさの値が低くなった。
V250以下であり、好ましくはHV200以下であ
る。この被処理品には、例えば、ステンレス(SUS4
03はHV190)、アルミ(HV95以下)黄銅板
(HV135)等がある。被処理品の硬度がHV250
を越える場合には、従来法と同等の表面あらさの値を生
成することができず、表面あらさの値が低くなった。
【0017】なお、本発明は、窒化処理材料又は浸炭処
理材料(例えば、SNCM浸炭窒化材HV800、SC
M420はHV780)等の疲れ強度の増加に用いるシ
ョットピ−ニングとは、その目的が異なっている。ショ
ットピ−ニングに用いられる材料は、通常HV700よ
り大きいものが用いられており、これらの材料は表面を
荒らすことなく残留応力を被処理品に施す必要がある。
理材料(例えば、SNCM浸炭窒化材HV800、SC
M420はHV780)等の疲れ強度の増加に用いるシ
ョットピ−ニングとは、その目的が異なっている。ショ
ットピ−ニングに用いられる材料は、通常HV700よ
り大きいものが用いられており、これらの材料は表面を
荒らすことなく残留応力を被処理品に施す必要がある。
【0018】
【発明の効果】本発明によるブラスト加工による粗面化
処理方法は、ブラストによる投射材の寿命を大幅に延長
させ、加工のランニングコストを低減できる。このた
め、塗装や溶射の前処理のコストが削減できる等、業界
に与える影響は著大である。
処理方法は、ブラストによる投射材の寿命を大幅に延長
させ、加工のランニングコストを低減できる。このた
め、塗装や溶射の前処理のコストが削減できる等、業界
に与える影響は著大である。
【図1】本発明の実施例1,2の結果を示すグラフであ
る。
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹田 仁 愛知県豊川市穂ノ原3−1新東工業株式会 社内 (72)発明者 大久保 昌和 神奈川県川崎市幸区塚越1−7東芝タンガ ロイ株式会社内 (72)発明者 貞広 孟史 神奈川県川崎市幸区塚越1−7東芝タンガ ロイ株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 比重11〜20からなる投射材を10
〜40m/secの速度に加速する工程と、該加速した
投射材を硬度がHV250以下の被処理品に衝突させる
ことを特徴とするブラスト加工による粗面化処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22702995A JPH0957628A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | ブラスト加工による粗面化処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22702995A JPH0957628A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | ブラスト加工による粗面化処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0957628A true JPH0957628A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16854409
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22702995A Pending JPH0957628A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | ブラスト加工による粗面化処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0957628A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013022719A (ja) * | 2011-07-26 | 2013-02-04 | Osg Corp | 工具の表面改質方法および工具 |
-
1995
- 1995-08-11 JP JP22702995A patent/JPH0957628A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013022719A (ja) * | 2011-07-26 | 2013-02-04 | Osg Corp | 工具の表面改質方法および工具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020621 |