JPH0957953A - インクジェット記録装置及び記録方法 - Google Patents
インクジェット記録装置及び記録方法Info
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- JPH0957953A JPH0957953A JP7217164A JP21716495A JPH0957953A JP H0957953 A JPH0957953 A JP H0957953A JP 7217164 A JP7217164 A JP 7217164A JP 21716495 A JP21716495 A JP 21716495A JP H0957953 A JPH0957953 A JP H0957953A
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- output
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Abstract
(57)【要約】
【課題】マルチスキャンによる印字において、記録画像
のムラをなくす効果を保ち、かつ記録画像のエッジ部の
ボケを解消するインクジェット記録装置を提供する。 【解決手段】インクを吐出する複数の吐出部を有する記
録ヘッドを記録媒体に対してn(nは2以上の整数)回
走査させ、記録媒体に画像を形成するインクジェット記
録装置において、記録画像データの輪郭部データと輪郭
部以外の部分のデータとを分離する輪郭分離回路700
4と、輪郭部以外の部分のデータを格納する第1記憶部
7001と、輪郭データを格納する第2記憶部7005
と、第1記憶部7001に格納されているデータに間引
きをかけて出力する間引き出力回路7008と、第2記
憶部7005に格納されているデータの出力と間引き出
力回路7008による出力を合成して出力する合成出力
回路7011,7012と、合成出力回路からの出力に
応じて記録素子を駆動する駆動回路とを具備する。
のムラをなくす効果を保ち、かつ記録画像のエッジ部の
ボケを解消するインクジェット記録装置を提供する。 【解決手段】インクを吐出する複数の吐出部を有する記
録ヘッドを記録媒体に対してn(nは2以上の整数)回
走査させ、記録媒体に画像を形成するインクジェット記
録装置において、記録画像データの輪郭部データと輪郭
部以外の部分のデータとを分離する輪郭分離回路700
4と、輪郭部以外の部分のデータを格納する第1記憶部
7001と、輪郭データを格納する第2記憶部7005
と、第1記憶部7001に格納されているデータに間引
きをかけて出力する間引き出力回路7008と、第2記
憶部7005に格納されているデータの出力と間引き出
力回路7008による出力を合成して出力する合成出力
回路7011,7012と、合成出力回路からの出力に
応じて記録素子を駆動する駆動回路とを具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録ヘッドからイン
クを吐出させて記録を行うインクジェット記録装置に関
する。
クを吐出させて記録を行うインクジェット記録装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスにおけるパーソナルコン
ピュータやワープロ、ファクシミリ等の普及により、こ
れらの機器の出力機として様々な記録方式のプリンタが
開発されている。その中でもインクジェット記録方式の
プリンタは、記録騒音が低く、また多種の記録媒体に高
品位の印字が可能であり、さらに容易に小型化できる等
の利点があるために、オフィスでのいわゆるパーソナル
ユースに適したものである。このようなインクジェット
記録装置の中でも、インクを貯蔵するインクタンクと、
電気信号を電気熱変換素子により熱に変換し、これによ
りインクに膜沸騰を生じさせ、その沸騰により生じる気
泡の圧力を利用してインクを飛翔させる記録ヘッドを一
体にして交換可能とした記録カートリッジを用いた構成
が主流になってきている。
ピュータやワープロ、ファクシミリ等の普及により、こ
れらの機器の出力機として様々な記録方式のプリンタが
開発されている。その中でもインクジェット記録方式の
プリンタは、記録騒音が低く、また多種の記録媒体に高
品位の印字が可能であり、さらに容易に小型化できる等
の利点があるために、オフィスでのいわゆるパーソナル
ユースに適したものである。このようなインクジェット
記録装置の中でも、インクを貯蔵するインクタンクと、
電気信号を電気熱変換素子により熱に変換し、これによ
りインクに膜沸騰を生じさせ、その沸騰により生じる気
泡の圧力を利用してインクを飛翔させる記録ヘッドを一
体にして交換可能とした記録カートリッジを用いた構成
が主流になってきている。
【0003】この記録カートリッジはインクタンクから
記録ヘッドまでのインク供給路を短縮することで、コス
トが節減できると共に吸引回復時のインク消費量を削減
することができる等の利点を有している。また、記録ヘ
ッドが寿命となるまでに使用する量のインクをインクタ
ンクに保持するようにした場合、ユーザが記録カートリ
ッジを交換することによって、インク供給および記録ヘ
ッドのメンテナンスを同時に行ったことになるなどの利
点がある。さらにユーザの用途に応じて、カラー記録用
とモノクロ記録用とでカートリッジを交換して使用する
ことが可能であり、そのような記録装置も提案されてい
る。
記録ヘッドまでのインク供給路を短縮することで、コス
トが節減できると共に吸引回復時のインク消費量を削減
することができる等の利点を有している。また、記録ヘ
ッドが寿命となるまでに使用する量のインクをインクタ
ンクに保持するようにした場合、ユーザが記録カートリ
ッジを交換することによって、インク供給および記録ヘ
ッドのメンテナンスを同時に行ったことになるなどの利
点がある。さらにユーザの用途に応じて、カラー記録用
とモノクロ記録用とでカートリッジを交換して使用する
ことが可能であり、そのような記録装置も提案されてい
る。
【0004】記録される画像の品位は記録ヘッド単体の
性能に依存するところが大きく、記録ヘッドの吐出口の
形状や電気熱変換素子のバラツキ等の記録ヘッド製作工
程時に生じる僅かな違いが、それぞれ吐出されるインク
の吐出量や吐出方向の向きに影響を及ぼし、最終的に形
成される画像の濃度ムラとして画像品位を劣化させる原
因となってしまう。
性能に依存するところが大きく、記録ヘッドの吐出口の
形状や電気熱変換素子のバラツキ等の記録ヘッド製作工
程時に生じる僅かな違いが、それぞれ吐出されるインク
の吐出量や吐出方向の向きに影響を及ぼし、最終的に形
成される画像の濃度ムラとして画像品位を劣化させる原
因となってしまう。
【0005】この具体例を図11,図12を用いて説明
する。図11(a)において、1101はマルチヘッド
(インクの吐出口を複数個有するヘッド)であり、簡単
のため8個のノズル1102を有するものとする。11
03はノズル1102によって吐出されたインク滴であ
り、通常はこの図のように揃った吐出量で、揃った方向
にインクが吐出されるのが理想である。もし、この様な
吐出が行われれば、図11(a)に示したように紙面上
に揃った大きさのドットが着弾され、図11(c)に示
すように全体的にも濃度ムラの無い一様な画像が得られ
るのである。しかし、実際には先にも述べたようにノズ
ル1つ1つにはそれぞれバラツキがあり、そのまま上記
と同じように印字を行ってしまうと、図12(a)に示
したようにそれぞれのノズルより吐出されるインク滴の
大きさおよび向きにバラツキが生じ、紙面上においては
図12(a)に示すように着弾される。この図によれ
ば、ヘッド主走査方向に対し、周期的にエリアファクタ
ー100%を満たせない白紙の部分が存在したり、また
逆に必要以上にドットが重なりあったり、あるいはこの
図中央に見られる様な白筋が発生したりしている。この
様な状態で着弾されたドットの集まりはノズル並び方向
に対し、図12(c)に示したような濃度分布となり、
結果的には、通常人間の目で見た限りで、これらの現象
が濃度ムラとして感知される。
する。図11(a)において、1101はマルチヘッド
(インクの吐出口を複数個有するヘッド)であり、簡単
のため8個のノズル1102を有するものとする。11
03はノズル1102によって吐出されたインク滴であ
り、通常はこの図のように揃った吐出量で、揃った方向
にインクが吐出されるのが理想である。もし、この様な
吐出が行われれば、図11(a)に示したように紙面上
に揃った大きさのドットが着弾され、図11(c)に示
すように全体的にも濃度ムラの無い一様な画像が得られ
るのである。しかし、実際には先にも述べたようにノズ
ル1つ1つにはそれぞれバラツキがあり、そのまま上記
と同じように印字を行ってしまうと、図12(a)に示
したようにそれぞれのノズルより吐出されるインク滴の
大きさおよび向きにバラツキが生じ、紙面上においては
図12(a)に示すように着弾される。この図によれ
ば、ヘッド主走査方向に対し、周期的にエリアファクタ
ー100%を満たせない白紙の部分が存在したり、また
逆に必要以上にドットが重なりあったり、あるいはこの
図中央に見られる様な白筋が発生したりしている。この
様な状態で着弾されたドットの集まりはノズル並び方向
に対し、図12(c)に示したような濃度分布となり、
結果的には、通常人間の目で見た限りで、これらの現象
が濃度ムラとして感知される。
【0006】そこでこの濃度ムラ対策として、例えば特
開昭60−107975号公報のような方法が提案され
ている。
開昭60−107975号公報のような方法が提案され
ている。
【0007】図13および図14によりその方法を説明
する。この方法によると図11および図12で示した印
字領域を完成させるのにマルチヘッド2001を3回ス
キャンしているが、その半分4画素単位の領域は2パス
で完成している。この場合マルチヘッドの8ノズルは、
上4ノズルと、下4ノズルのグループに分けられ、1ノ
ズルが1回のスキャンで印字するドットは、規定の画像
データを、ある所定の画像データ配列に従い、約半分に
間引いたものである。そして2回目のスキャン時に残り
の半分の画像データへドットを埋め込み、4画素単位領
域の印字を完成させる。以上の様な記録法を以下マルチ
パス記録法と称す。
する。この方法によると図11および図12で示した印
字領域を完成させるのにマルチヘッド2001を3回ス
キャンしているが、その半分4画素単位の領域は2パス
で完成している。この場合マルチヘッドの8ノズルは、
上4ノズルと、下4ノズルのグループに分けられ、1ノ
ズルが1回のスキャンで印字するドットは、規定の画像
データを、ある所定の画像データ配列に従い、約半分に
間引いたものである。そして2回目のスキャン時に残り
の半分の画像データへドットを埋め込み、4画素単位領
域の印字を完成させる。以上の様な記録法を以下マルチ
パス記録法と称す。
【0008】この様な記録法を用いると、図12で示し
たマルチヘッドと等しいものを使用しても、各ノズル固
有の印字画像への影響が半減されるので、印字された画
像は図13(a)のようになり、図12(a)に見える
ような黒筋や白筋が余り目立たなくなる。従って濃度ム
ラも図13(c)に示す様に図12の場合と比べ、かな
り緩和される。
たマルチヘッドと等しいものを使用しても、各ノズル固
有の印字画像への影響が半減されるので、印字された画
像は図13(a)のようになり、図12(a)に見える
ような黒筋や白筋が余り目立たなくなる。従って濃度ム
ラも図13(c)に示す様に図12の場合と比べ、かな
り緩和される。
【0009】この様な記録を行う際、1スキャン目と2
スキャン目では、画像データをある決まった配列に従い
互いに埋め合わせる形で分割するが、通常この画像デー
タ配列(間引きパターン)とは図14に示すように、縦
横1画素毎に、丁度千鳥格子になるようなものを用いる
もがもっとも一般的である。
スキャン目では、画像データをある決まった配列に従い
互いに埋め合わせる形で分割するが、通常この画像デー
タ配列(間引きパターン)とは図14に示すように、縦
横1画素毎に、丁度千鳥格子になるようなものを用いる
もがもっとも一般的である。
【0010】従って単位印字領域(ここでは4画素単
位)に於いては千鳥格子を印字する1スキャン目と、逆
千鳥格子を印字する2スキャン目によって印字が完成さ
れるものである。
位)に於いては千鳥格子を印字する1スキャン目と、逆
千鳥格子を印字する2スキャン目によって印字が完成さ
れるものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
スキャンにより画像を形成することで、ローコストの記
録装置では、各スキャンごとにドットの着弾位置が主走
査方向および副走査方向に対して若干ずれるために、記
録画像の縁(以後、エッジと称する)はぼけてしまう。
特に記録画像が文字などの場合には、図15に示される
ようにエッジの縦横の線がぼけて文字品位の低下につな
がる。
スキャンにより画像を形成することで、ローコストの記
録装置では、各スキャンごとにドットの着弾位置が主走
査方向および副走査方向に対して若干ずれるために、記
録画像の縁(以後、エッジと称する)はぼけてしまう。
特に記録画像が文字などの場合には、図15に示される
ようにエッジの縦横の線がぼけて文字品位の低下につな
がる。
【0012】従って、本発明は上述した課題に鑑みてな
されたものであり、その目的は、マルチスキャンによる
印字において、記録画像のムラをなくす効果を保ち、か
つ記録画像のエッジ部のボケを解消するインクジェット
記録装置及び記録方法を提供することである。
されたものであり、その目的は、マルチスキャンによる
印字において、記録画像のムラをなくす効果を保ち、か
つ記録画像のエッジ部のボケを解消するインクジェット
記録装置及び記録方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し目
的を達成するために、本発明に係わるインクジェット記
録装置は、インクを吐出する複数の吐出部を有する記録
ヘッドを記録媒体に対してn(nは2以上の整数)回走
査させ、記録媒体に画像を形成するインクジェット記録
装置において、記録画像データの輪郭部データと前記輪
郭部以外の部分のデータとを分離する輪郭分離手段と、
前記輪郭部以外の部分のデータを格納する第1記憶手段
と、前記輪郭データを格納する第2記憶手段と、前記第
1記憶手段に格納されているデータに間引きをかけて出
力する間引き出力手段と、前記第2記憶手段に格納され
ているデータの出力と前記間引き出力手段による出力を
合成して出力する合成出力手段と、前記合成出力手段か
らの出力に応じて記録素子を駆動する駆動手段とを具備
したことを特徴としている。
的を達成するために、本発明に係わるインクジェット記
録装置は、インクを吐出する複数の吐出部を有する記録
ヘッドを記録媒体に対してn(nは2以上の整数)回走
査させ、記録媒体に画像を形成するインクジェット記録
装置において、記録画像データの輪郭部データと前記輪
郭部以外の部分のデータとを分離する輪郭分離手段と、
前記輪郭部以外の部分のデータを格納する第1記憶手段
と、前記輪郭データを格納する第2記憶手段と、前記第
1記憶手段に格納されているデータに間引きをかけて出
力する間引き出力手段と、前記第2記憶手段に格納され
ているデータの出力と前記間引き出力手段による出力を
合成して出力する合成出力手段と、前記合成出力手段か
らの出力に応じて記録素子を駆動する駆動手段とを具備
したことを特徴としている。
【0014】また、この発明に係わるインクジェット記
録装置において、前記合成手段において、記録媒体への
記録走査がまだ行われていない部分を走査する記録素子
の駆動に寄与する出力データ部は、前記第2記憶手段に
格納されているデータの出力と前記間引き出力手段によ
る出力との理論和を出力し、記録媒体への記録走査が行
われている部分を走査する記録素子の駆動に寄与する出
力データ部は、前記間引き出力手段による出力を出力す
ることを特徴としている。
録装置において、前記合成手段において、記録媒体への
記録走査がまだ行われていない部分を走査する記録素子
の駆動に寄与する出力データ部は、前記第2記憶手段に
格納されているデータの出力と前記間引き出力手段によ
る出力との理論和を出力し、記録媒体への記録走査が行
われている部分を走査する記録素子の駆動に寄与する出
力データ部は、前記間引き出力手段による出力を出力す
ることを特徴としている。
【0015】また、この発明に係わるインクジェット記
録装置において、前記合成出力手段において、n回の走
査の内の1回の走査だけ前記第2記憶手段に格納されて
いるデータを出力して前記走査以外の(n−1)回の走
査では空白(ヌル)データと前記間引き出力手段による
出力との理論和を出力することを特徴としている。
録装置において、前記合成出力手段において、n回の走
査の内の1回の走査だけ前記第2記憶手段に格納されて
いるデータを出力して前記走査以外の(n−1)回の走
査では空白(ヌル)データと前記間引き出力手段による
出力との理論和を出力することを特徴としている。
【0016】また、本発明に係わるインクジェット記録
装置は、インクを吐出する複数の吐出部を有する記録ヘ
ッドを記録媒体に対してn(nは2以上の整数)回走査
させ、記録媒体に画像を形成するインクジェット記録装
置において、前記画像データを格納する第1記憶手段
と、前記記録画像データの輪郭部データを分離する輪郭
分離手段と、前記輪郭データを格納する第2記憶手段
と、前記第1記憶手段に格納されているデータに間引き
をかけて出力する間引き出力手段と、前記第2記憶手段
に格納されているデータを出力する第1出力手段と、n
回の走査の内の1回の走査だけ前記第1出力手段による
出力を出力して前記走査以外の(n−1)回の走査では
空白(ヌル)データを出力する第2出力手段と、前記第
1出力手段の出力の反転と前記間引き出力手段による出
力との理論積と第2出力手段による出力との理論和を出
力する合成出力手段と、前記合成手段による出力に応じ
て記録素子を駆動する駆動手段とを具備したことを特徴
としている。
装置は、インクを吐出する複数の吐出部を有する記録ヘ
ッドを記録媒体に対してn(nは2以上の整数)回走査
させ、記録媒体に画像を形成するインクジェット記録装
置において、前記画像データを格納する第1記憶手段
と、前記記録画像データの輪郭部データを分離する輪郭
分離手段と、前記輪郭データを格納する第2記憶手段
と、前記第1記憶手段に格納されているデータに間引き
をかけて出力する間引き出力手段と、前記第2記憶手段
に格納されているデータを出力する第1出力手段と、n
回の走査の内の1回の走査だけ前記第1出力手段による
出力を出力して前記走査以外の(n−1)回の走査では
空白(ヌル)データを出力する第2出力手段と、前記第
1出力手段の出力の反転と前記間引き出力手段による出
力との理論積と第2出力手段による出力との理論和を出
力する合成出力手段と、前記合成手段による出力に応じ
て記録素子を駆動する駆動手段とを具備したことを特徴
としている。
【0017】また、この発明に係わるインクジェット記
録装置において、前記記録ヘッドは、熱エネルギーを用
いてインクを吐出することを特徴としている。
録装置において、前記記録ヘッドは、熱エネルギーを用
いてインクを吐出することを特徴としている。
【0018】また、本発明に係わるインクジェット記録
方法は、記録ヘッドを記録媒体に対してn(nは2以上
の整数)回走査させ、記録媒体に画像を形成するインク
ジェット記録方法において、記録画像の輪郭部を1回の
走査で完成させ、前記輪郭部以外の記録画像をn回の走
査で完成させることを特徴としている。
方法は、記録ヘッドを記録媒体に対してn(nは2以上
の整数)回走査させ、記録媒体に画像を形成するインク
ジェット記録方法において、記録画像の輪郭部を1回の
走査で完成させ、前記輪郭部以外の記録画像をn回の走
査で完成させることを特徴としている。
【0019】また、この発明に係わるインクジェット記
録方法において、さらに、前記記録画像の輪郭部データ
と前記輪郭部以外のデータを抽出することを特徴として
いる。
録方法において、さらに、前記記録画像の輪郭部データ
と前記輪郭部以外のデータを抽出することを特徴として
いる。
【0020】前記構成によれば、記録画像のエッジ部を
1回のスキャンで完成させ、エッジ以外の画像を複数ス
キャンで完成させることが可能となり、ハーフトーン画
像ではムラが無く、文字部ではエッジのはっきりした高
品位の画像を実現した記録装置及び記録方法を提供する
ことを可能とした。
1回のスキャンで完成させ、エッジ以外の画像を複数ス
キャンで完成させることが可能となり、ハーフトーン画
像ではムラが無く、文字部ではエッジのはっきりした高
品位の画像を実現した記録装置及び記録方法を提供する
ことを可能とした。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態のイン
クジェット記録装置について、添付図面を参照して詳細
に説明する。
クジェット記録装置について、添付図面を参照して詳細
に説明する。
【0022】図2乃至図9は、本発明が実施もしくは適
用される好適なインクジェットユニットIJU、インク
ジェットヘッドIJH、インクタンクIT、インクジェ
ットカートリッジIJC、インクジェット記録装置本体
IJRA、キャリッジHCのそれぞれおよびそれぞれの
関係を説明するための説明図である。以下これらの図面
を用いて各部構成の説明を行う。
用される好適なインクジェットユニットIJU、インク
ジェットヘッドIJH、インクタンクIT、インクジェ
ットカートリッジIJC、インクジェット記録装置本体
IJRA、キャリッジHCのそれぞれおよびそれぞれの
関係を説明するための説明図である。以下これらの図面
を用いて各部構成の説明を行う。
【0023】(装置本体の概略説明)図2は、本発明に
適用されるインクジェット記録装置IJRAの一例を示
す概略図である。図2において、駆動モータ5013の
正逆回転に連動して駆動力伝達ギア5011,5009
を介して回転するリードスクリュー5004の螺旋溝5
005に対して係合するキャリッジHCはピン(不図
示)を有し、矢印a,b方向に往復移動される。このキ
ャリッジHCには、インクジェットカートリッジIJC
が搭載されている。5002は紙押え板であり、キャリ
ッジ移動方向にわたって紙をプラテン5000に対して
押圧する。5007,5008はフォトカプラで、キャ
リッジのレバー5006のこの域での存在を確認して、
モータ5013の回転方向切換等を行うためのホームポ
ジション検知手段である。5016は記録ヘッドの前面
をキャップするキャップ部材5022を支持する部材
で、5015はこのキャップ内を吸引する吸引手段でキ
ャップ内開口5023を介して記録ヘッドの吸引回復を
行う。5017はクリーニングブレードで、5019は
このブレードを前後方向に移動可能にする部材であり、
本体支持板5018にこれらは支持されている。ブレー
ドは、この形態でなく周知のクリーニングブレードが本
例に適用できることはいうまでもない。5024は温度
又は湿度センサであり、インクジェット記録装置のおか
れている温湿度を検出することができる。またインクジ
ェット記録ヘッドの温度を予測することも可能となる。
これはインクジェットカートリッジIJCに取り付けら
れていても良く、直接インクジェットユニットIJUに
取り付けて検知しても良い。
適用されるインクジェット記録装置IJRAの一例を示
す概略図である。図2において、駆動モータ5013の
正逆回転に連動して駆動力伝達ギア5011,5009
を介して回転するリードスクリュー5004の螺旋溝5
005に対して係合するキャリッジHCはピン(不図
示)を有し、矢印a,b方向に往復移動される。このキ
ャリッジHCには、インクジェットカートリッジIJC
が搭載されている。5002は紙押え板であり、キャリ
ッジ移動方向にわたって紙をプラテン5000に対して
押圧する。5007,5008はフォトカプラで、キャ
リッジのレバー5006のこの域での存在を確認して、
モータ5013の回転方向切換等を行うためのホームポ
ジション検知手段である。5016は記録ヘッドの前面
をキャップするキャップ部材5022を支持する部材
で、5015はこのキャップ内を吸引する吸引手段でキ
ャップ内開口5023を介して記録ヘッドの吸引回復を
行う。5017はクリーニングブレードで、5019は
このブレードを前後方向に移動可能にする部材であり、
本体支持板5018にこれらは支持されている。ブレー
ドは、この形態でなく周知のクリーニングブレードが本
例に適用できることはいうまでもない。5024は温度
又は湿度センサであり、インクジェット記録装置のおか
れている温湿度を検出することができる。またインクジ
ェット記録ヘッドの温度を予測することも可能となる。
これはインクジェットカートリッジIJCに取り付けら
れていても良く、直接インクジェットユニットIJUに
取り付けて検知しても良い。
【0024】又、5021は、吸引回復の吸引を開始す
るためのレバーで、キャリッジと係合するカム5020
の移動に伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラ
ッチ切換等の公知の伝達手段で移動制御される。
るためのレバーで、キャリッジと係合するカム5020
の移動に伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラ
ッチ切換等の公知の伝達手段で移動制御される。
【0025】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側領域にきた
ときにリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行なえるように構成されてい
るが、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
引回復は、キャリッジがホームポジション側領域にきた
ときにリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行なえるように構成されてい
るが、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
【0026】本例でのインクジェットカートリッジIJ
Cは、図3の斜視図でわかるように、インクの収納割合
が大きくなっているもので、インクタンクITの前方面
よりもわずかにインクジェットユニットIJUの先端部
が突出した形状である。このインクジェットカートリッ
ジIJCは、インクジェット記録装置本体IJRAに載
置されているキャリッジHCの後述する位置決め手段、
及び電気的接点とによって固定支持されると共に、キャ
リッジHCに対して着脱可能に構成されている。
Cは、図3の斜視図でわかるように、インクの収納割合
が大きくなっているもので、インクタンクITの前方面
よりもわずかにインクジェットユニットIJUの先端部
が突出した形状である。このインクジェットカートリッ
ジIJCは、インクジェット記録装置本体IJRAに載
置されているキャリッジHCの後述する位置決め手段、
及び電気的接点とによって固定支持されると共に、キャ
リッジHCに対して着脱可能に構成されている。
【0027】(インクジェットユニットIJUの構成説
明)インクジェットユニットIJUは、電気信号に応じ
て膜沸騰をインクに対して生じせしめるための熱エネル
ギーを生成する電気熱変換体を用いて記録を行う方式の
ユニットである。
明)インクジェットユニットIJUは、電気信号に応じ
て膜沸騰をインクに対して生じせしめるための熱エネル
ギーを生成する電気熱変換体を用いて記録を行う方式の
ユニットである。
【0028】図4において、100はSi基板上に複数
の列状に配された電気熱変換体(吐出ヒータ)と、これ
に電力を供給するアルミ等の電気配線とが成膜技術によ
り形成されて成るヒータボードである。200はヒータ
ボード100に対する配線基板であり、ヒータボード1
00の配線に対応する配線(例えばワイヤボンデイング
により接続される)と、この配線の端部に位置し本体装
置からの電気信号を受けるパッド201とを有してい
る。
の列状に配された電気熱変換体(吐出ヒータ)と、これ
に電力を供給するアルミ等の電気配線とが成膜技術によ
り形成されて成るヒータボードである。200はヒータ
ボード100に対する配線基板であり、ヒータボード1
00の配線に対応する配線(例えばワイヤボンデイング
により接続される)と、この配線の端部に位置し本体装
置からの電気信号を受けるパッド201とを有してい
る。
【0029】1300は複数のインク流路を夫々区分す
るための隔壁や共通液室等を設けた溝付天板で、インク
タンクから供給されるインクを受けて共通液室へ導入す
るインク受け口1500と、吐出口を複数有するオリフ
ィスプレート400を一体成型したものである。これら
の一体成型材料としてはポリサルフォンが好ましいが、
他の成型用樹脂材料でも良い。
るための隔壁や共通液室等を設けた溝付天板で、インク
タンクから供給されるインクを受けて共通液室へ導入す
るインク受け口1500と、吐出口を複数有するオリフ
ィスプレート400を一体成型したものである。これら
の一体成型材料としてはポリサルフォンが好ましいが、
他の成型用樹脂材料でも良い。
【0030】300は配線基板200の裏面を平面で支
持する例えば金属性の支持体で、インクジェットユニッ
トの底板となる。500は押えばねであり、M字形状で
そのM字の中央で共通液室を押圧すると共に前だれ部5
01で液路の一部を線圧で押圧する。ヒータボード10
0および天板1300を押えばねの足部が支持体300
の穴3121を通って支持体300の裏面側に係合する
ことで、これらをはさみ込んだ状態で両者を係合させる
ことにより、押えばね500とその前だれ部501の付
勢力によってヒータボード100と天板1300とを圧
着固定する。又、支持体300は、インクタンクITの
2つの位置決め凸起1012及び位置決め且つ熱融着保
持用凸起1800,1801に係合する位置決め用穴3
12,1900,2000を有する他、装置本体IJR
AのキャリッジHCに対する位置決め用の突起250
0,2600を裏面側に有している。加えて支持体30
0はインクタンクからのインク供給を可能とするインク
供給管2200(後述)を貫通可能にする穴320をも
有している。支持体300に対する配線基板200の取
付は、接着剤等で貼着して行われる。
持する例えば金属性の支持体で、インクジェットユニッ
トの底板となる。500は押えばねであり、M字形状で
そのM字の中央で共通液室を押圧すると共に前だれ部5
01で液路の一部を線圧で押圧する。ヒータボード10
0および天板1300を押えばねの足部が支持体300
の穴3121を通って支持体300の裏面側に係合する
ことで、これらをはさみ込んだ状態で両者を係合させる
ことにより、押えばね500とその前だれ部501の付
勢力によってヒータボード100と天板1300とを圧
着固定する。又、支持体300は、インクタンクITの
2つの位置決め凸起1012及び位置決め且つ熱融着保
持用凸起1800,1801に係合する位置決め用穴3
12,1900,2000を有する他、装置本体IJR
AのキャリッジHCに対する位置決め用の突起250
0,2600を裏面側に有している。加えて支持体30
0はインクタンクからのインク供給を可能とするインク
供給管2200(後述)を貫通可能にする穴320をも
有している。支持体300に対する配線基板200の取
付は、接着剤等で貼着して行われる。
【0031】尚、支持体300の凹部2400,240
1は、それぞれ位置決め用突起2500,2600の近
傍に設けられており、組立てられたインクジェットカー
トリッジIJC(図3)において、その周囲の3辺を平
行溝3000,3001の複数で形成されたヘッド先端
域の延長点にあって、ゴミやインク等の不用物が突起2
500,2600に至ることがないように位置してい
る。この平行溝3000が形成されている蓋部材800
は、図3でわかるように、インクジェットカートリッジ
IJCの外壁を形成すると共に、インクジェットユニッ
トIJUを収納する空間部を形成している。又、この平
行溝3001が形成されているインク供給部材600
は、前述したインク供給管2200に連続するインク導
管1600を供給管2200側が固定の片持ちばりとし
て形成し、インク導管の固定側とインク供給管2200
との毛管現象を確保するための封止ピン602が挿入さ
れている。尚、601はインクタンクITと供給管22
00との結合シールを行うパッキン、700は供給管の
タンク側端部に設けられたフィルタである。
1は、それぞれ位置決め用突起2500,2600の近
傍に設けられており、組立てられたインクジェットカー
トリッジIJC(図3)において、その周囲の3辺を平
行溝3000,3001の複数で形成されたヘッド先端
域の延長点にあって、ゴミやインク等の不用物が突起2
500,2600に至ることがないように位置してい
る。この平行溝3000が形成されている蓋部材800
は、図3でわかるように、インクジェットカートリッジ
IJCの外壁を形成すると共に、インクジェットユニッ
トIJUを収納する空間部を形成している。又、この平
行溝3001が形成されているインク供給部材600
は、前述したインク供給管2200に連続するインク導
管1600を供給管2200側が固定の片持ちばりとし
て形成し、インク導管の固定側とインク供給管2200
との毛管現象を確保するための封止ピン602が挿入さ
れている。尚、601はインクタンクITと供給管22
00との結合シールを行うパッキン、700は供給管の
タンク側端部に設けられたフィルタである。
【0032】このインク供給部材600は、モールド成
形されているので、安価で位置精度が高く形成製造上の
精度低下を無くしているだけでなく、片持ちばりの導管
1600によって大量生産時においても導管1600の
上述のインク受け口1500に対する圧接状態が安定化
できる。本例では、この圧接状態下で封止用接着剤をイ
ンク供給部材側から流し込むだけで、完全な連通状態を
確実に得ることができている。尚、インク供給部材60
0の支持体300に対する固定は、支持体300の穴1
901,1902に対するインク供給部材600の裏面
側ピン(不図示)を支持体300の穴1901,190
2を介して貫通突出せしめ、支持体300の裏面側に突
出した部分を熱融着することで簡単に行われる。尚、こ
の熱融着された裏面部のわずかな突出領域は、インクタ
ンクITのインクジェットユニットIJU取付面側壁面
のくぼみ(不図示)内に収められるのでユニットIJU
の位置決め面は正確に得られる。
形されているので、安価で位置精度が高く形成製造上の
精度低下を無くしているだけでなく、片持ちばりの導管
1600によって大量生産時においても導管1600の
上述のインク受け口1500に対する圧接状態が安定化
できる。本例では、この圧接状態下で封止用接着剤をイ
ンク供給部材側から流し込むだけで、完全な連通状態を
確実に得ることができている。尚、インク供給部材60
0の支持体300に対する固定は、支持体300の穴1
901,1902に対するインク供給部材600の裏面
側ピン(不図示)を支持体300の穴1901,190
2を介して貫通突出せしめ、支持体300の裏面側に突
出した部分を熱融着することで簡単に行われる。尚、こ
の熱融着された裏面部のわずかな突出領域は、インクタ
ンクITのインクジェットユニットIJU取付面側壁面
のくぼみ(不図示)内に収められるのでユニットIJU
の位置決め面は正確に得られる。
【0033】(インクタンクITの構成説明)インクタ
ンクは、カートリッジ本体1000と、インク吸収体9
00と、インク吸収体900をカートリッジ本体100
0の上記ユニットIJU取付面とは反対側の側面から挿
入した後、これを封止する蓋部材1100とで構成され
ている。900はインクを含浸させるための吸収体であ
り、カートリッジ本体1000内に配置される。120
0は上記各部100〜600からなるユニットIJUに
対してインクを供給するための供給口であると共に、当
該ユニットをカートリッジ本体1000の部分1010
に配置する前の行程で供給口1200よりインクを注入
することにより吸収体900のインク含浸を行うための
注入口でもある。
ンクは、カートリッジ本体1000と、インク吸収体9
00と、インク吸収体900をカートリッジ本体100
0の上記ユニットIJU取付面とは反対側の側面から挿
入した後、これを封止する蓋部材1100とで構成され
ている。900はインクを含浸させるための吸収体であ
り、カートリッジ本体1000内に配置される。120
0は上記各部100〜600からなるユニットIJUに
対してインクを供給するための供給口であると共に、当
該ユニットをカートリッジ本体1000の部分1010
に配置する前の行程で供給口1200よりインクを注入
することにより吸収体900のインク含浸を行うための
注入口でもある。
【0034】この本例では、インクを供給可能な部分
は、大気連通口とこの供給口とになるが、インク吸収体
からのインク供給性を良好に行うための本体1000内
リブ2300と蓋部材1100の部分リブ2301,2
302とによって形成されたタンク内空気存在領域を、
大気連通口1401側から連続させてインク供給口12
00から最も遠い角部域にわたって形成している構成を
とっているので、相対的に良好かつ均一な吸収体へのイ
ンク供給は、この供給口1200側から行われることが
重要である。この方法は実用上極めて有効である。この
リブ2300は、インクタンクの本体1000の後方面
において、キャリッジ移動方向に平行なリブを複数本有
し、吸収体が後方面に密着することを防止している。
又、部分リブ2301,2302は、同様にリブ230
0に対して対応する延長上にある蓋部材1100の内面
に設けられているが、リブ2300とは異なり分割され
た状態となっていて空気の存在空間を前者より増加させ
ている。尚、部分リブ2301,2302は蓋部材11
00の全面積の半分以下の面に分散された形となってい
る。これらのリブによってインク吸収体のタンク供給口
1200から最も遠い角部の領域のインクをより安定さ
せつつも確実に供給口1200側へ毛管力で導くことが
できた。1401はカートリッジ内部を大気に連通する
ために蓋部材に設けた大気連通口である。1400は大
気連通口1401の内方に配置される撥液材であり、こ
れにより大気連通口1401からのインク漏洩が防止さ
れる。
は、大気連通口とこの供給口とになるが、インク吸収体
からのインク供給性を良好に行うための本体1000内
リブ2300と蓋部材1100の部分リブ2301,2
302とによって形成されたタンク内空気存在領域を、
大気連通口1401側から連続させてインク供給口12
00から最も遠い角部域にわたって形成している構成を
とっているので、相対的に良好かつ均一な吸収体へのイ
ンク供給は、この供給口1200側から行われることが
重要である。この方法は実用上極めて有効である。この
リブ2300は、インクタンクの本体1000の後方面
において、キャリッジ移動方向に平行なリブを複数本有
し、吸収体が後方面に密着することを防止している。
又、部分リブ2301,2302は、同様にリブ230
0に対して対応する延長上にある蓋部材1100の内面
に設けられているが、リブ2300とは異なり分割され
た状態となっていて空気の存在空間を前者より増加させ
ている。尚、部分リブ2301,2302は蓋部材11
00の全面積の半分以下の面に分散された形となってい
る。これらのリブによってインク吸収体のタンク供給口
1200から最も遠い角部の領域のインクをより安定さ
せつつも確実に供給口1200側へ毛管力で導くことが
できた。1401はカートリッジ内部を大気に連通する
ために蓋部材に設けた大気連通口である。1400は大
気連通口1401の内方に配置される撥液材であり、こ
れにより大気連通口1401からのインク漏洩が防止さ
れる。
【0035】前述したインクタンクITのインク収容空
間は長方体形状であり、その長辺を側面にもつ場合であ
るので上述したリブの配置構成は特に有効であるが、キ
ャリッジの移動方向に長辺をもつ場合又は立体の場合
は、蓋部材1100の全体にリブを設けるようにするこ
とでインク吸収体900からのインク供給を安定化でき
る。
間は長方体形状であり、その長辺を側面にもつ場合であ
るので上述したリブの配置構成は特に有効であるが、キ
ャリッジの移動方向に長辺をもつ場合又は立体の場合
は、蓋部材1100の全体にリブを設けるようにするこ
とでインク吸収体900からのインク供給を安定化でき
る。
【0036】又、インクタンクITの上記ユニットIJ
Uの取付面の構成は図5によって示されている。オリフ
ィスプレート400の突出口のほぼ中心を通って、タン
クITの底面もしくはキャリッジの表面の載置基準面に
平行な直線をL1とすると、支持体300の穴312に
係合する2つの位置決め凸起1012はこの直線L1上
にある。この凸起1012の高さは支持体300の厚み
よりわずかに低く、支持体300の位置決めを行う。こ
の図面上で直線L1の延長上には、キャリッジの位置決
め用フック4001の90°角の係合面4002が係合
する爪2100が位置しており、キャリッジに対する位
置決めの作用力がこの直線L1を含む上記基準面に平行
な面領域で作用するように構成されている。図6で後述
するが、これらの関係は、インクタンクのみの位置決め
の精度がヘッドの吐出口の位置決め精度と同等となるの
で有効な構成となる。
Uの取付面の構成は図5によって示されている。オリフ
ィスプレート400の突出口のほぼ中心を通って、タン
クITの底面もしくはキャリッジの表面の載置基準面に
平行な直線をL1とすると、支持体300の穴312に
係合する2つの位置決め凸起1012はこの直線L1上
にある。この凸起1012の高さは支持体300の厚み
よりわずかに低く、支持体300の位置決めを行う。こ
の図面上で直線L1の延長上には、キャリッジの位置決
め用フック4001の90°角の係合面4002が係合
する爪2100が位置しており、キャリッジに対する位
置決めの作用力がこの直線L1を含む上記基準面に平行
な面領域で作用するように構成されている。図6で後述
するが、これらの関係は、インクタンクのみの位置決め
の精度がヘッドの吐出口の位置決め精度と同等となるの
で有効な構成となる。
【0037】又、支持体300のインクタンク側面への
固定用穴1900,2000に夫々対応するインクタン
クの突起1800,1801は前述の凸起1012より
も長く、支持体300を貫通して突出した部分を熱融着
して支持体300をその側面に固定するためのものであ
る。上述の線L1に垂直でこの突起1800を通る直線
をL3、突起1801を通る直線をL2としたとき、直
線L3上には上記供給口1200のほぼ中心が位置する
ので、供給部の口1200と供給管2200との結合状
態を安定化する作用をし、落下や衝撃によってもこれら
の結合状態への負荷を軽減できるので好ましい構成であ
る。又、直線L2,L3は一致していず、ヘッドIJH
の吐出口側の凸起1012周辺に突起1800,180
1が存在しているので、さらにヘッドIJHのタンクに
対する位置決めの補強効果を生んでいる。尚、L4で示
される曲線は、インク供給部材600の接着時の外壁位
置である。突起1800,1801はその曲線L4に沿
っているので、ヘッドIJHの先端側構成の重量に対し
ても十分な強度と位置精度を与えている。尚、2700
はインクタンクITの先端ツバで、キャリッジの前板4
000の穴に挿入されて、インクタンクの変位が極端に
悪くなるような異変時に対して設けられている。210
1は、キャリッジHCとの更なる位置決め部との係合部
である。
固定用穴1900,2000に夫々対応するインクタン
クの突起1800,1801は前述の凸起1012より
も長く、支持体300を貫通して突出した部分を熱融着
して支持体300をその側面に固定するためのものであ
る。上述の線L1に垂直でこの突起1800を通る直線
をL3、突起1801を通る直線をL2としたとき、直
線L3上には上記供給口1200のほぼ中心が位置する
ので、供給部の口1200と供給管2200との結合状
態を安定化する作用をし、落下や衝撃によってもこれら
の結合状態への負荷を軽減できるので好ましい構成であ
る。又、直線L2,L3は一致していず、ヘッドIJH
の吐出口側の凸起1012周辺に突起1800,180
1が存在しているので、さらにヘッドIJHのタンクに
対する位置決めの補強効果を生んでいる。尚、L4で示
される曲線は、インク供給部材600の接着時の外壁位
置である。突起1800,1801はその曲線L4に沿
っているので、ヘッドIJHの先端側構成の重量に対し
ても十分な強度と位置精度を与えている。尚、2700
はインクタンクITの先端ツバで、キャリッジの前板4
000の穴に挿入されて、インクタンクの変位が極端に
悪くなるような異変時に対して設けられている。210
1は、キャリッジHCとの更なる位置決め部との係合部
である。
【0038】インクタンクITは、ユニットIJUを装
着された後に蓋800で覆うことで、ユニットIJUを
下方開口を除いて包囲する形状となるが、インクジェッ
トカートリッジIJCとしては、キャリッジHCに載置
するための下方開口はキャリッジHCと近接するため、
実質的な4方包囲空間を形成してしまう。従って、この
包囲空間内にあるヘッドIJHからの発熱はこの空間内
の保温空間として有効となるものの長期連続使用として
は、わずかな昇温となる。このため本例では、支持体の
自然放熱を助けるためにカートリッジIJCの上方面
に、この空間よりは小さい幅のスリット1700を設け
て、昇温を防止しつつもユニットIJU全体の温度分布
の均一化を環境に左右されないようにすることができ
た。
着された後に蓋800で覆うことで、ユニットIJUを
下方開口を除いて包囲する形状となるが、インクジェッ
トカートリッジIJCとしては、キャリッジHCに載置
するための下方開口はキャリッジHCと近接するため、
実質的な4方包囲空間を形成してしまう。従って、この
包囲空間内にあるヘッドIJHからの発熱はこの空間内
の保温空間として有効となるものの長期連続使用として
は、わずかな昇温となる。このため本例では、支持体の
自然放熱を助けるためにカートリッジIJCの上方面
に、この空間よりは小さい幅のスリット1700を設け
て、昇温を防止しつつもユニットIJU全体の温度分布
の均一化を環境に左右されないようにすることができ
た。
【0039】インクジェットカートリッジIJCとして
組立てられると、インクはカートリッジ内部より供給口
1200、支持体300に設けた穴320および供給供
給部材600の中裏面側に設けた導入口を介して供給供
給部材600内に供給され、その内部を通った後、導出
口より適宜の供給管および天板1300のインク導入口
1500を介して共通液室内へと流入する。以上におけ
るインク連通用の接続部には、例えばシリコンゴムやブ
チルゴム等のパッキンが配設され、これによって封止が
行われてインク供給路が確保される。
組立てられると、インクはカートリッジ内部より供給口
1200、支持体300に設けた穴320および供給供
給部材600の中裏面側に設けた導入口を介して供給供
給部材600内に供給され、その内部を通った後、導出
口より適宜の供給管および天板1300のインク導入口
1500を介して共通液室内へと流入する。以上におけ
るインク連通用の接続部には、例えばシリコンゴムやブ
チルゴム等のパッキンが配設され、これによって封止が
行われてインク供給路が確保される。
【0040】尚、本実施形態においては天板1300は
耐インク性に優れたポリサルフォン、ポリエーテルサル
フォン、ポリフェニレンオキサイド、ポリプロピレンな
どの樹脂を用い、オリフィスプレート部400と共に金
型内で一体に同時成型してある。
耐インク性に優れたポリサルフォン、ポリエーテルサル
フォン、ポリフェニレンオキサイド、ポリプロピレンな
どの樹脂を用い、オリフィスプレート部400と共に金
型内で一体に同時成型してある。
【0041】上述のように一体成形部品は、インク供給
部材600、天板・オリフィスプレート一体、インクタ
ンク本体1000としたので組立て精度が高水準になる
ばかりでなく、大量生産の品質向上に極めて有効であ
る。又部品点数の個数は従来に比較して減少できている
ので、優れた所望特性を確実に発揮できる。
部材600、天板・オリフィスプレート一体、インクタ
ンク本体1000としたので組立て精度が高水準になる
ばかりでなく、大量生産の品質向上に極めて有効であ
る。又部品点数の個数は従来に比較して減少できている
ので、優れた所望特性を確実に発揮できる。
【0042】(キャリッジHCに対するインクジェット
カートリッジIJCの取付説明)図6において、500
0はプラテンローラで、記録媒体Pを紙面下方から上方
へ案内する。キャリッジHCは、プラテンローラ500
0に沿って移動するもので、キャリッジの前方プラテン
側にインクジェットカートリッジIJCの前面側に位置
する前板4000(厚さ2mm)と、カートリッジIJ
Cの配線基板200のパッド201に対応するパッド2
011を具備したフレキシブルシート4005、及びこ
れを裏面側から各パッド2011に対して押圧する弾性
力を発生するためのゴムパッド4006を保持する電気
接続部用支持板4003と、インクジェットカートリッ
ジIJCを記録位置へ固定するための位置決め用フック
4001とが設けられている。前板4000は位置決め
用突出面4010をカートリッジの支持体300の前述
した位置決め突起2500,2600に夫々対応して2
個有し、カートリッジの装着後はこの突出面4010に
向かう垂直な力を受ける。このため、補強用のリブが前
板のプラテンローラ側に、その垂直な力の方向に向かっ
て複数設けられている。このリブは、カートリッジIJ
C装着時の前面位置L5よりもわずかに(約0.1mm
程度)プラテンローラ側に突出しているヘッド保護用突
出部をも形成している。電気接続部用支持板4003
は、補強用リブ4004を前記リブの方向ではなく垂直
方向に複数有し、プラテン側からフック4001側へ向
かって側方への突出割合が減じられている。これは、カ
ートリッジ装着時の位置を図のように傾斜させるための
機能も果している。又、支持板4003は電気的接触状
態を安定化するため、プラテン側の位置決め面4008
とフック側の位置決め面4007を有し、これらの間に
パッドコンタクト域を形成すると共にパッド2011対
応のボッチ付ゴムシート4006の変形量を一義的に規
定する。これらの位置決め面は、カートリッジIJCが
記録可能な位置に固定されると、配線基板300の表面
に当接した状態となる。本例では、さらに配線基板30
0のパッド201を前述した線L1に関して対称となる
ように分布させているので、ゴムシート4006の各ボ
ッチの変形量を均一化してパッド2011,201の当
接圧をより安定化している。本例のパッド201の分布
は、上方、下方2列、縦2列である。
カートリッジIJCの取付説明)図6において、500
0はプラテンローラで、記録媒体Pを紙面下方から上方
へ案内する。キャリッジHCは、プラテンローラ500
0に沿って移動するもので、キャリッジの前方プラテン
側にインクジェットカートリッジIJCの前面側に位置
する前板4000(厚さ2mm)と、カートリッジIJ
Cの配線基板200のパッド201に対応するパッド2
011を具備したフレキシブルシート4005、及びこ
れを裏面側から各パッド2011に対して押圧する弾性
力を発生するためのゴムパッド4006を保持する電気
接続部用支持板4003と、インクジェットカートリッ
ジIJCを記録位置へ固定するための位置決め用フック
4001とが設けられている。前板4000は位置決め
用突出面4010をカートリッジの支持体300の前述
した位置決め突起2500,2600に夫々対応して2
個有し、カートリッジの装着後はこの突出面4010に
向かう垂直な力を受ける。このため、補強用のリブが前
板のプラテンローラ側に、その垂直な力の方向に向かっ
て複数設けられている。このリブは、カートリッジIJ
C装着時の前面位置L5よりもわずかに(約0.1mm
程度)プラテンローラ側に突出しているヘッド保護用突
出部をも形成している。電気接続部用支持板4003
は、補強用リブ4004を前記リブの方向ではなく垂直
方向に複数有し、プラテン側からフック4001側へ向
かって側方への突出割合が減じられている。これは、カ
ートリッジ装着時の位置を図のように傾斜させるための
機能も果している。又、支持板4003は電気的接触状
態を安定化するため、プラテン側の位置決め面4008
とフック側の位置決め面4007を有し、これらの間に
パッドコンタクト域を形成すると共にパッド2011対
応のボッチ付ゴムシート4006の変形量を一義的に規
定する。これらの位置決め面は、カートリッジIJCが
記録可能な位置に固定されると、配線基板300の表面
に当接した状態となる。本例では、さらに配線基板30
0のパッド201を前述した線L1に関して対称となる
ように分布させているので、ゴムシート4006の各ボ
ッチの変形量を均一化してパッド2011,201の当
接圧をより安定化している。本例のパッド201の分布
は、上方、下方2列、縦2列である。
【0043】フック4001は、固定軸4009に係合
する長穴を有し、この長穴の移動空間を利用して図の位
置から反時計方向に回動した後、プラテンローラ500
0に沿って左方側へ移動することでキャリッジHCに対
するインクジェットカートリッジIJCの位置決めを行
う。このフック4001を移動させる機構はどのような
ものでも良いが、レバー等で行える構成が好ましい。い
ずれにしてもこのフック4001の回動時にカートリッ
ジIJCはプラテンローラ側へ移動しつつ位置決め突起
2500,2600が前板の位置決め面4010に当接
可能な位置へ移動し、フック4001の左方側移動によ
って90°のフック面4002がカートリッジIJCの
爪2100の90°面に密着しつつカートリッジIJC
を位置決め面2500,4010同志の接触域を中心に
水平面内で旋回して最終的にパッド201,2011同
志の接触が始まる。そしてフック4001が所定位置、
すなわち固定位置に保持されると、パッド201,20
11同志の完全接触状態と、位置決め面2500,40
10同志の完全面接触と、90度面4002と爪の90
度面の2面接触と、配線基板300と位置決め面400
7,4008との面接触とが同時に形成されてキャリッ
ジに対するカートリッジIJCの保持が完了する。
する長穴を有し、この長穴の移動空間を利用して図の位
置から反時計方向に回動した後、プラテンローラ500
0に沿って左方側へ移動することでキャリッジHCに対
するインクジェットカートリッジIJCの位置決めを行
う。このフック4001を移動させる機構はどのような
ものでも良いが、レバー等で行える構成が好ましい。い
ずれにしてもこのフック4001の回動時にカートリッ
ジIJCはプラテンローラ側へ移動しつつ位置決め突起
2500,2600が前板の位置決め面4010に当接
可能な位置へ移動し、フック4001の左方側移動によ
って90°のフック面4002がカートリッジIJCの
爪2100の90°面に密着しつつカートリッジIJC
を位置決め面2500,4010同志の接触域を中心に
水平面内で旋回して最終的にパッド201,2011同
志の接触が始まる。そしてフック4001が所定位置、
すなわち固定位置に保持されると、パッド201,20
11同志の完全接触状態と、位置決め面2500,40
10同志の完全面接触と、90度面4002と爪の90
度面の2面接触と、配線基板300と位置決め面400
7,4008との面接触とが同時に形成されてキャリッ
ジに対するカートリッジIJCの保持が完了する。
【0044】(ヒータボードの説明)図7は本実施形態
で使用しているヘッドのヒータボード100の模式図を
示している。ヘッドの温度を制御するための温調用(サ
ブ)ヒータ8d、インクを吐出させるための吐出用(メ
イン)ヒータ8cが配された吐出部列8g、駆動素子8
hが同図で示される様な位置関係で同一基板上に形成さ
れている。この様に各素子を同一基板上に配することで
ヘッド温度の検出、制御が効率よく行え、さらにヘッド
のコンパクト化、製造工程の簡略化を計ることができ
る。また同図には、ヒータボードがインクで満たされる
領域と、そうでない領域とに分離する天板の外周壁断面
8fの位置関係を示す。この天板の外周壁断面8fの吐
出用ヒータ8d側が、共通液室として機能する。なお、
天板の外周壁断面8fの吐出部列8g上に形成された溝
部によって、液路が形成される。
で使用しているヘッドのヒータボード100の模式図を
示している。ヘッドの温度を制御するための温調用(サ
ブ)ヒータ8d、インクを吐出させるための吐出用(メ
イン)ヒータ8cが配された吐出部列8g、駆動素子8
hが同図で示される様な位置関係で同一基板上に形成さ
れている。この様に各素子を同一基板上に配することで
ヘッド温度の検出、制御が効率よく行え、さらにヘッド
のコンパクト化、製造工程の簡略化を計ることができ
る。また同図には、ヒータボードがインクで満たされる
領域と、そうでない領域とに分離する天板の外周壁断面
8fの位置関係を示す。この天板の外周壁断面8fの吐
出用ヒータ8d側が、共通液室として機能する。なお、
天板の外周壁断面8fの吐出部列8g上に形成された溝
部によって、液路が形成される。
【0045】(制御構成の説明)次に、上述した装置構
成の各部の記録制御を実行するための制御構成につい
て、図8に示すブロック図を参照して説明する。制御回
路を示す同図において、10は記録信号を入力するイン
ターフェース、11はMPU、12はMPU11が実行
する制御プログラムを格納するプログラムROM、13
は各種データ(上記記録信号やヘッドに供給される記録
データ等)を保存しておくダイナミック型のRAMであ
り、印字ドット数や、インク記録ヘッドの交換回数等も
記憶できる。14は記録ヘッド18に対する記録データ
の供給制御を行うゲートアレイであり、インターフェー
ス10、MPU11、RAM13間のデータの転送制御
も行う。20は記録ヘッド18を搬送するためのキャリ
アモータ、19は記録用紙搬送のための搬送モータであ
る。15はヘッドを駆動するヘッドドライバ、16,1
7は夫々搬送モータ19、キャリアモータ20を駆動す
るモータドライバである。
成の各部の記録制御を実行するための制御構成につい
て、図8に示すブロック図を参照して説明する。制御回
路を示す同図において、10は記録信号を入力するイン
ターフェース、11はMPU、12はMPU11が実行
する制御プログラムを格納するプログラムROM、13
は各種データ(上記記録信号やヘッドに供給される記録
データ等)を保存しておくダイナミック型のRAMであ
り、印字ドット数や、インク記録ヘッドの交換回数等も
記憶できる。14は記録ヘッド18に対する記録データ
の供給制御を行うゲートアレイであり、インターフェー
ス10、MPU11、RAM13間のデータの転送制御
も行う。20は記録ヘッド18を搬送するためのキャリ
アモータ、19は記録用紙搬送のための搬送モータであ
る。15はヘッドを駆動するヘッドドライバ、16,1
7は夫々搬送モータ19、キャリアモータ20を駆動す
るモータドライバである。
【0046】図9は、図8の各部の詳細を示す回路図で
ある。ゲートアレイ14は、データラッチ141、セグ
メント(SEG)シフトレジスタ142、マルチプレク
サ(MPX)143、コモン(COM)タイミング発生
回路144、デコーダ145を有する。記録ヘッド18
は、ダイオードマトリックス構成を採っており、コモン
信号COMとセグメント信号SEGが一致したところの
吐出用ヒータ(H1からH64)に駆動電流が流れ、こ
れによりインクが加熱され吐出される。
ある。ゲートアレイ14は、データラッチ141、セグ
メント(SEG)シフトレジスタ142、マルチプレク
サ(MPX)143、コモン(COM)タイミング発生
回路144、デコーダ145を有する。記録ヘッド18
は、ダイオードマトリックス構成を採っており、コモン
信号COMとセグメント信号SEGが一致したところの
吐出用ヒータ(H1からH64)に駆動電流が流れ、こ
れによりインクが加熱され吐出される。
【0047】上記デコーダ145は、上記コモンタイミ
ング発生回路144が発生したタイミングをデコードし
て、コモン信号COM1〜8のいずれか1つを選択す
る。データラッチ141はRAM13から読み出された
記録データを8ビット単位でラッチし、この記録データ
をマルチプレクサ143はセグメントシフトレジスタ1
42に従い、セグメント信号SEG1〜8として出力す
る。マルチプレクサ143からの出力は、後述するよう
に1ビット単位、2ビット単位、または8ビット全てな
ど、シフトレジスタ142の内容によって種々変更する
ことができる。
ング発生回路144が発生したタイミングをデコードし
て、コモン信号COM1〜8のいずれか1つを選択す
る。データラッチ141はRAM13から読み出された
記録データを8ビット単位でラッチし、この記録データ
をマルチプレクサ143はセグメントシフトレジスタ1
42に従い、セグメント信号SEG1〜8として出力す
る。マルチプレクサ143からの出力は、後述するよう
に1ビット単位、2ビット単位、または8ビット全てな
ど、シフトレジスタ142の内容によって種々変更する
ことができる。
【0048】上記制御構成の動作を説明すると、インタ
ーフェース10に記録信号が入るとゲートアレイ14と
MPU11との間で記録信号がプリント用の記録データ
に変換される。そして、モータドライバ16,17が駆
動されるとともに、ヘッドドライバ15に送られた記録
データに従って記録ヘッドが駆動され、印字が行われ
る。
ーフェース10に記録信号が入るとゲートアレイ14と
MPU11との間で記録信号がプリント用の記録データ
に変換される。そして、モータドライバ16,17が駆
動されるとともに、ヘッドドライバ15に送られた記録
データに従って記録ヘッドが駆動され、印字が行われ
る。
【0049】次に図10に記録装置内部での記録データ
の流れを説明する構成図を示す。ホストコンピュータか
ら送られた記録データはインターフェースを介して記録
装置内部の受信バッファに蓄えられる。受信バッファは
数k〜数十kバイトの容量を持っている。受信バッファ
に蓄えられた記録データに対してコマンド解析が行われ
てからテキストバッファへ送られる。テキストバッファ
中では一行分の中間形式として記録データが保持され、
各文字の印字位置、修飾の種類、大きさ、文字(コー
ド)、フォントのアドレス等が付加される処理が行われ
る。テキストバッファの容量は各機種毎により異なり、
シリアルプリンタであれば数行分の容量、ページプリン
タであれば1ページ分の容量を持っている。更にテキス
トバッファに蓄えられた記録データを展開してプリント
バッファに2値化された状態で蓄え、記録ヘッドに記録
データとして信号を送り、記録が行われる。記録装置の
種類によってはテキストバッファを有することなく、受
信バッファに蓄積した記録データをコマンド解析と同時
に展開してプリントバッファに書き込むものもある。
の流れを説明する構成図を示す。ホストコンピュータか
ら送られた記録データはインターフェースを介して記録
装置内部の受信バッファに蓄えられる。受信バッファは
数k〜数十kバイトの容量を持っている。受信バッファ
に蓄えられた記録データに対してコマンド解析が行われ
てからテキストバッファへ送られる。テキストバッファ
中では一行分の中間形式として記録データが保持され、
各文字の印字位置、修飾の種類、大きさ、文字(コー
ド)、フォントのアドレス等が付加される処理が行われ
る。テキストバッファの容量は各機種毎により異なり、
シリアルプリンタであれば数行分の容量、ページプリン
タであれば1ページ分の容量を持っている。更にテキス
トバッファに蓄えられた記録データを展開してプリント
バッファに2値化された状態で蓄え、記録ヘッドに記録
データとして信号を送り、記録が行われる。記録装置の
種類によってはテキストバッファを有することなく、受
信バッファに蓄積した記録データをコマンド解析と同時
に展開してプリントバッファに書き込むものもある。
【0050】(エッジ抽出手段)本実施形態では非記録
画素の周囲2画素以内に記録画素が存在する場合にエッ
ジ部として検出する仕様としている。
画素の周囲2画素以内に記録画素が存在する場合にエッ
ジ部として検出する仕様としている。
【0051】記録装置では色毎の記録データを、記録に
先立って記録を行うか行なわないかの1,0のビット描
画データに展開する(該展開されるメモリを以下ではプ
リントバッファと称す)。
先立って記録を行うか行なわないかの1,0のビット描
画データに展開する(該展開されるメモリを以下ではプ
リントバッファと称す)。
【0052】ここで、非記録画素の周囲2画素内に記録
画素が存在するか否かを検出する為に作業用のバッファ
1に記録用のプリントバッファのデータを反転したデー
タを展開し非記録画素バッファを作成する。次に作業用
のバッファ2を用意して該バッファ2に、バッファ1の
データを左右(X方向)2ビット分の論理和を取ったデ
ータを展開してX方向に2画素分非記録画素データがボ
ールドした画素バッファを作成する。更に作業用のバッ
ファ3を用意して該バッファ3に、前後(Y方向)2ビ
ット分の論理和を取ったデータを展開してY方向に2画
素分非記録画素データがボールドした画素バッファを作
成する。以上で非記録画素データが前後左右に2画素分
膨らんだ画素データが作業用バッファ3に得られる。
画素が存在するか否かを検出する為に作業用のバッファ
1に記録用のプリントバッファのデータを反転したデー
タを展開し非記録画素バッファを作成する。次に作業用
のバッファ2を用意して該バッファ2に、バッファ1の
データを左右(X方向)2ビット分の論理和を取ったデ
ータを展開してX方向に2画素分非記録画素データがボ
ールドした画素バッファを作成する。更に作業用のバッ
ファ3を用意して該バッファ3に、前後(Y方向)2ビ
ット分の論理和を取ったデータを展開してY方向に2画
素分非記録画素データがボールドした画素バッファを作
成する。以上で非記録画素データが前後左右に2画素分
膨らんだ画素データが作業用バッファ3に得られる。
【0053】次に作業用バッファ4を用意し、該バッフ
ァ4上に前記非記録画素のボールドデータであるバッフ
ァ3と記録画素データであるプリントバッファの論理積
を取ったデータを展開する。
ァ4上に前記非記録画素のボールドデータであるバッフ
ァ3と記録画素データであるプリントバッファの論理積
を取ったデータを展開する。
【0054】この時該バッファ4上に残った画素データ
が非記録画素の周囲2画素内に記録画素が存在するエッ
ジ部となる。
が非記録画素の周囲2画素内に記録画素が存在するエッ
ジ部となる。
【0055】更に作業用バッファ5を用意し、該バッフ
ァ5上に前記記録画素データであるプリントバッファと
前記エッジ部のデータであるバッファ4の論理差を取っ
たデータを展開する。
ァ5上に前記記録画素データであるプリントバッファと
前記エッジ部のデータであるバッファ4の論理差を取っ
たデータを展開する。
【0056】上記の説明では方式の理解を容易とするた
めに作業用バッファを5本使用する場合について説明し
たが、1本のバッファ上で全てを処理する方式であって
も勿論良い。
めに作業用バッファを5本使用する場合について説明し
たが、1本のバッファ上で全てを処理する方式であって
も勿論良い。
【0057】1本の単位となる縦横のドットサイズ(ビ
ットマップサイズ)としては、境界検出のために検出す
るドット数(本実施形態では周囲2画素であるので5×
5画素サイズ)以上であれば制限は無いが、横は記録サ
イズの1行相当分、縦はヘッドのノズル相当分にするこ
とが容易である場合が多い。
ットマップサイズ)としては、境界検出のために検出す
るドット数(本実施形態では周囲2画素であるので5×
5画素サイズ)以上であれば制限は無いが、横は記録サ
イズの1行相当分、縦はヘッドのノズル相当分にするこ
とが容易である場合が多い。
【0058】更に論理和や論理積はCPUの機能を利用
しても、ハードロジックで処理する方式であっても良
い。ハード的な処理の場合には縦横同時に膨らますこと
も可能であり高速処理が達成できる。また、ビット単位
処理でもバイト単位、或いはワード単位処理でも良い
が、大きな単位で処理する方が高速処理が可能であるこ
とはいうまでもない。
しても、ハードロジックで処理する方式であっても良
い。ハード的な処理の場合には縦横同時に膨らますこと
も可能であり高速処理が達成できる。また、ビット単位
処理でもバイト単位、或いはワード単位処理でも良い
が、大きな単位で処理する方が高速処理が可能であるこ
とはいうまでもない。
【0059】ドットの拡張の仕方では、例えば左右に2
ドット膨らませる手段として前記では左右の2ドット画
素の論理和を取ったが、片方向、例えば右方向に8画素
分ドットを拡張し(注目ドットから右方向に8画素分論
理和を与え)、展開元バッファがX方向にn画素分のデ
ータエリアであったとすると展開先である作業バッファ
は右方向に8画素分大きなn+8画素分のデータエリア
となるが、該エリア中X方向の端部の4画素分のエリア
は捨てて、X方向第5画素の位置から第(n+4)画素
の位置のデータを抽出することで左右4画素の論理和を
取ったのと同様のデータが得られる。ソフト上のアルゴ
リズムやハードロジック構成によってはアドレスを前後
に参照するよりも前参照か後参照だけに限定できた方が
容易である場合があるが、この様な時に該手段は有効で
ある。
ドット膨らませる手段として前記では左右の2ドット画
素の論理和を取ったが、片方向、例えば右方向に8画素
分ドットを拡張し(注目ドットから右方向に8画素分論
理和を与え)、展開元バッファがX方向にn画素分のデ
ータエリアであったとすると展開先である作業バッファ
は右方向に8画素分大きなn+8画素分のデータエリア
となるが、該エリア中X方向の端部の4画素分のエリア
は捨てて、X方向第5画素の位置から第(n+4)画素
の位置のデータを抽出することで左右4画素の論理和を
取ったのと同様のデータが得られる。ソフト上のアルゴ
リズムやハードロジック構成によってはアドレスを前後
に参照するよりも前参照か後参照だけに限定できた方が
容易である場合があるが、この様な時に該手段は有効で
ある。
【0060】この様な装置を用いて以下に本発明での具
体的な実施形態を示す。
体的な実施形態を示す。
【0061】(実施形態1)以下に第1実施形態を図1
及び図19を用いて説明する。
及び図19を用いて説明する。
【0062】本実施形態では、記録素子数を128個、
1スキャン毎の副走査方向の記録媒体送り量を32画素
分にして、すなわち4スキャンで記録画像を完成させる
構成をとる。また以後、画素に対する1スキャン分のデ
ータの単位をラスタと称する。
1スキャン毎の副走査方向の記録媒体送り量を32画素
分にして、すなわち4スキャンで記録画像を完成させる
構成をとる。また以後、画素に対する1スキャン分のデ
ータの単位をラスタと称する。
【0063】図1に示すように、まずプリントバッファ
7000に格納された画像データを、前記エッジ抽出手
段7004により、エッジデータのエッジデータプリン
トバッファ7005への格納と、エッジ外データのエッ
ジ外データプリントバッファ7001への格納とを行
う。本実施形態の場合、エッジ外データプリントバッフ
ァ7001は128ラスタ分のデータを格納できる容量
を持ち、エッジデータプリントバッファ7005は32
ラスタ分のデータを格納できる容量を持っていればよ
い。さらに前記の両バッファ7001,7005は1ス
キャン毎に32ラスタ単位で更新する。
7000に格納された画像データを、前記エッジ抽出手
段7004により、エッジデータのエッジデータプリン
トバッファ7005への格納と、エッジ外データのエッ
ジ外データプリントバッファ7001への格納とを行
う。本実施形態の場合、エッジ外データプリントバッフ
ァ7001は128ラスタ分のデータを格納できる容量
を持ち、エッジデータプリントバッファ7005は32
ラスタ分のデータを格納できる容量を持っていればよ
い。さらに前記の両バッファ7001,7005は1ス
キャン毎に32ラスタ単位で更新する。
【0064】次にエッジ外データプリントバッファ70
01より128個の印字データをエッジ外データレジス
タ7002に取り込みパラレル・シリアル変換回路70
03によりシリアルデータ1に変換する。この際に転送
カウンタ7010によりシリアルデータ1は128個に
管理される。
01より128個の印字データをエッジ外データレジス
タ7002に取り込みパラレル・シリアル変換回路70
03によりシリアルデータ1に変換する。この際に転送
カウンタ7010によりシリアルデータ1は128個に
管理される。
【0065】またエッジデータプリントバッファ700
5より32個の印字データを取り込みパラレル・シリア
ル変換回路7007によりシリアルデータ2に変換す
る。この際に転送カウンタ7010の最初の32カウン
トで前記エッジデータを用い、残りの96カウントは空
白(ヌル)データをシリアルデータ2として転送する。
5より32個の印字データを取り込みパラレル・シリア
ル変換回路7007によりシリアルデータ2に変換す
る。この際に転送カウンタ7010の最初の32カウン
トで前記エッジデータを用い、残りの96カウントは空
白(ヌル)データをシリアルデータ2として転送する。
【0066】またマルチパス印字における間引きマスク
パターンに準ずるデータを間引きマスクレジスタ700
8からパラレル・シリアル変換回路7009によりシリ
アルデータ3に変換する。この際に転送カウンタ701
0によりデータは128個に管理される。
パターンに準ずるデータを間引きマスクレジスタ700
8からパラレル・シリアル変換回路7009によりシリ
アルデータ3に変換する。この際に転送カウンタ701
0によりデータは128個に管理される。
【0067】次に、シリアルデータ1とシリアルデータ
3の理論積7011をとったシリアルデータとシリアル
データ2の理論和7012を取ったシリアルデータを転
送データとして記録ヘッドに転送する。
3の理論積7011をとったシリアルデータとシリアル
データ2の理論和7012を取ったシリアルデータを転
送データとして記録ヘッドに転送する。
【0068】上述した記録データの転送による画像の形
成のされ方を、図19を用いて説明する。図19は長方
形記録データの各スキャンにおける記録素子位置と印字
画像の関係を説明したものである。
成のされ方を、図19を用いて説明する。図19は長方
形記録データの各スキャンにおける記録素子位置と印字
画像の関係を説明したものである。
【0069】図19(a)ではA1の画像はエッジ部と
前記マスクで間引かれたエッジ外の画像で構成される。
図19(b)は図19(a)の次のスキャンにより印字
された画像を示し、B1の画像はエッジ部と前記マスク
で間引かれたエッジ外の画像で構成され、A2の画像は
A1の画像上にさらにエッジ外の画像を所定のマスクで
間引いた画像を上書き印字した画像となる。図19
(c)は図19(b)の次のスキャンを示し、図19
(d)は図19(c)の次のスキャンを示す。図19
(d)のAの画像は4回のスキャンにより記録画像を完
成している。
前記マスクで間引かれたエッジ外の画像で構成される。
図19(b)は図19(a)の次のスキャンにより印字
された画像を示し、B1の画像はエッジ部と前記マスク
で間引かれたエッジ外の画像で構成され、A2の画像は
A1の画像上にさらにエッジ外の画像を所定のマスクで
間引いた画像を上書き印字した画像となる。図19
(c)は図19(b)の次のスキャンを示し、図19
(d)は図19(c)の次のスキャンを示す。図19
(d)のAの画像は4回のスキャンにより記録画像を完
成している。
【0070】前記構成により、記録素子の先頭32素子
で記録画像のエッジは完成され、残りの画素は128素
子を用いて4パスで完成されることが可能となる。
で記録画像のエッジは完成され、残りの画素は128素
子を用いて4パスで完成されることが可能となる。
【0071】これにより、記録画像のエッジ部はドット
位置精度のそろった画像と、グレースケール部はドット
の位置精度およびドット径のバラツキが拡散したムラの
ない画像との、両立を実現した。
位置精度のそろった画像と、グレースケール部はドット
の位置精度およびドット径のバラツキが拡散したムラの
ない画像との、両立を実現した。
【0072】(実施形態2)以下に第2実施形態を図1
7及び図20を用いて説明する。
7及び図20を用いて説明する。
【0073】本実施形態では、前実施形態と同様に記録
素子数を128個、1スキャン毎の副走査方向の記録媒
体送り量を32画素分にして、すなわち4スキャンで記
録画像を完成させる構成をとる。
素子数を128個、1スキャン毎の副走査方向の記録媒
体送り量を32画素分にして、すなわち4スキャンで記
録画像を完成させる構成をとる。
【0074】まずプリントバッファ8000に格納され
た画像データを、前記エッジ抽出手段8004によりエ
ッジデータのエッジデータプリントバッファ8005へ
の格納と、エッジ外データのエッジ外データプリントバ
ッファ80001への格納とを行う。本実施形態の場
合、エッジ外データプリントバッファ8001は128
ラスタ分のデータを格納できる容量を持ち、エッジデー
タプリントバッファ8005は128ラスタ分のデータ
を格納できる容量を持っていればよい。さらに前記の両
バッファ8001,8005は32ラスタ単位で更新す
る。
た画像データを、前記エッジ抽出手段8004によりエ
ッジデータのエッジデータプリントバッファ8005へ
の格納と、エッジ外データのエッジ外データプリントバ
ッファ80001への格納とを行う。本実施形態の場
合、エッジ外データプリントバッファ8001は128
ラスタ分のデータを格納できる容量を持ち、エッジデー
タプリントバッファ8005は128ラスタ分のデータ
を格納できる容量を持っていればよい。さらに前記の両
バッファ8001,8005は32ラスタ単位で更新す
る。
【0075】次にエッジ外データプリントバッファ80
01より128個の印字データをエッジ外データレジス
タ8002に取り込みパラレル・シリアル変換回路80
03によりシリアルデータ1に変換する。この際に転送
カウンタ8011によりシリアルデータ128個に管理
される。
01より128個の印字データをエッジ外データレジス
タ8002に取り込みパラレル・シリアル変換回路80
03によりシリアルデータ1に変換する。この際に転送
カウンタ8011によりシリアルデータ128個に管理
される。
【0076】またスキャンカウンタ8008により4ス
キャン毎に1回、エッジデータプリントバッファ800
5より128個の印字データを取り込みパラレル・シリ
アル変換回路8006によりシリアルデータ2に変換す
る。この際に転送カウンタ8011によりシリアルデー
タ2は128個に管理される。さらに前記の4スキャン
ごとに1回のスキャン以外は、シリアルデータ2は空白
(ヌル)データを出力する。
キャン毎に1回、エッジデータプリントバッファ800
5より128個の印字データを取り込みパラレル・シリ
アル変換回路8006によりシリアルデータ2に変換す
る。この際に転送カウンタ8011によりシリアルデー
タ2は128個に管理される。さらに前記の4スキャン
ごとに1回のスキャン以外は、シリアルデータ2は空白
(ヌル)データを出力する。
【0077】またマルチパス印字における間引きマスク
パターンに準ずるデータを間引きマスクレジスタ800
9からパラレル・シリアル変換回路8010によりシリ
アルデータ3に変換する。この際に転送カウンタ801
1によりデータは128個に管理される。
パターンに準ずるデータを間引きマスクレジスタ800
9からパラレル・シリアル変換回路8010によりシリ
アルデータ3に変換する。この際に転送カウンタ801
1によりデータは128個に管理される。
【0078】次に、シリアルデータ1とシリアルデータ
3の理論積8012をとったシリアルデータとシリアル
データ2の理論和8013をとったシリアルデータを転
送データとして記録ヘッドに転送する。
3の理論積8012をとったシリアルデータとシリアル
データ2の理論和8013をとったシリアルデータを転
送データとして記録ヘッドに転送する。
【0079】上述した記録データの転送による画像の形
成のされ方を、図20を用いて説明する。図20は長方
形記録データの各スキャンにおける記録素子位置と印字
画像の関係を説明したものである。
成のされ方を、図20を用いて説明する。図20は長方
形記録データの各スキャンにおける記録素子位置と印字
画像の関係を説明したものである。
【0080】図20(a)ではA1の画像は前記マスク
で間引かれたエッジ外の画像で構成される。図20
(b)は図20(a)の次のスキャンにより印字された
画像を示し、前記マスクで間引かれたエッジ部画像で構
成され、A2の画像はA1の画像上にさらにエッジ外の
画像を所定のマスクで間引いた画像を上書き印字した画
像となる。図20(c)は図20(b)の次のスキャン
を示し、図20(d)は図20(c)の次のスキャンを
示す。図20(d)のA4,B3,C2及びD1の画像
はすべて記録画像のエッジ部は完成された画像となる。
で間引かれたエッジ外の画像で構成される。図20
(b)は図20(a)の次のスキャンにより印字された
画像を示し、前記マスクで間引かれたエッジ部画像で構
成され、A2の画像はA1の画像上にさらにエッジ外の
画像を所定のマスクで間引いた画像を上書き印字した画
像となる。図20(c)は図20(b)の次のスキャン
を示し、図20(d)は図20(c)の次のスキャンを
示す。図20(d)のA4,B3,C2及びD1の画像
はすべて記録画像のエッジ部は完成された画像となる。
【0081】またA4の画像は4回のスキャンにより記
録画像を完成している。
録画像を完成している。
【0082】前記構成により、記録素子の先頭32素子
で記録画像のエッジは完成され、残りの画素は128素
子を用いて4パスで完成されることが可能となる。
で記録画像のエッジは完成され、残りの画素は128素
子を用いて4パスで完成されることが可能となる。
【0083】これにより、記録画像のエッジ部はドット
位置精度のそろった画像と、グレースケール部はドット
の位置精度およびドット径のバラツキが拡散したムラの
ない画像との、両立を実現した。
位置精度のそろった画像と、グレースケール部はドット
の位置精度およびドット径のバラツキが拡散したムラの
ない画像との、両立を実現した。
【0084】さらに本実施形態によれば、エッジ部画像
を全記録素子を用いるため、エッジ部の多い記録画像に
対して使用する記録素子の集中を防止することができ、
記録素子の耐久性に対し前記実施形態よりも有利であ
る。
を全記録素子を用いるため、エッジ部の多い記録画像に
対して使用する記録素子の集中を防止することができ、
記録素子の耐久性に対し前記実施形態よりも有利であ
る。
【0085】(第3実施形態)以下に第3実施形態を図
18を用いて説明する。
18を用いて説明する。
【0086】本実施形態では、前実施形態と同様に記録
素子数を128個、1スキャン毎の副走査方向の記録媒
体送り量を32画素分にして、すなわち4スキャンで記
録画像を完成させる構成をとる。
素子数を128個、1スキャン毎の副走査方向の記録媒
体送り量を32画素分にして、すなわち4スキャンで記
録画像を完成させる構成をとる。
【0087】まずプリントバッファ9000に格納され
た画像データを、前記エッジ抽出手段9003によりエ
ッジデータのエッジデータプリントバッファ9004へ
の格納を行う。本実施形態の場合、エッジデータプリン
トバッファ9004は128ラスタ分のデータを格納で
きる容量を持っていればよい。さらに前記バッファ90
04は32ラスタ単位で更新する。
た画像データを、前記エッジ抽出手段9003によりエ
ッジデータのエッジデータプリントバッファ9004へ
の格納を行う。本実施形態の場合、エッジデータプリン
トバッファ9004は128ラスタ分のデータを格納で
きる容量を持っていればよい。さらに前記バッファ90
04は32ラスタ単位で更新する。
【0088】次にプリントバッファ9000より128
個の印字データをデータレジスタ9001に取り込みパ
ラレル・シリアル変換回路9002によりシリアルデー
タ1に変換する。この際に転送カウンタ9011により
シリアルデータ1は128個に管理される。
個の印字データをデータレジスタ9001に取り込みパ
ラレル・シリアル変換回路9002によりシリアルデー
タ1に変換する。この際に転送カウンタ9011により
シリアルデータ1は128個に管理される。
【0089】一方、エッジデータバッファ9004より
128個の印字データをエッジデータレジスタ9005
に取り込み、パラレル・シリアル変換回路9007によ
りシリアルデータ2に変換する。この際に転送カウンタ
9011によりシリアルデータ2は128個に管理され
る。さらにシリアルデータ2はヌルデータ処理回路90
06により、スキャンカウンタ9008のカウント値に
より4スキャン毎に1回だけ、シリアルデータ2は前記
処理によるデータをデータ4として出力し、前記以外の
スキャンでは、空白(ヌル)データをデータ4として出
力する。
128個の印字データをエッジデータレジスタ9005
に取り込み、パラレル・シリアル変換回路9007によ
りシリアルデータ2に変換する。この際に転送カウンタ
9011によりシリアルデータ2は128個に管理され
る。さらにシリアルデータ2はヌルデータ処理回路90
06により、スキャンカウンタ9008のカウント値に
より4スキャン毎に1回だけ、シリアルデータ2は前記
処理によるデータをデータ4として出力し、前記以外の
スキャンでは、空白(ヌル)データをデータ4として出
力する。
【0090】またマルチパス印字における間引きマスク
パターンに準ずるデータを間引きマスクレジスタ900
9からパラレル・シリアル変換回路9010によりシリ
アルデータ3に変換する。この際に転送カウンタ901
1によりデータは128個に管理される。
パターンに準ずるデータを間引きマスクレジスタ900
9からパラレル・シリアル変換回路9010によりシリ
アルデータ3に変換する。この際に転送カウンタ901
1によりデータは128個に管理される。
【0091】次に、シリアルデータ1とシリアルデータ
3およびシリアルデータ2の反転データの理論積901
2をとったシリアルデータとシリアルデータ4の理論和
9013をとったシリアルデータを転送データとして記
録ヘッドに転送する。
3およびシリアルデータ2の反転データの理論積901
2をとったシリアルデータとシリアルデータ4の理論和
9013をとったシリアルデータを転送データとして記
録ヘッドに転送する。
【0092】上述した記録データの転送による画像の形
成のされ方は前記の第2実施形態と同等な為省略する。
成のされ方は前記の第2実施形態と同等な為省略する。
【0093】これにより、前記の第2実施形態と同様の
効果を実現した。さらに本実施形態では、エッジ外のデ
ータを記憶するエッジ外データバッファを削除すること
を可能とし、前実施形態よりも記録容量の面で有利であ
る。
効果を実現した。さらに本実施形態では、エッジ外のデ
ータを記憶するエッジ外データバッファを削除すること
を可能とし、前実施形態よりも記録容量の面で有利であ
る。
【0094】(その他の実施形態)上述した実施形態で
は記録画像データのエッジ抽出を記録装置で行っている
が、画像データを送るホスト側で画像データとエッジデ
ータを記録装置に送るシステムをとることは可能であ
る。
は記録画像データのエッジ抽出を記録装置で行っている
が、画像データを送るホスト側で画像データとエッジデ
ータを記録装置に送るシステムをとることは可能であ
る。
【0095】この場合、画像データをプリントバッファ
に展開しエッジデータを直接エッジデータバッファに展
開する。
に展開しエッジデータを直接エッジデータバッファに展
開する。
【0096】この構成により記録装置本体がエッジ抽出
手段を用いなくても上述した実施形態と同様の記録方法
及び効果を得ることが可能である。
手段を用いなくても上述した実施形態と同様の記録方法
及び効果を得ることが可能である。
【0097】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。この場合、本発明に係るプ
ログラムを格納した記憶媒体が本発明を構成することに
なる。そして、該記憶媒体からそのプログラムをシステ
ム或は装置に読み出すことによって、そのシステム或は
装置が、予め定められた仕方で動作する。
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。この場合、本発明に係るプ
ログラムを格納した記憶媒体が本発明を構成することに
なる。そして、該記憶媒体からそのプログラムをシステ
ム或は装置に読み出すことによって、そのシステム或は
装置が、予め定められた仕方で動作する。
【0098】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネル
ギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱
変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギーにより
インクの状態変化を生起させる方式のプリント装置につ
いて説明したが、かかる方式によれば記録の高密度化、
高精細化が達成できる。
中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネル
ギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱
変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギーにより
インクの状態変化を生起させる方式のプリント装置につ
いて説明したが、かかる方式によれば記録の高密度化、
高精細化が達成できる。
【0099】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0100】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0101】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
【0102】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0103】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
【0104】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定にでき
るので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるい
はこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせに
よる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モ
ードを行うことも安定した記録を行うために有効であ
る。
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定にでき
るので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるい
はこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせに
よる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モ
ードを行うことも安定した記録を行うために有効であ
る。
【0105】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
【0106】以上説明した本発明実施形態においては、
インクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で
固化するインクであっても、室温で軟化もしくは液化す
るものを用いても良く、あるいはインクジェット方式で
はインク自体を30°C以上70°C以下の範囲内で温
度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるよう
に温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号
付与時にインクが液状をなすものであればよい。
インクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で
固化するインクであっても、室温で軟化もしくは液化す
るものを用いても良く、あるいはインクジェット方式で
はインク自体を30°C以上70°C以下の範囲内で温
度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるよう
に温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号
付与時にインクが液状をなすものであればよい。
【0107】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0108】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、グ
レースケール画像においてムラの無い記録を行うマルチ
スキャン印字において、文字のエッジ部がはっきりした
高品位の記録が可能となる。
レースケール画像においてムラの無い記録を行うマルチ
スキャン印字において、文字のエッジ部がはっきりした
高品位の記録が可能となる。
【0110】
【図1】本発明の第1実施形態によるインクジェット記
録装置の画像データ処理のブロック図である。
録装置の画像データ処理のブロック図である。
【図2】本発明が適用される好適なインクジェット記録
装置の構成を示す斜視図である。
装置の構成を示す斜視図である。
【図3】交換可能なカートリッジを示す斜視図である。
【図4】交換可能なカートリッジの構成を示す斜視図で
ある。
ある。
【図5】インクタンクの記録ヘッドとの係合部を示す斜
視図である。
視図である。
【図6】交換可能なカートリッジとキャリアとのコンタ
クトを示す図である。
クトを示す図である。
【図7】ヒータボードを示す構成図である。
【図8】制御回路を示すブロック図である。
【図9】制御構成を示すブロック図である。
【図10】印字データの流れを説明する図である。
【図11】インクジェット記録装置の理想的な印字状態
を示す図である。
を示す図である。
【図12】濃度ムラのあるインクジェット記録装置の印
字状態を示す図である。
字状態を示す図である。
【図13】マルチスキャン印字による印字状態を示す図
である。
である。
【図14】マルチスキャン印字を説明する図である。
【図15】従来のマルチスキャン印字による文字のエッ
ジの拡大図である。
ジの拡大図である。
【図16】本発明のマルチスキャン印字による文字のエ
ッジの拡大図である。
ッジの拡大図である。
【図17】本発明の第2実施形態によるインクジェット
記録装置の画像データ処理のブロック図である。
記録装置の画像データ処理のブロック図である。
【図18】本発明の第3実施形態によるインクジェット
記録装置の画像データ処理のブロック図である。
記録装置の画像データ処理のブロック図である。
【図19】本発明の第1実施形態によるインクジェット
記憶装置の印字による長方形画像の形成を示した図であ
る。
記憶装置の印字による長方形画像の形成を示した図であ
る。
【図20】本発明の第2実施形態及び第3実施形態によ
るインクジェット記憶装置の印字による長方形画像の形
成を示した図である。
るインクジェット記憶装置の印字による長方形画像の形
成を示した図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/40 H04N 1/40 101Z (72)発明者 高橋 喜一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 兼松 大五郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 インクを吐出する複数の吐出部を有する
記録ヘッドを記録媒体に対してn(nは2以上の整数)
回走査させ、記録媒体に画像を形成するインクジェット
記録装置において、 記録画像データの輪郭部データと前記輪郭部以外の部分
のデータとを分離する輪郭分離手段と、 前記輪郭部以外の部分のデータを格納する第1記憶手段
と、 前記輪郭データを格納する第2記憶手段と、 前記第1記憶手段に格納されているデータに間引きをか
けて出力する間引き出力手段と、 前記第2記憶手段に格納されているデータの出力と前記
間引き出力手段による出力を合成して出力する合成出力
手段と、 前記合成出力手段からの出力に応じて記録素子を駆動す
る駆動手段と、を具備したことを特徴とするインクジェ
ット記録装置。 - 【請求項2】 前記合成手段において、記録媒体への記
録走査がまだ行われていない部分を走査する記録素子の
駆動に寄与する出力データ部は、前記第2記憶手段に格
納されているデータの出力と前記間引き出力手段による
出力との理論和を出力し、記録媒体への記録走査が行わ
れている部分を走査する記録素子の駆動に寄与する出力
データ部は、前記間引き出力手段による出力を出力する
ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録
装置。 - 【請求項3】 前記合成出力手段において、n回の走査
の内の1回の走査だけ前記第2記憶手段に格納されてい
るデータを出力して前記走査以外の(n−1)回の走査
では空白(ヌル)データと前記間引き出力手段による出
力との理論和を出力することを特徴とする請求項1に記
載のインクジェット記録装置。 - 【請求項4】 インクを吐出する複数の吐出部を有する
記録ヘッドを記録媒体に対してn(nは2以上の整数)
回走査させ、記録媒体に画像を形成するインクジェット
記録装置において、 前記画像データを格納する第1記憶手段と、 前記記録画像データの輪郭部データを分離する輪郭分離
手段と、 前記輪郭データを格納する第2記憶手段と、 前記第1記憶手段に格納されているデータに間引きをか
けて出力する間引き出力手段と、 前記第2記憶手段に格納されているデータを出力する第
1出力手段と、 n回の走査の内の1回の走査だけ前記第1出力手段によ
る出力を出力して前記走査以外の(n−1)回の走査で
は空白(ヌル)データを出力する第2出力手段と、 前記第1出力手段の出力の反転と前記間引き出力手段に
よる出力との理論積と第2出力手段による出力との理論
和を出力する合成出力手段と、 前記合成手段による出力に応じて記録素子を駆動する駆
動手段と、を具備したことを特徴とするインクジェット
記録装置。 - 【請求項5】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを用い
てインクを吐出することを特徴とする請求項4に記載の
インクジェット記録装置。 - 【請求項6】 記録ヘッドを記録媒体に対してn(nは
2以上の整数)回走査させ、記録媒体に画像を形成する
インクジェット記録方法において、 記録画像の輪郭部を1回の走査で完成させ、 前記輪郭部以外の記録画像をn回の走査で完成させるこ
とを特徴としたインクジェット記録方法。 - 【請求項7】 さらに、前記記録画像の輪郭部データと
前記輪郭部以外のデータを抽出することを特徴とする請
求項6に記載のインクジェット記録方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7217164A JPH0957953A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | インクジェット記録装置及び記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7217164A JPH0957953A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | インクジェット記録装置及び記録方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0957953A true JPH0957953A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16699867
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7217164A Withdrawn JPH0957953A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | インクジェット記録装置及び記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0957953A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10766254B2 (en) | 2018-03-19 | 2020-09-08 | Ricoh Company, Ltd. | Liquid discharge apparatus, liquid discharge system, and liquid discharge method |
-
1995
- 1995-08-25 JP JP7217164A patent/JPH0957953A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10766254B2 (en) | 2018-03-19 | 2020-09-08 | Ricoh Company, Ltd. | Liquid discharge apparatus, liquid discharge system, and liquid discharge method |
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| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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