JPH095866A - カメラの配置構造 - Google Patents

カメラの配置構造

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JPH095866A
JPH095866A JP7147399A JP14739995A JPH095866A JP H095866 A JPH095866 A JP H095866A JP 7147399 A JP7147399 A JP 7147399A JP 14739995 A JP14739995 A JP 14739995A JP H095866 A JPH095866 A JP H095866A
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camera
image
light beam
optical system
optical path
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JP7147399A
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English (en)
Inventor
Naoshi Okada
尚士 岡田
Shigeto Omori
滋人 大森
Hideki Osada
英喜 長田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Priority to DE19622802A priority patent/DE19622802A1/de
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、感光記録媒体と撮像装置と
を有するカメラにおいて、バランス良くファインダ光学
系や撮像のための光学系を配置することができるカメラ
を提供することにある。 【構成】 対物光学系から感光記録媒体に向かう光路中
において光束を分割してカメラの上方に導く光束分割手
段と、光束分割手段によって分割された光束をカメラの
上面に沿った面内で屈曲させて光路を形成する光路形成
手段と、光路形成手段によって形成された光路に従って
導かれた光束を受光して撮像を行う撮像素子とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入射した光束を分割し
て感光記録媒体と撮像素子とに導く光路を形成するカメ
ラに関する。撮像素子によって撮像された画像は感光記
録媒体、例えば銀塩フィルム、への撮影画像とは別に電
子的あるいは磁気的に記録されたり、電子ビューファイ
ンダ上に再生されるなどの目的に使用される。
【0002】
【従来の技術】従来、入射した光束を分割して感光記録
媒体と撮像素子に導くようにしたカメラは多数提案はさ
れているが、実際には余り使用されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】入射した光束を分割し
て感光記録媒体と撮像素子に導くようにしたカメラが余
り実用に供されていない理由は次のようなものであると
考えられる。即ち、撮像面の面積が大きな撮像素子は価
格が高価になるので、ビデオなどで使用される素子は一
般に撮像面の面積が感光記録媒体(銀塩フィルム)のそ
れよりもかなり小さいものである。従って、銀塩フィル
ムへの撮影用に形成された像を撮像素子に導く際に像を
高い縮小率で縮小するリレー光学系などを介する必要が
ある。リレー光学系は長い光路長を必要とするため、カ
メラの上部に大きな構造が必要となる。その結果、通常
のカメラの上にさらに別のカメラを搭載したような大が
かりな装置になってしまい、その形状も通常のカメラと
は大きく異なり消費者に違和感のあるものになってしま
う。本発明の目的とするところは、バランス良く撮像の
ための光学系を配置することができるカメラを提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の本発明では、同一の対物光学系か
らの光束を分割して感光記録媒体上と他の像面に結像さ
せることが可能なカメラにおいて、対物光学系から感光
記録媒体に向かう光路中において光束を分割してカメラ
の上方または下方に導く光束分割手段と、光束分割手段
によって分割された光束をカメラの上面(上方に導かれ
た場合)または底面(下方に導かれた場合)に沿った面
内で屈曲させて光路を形成する光路形成手段と、光路形
成手段によって形成された光路に従って導かれた光束を
受光して撮像を行う撮像素子とを備えている。
【0005】また、請求項2においては、同一の対物光
学系からの光束を分割して感光記録媒体上と他の像面に
結像させることが可能なカメラにおいて、対物光学系か
ら感光記録媒体に向かう光路中において光束を分割して
カメラの下方に導く光束分割手段と、光束分割手段によ
って分割された光束をカメラの底面に沿った面内で進行
するよう光路を形成する光路形成手段と、光路形成手段
によって形成された光路に従って導かれた光束を上記面
の外の位置で受光して撮像を行う撮像素子とを備えてい
る。
【0006】一方、請求項3においては、同一の対物光
学系からの光束を分割して感光記録媒体上と他の像面に
結像させることが可能なカメラにおいて、対物光学系か
ら感光記録媒体に向かう光路中において光束を分割して
カメラの上方または下方に導く光束分割手段と、光束分
割手段によって分割された光束をカメラの上面(上方に
導かれた場合)または底面(下方に導かれた場合)に沿
った面内でカメラの横方向に導く光路を形成する光路形
成手段と、光路形成手段によって形成された光路に従っ
て導かれた光束を受光して撮像を行う撮像素子とを備え
ている。
【0007】
【作用】本発明の構成によると、分割された光束がカメ
ラの上方または下方に導かれ、さらにそこでカメラの上
面または底面に沿った面内で屈曲された後に撮像素子に
入射する。あるいは、分割された光束がカメラの下方に
導かれ、さらにそこでカメラの底面に沿った面内で導か
れた後、該面の外で撮像素子に入射する。また、分割さ
れた光束がカメラの上方または下方に導かれ、さらにそ
こでカメラの上面あるいは底面に沿った面内において横
方向に導かれた後に撮像素子に入射する。
【0008】
【実施例】図1及び図2は本願発明を採用したカメラの
外観を現している。図1、図2においてそれぞれ1A、
1Bはカメラ本体であり、前面部には撮影レンズ11、
21が設置されている。また、図1のカメラにはカメラ
の前面よりも前方に突出する第1、第2の突出部13、
15が形成されている。図1のカメラは横長形状であ
り、銀塩フィルムのような感光記録媒体を使用するカメ
ラの一般的な形状と極端に異なるものではなく、図2の
カメラは前後に長い形状であり、ビデオカメラの一般的
な形状と大きく相違しないものである。その他、カメラ
本体1A、1Bには撮影に必要な周知の種々の構成が設
けられているが、本発明の要旨とは関係しないので説明
は省略する。
【0009】図3及び図4は本願発明の概要を示してい
る。図3において、撮影レンズ(この図では不図示)を
通過して入射した光束Lはそのまま直進する光束L1と
上方に向かって直角に屈曲された光束L2とに分割され
る。直進する光束L1はそのまま後方に向かって進行
し、カメラに装填された感光記録媒体たるフィルムFに
結像され、撮影される。一方、屈曲された光束L2はフ
ィルムFと等価な位置で一次像を結び、さらに上昇した
後、カメラの上面に沿った面(実際には高さを有する空
間となる)TP内で適宜屈曲され、撮像素子の撮像面上
に二次像、あるいは必要に応じて三次像として結像す
る。あるいは、光束L2は空間TP内においてカメラの
横方向に向かって導かれた後、撮像素子の撮像面上に二
次像、あるいは必要に応じて三次像として結像する。
【0010】図4の構成では、撮影レンズ(不図示)を
通過して入射した光束Lはそのまま直進する光束L1と
下方に向かって直角に屈曲された光束L2とに分割され
る。直進する光束L1はそのまま後方に向かって進行
し、カメラに装填された感光記録媒体たるフィルムFに
結像され、撮影される。一方、屈曲された光束L2はフ
ィルムFと等価な位置で一次像を結び、さらに下降した
後、カメラの底面に沿った面(実際には高さを有する空
間となる)BT内で適宜屈曲されあるいはカメラの横方
向に向かって導かれた後に撮像素子の撮像面上に二次
像、あるいは必要に応じて三次像として結像する。ま
た、光束L2は空間BT内に導かれた後、空間BT外に
出てから撮像素子に入射するようにすると良い。
【0011】上記二例において、空間TPあるいはBT
はカメラの上面や底面に沿って広がる空間であるから、
カメラの大きさや形状を従来のものに比して大きく変更
することなく確保することができ、かつ、反射鏡やプリ
ズムなどの光路を屈曲させる部材を適宜配置することに
より、長い光路長を得ることができる。従って、リレー
光学系などを高い自由度で配置することができる。ま
た、図1に示したようなカメラにおいてはカメラの横方
向の長さが比較的大きいので、空間TP、BT内で横方
向に光路が形成されるようにすると長い光路長が得られ
る。従って、やはりリレー光学系などを高い自由度で配
置することができる。さらに、光束が空間BT外へ射出
した後に撮像されるようにすると、カメラの下部が極端
に大きくなり過ぎることがなく、従来のカメラと大幅に
相違する形状になってしまうことがない。
【0012】次に、上記空間TP、BT内における実際
の光学系の配置を示す種々の実施例につき説明する。図
5は本発明の第1の実施例である。この図では図を簡潔
にするために主レンズを省略してある。図5において、
11は主レンズの後方において主レンズの光軸に対して
45度の角度に設置された半透鏡であり、光束を分割す
る。この半透鏡11を透過した光束はその後方に形成さ
れた撮影画枠13内において露出しているフィルムF上
に投影され、結像する。なお、フィルムFはロールフィ
ルムであってカートリッジから引き出されて上記撮影画
枠13に到達するものであるが、本願発明の構成には直
接関与しないので図示を省略してある。一方、半透鏡1
1によって反射された光束はカメラの上方に向かい、一
次像15を形成する。この一次像15は空中像であって
もよいし、像面の位置に焦点板を設置してその上に結像
されたものであっても良い(この点については以下の各
実施例でも同様である)。
【0013】一次像を形成した光束はさらに上方に向か
い、全反射鏡17によって後方に反射され、この反射光
はさらに全反射鏡19によって斜め前方に反射される。
斜め前方に反射された光線は斜めに設置されたリレー光
学系21を通過した後、第2のビームスプリッタを構成
する半透鏡23によって分割される。半透鏡23によっ
て反射された光束はカメラの後方に向かい、他のリレー
光学系25に入射する。この光束は2つのリレー光学系
21、25の作用によってCCDなどの撮像素子の撮像
面27上において結像する。即ち、この像が撮像素子に
よって撮像され、図示しない磁気ディスクや磁気テー
プ、あるいはICカードその他の種々の記録媒体に動画
として、あるいは静止画として記録される。また、カメ
ラの後面や上面に配置されたり、外付装置として用意さ
れる電子ビューファインダに再生される。
【0014】一方、半透鏡23を透過した光束はさらに
斜め前方に進んだ後、全反射鏡29によって後方に反射
され、別のリレー光学系31に入射する。この光束は2
つのリレー光学系21、31の作用によってファインダ
ー像33として結像する。この像が接眼レンズ35によ
って後方から撮影者に観察される。
【0015】以上の構成では光束はカメラの上面に沿っ
た空間(TP)で水平面に沿ってZ字状に折り曲げられ
る。従って、リレー光学系を配置するだけの長い光路長
を得ることができるとともに、カメラは図1、図2のよ
うに通常のカメラと極端に相違しない形状にすることが
できる。そのため、消費者にとって違和感がなく、受け
入れられ易くなる。また、ファインダ画像や撮像素子は
フィルムFの撮影画枠13に対して面積が小さいので、
各リレー光学系は像を縮小しなくてはならないことは先
に述べたとおりであるが、図5のような構成においては
一次像15の像面からリレー光学系21の入射位置まで
の距離を長くとることができるため、縮小率の大きなリ
レー光学系を使用することができるという利点がある。
【0016】次に、本発明の第2実施例を図6を参照し
て説明する。図6の構成は2枚の全反射鏡17、19の
間にリレー光学系37を設置し、ファインダ像と撮像用
の画像がそれぞれ3つのリレー光学系18、21、31
および18、21、25によって結像される点のみが図
5と相違しており、その他の構成は同一である。このよ
うな構成においては、リレー光学系が多数に分割されて
いるので設計の自由度がより高く、設計が容易になると
いう利点がある。
【0017】図7は本発明の第3実施例である。この構
成では全反射鏡19と半透鏡23との間に設置されてい
るリレー光学系の代わりに2枚の全反射鏡17、19の
間にリレー光学系39を設置した点のみが図5と相違し
ており、その他の構成は同一である。2枚の全反射鏡1
7、19の間隔は全反射鏡19と半透鏡23との間隔よ
りも大きいのでリレー光学系39の設計の自由度が高く
なり、構成レンズ枚数の少ないリレー光学系にすること
が可能であるという利点を備えている。
【0018】図8は本発明の第4実施例である。この実
施例において、91は主レンズの後方において主レンズ
の光軸に対して45度の角度に設置された半透鏡であ
り、第1のビームスプリッタを構成している。この半透
鏡91を透過した光束はその後方に形成された撮影画枠
93内において露出しているフィルムF上に投影され、
結像する。一方、半透鏡91によって反射された光束は
カメラの上方に向かい、一次像95を形成する。
【0019】一次像を形成した光束はさらに上方に向か
い、全反射鏡97によって後方に反射され、この反射光
はさらに全反射鏡99によって斜め前方に反射される。
斜め前方に反射された光線は半透鏡101によって分割
される。半透鏡101によって反射された光束はカメラ
の後方に向かい、リレー光学系103に入射する。この
光束はリレー光学系103の作用によって撮像素子の撮
像面105上において結像する。
【0020】一方、半透鏡101を透過した光束はさら
に斜め前方に進んだ後、全反射鏡107によって後方に
反射され、別のリレー光学系109に入射する。この光
束はリレー光学系109の作用によってファインダー像
111として結像する。この像が接眼レンズ113によ
って撮影者に観察される。
【0021】次に、本発明の第5実施例を図9によって
説明する。この図でも主レンズを省略してある。図9に
おいて、131は主レンズの後方において主レンズの光
軸に対して45度の角度に設置された半透鏡であり、第
1のビームスプリッタを構成している。この半透鏡13
1を透過した光束はその後方に形成された撮影画枠13
3内において露出しているフィルムF上に投影され、結
像する。一方、半透鏡131によって反射された光束は
カメラの上方に向かい、一次像135を形成する。
【0022】一次像を形成した光束はさらに上方に向か
い、全反射鏡137によって後方に反射され、この反射
光はさらに全反射鏡139によってカメラの横方向であ
ってかつ斜め前方の方向に反射される。横斜め前方に反
射された光線はリレー光学系141を通過した後、全反
射鏡143によってカメラの後方に反射される。反射さ
れた光束はリレー光学系141の作用により二次像14
5として結像する。この二次像145の後方には半透鏡
147及び接眼レンズ149が設置され、半透鏡147
を通して撮影者によって観察される。一方、半透鏡14
7で反射された光束はカメラの横方向(上記全反射鏡1
39に接近する方向)に進み、横向きに設置されたリレ
ー光学系151によって撮像素子の撮像面153上に結
像する。この構成において、全反射鏡139から全反射
鏡143に至る光路と半透鏡147から撮像素子に至る
光路が空間TP内において略横向きに設定されている。
つまり、特に図1のような横長の構成のカメラの形状に
良く適合した配置となっている。
【0023】図10ないし図12は本発明の第6実施例
である。図10ではカメラ内の光路形成部材のみを示
し、その他の構成は省略してある。また、撮影レンズも
図示は省略している。一方、図11、図12はそれぞれ
カメラを上から見た場合、正面から見た場合のカメラ内
部の配置を模式的に現している。各図において241は
半透鏡であり、撮影レンズ(不図示)の光軸に対して4
5度の角度に設置され、撮影レンズを介して入射した光
束が分割される。半透鏡241を透過した光束は後方で
カメラに装填されたフィルムの面F上に結像し、撮影さ
れる。
【0024】一方、半透鏡241によって反射された光
束はカメラの上方に導かれ、フィルム面Fと等価な位置
において一次像243を形成する。一次像243を形成
した光束はさらにその上方において反射鏡245によっ
てカメラの後方に反射される。その後光束は反射鏡24
5の後方に設置された他の反射鏡247によってカメラ
の側方斜め前方に反射される。249はさらなる反射鏡
であって、図1において示した第1の突出部13を含む
カメラを把持するための部分(以下、把持部分という)
の内部の上方に設置されている(図11参照)。反射鏡
247によって導かれた光束はこの反射鏡249によっ
て下に向かって反射され、第1の突出部13内を下に向
って進む。一方、第1の突出部13内には上下方向にリ
レー光学系251が設置されており、さらにその下方に
撮像素子の撮像面253が位置している。従って、反射
鏡249によって反射された光束はリレー光学系251
によって縮小され、撮像面253上に結像して撮像され
る。撮像された画像はカメラの後部に設置された電子ビ
ューファインダに再生されて観察されるとともに、第2
の突出部15を含む把持部分(上記光路が形成されてい
る把持部分とは反対側の把持部分)に形成された収容室
MEDC内に装填された磁気・光磁気ディスクや磁気テ
ープ、ICカードなどの何れかからなる記録媒体MED
に静止画として、あるいは動画として記録される。ま
た、上記第2の突出部を含む把持部分にはカメラの動作
ための電源となる電池BATを直列に2本装填するため
の電池室BATCが形成されている。
【0025】感光記録媒体としてロール状の銀塩フィル
ムを使用する場合には銀塩フィルムのカートリッジFC
を装填するためのカートリッジ室CMBと銀塩フィルム
を巻き取るためのスプール室SPLが必要であるが、本
実施例の場合電池BATやリレー光学系251等は突出
部13、15を利用して配置されているので、図11に
示されるようにカートリッジ室CMBは電池BATの装
填部位の後部に、スプール室SPLはリレー光学系25
1等の設置部位の後部に、それぞれ設けることができ
る。従って、フィルムを装填するための構成は従来一般
に使用されているカメラと同様の通常のものとなってい
る。
【0026】本実施例においては、第1の突出部13内
に反射鏡249やリレー光学系251などの光路形成部
材を配置しているので、その後部には格別の空間を必要
とせず、従来カメラにおいて配置されている構成を任意
に配置することができる。従って、従来の構成を大幅に
変更することなく本発明の光学系構成を採用することが
可能となる。
【0027】図13、図14は本発明の第7の実施例を
現している。この実施例は、第1の突出部13に向かっ
て反射された光束がそのまま下方に向けて反射されるの
ではなく、一旦カメラの後部に向けて反射された後に下
方に向けて反射されるようになっている点で上記第6実
施例とは相違する。以下の説明では、第6実施例と同様
の部材については同じ符号を付し、説明を簡略に行う。
半透鏡241によって反射され一次像243を形成した
光束は反射鏡245、247を経てカメラの側方斜め前
方に導かれる。その光束は第1の突出部13内に設置さ
れた反射鏡255によってカメラの後方に反射され、そ
の後方に配置された反射鏡257によってカメラの下方
に導かれる。反射鏡257の下方には上下方向にリレー
光学系259が設置されており、さらにその下方に撮像
素子の撮像面261が位置している。従って、反射鏡2
57によって反射された光束はリレー光学系259によ
って縮小され、撮像面261上に結像して撮像される。
撮像された画像は電子ビューファインダに再生されて観
察されるとともに、記録媒体MEDに静止画として、あ
るいは動画として記録される。
【0028】この実施例において、第1の突出部13に
向けて送られた光束はその後方に反射された後に上下方
向に導かれる。従って、カメラに装填されたロール状の
銀塩フィルムを巻き取るためのスプール室SPLは光束
を避けるべく、第1の突出部13を利用して配置され
る。即ち、図14に示すように、反射鏡255の下方に
スプール室SPLが設置されており、フィルムの露光が
終わった部分が順次カメラの側面に沿って前方に送ら
れ、反射鏡255の下方において巻き取られる。なお、
図14においては図示が煩雑になるのを防ぐためにスプ
ール室SPLは仮想線で示してある。また、記録媒体収
容室MEDC、電池室BATC、カートリッジ室CMB
の配置は上記第6実施例と同様である。
【0029】この第7実施例では、一旦斜め前方に反射
された光束をさらに後方に反射した後にリレー光学系2
59に導いているため、一次像243からリレー光学系
259に光束が入射するまでの光路長が上記第6実施例
よりも長くなり、その分だけ縮小率の高いリレー光学系
を使用することができる。
【0030】次に、図15ないし図17を参照して本発
明の第8実施例を説明する。図15はカメラ内の光路形
成部材のみを示し、その他の構成は省略してある。ま
た、図16と図17はそれぞれカメラを上方、前方から
見たときの内部配置を示す模式図である。各図において
271は半透鏡であり、撮影レンズ(不図示)の光軸に
対して45度の角度に設置され、撮影レンズを介して入
射した光束が分割される。半透鏡271を透過した光束
は後方でカメラに装填されたフィルムのうち露光開口2
73内において露出しているフィルム面F上に結像し、
撮影される。
【0031】一方、半透鏡271によって反射された光
束はカメラの下方に導かれ、フィルム面Fと等価な位置
において一次像275を形成する。一次像275を形成
した光束はさらにその下方の空間BT内において反射鏡
277によってカメラの側方(正面から向かって右の方
向)に反射される。その後光束は反射鏡277の側方に
設置された他の反射鏡279によってカメラの上方、即
ち上記空間BT外へ反射される。反射鏡279によって
導かれた光束は第1の突出部13の後方の把持部分内を
上に向って進む。把持部分内には上下方向にリレー光学
系281が設置されており、さらにその上方に撮像素子
の撮像面283が位置している。従って、反射鏡279
によって反射された光束はリレー光学系281によって
縮小され、撮像面283上に結像して撮像される。撮像
された画像はカメラの後部に設置された電子ビューファ
インダに再生されて観察されるとともに、第2の突出部
15を含む把持部分(上記光路が形成されている把持部
分とは反対側の把持部分)の収容室MEDC内に装填さ
れた記録媒体MEDに静止画として、あるいは動画とし
て記録される。
【0032】また、上記第2の突出部を含む把持部分の
電池室BATCにはカメラの動作ためのの電源となる2
本の電池BATが直列に接続されて装填されているが、
そのうちの1本はカメラの上下方向に沿い、他の1本は
カメラの左右方向に沿うように装填される。この実施例
において、カメラに装填されたロール状の銀塩フィルム
を巻き取るためのスプール室SPLは光束を避けるべ
く、第1の突出部13を利用して配置される。即ち、図
16に示すように、リレー光学系281よりも前方にス
プール室SPLが設置されており、フィルムの露光が終
わった部分が順次カメラの側面に沿って前方に送られ巻
き取られる。また、先に述べたように記録媒体収容室M
EDC、電池室BATCは第2の突出部15を利用して
配置されており、さらにカートリッジ室CMBの配置は
通常のカメラと同様である。この実施例では入射して分
割された光束はカメラの下方を通って撮像素子に向かう
ように構成されているので、カメラの下部が上部よりも
大きくなる。そのため、カメラの重心がより下の方に位
置することになり、カメラの安定がきわめて良好にな
る。しかし、撮像はカメラの底面に沿った面(空間)の
外で行われるように光路が形成されているから、カメラ
の下部が大きくなり過ぎて従来のカメラと極端に違う形
状となってしまうことが防止される。
【0033】次に、図18ないし図20を参照して本発
明の第9実施例を説明する。図18はカメラ内の光路形
成部材のみを示し、その他の構成は省略してある。ま
た、図19と図20はそれぞれカメラを上方、前方から
見たときの内部配置を示す模式図である。各図において
303は半透鏡であり、撮影レンズ(不図示)の光軸に
対して45度の角度に設置され、撮影レンズを介して入
射した光束が分割される。半透鏡303を透過した光束
は後方でカメラに装填されたフィルムのうち露光開口3
05内において露出しているフィルム面F上に結像し、
撮影される。
【0034】一方、半透鏡303によって反射された光
束はカメラの側方(正面から向かって右の方向)に導か
れ、フィルム面Fと等価な位置において一次像307を
形成する。一次像307を形成した光束はさらにその側
方において反射鏡309によってカメラの上方に反射さ
れる。反射鏡309によって導かれた光束は第1の突出
部13の後方の把持部分内を上に向って進む。把持部分
の上方には他の反射鏡311が設置されており、把持部
内を上昇した光束はカメラの側方(正面から向かって左
の方向)に反射される。反射鏡311の側方には左右方
向にリレー光学系313が設置されており、さらにその
側方に撮像素子の撮像面315が位置している。従っ
て、反射鏡311によって反射された光束はリレー光学
系313によって縮小され、撮像面315上に結像して
撮像される。撮像された画像はカメラの後部に設置され
た電子ビューファインダに再生されて観察されるととも
に、第2の突出部15を含む把持部分(上記上昇光路が
形成されている把持部分とは反対側の把持部分)内に装
填された磁気・光磁気ディスクや磁気テープ、ICカー
ドなどからなる記録媒体MEDに静止画として、あるい
は動画として記録される。
【0035】この実施例において、カメラに装填された
ロール状の銀塩フィルムを巻き取るためのスプール室S
PLは光束を避けるべく、上記第8実施例と同様に第1
の突出部13を利用して配置される。
【0036】また、上記第2の突出部を含む把持部分に
は記録媒体MEDを装填する収容室MEDCが形成され
るとともに電池室BATCが形成され、2本の電池BA
Tが直列に電気接続されて並列に並べられて装填されて
いる。また、電池室BATCの上方にはカメラに内蔵さ
れているフラッシュ(不図示)を発光させるためのエネ
ルギーを蓄えるコンデンサCAPが収納されている。電
池BATとコンデンサCAPの設置を逆にしても良い。
本実施例では一次像307からリレー光学系313への
入射までの間の光路が長くなるので、縮小率の高いリレ
ー光学系を採用することができる。また、カメラの横方
向に向けて光路が形成されるので図1に示すような横長
のカメラに採用すると好適である。
【0037】図21は本発明の第10実施例である。本
実施例の光学系の構成は上記第9実施例の構成を上下逆
にしたものであり、その他に相違はない。即ち、半透鏡
317で側方に反射された光束は一次像319を作り、
さらに反射鏡321によってカメラの下方に反射され、
反射鏡323によって側方に導かれる。反射鏡323に
よって反射された光束は左右方向に配置されたリレー光
学系325によって縮小され、撮像素子の撮像面327
に結像し、撮像される。
【0038】なお、この実施例において、第2の突出部
15が設けられている方の把持部分の電池室BATC内
には電池BATが2本直列に接続されて装填されるとと
もに、その下方にコンデンサCAPが横方向に収納され
ている。その他の構成は第9実施例と同様である。本実
施例でも一次像319からリレー光学系325への入射
までの間の光路が長くなるので、縮小率の高いリレー光
学系を採用することができる。また、カメラの横方向に
向けて光路が形成されるので図1に示すような横長のカ
メラに採用すると好適である。
【0039】
【発明の効果】本発明の構成によると、分割された光束
がカメラの上方または下方に導かれ、さらにそこでカメ
ラの上面または底面に沿った面内で屈曲あるいは横方向
に導かれた後に撮像素子に入射する。あるいは、分割さ
れた光束がカメラの下方に導かれ、さらにそこでカメラ
の底面に沿った面内で導かれた後にその面の外の位置に
おいて撮像素子に入射する。そのため、カメラの上部や
下部に格別大きな突出空間を設けなくとも充分な光路長
を得ることができ、撮像用の光路を無理なく設けること
ができる。また、カメラの下部が大きくなりすぎて従来
のカメラと形状が極端に異なるカメラになることが防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用したカメラの外観図である。
【図2】本発明を採用した他のカメラの外観図である。
【図3】本発明の構成の第1の概要を示す図である。
【図4】本発明の構成の第2の概要を示す図である。
【図5】本発明の第1実施例のカメラ内部構成を示す斜
視図である。
【図6】本発明の第2実施例のカメラ内部構成を示す斜
視図である。
【図7】本発明の第3実施例のカメラ内部構成を示す斜
視図である。
【図8】本発明の第4実施例のカメラ内部構成を示す斜
視図である。
【図9】本発明の第5実施例のカメラ内部構成を示す斜
視図である。
【図10】本発明の第6実施例のカメラ内部構成を示す
斜視図である。
【図11】上記第6実施例の上面模式図である。
【図12】上記第6実施例の正面模式図である。
【図13】本発明の第7実施例のカメラ内部構成を示す
斜視図である。
【図14】上記第7実施例の上面模式図である。
【図15】本発明の第8実施例のカメラ内部構成を示す
斜視図である。
【図16】上記第8実施例の上面模式図である。
【図17】上記第8実施例の正面模式図である。
【図18】本発明の第9実施例のカメラ内部構成を示す
斜視図である。
【図19】上記第9実施例の上面模式図である。
【図20】上記第9実施例の正面模式図である。
【図21】本発明の第10実施例の正面模式図である。
【符号の説明】
11、91、131、241、271、303、30
9、317、321:光束分割手段 17、19、23、97、99、101、137、13
9、143、147、245、247、255、27
7、311、323:光路形成手段 27、105、153、253、261、283、31
5、327:撮像素子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の対物光学系からの光束を分割して
    感光記録媒体上と他の像面に結像させることが可能なカ
    メラにおいて、 上記対物光学系から感光記録媒体に向かう光路中におい
    て光束を分割してカメラの上方またはに導く光束分割手
    段と、 上記光束分割手段によって分割された光束をカメラの上
    面または底面に沿った面内で屈曲させて光路を形成する
    光路形成手段と、 光路形成手段によって形成された光路に従って導かれた
    光束を受光して撮像を行う撮像素子とを備えたことを特
    徴とするカメラの配置構造。
  2. 【請求項2】 同一の対物光学系からの光束を分割して
    感光記録媒体上と他の像面に結像させることが可能なカ
    メラにおいて、 上記対物光学系から感光記録媒体に向かう光路中におい
    て光束を分割してカメラの下方に導く光束分割手段と、 上記光束分割手段によって分割された光束がカメラの底
    面に沿った面内を進行するよう光路を形成する光路形成
    手段と、 光路形成手段によって形成された光路に従って進行した
    光束を上記面外の位置において受光して撮像を行う撮像
    素子とを備えたことを特徴とするカメラの配置構造。
  3. 【請求項3】 同一の対物光学系からの光束を分割して
    感光記録媒体上と他の像面に結像させることが可能なカ
    メラにおいて、 上記対物光学系から感光記録媒体に向かう光路中におい
    て光束を分割してカメラの上方または下方に導く光束分
    割手段と、 上記光束分割手段によって分割された光束をカメラの上
    面または底面に沿った面内でカメラの横方向に導く光路
    を形成する光路形成手段と、 光路形成手段によって形成された光路に従って導かれた
    光束を受光して撮像を行う撮像素子とを備えたことを特
    徴とするカメラの配置構造。
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DE19622802A DE19622802A1 (de) 1995-06-08 1996-06-07 Kamera
US08/834,107 US5953546A (en) 1995-06-08 1997-04-14 Camera
US10/680,340 US7133608B1 (en) 1995-06-08 2003-10-08 Camera

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6041195A (en) * 1996-07-24 2000-03-21 Minolta Co., Ltd. Camera capable of video and film shooting having optical viewfinder
JP2007193214A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Olympus Imaging Corp 複数の撮像手段を有するカメラ
US7734169B2 (en) 2006-01-10 2010-06-08 Olympus Imaging Corp. Camera

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