JPH0959146A - 速溶性コーティング剤組成物およびその製造方法 - Google Patents

速溶性コーティング剤組成物およびその製造方法

Info

Publication number
JPH0959146A
JPH0959146A JP21356195A JP21356195A JPH0959146A JP H0959146 A JPH0959146 A JP H0959146A JP 21356195 A JP21356195 A JP 21356195A JP 21356195 A JP21356195 A JP 21356195A JP H0959146 A JPH0959146 A JP H0959146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
agent composition
plasticizer
fast
coating agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP21356195A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3345620B2 (ja
Inventor
Hiroyasu Kokubo
宏恭 小久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP21356195A priority Critical patent/JP3345620B2/ja
Priority to US08/699,054 priority patent/US5681382A/en
Publication of JPH0959146A publication Critical patent/JPH0959146A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3345620B2 publication Critical patent/JP3345620B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 固形の可塑剤を含んでいるにもかかわらず常
温で素早く溶解し、顔料の分離が少ない速溶性コーティ
ング剤組成物およびその製造方法を提供する。 【構成】 平均粒子径200〜1000μmの粒状のヒドロキシ
プロピルメチルセルロースまたはメチルセルロースであ
り、粒子径75μm以下の粒子の含有量が30重量%以下で
あるコーティング基剤に対し、常温で固体である可塑剤
および顔料を添加し混合する。得られた混合物を可塑剤
の凝固点以上に加熱して速溶性コーティング剤組成物と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医薬品等の錠剤に塗布
されてフィルムになる速溶性コーティング剤組成物およ
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】医薬品等の錠剤は、利用者が苦みを感じ
ないように水溶性フィルムでコーティングされている。
水溶性フィルムの基剤、すなわちコーティング基剤とな
るポリマーには、ヒドロキシプロピルメチルセルロース
が最も広く利用されている。ヒドロキシプロピルメチル
セルロースを水に溶かしてコーティング液とし、コーテ
ィング液を乾燥することによって水溶性フィルムが得ら
れる。
【0003】フィルムでコーティングする方法が開発さ
れた当初(1950年代)は、有機系コーティング液が利用
されていた。有機系コーティング液は、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース等を貧溶媒に分散させてから、良
溶媒を添加して溶かすことにより短時間で得られる。し
かし1970年代から、コストの低減と環境対策のため、コ
ーティング基剤を水に溶かした水系コーティング液が利
用されている。
【0004】水系コーティング液の調製方法は、ヒドロ
キシプロピルメチルセルロースまたはメチルセルロース
を熱水に分散させた後、冷却して溶解するものである。
別の調製方法として、通常の温度(25℃程度)の水にヒ
ドロキシプロピルメチルセルロース等を投入する方法が
ある。しかし熱水を用いる方法は冷却に時間がかかり、
通常温度の水を用いる方法はコーティング基剤を完全に
溶かすのに数時間から1日を要してしまう。
【0005】液の調製に時間がかかると水溶液に微生物
が増殖してしまい、水系コーティング液を保管しにくく
なる。特に週末にコーティング液を調製した場合、週明
け(月曜日)には、コーティング液に微生物が増殖して
いることがある。微生物の増殖を防ぐ手段のひとつとし
て防腐剤を添加する方法があるが、医薬品に塗布される
コーティング液にとっては好ましくない。このため水系
コーティング液を短時間で調製して、微生物の増殖を防
ぐ方法が望まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】コーティング液を短時
間で調製する手段のひとつとして、特殊な溶解装置、例
えばホモミキサーを用いる方法がある。しかしこの方法
は、費用がかかり気泡が多く発生することがある。
【0007】別の手段として、コーティング基剤に顔料
および可塑剤、場合によってはさらに界面活性剤等を配
合したプレミックス品を用いる方法がある。プレミック
ス品には、溶液タイプと粉末タイプがある。溶液タイプ
のプレミックス品は、そのままあるいは水で希釈されて
コーティング液となる。しかしながら溶液タイプは、自
社で調製するよりも高価であり、製品毎に色合い、配合
組成を変える必要があるため在庫の管理が煩雑となる。
【0008】粉末タイプのプレミックス品とは、特公平
2-29655号公報に開示されるように、コーティング基剤
と顔料とが予め混合され、この中に可塑剤および界面活
性剤が添加されたコーティング剤組成物である。粉末タ
イプは、可塑剤として添加されるポリエチレングリコー
ル(PEG)によって分散性が向上するため、通常温度の
水で調製される。しかしながら粉末タイプは不均一であ
り、顔料粒子が容易に識別され、輸送中に包装容器内で
顔料が分離することがある。米国特許第5258436号明細
書には、水溶性のセルロースアセテート、可塑剤、顔料
を含んだセルロースアセテート水溶液を凍結乾燥して、
不均一性を改善する方法が記載されている。この方法
は、均一で再分散溶解性に優れるプレミックス品を造る
ことができるが、凍結乾燥に多大なコストがかかる。さ
らに分散溶解性が良好なプレミックス品を得るのに、攪
拌条件を厳密に設定しなければならない。
【0009】分散溶解性が良好なプレミックス品を容易
に得る手段として、液状の可塑剤を粒状のコーティング
基剤に散布しながら、顔料を添加して混合する方法が考
えられる。しかし、この方法では液状可塑剤が錠剤へ移
行するのを防止できない。
【0010】本発明は前記の課題を解決するためになさ
れたもので、固形の可塑剤を含んでいるにもかかわらず
常温で素早く溶解し、顔料の分離が少ない速溶性コーテ
ィング剤組成物およびその製造方法を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めになされた本発明の速溶性コーティング剤組成物は、
平均粒子径200〜1000μmの粒状のヒドロキシプロピルメ
チルセルロースおよび/またはメチルセルロースであ
り、粒子径75μm以下の粒子の含有量が30重量%以下で
あるコーティング基剤に、常温で固体である可塑剤およ
び顔料が含まれているものである。
【0012】コーティング基剤はヒドロキシプロピルメ
チルセルロース、メチルセルロースが好ましく、特にヒ
ドロキシプロピルメチルセルロースが最も広く利用され
ている。
【0013】コーティング基剤の平均粒子径は200〜100
0μmが好ましい。200μm未満の場合には、分散効果が小
さく、溶解時に凝集塊を生じてしまい溶解に時間がかか
る。1000μmを超える場合には、分散性は良好となる
が、一個の粒子を溶解するのに時間がかかる。
【0014】コーティング基剤に含まれる粒子径75μm
以下の粒子の含有量は、30重量%以下であることが好ま
しい。30重量%を超える場合には、平均粒子径が200μm
以上であっても凝集塊を生じる可能性が高く、溶解に時
間がかかってしまう。粒子径は、造粒または製造段階の
粉砕分級条件を変更することによって調製される。
【0015】コーティング基剤の2重量%水溶液の粘度
は2〜60cP、特に2〜20cPであるのが好ましい。2cP未
満の場合には、得られるコーティング液の濃度が低くな
り過ぎ、薬剤等をコーティングするのに時間がかかる。
60cPを超える場合には、コーティング液の濃度が高くな
り過ぎ、コーティング液を機械等でスプレーしにくくな
る。
【0016】常温で固体である可塑剤は、重量平均分子
量950〜25000のポリエチレングリコールから選ばれた少
なくとも1種類であるのが好ましい。これら可塑剤は、
重量平均分子量1000では凝固点35〜40℃、重量平均分子
量20000では凝固点56〜64℃である。固形のポリエチレ
ングリコールとしては、平均粒子径500μm以下の粉末状
のものが好ましい。市販されている粉末状ポリエチレン
グリコールを配合すると、加熱溶融させたときの展延性
が低下する。
【0017】可塑剤の濃度は、コーティング基剤に対し
て5〜30重量%であるのが好ましい。5重量%未満の場
合には、コーティング剤組成物中で顔料が分離してしま
う。30重量%を超える場合には、ブリージングによって
可塑剤が析出しやすくなる。また、分散性をさらに改善
するために、界面活性剤を可塑剤に配合することは自由
である。
【0018】粉末状の顔料は密度が高く分離を生じ易い
酸化チタンおよび/または酸化鉄が本発明の効果を示
す。
【0019】顔料の濃度はコーティング基剤に対して1
〜30重量%が好ましい。1重量%未満の場合には、熱処
理効果が小さく、30重量%を超える場合には、顔料が分
離しやすくなる。また通常のプレミックス品のように、
レーキ色素を顔料と共に混合しても良い。その他の食用
色素を顔料に配合することもできる。
【0020】速溶性コーティング剤組成物の製造方法
は、平均粒子径200〜1000μmの粒状ヒドロキシプロピル
メチルセルロースおよび/またはメチルセルロースであ
り、粒子径75μm以下の粒子の濃度が30重量%以下であ
るコーティング基剤、常温で固体である可塑剤および顔
料を添加し混合してから、可塑剤の凝固点以上に加熱す
るものである。
【0021】混合する際には、混合機を利用するのが好
ましい。混合機には、コニカル型混合機、V型混合機、
高速攪拌混合機等に加熱のためのジャケットを装備した
ものが好ましい。加熱空気を熱媒体とする場合には、流
動層混合機を使用することができる。顔料の分離を防ぎ
均一な組成物を得るには、攪拌混合力が大きい装置、例
えば高速攪拌造粒機が好ましい。
【0022】得られたコーティング剤組成物を水に溶解
して、コーティング液を調製する。コーティング液をコ
ーティング装置によって薬剤に噴射し、乾燥してフィル
ム化し薬剤を覆う。コーティング液には製剤学的に認め
られる添加剤、例えば粘着防止剤を加えてもよい。
【0023】コーティング装置には、例えば流動層コー
ティング装置、パンコーティング装置、通気式回転ドラ
ム型コーティング装置が挙げられる。
【0024】
【発明の効果】本発明の速溶性コーティング剤組成物は
特殊な溶解装置を用いなくても水に素早く溶解し、水系
コーティング液を素早く調製することができる。また、
顔料の分離、偏積がほとんど生じないため、常に一定の
色調を再現することができる。水系コーティング液は薬
剤に塗布される直前に調製されるので保存期間が短縮さ
れ、微生物が増殖したりすることがない。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0026】実施例1 平均粒子径373μm、粒度分布が1000μm以上が0.6%、71
0〜1000μmが4.4%、500〜710μmが29.8%、355〜500μ
mが25.2%、250〜355μmが14.8%、180〜250μmが6.8
%、180μm以下が18.4%であり、2重量%水溶液の粘度
が6cPのヒドロキシプロピルメチルセルロース500g、
酸化チタン(A-110:堺化学工業製)80g、ポリエチレ
ングリコール6000(マクロゴール6000P:重量平均分子
量7300〜9300、凝固点56〜61℃ 日本油脂製)80gを高
速攪拌造粒機に投入した。ジャケットを70℃に加熱しな
がら10分間攪拌混合して、コーティング剤組成物を得
た。
【0027】精製水188mlを8オンス瓶に投入して攪拌
羽根をセットし、8オンス瓶を25℃の高温槽に浸した。
水温が25℃に達したところで、500rpmで攪拌しながら試
料(コーティング剤組成物)12gを一挙に投入し、溶解
が完了するまで攪拌を継続した。未溶解粒子または凝集
塊が消失してから、18mesh(850μm)篩網に溶液を通し、
篩上の残留物を認めなくなった時点を溶解時間とした。
溶解時間は8分であった。
【0028】本コーティング剤組成物液を篩分けにより
24〜30mesh、42〜60mesh、100meshパスの3種類の粒度
に大別し、各粒度における酸化チタン含有量を測定し
た。その結果を表1に示す。尚、篩分けの振盪時間は20
分、1時間である。
【0029】実施例2 平均粒子径504μm、粒度分布が1000μm以上が1.0%、71
0〜1000μmが18.5%、500〜710μmが42.5%、355〜500
μmが18.5%、250〜355μmが7.0%、180〜250μmが3.8
%、180μm以下が8.7%であり、2重量%水溶液の粘度が
3cPのヒドロキシプロピルメチルセルロースを使用し、
その他の条件を実施例1と同様にしてコーティング剤組
成物の調製、溶解時間の測定を行った。溶解時間は4分
であった。
【0030】実施例1と同様に本コーティング剤組成物
液を篩分けにより24〜30mesh、42〜60mesh、100meshパ
スの3種類の粒度に大別し、各粒度における酸化チタン
含有量を測定した。その結果を表1に示す。
【0031】実施例3 平均粒子径429μm、粒度分布が1000μm以上が0.4%、71
0〜1000μmが14.0%、500〜710μmが37.4%、355〜500
μmが20.6%、250〜355μmが7.0%、180〜250μmが4.6
%、180μm以下が16.0%であり、2重量%水溶液の粘度
が15cPのヒドロキシプロピルメチルセルロースを使用
し、その他の条件を実施例1と同様にしてコーティング
剤組成物の調製、溶解時間の測定を行った。溶解時間は
19分であった。
【0032】実施例1と同様に本コーティング剤組成物
液を篩分けにより24〜30mesh、42〜60mesh、100meshパ
スの3種類の粒度に大別し、各粒度における酸化チタン
含有量を測定した。その結果を表1に示す。
【0033】実施例4 平均粒子径255μm、粒度分布が1000μm以上が1.0%、71
0〜1000μmが4.5%、500〜710μmが11.0%、355〜500μ
mが16.2%、250〜355μmが17.9%、180〜250μmが15.6
%、180μm以下が16.6%であり、2重量%水溶液の粘度
が15cPのヒドロキシプロピルメチルセルロースを使用
し、その他の条件を実施例1と同様にしてコーティング
剤組成物の調製、溶解時間の測定を行った。溶解時間は
18分であった。
【0034】実施例1と同様に本コーティング剤組成物
液を篩分けにより24〜30mesh、42〜60mesh、100meshパ
スの3種類の粒度に大別し、各粒度における酸化チタン
含有量を測定した。その結果を表1に示す。
【0035】実施例5 可塑剤にポリエチレングリコール20000(マクロゴール2
0000:重量平均分子量15000〜25000、凝固点56〜64℃
日本油脂製)40gを使用し、その他の条件を実施例1と
同様にしてコーティング剤組成物の調製、溶解時間の測
定を行った。溶解時間は12分であった。
【0036】実施例1と同様に本コーティング剤組成物
液を篩分けにより24〜30mesh、42〜60mesh、100meshパ
スの3種類の粒度に大別し、各粒度における酸化チタン
含有量を測定した。その結果を表1に示す。
【0037】実施例6 可塑剤にポリエチレングリコール4000(マクロゴール40
00:重量平均分子量2600〜3800、凝固点53〜57℃ 日本
油脂製)125gを使用し、その他の条件を実施例1と同
様にしてコーティング剤組成物の調製、溶解時間の測定
を行った。溶解時間は6分であった。
【0038】実施例1と同様に本コーティング剤組成物
液を篩分けにより24〜30mesh、42〜60mesh、100meshパ
スの3種類の粒度に大別し、各粒度における酸化チタン
含有量を測定した。その結果を表1に示す。
【0039】実施例7 顔料に酸化チタン(A−110:堺化学工業製)40gを使
用し、その他の条件を実施例1と同様にしてコーティン
グ剤組成物の調製、溶解時間の測定を行った。溶解時間
は10分であった。
【0040】実施例1と同様に本コーティング剤組成物
液を篩分けにより24〜30mesh、42〜60mesh、100meshパ
スの3種類の粒度に大別し、各粒度における酸化チタン
含有量を測定した。その結果を表1に示す。
【0041】実施例8 顔料に酸化チタン(A−110:堺化学工業製)125gを使
用し、その他の条件を実施例1と同様にしてコーティン
グ剤組成物の調製、溶解時間の測定を行った。溶解時間
は8分であった。
【0042】実施例1と同様に本コーティング剤組成物
液を篩分けにより24〜30mesh、42〜60mesh、100meshパ
スの3種類の粒度に大別し、各粒度における酸化チタン
含有量を測定した。その結果を表1に示す。
【0043】比較例1 ジャケットによる加熱を行なわず、その他の条件を実施
例1と同様にして、コーティング剤組成物の調製、溶解
時間の測定を行った。溶解時間は8分であった。
【0044】実施例1と同様に本コーティング剤組成物
液を篩分けにより24〜30mesh、42〜60mesh、100meshパ
スの3種類の粒度に大別し、各粒度における酸化チタン
含有量を測定した。その結果を表1に示す。
【0045】比較例2 平均粒子径50μm、粒度分布が150μm以上が0.4%、106
〜150μmが4.9%、75〜106μmが10.4%、63〜75μmが1
1.6%、45〜63μmが24.4%、38〜45μmが22.2%、38μm
以下が26.1%であり、2重量%水溶液の粘度が6cPのヒ
ドロキシプロピルメチルセルロース(TC−5R:信越化
学工業製)500gを使用し、その他の条件を実施例1と
同様にしてコーティング剤組成物の調製、溶解時間の測
定を行った。溶解時間は21分であった。
【0046】実施例1と同様に本コーティング剤組成物
液を篩分けにより100〜140mesh、200〜235mesh、330mes
hパスの3種類の粒度に大別し、各粒度における酸化チ
タン含有量を測定した。その結果を表2に示す。
【0047】比較例3 ジャケットによる加熱処理を行わず、その他の条件を比
較例2と同様にして、コーティング剤組成物の調製、溶
解時間の測定を行った。溶解時間は24分であった。
【0048】実施例1と同様に本コーティング剤組成物
液を篩分けにより100〜140mesh、200〜235mesh、330mes
hパスの3種類の粒度に大別し、各粒度における酸化チ
タン含有量を測定した。その結果を表2に示す。
【0049】
【表1】
【0050】
【表2】
【0051】表1に示されるように、実施例1〜8のコ
ーティング剤組成物は1時間振盪しても酸化チタンの含
有量が変化せず、均一な組成を保つことが確認された。
【0052】表1に示されるように、比較例1のコーテ
ィング剤組成物は振盪時間が20分のとき、粒子径150μ
m以下のコーティング剤組成物中の酸化チタン含有量が
実施例1と比較して高くなっている。1時間の振盪によ
ってその差はさらに拡大することが確認された。コーテ
ィング剤組成物を調製する際、加熱処理していないた
め、酸化チタンの含有量の分布が変化してしまった。
【0053】表2に示されるように、比較例2のコーテ
ィング剤組成物は1時間振盪しても酸化チタンの分布が
変化せず、均一な組成を保つことが確認された。しかし
コーティング基剤の粒子径が50μmと小さいため、実施
例1〜8のコーティング剤組成物と比べ溶解時間が長く
なっている。
【0054】表2に示されるように、比較例3のコーテ
ィング剤組成物は振盪時間が20分の場合、粒子径45μm
以下のコーティング剤組成物中の酸化チタン含有量が実
施例1と比較して高くなっている。1時間の振盪によっ
てその差はさらに拡大することが確認された。コーティ
ング剤組成物を調製する際、加熱処理していないため、
酸化チタンの含有量の分布が変化してしまった。コーテ
ィング基剤の粒子径が50μmと小さいため、実施例1〜
8のコーティング剤組成物と比べ溶解時間も長くなって
いる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均粒子径200〜1000μmの粒状のヒドロ
    キシプロピルメチルセルロースおよび/またはメチルセ
    ルロースであり、粒子径75μm以下の粒子の含有量が30
    重量%以下であるコーティング基剤に対し、5〜30重量
    %の常温で固体の可塑剤および1〜30重量%の顔料が含
    まれていることを特徴とする速溶性コーティング剤組成
    物。
  2. 【請求項2】 前記コーティング基剤の2重量%水溶液
    の粘度が2〜60cPであることを特徴とする請求項1に記
    載の速溶性コーティング剤組成物。
  3. 【請求項3】 前記常温で固体である可塑剤が重量平均
    分子量950〜25000のポリエチレングリコールから選ばれ
    た少なくとも1種類であることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の速溶性コーティング剤組成物。
  4. 【請求項4】 前記顔料が酸化チタンおよび/または酸
    化鉄であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の速溶性コーティング剤組成物。
  5. 【請求項5】 平均粒子径200〜1000μmの粒状のヒドロ
    キシプロピルメチルセルロースおよび/またはメチルセ
    ルロースであり、粒子径75μm以下の粒子の含有量が30
    重量%以下であるコーティング基剤に、常温で固体であ
    る可塑剤および顔料を添加し混合してから、該可塑剤の
    凝固点以上に加熱することを特徴とする速溶性コーティ
    ング剤組成物の製造方法。
JP21356195A 1995-08-22 1995-08-22 速溶性コーティング剤組成物およびその製造方法 Expired - Fee Related JP3345620B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21356195A JP3345620B2 (ja) 1995-08-22 1995-08-22 速溶性コーティング剤組成物およびその製造方法
US08/699,054 US5681382A (en) 1995-08-22 1996-08-09 Rapidly soluble coating composition and method for preparing same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21356195A JP3345620B2 (ja) 1995-08-22 1995-08-22 速溶性コーティング剤組成物およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0959146A true JPH0959146A (ja) 1997-03-04
JP3345620B2 JP3345620B2 (ja) 2002-11-18

Family

ID=16641256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21356195A Expired - Fee Related JP3345620B2 (ja) 1995-08-22 1995-08-22 速溶性コーティング剤組成物およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3345620B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3345620B2 (ja) 2002-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3703481B2 (ja) セルロース重合体およびラクトースに基づくフィルム被覆および被覆組成物
EP0551700B1 (en) Film coatings and film coating compositions based on cellulosic polymers and lactose
AU658141B2 (en) Film-forming product intended for coating solid forms
JP3157158B2 (ja) 湿式粉末膜形成組成物
EP0771339B1 (en) Dry moisture barrier film coating composition, method of coating substrates using the same and pharmaceutical tablets coated therewith
KR100392215B1 (ko) 친유성물질의다중캡슐화방법
JPH07504162A (ja) 新規な薬学的固体分散物
JPH034577B2 (ja)
KR100389606B1 (ko) 프란루카스트를함유하는조립물,그제조방법및프란루카스트의부착응집성개선방법
CN102421421A (zh) 含有抗黏性剂细微颗粒的包衣和覆有该包衣的基体
US5681382A (en) Rapidly soluble coating composition and method for preparing same
JPH0296516A (ja) 粒剤およびその製造方法
JP2669446B2 (ja) 医薬品コーティング液用原料粉粒体
Xue et al. A combined utilization of Plasdone-S630 and HPMCAS-HF in ziprasidone hydrochloride solid dispersion by hot-melt extrusion to enhance the oral bioavailability and no food effect
JPH0959147A (ja) 速溶性コーティング剤組成物およびその製造方法
WO2002003967A1 (en) Film-coating composition based on cellulose derivatives and sugar alcohols
EP1477161A1 (en) Pharmaceutical solid preparation containing a poorly soluble drug and production process thereof
JP4092587B2 (ja) 二軸混練機を用いた乾式コーティング
JP4404971B2 (ja) 被覆粒子の製造方法
JPH0959146A (ja) 速溶性コーティング剤組成物およびその製造方法
CN108578370A (zh) 叶黄素/叶黄素酯微粒及其制备方法
JPH0273011A (ja) 医薬投与剤型製造用のセルロースおよびアクリル系重合体の水性重合体分散体およびその投与剤型
US4837033A (en) Method for the preparation of a coated solid medicament
JP2960482B2 (ja) 固体医薬品形状物用の被膜形成性水性被覆剤、この製法及び医薬品形状物の被覆法
US3221029A (en) Autogenous, vitamin e active beadlet product and process

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080906

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110906

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120906

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130906

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees