JPH0959276A - 縮合ヘテロ環誘導体及び除草剤 - Google Patents

縮合ヘテロ環誘導体及び除草剤

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JPH0959276A
JPH0959276A JP7227193A JP22719395A JPH0959276A JP H0959276 A JPH0959276 A JP H0959276A JP 7227193 A JP7227193 A JP 7227193A JP 22719395 A JP22719395 A JP 22719395A JP H0959276 A JPH0959276 A JP H0959276A
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group
atom
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general formula
compound
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JP7227193A
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English (en)
Inventor
Fumiaki Takabe
文明 高部
Atsushi Shibayama
淳 柴山
Mikio Yamaguchi
幹夫 山口
Mitsuhiro Yamaji
充洋 山地
Ryo Hanai
涼 花井
Hideo Sadohara
英雄 佐土原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ihara Chemical Industry Co Ltd
Kumiai Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Ihara Chemical Industry Co Ltd
Kumiai Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水田及び畑に発生する一年生及び多年生雑草を
低薬量で防除し、作物に対して高い安全性を有する除草
剤を提供する。 【解決手段】 一般式[I] [式中、−A−B−は基−CH=CH−、基−OCH
−、基−NHCH−または基−N=CH−を示し、Y
およびWは同一または相異なり窒素原子または基−CH
を示し、RおよびRは同一または相異なり水素原
子、アルキル基、ハロゲン原子またはハロアルキル基を
示し、Zは窒素原子または式−CR(式中、Rは水
素原子、アルキル基、ハロゲン原子またはハロアルキル
基を示す。)を示し、Rは水素原子、アルキル基、アル
ケニル基、アルキニル基、ハロアルキル基、シクロアル
キル基またはハロアルケニル基を示す。]で表される縮
合ヘテロ環誘導体、およびこれを有効成分として含有す
る除草剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縮合ヘテロ環誘導
体およびこれを有効成分として含有する除草剤に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】US−5300478号公報明細書中に
は縮合ヘテロ環誘導体としてピラゾロ縮合環誘導体が除
草剤として有効であると記載されている。ピラゾロ縮合
環誘導体は下記の化4の一般式で示されている。
【0003】
【化4】 上記一般式中、US−5300478号公報明細書の特
許請求範囲で定義されている種々の置換基の内、例え
ば、Yが窒素原子を示し、Zが基C−OHを示す化合物
は、下記の化5の一般式で示され、この化合物にはケト
/エノール型の互変異性体が考えられる。
【0004】
【化5】 しかしながら本発明化合物である縮合ヘテロ環誘導体は
上記US−5300478号公報明細書中には上記の化
5で示される様な化合物は特許請求範囲の一般式に一部
含まれるものの具体的には全く記載されておらず、その
製造法又は除草効果についても何も記載されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、特に有用作物と
雑草に同時に施用しても、作物に対して害を与えずに雑
草のみを枯殺する選択作用を有する除草剤が強く要望さ
れている。また、環境中に薬剤が過剰に残留することを
防止するために、低薬量で完全な効果が得られる薬剤の
開発が望まれている。本発明は、これらの要望を満たし
た新規な除草剤を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の課題
を達成するために数多くの縮合ヘテロ環誘導体を合成
し、それらの有用性について種々検討した。その結果、
ある種の新規な縮合ヘテロ環誘導体が上記の目的に適う
優れた除草活性と選択性を有することを見いだし、本発
明を完成するに至った。すなわち、本発明は、一般式
[I]
【0007】
【化6】 [式中、−A−B−は基−CH=CH−、基−OCH
−、基−CHO−、基−NHCH−、基−CH
H−、基−N=CH−または基−CH=N−を示し、Y
およびWは同一または相異なり窒素原子または基−CH
を示し、RおよびRは同一または相異なり水素原
子、アルキル基、ハロゲン原子またはハロアルキル基を
示し、Zは窒素原子または式−CR(式中、Rは水
素原子、アルキル基、ハロゲン原子またはハロアルキル
基を示す。)を示し、RはR(ここでRはアルキル
基、アルケニル基、アルキニル基、ハロアルキル基、シ
クロアルキル基またはハロアルケニル基を示す。)を示
す。]で表される縮合ヘテロ環誘導体または[式中、−
A−B−は基−OCH−、基−CHO−、基−NH
CH−、基−CHNH−、基−N=CH−または基
−CH=N−を示し、YおよびWは同一または相異なり
窒素原子または基−CHを示し、RおよびRは同一
または相異なり水素原子、アルキル基、ハロゲン原子ま
たはハロアルキル基を示し、Zは窒素原子または式−C
(式中、Rは水素原子、アルキル基、ハロゲン原
子またはハロアルキル基を示す。)を示し、Rは水素原
子を示す。]で表される縮合ヘテロ環誘導体または[式
中、−A−B−は基−CH=CH−を示し、YおよびW
は同一または相異なり窒素原子または基−CHを示し、
およびRは同一または相異なり水素原子、アルキ
ル基、ハロゲン原子またはハロアルキル基を示し、Zは
窒素原子または式−CR(式中、Rは水素原子、ア
ルキル基、ハロゲン原子またはハロアルキル基を示
す。)を示し、Rは水素原子を示す。但し、Yが窒素原
子を示す時、Wは窒素原子を示す。]で表される縮合ヘ
テロ環誘導体およびこれを有効成分として含有する除草
剤を提供することにより上記課題を達成したものであ
る。
【0008】なお、本明細書において、アルキル基とは
炭素数1〜6の直鎖または分岐鎖状のアルキル基を示
し、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ
プロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブ
チル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチル
基、ネオペンチル基、n−ヘキシル基、イソヘキシル
基、3,3−ジメチルブチル基等を挙げることができ
る。
【0009】ハロゲン原子とはフッ素原子、塩素原子、
臭素原子、またはヨウ素原子を示す。
【0010】ハロアルキル基とはハロゲン原子によって
置換された炭素数1〜3のアルキル基を示し、例えばジ
フルオロメチル基、トリフルオロメチル基、ペンタフル
オロエチル基等を挙げることができる。
【0011】アルケニル基とは炭素数2〜6の直鎖また
は分岐鎖状のアルケニル基を示し、例えばビニル基、プ
ロペニル基、イソプロペニル基、ブテニル基、ペンテニ
ル基、ヘキセニル基等を挙げることができる。
【0012】アルキニル基とは炭素数2〜6の直鎖また
は分岐鎖状のアルキニル基を示し、例えばエチニル基、
プロピニル基、ブチニル基、ペンチニル基、ヘキシニル
基、3,3−ジメチル−1−ブチニル基、4−メチル−
1−ペンチニル基、3−メチル−1−ペンチニル基等を
挙げることができる。
【0013】シクロアルキル基とは炭素数3〜6のシク
ロアルキル基を示し、例えばシクロプロピル基、シクロ
ヘキシル基等を挙げることができる。
【0014】ハロアルケニル基とはハロゲン原子によっ
て置換された炭素数2〜6の直鎖または分岐鎖状のアル
ケニル基を示し、例えば2−クロロ−2−プロペニル
基、3−クロロ−2−プロペニル基等を挙げることがで
きる。
【0015】一般式[I]で表される本発明化合物の中
でも後記する本発明除草剤の有効成分として好ましい化
合物として、−A−B−が基−CH=CH−、基−OC
−、基−NHCH−または基−N=CH−で、Y
が窒素原子で、Wが基−CHで、Rがハロアルキル基
で、Zが式−CRで、RおよびRが共にハロゲン
原子で、Rがアルキル基、アルケニル基、アルキニル基
またはハロアルキル基である化合物を挙げることができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明化合物の具体例を表
1〜表7に記載する。しかしながら、本発明化合物はこ
れらの化合物に限定されるものではない。なお、化合物
番号は以後の記載において参照される。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】
【表3】
【0020】
【表4】
【0021】
【表5】
【0022】
【表6】
【0023】
【表7】 本発明化合物は、例えば以下に示す製造法に従って製造
することができる。しかし、その製造法はこれらの方法
に限定されるものではない。 <製造法1>
【0024】
【化7】 (式中、R、R、R、W、Y、およびZは前記と
同じ意味を示し、Xはハロゲン原子を示す。) 一般式[II]で表される化合物と一般式[III]で表さ
れる化合物を塩基の存在下、反応させて一般式[IV]で
表される化合物を製造することができる。
【0025】溶媒としては、例えば、N,N−ジメチル
ホルムアミド(DMF)、N,Nージメチルアセトアミ
ド、ジメチルスルホキシドなどの非プロトン性極性溶
媒、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン(TH
F)、ジオキサンなどのエーテル類、n−ヘキサン、ベ
ンゼン、トルエンなどの炭化水素類、アセトン、メチル
エチルケトンなどの脂肪族ケトン類、メタノール、エタ
ノールなどのアルコール類などの有機溶媒を使用するこ
とができる。
【0026】塩基としては、例えば、ナトリウム、カリ
ウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、ナトリウム
メトキシド、ナトリウムエトキシド、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウムな
どの無機塩基を使用することができる。
【0027】上記の反応は−20℃から溶媒の沸点温度
の範囲で行ない、通常は1〜24時間で終了する。
【0028】目的化合物[IV]は反応液から常法により
単離することができる。また、必要に応じて再結晶ある
いはカラムクロマトグラフィーにて精製する。
【0029】次に、得られた一般式[IV]で表される化合
物を酸の存在下、加水分解し一般式[V]で表されるア
ミノ化合物を製造することができる。
【0030】溶媒としては、例えば、メタノール、エタ
ノールなどのアルコール類または水などの極性溶媒、あ
るいはこれらの混合溶媒を使用することができる。
【0031】酸としては、例えば、三フッ化ホウ素、硫
酸、塩酸などの無機酸を使用することができる。
【0032】上記の反応は−20℃から溶媒の沸点温度
の範囲で行ない、通常は1〜24時間で終了する。
【0033】目的化合物「V]は反応液から常法により
単離することができる。また、必要に応じて再結晶ある
いはカラムクロマトグラフィーにて精製する。
【0034】次に、得られた一般式[V]で表される化
合物を酸の存在下、例えば亜硝酸ナトリウムを用いてジ
アゾ化して、ジアゾニウム塩を合成した後、これを加水
分解して一般式[VI]で表される化合物を製造すること
ができる。
【0035】溶媒としては、ジアゾ化段階では水を使用
し、次の加水分解では水または水とトルエンもしくはベ
ンゼンなどの炭化水素類との混合溶媒を使用することが
できる。
【0036】酸としては、硫酸または塩酸を使用するこ
とができる。
【0037】上記の反応は−20℃から溶媒の沸点温度
の範囲で行ない、通常は1〜24時間で終了する。
【0038】目的化合物[VI]は反応液から常法により
単離することができる。また、必要に応じて再結晶ある
いはカラムクロマトグラフィーにて精製する。
【0039】次に、一般式[VI]で表される化合物と一
般式[VII]で表される化合物を塩基の存在下、反応さ
せて一般式[I-1]で表される本発明化合物を製造する
ことができる。
【0040】溶媒としては、例えばN,N−ジメチルホ
ルムアミド(DMF)、N,Nージメチルアセトアミ
ド、ジメチルスルホキシドなどの非プロトン性極性溶
媒、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ンなどのエーテル類、n−ヘキサン、ベンゼン、トルエ
ンなどの炭化水素類、アセトン、メチルエチルケトンな
どの脂肪族ケトン類、メタノール、エタノールなどのア
ルコール類などの有機溶媒を使用することができる。
【0041】塩基としては、例えばナトリウム、カリウ
ム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、ナトリウムメ
トキシド、ナトリウムエトキシド、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウムなどの
無機塩基を使用することができる。
【0042】上記の反応は−20℃から溶媒の沸点温度
の範囲で行ない、通常は1〜24時間で終了する。
【0043】目的の本発明化合物[I-1]は反応液から
常法により単離することができる。また、必要に応じて
再結晶あるいはカラムクロマトグラフィーにて精製す
る。 <製造法2>
【0044】
【化8】 (式中、R、R、R、W、X、Y、およびZは前
記と同じ意味を示す。) 一般式[VIII]で表されるニトロ化合物を鉄粉などの還
元剤を使用して閉環させることにより、一般式[IX]で
表される本発明化合物を製造することができる。
【0045】溶媒としては、鉄粉を使う場合は水と酢酸
との混合溶媒を使用することができる。
【0046】上記の反応は室温から溶媒の沸点温度の範
囲で行ない、通常は1〜24時間で終了する。
【0047】目的化合物[IX]は反応液から常法により
単離することができる。また、必要に応じて再結晶ある
いはカラムクロマトグラフィーにて精製する。
【0048】次に、一般式[IX]で表される本発明化合
物と一般式[VII]で表される化合物を塩基の存在下、反
応させて一般式[I-2]で表される本発明化合物を製造
することができる。
【0049】溶媒としては、例えばN,N−ジメチルホ
ルムアミド、N,Nージメチルアセトアミド、ジメチル
スルホキシドなどの非プロトン性極性溶媒、ジエチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテ
ル類、n−ヘキサン、ベンゼン、トルエンなどの炭化水
素類、アセトン、メチルエチルケトンなどの脂肪族ケト
ン類、メタノール、エタノールなどのアルコール類など
の有機溶媒を使用することができる。
【0050】塩基としては、例えばナトリウム、カリウ
ム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、ナトリウムメ
トキシド、ナトリウムエトキシド、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウムなどの
無機塩基を使用することができる。
【0051】上記の反応は−20℃から溶媒の沸点温度
の範囲で行ない、通常は1〜24時間で終了する。
【0052】目的の本発明化合物[I-2]は反応液から
常法により単離することができる。また、必要に応じて
再結晶あるいはカラムクロマトグラフィーにて精製す
る。 <製造法3>
【0053】
【化9】 (式中、R、R、R、R、W、X、Y、およびZ
は前記と同じ意味を示す。) 一般式[X]で表されるニトロ化合物を鉄粉などの還元
剤を使用して閉環させることにより、一般式[XI]で表さ
れる環状アミド化合物を製造することができる。
【0054】溶媒としては、鉄粉を使う場合は水と酢酸
との混合溶媒を使用することができる。
【0055】上記の反応は室温から溶媒の沸点温度の範
囲で行ない、通常は1〜24時間で終了する。
【0056】目的化合物[XI]は反応液から常法により
単離することができる。また、必要に応じて再結晶ある
いはカラムクロマトグラフィーにて精製する。
【0057】次に、一般式[XI]で表される化合物と一
般式[VII]で表される化合物を塩基の存在下、反応さ
せて一般式[XII]で表される化合物を製造することが
できる。
【0058】溶媒としては、例えばN,N−ジメチルホ
ルムアミド、N,Nージメチルアセトアミド、ジメチル
スルホキシドなどの非プロトン性極性溶媒、ジエチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテ
ル類、n−ヘキサン、ベンゼン、トルエンなどの炭化水
素類、アセトン、メチルエチルケトンなどの脂肪族ケト
ン類、メタノール、エタノールなどのアルコール類など
の有機溶媒を使用することができる。
【0059】塩基としては、例えばナトリウム、カリウ
ム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、ナトリウムメ
トキシド、ナトリウムエトキシド、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウムなどの
無機塩基を使用することができる。
【0060】上記の反応は−20℃から溶媒の沸点温度
の範囲で行ない、通常は1〜24時間で終了する。
【0061】目的化合物[XII]は反応液から常法によ
り単離することができる。また、必要に応じて再結晶あ
るいはカラムクロマトグラフィーにて精製する。
【0062】次に、得られた一般式[XII]で表される
化合物を塩基の存在下で加水分解し、一般式[I-3]で
表される本発明化合物を製造することができる。
【0063】溶媒としては、メタノール、エタノールな
どのアルコール類または水などの極性溶媒あるいはこれ
らの混合溶媒を使用することができる。
【0064】塩基としては、例えば水酸化カリウム、水
酸化ナトリウムなどの無機塩基を使用することができ
る。
【0065】上記の反応は−20℃から溶媒の沸点温度
の範囲で行ない、通常は1〜24時間で終了する。
【0066】目的の本発明化合物[I-3]は反応液から
常法により単離することができる。また、必要に応じて
再結晶あるいはカラムクロマトグラフィーにて精製す
る。
【0067】次に、得られた一般式[I-3]で表される
本発明化合物を酸化剤を用いて酸化することにより、一
般式[I-4]で表される本発明化合物を製造することが
できる。
【0068】酸化剤としては、塩素、次亜塩素酸ナトリ
ウム、次亜塩素酸−tert−ブチルなどの塩素化剤を
使用し、場合によっては次の塩基を使用する。
【0069】塩基としては、例えばナトリウム、カリウ
ム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、ナトリウムメ
トキシド、ナトリウムエトキシド、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウムなどの
無機塩基を使用することができる。
【0070】溶媒としては、ジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類、またはn
−ヘキサン、ベンゼン、トルエンなどの炭化水素類を使
用することができる。
【0071】上記の反応は−20℃から溶媒の沸点温度
の範囲で行ない、通常は1〜24時間で終了する。
【0072】目的の本発明化合物[I-4]は反応液から
常法により単離することができる。また、必要に応じて
再結晶あるいはカラムクロマトグラフィーにて精製す
る。
【0073】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明化合物の製造法、
製剤法及び用途を具体的に説明する。
【0074】<製造法1> 1)一般式[IV]の製造例 5−アセチルアミノ−1−(2,6−ジクロロ−4−ト
リフルオロメチルフェニル)−1H−ピラゾロ[4,3
−b]ピリジンの製造 5−アセチルアミノ−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピ
リジン5.8g(0.033mol)をDMF50ml
に溶解し、0℃に冷却した。60%水素化ナトリウム
1.5g(0.038mol)を加え、室温で30分撹
拌した。3,5−ジクロロ−4−フルオロベンゾトリフ
ルオライド8.4g(0.036mol)を滴下し、室
温で一晩反応させた。反応終了後、水にあけ、酢酸エチ
ル(AcOEt)で抽出した。有機層を水洗、乾操、濃
縮して得られた結晶をカラムクロマトグラフフィーで精
製して、5.5g(収率43%)の目的物(融点101
〜103℃)を得た。
【0075】1H−NMR(CDCl)δ:2.3
(s,1H),7.5(d,1H),7.7(s,2
H),8.3(s,1H),8.4(d,1H),8.
7(bs,1H)ppm
【0076】2)一般式[V]の製造例 5−アミノ−1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオ
ロメチルフェニル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピ
リジンの製造 5−アセチルアミノ−1−(2,6−ジクロロ−4−ト
リフルオロメチルフェニル)−1H−ピラゾロ[4,3
−b]ピリジン3.0g(0.0077mol)をメタ
ノール30mlに溶解し、15%三フッ化ホウ素メタノ
ール錯体30ml(0.04mol)を加え、2時間還
流した。放冷後、水にあけ水酸化ナトリウム水溶液で、
pH9とし、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗、乾
操、濃縮して得られた結晶をイソプロピルエーテル(I
PE)で洗浄して2.5g(収率93%)の目的物(融
点174〜177℃)を得た。
【0077】1H−NMR(CDCl)δ:4.6
(bs,2H),6.6(d,1H),7.3(d,1
H),7.7(s,2H),8.1(s,1H)ppm
【0078】3)一般式[VI]の製造例(参考例) 1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェ
ニル)−5−ヒドロキシ−1H−ピラゾロ[4,3−
b]ピリジンの製造 5−アミノ−1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオ
ロメチルフェニル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピ
リジン2.5g(0.0072mol)を50%硫酸6
0mlに懸濁させ、5℃以下で亜硝酸ナトリウム0.6
2g(0.0089mol)を加えた。0℃で30分間
撹拌してジアゾ化した後、反応液を沸騰水中に加えてジ
アゾニウム塩を分解し、さらに10分間還流した。冷却
後、酢酸エチルで抽出し、常法により処理し、得られた
結晶をIPEで洗浄して1.9g(収率74%)の目的
物(融点253〜254℃)を得た。
【0079】1H−NMR(CDCl)δ:6.7
(s,1H),7.3(s,1H),7.7(s,2
H),7.9(s,1H),13.1(bs,1H)p
pm
【0080】4)一般式[I-1]の製造例 1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェ
ニル)−4−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾ
ロ[4,3−b]ピリジン−5−オンの製造(化合物番
号1) 1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェ
ニル)−5−ヒドロキシ−1H−ピラゾロ[4,3−
b]ピリジン1.9g(0.0055mol)をDMF
20mlに溶解し、0℃に冷却した。60%水素化ナト
リウム0.25g(0.006mol)を加え、室温で
30分撹拌した。ヨウ化メチル0.9g(0.006m
ol)を加え、室温で一晩反応させた。
【0081】反応終了後、水にあけ、酢酸エチルで抽出
した。有機層を水洗、乾操、濃縮して得られた結晶をI
PEで洗浄して、1.4g(収率71%)の目的物(融
点169〜170℃)を得た。
【0082】1H−NMR(CDCl)δ:3.7
(s,3H),6.6(s,1H),7.2(s,1
H),7.7(s,2H),7.8(s,1H)ppm
【0083】<製造法2の実施例> 5)一般式[IX]の製造例 7−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェ
ニル)−2,3,4,7−テトラヒドロピラゾロ[3,
4−b][1,4]オキサジン−3−オンの製造(化合
物番号24) 鉄粉2.13g(34.2mmol)を21mlの5%
酢酸水溶液に懸濁し、還流下、1−(2,6−ジクロロ
−4−トリフルオロメチルフェニル)−4−ニトロ−3
−ピラゾールオキシ酢酸メチル1.42g(3.42m
mol)を21mlの酢酸に溶かして滴下し3時間還流
した。冷却後ろ過し、ろ液を酢酸エチルで抽出した。抽
出液を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:1)で精製して目的
物0.37g(収率31%)を得た。
【0084】1H−NMR(CDCl)δ:4.8
(2H,s),7.4(1H,s),7.7(2H,
s),9.6(1H,bs)ppm
【0085】6)一般式[I-2]の製造例 7−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェ
ニル)−4−メチル−2,3,4,7−テトラヒドロピ
ラゾロ[3,4−b][1,4]−オキサジン−3−オ
ンの製造(化合物番号25) 60%水素化ナトリウム0.04g(1.05mol)
を5mlのDMFに懸濁し、7−(2,6−ジクロロ−
4−トリフルオロメチルフェニル)−2,3,4,7−
テトラヒドロピラゾロ[3,4−b][1,4]−オキ
サジン−3−オン0.37g(1.05mmol)を1
0mlのDMFに溶かして滴下した。30分後ヨウ化メ
チル0.15g(1.05mmol)を加えてさらに1
時間撹拌した。反応系に水を加え、析出した結晶をろ別
しヘキサンで洗浄して0.36g(収率94%)の目的
物(融点139〜143℃)を得た。
【0086】1H−NMR(CDCl)δ:3.3
(3H,s),4.8(2H,s),7.4(1H,
s),7.7(2H,s)ppm
【0087】<製造法3の実施例> 7)一般式[XI]の製造例 1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェ
ニル)−7−メトキシカルボニル−4,5,6,7−テ
トラヒドロ−1H−ピラゾロ−[3,4−b][1,
4]ジアジン−5−オンの製造 鉄粉3.21g(54.5mmol)を34mlの5%
酢酸に懸濁し、1−(2,6−ジクロロ−4−トリフル
オロメチルフェニル)−5−(N−メトキシカルボニル
−N−メトキシカルボニルメチル)アミノ−4−ニトロ
ピラゾール2.57g(5.45mmol)を34ml
の酢酸に溶かした溶液を還流下、これに滴下し2時間還
流を続けた。冷却後ろ過し、ろ液を酢酸エチルで抽出し
た。抽出液を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(酢酸エチル)で精製して1.51g(収率
68%)の目的物を得た。
【0088】1H−NMR(CDCl)δ:3.6
(3H,s),4,6(2H,s),7.6(1H,
s),7.8(2H,s),9.1(1H,bs)pp
【0089】8)一般式[XII]の製造例 1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェ
ニル)−7−メトキシカルボニル−4−メチル−4,
5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−
b][1,4]ジアジン−5−オンの製造 60%水素化ナトリウム0.15g(3.62mmo
l)を10mlのDMFに懸濁し,1−(2,6−ジク
ロロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−7−メトキ
シカルボニル−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−
ピラゾロ[3,4−b][1,4]ジアジン−5−オン
1.48g(3.62mmol)を20mlのDMFに
溶かして滴下した。40分後ヨウ化メチル0.58g
(3.98mmol)を滴下してさらに、1時間撹拌し
た。系に水を加えてエーテルで抽出した。抽出液を濃縮
し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキ
サン:酢酸エチル=1:2)で精製し、1.43g(収
率93%)の目的物(融点194〜197℃)を得た。
【0090】1H−NMR(CDCl)δ:3.4
(3H,s),3.5(3H,s),4.5(2H,
s),7.2(1H,s),7.9(2H,s)ppm
【0091】9)一般式[I-3]の製造例 1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェ
ニル)−4−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−
1H−ピラゾロ[3,4−b][1,4]ジアジン−5
−オンの製造(化合物番号76) 1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェ
ニル)−7−メトキシカルボニル−4−メチル−4,
5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−
b][1,4]ジアジン−5−オン1.02g(2.4
1mmol)を15mlのTHFに溶かし、25%水酸
化ナトリウム水溶液0.46g(2.89mmol)を
滴下して、10時間加熱還流した。冷却後、溶媒を減圧
濃縮し酢酸エチルで抽出した。抽出液を濃縮して残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸
エチル=1:2)で精製して0.47g(収率55%)
の目的物(融点165〜167℃)を得た。
【0092】1H−NMR(CDCl)δ:3.3
(3H,s),3.9(1H,bs),4.0(2H,
bs),7.4(1H,s),7.7(2H,s)pp
【0093】10)一般式[I-4]の製造例 1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェ
ニル)−4−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾ
ロ[3,4−b][1,4]ジアジン−5−オンの製造
(化合物番号51) 1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェ
ニル)−4−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピ
ラゾロ−[3,4−b][1,4]ジアジン−5−オン
0.79g(2.16mmol)を10mlのTHFに
溶かし氷浴中で冷却しながら、次亜塩素酸−tert−
ブチル0.23g(2.16mmol)を滴下して、4
5分間撹拌した。さらに28%ナトリウムメトキシドメ
タノール溶液0.42g(2.16mmol)を滴下し
て1時間加熱還流した。反応液に水を加えて酢酸エチル
で抽出し、水、塩化ナトリウム水溶液で洗浄した。抽出
液を濃縮して残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(ヘキサン:酢酸エチル=1:1)で精製して0.5
7g(収率73%)の目的物(融点203〜206℃)
を得た。
【0094】1H−NMR(CDCl)δ:4.1
(3H,s),8.2(2H,s),8.3(1H,
s),8.4(1H,s)ppm
【0095】本発明の除草剤は、一般式[I]で示され
る縮合ヘテロ環誘導体を有効成分としてなる。
【0096】本発明化合物を除草剤として使用するには
本発明化合物それ自体で用いてもよいが、製剤化に一般
的に用いられる担体、界面活性剤、分散剤または補助剤
等を配合して、粉剤、水和剤、乳剤、微粒剤または粒剤
等に製剤して使用することもできる。
【0097】製剤化に際して用いられる担体としては、
例えばタルク、ベントナイト、クレー、カオリン、珪藻
土、ホワイトカーボン、バーミキュライト、炭酸カルシ
ウム、消石灰、珪砂、硫安、尿素等の固体担体、イソプ
ロピルアルコール、キシレン、シクロヘキサン、メチル
ナフタレン等の液体担体等があげられる。
【0098】界面活性剤及び分散剤としては、例えばア
ルキルベンゼンスルホン酸金属塩、ジナフチルメタンジ
スルホン酸金属塩、アルコール硫酸エステル塩、アルキ
ルアリールスルホン酸塩、リグニンスルホン酸塩、ポリ
オキシエチレングリコールエーテル、ポリオキシエチレ
ンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンソル
ビタンモノアルキレート等があげられる。補助剤として
は、例えばカルボキシメチルセルロース、ポリエチレン
グリコール、アラビアゴム等があげられる。使用に際し
ては適当な濃度に希釈して散布するかまたは直接施用す
る。
【0099】本発明の除草剤は茎葉散布、土壌施用また
は水面施用等により使用することができる。有効成分の
配合割合については必要に応じて適宜選ばれるが、粉剤
または粒剤とする場合は0.01〜50%(重量)、好
ましくは0.5〜20%(重量)の範囲から適宜選ぶの
がよい。また、乳剤及び水和剤とする場合は1〜50%
(重量)、好ましくは5〜30%(重量)の範囲から適
宜選ぶのがよい。
【0100】本発明の除草剤の施用量は使用される化合
物の種類、対象雑草、発生傾向、環境条件ならびに使用
する剤型等によってかわるが、粉剤及び粒剤のようにそ
のまま使用する場合は、有効成分として10アール当り
0.1g〜5kg、好ましくは1g〜1kgの範囲から
適宜選ぶのがよい。また、乳剤及び水和剤とする場合の
ように液状で使用する場合は、0.1〜50,000p
pm、好ましくは10〜10,000ppmの範囲から
適宜選ぶのがよい。
【0101】また、本発明の化合物は必要に応じて殺虫
剤、殺菌剤、他の除草剤、植物生長調節剤、肥料等と混
用してもよい。
【0102】次に代表的な製剤例をあげて製剤方法を具
体的に説明する。化合物、添加剤の種類及び配合比率
は、これのみに限定されることなく広い範囲で変更可能
である。以下の説明において「部」は重量部を意味す
る。
【0103】〈製剤例1〉 水和剤 化合物(3)の10部にポリオキシエチレンオクチルフ
ェニルエーテルの0.5部、β−ナフタレンスルホン酸
ホルマリン縮合物ナトリウム塩の0.5部、珪藻土の2
0部、クレーの69部を混合粉砕し、水和剤を得る。
【0104】〈製剤例2〉 水和剤 化合物(6)の10部にポリオキシエチレンオクチルフ
ェニルエーテルの0.5部、β−ナフタレンスルホン酸
ホルマリン縮合物ナトリウム塩の0.5部、珪藻土の2
0部、ホワイトカーボンの5部、クレーの64部を混合
粉砕し、水和剤を得る。
【0105】〈製剤例3〉 水和剤 化合物(7)の10部にポリオキシエチレンオクチルフ
ェニルエーテルの0.5部、β−ナフタレンスルホン酸
ホルマリン縮合物ナトリウム塩の0.5部、珪藻土の2
0部、ホワイトカーボンの5部、炭酸カルシウムの64
部を混合粉砕し、水和剤を得る。
【0106】〈製剤例4〉 乳剤 化合物(2)の30部にキシレンとイソホロンの等量混
合物60部、界面活性剤ポリオキシエチレンソルビタン
アルキレート、ポリオキシエチレンアルキルアリールポ
リマー及びアルキルアリールスルホネートの混合物の1
0部を加え、これらをよくかきまぜることによって乳剤
を得る。
【0107】〈製剤例5〉 粒剤 化合物(5)の10部、タルクとベントナイトを1:3
の割合の混合した増量剤の80部、ホワイトカーボンの
5部、界面活性剤ポリオキシエチレンソルビタンアルキ
レート、ポリオキシエチレンアルキルアリールポリマー
及びアルキルアリールスルホネートの混合物の5部に水
10部を加え、よく練ってペースト状としたものを直径
0.7mmのふるい穴から押し出して乾燥した後に0.
5〜1mmの長さに切断し、粒剤を得る。
【0108】
【発明の効果】一般式[I]で表される本発明の化合物
は、畑地において問題となる種々の雑草、例えばオオイ
ヌタデ、アオビユ、シロザ、ハコベ、イチビ、アメリカ
キンゴジカ、アメリカツノクサネム等の広葉雑草をはじ
め、カヤツリグサ、コゴメガヤツリ等の多年生および1
年生カヤツリグサ科雑草、ヒエ、メヒシバ、エノコログ
サ、ジョンソングラス、ノスズメノテッポウ、野生エン
バク等のイネ科雑草の発芽前から生育期の広い範囲にわ
たって優れた除草効果を発揮する。また、水田に発生す
るタイヌビエ、タマガヤツリ、コナギ等の一年生雑草を
防除することもできる。
【0109】一方、本発明の除草剤は作物に対する安全
性も高く、中でもイネ、コムギ、オオムギ等に対して高
い安全性を示す。
【0110】次に試験例をあげて本発明化合物の奏する
効果を説明する。尚、比較剤としてUS−530047
8号公報明細書のクレームに包含される1−(2,6−
ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−5−ヒ
ドロキシ−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンを用
いた。
【0111】〈試験例1〉 水田土壌処理による除草効
果試験 100cmのプラスチックポットに水田土壌を充填
し、代掻後、タイヌビエ(Eo)、コナギ(Mo)及び
ホタルイ(Sc)の各種子を播種し、水深3cmに湛水
した。翌日、製剤例1に準じて調製した水和剤を水で希
釈し、水面滴下した。施用量は、有効成分を10アール
当り100gとした。その後、温室内で育成し、処理後
21日目に表8の基準に従って除草効果を調査した。結
果を表9に示す。
【0112】
【表8】
【0113】
【表9】
【0114】〈試験例2〉 畑地土壌処理による除草効
果試験 120cmプラスチックポットに畑地土壌を充填し、
食用ビエ(Ec)、メヒシバ(Di)、オオイヌタデ
(Po)、アオビユ(Am)、シロザ(Ch)の各種子
を播種して覆土した。製剤例1に準じて調製した水和剤
を水で希釈し、10アール当り有効成分が100gにな
る様に、10アール当り100lを小型噴霧器で土壌表
面に均一に散布した。その後、温室内で育成し、処理2
1日目に表8の基準に従って、除草効果を調査した。そ
の結果を表10に示す。
【0115】
【表10】 〈試験例3〉 畑地茎葉処理による除草効果試験 120cmプラスチックポットに畑地土壌を充填し、
食用ビエ(Ec)、メヒシバ(Di)、オオイヌタデ
(Po)、アオビユ(Am)、シロザ(Ch)、コゴメ
ガヤツリ(Ci)の各種子を播種し、温室内で2週間育
成後、製剤例1に準じて調製した水和剤を水に希釈し、
10アール当り有効成分が100gになる様に、10ア
ール当り100lを小型噴霧器で植物体の上方から全体
に茎葉散布処理した。その後、温室内で育成し、処理1
4日目に表8の基準に従って、除草効果を調査した。そ
の結果を表11に示す。
【0116】
【表11】
【0117】〈試験例4〉 畑地土壌処理による作物選
択性試験 600cmプラスチックポットに畑地土壌を充填し、
コムギ(Tr)、食用ヒエ(Ec)、メヒシバ(D
i)、エノコログサ(Se)、ジョンソングラス(S
o)オオイヌタデ(Po)、アオビユ(Am)、シロザ
(Ch)、イチビ(Ab)の各種子を播種して覆土し
た。翌日、製剤例1に準じて調製した水和剤の所定有効
成分量(g/10a)を水で希釈し、10アール当り1
00lを小型噴霧器で土壌表面に均一に散布した。その
後、温室内で育成し、処理後21日目に表8の基準に従
って除草効果を調査した試験結果を表12に示す。
【0118】
【表12】
【0119】〈試験例5〉 畑地茎葉処理による作物選
択性試験 600cmプラスチックポットに畑地土壌を充填し、
コムギ(Tr)、オオイヌタデ(Po)、シロザ(C
h)、イチビ(Ab)の各種子を播種し、温室内で2週
間育成後、製剤例1に準じて調製した水和剤の所定有効
成分量(g/10a)を水で希釈し、10アール当り1
00lを小型噴霧器で植物体の上方から全体に茎葉散布
処理した。その後、温室内で育成し、処理14日目に表
8の基準に従って、除草効果を調査した。その結果を表
13に示す。
【0120】
【表13】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 487/04 141 C07D 487/04 141 142 142 144 144 145 145 146 146 498/04 498/04 112Q (72)発明者 山口 幹夫 静岡県磐田郡福田町塩新田408番地の1 株式会社ケイ・アイ研究所内 (72)発明者 山地 充洋 静岡県小笠郡菊川町1809番地 (72)発明者 花井 涼 静岡県小笠郡菊川町青葉台2丁目4番地の 9 (72)発明者 佐土原 英雄 静岡県小笠郡菊川町1809番地

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 【化1】 [式中、−A−B−は基−CH=CH−、基−OCH
    −、基−CHO−、基−NHCH−、基−CH
    H−、基−N=CH−または基−CH=N−を示し、Y
    およびWは同一または相異なり窒素原子または基−CH
    を示し、RおよびRは同一または相異なり水素原
    子、アルキル基、ハロゲン原子またはハロアルキル基を
    示し、Zは窒素原子または式−CR(式中、Rは水
    素原子、アルキル基、ハロゲン原子またはハロアルキル
    基を示す。)を示し、Rはアルキル基、アルケニル
    基、アルキニル基、ハロアルキル基、シクロアルキル基
    またはハロアルケニル基を示す。]で表される縮合ヘテ
    ロ環誘導体。
  2. 【請求項2】 一般式 【化2】 [式中、−A−B−は基−OCH−、基−CH
    −、基−NHCH−、基−CHNH−、基−N=C
    H−または基−CH=N−を示し、YおよびWは同一ま
    たは相異なり窒素原子または基−CHを示し、Rおよ
    びRは同一または相異なり水素原子、アルキル基、ハ
    ロゲン原子またはハロアルキル基を示し、Zは窒素原子
    または式−CR(式中、Rは水素原子、アルキル
    基、ハロゲン原子またはハロアルキル基を示す。)を示
    す。]で表される縮合ヘテロ環誘導体。
  3. 【請求項3】 一般式 【化3】 [式中、−A−B−は基−CH=CH−を示し、Yおよ
    びWは同一または相異なり窒素原子または基−CHを示
    し、RおよびRは同一または相異なり水素原子、ア
    ルキル基、ハロゲン原子またはハロアルキル基を示し、
    Zは窒素原子または式−CR(式中、Rは水素原
    子、アルキル基、ハロゲン原子またはハロアルキル基を
    示す。)を示す。但し、Yが窒素原子を示す時、Wは窒
    素原子を示す。]で表される縮合ヘテロ環誘導体。
  4. 【請求項4】 一般式[I]において−A−B−が基−
    CH=CH−、基−OCH−、基−NHCH−また
    は基−N=CH−を示し、Yが窒素原子を示し、Wが基
    −CHを示す請求項1に記載の縮合ヘテロ環誘導体。
  5. 【請求項5】 一般式[I]においてYが窒素原子を示
    し、Wが基−CHを示し、Rがハロアルキル基を示
    し、Zが式−CR(式中、Rはハロゲン原子を示
    す。)を示し、Rがハロゲン原子を示し、Rがアル
    キル基、アルケニル基、アルキニル基またはハロアルキ
    ル基を示す請求項1または請求項4に記載の縮合ヘテロ
    環誘導体。
  6. 【請求項6】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4または請求項5に記載の縮合ヘテロ環誘導体を有効成
    分として含有する除草剤。
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