JPH0959678A - タイル床の防滑洗浄剤 - Google Patents
タイル床の防滑洗浄剤Info
- Publication number
- JPH0959678A JPH0959678A JP24100895A JP24100895A JPH0959678A JP H0959678 A JPH0959678 A JP H0959678A JP 24100895 A JP24100895 A JP 24100895A JP 24100895 A JP24100895 A JP 24100895A JP H0959678 A JPH0959678 A JP H0959678A
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- JP
- Japan
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- tile
- surfactant
- detergent
- slip
- aqueous solution
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Abstract
(57)【要約】
【課題】粗面形成したタイル床面が摩耗して滑り易くな
っている床を、再防滑処理に適する防滑洗浄剤を提供す
る。 【解決手段】有機酸(クエン酸)と、中性フッ化アンモ
ニウムと、界面活性剤(ノニルフェノール系)との混合
水溶液からなり、酸とフッ素によってタイル表面に粗面
を形成する共に、界面活性剤で汚れ成分をタイル表面か
ら分離して洗浄する。
っている床を、再防滑処理に適する防滑洗浄剤を提供す
る。 【解決手段】有機酸(クエン酸)と、中性フッ化アンモ
ニウムと、界面活性剤(ノニルフェノール系)との混合
水溶液からなり、酸とフッ素によってタイル表面に粗面
を形成する共に、界面活性剤で汚れ成分をタイル表面か
ら分離して洗浄する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、焼成タイルや自然石タ
イルで形成したタイル床の防滑洗浄剤に関するものであ
る。
イルで形成したタイル床の防滑洗浄剤に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ホテルの厨房、大浴場、洗面所、玄関ホ
ール等の床面には、表面に適宜な釉薬を塗布して焼成し
た焼成タイルや、自然石を研磨した石タイル等が採用さ
れている。これらのタイルはその光沢の必要性から表面
が滑らかであるため、水膜が存在すると非常に滑り易く
危険である。
ール等の床面には、表面に適宜な釉薬を塗布して焼成し
た焼成タイルや、自然石を研磨した石タイル等が採用さ
れている。これらのタイルはその光沢の必要性から表面
が滑らかであるため、水膜が存在すると非常に滑り易く
危険である。
【0003】そこで従来より光沢の低下を抑えて防滑効
果を発揮させるために、タイルの表面に細かい凹凸面
(ミクロ単位の小穴)を形成することが提案されてい
る。例えば特開平4−203160号公報には、骨材を
混合した樹脂で床面を被覆する手段が示されており、実
開昭58−135440号には、フッ素化合物(フッ化
水素酸液、フッ化アンモニウム液)とアルカリとの混合
物に澱粉を添加し、フッ素化合物によるセラミックタイ
ルの表面腐食で、タイル表面を細かい粗面に形成するこ
とが示されており、更に実用新案登録第3004915
号公報には、エチレングリコール、モノブチルエーテ
ル、フッ素イオン、アンモニウムイオン、硫酸イオンを
成分とする液剤を、タイル床面に塗布し、ブラシで強く
擦った後、重曹等の中和剤で中和処理した後、更に水洗
乾燥して、タイル床面にミクロ単位の小孔による粗面を
形成する手段が示されている。
果を発揮させるために、タイルの表面に細かい凹凸面
(ミクロ単位の小穴)を形成することが提案されてい
る。例えば特開平4−203160号公報には、骨材を
混合した樹脂で床面を被覆する手段が示されており、実
開昭58−135440号には、フッ素化合物(フッ化
水素酸液、フッ化アンモニウム液)とアルカリとの混合
物に澱粉を添加し、フッ素化合物によるセラミックタイ
ルの表面腐食で、タイル表面を細かい粗面に形成するこ
とが示されており、更に実用新案登録第3004915
号公報には、エチレングリコール、モノブチルエーテ
ル、フッ素イオン、アンモニウムイオン、硫酸イオンを
成分とする液剤を、タイル床面に塗布し、ブラシで強く
擦った後、重曹等の中和剤で中和処理した後、更に水洗
乾燥して、タイル床面にミクロ単位の小孔による粗面を
形成する手段が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のタイル床面の各
防滑処理は、新設の建築物のタイルを対象としている
が、経年変化によってタイル面の粗面が摩耗すると滑り
易くなるので、再度の粗面形成を必要としてくる。然し
タイル表面には汚れが強く付着している場合が多く、前
記の防滑処理手段をそのまま採用したとしても、タイル
床表面の汚れを溶解せずにそのまま残存してしまう。即
ちタイル床面の防滑再処理には不適当である。
防滑処理は、新設の建築物のタイルを対象としている
が、経年変化によってタイル面の粗面が摩耗すると滑り
易くなるので、再度の粗面形成を必要としてくる。然し
タイル表面には汚れが強く付着している場合が多く、前
記の防滑処理手段をそのまま採用したとしても、タイル
床表面の汚れを溶解せずにそのまま残存してしまう。即
ちタイル床面の防滑再処理には不適当である。
【0005】また前記のタイル面の粗面形成による防滑
処理は、必ずしも安全性に優れているとは言えない。例
えばタイル材質のうちガラス質を腐食させるフッ素イオ
ンと水素イオンを含有するフッ素化合物は、毒性が強い
ことが知られており、また硫酸等の強酸類も、作業者の
皮膚に付着すると危険である。従って有人作業となるタ
イル床面の再防滑処理には不適当である。そこで本発明
は、優れた洗浄効果を具備し、且つ安全性に優れ、タイ
ル床の再防滑処理に適した防滑洗浄剤を提案したもので
ある。
処理は、必ずしも安全性に優れているとは言えない。例
えばタイル材質のうちガラス質を腐食させるフッ素イオ
ンと水素イオンを含有するフッ素化合物は、毒性が強い
ことが知られており、また硫酸等の強酸類も、作業者の
皮膚に付着すると危険である。従って有人作業となるタ
イル床面の再防滑処理には不適当である。そこで本発明
は、優れた洗浄効果を具備し、且つ安全性に優れ、タイ
ル床の再防滑処理に適した防滑洗浄剤を提案したもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るタイル床の
防滑洗浄剤は、有機酸と、中性フッ化アンモニウムと、
界面活性剤との混合水溶液からなることを特徴とするも
のであり、特にクエン酸を有機酸として使用し、親水基
がポリオキシエチレンで、親油基がオクチルまたはノニ
ルフェノールのようなアルキルフェノールである界面活
性剤を使用し、前記の含有比率が、重量割合で約2%,
2%,1%である水溶液としたことを特徴とするもので
ある。
防滑洗浄剤は、有機酸と、中性フッ化アンモニウムと、
界面活性剤との混合水溶液からなることを特徴とするも
のであり、特にクエン酸を有機酸として使用し、親水基
がポリオキシエチレンで、親油基がオクチルまたはノニ
ルフェノールのようなアルキルフェノールである界面活
性剤を使用し、前記の含有比率が、重量割合で約2%,
2%,1%である水溶液としたことを特徴とするもので
ある。
【0007】従って界面活性剤による汚れ成分をタイル
表面から分離して水溶液に取り込み、更にフッ素イオン
によるガラス質の腐食と、酸によるタイル組成物の溶解
によってタイル表面に粗面が形成されることになる。而
も水溶液内の混合組成物は、直接人体に影響を与えるも
のではないので、安全であり、更に防滑処理後の中和処
理も必要としない。
表面から分離して水溶液に取り込み、更にフッ素イオン
によるガラス質の腐食と、酸によるタイル組成物の溶解
によってタイル表面に粗面が形成されることになる。而
も水溶液内の混合組成物は、直接人体に影響を与えるも
のではないので、安全であり、更に防滑処理後の中和処
理も必要としない。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
説明する。本発明の防滑洗浄剤は、有機酸と、中性フッ
化アンモニウムと、界面活性剤との混合水溶液からなる
もので、有機酸として一般に粉体状態で食品添加物とし
て市販されているクエン酸を使用し、中性フッ化アンモ
ニウムは、一般に防腐剤として使用されている白色結晶
体のものを使用し、界面活性剤は、市販されれているポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテルのようなポ
リオキシエチレン系非イオン活性剤を使用した。
説明する。本発明の防滑洗浄剤は、有機酸と、中性フッ
化アンモニウムと、界面活性剤との混合水溶液からなる
もので、有機酸として一般に粉体状態で食品添加物とし
て市販されているクエン酸を使用し、中性フッ化アンモ
ニウムは、一般に防腐剤として使用されている白色結晶
体のものを使用し、界面活性剤は、市販されれているポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテルのようなポ
リオキシエチレン系非イオン活性剤を使用した。
【0009】本発明の防滑洗浄剤は、攪拌槽内に460
リットルの水を入れ、これにクエン酸10kgを投入し
て攪拌し、更に中性フッ化アンモニウム10kgを投入
して再度攪拌し、更に界面活性剤4.6kgを混合攪拌
して調製したものである。
リットルの水を入れ、これにクエン酸10kgを投入し
て攪拌し、更に中性フッ化アンモニウム10kgを投入
して再度攪拌し、更に界面活性剤4.6kgを混合攪拌
して調製したものである。
【0010】而して前記手法で調製した防滑洗浄剤(水
溶液)は、その儘若しくは2〜3倍に希釈して使用する
もので、現に使用されているタイル床を水で濡らし、本
液剤若しくは希釈液をタイル床に滴下(100ml/平
方メートル)し、ブラッシングを行い、10〜15分間
放置し、再度ブラッシングした後に水道水で洗い流して
タイル床の防滑洗浄処理を終了するものである。即ちフ
ッ素イオンと酸によるタイル表面のエッチングがなさ
れ、酸及び界面活性剤によってタイル床からの汚れを分
離して洗浄処理がなされるものである。
溶液)は、その儘若しくは2〜3倍に希釈して使用する
もので、現に使用されているタイル床を水で濡らし、本
液剤若しくは希釈液をタイル床に滴下(100ml/平
方メートル)し、ブラッシングを行い、10〜15分間
放置し、再度ブラッシングした後に水道水で洗い流して
タイル床の防滑洗浄処理を終了するものである。即ちフ
ッ素イオンと酸によるタイル表面のエッチングがなさ
れ、酸及び界面活性剤によってタイル床からの汚れを分
離して洗浄処理がなされるものである。
【0011】尚前記防滑洗浄剤(水溶液)は、通常手作
業によるものであるから、その安全性の確認のため、次
の各試験を実施した。
業によるものであるから、その安全性の確認のため、次
の各試験を実施した。
【0012】毒性試験は、OECD化学物質試験法ガイ
ドライン「401 急性経口毒性試験」及び「402
急性経皮毒性試験」を準用し、医薬品GLP基準に準拠
して実施した。試験結果は、経口試験では、ラット5匹
に対して各投与量3000mg/kgとし、14日間の
観察期間中に死亡例が無く、投与後の一般性状にも変化
が無かった。経皮試験でも、各投与量10g/kgと
し、14日間に死亡例もなく、一般性状にも変化は無か
った。
ドライン「401 急性経口毒性試験」及び「402
急性経皮毒性試験」を準用し、医薬品GLP基準に準拠
して実施した。試験結果は、経口試験では、ラット5匹
に対して各投与量3000mg/kgとし、14日間の
観察期間中に死亡例が無く、投与後の一般性状にも変化
が無かった。経皮試験でも、各投与量10g/kgと
し、14日間に死亡例もなく、一般性状にも変化は無か
った。
【0013】また皮膚接触の安全性を確認するため、ウ
サギ6匹の背部皮膚(擦過傷皮膚及び非擦過傷皮膚)
に、前記水溶液を塗布して皮膚一次刺激性試験を実施し
た。結果は4時間後に、適用局所に紅斑(評点1又は
2)及び浮腫(評点1)が認められ、48時間後の観察
で、1例の適用箇所に紅斑(評点1)が認められたが、
浮腫は観察されず、72時間後の観察では異常所見が認
められなかった。従って前記実施の防滑洗浄剤(水溶
液)は、「軽度刺激物」と判定され、刺激性の程度は、
10%硫酸および5%水酸化ナトリウムと比較して明ら
かに軽度であると認められた。
サギ6匹の背部皮膚(擦過傷皮膚及び非擦過傷皮膚)
に、前記水溶液を塗布して皮膚一次刺激性試験を実施し
た。結果は4時間後に、適用局所に紅斑(評点1又は
2)及び浮腫(評点1)が認められ、48時間後の観察
で、1例の適用箇所に紅斑(評点1)が認められたが、
浮腫は観察されず、72時間後の観察では異常所見が認
められなかった。従って前記実施の防滑洗浄剤(水溶
液)は、「軽度刺激物」と判定され、刺激性の程度は、
10%硫酸および5%水酸化ナトリウムと比較して明ら
かに軽度であると認められた。
【0014】従って前記防滑洗浄剤は、従前の防滑剤に
比較して危険性が著しく減少していると認められ、作業
時の取り扱いが容易になったものである。
比較して危険性が著しく減少していると認められ、作業
時の取り扱いが容易になったものである。
【0015】尚本発明は、前記した実施形態の他に、無
害な有機酸であれば、クエン酸の代用となるものを任意
に採用することができ、また界面活性剤も、他の含有物
との混合に支障がなく、相応の洗浄力を具備するもので
あれば、他の種類のものを使用しても良いものである。
害な有機酸であれば、クエン酸の代用となるものを任意
に採用することができ、また界面活性剤も、他の含有物
との混合に支障がなく、相応の洗浄力を具備するもので
あれば、他の種類のものを使用しても良いものである。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明は、有機酸と、中性
フッ化アンモニウムと、界面活性剤との混合水溶液から
なるタイル床の防滑洗浄剤であり、タイル表面に粗面を
形成すると共に、汚れ成分をタイル表面から分離して洗
浄するものであり、特に安全性に優れその取り扱いが容
易であるので、有人作業となる建築物の再防滑処理に最
適な液剤を提供できたものである。
フッ化アンモニウムと、界面活性剤との混合水溶液から
なるタイル床の防滑洗浄剤であり、タイル表面に粗面を
形成すると共に、汚れ成分をタイル表面から分離して洗
浄するものであり、特に安全性に優れその取り扱いが容
易であるので、有人作業となる建築物の再防滑処理に最
適な液剤を提供できたものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 有機酸と、中性フッ化アンモニウムと、
界面活性剤との混合水溶液からなることを特徴とするタ
イル床の防滑洗浄剤。 - 【請求項2】 請求項1記載のタイル床の防滑洗浄剤に
於いて、クエン酸を有機酸として使用し、親水基がポリ
オキシエチレンで、親油基がオクチルまたはノニルフェ
ノールのようなアルキルフェノールである界面活性剤を
使用したことを特徴とするタイル床の防滑洗浄剤。 - 【請求項3】 請求項2記載のタイル床の防滑洗浄剤に
於いて、クエン酸と、中性フッ化アンモニウムと、界面
活性剤との含有比率が、重量割合で約2%,2%,1%
である水溶液としたことを特徴とするタイル床の防滑洗
浄剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24100895A JPH0959678A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | タイル床の防滑洗浄剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24100895A JPH0959678A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | タイル床の防滑洗浄剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0959678A true JPH0959678A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=17067964
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24100895A Pending JPH0959678A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | タイル床の防滑洗浄剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0959678A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100244669B1 (ko) * | 1997-05-16 | 2000-02-15 | 유현식 | 바닥재의 미끄럼 방지용 화학처리제 조성물 |
| CN115466598A (zh) * | 2021-10-29 | 2022-12-13 | 上海地宝防滑防护科技有限公司 | 一种清洁环保通用型防滑剂及其制备方法 |
-
1995
- 1995-08-25 JP JP24100895A patent/JPH0959678A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100244669B1 (ko) * | 1997-05-16 | 2000-02-15 | 유현식 | 바닥재의 미끄럼 방지용 화학처리제 조성물 |
| CN115466598A (zh) * | 2021-10-29 | 2022-12-13 | 上海地宝防滑防护科技有限公司 | 一种清洁环保通用型防滑剂及其制备方法 |
| CN115466598B (zh) * | 2021-10-29 | 2024-03-26 | 上海地宝防滑防护科技有限公司 | 一种清洁环保通用型防滑剂及其制备方法 |
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