JPH0959699A - ノニオン洗剤粒子の製造方法 - Google Patents

ノニオン洗剤粒子の製造方法

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JPH0959699A
JPH0959699A JP21517695A JP21517695A JPH0959699A JP H0959699 A JPH0959699 A JP H0959699A JP 21517695 A JP21517695 A JP 21517695A JP 21517695 A JP21517695 A JP 21517695A JP H0959699 A JPH0959699 A JP H0959699A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】ビルダー及び/又は多孔性吸油担体に、ノ
ニオン活性剤及び/又はノニオン活性剤水溶液と酸前駆
体を配合してノニオン活性剤を主基剤とする洗剤原料の
混合物を調製する工程、および得られる洗剤原料の混合
物を昇温して、転動させながら嵩密度を高めつつ造粒を
行い造粒物を調製する工程により、嵩密度が0.6〜
1.2g/mlであるノニオン洗剤粒子を得ることを特
徴とするノニオン洗剤粒子の製造方法。 【効果】本発明のノニオン洗剤粒子の製造方法を用いる
ことにより、組成が特定の物質に限定されず、配合組成
の自由度が高く、高嵩密度で、更にノニオン活性剤の含
有量が高く、粉末の流動特性及び非ケーキング性に優
れ、かつシミ出しのないノニオン洗剤粒子を得ることが
可能となった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノニオン洗剤粒子
の製造方法に関する。更に詳しくは、配合組成の自由度
が高く、高嵩密度で更に粉末の流動特性及び非ケーキン
グ性に優れ、かつシミ出しのない、ノニオン活性剤を主
基剤とするノニオン洗剤粒子の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】ノニオン活性剤を含有する粒状洗剤組成
物の製造法としては、ノニオン活性剤を洗剤のスラリー
に配合し、これを噴霧乾燥して粒状洗剤組成物を得る製
造法が提案されている。しかしながら、この方法では、
設備コストが大であり、多大のエネルギーを消費すると
ともに、ノニオン活性剤が乾燥中に熱風によって分解
し、汚染性物質の発生、ノニオン活性剤含量の低下、活
性剤性質の変化等の問題が生じる可能性がある。これら
の問題点を解決するためには、ノニオン活性剤の種類や
量を限定したり(特開昭61−85499号公報)、洗
浄に寄与しない添加剤を配合したり(特開昭56−22
394号公報)する必要がある。
【0003】特公昭60−21200号公報では、噴霧
乾燥によりビルダーの基材ビーズを作製し、この基材ビ
ーズにノニオン活性剤を担持させる製造法が提案されて
いる。しかしながら、この方法では無水のホスフェート
ビルダー塩をベースの基材としているため有リンベース
の洗剤のみに限定され、無リン洗剤は製造できない。ま
た、多孔質外面と骨格内部構造を有する基材ビーズを製
造する操作が煩雑である。
【0004】また特公昭61−21997号公報では、
アグロメレーター等を用いて、洗浄活性塩を水和湿潤さ
せ、次にこれを密閉容器中で攪拌した後、ノニオン活性
剤、アニオン活性剤等を含浸させ乾燥することにより、
長期間保存してもケーキングを起こさない顆粒洗剤の連
続製造法が提案されている。しかしながらこの方法で
は、水和湿潤させた洗浄活性塩のアグロメレートに活性
剤を含浸させるために、造粒後に乾燥工程が必要であ
り、工程が簡略ではない。また、ノニオン活性剤の配合
可能な割合はアグロメレート粒子の性状に影響され、従
って、ノニオン活性剤の割合を高くする場合には吸油性
の高いアグロメレート粒子を調製する必要があり、水和
しない洗浄活性塩の配合量が増大すると好ましくない、
即ち、洗剤粒子としての組成の自由度が少ない。また製
造における操作(水和条件、乾燥条件)が煩雑であると
いう問題点を有している。
【0005】特開平3−26795号公報では、集塊形
成装置を用いゼオライトと充填剤とから水を含む結合剤
によりゼオライト集塊物を生成し、更にこの集塊物と界
面活性剤を含む洗剤成分の洗剤集塊物を形成し乾燥する
ことにより、流動性、溶解性並びに分散性が良好な顆粒
洗剤の製造法が提案されている。しかしながら洗剤集塊
物を得るには、少なくとも5工程の操作が必要で製造に
おける操作が煩雑であること、並びにゼオライトを主成
分とする集塊物(アグロメレート)を形成することが必
須であり、洗剤粒子の組成自由度が少ないという問題を
有している。
【0006】特開昭62−263299号公報では、ノ
ニオン活性剤とビルダーを均一に混練し、固形洗剤を形
成させ、次いで破砕して粒状洗剤組成物を得る製造法が
提案されている。しかしながら、この方法では流動性の
良好なノニオン洗剤粒子を得ることは難しく、また好ま
しくない大量の微粉末を生ずる。さらにゼオライトと軽
質炭酸ナトリウムの合計量が50〜80重量%であり、
ノニオン洗剤粒子としての配合組成の自由度が少ない。
また特開昭61−89300号公報では、水溶性粉粒体
と、シリカ粉末とを混合したのち、この混合物にノニオ
ン活性剤を噴霧し、次いでゼオライトもしくは炭酸カル
シウム粉末を添加してノニオン活性剤含有造粒物を製造
する方法が記載されている。しかしながらこの方法では
ドラムが回転するドラム型造粒機で転動造粒しているた
め高嵩密度のノニオン活性剤含有造粒物を製造すること
はできない。
【0007】また、特開平5−209200号公報で
は、ノニオン活性剤を主基剤とする洗剤原料の混合物
を、攪拌羽根を備えた攪拌軸を内部の中心に有し、攪拌
羽根が回転する際に攪拌羽根と器壁との間にクリアラン
スを形成する攪拌型混合機で攪拌混合することにより、
攪拌型混合機の壁に洗剤原料の付着層を形成させ、攪拌
羽根により洗剤原料の嵩密度を高めつつ造粒することに
よりノニオン活性剤含有造粒物を製造する方法が記載さ
れている。しかしながら、この方法では、ノニオンの担
持が粉体原料の毛管力や表面吸着により行われている
為、担持力が弱く、搬送系での機器へのノニオン含有粉
体の付着や紙製の箱容器に充填した際、シミ出し防止に
おいて十分ではない。また、特開平4−227700号
公報には、アニオン活性剤及び石鹸を含有する噴霧乾燥
粒子にノニオンを噴霧した粉末洗剤の記載はあるが、ノ
ニオンを多量に配合することができず、シミ出し易くな
る。
【0008】また、特公昭52−30962号公報に
は、脂肪酸もしくはノニオン活性剤を溶解した脂肪酸を
融点以上〜100℃において含水率20%以下の含水粉
末炭酸ソーダで中和することを特徴とする粉末重質洗剤
の製造方法が記載されている。しかし、ノニオンが多量
になく、ノニオンを主剤とする洗剤粒子を製造するもの
ではなく、この方法では、高嵩密度の洗剤粒子を得るこ
とはできず、また、ビルダー等の配合がないので洗剤組
成の自由度がない。また特表平6−507197号公報
には、ポリエチレングリコール、無水マレイン酸とエチ
レンの共重合体、ノニオン活性剤、グリセロールエーテ
ル、脂肪酸等を粒状組成物の結合剤として用い得るとの
記載がある。しかし、これは、それら成分を単に用い得
るのみの記載にとどまり、アルカリ剤と脂肪酸(ラメラ
配向をとり得る陰イオン界面活性剤の酸前駆体)および
ノニオン活性剤を組み合わせて用いるという記載は無
く、ノニオン活性剤とのゲル化物を形成させること及び
その効果に関する示唆や記載は無い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、ノニオン活性剤を主基剤とする、高嵩密度で更に粉
末の流動特性及び非ケーキング性に優れたノニオン洗剤
粒子の製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
を行った結果、ノニオン活性剤および/またはノニオン
活性剤水溶液とラメラ配向をとり得る陰イオン界面活性
剤の酸前駆体にアルカリ性を呈するビルダーや多孔性吸
油担体であるアルカリ剤を配合することで上記酸前駆体
を中和することにより、ノニオン活性剤を含んだゲル化
物を形成させ、これをバインダーにして攪拌型混合機で
洗剤原料の混合物を転動させながら嵩密度を高めつつ造
粒することによるノニオン洗剤粒子の製造方法が、上記
課題を解決し得ることを見出し、本発明を完成するに到
った。
【0011】即ち、本発明の要旨は、 (1) 下記の工程により、嵩密度が0.6〜1.2
g/mlであるノニオン洗剤粒子を得ることを特徴とす
るノニオン洗剤粒子の製造方法、 工程(1):アルカリ性を呈するビルダーおよび/また
はアルカリ性を呈する多孔性吸油担体に、ノニオン活性
剤および/またはノニオン活性剤水溶液とラメラ配向を
とり得る陰イオン界面活性剤の酸前駆体を配合して、ノ
ニオン活性剤を主基剤とする洗剤原料の混合物を調製す
る工程、および 工程(2):工程(1)で得られる混合物を攪拌型混合
機で少なくとも該酸前駆体を中和できる温度まで昇温し
て、転動させながら嵩密度を高めつつ造粒を行い、造粒
物を調製する工程。 (2) ノニオン活性剤が、炭素数10〜20の直鎖
または分岐鎖で1級または2級のアルコールの、エチレ
ンオキサイド平均付加モル数が5〜15のポリオキシエ
チレンアルキルエーテルである前記(1)記載の製造方
法、 (3) ノニオン活性剤水溶液が、炭素数10〜20
の直鎖または分岐鎖で1級または2級のアルコールの、
エチレンオキサイド平均付加モル数が5〜15のポリオ
キシエチレンアルキルエーテルの水溶液であって、水分
含量が15重量%以下である前記(1)記載の製造方
法、
【0012】(4) ラメラ配向をとり得る陰イオン
界面活性剤の酸前駆体が、炭素数10〜22の飽和また
は不飽和脂肪酸、炭素数10〜22のアルキル硫酸、炭
素数10〜22のα−スルホン化脂肪酸、および炭素数
10〜22のポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸
(但し、エチレンオキサイド平均付加モル数は0.2〜
2.0)からなる群より選ばれものである前記(1)〜
(3)いずれか記載の製造方法、 (5) ラメラ配向をとり得る陰イオン界面活性剤の
酸前駆体の配合量が、ノニオン活性剤および/またはノ
ニオン活性剤水溶液100重量部に対して5〜100重
量部である前記(1)〜(4)いずれか記載の製造方
法、 (6) アルカリ性を呈するビルダーが、1g/リッ
トルの20℃水溶液もしくは分散液とした場合のpHが
8以上を示す、1種あるいは2種以上の有機あるいは無
機の粉末ビルダーである前記(1)記載の製造方法、 (7) アルカリ性を呈するビルダーが、トリポリリ
ン酸塩、炭酸塩、重炭酸塩、亜硫酸塩、ケイ酸塩、結晶
性アルミノケイ酸塩、クエン酸塩、ポリアクリル酸塩、
アクリル酸−マレイン酸のコポリマーの塩、およびポリ
グリオキシル酸塩からなる群より選ばれる1種あるいは
2種以上の化合物の混合物であり、平均粒径が500μ
m以下のものである前記(6)記載の製造方法、
【0013】(8) アルカリ性を呈する多孔性吸油
担体が、1g/リットルの20℃水溶液もしくは分散液
とした場合のpHが8以上を示し、水銀圧入法での細孔
容積が100〜600cm3 /100g、BET法での
比表面積が20〜700m2 /g、JIS K 510
1での吸油量が100ml/100g以上であり、平均
粒径あるいは一次粒子の平均粒径が10μm以下の多孔
性吸油担体である前記(1)記載の製造方法、 (9) アルカリ性を呈する多孔性吸油担体が、無定
形アルミノケイ酸塩およびケイ酸カルシウムからなる群
より選ばれる1種あるいは2種以上の化合物の混合物で
あり、一次粒子の平均粒径が10μm以下のものである
前記(8)記載の製造方法、 (10) アルカリ性を呈する多孔性吸油担体が、無
定形アルミノケイ酸塩で、含水率が15〜30重量%の
ものであり、一次粒子の平均粒径が0.1μm以下で、
その凝集物の平均粒径が50μm以下のものである前記
(9)記載の製造方法、 (11) ノニオン活性剤および/またはノニオン活
性剤水溶液とラメラ配向をとり得る陰イオン界面活性剤
の酸前駆体を混合して得られる混合液を用いて工程
(1)を行い、ついで該混合液の融点以上の温度まで昇
温して工程(2)を行う前記(1)記載の製造方法、
【0014】(12) ノニオン活性剤および/また
はノニオン活性剤水溶液とラメラ配向をとり得る陰イオ
ン界面活性剤の酸前駆体を個別に添加して工程(1)を
行い、ついでこれらの化合物の融点のうち最も高い融点
以上の温度まで昇温して工程(2)を行う前記(1)記
載の製造方法、 (13) 工程(1)において、さらに中性もしくは
酸性を呈するビルダーおよび/または噴霧乾燥粒子を配
合する前記(1)記載の製造方法、 (14) 中性もしくは酸性を呈するビルダーが、1
g/リットルの20℃水溶液もしくは分散液とした場合
のpHが8未満を示す、1種あるいは2種以上の有機あ
るいは無機の粉末ビルダーである前記(13)記載の製
造方法、 (15) 中性もしくは酸性を呈するビルダーが、芒
硝、クエン酸、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸の部分
中和物、アクリル酸−マレイン酸のコポリマーの酸、お
よびアクリル酸−マレイン酸のコポリマーの酸の部分中
和物からなる群より選ばれる1種あるいは2種以上の化
合物の混合物である前記(14)記載の製造方法、 (16) 噴霧乾燥粒子が、1種あるいは2種以上の
有機あるいは無機のビルダーを含有する水性スラリーを
噴霧乾燥した粒子である前記(13)記載の製造方法、
【0015】(17) 噴霧乾燥粒子が、炭酸塩、結
晶性アルミノケイ酸塩、クエン酸塩、芒硝、亜硫酸塩、
ポリアクリル酸塩、アクリル酸−マレイン酸のコポリマ
ーの塩、ポリグリオキシル酸塩、アニオン活性剤、ノニ
オン活性剤、および蛍光染料からなる群より選ばれる1
種あるいは2種以上の化合物の混合物を含有するスラリ
ーを噴霧乾燥した粒子である前記(16)記載の製造方
法、 (18) 工程(1)における洗剤原料の配合量が、
下記の(a)又は(b)より選択される前記(1)又は
(13)記載の製造方法、(a) ノニオン活性剤およ
び/またはノニオン活性剤水溶液とラメラ配向をとり得
る陰イオン界面活性剤の酸前駆体の配合量の合計10〜
60重量部、アルカリ性を呈するビルダーおよび/また
はアルカリ性を呈する多孔性吸油担体40〜90重量
部、および中性もしくは酸性を呈するビルダー0〜10
重量部、(b) ノニオン活性剤および/またはノニオ
ン活性剤水溶液とラメラ配向をとり得る陰イオン界面活
性剤の酸前駆体の配合量の合計10〜60重量部、アル
カリ性を呈するビルダーおよび/またはアルカリ性を呈
する多孔性吸油担体10〜80重量部、中性もしくは酸
性を呈するビルダー0〜10重量部、および噴霧乾燥粒
子10〜80重量部。 (19) 工程(2)を温水等を流すことが可能なジ
ャケットを備えた攪拌型混合機を用いて行う方法であっ
て、該ジャケットに流す温水等の温度を、下記の(A)
または(B)に示す温度よりも高くする前記(1)、
(11)または(12)記載の製造方法、 (A) ノニオン活性剤および/またはノニオン活性剤
水溶液とラメラ配向をとり得る陰イオン界面活性剤の酸
前駆体を混合して得られる混合液を用いて工程(1)を
行う場合、該混合液の融点 (B) ノニオン活性剤および/またはノニオン活性剤
水溶液とラメラ配向をとり得る陰イオン界面活性剤の酸
前駆体を個別に添加して工程(1)を行う場合、これら
の化合物の融点のうちどちらか高い方の融点
【0016】(20) 工程(2)の造粒を、横型円
筒の中心に攪拌軸を有し、該攪拌軸に攪拌羽根を備えた
攪拌型混合機で行う前記(19)記載の製造方法、 (21) 工程(2)で用いる攪拌型混合機の攪拌羽
根の回転に基づくフルード数が1〜4の条件で造粒を行
う前記(20)記載の製造方法、 (22) 工程(2)の造粒を、2〜20分の造粒時
間で行う前記(19)〜(21)いずれか記載の製造方
法、 (23) 工程(1)と工程(2)を同一装置で行う
前記(1)記載の製造方法、 (24) 工程(2)で得られる造粒物と微粉体とを
混合し、造粒物の表面を該微粉体で被覆する工程をさら
に有する前記(1)〜(23)いずれか記載の製造方
法、 (25) 微粉体の一次粒子の平均粒径が10μm以
下であり、微粉体の使用量が造粒物100重量部に対し
て0.5〜20重量部である前記(24)記載の製造方
法、 (26) 微粉体が、結晶性あるいは無定形アルミノ
ケイ酸塩、およびケイ酸カルシウムからなる群より選ば
れる1種あるいは2種以上の化合物の混合物である前記
(25)記載の製造方法、 (27) 得られるノニオン洗剤粒子の平均粒径が、
250〜800μmである前記(1)記載の製造方法、 (28) 得られるノニオン洗剤粒子の流動性を、J
IS K 3362により規定された嵩密度測定用のホ
ッパーから100mlの該粒子が流出するのに要する時
間(流動時間)で評価した場合、該流動時間が10秒以
下である前記(1)記載の製造方法、並びに (29) 得られるノニオン洗剤粒子のケーキング性
が、90%以上の篩通過率を有するものである前記
(1)記載の製造方法、に関するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。工程(1)について 本発明で使用されるノニオン活性剤は特に限定されない
が、40℃で液状又はペースト状であり、且つHLBが
9.0〜16.0の範囲のものが、汚れ落ち、泡立ち、
泡切れに優れており、好適である。ここでいうHLBと
は以下の示す文献で定義されるものである。即ち、W.
C. Griffin in Kirk-Oth-mer Encyclopedia of Chemica
l Technology 3rd ed. (M. Grayson ed.) vol 8 Weily
Interscience, New York 1979 pp900-930により定義さ
れるものより求めた。
【0018】ノニオン活性剤の具体例としては、主ノニ
オン活性剤として、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、炭
素数10〜20、好ましくは10〜15、さらに好まし
くは12〜14の直鎖又は分岐鎖、1級又は2級のアル
コールのエチレンオキサイド平均付加モル数5〜15、
好ましくは6〜12、さらに好ましくは6〜10のポリ
オキシエチレンアルキルエーテルを使用するのが望まし
い。また、当該ポリオキシエチレンアルキルエーテル
は、一般にエチレンオキサイド低付加モル数のアルキル
エーテルを多量に含有しているが、0〜3モル付加物が
35重量%以下、好ましくは25重量%以下のものを使
用することが望ましい。その他、ポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビッ
ト脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリコール脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン
アルキルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリ
オキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアル
キルアミン、グリセリン脂肪酸エスエル、高級脂肪酸ア
ルカノールアミド、アルキルグリコシド、アルキルアミ
ンオキサイド等を配合してもよい。
【0019】上記のノニオン活性剤は常温で液状のもの
はそのままの状態で配合してもよく、また水溶液(即
ち、ノニオン活性剤水溶液)の状態で配合してもよい。
また、両者を混合してもよい。水溶液で用いることによ
り、アルカリ性を呈するビルダー及び/又はアルカリ性
を呈する多孔性吸油担体とラメラ配向をとり得る陰イオ
ン界面活性剤の酸前駆体の中和反応を促進する効果があ
る。水溶液として配合する際に用いるノニオン活性剤も
上記と同様の物質を使用できる。即ち、ノニオン活性剤
水溶液として好適なものは、炭素数10〜20、好まし
くは10〜15、特に好ましくは12〜14の直鎖また
は分岐鎖で1級または2級のアルコールの、エチレンオ
キサイド平均付加モル数が5〜15、好ましくは6〜1
2、特に好ましくは6〜10のポリオキシエチレンアル
キルエーテルの水溶液である。
【0020】ノニオン活性剤水溶液の水分含量は15重
量%以下、好ましくは10重量%以下、特に好ましくは
8重量%以下である。混合物の液晶化、高粘度化を抑制
する観点から、水分含量は15重量%以下が好ましい。
【0021】ラメラ配向をとり得る陰イオン界面活性剤
の酸前駆体とは、例えば、次の(a)または(b)の性
状を有するものである。 (a)ノニオン活性剤および/またはノニオン活性剤水
溶液と混合し、これを炭酸ナトリウムで中和して得られ
た混合物が、偏光顕微鏡で観察した際に異方性を示すよ
うな陰イオン界面活性剤の酸前駆体。異方性の確認方法
を以下に記す。確認に用いる陰イオン界面活性剤の酸前
駆体の融点以上で、ノニオン活性剤80重量部、当該酸
前駆体20重量部、及び当該酸前駆体の中和量の炭酸ナ
トリウム粉末(平均粒子径約5μm)を、高速剪断混合
機(ホモジナイザー)を用いて充分に混合し中和させ
る。前記混合物の一部を当該酸前駆体の融点まで昇温さ
せた後、冷却し、40℃に保って偏光顕微鏡(Niko
n社製、OPTIPHOT−POL)を用いて観察す
る。
【0022】(b)ノニオン活性剤および/またはノニ
オン活性剤水溶液と混合し、これを炭酸ナトリウムで中
和して得られた混合物が、X線回折法で分析した際にラ
メラ配向のピークを示すような陰イオン界面活性剤の酸
前駆体。測定方法を以下に記す。サンプル(〔ノニオン
活性剤および/またはノニオン活性剤水溶液〕/陰イオ
ン界面活性剤の酸前駆体=80/20〜20/80(重
量比))を理学RADシステムを用いて測定する。(X
線源Cu(Kα;λ=1.5405)、測定範囲;2θ
=2°〜30°)
【0023】本発明に用いられるラメラ配向をとり得る
陰イオン界面活性剤の酸前駆体は特に限定されるもので
はないが、例えば、炭素数10〜22の飽和又は不飽和
脂肪酸、好ましくは炭素数12〜18の飽和又は不飽和
脂肪酸、炭素数10〜22のアルキル硫酸、好ましくは
炭素数12〜14のアルキル硫酸、炭素数10〜22の
α−スルホン化脂肪酸、好ましくは炭素数14〜16の
α−スルホン化脂肪酸、及び炭素数10〜22、エチレ
ンオキサイド平均付加モル数0.2〜2.0のポリオキ
シエチレンアルキルエーテル硫酸、好ましくは炭素数1
2〜14、エチレンオキサイド平均付加モル数0.5〜
1.5のポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸等が
挙げられる。上記化合物の炭素数に関して、洗浄力、臭
いの観点から10以上が好ましく、洗浄力、溶解性の観
点から22以下が好ましい。
【0024】本発明に用いられる上記酸前駆体として、
好ましくは脂肪酸、具体的には、カプリン酸、ラウリン
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸等の飽
和酸、およびオレイン酸等の不飽和酸からなる群より選
ばれる一種もしくは二種以上の混合物が挙げられる。特
に、ミリスチン酸(ルナックMY−98、花王(株)製
など)、パルミチン酸(ルナックP−95、花王(株)
製など)の飽和酸が好ましく用いられる。
【0025】また、ラメラ配向をとり得る陰イオン界面
活性剤の酸前駆体の配合量は、ノニオン活性剤および/
またはノニオン活性剤水溶液100重量部に対して5〜
100重量部、好ましくは10〜60重量部、特に好ま
しくは15〜50重量部である。ゲル化物を生成させる
観点から、当該酸前駆体の配合量は5重量部以上が好ま
しく、溶解性の悪化を抑制する観点から100重量部以
下が好ましい。
【0026】本発明において、アルカリ剤としてはアル
カリ性を呈するビルダーおよび/またはアルカリ性を呈
する多孔性吸油担体が用いられる。ここで、アルカリ性
を呈するビルダーとしては、1g/リットルの20℃水
溶液もしくは分散液とした場合のpHが8以上を示す、
1種あるいは2種以上の有機あるいは無機の粉末ビルダ
ーを用いることができる。
【0027】アルカリ性を呈する有機ビルダーは、クエ
ン酸塩、ポリアクリル酸塩、アクリル酸−マレイン酸の
コポリマーの塩、ポリグリオキシル酸塩が好ましい。特
に好ましいものは平均粒径が500μm以下の、クエン
酸3ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム、アクリル
酸−マレイン酸のコポリマーのナトリウム塩、ポリグリ
オキシル酸ナトリウムである。これらは単独で用いても
よく、2種以上の混合物で用いてもよい。平均粒径の測
定は、ビルダーの平均粒径が100μm以上の場合は、
JIS Z 8801の標準篩を用いて、5分間振動さ
せた後、篩目のサイズによる重量分率から測定される。
また、100μm未満の場合は、光散乱を利用した方
法、例えばパーティクルアナライザー(堀場製作所
(株)製)により平均粒径を測定することができる。
【0028】次にアルカリ性を呈する無機ビルダーとし
ては、炭酸塩、重炭酸塩、亜硫酸塩、ケイ酸塩、トリポ
リリン酸塩、その他のリン酸塩、結晶性アルミノケイ酸
塩、非晶質アルミノケイ酸塩等が挙げられ、具体的に
は、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウ
ム、亜硫酸ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム、ケイ酸
ナトリウム(JIS 1号又は2号ケイ酸ソーダなど)など
のアルカリ性塩、100CaCO3 mg/g以上のイオ
ン交換能を有する結晶性シリケート化合物、オルソリン
酸塩、ピロリン酸塩、トリポリリン酸塩、メタリン酸
塩、ヘキサメタリン酸塩、フィチン酸塩などのリン酸塩
(ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩)、並びに
結晶性、無定形のアルミノケイ酸ソーダを挙げることが
できる。
【0029】これらアルカリ性を呈する無機粉末ビルダ
ーの中では、トリポリリン酸ナトリウム、炭酸ナトリウ
ム、重炭酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、結晶性アル
ミノケイ酸ソーダ、および100CaCO3 mg/g以
上のイオン交換能を有する結晶性シリケート化合物から
なる群より選ばれる1種あるいは2種以上の化合物の混
合物であって、平均粒径が500μm以下のものがより
好ましく、350μm以下が特に好ましい。無機粉末ビ
ルダーの平均粒径は、前述の有機粉末ビルダーの平均粒
径の測定と同様の方法によって測定できる。また、これ
ら有機ビルダーと無機ビルダーを混合して用いることも
できる。
【0030】本発明におけるアルカリ性を呈する多孔性
吸油担体としては、1g/リットルの20℃水溶液又は
分散液とした場合のpHが8以上を示し、水銀圧入法で
の細孔容積が100〜600cm3 /100g、BET
法での比表面積が20〜700m2 /g、JIS K
5101での吸油量が100ml/100g以上、好ま
しくは150ml/100g以上であり、平均粒径ある
いは一次粒子の平均粒径が10μm以下のものが使用さ
れる。平均粒径の測定は、前述のビルダーの場合と同様
の方法で測定できる。このような多孔性吸油担体として
は、次のようなものが例示される。
【0031】1)無定形アルミノケイ酸塩 無定形アルミノケイ酸塩を主成分とするものとしては、
デグサ社製のAluminiumSilicate P
820、韓仏化学社製のTIXOLEX 25等が挙げ
られ、以下の一般式で示されるものも好ましく用いるこ
とができる。又これらのものはイオン交換能を有すると
いう特徴がある。
【0032】 x(M2 O)・Al2 3 ・y(Si
2 )・w(H2 O)(式中のMはナトリウム、カリウ
ム等のアルカリ金属原子を表し、x、y、wは次の数値
の範囲内にある各成分のモル数を表す。 0.2≦x≦2.0 0.5≦y≦10.0 wは0を含む任意の正数)
【0033】 x(MeO)・y(M2 O)・Al2
3 ・z(SiO2 )・w(H2 O)(式中のMeはカ
ルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属原子を表
し、Mはナトリウム、カリウム等のアルカリ金属原子を
表し、x、y、z、wは次の数値の範囲内にある各成分
のモル数を表す。 0.001≦x≦0.1 0.2≦y≦2.0 0.5≦z≦10.0 wは0を含む任意の正数)
【0034】2)ケイ酸カルシウム 徳山曹達(株)製フローライトR、ヒューバー社製、H
UBERSORBR 600等が挙げられる。これらの多
孔性吸油担体の中では、特に無定形アルミノケイ酸塩
で、含水率15〜30重量%のものが、脂肪酸との中和
反応に富んでいるため好ましい。また、このものの一次
粒子の平均粒径が0.1μm以下のものであり、その凝
集物の平均粒径が50μm以下のものが好ましい。
【0035】また、工程(1)においては、さらに中性
もしくは酸性を呈するビルダーおよび/または噴霧乾燥
粒子を配合することもできる。このことにより、さらに
溶解性や洗浄性能の向上といった効果が期待できる。さ
らに、噴霧乾燥粒子を用いる目的は、嵩密度の制御、
ビルダーの吸油量の向上である。
【0036】上記の中性もしくは酸性を呈するビルダー
としては、1g/リットルの20℃水溶液もしくは分散
液とした場合のpHが8未満を示す、1種あるいは2種
以上の有機あるいは無機の粉末ビルダーを用いることが
できる。具体的には、芒硝、塩化ナトリウム、クエン
酸、ポリアクリル酸若しくはその部分中和物、アクリル
酸−マレイン酸のコポリマーの酸若しくはその部分中和
物、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、
ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロース、
冷水可溶性ウレタン化ポリビニルアルコール等の非解離
高分子からなる群より選ばれる1種あるいは2種以上の
化合物の混合物であって、平均粒径が500μm以下の
ものがより好ましく、350μm以下のものが特に好ま
しい。これらのうち芒硝、クエン酸、ポリアクリル酸若
しくはその部分中和物、およびアクリル酸−マレイン酸
のコポリマーの酸若しくはその部分中和物からなる群よ
り選ばれる1種あるいは2種以上の化合物の混合物が特
に好ましい。
【0037】噴霧乾燥粒子としては、1種あるいは2種
以上の、前述の有機又は無機のビルダーを含有する水性
スラリーを公知の方法により噴霧乾燥した粒子を用いる
ことができる。前述のビルダーのうち、トリポリリン酸
塩、炭酸塩、結晶性あるいは無定形アルミノケイ酸塩、
クエン酸塩、芒硝、亜硫酸塩、ポリアクリル酸塩、アク
リル酸−マレイン酸のコポリマーの塩、ポリグリオキシ
ル酸塩、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロー
ス、冷水可溶性ウレタン化ポリビニルアルコール等の非
解離高分子、アニオン活性剤、ノニオン活性剤、および
蛍光染料からなる群より選ばれる1種あるいは2種以上
の化合物の混合物がより好ましく、特に炭酸ナトリウム
等の炭酸塩、結晶性アルミノケイ酸塩、クエン酸塩、芒
硝、亜硫酸ナトリウム等の亜硫酸塩、ポリアクリル酸ナ
トリウム等のポリアクリル酸塩、アクリル酸−マレイン
酸のコポリマーのナトリウム塩等のアクリル酸−マレイ
ン酸のコポリマーの塩、ポリグリオキシル酸ナトリウム
等のポリグリオキシル酸塩、アニオン活性剤、ノニオン
活性剤、および蛍光染料からなる群より選ばれる1種あ
るいは2種以上の化合物の混合物を含有するスラリーを
噴霧乾燥した粒子が特に好ましい。また、平均粒径は1
00〜600μmのものが好ましく、150〜400μ
mのものが特に好ましい。
【0038】また、水性スラリーの水分は30〜80重
量%が好ましく、更に好ましくは35〜60重量%であ
る。この噴霧乾燥粒子の製造においては、必要に応じて
1種あるいは2種以上のアニオン、カチオン又はノニオ
ン活性剤を、噴霧乾燥粒子中に40重量%以下、その他
の添加物を5重量%以下添加してもよい。
【0039】工程(1)における各成分を、下記の
(a)又は(b)に示すように配合することにより、ノ
ニオン活性剤を主基剤とする洗剤原料の混合物を調製す
ることができる。 (a) ノニオン活性剤及び/又はノニオン活性剤水溶
液とラメラ配向をとり得る陰イオン界面活性剤の酸前駆
体の配合量の合計10〜60重量部、好ましくは15〜
50重量部、特に好ましくは20〜40重量部;アルカ
リ性を呈するビルダーおよび/またはアルカリ性を呈す
る多孔性吸油担体40〜90重量部、好ましくは50〜
85重量部、特に好ましくは60〜80重量部;および
中性もしくは酸性を呈するビルダー0〜10重量部、好
ましくは0〜5重量部。
【0040】(b) ノニオン活性剤及び/又はノニオ
ン活性剤水溶液とラメラ配向をとり得る陰イオン界面活
性剤の酸前駆体の配合量の合計10〜60重量部、好ま
しくは15〜50重量部、特に好ましくは20〜40重
量部;アルカリ性を呈するビルダーおよび/またはアル
カリ性を呈する多孔性吸油担体10〜80重量部、好ま
しくは15〜70重量部、特に好ましくは20〜60重
量部;中性もしくは酸性を呈するビルダー0〜10重量
部、好ましくは0〜5重量部;および噴霧乾燥粒子10
〜80重量部、好ましくは15〜70重量部、特に好ま
しくは20〜60重量部。
【0041】工程(1)における混合方法は、特に限定
されるものではない。本発明を回分式で行う場合は、例
えば次の(A)〜(C)のような種々の方法をとること
ができる。なお、以下の工程(1)における混合方法の
説明の記述において、アルカリ性を呈するビルダー、及
び/又はアルカリ性を呈する多孔性吸油担体、さらに中
性もしくは酸性を呈するビルダー、及び/又は噴霧乾燥
粒子について、「ビルダー等」と略記する。
【0042】(A)予め、ノニオン活性剤および/また
はノニオン活性剤水溶液とラメラ配向をとり得る陰イオ
ン界面活性剤の酸前駆体の混合液を調製し、次の〜
のような種々の方法により、ビルダー等と混合する方
法。この時、混合機内の温度を混合液の融点以上に昇温
して混合を行えば、より好ましい。 混合機に先ずビルダー等(各成分は混合していない)
を仕込んだ後、ノニオン活性剤および/またはノニオン
活性剤水溶液とラメラ配向をとり得る陰イオン界面活性
剤の酸前駆体の混合液を添加混合する方法。 ビルダー等を予め混合したものを混合機に仕込んだ
後、ノニオン活性剤および/またはノニオン活性剤水溶
液とラメラ配向をとり得る陰イオン界面活性剤の酸前駆
体の混合液を添加混合する方法。 ビルダー等(各成分は混合していない)とノニオン活
性剤および/またはノニオン活性剤水溶液とラメラ配向
をとり得る陰イオン界面活性剤の酸前駆体の混合液とを
混合機に同時に少量ずつ仕込む方法。
【0043】ビルダー等(各成分は混合していない)
の一部の成分を混合機に仕込んだ後、他のビルダー等
(各成分は混合していない)の成分とノニオン活性剤お
よび/またはノニオン活性剤水溶液とラメラ配向をとり
得る陰イオン界面活性剤の酸前駆体の混合液とを混合機
に同時に少量ずつ仕込む方法。 上記の中で、先ずビルダー等(各成分は混合していな
い)を混合機に仕込んだ後、ノニオン活性剤および/ま
たはノニオン活性剤水溶液とラメラ配向をとり得る陰イ
オン界面活性剤の酸前駆体の混合液を添加し混合する方
法が好ましい。なお、ノニオン活性剤および/またはノ
ニオン活性剤水溶液とラメラ配向をとり得る陰イオン界
面活性剤の酸前駆体の混合液を調製するための混合機及
び混合方法については、特に限定されるものではなく、
一般的な混合機及び混合方法であればよい。このとき、
ノニオン活性剤、及び上記酸前駆体の融点以上に昇温さ
せて混合液を調製する。
【0044】(B)ノニオン活性剤および/またはノニ
オン活性剤水溶液とビルダー等を予め混合した後、上記
酸前駆体を添加混合する次の〜の方法。この時、混
合機内の温度をノニオン活性剤と上記酸前駆体の融点の
うちどちらか高い方の融点以上に昇温して混合を行え
ば、より好ましい。 混合機に先ずビルダー等(各成分は混合していない)
を仕込んだ後、ノニオン活性剤および/またはノニオン
活性剤水溶液を添加混合し、その後、上記酸前駆体を添
加混合する方法。 ビルダー等を予め混合したものを混合機に仕込んだ
後、ノニオン活性剤および/またはノニオン活性剤水溶
液を添加混合し、その後、上記酸前駆体を添加混合する
方法。 ビルダー等(各成分は混合していない)とノニオン活
性剤および/またはノニオン活性剤水溶液とを混合機に
同時に少量ずつ仕込んだ後、上記酸前駆体を添加混合す
る方法。 ビルダー等(各成分は混合していない)の一部の成分
を混合機に仕込んだ後、他のビルダー等(各成分は混合
していない)の成分とノニオン活性剤および/またはノ
ニオン活性剤水溶液とを混合機に同時に少量ずつ仕込
み、その後、上記酸前駆体を添加混合する方法。
【0045】(C)ノニオン活性剤および/またはノニ
オン活性剤水溶液と上記酸前駆体とを同時にビルダーに
添加混合する次の〜の方法。この時、混合機内の温
度をノニオン活性剤と上記酸前駆体の融点のうちどちら
か高い方の融点以上に昇温して混合を行えば、より好ま
しい。 混合機に先ずビルダー等(各成分は混合していない)
を仕込んだ後、ノニオン活性剤および/またはノニオン
活性剤水溶液と上記酸前駆体とを同時に添加混合する方
法。 ビルダー等を予め混合したものを混合機に仕込んだ
後、ノニオン活性剤および/またはノニオン活性剤水溶
液と上記酸前駆体とを同時に添加混合する方法。 ビルダー等(各成分は混合していない)とノニオン活
性剤および/またはノニオン活性剤水溶液と上記酸前駆
体とを混合機に同時に少量ずつ仕込む方法。 ビルダー等(各成分は混合していない)の一部の成分
を混合機に仕込んだ後、他のビルダー等(各成分は混合
していない)の成分とノニオン活性剤および/またはノ
ニオン活性剤水溶液と上記酸前駆体とを混合機に同時に
少量ずつ仕込む方法。
【0046】また、本発明を連続式で行う場合は、先ず
洗剤原料を連続的に混合又は混合と造粒を同時に行う
が、洗剤原料の供給方法は特に限定されるものではな
い。例えば下記の〜のような種々の方法をとること
ができる。 洗剤原料の各構成成分をそれぞれ独立に連続的に供
給する方法。 洗剤原料の中でビルダー等を予め混合したものと、
ノニオン活性剤及び/又はノニオン活性剤水溶液及びラ
メラ配向をとり得る陰イオン界面活性剤の酸前駆体の混
合液とを連続的に供給する方法。 洗剤原料の中でビルダー等を予め混合したものと、
ノニオン活性剤及び/又はノニオン活性剤水溶液と、ラ
メラ配向をとり得る陰イオン界面活性剤の酸前駆体とを
連続的に供給する方法。 洗剤原料の中でビルダー等を構成する成分の2種以
上を予め混合したものと、残りのビルダー等を構成する
成分と、ノニオン活性剤及び/又はノニオン活性剤水溶
液及びラメラ配向をとり得る陰イオン界面活性剤の酸前
駆体の混合液とを連続的に供給する方法。 洗剤原料の中でビルダー等を構成する成分の2種以
上を予め混合したものと、残りのビルダー等を構成する
成分と、ノニオン活性剤及び/又はノニオン活性剤水溶
液と、ラメラ配向をとり得る陰イオン界面活性剤の酸前
駆体とを連続的に供給する方法。 この中で、〜の方法は、流動性、ケーキング性等の
粉末物性が悪いビルダー等を使用する際に有用である。
【0047】また本発明では、洗剤原料を連続的に造粒
する場合には、別の実施態様として、ノニオン活性剤及
び/又はノニオン活性剤水溶液、ラメラ配向をとり得る
陰イオン界面活性剤の酸前駆体、並びにビルダー等をす
べてを予めバッチ方式で混合しておいて、その混合物を
造粒工程に連続的に供給しても良い。また、回分式、連
続式のいずれの方法においても液体の成分、即ち、ノニ
オン活性剤及び/又はノニオン活性剤水溶液、ラメラ配
向をとり得る陰イオン界面活性剤の酸前駆体、並びにノ
ニオン活性剤及び/又はノニオン活性剤水溶液とラメラ
配向をとり得る陰イオン界面活性剤の酸前駆体の混合液
は噴霧して供給することが好ましい。
【0048】本発明の工程(1)で好ましく用いられる
装置としては、以下のものが挙げられる。回分式で行う
場合は、(1)〜(4)のものが好ましい。 (1)混合槽で内部に攪拌軸を有し、この軸に攪拌羽根
を取り付けて粉末の混合を行う形式のミキサーである。
例えばヘンシェルミキサー(三井三池化工機(株)
製)、ハイスピードミキサー(深江工業(株)製)、バ
ーチカルグラニュレーター((株)パウレック製)等が
あるが、特に好ましくは横型の混合槽で円筒の中心に攪
拌軸を有し、この軸に攪拌羽根を取り付けて粉末の混合
を行う形式のミキサーで、例えばレディゲミキサー(松
坂技研(株)製)、プロシェアミキサー(太平洋機工
(株)製)がある。 (2)V字型をした混合槽が回転することにより混合を
行う形式のミキサー、例えばV型ミキサー(不二パウダ
ル(株)製)がある。 (3)半円筒型の固定された容器内でスパイラルを形成
したリボン状の羽根が回転することにより混合を行う形
式のミキサー、例えばリボンミキサー(不二パウダル
(株)製)がある。 (4)コニカル状の容器に沿ってスクリューが容器の壁
と平行の軸を中心として自転しながら公転することによ
り混合を行う形式のミキサー、例えばナウタミキサー
(ホソカワミクロン(株)製)、SVミキサー(神鋼パ
ンテック(株)製)がある。
【0049】連続式で行う場合の装置としては、以下の
(1)〜(3)のものが好適に用いられる。 (1)粉体投入口を備えた竪型シリンダーと混合ブレー
ドを備えたメインシャフトより成り、メインシャフトは
上部軸受によって支えられ、排出側がフリーとなってい
る構造の連続ミキサー、例えばフレキソミックス型
((株)パウレック製)がある。 (2)攪拌ピンを有した円板の上部に原料を投入し、こ
の円板を高速回転させ、剪断作用により混合を行う形式
の連続ミキサー、例えばフロージェットミキサー
((株)粉研パウテックス製)、スパイラルピンミキサ
ー(太平洋機工(株)製)がある。 (3)混合槽で内部に攪拌軸を有し、この軸に攪拌羽根
を取り付けて粉末の混合を行う形式の連続式ミキサーで
ある。例えば連続ヘンシェルミキサー(三井三池化工機
(株)製)がある。更にハイスピードミキサー(深江工
業(株)製)、バーチカルグラニュレーター((株)パ
ウレック製)等の装置を連続装置として用いても良い。
好ましくは横型の混合槽で円筒の中心に攪拌軸を有し、
この軸に攪拌羽根を取り付けて粉末の混合を行う形式の
ミキサーで連続式のものであり、例えばレディゲミキサ
ー(松坂技研(株)製)、プロシェアミキサー(太平洋
機工(株)製)がある。
【0050】工程(2)について 工程(2)は工程(1)で得られる混合物を用いて造粒
物を調製する工程である。工程(2)において、工程
(1)で得られる混合物の温度を、少なくともラメラ配
向をとり得る陰イオン界面活性剤の酸前駆体を中和でき
る温度、即ち、ノニオン活性剤及び当該酸前駆体のいず
れもが液体となる温度にすればよい。これは、アルカリ
性を呈するビルダー及び/又はアルカリ性を呈する多孔
性吸油担体と、当該酸前駆体を効率良く反応させゲル化
物を生じさせるためである。より具体的には、工程
(1)においてA)予めノニオン活性剤および/または
ノニオン活性剤水溶液と上記酸前駆体を混合した場合は
得られる混合液の融点以上、B)それぞれ別添加した場
合はそれぞれの融点のうちどちらか高い方の融点以上、
に昇温すればよい。
【0051】ここで、昇温させる温度としては、反応を
促進させるためにA)又はB)に示される融点より高け
ればよいが、実用的な範囲を挙げると融点より0〜50
℃高い温度が好ましく、10〜30℃高い温度がより好
ましい。なお、この反応を促進させるためには、工程
(1)又は(2)で水を適宜添加してもよく、あるいは
アルカリ水溶液(例えば、ケイ酸ソーダ水溶液、カセイ
ソーダ水溶液、カセイカリ水溶液等)を工程(1)又は
(2)で酸前駆体の中和当量以下の量添加してもよい。
【0052】この反応を生じた際、ノニオン活性剤を担
持したゲル化物がアルカリ性を呈する粉体(ビルダーや
吸油担体)の表面に形成され、これが工程(2)におけ
る造粒においてバインダーの役割を果たすとともに、ノ
ニオン活性剤の粉体表面における担持力を向上させ、シ
ミ出しを抑制する役割を果たすと考えられる。尚、工程
(2)終了時の造粒物の温度は特に限定されないが、上
記A)又はB)に示される融点(ノニオン活性剤及びラ
メラ配向をとり得る陰イオン界面活性剤の酸前駆体が溶
融する温度)より10℃以上高温、好ましくは20℃以
上高温であればよい。当然のことながら、高温にする
程、反応は促進されるが、工業的に適する温度を選択す
ることが望ましい。この範囲を満たないと反応が促進さ
れないため、ゲル化物が形成されず、所望の造粒物が得
られない。
【0053】このように工程(2)の造粒の過程におい
ては混合機を昇温させる必要があるため、温度の調節が
可能な混合機の使用が好ましい。例えば、混合機に温水
等を流すことが可能なジャケットを備えたものは、該ジ
ャケットに流す温水等の温度をノニオン活性剤及びラメ
ラ配向をとり得る陰イオン界面活性剤の酸前駆体が溶融
する温度よりも高くすることにより、温度の調節を簡易
に行うことができるため好適である。尚、上述の工程
(2)終了時における造粒物を所望の温度に昇温させる
ために、ジャケット温度を適宜制御することは言うまで
もない。
【0054】また、混合機として攪拌羽根を備えた攪拌
軸を内部の中心に有した攪拌型混合機が上述のゲル化物
をバインダーとして効率良く転動造粒させる点から好ま
しい。このような構造を有する攪拌型混合機としては、
例えばヘンシェルミキサー(三井三池化工機(株)
製)、ハイスピードミキサー(深江工業(株)製)、パ
ーチカルグラニュレーター((株)パウレック製)等の
装置があり、特に好ましくは横型の混合槽で円筒の中心
に攪拌軸を有し、この軸に攪拌羽根を取り付けて粉末の
混合を行う形式のミキサーであり、例えばレディゲミキ
サー(松坂技研(株)製)、プロシェアミキサー(太平
洋機工(株)製)がある。この場合、当該攪拌型混合機
の攪拌羽根の回転に基づく、以下の式で定義されるフル
ード数が1〜4で造粒を行うのが好ましく、1.2〜3
がさらに好ましい。この範囲を超えると攪拌力が強す
ぎ、造粒物の粒度がブロードになる傾向があり、この範
囲に満たないと混合効率が悪く、造粒物の粒度がブロー
ドになる傾向がある。
【0055】ここで、フルード数は次のように定義され
る。 Fr=V2 /(R×g) (但し、Frはフルード数を、Vは攪拌羽根の先端の周
速(m/s)を、Rは攪拌羽根の回転半径(m)を、g
は重力加速度(m/s2 )を表す。)
【0056】工程(2)において、好適な造粒物を得る
ための回分式の造粒における造粒時間、及び連続式の造
粒における平均滞留時間は、特に限定されるものではな
いが、2〜20分間が好ましく、3〜10分間がさらに
好ましい。中和反応を促進する観点から、造粒時間及び
平均滞留時間は2分間以上が好ましく、生産性の観点か
ら20分間以下が好ましい。
【0057】表面被覆工程について 本発明においては、工程(2)による造粒後の造粒物の
表面を被覆するために、微粉体を表面被覆剤として添加
する表面被覆工程をさらに有していてもよい。造粒物の
表面を被覆すると、造粒物の流動性と非ケーキング性が
向上する傾向があるため、微粉体の添加は好ましい。表
面被覆剤は、造粒の初期又は中期に添加すると造粒物の
内部に取り込まれ、造粒物の流動性と非ケーキング性の
向上に寄与しなくなるため、造粒後に添加する。ここで
いう造粒後とは、造粒物の平均粒径が250〜1000
μmの範囲内の所望の平均粒径に造粒された時点であ
る。また、微粉体は一次粒子の平均粒径が10μm以下
であるものが好ましい。この意味は、微粉体が造粒物表
面に被覆された時点で10μm以下であれば良いという
ことであり、例えば20〜30μmの微粉体の凝集体が
被覆工程中に解砕されて被覆することとしてもよい。平
均粒径が10μmを超えると造粒物表面の被覆率が低下
し、所望のノニオン洗剤粒子が得られない。当該微粉体
の平均粒径は、光散乱を利用した方法、例えばパーティ
クルアナライザー(堀場製作所(株)製)により、また
顕微鏡観察による測定等で測定される。
【0058】この表面被覆剤としては、アルミノケイ酸
塩が洗濯時にカルシウムイオン捕捉剤として作用するの
で望ましく、特に一次粒子の平均粒径が10μm以下の
アルミノケイ酸塩が望ましい。当該アルミノケイ酸塩
は、結晶性、無定形のいずれでもかまわない。アルミノ
ケイ酸塩以外では、一次粒子の平均粒径が10μm以下
のケイ酸カルシウム、二酸化ケイ素、ベントナイト、タ
ルク、クレイ、無定形シリカ誘導体、結晶性シリケート
化合物等のシリケート化合物のような無機微粉体も好ま
しい。アルミノケイ酸塩の具体例としては、無機ビルダ
ー及び多孔性吸油担体として例示した物質が挙げられ
る。また、一次粒子の平均粒径が10μm以下の金属石
鹸も同様に用いることができる。
【0059】上記の物質のうち、結晶性又は無定形アル
ミノケイ酸塩、ケイ酸カルシウム、100CaCO3
g/g以上のイオン交換能を有する結晶性シリケート化
合物からなる群より選ばれる1種あるいは2種以上の化
合物の混合物が好ましく、結晶性又は無定形アルミノケ
イ酸塩、ケイ酸カルシウム等が特に好ましい。
【0060】当該微粉体の使用量としては、造粒物10
0重量部に対して0.5〜20重量部が好ましく、1〜
15重量部がより好ましく、2〜10重量部が特に好ま
しい。当該微粉体の使用量がこの範囲を超えると、流動
性が低下し、粉塵が発生する傾向があり、消費者の使用
感を損なう恐れがある。また、この範囲未満では、良好
な流動性を示す粉末を得ることが困難となる傾向があ
る。また表面被覆工程で使用される装置は特に限定され
ず、公知の混合機を用いることができるが、前述の工程
(1)及び(2)で例示した混合機が好ましい。特に工
程(2)の混合機が好適に用いられる。
【0061】以上のような工程(1)及び(2)、好ま
しくは工程(1)、(2)及び表面被覆工程により、本
発明におけるノニオン洗剤粒子が製造されるが、工程
(2)で記述した装置により工程(2)と表面被覆工程
を回分式で行うことができる。連続式で工程(2)と表
面被覆工程を行う場合は、これらの装置の中で原料の供
給及び造粒物の排出を連続的に行える構造のものを使用
すればよい。本発明を回分式で行う場合は、工程(2)
で用いられる攪拌型混合機により工程(1)と(2)、
又は工程(1)、(2)及び表面被覆工程を同一装置で
行うことができる。工程(1)で一部造粒が進行し、工
程(1)終了後、引き続き攪拌混合することにより、造
粒がさらに進行する。工程(1)、(2)及び表面被覆
工程を同一装置で行う場合は、横型円筒の混合槽の中心
に水平攪拌軸を有する形式の攪拌型混合槽が特に好まし
い。
【0062】また本発明を連続式で行う場合は、工程
(2)で用いられる攪拌型混合機により工程(1)と工
程(2)とを同一装置で同時に行うことができる。ま
た、横型円筒の混合槽の中心に水平攪拌軸を有する形式
の攪拌型混合機の混合槽を軸方向に分割できるような構
造(例えば、しきり板を入れる)を有していれば、工程
(1)と工程(2)、工程(2)と表面被覆工程、工程
(1)と工程(2)と表面被覆工程とを同一装置で連続
的に行うことができる。
【0063】また、前記のような各種の洗剤原料の混合
機への仕込み量は、いずれの工程においてもまた回分
式、連続式のいずれにおいても全容積の70容量%以下
が好ましく、さらに好ましくは15〜40容量%であ
る。この範囲を超えると混合機内での洗剤原料の混合効
率が低下する傾向があるため好ましくない。
【0064】更に本発明では工程(1)、(2)におい
て、又は表面被覆工程の後で、次のような添加物を用い
ることができる。 (1)漂白剤 例えば、過炭酸ソーダ、過ホウ酸ソーダ、硫酸ナトリウ
ム過酸化水素付加体等が挙げられる。 (2)酵素 洗剤に用いられているものであれば特に限定されない
が、特に好ましいものとしてはプロテアーゼ、セルラー
ゼ、アミラーゼ、リパーゼ等が挙げられる。 (3)界面活性剤の粉末 例えば、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル又は
アルケニルエーテル硫酸塩、アルキル又はアルケニル硫
酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、α−スルホン化脂
肪酸塩又はエステル塩、アルキル又はアルケニルエーテ
ルカルボン酸塩、石鹸等のアニオン活性剤の粉末、カル
ボベタイン、スルホベタイン等の両性活性剤の粉末、ジ
長鎖型第4級アンモニウム塩等のカチオン活性剤の粉末
等が挙げられる。 (4)その他 その他の添加物としては、青味付剤、ケーキング防止
剤、酸化防止剤、蛍光染料、光活性化漂白剤、香料、及
び再汚染防止剤等が挙げられるが、これらはいずれも洗
剤に使用されるものであれば特に限定されない。
【0065】なお、本発明の造粒方法を用いれば、
(1)洗浄活性塩の水和を利用した造粒における組成制
約や、(2)固化/破砕法における安定な操作性を確立
する為の組成の制約を受けることなく、粉体原料とノニ
オン活性剤から成る洗剤原料を任意の比率にすることが
可能であり、組成の制約を受け難い長所を有する。ま
た、下記に示す製法において製造されるアニオンを主基
剤とする洗剤粒状組成物(例えば、特開昭61−698
97号公報、特開昭60−72999号公報、特開平3
−33199号公報、特開平3−146599号公報、
特開平5−86400号公報、特開昭61−76597
号公報、特開昭60−96698号公報、特開平3−1
15400号公報、特開平2−29500号公報、特表
平6−506720号公報、特開平4−81500号公
報、特開昭61−272300号公報、特開平1−31
1200号公報、特表平6−502212号公報等)を
組成物中に任意の割合で配合することができる。
【0066】本発明において得られるノニオン洗剤粒子
の物性としては、以下のものが適している。 (1)嵩密度:0.6〜1.2g/ml、好ましくは
0.7〜1.0g/ml。この範囲を超えると溶解性が
悪化する傾向がある。 (2)平均粒径:250〜800μm、好ましくは30
0〜600μm。平均粒径は後述の方法により求められ
る。この範囲を超えると溶解性が悪化する傾向があり、
この範囲に満たないと粉塵が発生する傾向がある。 (3)流動性:流動時間が10秒以下、好ましくは8秒
以下。流動時間は、JIS K 3362により規定さ
れた嵩密度測定用のホッパーから、100mlの粉末が
流出するのに要する時間とする。この範囲を超えると洗
剤の取扱性が悪化する傾向がある。 (4)ケーキング性:篩通過率が90%以上、好ましく
は95%以上。篩通過率は後述の方法により求められ
る。この範囲未満では、保存時にケーキングを起こす傾
向があり、好ましくない。 (5)シミ出し性:後述の実施例に記載の目視評価が2
ランク以上、好ましくは1ランク。このランク未満で
は、搬送系での機器へのノニオン活性剤含有粉末の付着
が生じ易く、また容器にシミ出し防止の工夫が必要とな
る。
【0067】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例により詳細
に説明するが、本発明はこれらの実施例等に限定される
ものではない。また、以下の実施例等において、デンス
灰、ゼオライト4A型は東ソー(株)製のものを、粉砕
ライト灰は東ソー(株)製のライト灰を不二パウダル製
のアトマイザーで粉砕したものを、無定形アルミノケイ
酸塩としては、花王(株)製のものを用いた。また、以
下の実施例等において用いたビルダー、多孔性吸油担体
の、1g/リットルの水溶液又は分散液の20℃におけ
るpHは次のとおりである。 デンス灰:11.1、ライト灰:11.1、粉砕ライト
灰:11.0、ゼオライト4A型:9.8、無定形アル
ミノケイ酸塩:10.4、芒硝:7.1。
【0068】実施例1 表1に記載のノニオン活性剤25重量部と脂肪酸10重
量部を70℃になるように加熱混合し、混合液を作製し
た。次に、レディゲミキサー(松坂技研(株)製、容量
20リットル、ジャケット付き)にデンス灰35重量
部、ゼオライト4A型10重量部と無定型アルミノケイ
酸塩20重量部を投入し、主軸(150rpm)とチョ
ッパー(4000rpm)の攪拌を開始した。尚、ジャ
ケットに75℃の温水を10リットル/分で流した。そ
こに、混合液を4分間で投入し、その後6分間攪拌を行
い排出した。尚、全仕込み量は4kgであった。このよ
うにして得られたノニオン洗剤粒子の嵩密度、平均粒
径、流動性、ケーキング性、シミ出し性を測定した。そ
の結果を表3に示す。
【0069】ここで、嵩密度はJIS K 3362で
規定された方法で測定した。平均粒径は、JIS Z
8801の標準篩を用いて5分間振動させた後、篩目の
サイズによる重量分率から測定した。また、粉末の流動
性は、JIS K 3362に規定された嵩密度測定用
のホッパーから、100mlの粉末が流出するのに要す
る時間で評価した。
【0070】また、ケーキング性の試験法は、下記の通
りである。 ケーキング試験法 濾紙(東洋濾紙No.2)で長さ10.2cm×幅6.2c
m×高さ4cmの天部のない箱を作り、四隅をホッチキ
スで止める。この箱に試料50gを入れ、その上にアク
リル樹脂板と鉛板(または鉄板)の重量合計15g+2
50gをのせる。これを温度30℃、湿度80%の恒温
恒湿器中に放置し、7日後にケーキング状態について判
定を行う。判定は、以下のようにして通過率を求めるこ
とによって行った。 <通過率>試験後の試料を金網(または篩、網目5mm
×5mm)上に静かにあけ、金網を通過した粉末の重量
を計り、試験後の試料に対する通過率を求める。
【0071】
【数1】
【0072】また、シミ出し性の試験法は、下記の通り
である。ケーキング試験を行った濾紙の底部(粉体と接
していない面)でのノニオン活性剤と脂肪酸の混合液の
シミ出し状態を目視で評価した。シミ出しの評価は、底
部の濡れ面積で判定し、1〜5ランクとした。尚、各ラ
ンクの状態は、下記の通りである。 ランク1:濡れていない。 2:1/4程度の面が濡れている。 3:1/2程度の面が濡れている。 4:3/4程度の面が濡れている。 5:全面が濡れている。
【0073】実施例2 実施例1と同様の造粒方法で表1に示す原料を仕込み、
ノニオン洗剤粒子を作製し、その後、同レディゲミキサ
ーにおいて、表面被覆剤としてゼオライト4A型を8重
量部投入し、1.5分間攪拌を行い排出した。このよう
にして得られたノニオン洗剤粒子について実施例1と同
様の評価を行った。
【0074】実施例3 レディゲミキサー(松坂技研(株)製、容量20リット
ル、ジャケット付き)に表1に記載のデンス灰40重量
部、ゼオライト4A型10重量部と無定型アルミノケイ
酸塩20重量部を投入し、攪拌を開始した。そこにそれ
ぞれ75℃に加熱したノニオン活性剤25重量部と脂肪
酸5重量部を予め混合せずに同時に3分間で投入し、そ
の後6分間攪拌した。なお、攪拌は主軸(150r.p.
m.)とチョッパー(4000r.p.m.)で行い、ジャケッ
トに75℃の温水を10リットル/分で流した。次に、
表面被覆剤としてゼオライト4A型を8重量部投入し、
1.5分間攪拌を行い排出した。このようにして得られ
たノニオン洗剤粒子について実施例1と同様の評価を行
った。
【0075】実施例4 表1に記載のノニオン活性剤25重量部とアルキル硫酸
10重量部を30℃になるように加熱混合し、混合液を
作製した。次に、実施例1と同様に、レディゲミキサー
(松坂技研(株)製、容量20リットル、ジャケット付
き)にデンス灰40重量部、ゼオライト4A型5重量部
と無定型アルミノケイ酸塩20重量部を投入し、攪拌を
開始した。尚、ジャケットに40℃の温水を10リット
ル/分で流した。そこに、混合液を4分間で投入し、そ
の後6分間攪拌した。次に、表面被覆剤としてゼオライ
ト4A型を8重量部投入し、1.5分間攪拌を行い排出
した。このようにして得られたノニオン洗剤粒子につい
て実施例1と同様の評価を行った。
【0076】実施例5〜9 実施例2と同様の造粒方法と表面被覆方法で表1及び表
2に示す原料を仕込み、ノニオン洗剤粒子を作製し、実
施例1と同様の評価を行った。組成及び評価結果を表1
〜3に示す。
【0077】比較例1 実施例2と同様の造粒方法と表面被覆方法で表2に示す
原料を仕込み、ノニオン洗剤粒子を作製し、実施例1と
同様の評価を行った。組成及び評価結果を表2及び表3
に示す。尚、ジャケットに10℃の冷水を10リットル
/分で流した。尚、ノニオン活性剤添加後の攪拌時間は
6分間であった。また、表面被覆時の攪拌時間は1.5
分間であった。
【0078】比較例2 ナウターミキサー(ホソカワミクロン(株)製、容量3
0リットル、ジャケット付)に、表2に示す粉体原料を
投入し、攪拌(20rpm)を開始した。尚、ジャケッ
トに75℃の温水を10リットル/分で流した。そこに
混合液を4分間で投入し、その後20分間攪拌した。次
に表面被覆剤としてゼオライト4A型を8重量部投入
し、1.5分間攪拌し、その後排出した。尚、全仕込量
は5kgであった。このようにして得たノニオン洗剤粒
子の物性を実施例1と同様の方法で評価した。その結果
を表3に示す。
【0079】比較例3 実施例2と同様の造粒方法と表面被覆方法で表2に示す
原料を仕込み、ノニオン洗剤粒子を作製し、実施例1と
同様の評価を行った。組成及び評価結果を表2及び表3
に示す。
【0080】比較例4 実施例1と同様の造粒方法と表面被覆方法で表2に示す
原料を仕込み、ノニオン洗剤粒子を作製し、実施例1と
同様の評価を行った。組成及び評価結果を表2及び表3
に示す。
【0081】
【表1】
【0082】
【表2】
【0083】
【表3】
【0084】実施例10 水分50重量%のスラリーを噴霧乾燥して下記組成の噴
霧乾燥粒子を得た。 ゼオライト4A型 12.9重量部 芒硝 5.0重量部 ステアリン酸ナトリウム 1.0重量部 カルボキシメチルセルロースNa塩 0.1重量部 水分 1.0重量部 得られた噴霧乾燥粒子を用いて、実施例2と同様の造粒
方法と表面被覆方法で表4及び表5に示す原料を仕込
み、ノニオン洗剤粒子を作製し、実施例1と同様の評価
を行った。組成及び評価結果を表4、表5及び表6に示
す。
【0085】実施例11 水分50重量%のスラリーを噴霧乾燥して下記組成の噴
霧乾燥粒子を得た。 ゼオライト4A型 13.9重量部 芒硝 5.0重量部 カルボキシメチルセルロースNa塩 0.1重量部 水分 1.0重量部 得られた噴霧乾燥粒子を用いて、実施例2と同様の造粒
方法と表面被覆方法で表4及び表5に示す原料を仕込
み、ノニオン洗剤粒子を作製し、実施例1と同様の評価
を行った。組成及び評価結果を表4、表5及び表6に示
す。
【0086】
【表4】
【0087】
【表5】
【0088】
【表6】
【0089】実施例12 ノニオン活性剤25重量部と表4に示す脂肪酸5重量部
を70℃になるように加熱混合し、混合液を作成した。
次に、この混合液30重量部、デンス灰40重量部、ゼ
オライト4A型10重量部と無定形アルミノケイ酸塩2
0重量部とを、連続的にフレキソミックス160型
〔(株)パウレック製〕に投入し混合した。この際の全
仕込み量は250kg/hr、メインシャフトの回転数
は3000rpm、また混合液を1流体ノズル(圧2k
g/cm2 )を用い機内でスプレーした。次に、この混
合された洗剤原料を、連続的にレディゲミキサーKM−
150D〔松坂技研(株)製、ジャケット付き〕に投入
し造粒した。この際の主軸の回転数は、105rpm、
チョッパーの回転数は3440rpm、ジャケットに7
5℃の温水を10リットル/分で流した。尚、平均滞留
時間は6.1分であった。
【0090】次に、上記の造粒された洗剤原料100重
量部とゼオライト4A型8重量部を連続的に前述のレデ
ィゲミキサーと同一の構造を有する連続混合機〔内容積
40リットル、花王(株)製〕に投入し混合した。この
際の主軸の回転数は130rpm、チョッパーの回転数
は4000rpm、ジャケットに75℃の温水を10リ
ットル/分で流した。尚、平均滞留時間は1.5分であ
った。このようにして得られたノニオン洗剤粒子の評価
は、実施例1と同様の方法で行った。組成及び評価結果
を表4、表5及び表6に示す。
【0091】実施例13 実施例12と同様の洗剤原料を連続的にレディゲミキサ
ーKM−150D〔松坂技研(株)製、ジャケット付
き〕に投入し、混合と造粒を同時に行った。この際の全
仕込み量は250kg/hrであり、主軸の回転数は1
05rpm、チョッパーの回転数は3440rpm、ジ
ャケットに75℃の温水を10リットル/分で流した。
尚、平均滞留時間は6.0分であった。また、混合液を
1流体ノズル(圧2kg/cm2 )を用い、チョッパー
が回転している領域に向けてスプレーした。尚、造粒物
の表面を被覆する工程は、実施例12と同様の方法で、
ノニオン洗剤粒子の評価は、実施例1と同様の方法で行
った。組成及び評価結果を表4、表5及び表6に示す。
【0092】以上の結果から明らかなように、本願発明
の製造方法により得られた実施例1〜13までのノニオ
ン洗剤粒子は、高嵩密度で、流動性及び非ケーキング性
が良好な、シミ出しのない優れた粒子であった。これに
対して、造粒時の温度を10℃という低温で行うことに
より、流動性及びシミ出し性が劣悪な洗剤粒子が得られ
た(比較例1)。さらに、ラメラ配向をとり得る陰イオ
ン界面活性剤の酸前駆体(脂肪酸)を配合しないで得た
洗剤粒子(比較例2)、ラメラ配向をとらない陰イオン
界面活性剤の酸前駆体(直鎖アルキルベンゼンスルホン
酸)を配合して得た洗剤粒子(比較例3)、及び酸前駆
体の代わりに石鹸を配合して得た洗剤粒子(比較例4)
は、流動性、ケーキング性及びシミ出し性のいずれも劣
悪であった。
【0093】
【発明の効果】本発明のノニオン洗剤粒子の製造方法を
用いることにより、組成が特定の物質に限定されず、配
合組成の自由度が高く、高嵩密度で、更にノニオン活性
剤の含有量が高く、粉末の流動特性及び非ケーキング性
に優れ、かつシミ出しのないノニオン洗剤粒子を得るこ
とが可能となった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 康二 和歌山市湊1334番地 花王株式会社研究所 内 (72)発明者 窪田 輝夫 和歌山市湊1334番地 花王株式会社研究所 内 (72)発明者 小栗須 宏 和歌山市湊1334番地 花王株式会社研究所 内

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の工程により、嵩密度が0.6〜
    1.2g/mlであるノニオン洗剤粒子を得ることを特
    徴とするノニオン洗剤粒子の製造方法。 工程(1):アルカリ性を呈するビルダーおよび/また
    はアルカリ性を呈する多孔性吸油担体に、ノニオン活性
    剤および/またはノニオン活性剤水溶液とラメラ配向を
    とり得る陰イオン界面活性剤の酸前駆体を配合して、ノ
    ニオン活性剤を主基剤とする洗剤原料の混合物を調製す
    る工程、および 工程(2):工程(1)で得られる混合物を攪拌型混合
    機で少なくとも該酸前駆体を中和できる温度まで昇温し
    て、転動させながら嵩密度を高めつつ造粒を行い、造粒
    物を調製する工程。
  2. 【請求項2】 ノニオン活性剤が、炭素数10〜20の
    直鎖または分岐鎖で1級または2級のアルコールの、エ
    チレンオキサイド平均付加モル数が5〜15のポリオキ
    シエチレンアルキルエーテルである請求項1記載の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 ノニオン活性剤水溶液が、炭素数10〜
    20の直鎖または分岐鎖で1級または2級のアルコール
    の、エチレンオキサイド平均付加モル数が5〜15のポ
    リオキシエチレンアルキルエーテルの水溶液であって、
    水分含量が15重量%以下である請求項1記載の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 ラメラ配向をとり得る陰イオン界面活性
    剤の酸前駆体が、炭素数10〜22の飽和または不飽和
    脂肪酸、炭素数10〜22のアルキル硫酸、炭素数10
    〜22のα−スルホン化脂肪酸、および炭素数10〜2
    2のポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸(但し、
    エチレンオキサイド平均付加モル数は0.2〜2.0)
    からなる群より選ばれものである請求項1〜3いずれか
    記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 ラメラ配向をとり得る陰イオン界面活性
    剤の酸前駆体の配合量が、ノニオン活性剤および/また
    はノニオン活性剤水溶液100重量部に対して5〜10
    0重量部である請求項1〜4いずれか記載の製造方法。
  6. 【請求項6】 アルカリ性を呈するビルダーが、1g/
    リットルの20℃水溶液もしくは分散液とした場合のp
    Hが8以上を示す、1種あるいは2種以上の有機あるい
    は無機の粉末ビルダーである請求項1記載の製造方法。
  7. 【請求項7】 アルカリ性を呈するビルダーが、トリポ
    リリン酸塩、炭酸塩、重炭酸塩、亜硫酸塩、ケイ酸塩、
    結晶性アルミノケイ酸塩、クエン酸塩、ポリアクリル酸
    塩、アクリル酸−マレイン酸のコポリマーの塩、および
    ポリグリオキシル酸塩からなる群より選ばれる1種ある
    いは2種以上の化合物の混合物であり、平均粒径が50
    0μm以下のものである請求項6記載の製造方法。
  8. 【請求項8】 アルカリ性を呈する多孔性吸油担体が、
    1g/リットルの20℃水溶液もしくは分散液とした場
    合のpHが8以上を示し、水銀圧入法での細孔容積が1
    00〜600cm3 /100g、BET法での比表面積
    が20〜700m2 /g、JIS K 5101での吸
    油量が100ml/100g以上であり、平均粒径ある
    いは一次粒子の平均粒径が10μm以下の多孔性吸油担
    体である請求項1記載の製造方法。
  9. 【請求項9】 アルカリ性を呈する多孔性吸油担体が、
    無定形アルミノケイ酸塩およびケイ酸カルシウムからな
    る群より選ばれる1種あるいは2種以上の化合物の混合
    物であり、一次粒子の平均粒径が10μm以下のもので
    ある請求項8記載の製造方法。
  10. 【請求項10】 アルカリ性を呈する多孔性吸油担体
    が、無定形アルミノケイ酸塩で、含水率が15〜30重
    量%のものであり、一次粒子の平均粒径が0.1μm以
    下で、その凝集物の平均粒径が50μm以下のものであ
    る請求項9記載の製造方法。
  11. 【請求項11】 ノニオン活性剤および/またはノニオ
    ン活性剤水溶液とラメラ配向をとり得る陰イオン界面活
    性剤の酸前駆体を混合して得られる混合液を用いて工程
    (1)を行い、ついで該混合液の融点以上の温度まで昇
    温して工程(2)を行う請求項1記載の製造方法。
  12. 【請求項12】 ノニオン活性剤および/またはノニオ
    ン活性剤水溶液とラメラ配向をとり得る陰イオン界面活
    性剤の酸前駆体を個別に添加して工程(1)を行い、つ
    いでこれらの化合物の融点のうち最も高い融点以上の温
    度まで昇温して工程(2)を行う請求項1記載の製造方
    法。
  13. 【請求項13】 工程(1)において、さらに中性もし
    くは酸性を呈するビルダーおよび/または噴霧乾燥粒子
    を配合する請求項1記載の製造方法。
  14. 【請求項14】 中性もしくは酸性を呈するビルダー
    が、1g/リットルの20℃水溶液もしくは分散液とし
    た場合のpHが8未満を示す、1種あるいは2種以上の
    有機あるいは無機の粉末ビルダーである請求項13記載
    の製造方法。
  15. 【請求項15】 中性もしくは酸性を呈するビルダー
    が、芒硝、クエン酸、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸
    の部分中和物、アクリル酸−マレイン酸のコポリマーの
    酸、およびアクリル酸−マレイン酸のコポリマーの酸の
    部分中和物からなる群より選ばれる1種あるいは2種以
    上の化合物の混合物である請求項14記載の製造方法。
  16. 【請求項16】 噴霧乾燥粒子が、1種あるいは2種以
    上の有機あるいは無機のビルダーを含有する水性スラリ
    ーを噴霧乾燥した粒子である請求項13記載の製造方
    法。
  17. 【請求項17】 噴霧乾燥粒子が、炭酸塩、結晶性アル
    ミノケイ酸塩、クエン酸塩、芒硝、亜硫酸塩、ポリアク
    リル酸塩、アクリル酸−マレイン酸のコポリマーの塩、
    ポリグリオキシル酸塩、アニオン活性剤、ノニオン活性
    剤、および蛍光染料からなる群より選ばれる1種あるい
    は2種以上の化合物の混合物を含有するスラリーを噴霧
    乾燥した粒子である請求項16記載の製造方法。
  18. 【請求項18】 工程(1)における洗剤原料の配合量
    が、下記の(a)又は(b)より選択される請求項1又
    は13記載の製造方法。 (a) ノニオン活性剤および/またはノニオン活性剤
    水溶液とラメラ配向をとり得る陰イオン界面活性剤の酸
    前駆体の配合量の合計10〜60重量部、アルカリ性を
    呈するビルダーおよび/またはアルカリ性を呈する多孔
    性吸油担体40〜90重量部、および中性もしくは酸性
    を呈するビルダー0〜10重量部、(b) ノニオン活
    性剤および/またはノニオン活性剤水溶液とラメラ配向
    をとり得る陰イオン界面活性剤の酸前駆体の配合量の合
    計10〜60重量部、アルカリ性を呈するビルダーおよ
    び/またはアルカリ性を呈する多孔性吸油担体10〜8
    0重量部、中性もしくは酸性を呈するビルダー0〜10
    重量部、および噴霧乾燥粒子10〜80重量部。
  19. 【請求項19】 工程(2)を温水等を流すことが可能
    なジャケットを備えた攪拌型混合機を用いて行う方法で
    あって、該ジャケットに流す温水等の温度を、下記の
    (A)または(B)に示す温度よりも高くする請求項
    1、11または12記載の製造方法。 (A) ノニオン活性剤および/またはノニオン活性剤
    水溶液とラメラ配向をとり得る陰イオン界面活性剤の酸
    前駆体を混合して得られる混合液を用いて工程(1)を
    行う場合、該混合液の融点 (B) ノニオン活性剤および/またはノニオン活性剤
    水溶液とラメラ配向をとり得る陰イオン界面活性剤の酸
    前駆体を個別に添加して工程(1)を行う場合、これら
    の化合物の融点のうちどちらか高い方の融点
  20. 【請求項20】 工程(2)の造粒を、横型円筒の中心
    に攪拌軸を有し、該攪拌軸に攪拌羽根を備えた攪拌型混
    合機で行う請求項19記載の製造方法。
  21. 【請求項21】 工程(2)で用いる攪拌型混合機の攪
    拌羽根の回転に基づくフルード数が1〜4の条件で造粒
    を行う請求項20記載の製造方法。
  22. 【請求項22】 工程(2)の造粒を、2〜20分の造
    粒時間で行う請求項19〜21いずれか記載の製造方
    法。
  23. 【請求項23】 工程(1)と工程(2)を同一装置で
    行う請求項1記載の製造方法。
  24. 【請求項24】 工程(2)で得られる造粒物と微粉体
    とを混合し、造粒物の表面を該微粉体で被覆する工程を
    さらに有する請求項1〜23いずれか記載の製造方法。
  25. 【請求項25】 微粉体の一次粒子の平均粒径が10μ
    m以下であり、微粉体の使用量が造粒物100重量部に
    対して0.5〜20重量部である請求項24記載の製造
    方法。
  26. 【請求項26】 微粉体が、結晶性あるいは無定形アル
    ミノケイ酸塩、およびケイ酸カルシウムからなる群より
    選ばれる1種あるいは2種以上の化合物の混合物である
    請求項25記載の製造方法。
  27. 【請求項27】 得られるノニオン洗剤粒子の平均粒径
    が、250〜800μmである請求項1記載の製造方
    法。
  28. 【請求項28】 得られるノニオン洗剤粒子の流動性
    を、JIS K 3362により規定された嵩密度測定
    用のホッパーから100mlの該粒子が流出するのに要
    する時間(流動時間)で評価した場合、該流動時間が1
    0秒以下である請求項1記載の製造方法。
  29. 【請求項29】 得られるノニオン洗剤粒子のケーキン
    グ性が、90%以上の篩通過率を有するものである請求
    項1記載の製造方法。
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