JPH0960049A - 建設機械の姿勢モニタシステム - Google Patents

建設機械の姿勢モニタシステム

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JPH0960049A
JPH0960049A JP21210195A JP21210195A JPH0960049A JP H0960049 A JPH0960049 A JP H0960049A JP 21210195 A JP21210195 A JP 21210195A JP 21210195 A JP21210195 A JP 21210195A JP H0960049 A JPH0960049 A JP H0960049A
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祐二 長嶋
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洋 渡邊
Masakazu Haga
正和 羽賀
Hiroyuki Adachi
宏之 足立
Toshiaki Nishida
利明 西田
Kazuo Fujishima
一雄 藤島
Takeshi Iijima
健 飯島
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    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
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Abstract

(57)【要約】 【課題】建設機械の姿勢モニタシステムにおいて、フロ
ント距離が絶対距離か相対距離かをオペレータが確認で
きるようにする。 【解決手段】 絶対スイッチ8が押され絶対距離の表示
が選択されているときは、フロント距離とそれが絶対距
離であることを示す「絶対」の文字を表示器1に一緒に
表示し、相対スイッチ9が押され相対距離の示が選択さ
れているときは、フロント距離とそれが相対距離である
ことを示す「相対」の文字を表示器1に一緒に表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧ショベル等の建
設機械に備えられ、フロント装置の所定部位までの距離
(フロント距離)を表示する建設機械の姿勢モニタシス
テムに係わり、特にそのフロント距離を絶対距離と相対
距離とで選択して表示する建設機械の姿勢モニタシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】建設機械の代表例として油圧ショベルが
ある。油圧ショベルはブーム、アーム、バケットといっ
た作業用フロント部材で構成される多関節型のフロント
装置を有しており、このフロント装置を駆動して掘削な
どの作業を行う。この油圧ショベルには、基準位置から
フロント装置の所定部位、例えばバケットの刃先の位置
までの距離(フロント距離)を求めて表示器に表示する
姿勢モニタシステムを備えたものがある。この従来の姿
勢モニタシステムは、フロント距離を、油圧ショベルに
関して予め定めた基準位置からの距離(絶対距離)と任
意にオペレータが設定した基準位置からの距離(相対距
離)とで選択して表示できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の姿勢モニタ
システムは、油圧ショベルに関して予め定めた基準位置
からの絶対距離と任意にオペレータが設定した基準位置
からの相対距離とでフロント距離を選択して表示できる
ので、作業内容に応じて絶対距離か相対距離かを切り換
えて表示し、相対距離の表示を選択したときには、例え
ば地面からバケット先端までの高さや特定のフロント装
置の姿勢からのリーチ距離を表示できる。しかし、表示
器に表示されるのはフロント距離を数値で表示するのみ
であり、それが絶対距離なのか相対距離なのか、オペレ
ータが確認することができず、オペレータに与える情報
としては不十分であった。
【0004】本発明の目的は、表示器に表示されたフロ
ント距離が絶対距離か相対距離かをオペレータが確認で
きる建設機械の姿勢モニタシステムを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次の構成を採用する。すなわち、複数の作
業用フロント部材で構成される多関節型のフロント装置
にフロント装置の位置と姿勢に関する状態量を検出する
センサを設け、このセンサにより検出した値から演算装
置により前記フロント装置の所定部位までのフロント距
離を求めて表示器に表示するとともに、そのフロント距
離を建設機械に関して予め定めた基準位置からの絶対距
離とオペレータが任意に設定した基準位置からの相対距
離とで選択して表示する建設機械の姿勢モニタシステム
において、前記フロント距離を絶対距離と相対距離とで
選択して表示するとき、それが絶対距離か相対距離かに
関する情報を合わせて表示する識別表示手段を設ける構
成とする。
【0006】以上のように構成した本発明においては、
フロント距離を絶対距離と相対距離とで選択して表示し
たとき、オペレータは識別表示手段によりそれが絶対距
離か相対距離かを確認することができ、作業性が向上す
る。
【0007】前記識別表示手段は、例えば、絶対距離の
表示が選択されているときは、前記フロント距離とそれ
が絶対距離であることを示す文字を前記表示器に一緒に
表示し、相対距離が選択されているときは、前記フロン
ト距離とそれが相対距離であることを示す文字を前記表
示器に一緒に表示するものとする。
【0008】前記識別表示手段は、絶対距離の表示が選
択されているときは、前記フロント距離とそれが絶対距
離であることを喚起するイラストを前記表示器に一緒に
表示し、相対距離の表示が選択されているときは、前記
フロント距離とそれが相対距離であることを喚起するイ
ラストを前記表示器に一緒に表示するものであってもよ
い。
【0009】また、前記識別表示手段は、絶対距離の表
示が選択されているときは、前記フロント距離のみを前
記表示器に表示し、相対距離の表示が選択されていると
きは、前記フロント距離とそれが相対距離であることを
喚起するイラストを前記表示器に一緒に表示するもので
あってもよい。
【0010】更に、前記識別表示手段は、絶対距離の表
示が選択されているときは、前記フロント距離を前記表
示器に表示すると共にそれが絶対距離であることを示す
ランプを点灯し、相対距離の表示が選択されているとき
は、前記フロント距離を前記表示器に表示すると共にそ
れが相対距離であることを示すランプを点灯するもので
あってもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。まず、本発明の第1の実施形態を図
1〜図4により説明する。図1は本実施形態の姿勢モニ
タシステムを示すもので、この姿勢モニタシステムは図
2に示す油圧ショベルに搭載されている。
【0012】図2において、油圧ショベルは、ブーム1
0a、アーム10b、作業具としてのバケット10cか
らなる多関節型のフロント装置10Aと、上部旋回体1
0d及び下部走行体10eからなる車両10Bとで構成
され、ブーム10a、アーム10b、バケット10cは
それぞれブームシリンダ8a、アームシリンダ8b、バ
ケットシリンダ8cで駆動され、上部旋回体10d及び
下部走行体10eはそれぞれ図示しない左右走行モータ
及び旋回モータで駆動される。
【0013】このような油圧ショベルに搭載される本実
施形態の姿勢モニタシステムは、図1に示すように、表
示器1と、表示器1にフロント装置10Aの所定部位ま
での距離であるフロント距離(後述)を表示させる演算
装置2と、表示器1に表示させるフロント距離が高さ方
向(垂直方向)の距離かリーチ方向(水平方向)の距離
かを選択する高さスイッチ3及びリーチスイッチ4と、
ブーム10a、アーム10b、バケット10cのそれぞ
れの回動支点に設けられ、フロント装置10Aの位置と
姿勢に関する状態量としてそれぞれの回動角を検出する
ブーム角度センサ5、アーム角度センサ6及びバケット
角度センサ7と、表示器1にフロント距離として油圧シ
ョベルに関して予め定めた基準位置からの絶対距離を表
示するかオペレータが任意に定めた基準位置からの相対
距離を表示するかを選択して切り換える絶対スイッチ8
及び相対スイッチ9と、表示器1に相対距離を表示する
ときその相対距離の基準位置を設定する設定スイッチ1
0とで構成されている。
【0014】表示器1に表示するフロント距離としては
例えばバケット10cの刃先の高さ方向の距離とリーチ
方向の距離とがあり、演算装置2はブーム角度センサ
5、アーム角度センサ6及びバケット角度センサ7によ
り検出した状態量からバケット10cの刃先の垂直位置
と水平位置とを計算し、高さスイッチ3が入力されてい
るときはバケット1cの刃先の垂直位置(高さ方向の距
離)を表示器1に表示させ、リーチスイッチ4が入力さ
れているときはバケット1cの刃先の水平位置(リーチ
方向の距離)を表示器1に表示させる。
【0015】また、演算装置2は、絶対スイッチ8が入
力されているときは油圧ショベルに関して予め定められ
た基準位置からバケット1cの刃先までの距離を絶対距
離として表示器1に表示し、相対スイッチ9が入力され
ているときは、オペレータが設定スイッチ10を用いて
任意に設定した基準位置からバケット1cの刃先までの
距離を相対位置として表示器1に表示する。
【0016】より詳しくは、絶対スイッチ8が押されか
つ高さスイッチ3が入力されたときは、演算装置2は図
2に示す水平面Aを0点(基準位置)として、バケット
1cの刃先が水平面Aより上にあればプラスの値で0点
からバケット刃先までの高さ方向の距離を表示器1に表
示し、バケット1cの刃先が水平面Aより下にあればマ
イナスの値で0点からバケット刃先までの高さ方向の距
離を表示器1に表示する。絶対スイッチ8が押されかつ
リーチスイッチ4が入力されたときは、演算装置2は図
2の旋回中心点Bを0点(基準位置)とし、旋回中心点
Bからバケット1cの刃先までのリーチ方向の距離を表
示器1に表示させる。
【0017】相対スイッチ9が押されかつ高さスイッチ
3が入力されたときは、演算装置2は、設定スイッチ1
0によりオペレータが任意に設定した水平面を0点(基
準位置)として、バケット1cの刃先がその水平面より
上にあればプラスの値で0点からバケット刃先までの高
さ方向の距離を表示器1に表示し、バケット1cの刃先
がその水平面より下にあればマイナスの値で0点からバ
ケット刃先までの高さ方向の距離を表示器1に表示す
る。相対スイッチ9が押されかつリーチスイッチ4が入
力されたときは、演算装置2は、設定スイッチ10によ
りオペレータが設定した垂直面を0点(基準位置)と
し、バケット1cの刃先がその垂直面より外側(反車体
側)にあればプラスの値で0点からバケット刃先までの
リーチ方向の距離を表示器1に表示し、バケット1cの
刃先がその垂直面より内側(車体側)にあればマイナス
の値で0点からバケット刃先までのリーチ方向の距離を
を表示器1に表示させる。
【0018】そして本実施形態では、その特徴的構成と
して、演算装置2はフロント距離(バケット刃先の高さ
方向の距離及びリーチ方向の距離)を上記のように表示
器1に表示するとき、絶対スイッチ8及び相対スイッチ
9の選択に応じて、絶対距離か相対距離かに関する情報
を合わせて表示する。
【0019】図3に、表示器1の表示例を示す。本実施
形態では、絶対スイッチ8が押され絶対距離の表示が選
択されているときは、フロント距離とそれが絶対距離で
あることを示す文字「絶対」を一緒に表示し、相対スイ
ッチ9が押され相対距離の表示が選択されているとき
は、フロント距離とそれが相対距離であることを示す文
字「相対」を一緒に表示する。
【0020】演算装置2の内部構成を図1に示す。演算
装置2は、ブーム角度センサ5、アーム角度センサ6及
びバケット角度センサ7の信号(アナログ信号)をデジ
タル信号に変換するA/D変換器2aと、演算装置2の
処理手順(プログラム)を記憶したROM2bと、A/
D変換後のデータや演算途中のデータを一時的に記憶す
るRAM2cと、上述した演算装置2の演算を実行する
CPU2dと、CPU2dの演算結果を表示器1に表示
させるLCDドライバ2eとから構成されている。
【0021】表示器1及びスイッチ3,4,8〜10の
操作パネル上での構成例を図4に示す。操作パネルは、
表示器1と、高さスイッチ3及びリーチスイッチ4の機
能を1つで果たす高さ・リーチ切り換えスイッチ20及
びその切り換え位置を表示する高さランプ20a、リー
チランプ20bと、絶対スイッチ8及び相対スイッチ9
の機能を1つで果たす絶対・相対切り換えスイッチ21
と、設定スイッチ10に相当する設定スイッチ22とで
構成されている。
【0022】高さ・リーチ切り換えスイッチ20は例え
ばオペレータの操作で高さ選択位置とリーチ選択位置の
2位置に切り換えられるものであり、スイッチ20を高
さ選択位置に切り換えることは図1に示す高さスイッチ
3をON、リーチスイッチ4をOFFにすることであ
り、かつこのとき高さランプ20aを点灯させ、スイッ
チ20をリーチ選択位置に切り換えることは図1に示す
リーチスイッチ4をON、高さスイッチ3をOFFにす
るのことであり、かつこのときリーチランプ20bを点
灯させる。
【0023】絶対・相対切り換えスイッチ21は例えば
オペレータの操作で選択的にON・OFFするオルタネ
ートのスイッチ(切り換え後の状態を保持するスイッ
チ)であり、スイッチ21をOFFすることは図1に示
す絶対スイッチ8をON、相対スイッチ9をOFFにす
ることであり、スイッチ21をONすることは図1に示
す相対スイッチ9をON、絶対スイッチ8をOFFにす
ることである。
【0024】設定スイッチ22は例えばオペレータが押
している間のみONになるモーメンタリ作動のスイッチ
であり、オペレータがフロント装置10Aを動かしてバ
ケット1cの刃先を相対距離の基準としたい位置まで動
かしたとき、その位置で押される。設定スイッチ22を
押すことは図1に示す設定スイッチ10をONすること
であり、そのON信号は演算装置2のCPU2dに送ら
れ、演算装置2のCPU2dはそのときの角度センサ5
〜7の信号に基づきバケット1cの刃先の位置を演算
し、その位置を相対距離の基準位置としてRAM2cに
記憶する。
【0025】演算装置2の処理機能の詳細を図5及び図
6のフローチャートにより説明する。このフローチャー
トの処理手順は演算装置2のROM2Cにプログラムと
して記憶されている。
【0026】図5及び図6において、100は絶対高さ
表示フロー、110は相対高さ表示フロー、120は絶
対リーチ表示フロー、130は相対リーチ表示フローで
ある。
【0027】まず、絶対高さ表示フロー100において
演算装置2の処理がスタートする。絶対高さ表示フロー
100においては、まず、リーチスイッチ4がONかど
うかを判断し(スッテプ101)、リーチスイッチ4が
ONでないときはブーム角度センサ5、アーム角度セン
サ6及びバケット角度センサ7の信号を入力して(スッ
テプ102)絶対高さを表示する処理を行い(スッテプ
103)、更に設定スイッチ10及び相対スイッチ9が
それぞれONかどうかを判断し(スッテプ104,10
5)、共にONでないときは最初に戻り、上記手順を繰
り返す。これにより高さスイッチ3が押されかつ絶対ス
イッチ8が押されているときは表示器1に絶対高さが
「絶対」の文字と共に表示される。
【0028】また、絶対高さを表示した後(スッテプ1
03)、設定スイッチ10がONのとき、又は相対スイ
ッチ9がONのときは相対高さ表示フロー110に移行
する。
【0029】相対高さ表示フロー110においては、ブ
ーム角度センサ5、アーム角度センサ6及びバケット角
度センサ7の信号を再び入力して(スッテプ111)相
対高さを表示する処理を行い(スッテプ112)、更に
絶対スイッチ8及びリーチスイッチ4がそれぞれONか
どうかを判断し(スッテプ113,114)、共にON
でないときはスッテプ111に戻り、上記手順を繰り返
す。これにより高さスイッチ3が押されかつ相対スイッ
チ9が押されているときは表示器1に相対高さが「相
対」の文字と共に表示される。また、設定スイッチ10
がONで相対高さ表示フロー110に移行したときは相
対スイッチ9をON(絶対スイッチ8をOFF)にし
(スッテプ115)、その後上記手順を実行する。これ
により、オペレータが設定スイッチ10を押し相対距離
の基準位置を設定すると、自動的に相対高さが「相対」
の文字と共に表示される。
【0030】一方、相対高さ表示フロー110において
相対高さが表示されている状態から絶対スイッチ8が押
されると、絶対スイッチ8がONとなって絶対高さ表示
フロー100に戻り(スッテプ113,102)、絶対
高さ表示に切り換えられる。
【0031】絶対高さ表示フロー100においてリーチ
スイッチ4がONのときは図6に示す絶対リーチ表示フ
ロー120に移行し(スッテプ101,121)、相対
高さ表示フロー110においてリーチスイッチ4がON
のときは図6に示す相対リーチ表示フロー130に移行
する(スッテプ114,131)。
【0032】絶対リーチ表示フロー120においては、
まず、ブーム角度センサ5、アーム角度センサ6及びバ
ケット角度センサ7の信号を入力して(スッテプ12
1)絶対リーチを表示する処理を行い(スッテプ12
2)、更に設定スイッチ10、相対スイッチ9及び高さ
スイッチ3がそれぞれONかどうかを判断し(スッテプ
123,124,125)、共にONでないときはスッ
テプ120に戻り、上記手順を繰り返す。これによりリ
ーチスイッチ4が押されかつ絶対スイッチ8が押されて
いるときは表示器1に絶対リーチが「絶対」の文字と共
に表示される。
【0033】また、絶対リーチを表示した後(スッテプ
122)、設定スイッチ10がONのとき、又は相対ス
イッチ9がONのときは相対リーチ表示フロー130に
移行し、高さスイッチ3がONのときは絶対高さ表示フ
ロ100に移行する。
【0034】相対リーチ表示フロー130においては、
ブーム角度センサ5、アーム角度センサ6及びバケット
角度センサ7の信号を再び入力して(スッテプ131)
相対リーチを表示する処理を行い(スッテプ132)、
更に絶対スイッチ8及び高さスイッチ3がそれぞれON
かどうかを判断し(スッテプ133,134)、共にO
Nでないときはスッテプ131に戻り、上記手順を繰り
返す。これによりリーチスイッチ4が押されかつ相対ス
イッチ9が押されているときは表示器1に相対リーチが
「相対」の文字と共に表示される。また、設定スイッチ
10がONで相対リーチ表示フロー130に移行したと
きは相対スイッチ9をON(絶対スイッチ8をOFF)
にし(スッテプ135)、その後上記手順を実行する。
これにより、オペレータが設定スイッチ10を押し相対
リーチの基準位置を設定すると、自動的に相対リーチが
「相対」の文字と共に表示される。
【0035】一方、相対リーチ表示フロー130におい
て相対リーチが表示されている状態から絶対スイッチ8
が押されると、絶対スイッチ8がONとなって絶対リー
チ表示フロー100に戻り(スッテプ113,10
2)、絶対リーチ表示に切り換えられる。
【0036】絶対リーチ表示フロー120において高さ
スイッチ3がONのときは図5に示す絶対高さ表示フロ
ー100に移行し(スッテプ125,102)、相対リ
ーチ表示フロー130において高さスイッチ3がONの
ときは図5に示す相対高さ表示フロー110に移行する
(スッテプ134,111)。
【0037】以上において、演算装置2の図5に示すス
ッテプ103,112及び図6に示すスッテプ122,
132の処理機能並びに表示器1は、記フロント距離を
絶対距離と相対距離とで選択して表示するとき、それが
絶対距離か相対距離かに関する情報を合わせて表示する
識別表示手段を構成する。
【0038】以上のように構成した本実施形態によれ
ば、絶対スイッチ8を押せば表示器1にフロント距離を
数値でそれが絶対距離であることを示す「絶対」の文字
と共に表示し、相対スイッチ9を押せば表示器1にフロ
ント距離を数値でそれが相対距離であることを示す「相
対」の文字と共に表示するので、フロント距離が絶対距
離が相対距離かをオペレータが確認することができ、作
業性が向上する。
【0039】本発明の第2〜4の実施形態をそれぞれ図
7〜図9を用いて説明する。これらの実施形態はフロン
ト距離が絶対距離か相対距離かに関する情報を合わせ表
示する他の表示例を示すものである。
【0040】図7において、第2の本実施形態では、演
算装置2(図1参照)は、絶対スイッチ8が押されて絶
対距離の表示が選択されているときは、図7(a)に示
すように、フロント距離とそれが絶対距離であることを
喚起するイラストとして、例えば油圧ショベルのみのイ
ラストを表示器1に一緒に表示し、相対スイッチ9が押
され相対距離の表示が選択されているときは、図7
(b)及び(c)に示すように、フロント距離とそれが
相対距離であることことを喚起するイラストとして、例
えば高さスイッチ3が押されていれば油圧ショベルと水
平面が設定されていることを示すイラスト(図7
(b))、リーチスイッチ4が押されているときは油圧
ショベルと垂直面が設定されていることを示すイラスト
(図7(c))を表示器1に一緒に表示する。
【0041】図8において、第3の実施形態では、演算
装置2(図1参照)は、絶対スイッチ8が押されて絶対
的表示が選択されているときは、図8(a)に示すよう
に、フロント距離のみ表示し、相対スイッチ9が押され
相対的表示が選択されているときは、図8(b)に示す
ように、フロント距離とそれが相対的表示であることを
喚起するイラスト、例えば油圧ショベルのイラストを一
緒に表示する。
【0042】図9において、第4の実施形態では、演算
装置2(図1参照)は、絶対スイッチ8が押されて絶対
距離の表示が選択されているときは、図9(a)に示す
ように、フロント距離を表示器1に表示すると共にそれ
が絶対距離であること示すランプ30を点灯し、相対ス
イッチ9が押され相対距離の表示が選択されているとき
は、図9(b)に示すように、フロント距離を表示器1
に表示すると共にそれが相対距離であることを示すラン
プ31を点灯する。
【0043】図7〜図9に示す実施形態においても表示
されたフロント距離が絶対距離か相対距離かをオペレー
タが確認することができるので、第1の実施形態と同様
の効果が得られる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、表示器に表示されたフ
ロント距離が建設機械に関して予め定めた基準位置から
の絶対距離なのかオペレータが任意に設定した基準位置
からの相対距離なのかをオペレータが確認することがで
き、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による姿勢モニタシス
テムの構成図である。
【図2】本発明が適用される油圧ショベルの側面図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施形態による表示器の表示例
を示す図である。
【図4】姿勢モニタシステムの操作パネルの構成例を示
す図である。
【図5】演算装置の処理機能を示すフローチャートであ
る。
【図6】演算装置の処理機能を示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明の第2の実施形態による表示器の表示例
を示す図である。
【図8】本発明の第3の実施形態による表示器の表示例
を示す図である。
【図9】本発明の第4の実施形態による表示器の表示例
を示す図である。
【符号の説明】
1 表示器 2 演算装置 3 高さスイッチ 4 リーチスイッチ 8 絶対スイッチ 9 相対スイッチ 10 設定スイッチ 10A フロント装置 10B 車両 10a ブーム 10b アーム 10c バケット 20 高さ・リーチ切り換えスイッチ 21 絶対・相対切り換えスイッチ 22 設定スイッチ 30 絶対表示ランプ 31 相対表示ランプ
フロントページの続き (72)発明者 足立 宏之 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 西田 利明 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 藤島 一雄 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 飯島 健 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の作業用フロント部材で構成される
    多関節型のフロント装置にフロント装置の位置と姿勢に
    関する状態量を検出するセンサを設け、このセンサによ
    り検出した値から演算装置により前記フロント装置の所
    定部位までのフロント距離を求めて表示器に表示すると
    ともに、そのフロント距離を建設機械に関して予め定め
    た基準位置からの絶対距離とオペレータが任意に設定し
    た基準位置からの相対距離とで選択して表示する建設機
    械の姿勢モニタシステムにおいて、 前記フロント距離を絶対距離と相対距離とで選択して表
    示するとき、それが絶対距離か相対距離かに関する情報
    を合わせて表示する識別表示手段を設けたことを特徴と
    する姿勢モニタシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の建設機械の姿勢モニタシ
    ステムにおいて、前記識別表示手段は、絶対距離の表示
    が選択されているときは、前記フロント距離とそれが絶
    対距離であることを示す文字を前記表示器に一緒に表示
    し、相対距離が選択されているときは、前記フロント距
    離とそれが相対距離であることを示す文字を前記表示器
    に一緒に表示することを特徴とする姿勢モニタシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の建設機械の姿勢モニタシ
    ステムにおいて、前記識別表示手段は、絶対距離の表示
    が選択されているときは、前記フロント距離とそれが絶
    対距離であることを喚起するイラストを前記表示器に一
    緒に表示し、相対距離の表示が選択されているときは、
    前記フロント距離とそれが相対距離であることを喚起す
    るイラストを前記表示器に一緒に表示することを特徴と
    する姿勢モニタシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の建設機械の姿勢モニタシ
    ステムにおいて、前記識別表示手段は、絶対距離の表示
    が選択されているときは、前記フロント距離のみを前記
    表示器に表示し、相対距離の表示が選択されているとき
    は、前記フロント距離とそれが相対距離であることを喚
    起するイラストを前記表示器に一緒に表示することを特
    徴とする姿勢モニタシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の建設機械の姿勢モニタシ
    ステムにおいて、前記識別表示手段は、絶対距離の表示
    が選択されているときは、前記フロント距離を前記表示
    器に表示すると共にそれが絶対距離であることを示すラ
    ンプを点灯し、相対距離の表示が選択されているとき
    は、前記フロント距離を前記表示器に表示すると共にそ
    れが相対距離であることを示すランプを点灯することを
    特徴とする姿勢モニタシステム。
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