JPH0960249A - 建物のコーナ部仕上げ板材、仕上げ構造およびコーナ部仕上げ方法 - Google Patents

建物のコーナ部仕上げ板材、仕上げ構造およびコーナ部仕上げ方法

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JPH0960249A
JPH0960249A JP23350795A JP23350795A JPH0960249A JP H0960249 A JPH0960249 A JP H0960249A JP 23350795 A JP23350795 A JP 23350795A JP 23350795 A JP23350795 A JP 23350795A JP H0960249 A JPH0960249 A JP H0960249A
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JP
Japan
Prior art keywords
finishing
corner
corner portion
plate material
building
Prior art date
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JP23350795A
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English (en)
Inventor
Masayuki Saga
正幸 佐賀
Kenji Nishizawa
賢治 西澤
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物のコーナ部分における仕上げ板材の施工
性を格段に向上することができ、併せて、仕上げ板材に
よる建物表面の立体感や模様による外観の向上などを図
ることができる技術を提供する。 【解決手段】 建物の鈍角をなすコーナ部分Rのための
仕上げ板材50であって、角部51と、その角部51か
ら前記鈍角Rに対応する角度をもって開いた左右の板部
分52、52とを含み、それら左右の板部分52、52
の端辺部分がサネはぎ接合部分となっており、それらサ
ネはぎ接合部分が、仕上げ板材50を貼り付けるに際
し、メスサネ511として機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、組み立て式のパ
ネルを用いて施工する建物の外壁面と、その外壁面に施
す仕上げ板材とを同時に施工するための技術、特に、建
物の外壁面のうち、コーナ部分を施工するための技術に
関するものである。
【0002】
【発明の背景】一般住宅や集合住宅等の建物として、木
質系のパネルを用いて施工する、いわゆるパネル組み立
て式の建物が多く建築されている。そして、近年では、
こうした建物の外壁に対するその表面の仕上げ板材とし
て、無機質系のサイディング材を施すことが多い。その
際、そのサイディング材の施工を現場施工とした場合、
特に、建物の躯体表面への寸法合わせや切断などの作業
に多大な手間がかかる。そのため、最近では、壁パネル
の表面に対し、工場等において予めサイディング材を貼
り付けておくことによって、現場施工の手間を省く工法
も開発されている。
【0003】この技術によれば、確かに、現場ではサイ
ディング材付きの壁パネルどうしを接合して組み立てた
後、その接合部の水密性を確保するための目地処理を施
すだけで済むという利点がある。この目地処理方法とし
ては、従来公知の乾式目地材や湿式目地材を用いる方法
がある。しかし、乾式目地材を用いる方法では、作業性
が良い反面、パネル自体やパネルの建て込み後において
全体的に寸法誤差が生じないようにするための高い寸法
精度を要求される。湿式目地材の場合、精度的には制約
を受けにくいものの、その施工の全てが手作業となるた
めに作業性が悪く、しかも、乾式目地材に比べて、表面
に塵埃などが付着しやすい。
【0004】そこで、例えば実開平4ー100707号
公報に記載のように、仕上げ板材の現場施工と目地処理
作業とを簡略化する考え方もある。この技術は、下地パ
ネルの外面に対し、工場において仕上げ板材としての外
装材をその左右両端だけを残して貼り付けた外壁パネル
を造り、現場においてその外壁パネルどうしを接続した
後、外装材を貼り付けていない前記両端部分に対して外
装材を現場施工する方法である。その場合、工場で貼る
外装材も現場で貼る外装材もサネはぎによる接合とする
ことによって、目地処理作業を省略、あるいは簡略化で
きるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、仕上げ板材
どうしのサネはぎによる接合形態についても着目して見
ると、一つの仕上げ板材の相対向する端部(幅方向両
端)のうち、一方の端部にオスサネを、他方の端部にメ
スサネを設けた構成としている。そのため、現場施工の
仕上げ板材を取り付ける際に、オスサネのある端部側か
ら先に差し込むようにして取り付けた後に、メスサネの
ある端部側を取り付けるといった手順でなければ取り付
けることができないという作業上の難点がある。しか
も、その場合において、オスサネの部分を差し込むため
の充分な隙間を設けた場合、サネはぎによる接合部分に
大きな隙間ができ、防水処理上および外観上からも好ま
しくない。他方、オスサネの部分を差し込むための隙間
を小さくした場合、今度は現場施工の仕上げ板材を取り
付けるための作業性が極めて悪くなる問題が生じる。こ
うした問題は、壁の平坦な部分に取り付ける仕上げ板材
については勿論のこと、壁のコーナ部分、特に、入り隅
となるコーナ部分に貼り付けるコーナ部仕上げ板材の施
工性にも大きな影響を及ぼす。
【0006】よって、この発明では、建物のコーナ部分
における仕上げ板材の施工性を格段に向上することがで
き、併せて、仕上げ板材による建物表面の立体感や模様
による外観の向上などを図ることができる技術を提供す
ることを主たる目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の建物のコーナ
部仕上げ板材50は、建物の鈍角をなすコーナ部分Rの
ための仕上げ板材であって、角部51と、その角部51
から前記鈍角Rに対応する角度をもって開いた左右の板
部分52、52とを含み、それら左右の板部分52、5
2の端辺部分がサネはぎ接合部分となっており、それら
サネはぎ接合部分が、仕上げ板材50を貼り付けるに際
し、メスサネ511として機能する。
【0008】この仕上げ板材50によれば、左右の板部
分52、52の端辺部分がいずれもメスサネとなってい
るので、これを貼り付けるときには、外側から被せるよ
うにして押し付けるだけで簡単に行うことができる。そ
の場合、押し付けることによって、しっかりと密着させ
ることができるので、防水処理上からも好ましい形態と
なる。このコーナ部仕上げ板材50としては、他の平坦
な壁部分に貼り付ける仕上げ板材との関係を考慮し、そ
の表面に目地に見せた溝55を設けておくのも好適であ
る。そうすることによって、仕上げ板材全体としての表
面模様の統一化や変化を図ることが可能になるだけでな
く、その仕上げ板材の高さ方向の寸法を長くすることが
可能になる。
【0009】一方、この発明の建物の鈍角なコーナ部分
に適用する仕上げ構造では、角部51と、その角部51
から前記鈍角に対応する角度をもって開いた左右の板部
分52、52とを含み、前記鈍角なコーナ部分に沿うよ
うに屈曲した第1のコーナ部仕上げ板材50と、その第
1のコーナ部仕上げ板材50の左右両側に位置する第2
の平坦な仕上げ板材60、60とを備え、それら第1お
よび第2の仕上げ板材50、60が互いにサネはぎによ
る接合となる構造である。そして、前記第1のコーナ部
仕上げ板材50は、上下および左右の少なくとも左右方
向の両端部にメスサネ511、511を備え、前記第2
の平坦な仕上げ板材60は、前記メスサネ511とはま
り合うオスサネ610を備えている。こうした構造で
は、第1および第2の仕上げ板材50、60どうしをし
っかりと接合可能にすることができるだけでなく、第1
の仕上げ板材50を後から取り付ける形態とするのに好
都合になる。
【0010】前記第1のコーナ部仕上げ板材50として
は、上下方向にもサネはぎによる接合が可能なように、
その上下方向の一端部にオスサネ510を、他端部にメ
スサネ512を備えている構造とするのも好適である。
その場合、主として防水処理の点から、下端部にオスサ
ネ510を、上端部にメスサネ512を設けるのが特に
好ましい。
【0011】前記第1のコーナ部仕上げ板材50の上下
方向の長さ寸法につては、第2の平坦な仕上げ板材60
のそれよりも同等以上の寸法とするのが好ましい。それ
は、長いほど、コーナ部分を一度に仕上げることができ
るのに加え、左右に位置する第2の仕上げ板材60を複
数枚にわたって押さえ付けるように貼り付けることがで
きるからである。
【0012】建物の壁が鈍角をなすコーナ部分について
は、入り隅や出隅の形態がある。出隅の場合には、コー
ナ部仕上げ板材50の左右方向両端のサネは共にメスサ
ネ511となっていて、単に被せるようにセットするこ
とができるので、作業手順を制約するような方向性はほ
とんどない。しかし、特に、入り隅の場合には、前記コ
ーナ部仕上げ板材50の貼り付け作業では、そのコーナ
部仕上げ板材50を、前記コーナ部分Rがなす角度をほ
ぼ二等分する線の方向へ移動させて行うようにするのが
好ましい。そうした場合、コーナ部仕上げ板材50の貼
り付け作業を容易に行うことができる。
【0013】前記第1のコーナ部仕上げ板材50につい
て、意匠性を考慮し、より効果的な立体感や浮き出たよ
うな模様を出す意味から、その表面が、前記第2の平坦
な仕上げ板材60の表面よりも突出するように取り付け
る構成とするのも好適である。また、第1のコーナ部仕
上げ板材50と第2の平坦な仕上げ板材60との接合部
分に、それら仕上げ板材の表面側に開口し、接合部分に
沿って延びる縦溝Tを形成するのも好適である。その場
合、前記縦溝Tの幅を、仕上げ板材の目地の幅とほぼ同
様の大きさに設定してもよい。そうした場合、架空の目
地を積極的に造り出し、それによって立体感や模様を表
現することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施の形
態について、添付の図1および図2を参照して説明す
る。これらの図に示す実施例は、この発明をパネル組み
立て式の木質系住宅に適用した例を示すものであり、図
1は建物の鈍角な外壁を構成する斜視図、図2はその平
断面図、、図3はコーナ部仕上げ板材を裏面から見た一
部省略斜視図である。
【0015】これらの図から理解できるように、建物の
鈍角なコーナ部分Rを構成するように互いに接合した木
質系の外壁パネルP1、P2を建て込んであり、それら
外壁パネルP1、P2の表面には、胴縁10、20を介
して平坦な仕上げ板材60を貼り付けている。そして、
コーナ部分Rには、コーナ部仕上げ板材50を貼り付け
ている。これらコーナ部仕上げ板材50および平坦な仕
上げ板材60は、いずれもいわゆる無機質系のサイディ
ング材である。外壁パネルP1、P2は、枠組みした芯
材1と、その芯材1の表裏を被う面材2、3を備え、内
部には必要に応じて断熱材が装填される。
【0016】前記コーナ部仕上げ板材50は、角部51
と、その角部51から前記鈍角Rに対応する角度をもっ
て開いた左右の板部分52、52とを含み、それら左右
の板部分52、52の端辺部分がサネはぎ接合部分とな
っており、それらサネはぎ接合部分が、仕上げ板材50
を貼り付けるに際し、メスサネ511として機能する構
造である。したがって、平坦な仕上げ板材60、60の
前記コーナ部仕上げ板材50とサネはぎ接合する部分は
オスサネ610、610となっている。
【0017】コーナ部仕上げ板材50自体の形状として
は、ここでは、その左右方向の幅寸法よりも、上下方向
の高さ寸法の方が大きい。そして、その表面には、目地
に見せた横溝55を高さ方向に間隔をおいて複数設けて
ある。これらの横溝55は、平坦な仕上げ板材60にも
同様な横溝65が存在する関係で、これと模様的に統一
するためである。この模様については任意であるが、横
溝55、65は例えばタイル模様を作りだすときなどに
好適である。その意味においては、平坦な仕上げ板材6
0の表面に縦溝を設けても良い。
【0018】コーナ部仕上げ板材50の下端には、図3
に示すように、必要に応じてメスサネ511と同様なメ
スサネ512を設け、上端にはオスサネ510を設ける
場合がある。そうした場合、コーナ部仕上げ板材50を
上下方向にも良好な形態で接合することができる。ま
た、このコーナ部仕上げ板材50と、平坦な仕上げ板材
60とのサネはぎによる接合部分には、それら仕上げ板
材の表面側に開口し、接合部分に沿って延びる縦溝Tを
形成している。この縦溝Tは、基本的には建物の躯体や
仕上げ板材の寸法精度を吸収するためのものであるが、
その溝幅を適宜に設定することによって、たとえば目地
に見せた横溝65の溝幅と同様に設定することによっ
て、特にコーナ部仕上げ板材50に対して立体感を付与
したり、タイル模様などを積極的に創りだしたりするこ
とができる。
【0019】コーナ部仕上げ板材50の貼り付け作業に
ついては、両側の平坦な仕上げ板材60よりも後に行う
が、その際の作業手順としては、コーナ部分Rが出隅の
場合に関し方向性はほとんどない。ただ、入り隅の場合
に関し好ましい形態がある。それについては特に図示し
ていないが、コーナ部仕上げ板材50を貼り付けるとき
に、そのコーナ部仕上げ板材50を、前記コーナ部分R
がなす角度をほぼ二等分する線の方向へ移動させて行う
のが好適である。ここで、両側の平坦な仕上げ板材60
については、パネルP、P1の製作時に、たとえば向上
などにおいて予め貼り付けておくのが望まし。しかし、
必要に応じ、現場において貼り付けてもよい。
【0020】なお、鈍角に屈曲したこのコーナ部仕上げ
板材50は、たとえば、サイディン材の切断加工におい
て出る切断片などを、角部51の部分で接合して構成す
ることもできる。そのようにした場合、製作性や経済性
についても対処することができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、特
に、仕上げ板材を含む鈍角なコーナ部分の施工性を格段
に向上することができ、併せて、仕上げ板材による建物
表面の立体感や模様による外観の向上などを図ることが
できる。特に、後から取り付けることになる現場施工の
コーナ部仕上げ板材をきわめて容易に取り付けることが
でき、しかも防水処理上からも好適な形態となるように
取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】 この発明の実施例を示す平断面図である。
【図3】 この発明の実施例を示すコーナ部仕上げ板材
の斜視図である。
【符号の説明】
50 コーナ部仕上げ板材 51 角部 52 板部分 511 メスサネ 60 平坦な仕上げ板材 610 オスサネ P、P1 外壁パネル T 縦溝 Y 横溝

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の鈍角をなすコーナ部分のための仕
    上げ板材であって、角部と、その角部から前記鈍角に対
    応する角度をもって開いた左右の板部分とを含み、それ
    ら左右の板部分の端辺部分がサネはぎ接合部分となって
    おり、それらサネはぎ接合部分が、仕上げ板材を貼り付
    けるに際し、メスサネとして機能する、建物のコーナ部
    仕上げ板材。
  2. 【請求項2】 前記仕上げ板材の表面に目地に見せた溝
    がある請求項1の建物のコーナ部仕上げ板材。
  3. 【請求項3】 建物の壁面が鈍角に屈曲するコーナ部分
    に用いる仕上げ構造であり、角部と、その角部から前記
    鈍角に対応する角度をもって開いた左右の板部分とを含
    み、前記壁面のコーナ部分に沿うように屈曲した第1の
    コーナ部仕上げ板材と、その第1のコーナ部仕上げ板材
    の左右両側に位置する第2の平坦な仕上げ板材とを備
    え、それら第1および第2の仕上げ板材が互いにサネは
    ぎによる接合となる、建物の仕上げ構造であって、前記
    第1のコーナ部仕上げ板材は、上下および左右の少なく
    とも左右方向の両端部にメスサネを備え、前記第2の平
    坦な仕上げ板材は、前記メスサネとはまり合うオスサネ
    を備えている、建物の仕上げ構造。
  4. 【請求項4】 前記第1のコーナ部仕上げ板材は、その
    上下方向の一端部にメスサネを備え、他端部にオスサネ
    を備えている、請求項3の建物の仕上げ構造。
  5. 【請求項5】 前記第1のコーナ部仕上げ板材の上下方
    向の長さ寸法が、前記第2の平坦な仕上げ板材の上下方
    向の長さ寸法よりも大きい、請求項2〜4の建物の仕上
    げ構造。
  6. 【請求項6】 前記コーナ部分が、入り隅、出隅の何れ
    かである、請求項3〜5の建物の仕上げ構造。
  7. 【請求項7】 前記第1のコーナ部仕上げ板材と前記第
    2の平坦な仕上げ板材との接合部分に、それら仕上げ板
    材の表面側に開口し、接合部分に沿って延びる縦溝を形
    成した、請求項3〜6の建物の仕上げ構造。
  8. 【請求項8】 前記縦溝の幅を、前記第1または第2の
    仕上げ板材の目地の幅とほぼ同様の大きさに設定した、
    請求項7の建物の仕上げ構造。
  9. 【請求項9】 建物の鈍角をなすコーナ部分のための仕
    上げ板材として、角部と、その角部から前記鈍角に対応
    する角度をもって開いた左右の板部分とを含み、それら
    左右の板部分の端辺部分がサネはぎ接合部分となってお
    り、それらサネはぎ接合部分が、仕上げ板材を貼り付け
    るに際し、メスサネとして機能するものを用いた仕上げ
    方法であって、前記仕上げ板材を貼り付けるときに、そ
    の仕上げ板材を、前記コーナ部分がなす角度をほぼ二等
    分する線の方向へ移動させて行うことを特徴とする、建
    物のコーナ部仕上げ方法。
JP23350795A 1995-08-18 1995-08-18 建物のコーナ部仕上げ板材、仕上げ構造およびコーナ部仕上げ方法 Pending JPH0960249A (ja)

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