JPH0960263A - 床暖房用畳 - Google Patents
床暖房用畳Info
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- JPH0960263A JPH0960263A JP21783695A JP21783695A JPH0960263A JP H0960263 A JPH0960263 A JP H0960263A JP 21783695 A JP21783695 A JP 21783695A JP 21783695 A JP21783695 A JP 21783695A JP H0960263 A JPH0960263 A JP H0960263A
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- Japan
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- top plate
- bottom plate
- floor heating
- pillar
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- Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 通常の畳と同程度の肉厚を有するとともに、
畳特有の軟らかさと風合いを有し、かつ、表面まで十分
に熱を伝達できる畳を提供することを目的とする。 【解決手段】 アルミニウム製の底板1と天板2が断熱
部材3を挟んで設けられている。この断熱部材3は、異
なる二種類の合成樹脂発泡体3a,3bが二層に構成さ
れている。底板1には無数の柱部材4が立設されてい
て、その形状は円筒状に成形されている。この円筒状柱
部材4の上端4aは当然に開口しており、下端4bは底
板1によって閉口している。柱部材4を包囲するように
熱伝導部材5が天板2から垂下されており、この熱伝導
部材5と柱部材4が接触している。天板2の上面には蓄
熱材6が設けられており、この蓄熱材6は、フェルトを
板状に成形したものである。天板2の上方には井草で構
成される仕上げ材7が設けられている。
畳特有の軟らかさと風合いを有し、かつ、表面まで十分
に熱を伝達できる畳を提供することを目的とする。 【解決手段】 アルミニウム製の底板1と天板2が断熱
部材3を挟んで設けられている。この断熱部材3は、異
なる二種類の合成樹脂発泡体3a,3bが二層に構成さ
れている。底板1には無数の柱部材4が立設されてい
て、その形状は円筒状に成形されている。この円筒状柱
部材4の上端4aは当然に開口しており、下端4bは底
板1によって閉口している。柱部材4を包囲するように
熱伝導部材5が天板2から垂下されており、この熱伝導
部材5と柱部材4が接触している。天板2の上面には蓄
熱材6が設けられており、この蓄熱材6は、フェルトを
板状に成形したものである。天板2の上方には井草で構
成される仕上げ材7が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床下を温めて部屋
を暖房するいわゆる床暖房において、和室のために使用
できる畳に関するものである。
を暖房するいわゆる床暖房において、和室のために使用
できる畳に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、床暖房が施されている部屋の
床面は、フローリング等によって仕上げられることが多
く、畳敷きの部屋を床暖房することは考えられていなか
った。そこで、フローリングを改良して表面に井草で仕
上げた厚さ20ミリメートル程度の薄肉の畳があった。
床面は、フローリング等によって仕上げられることが多
く、畳敷きの部屋を床暖房することは考えられていなか
った。そこで、フローリングを改良して表面に井草で仕
上げた厚さ20ミリメートル程度の薄肉の畳があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
薄肉の畳にあっては、通常の畳の肉厚が45〜50ミリ
メートルであるのに対して、その肉厚がわずかに20ミ
リメートル程度であるので、畳そのものが硬質とならざ
るを得ず、しかも、畳の下側に設けられる床板の硬さま
でもが畳表面に伝わってしまい、畳特有の軟らかさと風
合いを得ることができなかった。また、これらを解決す
るために単純に畳を厚くしたのでは、床暖房のために温
めた床下の熱を畳の表面まで伝えることができないとい
う問題点もあった。これと同時に、畳の内部の材質によ
っては、畳を厚くしたものの畳を軟化させることができ
ないものであった。
薄肉の畳にあっては、通常の畳の肉厚が45〜50ミリ
メートルであるのに対して、その肉厚がわずかに20ミ
リメートル程度であるので、畳そのものが硬質とならざ
るを得ず、しかも、畳の下側に設けられる床板の硬さま
でもが畳表面に伝わってしまい、畳特有の軟らかさと風
合いを得ることができなかった。また、これらを解決す
るために単純に畳を厚くしたのでは、床暖房のために温
めた床下の熱を畳の表面まで伝えることができないとい
う問題点もあった。これと同時に、畳の内部の材質によ
っては、畳を厚くしたものの畳を軟化させることができ
ないものであった。
【0004】本発明は、上記諸点にかんがみ、通常の畳
と同程度の肉厚を有するとともに、畳特有の軟らかさと
風合いを有し、かつ、表面まで十分に熱を伝達できる畳
を提供することを目的とする。
と同程度の肉厚を有するとともに、畳特有の軟らかさと
風合いを有し、かつ、表面まで十分に熱を伝達できる畳
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、熱伝導率の良い材質からなる薄肉の底
板と、この底板から所定の高さに維持される同じ材質か
らなる薄肉の天板と、上記底板の上面に立設される無数
の柱部材と、この柱部材をそれぞれ包囲するように天板
の下面に設けられた熱伝導部材と、天板の上面に積層さ
れた蓄熱材と、この蓄熱材を上方から覆設された仕上げ
材とからなることを特徴とする床暖房用畳を要旨とす
る。
めに、本発明は、熱伝導率の良い材質からなる薄肉の底
板と、この底板から所定の高さに維持される同じ材質か
らなる薄肉の天板と、上記底板の上面に立設される無数
の柱部材と、この柱部材をそれぞれ包囲するように天板
の下面に設けられた熱伝導部材と、天板の上面に積層さ
れた蓄熱材と、この蓄熱材を上方から覆設された仕上げ
材とからなることを特徴とする床暖房用畳を要旨とす
る。
【0006】また、本発明は、熱伝導率の良い材質から
なる薄肉の底板と、この底板に載置される所定の肉厚を
有する断熱部材と、この断熱部材によって所定の高さに
維持され、かつ、熱伝導率の良い材質からなる薄肉の天
板と、上記底板の上面に立設される天板に到達しない長
さの無数の柱部材と、この柱部材をそれぞれ包囲しつつ
接触し、かつ、底板に到達しない長さで天板の下面に設
けられた熱伝導部材と、天板の上面に積層された蓄熱材
と、この蓄熱材を上方から覆設された仕上げ材とからな
ることを特徴とする床暖房用畳をも要旨とする。
なる薄肉の底板と、この底板に載置される所定の肉厚を
有する断熱部材と、この断熱部材によって所定の高さに
維持され、かつ、熱伝導率の良い材質からなる薄肉の天
板と、上記底板の上面に立設される天板に到達しない長
さの無数の柱部材と、この柱部材をそれぞれ包囲しつつ
接触し、かつ、底板に到達しない長さで天板の下面に設
けられた熱伝導部材と、天板の上面に積層された蓄熱材
と、この蓄熱材を上方から覆設された仕上げ材とからな
ることを特徴とする床暖房用畳をも要旨とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本実施形態は、図1に示すよう
に、アルミニウム製の底板1と天板2が断熱部材3を挟
んで設けられている。この断熱部材3は、異なる二種類
の合成樹脂発泡体3a,3bが二層に構成されており、
発泡割合を変化させることによって、断熱効率を異なら
せることができるとともに、柔軟性を調節することも可
能である。底板1には無数の柱部材4が立設されてい
て、その形状は円筒状に成形されている。この円筒状柱
部材4の上端4aは当然に開口しており、下端4bは底
板1によって閉口している。なお、この下端4bにおい
て、底板1部分を切除して開口させるものであってもよ
い。このような柱部材4を包囲するように熱伝導部材5
が天板2から垂下されており、この熱伝導部材5と柱部
材4が接触している。この両者の接触は底板1の熱を天
板2に伝達させるためであって、熱伝導部材5の内側面
が柱部材4の外側面に密着できれば効果的である。そし
て、上記のような天板2の上面には蓄熱材6が設けられ
ており、熱伝導部材5によって天板2まで伝えられた熱
をこの蓄熱材6に吸収させるとともに、全体に均一な温
度状態にすることができる。この蓄熱材6は、フェルト
を板状に成形したものであり、蓄熱効果を有するととも
に、緩衝部材としての効果を有するものである。即ち、
天板2の硬さを表面に伝えないうえに、表面における衝
撃を和らげて天板2及びその下部を保護することにも寄
与するものである。さらに、その上方には井草で構成さ
れる仕上げ材7が設けられており、蓄熱材6とともに天
板2の硬さを緩和させて畳の風合いを有しつつ、井草に
よる表面によってなお畳らしさを得ることができるもの
である。
に基づいて説明する。本実施形態は、図1に示すよう
に、アルミニウム製の底板1と天板2が断熱部材3を挟
んで設けられている。この断熱部材3は、異なる二種類
の合成樹脂発泡体3a,3bが二層に構成されており、
発泡割合を変化させることによって、断熱効率を異なら
せることができるとともに、柔軟性を調節することも可
能である。底板1には無数の柱部材4が立設されてい
て、その形状は円筒状に成形されている。この円筒状柱
部材4の上端4aは当然に開口しており、下端4bは底
板1によって閉口している。なお、この下端4bにおい
て、底板1部分を切除して開口させるものであってもよ
い。このような柱部材4を包囲するように熱伝導部材5
が天板2から垂下されており、この熱伝導部材5と柱部
材4が接触している。この両者の接触は底板1の熱を天
板2に伝達させるためであって、熱伝導部材5の内側面
が柱部材4の外側面に密着できれば効果的である。そし
て、上記のような天板2の上面には蓄熱材6が設けられ
ており、熱伝導部材5によって天板2まで伝えられた熱
をこの蓄熱材6に吸収させるとともに、全体に均一な温
度状態にすることができる。この蓄熱材6は、フェルト
を板状に成形したものであり、蓄熱効果を有するととも
に、緩衝部材としての効果を有するものである。即ち、
天板2の硬さを表面に伝えないうえに、表面における衝
撃を和らげて天板2及びその下部を保護することにも寄
与するものである。さらに、その上方には井草で構成さ
れる仕上げ材7が設けられており、蓄熱材6とともに天
板2の硬さを緩和させて畳の風合いを有しつつ、井草に
よる表面によってなお畳らしさを得ることができるもの
である。
【0008】上記のような構成にしたので、断熱部材3
によって天板2が高い位置に維持されており、所望の肉
厚を有する畳に仕上げることが可能となる。また、この
断熱部材3は、発泡率を異ならせた二種の合成樹脂発泡
体3a,3bによって構成されているので、必要な柔軟
性を得ることが可能となり、畳の表面に人が乗ったと
き、天板2及び蓄熱材6の撓みを吸収させることができ
るものである。さらに、天板2が撓むとき、底板1と天
板2との距離が近接するが、柱部材4は熱伝導部材5の
内側に接触しているのみであるので、この柱部材4又は
熱伝導部材5が、天板2の撓みを妨げることはない。従
って、畳の有する軟らかさと風合いを得ることができる
のである。
によって天板2が高い位置に維持されており、所望の肉
厚を有する畳に仕上げることが可能となる。また、この
断熱部材3は、発泡率を異ならせた二種の合成樹脂発泡
体3a,3bによって構成されているので、必要な柔軟
性を得ることが可能となり、畳の表面に人が乗ったと
き、天板2及び蓄熱材6の撓みを吸収させることができ
るものである。さらに、天板2が撓むとき、底板1と天
板2との距離が近接するが、柱部材4は熱伝導部材5の
内側に接触しているのみであるので、この柱部材4又は
熱伝導部材5が、天板2の撓みを妨げることはない。従
って、畳の有する軟らかさと風合いを得ることができる
のである。
【0009】上記のような柱部材4は底板1に無数に設
けられているのであるが、この柱部材4が設けられてい
る範囲の総面積は、底板1の全面積の約2.5%であ
る。即ち、図2に示すように、畳Aは長方形状であり、
全体の寸法は、長さ1800ミリメートル幅800ミリ
メートルであるので、長さ方向と幅方向の双方に100
ミリメートルの間隔で柱部材4を設けるとすると、柱部
材4の総数は119本となる。仮に、柱部材4の1本分
の径を20ミリメートルとすると、柱部材4を1本だけ
設けるのに必要な面積は約314平方ミリメートルとな
り、119倍した面積は、底板1全体の約2.59%と
なるように配設されることとなる。一方、熱伝導部材5
は、上記柱部材4を包囲するように設けられていること
から、設けるべき間隔は柱部材4と一致し、熱伝導部材
5の円筒の内径は柱部材4を包囲できるように柱部材4
の外径とほぼ同径に設けられている。即ち、仮にこの熱
伝導部材5の外径を25ミリメートルとすると、これに
よって、この熱伝導部材5を1本だけ設けるのに必要な
面積は約490.6平方ミリメートルとなり、119倍
した面積は、天板2全体の約4.05%となるように配
設されることとなる。そして、上記のような熱伝導部材
5は断熱部材3内に嵌挿されており、この断熱部材3に
は、図3に拡大して示すように、予め柱部材4及び熱伝
導部材5を嵌挿させる程度の穴8が貫通して設けられて
いて、この穴8の径は、熱伝導部材5の外径と同じ程度
である。従って、熱伝導部材5は柱部材4を包囲するよ
うに設ける際に、断熱部材3の穴8に嵌挿させるように
行うことによって、作業が容易となり効率的となるとと
もに、この熱伝導部材5の嵌挿によって断熱部材3を固
定することができ、固定のための部材などが不要となる
ものである。
けられているのであるが、この柱部材4が設けられてい
る範囲の総面積は、底板1の全面積の約2.5%であ
る。即ち、図2に示すように、畳Aは長方形状であり、
全体の寸法は、長さ1800ミリメートル幅800ミリ
メートルであるので、長さ方向と幅方向の双方に100
ミリメートルの間隔で柱部材4を設けるとすると、柱部
材4の総数は119本となる。仮に、柱部材4の1本分
の径を20ミリメートルとすると、柱部材4を1本だけ
設けるのに必要な面積は約314平方ミリメートルとな
り、119倍した面積は、底板1全体の約2.59%と
なるように配設されることとなる。一方、熱伝導部材5
は、上記柱部材4を包囲するように設けられていること
から、設けるべき間隔は柱部材4と一致し、熱伝導部材
5の円筒の内径は柱部材4を包囲できるように柱部材4
の外径とほぼ同径に設けられている。即ち、仮にこの熱
伝導部材5の外径を25ミリメートルとすると、これに
よって、この熱伝導部材5を1本だけ設けるのに必要な
面積は約490.6平方ミリメートルとなり、119倍
した面積は、天板2全体の約4.05%となるように配
設されることとなる。そして、上記のような熱伝導部材
5は断熱部材3内に嵌挿されており、この断熱部材3に
は、図3に拡大して示すように、予め柱部材4及び熱伝
導部材5を嵌挿させる程度の穴8が貫通して設けられて
いて、この穴8の径は、熱伝導部材5の外径と同じ程度
である。従って、熱伝導部材5は柱部材4を包囲するよ
うに設ける際に、断熱部材3の穴8に嵌挿させるように
行うことによって、作業が容易となり効率的となるとと
もに、この熱伝導部材5の嵌挿によって断熱部材3を固
定することができ、固定のための部材などが不要となる
ものである。
【0010】なお、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種
々なる実施の態様を取り得ることは無論である。
々なる実施の態様を取り得ることは無論である。
【0011】
【実施例】そこで、本発明の実施例を説明する。本実施
例は、図4に示すように、底板21に円筒状の柱部材2
4が立設されていて、上端は開口されているとともに下
端は底板21によって閉口されている。これは、前記の
実施形態と同一である。一方の熱伝導部材25は天板2
2と一体的に成形されており、天板22のうちの熱伝導
部材25を設ける部分が開口するようになっている。こ
れによって、温められた床下(底板21の下側)から底
板21に伝えられた熱が、柱部材24と熱伝達部材25
を経て天板22に伝えられるとともに、底板21に伝え
られた熱によって柱部材24の内部空間が高温となり、
そのために、蓄熱材26及び仕上げ材27を直接温める
ようになる。
例は、図4に示すように、底板21に円筒状の柱部材2
4が立設されていて、上端は開口されているとともに下
端は底板21によって閉口されている。これは、前記の
実施形態と同一である。一方の熱伝導部材25は天板2
2と一体的に成形されており、天板22のうちの熱伝導
部材25を設ける部分が開口するようになっている。こ
れによって、温められた床下(底板21の下側)から底
板21に伝えられた熱が、柱部材24と熱伝達部材25
を経て天板22に伝えられるとともに、底板21に伝え
られた熱によって柱部材24の内部空間が高温となり、
そのために、蓄熱材26及び仕上げ材27を直接温める
ようになる。
【0012】また、次の実施例は、図5に示すように、
底板31と柱部材34とを一体的に成形したものであ
る。そのため、柱部材34が底板31に立設される位置
において、この柱部材34の円筒部分の下端は開口する
こととなる。本実施例では、底板31は当然に床下(底
板31の下側)に当接するものの、柱部材34の内側は
床下に当接しないこととなる。これにより、底板31に
伝達される熱は、柱部材34の円筒状本体を通って熱伝
導体35へ伝わり、また、柱部材34の内側において
は、内部空間を通って蓄熱材36及び仕上げ材37を直
接加熱させることができるのである。
底板31と柱部材34とを一体的に成形したものであ
る。そのため、柱部材34が底板31に立設される位置
において、この柱部材34の円筒部分の下端は開口する
こととなる。本実施例では、底板31は当然に床下(底
板31の下側)に当接するものの、柱部材34の内側は
床下に当接しないこととなる。これにより、底板31に
伝達される熱は、柱部材34の円筒状本体を通って熱伝
導体35へ伝わり、また、柱部材34の内側において
は、内部空間を通って蓄熱材36及び仕上げ材37を直
接加熱させることができるのである。
【0013】さらに、次の実施例は、図6に示すよう
に、柱部材44を円柱状に成形したものである。これに
より、畳の表面に集中した荷重が作用して仕上げ材47
及び蓄熱材46が下方へ撓んだ場合に、柱部材44と天
板42とが近接し、仮に、天板42の荷重が柱部材44
に作用したとしても、柱部材44が円柱状であり、圧縮
荷重の作用する面積が大きいことから、上記のような荷
重に十分耐え得るものである。また、本実施例では、柱
部材44と熱伝導部材45との間に生じている隙間に、
スチールウール49が詰め込まれており、柱部材44と
熱伝導部材45との接触を補助している。また、このス
チールウール49に代えてアルミ箔などを用いてもよ
い。
に、柱部材44を円柱状に成形したものである。これに
より、畳の表面に集中した荷重が作用して仕上げ材47
及び蓄熱材46が下方へ撓んだ場合に、柱部材44と天
板42とが近接し、仮に、天板42の荷重が柱部材44
に作用したとしても、柱部材44が円柱状であり、圧縮
荷重の作用する面積が大きいことから、上記のような荷
重に十分耐え得るものである。また、本実施例では、柱
部材44と熱伝導部材45との間に生じている隙間に、
スチールウール49が詰め込まれており、柱部材44と
熱伝導部材45との接触を補助している。また、このス
チールウール49に代えてアルミ箔などを用いてもよ
い。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明は、熱伝導率の良
い材質からなる薄肉の底板と、この底板から所定の高さ
に維持される同じ材質からなる薄肉の天板と、上記底板
の上面に立設される無数の柱部材と、この柱部材をそれ
ぞれ包囲するように天板の下面に設けられた熱伝導部材
と、天板の上面に積層された蓄熱材と、この蓄熱材を上
方から覆設された仕上げ材とからなることを特徴とする
床暖房用畳を要旨とするので、床下を加熱して暖房する
床暖房において、所定の温度に加熱された床下の熱を柱
部材及び熱伝導部材によって天板に伝達させることがで
き、さらに、この天板から蓄熱材及び仕上げ材に伝達さ
れた熱によって、畳表面を温めることができるものであ
る。従って、底板から天板までの肉厚にあまり左右され
ることなく熱を伝達できるので、一般的な畳の肉厚を実
現できるものである。しかも、天板は底板から所定の高
さに維持されており、かつ、上記の熱伝導部材は、柱部
材を包囲するように設けられており、柱部材上端は天板
に当接せず、熱伝導部材下端は底板に当接しないので、
人が畳上を歩くなどによって、畳の表面に集中荷重が作
用したとき、仕上げ材及び蓄熱材が押し下げられても十
分な遊びを有するようになっているのである。この柔軟
性によって畳特有の軟らかさと風合いを得ることができ
るものである。
い材質からなる薄肉の底板と、この底板から所定の高さ
に維持される同じ材質からなる薄肉の天板と、上記底板
の上面に立設される無数の柱部材と、この柱部材をそれ
ぞれ包囲するように天板の下面に設けられた熱伝導部材
と、天板の上面に積層された蓄熱材と、この蓄熱材を上
方から覆設された仕上げ材とからなることを特徴とする
床暖房用畳を要旨とするので、床下を加熱して暖房する
床暖房において、所定の温度に加熱された床下の熱を柱
部材及び熱伝導部材によって天板に伝達させることがで
き、さらに、この天板から蓄熱材及び仕上げ材に伝達さ
れた熱によって、畳表面を温めることができるものであ
る。従って、底板から天板までの肉厚にあまり左右され
ることなく熱を伝達できるので、一般的な畳の肉厚を実
現できるものである。しかも、天板は底板から所定の高
さに維持されており、かつ、上記の熱伝導部材は、柱部
材を包囲するように設けられており、柱部材上端は天板
に当接せず、熱伝導部材下端は底板に当接しないので、
人が畳上を歩くなどによって、畳の表面に集中荷重が作
用したとき、仕上げ材及び蓄熱材が押し下げられても十
分な遊びを有するようになっているのである。この柔軟
性によって畳特有の軟らかさと風合いを得ることができ
るものである。
【0015】また、本発明は、熱伝導率の良い材質から
なる薄肉の底板と、この底板に載置される所定の肉厚を
有する断熱部材と、この断熱部材によって所定の高さに
維持され、かつ、熱伝導率の良い材質からなる薄肉の天
板と、上記底板の上面に立設される天板に到達しない長
さの無数の柱部材と、この柱部材をそれぞれ包囲しつつ
接触し、かつ、底板に到達しない長さで天板の下面に設
けられた熱伝導部材と、天板の上面に積層された蓄熱材
と、この蓄熱材を上方から覆設された仕上げ材とからな
ることを特徴とする床暖房用畳をも要旨とするので、断
熱部材によって天板の高さは所定の状態に維持されると
ともに、畳の表面に作用する種々の荷重に対して緩衝材
としての作用をも有する。また、柱部材の先端と熱伝導
部材との間隙にフェルトを設けたので、柱部材と熱伝導
部材とが断絶することなく熱の伝達を良くすることがで
きると同時に、柱部材の先端と熱伝導部材との間が単な
る遊びを有する状態とは異なり、藁の凝縮したような、
少し硬いような、少し軟らかいような独特の風合いを実
現することができるのである。
なる薄肉の底板と、この底板に載置される所定の肉厚を
有する断熱部材と、この断熱部材によって所定の高さに
維持され、かつ、熱伝導率の良い材質からなる薄肉の天
板と、上記底板の上面に立設される天板に到達しない長
さの無数の柱部材と、この柱部材をそれぞれ包囲しつつ
接触し、かつ、底板に到達しない長さで天板の下面に設
けられた熱伝導部材と、天板の上面に積層された蓄熱材
と、この蓄熱材を上方から覆設された仕上げ材とからな
ることを特徴とする床暖房用畳をも要旨とするので、断
熱部材によって天板の高さは所定の状態に維持されると
ともに、畳の表面に作用する種々の荷重に対して緩衝材
としての作用をも有する。また、柱部材の先端と熱伝導
部材との間隙にフェルトを設けたので、柱部材と熱伝導
部材とが断絶することなく熱の伝達を良くすることがで
きると同時に、柱部材の先端と熱伝導部材との間が単な
る遊びを有する状態とは異なり、藁の凝縮したような、
少し硬いような、少し軟らかいような独特の風合いを実
現することができるのである。
【0016】そして、上記の断熱部材を、合成樹脂発泡
体によって構成することによって、軽量化することがで
きるとともに、安価な畳を供給できるものである。ま
た、上記の柱部材を円柱状又は円筒状にするとともに、
上記熱伝導部材を円筒状にすることによって、熱伝導部
材が容易に柱部材を包囲できる形状にすることができ
る。そして、上記の無数の柱部材を、底板の面積比2.
5%以上とすることによって、底板に伝達された熱を柱
部材を介してさらに上方へ伝達する際に、その効率を良
くすることができるのである。これと同時に、上記の熱
伝導部材を、天板の面積比4%以上にすることによっ
て、柱部材まで伝達した熱をさらに天板に伝達する際、
その効率を向上させることができるものである。
体によって構成することによって、軽量化することがで
きるとともに、安価な畳を供給できるものである。ま
た、上記の柱部材を円柱状又は円筒状にするとともに、
上記熱伝導部材を円筒状にすることによって、熱伝導部
材が容易に柱部材を包囲できる形状にすることができ
る。そして、上記の無数の柱部材を、底板の面積比2.
5%以上とすることによって、底板に伝達された熱を柱
部材を介してさらに上方へ伝達する際に、その効率を良
くすることができるのである。これと同時に、上記の熱
伝導部材を、天板の面積比4%以上にすることによっ
て、柱部材まで伝達した熱をさらに天板に伝達する際、
その効率を向上させることができるものである。
【図1】本発明の実施の形態を示す説明図である。
【図2】柱部材に状態を示す斜視図である。
【図3】柱部材と断熱部材との状態を示す部分斜視図で
ある。
ある。
【図4】実施例の説明図である。
【図5】実施例の説明図である。
【図6】実施例の説明図である。
1 底板 2 天板 3 断熱部材 4 柱部材 5 熱伝導部材 6 蓄熱材 7 仕上げ材 A 畳
Claims (12)
- 【請求項1】 熱伝導率の良い材質からなる薄肉の底板
と、この底板から所定の高さに維持される同じ材質から
なる薄肉の天板と、上記底板の上面に立設される無数の
柱部材と、この柱部材をそれぞれ包囲するように天板の
下面に設けられた熱伝導部材と、天板の上面に積層され
た蓄熱材と、この蓄熱材を上方から覆設された仕上げ材
とからなることを特徴とする床暖房用畳。 - 【請求項2】 前記天板の高さを断熱部材によって維持
させてなる請求項1記載の床暖房用畳。 - 【請求項3】 前記柱部材を円柱状又は円筒状にすると
ともに、前記熱伝導部材を円筒状にしてなる請求項1記
載の床暖房用畳。 - 【請求項4】 前記蓄熱材が、フェルトを圧縮して板状
にしてなる蓄熱材である請求項1記載の床暖房用畳。 - 【請求項5】 熱伝導率の良い材質からなる薄肉の底板
と、この底板に載置される所定の肉厚を有する断熱部材
と、この断熱部材によって所定の高さに維持され、か
つ、熱伝導率の良い材質からなる薄肉の天板と、上記底
板の上面に立設される天板に到達しない長さの無数の柱
部材と、この柱部材をそれぞれ包囲しつつ接触し、か
つ、底板に到達しない長さで天板の下面に設けられた熱
伝導部材と、天板の上面に積層された蓄熱材と、この蓄
熱材を上方から覆設された仕上げ材とからなることを特
徴とする床暖房用畳。 - 【請求項6】 前記断熱部材が、合成樹脂発泡体によっ
て構成されてなる請求項5記載の床暖房用畳。 - 【請求項7】 前記断熱部材が二層に構成され、各層が
異なる二種の発泡率による合成樹脂発泡体である請求項
6記載の床暖房用畳。 - 【請求項8】 前記柱部材を円柱状又は円筒状にすると
ともに、前記熱伝導部材を円筒状にしてなる請求項5記
載の床暖房用畳。 - 【請求項9】 前記底板、天板、柱部材、及び、熱伝導
部材が、アルミニウム製又は銅製である請求項1ないし
8のいずれかに記載の床暖房用畳。 - 【請求項10】 前記柱部材と熱伝導部材との間にアル
ミ箔又はスチールウールを詰め、両者の接触を補助させ
てなる請求項1ないし9のいずれかに記載の床暖房用
畳。 - 【請求項11】 前記無数の柱部材が、底板の面積比
2.5%以上である請求項1ないし10のいずれかに記
載の床暖房用畳。 - 【請求項12】 前記熱伝導部材が、天板の面積比4%
以上である請求項1ないし11のいずれかに記載の床暖
房用畳。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21783695A JPH0960263A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 床暖房用畳 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21783695A JPH0960263A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 床暖房用畳 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0960263A true JPH0960263A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16710521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21783695A Pending JPH0960263A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 床暖房用畳 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0960263A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007063792A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Kaihatsu Board Kk | 暖房性に優れたボード畳床 |
| WO2019058713A1 (ja) * | 2017-09-20 | 2019-03-28 | 株式会社タイカ | 衝撃吸収床材 |
-
1995
- 1995-08-25 JP JP21783695A patent/JPH0960263A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007063792A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Kaihatsu Board Kk | 暖房性に優れたボード畳床 |
| WO2019058713A1 (ja) * | 2017-09-20 | 2019-03-28 | 株式会社タイカ | 衝撃吸収床材 |
| JP2019056212A (ja) * | 2017-09-20 | 2019-04-11 | 株式会社タイカ | 衝撃吸収床材 |
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