JPH0960494A - トンネル用の漏水防止壁 - Google Patents

トンネル用の漏水防止壁

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JPH0960494A
JPH0960494A JP7240977A JP24097795A JPH0960494A JP H0960494 A JPH0960494 A JP H0960494A JP 7240977 A JP7240977 A JP 7240977A JP 24097795 A JP24097795 A JP 24097795A JP H0960494 A JPH0960494 A JP H0960494A
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Takashi Yanai
貴司 柳井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縦目地部と横目地部の防水を確実に図り、縦
目地部の目地間隔のばらつきに柔軟に対応できるトンネ
ル用の漏水防止壁を提供する。 【解決手段】 壁パネル1は左右横長のサンドイッチパ
ネルで形成して、これを上下に接合して漏水防止壁を組
む。上下の壁パネル1の接合部に生じる横目地部は、壁
パネル1の裏面に固定した横水切板4で止水する。横水
切板4は金属板で形成し、その下半部をパネル下縁より
下方へ突出させておく。左右の壁パネル1・1間に生じ
る縦目地部はパネル裏面に固定した金属板製の縦水切板
5で止水する。縦目地部はバックアップ材23と可塑性
シーリング材24で封止し、その外面を化粧板25で覆
う。取付金具6は壁パネル1の裏面に予め先付けしてお
き、トンネル内壁Wに取付金具6を固定し、取付金具6
の連結座10で各止水板4・5を受け止め支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネル内壁から
の漏水によってつららを生じたり、路面が凍結するのを
防ぐために、トンネル内を壁パネルで覆う漏水防止壁に
関する。
【0002】
【従来の技術】トンネル用の漏水防止壁は、特公平4−
60199号公報および特公平4−60200号公報に
公知である。そこでは、上下に一対の締結座を有するハ
ット形断面の取付金具をトンネル内壁に先付け固定し、
上下の締結座に壁パネルを締結固定して、壁パネルをト
ンネル内壁から浮き離れた状態で横張り状に取り付けて
いる。上下に隣接する壁パネルの接合隙間、すなわち横
目地部からの漏水を防ぐために、隙間部分の裏面(トン
ネル内壁と対向する側)をポリエチレンフォームシート
からなる防水シートで覆っている。詳しくは、壁パネル
に裏打ちした防水シートをパネル下縁より下方へ垂れ幕
状に突出させ、この垂れ下がったシート裾部を下段の壁
パネルの裏面に重ねて防水している。さらに、左右の壁
パネルの接合隙間すなわち縦目地部を断面山形の止水材
で裏面側から塞ぎ、隙間の表面側を化粧板で覆ってい
る。止水材はポリエチレンフォームで形成した弾性条材
からなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】横目地部の防水に関し
て、シート裾部を下段側のパネル裏面に重ねる上記の防
水構造では、十分な防水機能が得難い。詳しくは、ポリ
エチレンフォームで形成してあるシート裾部が軟らかく
変形しやすいので、壁パネルの移送時や、施工現場での
取扱い時などに誤って傷付けやすく、傷付いた状態のま
まで壁パネルを組むと、その部分から漏水する。壁パネ
ルを接合する際に、シート裾部をパネル接合部にたくし
込んだり、折り込んでしまいやすい。こうした組み付け
不良を避ける必要上、施工に手間を要する不利もある。
シート裾部はパネル裏面に単に被さっているだけなの
で、施工後にも両者間に隙間を生じるおそれが多分にあ
る。両者を接着すると隙間の発生は阻止できるが、その
作業は困難を極める。
【0004】縦目地部では、壁パネルの側端面を止水材
に密着して防水を行う。しかし、左右の壁パネルの隣接
間隔は、パネル面のレベルの違い等によってばらつくこ
とが多く、隣接間隔が拡がる場合にパネル側端面を止水
材に密着させることができず、その隙間から漏水するお
それがあった。換言すると、施工時のばらつきの許容幅
が小さく、施工に細心の注意を要する。壁パネルを取付
金具に固定するための一群のボルト頭部が、全てパネル
表面に露出するので、仕上がり状態における外観上の体
裁にも欠ける不利があった。
【0005】本発明の目的は、横目地部および縦目地部
のそれぞれを確実に防水でき、長期にわたって施工時と
同等の防水機能を発揮できるトンネル用の漏水防止壁を
提供することにある。本発明の目的は、施工時に組み付
け不良を生じる余地がなく、しかも縦目地部の目地間隔
が大小にばらつく場合にも支障なく対応でき、均質に施
工できるトンネル用の漏水防止壁を提供することにあ
る。本発明の目的は、壁パネルを取付金具に固定するた
めのボルト本数を半分以下に減少でき、しかも締結状態
におけるボルト頭部をパネル接合部の目地底に位置させ
て隠し、漏水防止壁の外観をスッキリした印象に仕上げ
るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の漏水防止壁は、
図3に示すごとく上下縁に沿って凹凸状の連結部2・2
を有する左右横長の壁パネル1が、塗装鋼板ないしはメ
ッキ−塗装鋼板等で形成した表裏の外被板1a・1b間
にプラスチック材を発泡充填して断熱層1cを設けたサ
ンドイッチパネルからなり、壁パネル1の一群をトンネ
ル内壁Wに固定される取付金具6に締結し、トンネル内
壁Wから浮き離れた状態の壁面を形成するものである。
その壁パネル1の裏外被板1bには、図5に示すごとく
パネル下縁から下方へ突出する金属板製の横水切板4
と、一方のパネル側端から外側方へ突出する金属板製の
縦水切板5とが、それぞれ固定されている。
【0007】取付金具6は、トンネル内壁Wに締結固定
される締結座12と、締結座12に連続してトンネル内
壁Wとほぼ平行に立ち上げられた連結座10と、連結座
10の裏面に固定したボルト20用のシールブロック1
3とを備えており、取付金具6の締結座12が横水切板
4の下端縁から突出する状態で、壁パネル1の裏外被板
1bに連結座10を予め先付け固定する。そして、図1
に示すごとく取付金具6の締結座12をトンネル内壁W
に締結固定したのち、上段の壁パネル1の下端の連結部
2に対して下段の壁パネル1の上端の連結部2を連結座
10の外面側で差し込み接合し、この状態において下段
の壁パネル1の上端の連結部2と上段の壁パネル1の横
水切板4とをパネル外面側からねじ込んだボルト20で
連結座10に締結固定し、上下パネル1・1の接合部裏
面側を横水切板4で覆う。
【0008】左右に隣接する壁パネル1・1間の縦目地
部は、図4に示すごとく縦水切板5で裏面側から塞ぎ、
これら三者で形成される縦目地溝をバックアップ材23
と、可塑性シーリング材24とで封止し、該縦目地溝の
外面を化粧板25で覆う。
【0009】具体的には、横水切板4および縦水切板5
は、壁パネル1の裏外被板1bに対して防水性を備えた
粘着テープ7でそれぞれ固定する。壁パネル1の裏外被
板1bの左右両端に配置した取付金具6の一方を壁パネ
ル1の側端縁に沿って配置し、縦水切板5を間に挟んで
壁パネル1にブラインドリベット16で固定する。下段
の壁パネル1の上端の連結部2は、その表外被板1aを
凹み形成することによって、上下に隣接する壁パネル1
・1の連結部2・2間にパネル表面側が凹む横目地部を
形成し、この横目地部にボルト20の操作頭部が収まる
状態で下段の壁パネル1の上方の連結部2を該ボルト2
0で連結座10に締結固定したものである。
【0010】
【作用】縦横の水切板4・5は、それぞれ金属板で形成
して壁パネル1に予め固定するので、施工時に各水切板
4・5がパネル接合部にたくし込まれたり折り込まれる
ことはない。壁パネル1の取扱い時に傷付くこともな
い。取り付け状態において、横水切板4を取付金具6に
対して壁パネル1と共にボルト20で締結するので、横
水切板4を下段側の壁パネル1に密着させることができ
る。縦目地部は縦水切板5で塞いだうえで、バックアッ
プ材23と可塑性シーリング材24と化粧板25で封止
するから、左右の壁パネル1・1の隣接間隔がばらつく
場合にも支障なく対応でき、確実に防水を行える。
【0011】予め取付金具6を壁パネル1の裏外被板1
bに固定しておくので、施工現場で壁パネル1をトンネ
ル内壁Wに取り付けるために必要なボルト本数が、従来
の施工態様の半分以下に減る。パネル表面から凹む目地
部においてボルト20を締結し、その操作頭部が目地部
に収まっていると、少なくともボルト20の操作頭部が
目立たない。
【0012】
【実施例】図2において、漏水防止壁を形成するための
壁パネル1は、上下縁に沿ってそれぞれ連結部2・2を
設けた左右横長のサンドイッチパネルからなり、塗装鋼
板ないしはメッキ−塗装鋼板等の金属板で形成した表裏
一対の外被板1a・1b間に、プラスチック材を発泡充
填した断熱層1cを設けてなる。上下の各連結部2に
は、それぞれ断面U字形状の接合壁部2aを設ける。こ
の接合壁部2aどうしを互い違い状に差し込み接合可能
とするために、上方の接合壁部2aは裏面側へ片寄せて
形成し、下方の接合壁部2aは表面側へ片寄せて形成す
る。下方の接合壁部2aの溝部底には、ゴム製のパッキ
ン3を埋設してある。
【0013】壁パネル1の裏外被板1bには、横水切板
4と縦水切板5とをそれぞれ固定し、さらに裏外被板1
bの左右両端に取付金具6を固定する。このうち、横水
切板4は、亜鉛メッキ鋼板や塗装鋼板等の防錆処理され
た鋼板、あるいはアルミニウム板、ステンレス鋼板など
の金属板を帯板状に形成したものであって、その左右長
さは壁パネル1の左右長さよりも僅かに大きく寸法設定
する。
【0014】この横水切板4は壁パネル1の裏外被板1
bの下縁寄りに接合して、板面下縁がパネル下縁より下
方へ突出しており、さらに板面の一側端がパネル側端か
ら左外側方へ突出する状態で、板面の上縁を粘着テープ
7で裏外被板1bに固定してある。この例での横水切板
4は、上下幅寸法を125mm、パネル下縁からの下方へ
の突出寸法を50mm、パネル側端からの突出寸法を50
mmとした。
【0015】縦水切板5は横水切板4と同じ素材で上下
縦長の長方形状に形成されており、その上下寸法は壁パ
ネル1の上下幅寸法に横水切板4の下方への突出寸法を
加えた長さに設定してある。この縦水切板5は横水切板
4の側方突端縁に沿わせて壁パネル1の裏外被板1bに
接合したうえで、縦水切板5の板面の右側縁を粘着テー
プ7で裏外被板1bおよび横水切板4に固定する。これ
により、壁パネル1の裏面側の左側縁および下縁に沿っ
て止水壁8が連結形成される。粘着テープ7は防水性を
備えている粘着テープ、例えばブチルゴムテープや、ベ
ースフィルムの表面にアルミニウム箔をライニングし、
あるいはアルミ蒸着した粘着テープを用いる。
【0016】取付金具6は、図1に示すごとく上下一対
の脚壁9と、両脚壁9の一端どうしを接続する連結座1
0とで側面視がコ字形の受枠部11を形成し、下方の脚
壁9に連続して締結座12を下向きに突設したプレス成
形品からなり、連結座10の裏面下端寄りに発泡プラス
チック材で形成した直方体状のシールブロック13を貼
り付けてある。締結座12の板面にボルト挿通孔14を
設け、さらに連結座10の上端寄りに2個のリベット孔
を設けておく。脚壁9の立ち上がり高さは約20mmであ
って、この寸法を対向隙間にして壁パネル1がトンネル
内壁Wと対向する。なお、取付金具6はステンレス鋼板
で形成した。
【0017】左右の各取付金具6は、それぞれの締結座
12が横水切板4の止水壁8の下端縁より下方に突出す
る状態で連結座10を壁パネル1の裏外被板1bに接合
し、リベット孔に挿通したブラインドリベット16で壁
パネル1に締結固定する。このとき、図4において左方
の取付金具6は、連結座10の側縁が壁パネル1の左側
端縁に沿うよう縦水切板5の裏面に配置して、縦水切板
5と横水切板4とを同時に締結する。右方の取付金具6
は壁パネル1の右側端縁の手前に配置して、横水切板4
を同時に締結する。
【0018】上記のように縦横の水切板4・5と取付金
具6とを一体に設けた壁パネルは、図3に示すようにト
ンネル内壁Wの上面中央に設けたスタータ22に連続し
て、両脇へ向かって取り付けて行く。詳しくは、図1に
示すようにトンネル内壁Wにアンカーボルト17を打ち
込み、その軸部に締結座12のボルト挿通孔14を挿通
した後、外側からナット18をアンカーボルト17の突
出軸部にねじ込んで締結座12をトンネル内壁Wに固定
する。このとき、前記ブラインドリベット16の頭部外
面は可塑性シーリング材で覆って防水しておく。
【0019】次に、下段となる新たな壁パネル1を用意
し、図1に示すごとくその上方の連結部2の連結溝に可
塑性シーリング材19を充填した後、これを図5に示す
ごとく既に固定した上段の壁パネル1の下端の連結部2
に下方より案内して嵌め込み係合連結する。壁パネル1
の上端の連結部2には、その表外被板1aを凹み形成し
てあり、これにより連結部2・2間に凹字状の横目地部
31が形成されるので、この横目地部31の底壁からセ
ルフドリリングボルト(ボルト)20をねじ込んで、下
段の壁パネル1の接合壁部2aの基端を取付金具6の連
結座10に締結固定する。セルフドリリングボルト20
の先端は、連結座10の裏面に設けたシールブロック1
3に喰い込んでシールされる。
【0020】この図1の締結状態において、壁パネル1
・1の上下の横目地部31の裏面は、横水切板4の止水
壁8で覆われる。従って、パネル裏面に沿って漏水が流
下する場合にも、漏水が接合部に浸入することはない。
止水壁8は連結座10に壁パネル1と共締め固定されて
いるので、施工後にも確実に防水作用を発揮する。前記
ボルト20の頭部は横目地部31の内部に位置するの
で、仕上がり状態における壁面の体裁を損なわない。以
後は取付金具6のトンネル内壁Wへの締結と、新たな壁
パネル1の接合および取付金具6への締結を上から下へ
と順に繰り返すことにより、トンネル周面に沿うパネル
列を形成でき、このパネル列をトンネル軸方向へ連続し
て形成することにより、漏水防止壁を構築できる。
【0021】左右に隣接する壁パネル1・1は、図4に
示すように約20mmの隙間をあけて配置するが、この縦
目地部の目地隙間Eの裏面は縦水切板5の止水壁8によ
って塞ぐ。さらに、両壁パネル1・1の側端面と止水壁
8とで形成される縦目地溝は、バックアップ材23と、
これの外面側に重ねた可塑性シーリング材24とで封止
し、これらの最外面を左右の壁パネル1・1を跨ぐ状態
で取り付けた化粧板25で覆う。従って、漏水が縦目地
部から染み出すことはない。
【0022】上記の可塑性シーリング材24および19
としては、例えば変成シリコーンコーキング材やシリコ
ーンコーキング材等を適用できる。バックアップ材23
は発泡ポリエチレン製の条材からなり、縦目地部に押し
込み装着されて、自己の弾性力によって装着状態を維持
する。化粧板25は塗装鋼板やメッキ−塗装鋼板で形成
した帯状の板材からなり、その左右幅方向の両端を裏面
側へ折り返して水切壁26を設け、この水切壁26の裏
面側にシール材27を貼り付ける。化粧板25の左右端
は、水切壁26を同時に貫通するブラインドリベット3
2で左右に隣接する壁パネル1・1にそれぞれ締結固定
する。
【0023】上記のように縦目地部をバックアップ材2
3と可塑性シーリング材24とで封止すると、左右の壁
パネル1・1の隣接間隔がばらつく場合にも、これに対
応して縦目地溝を支障なく確実に封止できる。
【0024】上記の実施例以外に、本発明は図6ないし
図8に示す形態で実施することができる。図6の例で
は、前記ボルト20が収まる接合目地に可塑性シーリン
グ材28を充填して、ボルト頭部を完全に覆い隠してい
る。図7の例では、上下の壁パネル1・1の横目地部3
1の裏面に可塑性シーリング材29を充填して、横目地
部31と横水切板4との間を更に封水する仕様とした。
【0025】図8に示す壁パネル1は、上下の連結部2
・2の断面構造が上記の実施例のそれと異なる。すわな
ち、下方の連結部2に断面U字状の接合壁部2aを設
け、これに嵌まり込む接合リブ2bを上方の連結部2に
設けたものである。このように、連結部2の断面形状
は、壁パネル1の厚み寸法や形成材によって変更すべき
事項であって、互いに嵌係合して厚み方向への移動を規
制できる形状であればよい。なお、図6ないし図7にお
いては、先の実施例と同じ部材には同一符号を付して、
その説明を省略する。
【0026】上記以外に、横水切板4は溶接や接着によ
って壁パネル1に固定できる。取付金具6は中空枠状に
形成でき、この場合はトンネル内壁Wと接当する壁面を
アンカーボルト17に締結固定する。ボルト20として
は、セルフドリリングボルト以外にタッピンボルトなど
を用いることもできる。
【0027】
【発明の効果】本発明では、横目地部を壁パネル1の裏
外被板1bに固定した金属板製の横水切板4で覆って止
水した。しかも横水切板4の止水壁8を下段側の壁パネ
ル1と共に取付金具6に締結固定した。また、縦目地部
は、その裏面側を金属板製の縦水切板5で覆い、縦目地
溝にバックアップ材23と可塑性シーリング材24とを
充填して封止し、さらにその外面を化粧板25で覆って
止水した。従って、横目地部および縦目地部のそれぞれ
を確実に防水できるのはもちろんのこと、長期使用時に
も施工時と同等の防水機能を維持して、各目地部からの
水の浸み出しを確実に阻止できる。
【0028】それぞれ金属板で形成した縦横の水切板4
・5で一次止水を行うので、施工時に止水壁8がパネル
接合部にたくし込まれるなどの組み付け不良を生じる余
地がなく、壁パネル1の接合を容易に行える。さらに縦
目地部の目地間隔が大小にばらつく場合にも、可塑性シ
ーリング材24の充填量を加減するだけで支障なく対応
でき、全体として壁パネル1のトンネル内壁Wへの取り
付けが容易にしかも均一な仕上がり品質を保証して行え
る。
【0029】取付金具6は壁パネル1の裏外被板1bに
予め固定しておくので、施工時には下段側の壁パネル1
を取付金具6にボルト20で締結するだけでよく、従来
の施工形態に比べて、壁パネル1の取り付け作業に要す
るボルト本数が半分以下にまで減少し、組み付けの手間
を減らしボルト20が目立つのを抑止できる。とくに、
接合目地を利用してボルト20の操作頭部を目地内に収
める締結形態を採るので、仕上がり状態における外観が
スッキリしたものとなり、その体裁を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】壁パネルの上下の接合構造を示す縦断側面図で
ある。
【図2】壁パネルを裏面側から見た斜視図である。
【図3】施工状態の概略を示すトンネル断面の内部斜視
図である。
【図4】図3におけるA−A線断面図である。
【図5】壁パネルの組み付け手順を示す要部の正面図で
ある。
【図6】別の施工例を示す縦断側面図である。
【図7】更に別の施工例を示す縦断側面図である。
【図8】壁パネルの別実施例を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1 壁パネル 2 連結部 4 横水切板 5 縦水切板 6 取付金具 10 連結座 12 締結座 13 シールブロック 20 ボルト 23 バックアップ材 24 可塑性シーリング材 25 化粧板 W トンネル内壁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下縁に沿って凹凸状の連結部2・2を
    有する左右横長の壁パネル1が、塗装鋼板ないしはメッ
    キ−塗装鋼板等で形成した表裏の外被板1a・1b間に
    プラスチック材を発泡充填して断熱層1cを設けたサン
    ドイッチパネルからなり、壁パネル1の一群が、トンネ
    ル内壁Wに固定される取付金具6に締結されて、トンネ
    ル内壁Wから浮き離れた状態の壁面を形成するトンネル
    用の漏水防止壁であって、 壁パネル1の裏外被板1bには、パネル下縁から下方へ
    突出する金属板製の横水切板4と、一方のパネル側端か
    ら外側方へ突出する金属板製の縦水切板5とがそれぞれ
    固定されており、 取付金具6は、トンネル内壁Wに締結固定される締結座
    12と、締結座12に連続してトンネル内壁Wとほぼ平
    行に立ち上げられた連結座10と、連結座10の裏面に
    固定したボルト20用のシールブロック13とを備えて
    おり、 取付金具6の締結座12が横水切板4の下端縁から突出
    する状態で、壁パネル1の裏外被板1bに連結座10を
    予め先付け固定してあり、 取付金具6の締結座12をトンネル内壁Wに締結固定し
    たのち、上段の壁パネル1の下端の連結部2に対して下
    段の壁パネル1の上端の連結部2を連結座10の外面側
    で差し込み接合し、この状態において下段の壁パネル1
    の上端の連結部2と上段の壁パネル1の横水切板4と
    が、パネル外面側からねじ込んだボルト20で連結座1
    0に締結固定されて、上下パネル1・1の接合部裏面側
    が横水切板4で覆われており、 左右に隣接する壁パネル1・1間の縦目地部を縦水切板
    5で裏面側から塞ぎ、これら三者で形成される縦目地溝
    をバックアップ材23と、可塑性シーリング材24とで
    封止し、該縦目地溝の外面が化粧板25で覆われている
    トンネル用の漏水防止壁。
  2. 【請求項2】 横水切板4および縦水切板5が、壁パネ
    ル1の裏外被板1bに対して防水性を備えた粘着テープ
    7でそれぞれ固定されており、 壁パネル1の裏外被板1bの左右両端に配置した取付金
    具6の一方が、壁パネル1の側端縁に沿って配置され、
    縦水切板5を間に挟んで壁パネル1にブラインドリベッ
    ト16で固定してあり、 下段の壁パネル1の上端の連結部2は、その表外被板1
    aを凹み形成することによって、上下に隣接する壁パネ
    ル1・1の連結部2・2間にパネル表面側が凹む横目地
    部が形成され、この横目地部にボルト20の操作頭部が
    収まる状態で、下段の壁パネル1の上方の連結部2を該
    ボルト20で連結座10に締結固定してある請求項1記
    載のトンネル用の漏水防止壁。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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