JPH0960567A - 車両用エンジンの始動装置 - Google Patents
車両用エンジンの始動装置Info
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- JPH0960567A JPH0960567A JP7214613A JP21461395A JPH0960567A JP H0960567 A JPH0960567 A JP H0960567A JP 7214613 A JP7214613 A JP 7214613A JP 21461395 A JP21461395 A JP 21461395A JP H0960567 A JPH0960567 A JP H0960567A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
Landscapes
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スタータ回路へ適当な通電時間を与えること
により、エンジンの始動を確実に行い得て、且つ、エン
ジンスタータの耐久性をも向上させることができる車両
用エンジンの始動装置を提供する。 【解決手段】 マイコンは、外部からの動作指令信号S
aを受信するとスタータ回路への通電を開始し(ステッ
プA5)、チャージランプ消灯検知回路が出力する消灯
検知信号Scがローレベルとなってから遅延時間t1経
過後にスタータ回路への通電を停止して(ステップA6
〜A10)、その後エンジンの始動が成功したか否かを
エンジン回転数の検出信号Seを参照して判断し(ステ
ップA11)、失敗したと判断した場合は、上記のクラ
ンキング動作を反復する。その場合は、前回の遅延時間
よりも順次長くなるように予め設定され記憶されたデー
タを内部のメモリから読出して、遅延時間t2及びt3
を与える(ステップA20,A21)。
により、エンジンの始動を確実に行い得て、且つ、エン
ジンスタータの耐久性をも向上させることができる車両
用エンジンの始動装置を提供する。 【解決手段】 マイコンは、外部からの動作指令信号S
aを受信するとスタータ回路への通電を開始し(ステッ
プA5)、チャージランプ消灯検知回路が出力する消灯
検知信号Scがローレベルとなってから遅延時間t1経
過後にスタータ回路への通電を停止して(ステップA6
〜A10)、その後エンジンの始動が成功したか否かを
エンジン回転数の検出信号Seを参照して判断し(ステ
ップA11)、失敗したと判断した場合は、上記のクラ
ンキング動作を反復する。その場合は、前回の遅延時間
よりも順次長くなるように予め設定され記憶されたデー
タを内部のメモリから読出して、遅延時間t2及びt3
を与える(ステップA20,A21)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用エンジンを
遠隔操作によって始動させ得るようにした車両用エンジ
ンの始動装置に関する。
遠隔操作によって始動させ得るようにした車両用エンジ
ンの始動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、停車状態にある車両のエンジ
ンを、リモコン端末から電波を媒体として送信される動
作指令信号によって始動させ得るようにした装置が実用
に供されている。即ち、この種の車両用エンジンの始動
装置は、リモコン端末からの動作指令信号を受信したと
きに、所定のエンジン始動条件(例えば、トランスミッ
ションが走行ポジションに無いこと、パーキングブレー
キが動作されていること、エンジンが既に始動されてい
ないことなどの条件)を満たしていることを前提として
エンジンの始動制御を行うように構成されるもので、そ
の始動制御時には、エンジンスタータを動作させるため
のスタータ回路に所定時間だけ通電を行う所謂クランキ
ング動作を行うようになっている。
ンを、リモコン端末から電波を媒体として送信される動
作指令信号によって始動させ得るようにした装置が実用
に供されている。即ち、この種の車両用エンジンの始動
装置は、リモコン端末からの動作指令信号を受信したと
きに、所定のエンジン始動条件(例えば、トランスミッ
ションが走行ポジションに無いこと、パーキングブレー
キが動作されていること、エンジンが既に始動されてい
ないことなどの条件)を満たしていることを前提として
エンジンの始動制御を行うように構成されるもので、そ
の始動制御時には、エンジンスタータを動作させるため
のスタータ回路に所定時間だけ通電を行う所謂クランキ
ング動作を行うようになっている。
【0003】具体的には、図8に示すように、動作指令
信号を受信するのに応じて、始動装置の制御回路は、ス
タータ回路に通電してスタータに動作を行わせる
((a)参照)。そして、スタータ回路への通電は、ス
タータが起動されてエンジンが回転し始めた後に、運転
席の表示パネルのチャージランプが点灯状態から消灯状
態に切換わったことを検知した時刻から、所定の遅延時
間Tdが経過するまで行われる((b)参照)。
信号を受信するのに応じて、始動装置の制御回路は、ス
タータ回路に通電してスタータに動作を行わせる
((a)参照)。そして、スタータ回路への通電は、ス
タータが起動されてエンジンが回転し始めた後に、運転
席の表示パネルのチャージランプが点灯状態から消灯状
態に切換わったことを検知した時刻から、所定の遅延時
間Tdが経過するまで行われる((b)参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、チャー
ジランプが消灯した時点からエンジンが自力回転を始め
るまでの時間は、各車両毎のばらつきや、周囲温度など
の条件によって異なる。そのため、従来のエンジンの始
動装置では、遅延時間Tdの設定が短すぎるとエンジン
の不始動(停止)となり(図8(c)参照)、また、遅
延時間Tdの設定が長すぎると、スタータモータのピニ
オンギアの耐久性を劣化させるおそれがある。
ジランプが消灯した時点からエンジンが自力回転を始め
るまでの時間は、各車両毎のばらつきや、周囲温度など
の条件によって異なる。そのため、従来のエンジンの始
動装置では、遅延時間Tdの設定が短すぎるとエンジン
の不始動(停止)となり(図8(c)参照)、また、遅
延時間Tdの設定が長すぎると、スタータモータのピニ
オンギアの耐久性を劣化させるおそれがある。
【0005】本発明は、上記課題を解決するものであ
り、その目的は、スタータ回路へ適当な通電時間を与え
ることにより、エンジンの始動を確実に行い得て、且
つ、スタータモータのピニオンギアの耐久性劣化をも防
止することができる車両用エンジンの始動装置を提供す
ることにある。
り、その目的は、スタータ回路へ適当な通電時間を与え
ることにより、エンジンの始動を確実に行い得て、且
つ、スタータモータのピニオンギアの耐久性劣化をも防
止することができる車両用エンジンの始動装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の車両用エンジンの始動装置は、エン
ジンが始動を開始したと判断すると始動開始信号を出力
する始動開始検出手段と、前記エンジンの回転数を検出
するエンジン回転数検出手段と、外部からの動作指令信
号を受信したときにエンジンスタータを動作させるため
のスタータ回路に通電を開始して前記始動開始検出手段
によって前記始動開始信号が出力されてから遅延時間経
過後にスタータ回路への通電を停止するクランキング動
作を行うと共に、スタータ回路の通電停止後に前記エン
ジン回転数検出手段の検出信号に基づいてエンジンの回
転が停止したと判断した場合は、前記クランキング動作
を設定回数だけ反復するように構成された制御手段とを
備え、前記制御手段は、前記クランキング動作を反復す
る場合の前記遅延時間を前回の遅延時間よりも長くする
ように制御することを特徴とする。
め、請求項1記載の車両用エンジンの始動装置は、エン
ジンが始動を開始したと判断すると始動開始信号を出力
する始動開始検出手段と、前記エンジンの回転数を検出
するエンジン回転数検出手段と、外部からの動作指令信
号を受信したときにエンジンスタータを動作させるため
のスタータ回路に通電を開始して前記始動開始検出手段
によって前記始動開始信号が出力されてから遅延時間経
過後にスタータ回路への通電を停止するクランキング動
作を行うと共に、スタータ回路の通電停止後に前記エン
ジン回転数検出手段の検出信号に基づいてエンジンの回
転が停止したと判断した場合は、前記クランキング動作
を設定回数だけ反復するように構成された制御手段とを
備え、前記制御手段は、前記クランキング動作を反復す
る場合の前記遅延時間を前回の遅延時間よりも長くする
ように制御することを特徴とする。
【0007】この場合、外気温を検出する外気温センサ
を備え、制御手段は、前記外気温センサが検出する外気
温に応じて、クランキング動作の反復時における遅延時
間の長さを制御するのが好ましい(請求項2)。
を備え、制御手段は、前記外気温センサが検出する外気
温に応じて、クランキング動作の反復時における遅延時
間の長さを制御するのが好ましい(請求項2)。
【0008】また、バッテリ電圧を検出する電圧検出手
段を備え、制御手段は、エンジン始動時において前記電
圧検出手段が検出するバッテリ電圧に応じて、クランキ
ング動作の反復時における遅延時間の長さを制御しても
良い(請求項3)。
段を備え、制御手段は、エンジン始動時において前記電
圧検出手段が検出するバッテリ電圧に応じて、クランキ
ング動作の反復時における遅延時間の長さを制御しても
良い(請求項3)。
【0009】更に、制御手段は、最初のクランキング動
作時においてスタータ回路への通電開始から始動開始検
出手段によって始動開始信号が出力されるまでの始動開
始時間を計時し、その始動開始時間に応じてクランキン
グ動作の反復時における遅延時間の長さを制御しても良
い(請求項4)。
作時においてスタータ回路への通電開始から始動開始検
出手段によって始動開始信号が出力されるまでの始動開
始時間を計時し、その始動開始時間に応じてクランキン
グ動作の反復時における遅延時間の長さを制御しても良
い(請求項4)。
【0010】加えて、制御手段は、遅延時間の順列デー
タテーブルを予め記憶し、クランキング動作を反復する
場合は、前記順列データテーブルの所定範囲内における
順列に従って順次データを読出して遅延時間を与えると
共に、前記所定範囲内における順列に従ってクランキン
グ動作の反復を一定回数試行した場合は、以降のクラン
キング動作は、前記順列データテーブルの所定範囲をシ
フトさせて遅延時間を与えるように制御しても良い(請
求項5)。
タテーブルを予め記憶し、クランキング動作を反復する
場合は、前記順列データテーブルの所定範囲内における
順列に従って順次データを読出して遅延時間を与えると
共に、前記所定範囲内における順列に従ってクランキン
グ動作の反復を一定回数試行した場合は、以降のクラン
キング動作は、前記順列データテーブルの所定範囲をシ
フトさせて遅延時間を与えるように制御しても良い(請
求項5)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につい
て、図1乃至図3を参照して説明する。電気的構成を示
す図2において、リモコン端末を構成する携帯形送信機
1は、車両たる自動車の運転者が携帯するものであり、
その操作に応じて、当該自動車の図示しないエンジンの
始動及び停止を指令する所定コードの動作指令信号Sa
及び停止指令信号Sbを選択的に発生すると共に、その
発生信号を例えば電波信号にて送信する構成となってい
る。
て、図1乃至図3を参照して説明する。電気的構成を示
す図2において、リモコン端末を構成する携帯形送信機
1は、車両たる自動車の運転者が携帯するものであり、
その操作に応じて、当該自動車の図示しないエンジンの
始動及び停止を指令する所定コードの動作指令信号Sa
及び停止指令信号Sbを選択的に発生すると共に、その
発生信号を例えば電波信号にて送信する構成となってい
る。
【0012】受信ユニット2は、自動車の車室内におけ
る電波受信状態の良好な場所に設置される受信回路3を
備えており、その受信回路3によって前記動作指令信号
Sa及び停止指令信号Sbを受信できるように構成され
ている。この受信ユニット2は、上記受信回路3の他
に、その受信回路3が受信した各指令信号Sa及びSb
を入力処理回路4を介して受けるマイコン(制御手段)
5と、電源回路6,並びにマイコン5により動作制御さ
れる図示しない複数個のリレーからなるリレー出力回路
7とを備えた構成になっている。
る電波受信状態の良好な場所に設置される受信回路3を
備えており、その受信回路3によって前記動作指令信号
Sa及び停止指令信号Sbを受信できるように構成され
ている。この受信ユニット2は、上記受信回路3の他
に、その受信回路3が受信した各指令信号Sa及びSb
を入力処理回路4を介して受けるマイコン(制御手段)
5と、電源回路6,並びにマイコン5により動作制御さ
れる図示しない複数個のリレーからなるリレー出力回路
7とを備えた構成になっている。
【0013】電源回路6は、バッテリ8に接続されてお
り、そのバッテリ8から与えられる電源を適当なレベル
に降圧して、入力処理回路4及びマイコン5に対する制
御用電源Vccとして供給するようになっている。また、
バッテリ8は、リレー出力回路7に直接接続されてお
り、駆動用電源を与えるようになっている。
り、そのバッテリ8から与えられる電源を適当なレベル
に降圧して、入力処理回路4及びマイコン5に対する制
御用電源Vccとして供給するようになっている。また、
バッテリ8は、リレー出力回路7に直接接続されてお
り、駆動用電源を与えるようになっている。
【0014】リレー出力回路7は、マイコン5から与え
られる制御信号に応じて内部のリレーを動作させて、バ
ッテリ8から与えられる駆動用電源から各種回路に通電
を行うように構成されており、そのリレー出力端子ST
は、図示しないエンジンスタータを有するスタータ回路
9に接続されている。また、リレー出力端子IG1及び
IG2は、2系統のイグニッション回路10及び11に
夫々接続されており、リレー出力端子ACCは、アクセ
サリ回路12に接続されている。
られる制御信号に応じて内部のリレーを動作させて、バ
ッテリ8から与えられる駆動用電源から各種回路に通電
を行うように構成されており、そのリレー出力端子ST
は、図示しないエンジンスタータを有するスタータ回路
9に接続されている。また、リレー出力端子IG1及び
IG2は、2系統のイグニッション回路10及び11に
夫々接続されており、リレー出力端子ACCは、アクセ
サリ回路12に接続されている。
【0015】更に、これらのスタータ回路9,イグニッ
ション回路10及び11並びにアクセサリ回路12は、
キーロータスイッチ13を介してバッテリ8に接続され
ており、運転者が、図示しないキーを用いてキーロータ
スイッチ13を手動操作することによっても、上記の通
電動作を行うことができるように構成されている。
ション回路10及び11並びにアクセサリ回路12は、
キーロータスイッチ13を介してバッテリ8に接続され
ており、運転者が、図示しないキーを用いてキーロータ
スイッチ13を手動操作することによっても、上記の通
電動作を行うことができるように構成されている。
【0016】始動開始検知手段たるチャージランプ消灯
検知回路14は、エンジンが始動を開始して図示しない
チャージランプがOFF(消灯状態)となったときに、
消灯検知信号Scをローレベルにすることにより、始動
開始信号を出力するものであり、その消灯検知信号Sc
は、入力処理回路4を介してマイコン5に与えられるよ
うになっている。
検知回路14は、エンジンが始動を開始して図示しない
チャージランプがOFF(消灯状態)となったときに、
消灯検知信号Scをローレベルにすることにより、始動
開始信号を出力するものであり、その消灯検知信号Sc
は、入力処理回路4を介してマイコン5に与えられるよ
うになっている。
【0017】また、車両安全検出スイッチ15は、パー
キングブレーキが動作位置にあるか、オートマチックト
ランスミッションがパーキングポジションにあるか、ボ
ンネットが閉鎖状態にあるか、ドアロック機構が全て施
錠状態にあるかなどを検知するための各スイッチで構成
されており、その検知信号Sdは、入力処理回路4を介
してマイコン5に与えられる。そして、エンジン回転数
検出手段たるエンジン回転数検出回路16は、エンジン
の回転数を検出するものであり、その検出信号Seは、
入力処理回路4を介してマイコン5に与えられる。以上
が、エンジンの始動装置17を構成している。
キングブレーキが動作位置にあるか、オートマチックト
ランスミッションがパーキングポジションにあるか、ボ
ンネットが閉鎖状態にあるか、ドアロック機構が全て施
錠状態にあるかなどを検知するための各スイッチで構成
されており、その検知信号Sdは、入力処理回路4を介
してマイコン5に与えられる。そして、エンジン回転数
検出手段たるエンジン回転数検出回路16は、エンジン
の回転数を検出するものであり、その検出信号Seは、
入力処理回路4を介してマイコン5に与えられる。以上
が、エンジンの始動装置17を構成している。
【0018】マイコン5は、上記のような各入力信号S
a,Sb,Sc,Sd及びSe並びに予め設定されたプ
ログラムに基づいて、リレー出力回路7に制御信号を与
えるようになっており、以下においては、マイコン5の
制御内容及びこれに関連した部分の作用について図1の
フローチャート並びに図3のタイムチャートに基づいて
説明する。
a,Sb,Sc,Sd及びSe並びに予め設定されたプ
ログラムに基づいて、リレー出力回路7に制御信号を与
えるようになっており、以下においては、マイコン5の
制御内容及びこれに関連した部分の作用について図1の
フローチャート並びに図3のタイムチャートに基づいて
説明する。
【0019】図1において、マイコン5は、先ず「信号
受信?」の判断ステップA1において、携帯形送信機1
から信号が送信されるのを待つ。携帯形送信機1から送
信された信号を受信することにより「YES」と判断す
ると、次の「動作指令信号Saか?」の判断ステップA
2に移行する。
受信?」の判断ステップA1において、携帯形送信機1
から信号が送信されるのを待つ。携帯形送信機1から送
信された信号を受信することにより「YES」と判断す
ると、次の「動作指令信号Saか?」の判断ステップA
2に移行する。
【0020】判断ステップA2においては、マイコン5
は、ステップA1で受信した信号が、内部のメモリに予
め記憶されている動作指令信号Saと一致するか否か照
合して判定する。判断ステップA2において、両者が一
致することにより「YES」と判定すると、次の「IG
及びACCに通電」の処理ステップA3に移行する。ま
た、両者が一致せず「NO」と判定するとステップA1
に移行して、再び受信待ちの状態になる。
は、ステップA1で受信した信号が、内部のメモリに予
め記憶されている動作指令信号Saと一致するか否か照
合して判定する。判断ステップA2において、両者が一
致することにより「YES」と判定すると、次の「IG
及びACCに通電」の処理ステップA3に移行する。ま
た、両者が一致せず「NO」と判定するとステップA1
に移行して、再び受信待ちの状態になる。
【0021】処理ステップA3においては、マイコン5
は、リレー出力回路7に制御信号を与えて、リレー出力
端子IG1,IG2及びACCを介してイグニッション
回路10及び11並びにアクセサリ回路12に通電す
る。この時、チャージランプもONとなって点灯するこ
とにより、消灯検知信号Scはハイレベルとなる(図3
(b),時刻参照)。また、クランキング動作の回数
をカウントするカウンタCNのカウント値はクリアされ
て「0」となる。そして、「車両安全入力OKか?」の
判断ステップA4に移行する。
は、リレー出力回路7に制御信号を与えて、リレー出力
端子IG1,IG2及びACCを介してイグニッション
回路10及び11並びにアクセサリ回路12に通電す
る。この時、チャージランプもONとなって点灯するこ
とにより、消灯検知信号Scはハイレベルとなる(図3
(b),時刻参照)。また、クランキング動作の回数
をカウントするカウンタCNのカウント値はクリアされ
て「0」となる。そして、「車両安全入力OKか?」の
判断ステップA4に移行する。
【0022】判断ステップA4においては、マイコン5
は、車両安全検出スイッチ15の検知信号Sdを参照し
て、全てが安全な状態、即ち、パーキングブレーキが動
作位置にあり、オートマチックトランスミッションがパ
ーキングポジションにあり、ボンネットが閉鎖状態にあ
り、ドアロック機構が全て施錠状態にあることなどを確
認して「YES」と判断すると、次の「STへ通電」の
処理ステップA5に移行する。また、上記の条件を全て
満たしておらず「NO」と判断すると、「IG及びAC
C OFF」の処理ステップA18に移行する。
は、車両安全検出スイッチ15の検知信号Sdを参照し
て、全てが安全な状態、即ち、パーキングブレーキが動
作位置にあり、オートマチックトランスミッションがパ
ーキングポジションにあり、ボンネットが閉鎖状態にあ
り、ドアロック機構が全て施錠状態にあることなどを確
認して「YES」と判断すると、次の「STへ通電」の
処理ステップA5に移行する。また、上記の条件を全て
満たしておらず「NO」と判断すると、「IG及びAC
C OFF」の処理ステップA18に移行する。
【0023】処理ステップA5においては、マイコン5
は、リレー出力回路7に制御信号を与えて、リレー出力
端子STを介してスタータ回路9に通電する(図3
(a),時刻参照)ことによりクランキング動作を開
始すると、エンジンスタータが起動されてエンジンは始
動(回転)を開始する(図3(c)参照)。そして、
「消灯検知信号出力?」の判断ステップA6に移行す
る。
は、リレー出力回路7に制御信号を与えて、リレー出力
端子STを介してスタータ回路9に通電する(図3
(a),時刻参照)ことによりクランキング動作を開
始すると、エンジンスタータが起動されてエンジンは始
動(回転)を開始する(図3(c)参照)。そして、
「消灯検知信号出力?」の判断ステップA6に移行す
る。
【0024】判断ステップA6においては、チャージラ
ンプ消灯検知回路14が出力する消灯検知信号Scがロ
ーレベル(L)であるか否か、即ち、始動開始信号が出
力されたか否かを判断する。エンジンスタータの起動直
後はチャージランプは点灯状態(ON)にあり、消灯検
知信号Scはハイレベルを示すので、判断ステップA6
において「NO」と判断すると、「ST通電時間リミッ
トか?」の判断ステップA13に移行する。
ンプ消灯検知回路14が出力する消灯検知信号Scがロ
ーレベル(L)であるか否か、即ち、始動開始信号が出
力されたか否かを判断する。エンジンスタータの起動直
後はチャージランプは点灯状態(ON)にあり、消灯検
知信号Scはハイレベルを示すので、判断ステップA6
において「NO」と判断すると、「ST通電時間リミッ
トか?」の判断ステップA13に移行する。
【0025】判断ステップA13においては、スタータ
回路9に対する通電時間が、リミット(限界値)として
設定されている値を超えたか否かが判断され、リミット
を超えておらず「NO」と判断すると、ステップA4に
移行する。また、リミットを超えており「YES」と判
断すると、「CN←CN+1」の処理ステップA14に
移行して、カウンタCNのカウント値をインクリメント
した後、「ST OFF」の処理ステップA15に移行
する。
回路9に対する通電時間が、リミット(限界値)として
設定されている値を超えたか否かが判断され、リミット
を超えておらず「NO」と判断すると、ステップA4に
移行する。また、リミットを超えており「YES」と判
断すると、「CN←CN+1」の処理ステップA14に
移行して、カウンタCNのカウント値をインクリメント
した後、「ST OFF」の処理ステップA15に移行
する。
【0026】処理ステップA15においては、マイコン
5は、リレー出力回路7に制御信号を与えるのを停止す
ることにより、スタータ回路9への通電を停止した後、
「CN=3?」の判断ステップA16に移行する。判断
ステップA16においては、カウンタCNの値が「3」
であるか否かが判断される。カウンタCNの値が「3」
未満であり、判断ステップA16において「NO」と判
断すると、次の「ST休止時間Tr待ち」の処理ステッ
プA17に移行する。処理ステップA17においては、
エンジンスタータを再起動する前に一定時間Trだけ休
止させた後、ステップA4,A5に移行して、再びスタ
ータ回路9に通電を開始してクランキング動作を行う。
5は、リレー出力回路7に制御信号を与えるのを停止す
ることにより、スタータ回路9への通電を停止した後、
「CN=3?」の判断ステップA16に移行する。判断
ステップA16においては、カウンタCNの値が「3」
であるか否かが判断される。カウンタCNの値が「3」
未満であり、判断ステップA16において「NO」と判
断すると、次の「ST休止時間Tr待ち」の処理ステッ
プA17に移行する。処理ステップA17においては、
エンジンスタータを再起動する前に一定時間Trだけ休
止させた後、ステップA4,A5に移行して、再びスタ
ータ回路9に通電を開始してクランキング動作を行う。
【0027】従って、何等かの故障が発生して、スター
タ回路9にリミットまで通電してもエンジンが始動を開
始せず、ステップA6において消灯検知信号Scが有意
とならない場合は、3回目のクランキング動作でCN=
3となり、ステップA16において「YES」と判断し
て、「IG及びACC OFF」の処理ステップA18
に移行する。そして、イグニッション回路10及び11
並びにアクセサリ回路12への通電をも停止させてエン
ジンの始動を中止し、ステップA1に移行して、携帯形
送信機1からの送信信号の受信待ち状態に戻る。
タ回路9にリミットまで通電してもエンジンが始動を開
始せず、ステップA6において消灯検知信号Scが有意
とならない場合は、3回目のクランキング動作でCN=
3となり、ステップA16において「YES」と判断し
て、「IG及びACC OFF」の処理ステップA18
に移行する。そして、イグニッション回路10及び11
並びにアクセサリ回路12への通電をも停止させてエン
ジンの始動を中止し、ステップA1に移行して、携帯形
送信機1からの送信信号の受信待ち状態に戻る。
【0028】一方、エンジンが正常な場合は、ステップ
A6において「YES」と判断するまで、ステップA
6,A14,A4及びA5のループを繰返し実行する。
そして、エンジンが回転することにより図示しないオル
タネータによる発電が開始され、バッテリ8に対して流
れ込む充電電流が一定値に達すると、運転席の表示パネ
ルのチャージランプは消灯状態(OFF)に切換わる。
それによって、チャージランプ消灯検知回路14が出力
する消灯検知信号Scがローレベル(L)となり(図3
(b),時刻参照)、ステップA6において「YE
S」と判断すると、「CN←CN+1」の処理ステップ
A7に移行して、カウンタCNのカウント値をインクリ
メントした後、「CN=1?」の判断ステップA8に移
行する。
A6において「YES」と判断するまで、ステップA
6,A14,A4及びA5のループを繰返し実行する。
そして、エンジンが回転することにより図示しないオル
タネータによる発電が開始され、バッテリ8に対して流
れ込む充電電流が一定値に達すると、運転席の表示パネ
ルのチャージランプは消灯状態(OFF)に切換わる。
それによって、チャージランプ消灯検知回路14が出力
する消灯検知信号Scがローレベル(L)となり(図3
(b),時刻参照)、ステップA6において「YE
S」と判断すると、「CN←CN+1」の処理ステップ
A7に移行して、カウンタCNのカウント値をインクリ
メントした後、「CN=1?」の判断ステップA8に移
行する。
【0029】判断ステップA8においては、クランキン
グ動作の回数のカウンタCNのカウント値が「1」であ
るか否かが判断される。カウンタCNのカウント値が1
であり、判断ステップA8において「YES」と判断す
ると、「遅延時間t1待ち」の処理ステップA9に移行
する。
グ動作の回数のカウンタCNのカウント値が「1」であ
るか否かが判断される。カウンタCNのカウント値が1
であり、判断ステップA8において「YES」と判断す
ると、「遅延時間t1待ち」の処理ステップA9に移行
する。
【0030】処理ステップA9においては、マイコン5
は、ステップA6において、消灯検知信号Scがローレ
ベルとなった時刻、即ち、始動開始信号が出力された時
刻から遅延時間t1が経過するのを、内部のタイマ割込
み信号をカウントするなどによって待つ。尚、この遅延
時間t1は、マイコン5の内部のメモリに予め記憶され
たデータT1を読出して、遅延時間t1として与えられ
るものである。そして、「ST OFF」の処理ステッ
プA10に移行する。
は、ステップA6において、消灯検知信号Scがローレ
ベルとなった時刻、即ち、始動開始信号が出力された時
刻から遅延時間t1が経過するのを、内部のタイマ割込
み信号をカウントするなどによって待つ。尚、この遅延
時間t1は、マイコン5の内部のメモリに予め記憶され
たデータT1を読出して、遅延時間t1として与えられ
るものである。そして、「ST OFF」の処理ステッ
プA10に移行する。
【0031】処理ステップA10においては、マイコン
5は、ステップA15と同様にリレー出力回路7に制御
信号を与えるのを停止することにより、スタータ回路9
への通電を停止した後、「エンジン始動成功?」の判断
ステップA11に移行する。判断ステップA11におい
ては、エンジン回転数検出回路16の検出信号Seを参
照することにより、エンジンの始動が成功したか(自力
で回転を開始したか)否かを判断する。エンジンの回転
数が一定値以上に達しており、判断ステップA11にお
いて「YES」と判断すると、次の「暖機運転」の処理
ステップA12に移行してエンジンの暖機運転を行う。
以降は、運転者の操作によって自動車を発進させるなど
の処理を行う。
5は、ステップA15と同様にリレー出力回路7に制御
信号を与えるのを停止することにより、スタータ回路9
への通電を停止した後、「エンジン始動成功?」の判断
ステップA11に移行する。判断ステップA11におい
ては、エンジン回転数検出回路16の検出信号Seを参
照することにより、エンジンの始動が成功したか(自力
で回転を開始したか)否かを判断する。エンジンの回転
数が一定値以上に達しており、判断ステップA11にお
いて「YES」と判断すると、次の「暖機運転」の処理
ステップA12に移行してエンジンの暖機運転を行う。
以降は、運転者の操作によって自動車を発進させるなど
の処理を行う。
【0032】また、マイコン5は、判断ステップA11
において、エンジンが自力で回転を開始することができ
ず、回転が停止してしまうことにより「NO」と判断す
ると、ステップA16に移行する。この場合は、カウン
タCNの値は「1」であるので、ステップA16におい
て「NO」と判断して、ステップA17に移行する。
尚、エンジンが停止したことにより、オルタネータによ
るバッテリ8への充電電流も停止するので、この間にお
いてチャージランプ消灯検知回路14が出力する消灯検
知信号Scは再びハイレベルとなる(図3(b),時刻
参照)。
において、エンジンが自力で回転を開始することができ
ず、回転が停止してしまうことにより「NO」と判断す
ると、ステップA16に移行する。この場合は、カウン
タCNの値は「1」であるので、ステップA16におい
て「NO」と判断して、ステップA17に移行する。
尚、エンジンが停止したことにより、オルタネータによ
るバッテリ8への充電電流も停止するので、この間にお
いてチャージランプ消灯検知回路14が出力する消灯検
知信号Scは再びハイレベルとなる(図3(b),時刻
参照)。
【0033】マイコン5は、ステップA17において
は、前述のように、エンジンスタータを再起動する前に
一定時間Trだけ休止(図3(a)参照)させた後、ス
テップA4,A5に移行し、再びスタータ回路9に通電
を開始して(図3(a),時刻参照)、クランキング
動作を反復する。そして、消灯検知信号Scがローレベ
ルとなるまで(図3(b),時刻参照)ステップA
6,A13,A4及びA5のループを繰返す。その後、
ステップA7においてカウンタCNのカウント値がイン
クリメントされて「2」となり、ステップA8において
は「NO」と判断して、「CN=2?」の判断ステップ
A19に移行する。
は、前述のように、エンジンスタータを再起動する前に
一定時間Trだけ休止(図3(a)参照)させた後、ス
テップA4,A5に移行し、再びスタータ回路9に通電
を開始して(図3(a),時刻参照)、クランキング
動作を反復する。そして、消灯検知信号Scがローレベ
ルとなるまで(図3(b),時刻参照)ステップA
6,A13,A4及びA5のループを繰返す。その後、
ステップA7においてカウンタCNのカウント値がイン
クリメントされて「2」となり、ステップA8において
は「NO」と判断して、「CN=2?」の判断ステップ
A19に移行する。
【0034】而して、判断ステップA19においては、
マイコン5は「YES」と判断するので、次の「遅延時
間t2待ち」の処理ステップA20に移行する。処理ス
テップA19においては、マイコン5は、内部のメモリ
からデータT2(1回目のクランキング動作におけるデ
ータT1よりも長く設定されている)を読出して遅延時
間t2を得て、消灯検知信号Scがローレベルとなった
時刻から、その遅延時間t2だけ経過するのを待った
後、ステップA10に移行してスタータ回路9への通電
を停止する(図3(a),時刻参照)。
マイコン5は「YES」と判断するので、次の「遅延時
間t2待ち」の処理ステップA20に移行する。処理ス
テップA19においては、マイコン5は、内部のメモリ
からデータT2(1回目のクランキング動作におけるデ
ータT1よりも長く設定されている)を読出して遅延時
間t2を得て、消灯検知信号Scがローレベルとなった
時刻から、その遅延時間t2だけ経過するのを待った
後、ステップA10に移行してスタータ回路9への通電
を停止する(図3(a),時刻参照)。
【0035】以降は、1回目のクランキング動作の場合
と同様であり、ステップA11においてエンジンの始動
が成功したと判断すれば、ステップA12に移行して暖
機運転を行い、再びエンジンが始動に失敗したと判断す
れば、ステップA16,A17,A4,A5,A6,A
7,A8及びA19へと移行して、3回目のクランキン
グ動作を行う。
と同様であり、ステップA11においてエンジンの始動
が成功したと判断すれば、ステップA12に移行して暖
機運転を行い、再びエンジンが始動に失敗したと判断す
れば、ステップA16,A17,A4,A5,A6,A
7,A8及びA19へと移行して、3回目のクランキン
グ動作を行う。
【0036】そして、ステップA19においては、カウ
ンタCNのカウント値は「3」であるので「NO」と判
断して、「遅延時間t3待ち」の処理ステップA21に
移行する。処理ステップA21においては、マイコン5
は、内部のメモリからデータT3(2回目のクランキン
グ動作におけるデータT2よりも長く設定されている)
を読出して遅延時間t3を得て、消灯検知信号Scがロ
ーレベルとなった時刻から、その遅延時間t3だけ経過
するのを待った後、ステップA10に移行してスタータ
回路9への通電を停止する。
ンタCNのカウント値は「3」であるので「NO」と判
断して、「遅延時間t3待ち」の処理ステップA21に
移行する。処理ステップA21においては、マイコン5
は、内部のメモリからデータT3(2回目のクランキン
グ動作におけるデータT2よりも長く設定されている)
を読出して遅延時間t3を得て、消灯検知信号Scがロ
ーレベルとなった時刻から、その遅延時間t3だけ経過
するのを待った後、ステップA10に移行してスタータ
回路9への通電を停止する。
【0037】3回目のクランキング動作を行っても、マ
イコン5は、ステップA11においてエンジンの始動に
失敗したと判断した場合は、ステップA16,A18
(CN=3,なので)へと移行して、イグニッション回
路10,11及びアクセサリ回路12への通電をも停止
した後、ステップA1に移行する。
イコン5は、ステップA11においてエンジンの始動に
失敗したと判断した場合は、ステップA16,A18
(CN=3,なので)へと移行して、イグニッション回
路10,11及びアクセサリ回路12への通電をも停止
した後、ステップA1に移行する。
【0038】以上のように本実施例によれば、マイコン
5を、携帯形送信機1からの動作指令信号Saを受信す
るとスタータ回路9への通電を開始し、チャージランプ
消灯検知回路14が出力する消灯検知信号Scがローレ
ベルとなってから遅延時間t1の経過後にスタータ回路
9への通電を停止して、その後エンジンの回転が停止し
たと判断した場合は、上記のクランキング動作を設定回
数として2回反復するように構成した。そして、クラン
キング動作を反復する場合には、前回の遅延時間よりも
順次長くなるように予め設定され内部のメモリに記憶さ
れたデータT2及びT3を読出して、遅延時間t2及び
t3として与えるように構成した。
5を、携帯形送信機1からの動作指令信号Saを受信す
るとスタータ回路9への通電を開始し、チャージランプ
消灯検知回路14が出力する消灯検知信号Scがローレ
ベルとなってから遅延時間t1の経過後にスタータ回路
9への通電を停止して、その後エンジンの回転が停止し
たと判断した場合は、上記のクランキング動作を設定回
数として2回反復するように構成した。そして、クラン
キング動作を反復する場合には、前回の遅延時間よりも
順次長くなるように予め設定され内部のメモリに記憶さ
れたデータT2及びT3を読出して、遅延時間t2及び
t3として与えるように構成した。
【0039】従って、各エンジンの特性のばらつきによ
って始動に要するクランキング時間が異なる場合でも、
適正なクランキング時間を与えてエンジンを確実に始動
させることができる。また、遅延時間を、クランキング
動作を反復する毎に次第に長くなるようにして与えて行
くことにより、スタータモータのピニオンギアの耐久性
劣化も防止することができるので、エンジンスタータの
寿命を長期化させることも可能となる。
って始動に要するクランキング時間が異なる場合でも、
適正なクランキング時間を与えてエンジンを確実に始動
させることができる。また、遅延時間を、クランキング
動作を反復する毎に次第に長くなるようにして与えて行
くことにより、スタータモータのピニオンギアの耐久性
劣化も防止することができるので、エンジンスタータの
寿命を長期化させることも可能となる。
【0040】図4は、本発明の第2実施例を示すもので
あり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明
を省略し、以下異なる部分のみ説明する。図4において
は、外気温センサ18は、入力処理回路4を介してマイ
コン5に接続されており、マイコン5に外気温データS
fを与えるようになっている。他は第1実施例と同一の
構成であり、以上がエンジンの始動装置19を構成して
いる。
あり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明
を省略し、以下異なる部分のみ説明する。図4において
は、外気温センサ18は、入力処理回路4を介してマイ
コン5に接続されており、マイコン5に外気温データS
fを与えるようになっている。他は第1実施例と同一の
構成であり、以上がエンジンの始動装置19を構成して
いる。
【0041】次に、第2実施例の作用について説明す
る。マイコン5は、図1に示すフローチャートのステッ
プA20またはA21において、クランキング動作を反
復する際に遅延時間t2またはt3の時間待ちを行う場
合、外気温センサ18によって得られる外気温データS
fに応じて、内部メモリから異なるデータを読出して遅
延時間t2またはt3として与える。
る。マイコン5は、図1に示すフローチャートのステッ
プA20またはA21において、クランキング動作を反
復する際に遅延時間t2またはt3の時間待ちを行う場
合、外気温センサ18によって得られる外気温データS
fに応じて、内部メモリから異なるデータを読出して遅
延時間t2またはt3として与える。
【0042】これは、エンジンの始動に要するクランキ
ング時間は、外気温に影響を受けて変化するからであ
る。例えば、外気温が高い場合は、クランキング時間は
相対的に短くなってエンジンは「かかり易く」なり、外
気温が低い場合は、クランキング時間は相対的に長くな
って「かかり難く」なるという傾向を有する。
ング時間は、外気温に影響を受けて変化するからであ
る。例えば、外気温が高い場合は、クランキング時間は
相対的に短くなってエンジンは「かかり易く」なり、外
気温が低い場合は、クランキング時間は相対的に長くな
って「かかり難く」なるという傾向を有する。
【0043】而して、マイコン5の内部メモリには、外
気温データSfに応じて読出される遅延時間t2または
t3を与えるデータテーブルが予め作成してある。例え
ば、クランキング動作を反復して遅延時間t2を与える
場合、外気温データSfが常温として設定される標準温
度の範囲にある場合は、データT2を読出す。そして、
外気温データSfが標準温度に比して低い場合は、遅延
時間t2が長めとなるように、データT2(+)を読出
し、外気温データSfが標準温度に比して高い場合は、
遅延時間t2が短めとなるようにデータT2(−)を読
出して、遅延時間t2として設定する。以上のデータの
大小関係は、T2(−)<T2<T2(+)となる。ま
た、遅延時間t3を与える場合も、データT3に対して
同様な大小関係を持つデータを読出すようにする。
気温データSfに応じて読出される遅延時間t2または
t3を与えるデータテーブルが予め作成してある。例え
ば、クランキング動作を反復して遅延時間t2を与える
場合、外気温データSfが常温として設定される標準温
度の範囲にある場合は、データT2を読出す。そして、
外気温データSfが標準温度に比して低い場合は、遅延
時間t2が長めとなるように、データT2(+)を読出
し、外気温データSfが標準温度に比して高い場合は、
遅延時間t2が短めとなるようにデータT2(−)を読
出して、遅延時間t2として設定する。以上のデータの
大小関係は、T2(−)<T2<T2(+)となる。ま
た、遅延時間t3を与える場合も、データT3に対して
同様な大小関係を持つデータを読出すようにする。
【0044】以上のように第2実施例によれば、マイコ
ン5を、クランキング動作を反復する場合に、外気温セ
ンサ18によって得られる外気温データSfに応じて、
内部のメモリから読出す遅延時間データを変化させるよ
うにしたので、外気温の影響によってエンジンが要する
クランキング時間が変化する場合でも、常に適正なクラ
ンキング時間を与えることができ、エンジンの始動をよ
り確実に行うことができる。
ン5を、クランキング動作を反復する場合に、外気温セ
ンサ18によって得られる外気温データSfに応じて、
内部のメモリから読出す遅延時間データを変化させるよ
うにしたので、外気温の影響によってエンジンが要する
クランキング時間が変化する場合でも、常に適正なクラ
ンキング時間を与えることができ、エンジンの始動をよ
り確実に行うことができる。
【0045】図5は、本発明の第3実施例を示すもので
あり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明
を省略し、以下異なる部分のみ説明する。図5におい
て、電圧検出手段たる電圧検出回路20の入力端子は、
バッテリ8に、その端子電圧を検出するように接続され
ている。また、電圧検出回路20の出力端子は、入力処
理回路4を介してマイコン5に接続され、マイコン5に
バッテリ8の電圧データSgを与えるようになってい
る。その他は第1実施例と同一の構成であり、以上がエ
ンジンの始動装置21を構成している。
あり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明
を省略し、以下異なる部分のみ説明する。図5におい
て、電圧検出手段たる電圧検出回路20の入力端子は、
バッテリ8に、その端子電圧を検出するように接続され
ている。また、電圧検出回路20の出力端子は、入力処
理回路4を介してマイコン5に接続され、マイコン5に
バッテリ8の電圧データSgを与えるようになってい
る。その他は第1実施例と同一の構成であり、以上がエ
ンジンの始動装置21を構成している。
【0046】次に、第3実施例の作用を説明する。マイ
コン5は、図1に示すフローチャートのステップA5に
おいて、スタータ回路9に通電を行う場合のバッテリ8
の電圧データSgを電圧検出回路20によって得る。ス
タータ回路9に通電を行う場合、バッテリ8からは比較
的大きな電流が流出するため、バッテリ8の端子電圧は
一時的に低下する。この低下量は、バッテリ8の残存容
量が減少してくるに連れて次第に大きくなる。従って、
この様な場合はスタータ回路9への通電電流量も低下し
てエンジンスタータのトルクが不足するため、エンジン
の始動に必要なクランキング動作には、通常よりも長い
時間を要することになる。
コン5は、図1に示すフローチャートのステップA5に
おいて、スタータ回路9に通電を行う場合のバッテリ8
の電圧データSgを電圧検出回路20によって得る。ス
タータ回路9に通電を行う場合、バッテリ8からは比較
的大きな電流が流出するため、バッテリ8の端子電圧は
一時的に低下する。この低下量は、バッテリ8の残存容
量が減少してくるに連れて次第に大きくなる。従って、
この様な場合はスタータ回路9への通電電流量も低下し
てエンジンスタータのトルクが不足するため、エンジン
の始動に必要なクランキング動作には、通常よりも長い
時間を要することになる。
【0047】よって、第3実施例においては、マイコン
5は、図1に示すフローチャートのステップA20また
はA21において、クランキング動作を反復する際に遅
延時間t2またはt3の時間待ちを行う場合、内部メモ
リから読出すデータを、電圧検出回路20によって得ら
れるバッテリ8の電圧データSgに応じて変化させる。
即ち、バッテリ8の電圧が基準電圧を下回る場合は、通
常状態の場合(バッテリ8の電圧が基準電圧以上である
場合)に読出すデータT2またはT3よりも大きい値に
設定されたデータT2(+)またはT3(+)を読出し
て、遅延時間t2またはt3として与えて時間待ちを行
うようにする。
5は、図1に示すフローチャートのステップA20また
はA21において、クランキング動作を反復する際に遅
延時間t2またはt3の時間待ちを行う場合、内部メモ
リから読出すデータを、電圧検出回路20によって得ら
れるバッテリ8の電圧データSgに応じて変化させる。
即ち、バッテリ8の電圧が基準電圧を下回る場合は、通
常状態の場合(バッテリ8の電圧が基準電圧以上である
場合)に読出すデータT2またはT3よりも大きい値に
設定されたデータT2(+)またはT3(+)を読出し
て、遅延時間t2またはt3として与えて時間待ちを行
うようにする。
【0048】以上のように第3実施例によれば、マイコ
ン5を、クランキング動作を反復する場合は、電圧検出
回路20によって得られたバッテリ8の電圧データSg
に応じて、内部のメモリから読出す遅延時間データを変
化させるようにしたので、バッテリ8の残存容量の低下
によってエンジンが要するクランキング時間が変化する
場合でも、常に適正なクランキング時間を与えることが
でき、エンジンを確実に始動させることができる。
ン5を、クランキング動作を反復する場合は、電圧検出
回路20によって得られたバッテリ8の電圧データSg
に応じて、内部のメモリから読出す遅延時間データを変
化させるようにしたので、バッテリ8の残存容量の低下
によってエンジンが要するクランキング時間が変化する
場合でも、常に適正なクランキング時間を与えることが
でき、エンジンを確実に始動させることができる。
【0049】次に、本発明の第4実施例について、図6
を参照して説明する。第4実施例の構成は第1実施例と
同様であり、以下異なる作用について説明する。第4実
施例では、マイコン5は、最初のクランキング動作にお
いて、スタータ回路9に通電を開始してからチャージラ
ンプ消灯検知回路14が出力する消灯検知信号Scがロ
ーレベルになる、即ち、始動開始信号が出力されるまで
の時間を、例えば、タイマ割込み信号をカウントするこ
とにより始動開始時間Tsとして計時する(図6(b)
参照)。この始動開始時間Tsは、個々のエンジンによ
って異なり、また、同一のエンジンにおいても、外気温
やバッテリ8の出力に応じて異なるものである。
を参照して説明する。第4実施例の構成は第1実施例と
同様であり、以下異なる作用について説明する。第4実
施例では、マイコン5は、最初のクランキング動作にお
いて、スタータ回路9に通電を開始してからチャージラ
ンプ消灯検知回路14が出力する消灯検知信号Scがロ
ーレベルになる、即ち、始動開始信号が出力されるまで
の時間を、例えば、タイマ割込み信号をカウントするこ
とにより始動開始時間Tsとして計時する(図6(b)
参照)。この始動開始時間Tsは、個々のエンジンによ
って異なり、また、同一のエンジンにおいても、外気温
やバッテリ8の出力に応じて異なるものである。
【0050】よって、マイコン5は、内部のメモリから
データを読出して遅延時間t2またはt3の時間待ちを
行う場合、始動開始時間Tsに応じて読出すデータを変
化させる。ここで、始動開始時間Tsが相対的に短い場
合は、そのエンジン自体がかかり易い傾向を有している
か、若しくはその時のエンジンの状態がかかり易い状態
にあり、また、始動開始時間Tsが相対的に長い場合
は、その逆のことが言える。
データを読出して遅延時間t2またはt3の時間待ちを
行う場合、始動開始時間Tsに応じて読出すデータを変
化させる。ここで、始動開始時間Tsが相対的に短い場
合は、そのエンジン自体がかかり易い傾向を有している
か、若しくはその時のエンジンの状態がかかり易い状態
にあり、また、始動開始時間Tsが相対的に長い場合
は、その逆のことが言える。
【0051】このため、マイコン5の内部メモリには、
始動開始時間Tsに応じて読出される遅延時間のデータ
テーブルが予め作成してある。そして、始動開始時間T
sが相対的に短い場合は遅延時間が短めとなり、始動開
始時間Tsが相対的に長い場合は遅延時間が長めとなる
ようにデータテーブルからデータを読出して、遅延時間
t2またはt3として設定する。
始動開始時間Tsに応じて読出される遅延時間のデータ
テーブルが予め作成してある。そして、始動開始時間T
sが相対的に短い場合は遅延時間が短めとなり、始動開
始時間Tsが相対的に長い場合は遅延時間が長めとなる
ようにデータテーブルからデータを読出して、遅延時間
t2またはt3として設定する。
【0052】以上のように第4実施例によれば、マイコ
ン5を、最初のクランキング動作において、スタータ回
路9に通電を開始してからチャージランプ消灯検知回路
14が出力する消灯検知信号Scがローレベルとなるま
での時間を始動開始時間Tsとして計時して、クランキ
ング動作を反復させる場合は、始動開始時間Tsに応じ
て遅延時間を変化させるように、内部メモリからデータ
を読出して遅延時間t2またはt3とするように構成し
た。
ン5を、最初のクランキング動作において、スタータ回
路9に通電を開始してからチャージランプ消灯検知回路
14が出力する消灯検知信号Scがローレベルとなるま
での時間を始動開始時間Tsとして計時して、クランキ
ング動作を反復させる場合は、始動開始時間Tsに応じ
て遅延時間を変化させるように、内部メモリからデータ
を読出して遅延時間t2またはt3とするように構成し
た。
【0053】従って、第2または第3実施例のように外
気温センサ18や電圧検出回路20を用いずとも、個々
のエンジンが有するかかり易さの傾向若しくはその時の
環境に応じて、エンジンに最適なクランキング時間を与
えることができるので、始動装置17を小形で低価格に
構成することができる。
気温センサ18や電圧検出回路20を用いずとも、個々
のエンジンが有するかかり易さの傾向若しくはその時の
環境に応じて、エンジンに最適なクランキング時間を与
えることができるので、始動装置17を小形で低価格に
構成することができる。
【0054】次に、本発明の第5実施例について図7を
参照して説明する。第5実施例の構成は第1実施例と同
様であり、以下異なる作用について説明する。図7は、
マイコン5の内部メモリに予め記憶される遅延時間の順
列データテーブルを概念的に示したものである。これら
のデータの大小関係は、T1<T2<T3<…となるよ
うに設定されている。また、順列データテーブルの先頭
から例えば3個のデータ、即ちT1〜T3を所定範囲と
する。そして、マイコン5は、クランキング動作を反復
する場合は、先ず所定範囲の順列に従い、T1→T2
→T3の順に遅延時間t1乃至t3を与える。
参照して説明する。第5実施例の構成は第1実施例と同
様であり、以下異なる作用について説明する。図7は、
マイコン5の内部メモリに予め記憶される遅延時間の順
列データテーブルを概念的に示したものである。これら
のデータの大小関係は、T1<T2<T3<…となるよ
うに設定されている。また、順列データテーブルの先頭
から例えば3個のデータ、即ちT1〜T3を所定範囲と
する。そして、マイコン5は、クランキング動作を反復
する場合は、先ず所定範囲の順列に従い、T1→T2
→T3の順に遅延時間t1乃至t3を与える。
【0055】ここで、エンジンの始動を複数回行った場
合で、遅延時間T1を与えるクランキング動作では毎回
エンジンの始動は旨く行かず、遅延時間T2若しくはT
3を与えるクランキング動作で始動が成功したとする。
この場合は、自動車に搭載されたエンジンに対して、遅
延時間T1を与えるクランキング動作では明らかにクラ
ンキング時間が不足であるということが分かる。
合で、遅延時間T1を与えるクランキング動作では毎回
エンジンの始動は旨く行かず、遅延時間T2若しくはT
3を与えるクランキング動作で始動が成功したとする。
この場合は、自動車に搭載されたエンジンに対して、遅
延時間T1を与えるクランキング動作では明らかにクラ
ンキング時間が不足であるということが分かる。
【0056】従って、所定範囲の順列に従ったクラン
キング動作の反復を、一定回数として例えば3回試行し
た場合は、以降のエンジン始動におけるクランキング動
作は、順列データテーブルの所定範囲をデータ1個分シ
フトさせる。即ち、所定範囲から所定範囲に変更し
て、T2→T3→T4の順に遅延時間t1乃至t3を与
えるようにする。また、同様に、所定範囲の順列に従
ったクランキング動作の反復を3回試行した場合は、更
に、所定範囲をデータ1個分シフトさせた所定範囲に
変更する。
キング動作の反復を、一定回数として例えば3回試行し
た場合は、以降のエンジン始動におけるクランキング動
作は、順列データテーブルの所定範囲をデータ1個分シ
フトさせる。即ち、所定範囲から所定範囲に変更し
て、T2→T3→T4の順に遅延時間t1乃至t3を与
えるようにする。また、同様に、所定範囲の順列に従
ったクランキング動作の反復を3回試行した場合は、更
に、所定範囲をデータ1個分シフトさせた所定範囲に
変更する。
【0057】以上のように第5実施例によれば、マイコ
ン5は、その内部メモリに遅延時間の順列データテーブ
ルを予め記憶し、クランキング動作を反復する場合は、
順列データテーブルの所定範囲における順列に従って
順次データを読出して遅延時間t1乃至t3を与える。
そして、所定範囲における順列に従ってクランキング
動作の反復を3回試行した場合は、以降のクランキング
動作は、前記順列データテーブルの所定範囲をシフトさ
せた所定範囲に従って遅延時間t1乃至t3を与える
ように制御する。従って、無駄なクランキング動作の反
復回数を減少させることにより、エンジンの始動時間を
短くすることができ、また、エンジンスタータの始動回
数を減少させることができるので、耐久性をより向上さ
せることができる。
ン5は、その内部メモリに遅延時間の順列データテーブ
ルを予め記憶し、クランキング動作を反復する場合は、
順列データテーブルの所定範囲における順列に従って
順次データを読出して遅延時間t1乃至t3を与える。
そして、所定範囲における順列に従ってクランキング
動作の反復を3回試行した場合は、以降のクランキング
動作は、前記順列データテーブルの所定範囲をシフトさ
せた所定範囲に従って遅延時間t1乃至t3を与える
ように制御する。従って、無駄なクランキング動作の反
復回数を減少させることにより、エンジンの始動時間を
短くすることができ、また、エンジンスタータの始動回
数を減少させることができるので、耐久性をより向上さ
せることができる。
【0058】本発明は上記しかつ図面に記載した実施例
にのみ限定されるものではなく、次のような変形または
拡張が可能である。クランキング動作を反復する設定回
数は2回に限ること無く、1回若しくは3回以上でも良
い。
にのみ限定されるものではなく、次のような変形または
拡張が可能である。クランキング動作を反復する設定回
数は2回に限ること無く、1回若しくは3回以上でも良
い。
【0059】第1実施例において、遅延時間t1乃至t
3を、マイコン5の内部メモリに予め記憶させたデータ
T1乃至T3を読出して得るようにしたが、内部メモリ
には遅延時間t1を与えるデータT1と係数αとを記憶
させておき、遅延時間t2は、t2=T1×αとして決
定し、遅延時間t3は、t3=t2×αとして決定する
ようにしても良い。また、係数αの代わりに定数βを内
部メモリに記憶させておき、遅延時間t2は、t2=T
1+β、遅延時間t3は、t3=t2+βとして決定す
ることもできる。このような構成とした場合は、クラン
キング動作を反復する設定回数が大きくなる程、マイコ
ン5の内部メモリの記憶容量を節約することができる。
3を、マイコン5の内部メモリに予め記憶させたデータ
T1乃至T3を読出して得るようにしたが、内部メモリ
には遅延時間t1を与えるデータT1と係数αとを記憶
させておき、遅延時間t2は、t2=T1×αとして決
定し、遅延時間t3は、t3=t2×αとして決定する
ようにしても良い。また、係数αの代わりに定数βを内
部メモリに記憶させておき、遅延時間t2は、t2=T
1+β、遅延時間t3は、t3=t2+βとして決定す
ることもできる。このような構成とした場合は、クラン
キング動作を反復する設定回数が大きくなる程、マイコ
ン5の内部メモリの記憶容量を節約することができる。
【0060】第2実施例において、外気温センサ18の
外気温データSfの高低に応じて、マイコン5の内部メ
モリのデータテーブルから異なるデータを読出すように
したが、標準温度に対応するデータT1乃至T3と、外
気温データSfの高低に応じて標準温度に対応するデー
タに乗じる係数を記憶させても良い。また、係数を乗じ
る代わりに定数を加えるようにしても良い。更に、標準
温度に対応するデータT1と、外気温データSfの高低
に応じた係数若しくは定数を記憶させ、クランキング動
作の反復時には、データT1に係数若しくは定数を直接
乗じる若しくは加えるようにしても良い。このような構
成とした場合も、マイコン5の内部メモリの記憶容量を
節約することができる。
外気温データSfの高低に応じて、マイコン5の内部メ
モリのデータテーブルから異なるデータを読出すように
したが、標準温度に対応するデータT1乃至T3と、外
気温データSfの高低に応じて標準温度に対応するデー
タに乗じる係数を記憶させても良い。また、係数を乗じ
る代わりに定数を加えるようにしても良い。更に、標準
温度に対応するデータT1と、外気温データSfの高低
に応じた係数若しくは定数を記憶させ、クランキング動
作の反復時には、データT1に係数若しくは定数を直接
乗じる若しくは加えるようにしても良い。このような構
成とした場合も、マイコン5の内部メモリの記憶容量を
節約することができる。
【0061】また、第3実施例についても上記と同様
に、バッテリ8の電圧データSgが基準値以上である場
合に対応するデータT1乃至T3と、電圧データSgが
基準値以下である場合に、データT2またはT3に乗じ
る係数若しくは加える定数とを記憶させても良い。更
に、データT1と、電圧データSgの値に応じてデータ
T1に直接乗じる係数若しくは加える定数とを記憶させ
ても良い。
に、バッテリ8の電圧データSgが基準値以上である場
合に対応するデータT1乃至T3と、電圧データSgが
基準値以下である場合に、データT2またはT3に乗じ
る係数若しくは加える定数とを記憶させても良い。更
に、データT1と、電圧データSgの値に応じてデータ
T1に直接乗じる係数若しくは加える定数とを記憶させ
ても良い。
【0062】更に、第4実施例についても上記と同様
に、始動開始時間Tsの標準値に対応するデータT1乃
至T3と、始動開始時間Tsの値に応じて標準値データ
T2またはT3に乗じる係数若しくは加える定数とを記
憶させても良い。更に、データT1と、始動開始時間T
sの値に応じてデータT1に直接乗じる係数若しくは加
える定数とを記憶させても良い。
に、始動開始時間Tsの標準値に対応するデータT1乃
至T3と、始動開始時間Tsの値に応じて標準値データ
T2またはT3に乗じる係数若しくは加える定数とを記
憶させても良い。更に、データT1と、始動開始時間T
sの値に応じてデータT1に直接乗じる係数若しくは加
える定数とを記憶させても良い。
【0063】第2または第3実施例において、マイコン
5の内部メモリから読出した遅延時間データを変化させ
る場合、遅延時間に乗じる係数若しくは加える定数を、
外気温データまたはバッテリ8の電圧データの大小に応
じてランク分けして、そのランクに応じて前記係数若し
くは定数の値を変化させるようにしても良い。
5の内部メモリから読出した遅延時間データを変化させ
る場合、遅延時間に乗じる係数若しくは加える定数を、
外気温データまたはバッテリ8の電圧データの大小に応
じてランク分けして、そのランクに応じて前記係数若し
くは定数の値を変化させるようにしても良い。
【0064】また、外気温センサ18と電圧検出回路2
0とを両方備えて、マイコン5を、外気温データとバッ
テリ8の電圧データとに応じて、内部メモリから読出し
た遅延時間t2またはt3のデータを変化させるように
構成しても良い。この場合、マイコン5は、内部メモリ
から読出した上記遅延時間に対して、外気温データとバ
ッテリ8の電圧データとによって夫々決定された2つの
係数を乗じたり、また、両データによって遅延時間が決
定される2次元のデータテーブルを内部メモリに予め記
憶させても良い。更に、外気温データとバッテリ8の電
圧データとに夫々メンバーシップ関数を与えて、ファジ
ィ推論によってクランキング動作の反復時に与える遅延
時間を決定しても良い。このような構成によれば、より
適正なクランキング時間をエンジンに与えることができ
る。
0とを両方備えて、マイコン5を、外気温データとバッ
テリ8の電圧データとに応じて、内部メモリから読出し
た遅延時間t2またはt3のデータを変化させるように
構成しても良い。この場合、マイコン5は、内部メモリ
から読出した上記遅延時間に対して、外気温データとバ
ッテリ8の電圧データとによって夫々決定された2つの
係数を乗じたり、また、両データによって遅延時間が決
定される2次元のデータテーブルを内部メモリに予め記
憶させても良い。更に、外気温データとバッテリ8の電
圧データとに夫々メンバーシップ関数を与えて、ファジ
ィ推論によってクランキング動作の反復時に与える遅延
時間を決定しても良い。このような構成によれば、より
適正なクランキング時間をエンジンに与えることができ
る。
【0065】第5実施例においても、外気温センサ18
と電圧検出回路20とのどちらか一方若しくは両方を備
えて、これらが出力するデータに応じて順列データテー
ブルのデータを上記のように変更するようにしても良
い。第5実施例におけるクランキング動作の反復の試行
回数は、3回に限ることなく適宜変更して良い。また、
所定範囲内のデータ数は、3個より多く若しくは少なく
ても良い。
と電圧検出回路20とのどちらか一方若しくは両方を備
えて、これらが出力するデータに応じて順列データテー
ブルのデータを上記のように変更するようにしても良
い。第5実施例におけるクランキング動作の反復の試行
回数は、3回に限ることなく適宜変更して良い。また、
所定範囲内のデータ数は、3個より多く若しくは少なく
ても良い。
【0066】始動開始検出手段はチャージランプ消灯検
知回路14に限らず、エンジンの回転数が一定値以上に
達すると消灯するチェックエンジンランプの消灯を検出
する回路でも良い。キーロータスイッチ13は、必要に
応じて設ければ良い。車両は自動車に限ること無く、エ
ンジンスタータを有するものであれば何でも良い。
知回路14に限らず、エンジンの回転数が一定値以上に
達すると消灯するチェックエンジンランプの消灯を検出
する回路でも良い。キーロータスイッチ13は、必要に
応じて設ければ良い。車両は自動車に限ること無く、エ
ンジンスタータを有するものであれば何でも良い。
【0067】
【発明の効果】本発明は以上説明した通りであるので、
以下の効果を奏する。請求項1記載の車両用エンジンの
始動装置によれば、制御手段は、外部からの動作指令信
号により、エンジンのクランキング動作を行った後にエ
ンジンの回転が停止したと判断した時に、遅延時間を、
前回の遅延時間よりも長くするように制御してクランキ
ング動作を設定回数だけ反復するようにしたので、個々
のエンジンの始動特性や環境条件の違いによって異なる
クランキング時間を要する場合でも、最適なクランキン
グ時間をエンジンに与えることができ、エンジンの始動
を確実に行うことができると共に、余分なクランキング
動作を行うこともなく、スタータモータのピニオンギア
の劣化を防止することができて、耐久性を向上させるこ
ともできる。
以下の効果を奏する。請求項1記載の車両用エンジンの
始動装置によれば、制御手段は、外部からの動作指令信
号により、エンジンのクランキング動作を行った後にエ
ンジンの回転が停止したと判断した時に、遅延時間を、
前回の遅延時間よりも長くするように制御してクランキ
ング動作を設定回数だけ反復するようにしたので、個々
のエンジンの始動特性や環境条件の違いによって異なる
クランキング時間を要する場合でも、最適なクランキン
グ時間をエンジンに与えることができ、エンジンの始動
を確実に行うことができると共に、余分なクランキング
動作を行うこともなく、スタータモータのピニオンギア
の劣化を防止することができて、耐久性を向上させるこ
ともできる。
【0068】請求項2記載の車両用エンジンの始動装置
によれば、制御手段は、外気温センサが検出する外気温
に応じて、クランキング動作の反復時における遅延時間
の長さを制御するので、エンジンに対して外気温が与え
る影響によって異なるクランキング時間を要する場合で
も、最適なクランキング時間をエンジンに与えることが
でき、エンジンの始動をより確実に行うことができる。
によれば、制御手段は、外気温センサが検出する外気温
に応じて、クランキング動作の反復時における遅延時間
の長さを制御するので、エンジンに対して外気温が与え
る影響によって異なるクランキング時間を要する場合で
も、最適なクランキング時間をエンジンに与えることが
でき、エンジンの始動をより確実に行うことができる。
【0069】請求項3記載の車両用エンジンの始動装置
によれば、制御手段は、エンジン始動時において電圧検
出手段が検出するバッテリ電圧に応じて、クランキング
動作の反復時における遅延時間の長さを制御するので、
バッテリ電圧が低下することによってより長いクランキ
ング時間を要する場合でも、それに応じたクランキング
時間をエンジンに与えることができ、エンジンの始動を
確実に行うことができる。
によれば、制御手段は、エンジン始動時において電圧検
出手段が検出するバッテリ電圧に応じて、クランキング
動作の反復時における遅延時間の長さを制御するので、
バッテリ電圧が低下することによってより長いクランキ
ング時間を要する場合でも、それに応じたクランキング
時間をエンジンに与えることができ、エンジンの始動を
確実に行うことができる。
【0070】請求項4記載の車両用エンジンの始動装置
によれば、制御手段は、最初のクランキング動作時にお
いてスタータ回路への通電開始から始動開始検出手段に
よって始動開始信号が出力されるまでの始動開始時間を
計時し、その始動開始時間に応じてクランキング動作の
反復時における遅延時間の長さを制御するので、特にセ
ンサや検出手段を要すること無く、最適なクランキング
時間をエンジンに与えることができ、始動装置を小形に
構成することができる。
によれば、制御手段は、最初のクランキング動作時にお
いてスタータ回路への通電開始から始動開始検出手段に
よって始動開始信号が出力されるまでの始動開始時間を
計時し、その始動開始時間に応じてクランキング動作の
反復時における遅延時間の長さを制御するので、特にセ
ンサや検出手段を要すること無く、最適なクランキング
時間をエンジンに与えることができ、始動装置を小形に
構成することができる。
【0071】請求項5記載の車両用エンジンの始動装置
によれば、制御手段は、クランキング動作を反復する場
合は、予め記憶された順列データテーブルの所定範囲内
における順列に従って順次データを読出して遅延時間を
与えると共に、所定範囲内における順列に従ってクラン
キング動作の反復を一定回数試行した場合は、以降のク
ランキング動作は、順列データテーブルの所定範囲をシ
フトさせて遅延時間を与えるように制御するので、クラ
ンキング動作の反復回数を減少させることによりエンジ
ンの始動時間を短くすることができ、また、エンジンス
タータの耐久性をより向上させることができる。
によれば、制御手段は、クランキング動作を反復する場
合は、予め記憶された順列データテーブルの所定範囲内
における順列に従って順次データを読出して遅延時間を
与えると共に、所定範囲内における順列に従ってクラン
キング動作の反復を一定回数試行した場合は、以降のク
ランキング動作は、順列データテーブルの所定範囲をシ
フトさせて遅延時間を与えるように制御するので、クラ
ンキング動作の反復回数を減少させることによりエンジ
ンの始動時間を短くすることができ、また、エンジンス
タータの耐久性をより向上させることができる。
【図1】本発明の第1実施例におけるマイコンの制御内
容を示すフローチャート
容を示すフローチャート
【図2】電気的構成を示すブロック図
【図3】タイミングチャート
【図4】本発明の第2実施例を示す図2相当図
【図5】本発明の第3実施例を示す図2相当図
【図6】本発明の第4実施例を示す図3相当図
【図7】本発明の第5実施例を示す遅延時間の順列デー
タテーブルの概念図
タテーブルの概念図
【図8】従来技術を示す図3相当図
5はマイクロコンピュータ(制御手段)、8はバッテ
リ、9はスタータ回路、14はチャージランプ消灯検知
回路(始動開始検知手段)、16はエンジン回転数検出
回路(エンジン回転数検出手段)、17は始動装置、1
8は外気温センサ、19は始動装置、20は電圧検出回
路(電圧検出手段)、21は始動装置を示す。
リ、9はスタータ回路、14はチャージランプ消灯検知
回路(始動開始検知手段)、16はエンジン回転数検出
回路(エンジン回転数検出手段)、17は始動装置、1
8は外気温センサ、19は始動装置、20は電圧検出回
路(電圧検出手段)、21は始動装置を示す。
Claims (5)
- 【請求項1】 エンジンが始動を開始したことを検出す
ると始動開始信号を出力する始動開始検出手段と、 前記エンジンの回転数を検出するエンジン回転数検出手
段と、 外部からの動作指令信号を受信したときに、エンジンス
タータを動作させるためのスタータ回路に通電を開始し
て前記始動開始検出手段によって前記始動開始信号が出
力されてから遅延時間経過後にスタータ回路への通電を
停止するクランキング動作を行うと共に、スタータ回路
の通電停止後に前記エンジン回転数検出手段の検出信号
に基づいてエンジンの回転が停止したと判断した場合
は、前記クランキング動作を設定回数だけ反復するよう
に構成された制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記クランキング動作を反復する場合
の前記遅延時間を前回の遅延時間よりも長くするように
制御することを特徴とする車両用エンジンの始動装置。 - 【請求項2】 外気温を検出する外気温センサを備え、 制御手段は、前記外気温センサが検出する外気温に応じ
て、クランキング動作の反復時における遅延時間の長さ
を制御することを特徴とする請求項1記載の車両用エン
ジンの始動装置。 - 【請求項3】 バッテリ電圧を検出する電圧検出手段を
備え、 制御手段は、エンジン始動時において前記電圧検出手段
が検出するバッテリ電圧に応じて、クランキング動作の
反復時における遅延時間の長さを制御することを特徴と
する請求項1記載の車両用エンジンの始動装置。 - 【請求項4】 制御手段は、最初のクランキング動作時
においてスタータ回路への通電開始から始動開始検出手
段によって始動開始信号が出力されるまでの始動開始時
間を計時し、その始動開始時間に応じてクランキング動
作の反復時における遅延時間の長さを制御することを特
徴とする請求項1記載の車両用エンジンの始動装置。 - 【請求項5】 制御手段は、遅延時間の順列データテー
ブルを予め記憶し、クランキング動作を反復する場合
は、前記順列データテーブルの所定範囲内における順列
に従って順次データを読出して遅延時間を与えると共
に、前記所定範囲内における順列に従ってクランキング
動作の反復を一定回数試行した場合は、以降のクランキ
ング動作は、前記順列データテーブルの所定範囲をシフ
トさせて遅延時間を与えるように制御することを特徴と
する請求項1記載の車両用エンジンの始動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7214613A JPH0960567A (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | 車両用エンジンの始動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7214613A JPH0960567A (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | 車両用エンジンの始動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0960567A true JPH0960567A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16658630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7214613A Pending JPH0960567A (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | 車両用エンジンの始動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0960567A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014043792A (ja) * | 2012-08-24 | 2014-03-13 | Kubota Corp | 携帯端末 |
| JP2019019712A (ja) * | 2017-07-13 | 2019-02-07 | ダイハツ工業株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
-
1995
- 1995-08-23 JP JP7214613A patent/JPH0960567A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014043792A (ja) * | 2012-08-24 | 2014-03-13 | Kubota Corp | 携帯端末 |
| JP2019019712A (ja) * | 2017-07-13 | 2019-02-07 | ダイハツ工業株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
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